JP7313661B2 - belt partition stand - Google Patents
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Description
本発明は、ヘッド体から繰り出されたパーティションベルトを相互間に張設して通路の規制などをするためのベルトパーティションスタンドに関する。 BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a belt partition stand for regulating passages by stretching partition belts drawn out from a head body between them.
従来、金融機関やイベント会場などの様々な施設において、歩行者の通路規制などを行うために、ベルトパーティションスタンドが使用されている。ベルトパーティションスタンドは、一般に、床面に載置される台座と、この台座から起立する支柱と、支柱の上端に連結されたヘッド体とを備えている(たとえば、特許文献1を参照)。特許文献1に開示されたベルトパーティションスタンドにおいて、ヘッド体(第2のパイプ4)には、同文献の図1に表れているように、繰り出し可能な状態で巻軸(21)に巻回されたパーティションベルト(21)が収納されている。パーティションベルト(21)は、付勢手段(ぜんまいばね23)によって巻き取り方向に付勢されている。ヘッド体は、パーティションベルト(21)を繰り出すための開口(ベルト導出部22)が形成された密閉ケース状とされている。 2. Description of the Related Art Conventionally, in various facilities such as financial institutions and event venues, belt partition stands have been used to regulate passages for pedestrians. A belt partition stand generally includes a pedestal to be placed on the floor, a pillar standing from the pedestal, and a head body connected to the upper end of the pillar (see Patent Document 1, for example). In the belt partition stand disclosed in Patent Document 1, the head body (second pipe 4) houses a partition belt (21) wound around a winding shaft (21) in a payable state, as shown in FIG. 1 of the same document. The partition belt (21) is biased in the winding direction by biasing means (spiral spring 23). The head body is in the form of a closed case with an opening (belt lead-out portion 22) for letting out the partition belt (21).
ベルトパーティションスタンドの使用時には、パーティションベルト(21)を繰り出し、当該ベルトの先端部に設けられたベルトエンド(29)を、他のベルトパーティションスタンドのヘッド体に設けられたベルトエンド受け部(32)に係止する。これにより、パーティションベルト(21)は、隣接するベルトパーティションスタンドの相互間に張設され、歩行者の通路規制などを行うことができる。 When using the belt partition stand, the partition belt (21) is let out and the belt end (29) provided at the tip of the belt is engaged with the belt end receiving part (32) provided on the head body of another belt partition stand. As a result, the partition belt (21) is stretched between the adjacent belt partition stands, and the passage of pedestrians can be regulated.
しかしながら、上記従来のベルトパーティションスタンドは、屋内での使用を目的として作られたものであり、屋外での使用は考慮されていない。このため、たとえば雨天時にベルトパーティションスタンドを屋外で使用し、水分を含んだパーティションベルトをヘッド体に巻き取ると、当該ヘッド体の内部に水が侵入する。また、ヘッド体に形成されたベルト用の開口から、ヘッド体の内部に水が侵入し得る。そうすると、ヘッド体の内部の水分がなかなか排出されずにヘッド体の内部に滞留し、ヘッド体の構成部品に錆が発生する等の不都合を招くおそれがあった。 However, the above-mentioned conventional belt partition stand is intended for indoor use, and outdoor use is not considered. For this reason, for example, when the belt partition stand is used outdoors in the rain and the partition belt containing moisture is wound around the head body, the water enters the inside of the head body. Also, water may enter the interior of the head body through the opening for the belt formed in the head body. As a result, the moisture inside the head body is not easily discharged and stays inside the head body, which may lead to problems such as the occurrence of rust in the constituent parts of the head body.
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、屋外での使用にも適するベルトパーティションスタンドを提供することを主たる課題とする。 The present invention has been conceived under such circumstances, and a main object of the present invention is to provide a belt partition stand suitable for outdoor use.
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。 In order to solve the above problems, the present invention takes the following technical means.
本発明によって提供されるベルトパーティションスタンドは、台座と、上記台座から起立する支柱と、上記支柱の上端部に連結されるヘッド体と、当該ヘッド体に収納され、繰り出し可能に巻回されたパーティションベルトと、を備え、上記ヘッド体は、上記パーティションベルトを通すためのベルト用開口が形成された筒状部と、当該筒状部の上方に配置され、垂直方向に見て上記筒状部の全体と重なる天井部と、上記筒状部の下方に配置され、上記支柱に連結される筒状の連結部と、上記筒状部の内側に配置され、巻回された上記パーティションベルトを支持するベルト支持ユニットと、を含み、上記ベルト支持ユニットには、当該ベルト支持ユニットの内側空間から上記連結部の内側空間に連通する連通口が形成されている。 A belt partition stand provided by the present invention includes a pedestal, a pillar standing from the pedestal, a head body connected to the upper end of the pillar, and a partition belt that is housed in the head body and wound so as to be able to be drawn out. It includes a cylindrical connecting portion to be connected, and a belt support unit that is arranged inside the cylindrical portion and supports the wound partition belt, and the belt supporting unit is formed with a communication port that communicates from the inner space of the belt supporting unit to the inner space of the connecting portion.
好ましい実施の形態においては、上記筒状部は、全体として、下方に向かうにつれて横断面寸法が小さくなるように形成されている。 In a preferred embodiment, the tubular portion as a whole is formed such that the cross-sectional dimension decreases toward the bottom.
好ましい実施の形態においては、上記ベルト支持ユニットには、幅寸法が互いに異なり、上記パーティションベルトを通過させるためのスリット状の複数のベルト通過溝が形成されている。 In a preferred embodiment, the belt support unit is formed with a plurality of slit-shaped belt passage grooves having mutually different width dimensions for allowing the partition belts to pass therethrough.
好ましい実施の形態においては、上記ベルト支持ユニットは、上記天井部に一体的に取り付けられている。 In a preferred embodiment, the belt support unit is integrally attached to the ceiling.
好ましい実施の形態においては、上記筒状部の上記ベルト用開口は、上端が開放端とされている。 In a preferred embodiment, the belt opening of the cylindrical portion is open at the upper end.
好ましい実施の形態においては、上記支柱は、上端および下端がそれぞれ開口する筒状とされており、上記台座には貫通孔が形成され、当該貫通孔に上記支柱の下端部が内挿されている。 In a preferred embodiment, the column has a tubular shape with an upper end and a lower end opened, the base has a through hole, and the lower end of the column is inserted into the through hole.
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。 Other features and advantages of the present invention will become more apparent from the detailed description given below with reference to the accompanying drawings.
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。 Preferred embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
図1~図9は、本発明に係るベルトパーティションスタンドの一例を示す。本実施形態のベルトパーティションスタンドA1は、台座1と、この台座1から起立する支柱2と、支柱2に連結されるヘッド体4と、パーティションベルト5と、パーティションベルト5の先端部に設けられたベルトエンド6と、を備えている。
1 to 9 show an example of a belt partition stand according to the invention. A belt partition stand A1 of this embodiment includes a pedestal 1, a
台座1は、床面や地面に載置される部材であり、略円錐台形状とされている。支柱2は、円筒状に形成されている。台座1と支柱2との連結構造の詳細については、後述する。
The pedestal 1 is a member to be placed on the floor surface or the ground, and has a substantially truncated cone shape. The
ヘッド体4は、支柱2の上端部に連結されており、パーティションベルト5を収納可能である。ヘッド体4は、筒状部41、天井部42、連結部43、およびベルト支持ユニット44を含む。筒状部41は、概略筒状とされており、上端および下端がそれぞれ開口している。図1、図3、図7等に表れているように、筒状部41は、全体として、下方に向かうにつれて横断面寸法が小さくなるように形成されている。
The
筒状部41には、ベルト用開口411と、複数のベルトエンド受け部412とが形成されている。ベルト用開口411は、パーティションベルト5を通すための開口であり、上下方向に延びるスリット状とされている。図3、図5等から理解されるように、ベルト用開口411の上端は開放している。複数のベルトエンド受け部412は、ベルト用開口411に対して筒状部41の周方向に90°ずつずれた3箇所に位置している。各ベルトエンド受け部412は、筒状部41の軸方向に沿って一定長さ延びるようにして横断面略T字状に形成されている。
A belt opening 411 and a plurality of belt
天井部42は、筒状部41の上方に配置されており、筒状部41の上端開口を覆っている。天井部42は、平面視サイズが比較的大きくされており、図2、図7に示すように、垂直方向に見て筒状部41(ベルトエンド受け部412を除いた筒状胴部)の全体と重なっている。天井部42の上面は、平面視における中央が上方に膨らんでおり、周縁側に向かうにつれて下がっている。
The
連結部43は、筒状部41の下方に配置されている。連結部43は、筒状とされており、上端および下端がそれぞれ開口している。連結部43は、その下方寄りにおいて円筒状とされた円筒部431を有する。連結部43の上方寄りの部位は、下方にむかうにつれて縮径するテーパ状とされている。円筒部431は、支柱2の上端に連結される部位である。支柱2と円筒部431(連結部43)との連結構造の詳細については、後述する。
The connecting
ベルト支持ユニット44は、筒状部41の内側に配置されており、巻回されたパーティションベルト5を支持する。より具体的には、図3~図7に示すように、ベルト支持ユニット44は、円筒ハウジング45およびリール46を含む。
The
円筒ハウジング45は、概略有底円筒状とされており、複数のベルト通過溝451,452、および底板453を有する。図3、図4に示すように、円筒ハウジング45の周壁部分は、その適所が開口している。また、図3~図5、図8に示すように、円筒ハウジング45の周壁部分に、複数のベルト通過溝451,452が形成されている。各ベルト通過溝451,452は、パーティションベルト5を通過させるためのスリット状の開口である。これらベルト通過溝451,452は、それぞれの幅寸法が互いに異ならせられている。本実施形態では、2つのベルト通過溝451,452が筒状部41の中心軸線を挟んで互いに反対側に設けられている。また、ベルト通過溝451の幅寸法は相対的に小であり、ベルト通過溝452の幅寸法は相対的に大である。図8に示すように、一方のベルト通過溝451は、筒状部41の中心軸線とベルト用開口411とを結ぶ線分上に位置する。
The
図4~図6に示すように、円筒ハウジング45の底板453には、連通口454が形成されている。連通口454は、底板453をその厚さ方向に貫通する貫通孔である。図5、図6等から理解されるように、連通口454を介して、ベルト支持ユニット44の内側空間と連結部43の内側空間とが連通している。本実施形態では、底板453において均等に分散して複数(本実施形態では4つ)の連通口454が形成されている。
As shown in FIGS. 4 to 6, a
リール46は、パーティションベルト5を巻回して保持するものである。リール46は、円筒ハウジング45の内側に配置されており、当該円筒ハウジング45により回転自在に支持されている。より具体的には、図5~図8に示すように、リール46は、巻軸461、上部板462および下部板463を有する。上部板462および下部板463は円板状とされており、巻軸461の上端および下端に連結されている。パーティションベルト5の収納時には、当該パーティションベルト5は巻軸461に巻回される。なお、図3~図8において、巻回されたパーティションベルト5は図示せずに省略している。ヘッド体4の外部に位置するベルトエンド6を引っ張ることで、リール46が回転しながらパーティションベルト5が繰り出される。
The
図5~図7に示すように、ベルト支持ユニット44の上部には、付勢手段47が配置されている。付勢手段47は、たとえばぜんまいばねからなり、この付勢手段47によってパーティションベルト5が巻き取り方向に付勢されている。これにより、ヘッド体4から繰り出されたパーティションベルト5は、無負荷状態においてリール46(巻軸461)に巻き取られる。
As shown in FIGS. 5 to 7, an urging means 47 is arranged above the
図4~図6に表れているように、ベルト支持ユニット44(円筒ハウジング45)は、その上部がねじ締結などの適宜手段によって天井部42の下部に固定される。また、図4、図7等から理解されるように、筒状部41の上端は、天井部42の外周部下端に内嵌される。さらに、筒状部41の下端には、連結部43の外周部上端が外嵌される。それとともに、ベルト支持ユニット44(円筒ハウジング45)の下部と連結部43の上部とが、ねじ締結などの適宜手段によって着脱可能に連結される。このようにして、筒状部41、天井部42、連結部43およびベルト支持ユニット44が相互に組み付けられる。
As shown in FIGS. 4 to 6, the belt support unit 44 (cylindrical housing 45) has its upper portion fixed to the lower portion of the
パーティションベルト5は、略一定の幅および厚さを有して帯長状に延びている。パーティションベルト5は、上述のように、筒状部41に設けられたスリット状のベルト用開口411を通じてヘッド体4の外部に繰り出し可能とされている。また、本実施形態では、ベルト支持ユニット44内に巻回されたパーティションベルト5は、スリット状のベルト通過溝451を通過している。
The
パーティションベルト5の材質は特に限定されず、用途に応じて種々選択可能である。パーティションベルト5の厚さや長さ、パーティションベルト5の材質に応じて適宜設定される。パーティションベルト5の材質は、特に限定されない。パーティションベルト5の材質としては、たとえば、ポリエチレンフィルムなどの樹脂フィルム、あるいはポリエステル繊維などの合成樹脂繊維からなる織物シートが挙げられる。また、必要に応じて、パーティションベルト5に撥水加工等を施してもよい。パーティションベルト5の幅(使用時における上下方向の寸法)は、たとえば45~50mm程度である。パーティションベルト5の材質が樹脂フィルムの場合、当該パーティションベルト5の厚さが0.2~0.3mm程度、長手方向の寸法が4~6m程度である。パーティションベルト5の材質が織物シートの場合、当該パーティションベルト5の厚さが0.4~0.9mm程度、長手方向の寸法が1.5~3.5m程度である。
The material of the
パーティションベルト5の厚さが相対的に薄い場合、相対的に幅寸法が小であるベルト通過溝451をパーティションベルト5が通過するようにヘッド体4を組み付ける。一方、パーティションベルト5の厚さが相対的に厚い場合、相対的に幅寸法が大であるベルト通過溝452をパーティションベルト5が通過するようにヘッド体4を組み付ける。
When the thickness of the
図8に表れているように、パーティションベルト5を巻回するための巻軸461は、上下に延びる凹部461aと、この凹部461aにつながり、上下に延びるスリット461bとを有する。パーティションベルト5の基端部は袋状となっており、パーティションベルト5の基端部がスリット461bを通過した状態で、凹部461aに位置する袋状部分に係止軸7が挿通されている。これによりパーティションベルト5の基端部は巻軸461に係止され、パーティションベルト5の抜け止めが図られている。
As shown in FIG. 8, a winding
パーティションベルト5の先端部に設けられたベルトエンド6は、概略円柱状とされている。このベルトエンド6の下端から上端近傍にかけて横断面略T字状の溝が形成されている。ベルトエンド6の溝には、筒状部41のベルトエンド受け部412が嵌合可能である。ベルトパーティションスタンドA1の使用時には、パーティションベルト5を繰り出すとともに、ベルトエンド6の溝に他のベルトパーティションスタンドA1のベルトエンド受け部412を嵌合させる。これにより、隣接するベルトパーティションスタンドA1の相互間にパーティションベルト5を張設することができる。
A
図9に示すように、支柱2は、全体が円筒状とされており、上端および下端が開口する。台座1は、本体11、および係止部材12,13を含んで構成される。本体11の中央には上下方向に貫通する貫通孔11aが形成されている。係止部材12は、概略円筒状とされており、貫通孔11aに内嵌される。係止部材12の上端には径方向外方に延出する係止片121が形成されており、当該係止片121が本体11の上端に当接する。
As shown in FIG. 9, the
支柱2の下端部は、係止部材12に内嵌されている。本実施形態では、支柱2の下端部には、一対の取付孔21が支柱2の中心軸線を挟んで対向するように形成されている。係止部材13は、概略円筒状とされており、支柱2の下端部に内嵌されている。これにより、支柱2の下端部は係止部材12および係止部材13によって挟まれた状態となっている。また、係止部材13にはナット部材14が保持されており、係止部材12の外側から止めネジ15が取付孔21を挿通し、かつナット部材14に螺合している。これにより、支柱2の下端部、係止部材12および係止部材13は、相互に連結されている。そして、図9に示した台座1と支柱2との連結構造において、台座1(本体11)の貫通孔11aに支柱2の下端部が内挿されている。
The lower end of the
支柱2の上端部には、連結部43の円筒部431が内嵌されている。また、本実施形態では、支柱2の上端部には、一対の取付孔22が支柱2の中心軸線を挟んで対向するように形成されている。円筒部431にはナット部材432が保持されており、支柱2の外側から止めネジ433が取付孔22を挿通し、かつナット部材432に螺合している。これにより、支柱2の上端部および円筒部431(連結部43)は、着脱可能に連結されている。
The
次に、本実施形態の作用について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
本実施形態のベルトパーティションスタンドA1において、ヘッド体4は、筒状部41、天井部42、連結部43およびベルト支持ユニット44を含む。天井部42は、筒状部41の上方に配置されており、筒状部41の上端開口を覆っている。連結部43は筒状であり、筒状部41の下方に配置されている。ベルト支持ユニット44は、筒状部41の内側に配置されており、ベルト支持ユニット44(円筒ハウジング45)には、ベルト支持ユニット44の内側空間から連結部43の内側空間に連通する連通口454が形成されている。たとえば雨天時にベルトパーティションスタンドA1を屋外で使用し、水滴が付着し、あるいは水分を含んだパーティションベルト5をヘッド体4に巻き取ると、ベルト支持ユニット44の内部(ヘッド体4の内部)に水が侵入する。また、ベルト用開口411を通じてヘッド体4の内部に水が侵入し得る。上記構成によれば、ベルト支持ユニット44の内部に侵入した水が連通口454を介して筒状の連結部43に流れ落ち、連結部43の下端から排出される。したがって、ヘッド体4の内部に水が滞留することは防止され、ベルトパーティションスタンドA1は屋外での使用にも適する。
In the belt partition stand A1 of this embodiment, the
天井部42は、垂直方向に見て筒状部41の全体と重なっている。筒状部41は、全体として、下方に向かうにつれて横断面寸法が小さくなるように形成されている。このような構成によれば、雨天時にベルトパーティションスタンドA1を屋外で使用する場合、天井部42および筒状部41の外周を伝って流れる水がベルト用開口411を通じて筒状部41(ヘッド体4)の内側に侵入することは、抑制される。このことは、ベルトパーティションスタンドA1の屋外での使用により適している。
The
ベルト支持ユニット44には、パーティションベルト5を通過させるためのスリット状の複数のベルト通過溝451,452が形成されている。これらベルト通過溝451,452は、幅寸法が互いに異なる。パーティションベルト5の厚さは用途に応じて種々異なるが、本実施形態と異なり単一のベルト通過溝のみを有する場合、当該ベルト通過溝の幅寸法は、パーティションベルト5の厚さが相対的に厚い場合に対応させる必要がある。そうすると、厚さが相対的に薄いパーティションベルト5を使用する場合、ベルト通過溝に当該パーティションベルト5を通した状態での隙間が比較的大きく、パーティションベルト5を巻き取る際にパーティションベルト5が折り重なる等の不都合が生じ得た。本実施形態においては、上述のように、互いに幅寸法が異なる複数のベルト通過溝451,452を有する。このような構成によれば、複数のベルト通過溝451,452のうちパーティションベルト5の厚さに適したいずれかに、当該パーティションベルト5を通して使用することができる。したがって、本実施形態のベルトパーティションスタンドA1は、厚さの異なるパーティションベルト5について兼用することができ、また、必要に応じてパーティションベルト5を異なる厚さのものに交換して使用することが可能である。
The
ベルト支持ユニット44(円筒ハウジング45)は、天井部42に一体的に取り付けられる。また、筒状部41のベルト用開口411は、その上端が開放端とされている。このような構成によれば、ヘッド体4を組み付ける際、ベルト支持ユニット44から繰り出されるパーティションベルト5をベルト用開口411の開放端から通しながら、ベルト支持ユニット44を筒状部41の内側に配置することができる。これにより、ヘッド体4の組み立てを容易に行うことが可能である。
The belt support unit 44 (cylindrical housing 45 ) is integrally attached to the
支柱2は、上端および下端がそれぞれ開口する筒状とされている。台座1には貫通孔11aが形成されており、当該貫通孔11aに支柱2の下端部が内挿される。このような構成によれば、ベルト支持ユニット44の内部(ヘッド体4の内部)に一旦侵入し、その後、連結部43の下端から排出された水は、支柱2および台座1の内部を通過してベルトパーティションスタンドA1の下端から効率よく排出される。
The
図10~図14は、本発明の参考例に係るベルトパーティションスタンドを示している。本参考例のベルトパーティションスタンドA2は、台座1と、この台座1から起立する支柱2と、支柱2に連結されるヘッド体4と、パーティションベルト5と、パーティションベルト5の先端部に設けられたベルトエンド6と、を備えている。本参考例のベルトパーティションスタンドA2は、上記実施形態のベルトパーティションスタンドA1と比べてヘッド体4の構成が大きく異なり、台座1および支柱2についても適宜変更されている。なお、図10以降の図においては、上記実施形態と同一または類似の要素には、同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
10 to 14 show a belt partition stand according to a reference example of the invention. A belt partition stand A2 of this reference example includes a pedestal 1, a
ベルトパーティションスタンドA2において、台座1は、平面視略円形の板状とされている。図示説明は省略するが、支柱2は、台座1に対して、たとえばねじを用いた締結によって着脱可能に連結されている。台座1には、一定幅の切欠き101が形成されている。この切欠き101の幅寸法は、支柱2の外径よりも少し大とされている。複数のベルトパーティションスタンドA2を収納する際には、支柱2が別のベルトパーティションスタンドA2の切欠き101に嵌り込むようにすると、収納スペースを縮小することができる。
In the belt partition stand A2, the pedestal 1 has a substantially circular plate shape in plan view. Although not shown, the
ヘッド体4は、胴部41A、天板42A、底板43A、およびベルト支持ユニット44を含む。胴部41Aには、上記実施形態のベルトパーティションスタンドA1における筒状部41と同様に、ベルト用開口411と、複数のベルトエンド受け部412とが形成されている。ベルトパーティションスタンドA2において、胴部41A、天板42A、底板43Aは、パーティションベルト5を繰り出すためのベルト用開口411が形成された密閉ケース状とされている。底板43Aの中央には、下方に延出する連結ネジ431Aが設けられている。図示説明は省略するが、ヘッド体4(底板43A)は、支柱2の上端部に対して、連結ネジ431Aを用いたねじ締結によって着脱可能に連結されている。
The
ベルト支持ユニット44は、胴部41Aの内側に配置されている。ベルト支持ユニット44の構成は、上記のベルトパーティションスタンドA1の場合と実質的に同一である。
The
本参考例のベルトパーティションスタンドA2において、ベルト支持ユニット44には、パーティションベルト5を通過させるためのスリット状の複数のベルト通過溝451,452が形成されている。これらベルト通過溝451,452は、幅寸法が互いに異なる。パーティションベルト5の厚さは用途に応じて種々異なるが、本参考例と異なり単一のベルト通過溝のみを有する場合、当該ベルト通過溝の幅寸法は、パーティションベルト5の厚さが相対的に厚い場合に対応させる必要がある。そうすると、厚さが相対的に薄いパーティションベルト5を使用する場合、ベルト通過溝に当該パーティションベルト5を通した状態での隙間が比較的大きく、パーティションベルト5を巻き取る際にパーティションベルト5が折り重なる等の不都合が生じ得た。本参考例においては、上述のように、互いに幅寸法が異なる複数のベルト通過溝451,452を有する。このような構成によれば、複数のベルト通過溝451,452のうちパーティションベルト5の厚さに適したいずれかに、当該パーティションベルト5を通して使用することができる。したがって、本参考例のベルトパーティションスタンドA2は、厚さの異なるパーティションベルト5について兼用することができ、また、必要に応じてパーティションベルト5を異なる厚さのものに交換して使用することが可能である。
In the belt partition stand A2 of this reference example, the
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るベルトパーティションスタンドの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。 Although specific embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to these, and various modifications can be made without departing from the spirit of the invention. The specific configuration of each part of the belt partition stand according to the present invention can be changed in various ways.
A1,A2 ベルトパーティションスタンド
1 台座
101 切欠き
11 本体
11a 貫通孔
12 係止部材
121 係止片
13 係止部材
14 ナット部材
15 止めネジ
2 支柱
21,22 取付孔
4 ヘッド体
41 筒状部
41A 胴部
411 ベルト用開口
412 ベルトエンド受け部
42 天井部
42A 天板
43 連結部
43A 底板
431 円筒部
431A 連結ネジ
432 ナット部材
433 止めネジ
44 ベルト支持ユニット
45 円筒ハウジング
451,452 ベルト通過溝
453 底板
454 連通口
46 リール
461 巻軸
461a 凹部
461b スリット
462 上部板
463 下部板
47 付勢手段
5 パーティションベルト
6 ベルトエンド
7 係止軸
A1, A2 Belt partition stand 1
Claims (6)
上記ヘッド体は、上記パーティションベルトを通すためのベルト用開口が形成された筒状部と、当該筒状部の上方に配置され、垂直方向に見て上記筒状部の全体と重なる天井部と、上記筒状部の下方に配置され、上記支柱に連結される筒状の連結部と、上記筒状部の内側に配置され、巻軸に巻回された上記パーティションベルトを支持するベルト支持ユニットと、を含み、
上記ベルト支持ユニットは、下部に位置する底板を有し、
上記底板は、上記垂直方向に見て上記巻軸と重ならない位置に形成され、上記底板の厚さ方向に貫通して上記ベルト支持ユニットの内側空間から上記連結部の内側空間に連通する連通口を有する、ベルトパーティションスタンド。 a pedestal, a support that stands up from the pedestal, a head body that is connected to the upper end of the support, and a partition belt that is housed in the head body and wound so as to be extended,
The head body includes a cylindrical portion formed with a belt opening through which the partition belt passes, a ceiling portion disposed above the cylindrical portion and overlapping the entire cylindrical portion when viewed in the vertical direction, a cylindrical connecting portion disposed below the cylindrical portion and connected to the support, and a belt support unit disposed inside the cylindrical portion and supporting the partition belt wound around the winding shaft .
The belt support unit has a bottom plate located at the bottom,
The bottom plate is formed at a position that does not overlap with the winding shaft when viewed in the vertical direction, and has a communication port that penetrates in the thickness direction of the bottom plate and communicates from the inner space of the belt support unit to the inner space of the connecting portion.
上記台座には貫通孔が形成され、当該貫通孔に上記支柱の下端部が内挿されている、請求項1ないし5のいずれかに記載のベルトパーティションスタンド。 The support column has a tubular shape with an upper end and a lower end opened,
6. The belt partition stand according to any one of claims 1 to 5, wherein a through hole is formed in said base, and a lower end portion of said support is inserted into said through hole.
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