JP7332932B2 - air conditioner - Google Patents
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Description
本開示は、空気調和機に関する。 The present disclosure relates to air conditioners.
紫外線を照射することよって除菌を行う空気調和機が知られている。特許文献1に開示された空気調和装置は、紫外線を含む光を照射する複数のランプ(照射部)を有する室内機を含んでいる。この室内機の下面には、矩形の吸込口と、吸込口を取り囲むように4つの吹出口が設けられている。室内機は、ケーシングと、ケーシングの中央部に配置された送風機(ファン)と、送風機を取り囲むように4つの吹出口に対応して環状に配置された熱交換器と有している。熱交換器の下方には、熱交換器からの水滴を受ける環状のドレンパンが配置されている。熱交換器の上端部近傍に配置された複数のランプは、ドレンパンに向けて紫外線を含む光を照射する。
Air conditioners that sterilize by irradiating ultraviolet rays are known. An air conditioner disclosed in
特許文献1に開示された空気調和機では、4つの吹出口のそれぞれに対して照射部が使用されているため、部品点数が多くなるという問題がある。
In the air conditioner disclosed in
本開示の目的は、照射部の数が少ない空気調和機を提供することである。 An object of the present disclosure is to provide an air conditioner with a small number of irradiation units.
本開示に係る空気調和機は、吸込口及び複数の吹出口を有するケーシングと、前記ケーシング内に配置され、前記ケーシング内に前記吸込口から前記吹出口へと向かう気流を発生させるファンと、前記ケーシング内に配置され、紫外線を照射する照射部とを備えている。前記照射部は、前記気流の方向において前記吸込口よりも下流側かつ前記ファンよりも上流側の空間に紫外線を照射する。 An air conditioner according to the present disclosure includes a casing having an air inlet and a plurality of air outlets, a fan arranged in the casing and configured to generate an airflow in the casing from the air inlet to the air outlet, and an irradiating part arranged in the casing for irradiating ultraviolet rays. The irradiating section irradiates a space downstream of the suction port and upstream of the fan with ultraviolet rays in the direction of the airflow.
本開示によると、照射部の数を少なくすることができる。 According to the present disclosure, the number of irradiation units can be reduced.
本開示に係る空気調和機は、天井設置型であってよい。これによって、天井付近の空気の除菌効果を高められる。 The air conditioner according to the present disclosure may be ceiling mounted. As a result, the air sterilization effect in the vicinity of the ceiling can be enhanced.
前記照射部から照射される紫外線の発光方向が、鉛直方向において水平より上方に向かっていてもよい。これによって、紫外線が吸込口から外部に漏れるのを抑制することができる。 The emission direction of the ultraviolet rays emitted from the irradiation unit may be upward from the horizontal in the vertical direction. As a result, it is possible to suppress the ultraviolet rays from leaking to the outside from the suction port.
前記吸込口は矩形であり、前記吸込口から前記ファンまでに四面で形成された前記気流の通路が設けられており、前記照射部は、前記吸込口の四辺のうち四隅を除く辺、または、前記通路の前記四面のうち四隅を除く面に配置され、前記通路内に向けて紫外線を照射するものであってよい。これによって、紫外線強度が弱い領域を小さくできる。 The suction port is rectangular, and the airflow passage formed on four sides is provided from the suction port to the fan, and the irradiation unit is provided on four sides of the suction port except for the four corners, or It may be arranged on a surface of the passage except four corners among the four surfaces of the passage, and may irradiate the inside of the passage with ultraviolet rays. This makes it possible to reduce the area where the ultraviolet intensity is low.
この場合、前記照射部は、前記吸込口の前記四辺のうち各辺の中心を除く位置、または、前記通路の前記四面のうち各面の両端を結ぶ方向の中心を除く位置に配置されていることが好ましい。これによって、紫外線強度が弱い領域をさらに小さくできる。 In this case, the irradiation unit is arranged at a position excluding the center of each of the four sides of the suction port, or at a position excluding the center of a direction connecting both ends of each of the four surfaces of the passage. is preferred. This makes it possible to further reduce the region where the ultraviolet intensity is low.
前記照射部は、前記吸込口の前記四辺のうちの第1辺、または、前記通路の前記四面のうちの第1面に配置された第1照射部と、前記吸込口の前記四辺のうちの前記第1辺に対向する第2辺、または、前記通路の前記四面のうちの前記第1面に対向する第2面に配置された第2照射部と、を含んでいてもよい。これによって、通路内で紫外線の強度が不足する領域を減らすことができる。 The irradiating part is arranged on a first side of the four sides of the suction port, or on a first side of the four sides of the passage, and A second side opposite to the first side, or a second irradiation section arranged on a second side of the four sides of the passageway opposite to the first side may be included. As a result, areas in the passageway where the UV intensity is insufficient can be reduced.
前記ケーシング内であって前記気流の方向に沿って前記吸込口と前記ファンとの間に配置されたフィルタをさらに備え、前記照射部が、前記気流の方向において前記フィルタよりも上流側の空間に紫外線を照射してもよい。これによって、フィルタ及びフィルタを通過する空気を除菌することができる。 A filter is further provided within the casing and arranged between the suction port and the fan along the direction of the airflow, and the irradiation unit is positioned in a space upstream of the filter in the direction of the airflow. You may irradiate with ultraviolet rays. As a result, the filter and the air passing through the filter can be sterilized.
前記照射部から照射される紫外線が前記吸込口に向かうのを規制する部材をさらに備えていることが好ましい。これによって、紫外線が吸込口から外部に漏れるのを抑制することができる。 It is preferable to further include a member for regulating the direction of the ultraviolet rays emitted from the irradiation section toward the suction port. As a result, it is possible to suppress the ultraviolet rays from leaking to the outside from the suction port.
前記照射部がUVC-LEDを含むものであることが好ましい。これによって、除菌効果を高めることができる。 It is preferable that the irradiation unit includes a UVC-LED. This can enhance the sterilization effect.
(第1実施形態)
<空気調和機の全体構成>
先ず、図1及び図2を参照し、本開示の第1実施形態に係る空気調和機1の全体構成について説明する。なお、以下の説明において、「上」「下」「鉛直」「水平」等の方向は、空気調和機1が図2の状態で設置された状態での方向を表す。
(First embodiment)
<Overall Configuration of Air Conditioner>
First, with reference to FIGS. 1 and 2, the overall configuration of an
空気調和機1は、ケーシング10と、吸込グリル20と、化粧パネル25と、ファン30と、整流部材40と、4つのフィルタユニット50と、粗塵フィルタ60と、プレフィルタ70と、除菌部90と、制御部100とを備えている。
The
空気調和機1は、ケーシング10が天井Cに埋め込まれた、天井埋込型の空気調和機である。
The
ファン30と、整流部材40と、4つのフィルタユニット50と、粗塵フィルタ60と、プレフィルタ70と、除菌部90とは、ケーシング10内に配置されている。制御部100は、ケーシング10の外側面に固定されている。
The
ケーシング10は、四角筒状の有底部材であり、下面に矩形状の開口10xを有する。ケーシング10の下面に、吸込グリル20及び化粧パネル25が取り付けられている。吸込グリル20及び化粧パネル25は、天井面C1に沿って配置されている。
The
吸込グリル20は、矩形状の板部材であり、ケーシング10の下面の開口10xを覆っている。吸込グリル20は、一端に凸部20zを有する。凸部20zは、矩形状である吸込グリル20の4つの辺の一辺に沿って、水平方向に延びている。吸込グリル20は、凸部20zを中心としてケーシング10に対して回転可能に支持されている。吸込グリル20が凸部20zを中心としてケーシング10に対して回転することで、開口10xが開閉する。換言すると、吸込グリル20がケーシング10に対して回転することで、図2に示すように開口10xが閉じた状態と、開口10xが開いた状態とが成立し得る。また、吸込グリル20は、ケーシング10に対して着脱可能である。
The
吸込グリル20は、複数の貫通孔11xで構成される吸込口11が形成された中央領域20r1と、中央領域20r1の外側の縁領域20r2とを有する。凸部20zは、縁領域20r2に設けられている。
The
化粧パネル25は、吸込グリル20の周縁に沿って形成され、吸込グリル20の4つの辺のそれぞれに対応する4つの直線部を有する。化粧パネル25の各直線部に、フラップ25fが設けられている。フラップ25fは、化粧パネル25に対して回転可能に支持されている。フラップ25fが化粧パネルに対して回転することで、吹出口12が開閉する。換言すると、フラップ25fが化粧パネルに対して回転することで、図1に示すように吹出口12が閉じた状態と、図2に示すように吹出口12が開いた状態とが成立し得る。
The
このように、吸込口11及び吹出口12は、ケーシング10の下面に配置されている。
Thus, the
ファン30は、遠心ファンであり、モータ31と、複数のフィン32とを有する。ファン30は、モータ31の駆動によりフィン32を回転させることで、図2に太矢印で示すように、吸込口11から、プレフィルタ70及び粗塵フィルタ60を通過し、整流部材40及びファン30を通って、フィルタユニット50、さらに吹出口12へと向かう、気流を発生させる。
ファン30は、吸込口11の上方に配置されている。ファン30は、吸込口11に対面し、吸込口11と鉛直方向に重なっている。
The
整流部材40は、吸込口11からファン30までの空気の通路を形成する筒状の部材であって、吸込口11からファン30までの空気を整流する。整流部材40は、吸込口11と鉛直方向に重なり、吸込口11の上方かつファン30の下方に配置されている。
The straightening
整流部材40は、略円錐台状の上部41と、四角筒状の下部42とを有する。上部41の上端41aは、フィン32の下端32bと水平方向に重なっている。下部42は、上部41よりも吸込口11に近く、かつ、上部41の上端41aの径よりも大きな径を有する。
The rectifying
4つのフィルタユニット50は、それぞれ、吸込口11の上方かつファン30の側方に配置されている。4つのフィルタユニット50は、ファン30の円周に沿って、ケーシング10の4つの側面のそれぞれと対向する位置に配置されている。
Each of the four
各フィルタユニット50は、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter) 51と、脱臭フィルタ52と、フィルタ枠55とを有する。フィルタ枠55は、HEPAフィルタ51及び脱臭フィルタ52を支持し、ケーシング10に対して着脱可能である。
Each
HEPAフィルタ51及び脱臭フィルタ52は、上記気流の方向に沿って積層されている。脱臭フィルタ52は、上記気流の方向においてHEPAフィルタ51の下流に配置されている。HEPAフィルタ51は、上記気流の方向に沿って山部及び谷部が形成された、プリーツ形状である。脱臭フィルタ52は、臭気成分を吸着するものであり、空気調和機1が設置された部屋から臭気成分を減少させる。脱臭フィルタ52は、例えば活性炭で構成される。
The
各フィルタユニット50は、鉛直面及び水平面と交差して配置されている。換言すると、各フィルタユニット50は、斜めに配置されている。各フィルタ51,52の表面は、鉛直方向及び水平方向と交差している。各フィルタユニット50において、下端50bは上端50aよりも、水平方向においてファン30に近く、ケーシング10の内側に位置する。
Each
フィルタ枠55の下端55bがフィルタユニット50の下端50bに該当し、フィルタ枠55の上端55aがフィルタユニット50の上端50aに該当する。
The
各フィルタユニット50の下端50bは、整流部材40の下端40bよりも上方に位置している。
A
粗塵フィルタ60は、整流部材40の下部42に取り付けられており、上記気流の方向において吸込口11とファン30との間に配置されている。粗塵フィルタ60は、整流部材40の下部42の下方に配置された上ホルダ(図示せず)と、上ホルダの下方にあって上ホルダとの間に粗塵フィルタ60を挟む下ホルダ64(図4参照)とによって整流部材40に固定されている。
The
粗塵フィルタ60は、整流部材40の下部42の上端42aから、鉛直方向に離隔している。これにより、整流部材40による整流効果が粗塵フィルタ60によって妨げられない。
The
プレフィルタ70は、吸込グリル20の中央領域20r1の上面に支持されており、上記気流の方向において吸込口11と粗塵フィルタ60との間に配置されている。プレフィルタ70は、吸込口11を構成する複数の貫通孔11xを覆っている。吸込口11から吸い込まれた空気は、プレフィルタ70で浄化された後、ケーシング10内に供給される。
The pre-filter 70 is supported on the upper surface of the central region 20r1 of the
HEPAフィルタ51は、粒径0.3μm以上の粒子に対して99.97%以上の捕集効率を有する。HEPAフィルタ51によって所定の捕集効率(例えば99.97%)が得られる粒子の最小サイズ(粒径0.3μm)は、粗塵フィルタ60によって上記所定の捕集効率が得られる粒子の最小サイズよりも小さい。プレフィルタ70によって上記所定の捕集効率が得られる粒子の最小サイズは、粗塵フィルタ60によって上記所定の捕集効率が得られる粒子の最小サイズよりも大きい。
The
除菌部90は、紫外線を照射する照射部91(図3及び図4参照)と、活性種を発生させる活性種発生部92とを含み、ケーシング10内における上記気流の方向において吸込口11の下流かつファン30の上流(プレフィルタ70と粗塵フィルタ60との間)を除菌する。本開示において、紫外線及び活性種による菌の殺菌並びに臭い成分及びウイルスの分解等を、まとめて単に「除菌」と称する。
The
照射部91は、波長が200~280ナノメートルの紫外線C波(以下「UVC」と称する)を照射するUVC-LED(ultraviolet C - light emitting diode)95(図3参照)を含んでいる。UVC-LED95は、吸込口11と粗塵フィルタ60との間に向けてUVCを照射する。HEPAフィルタ51がプリーツ形状であるのに対し、粗塵フィルタ60は平坦である。ここで、「平坦」とは、表面に折り目(プリーツ)がなく、表面に対して斜め方向から光が照射された場合に影となる部位が生じない形態であることを意味する。HEPAフィルタ51のようにプリーツ形状の場合、UVCが奥まで到達し難い。これに対し、粗塵フィルタ60は平坦であるため、UVCが奥まで到達し易い。
The
活性種発生部92は、臭気成分を含む有害物質を分解する。活性種発生部92は、吸込口92xと、吹出口92yとを有する。吸込口92xは、上記気流の方向において脱臭フィルタ52と吹出口12との間に配置されている。吹出口92yは、上記気流の方向において吸込口11の下流かつファン30の上流(プレフィルタ70と粗塵フィルタ60との間)に配置されている。脱臭フィルタ52によって吸着されずに残った空気中の臭気成分は、吹出口12から吹き出される前に、吸込口92xから活性種発生部92に取り込まれ、活性種発生部92によって分解される。そして、活性種発生部92によって臭気成分を含む有害物質が除去された空気が、吹出口92yから、プレフィルタ70と粗塵フィルタ60との間に供給される。
The
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成され、ファン30及び除菌部90を制御する。
The
<照射部の詳細>
吸込口11と粗塵フィルタ60との間には、上記気流の通路Pが設けられている。通路Pは、図4及び図5に示すように、四面S1、S2、S3、S4で囲まれることによって形成されている。四面S1、S2、S3、S4の表面は、凹凸や開口が設けられているが概ね平面であり、本実施形態においてそれぞれが実質的な平面であるとして説明する。四面S1、S2、S3、S4は、いずれも鉛直面である。四面S1、S2、S3、S4は直交しており、四面S1、S2、S3、S4で囲まれた四角柱空間の水平断面は、図5からも分かるように隅部C1、C2、C3、C4を有する正方形となっている。
<Details of irradiation part>
Between the
照射部91は、四面S1、S2、S3、S4のうち隅部C1、C2、C3、C4に対応する四隅を除く一面に配置され、通路P内に向けてUVCを照射する。本実施形態において、照射部91は、平面視において、四面S1、S2、S3、S4のうち制御部100が固定されたケーシング10の外側面と平行で制御部100に最も近い一つの面S1内であって、その両端(隅部C1、C2)でなく且つ面S1の両端を結ぶ方向の中心Xでもない位置Y(中心Xと隅部C1との間にある)に配置されている。照射部91は、鉛直方向において粗塵フィルタ60と対向する領域から外れた位置にある。本実施形態において空気調和機1の鉛直方向、前後方向及び左右方向は、図3及び図5に示したように規定される。
The
図3に示すように、UVC-LED95は、上端が下端よりも後方に位置するようにやや傾斜した基板94に支持されている。UVC-LED95は、制御部100と電気的に接続されている。UVC-LED95は、通路P内への照射角度を規定するキャップ96によって覆われている。キャップ96の前面である紫外線の通過面96aは、上端が下端よりも後方に位置するようにやや傾斜している。本実施形態において、UVC-LED95からキャップ96を通過したUVCは、キャップ96によって規定された配光分布にしたがって広がっていく。UVCの発光方向Dは、図3の拡大図からも分かるように、鉛直方向において水平線に対して角度θ1をなして上方に向かっている。本実施形態において、発光方向Dは、キャップ96の前面である通過面96aに対して直交する方向となっている。
As shown in FIG. 3, the UVC-
粗塵フィルタ60を下方から見た図5に示すように、UVCは、平面視において、照射部91から鈍角である角度θ2をなして通路P内に広がっていく。角度θ2を2等分する方向が線分E1で示されている。本実施形態において、線分E1は、キャップ96の前面である通過面96aに対して直交している。線分E1は照射部91から照射されるUVCの強度中心の方向と一致していてもよいし、一致していなくてもよい。線分E1の長さは、UVC-LED95の発光強度を表していると解釈することができる。照射部91は、キャップ96の前面である通過面96aが面S1に対して傾斜するように配置されている。詳細には、図5において、照射部91は、通過面96aの右端よりも左端が面S1に近くなるように傾斜している。そのため、線分E1は、面S1の中心Xと位置Yとを結ぶ線分に対して鋭角θ3をなして傾斜している。線分E1は、正方形である粗塵フィルタ60の中心点Oと面S4との間を通過して面S3に向かっている。線分E1の先端から面S3までの距離は比較的小さくなるが、線分E1の先端から隅部C3及び面S2までの距離は、線分E1の先端から隅部C4及び面S4までの距離に比べて比較的大きくなる。
As shown in FIG. 5 in which the
照射部91の前方には、UVCの照射範囲を規制する遮蔽部材97が配置されている。遮蔽部材97は、本開示における「紫外線が吸込口11に向かうのを規制する部材」に該当する。遮蔽部材97には、UVCの通過領域に面する上面97aと下面97bとが形成されている。前方ほど上に位置するように傾斜した上面97aは、キャップ96から上方かつキャップ96から後方に向かうUVCを遮る。下面97bは、突起を先端に有する水平面である。本実施形態において、下面97bは、UVC-LED95の下端と同じ高さにある。下面97bは、キャップ96から下方に向かうUVCを遮る。遮蔽部材97が配置されていることによって、UVCは、吸込口11に向かって照射されることがなく、通路P内でUVCが通過する照射エリアR(図3においてハッチングで示す)を経て、通路Pの上端にある粗塵フィルタ60と、通路Pにおいて照射部91がある面S1以外の3つの面S2、S3、S4に照射される。照射エリアRの下端は十分に吸込口11から離れている。
A shielding
照射部91から照射されたUVCは、照射エリアR内の空気を除菌すると共に、細菌やウイルスなどが付着した粗塵フィルタ60を除菌する。これによって、粗塵フィルタ60を通過してファン30、HEPAフィルタ51、脱臭フィルタ52を経て吹出口12から吹き出される空気が除菌されたものとなる。
The UVC emitted from the
以上説明したように、照射部91は、上記気流の方向において吸込口11とファン30との間に配置された粗塵フィルタ60よりも上流側の空間である通路P内に向けて、UVCを照射する。本実施形態では、1つの照射部91だけを用いて、通路Pを通過する空気及び粗塵フィルタ60を除菌することができる。このように少ない数の照射部91で除菌できるので、部品点数が削減でき、ケーシング10の大型化も抑制できる。したがって、空気調和機1の低コスト化も達成できる。照射部91が粗塵フィルタ60よりも上流側の空間である通路P内に向けてUVCを照射するので、粗塵フィルタ60及び粗塵フィルタ60を通過する空気を除菌することができる。照射部91がUVC-LED95から除菌効果の高い波長域であるUVCを照射するので、除菌効果が高い。空気調和機1は、天井付近の空気の除菌効果を高めることができる。また、本実施形態では、吸込口11の数が吹出口12の数よりも少ないため、吸込口11の数が吹出口12の数以上である場合に比べて、吸込口から粗塵フィルタ60までの上記気流の通路の構造を簡略化することができる。
As described above, the
本実施形態において、UVCの発光方向Dが水平線に対して角度θ1をなして上方に向かっているので、UVCが吸込口11から外部に漏れることを抑制することができる。照射部91の前方に、UVCが吸込口11に向かうのを規制する遮蔽部材97が配置されている。そのため、照射部91から照射されたUVCが吸込口11から外部に漏れることが抑制される。
In this embodiment, since the UVC emission direction D forms an angle θ1 with respect to the horizontal line and faces upward, it is possible to suppress the UVC from leaking from the
粗塵フィルタ60の表面におけるUVCの照射強度は、UVC-LED95から照射点までの距離の2乗に反比例して減衰し、粗塵フィルタ60へのUVCの入射角度θ4の余弦(cosθ4)に比例して減衰する。入射角度θ4は、入射光と面の法線とのなす角であり、図3に一例を示す。入射角度θ4は照射部91から遠い照射点ほど大きくなるので、UVC-LED95から遠い照射点ほど、UVCの照射強度は小さくなる。粗塵フィルタ60に対する十分な除菌効果を得るためには、照射点における照射強度が一定値以上であることが望まれる。一方でUVC-LED95の発光強度には上限があるため、1つのUVC-LED95から照射されるUVCによって粗塵フィルタ60の全面を一定値以上の照射強度で照射できないことが生じうる。
The UVC irradiation intensity on the surface of the
本実施形態のように、面S1の両端を結ぶ方向の中心Xでも両端でもない位置Yから通路P内に向けてUVCが照射されるように照射部91を配置し、中心Xと位置Yとを結ぶ線分に対して鋭角θ3をなすように線分E1を傾斜させることによって、照射強度が一定値未満となる領域を小さくすることができる。詳細には、図5において、面S2と面S3との境界である隅部C3付近にある粗塵フィルタ60の表面上の領域F1は、照射部91からの距離が大きいためにUVCの照射強度が一定値未満となるが、その面積は比較的小さい。また、面S1と面S4との境界である隅部C1付近にある粗塵フィルタ60の表面上の領域F2は、角度θ2の範囲外にあるためにUVCの照射強度が一定値未満となるが、その面積は比較的小さい。粗塵フィルタ60の領域F1、F2が十分に除菌されないおそれがあるが、その対策として、これら2つの領域F1、F2を塞ぐ部材を配置して、領域F1、F2を空気の非通過領域としてもよい。本実施形態では、図4に示すように、下ホルダ64が、領域F2を塞ぐことができる寸法を有するプレート64aを含んでいる。プレート64aは、下ホルダ64の本体である正方形の外枠と一体に形成されている。プレート64aが領域F2の表面を覆うことによって、領域F2が空気の非通過領域となる。また、図示されていないが、下ホルダ64は、領域F1を塞ぐことができる寸法を有するプレートをも含んでいる。領域F1、F2の合計面積は、第2実施形態で説明する領域F3の面積、及び、第3実施形態で説明する領域F4、F5、F6、F7の合計面積よりも小さい。
As in the present embodiment, the
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係る空気調和機について、図6をさらに参照して説明する。本実施形態に係る空気調和機は、照射部91の位置及び照射範囲を除いて第1実施形態と同じである。そこで、以下においては、主として第1実施形態との相違点について説明する。
(Second embodiment)
Next, an air conditioner according to a second embodiment of the present disclosure will be described with further reference to FIG. The air conditioner according to this embodiment is the same as the first embodiment except for the position of the
図6に示すように、本実施形態において、照射部91は、上述した面S1と面S4とが接続された、四隅のうちの1つの隅部C1付近に配置されている。照射部91は、当該隅部C1から通路P内に向けてUVCを照射する。UVC-LEDは、通路Pの外側であって、鉛直方向において粗塵フィルタ60と対向しない位置にある。UVCは、平面視において、照射部91から角度θ5をなして通路P内に広がっていく。角度θ5は90°よりもやや大きい。角度θ5を2等分する方向が線分E2で示されている。図6において、線分E2の長さは、図5の線分E1の長さと同じとしている。本実施形態において、線分E2は、上述した通過面96aに対して直交している。線分E2は照射部91から照射されるUVCの強度中心の方向と一致していてもよいし、一致していなくてもよい。照射部91は、通過面96aが面S1及び面S4の両方に対して45°傾斜するように配置されている。線分E2は、面S1及び面S4の両方に対して45°傾斜している。線分E2は、粗塵フィルタ60の中心点Oを通過している。
As shown in FIG. 6, in the present embodiment, the
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、1つの照射部91だけを用いて、通路Pを通過する空気及び粗塵フィルタ60を除菌することができる。このように少ない数の照射部91で除菌できるので、部品点数が削減でき、ケーシング10の大型化も抑制できる。
Also in this embodiment, as in the first embodiment, the air passing through the passage P and the
本実施形態のように、隅部C1から通路P内に向けてUVCが照射されるように照射部91を配置しているので、平面視におけるUVCの照射範囲を規定する角度θ5を第1実施形態及び後述の第3、4実施形態の場合よりも小さくできる。そのため、照射部91から比較的近い位置ではUVCの照射強度を大きくすることができ、除菌効果を向上させることができる。そのほか、本実施形態においても、第1実施形態で説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
As in the present embodiment, the
一方、本実施形態によると、照射強度が一定値未満となる領域が第1実施形態及び後述の第3、4実施形態の場合よりも大きくなる。図6において、面S2と面S3との境界である隅部C3付近にある粗塵フィルタ60の表面上の領域F3は、照射部91からの距離が大きいためにUVCの照射強度が一定値未満となる。そして、領域F3の面積は、図5で説明した領域F1の面積よりも大きい。
On the other hand, according to the present embodiment, the area where the irradiation intensity is less than a certain value is larger than in the case of the first embodiment and third and fourth embodiments described later. In FIG. 6, the area F3 on the surface of the
(第3実施形態)
次に、本開示の第3実施形態に係る空気調和機について、図7をさらに参照して説明する。本実施形態に係る空気調和機は、照射部91の位置及び照射範囲を除いて第1実施形態と同じである。そこで、以下においては、主として第1実施形態との相違点について説明する。
(Third embodiment)
Next, an air conditioner according to a third embodiment of the present disclosure will be described with further reference to FIG. The air conditioner according to this embodiment is the same as the first embodiment except for the position of the
図7に示すように、本実施形態において、照射部91は、平面視において面S1の両端を結ぶ方向の中心X付近に配置されている。照射部91は、中心Xから通路P内に向けてUVCを照射する。UVC-LEDは、通路Pの外側であって、鉛直方向において粗塵フィルタ60と対向しない位置にある。UVCは、平面視において、照射部91から角度θ6をなして通路P内に広がっていく。角度θ6は角度θ2よりも大きい。角度θ6を2等分する方向が線分E3で示されている。図7において、線分E3の長さは、図5の線分E1の長さと同じとしている。本実施形態において、線分E3は、上述した通過面96aに対して直交している。線分E3は照射部91から照射されるUVCの強度中心の方向と一致していてもよいし、一致していなくてもよい。照射部91は、通過面96aが面S1と平行となるように配置されている。線分E3は、面S1に対して直交している。線分E3は、粗塵フィルタ60の中心点Oを通過している。線分E3の先端から面S3までの距離は比較的小さくなるが、線分E3の先端から隅部C3、C4までの距離は比較的大きくなる。
As shown in FIG. 7, in the present embodiment, the
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、1つの照射部91だけを用いて、通路Pを通過する空気及び粗塵フィルタ60を除菌することができる。このように少ない数の照射部91で除菌できるので、部品点数が削減でき、ケーシング10の大型化も抑制できる。
Also in this embodiment, as in the first embodiment, the air passing through the passage P and the
本実施形態のように、面S1の両端を結ぶ方向の中心Xから通路P内に向けてUVCが照射されるように照射部91を配置しているので、照射強度が一定値未満となる領域を小さくすることができる。詳細には、図7において、面S2と面S3との境界である隅部C3付近、及び、面S3と面S4との境界である隅部C4付近にある粗塵フィルタ60の表面上の領域F4、F5は、照射部91からの距離が大きいためにUVCの照射強度が一定値未満となるが、その面積は比較的小さい。また、面S1と面S4との境界である隅部C1付近、及び、面S1と面S2との境界である隅部C2付近にある粗塵フィルタ60の表面上の領域F6、F7は、角度θ6の範囲内ではあるが当該範囲の境界付近にあるため線分E3の方向に比べて配光分布の量が小さく、照射部91からの距離も大きい。そのため、UVCの照射強度が一定値未満となるが、その面積は比較的小さい。そのほか、本実施形態においても、第1実施形態で説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
As in the present embodiment, since the
(第4実施形態)
次に、本開示の第4実施形態に係る空気調和機について、図8をさらに参照して説明する。本実施形態に係る空気調和機は、2つの照射部を有する点を除いて第1実施形態と同じである。そこで、以下においては、主として第1実施形態との相違点について説明する。
(Fourth embodiment)
Next, an air conditioner according to a fourth embodiment of the present disclosure will be described with further reference to FIG. The air conditioner according to this embodiment is the same as the first embodiment except that it has two irradiation units. Therefore, in the following, differences from the first embodiment will be mainly described.
図8に示すように、本実施形態に係る空気調和機は、面S1の両端(隅部C1、C2)でなく且つ面S1の両端を結ぶ方向の中心XAでもない位置YAから通路P内に向けてUVCを照射する照射部91Aと、面S1に対向する面S3の両端(隅部C3、C4)でなく且つ面S3の両端を結ぶ方向の中心XBでもない位置YBから通路P内に向けてUVCを照射する照射部91Bとを含んでいる。照射部91Aは、第1実施形態で説明した照射部91と同じ位置にあって、通過面96aの面S1に対する傾き角度も同じである。
As shown in FIG. 8, the air conditioner according to the present embodiment moves into the passage P from a position YA which is neither the both ends (corners C1, C2) of the surface S1 nor the center XA in the direction connecting the both ends of the surface S1. irradiating
照射部91Aと照射部91Bは、平面視において、粗塵フィルタ60の中心点Oに対して点対称に配置されている。詳細には、UVCは、平面視において、照射部91Aから鈍角である角度θ2Aをなして通路P内に広がっていく。角度θ2Aを2等分する方向が線分E1Aで示されている。線分E1Aは、中心XAと位置YAとを結ぶ線分に対して鋭角θ3Aをなして傾斜している。同様に、UVCは、平面視において、照射部91Bから鈍角である角度θ2Bをなして通路P内に広がっていく。角度θ2Bを2等分する方向が線分E1Bで示されている。線分E1Bは、中心XBと位置YBとを結ぶ線分に対して鋭角θ3Bをなして傾斜している。角度θ2Aは角度θ2Bと同じ大きさである。角度θ3Aは角度θ3Bと同じ大きさである。隅部C1から位置YAまでの距離は、隅部C3から位置YBまでの距離と同じである。
The
本実施形態では、2つの照射部91A、91Bを用いて、通路Pを通過する空気及び粗塵フィルタ60を除菌することができる。このように少ない数の照射部91A、91Bで除菌できるので、部品点数が削減でき、ケーシング10の大型化も抑制できる。
In this embodiment, the air passing through the passage P and the
また、本実施形態では、2つの照射部91A、91Bを用いているために、照射強度が一定値未満となる領域を第1実施形態の場合よりも小さくすることができる。詳細には、図8において、面S1と面S4との境界である隅部C1付近にある粗塵フィルタ60の表面上の領域F2Aは、照射部91AからUVCの角度θ2Aの範囲外にあり且つ照射部91Bからの距離が大きいためにUVCの照射強度が一定値未満となるが、その面積は比較的小さい。同様に、面S2と面S3との境界である隅部C3付近にある粗塵フィルタ60の表面上の領域F2Bは、照射部91BからUVCの角度θ2Bの範囲外にあり且つ照射部91Aからの距離が大きいためにUVCの照射強度が一定値未満となるが、その面積は比較的小さい。領域F2Aの面積と領域F2Bの面積の合計値は、第1実施形態における領域F1の面積と領域F2の面積の合計値よりも小さい。そのほか、本実施形態においても、第1実施形態で説明した効果の少なくとも一部を得ることができる。
Moreover, in this embodiment, since the two
<変形例>
上述した実施形態において、照射部91は、吸込口11と粗塵フィルタ60との間の通路Pに紫外線を照射している。しかし、本開示において、照射部91は、ファン30が発生させる気流の方向において吸込口11よりも下流側かつファン30よりも上流側の空間に紫外線を照射すればよい。たとえば、前記気流の方向において粗塵フィルタ60とファン30との間の通路に紫外線を照射するような照射部が設けられていてもよい。
<Modification>
In the above-described embodiment, the
本開示において、「天井設置型」とは、上述の実施形態のような天井埋込型の他、天井吊下げ型(ケーシング10が天井面C1から下方に突出した状態で天井Cに取り付けられた構成)等を含む。また、本開示の空気調和機は、天井設置型に限らず、床置き型や壁掛け型などの空気調和機であってもよい。上述した実施形態では、吹出口の数は4つであるが、吹出口は2つ以上の任意の数であってもよい。吹出口の数は、複数であれば、吸込口の数と同数でもよいし、吸込口の数よりも少なくてもよい。照射部91は、UVCに加えて又はUVCではなく、波長が320~400ナノメートルのUVA、波長が280~320ナノメートルのUVBを照射してもよい。ただし、UVA、UVB及びUVCのうち、UVCが最も除菌効果が高い。
In the present disclosure, the term “ceiling installation type” refers to a ceiling-mounted type such as the above-described embodiment, as well as a ceiling-suspended type (the
上述した実施形態では、通路Pを構成する四面S1、S2、S3、S4のうちの1つの面又は2つの面に照射部が配置されているが、吸込口11を構成する四辺のうちの1つ又は2つに照射部が配置されてもよい。このとき、照射部は、吸込口11を構成する四辺のうちの四隅を除く位置、さらには、吸込口11を構成する四辺のうちの各辺の中心を除く位置にあることが好ましい。
In the above-described embodiment, the irradiator is arranged on one or two of the four sides S1, S2, S3, and S4 forming the passage P. One or two irradiation units may be arranged. At this time, it is preferable that the irradiating portion is located at a position other than the four corners of the four sides forming the
上述した実施形態において通路Pは水平断面が正方形の四角柱となっているが、通路Pは上方ほど断面積が大きい又は小さい四角錐であってもよい。また、本開示において、四隅は、平面同士が直角をなして接続されるのではなく、面取りされて平面同士が角に丸みをつけて接続されたものであってもよいし、面取りされて四隅が角面となっていてもよい。 In the above-described embodiment, the passage P is a quadrangular prism with a square horizontal cross section, but the passage P may be a quadrangular pyramid whose cross section increases or decreases toward the top. In addition, in the present disclosure, the four corners may be chamfered and connected by rounding the corners instead of forming right angles and connecting the four corners, or chamfering and connecting the four corners. may be an angular surface.
第4実施形態において、2つの照射部91A、91Bは、点対称に配置されていなくてもよい。また、2つの照射部91A、91Bが対向した2面ではなく、隣り合った2面に配置されていてもよい。第4実施形態において、2つの照射部91A、91Bは、それぞれ面S1の両端を結ぶ方向の中心XA、面S3の両端を結ぶ方向の中心XBにあってもよいし、隅部C1、C3にあってもよい。
In the fourth embodiment, the two
空気調和機は、熱交換器をさらに備えており、これによって暖房及び/又は冷房機能を有していてもよい。吹出しは、4方向(実施形態)の他、2方向、3方向等であってもよい。ファンは、吸込口に接していてもよい。除菌部90は、照射部91を有していれば活性種発生部92がなくてもよい。
The air conditioner may further comprise a heat exchanger and thereby have a heating and/or cooling function. Blowing may be in two directions, three directions, etc., in addition to the four directions (embodiment). The fan may be in contact with the suction port. The
以上、実施形態を説明したが、特許請求の範囲の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。 Although the embodiments have been described above, it will be appreciated that various changes in form and detail may be made without departing from the spirit and scope of the claims.
1 空気調和機
10 ケーシング
11 吸込口
12 吹出口
30 ファン
60 粗塵フィルタ
91 照射部
95 UVC-LED
97 遮蔽部材(部材)
C 天井
P 通路
R 空間
S1~S4 四面
1
97 shielding member (member)
C Ceiling P Passage R Space S1~S4 Four sides
Claims (8)
前記ケーシング(10)内に配置され、前記ケーシング(10)内に前記吸込口(11)から前記吹出口(12)へと向かう気流を発生させるファン(30)と、
前記ケーシング(10)内に配置され、紫外線を照射する照射部(91)とを備えており、
前記照射部(91)は、前記気流の方向において前記吸込口(11)よりも下流側かつ前記ファン(30)よりも上流側の空間に紫外線を照射し、
前記吸込口(11)は矩形であり、
前記吸込口(11)から前記ファン(30)までに四面(S1~S4)で形成された前記気流の通路(P)が設けられており、
前記照射部(91)は、前記吸込口(11)の四辺のうち四隅を除く辺、または、前記通路(P)の前記四面(S1~S4)のうち四隅を除く面(S1)に配置され、
前記通路(P)内に向けて紫外線を照射する空気調和機(1)。 a casing (10) having an inlet (11) and a plurality of outlets (12);
a fan (30) arranged in the casing (10) for generating an airflow in the casing (10) from the inlet (11) toward the outlet (12);
An irradiation unit (91) arranged in the casing (10) for irradiating ultraviolet rays,
The irradiating part (91) irradiates a space downstream of the suction port (11) and upstream of the fan (30) with ultraviolet rays in the direction of the airflow ,
The suction port (11) is rectangular,
The airflow passage (P) formed on four sides (S1 to S4) is provided from the suction port (11) to the fan (30),
The irradiating part (91) is arranged on a side (S1) of the four sides (S1 to S4) of the passage (P), excluding the four corners, of the four sides of the inlet (11). ,
An air conditioner (1) that irradiates ultraviolet rays toward the interior of the passage (P) .
前記吸込口(11)の前記四辺のうちの第1辺、または、前記通路(P)の前記四面(S1~S4)のうちの第1面(S1)に配置された第1照射部(91A)と、
前記吸込口(11)の前記四辺のうちの前記第1辺に対向する第2辺、または、前記通路(P)の前記四面(S1~S4)のうちの前記第1面(S1)に対向する第2面(S3)に配置された第2照射部(91B)と、を含む請求項1~4のいずれか1項に記載の空気調和機(1)。 The irradiation section (91)
A first irradiation unit (91A )and,
A second side of the four sides of the suction port (11) that faces the first side, or a side that faces the first side (S1) of the four sides (S1 to S4) of the passage (P) The air conditioner (1) according to any one of claims 1 to 4 , further comprising: a second irradiation section (91B) arranged on the second surface (S3).
前記照射部(91)が、前記気流の方向において前記フィルタ(60)よりも上流側の空間(R)に紫外線を照射する請求項1~5のいずれか1項に記載の空気調和機(1)。 further comprising a filter (60) disposed within the casing (10) and between the suction port (11) and the fan (30) along the direction of the airflow;
The air conditioner ( 1 ).
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