JP7337621B2 - 位置予測装置及び位置予測方法 - Google Patents

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本発明の実施形態は、位置予測装置及び位置予測方法に関する。
移動体の移動軌跡を実際に測定された目標の位置から予測するために、移動体の移動軌跡の特徴が既知であれば、移動体の移動軌跡をシミュレーションによって予測することもできる。
シミュレーションの精度を高めるためには、移動体の移動をできるだけ忠実にシミュレート(模擬)することが必要である。このためには、より良いシミュレーションデータが作成されればよい。より良いシミュレーションデータの作成において、移動体の位置の実測の結果を参照することは有用である。
特許第6513310号公報
実施形態は、シミュレーションを用いた移動体の位置の予測の精度を高めるための位置予測装置及び位置予測方法を提供する。
実施形態の位置予測装置は、ミュレーションデータ作成部と、位置予測部と、表示制御部とを有する。シミュレーションデータ作成部は、移動体の移動をシミュレートすることによって、移動体の移動軌跡を表す少なくとも1つのシミュレーションデータを作成する。作成したシミュレーションデータは、蓄積することができる。位置予測部は、移動体の位置の実データ(実測データ)を抽出し、抽出した移動体の位置の実データに対して高い類似度を有するシミュレーションデータを移動体の移動軌跡の予測データとして出力する。表示制御部は、予測データに基づいて、移動体の移動軌跡を表示部に表示する。表示制御部は、類似度を、移動体が移動軌跡に沿って移動する確率として表示部に表示する。
図1は、1つの実施形態に係る位置予測装置の一例の構成を示す図である。 図2は、位置予測装置の動作を示すフローチャートである。 図3は、シミュレーションの結果の表示例を示す図である。 図4は、予測の結果の表示例を示す図である。 図5は、予測の結果の表示例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。図1は、1つの実施形態に係る位置予測装置の一例の構成を示す図である。位置予測装置100は、プロセッサ101と、メモリ102と、ディスプレイ103と、ストレージ104と、操作インタフェース105とを有している。プロセッサ101と、メモリ102と、ディスプレイ103と、ストレージ104と、操作インタフェース105とは、バス106に接続されている。プロセッサ101と、メモリ102と、ディスプレイ103と、ストレージ104と、操作インタフェース105とは、バス106を介して各種の情報の送受をする。
プロセッサ101は、位置予測装置100の動作を全体的な動作を制御する。プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing unit)又はDSP(Digital Signal Processor)等で構成されていてよい。プロセッサ101は、単一のCPU等で構成されていてもよいし、複数のCPU等で構成されていてもよい。
プロセッサ101は、シミュレーションデータ作成部1011と、位置予測部1012と、表示制御部1013とを有する。シミュレーションデータ作成部1011と、位置予測部1012と、表示制御部1013とは、例えばプロセッサ101によって実行されるプログラムによって実現される。シミュレーションデータ作成部1011と、位置予測部1012と、表示制御部1013とは、それぞれ、プロセッサ101とは別の専用のハードウェアによって実現されてもよい。
シミュレーションデータ作成部1011は、移動体の移動軌跡を表すシミュレーションデータを、この移動体の移動をシミュレート(模擬)することによって作成する。シミュレーションデータ作成部1011は、移動体の移動の開始点、終了点、速度、方位、生成される位置のポイント数を入力とし、この入力に基づいて移動体の移動を模擬することによってシミュレーションデータを出力するように構成されている。シミュレーションデータは、例えば、開始点から終了点までの移動体の軌跡をポイント数に応じて等分割することにより得られる、時系列の位置のデータである。なお、シミュレーションの手法は、特定の手法に限定されない。また、シミュレーションデータの作成のために用いられる入力も、前述したものに限るものではない。例えば、入力として、風速等の各種の気象条件が用いられてもよい。さらに、移動体は、例えば空中を飛翔する飛翔体である。移動体は、移動する物体であればよく、特に限定されない。一方、移動体の動きの特徴は、シミュレートできる程度には既知であるとする。
位置予測部1012は、移動中の移動体の位置を予測する。位置予測部1012は、実データ予測部1012aと、シミュレーション予測部1012bとを有している。
実データ予測部1012aは、位置予測の対象となる移動体の実際の位置の履歴から、この移動体の未来の位置を含む予測データを出力する。実データ予測部1012aは、移動体の位置の実データを入力として、移動体の未来の位置を含む、移動体の時系列の位置のデータである予測データを出力するように構成されている。移動体の位置の実データは、移動体に自己位置の計測部が備えられていれば、この計測部から抽出されてもよいし、レーダ装置等の移動体とは別の位置の計測部から抽出されてもよい。実データ予測部1012aによる予測は、特定の手法に限定されない。実データ予測部1012aは、例えば、カルマンフィルタ等の推定フィルタを用いて予測をしてもよいし、他の手法で予測をしてもよい。
シミュレーション予測部1012bは、位置予測の対象となる移動体の実際の位置の履歴と、シミュレーションデータ作成部1011で作成されたシミュレーションデータとに基づいて、この移動体の未来の位置を含む予測データを出力する。シミュレーション予測部1012bは、移動体の位置の実データを入力として、この実データとの類似度の高いシミュレーションデータを予測データとして抽出するように構成されている。シミュレーション予測部1012bは、実データとの類似度がある閾値を超える上位の複数のシミュレーションデータを抽出するように構成されていてもよい。類似度は、実データとシミュレーションデータとの距離、相互相関、差分絶対値和等であってよい。類似度は、実データとシミュレーションデータとの相関性を表す任意の演算によって算出されてよい。なお、類似度は、0から1の値をとり、類似しているほどに1に近く、類似していないほどに0に近くなるように規格化されていることが望ましい。これは、後で説明する類似度を移動体がシミュレーションデータによって表される軌跡の上を通過する確率に変換する処理を容易にするためである。
表示制御部1013は、ディスプレイ103への表示を制御する。表示制御部1013は、シミュレーションデータの作成時には、シミュレーションの結果をディスプレイ103に表示する。また、表示制御部1013は、予測時には、予測の結果をディスプレイ103に表示する。
メモリ102は、RAM及びROMを含む。RAMは、プロセッサ101による処理データ等の各種のデータを一時的に記憶しておくための揮発性のメモリである。ROMは、プロセッサ101によって実行されるプログラム等を記録している不揮発性のメモリである。
ディスプレイ103は、液晶ディスプレイ及び有機ELディスプレイといった表示装置である。ディスプレイ103は、表示制御部1013の制御の下、シミュレーションの結果及び予測の結果といった各種の画像を表示する。
ストレージ104は、ハードディスク、ソリッドステートドライブといった記録装置である。ストレージ104は、実データ蓄積部1041としての記録領域と、シミュレーションデータ蓄積部1042としての記録領域を有している。実データ蓄積部1041は、実データによる予測の結果を蓄積するための記録領域である。シミュレーションデータ蓄積部1042は、シミュレーションの結果として作成されたシミュレーションデータを蓄積するための記録領域である。
操作インタフェース105は、操作者が位置予測装置100を操作するためのインタフェースである。操作インタフェース105は、キーボード、マウス、タッチパネル等の各種の操作部材を有する。
以下、位置予測装置100の動作を説明する。図2は、位置予測装置100の動作を示すフローチャートである。ステップS1において、プロセッサ101は、シミュレーションデータを作成するか否かを判定する。位置予測装置100は、シミュレーションデータ作成モードと、予測モードとの2つの動作モードを有している。シミュレーションデータ作成モードは、シミュレーションを実行してシミュレーションデータを作成するための動作モードである。予測モードは、実データを用いたり、シミュレーションデータを用いたりして実際の移動体の移動軌跡を予測するための動作モードである。動作モードは、操作者の操作インタフェース105の操作によって選択される。ステップS1では、位置予測装置100の動作モードがシミュレーションデータ作成モードに設定されているときに、シミュレーションデータを作成すると判定される。ステップS1において、シミュレーションデータを作成すると判定されたときには、処理はステップS2に移行する。ステップS1において、シミュレーションデータを作成しないと判定されたときには、処理はステップS7に移行する。
ステップS2において、プロセッサ101は、操作者によるシミュレーションのための入力を受け付ける。シミュレーションのための入力は、前述したように、例えば開始点、終了点、速度、方位、ポイント数である。操作者は、操作インタフェース105を操作してこれらの値を入力する。シミュレーションのための入力が完了すると、処理はステップS3に移行する。
ステップS3において、プロセッサ101は、入力された値に従って移動体の移動のシミュレーションを実行する。前述したように、実施形態におけるシミュレーションは、開始点、終了点、速度、方位、ポイント数を入力とし、移動体の時系列の位置のデータであるシミュレーションデータを出力するように構成されている。シミュレーションの完了後、処理はステップS4に移行する。
ステップS4において、プロセッサ101は、シミュレーションデータに基づいて、シミュレーションの結果をディスプレイ103に表示する。その後、処理はステップS5に移行する。図3は、シミュレーションの結果の表示例を示す図である。例えば、シミュレーションの結果として、開始点を表す点S、終了点を表す点Eが表示される。さらに、シミュレーションの結果として、シミュレーションによって生成された位置を表す点Psが表示される。図3では、ポイント数が8に設定されたときの例が示されている。したがって、点Psは、8つである。さらに、シミュレーションの結果として、点S、8つの点Ps、点Eを結ぶ軌跡Tsが表示される。図3のような表示により、操作者は、移動体が軌跡Tsの上を移動したというシミュレーションの結果が得られたことを知ることができる。ここで、点S、点E、点Ps及び軌跡Tsは、地図画像等に重ねて表示されてもよい。また、シミュレーションの結果の表示の際に、移動体の名称、現在時刻といった各種の属性情報が併せて表示されてもよい。
ステップS5において、プロセッサ101は、シミュレーションデータをストレージ104のシミュレーションデータ蓄積部1042に蓄積する。その後、処理はステップS6に移行する。ステップS5では、シミュレーションデータをストレージ104に蓄積するとしているが、これに限るものではない。シミュレーションデータは、位置予測装置100とは別の外部の記録装置に蓄積されてもよい。
ステップS6において、プロセッサ101は、シミュレーションの結果の表示を終了するか否かを判定する。例えば、操作者の操作インタフェース105を介して表示の終了が指示されたときには、シミュレーションの結果の表示を終了すると判定される。ステップS6において、シミュレーションの結果の表示を終了しないと判定されたときには、処理は待機される。ステップS6において、シミュレーションの結果の表示を終了すると判定されたときには、処理はステップS1に戻る。
ステップS7において、プロセッサ101は、予測を実行するか否かを判定する。ステップS7では、予測装置100の動作モードが予測モードに設定されているときに、予測を実行すると判定される。ステップS7において、予測を実行すると判定されたときには、処理はステップS8に移行する。ステップS7において、予測を実行しないと判定されたときには、処理はステップS1に戻る。
ステップS8において、プロセッサ101は、シミュレーションデータを用いて予測を実行するか否かを判定する。実施形態では、予測モードは、シミュレーションモードと実データモードとを含む。シミュレーションモードは、実データとシミュレーションデータとを併用して予測を実行する予測モードである。実データモードは、実データのみで予測を実行する予測モードである。予測モードは、操作者の操作インタフェース105の操作によって選択される。ステップS8では、予測モードがシミュレーションモードに設定されているときに、シミュレーションデータを用いて予測を実行すると判定される。ステップS8において、シミュレーションデータを用いて予測を実行すると判定されたときには、処理はステップS9に移行する。ステップS8において、シミュレーションデータを用いて予測を実行しない、すなわち実データのみで予測を実行すると判定されたときには、処理はステップS13に移行する。
ステップS9において、プロセッサ101は、移動体の位置の実データを抽出し、抽出した実データを例えばメモリ102のRAMに記憶させる。移動体の位置の実データは、例えば移動体が自己位置を計測する計測部を有していれば、移動体から逐次に送信されてくる情報から抽出される。また、移動体の位置の実データは、移動体が自己位置を計測する計測部を有していなければ、レーダ装置等から逐次に送信されてくる情報から抽出される。
ステップS10において、プロセッサ101は、抽出した実データとの類似度の高いシミュレーションデータを、シミュレーションデータ蓄積部1042から抽出する。例えば、プロセッサ101は、実データとシミュレーションデータとの間での対応点間の距離の和が閾値以下(類似度が閾値以上)となる上位の複数のシミュレーションデータを抽出する。ここで、実データの抽出数が少ない場合、実データに対して高い類似度を有するシミュレーションデータの数も多くなることが予想される。このため、ステップS10の処理は、ある程度の数の実データが抽出されたときに行われてもよい。
ステップS11において、プロセッサ101は、予測データに基づいて、予測の結果をディスプレイ103に表示する。その後、処理はステップS12に移行する。図4及び図5は、予測の結果の表示例を示す図である。ここで、図4及び図5における点Pmは、実データを表す点である。つまり、図5は、図4に比べて時間が経過していてより多くの実データが抽出されている時点での表示例である。
図4の例では、3点の実データが抽出されている。ステップS10において、プロセッサ101は、この3点の実データとの類似度が高いシミュレーションデータをストレージ104から抽出する。例えば、プロセッサ101は、シミュレーションデータ1、2を抽出したとする。シミュレーションデータ1は、図4に示す8つの点Ps1を通り、終了点が点E1である軌跡Ts1のデータである。シミュレーションデータ2は、図4に示す8つの点Ps2を通り、終了点が点E2である軌跡Ts2のデータである。ここで、シミュレーションデータ1と実データとの類似度をS11、シミュレーションデータ2と実データとの類似度をS21としたとき、S11>S21であるとする。つまり、実データが3点抽出された時点では、シミュレーションデータ1のほうがシミュレーションデータ2よりも類似している。
シミュレーションデータの抽出後、ステップS11において、プロセッサ101は、予測の結果をディスプレイ103に表示する。予測の結果として、例えば図4に示すように、実データを表す点Pmが表示される。また、シミュレーションデータ1を表す8つの点Ps1、終了点E1、及び軌跡Ts1が表示される。また、シミュレーションデータ2を表す8つの点Ps2、終了点E2、及び軌跡Ts2が表示される。なお、図4では示されていないが、移動体の現在の位置が開始点S1又はS2の近くであれば、開始点S1又はS2も表示されてよい。ここで、図4で示した各点及び軌跡は、地図画像等に重ねて表示されてもよい。また、予測の結果の表示の際においても、移動体の名称、現在時刻といった各種の属性情報が併せて表示されてもよい。
ここで、実データとシミュレーションデータとの類似度は、現在の移動体がシミュレーションデータによって表される軌跡の上を移動する確率を示していると考えることができる。このため、実施形態では、類似度S11、S21を、それぞれ、移動体が軌跡Ts1、Ts2の上を通る確率p11、p21として表した確率表示D1、D2も表示される。ここで、類似度S11、S21が前述したようにして規格化されていれば、p11=S11×100(%)であり、p21=S21×100(%)である。このような確率表示D1、D2を見ることにより、操作者は、シミュレーションデータによる予測の確からしさを評価することができる。
ここで、図2の説明に戻る。ステップS12において、プロセッサ101は、予測を終了するか否かを判定する。例えば、操作者の操作インタフェース105を介して予測の終了が指示されたときには、予測を終了すると判定される。また、移動体がシミュレーションデータによって示される何れかの終了位置に達したと判定されたときも、予測を終了すると判定される。ステップS12において、予測の表示を終了すると判定されたときには、処理はステップS1に戻る。ステップS12において、予測を終了しないと判定されたときには、処理はステップS9に戻る。この場合、新たな実データが抽出され、予測は継続される。
例えば、図5の例では、図4の状態から時間が経過してさらに2点の実データが抽出されている。この場合、ステップS10において、プロセッサ101は、この5点の実データとの類似度が高いシミュレーションデータをストレージ104から抽出する。図4の例では、シミュレーションデータ1、2が抽出されていたが、図5の例では、シミュレーションデータ2は、実データとの類似度が低いと判断されて抽出されていないとする。
この場合、予測の結果として、例えば図5に示すように、実データを表す点Pmが例えば地図画像に重ねて表示される。また、シミュレーションデータ1を表す8つの点Ps1、終了点E1、及び軌跡Ts1だけが表示される。また、実データとシミュレーションデータ1との類似度が高くなるので、確率表示D1における確率の値p12はp11よりも大きくなる。このようにして、実データの抽出数が多くなることにより、予測位置が絞られていくことで抽出されるシミュレーションデータは少なり、シミュレーションデータによる予測の精度は上がる。なお、図5では示されていないが、移動体の現在の位置が開始点S1の近くであれば、開始点S1も表示されてよい。
ステップS13において、プロセッサ101は、移動体の位置の実データを抽出する。移動体の位置の実データは、ステップS9と同様にして抽出されてよい。
ステップS14において、プロセッサ101は、実データの履歴から移動体の移動軌跡を予測する。前述したように、予測の手法は特定の手法に限定されない。予測の完了後、プロセッサ101は、実データによる予測結果をストレージ104の実データ蓄積部1041に蓄積する。その後、処理はステップS15に移行する。ステップS14では、実データによる予測結果をストレージ104に蓄積するとしているが、これに限るものではない。実データによる予測結果は、位置予測装置100とは別の外部の記録装置に蓄積されてもよい。
ステップS15において、プロセッサ101は、予測データに基づいて、予測の結果をディスプレイ103に表示する。予測の結果の仕方は特に限定されない。例えば図4又は図5と同様に、実データを表す点と予測結果を表す点とを同時に表示させる手法が採用されてよい。
ステップS16において、プロセッサ101は、予測を終了するか否かを判定する。例えば、操作者の操作インタフェース105を介して予測の終了が指示されたときには、予測を終了すると判定される。ステップS16において、予測を終了しないと判定されたときには、処理はステップS13に戻る。この場合、新たな実データが抽出され、予測は継続される。ステップS16において、予測の表示を終了すると判定されたときには、処理はステップS1に戻る。
以上説明したように実施形態によれば、シミュレーションデータを用いて移動体の移動軌跡を予測するのに際して、シミュレーションデータと実データとの類似度の高さに応じて、操作者に提示すべきシミュレーションデータが抽出される。これにより、シミュレーションデータによる予測の精度は高められる。
また、シミュレーションデータによる予測結果を操作者に提示する際には、類似度に応じて移動体がシミュレーションデータによって表される軌跡の上を移動体が通過する確率が提示される。これにより、操作者は、シミュレーションデータの精度を評価できる。そして、必要に応じて、操作者は、入力を変更する等して、より良いシミュレーションデータを作成できる。
ここで、実施形態では、シミュレーションデータによる予測の際に、シミュレーションデータによる予測結果だけが実データとともにディスプレイ103に表示される。これに加えて、実データによる予測結果も併せてディスプレイ103に表示されてもよい。この場合、操作者は、シミュレーションデータによる予測結果と、実データによる予測結果と、実データとを同時に比較することができる。なお、実データによる予測結果も併せてディスプレイ103に表示させる際には、シミュレーションデータによる予測結果と、実データによる予測結果との類似度も併せて表示されてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100 位置予測装置、101 プロセッサ、102 メモリ、103 ディスプレイ、104 ストレージ、105 操作インタフェース、106 バス、1011 シミュレーションデータ作成部、1012 位置予測部、1012a 実データ予測部、1012b シミュレーション予測部、1013 表示制御部、1041 実データ蓄積部、1042 シミュレーションデータ蓄積部。

Claims (3)

  1. 移動体の移動をシミュレートすることによって、前記移動体の移動軌跡を表す少なくとも1つのシミュレーションデータを作成するシミュレーションデータ作成部と、
    前記移動体の位置の実データを抽出し、抽出した前記移動体の位置の実データに対して高い類似度を有する前記シミュレーションデータを前記移動体の移動軌跡の予測データとして出力する位置予測部と、
    前記予測データに基づいて、前記移動体の移動軌跡を表示部に表示する表示制御部と、
    を具備し、
    前記表示制御部は、前記類似度を、前記移動体が前記移動軌跡に沿って移動する確率として前記表示部に表示する位置予測装置。
  2. 前記位置予測部は、さらに、前記実データから前記移動体の移動軌跡を予測する請求項1に記載の位置予測装置。
  3. 移動体の移動をシミュレートすることによって、前記移動体の移動軌跡を表す少なくとも1つのシミュレーションデータを作成することと、
    前記移動体の位置の実データを抽出することと、
    前記移動体の位置の実データに対して高い類似度を有する前記シミュレーションデータを前記移動体の移動軌跡の予測データとして出力することと、
    前記予測データに基づいて、前記移動体の移動軌跡を表示部に表示することと、
    を具備し、
    前記表示することは、前記類似度を、前記移動体が前記移動軌跡に沿って移動する確率として前記表示部に表示することを含む位置予測方法。
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