JP7321913B2 - 通信装置、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
<情報処理装置のハードウェアおよび機能構成>
本実施形態に係る情報処理装置100のブロック構成を図1に示す。
情報処理装置100は、情報処理装置100の全体の処理を実行する主処理部101と、通信プロトコル処理を実行する通信処理部105とを有する。主処理部101と通信処理部105はバスブリッジBにより相互に接続されている。本実施形態の情報処理装置100は、後述するように、ネットワーク120を介して外部装置との通信を行うことができるので、通信装置と称することもできる。情報処理装置100は、例えば、通信機能を備えるパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォン、カメラ、プリンタ、プロジェクタなどである。
メインCPU102は、プログラムの実行を行い、情報処理装置100全体の制御を実行する。実行するプログラムにはOSやアプリケーションが含まれる。
メインメモリ103は、メインCPU102や後述するサブCPU111が各処理を実行する際に必要となるデータやプログラムなどを格納する。メインメモリ103は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリである。
また、アプリケーションバッファ104は、通信処理部105からもアクセス可能な領域である。なお、以下の記載において「アプリケーションデータ」とは、メインCPU102上で動作するアプリケーションが情報処理装置100からネットワーク120を介して外部装置(通信対向装置)へ送出しようとするデータを指す。
サブCPU111は、情報処理装置100の通信処理および制御を実行する(通信処理に関するプログラムの実行を行う)。実行するプログラムには、OSおよびプロトコルスタックが含まれる。
LAN制御部109は、ネットワーク120へ接続する有線通信インターフェースであり、伝送パケット(送信パケット、受信パケット)の送信および受信を実行する。LAN制御部109は、伝送メディアのPHYおよびMAC(伝送メディア制御)ハードウェア回路を含む。例えば、LAN制御部109のインターフェースがEthernet(登録商標)に適合したインターフェースである場合、LAN制御部109はイーサネットNICであってよい。なお、NICとはNetwork Interface Cardの略である。
サブCPU111は、パケット生成部112を有する。パケット生成部112は、アプリケーションからのパケット送信要求(データ送信要求)を受け、送信パケットを生成する。送信パケットを生成する際、ネットワーク120の最大転送単位(MTU:Maximum Transfer Unit)を基準にして送信パケットを分割して生成する。
図2は、パケット管理構造体107の例を示す。パケット管理構造体107は、サブCPU111の起動時にオンチップメモリ106の所定の領域に構築され、送信処理および受信処理内で必要に応じて、ネットワークバッファ(送信バッファおよび受信バッファ)の獲得(取得)や解放が実行される。サブCPU111は、例えば、情報処理装置100の起動時と同時に起動される。なお、パケット管理構造体107は、メインメモリ103に構築してもよい。メインメモリ103に構築されるパケット管理構造体107は、オンチップメモリ106に構築されたパケット管理構造体107と同様に扱うことが出来る。
パケット管理構造体107は、2種類のパケット管理構造体(データエリアを有するパケット管理構造体と、データエリアを有さないパケット管理構造体)を有する。図2のバッファ200~202はデータエリアを有するパケット管理構造体であり、バッファ210~212はデータエリアを有さないパケット管理構造体である。
パケット管理構造体の各メンバーについて、以下に説明する。本実施形態における、データエリア以外の各メンバー内の情報は、全てパケット生成部112により設定される。
有効データ長は、データエリアに格納されているデータの長さを示す。有効データ長は、送信データのサイズ情報である。有効データ長が記憶される領域は、サイズ情報領域と称することができる。
データポインタは、パケット管理構造体が持つデータが格納されているメモリアドレスを示す。パケット管理構造体がデータエリアを有するパケット管理構造体である場合、データポインタはデータエリア内のアドレスを指すことになる。パケット管理構造体がデータエリアを持たないパケット管理構造体である場合、データポインタはパケット管理構造体外のメモリアドレスを指すことになる。本実施形態では、パケット管理構造体がデータエリアを持たないパケット管理構造体である場合、データポインタは、アプリケーションバッファ104内のメモリアドレスを指す。
サブCPU111がパケットを生成して送信する処理について、図3に示したフローチャートを用いて説明する。図3では、データエリアを有するパケット管理構造体のみを使用してパケット生成して送信する処理について説明する。SはStepの略である。
本フローチャートの処理は、メインCPU102上で動作するアプリケーションが送信APIを呼び出すことで開始する(S301)。ここでは、送信APIとしてsend()やsendto()が呼び出されるとする。送信するデータ(以下、「送信データ」と称する)はアプリケーションバッファ104に格納されているとする。送信APIにより送信データサイズが決まる。
S303において、パケット生成部112は送信データをアプリケーションバッファ104からパケット管理構造体内のデータエリアへコピーする。S303のコピー処理により、送信データがパケット管理構造体に格納されたことになる。コピー先であるパケット管理構造体内のデータポインタには、データエリア内のメモリアドレスを設定し、有効データ長にはコピーしたデータサイズを設定する。データコピーの実行には、データ転送部108を利用することが出来る。データコピー完了後、コピーしたデータに対する送信処理が開始される。
S306において、パケット生成部112は通信ヘッダが格納されたパケット管理構造体107と送信データが格納されたパケット管理構造体170を連結し、パケットを生成する。具体的には、通信ヘッダが格納されたパケット管理構造体の次バッファアドレス情報に、送信データの先頭が格納されたパケット管理構造体のアドレスを設定する。この時点で送信データのパケット化(送信パケットの生成)が完了したことになる。
S308において、パケット生成部112は、送信が完了した送信パケットを構成していたパケット管理構造体107を解放する。
本フローチャートの処理は、メインCPU102上で動作するアプリケーションが送信APIを呼び出すことで開始する(S401)。送信データはアプリケーションバッファ104に格納されている。
S404において、パケット生成部112は、S403で取得したパケット管理構造体内のデータエリアへ、アプリケーションが送信APIで指定した送信データをコピーする。コピー先であるパケット管理構造体内のデータポインタには、データエリア内のメモリアドレスを設定し、有効データ長にはコピーしたデータサイズを設定する。
S406において、パケット生成部112は、S405で取得したパケット管理構造体内のデータポインタに、アプリケーションが送信APIで指定した送信データが格納されたアドレスを設定し、有効データ長にデータサイズを設定する。S406では、データのコピーは実施されない。
S407、S408およびS409の各処理は、図3のS304、S305およびS306の処理と同一であるため、説明を省略する。パケット管理構造体がデータエリアを有するか否かによらず、処理は共通である。なお、データのコピーを実施しない場合(S406)、S304の「コピーした送信データの中から送信する送信データのデータサイズを決定する」は「コピーしていない送信データの中から送信する送信データのデータサイズを決定する」と読み替える。
S411において、サブCPU111は、S404若しくはS406でパケット管理構造体へ設定した送信データの中で未送信または通信相手(通信対向装置)へ未到達の送信データが存在しているかを判定する。判定結果がYesの場合、S407へ戻り、送信処理(S407~S410)が実行される。送信データが全て送信されている場合、判定結果はNoとなり、S412へ進む。
S412において、サブCPU111は、パケット管理構造体内のデータエリアへ送信データをコピーしたかを判定する。なお、S412の判定はこのような判定に限定されず、再度サブCPU111は送信に使用する通信プロトコルが再送制御を含むか否かを判定するようにしてもよい。S412の判定結果がYesの場合は、S413へ進む。S412の判定結果がNoの場合は、S418へ進む。
S415において、サブCPU111は、未解放のパケット管理構造体が存在するかを判定する。未解放のパケット管理構造体が存在する場合には、S416において、サブCPU111は、未解放のパケット管理構造体に対応するパケットのデータ到達通知が届くのを待ち受ける。なお、この際に、適宜、再送処理を行ってもよい。この場合、S404でコピーしていた送信データを用いてパケットを生成し再送する。
そして、パケットを送信した通信相手からデータ到達通知が届いているパケットに対し、パケットを構成していたパケット管理構造体を解放する。その後、S417(送信処理の終了)に進む。
S415の判定結果がNoの場合、S417に進む。
従来技術では、特に送信するデータの通信プロトコルに再送制御が含まれている場合(例えば、TCPの場合)、データが通信相手に全て送信出来たことを確認出来るまで、アプリケーションバッファを解放することが出来なかった。本実施形態では、再送制御を含む通信プロトコルの場合、ゼロコピーを適用しないので、アプリケーションバッファを占有し続けるという問題は生じない。
以下、本発明の実施形態2について図5~図7を参照して説明する。以下の説明において、実施形態1と同様な構成や処理については、同じ参照番号を付ける。
本実施形態に係る情報処理装置100Aのブロック構成を図5に示す。図1に示した情報処理装置100との相違点は、通信処理部105がパケット分割部114を有していることと、サブCPU111がラージパケット生成部113を有していることである。以下、2つの相違点を中心に、情報処理装置100Aについて説明する。
パケット分割部114は、ラージパケットを入力情報として、ラージパケットを複数のパケットに分割して出力することが出来る。パケット分割部114は、ラージパケット内の通信プロトコルヘッダを複製および修正することで複数のヘッダを生成し、さらに複数に分割した送信データと連結することで、複数のパケットの生成を行う。
ラージパケット生成部113とパケット分割部114を利用することで、1パケットずつ生成するよりも効率的にパケット生成を行うことが出来る。
本フローチャートの処理は、メインCPU102上で動作するアプリケーションが送信APIを呼び出すことで開始する(S601)。送信データはアプリケーションバッファ104に格納されている。
S603では、図3において示したS302~S309の処理が実行される。処理内容は同一であるため、説明は省略する。
S605において、ラージパケット生成部113がデータエリアを持たないパケット管理構造体を取得し、当該パケット管理構造体によりラージパケット用ペイロードを構成する。
ラージパケットのペイロードでは、各メッセージの区切りを示すためにパケット管理構造体のメンバーである次パケットアドレスを使用する。図7は、3つのメッセージを含んだ構成例になっている。
sendmmsg()で指定された二つ目のメッセージは、アプリケーションバッファ104内の一つのメモリ領域に配置されて、二つ目のメッセージを構成するパケット管理構造体がパケット管理構造体704になっている。sendmmsg()で指定された三つ目のメッセージは、アプリケーションバッファ104内の二つのメモリ領域に分散して配置されて、三つ目のメッセージを構成するパケット管理構造体がパケット管理構造体705と706になっている。
S607において、ラージパケット生成部113は、データエリアを有するパケット管理構造体を取得し、ラージパケット用ペイロードを構成する。つまり、図7のパケット管理構造体702~706の代わりにパケット管理構造体701と同じ構造のパケット管理構造体を5つ取得し、これら5つのパケット管理構造体によりラージパケット用ペイロードを構成する。
S608において、ラージパケット生成部113は、S607で取得した各パケット管理構造体のデータエリアへ、sendmmsg()で指定された各メッセージのデータコピーを行う(送信データのコピー)。送信データをコピーする際、ラージパケット生成部113は、各パケット管理構造体のデータポインタに、データエリア内のメモリアドレスを設定し、有効データ長にデータサイズを設定する。
S610において、ラージパケット生成部113がラージパケットを生成する。具体的には、通信ヘッダが格納されたパケット管理構造体701とラージパケット用ペイロードを図7の破線矢印で示すように次バッファアドレスを用いて連結する。
パケット分割処理において、パケット分割部114は、まず出力用にデータエリアを有するパケット管理構造体を取得する。例えば、図7で示したラージパケットがパケット分割部114に入力された場合、パケット分割部114は、3つのパケット管理構造体を取得する。パケット分割部114は、ラージパケットに含まれる通信ヘッダを複製し、複製した各通信ヘッダはそれぞれ、取得したパケット管理構造体へ格納する。
複製された各通信ヘッダと、ラージパケットを構成する各ペイロードを連結することで、パケット分割処理が完了する。S611が終了すると、3つのパケットが生成されることになる。
S613において、再度サブCPU111は送信に使用する通信プロトコルが再送制御を含むか否かを判定する。S613の判定結果がYesの場合は、S614へ進む。S613の判定結果がNoの場合は、S615へ進む。
S614において、パケット生成部112は、パケットを送信した通信相手からデータ到達通知が届いているパケットに対し、パケットを構成していたパケット管理構造体を解放する。
S616において、サブCPU111は、S605若しくはS607でパケット管理構造体へ設定した送信データの中で未送信または通信相手へ未到達の送信データ(ユーザデータ)が存在しているかを判定する。S616の判定結果がYesの場合は、S609へ戻り、送信処理(S609~S614またはS609~S615)が実行される。S616の判定結果がNoの場合、つまり送信データが全て送信されている場合、送信処理を終了する(S617)。
なお、DMA転送にはDMA転送を指示するためのディスクリプタが必要になり、転送データがメモリ上で分散した配置になっていればいるほど必要なディスクリプタ数が増加する。送信インターフェースがディスクリプタを配置するために確保しているメモリリソースの数(最大値)を超えるディスクリプタ数が必要になると、転送を分割して行うことになり、転送効率が下がってしまう。
以上のように本フローによって、sendmmsg()などの一回のAPIコールで複数のメッセージによる大容量の送信データを送信する場合であっても、適切なゼロコピーの適用が可能である。
本発明の実施形態3について図1、図4および図8を参照して説明する。実施形態3は実施形態1(図4)の変形例である。実施形態1(図4)ではデータエリアを持たないパケット管理構造体とデータエリアを持つパケット管理構造体を使用したが、実施形態3では、データエリアを持たないパケット管理構造体のみを使用する。図8は、実施形態3のパケット送信処理を示したフローチャートである。以下の説明において、実施形態1と同様な構成や処理については、同じ参照番号を付ける。
S801は図4のS401と同じである。
S802は図4のS405と同じである。つまり、実施形態3では、データエリアを持たないパケット管理構造体のみを使用するので、図4のS402、S403およびS404が不要となる。
S803、S804、S805、S806、S807およびS808は、それぞれ、図4のS406、S407、S408、S409、S410およびS411と同じである。
S808の判定結果がYesの場合、S804に戻る。S808の判定結果がNoの場合、S809に進む。
S810において、通信相手(通信対向装置)からデータ到達通知を受信したかを判定する。S810の判定結果がNoの場合、S810を繰り返す。S810の判定結果がYesの場合、S811に進む。S811は、図4のS413と同じである。また、S811の次のステップであるS812は、図4のS414と同じである。
S813において、データ到達通知を受信していない送信データが存在するかを判定する。S813の判定結果がYesの場合、S810に戻る。S813の判定結果がNoの場合、S814(処理の終了)に進む。
本実施形態においても、S809において使用プロトコルが再送制御を含む場合と含まない場合で、その後の処理を分けているので、実施形態1と同様な効果を得ることができる。
通信網はLAN以外でもよく、例えば、インターネットや公衆無線通信などの通信網でもよい。つまり、LAN制御部109は、LAN制御部109以外の有線通信インターフェースに置換してもよいし、WLAN制御部110は、WLAN制御部110以外の無線通信インターフェースに置換してもよい(例えば、Bluetooth(登録商標))。公衆無線通信網は、例えば、3G、4G、5G、LTEなどである。LTEはLong Term Evolutionの略である。また、情報処理装置100と外部装置の接続は、ネットワーク120を介さずに、直接ケーブル等で情報処理装置100を外部装置に接続してもよい。
Claims (11)
- 通信装置であって、
他の通信装置に送信するデータを格納する第一の格納手段と、
前記第一の格納手段に格納されているデータのコピー先となる第二の格納手段と、
前記データに使用する通信プロトコルに応じた通信ヘッダを生成する第一の生成手段と、
前記通信ヘッダと前記データの格納位置情報とに基づいて、パケットを生成する第二の生成手段と、
前記通信プロトコルが再送制御を含まない場合、前記第一の格納手段内の前記データの格納位置を前記格納位置情報とし、
前記通信プロトコルが再送制御を含む場合、前記第二の格納手段内の前記データの格納位置を前記格納位置情報とする制御手段と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 前記第二の格納手段は、
前記データの格納位置情報を設定する位置情報領域と、前記データのサイズ情報を設定するサイズ情報領域と、前記データを格納するメモリ領域とを含む第一のパケット管理構造体と、
前記データの格納位置情報を設定する位置情報領域と、前記データのサイズ情報を設定するサイズ情報領域とを含み、前記データを格納するメモリ領域を含まない第二のパケット管理構造体と、を有し、
前記通信プロトコルが再送制御を含まない場合、前記制御手段は、前記第一の格納手段内の前記データの格納位置情報を前記第二のパケット管理構造体の位置情報領域へ設定し、前記第二の生成手段は、前記パケットを生成する際、前記第二のパケット管理構造体の位置情報領域に設定された前記データの格納位置情報を使用することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記通信プロトコルが再送制御を含む場合、前記制御手段は、前記第一の格納手段に格納されている前記データを、前記第一のパケット管理構造体のメモリ領域へコピーすると共に、前記データのコピー先である前記第二の格納手段内のデータの格納位置情報を前記第一のパケット管理構造体の位置情報領域に設定し、前記第二の生成手段は、前記パケットを生成する際、前記第一のパケット管理構造体の位置情報領域に設定された前記データの格納位置情報を使用することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
- 前記第二の格納手段は、前記通信ヘッダを格納するためのメモリ領域と、前記データの格納位置情報を格納している前記第一または第二のパケット管理構造体の情報を設定する構造体情報領域とを含む第三のパケット管理構造体をさらに有し、
前記第二の生成手段は、前記第三のパケット管理構造体のメモリ領域に格納された通信ヘッダと、前記第三のパケット管理構造体の構造体情報領域に格納された管理構造体情報とに基づいて、前記パケットを生成することを特徴とする請求項2または3に記載の通信装置。 - 前記データが複数のメッセージからなる場合、前記複数のメッセージは前記第一の格納手段内で複数の格納領域に分割されて格納され、前記第二の格納手段は、前記第一の格納手段内の複数の格納領域に対応する複数の前記第二のパケット管理構造体を有し、
前記メッセージの格納位置情報を、対応する前記第二パケット管理構造体の位置情報領域に設定し、前記メッセージのサイズ情報を、対応する前記第二パケット管理構造体のサイズ情報領域に設定し、
前記複数の前記第二のパケット管理構造体を連結する情報は、前記複数の前記第二のパケット管理構造体の各々の構造体情報領域に格納されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記メッセージが複数のメッセージ部分からなる場合、前記第二の格納手段は、前記複数のメッセージ部分に対応する複数の前記第二のパケット管理構造体を有し、
前記メッセージ部分の格納位置情報を、対応する前記第二パケット管理構造体の位置情報領域に設定し、前記メッセージ部分のサイズ情報を、対応する前記第二パケット管理構造体のサイズ情報領域に設定し、
前記複数のメッセージ部分を連結する情報は、前記複数の前記第二のパケット管理構造体の各々の構造体情報領域に格納されることを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 - 前記通信装置は前記第二の生成手段により生成したパケットを外部へ送信する送信手段をさらに有し、
前記第二のパケット管理構造体の使用個数が前記送信手段の送信能力により決まる閾値を超える場合、前記第二の生成手段は、前記パケットを生成する際、前記第一のパケット管理構造体の位置情報領域に設定された前記データの格納位置情報を使用することを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記第二の生成手段が前記パケットを生成する際に前記第二のパケット管理構造体を使用する場合、前記送信手段は、前記第一の格納手段に格納されているデータを読み出して外部へ送信することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
- 前記送信手段は、前記第一の格納手段に格納されているデータを読み出す場合、DMA(Direct Memory Access)を用いることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
- 他の通信装置に送信するデータを格納する第一の格納部と、前記第一の格納部に格納されているデータのコピー先となる第二の格納部とを有する通信装置の制御方法であって、
前記データに使用する通信プロトコルに応じた通信ヘッダを生成するステップと、
前記通信ヘッダと前記データの格納位置情報とに基づいて、パケットを生成するステップと、
前記通信プロトコルが再送制御を含まない場合、前記第一の格納手段内の前記データの格納位置を前記格納位置情報とするステップと、
前記通信プロトコルが再送制御を含む場合、前記第二の格納手段内の前記データの格納位置を前記格納位置情報とするステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを請求項1から9のいずれか1項に記載の通信装置として動作させるためのプログラム。
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