JP7313064B2 - 情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法に関する。
金銭の収支を管理するにあたっては商取引履歴および残高情報を確認することが一般的である。近年、ユーザ端末を用いて商取引履歴および現在の残高を確認できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-97613号公報
金銭の収支を管理する者にとって、将来の収支管理を適切に行うためには、過去の収支状態を振り返って見直しをすることも必要である。過去の収支状態の見直しの際には、過去にどのような商取引を行ったかという情報に加えて、例えば、過去の商取引による過去の残高を確認することは有用であると考えられる。しかしながら、特許文献1に記載される従来の技術は、ユーザ端末の収支画面において過去の商取引履歴は表示されるが、残高情報については、現在の残高しか表示されない。このため、従来の技術では、ユーザが上記収支画面を参照しても、例えば、上記した過去の商取引による過去の残高のような、過去の収支状態を見直すために有用な情報が得られないという課題があった。
本発明は上記課題を解決するものであり、過去の収支状態を見直すために有用な情報を提供可能な情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法を得ることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、商取引履歴の時系列データを取得する取引情報取得部と、商取引履歴における残高の時系列データを取得する残高情報取得部と、表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、表示部の画面に対して、商取引履歴の時系列データに基づき商取引履歴を時系列順で表示し、残高の時系列データに含まれる過去の残高のうち、時系列順で表示した商取引履歴に対応した過去の残高を表示する表示処理部とを備え、表示処理部は、操作情報が、商取引履歴の表示に対する操作として時系列順で表示された商取引履歴をスクロールする操作を示す場合に、時系列に沿う方向に残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。
本発明によれば、表示処理部が、操作情報に基づき、時系列に沿う方向に残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。ユーザが、表示部の画面を参照することにより、過去に行った商取引に加え、過去の商取引における過去の残高情報も確認できる。これにより、本発明に係る情報処理装置は、過去の収支状態を見直すために有用な情報を提供可能である。
実施の形態1に係る商取引システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るクライアント端末の構成を示すブロック図である。 クライアント端末が備える演算部の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るクライアント端末の収支画面表示処理を示すフローチャートである。 収支画面の一例を示す画面図である。 操作に応じた残高の表示および商取引履歴の表示の変化を示す画面図である。 商取引詳細情報画面を示す画面例である。 収支画面の変形例を示す画面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る商取引システム1の構成を示すブロック図である。図1において、商取引システム1は、クライアント端末2、管理サーバ3および店舗端末4が、ネットワーク5を介して接続されたシステムであり、これらの装置は、ユーザAのプリペイドカードBを用いた決済に利用される。ネットワーク5は、既存の電気通信回線を利用することができる。ネットワーク5は、例えば、インターネットである。
クライアント端末2は、ネットワーク5を介して管理サーバ3と通信可能な端末装置である。クライアント端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末またはPC(Personal Computer)である。以下では、クライアント端末2がスマートフォンであるものとする。
管理サーバ3は、プリペイドカードBを用いた商取引の収支をユーザAごとに管理するサーバである。例えば、管理サーバ3は、ユーザAごとの管理番号に対応付けて、プリペイドカードBに固有なカード番号、チャージ金額の残高情報および商取引履歴情報を記憶している。商取引履歴情報および残高情報は、取引ごとの時間情報を含む時系列データであり、それぞれ、後述する商取引履歴の時系列データおよび残高の時系列データのことである。
店舗端末4は、プリペイドカードBを利用可能な加盟店の店舗に設置された端末装置であり、プリペイドカードBに記憶されている情報を読み取る機能を有する。店舗においてユーザAがプリペイドカードBを用いた決済を行う場合、店舗端末4は、プリペイドカードBのカード番号を読み取り、ネットワーク5を介して決済情報を管理サーバ3に送信する。なお、店舗端末4がネットワーク5を介して管理サーバ3に決済情報を送信する際は、管理サーバ3以外の1つまたは複数の他のサーバ(不図示)を経由してもよい。他のサーバは、例えば、クレジットカード会社が提供するサーバである。決済情報には、決済を行った店舗端末4を示す情報、決済額およびカード番号が含まれる。管理サーバ3は、店舗端末4から決済情報を受信すると、決済額が示す金額を、カード番号に対応するプリペイドカードBの残高から店舗側に支払う処理を行う。その際、管理サーバ3は、管理サーバ3が店舗への支払い処理を行った日時を記憶するとともに、支払い処理後のプリペイドカードBの残高を計算して前記日時と合わせて記憶する。少なくとも、決済が行われた店舗端末4を示す情報、および、管理サーバ3が店舗への支払い処理を行った日時を含む時系列データを、以下、「商取引履歴の時系列データ」という。また、少なくとも、支払い処理後のプリペイドカードBの残高、および、前記日時を含む時系列データを、以下、「残高の時系列データ」という。つまり、管理サーバ3には、少なくとも、商取引履歴の時系列データ、および、残高の時系列データが記憶される。
なお、決済情報に含まれる店舗端末4を示す情報から、管理サーバ3が、店舗名、店舗のカテゴリ、または、商取引内容のカテゴリ等を特定できる場合は、管理サーバ3に記憶される商取引履歴の時系列データには、店舗名、店舗のカテゴリ、または、商取引内容のカテゴリ等が含まれていてもよい。以下の説明では、管理サーバ3に記憶される商取引履歴の時系列データには、店舗名、店舗のカテゴリ、または、商取引内容のカテゴリ等が含まれるものとして説明する。
また、プリペイドカードBが、入金(チャージ)可能なカード等の、商取引以外の手続きにより残高の変動が生じ得るカードである場合、管理サーバ3は、そのような商取引以外の手続きが行われた日時と、その手続きによる変動後の残高とを、残高の時系列データに含めて記憶するものであってもよい。
なお、EC(Electronic Commerce)サイト上でプリペイドカードBを用いて決済することも可能であり、かかる場合には店舗端末4に代わってECサイトの管理サーバ(不図示)から、管理サーバ3が決済情報を取得することで、商取引履歴の時系列データおよび残高の時系列データを取得する。
クライアント端末2には、プリペイドカードBを用いた決済の収支画面(以下、単に「プリペイドカードBの収支画面」または単に「収支画面」という。)を表示するためのアプリケーションプログラムがインストールされている。このアプリケーションプログラムがクライアント端末2において実行されると、クライアント端末2は、ネットワーク5を介して、プリペイドカードBの商取引履歴の時系列データおよび残高の時系列データを管理サーバ3から取得し、これらの時系列データを用いて、プリペイドカードBの収支画面を生成して表示する。
なお、店舗が実店舗である場合を示したが、クライアント端末2は、インターネット上の店舗との商取引も可能である。また、プリペイドカードBは、ICカードの形態に限定されるものではなく、アプリケーションとしてクライアント端末2にインストールされたものであってもよい。
図2は、クライアント端末2の構成を示すブロック図である。クライアント端末2は、図2に示すように、通信部21、演算部22、記憶部23、表示部24および操作部25を備える。通信部21は、ネットワーク5を介して管理サーバ3と通信を行う。例えば、通信部21は、LTE、3G、4G、5Gなどの通信方式によるモバイル通信が可能な通信装置である。
演算部22は、クライアント端末2の全体動作を制御する。また、演算部22は、記憶部23に記憶されたアプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各種の機能を実現する。記憶部23は、上記アプリケーションプログラムを記憶するとともに、演算部22の演算処理に利用されるデータを記憶する。例えば、記憶部23には、通信部21によって管理サーバ3から受信されたプリペイドカードBの商取引履歴の時系列データおよび残高の時系列データが記憶される。
表示部24は、クライアント端末2が備える表示装置である。表示部24は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electroluminescence)表示装置である。操作部25は、クライアント端末2の画面表示に対する操作を受け付ける入力装置である。操作部25は、例えば、クライアント端末2がスマートフォンまたはタブレット端末である場合、表示部24の表示画面と一体に設けられたタッチパネルである。また、操作部25は、例えば、クライアント端末2がPCである場合、マウスまたはキーボードである。
演算部22は、取引情報取得部221、残高情報取得部222、操作情報取得部223および表示処理部224を備える。例えば、演算部22は、記憶部23から読み出した上記アプリケーションプログラムを実行することにより、取引情報取得部221、残高情報取得部222、操作情報取得部223および表示処理部224の各機能を実現する。
取引情報取得部221は、通信部21を用いて管理サーバ3にアクセスすることにより管理サーバ3からプリペイドカードBの商取引履歴の時系列データを取得する。取引情報取得部221は、商取引履歴の時系列データを記憶部23に出力する。
残高情報取得部222は、通信部21を用いて管理サーバ3にアクセスすることにより管理サーバ3からプリペイドカードBの商取引履歴における残高の時系列データを取得する。残高情報取得部222は、残高の時系列データを記憶部23に出力する。
操作情報取得部223は、操作部25によって受け付けられた操作を示す操作情報を取得する。例えば、操作部25がスマートフォンのタッチパネルである場合、操作情報取得部223は、各種タッチ操作を示す操作情報をタッチパネルから取得する。タッチ操作には、例えば、タップ操作、スワイプ操作またはスライド操作がある。操作情報は、表示部24の画面表示に対する操作の内容を示す情報であり、例えば、操作位置および操作方向を示す情報である。また、クライアント端末2がPCであり、操作部25がマウスである場合に、操作情報取得部223は、マウスを用いた表示部24の画面表示に対するスクロール操作の内容を示す操作情報を取得する。
表示処理部224は、表示部24の表示画面に対して、商取引履歴の時系列データに基づき商取引履歴を時系列順で表示し、残高の時系列データに含まれる過去の残高のうち、時系列順で表示した商取引履歴に対応した過去の残高を表示する。表示処理部224は、具体的には、記憶部23に記憶された商取引履歴の時系列データおよび残高の時系列データを用いて、表示部24の画面を介したUI(User Interface)として、プリペイドカードBの収支画面を表示する。例えば、表示処理部224は、商取引履歴の時系列データと残高の時系列データとを用いて、プリペイドカードBの収支画面情報をレンダリングする。表示部24は、表示処理部224によって時系列に連続的に描画された収支画面情報を表示する。
プリペイドカードBの収支画面には、商取引履歴リストと、残高グラフと、現在の残高が含まれる。商取引履歴リストは、商取引履歴の時系列データに基づく商取引履歴の時系列順の表示の一例であり、プリペイドカードBを用いた商取引履歴を要素としたリストである。残高グラフは、時間に対する残高の関係を示すグラフであり、少なくとも、商取引履歴リストに対応した期間分の残高の時系列を示している。
表示処理部224は、操作情報に基づいて、時系列に沿う方向に残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。操作情報が示す操作は、例えば、商取引履歴リストに対する操作または残高グラフに対する操作である。例えば、商取引履歴リストの要素が過去方向にスクロールされたことを操作情報が示している場合、表示処理部224は、スクロール量に応じて過去に要素が遡った商取引履歴リストと、スクロール量に応じて過去に遡った時点における過去の残高と、スクロール量に応じて過去に遡った期間の残高グラフとを含む収支画面情報を生成し収支画面情報を表示部24に表示させる。ユーザAは、この収支画面を参照することにより、過去に行った商取引に加えて、過去の商取引による過去の残高情報も確認できる。また、例えば、商取引履歴リストの要素が一度過去方向にスクロールされた状態となったのち、商取引履歴リストの要素が過去方向とは反対の未来方向にスクロールされたことを操作情報が示している場合、表示処理部224は、現在表示されている時点からスクロール量に応じた分だけ未来に進んだ時点の商取引履歴リストおよび過去の残高と、それに対応する残高グラフとを表示部24に表示させる。
この明細書において、表示を「時系列に沿う方向に変化させる」とは、上述のように、時系列データを構成する要素のうち、表示対象となる要素を、時間が遡る方向、または、時間が進む方向のうち、少なくともいずれか一つの方向に変化させることを意味する。
表示処理部224の動作の詳細については、図4から図6を参照して後述する。
図3は、クライアント端末2が備える演算部22の機能を実現するハードウェア構成を示すブロック図である。実施の形態1に係る情報処理装置は、演算部22により実現される。演算部22は、通信インタフェース100、入出力インタフェース101、プロセッサ102およびメモリ103を有する。演算部22が備える取引情報取得部221、残高情報取得部222、操作情報取得部223および表示処理部224の各機能は、これらのハードウェア構成により実現される。
通信インタフェース100は、通信部21によってネットワーク5を介して管理サーバ3から受信されたデータをプロセッサ102へ送り、プロセッサ102が生成したデータを、ネットワーク5を介して管理サーバ3へ送信する。また、プロセッサ102は、入出力インタフェース101を介して、記憶部23に対するデータの読み書きを制御し、表示部24の表示を制御し、操作部25からの操作情報を取得する。
取引情報取得部221、残高情報取得部222、操作情報取得部223および表示処理部224の各機能を実現するためのアプリケーションプログラムは記憶部23に記憶されている。記憶部23は、例えば、スマートフォンに搭載された半導体メモリである。プロセッサ102は、入出力インタフェース101を介して、記憶部23に記憶されたアプリケーションプログラムを読み出してメモリ103にロードし、ロードしたプログラムを実行する。これによって、プロセッサ102は、取引情報取得部221、残高情報取得部222、操作情報取得部223および表示処理部224の各機能を実現する。メモリ103は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
図4は、クライアント端末2の収支画面表示処理を示すフローチャートである。
取引情報取得部221は、プリペイドカードBの商取引履歴の時系列データを取得し、残高情報取得部222は、プリペイドカードBの残高の時系列データを取得する(ステップST1)。例えば、通信部21が、ネットワーク5を介して、管理サーバ3が提供するAPI(Application Programming Interface)にアクセスすることにより、現在に至るまでの一定期間内のプリペイドカードBの商取引履歴の時系列データおよび残高の時系列データを、管理サーバ3から取得する。取引情報取得部221および残高情報取得部222は、通信部21によって管理サーバ3から受信された時系列データを取得して記憶部23に記憶する。
次に、表示処理部224は、記憶部23に記憶されたプリペイドカードBの商取引履歴の時系列データおよび残高の時系列データを用いて、プリペイドカードBの収支画面情報を生成して表示部24に表示させる(ステップST2)。図5は、収支画面24Aの一例を示す画面図である。収支画面24Aには、プリペイドカードBのチャージ金額の現在の残高を表示する残高表示領域51、残高グラフ52および商取引履歴リスト53が含まれる。
現在の日付が11月2日である場合に、残高表示領域51には、11月2日に対応する残高が表示される。例えば、表示処理部224は、残高表示領域51に対して現在の日付における最新の商取引後の残高を表示させてもよい。
収支画面24Aにおいて、残高グラフ52は、現在の日付(11月2日)における残高、および、商取引履歴リスト53に対応する期間(以下「リスト対応期間」という。)分の残高を含む、残高の時系列順の推移を示している。ポインタ52Aは、残高グラフ52における一つの時点、すなわち日付を指定するための表示オブジェクトである。
なお、表示オブジェクトは、残高グラフにおける一つの時点を示すことができる形状であればよく、図5に記載のポインタ52Aのような形状に限らない。
また、残高グラフ52は、プリペイドカードBを用いた商取引が行われなかった日付における残高を含むものであってもよい。この場合、例えば、ある1週間において、プリペイドカードBを用いた商取引が行われず、かつ、プリペイドカードBに対する入金(チャージ)等も行われなかった場合、その1週間のグラフとして、残高が変動しない平坦なグラフが表示される。
収支画面24Aにおいて、例えば、ポインタ52Aが残高グラフ52の右端に移動された場合、ポインタ52Aによって現在の日付が指定され、表示処理部224は、現在の残高を示す残高表示領域51を、収支画面24Aに表示させる。リスト対応期間が長い場合、ある時点の収支画面24Aには、リスト対応期間全体のうち一部の期間に対応する残高グラフ52のみが表示される。一部の期間は、例えば、一ヶ月間である。
商取引履歴リスト53には、現在の日付から過去に遡った日付に対応する商取引履歴情報が時系列順にリスト形式で表示される。商取引履歴リスト53にリスト形式で表示される商取引履歴情報には、商取引が行われた日付、商取引内容カテゴリを表すアイコン、店舗名または店舗のカテゴリを表す文字(図中の「〇〇△」、「△〇×」等)、および、取引金額が含まれている。
収支画面24Aが表示されている状態において、操作情報取得部223は、操作部25からの操作情報の待ち状態になっている。表示処理部224は、操作情報取得部223により操作部25から取得された操作情報に基づいて、残高グラフ52に対する操作または商取引履歴リスト53に対する操作が行われたか否かを確認する(ステップST3)。操作情報が得られなかった場合、つまり、残高グラフ52に対する操作または商取引履歴リスト53に対する操作が行われなかった場合(ステップST3;NO)、表示処理部224は、図4に示した処理を終了して収支画面24Aの表示を継続する。
表示処理部224は、操作情報取得部223によって操作情報が取得された場合、つまり、残高グラフ52に対する操作または商取引履歴リスト53に対する操作が行われた場合(ステップST3;YES)、この操作情報に基づいて、過去に遡って残高グラフ52と商取引履歴リスト53とを連動して変化させる(ステップST4)。
図6は、操作に応じた残高の表示および商取引履歴の表示の変化を示す画面図である。例えば、タッチパネルを用いて、図6の左側に示す収支画面24Aにおける、商取引履歴リスト53に対して矢印C方向のスワイプ操作が行われると、タッチパネルは、表示処理部224に対し、スワイプ操作が行われたことを示す操作情報(以下「スワイプ操作情報」という。)を出力する。表示処理部224は、スワイプ操作情報に応じて収支画面情報を連続的に生成し、収支画面情報を表示部24に出力する。
表示部24は、表示処理部224から入力された収支画面情報に基づいて、図6の中央に示す収支画面24Aを表示する。この収支画面24Aにおいては、スワイプ操作に応じたスクロール量で商取引履歴リスト53の要素が過去方向にスクロールされ、商取引履歴リスト53の要素のスワイプ操作に応じて残高グラフ52の表示時間範囲が連動して過去に遡り、残高グラフ52上でポインタ52Aが矢印D方向(過去方向)に移動し、ポインタ52Aの近傍に過去残高表示領域54が表示される。なお、ここでは、過去残高表示領域54が、表示位置が移動するポインタ52Aの近傍に表示する例を示すが、表示処理部224は、過去残高表示領域54を予め定められた固定位置に表示されるものであってもよい。
過去残高表示領域54には、プリペイドカードBを用いて行った過去の商取引における過去の残高が表示される。過去残高表示領域54における表示は、時系列順で表示した商取引履歴に対応した過去の残高の表示の一例である。図6に示した例では、過去残高表示領域54には、プリペイドカードBの過去の商取引における過去の残高のうちの一つのみが表示されている。すなわち、過去残高表示領域54に表示される残高は、ポインタ52Aが示す過去の日付における過去の残高である。ポインタ52Aが示す日付の残高は、例えば、その日付における最後の商取引が行われた後の残高情報である。この場合、商取引履歴リスト53は、例えば、日付単位で要素がスクロールされる。つまり、商取引履歴リスト53においては、常に、ポインタ52Aが示す日付における最後の商取引履歴が最上位に表示される。表示処理部224は、商取引履歴リスト53の最上位に表示されている商取引が行われた日付を、ポインタ52Aが示す過去の日付とする。日付単位は、1日単位でもよいし、2日以上の単位でもよい。
また、上記の場合の商取引履歴リスト53は、商取引単位で要素がスクロールされてもよい。商取引単位で要素がスクロールされる場合も、表示処理部224は、商取引履歴リスト53の最上位に表示されている商取引が行われた日付を、ポインタ52Aが示す過去の日付とする。
図6の中央に示す収支画面24Aにおいて、ポインタ52Aが示す日付が10月28日であるので、過去残高表示領域54には、10月28日における最後の商取引が行われた後の残高が表示される。また、商取引履歴リスト53の最上位には、10月28日における最後の商取引の履歴が表示される。
なお、過去残高表示領域54には、日付ごとの残高情報として、商取引履歴リスト53の最上位の要素の日付における最初の商取引前の残高が表示されてもよい。この場合、商取引履歴リスト53は、例えば、日付単位で要素がスクロールされる。つまり、商取引履歴リスト53においては、常に、ポインタ52Aが示す日付における最後の商取引履歴が最上位に表示される。表示処理部224は、商取引履歴リスト53の最上位に表示されている商取引が行われた日付を、ポインタ52Aが示す過去の日付とする。日付単位は、1日単位でもよいし、2日以上の単位でもよい。
また、日付ごとの残高情報として、上記のように商取引履歴リスト53の最上位の要素の日付における最後の商取引後の残高または最後の商取引前の残高が表示される場合、商取引履歴リスト53は、商取引単位で要素がスクロールされてもよい。商取引単位で要素がスクロールされる場合も、表示処理部224は、商取引履歴リスト53の最上位に表示されている商取引が行われた日付を、ポインタ52Aが示す過去の日付とする。
なお、過去残高表示領域54に表示される残高は、任意の単位ごとに変化させることとしてもよい。任意の単位は、上述の日単位の他、週単位、または、月単位、さらには取引単位等である。
例えば、過去残高表示領域54において残高表示を変化させる単位が月単位の場合、表示される残高は、月における最後の取引が終了した後の残高である。この場合の商取引履歴リスト53のスクロール単位は、任意の単位とすることができる。表示処理部224は、商取引履歴リスト53の最上位に表示されている商取引が行われた日付が属する月の末日を、ポインタ52Aが示す過去の日付とする。また、時間単位が月単位の場合、表示される残高は、月における最初の取引が行われる前の残高であってもよい。この場合の商取引履歴リスト53のスクロール単位も任意である。表示処理部224は、商取引履歴リスト53の最上位に表示されている商取引が行われた日付が属する月の初日を、ポインタ52Aが示す過去の日付とする。
過去残高表示領域54において残高表示を変化させる単位が週単位等の時間単位の場合、上述の月単位の場合と同様の考え方によって、過去残高表示領域54に表示される残高およびスクロール単位を設定すればよい。
また、過去残高表示領域54において残高表示を変化させる単位が商取引単位の場合、商取引履歴リスト53は、商取引単位で要素がスクロールされる。つまり、商取引履歴リスト53には、その商取引が行われた結果として、過去残高表示領域54に表示された残高が得られることとなった商取引が、最上位に表示される。表示処理部224は、商取引履歴リスト53の最上位に表示されている商取引が行われた日付を、ポインタ52Aが示す過去の日付とする。
上述のとおり、過去残高表示領域54における残高表示を変化させる際の単位と商取引履歴を変化させる単位は、取引単位、日単位、週単位、月単位等の任意の単位とすることができる。ただし、商取引履歴の方が残高情報より詳細な情報を示すものであることから、過去残高表示領域54において残高表示を変化させる際の単位を、商取引履歴を変化させる単位と等しくするか、または、過去残高表示領域54において残高表示を変化させる際の単位を、商取引履歴を変化させる単位よりも大きくすることがより望ましい。例えば、商取引履歴をスクロール操作によって取引単位でスクロールされる際に残高表示は日単位で変動して表示されるようにしたり、商取引履歴をスクロール操作によって日単位でスクロールされる際に残高表示は週単位で変動して表示されるようにしたりすることが望ましい。
また、タッチパネルを用いて、図6の中央に示すように、ポインタ52Aを矢印E方向に移動させるスワイプ操作が行われると、タッチパネルは、表示処理部224に対して、スワイプ操作情報を出力する。表示処理部224は、スワイプ操作情報に応じて収支画面情報を連続的に生成し、収支画面情報を表示部24に出力する。
表示部24は、表示処理部224から入力した収支画面情報に基づいて、図6の右側に示す収支画面24Aを表示する。この収支画面24Aにおいては、スワイプ操作に応じて残高グラフ52の表示時間範囲が過去に遡りかつ残高グラフ52上でポインタ52Aが移動し、ポインタ52Aに対するスワイプ操作に応じて、商取引履歴リスト53の要素が連動して過去方向にスクロールされ、過去残高表示領域54が表示される。
表示処理部224は、ポインタ52Aが現在表示中の残高グラフ52の左端の日付または右端の日付まで移動され、さらにポインタ52Aの移動が同じ方向に継続されると、現在表示中の期間に対応する残高グラフ52から、その期間に隣り合う他の期間の残高グラフ52に表示を切り替える。例えば、現在表示中の期間が1ヶ月間である場合、収支画面24Aに現在表示中の残高グラフ52の左端の日付までポインタ52Aが移動され、さらにポインタ52Aの移動が同じ方向に継続されると、表示処理部224は、表示中の1ヶ月間の直前の1ヶ月間分の残高グラフ52を収支画面24Aに表示させる。
また、収支画面24Aに現在表示中の残高グラフ52の右端の日付までポインタ52Aが移動され、さらにポインタ52Aの移動が同じ方向に継続されると、表示処理部224は、表示中の1ヶ月間の直後の1ヶ月間分の残高グラフ52を収支画面24Aに表示させる。表示処理部224は、残高グラフ52上を移動したポインタ52Aが示す日付を取得し、取得した日付を、商取引履歴リスト53の最上位に表示される商取引の日付とする。商取引履歴リスト53は、ポインタ52Aおよび残高グラフ52に連動して、ポインタ52Aが示す日付の商取引が最上位に表示されるように、例えば、日付単位でスクロールされる。
なお、表示処理部224が、現在表示中の残高グラフ52を、隣り合う他の期間の残高グラフ52に切り替えるタイミングは、上記のタイミングに限らない。例えば、表示処理部224は、ポインタ52Aが現在表示中の残高グラフ52の左端または右端の日付から所定日数分離れた日付まで移動され、さらにポインタ52Aの移動が同じ方向に継続されると、現在表示中の期間に対応する残高グラフ52から、その期間に隣り合う他の期間の残高グラフ52に表示を切り替えるものでもよい。その場合、切り替え前の期間に対応する残高グラフ52と切り替え後の期間に対応する残高グラフ52とは、対応する期間が一部重複していてもよい。
図6の右側に示す収支画面24Aにおいて、ポインタ52Aが示す日付が、図6の中央に示す収支画面24Aよりも過去に遡った10月19日である。この場合、過去残高表示領域54には、例えば、10月19日における最後の商取引が行われた後の残高が表示される。
なお、これまでの説明では、残高グラフ52に対して一つのポインタ52Aが設定可能であったが、複数のポインタ52Aが設定可能であってもよい。例えば、表示処理部224は、残高グラフ52に複数のポインタ52Aが設定されると、複数のポインタ52Aによって指定された複数の日付の残高を表示させる収支画面情報を表示部24に出力する。表示部24は、表示処理部224から入力した収支画面情報に基づいて、収支画面24Aにおいて、複数のポインタ52Aによって指定された複数の日付の残高を示す複数の過去残高表示領域54を表示する。
また、表示処理部224は、商取引履歴リスト53のいずれかの要素が選択されると、選択された要素に対応する商取引相手に関する情報を示す商取引詳細画面を、表示部24に表示させてもよい。ユーザAは、商取引詳細画面を参照することにより、選択した要素に対応する商取引内容の詳細を示す商取引詳細情報を確認することができる。
図7は、商取引詳細情報画面を示す画面例であり、商取引詳細画面24Bを示している。例えば、図7の左側に示す収支画面24Aにおける商取引履歴リスト53の一つの要素53Aがタップ操作されると、タッチパネルは、タップ操作を示す操作情報(以下、「タップ操作情報」という。)を表示処理部224に出力する。表示処理部224は、タップ操作された要素53Aに対応した商取引詳細画面情報を生成し、商取引詳細画面情報を表示部24に出力する。
表示部24は、表示処理部224から入力された商取引詳細画面情報に基づいて、商取引詳細画面24Bを表示する。商取引詳細画面24Bには、個々の要素53Aに対応した商取引の詳細な内容を示す商取引詳細情報が表示される。商取引詳細情報は、商取引内容カテゴリ、店舗名または店舗カテゴリ、商取引日時、ユーザ記入情報および支出のカテゴリである。
例えば、商取引詳細画面24Bにおいて、商取引内容カテゴリの欄には、「食事」が記入されており、商取引日時の欄には「2020年11月1日17:05」が表示されている。メモ71に記載された情報がユーザ記入情報であり、支出カテゴリの欄には、「食費からの支払いにする」と記載されている。支出カテゴリの欄は、ユーザAが事前に設定した目的別の複数の目的別口座のうち、どの口座からの支払いにするかを選択し表示するための領域である。目的別口座は、ユーザAが任意に追加および削除することができ、追加した目的別口座には、任意の名称を付与することもできる。ユーザAは、プリペイドカードBの残高の一部または全部を、複数の目的別口座に振り分けることができる。
また、商取引詳細画面24Bにおいて、商取引内容カテゴリ、ユーザ記入情報および支出カテゴリは、ユーザAによる設定が可能である。例えば、メモ71がクリックされると、表示処理部224は、記入画面24Cを表示部24に表示させる。記入画面24Cにおいては、テキスト記入欄72に対し、キー入力部73を用いてテキスト情報等を記入できる。これにより、ユーザAは、プリペイドカードBを用いた商取引内容に関するメモを記入しておくことが可能である。
商取引詳細画面24Bにおいて、商取引内容カテゴリの欄が選択されると、「食事」の他に、例えば、「日用品」、「健康」、「交通」または「その他」といったカテゴリを設定することができる。同様に、支出カテゴリの欄が選択されると、「食費からの支払いにする」の他に、例えば、「一般」、「おつり貯金」、または「前借り」といった、どの目的別口座からの支払いにするかを示す支出カテゴリを設定することができる。図7に示す例では、商取引内容カテゴリの欄に「食事」が設定され、また、支出カテゴリの欄には「食費」の目的別口座が設定されている。ユーザAが支出カテゴリとして「食費」の目的別口座を設定することで、取引金額(図6の例では1,100円)が「食費」の目的別口座に振り分けられた残高から支出されることとなる。
商取引履歴リスト53上の各要素の情報は、図6に示したように、商取引履歴リスト53にリスト形式で表示される商取引履歴情報は、商取引が行われた日付、商取引内容カテゴリを表すアイコン、店舗名または店舗のカテゴリを表す文字(図中の「〇〇△」、「△〇×」等)、および、取引金額を含んでおり、商取引相手の情報を具体的に示した情報である。さらに、ユーザAは、商取引履歴リスト53の各要素を選択することにより、図7に示すように、商取引の詳細な内容を確認することができる。
なお、これまでの説明では、商取引履歴リスト53が表示される領域(以下「リスト表示領域」という。)には、商取引履歴情報のみが時系列順に表示される場合を示したが、リスト表示領域には、商取引履歴情報以外の情報が表示されてもよい。商取引履歴情報以外の情報は、商取引履歴情報以外のユーザへの通知情報であり、例えば、プリペイドカードBの発行会社からの通知、プリペイドカードへの入金(チャージ)若しくは出金情報、目的別口座間の残高の移動情報、取引キャンセルによる返金情報、または、他のユーザへの送金履歴情報などが含まれる。これらの商取履歴引情報以外の情報は、当該情報が発生した日時とともに、例えば管理サーバ3に記憶されており、表示処理部224は、当該日時の情報に基づき、商取引履歴情報以外の情報と、商取引履歴情報とを、併せて時系列順に表示する。
リスト表示領域に、商取引履歴情報以外の情報が表示されている場合、その情報のいずれかが選択されると、表示処理部224は、選択された情報に関する詳細画面を、表示部24に表示させてもよい。
また、これまでの説明では、収支画面24Aに残高グラフ52を表示する場合を示したが、残高グラフ52は表示しなくてもよい。図8は、収支画面24Aの変形例を示す画面図である。図8に示す収支画面24Aにおいては、残高グラフ52およびポインタ52Aの代わりに、ボタンアイコン81A、ボタンアイコン81Bおよび残高表示領域51Aが表示される。
例えば、ボタンアイコン81Aをクリックすることによって、商取引履歴リスト53の要素が過去に遡り、残高表示領域51Aには、過去に遡った残高が表示される。ボタンアイコン81Bをクリックすることによって、商取引履歴リスト53の要素が過去から現在の方向へ戻り、残高表示領域51Aには、現在の残高が表示されるか、現在に至るまでの過去の残高が表示される。また、商取引履歴リスト53の要素がスクロールされると、残高表示領域51Aの残高表示も連動して変化する。
また、これまでの説明では、残高グラフ52と商取引履歴リスト53との間、又は、残高表示領域51Aと商取引履歴リスト53との間(以下、これらの間の領域を「中間領域」という。)には、他の情報は表示されていない例を示したが、表示処理部224は、中間領域に何らかの情報を表示してもよい。中間領域に表示される情報は、例えば、ユーザAに特に重要な情報を提供するためのバナー(不図示)である。
また、これまでの説明では、プリペイドカードBのチャージ金額の収支画面24Aを例示したが、収支画面24Aは、デビットカードまたはクレジットカードの預金口座の収支を示す画面であってもよい。
以上のように、実施の形態1に係るクライアント端末2は、商取引履歴の時系列データを取得する取引情報取得部221と、残高の時系列データを取得する残高情報取得部222と、表示部24の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部223と、表示部24の画面に対して、商取引履歴の時系列データに基づき商取引履歴を時系列順で表示し、残高の時系列データに含まれる過去の残高のうち、時系列順で表示した商取引履歴に対応した過去の残高を表示する表示処理部224とを備え、表示処理部224は、操作情報に基づき、時系列に沿う方向に残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。ユーザAが、表示部24の画面を参照することにより、過去に行った商取引に加えて、過去の商取引による過去の残高情報も確認できる。これにより、クライアント端末2は、過去の収支状態を見直すために有用な情報を提供可能である。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、時系列順で表示した商取引履歴に対応した過去の残高として、残高の時系列データに含まれる過去の残高のうちの一つのみを、表示部24の画面に表示する。過去の残高のうちの一つのみが表示されることで、過去の収支状態を見直す際に確認したい過去の残高が直感的に分かり易いUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、操作情報が商取引履歴の表示に対する操作を示す場合、または、操作情報が残高の表示に対する操作を示す場合に、時系列に沿う方向に残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。これにより、商取引履歴の表示に対する操作、または、残高の表示に対する操作といった、直感的に操作が分かり易い操作によって商取引履歴と対応する過去の残高とを表示できるUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、操作情報が、商取引履歴の表示に対する操作として時系列順で表示された商取引履歴をスクロールする操作を示す場合に、時系列に沿って残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。これにより、スクロール操作という、ユーザにとって馴染みのある操作によって商取引履歴の表示および残高の表示を変化させることが可能なUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、残高の表示として、さらに、時間に対する残高の関係を示す残高グラフ52と、残高グラフ52上における、表示された過去の残高に対応する日付の位置を示すポインタ52Aとを、表示部24の画面に表示する。これにより、残高グラフ52によって過去の収支状態を見直す際に過去の残高の推移を視認し易く、残高グラフ52上のポインタ52Aによって日付を認識し易いUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、操作情報が、残高の表示に対する操作として残高グラフ52上でポインタ52Aを移動させる操作を示す場合に、時系列に沿う方向に残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。残高グラフ52上でポインタ52Aを移動させる操作によって所望の日付の残高を確認できるので、残高を確認したい過去の日付を指定する操作が直感的に分かり易いUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、操作情報が、残高の表示に対する操作として残高を表示する日付を指定する操作を示す場合に、時系列に沿う方向に残高の表示と商取引履歴の表示とを連動して変化させる。
収支状態を見直したい過去の日付を指定することにより、指定した日付の残高が表示されるので、収支状態の見直しが容易なUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、残高の表示を、商取引単位、日単位、週単位または月単位のいずれか一つの単位で変化させる。これにより、過去の残高の推移を視認し易いUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、表示部24の画面に対して表示されている商取引履歴に対応する期間のいずれかの時点における過去の残高を表示する。これにより、確認したい過去の残高が直感的に分かり易いUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、表示部24の画面に対して表示されている商取引履歴に対応する期間のいずれかの時点における過去の残高を表示する。これにより、確認したい過去の残高が直感的に分かり易いUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、表示部24の画面に対して表示されている商取引履歴のうち、特定の位置における商取引履歴に対応した時点の過去の残高を表示する。これにより、表示された過去の残高と商取引履歴との関係が直感的に分かり易いUIを提供することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、商取引履歴リスト53のいずれかの商取引履歴を選択する操作が行われると、選択された商取引履歴の商取引詳細情報を表示する。ユーザAは、商取引詳細情報を参照することで、商取引履歴以外の商取引に関する詳細な情報を確認することができる。例えば、商取引詳細情報から、商取引内容のカテゴリ、店舗名または店舗のカテゴリ、商取引日時、ユーザ記入情報または支出のカテゴリの少なくとも一つを確認可能である。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、表示処理部224は、商取引履歴が時系列順で表示された表示部24の画面における領域に、商取引履歴以外の情報と商取引履歴情報とを併せて時系列順で表示する。これにより、ユーザAは、商取引履歴情報とともに商取引履歴以外の情報を時系列で確認することができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2において、残高の時系列データおよび商取引履歴の時系列データは、プリペイドカードBの管理サーバ3から取得された情報である。
プリペイドカードBは、商取引が行われた際に直ちに決済がされるので、実施の形態1のようなUIを用いた場合、ユーザAは、過去の収支状態を見直す際に、正確に残高と商取引履歴との関係を知ることができる。
実施の形態1に係るクライアント端末2が提供するUIは、コンピュータにより実行されるプログラムであるので、スマートフォン、タブレット端末およびPCを含む汎用のコンピュータにインストールして機能させることが可能である。
なお、実施の形態の任意の構成要素の変形もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 商取引システム、2 クライアント端末、3 管理サーバ、4 店舗端末、21 通信部、22 演算部、23 記憶部、24 表示部、25 操作部、51,51A 残高表示領域、52 残高グラフ、52A ポインタ、53 商取引履歴リスト、53A 要素、54 過去残高表示領域、71 メモ、72 テキスト記入欄、73 キー入力部、100 通信インタフェース、101 入出力インタフェース、102 プロセッサ、103 メモリ、221 取引情報取得部、222 残高情報取得部、223 操作情報取得部、224 表示処理部。

Claims (20)

  1. 商取引履歴の時系列データを取得する取引情報取得部と、
    前記商取引履歴に対応した残高の時系列データを取得する残高情報取得部と、
    表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴の時系列データに基づき前記商取引履歴を時系列順で表示し、前記残高の時系列データに含まれる過去の残高のうち、前記時系列順で表示した前記商取引履歴に対応した過去の前記残高を表示する表示処理部と、
    を備え、
    前記表示処理部は、前記操作情報が、前記商取引履歴の表示に対する操作として前記時系列順で表示された前記商取引履歴をスクロールする操作を示す場合に、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 商取引履歴の時系列データを取得する取引情報取得部と、
    前記商取引履歴に対応した残高の時系列データを取得する残高情報取得部と、
    表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴の時系列データに基づき前記商取引履歴を時系列順で表示し、前記残高の時系列データに含まれる過去の残高のうち、前記時系列順で表示した前記商取引履歴に対応した過去の前記残高を表示する表示処理部と、
    を備え、
    前記表示処理部は、前記残高の表示として、さらに、時間に対する前記残高の関係を示すグラフと、前記グラフ上における、表示された過去の前記残高に対応する日付の位置を示す表示オブジェクトとを、前記表示部の画面に表示し、前記操作情報が、前記残高の表示に対する操作として前記グラフ上で前記表示オブジェクトを移動させる操作を示す場合に、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させること
    を特徴とする情報処理装置。
  3. 商取引履歴の時系列データを取得する取引情報取得部と、
    前記商取引履歴に対応した残高の時系列データを取得する残高情報取得部と、
    表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴の時系列データに基づき前記商取引履歴を時系列順で表示し、前記残高の時系列データに含まれる過去の残高のうち、前記時系列順で表示した前記商取引履歴に対応した過去の前記残高を表示する表示処理部と、
    を備え、
    前記表示処理部は、前記操作情報に基づき、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させるとともに、前記表示部の画面に対して表示されている前記商取引履歴に対応する期間のいずれかの時点における過去の前記残高を表示すること
    を特徴とする情報処理装置。
  4. 商取引履歴の時系列データを取得する取引情報取得部と、
    前記商取引履歴に対応した残高の時系列データを取得する残高情報取得部と、
    表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴の時系列データに基づき前記商取引履歴を時系列順で表示し、前記残高の時系列データに含まれる過去の残高のうち、前記時系列順で表示した前記商取引履歴に対応した過去の前記残高を表示する表示処理部と、
    を備え、
    前記表示処理部は、前記操作情報に基づき、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させるとともに、前記表示部の画面に対して表示されている前記商取引履歴のうち、特定の位置における前記商取引履歴に対応した時点の過去の前記残高を表示すること
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 前記表示処理部は、前記時系列順で表示した前記商取引履歴に対応した過去の前記残高として、前記残高の時系列データに含まれる過去の前記残高のうちの一つのみを、前記表示部の画面に表示すること
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示処理部は、前記操作情報が前記商取引履歴の表示に対する操作を示す場合、または、前記操作情報が前記残高の表示に対する操作を示す場合に、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させること
    を特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示処理部は、前記操作情報が、前記商取引履歴の表示に対する操作として前記時系列順で表示された前記商取引履歴をスクロールする操作を示す場合に、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させること
    を特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示処理部は、前記残高の表示として、さらに、時間に対する前記残高の関係を示すグラフと、前記グラフ上における、表示された過去の前記残高に対応する日付の位置を示す表示オブジェクトとを、前記表示部の画面に表示すること
    を特徴とする請求項1、請求項3または請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記表示処理部は、前記操作情報が、前記残高の表示に対する操作として前記グラフ上で前記表示オブジェクトを移動させる操作を示す場合に、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させること
    を特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示処理部は、前記操作情報が、前記残高の表示に対する操作として前記残高を表示する日付を指定する操作を示す場合に、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させること
    を特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示処理部は、前記残高の表示を、商取引単位、日単位、週単位または月単位のいずれか一つの単位で変化させること
    を特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示処理部は、前記表示部の画面に対して表示されている前記商取引履歴に対応する期間のいずれかの時点における過去の前記残高を表示すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  13. 前記表示処理部は、前記表示部の画面に対して表示されている前記商取引履歴のうち、特定の位置における前記商取引履歴に対応した時点の過去の前記残高を表示すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  14. 前記表示処理部は、時系列順で表示された前記商取引履歴のいずれかを選択する操作が行われた場合、選択された前記商取引履歴の商取引詳細情報を表示すること
    を特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記商取引詳細情報は、商取引内容のカテゴリ、店舗名または店舗のカテゴリ、商取引日時、ユーザ記入情報または支出のカテゴリの少なくとも一つを含むこと
    を特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記表示処理部は、前記商取引履歴が時系列順で表示された前記表示部の画面における領域に、前記商取引履歴以外の情報であって前記商取引履歴の情報と対応付けられたユーザへの通知情報と前記商取引履歴の情報とを併せて時系列順で表示すること
    を特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記残高の時系列データおよび前記商取引履歴の時系列データは、プリペイドカードの管理サーバから取得された情報であること
    を特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 商取引履歴の時系列データを取得する取引情報取得部と、
    表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得する操作情報取得部と、
    前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴の時系列データに基づき前記商取引履歴を時系列順で表示し、前記時系列順で表示した前記商取引履歴に対応したグラフを表示する表示処理部と、を備え、
    前記表示処理部は、前記操作情報が前記商取引履歴の表示に対する操作として前記時系列順で表示された前記商取引履歴をスクロールする操作を示す場合に、前記操作情報に基づき、時系列に沿う方向に前記グラフの表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させることを特徴とする情報処理装置。
  19. コンピュータを請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
  20. 取引情報取得部が、商取引履歴の時系列データを取得するステップと、
    残高情報取得部が、前記商取引履歴に対応した残高の時系列データを取得するステップと、
    操作情報取得部が、表示部の画面表示に対する操作を示す操作情報を取得するステップと、
    表示処理部が、前記表示部の画面に対して、前記商取引履歴の時系列データに基づき前記商取引履歴を時系列順で表示し、前記残高の時系列データに含まれる過去の前記残高のうち、前記時系列順で表示した前記商取引履歴に対応した過去の前記残高を表示するステップと、
    を備え、
    前記表示処理部は、前記操作情報が、前記商取引履歴の表示に対する操作として前記時系列順で表示された前記商取引履歴をスクロールする操作を示す場合に、時系列に沿う方向に前記残高の表示と前記商取引履歴の表示とを連動して変化させること
    を特徴とする情報処理方法。
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