JP7318116B2 - マスタセルグループ高速回復プロシージャの使用を指示するための方法、デバイス、コンピュータプログラムおよびコンピュータプログラム製品 - Google Patents

マスタセルグループ高速回復プロシージャの使用を指示するための方法、デバイス、コンピュータプログラムおよびコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、無線通信システムに関し、より詳細には、ネットワークノードが、マスタセルグループ(MCG)/1次セル(PCell)高速回復(fast recovery)プロシージャの設定可能性(configurability)をユーザ機器に指示することに関する。
3GPPでは、Long Term Evolution(LTE)について、およびLTEと新無線(New Radio:NR)との間でも、デュアルコネクティビティ(DC)ソリューションが指定されている。DCでは、2つのノード、すなわち、(本明細書ではMNまたはMeNBとも呼ばれる)マスタノードと(本明細書ではSNまたはSeNBとも呼ばれる)2次ノードとが関与し得る。マルチコネクティビティ(MC)は、関与する3つ以上のノードがある場合である。3GPPでは、DCはまた、ロバストネスを向上させ、接続割込みを回避または低減するために、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)の場合に使用されることが提案されている。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいてネットワークノードによって実施される方法を対象とする。そのような方法に対応する動作が、マスタセルグループ上の無線リンク障害を検出することと、無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用すべきかどうかをユーザ機器に指示することとを含む。
いくつかの実施形態では、指示することは、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという指示と、規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示と、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーがユーザ機器に存在するとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示とを含む、少なくとも1つのインジケータを含む。
いくつかの実施形態は、ユーザ機器に指示することが、無線リソース接続メッセージ(radio resource connected message)において、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、専用無線リソース制御信号を介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、既存の無線リソース制御メッセージを使用することによって、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、新しい無線リソース制御メッセージ(new radio resource control message)を使用することによって、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することとのうちの少なくとも1つを含むことを提供する。
いくつかの実施形態では、ユーザ機器に指示することは、システム情報ブロックを介して無線リソース制御メッセージにおいて、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、第1の信号無線ベアラを介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、インジケータを送出することと、第1の信号無線ベアラのスプリットを介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、インジケータを送出することと、第2の無線ベアラを介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、インジケータを送出することと、既存のシステム情報ブロックインジケータ中にインジケータを含めることと、新しいシステム情報ブロックインジケータ中にインジケータを含めることとのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、システム情報ブロックインジケータは、オン/オフインジケータと、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せのためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するようにユーザ機器に指示する、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータと、無線リソース制御再確立を使用するようにユーザ機器をトリガする、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータとのうちの少なくとも1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態は、システム情報ブロックインジケータが、1次セルと、1次2次セルとのうちの少なくとも1つから読み取られることを提供する。
いくつかの実施形態は、複数無線デュアルコネクティビティでユーザ機器を設定することを含む。いくつかの実施形態では、ユーザ機器に指示することは、規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを適用するべきであるかどうかを指示する、設定することに含まれる指示を含む。
いくつかの実施形態では、規定された基準は、マスタセルグループおよび/または2次セルグループによって使用される指定された周波数帯域を含む。
いくつかの実施形態は、タイマーをある値に設定することを含む。いくつかの実施形態では、値は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかをユーザ機器に指示する。
いくつかの実施形態では、ユーザ機器は、複数無線デュアルコネクティビティにあり、検出することは、ユーザ機器から、2次ノードへの信号無線ベアラを介して無線リンク障害がマスタセルグループ上で検出されたという第1の指示を受信することを含む。動作は、2次ノードに、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという第2の指示を送出することをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、第2の指示を送出することは、ネットワークノード間メッセージ中に第2の指示を含めることと、複数無線デュアルコネクティビティを設定するときにメッセージ中に第2の指示を含めることとのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは2次ノードであり、指示することは、マスタノードから、マスタノードがマスタセルグループ高速回復プロシージャをサポートしないという第1の指示を受信することと、信号無線ベアラを介して、ユーザ機器を、信号無線ベアラを使用してマスタセルグループ高速回復プロシージャを実施するように設定することとを含む。
いくつかの実施形態は、指示することが、2次セルグループにおいてプロトコルスタックのレイヤの1つまたは複数のパラメータを適用することを含むことを提供する。いくつかの実施形態では、1つまたは複数のパラメータは、報告が送出されるとセットされる、無線リンク制御上の最大再送信の規定された数を含む。いくつかの実施形態は、報告がマスタセルグループ障害を含むことを提供する。
いくつかの実施形態は、ユーザ機器から報告を受信することと、報告に基づいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化するのか非アクティブ化するのかを判定することとを含む。
いくつかの実施形態では、指示することは、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメントを使用してマスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することまたは非アクティブ化することであって、デフォルトでマスタセルグループ高速回復プロシージャを非アクティブ化し、制御エレメントがマスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することを必要とすることと、デフォルトでマスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することと、制御エレメントを介してアクティブ化することまたは非アクティブ化することを変更することとのうちの少なくとも1つを含む、マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することまたは非アクティブ化することを含む。
いくつかの実施形態では、指示することは、専用無線リソース制御信号を介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することを含む。いくつかの実施形態では、インジケータは、マスタセルグループ高速回復プロシージャに対応するタイマー設定を含む。
いくつかの実施形態は、タイマー設定が、T310および/またはT311に対応する設定を含むことを提供する。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいて動作するためのネットワークノードを対象とする。ネットワークノードは、マスタセルグループ上の無線リンク障害を検出することと、無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用すべきかどうかをユーザ機器に指示することとを行うように設定される。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいて動作するように設定されたネットワークノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されるべきプログラムコードを含むコンピュータプログラムを対象とする。いくつかの実施形態では、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに、本明細書で説明される任意の動作に従って実施させる。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいて動作するように設定されたネットワークノードの少なくとも1つのプロセッサによって実行されるべきプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品を対象とする。いくつかの実施形態は、プログラムコードの実行が、ネットワークノードに、本明細書で説明される任意の動作に従って実施させることを提供する。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいてユーザ機器によって実施される方法を対象とする。そのような方法に対応する動作が、無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャをいつ使用すべきかを指示するインジケータを受信することと、インジケータに基づいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用することとを含む。
いくつかの実施形態では、インジケータは、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという指示と、規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示と、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーがユーザ機器に存在するとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示と、マスタセルグループ高速回復プロシージャをトリガするための2次セルグループの信号レベルしきい値であって、信号レベルしきい値がマスタセルグループ高速回復プロシージャをトリガする、信号レベルしきい値と、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのユーザ機器のためのタイマーの存在または不在とのうちの少なくとも1つを含む。いくつかの実施形態では、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのユーザ機器のためのタイマーは、ある値で設定され、値は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかをユーザ機器に指示する。
いくつかの実施形態では、インジケータを受信することは、無線リソース接続メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、専用無線リソース制御信号を介して、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、既存の無線リソース制御メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する、を受信することと、新しい無線リソース制御メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、システム情報ブロックを介して無線リソース制御メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、第1の信号無線ベアラを介してインジケータを受信することと、第1の信号無線ベアラのスプリットを介してインジケータを受信することと、第2の無線ベアラを介してインジケータを受信することと、既存のシステム情報ブロックインジケータ中でインジケータを受信することと、新しいシステム情報ブロックインジケータ中でインジケータを受信することとのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態では、システム情報ブロックインジケータは、オン/オフインジケータと、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せのためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するようにユーザ機器に指示する、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータと、無線リソース制御再確立を使用するようにユーザ機器をトリガする、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータとのうちの少なくとも1つまたは複数を含む。
いくつかの実施形態は、システム情報ブロックインジケータが、1次セルと、1次2次セルとのうちの少なくとも1つから読み取られることを提供する。
いくつかの実施形態では、ユーザ機器は、複数無線デュアルコネクティビティで設定される。いくつかの実施形態では、インジケータを受信することは、複数無線デュアルコネクティビティのためのユーザ機器の設定においてインジケータを受信することを含む。いくつかの実施形態は、インジケータが、規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するべきであるかどうかについての指示を含むことを提供する。
いくつかの実施形態では、規定された基準は、マスタセルグループおよび/または2次セルグループによって使用される指定された周波数帯域を含む。
いくつかの実施形態は、ユーザ機器が、複数無線デュアルコネクティビティにあることを提供する。いくつかの実施形態は、2次ノードへの信号無線ベアラを介して無線リンク障害がマスタセルグループ上で検出されたという第1の指示を送出することと、2次ノードに、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという第2の指示を送出することとをさらに含む。いくつかの実施形態では、第2の指示を送出することは、ネットワークノード間メッセージ中に第2の指示を含めることと、複数無線デュアルコネクティビティを設定するときにメッセージ中に第2の指示を含めることとのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの実施形態は、インジケータが、信号無線ベアラを介して、信号無線ベアラを使用してマスタセルグループ高速回復プロシージャを実施するための設定を受信することを含むことを提供する。
いくつかの実施形態は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがアクティブ化されたときのみ、マスタセルグループ障害回復をトリガすることをさらに含む。
いくつかの実施形態は、マスタセルグループ高速回復プロシージャの障害と、ユーザ機器の設定と、ユーザ機器の測定結果とのうちの1つまたは複数を含む情報を含む報告を送出することをさらに含む。
いくつかの実施形態では、マスタセルグループ高速回復プロシージャをいつ使用すべきかを指示するインジケータを受信することが、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのユーザ機器のためのタイマーの存在または不在を決定することを含む。
いくつかの実施形態は、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのユーザ機器のためのタイマーの存在が、マスタセルグループ高速回復プロシージャがネットワーク上で有効にされることを指示することを提供する。
いくつかの実施形態では、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのユーザ機器のためのタイマーの不在は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがネットワーク上で有効にされないことを指示する。いくつかの実施形態では、タイマーはT310タイマーおよび/またはT311タイマーを含む。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいて動作するためのユーザ機器を対象とする。いくつかの実施形態によれば、ユーザ機器は、無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャをいつ使用すべきかを指示するインジケータを受信することと、インジケータに基づいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用することとを行うように設定される。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいて動作するように設定されたユーザ機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されるべきプログラムコードを含むコンピュータプログラムを対象とする。いくつかの実施形態は、プログラムコードの実行が、ユーザ機器に、本明細書で説明される任意の動作を実施させることを提供する。
いくつかの実施形態は、無線通信ネットワークにおいて動作するように設定されたユーザ機器の少なくとも1つのプロセッサによって実行されるべきプログラムコードを含む非一時的記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品を対象とする。いくつかの実施形態では、プログラムコードの実行が、ユーザ機器に、本明細書で説明される任意の動作に従って実施させる。
本開示のさらなる理解を提供するために含まれ、本出願に組み込まれ、本出願の一部をなす、添付の図面は、発明概念のいくつかの非限定的な実施形態を示す。
LTEおよびNRインターワーキングオプションのためのいくつかの手法を示す図である。 LTE DCおよびEN-DCのための概略制御プレーンアーキテクチャを示す図である。 EPCとのMR-DC(EN-DC)における、MCGベアラ、SCGベアラおよびスプリットベアラのためのいくつかのネットワーク側プロトコル終端オプションを示す図である。 EN-DCにおける制御プレーンのための例示的なネットワークアーキテクチャを示す図である。 物理レイヤ問題による無線リンク障害を示す図である。 タイマー、タイマー開始、タイマー停止、満了イベント、定数および使用量の表である。 UEと無線アクセスノードとの間で交換されるMCG障害情報のためのメッセージシーケンスを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ネットワークノードによって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器によって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器によって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器によって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、ユーザ機器によって実施され得る動作のフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態に従って設定されたユーザ機器のエレメントのブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態に従って設定されたネットワークノードのエレメントのブロック図である。 本開示のいくつかの実施形態による、無線ネットワークのブロック図である。
次に、発明概念の実施形態の例が示されている添付の図面を参照しながら、発明概念が以下でより十分に説明される。しかしながら、発明概念は、多くの異なる形態で具現され得、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全であり、本発明概念の範囲を当業者に十分に伝達するように提供される。これらの実施形態は相互排他的でないことにも留意されたい。一実施形態からの構成要素が、別の実施形態において存在する/使用されると暗に仮定され得る。
以下の説明は、開示される主題の様々な実施形態を提示する。これらの実施形態は、教示例として提示され、開示される主題の範囲を限定するものと解釈されるべきではない。たとえば、説明される実施形態のいくらかの詳細は、説明される主題の範囲から逸脱することなく、修正、省略、または拡大され得る。「ユーザ機器」という用語は、非限定的な様式で使用され、以下で説明されるように、任意のタイプの無線通信端末/デバイスを指すことができる。本明細書の「UE」という用語は、「無線端末」、「無線通信端末」、「無線デバイス(radio device)」、「モバイルデバイス」、「無線デバイス(wireless device)」、「デバイス」、または「ユーザ機器」という用語と互換的に交換され得る。「ネットワークノード」という用語は、非限定的な様式で使用され、以下で説明されるように、無線通信ネットワークにおける、または無線通信ネットワークと通信している、任意のタイプのネットワークノードを指すことができる。本明細書の「ネットワークノード」という用語は、クラウド環境において展開される、マスタノード、2次ノード、gノードB、eノードB、ng-eNB、NRノード、LTEノード、基地局、またはノードという用語と互換的に交換され得る。
3GPP DCの場合、(E-UTRAとも呼ばれる)LTEおよびエボルブドパケットコア(EPC)とのインターワーキングを用いるまたは用いない5Gネットワークを展開するための異なるやり方があり得る。図1は、LTEおよびNRインターワーキングオプションのためのいくつかの手法を示す。原則として、NRおよびLTEは、インターワーキングなしに展開され、NRスタンドアロン(SA)動作によって示され得る。図1に示されているオプション1およびオプション2は、その2つの間の相互接続なしの、5Gコアネットワーク(5GC)に接続されたNRにおけるgノードB(gNB)と、EPCに接続されたeノードB(eNB)とを含み得るNR SAオプションを示す。一方、NRの第1のサポートされるバージョンは、図1中のオプション3によって示されているように、E-UTRAN-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)と呼ばれることがある。そのような展開では、NRとLTEとの間のデュアルコネクティビティが、マスタとしてのLTEおよび2次ノードとしてのNRを用いて、適用され得る。NRをサポートするRANノード(gNB)は、コアネットワーク(EPC)への制御プレーン接続を有しないことがあり、代わりに、RANノードは、マスタノード(MeNB)としてのLTEに依拠し得る。このオプションは、「非スタンドアロンNR」と呼ばれることがある。非スタンドアロンNRの場合、NRセルの機能が制限され、ブースターおよび/またはダイバーシティレッグとして接続モード(本明細書では1つまたは複数のUEとも呼ばれる)ユーザ機器のために使用され得るが、RRC_IDLE UEはこれらのNRセルにキャンプオンしないことがある。
5GCの導入では、他のオプションも有効であり得る。上述のように、オプション2は、gNBが5GCに接続されるスタンドアロンNR展開をサポートし得る。同様に、LTEも、図1に示されているオプション5を使用して、5GCに接続され得る(オプション5は、eLTE、E-UTRA/5GC、またはLTE/5GCと呼ばれることもあり、ノードはng-eNBと呼ばれることがある)。これらの場合、NRとLTEの両方が、NG-RANの一部として見られる(およびng-eNBとgNBの両方がNG-RANノードと呼ばれることがある)。図1のオプション4および7が、複数無線デュアルコネクティビティ(MR-DC)によって示される、5GCに接続されたNG-RANの一部として規格化され得るLTEとNRとの間のデュアルコネクティビティの他の変形態であり得る。MR-DCの傘下は、以下を含み得る。
・ EN-DC(図1に示されているオプション3):LTEがマスタノードであり得、NRが2次であり得る(EPC CN採用)
・ NE-DC(図1に示されているオプション4):NRがマスタノードであり得、LTEが2次であり得る(5GCN採用)
・ NGEN-DC(図1に示されているオプション7):LTEがマスタノードであり得、NRが2次であり得る(5GCN採用)
・ NR-DC(図1に示されているオプション2の変形態):マスタと2次の両方がNRである、デュアルコネクティビティ(5GCN採用)。
これらのオプションについてのマイグレーションは、異なるオペレータについて異なり得るので、同じネットワークにおいて並行して複数のオプションを伴う展開を有することが可能であり得、たとえば、図1に示されているオプション2および4をサポートするNR基地局と同じネットワークにおいて、図1に示されているオプション3、5および7をサポートするeNB基地局があり得る。LTEとNRとの間のデュアルコネクティビティソリューションと組み合わせて、各セルグループ(たとえば、マスタセルグループ(MCG)および2次セルグループ(SCG))におけるCA(キャリアアグリゲーション)と、同じ無線アクセス端末(RAT)上のノード間のデュアルコネクティビティ(たとえばNR-NR DC)とをサポートすることも可能であり得る。LTEセルについて、これらの異なる展開の可能な帰結は、EPC、5GC、またはEPC/5GCの両方に接続されたeNBに関連するLTEセルの共存であり得る。
上記で説明されたように、DCは、LTEとE-UTRA-NR DC(EN-DC)の両方について規格化されている。
LTE DCおよびEN-DCは、どのノードが何を制御するかに関しては、異なって設計される。概して、2つのオプションがあり得る。
・ 集中型ソリューション(たとえば、LTE-DC)、および
・ 非集中型ソリューション(たとえば、EN-DC)。
図2は、LTE DCおよびEN-DCのための概略制御プレーンアーキテクチャを示す。ここでの違いは、EN-DCにおいて、SNが別個のRRCエンティティ(NR RRC)を有し得ることを含み得る。これは、SNが、同じく、時々MNの知識なしにUEを制御し得ることを意味し得る。SNはMNと協調する必要があり得る。LTE-DCでは、RRC判定は、常にMNから来得る(MNからUE)。しかしながら、SNがどんな種類のリソース、能力などを有するかの知識を有するのはSN自体のみであり得るので、SNは、依然としてSNの設定を判定し得る。
EN-DCについて、LTE DCと比較したいくつかの変更は、以下を含み得る。
・ (SCGスプリットベアラと呼ばれることもある)SNからのスプリットベアラの導入、
・ RRCのためのスプリットベアラの導入、および
・ (SCG SRBと呼ばれることもある)SNからの直接RRCの導入
図3および図4は、EN-DCのための例示的なユーザプレーン(UP)アーキテクチャおよび制御プレーン(CP)アーキテクチャを示す。
図3は、EPCとのMR-DC(EN-DC)における、MCGベアラ、SCGベアラおよびスプリットベアラのためのいくつかのネットワーク側プロトコル終端オプションを示す。
図4は、EN-DCにおける制御プレーンのための例示的なネットワークアーキテクチャを示す。
SNは、(gNBがNR基地局である場合)時々、SgNBと呼ばれることがあり、MNは、LTEがマスタノードであり、NRが2次ノードである場合、時々、MeNBと呼ばれることがある。NRがマスタノードであり、LTEが2次ノードである場合、対応する用語は、SeNBおよびMgNBであり得る。
スプリットRRCメッセージが、主に、ダイバーシティをもたらすために使用され得る。送出側(sender)は、RRCメッセージをスケジュールするためにリンクのうちの1つを選定することを判定し得るか、または送出側は、両方のリンクを介するメッセージを複製し得るかのいずれかである。ダウンリンク(DL)では、MCGレッグまたはSCGレッグ間の経路切替えあるいは両方の上での複製が、ネットワーク実装に委ねられ得る。一方、アップリンク(UL)の場合、ネットワークは、MCGレッグ、SCGレッグまたは両方のレッグを使用するようにUEを設定し得る。本明細書で使用される「レッグ」、「経路」および「RLCベアラ」という用語は、互換的に使用される。
キャリアアグリゲーション(CA)が設定されるとき、UEは、ネットワークとの1つの無線リソース制御(RRC)接続のみを有し得る。さらに、RRC接続確立/再確立/ハンドオーバにおいて、1つのサービングセルが非アクセス階層(NAS)モビリティ情報を提供し得、RRC接続再確立/ハンドオーバにおいて、1つのサービングセルがセキュリティ入力を提供し得る。このセルは、1次セル(PCell)と呼ばれることがある。さらに、UE能力に応じて、(1つまたは複数の)2次セル((1つまたは複数の)SCell)は、PCellとともにサービングセルのセットを形成するように設定され得る。したがって、UEのためのサービングセルの設定されたセットは、1つのPCellと1つまたは複数のSCellとを含み得る。さらに、デュアルコネクティビティが設定されるとき、SCG下の1つのキャリアが1次SCell(PSCell)として使用され得る場合があり得る。したがって、この場合、MCG上に1つのPCellと1つまたは複数のSCellとがあり、SCG上に1つのPSCellと1つまたは複数のSCellとがあり得る。
SCellの再設定、追加および削除は、RRCによって実施され得る。RAT内ハンドオーバにおいて、RRCはまた、ターゲットPCellとの使用のために、SCellを追加、削除、または再設定し得る。新しいSCellを追加するとき、専用RRCシグナリングが、SCellの必要とされるシステム情報を送出するために使用され得、たとえば接続モードにある間、UEは、SCellから直接、ブロードキャストされたシステム情報を獲得する必要がないことがある。
潜在的問題の以下の説明は、本開示の一部としての本実現形態であり、他のものによってすでに知られていると解釈されるべきでない。MCG/PCell高速回復がRel-16およびUEにおいてサポートされ得るが、ネットワーク展開および他のファクタに応じて、MCG/PCell高速回復は非効率性を与え得る。さらに、ネットワークが、MCG/PCell高速回復のRel-16特徴を実装していないことがある。
無線リンク障害(RLF)が、物理レイヤ問題により起こり得る。
UEは、UEが現在接続されているセルへのカバレッジを失い得る。これは、UEがフェージングディップに入ったときの状況において、または、上記で説明されたようにハンドオーバが必要とされたが、以下でさらに説明されるように、ハンドオーバが、何らかの理由で、特にハンドオーバ領域が極めて短い場合、失敗したという状況において起こり得る。
無線リンクの品質は、3GPP TS38.300、TS38.331およびTS38.133において説明されるように、UEにおいて、たとえば物理レイヤ上で、監視され得、これは以下で要約される。
TS38.133において規定されている基準に従って、物理レイヤが問題に遭遇したことを検出すると、物理レイヤは、検出された問題のRRCプロトコルへの指示(同期外れ指示)を送出し得る。設定可能な数(N310)のそのような連続する指示の後に、タイマー(T310)が開始され得る。図5に示されているように、T310が稼働している(すなわち、物理レイヤからのN311個の連続する「同期中」指示がない)間に、リンク品質が改善(回復)されない場合、無線リンク障害がUEにおいて宣言され得る。
図5は、物理レイヤ問題による無線リンク障害を示す。
上記でおよび図5を参照しながら説明された、関連するタイマーおよびカウンタは、例示的である。UEが、セルにおいてブロードキャストされたシステム情報からタイマー値を読み取り得る。代替的に、専用シグナリングを使用してタイマーおよび定数のUE固有値でUEを設定することが可能であり、たとえば、ここで、各固有のUEのみに向けられたメッセージとともに、固有の値が固有のUEに与えられる。
図6は、タイマー、タイマー開始、タイマー停止、満了イベント、定数および使用量の表を示す。
図5および図6を参照すると、T310がMCGについて満了した場合、UEは、進行中のRRC接続を回復するために接続再確立を始動し得る。このプロシージャは、UEによるセル選択を含み得る。すなわち、説明される測定に従って前のセルへの接続が失敗したので、RRC_CONNECTED UEは、接続すべきより良いセルを自律的に見つけることを試み得る(UEがいずれにせよ第1のセルに戻ることが起こり得るが、次いで、同じプロシージャが実行され得る)。(たとえばTS38.304においてさらに説明されるように)好適なセルが選択されると、UEは、選択されたセルにおいて接続を再確立することを要求し得る。通常適用されるネットワーク制御されるモビリティとは対照的に、RLFがUEベースのセル選択を生じるので、モビリティ挙動の違いに留意することが重要であり得る。
再確立が成功した場合(これは、特に、選択されたセルおよびそのセルを制御するgNBが、UEへの接続を維持するための準備ができていたかどうかに、依存し得る)、UEとgNBとの間の接続は再開し得る。
再確立の失敗は、UEがRRC_IDLEになり、接続が解放されたことを意味し得る。通信を続けるために、次いで、真新しいRRC接続が要求され、確立されなければならないことがある。
図5および図6を参照しながら説明されたタイマーT31xおよびカウンタN31xを導入する可能な理由は、無線リンクがいつ失敗した(および回復された)と見なされるべきであるかについての基準を設定するためのいくらかの自由およびヒステリシスを追加することであり得る。これは、リンク品質の損失が一時的であったことがわかり、UEが、さらなるアクションまたはプロシージャなしに(たとえば、T310が満了する前に、またはカウンティングが値N310に達する前に)接続を回復することに成功した場合、接続が早期に放棄されると、エンドユーザ性能を損ない得るので、望ましいことがある。
3GPP TS38.331からのNR無線リンク障害検出関係アクションのためのプロシージャが、5.3.10において説明される。
無線アクセスネットワークグループ2(RAN2)会議では、3GPPにおいてMCG高速回復プロシージャを含むことが議論され、詳細は、依然として議論中である。以下の説明は、議論に基づき、現在、3GPP仕様中に含まれない。
議論は以下を含んでいることがある。
SCG/MCG障害ハンドリング(37.340→R2-1909192)
無線リンク障害がMCGについて検出された場合、高速MCGリンク回復が使用され得、UEは、設定された場合、SCGを介して障害を報告することができる。他の場合、UEは、RRC接続再確立プロシージャを始動し得る。
以下のMCG障害事例が、高速MCGリンク回復をトリガし得る。
- MCG RLF、
高速MCGリンク回復中に、UEは、再確立をトリガするのではなく、すべての無線ベアラについてMCG送信を中断し得、(設定された場合)スプリットSRB1のSCGレッグを使用して、SCGを介してMNにMCG障害情報を報告し得る。
MCG障害情報がSRB3を介して送出され得る場合、それは、さらなる検討が必要(FFS:for further study)であり得る。
UEは、MNとSNの両方の現在の測定設定に従って利用可能な測定結果をMCG障害情報メッセージ中に含め得る。MCG障害指示がトリガされると、UEは、MNとSNの両方からの現在の測定設定を維持し得、可能な場合、MNとSNからの設定に基づいて測定を続け得る。
MCG障害がSCellを介して報告され得るかどうかは、FFSであり得る。
FFS guandタイマーが、MCG障害指示のために必要とされるかどうか
FFS UEがprimaryPathをSCGに切り替える必要があるかどうか
MCG障害指示の受信時に、MNは、スプリットSRB1のSCGレッグを使用して、UEに、同期メッセージまたはRRC解放メッセージを伴うRRC Reconfigurationを送出することができる。同期メッセージを伴うRRC Reconfigurationの受信時に、UEは、中断された場合、すべての無線ベアラについてMCG送信を再開することができる。
以下のSCG障害事例が、サポートされ得る。
- SCG RLF、
- SN変更障害、
- EN-DC、NGEN-DCおよびNRDCについて、SCG設定障害(SRB3上のメッセージの場合のみ)
- EN-DC、NGEN-DCおよびNR-DCについて、SCG RRC完全性チェック障害(SRB3上)
SCG障害時に、無線ベアラのMCG送信が中断されない場合、UEは、再確立をトリガするのではなく、すべての無線ベアラについてSCG送信を中断し得、SCG障害情報をMNに報告し得る。無線ベアラのMCG送信が中断されている間にSCG障害が検出された場合、UEは、RRC再確立プロシージャを始動し得る。
すべてのSCG障害事例において、UEは、MNとSNの両方からの現在の測定設定を維持し得、UEは、可能な場合、MNとSNからの設定に基づいて測定を続け得る。MNを介してルーティングされるように設定されたSN測定は、SCG障害の後に報告され続け得る。
UEが、いくつかの事例において、SCG障害の後にSNからの設定に基づいて測定を続けないことがある(たとえば、UEが、PSCellのタイミングを維持することができない)ことに留意されたい。
UEは、MNとSNの両方の現在の測定設定に従って利用可能な測定結果をSCG障害情報メッセージ中に含め得る。MNは、SCG障害情報メッセージをハンドリングし得、SN/SCGを保つか、変更するか、または解放することを判定し得る。すべての事例において、SN設定およびSCG障害タイプに応じた測定結果は、古いSNにおよび/または新しいSNにフォワーディングされ得る。
図7は、UEと無線アクセスノード(RAN、本明細書ではネットワークノードとも呼ばれる)との間で交換されるMCG障害情報のためのメッセージシーケンスを示す。
MCG障害情報プロシージャの目的は、UEが遭遇したMCG障害、たとえばMCG無線リンク障害をNR MNに通知することであり得る。
5.7.y.2 始動
スプリット信号無線ベアラ1(SRB1)で設定されたUEは、SCG送信が中断されないとき、および以下の条件が満たされるとき、MCG障害を報告するためにプロシージャを始動し得る。
1> 5.3.10.3による、MCGの無線リンク障害を検出すると
プロシージャを始動すると、UEは、以下を行うものとする。
1> すべてのSRBおよびDRBについてMCG送信を中断する。
1> MCG-MACをリセットする。
1> 5.7.y.5に従ってMCG障害情報(MCGFailureInformation)メッセージの送信を始動する。
5.7.y.3 障害タイプ決定
UEは、以下のようにMCG障害タイプをセットし得る。
1> UEが、T310満了により、MCG障害情報メッセージの送信を始動する場合、
2> failureTypeをt310-満了としてセットする。
1> そうではなく、UEが、MCG MACからのランダムアクセス問題指示を提供するためにMCG障害情報メッセージの送信を始動する場合、
2> failureTypeをrandomAccessProblemとしてセットする。
1> そうではなく、UEが、再送信の最大数に達したというMCG RLCからの指示を提供するために、MCG障害情報メッセージの送信を始動する場合、
2> failureTypeをrlc-MaxNumRetxとしてセットする。
5.7.y.4 MeasResultMCG-Failureのコンテンツをセットすること
UEは、以下のようにMeasResultMCG-Failureのコンテンツをセットするものとする。
FFS MCG、SCGおよび非サービングセル測定結果を含むことをどのようにキャプチャすべきか
5.7.y.5 MCG障害情報メッセージの送信に関係するアクション
UEは、以下のようにMCG障害情報メッセージのコンテンツをセットし得る。
1> 5.7.y.3に従ってfailureTypeを含め、failureTypeをセットする。
1> 5.7.y.4に従ってMeasResultMCG-Failureを含め、MeasResultMCG-Failureをセットする。
UEは、送信のためにMCG障害情報メッセージを下位レイヤにサブミットするものとする。
3GPP RAN2会議において、MCG高速回復プロシージャが提供され得ることが合意または議論されていることがあるが、MR-DCにおいて、MCG高速回復がRel-16およびUEにおいてサポートされ得、MCG上で検出されたRLFの場合、ネットワークは、スプリットSRBのSCGレッグを介して、MCGに指示を送出するべきである。しかしながら、展開と、MCGおよびSCGがどの周波数上に設定されるかとに応じて、RRC接続を回復することを試みるのではなく、レガシーRRC再確立を実施することが、より効率的であり得る。たとえば、MCGとSCGの両方が周波数範囲2(FR2)上に展開された場合、または、MCG上のRLFとSCG上のRLFとの間に強い相関がある場合、RRC再確立を介した回復が選好され得る。他の場合、たとえば、MCG障害回復が適用される場合、UEは、RLF検出時間の2倍の間、切断され得る。MCG RLFを検出するための第1のRLF検出時間、次いで、SCG上で送出されるMCG障害報告、およびSCG RLFを検出するためのRLF検出時間と、その後に続く再確立。再確立がMCG RLF時にトリガされた場合、UE中断時間は1/2だけ低減され得る。
ネットワークが、(MCG障害情報とも呼ばれる)MCG高速回復のRel-16特徴を実装していないという可能性もあり得る。
障害がPCell上で起こり、UEが、いくつかの回復機構を適用することによって、たとえば、SCell上で、検出されたPCell-RLFの指示を送出することによってRRC再確立プロシージャを回避することを試みる場合、同じ問題のうちのいくつかが、同じく適用され得ることに留意されたい。
本明細書で使用される、「マスタセルグループ高速回復プロシージャ」および「マスタセルグループ/PCell高速回復プロシージャ」(MCG/PCell高速回復プロシージャ)という用語の使用は、マスタセルグループ高速回復プロシージャおよび/またはPCell高速回復プロシージャを含み、それらに限定されない。
様々な実施形態では、無線通信ネットワークノードが、MCG/PCell高速回復プロシージャが使用されるべきであるか否かをUEに指示するための方法が提供され得る。
いくつかの実施形態では、MCG/PCell高速回復プロシージャのためにUEタイマー(たとえばタイムアウトタイマー)が使用される場合(たとえば、MCG障害の検出時およびMCG障害回復の開始時に開始されるタイマーであり、そのタイマーが、PCellを変更する再設定をUEが得る前に満了した場合、再確立がトリガされる)、そのタイマーを設定しないことは、MCG/PCell高速回復機構がUEによって使用されるべきでないという指示として使用され得る。代替的に、MCG/PCell高速回復機構が使用されるべきでないことをUEに暗黙的に指示するために、値0が使用され得る。
いくつかの実施形態では、MCG/PCell高速回復機構がUEによって使用されるべきであるかどうかの指示が、RRCメッセージ中の、たとえば、(たとえば既存の情報エレメントRLF-TimersAndConstantsまたはServingCellConfig中に含まれる)RRCReconfigurationメッセージ中の、明示的指示によってネットワークによって送出され得る。これは、UEがMCG高速回復を使用する必要がある(または必要がない)という明示的指示であり得る。同様に、特徴のネットワークサポートに応じて、MCG/Pcell高速回復が設定されるべきであるか否かをMNとSNとの間で協調させるための明示的指示が、X2/Xnメッセージ(たとえばSN追加)中にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークがMCG/PCell高速回復機構をサポートするか(否か)の指示が、(1つまたは複数の)システム情報ブロック(SIB)メッセージのうちの1つ(たとえば、SIB1)中に追加され、UEは、現在のサービングセルがMCG高速回復をサポートする場合のみ、MCG高速回復をトリガし得る。一実施形態では、SIB指示は、PCellから読み取られ得る。別の実施形態では、SIB指示は、PSCellから読み取られ得る。UEはまた、PCellとPSCellの両方が、この特徴をサポートすることをそれらのSIBにおいて指示する場合のみ、MCG高速回復をトリガし得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークは、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(CE)を使用してMCG高速回復をアクティブ化または非アクティブ化し得る。UEは、UEがアクティブ化されたときのみ、MCG障害回復をトリガし得る。一実施形態では、特徴はデフォルトで非アクティブ化され、MAC CEが特徴をアクティブ化することを必要とされ得る。別の実施形態では、特徴はデフォルトでアクティブであり得る。別の実施形態では、アクティブ化/非アクティブ化状態は、最初に、RRC(たとえばSCGをセットアップするRRCReconfiguration)を介して設定され得、その後、MAC CEを介して変更され得る。
いくつかの実施形態では、UE能力が導入され得、MCG障害回復をサポートするUEのみが、MCG障害回復プロシージャを始動し得る。
いくつかの実施形態では、MR-DCにおいて、MNは、MNがMCG高速回復をサポートするか否かを(たとえば、SN追加中に)SNにシグナリングし得、SNは、これに基づいて、異なるアクションをとり得る(たとえば、信号無線ベアラ3(SRB3)を介して自律的にUEを再設定または再確立するか、あるいはRLF指示をMNにフォワーディングし、MNは、次いで、アクションをとる)。
様々な実施形態が、組み合わせて適用され得る。
いくつかの実施形態は、NR事例について説明されるが(たとえばNR SIBおよびNR RRCReconfigurationメッセージの変更など、NRのための修正が、LTE SIBおよびLTE RRCConnectionReconfigurationに等しく適用可能である)、実施形態は、そのように限定されない。たとえば、様々な実施形態が、MNがLTE基地局またはNR基地局である事例に適用可能であり得る。
様々な実施形態は、RLFがMCG/PCell上で検出される事例を含み得る。本明細書で使用される、「マスタセルグループ」およびMCGという用語は、マスタセルグループ(MCG)および/またはPCell(MCG/PCell)を含む。そのようなRLFが検出されるとき、ネットワークは、RRC再確立を回避するために、UEがMCG/PCell高速回復を使用するべきであるか否かを指示するためのフレキシビリティを有し得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークは、MCG/PCell高速回復プロシージャがサポートされる(またはサポートされない)という指示をRRC_CONNECTEDにあるUEに提供し得る。一実施形態では、この指示は、専用RRCシグナリング(たとえば、RRCReconfiguration)を介して、UEに送出され得る。別の実施形態では、ネットワークによって提供された指示は、別の既存のRRCメッセージを使用することによって送出され得る。別の実施形態では、ネットワークによって提供された指示は、新しいRRCメッセージを使用することによって送出され得る。
いくつかの実施形態では、MR-DCでUEが設定(たとえば、RRCReconfigurationを介してSCG設定を追加する)されると、ネットワークは、MCGサービングセルおよびSCGサービングセルによって使用される周波数帯域といったいくつかのファクタに応じて、UEがMCG高速回復を適用するべきであるか否かをUEに指示し得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークによってUE側に設定される必要があり得る、MCG/PCell高速回復に関係するUE固有タイマーがある場合、これらのタイマーの存在(または不在)は、MCG/PCell高速回復プロシージャがサポートされるか否かを指示する。別の実施形態では、ネットワークによってUE側に設定される必要があり得る、MCG/PCell高速回復に関係するUE固有タイマーがある場合、ネットワークは、MCG/PCell高速回復プロシージャがサポートされることまたはサポートされないことをUEにシグナリングするために、これらのタイマーを固有の値(たとえば、0または無限大)にセットし得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークは、SIBを介してMCG/PCell高速回復機構がサポートされる(またはサポートされない)という指示をRRC_IDLE/RRC_INACTIVEにあるUEに提供し得る。一実施形態では、ネットワークは、既存のSIB、たとえば、SIB1において、MCG/PCell高速回復機構がサポートされるかどうかをUEにシグナリングするようにとの指示を追加し得る。別の実施形態では、ネットワークは、新しいSIBにおいて、MCG/PCell高速回復機構がサポートされるかどうかをUEにシグナリングするようにとの指示を追加し得る。
SIB指示は、単純なオン/オフインジケータであり得るか、または、SIB指示は、MCG高速回復がどのDC帯域組合せのために使用されるべきであるかと、UEがどれについて再確立を直接トリガするべきであるかとを含む、詳細なインジケータであり得る。UEは、次いで、MCGおよびSCGによって使用される周波数帯域に応じて、およびそれらの周波数帯域をSIBにおけるブロードキャスト情報と比較して、適切な挙動を適用し得る。
いくつかの実施形態では、MR-DCにおける、MCG高速回復の場合、UEは、RLFがSRB3を介してMCG上で検出されたという指示をSNに送出し得る。そのような場合、一実施形態では、SNを追加すると、MNは、MCG高速回復機構がサポートされるという指示をSNに送出し得る。別の実施形態では、そのような指示は、ノード間RRCメッセージのうちの1つ、たとえば、CG-ConfigInfo中に追加され得る。代替的に、別の実施形態では、そのような指示は、MR-DCを設定するときに使用されるX2/Xnメッセージのうちの1つ、たとえば、S-ノード追加/修正要求、またはS-ノード変更必要中に追加され得る。
いくつかの実施形態では、MNがMCG高速回復機構をサポートしないという指示をMNから受信すると、SNは、SNがUEをSRB3で設定するとすれば、SRB3を介して報告することによってPCell/MCG高速回復を実施するように、SRB3を介してUEを設定することができる。次いで、SRB3を介してUEからMCG障害情報を受信するとき、SNは、(たとえば、SNがMCG高速回復機構をサポートする場合)実施すべきアクションを自律的に判定する、たとえば、SRB3を介してUEを(再)設定または再確立することができる。別の実施形態では、MNがMCG高速回復機構をサポートするという指示をMNから受信すると、SNは、UEをSRB3で設定することができる。次いで、SRB3を介してUEからMCG障害情報を受信するとき、SNは、MCG障害情報を、必要なアクションをとるMNにフォワーディングする。
いくつかの実施形態では、MNは、SRB1を介して、MCG高速回復機構がサポートされる(またはサポートされない)という指示をUEに送出し得る。別の実施形態では、MNは、スプリットSRB1を介して、MCG高速回復機構がサポートされる(またはサポートされない)という指示をUEに送出し得る。別の実施形態では、SNは、SRB3を介して、MCG高速回復機構がサポートされる(またはサポートされない)という指示をUEに送出し得る。
いくつかの実施形態では、UEは、失敗したMCG高速回復による再確立時に、そうであった(たとえば、MCG高速回復が失敗した)という(たとえばRLF報告中の)報告を含み得、場合によっては、その設定(たとえばPCellおよびSCellによって使用される周波数)、測定結果など、追加情報を伴う。ネットワークは、そのようなRLF報告を収集し、MCG高速回復をアクティブ化/非アクティブ化すべきかどうかを判定するためにRLF報告を使用することができる。たとえば、(これらの報告から指示されるような)MCG高速回復が失敗する回数が、(変更されたネットワークおよびPCellによって、いくつのMCG高速回復報告が成功裡に受信されたかについての情報を収集することによって集められ得るような)MCG高速回復が成功する回数よりも著しく多い場合、ネットワークは特徴を無効にすることができる(これらの失敗が、いくつかの帯域組合せのために主に起こるように思われる場合、すべてのUEまたはDC帯域組合せについて、あるいは特定の帯域組合せについてのいずれか)。
いくつかの実施形態では、UEはまた、MCG障害回復をトリガするまたはトリガしないために、SCG側で信号レベルしきい値で設定され得る。たとえば、UEは、PSCell、および/またはSCG SCellのうちの1つがしきい値よりも大きい信号レベルを有するときのみ、MCG障害回復をトリガするように設定され得る。
いくつかの実施形態では、高速MCG回復のために、他のスプリットSRB1メッセージを送出することと比較して、異なるL2パラメータがSCGにおいて適用され得る。たとえば、RLC上の最大再送信は、MCG障害報告が送出されると1の値にセットされ得る。このようにして、SCGは、パケットを送信するための1つの機会のみを有し得、それにより、最大再送信値が、たとえば4にセットされた場合よりも高速に再確立をトリガし、したがって、場合によっては、不成功の再送信を行って失われていることがあるかなりの時間を節約し得る。
本開示の実施形態は、限定はしないが、ネットワークが、MCG/PCell上のRLFが検出されたとき、MCG/PCell高速回復がUEによって使用されるべきであるか否かに関するフレキシビリティを有することを可能にすることを含む、潜在的な利点を提供し得る。したがって、ネットワークは、ネットワーク展開、UEによってDCのために使用される現在の帯域、SCGに向かう現在の信号レベルなどに応じて、MCG障害回復が有益であり、UE中断時間を低減することができるときのみ、MCG障害回復を適用することが可能であり得る。
次に、これらおよび他の関係する動作が、図8~図16の動作フローチャートのコンテキストにおいて説明される。図8~図12は、ネットワークノードによって実施され得る動作のフローチャートである。図13~図16は、UEによって実施され得る動作のフローチャートである。
最初に図8を参照すると、動作が、無線通信ネットワークにおけるネットワークノード(たとえば、図18中の1800)によって実施され得る。動作は、マスタセルグループ上で無線リンク障害を検出すること800を含む。動作は、無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用すべきかどうかをユーザ機器1700に指示すること802をさらに含む。
いくつかの実施形態では、指示すること802は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという指示と、規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示と、マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーがユーザ機器に存在するとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示とを含む、少なくとも1つのインジケータを含み得る。
いくつかの実施形態では、ユーザ機器に指示すること802は、
無線リソース接続メッセージにおいて、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、
専用無線リソース制御信号を介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、
既存の無線リソース制御メッセージを使用することによって、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、
新しい無線リソース制御メッセージを使用することによって、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、
システム情報ブロックを介して無線リソース制御メッセージにおいて、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを送出することと、
第1の信号無線ベアラを介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、インジケータを送出することと、
第1の信号無線ベアラのスプリットを介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、インジケータを送出することと、
第2の無線ベアラを介して、ユーザ機器に、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、インジケータを送出することと、
既存のシステム情報ブロックインジケータ中にインジケータを含めることと、
新しいシステム情報ブロックインジケータ中にインジケータを含めることと
のうちの少なくとも1つを含み得る。
少なくともいくつかの実施形態では、システム情報ブロックインジケータは、オン/オフインジケータと、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せのためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するようにユーザ機器に指示する、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータと、無線リソース制御再確立を使用するようにユーザ機器をトリガする、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータとのうちの少なくとも1つまたは複数を含み得る。
少なくともいくつかの実施形態では、システム情報ブロックインジケータは、1次セルと、1次2次セルとのうちの少なくとも1つから読み取られる。
図9を参照すると、少なくともいくつかの実施形態では、システム情報ブロックインジケータは、複数無線デュアルコネクティビティでユーザ機器を設定すること900を含み得る。ユーザ機器に指示することは、規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを適用するべきであるかどうかを指示する、設定すること900に含まれる指示を含み得る。
少なくともいくつかの実施形態では、規定された基準は、マスタセルグループおよび/または2次セルグループによって使用される指定された周波数帯域を含み得る。
図10を参照すると、ネットワークノードによって実施され得るさらなる動作は、タイマーをある値に設定すること1000を含み得、値は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかをユーザ機器に指示する。
いくつかの実施形態では、動作は、ユーザ機器が複数無線デュアルコネクティビティにあるということをさらに含み得る。検出すること(800)は、ユーザ機器から、2次ノードへの信号無線ベアラを介して無線リンク障害がマスタセルグループ上で検出されたという第1の指示を受信することを含み得る。
図11を参照すると、いくつかの実施形態では、ネットワークノードによって実施され得るさらなる動作は、2次ノードに、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという第2の指示を送出すること1100を含み得る。いくつかの実施形態は、第2の指示を送出することが、ネットワークノード間メッセージ中に第2の指示を含めることと、複数無線デュアルコネクティビティを設定するときにメッセージ中に第2の指示を含めることとのうちの少なくとも1つを含むことを提供する。
少なくともいくつかの実施形態では、ネットワークノードは2次ノードであり得、指示すること802は、マスタノードから、マスタノードがマスタセルグループ高速回復プロシージャをサポートしないという第1の指示を受信することと、信号無線ベアラを介して、ユーザ機器を、信号無線ベアラを使用してマスタセルグループ高速回復プロシージャを実施するように設定することとを含み得る。
少なくともいくつかの実施形態では、指示すること802は、2次セルグループにおいてプロトコルスタックのレイヤの1つまたは複数のパラメータを適用することを含み得る。1つまたは複数のパラメータは、報告が送出されるとセットされる、無線リンク制御上の最大再送信の規定された数を含み得る。報告は、マスタセルグループ障害を含み得る。
図12を参照すると、いくつかの実施形態では、ネットワークノードによって実施され得るさらなる動作は、ユーザ機器から報告を受信すること1200を含み得る。動作は、報告に基づいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化するのか非アクティブ化するのかを判定すること1202をさらに含み得る。
少なくともいくつかの実施形態では、指示すること802は、媒体アクセス制御(MAC)制御エレメントを使用してマスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することまたは非アクティブ化することであって、デフォルトでマスタセルグループ高速回復プロシージャを非アクティブ化し、制御エレメントがマスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することを必要とすることと、デフォルトでマスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することと、制御エレメントを介してアクティブ化することまたは非アクティブ化することを変更することとのうちの少なくとも1つを含む、マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することまたは非アクティブ化することを含み得る。
図13~図16は、いくつかの実施形態による、無線通信ネットワークにおけるUE(たとえば、図17中の1700)によって実施され得る動作のフローチャートである。
図13を参照すると、動作は、無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャをいつ使用すべきかを指示するインジケータを受信すること1300を含む。動作は、インジケータに基づいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用すること1302をさらに含む。
いくつかの実施形態では、インジケータは、
マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという指示と、
規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを適用するという指示と、
マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーがユーザ機器に存在するとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを適用するという指示と、
マスタセルグループ高速回復プロシージャをトリガするための2次セルグループの信号レベルしきい値であって、信号レベルしきい値がマスタセルグループ高速回復プロシージャをトリガする、信号レベルしきい値と、
マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのユーザ機器のためのタイマーの存在または不在と
のうちの少なくとも1つを含み得、
マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのユーザ機器のためのタイマーが、ある値で設定され、値は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかをユーザ機器に指示する。
いくつかの実施形態では、インジケータを受信すること1300は、
無線リソース接続メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、
専用無線リソース制御信号を介して、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、
既存の無線リソース制御メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する、を受信することと、
新しい無線リソース制御メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、
システム情報ブロックを介して無線リソース制御メッセージにおいて、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示するインジケータを受信することと、
第1の信号無線ベアラを介してインジケータを受信することと、
第1の信号無線ベアラのスプリットを介してインジケータを受信することと、
第2の無線ベアラを介してインジケータを受信することと、
既存のシステム情報ブロックインジケータ中でインジケータを受信することと、
新しいシステム情報ブロックインジケータ中でインジケータを受信することと
のうちの少なくとも1つを含み得る。
いくつかの実施形態では、システム情報ブロックインジケータは、オン/オフインジケータと、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せのためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するようにユーザ機器に指示する、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータと、無線リソース制御再確立を使用するようにユーザ機器をトリガする、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータとのうちの少なくとも1つまたは複数を含み得る。
いくつかの実施形態では、システム情報ブロックインジケータは、1次セルと、1次2次セルとのうちの少なくとも1つから読み取られ得る。
いくつかの実施形態では、ユーザ機器は、複数無線デュアルコネクティビティで設定され得る。UEによって実施される動作は、インジケータを受信することが、複数無線デュアルコネクティビティのためのユーザ機器の設定においてインジケータを受信することを含み、インジケータは、規定された基準が満たされたとき、ユーザ機器がマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するべきであるかどうかについての指示を備える、をさらに含み得る。
図14を参照すると、UEは、複数無線デュアルコネクティビティにあり得る。UEによって実施され得るさらなる動作は、2次ノードへの信号無線ベアラを介して無線リンク障害がマスタセルグループ上で検出されたという第1の指示を送出すること1400を含むことができる。UEによって実施され得るさらなる動作は、2次ノードに、マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという第2の指示を送出すること1402を含み得る。第2の指示を送出することは、ネットワークノード間メッセージ中に第2の指示を含めることと、複数無線デュアルコネクティビティを設定するときにメッセージ中に第2の指示を含めることとのうちの少なくとも1つを含み得る。
インジケータは、信号無線ベアラを介して、信号無線ベアラを使用してマスタセルグループ高速回復プロシージャを実施するための設定を受信することを含み得る。
図15を参照すると、UEによって実施され得るさらなる動作は、マスタセルグループ高速回復プロシージャがアクティブ化されたときのみ、マスタセルグループ障害回復をトリガすること1500を含むことができる。
図16を参照すると、UEによって実施され得るさらなる動作は、報告を送出すること1600を含むことができる。報告は、マスタセルグループ高速回復プロシージャの障害と、ユーザ機器の設定と、ユーザ機器の測定結果とのうちの1つまたは複数を含む情報を含み得る。
図17は、いくつかの実施形態に従って設定された例示的なUE1700を示すブロック図である。UE1700は、限定はしないが、無線端末、無線通信デバイス、無線通信端末、端末ノード/UE/デバイスなどを含むことができる。UE1700は、無線通信ネットワークの無線ネットワークノード(たとえば、基地局、eNB、gNBなど)とのアップリンクおよびダウンリンク無線通信を提供するためにアンテナアレイ1740のアンテナを通して送信および受信する1つまたは複数の電力増幅器を備えるRFフロントエンド1730を含む。UE1700は、RFフロントエンド1730に結合された(少なくとも1つのプロセッサとも呼ばれる)少なくとも1つのプロセッサ回路1710と、(メモリとも呼ばれる)メモリ回路1720とをさらに含む。メモリ1720は、少なくとも1つのプロセッサ1710によって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサ1710に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを記憶する。
図18は、無線通信ネットワークの例示的なネットワークノード1800(たとえば、基地局、gNBなど)を示すブロック図である。ネットワークノード1800は、(少なくとも1つのプロセッサとも呼ばれる)少なくとも1つのプロセッサ回路1810と、(メモリとも呼ばれる)メモリ回路1820と、他のネットワークノードと通信するように設定されたネットワークインターフェース1850(たとえば、有線ネットワークインターフェースおよび/または無線ネットワークインターフェース)とを含む。ネットワークノード1800は、アンテナアレイ1840のアンテナを通して送信および受信する1つまたは複数の電力増幅器1830とともにRFフロントエンドを含んでいる、無線ネットワークノードとして設定され得る。メモリ1820は、少なくとも1つのプロセッサ1810によって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサ1810に、本明細書で開示される実施形態による動作を実施させる、コンピュータ可読プログラムコードを記憶する。
本開示で使用される様々な略語/頭字語についての説明が、以下で提供される。
略語 説明
ACK 確認応答
AP アプリケーションプロトコル
BSR バッファステータス報告
BWP 帯域幅部分
C-RNTI セル無線ネットワーク一時識別子
CA キャリアアグリゲーション
CE 制御エレメント
CP 制御プレーン
CQI チャネル品質インジケータ
DC デュアルコネクティビティ
DCI ダウンリンク制御情報
DL ダウンリンク
DRB データ無線ベアラ
eNB (EUTRAN)基地局
E-RAB EUTRAN無線アクセスベアラ
FDD 周波数分割複信
gNB NR基地局
GTP-U GPRSトンネリングプロトコル-ユーザプレーン
IP インターネットプロトコル
LTE Long Term Evolution
MCG マスタセルグループ
MAC 媒体アクセス制御
MeNB マスタeNB
MgNB マスタgNB
MN マスタノード
NACK 否定応答
NR 新無線
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
PCell 1次セル
PCI 物理セル識別情報
PSCell 1次SCell
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RLC 無線リンク制御
RLF 無線リンク障害
RRC 無線リソース制御
SCell 2次セル
SCG 2次セルグループ
SCTP ストリーム制御伝送プロトコル
SeNB 2次eNB
SINR 信号対干渉プラス雑音比
SN 2次ノード
SR スケジューリング要求
SRB シグナリング無線ベアラ
SUL 補助アップリンク
TDD 時分割複信
TEID トンネルエンドポイント識別子
TNL トランスポートネットワークレイヤ
UCI アップリンク制御情報
UDP ユーザデータグラムプロトコル
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UP ユーザプレーン
URLLC 超高信頼低レイテンシ通信
X2 基地局間のインターフェース
次に、いくつかの実施形態による、無線ネットワークの概略ブロック図である図19が参照される。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図19に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図19の無線ネットワークは、ネットワーク4106、ネットワークノード4160および4160b、ならびに(モバイル端末とも呼ばれる)WD4110、4110b、および4110cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード4160および無線デバイス(WD)4110は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを含み、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク4106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード4160およびWD4110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供するための、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線基地局の部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図19では、ネットワークノード4160は、処理回路4170と、デバイス可読媒体4180と、インターフェース4190と、補助機器4184と、電源4186と、電力回路4187と、アンテナ4162とを含む。図19の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード4160は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード4160の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体4180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード4160は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード4160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード4160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体4180)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ4162がRATによって共有され得る)。ネットワークノード4160は、ネットワークノード4160に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード4160内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路4170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路4170によって実施されるこれらの動作は、処理回路4170によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路4170は、単体で、またはデバイス可読媒体4180などの他のネットワークノード4160構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード4160機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路4170は、デバイス可読媒体4180に記憶された命令、または処理回路4170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路4170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路4170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路4172とベースバンド処理回路4174とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路4172とベースバンド処理回路4174とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路4172とベースバンド処理回路4174との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体4180、または処理回路4170内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路4170によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路4170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路4170は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路4170単独に、またはネットワークノード4160の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード4160によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体4180は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路4170によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体4180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路4170によって実行されることが可能であり、ネットワークノード4160によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体4180は、処理回路4170によって行われた計算および/またはインターフェース4190を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路4170およびデバイス可読媒体4180は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース4190は、ネットワークノード4160、ネットワーク4106、および/またはWD4110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース4190は、たとえば有線接続上でネットワーク4106との間でデータを送出および受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末4194を備える。インターフェース4190は、アンテナ4162に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ4162の一部であり得る、無線フロントエンド回路4192をも含む。無線フロントエンド回路4192は、フィルタ4198と増幅器4196とを備える。無線フロントエンド回路4192は、アンテナ4162および処理回路4170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ4162と処理回路4170との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路4192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路4192は、デジタルデータを、フィルタ4198および/または増幅器4196の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ4162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ4162は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路4192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路4170に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード4160は別個の無線フロントエンド回路4192を含まないことがあり、代わりに、処理回路4170は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路4192なしでアンテナ4162に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4172の全部または一部が、インターフェース4190の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース4190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末4194と、無線フロントエンド回路4192と、RFトランシーバ回路4172とを含み得、インターフェース4190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路4174と通信し得る。
アンテナ4162は、無線信号を送出および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ4162は、無線フロントエンド回路4192に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ4162は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ4162は、ネットワークノード4160とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード4160に接続可能であり得る。
アンテナ4162、インターフェース4190、および/または処理回路4170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ4162、インターフェース4190、および/または処理回路4170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路4187は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード4160の構成要素に供給するように設定される。電力回路4187は、電源4186から電力を受信し得る。電源4186および/または電力回路4187は、それぞれの構成要素に好適な形態で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード4160の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源4186は、電力回路4187および/またはネットワークノード4160中に含まれるか、あるいは電力回路4187および/またはネットワークノード4160の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード4160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路4187に電力を供給する。さらなる例として、電源4186は、電力回路4187に接続された、または電力回路4187中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード4160の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図19に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード4160は、ネットワークノード4160への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード4160からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード4160のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス4110は、アンテナ4111と、インターフェース4114と、処理回路4120と、デバイス可読媒体4130と、ユーザインターフェース機器4132と、補助機器4134と、電源4136と、電力回路4137とを含む。WD4110は、WD4110によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD4110内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ4111は、無線信号を送出および/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース4114に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ4111は、WD4110とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD4110に接続可能であり得る。アンテナ4111、インターフェース4114、および/または処理回路4120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ4111は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース4114は、無線フロントエンド回路4112とアンテナ4111とを備える。無線フロントエンド回路4112は、1つまたは複数のフィルタ4118と増幅器4116とを備える。無線フロントエンド回路4112は、アンテナ4111および処理回路4120に接続され、アンテナ4111と処理回路4120との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路4112は、アンテナ4111に結合されるか、またはアンテナ4111の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD4110は別個の無線フロントエンド回路4112を含まないことがあり、むしろ、処理回路4120は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ4111に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122の一部または全部が、インターフェース4114の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路4112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路4112は、デジタルデータを、フィルタ4118および/または増幅器4116の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ4111を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ4111は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路4112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路4120に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路4120は、単体で、またはデバイス可読媒体4130などの他のWD4110構成要素と併せてのいずれかで、WD4110機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路4120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体4130に記憶された命令、または処理回路4120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路4120は、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD4110の処理回路4120は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路4124およびアプリケーション処理回路4126の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路4122は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路4122およびベースバンド処理回路4124の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路4126は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路4122、ベースバンド処理回路4124、およびアプリケーション処理回路4126の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路4122は、インターフェース4114の一部であり得る。RFトランシーバ回路4122は、処理回路4120のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体4130に記憶された命令を実行する処理回路4120によって提供され得、デバイス可読媒体4130は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路4120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路4120は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路4120単独に、またはWD4110の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD4110によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路4120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路4120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路4120によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD4110によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体4130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路4120によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体4130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路4120によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路4120およびデバイス可読媒体4130は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器4132は、人間のユーザがWD4110と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器4132は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD4110への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD4110にインストールされるユーザインターフェース機器4132のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD4110がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD4110がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器4132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器4132は、WD4110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路4120が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路4120に接続される。ユーザインターフェース機器4132は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器4132はまた、WD4110からの情報の出力を可能にするように、および処理回路4120がWD4110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器4132は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器4132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD4110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器4134は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊なセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器4134の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源4136は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD4110は、電源4136から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源4136からの電力を必要とする、WD4110の様々な部分に電力を配信するための、電力回路4137をさらに備え得る。電力回路4137は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路4137は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD4110は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路4137はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源4136に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源4136の充電のためのものであり得る。電力回路4137は、電源4136からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD4110のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。

Claims (19)

  1. 無線通信ネットワークにおいてネットワークノード(1800)によって実施される方法であって、前記方法が、
    マスタセルグループ上で無線リンク障害を検出すること(800)と、
    無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用すべきかどうかをユーザ機器(1700)に指示すること(802)であって、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーが前記ユーザ機器に存在するとき、前記ユーザ機器が前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示を備えるインジケータを含む、指示すること(802)と、
    前記タイマーを、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをトリガするための値に設定すること(1000)と
    を含む、方法。
  2. 前記指示すること(802)は、
    前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという指示と、
    規定された基準が満たされたとき、前記ユーザ機器が前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示と、
    を備える少なくとも1つのインジケータをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ機器に前記指示すること(802)は、
    無線リソース接続メッセージにおいて、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する前記インジケータを送出することと、
    専用無線リソース制御信号を介して、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する前記インジケータを送出することと、
    既存の無線リソース制御メッセージを使用することによって、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する前記インジケータを送出することと、
    新しい無線リソース制御メッセージを使用することによって、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する前記インジケータを送出することと、
    システム情報ブロックを介して無線リソース制御メッセージにおいて、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する前記インジケータを送出することと、
    第1の信号無線ベアラを介して、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、前記インジケータを送出することと、
    前記第1の信号無線ベアラのスプリットを介して、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、前記インジケータを送出することと、
    第2の無線ベアラを介して、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうか、前記インジケータを送出することと、
    既存のシステム情報ブロックインジケータ中に前記インジケータを含めることと、
    新しいシステム情報ブロックインジケータ中に前記インジケータを含めることと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記システム情報ブロックインジケータが、
    オン/オフインジケータと、
    少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せのために前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するように前記ユーザ機器に指示する、前記少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む規定されたインジケータと、
    前記無線リソース制御再確立を使用するように前記ユーザ機器をトリガする、少なくとも1つのデュアルコネクティビティ帯域組合せを含む前記規定されたインジケータと
    のうちの少なくとも1つまたは複数を備える、請求項3に記載の方法。
  5. 前記システム情報ブロックインジケータが、
    1次セルと、
    1次2次セルと
    のうちの少なくとも1つから読み取られる、請求項3または4に記載の方法。
  6. 複数無線デュアルコネクティビティで前記ユーザ機器を設定すること(900)
    をさらに含み、
    前記ユーザ機器に前記指示することは、前記規定された基準が満たされたとき、前記ユーザ機器が前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを適用するべきであるかどうかを指示する、前記設定すること(900)に含まれる指示を含む、請求項2から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記規定された基準が、マスタセルグループおよび/または2次セルグループによって使用される指定された周波数帯域を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記ユーザ機器が、複数無線デュアルコネクティビティにあり、
    前記検出すること(800)は、前記ユーザ機器から、2次ノードへの信号無線ベアラを介して無線リンク障害が前記マスタセルグループ上で検出されたという第1の指示を受信することを含み、
    前記2次ノードに、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるという第2の指示を送出すること(1100)であって、前記第2の指示を送出することが、ネットワークノード間メッセージ中に前記第2の指示を含めることと、前記複数無線デュアルコネクティビティを設定するときにメッセージ中に前記第2の指示を含めることとのうちの少なくとも1つを含む、第2の指示を送出すること(1100)
    をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記ネットワークノードが2次ノードであり、前記指示すること(802)は、
    マスタノードから、前記マスタノードが前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをサポートしないという第1の指示を受信することと、
    信号無線ベアラを介して、前記ユーザ機器を、前記信号無線ベアラを使用して前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを実施するように設定することと
    を含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記指示すること(802)が、
    2次セルグループにおいてプロトコルスタックのレイヤの1つまたは複数のパラメータを適用すること
    を含み、前記1つまたは複数のパラメータが、
    報告が送出されるとセットされる、無線リンク制御上の最大再送信の規定された数を含み、前記報告がマスタセルグループ障害を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ユーザ機器から報告を受信すること(1200)と、
    前記報告に基づいて、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化するのか非アクティブ化するのかを判定すること(1202)と
    をさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記指示すること(802)は、
    媒体アクセス制御(MAC)制御エレメントを使用して前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することまたは非アクティブ化することであって、
    デフォルトで前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを非アクティブ化し、前記制御エレメントに前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することを要求することと、
    デフォルトで前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することと、
    前記制御エレメントを介して前記アクティブ化することまたは前記非アクティブ化することを変更することと
    のうちの少なくとも1つを含む、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをアクティブ化することまたは非アクティブ化することを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記指示すること(802)は、専用無線リソース制御信号を介して、前記ユーザ機器に、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがサポートされるかどうかを指示する前記インジケータを送出することを含み、前記インジケータが、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャに対応するタイマー設定を含む、請求項1または2に記載の方法。
  14. 前記タイマー設定が、T310および/またはT311に対応する設定を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 無線通信ネットワークにおいて動作するためのネットワークノード(1800)であって、前記ネットワークノード(1800)が、
    マスタセルグループ上で無線リンク障害を検出することと、
    無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャを使用すべきかどうかをユーザ機器(1700)に指示することであって、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーが前記ユーザ機器に存在するとき、前記ユーザ機器が前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示を備えるインジケータを含む、指示すること(802)と、
    前記タイマーを、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャをトリガするための値に設定すること(1000)と
    を行うように設定された、ネットワークノード(1800)。
  16. 無線通信ネットワークにおいて動作するように設定されたネットワークノード(1800)の少なくとも1つのプロセッサ(1810)によって実行されるべきプログラムコードを備えるコンピュータプログラムであって、それにより、前記プログラムコードの実行が、前記ネットワークノード(1800)に、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法を実施させる、コンピュータプログラム。
  17. 無線通信ネットワークにおいてユーザ機器(1700)によって実施される方法であって、前記方法が、
    無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャをいつ使用すべきかを指示するインジケータを受信すること(1300)と、
    前記インジケータに基づいて、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用すること(1302)と
    を含み、
    前記インジケータは、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーが前記ユーザ機器に存在するとき、前記ユーザ機器が前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示を含み、
    前記マスタセルグループ高速回復プロシージャのための前記ユーザ機器のための前記タイマーが、ある値で設定され、前記値は、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがトリガされるかどうかを前記ユーザ機器に指示する、
    方法。
  18. 無線通信ネットワークにおいて動作するためのユーザ機器(1700)であって、前記ユーザ機器が、
    無線リソース制御再確立を回避するためにマスタセルグループ高速回復プロシージャをいつ使用すべきかを指示するインジケータを受信することと、
    前記インジケータに基づいて、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用することと
    を行うように設定され、
    前記インジケータは、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャのためのタイマーが前記ユーザ機器に存在するとき、前記ユーザ機器が前記マスタセルグループ高速回復プロシージャを使用するという指示を含み、
    前記マスタセルグループ高速回復プロシージャのための前記ユーザ機器のための前記タイマーが、ある値で設定され、前記値は、前記マスタセルグループ高速回復プロシージャがトリガされるかどうかを前記ユーザ機器に指示する、
    ユーザ機器(1700)。
  19. 無線通信ネットワークにおいて動作するように設定されたユーザ機器(1700)の少なくとも1つのプロセッサ(1710)によって実行されるべきプログラムコードを備えるコンピュータプログラムであって、それにより、前記プログラムコードの実行が、前記ユーザ機器(1700)に、請求項17に記載の方法を実施させる、コンピュータプログラム。
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