JP7338097B1 - 磁気手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に製作でき、気軽に嵌められ、しかも手袋内で磁気誘導を促すことが出きる、所定穴に磁気を配した手袋を提供する。【解決手段】手に装着する磁気を有した手袋であって該手袋は、手の甲を覆うベース部と該ベース部の一方側に形成された拇指、拇指と二指と二指と三指、三指と四指、四指と五指がそれぞれ挿通されるスリット部と、前記手の甲ベース部の他方側の手の掌から手首に巻き付けられて面ファスナーによって固定される固定部とから構成されていることを特徴とする手袋。【選択図】図7

Description

東洋医学の治療法は、顔面部の疾患は、手のツボでとるということが、臨床では常識である。それは、人体を流れるツボの経絡流注の中で、手の経絡流注を中心として正経絡12経絡の内6経絡が 顔面部を経由して気血が流れ 途切れることがなく巡っているとされているからです。顔面部を、体全体の一部として捉えるのではなく、顔面部分は、表面では陽の経絡が現れる場であり、陽の経絡の深部に、陰の経絡が脈打っています。それを霊枢の経脈論から読み解くと、顔面の陽の経絡は、必ず陰の気を受け取り 顔面の陽経絡の流注に引き継がれていきますので、表裏一体として、陰陽経絡を読むこともできます。
首から上の顔面部の治療する上で こういった流注図をもとに手の甲部を中心とした
陽経絡と 手掌を代表として陰経絡を見ることで 表裏一体として手の働きを理解でき手 を治療対象とすることが如何に大切であることがわかる。
実全平 03-080744 実全平 01-077762 実全昭 61-016313 実全昭 59-174841 実全昭 59-130742 実登 3152909 経穴マップ 医歯薬出版
指及び、手のツボが人体にどの様に影響を与えるかは、東洋医学的には、手の経絡 流注を読み解くことで理解できるが どうして 体の一部としてしは小さい手が大きな 働 きをするのかを理解することは西洋医学的解釈と照らし合わせて考察していきま す。
解剖学より、大脳皮質の体性感覚野と大脳皮質の運動野から読み取ると、脳の分野で は前記体性感覚の局在は、ペンフィールドのホムンクルス小人の図表と経穴概論と比 べ照らし合わせると 経穴概論では胆経絡と膀胱経絡をクロスしていていますが 前
記解剖学では中心後回で反対側の体表の各部の感覚野が割り当てられています。前記 ホムンクルス小人の詳細図表では脳梁から足、体幹部を経て続く大きい分野の手から 顔面に至っていて、手根から指先までを占める局在の大きさは、全体の5分の1強に なっています。手の部分を示す前記小人の図表は、小人の姿は奇怪でありますが、そ れだけ、手の占める脳の役割が大きいことがわかります。また指先は、前記ホムンク ルス小人の図表から見ると顔面部に続いています。そういった前記図表より手と顔面 部の繋がりの重要性が脳にとって大きいことが理解できます。よって、手は繊細で複 雑な動作と感覚を持っていることが理解できます。
大脳皮質の運動野においても然りで、感覚野よりも手の占める局在の大きさは、更に 大きく 手根から指先までを占める局所部分は、全体の4分の1の大きさになりま す。それは、手が 顔面部に対して表情や顔面部の器官などに大きく作用しているこ とを意味しています。
更に細かく前記ホムンクルス小人の図表をみると中手指節関節で手は握られていて 手掌の部分から手首の部分が、大きく表されていることから、手根中手関節の役割の 複雑な構成と繊細さをうかがうことができます。
一方、東洋医学的理論の経穴論では五兪穴を基本としていて、経絡の代表とされるの が兪穴であり原穴でありますが、手においては原穴の所在は手根骨と橈骨、尺骨との 手関節に殆ど密集して存在しています。
また、全ての五本の指先から指を経て手掌に至るが、その中で中手指節関節と手根中 手関節が特に大きな役割をもっているということが、穴の密集度から解ります。穴密 集度に着眼することで本願の手袋制作に至っています。
手袋の治療具を作るうえで、脳の働きと連動していて指の動きを阻害することな く、日常生活を優先しなければいけないという発想から指を覆うことを避けました が、指先の刺激を、指の付け根部分にある八邪穴を刺激することで代替えとして取穴 します。
手指には多くのツボが経絡流注にそって配列されている。そして主流は、正経絡の 経絡流注であり、治療に当たって これらには経絡にはそれぞれの役割があり、陰陽 経絡は流れる方向も一定であるため、大局的に捉え それぞれ経絡別に効果が違いま す
一方、正経絡に属さない奇穴は、手に沢山存在しているが、奇穴は、いろんな捉え方 があり、臨床を通して、古代から受け継がれた経験穴であるとされる説が主流であ り、一般的に 前記奇穴は対症療法の穴として使われている。この症状にはこのツボ が効くといったふうに、いわば薬でいえば頓服薬のようなものである。
本願では、前記の正経絡と奇穴を併せた取穴をし、細かな作業ができる指先部分を入れないで指の付け根部分にある奇穴の八邪穴から手指を経由する経穴を主に取穴し、指、及び手の動きをできるだけ妨げないで、しかも即効性ある治療を目標にする磁気手袋を作ることを課題にしている。それは指先の動きがまず八邪穴に伝わるためである。
手に装着する磁気を有した手袋であって該手袋は、手の甲を覆うベース部と該ベース部の一方側に形成された拇指、拇指と二指と二指と三指、三指と四指、四指と五指がそれぞれ挿通されるスリット部と、前記手の甲ベース部の他方側の手の掌から手首に巻き付けられて面ファスナーによって固定される固定部とから構成されていることを特徴とする手袋。
前記ベース部は、前記手の甲の拇指と二指と、二指と三指、三指と四指、四指と小指の少なくともいずれか一つの指から続く甲の部分が、欠如されていること特徴とする手袋です。
該磁気手袋における手の骨の解剖学としては、指部は、末端から末節骨A、中節骨B、基節骨C、中手骨、手根骨Fの手に装着する磁気を有した手袋であって、該手袋は、中手指節関節X、と該中手指節関節、に続く基節骨上の指の付け根部分の母趾と二指の間、二指と三指の間、三指と四指の間、四指と小指の間の前記指付け根の甲部側の八邪穴を含んだ全て指に嵌める指輪状の五個のリングを結合しているようなスリットを開け 手の甲部を通り、基節骨中指節関Yから手首上部を覆い、所定個所に磁石を配し、リストに繋いだ構造を特徴とする磁気手袋。「図1.2」参照。
磁気手袋を作るに当たり 刺激を加える部分を大きく分けて三つの区域とするが、手の甲部側と手の掌両側と手首とする。生活の上で頻繁に動きのある指、及び手の掌である内側の中央部分は、穴も少なく 重要穴以外を除いている。
刺激部位の一つは、中手指節関節Xを中心にした部分に、奇穴が多くありますが、中心となる重要穴は、八邪穴1、です。次に手の甲部から穴を挙げていくと「図3」参照。
八邪穴1、は、手背の第一から小指までの中手指節関節の指側甲部にあり、片側に4つ両手に8個あります。本願では、八邪穴を手袋の基部としています。効能は、手の運動障害による特に血液循環障害、冷え性、麻痺に用いられます。指間の甲部側にあり、指の動きにより絶えず、指先に刺激を送ります。「図3」参照
その他の奇穴を挙げていきますと、中手指節関節の周辺の図を参考に見ていきまと
肩点2、で効能は、肩痛。
頸項点3、で効能は、寝違え、頸部捻挫。
咽喉点4、 で効能は、急性扁桃腺炎、咽喉炎、三叉神経痛、歯痛。
坐骨神経点5、で効能は、坐骨神経痛、臀部痛、股関節痛。
脊柱点6、 で効能は、尾骨痛、
踵、12、で効能は、リュウマチ、捻挫による足関節痛。
咳喘点17、で効能は、気管支炎、軽度の喘息、神経性頭痛。
歯痛16、で、効果歯、歯痛。「図3」参照。
中手指節関節X、周辺には、図のように奇穴は存在しますが、本願の磁気手袋の刺激部位には入りませんが、前記の奇穴は、具体的な症状による効果が古来からの臨床により伝えられています。「図2.3」参照。
次に正経絡の穴について本願の磁気手袋の中手指節関節Xの周辺穴について図から挙げていきます。 前谷穴118、 後渓穴117、のニ穴は、太陽小腸経の穴であり、効果は、体内では小腸の府に属し、心に絡むことから、その流注に関する疾病で大まかに言えば尺骨神経麻痺や咽喉炎や、耳周辺及び頭痛、目の疾患、寝違え、精神病に効きます。「図5」参照。
中渚穴119、液門穴120のニ穴は、少陽三焦経の穴であり、効果は、体内では三焦の腑に属し心包の臓に絡むことから、その流注に関する疾病で大まかに言えば顔面、目、耳の疾患、肩関節、上肢伸筋の知覚や運動神経の治療に用いられ、頚腕障害、手関節障害、麻痺に効きます。「図3」参照。
二間穴122、三間穴121、合谷穴116、魚際穴 109、は陽明大腸経の穴であり、効果は、体内では大腸の腑に属し肺の臓に絡むことから、その流注に関する疾病で大まかに言えば顔面、鼻、歯や咽喉の疾患、皮膚病、橈骨神経の知覚、運動神経の治療に用いられる。この3穴に中で注目されるのは、合谷穴で、顔面の諸疾患の常用穴で、抗炎症作用、鎮痛作用、降圧作用があります。合谷穴の研究者が、臨床で、血液の症状の変化で証明しているように長時間の抑制効果があり、全身に鎮痛効果をもたらすとされる。「図3」参照。
労宮穴 110、は厥陰心包経の穴であり、体内では心包の臓に属し三焦の腑に絡むことから、その流注の効果は、心臓、循環器系、精神障害、上肢前面、正中神経の疾患、精神病に応用される。「図4」参照。
少府穴 111、は少陰心経の穴であり体内では心の臓に属し小腸の腑に絡むことから、その流注の腋窩、上肢前面の尺側をとおり小指の橈側に至り、心臓、循環器系、精神障害、上肢前面尺側の知覚や運動神経の治療に用いられる。「図4」参照。
次に二つ目の刺激部位である手根中手骨関節の周辺の奇穴については図のように、存在しています。手の甲側から腰腿点、7で効能は、腰痛、大腿痛、ぎっくり腰。「図3」参照。
手の掌では
足踵点 14、で効能は、踵の痛み。
胃腸点 13、で効能は、急性 、慢性胃腸炎、潰瘍、消化不良。といわれています。「図3」参照。
次に正経絡の穴について手根中手骨関節の周辺からリストの正経絡の磁気手袋の周辺穴について挙げます。手首の周りには、正経絡の代表穴である原穴を中心に分布しており、手首の横紋から数センチ上まで重要穴がオンパレードしています。大まかに各穴を説明していくと
正経絡の穴について本願の磁気手袋での手根中手骨関節の周辺穴の手の甲部の図から陽谷穴112、 腕骨穴115、養老穴 113、三穴は、太陽小腸経の穴であり、効果は、体内では小腸の府に属し、心に絡むことから、その流注に関する疾病で大まかに言えば肩こり、頭痛、腰痛、耳鳴り、尺骨神経麻痺や片麻痺、目の疾患、精神病に効きます。「図5」参照。
陽池穴 123、と外関穴 124、のニ穴は少陽三焦経の穴であり、効果は、体内では三焦の腑に属し心包の臓に絡むことから、その流注に関する疾病で、目の疾患、耳鳴り、手関節障害、頚腕障害に効きます「図5」参照。
陽谿穴 114、は陽明大腸経の穴であり、効果は、体内では大腸の腑に属し肺の臓に絡むことから、その流注は、第二指、上肢の後面の橈側から顔面の鼻の傍に至っていますので、顔面、鼻、歯、咽喉の疾患、皮膚病、橈骨神経の知覚や運動神経の治療にもちいられる。「図5」参照。
正経絡の穴について本願の磁気手袋の手根中手骨関節の周辺穴は、手の掌の図から、手首内側の部位は、陰経絡が、分布しています。
魚際穴 109、太淵穴 100、経渠穴 104、列缺穴 112、の4穴は、太陰肺経の穴であり、効果はでは肺の臓に属し大腸の腑に絡むことから、その流注は、胸、上肢前側の橈側を通り母趾に至るので呼吸器系、上肢橈側の知覚や運動神経の治療に用いられる。拇指を使う作業は、非常に多く手作業や、勉強や、事務仕事では、今日の現代病になっています。手首では、母趾側では、陽明大腸経の穴と表裏の位置にありますので、太陰肺経と陽明大腸経の穴をセットにして陰陽のバランスをとります。「図6」参照。
大陵穴 101、内関穴105、は、は厥陰心包経の穴であり、体内では心包の臓に属し三焦の腑に絡むことから、その流注の効果は、心臓、循環器系、精神障害、上肢前面、正中神経の疾患、精神病に応用されるが、中手指節関節の周辺穴の労宮穴 110、と同じ経絡上にある。大陵穴は、経絡の原穴であり、兪土穴であるので、不眠や、胃痛、嘔吐など自律神経調節作用が加わります。「図6」参照。
神門穴 103、陰げき穴106、通里穴107、霊道穴108、は、少陰心経の穴であり体内では心の臓に属し小腸の腑に絡むことから、その流注の腋窩、上肢前面の尺側をとおり小指の橈側に至り、心臓、循環器系、精神障害、上肢前面尺側の知覚や運動神経の治療に用いられる。多くは、尺骨神経障害、片麻痺、心臓病、ヒステリー、精神病に常用穴である。「図6」参照。
前記記載の穴には、効果がバラバラに存在しているのではなく、中手指節関節周辺穴と手根中手骨関節の周辺穴を合わせることで大体の疾病治療が網羅されることになり、また奇穴は、治療にあたっては、多くの穴が人体の部位の反応点であり、臨床の経験穴としてみます。しかし、正経絡の穴と奇穴の関連説明が今の段階で明確でない部分もあります。「図2」参照。
手H、に装着する磁石Z、及び磁気を有した手袋であって該手袋は、手の甲Mを覆うベース部Bと該ベース部の一方側に形成された拇指、と二指、と三指、と四指、と五指、がそれぞれ挿通されるスリット部拇指スリット部S1、二指スリット部S2、三指スリット部S3、四指スリット部S4、五指スリット部S5、と前記手の甲Mを覆うベース部Bの他方側は甲部を経て手首にて固定されるが、手の甲を覆うベース部Bは拇指側O、と五指側N、から掌Uにむかって包み込むように延ばされて手首の上部にて前記ベース部の拇指側Oと五指側Nの両サイドを結合させて結合部G、から手首上部Tまで巻き付けられた固定部Kの面ファーナーで構成されている。
尚、手首は、手作業や球技スポーツにおいて 最も負荷がかかる部位であり、関節炎になりやすく手首上部まで固定し、サポートすることで手首のプロテクターの要素が加わると同時に手首にある兪穴が刺激でき、肺経、大腸経、心包経、三焦経、心経、小腸経へ影響を与え臓腑病の大切な治療部位となります。
前記ベース部の形状は、前記手の甲の拇指と二指と、二指と三指、三指と四指、四指と小指の少なくともいずれか一つの指から続く甲及び、掌部分が、欠如されてる場合がある。
手に嵌める磁気治療具としての手袋を作るにおいて、指の付け根部分から手首上までの部位を対象としたことは、指の運動を妨げず、日常生活に付加を加えることなく、常用できることが大きな要素にしている。
手の部分の構造が複雑であるため、それに合わせた手袋を作るには、創作が困難であるため、立体ではなく、平面構造の手袋を目標にしている。大きさも、素材に伸縮性のあるシリコン、ラバーゴムやポリエステルを使い、 万人に適合させることができ、伸縮性がある素材であればどんな素材でも良い。
前記手袋は一般的に健康管理のための磁気を有した手袋で、磁気を入れる位置については、第一に 治療目的別に専門分野を強化させ、第二に制作が簡単で手袋の着け心地が良く、スポーツをする際にも邪魔にならないサポーターとして、固定部は面ファースナーによるフリーサイズで制作して、構造のシンプルさを追求しています。
手袋ベース部の前記の穴の効果に合わせて、磁石Z、その他指圧できる刺激物を所定穴に入れこむことができる。また、手袋の素材は磁気を練りこんだシリコンが最も適しており、またラバーゴムを用いることもできる。
手の各指の甲部側にある八邪穴1、を刺激対象としていることが特徴であり、八邪穴に磁石Z、を入れることが本願の磁気手袋の重大なポイントとなっているが、八邪穴は、奇穴であって、脳の血管障害、血流障害、手の管末端の障害に効果があるとされ、全ての手の指を連結することで指間を連動させているまた八邪穴は、指間の水かきのような場所であり摘まめば大変痛い刺激部位でもある。
図のように片手、基本構造として、五本全部の指の付け根から手首に向けた手袋になっています。「図7.8」を「図1.2.3.4」に照らし合わせて穴の配置参考にしていますのでツボを通して効能がわかります。選択により基本的な健康管理ができます。手の指先を出入りする正経絡6経絡全てを網羅し、手袋の所定穴に磁石を配置して 特に刺激をしたい部分を重点に治療効果を有効にします。前記手袋は、伸びる素材や、体に優しいシリコンが最もよく、特にフェライト入りのシリコン素材であると手袋内の血液循環を全体に促します。また布類一般、シルク、コットン、ポリエステル繊維等の伸びる素材ででも良い。柔軟性を高めるために、図15のように手の甲部に飛び出した部分の中手指節関節にカットを入れ立体感を持たせる場合もありうる。
図15」は手袋の平面から作る型紙になり、リストの部分に面ファースナーでサイズ調整が出きてフリーサイズでありますが、性能を高めるために手袋全体を3Dで立体的に作ることもできます。勿論、手の甲部と手の掌を一体にしても良い。
拇指と第二指を中心に特に太陰肺経、陽明大腸経、橈骨神経を刺激したい時の手袋になります。経絡流注のとおり、後頚部、肩甲骨、顔面部全体に刺激を与えることが可能になります。特に現代病の一つとして、前かがみの姿勢で行う事務仕事、携帯電話、ゲーム機による遊びは、肺経絡に負担がかかり、それにより、肩こり、不定愁訴が起こるとされています。一般的にはすべての現代人にとって必要不可欠な手袋と言ってもよいでしょう。「図9.10」参照。
第三指を中心にし、特に厥陰心包経、正中神経を刺激したい時の手袋は、になります。中衝穴、労宮穴は、精神性を伴う気苦労の神経症を調整しますので心臓病、精神病までにいかないとき、気持ちと胃腸を整えます。「図11.12」参照。
第四指と小指を中心に特に厥陰心包経、少陽三焦経、少陰心経、太陽小腸経、尺骨神経を刺激したい時の手袋になります。経絡流注のように 陽経絡は、目や顔面部の耳から側頭部にかけて分布していますが、一方心臓、循環器系、また免疫機能を含んだ小腸経と関連性があり、精神的な疾病が目や耳を中心とした顔面部の疾病と絡んでいます。精神病、神経衰弱、原因不明の体調不良や免疫機能不全の為の手袋になります。特に神門穴、の磁石の配置は絶対必要不可欠になります。
前記以外で、基節骨上の指の付け根部分の母趾と二指の間、二指と三指の間、三指と四指の間、四指と小指の間の前記指付け根の甲部側の八風穴を含んだ全て指に嵌める指輪状の五個のリングを結合させ、基節骨中指節関を覆う手袋の上部のみの覆い部、手根骨から手首上部5~6センチの部分を覆う手首覆い部もあり得るとする。また、いづれかの一つ以上の母趾、二指、三指、四指、五指の磁気を有した金属リングやリスト部に磁気ブレスレットを本願の手袋に組み合わせることはと有効である。五指及び いずれかの数指が挿通されるスリット部は、該スリット部のジョイントに磁石を有し リング様に連なったスリット部であり、該スリット部のみで、単独や数指を対象とし、前記リング様に連なったスリット部の磁気リングや単独の指の磁気リングを作成。「図14」参照。
手の甲部や掌部がないことで、簡素化されるが、八邪穴を刺激し、磁気手袋に近い効果が認めることができる。
手の障害の他スポーツや手仕事、事務仕事の手関連の仕事において 上肢、腕や肩の強化をし、リラクゼーションに働きかけ、日常的に装着できるものである。
スリット部を制作する場合、 伸びる素材のゴムやシリコン紐にビーズを通して制作でき、スリット部に磁石球を入れ指間で交差させてリングを連結させて制作することができます。ファッション感覚で、楽しむことができ、個性的なリングになります。
手の骨名 関節 手の甲部の奇穴一覧 手の掌部の奇穴一覧 手の甲部の正経絡の穴一覧 手の掌部の正経絡の一覧 実施例1の手の甲部の刺激範囲 実施例1の手の掌部の刺激範囲 実施例2の手の甲部の刺激範囲 実施例2の手の掌部の刺激範囲 実施例3の手の甲部の刺激範囲 実施例3の手の掌部の刺激範囲 実施例4の手の甲部の刺激範囲 実施例4の手の掌部の刺激範囲 実施例5の連結リングになったスリット部 実施例1の手袋型紙の平面図
H 手
M 手の甲
U 手の掌
B ベース部
S1 拇指が入るスリット
S2 二指が入るスリット
S3 三指が入るスリット
S4 四指が入るスリット
S5 五指が入るスリット
O 手の拇指側内側
N 手の五指側内側
T 手首から手首上部
Z 磁石
K 固定部の面ファースナー
1 八邪穴
116 合谷穴

Claims (2)

  1. 手に装着する磁石又は磁性体を有した磁気手袋であって、該手袋は、手の甲を覆うベース部と、該ベース部の一方側に形成される拇指から五指が挿通されるスリット部と前記ベース部の他方側に形成されて手首に巻き付けられる固定部とから構成されるとともに、前記拇指から五指が挿 通されるリング様に連なったスリット部間のジョイントと手の所定穴に前記磁石又は磁性体が固定されることを特徴とする磁気手袋。
  2. 前記ベース部は、拇指から五指のいずれか一つから続く前記手の甲と掌の一部が欠除されていることを特徴とする請求項1記載の磁気手袋。
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