JP7339381B2 - データ伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

データ伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明の実施例は、無線通信技術分野に関し、特に、データ伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
車のインターネットシステムは、長期的進化(LTE:Long Term Evolution)-端末間(D2D:Device to Device)通信に基づいたサイドリンク(SL:Sidelink)伝送技術を採用している。従来のLTEシステムにおける基地局による通信データ送受信の方式と異なっており、車のインターネットシステムは、端末間で直接通信するという方式を採用するため、より高いスペクトル効率及びより低い伝送遅延を有する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:the 3rd Generation Partnership Project)Rel-14において、車のインターネット技術(V2X:Vehicle to Everything)が標準化されており、モード3及びモード4という2つの伝送モードが定義される。モード3において、端末の伝送リソースは基地局により割り当てられる。モード4において、端末は、センシング(sensing)+予約(reservation)の方式で伝送リソースを決定する。
キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)技術は、データ複製伝送(data duplication)の考案をサポートしており、PDCPのデータ複製機能(図1に示す)を利用して、複製されたPDCP PDUをそれぞれ2つのRLC entity(2つの異なる論理チャネル)に伝送し、複製されたPDCP PDUを異なる物理層アグリゲートキャリアで伝送することができるように最終的に確保し、それによって周波数ダイバーシティゲインを得てデータ伝送の信頼性を向上させる。従って、図1に示されるネットワークアーキテクチャによってデータ伝送を行う場合、伝送待ちデータの伝送の信頼性を向上させることができる。
しかしながら、車のインターネットの伝送モード及び図1に示されるアーキテクチャに基づいて、伝送データを伝送するプロセスにおいて、信頼性伝送を行うか否かを如何に決定することは、解決すべき課題となっている。
本発明の実施例は、データ伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供することが望ましい。
本発明の実施例の考案は、以下のように実現する。
第1態様によれば、本発明の実施例は、データ伝送方法を提供する。前記方法は、
端末装置の非アクセス層が、伝送待ちデータの記述情報を取得することと、
前記非アクセス層が、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定し、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにするかどうかを示すためのものであることと、
前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示す場合、前記非アクセス層が、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を前記端末装置のアクセス層に伝送してから、前記アクセス層が、信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信し、前記信頼性伝送要求メッセージが、前記端末装置と前記ネットワーク装置との間で、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するためのものであることとを含む。
第2態様によれば、本発明の実施例は、データ伝送方法を提供する。前記方法はネットワーク装置に適用され、前記方法は、
端末装置のアクセス層から送信された信頼性伝送要求メッセージを受信することと、
前記信頼性伝送要求メッセージに基づいて、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送することとを含む。
第3態様によれば、本発明の実施例は、端末装置を提供する。該端末装置は、非アクセス層に位置する取得部、決定部及び伝送部と、アクセス層に位置する送信部とを備え、
前記取得部は、伝送待ちデータの記述情報を取得するように構成され、
前記決定部は、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定するように構成され、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにするかどうかを示すためのものであり、
前記伝送部は、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示す場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を前記端末装置のアクセス層に伝送するように構成され、
前記送信部は、信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信するように構成され、前記信頼性伝送要求メッセージが、前記端末装置と前記ネットワーク装置との間で、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するためのものである。
第4態様によれば、本発明の実施例は、ネットワーク装置を提供する。前記ネットワーク装置は、受信部と、データ伝送部とを備え、
前記受信部は、端末装置のアクセス層から送信された信頼性伝送要求メッセージを受信するように構成され、
前記データ伝送部は、前記信頼性伝送要求メッセージに基づいて、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するように構成される。
第5態様によれば、本発明の実施例は、端末装置を提供する。該端末装置は、第1ネットワークインタフェースと、第1メモリと、第1プロセッサとを備え、
前記第1ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワークエレメントとの情報送受信過程において、信号を送受信するように構成され、
前記第1メモリは、前記第1プロセッサで実行し得るコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、第1態様に記載の方法のステップを実行するように構成される。
第6態様によれば、本発明の実施例は、ネットワーク装置を提供する。該ネットワーク装置は、第2ネットワークインタフェースと、第2メモリと、第2プロセッサとを備え、 前記第2ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワークエレメントとの情報送受信過程において、信号を送受信するように構成され、
前記第2メモリは、第2プロセッサで実行し得るコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、第2態様に記載の方法のステップを実行するように構成される。
第7態様によれば、本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体を提供する。前記コンピュータ記憶媒体に、データ伝送のためのプログラムが記憶されており、前記データ伝送のためのプログラムが少なくとも1つのプロセッサにより実行される場合、第1態様又は第2態様に記載の方法のステップを実現させる。
本発明の実施例は、データ伝送方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。端末の非アクセス層は、伝送待ちデータに関する記述情報に基づいて、信頼性伝送を行うようにする指示をアクセス層に提供する。従って、アクセス層は、指示に従って信頼性伝送の要求をネットワーク装置に送信することができる。これにより端末のアクセス層は、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うかどうかを知り得る。
二重接続ネットワークの構成を示す概略図である。 車のインターネットにおけるモード3のシナリオを示す概略図である。 車のインターネットにおけるモード4のシナリオを示す概略図である。 本発明の実施例が提供するデータ伝送方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例が提供する別のデータ伝送方法を示すフローチャートである。 本発明の実施例が提供する端末装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施例が提供する別の端末装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施例が提供する端末装置の具体的なハードウェア構成を示す概略図である。 本発明の実施例が提供するネットワーク装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施例が提供するネットワーク装置の具体的なハードウェア構成を示す概略図である。
本発明の実施例の特徴及び技術的要旨をより詳しく理解するために、以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。添付図面は、参照のためのものに過ぎず、本出願の実施例を限定するものではない。
本出願の実施例の考案は、車のインターネットシステムに適用可能であり、車のインターネットシステムは、例えばLTE-D2Dのような様々な通信システムに基づいたものであってもよいことは、理解されるべきである。従来のLTEシステムにおける端末同士の通信データがネットワーク装置(例えば、基地局)によって送受信されるという方式と異なっており、車のインターネットシステムは、端末間で直接通信するという方式を利用するため、より高いスペクトル効率及びより低い伝送遅延を有する。Rel-14において開示されている車のインターネットの伝送モード、即ちモード3及びモード4について、以下のように簡単に説明する。
モード3:図2に示すように、車載端末の伝送リソースは、例えばLTEにおける進化型基地局(eNB:evolved NodeB)又は新しい無線(NR:New Radio)における5G基地局(gNB)のような基地局により割り当てられる。具体的には、基地局は、ダウンリンク(DL:Down Link)により、グラント(Grant)リソースを指示するための制御メッセージを車載端末に送信する。続いて、車載端末は、基地局により割り当てられたリソースに基づいてSLにおいてデータ送信を行う。モード3において、基地局は、端末に単一送信リソースを割り当てることができるだけでなく、端末に半静的伝送リソースを割り当てることもできる。
モード4:図3に示すように、車載端末は、センシング+予約の伝送方式を用いる。車載装置は、センシング方式で利用可能な伝送リソースセットをリソースプールから取得する。車載端末は、該伝送リソースセットから、1つのリソースをランダムに選択してデータ伝送を行う。車のインターネットシステムにおけるトラフィックが周期的特性を有するため、車載端末は、一般的には半静的伝送方式を用いる。即ち、車載装置は、1つの伝送リソースを選択すると、複数の伝送周期において該リソースを使用し続けることで、リソース再選択及びリソース競合の確率を低減させる。車載端末は、今回伝送される制御情報中に次回の伝送リソースの予約情報を運ぶことにより、他の端末が該車載端末の制御情報を検出することで該リソースが車載端末により予約又は利用されているかを判定できるようにする。従って、リソース競合低減の目的を達成する。
任意選択的に、車のインターネットシステムが基づいている通信システムは、グローバルモバイル通信(Global System of Mobile Communication:GSM)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access:WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:GPRS)、LTEシステム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex:TDD)システム、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System:UMTS、ワイマックス(World Interoperability for Microwave Access:WiMAX)通信システム、新しい無線(New Radio:NR)又は将来の5Gシステムであってもよい。
本出願の実施例における端末装置は、車載端末装置であってもよいし、将来の5Gネットワークにおける端末装置又は将来の進化型公衆陸上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Network:PLMN)における端末装置等であってもよく、本出願の実施例はこれを限定するものではない。
本出願においてネットワーク装置を参照しながら各実施例を説明する。本出願の実施例におけるネットワーク装置は、端末装置と通信するための装置であってもよい。該ネットワーク装置は、GSM又はCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station:BTS)であってもよいし、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB:NB)であってもよいし、LTEシステムにおける進化型基地局(Evolutional NodeB:eNB又はeNodeB)であってもよいし、クラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network:CRAN)シナリオにおける無線コントローラであってもよい。又は、該ネットワーク装置は、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置及び将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置又は将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワーク装置等であってもよく、本出願の実施例はこれを限定するものではない。
上記2つのモードに関する例示的な説明に基づいて、本発明の実施例を下記実施例によって説明する。
本発明の実施例の全ての考案は、車のインターネットシステムに適用されるだけでなく、他の端末間通信システムに適用可能であり、本発明の実施例における前記端末は車載端末、ポータブル端末、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、ウェアラブル端末等であってもよく、本発明の実施例における前記ネットワークはNRネットワーク、LTEネットワーク等であってもよいことは、理解されるべきである。
実施例1
本発明の実施例が提供するデータ伝送方法を示す図4を参照すると、該方法は、以下を含む。
S401において、端末装置の非アクセス層が、伝送待ちデータの記述情報を取得する。
S402において、前記非アクセス層が、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定する。前記信頼性伝送指示情報は、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにするかどうかを示すためのものである。
S403において、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示す場合、前記非アクセス層が、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を前記端末装置のアクセス層に伝送してから、前記アクセス層が、信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信する。前記信頼性伝送要求メッセージは、前記端末装置と前記ネットワーク装置との間で、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するためのものである。
通信プロトコルスタックにおいて、非アクセス層(NAS:Non-Access Stratum)とは、一般的には、端末とコアネットワーク装置との間のみでメッセージ伝送をサポートする機能層を指すことに留意されたい。具体的なメッセージタイプは、サービスの確立、リリース又は移動性管理などを含む。これから分かるように、非アクセス層におけるプロトコルエンティティは、移動性管理、セッション管理、サービス管理などの機能を提供することができる。アクセス層とは、一般的には、端末とアクセス装置とのメッセージ伝送用機能層を指す。アクセス装置は、基地局、無線アクセスネットワークにおける無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)等のネットワークエンティティを含んでもよい。アクセス層は、一般的には、無線リソースコントローラ(RRC:Radio Resource Controller)及びパケットデータ収束プロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)を含んでもよい。
上記説明に基づいて、PDCP duplicationによって信頼性伝送を実現させることを例とする。図4に示される考案において、サービス管理が非アクセス層によって行われており、それに対してPDCP duplication伝送がアクセス層によって実現している。そのため、端末のアクセス層は、信頼性伝送を実現させる場合、非アクセス層によって、伝送待ちデータに関するサービスに対して、伝送待ちデータを信頼性伝送するかどうかを決定し、アクセス層とネットワーク装置との間で伝送待ちデータを信頼性伝送するように指示する必要がある。非アクセス層からの指示によって、端末装置のアクセス層は、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うかどうかを知り得る。
図4に示される考案において、一般的には、具体的なアプリケーション及びサービスにとって、伝送待ちデータを信頼性伝送する必要があるかどうかは、該伝送待ちデータが属するサービス及びアプリケーションに関わり、また、伝送待ちデータの伝送の重要度にも関わる。本実施例において、伝送待ちデータの記述情報は、好ましくは、伝送待ちデータのサービス又はアプリケーションapplicationに関連する特性情報を記述するためのもの、又は該伝送待ちデータの重要度特性情報を記述するためのものである。従って、伝送待ちデータの記述情報は、具体的には、
前記伝送待ちデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子、
前記伝送待ちデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプ、
前記伝送待ちデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報、
前記伝送待ちデータのデータタイプ、
又は、前記伝送待ちデータの優先度のうちのいずれか1つを含んでもよい。
上記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、更に言えば、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係は、
予め設定されたデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
予め設定されたデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
予め設定されたデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
予め設定されたデータタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
又は、予め設定されたデータの優先度と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係を含む。
本実施例において、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係は具体的には、前記端末装置の非アクセス層により、事前設定又は既存の通信プロトコルの定義内容に基づいて設定された前記データ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係であってもよい。
例として、特定のサービス又はアプリケーションが信頼性伝送に適し、又は特定のサービス又はアプリケーションが信頼性伝送に適しない。そのため、非アクセス層は、伝送待ちデータが属するアプリケーション識別子又はサービス識別子に基づいて、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行う必要があるかを決定することができる。
なお、特定のサービス又はアプリケーションが信頼性伝送に適し、又は特定のサービス又はアプリケーションが信頼性伝送に適しない。そのため、非アクセス層は、伝送待ちデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプに基づいて、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行う必要があるかを決定することができる。一般的には、車のインターネットV2X技術において、サービスタイプ又はアプリケーションは、車両の隊列Vehicles Platooning、進化型運転Advanced Driving、拡張したセンサExtended Sensors、リモート運転Remote Driving等を含んでもよい。従って、上記サービス又はアプリケーションタイプが、信頼性伝送に適するほうと信頼性伝送に適しないほうに分けることができる。信頼性伝送に適するほうのサービスタイプ又はアプリケーションタイプの伝送待ちデータに対して、非アクセス層は、該伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うと決定することができる。信頼性伝送に適するサービスタイプ又はアプリケーションタイプの伝送待ちデータに対して、非アクセス層は、該伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行わないと決定することができる。
また、車のインターネットにおける自動運転に関わるアプリケーション及びサービスは、伝送待ちデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度に基づいて、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うかどうかを決定することもできる。本実施例において、自動運転程度を低度自動運転、中度自動運転及び高度自動運転という3つのレベルに分けることができる。これから分かるように、レベルが高いほど、自動程度が高くなり、運転手による手動運転の参与程度が低くなり、データの信頼性に求められる要件も高くなる。従って、サービス又はアプリケーションにおける高度自動運転部分に関わる伝送待ちデータに対して、信頼性伝送を行うことができる。
また、車のインターネットにおいて伝送するデータタイプも、意図的に信頼性伝送を行うこともできる。従って、非アクセス層は、伝送待ちデータのデータタイプに基づいて、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うかどうかを決定することができる。車のインターネット技術において、伝送待ちデータのデータタイプは、インターネットプロトコル(IP:Internet Protocol)データ、非インターネットプロトコルNon-IPデータ、イーサネットEthernetデータ、非構造性Unstructedデータ等を含む。異なるデータタイプの信頼性伝送のニーズが異なる。例えば、IPデータは、信頼性伝送を必要であるが、Non-IPデータ又はEthernetデータは、信頼性伝送を必要としない。従って、データタイプがIPデータである伝送待ちデータに対して、非アクセス層は、信頼性伝送を行うと決定することができる。データタイプがNon-IPデータ又はEthernetデータである伝送待ちデータに対して、非アクセス層は、信頼性伝送を行わないと決定することができる。
なお、伝送待ちデータの優先度は、信頼性伝送を行うかを決定するための根拠としてもよい。自動運転程度と同様に、優先度のレベルを分けることもできる。優先度が高いほど、信頼性伝送の必要性が高くなる。ここで詳細な説明を省略する。
上記例示的な伝送待ちデータの記述情報を取得した後、伝送待ちデータの記述情報を予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係とマッチングすることで、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行う必要があるかどうかを決定することができる。従って、伝送待ちデータの信頼性伝送指示情報を生成してアクセス層に提供することができる。これによれば、前記非アクセス層が予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定することは、
予め設定されたデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子と前記信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
予め設定されたデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプが前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
予め設定されたデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
予め設定されたデータタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータのデータタイプが前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
又は、予め設定されたデータの優先度と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータの優先度が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定することを含む。
図4に示される考案において、キャリアアグリゲーションCA技術は、PDCP duplication機能をサポートすることができる。従ってアクセス層が信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信した後、
設定されたキャリアアグリゲーションポリシーに基づいて、前記伝送待ちデータを前記ネットワーク装置に送信することを更に含んでもよい。
図4に示される考案について、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うことを上記のように説明したが、考えられる実施形態において、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行わないことに示すとした場合、信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信する必要がなく、前記非アクセス層が、前記信頼性伝送ポリシーによる前記伝送待ちデータの伝送を行わないことを更に含んでもよい。
本発明の実施例が提供するデータ伝送方法において、端末の非アクセス層は、伝送待ちデータに関する記述情報に基づいて、信頼性伝送を行うようにする指示をアクセス層に提供する。従って、アクセス層は、指示に従って信頼性伝送の要求をネットワーク装置に送信することができる。これにより端末のアクセス層は、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うかどうかを知り得る。
実施例2
前記実施例と同様な構想を踏まえ、本発明の実施例が提供するデータ伝送方法を示す図5を参照すると、前記方法は、ネットワーク装置に適用され、前記方法は以下を含む。
S501において、端末装置のアクセス層から送信された信頼性伝送要求メッセージを受信する。
S502において、前記信頼性伝送要求メッセージに基づいて、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送する。
前記信頼性伝送要求メッセージには、信頼性伝送を必要とする伝送待ちデータ情報が含まれるため、ネットワーク装置は、該要求メッセージに基づいて、所定の信頼性伝送ポリシーによって、該伝送待ちデータを伝送することができる。具体的には、キャリアアグリゲーションCA技術によりサポートされるPDCP duplication機能によって伝送を行うという形態は、好適な信頼性伝送形態であり、本発明の実施例はここでは説明を省略することに留意されたい。
実施例3
前記実施例と同様な構想を踏まえ、本発明の実施例が提供する端末装置60を示す図6を参照すると、該端末装置は、非アクセス層に位置する取得部601、決定部602及び伝送部603と、アクセス層に位置する送信部604とを備え、
前記取得部601は、伝送待ちデータの記述情報を取得するように構成され、
前記決定部602は、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定するように構成され、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにするかどうかを示すためのものであり、
前記伝送部603は、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示す場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を前記端末装置60のアクセス層に伝送するように構成され、
前記送信部604は、信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信するように構成され、前記信頼性伝送要求メッセージが、前記端末装置60と前記ネットワーク装置との間で、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するためのものである。
上記考案において、前記取得部601により取得された伝送待ちデータの記述情報は、 前記伝送待ちデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子、
前記伝送待ちデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプ、
前記伝送待ちデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報、
前記伝送待ちデータのデータタイプ、
又は、前記伝送待ちデータの優先度を含む。
上記考案において、前記予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係は、
予め設定されたデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
予め設定されたデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
予め設定されたデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
予め設定されたデータタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
又は、予め設定されたデータの優先度と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係を含む。
上記技術解決手段において、前記決定部602は、
予め設定されたデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子と前記信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定するように構成されるか、
予め設定されたデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプが前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定するように構成されるか、
予め設定されたデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定するように構成されるか、
予め設定されたデータタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータのデータタイプが前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定するように構成されるか、
又は、予め設定されたデータの優先度と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータの優先度が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定するように構成される。
上記考案において、図7を参照すると、前記端末装置60は、事前設定又は既存の通信プロトコルの定義内容に基づいて前記データ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係を設定するように構成される、非アクセス層に位置する設定部605を更に備える。
上記考案において、前記送信部604は更に、設定されたキャリアアグリゲーションポリシーに基づいて、前記伝送待ちデータを前記ネットワーク装置に送信するように構成される。
上記考案において、前記伝送部603は更に、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行わないことに示すとした場合、前記信頼性伝送ポリシーによる前記伝送待ちデータの伝送を行わないように構成される。
本発明の実施例に係る端末装置60は、D2Dネットワークアーキテクチャにおける端末装置であり、ひいてはV2Xネットワークアーキテクチャにおける端末装置であってもよいことは、理解されるべきである。
本実施例において、「部」とは一部の回路、一部のプロセッサ、一部のプログラム又はソフトウェア等であってもよく、勿論、ユニットであってもよいし、モジュールや非モジュール化のものであってもよいことは、理解されるべきである。
また、本実施例における各構成部は一つの処理ユニットに集積されてもよいし、各ユニットが物理的に別個のものとして存在してもよいし、2つ以上のユニットが一つのユニットに集積されてもよい。上記集積したユニットは、ハードウェアの形で実現してもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形で実現してもよい。
前記集積したユニットはソフトウェア機能モジュールの形で実現され、かつ独立した製品として販売または使用されるとき、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。このような理解のもと、本発明の考案は、本質的に、又は、従来技術に対して貢献をもたらした部分又は該考案の一部は、ソフトウェア製品の形式で具現することができ、このようなコンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶しても良く、また、コンピュータ設備(パソコン、サーバ、又はネットワーク装置など)又はprocessor(プロセッサ)に、本実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための若干の命令を含む。前記の記憶媒体は、Uディスク、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read-only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、ディスク、又は光ディスクなど、プログラムコードを記憶可能な各種の媒体を含む。
従って、本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体を提供する。該コンピュータ記憶媒体にはデータ伝送のためのプログラムが記憶されており、前記データ伝送のためのプログラムが少なくとも1つのプロセッサにより実行される時、上記実施例1に記載の方法のステップを実現させる。
上記端末装置60及びコンピュータ記憶媒体に基づいて、本発明の実施例が提供する端末装置60の具体的なハードウェア構成を示す図8を参照すると、該端末装置は、第1ネットワークインタフェース801と、第1メモリ802と、第1プロセッサ803とを備え、各ユニットはバスシステム804を介して結合される。バスシステム804は、これらのユニットの間の接続と通信を実現するためのものであることが理解されるべきである。バスシステム804は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを備える。明確に説明するために、図8において、様々なバスシステムをバスシステム804とする。
ここで、第1ネットワークインタフェース801は、他の外部ネットワーク要素との情報送受信プロセスにおいて、信号を送受信するように構成され、
第1メモリ802は、前記第1プロセッサ803上で実行できるコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
第1プロセッサ803は、前記コンピュータプログラムを実行する時、
非アクセス層が、伝送待ちデータの記述情報を取得することと、
前記非アクセス層が、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定し、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにするかどうかを示すためのものであることと、
前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示す場合、前記非アクセス層が、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を前記端末装置のアクセス層に伝送してから、前記アクセス層が、信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信し、前記信頼性伝送要求メッセージが、前記端末装置と前記ネットワーク装置との間で、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するためのものであることとを実行するように構成される。
理解すべき点として、本発明の実施例における第1メモリ802は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方であってもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM:PROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM:EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM:EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして用いられるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)であってもよい。非限定的な例証として、RAMは、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM:SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM:DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM:SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM:DDRSDRAM)、エンハンスト同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM:ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM:SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM:DRRAM)などの多数の形態で使用可能である。本明細書に記載のシステム及び方法における第1メモリ802は、これら及び任意の他の適切な形態のメモリを含むが、これらに限定されない。
第1プロセッサ803は、信号処理能力を持つ集積回路チップであってもよい。実現プロセスにおいて、上記方法の各ステップは、第1プロセッサ803におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令により完成することができることが理解されるべきである。上記第1プロセッサ803は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Intergrated Circuit:ASIC)、現場でプログラム可能なゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってもよい。本発明の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいし、該プロセッサは如何なる従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施例に開示されている方法のステップを結合して、ハードウェア解読プロセッサによって完成し、又は解読プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせで実行して完成するように示す。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去プログラム可能なメモリ、レジスタ等の本分野の従来の記憶媒体内に存在してもよい。該記憶媒体は第1メモリ802内に位置し、第1プロセッサ803は第1メモリ802中の情報を読み取り、そのハードウェアと共に上記方法のプロセスを完了する。
本明細書に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はその組み合わせにより実現されることは、理解されるべきである。ハードウェアによる実現において、処理ユニットは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Intergrated Circuit:ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing:DSP)、デジタル信号処理装置(DSP Device:DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、現場でプログラム可能なゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array:FPGA)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本出願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はその組み合わせにより実現される。
ソフトウェアによる実現において、本明細書に記載の機能のモジュール(例えば、プロセス、関数など)を実行することで本明細書に記載の技術を実現させることができる。ソフトウェアコードはメモリに記憶され、プロセッサにより実行される。メモリは、プロセッサ内又はプロセッサの外部で実現される。
具体的には、端末装置60における第1プロセッサ803は更に、前記コンピュータプログラムを実行する時、前記実施例1に記載の方法のステップを実行するように構成され、ここで説明を省略する。
実施例4
前記実施例と同様な構想を踏まえ、本発明の実施例が提供するネットワーク装置90の構成を示す図9を参照すると、前記ネットワーク装置90は、受信部901と、データ伝送部902とを備え、
前記受信部901は、端末装置のアクセス層から送信された信頼性伝送要求メッセージを受信するように構成され、
前記データ伝送部902は、前記信頼性伝送要求メッセージに基づいて、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するように構成される。
本発明の実施例に係るネットワーク装置90は、D2Dネットワークアーキテクチャにおけるネットワーク装置であり、ひいてはV2Xネットワークアーキテクチャにおける、基地局(eNB又はgNB)のようなネットワーク装置であってもよいことは、理解されるべきである。
また、本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体を提供する。該コンピュータ記憶媒体にはデータ伝送のためのプログラムが記憶されており、前記データ伝送のためのプログラムが少なくとも1つのプロセッサにより実行される時、上記実施例1に記載の方法のステップを実現させる。コンピュータ記憶媒体に関する具体的な説明は、前記考案における説明を参照されたい。ここで、詳細な説明を省略する。
上記ネットワーク装置90及びコンピュータ記憶媒体に基づいて、本発明の実施例が提供するネットワーク装置90の具体的なハードウェア構成を示す図10を参照すると、該ネットワーク装置は、第2ネットワークインタフェース1001と、第2メモリ1002と、第2プロセッサ1003とを備え、各ユニットはバスシステム1004を介して結合される。バスシステム1004は、これらのユニットの間の接続と通信を実現するためのものであることが理解されるべきである。バスシステム1004は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを備える。明確に説明するために、図10において、様々なバスシステムをバスシステム1004とする。
ここで、前記第2ネットワークインタフェース1001は、他の外部ネットワーク要素との情報送受信プロセスにおいて、信号を送受信するように構成され、
第2メモリ1002は、前記第2プロセッサ1003上で実行できるコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
第2プロセッサ1003は、前記コンピュータプログラムを実行する時、
端末装置のアクセス層から送信された信頼性伝送要求メッセージを受信することと、
前記信頼性伝送要求メッセージに基づいて、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送することとを実行するように構成される。
本実施例におけるネットワーク装置90の具体的なハードウェア構成の構成部は、上述した考案における対応する部分と同様であり、ここで詳細な説明を省略することは、理解されるべきである。
上記は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。
本発明の実施例において、端末の非アクセス層は、伝送待ちデータに関する記述情報に基づいて、信頼性伝送を行うようにする指示をアクセス層に提供する。従って、アクセス層は、指示に従って信頼性伝送の要求をネットワーク装置に送信することができる。これにより端末のアクセス層は、伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うかどうかを知り得る。

Claims (10)

  1. データ伝送方法であって、
    端末装置が、伝送待ちデータの記述情報と対応する信頼性伝送指示情報とを決定し、前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにするかどうかを示すためのものであることと、
    前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示す場合、前記端末装置が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることとを含み、
    前記端末装置が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることは、
    前記端末装置の非アクセス層が、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を前記端末装置のアクセス層に伝送してから、前記アクセス層が、信頼性伝送要求メッセージをネットワーク装置に送信し、前記信頼性伝送要求メッセージが、所定の信頼性伝送ポリシーによって前記伝送待ちデータを伝送するためのものであることを含む、
    前記方法。
  2. 前記端末装置が伝送待ちデータの記述情報と対応する信頼性伝送指示情報とを決定することは、
    記非アクセス層が、伝送待ちデータの記述情報を取得することと、
    前記非アクセス層が、予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定することとを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記伝送待ちデータの記述情報は、
    前記伝送待ちデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子、
    前記伝送待ちデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプ、
    前記伝送待ちデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報、
    前記伝送待ちデータのデータタイプ、
    又は、前記伝送待ちデータの優先度を含むことを特徴とする
    請求項に記載の方法。
  4. 前記予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係は、
    予め設定されたデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
    予め設定されたデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
    予め設定されたデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
    予め設定されたデータタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係、
    又は、予め設定されたデータの優先度と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係を含むことを特徴とする
    請求項に記載の方法。
  5. 前記非アクセス層が予め設定されたデータ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係及び前記伝送待ちデータの記述情報に基づいて、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報を決定することは、
    予め設定されたデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子と前記信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービス識別子又はアプリケーション識別子が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
    予め設定されたデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービスタイプ又はアプリケーションタイプが前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
    予め設定されたデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータが属するサービス又はアプリケーションに対応する自動運転程度情報が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
    予め設定されたデータタイプと信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータのデータタイプが前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定すること、
    又は、予め設定されたデータの優先度と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係に基づいて、前記伝送待ちデータの優先度が前記マッピング関係とマッチングした場合、前記伝送待ちデータの対応する信頼性伝送指示情報が前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行うようにすることを示すと、決定することを含むことを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    前記端末装置が、事前設定又は既存の通信プロトコルの定義内容に基づいて、前記データ記述情報と信頼性伝送指示情報とのマッピング関係を取得することを更に含むことを特徴とする
    請求項に記載の方法。
  7. 前記信頼性伝送はPDCP複製を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記方法は、
    前記信頼性伝送指示情報が、前記伝送待ちデータに対して信頼性伝送を行わないことに示すとした場合、前記非アクセス層が、前記信頼性伝送ポリシーによる前記伝送待ちデータの伝送を行わないことを更に含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  9. 端末装置であって、請求項1からのうちいずれか一項に記載の方法を実現させるように構成される、前記端末装置。
  10. コンピュータ記憶媒体であって、データ伝送のためのプログラムが記憶されており、前記データ伝送のためのプログラムが少なくとも1つのプロセッサにより実行される時、請求項1からのうちいずれか一項に記載の方法のステップを実現させる、前記コンピュータ記憶媒体。
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