JP7321110B2 - electric valve device - Google Patents
electric valve device Download PDFInfo
- Publication number
- JP7321110B2 JP7321110B2 JP2020018000A JP2020018000A JP7321110B2 JP 7321110 B2 JP7321110 B2 JP 7321110B2 JP 2020018000 A JP2020018000 A JP 2020018000A JP 2020018000 A JP2020018000 A JP 2020018000A JP 7321110 B2 JP7321110 B2 JP 7321110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mating surface
- pin
- mating
- positioning pin
- valve casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Description
この明細書に開示される技術は、電動モータにより開閉駆動される電動式バルブ装置に関する。 The technology disclosed in this specification relates to an electric valve device that is driven to open and close by an electric motor.
従来、この種の技術として、例えば、下記の特許文献1に記載される技術(EGR制御装置)が知られている。この装置は、エンジンから吸気通路へ還流されるEGRガスの流量を調節する電動式のEGR弁を備える。EGR弁は、導電性のケーシングと、ケーシングに形成された流路と、流路に設けられた弁体と、弁体を開閉駆動するためにケーシングに設けられた電動モータと、電動モータを弁体へ駆動連結するためにケーシングに設けられた減速機構と、減速機構を覆うカバーとを備える。カバーの内側には、弁体の開度を検出する開度センサが設けられる。また、カバーに形成されたコネクタには、少なくとも開度センサから伸びるアース線が接続されるアース端子が設けられる。
Conventionally, as this type of technology, for example, a technology (EGR control device) described in
特許文献1に記載の技術では、カバーに形成されたコネクタのアース端子に開度センサから伸びるアース線が接続されることでアースが施されている。ここで、電動モータがブラシ付きモータである場合、その内部では、ブラシとコミュテータが接触することで火花が発生し、ラジオノイズとなってラジオやテレビなどに悪影響を与えるおそれがある。ここで、電動式バルブ装置におけるラジオノイズ対策として、導電性のケーシングにアースを施すことは周知のことである。
In the technique described in
ところが、EGRガス中の酸化物による腐食が問題となるEGR弁等の電動式バルブ装置では、腐食防止のためにケーシングの表面にテフロンコーティングなどの絶縁性部材を設けることがあり、絶縁性部材との関係からアース線を省スペースで配線することが難しくなっている。 However, in electric valve devices such as EGR valves, where corrosion due to oxides in EGR gas is a problem, an insulating member such as a Teflon coating is sometimes provided on the surface of the casing to prevent corrosion. Therefore, it is difficult to wire the ground wire in a space-saving manner.
この開示技術は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、表面に絶縁性部材を設けた電動式バルブ装置であっても、アース線を配線することなく省スペースなアースを実施することを可能とした電動式バルブ装置を提供することにある。 This disclosed technology has been made in view of the above circumstances, and its object is to provide a space-saving ground without wiring a ground wire even in an electric valve device having an insulating member on the surface. An object of the present invention is to provide an electric valve device that can be implemented.
上記目的を達成するために、請求項1に記載の技術は、導電性のバルブケーシングと、バルブケーシングに接続される導電性の相手部材と、バルブケーシングと相手部材との間に設けられる絶縁性部材と、バルブケーシングは、第1の合わせ面を含むことと、相手部材は、絶縁性部材を介してバルブケーシングの第1の合わせ面に接ぎ合わせられる第2の合わせ面を含むことと、バルブケーシングの第1の合わせ面と相手部材の第2の合わせ面とが絶縁性部材を介して接ぎ合わせられることでバルブケーシングと相手部材とが接続された状態を保持するための接続保持手段とを備えた電動式バルブ装置において、バルブケーシングと相手部材との間には、第1の合わせ面が絶縁性部材を介して第2の合わせ面に接ぎ合わせられるときに絶縁性部材を回避しながらバルブケーシングと相手部材とを導通させる導電性部材が設けられることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technique described in
上記技術の構成によれば、導電性のバルブケーシングと導電性の相手部材を接続するために、バルブケーシングの第1の合わせ面が絶縁性部材を介して相手部材の第2の合わせ面に接ぎ合わせられる。このとき、その接ぎ合わせと同時に導電性部材が絶縁性部材を回避しながらバルブケーシングと相手部材とを導通させる。 According to the configuration of the above technique, in order to connect the conductive valve casing and the conductive mating member, the first mating surface of the valve casing is mated to the second mating surface of the mating member via the insulating member. be matched. At this time, the conductive member avoids the insulating member and conducts the valve casing and the mating member at the same time as the joining.
上記目的を達成するために、請求項2に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、導電性部材は、接続されたバルブケーシングと相手部材とを互いに位置決めするための位置決めピンであり、第1の合わせ面と第2の合わせ面のうち少なくとも一方に位置決めピンが設けられ、他方にピン穴が設けられ、位置決めピンが絶縁性部材を貫通し、ピン穴に圧入されることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、導電性部材がバルブケーシングと相手部材との位置決めピンであることから、導通専用の導電性部材を特に設ける必要がない。また、位置決めピンがピン穴に圧入されることで、バルブケーシングと相手部材との導通が完了し、位置決めピンがバルブケーシングと相手部材との間に挟まれる。
According to the configuration of the above technology, in addition to the effect of the technology described in
上記目的を達成するために、請求項3に記載の技術は、請求項2に記載の技術において、ピン穴に圧入される位置決めピンの外周には、突起が形成されることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項2に記載の技術の作用に加え、位置決めピンがピン穴に圧入されるとき、位置決めピンの外周に形成された突起がピン穴の内周に食い込み、又は変形し、ピン穴の内周に強固に接続される。
According to the configuration of the above technique, in addition to the effect of the technique described in
上記目的を達成するために、請求項4に記載の技術は、請求項2に記載の技術において、位置決めピンは、ピン穴に圧入される部分の外径がピン穴の内径より大きく形成され、圧入される部分が弾性的に縮径可能に形成されることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, according to the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項2に記載の技術の作用に加え、位置決めピンがピン穴に圧入されるとき、その圧入される部分が弾性的に縮径してピン穴の内周に圧接するので、位置決めピンがピン穴の内周に強固に接続される。
According to the configuration of the above technique, in addition to the effect of the technique described in
上記目的を達成するために、請求項5に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、導電性部材は、接続されたバルブケーシングと相手部材とを互いに位置決めするための位置決めピンを含み、第1の合わせ面と第2の合わせ面のうち少なくとも一方に位置決めピンが設けられ、他方にピン穴が設けられ、位置決めピンが絶縁性部材を貫通し、ピン穴に組み入れられ、ピン穴には、その穴底と位置決めピンの先端とに接触するように導電性ばねが設けられることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、導電性部材がバルブケーシングと相手部材との位置決めピンであることから、導通専用の導電性部材を設ける必要がない。また、位置決めピンがピン穴に組み入れられ、導電性ばねが穴底と位置決めピンの先端とに接触することで、バルブケーシングと相手部材との導通が完了し、位置決めピンと導電性ばねがバルブケーシングと相手部材との間に挟まれる。
According to the configuration of the above technique, in addition to the effects of the technique described in
上記目的を達成するために、請求項6に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、導電性部材は、接続されたバルブケーシングと相手部材とを互いに位置決めするための位置決めピンであり、第1の合わせ面と第2の合わせ面のうち少なくとも一方に位置決めピンが設けられ、他方にピン穴が設けられ、位置決めピンが絶縁性部材を貫通し、ピン穴に組み入れられると共にその先端がピン穴の穴底に当接することを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、導電性部材がバルブケーシングと相手部材との位置決めピンであることから、導通専用の導電性部材を設ける必要がない。また、位置決めピンがピン穴に組み入れられると共にその先端がピン穴の穴底に当接することで、バルブケーシングと相手部材との導通が完了し、位置決めピンがバルブケーシングと相手部材との間に挟まれる。
According to the configuration of the above technique, in addition to the effects of the technique described in
上記目的を達成するために、請求項7に記載の技術は、請求項6に記載の技術において、位置決めピンの先端には、突起が形成されることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項6に記載の技術の作用に加え、位置決めピンがピン穴の穴底に当接するとき、位置決めピンの先端の突起が穴底に食い込み、又は変形することで接触するので、位置決めピンがその穴底に強固に接続される。
According to the configuration of the above technique, in addition to the effect of the technique described in
上記目的を達成するために、請求項8に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、導電性部材は、球体であり、第1の合わせ面又は第2の合わせ面に凹部が設けられ、球体が凹部に圧入されると共に球体の一部が絶縁性部材を貫通し、第2の合わせ面又は第1の合わせ面に接触することを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technique according to
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、バルブケーシングと相手部材を接続するときに、第1の合わせ面と第2の合わせ面を接ぎ合わせることで、凹部に圧入された導電性部材としての球体の一部が絶縁性部材を貫通し、第2の合わせ面又は第1の合わせ面に接触する。これにより、バルブケーシングと相手部材との導通が完了し、球体がバルブケーシングと相手部材との間に挟まれる。
According to the configuration of the above technology, in addition to the effect of the technology described in
上記目的を達成するために、請求項9に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、導電性部材は、ばね部材であり、第1の合わせ面又は第2の合わせ面に凹部が設けられ、ばね部材が凹部に組み入れられると共にばね部材の一部が絶縁性部材を貫通し、第2の合わせ面又は第1の合わせ面に接触することを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、バルブケーシングと相手部材を接続するときに、第1の合わせ面と第2の合わせ面を接ぎ合わせることで、凹部に組み入れられた導電性部材としてのばね部材の一部が絶縁性部材を貫通し、第2の合わせ面又は第1の合わせ面に弾性的に接触する。これにより、バルブケーシングと相手部材との導通が完了し、ばね部材がバルブケーシングと相手部材との間に挟まれる。
According to the configuration of the above technology, in addition to the effect of the technology described in
上記目的を達成するために、請求項10に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、導電性部材は、内蔵したばね部材により圧縮可能に構成された圧縮ピンであり、第1の合わせ面又は第2の合わせ面に凹部が設けられ、圧縮ピンが凹部に組み入れられると共に圧縮ピンの先端部が絶縁性部材を貫通し、第2の合わせ面又は第1の合わせ面に接触することを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technique according to
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、バルブケーシングと相手部材を接続するときに、第1の合わせ面と第2の合わせ面を接ぎ合わせることで、凹部に組み入れられた導電性部材としての圧縮ピンの先端部が絶縁性部材を貫通し、第2の合わせ面又は第1の合わせ面に弾性的に接触する。これにより、バルブケーシングと相手部材との導通が完了し、圧縮ピンがバルブケーシングと相手部材との間に挟まれる。
According to the configuration of the above technology, in addition to the effect of the technology described in
上記目的を達成するために、請求項11に記載の技術は、請求項1に記載の技術において、第2の合わせ面は、第1の合わせ面との接ぎ合わせ範囲からはみ出た露出面を含み、導電性部材は、第1の合わせ面から外側へ張り出し、露出面に接触するようにバルブケーシングに設けられた接触子であることを趣旨とする。
In order to achieve the above object, the technology described in
上記技術の構成によれば、請求項1に記載の技術の作用に加え、バルブケーシングと相手部材を接続するときに、第1の合わせ面と第2の合わせ面を接ぎ合わせることで、第1の合わせ面から外側へ張り出した導電性部材としての接触子が、第2の合わせ面の露出面に接触する。これにより、バルブケーシングと相手部材との導通が完了する。
According to the configuration of the above technique, in addition to the effect of the technique described in
請求項1に記載の技術によれば、表面に絶縁性部材を設けた電動式バルブ装置であっても、アース線を配線することなく省スペースなアースを実施することができる。
According to the technique of
請求項2に記載の技術によれば、請求項1に記載の技術の効果に加え、アースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する位置決めピンを保護することができる。
According to the technique of
請求項3に記載の技術によれば、請求項2に記載の技術の効果に加え、位置決めピンによるアースの信頼性を向上させることができる。
According to the technique of
請求項4に記載の技術によれば、請求項2に記載の技術の効果に加え、位置決めピンによるアースの信頼性を向上させることができる。また、バルブケーシングと相手部材を位置決めピンで導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the technique of
請求項5に記載の技術によれば、請求項1に記載の技術の効果に加え、アースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する位置決めピンと導電性ばねを保護することができる。また、バルブケーシングと相手部材を位置決めピンで導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the technique of
請求項6に記載の技術によれば、請求項1に記載の技術の効果に加え、アースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する位置決めピンを保護することができる。また、バルブケーシングと相手部材を位置決めピンで導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the technique of
請求項7に記載の技術によれば、請求項6に記載の技術の効果に加え、位置決めピンによるアースの信頼性を向上させることができる。
According to the technique of
請求項8に記載の技術によれば、請求項1に記載の技術の効果に加え、アースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する球体を保護することができる。また、バルブケーシングと相手部材を球体で導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the technique of
請求項9に記載の技術によれば、請求項1に記載の技術の効果に加え、アースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能するばね部材を保護することができる。また、バルブケーシングと相手部材をばね部材で導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the technique of
請求項10に記載の技術によれば、請求項1に記載の技術の効果に加え、アースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する圧縮ピンを保護することができる。また、バルブケーシングと相手部材を圧縮ピンで導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the technique of
請求項11に記載の技術によれば、請求項1に記載の技術の効果に加え、アースの実施を簡易化することができる。また、バルブケーシングと相手部材を接触子で導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the technique of
以下、電動式バルブ装置を、EGR装置のEGRクーラユニットに設けられるEGRクーラバイパスバルブに具体化したいくつかの実施形態にいて説明する。 Several embodiments in which the electric valve device is embodied in an EGR cooler bypass valve provided in an EGR cooler unit of an EGR device will be described below.
<第1実施形態>
先ず、第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<First Embodiment>
First, the first embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
[EGRクーラユニットについて]
図1に、この実施形態のEGRクーラバイパスバルブ(以下、単に「バイパスバルブ」という。)1を備えた並列フロー式のEGRクーラユニット2の概略を断面図により示す。このEGRクーラユニット2は、EGR通路(図示略)の途中に設けられ、クーラケーシング3と、クーラケーシング3の入口側に設けられた入口パイプ4と、クーラケーシング3の出口側に設けられたバイパスバルブ1及び出口パイプ5とを備える。EGR通路は、周知のように、エンジン(図示略)から排気通路(図示略)へ排出される排気の一部をEGRガスとしてエンジンへ還流するために吸気通路(図示略)に接続される。クーラケーシング3は、クーラ通路6と、クーラ通路6を迂回したバイパス通路7と、クーラ通路6の入口6aとバイパス通路7の入口7aへ分岐する分岐部8とを含む。クーラ通路6とバイパス通路7は互いに並列に配置される。入口パイプ4はクーラケーシング3の入口側に接続され、分岐部8に連通する。バイパスバルブ1の入口側は、クーラケーシング3の出口側に接続され、クーラ通路6の出口6bとバイパス通路7の出口7bに連通する。出口パイプ5は、バイパスバルブ1の出口側に接続される。クーラ通路6には、エンジンの冷却水が流れる熱交換器9が設けられる。クーラ通路6と熱交換器9によりEGRクーラ10が構成される。入口パイプ4と出口パイプ5は、それぞれEGR通路(配管)に接続される。入口パイプ4に流入したEGRガスは、クーラ通路6を通過することで熱交換器9により冷却される。バイパス通路7を通過するEGRガスは冷却されない。この実施形態で、クーラケーシング3及び出口パイプ5は、それぞれ導電性材(例えば、アルミ)により構成される。この実施形態では、バイパスバルブ1と、それに接続されるクーラケーシング3及び出口パイプ5とにより電動式バルブ装置が構成される。
[About the EGR cooler unit]
FIG. 1 shows a schematic cross-sectional view of a parallel flow type
[バイパスバルブについて]
図2に、この実施形態のバイパスバルブ1を正面側から視た斜視図により示す。図1、図2に示すように、バイパスバルブ1は、EGRクーラ10を通過するEGRガスの流量と、バイパス通路7を通過するEGRガスの流量とを同時に調節するように構成される。すなわち、このバイパスバルブ1は、主要な構成要素として、バルブケーシング11、二つの弁体12,13、弁軸14、減速機構15及びDCモータ16を備える。バルブケーシング11は、二つの流路17,18と、凹部(図示略)とを含み、その凹部の開口端がエンドフレーム20により閉塞される。バルブケーシング11は、導電性材(例えば、アルミ)より構成され、エンドフレーム20は、合成樹脂材より構成される。二つの弁体12,13、弁軸14及びDCモータ16は、主としてバルブケーシング11の側に設けられ、減速機構15は、主としてバルブケーシング11の凹部とエンドフレーム20との間に設けられる。DCモータ16は、減速機構15を介して弁軸14に駆動連結される。エンドフレーム20は、バルブケーシング11に対し複数のクリップ30を介して固定される。
[About the bypass valve]
FIG. 2 shows a front perspective view of the
図2において、バルブケーシング11は、クーラ通路6の出口6bに連通するクーラ流路17と、バイパス通路7の出口7bに連通するバイパス流路18とを含む。クーラ流路17には、EGRクーラ10を通過したEGRガスが流れる。バイパス流路18には、バイパス通路7を通過したEGRガスが流れる。クーラ流路17には、同流路17を開閉するための板状をなすクーラ弁体12が配置される。バイパス流路18には、同流路18を開閉するための板状をなすバイパス弁体13が配置される。この実施形態で、クーラ弁体12及びバイパス弁体13は、それぞれバタフライ式弁体であり、一つの弁軸14に一体に固定される。弁軸14は、バルブケーシング11にて、クーラ流路17及びバイパス流路18を貫通するように設けられ、軸受(図示略)を介して回転可能に支持される。クーラ弁体12とバイパス弁体13は、互いに位相を所定角度(ほぼ80°)ずらした状態で弁軸14に固定される。従って、弁軸14を一方向へ回転させることにより、クーラ弁体12が開弁方向へ回動されると共にバイパス弁体13が閉弁方向へ回動される。一方、弁軸14を逆方向へ回転させることにより、クーラ弁体12が閉弁方向へ回動されると共にバイパス弁体13が開弁方向へ回動される。図2は、クーラ弁体12が全開でバイパス弁体13が全閉の状態を示す。
In FIG. 2 , the
図1、図2に示すように、バルブケーシング11は、その前側に出口側合わせ面21を有し、後側に入口側合わせ面22を有する。図1に示すように、出口側合わせ面21には、出口パイプ5の入口側合わせ面32が接ぎ合わせられ、入口側合わせ面22には、クーラケーシング3の出口側合わせ面31が接ぎ合わせられる。図2に示すように、バルブケーシング11の外周部には、出口側合わせ面21及び入口側合わせ面22を貫通するように複数のボルト孔24が形成される。これらボルト孔24には、バルブケーシング11をクーラケーシング3と出口パイプ5との間に固定するためのボルト25(図3参照)が挿通される。また、図2に示すように、出口側合わせ面21には、複数のボルト孔24に隣接して複数のピン穴27が形成される。入口側合わせ面22にも、複数のボルト孔24に隣接して複数のピン穴(図示略)が形成される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[バルブケーシングとクーラケーシング及び出口パイプとの接続構造]
次に、バイパスバルブ1のバルブケーシング11とクーラケーシング3及び出口パイプ5との接続構造について説明する。この実施形態では、バイパスバルブ1が、DCモータ16により開閉駆動される電動式バルブであることから、ラジオノイズを発生させるおそれがある。そこで、この実施形態では、ラジオノイズ対策としてのアースを同時に実施できる接続構造を提案している。図3に、それら各部材3,11,5の接続構造の一部を分解した断面図により示す。図4には、図3における鎖線四角S1で囲った部分における各部材11,5等を断面図により示す。図5には、各部材11,5等を互いに接続した状態を断面図により示す。図3には、バルブケーシング11を挟んで、上側にはクーラケーシング3が、下側に出口パイプ5がそれぞれ配置される。クーラケーシング3と出口パイプ5は、この開示技術における相手部材の一例に相当する。バルブケーシング11とクーラケーシング3との間、バルブケーシング11と出口パイプ5との間には、それぞれガスケット34が配置される。ガスケット34は、例えば、ステンレスなどの金属で構成することができる。また、バルブケーシング11の入口側合わせ面22及び出口側合わせ面21には、それぞれテフロンコーティング35(図3において太線で示す。)が施される。このテフロンコーティング35の厚みは、例えば、「15μm~47μm」の範囲で設定することができる。テフロンコーティング35は、この開示技術における絶縁性部材の一例に相当する。
[Connection structure between valve casing, cooler casing, and outlet pipe]
Next, a connection structure between the
この実施形態では、バルブケーシング11の入口側合わせ面22が、テフロンコーティング35及びガスケット34を介してクーラケーシング3の出口側合わせ面31に接ぎ合わせられる。また、バルブケーシング11の出口側合わせ面21が、テフロンコーティング35及びガスケット34を介して出口パイプ5の入口側合わせ面32に接ぎ合わせられる。バルブケーシング11の出口側合わせ面21及び入口側合わせ面22は、この開示技術における第1の合わせ面の一例に相当する。一方、クーラケーシング3の出口側合わせ面31及び出口パイプ5の入口側合わせ面32は、この開示技術における第2の合わせ面の一例に相当する。
In this embodiment, the inlet-
図3に示すように、バルブケーシング11には、前述したボルト孔24が形成される。これに合わせ、クーラケーシング3及び出口パイプ5にも、バルブケーシング11のボルト孔24に整合するようにボルト孔37,38がそれぞれ形成される。また、ガスケット34とテフロンコーティング35には、ボルト孔24,37,38に整合するように透孔34a(ガスケット34の透孔34aのみ図示した。)が形成される。これらボルト孔24,37,38及び透孔34a等には、締め付け用のボルト25が挿通される。このボルト25の先端部には、雄ねじ25aが形成され、出口パイプ5のボルト孔38には、雌ねじ38aが形成される。従って、各ボルト孔24,37,38に挿通したボルト25の雄ねじ25aを雌ねじ38aに螺合させることで、これらバルブケーシング11、クーラケーシング3及び出口パイプ5を、テフロンコーティング35及びガスケット34を介して締め付けるようになっている。これにより、バルブケーシング11の出口側合わせ面21(第1の合わせ面)と出口パイプ5(相手部材)の入口側合わせ面32(第2の合わせ面)とが後述する位置決めピン29(導電性部材)を介して接ぎ合わせられることでバルブケーシング11と出口パイプ5とが接続された状態を保持するようになっている。この実施形態で、ボルト孔24,37,38及びボルト25は、この開示技術における接続保持手段の一例に相当する。
As shown in FIG. 3, the
図3、図4に示すように、バルブケーシング11の出口側合わせ面21には、前述したピン穴27が形成される。また、出口パイプ5の入口側合わせ面32には、ピン穴27に整合するように別のピン穴28が形成される。また、これらピン穴27,28には、導電性材よりなる位置決めピン29が設けられる。ガスケット34とテフロンコーティング35には、ピン穴27,28に整合するように透孔34b(ガスケット34の透孔34bのみ図示した。)が形成される。ここで、出口パイプ5の入口側合わせ面32に形成されたピン穴28は、この開示技術におけるピン穴の一例に相当する。そして、位置決めピン29の一端部(図3、図4の上端部)が、バルブケーシング11の出口側合わせ面21に形成されたピン穴27に組み入れられ、同位置決めピン29の他端部(図3、図4の下端部)ガスケット34及びテフロンコーティング35を貫通し、出口パイプ5の入口側合わせ面32に形成された別のピン穴28に組み入れられるようになっている。このように、バルブケーシング11と出口パイプ5との間には、バルブケーシング11の出口側合わせ面21がテフロンコーティング35及びガスケット34を介して出口パイプ5の入口側合わせ面32に接ぎ合わせられるときにテフロンコーティング35及びガスケット34を貫通(回避)しながらバルブケーシング11と出口パイプ5とを導通させる位置決めピン29が設けられる。この実施形態で、位置決めピン29は、この開示技術における導電性部材の一例に相当する。
As shown in FIGS. 3 and 4, the outlet
図3、図4に示すように、バルブケーシング11と出口パイプ5が互いに接続される前の状態において、位置決めピン29の上端部が、バルブケーシング11のピン穴27に組み入れられている。この状態で、位置決めピン29の上端と、ピン穴27の底面との間には所定の隙間40が設けられる。また、この状態で、位置決めピン29の下端部(他端部)は、ピン穴27から突出しており、その突出長さL1が、出口パイプ5のピン穴28の深さD1と、ガスケット34の厚さT1との合計よりも大きく設定される。すなわち、この実施形態では、「L1>D1+T1」の関係に設定される。
As shown in FIGS. 3 and 4, the upper end of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、バイパスバルブ1では、弁軸14がバルブケーシング11に回転可能に支持され、弁軸14が減速機構15を介してDCモータ16に駆動連結される。そして、弁軸14をDCモータ16等により回転させて各弁体12,13を開閉させることにより、各流路17,18におけるEGRガス流量が調節され、EGRクーラユニット2から流れ出るEGRガスの温度が調節される。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, in the
ここで、EGRクーラユニット2を構成するために、クーラケーシング3、バイパスバルブ1及び出口パイプ5がボルト25で締め付けられる。このとき、バイパスバルブ1を構成する導電性のバルブケーシング11と導電性の出口パイプ5(相手部材)を接続するために、バルブケーシング11の出口側合わせ面21がテフロンコーティング35(絶縁性部材)及びガスケット34を介して出口パイプ5の入口側合わせ面32に接ぎ合わせられる。このとき、その接ぎ合わせと同時に導電性部材である位置決めピン29が、テフロンコーティング35及びガスケット34を貫通(回避)しながらバルブケーシング11と出口パイプ5とを導通させる。このため、表面に絶縁性部材であるテフロンコーティング35を設けた電動式バルブ装置であっても、アース線を配線することなく省スペースなアースを実施することができる。このようにDCモータ16で駆動するバイパスバルブ1を備えた電動式バルブ装置において、DCモータ16の内部でラジオノイズが発生しても、そのノイズがバルブケーシング11から位置決めピン29、出口パイプ5及びEGR通路の配管等を介してアースされるので、ラジオノイズの悪影響を低減することができる。
Here, the
この実施形態の構成によれば、導電性部材がバルブケーシング11と出口パイプ5との位置決めピン29であることから、導通専用の導電性部材を特に設ける必要がない。また、位置決めピン29の下端部がピン穴28に組み入れられると共に、その下端(先端)がピン穴28の穴底に当接し、接合されることで、位置決めピン29の上端部が更にピン穴27の隙間40に組み入れられ、出口側合わせ面21と入口側合わせ面32とがテフロンコーティング35(絶縁性部材)及びガスケット34を介して隙間なく接ぎ合わせられる。これにより、バルブケーシング11と出口パイプ5との導通が完了し、位置決めピン29がバルブケーシング11と出口パイプ5との間に挟まれる。このため、上記したアースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する位置決めピン29を保護することができる。
According to the configuration of this embodiment, since the conductive member is the
<第2実施形態>
次に、第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施形態において、第1実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、以下には異なった点を中心に説明する。
<Second embodiment>
Next, a second embodiment will be described in detail with reference to the drawings. In addition, in each embodiment described below, the same code|symbol is attached|subjected about the component equivalent to 1st Embodiment, and description is abbreviate|omitted, and it demonstrates centering on a different point below.
図6には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図4に準ずる断面図により示す。この実施形態では、主として位置決めピン51の構成の点で第1実施形態と異なる。図7に、この位置決めピン51を底面図により示す。図6において、位置決めピン51は、その先端部51a(図6の下側半分)の外径が基端部51b(図6の上側半分)の外径よりも若干小さく形成される。これに合わせて、バルブケーシング11に形成されたピン穴27の内径は、位置決めピン51の基端部51bが圧入可能な大きさに形成される。出口パイプ5に形成された別のピン穴28の内径は、位置決めピン51の先端部51aの外径とほぼ同じ大きさに形成される。そして、図6、図7に示すように、位置決めピン51の先端部51aの外周には、別のピン穴28の内周に食い込む、又は変形することで接触する4つの突起51cが等角度間隔に形成される。これら突起51cは、断面が鋭角な三角形状をなし、位置決めピン51の軸線方向に沿って伸びる。
FIG. 6 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, in which a part of the connection structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、位置決めピン51がピン穴28に圧入されるとき、位置決めピン51の外周に形成された突起51cがピン穴28の内周に食い込み、又は変形することで接触することで、ピン穴28の内周に強固に接続される。このため、位置決めピン51によるアースの信頼性を向上させることができる。また、圧入荷重が低減され、組み付け(接続)時の荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, it is possible to obtain actions and effects equivalent to those of the first embodiment. In addition, in this embodiment, when the
<第3実施形態>
次に、第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図8には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図4に準ずる断面図により示す。図9には、各部材11,5等を互いに接続した状態を断面図により示す。この実施形態では、主として位置決めピン52の構成の点で前記各実施形態と異なる。図8において、位置決めピン52は、その先端部52aから基端部52bまで、外径が同じに形成される。また、図8において、バルブケーシング11に形成されたピン穴27の内径は、位置決めピン52の基端部52bが圧入可能な大きさに形成される。出口パイプ5に形成された別のピン穴28の内径は、位置決めピン52の先端部52aが圧入可能な大きさに形成される。すなわち、ピン穴28に圧入される先端部52aの外径がピン穴28の内径より若干大きく形成されると共に、その先端部52aが弾性的に縮径可能に形成される。この実施形態で、位置決めピン52の先端部52aには、中心に溝52cが形成され、この溝52cを挟んで先端部52aが二分割される。従って、図9に示すように、位置決めピン52の先端部52aが、ピン穴28に圧入されたときに、その先端部52aが弾性的に中心側へ撓んで縮径するようになっている。
FIG. 8 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, in which a part of the connecting structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、位置決めピン52がピン穴28に圧入されるとき、図9に示すように、その圧入される先端部52aが弾性的に縮径してピン穴28の内周に圧接するので、位置決めピン52がピン穴28の内周に強固に接続される。このため、位置決めピン52によるアースの信頼性を向上させることができる。また、バルブケーシング11と出口パイプ5(相手部材)を位置決めピン52で導通させるときの荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, it is possible to obtain actions and effects equivalent to those of the first embodiment. In addition, in this embodiment, when the
<第4実施形態>
次に、第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Fourth Embodiment>
Next, a fourth embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図10には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図4に準ずる断面図により示す。図11には、各部材11,5等を互いに接続した状態を断面図により示す。この実施形態では、主として位置決めピン53に係る構成の点で前記各実施形態と異なる。図10において、位置決めピン53は、先端部53aから基端部53bまで、外径が同じに形成される。また、図10において、バルブケーシング11に形成されたピン穴27の内径は、位置決めピン53の基端部53bが圧入可能な大きさに形成される。出口パイプ5に形成された別のピン穴28の内径は、位置決めピン53の先端部53aが組み入れ可能な大きさに形成される。すなわち、ピン穴28の内径は、先端部53aの外径と同じか、若干大きく形成される。また、ピン穴28には、導電性ばね54が組み入れられる。この実施形態では、図11に示すように、位置決めピン53の先端部53aがテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、ピン穴28に組み入れられた状態で、導電性ばね54は、ピン穴28の穴底と位置決めピン53の先端とに接触するように設けられる。
FIG. 10 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, in which a part of the connecting structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、導電性部材がバルブケーシング11と出口パイプ5との位置決めピン53であることから、導通専用の導電性部材を設ける必要がない。また、図11に示すように、位置決めピン53がピン穴28に組み入れられ、導電性ばね54が、ピン穴28の穴底と位置決めピン53の先端とに接触することで、バルブケーシング11と出口パイプ5との導通が完了し、位置決めピン53と導電性ばね54がバルブケーシング11と出口パイプ5との間に挟まれる。このため、上記したアースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する位置決めピン53と導電性ばね54を保護することができる。また、バルブケーシング11と出口パイプ5(相手部材)を位置決めピン53で導通させるときの荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, it is possible to obtain actions and effects equivalent to those of the first embodiment. In addition, in this embodiment, since the conductive member is the
<第5実施形態>
次に、第5実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Fifth Embodiment>
Next, a fifth embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図12には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図4に準ずる断面図により示す。図13には、各部材11,5等を互いに接続した状態を断面図により示す。この実施形態では、主として位置決めピン55に係る構成の点で前記各実施形態と異なる。図12において、位置決めピン55は、先端部55aから基端部55bまで、外径が同じに形成される。また、図10において、バルブケーシング11に形成されたピン穴27の内径は、位置決めピン55の基端部55bが圧入可能な大きさに形成される。出口パイプ5に形成された別のピン穴28の内径は、位置決めピン55の先端部55aが組み入れ可能な大きさに形成される。すなわち、ピン穴28の内径は、先端部55aの外径と同じか、若干大きく形成される。また、先端部55aの先端が、ピン穴28の穴底に当接可能となっている。更に、その先端部55aの先端には、ピン穴28の穴底に食い込む、又は変形することで接触する突起55cが形成される。この実施形態では、図13に示すように、位置決めピン55の先端部55aがテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、ピン穴28に組み入れられた状態で、位置決めピン55の先端がピン穴28の穴底に当接すると共に、突起55cが穴底に食い込む、又は変形することで接触するようになっている。
FIG. 12 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, in which a part of the connecting structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、導電性部材がバルブケーシング11と出口パイプ5との位置決めピン55であることから、導通専用の導電性部材を設ける必要がない。また、図13に示すように、位置決めピン55がピン穴28に組み入れられると共にその先端がピン穴28の穴底に当接することで、バルブケーシング11と出口パイプ5との導通が完了し、位置決めピン55がバルブケーシング11と出口パイプ5との間に挟まれる。このため、上記したアースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する位置決めピン55を保護することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, it is possible to obtain actions and effects equivalent to those of the first embodiment. In addition, in this embodiment, since the conductive member is the
この実施形態の構成によれば、位置決めピン55がピン穴28の穴底に当接するとき、位置決めピン55の先端の突起55cがピン穴28の穴底に食い込む、又は変形することで接触するので、位置決めピン55がその穴底に強固に接続される。このため、位置決めピン55によるアースの信頼性を向上させることができる。また、バルブケーシング11と出口パイプ5(相手部材)を位置決めピン55で導通させるときの荷重を低減することができる。
According to the configuration of this embodiment, when the
<第6実施形態>
次に、第6実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Sixth Embodiment>
Next, a sixth embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図14には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図4に準ずる断面図により示す。図15には、各部材11,5等を互いに接続した状態を断面図により示す。この実施形態では、導電性部材の構成の点で前記各実施形態と異なる。この実施形態では、図14に示すように、バルブケーシング11の出口側合わせ面21に凹部61が設けられ、その凹部61には、導電性材よりなる球体62が圧入される。この実施形態では、図15に示すように、バルブケーシング11が出口パイプ5に接続された状態で、球体62の一部がテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、出口パイプ5の入口側合わせ面32に接触するようになっている。この実施形態で、球体62は、この開示技術における導電性部材の一例に相当する。
FIG. 14 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, in which a part of the connecting structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果を得ることができる。加えて、この実施形態では、バルブケーシング11と出口パイプ5を接続するときに、出口側合わせ面21(第1の合わせ面)と入口側合わせ面32(第2の合わせ面)を接ぎ合わせることで、図15に示すように、凹部61に圧入された導電性部材としての球体62の一部がテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、入口側合わせ面32に接触する。これにより、バルブケーシング11と出口パイプ5の導通が完了し、球体62がバルブケーシング11と出口パイプ5との間に挟まれる。このため、上記したアースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する球体62を保護することができる。また、バルブケーシング11と出口パイプ5(相手部材)を球体62で導通させるときの荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, it is possible to obtain actions and effects equivalent to those of the first embodiment. In addition, in this embodiment, when connecting the
<第7実施形態>
次に、第7実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Seventh Embodiment>
Next, a seventh embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図16には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図4に準ずる断面図により示す。図17には、ばね部材64を斜視図により示す。図18には、各部材11,5等を互いに接続した状態を断面図により示す。この実施形態では、導電性部材の構成の点で第6実施形態と異なる。この実施形態では、図16に示すように、バルブケーシング11の出口側合わせ面21に凹部63が設けられ、その凹部63には、導電性材よりなるばね部材64が組み入れられる。この実施形態で、凹部63は、その入口が張り出し63aによって奥よりも狭く形成される。図16、図17に示すように、ばね部材64は、断面C形をなす割り管状に形成される。このばね部材64が凹部63に組み入れられた状態では、入口の張り出し63aによって凹部63からのばね部材64の脱落が防止される。この実施形態では、図18に示すように、バルブケーシング11が出口パイプ5に接続された状態で、ばね部材64の一部がテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、出口パイプ5の入口側合わせ面32に弾性的に接触するようになっている。この実施形態で、ばね部材64は、この開示技術における導電性部材の一例に相当する。
FIG. 16 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, in which a part of the connecting structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果が得られる。加えて、この実施形態では、バルブケーシング11と出口パイプ5を接続するときに、出口側合わせ面21と入口側合わせ面32を接ぎ合わせることで、凹部63に組み入れられた導電性部材としてのばね部材64の一部がテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、入口側合わせ面32に弾性的に接触する。これにより、バルブケーシング11と出口パイプ5との導通が完了し、ばね部材64がバルブケーシング11と出口パイプ5との間に挟まれる。このため、上記したアースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能するばね部材64を保護することができる。また、バルブケーシング11と出口パイプ5(相手部材)をばね部材64で導通させるときの荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, the same actions and effects as those of the first embodiment can be obtained. In addition, in this embodiment, when the
<第8実施形態>
次に、第8実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Eighth embodiment>
Next, an eighth embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図19には、各部材3,11,5等の接続構造の一部を分解した、図3に準ずる断面図により示す。この実施形態では、導電性部材の構成の点で第7実施形態と異なる。この実施形態では、図19に示すように、バルブケーシング11の入口側合わせ面22に凹部65が設けられ、その凹部65には、導電性材よりなるばね部材66が組み入れられる。この実施形態で、ばね部材66は、コイル状に形成される。この実施形態で、バルブケーシング11に対しクーラケーシング3と出口パイプ5が接続された状態で、ばね部材66の基端部(下部)は凹部65の底壁に弾性的に接触し、ばね部材66の先端部(上部)は、テフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、クーラケーシング3の出口側合わせ面31に弾性的に接触するようになっている。この実施形態で、ばね部材64は、この開示技術における導電性部材の一例に相当する。
FIG. 19 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 3, in which a part of the connecting structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果が得られる。加えて、この実施形態では、バルブケーシング11とクーラケーシング3を接続するときに、入口側合わせ面22と出口側合わせ面31を接ぎ合わせることで、凹部65に組み入れられた導電性部材としてのばね部材66の一部がテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、出口側合わせ面31に弾性的に接触する。これにより、バルブケーシング11とクーラケーシング3との導通が完了し、ばね部材66がバルブケーシング11とクーラケーシング3との間に挟まれる。このため、上記したアースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能するばね部材66を保護することができる。また、バルブケーシング11とクーラケーシング3(相手部材)をばね部材66で導通させるときの荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, the same actions and effects as those of the first embodiment can be obtained. In addition, in this embodiment, when the
<第9実施形態>
次に、第9実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Ninth Embodiment>
Next, a ninth embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図20には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図4に準ずる断面図により示す。この実施形態では、導電性部材の構成の点で第6~第8の実施形態と異なる。この実施形態では、図20に示すように、バルブケーシング11の出口側合わせ面21に凹部67が設けられ、その凹部67には、導電性材よりなる圧縮ピン68が組み入れられる。この実施形態では、凹部67の内壁に圧縮ピン68の外壁が接触している。図21に、圧縮ピン68を断面図により示す。図21に示すように、圧縮ピン68は、内蔵したばね部材68cにより圧縮可能に構成される。すなわち、圧縮ピン68は、導電性材より形成されたシリンダ部材68aと、導電性材より形成され、シリンダ部材68aの内部にて往復動可能に設けられたピストン部材68bと、シリンダ部材68aとピストン部材68bとの間に設けられた導電性材より形成されたコイル状のばね部材68cとを含む。ピストン部材68bの先端部68baが、シリンダ部材68aから外へ突出する。この先端部68baは、ばね部材68cの収縮に伴いシリンダ部材68aに対し収縮可能となっている。この実施形態で、バルブケーシング11と出口パイプ5が接続された状態で、圧縮ピン68の先端部68baが、テフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、出口パイプ5の入口側合わせ面32に弾性的に接触するようになっている。この実施形態で、圧縮ピン68は、この開示技術における導電性部材の一例に相当する。
FIG. 20 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 4, in which a part of the connection structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果が得られる。加えて、この実施形態では、バルブケーシング11と出口パイプ5を接続するときに、出口側合わせ面21と入口側合わせ面32を接ぎ合わせることで、凹部67に組み入れられた導電性部材としての圧縮ピン68の先端部がテフロンコーティング35とガスケット34を貫通し、入口側合わせ面32に弾性的に接触する。これにより、バルブケーシング11と出口パイプ5との導通が完了し、圧縮ピン68がバルブケーシング11と出口パイプ5との間に挟まれる。このため、上記したアースの実施を簡易化することができ、アース配線として機能する圧縮ピン68を保護することができる。また、バルブケーシング11と出口パイプ5(相手部材)を圧縮ピン68で導通させるときの荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, the same actions and effects as those of the first embodiment can be obtained. In addition, in this embodiment, when the
<第10実施形態>
次に、第10実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
<Tenth Embodiment>
Next, a tenth embodiment will be described in detail with reference to the drawings.
図22には、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した、図3に準ずる断面図により示す。この実施形態では、導電性部材の構成の点で前記各実施形態と異なる。この実施形態では、図22に示すように、出口パイプ5の入口側合わせ面32は、バルブケーシング11の出口側合わせ面21との接ぎ合わせ範囲からはみ出た露出面32a(矢印の範囲で示す。)を含む。この露出面32aは、テフロンコーティング35及びガスケット34に覆われることはない。また、バルブケーシング11は、出口側合わせ面21からアーム状に外側へ張り出し、露出面32aに接触するように設けられた接触子71を含む。接触子71の先端部下面には、露出面32aへ向けて若干突出する接触部71aが形成される。この実施形態で、バルブケーシング11と出口パイプ5が接続された状態で、接触子71の接触部71aの下面が、テフロンコーティング35とガスケット34を回避し、出口パイプ5の露出面32aに弾性的に接触するようになっている。この実施形態で、接触子71は、この開示技術における導電性部材の一例に相当する。
FIG. 22 shows a cross-sectional view corresponding to FIG. 3, in which a part of the connection structure of the
[電動式バルブ装置の作用及び効果]
以上説明したこの実施形態の電動式バルブ装置の構成によれば、第1実施形態と同等の作用及び効果が得られる。加えて、この実施形態では、バルブケーシング11と出口パイプ5を接続するときに、出口側合わせ面21と入口側合わせ面32を接ぎ合わせることで、出口側合わせ面21から外側へ張り出した導電性部材としての接触子71が、入口側合わせ面32の露出面32aに接触する。これにより、バルブケーシング11と出口パイプ5との導通が完了する。このため、上記したアースの実施を簡易化することができる。また、バルブケーシング11と出口パイプ5(相手部材)を接触子71で導通させるときの荷重を低減することができる。
[Action and effect of electric valve device]
According to the configuration of the electric valve device of this embodiment described above, the same actions and effects as those of the first embodiment can be obtained. In addition, in this embodiment, when the
なお、この開示技術は前記各実施形態に限定されるものではなく、開示技術の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。 It should be noted that the disclosed technology is not limited to the above-described embodiments, and part of the configuration can be changed as appropriate without departing from the scope of the disclosed technology.
(1)前記第1~第5の実施形態では、位置決めピン29,51~53,55をバルブケーシング11と別体に設けたが、図23に示すように、位置決めピン59をバルブケーシング11と一体に設けることもできる。図23は、各部材11,5等の接続構造の一部を分解した図4に準ずる断面図により示す。
(1) In the first to fifth embodiments, the positioning pins 29, 51 to 53, 55 are provided separately from the
(2)前記第2実施形態では、バルブケーシング11のピン穴27の内径を、位置決めピン51の基端部51bが圧入可能な大きさに形成すると共に、出口パイプ5のピン穴28の内径を、位置決めピン51の先端部51aの外径とほぼ同じ大きさに形成し、その外周にピン穴28の内周に食い込む、又は変形することで接触する4つの突起51cを形成した。これに対し、バルブケーシングのピン穴の内径を、位置決めピンの基端部が圧入可能な大きさに形成すると共に、出口パイプのピン穴の内径を、位置決めピンの先端部が圧入可能な大きさに形成し、その外周に形成される4つの突起を省略することもできる。つまり、位置決めピンの基端部及び先端部の両方を、対応するピン穴に圧入可能に構成することもできる。
(2) In the second embodiment, the inner diameter of the
(3)前記第1~第5の実施形態では、位置決めピン29,51~53,55を、出口パイプ5の側ではなくバルブケーシング11の側に設けたが、位置決めピンをバルブケーシングの側ではなく出口パイプの側又はクーラケーシングの側に設けることもできる。
(3) In the first to fifth embodiments, the positioning pins 29, 51 to 53, 55 are provided on the
(4)前記第6実施形態では、球体62を出口パイプ5の側ではなくバルブケーシング11の側に設けたが、球体をバルブケーシングの側ではなく出口パイプの側又はクーラケーシングの側に設けることもできる。
(4) In the sixth embodiment, the
(5)前記第7実施形態では、ばね部材64を出口パイプ5の側ではなくバルブケーシング11の側に設けたが、ばね部材をバルブケーシングの側ではなく出口パイプの側又はクーラケーシングの側に設けることもできる。
(5) In the seventh embodiment, the
(6)前記第8実施形態では、ばね部材66をクーラケーシング3の側ではなくバルブケーシング11の側に設けたが、ばね部材をバルブケーシングの側ではなくクーラケーシングの側又は出口パイプの側に設けることもできる。
(6) In the eighth embodiment, the
(7)前記第9実施形態では、圧縮ピン68を出口パイプ5の側ではなくバルブケーシング11の側に設けたが、圧縮ピンをバルブケーシングの側ではなく出口パイプの側又はクーラケーシングの側に設けることもできる。
(7) In the ninth embodiment, the
(8)前記第10実施形態では、接触子71を出口パイプ5の側ではなくバルブケーシング11の側に設けたが、接触子をバルブケーシングの側ではなく出口パイプの側又はクーラケーシングの側に設けることもできる。
(8) In the tenth embodiment, the
(9)前記各実施形態では、電動式バルブ装置を、EGR装置のEGRクーラユニットに設けられるEGRクーラバイパスバルブに具体化したが、これに限られるものではなく、EGRバルブに具体化したり、EGR装置以外としてスロットルバルブ装置やその他のバルブ装置に具体化したりすることができる。 (9) In each of the above-described embodiments, the electric valve device is embodied as an EGR cooler bypass valve provided in the EGR cooler unit of the EGR device, but is not limited to this, and is embodied as an EGR valve or as an EGR valve. Other than the device, it can be embodied in a throttle valve device or other valve device.
[付記請求項について]
ここで、前記各実施形態に含まれる開示技術について、その詳細を以下に付記請求項として記載する。
(付記請求項1)
請求項2に記載の電動式バルブ装置において、
前記位置決めピンは、前記バルブケーシング及び前記相手部材とは別部材により形成され、前記位置決めピンの一端部が前記第1の合わせ面に設けられた第1のピン穴又は前記第2の合わせ面に設けられた第2のピン穴に圧入され、前記位置決めピンの他端部が前記絶縁性部材を貫通し、前記第2のピン穴又は前記第1のピン穴に圧入されることを特徴とする電動式バルブ装置。
[Regarding additional claims]
Here, the details of the disclosed technology included in each of the above embodiments will be described as appended claims below.
(Appendix claim 1)
In the electric valve device according to
The positioning pin is formed of a member separate from the valve casing and the mating member, and one end of the positioning pin is inserted into a first pin hole provided in the first mating surface or the second mating surface. The positioning pin is press-fitted into a provided second pin hole, and the other end of the positioning pin penetrates the insulating member and is press-fitted into the second pin hole or the first pin hole. Electric valve device.
上記した付記請求項1の構成によれば、請求項2の構成と同等の作用及び効果を得ることができる。
According to the configuration of
(付記請求項2)
請求項5に記載の電動式バルブ装置において、
前記位置決めピンは、前記バルブケーシング及び前記相手部材とは別部材により形成され、前記位置決めピンの一端部が前記第1の合わせ面に設けられた第1のピン穴又は前記第2の合わせ面に設けられた第2のピン穴に圧入され、前記位置決めピンの他端部が前記絶縁性部材を貫通し、前記第2のピン穴又は前記第1のピン穴に組み入れられ、
前記第2のピン穴又は前記第1のピン穴には、その穴底と前記位置決めピンの他端部に接触するように導電性ばね部材が設けられる
ことを特徴とする電動式バルブ装置。
(Appendix claim 2)
In the electric valve device according to
The positioning pin is formed of a member separate from the valve casing and the mating member, and one end of the positioning pin is inserted into a first pin hole provided in the first mating surface or the second mating surface. The positioning pin is press-fitted into a provided second pin hole, the other end of the positioning pin penetrates the insulating member, and is incorporated into the second pin hole or the first pin hole,
An electric valve device, wherein a conductive spring member is provided in the second pin hole or the first pin hole so as to contact the bottom of the hole and the other end of the positioning pin.
上記した付記請求項2の構成によれば、請求項5の構成と同等の作用及び効果を得ることができる。
According to the configuration of
(付記請求項3)
請求項6に記載の電動式バルブ装置において、
前記位置決めピンは、前記バルブケーシング及び前記相手部材とは別部材により形成され、前記位置決めピンの一端部が前記第1の合わせ面に設けられた第1のピン穴又は前記第2の合わせ面に設けられた第2のピン穴に組み入れられ、前記位置決めピンの他端部が前記絶縁性部材を貫通し、前記第2のピン穴又は前記第1のピン穴に組み入れられると共にその先端が前記ピン穴の穴底に当接する
ことを特徴とする電動式バルブ装置。
(Appendix claim 3)
In the electric valve device according to
The positioning pin is formed of a member separate from the valve casing and the mating member, and one end of the positioning pin is inserted into a first pin hole provided in the first mating surface or the second mating surface. The other end of the positioning pin penetrates the insulating member and is inserted into the second pin hole or the first pin hole, and the tip of the positioning pin is inserted into the pin hole. An electric valve device, characterized in that it abuts on the hole bottom of a hole.
上記した付記請求項3の構成によれば、請求項6の構成と同等の作用及び効果を得ることができる。
According to the configuration of
(付記請求項4)
請求項1に記載の電動式バルブ装置において、
前記第1の合わせ面は、前記第2の合わせ面との接ぎ合わせ範囲からはみ出た露出面を含み、
前記導電性部材は、前記第2の合わせ面から外側へ張り出し、前記露出面に接触するように前記相手部材に設けられた接触子である
ことを特徴とする電動式バルブ装置。
(Appendix claim 4)
In the electric valve device according to
The first mating surface includes an exposed surface protruding from the joining range with the second mating surface,
The electrically-operated valve device, wherein the conductive member is a contact that protrudes outward from the second mating surface and is provided on the mating member so as to come into contact with the exposed surface.
上記した付記請求項3の構成によれば、請求項11の構成と同等の作用及び効果を得ることができる。
According to the configuration of
この開示技術は、車両等のエンジンに付随して設けられる各種装置に利用することができる。 This disclosed technique can be used for various devices provided in conjunction with an engine of a vehicle or the like.
1 バイパスバルブ
3 クーラケーシング(相手部材)
5 出口パイプ(相手部材)
11 バルブケーシング
21 出口側合わせ面(第1の合わせ面)
22 入口側合わせ面(第1の合わせ面)
24 ボルト孔(接続保持手段)
25 ボルト(接続保持手段)
28 別のピン穴
29 位置決めピン(導電性部材)
31 出口側合わせ面(第2の合わせ面)
32 入口側合わせ面(第2の合わせ面)
32a 露出面
35 テフロンコーティング(絶縁性部材)
37 ボルト孔(接続保持手段)
38 ボルト孔(接続保持手段)
51 位置決めピン(導電性部材)
51c 突起
52 位置決めピン(導電性部材)
53 位置決めピン(導電性部材)
54 導電性ばね
55 位置決めピン(導電性部材)
55c 突起
59 位置決めピン
61 凹部
62 球体(導電性部材)
63 凹部
64 ばね部材(導電性部材)
65 凹部
66 ばね部材(導電性部材)
68 圧縮ピン(導電性部材)
68c ばね部材
71 接触子(導電性部材)
1
5 Exit pipe (mating member)
11
22 inlet side mating surface (first mating surface)
24 bolt hole (connection holding means)
25 bolts (connection retaining means)
28 another
31 outlet side mating surface (second mating surface)
32 inlet side mating surface (second mating surface)
32a exposed
37 bolt hole (connection holding means)
38 bolt hole (connection holding means)
51 positioning pin (conductive member)
53 positioning pin (conductive member)
54
63
65
68 compression pin (conductive member)
Claims (11)
前記バルブケーシングに接続される導電性の相手部材と、
前記バルブケーシングと前記相手部材との間に設けられる絶縁性部材と、
前記バルブケーシングは、第1の合わせ面を含むことと、
前記相手部材は、前記絶縁性部材を介して前記バルブケーシングの前記第1の合わせ面に接ぎ合わせられる第2の合わせ面を含むことと、
前記バルブケーシングの前記第1の合わせ面と前記相手部材の前記第2の合わせ面とが前記絶縁性部材を介して接ぎ合わせられることで前記バルブケーシングと前記相手部材とが接続された状態を保持するための接続保持手段と
を備えた電動式バルブ装置において、
前記バルブケーシングと前記相手部材との間には、前記第1の合わせ面が前記絶縁性部材を介して前記第2の合わせ面に接ぎ合わせられるときに前記絶縁性部材を回避しながら前記バルブケーシングと前記相手部材とを導通させる導電性部材が設けられる
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 an electrically conductive valve casing;
a conductive mating member connected to the valve casing;
an insulating member provided between the valve casing and the mating member;
the valve casing including a first mating surface;
the mating member includes a second mating surface to be joined to the first mating surface of the valve casing via the insulating member;
The first mating surface of the valve casing and the second mating surface of the mating member are joined together via the insulating member, thereby maintaining the state in which the valve casing and the mating member are connected. In a motorized valve device comprising a connection holding means for
Between the valve casing and the mating member, the valve casing avoids the insulating member when the first mating surface is joined to the second mating surface via the insulating member. and the mating member are provided with a conductive member.
前記導電性部材は、接続された前記バルブケーシングと前記相手部材とを互いに位置決めするための位置決めピンであり、
前記第1の合わせ面と前記第2の合わせ面のうち少なくとも一方に前記位置決めピンが設けられ、他方にピン穴が設けられ、前記位置決めピンが前記絶縁性部材を貫通し、前記ピン穴に圧入される
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 1,
the conductive member is a positioning pin for positioning the connected valve casing and the mating member;
At least one of the first mating surface and the second mating surface is provided with the positioning pin, and the other is provided with a pin hole, and the positioning pin penetrates the insulating member and is press-fitted into the pin hole. An electric valve device characterized by:
前記ピン穴に圧入される前記位置決めピンの外周には、突起が形成される
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 2,
An electric valve device, wherein a projection is formed on an outer circumference of the positioning pin press-fitted into the pin hole.
前記位置決めピンは、前記ピン穴に圧入される部分の外径が前記ピン穴の内径より大きく形成され、前記圧入される部分が弾性的に縮径可能に形成される
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 2,
The locating pin is formed such that the outer diameter of the portion press-fitted into the pin hole is larger than the inner diameter of the pin hole, and the press-fit portion is elastically formed so that the diameter can be reduced. valve device.
前記導電性部材は、接続された前記バルブケーシングと前記相手部材とを互いに位置決めするための位置決めピンを含み、
前記第1の合わせ面と前記第2の合わせ面のうち少なくとも一方に前記位置決めピンが設けられ、他方にピン穴が設けられ、前記位置決めピンが前記絶縁性部材を貫通し、前記ピン穴に組み入れられ、前記ピン穴には、その穴底と前記位置決めピンの先端とに接触するように導電性ばねが設けられる
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 1,
the conductive member includes a positioning pin for positioning the connected valve casing and the mating member with each other;
At least one of the first mating surface and the second mating surface is provided with the positioning pin, and the other is provided with a pin hole, and the positioning pin penetrates the insulating member and is incorporated into the pin hole. and a conductive spring is provided in the pin hole so as to contact the hole bottom and the tip of the positioning pin.
前記導電性部材は、接続された前記バルブケーシングと前記相手部材とを互いに位置決めするための位置決めピンであり、
前記第1の合わせ面と前記第2の合わせ面のうち少なくとも一方に前記位置決めピンが設けられ、他方にピン穴が設けられ、前記位置決めピンが前記絶縁性部材を貫通し、前記ピン穴に組み入れられると共にその先端が前記ピン穴の穴底に当接する
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 1,
the conductive member is a positioning pin for positioning the connected valve casing and the mating member;
At least one of the first mating surface and the second mating surface is provided with the positioning pin, and the other is provided with a pin hole, and the positioning pin penetrates the insulating member and is incorporated into the pin hole. and a tip end of which abuts on the hole bottom of the pin hole.
前記位置決めピンの先端には、突起が形成される
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 6,
An electric valve device, wherein a protrusion is formed at the tip of the positioning pin.
前記導電性部材は、球体であり、
前記第1の合わせ面又は前記第2の合わせ面に凹部が設けられ、前記球体が前記凹部に圧入されると共に前記球体の一部が前記絶縁性部材を貫通し、前記第2の合わせ面又は前記第1の合わせ面に接触する
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 1,
The conductive member is a sphere,
A concave portion is provided in the first mating surface or the second mating surface, and the spherical body is press-fitted into the concave portion and a part of the spherical body penetrates the insulating member to form the second mating surface or the second mating surface. An electrically operated valve device that contacts the first mating surface.
前記導電性部材は、ばね部材であり、
前記第1の合わせ面又は前記第2の合わせ面に凹部が設けられ、前記ばね部材が前記凹部に組み入れられると共に前記ばね部材の一部が前記絶縁性部材を貫通し、前記第2の合わせ面又は前記第1の合わせ面に接触する
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 1,
The conductive member is a spring member,
A recess is provided in the first mating surface or the second mating surface, and the spring member is incorporated in the recess and a part of the spring member penetrates the insulating member to form the second mating surface. Alternatively, the electric valve device is in contact with the first mating surface.
前記導電性部材は、内蔵したばね部材により圧縮可能に構成された圧縮ピンであり、
前記第1の合わせ面又は前記第2の合わせ面に凹部が設けられ、前記圧縮ピンが前記凹部に組み入れられると共に前記圧縮ピンの先端部が前記絶縁性部材を貫通し、前記第2の合わせ面又は前記第1の合わせ面に接触する
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 1,
The conductive member is a compression pin configured to be compressible by a built-in spring member,
A recess is provided in the first mating surface or the second mating surface, and the compression pin is incorporated in the recess and a tip portion of the compression pin penetrates the insulating member to form the second mating surface. Alternatively, the electric valve device is in contact with the first mating surface.
前記第2の合わせ面は、前記第1の合わせ面との接ぎ合わせ範囲からはみ出た露出面を含み、
前記導電性部材は、前記第1の合わせ面から外側へ張り出し、前記露出面に接触するように前記バルブケーシングに設けられた接触子である
ことを特徴とする電動式バルブ装置。 In the electric valve device according to claim 1,
The second mating surface includes an exposed surface protruding from the joining range with the first mating surface,
The electrically-operated valve device, wherein the conductive member is a contact provided on the valve casing so as to protrude outward from the first mating surface and come into contact with the exposed surface.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018000A JP7321110B2 (en) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | electric valve device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020018000A JP7321110B2 (en) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | electric valve device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021124169A JP2021124169A (en) | 2021-08-30 |
JP7321110B2 true JP7321110B2 (en) | 2023-08-04 |
Family
ID=77459363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020018000A Active JP7321110B2 (en) | 2020-02-05 | 2020-02-05 | electric valve device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7321110B2 (en) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007113395A (en) | 2005-10-17 | 2007-05-10 | Aisan Ind Co Ltd | Exhaust valve |
JP2017002919A (en) | 2015-06-04 | 2017-01-05 | サーパス工業株式会社 | Fluid Equipment |
JP2017040224A (en) | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | Exhaust emission control device for internal combustion engine |
JP2017075674A (en) | 2015-10-16 | 2017-04-20 | サーパス工業株式会社 | Fluidic device |
JP2019120218A (en) | 2018-01-10 | 2019-07-22 | 愛三工業株式会社 | Noise reduction structure of on-vehicle dc motor and motor-driven valve device |
JP2019127843A (en) | 2018-01-22 | 2019-08-01 | 愛三工業株式会社 | Electric EGR cooler bypass valve |
JP2020067122A (en) | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社テージーケー | Motor valve |
WO2020108514A1 (en) | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 杭州三花研究院有限公司 | Electric valve, heat management assembly and air conditioning system |
-
2020
- 2020-02-05 JP JP2020018000A patent/JP7321110B2/en active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007113395A (en) | 2005-10-17 | 2007-05-10 | Aisan Ind Co Ltd | Exhaust valve |
JP2017002919A (en) | 2015-06-04 | 2017-01-05 | サーパス工業株式会社 | Fluid Equipment |
JP2017040224A (en) | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 本田技研工業株式会社 | Exhaust emission control device for internal combustion engine |
JP2017075674A (en) | 2015-10-16 | 2017-04-20 | サーパス工業株式会社 | Fluidic device |
JP2019120218A (en) | 2018-01-10 | 2019-07-22 | 愛三工業株式会社 | Noise reduction structure of on-vehicle dc motor and motor-driven valve device |
JP2019127843A (en) | 2018-01-22 | 2019-08-01 | 愛三工業株式会社 | Electric EGR cooler bypass valve |
JP2020067122A (en) | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 株式会社テージーケー | Motor valve |
WO2020108514A1 (en) | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 杭州三花研究院有限公司 | Electric valve, heat management assembly and air conditioning system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021124169A (en) | 2021-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190264620A1 (en) | Valve device | |
US20110042599A1 (en) | Fluid control valve | |
KR100688399B1 (en) | Emission gas recycling equipment having butterfly valve | |
US10873247B2 (en) | Electric compressor for vehicle, and method for manufacturing electric compressor for vehicle | |
US6685232B2 (en) | Banjo clip for flange head flow bolt | |
US9657690B2 (en) | Flap device for an internal combustion engine | |
JP2011058536A (en) | Fluid control valve and manufacturing method thereof | |
JP2007023954A (en) | Exhaust gas recirculation device | |
US10378490B2 (en) | Valve device and method for manufacturing the same | |
JP7321110B2 (en) | electric valve device | |
JP2009008234A (en) | Joint for steering | |
CN107013383B (en) | Angled fastener | |
KR101353173B1 (en) | Flow control valve | |
US9784188B2 (en) | Sensor module | |
FR2926845A1 (en) | Flexible exhaust pipe element for motor vehicle, has flexible inner and outer tubes maintained in relative position by end flanges, where inner tube defines central passage, and annular channel formed between inner and outer tubes | |
JP4793290B2 (en) | Fluid control valve | |
JP3964697B2 (en) | Fuel piping structure | |
JP2011012749A (en) | Valve device | |
JP2011231877A (en) | Fluid control valve | |
CN108350786A (en) | For by the injector assembly in fluid metering to gas exhaust piping | |
JP6765570B2 (en) | Motor and motor manufacturing method | |
WO2019138672A1 (en) | Noise reduction structure for in-vehicle dc motor and motor drive-type valve device | |
JP7310778B2 (en) | valve device | |
JP2006299934A (en) | Exhaust gas recirculating device and throttle valve device of diesel engine having exhaust gas recirculating device | |
CN111456834B (en) | Device for an exhaust system of a vehicle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230725 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7321110 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |