本発明の一実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置は、第1のエアロゾル形成基材と、第1のエアロゾル形成基材の上流に第2のエアロゾル形成基材とを備える喫煙物品のための、把持及び携帯が可能なサイズのエアロゾル発生装置において、装置内に提供され、喫煙物品が挿入できる空洞と、装置内に提供され、喫煙物品の第1のエアロゾル形成基材の内部又は外部を第1の温度範囲で加熱できる第1のヒーティング手段と、装置内に提供され、喫煙物品の第2のエアロゾル形成基材の内部又は外部を第2の温度範囲で加熱できる第2のヒーティング手段と、装置内に提供され、第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段の温度を各々感知する第1のセンサ及び第2のセンサと、装置内に提供され、直流電源として働く再充電可能なバッテリと、装置内に提供され、第1のセンサ、第2のセンサ及びバッテリと電気的に連結され、バッテリから供給される直流電源を受信して、第1のセンサ及び第2のセンサの感知値によって第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段を各々制御する制御部とを含む。
実施例により、喫煙物品に具備された第1のエアロゾル形成基材は液状カートリッジであり、第2のエアロゾル形成基材はタバコ体である。
実施例により、喫煙物品に具備された第1のエアロゾル形成基材はタバコ体であり、第2のエアロゾル形成基材は液状カートリッジである。
実施例により、喫煙物品に具備された第1のエアロゾル形成基材及び第2のエアロゾル形成基材は、タバコ体である。
実施例により、タバコ体はグリセリンVGを含む。
実施例により、喫煙物品に具備された第1のエアロゾル形成基材及び第2のエアロゾル形成基材は、液状カートリッジである。
実施例により、液状カートリッジは、グリセリンVGを含む液状又はゲル状組成物を含む。
実施例により、喫煙物品はフィルター及びチューブをさらに含み、フィルター、チューブ、タバコ体及び液状カートリッジが一つのラッピングペーパーによりラッピングされて形成される。
実施例により、喫煙物品はフィルター及びチューブをさらに含み、フィルター、チューブ及びタバコ体が一つのラッピングペーパーによりラッピングされて形成される。
実施例により、喫煙物品はフィルター及びチューブをさらに含み、フィルター、チューブ及び液状カートリッジが一つのラッピングペーパーによりラッピングされて形成される。
実施例により、装置内に提供され、制御部と電気的に連結される圧力センサをさらに備え、制御部は、圧力センサから入力される感知値によってパフ動作(Puffing)の量に対する積分値を計算して、累積の積分値によって第1のヒーティング手段及び/又は第2のヒーティング手段を制御する。
実施例により、第1のヒーティング手段は抵抗加熱方式のヒータであり、第2のヒーティング手段は誘導加熱方式のヒータである。
実施例により、第1のヒーティング手段は誘導加熱方式のヒータであり、第2のヒーティング手段は抵抗加熱方式のヒータである。
実施例により、第1のヒーティング手段は誘導加熱方式のヒータであり、第2のヒーティング手段は誘導加熱方式のヒータである。
実施例により、第1のヒーティング手段は抵抗加熱方式のヒータであり、第2のヒーティング手段は抵抗加熱方式のヒータである。
実施例により、抵抗加熱方式のヒータは、発熱抵抗パターンを含むパイプヒータである。
実施例により、抵抗加熱方式のヒータは、侵入式ヒータである。
実施例により、第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段は、一体で形成され、空洞に挿入される喫煙物品の下部中央を貫通して挿入され、喫煙物品内の第1のエアロゾル形成基材及び第2のエアロゾル形成基材と直接的に接触する浸入式ヒータである。
実施例により、誘導加熱方式のヒータは、励磁コイル及び励磁コイルと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して喫煙物品を加熱するサセプタである。
実施例により、装置内に提供され、制御部及び励磁コイル間に連結される複数のキャパシタスイッチを備え、制御部は、複数のキャパシタスイッチの少なくとも一つをオン-オフ(On-Off)制御して、励磁コイルから供給する交流電流の周波数を制御する。
実施例により、励磁コイルのインダクタンスを感知するセンサを備える。
実施例により、励磁コイルのインピーダンスを感知するセンサを備える。
実施例により、サセプタ及び励磁コイル間に提供され、サセプタの熱が励磁コイルに伝達されることを防止する断熱部を含む。
実施例により、断熱部は、断熱パイプの外壁に断熱遮蔽機能付きの断熱フィラーを利用する断熱フィルムを付着した。
実施例により、断熱フィラーはセラミックパウダーからなる。
実施例により、サセプタは、第1のエアロゾル形成基材及び/又は第2のエアロゾル形成基材の中央に挿設された中空パイプ形状である。
実施例により、サセプタは、ステンレス、ニッケル及びコバルトの少なくとも一つの材質からなる。
実施例により、誘導加熱方式のヒータは、励磁コイル及び励磁コイルと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して喫煙物品を加熱するサセプタであり、サセプタは、空洞に挿入される喫煙物品の下部中央を貫通して挿入され、喫煙物品内の第2のエアロゾル形成基材と直接的に接触する。
実施例により、第2のヒーティング手段の抵抗加熱方式のヒータは、浸入式ヒータである。
本発明は、多様な変換が可能であり、色々な実施例を持つが、特定の実施例を図に例示し、詳細な説明に詳しく説明する。本発明の効果及び特徴、そしてそれらを達成する方法は、図と共に詳細に後述する実施例等を参照すれば明確になる。ところが、本発明は、以下で開示する実施例等に限定されず、多様な形態で具現できる。
以下の実施例において、単数の表現は、文脈上において明確に特定しない限り、複数の表現を含む。
以下の実施例において、「含む」又は「有する」などのような用語は、明細書上に記載された特徴や構成要素が存在することを意味し、一つ以上の異なる特徴や構成要素が付加される可能性を予め排除するものではない。
以下の実施例において、「上流」及び「下流」とは、ユーザが喫煙物品を用いて空気を吸引する方向を基準として、喫煙物品を構成するセグメント等の相対的な位置を示すために使用された用語である。喫煙物品は、上流端部(即ち、空気が入る部分)及び下流端部(即ち、空気が出る部分)を含む。喫煙物品の使用時、ユーザは喫煙物品の下流端部を銜え、喫煙物品の上流端部を通して吸入されて喫煙物品の内部を通過して下流端部に出る空気を吸入できることになる。下流端部は上流端部の下流に位置し、一方、「端部」という用語も「末端」として記述できる。
図では、説明の便宜上、構成要素らがその大きさが誇張又は縮小され得る。例えば、図に示す各構成の大きさ及び厚さは、説明の便宜のために任意に示すので、本発明が必ずしも示すのに限定されるものではない。
以下では、添付図面に基づき、本発明の実施例に関して、本発明が属する技術分野における通常の知識を有した人が容易に実施できるように詳細に説明する。ところが、本発明は、ここで説明する実施例に限定されず、多様な異なる形態で具現できる。
本発明の一実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置は、第1のエアロゾル形成基材と、第1のエアロゾル形成基材の下流に第2のエアロゾル形成基材とを備える喫煙物品のための、把持及び携帯が可能なサイズのエアロゾル発生装置において、装置内に提供され、喫煙物品が挿入できる空洞と、装置内に提供され、喫煙物品の第1のエアロゾル形成基材の内部又は外部を第1の温度範囲で加熱できる第1のヒーティング手段と、装置内に提供され、喫煙物品の第2のエアロゾル形成基材の内部又は外部を第2の温度範囲で加熱できる第2のヒーティング手段と、装置内に提供され、第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段の温度を各々感知する第1のセンサ及び第2のセンサと、装置内に提供され、直流電源として働く再充電可能なバッテリと、装置内に提供され、第1のセンサ、第2のセンサ及びバッテリと電気的に連結され、バッテリから供給される直流電源を受信して、第1のセンサ及び第2のセンサの感知値によって第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段を各々制御する制御部とを含む。
図2は、本発明の複合ヒーティングエアロゾル発生装置に使用される好適な一実施例の喫煙物品の一部分解斜視図及びその断面図を概念的に示し、図3は、図2に示す喫煙物品の構成要素及びこれを囲むラッピングペーパーの構成を概念的に示す。
本発明の複合ヒーティングエアロゾル発生装置に使用できる喫煙物品は、燃焼によらず、電気抵抗方式や誘導加熱方式などにより喫煙物品を加熱することで、喫煙物品からエアロゾルを生成させ、ユーザがこのようなエアロゾルを吸入して使用する形態である。このような喫煙物品は、従来の喫煙物品タバコ一本と類似な回数の吸入行為をするのに適当な量のエアロゾル形成基材(aerosol-forming substrate)及び/又はタバコ刻葉を喫煙物品内に含み、既定の量だけエアロゾルが発生した後には、それ以上有意味な量のエアロゾルを発生させず、ユーザによって使い捨てられる。
本発明の一実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置に使用できる喫煙物品50は、上流端部に第2のエアロゾル形成基材としてタバコ刻葉を含むタバコ体58、その直下流に第1のエアロゾル形成基材として液状組成物を含む液状カートリッジ56、その直下流にエアロゾル移動通路を提供するペーパーチューブ54、及び、マウスピースとして働くフィルター52が積層された構造を有し、これらはラッピングペーパー60によりラッピングされる。以下の説明では、前述した構造の喫煙物品50について記述するが、実施例によって液状組成物による液状カートリッジ56及びタバコ刻葉によるタバコ体58の相対的な位置は反対になり得る。また、第2のエアロゾル形成基材としてタバコ体58の代りに、第1のエアロゾル形成基材である液状カートリッジ56の上流端部に第2のエアロゾル形成基材として他の液状カートリッジ56が配置され得る。また、第1のエアロゾル形成基材である液状カートリッジ56の代りに、第2のエアロゾル形成基材であるタバコ体58の下流端部に第1のエアロゾル形成基材として他のタバコ体58が配置され得る。
液状カートリッジ56は、液状又はゲル状組成物と、液状又はゲル状組成物が 吸湿された液状又はゲル状吸湿体と、液状又はゲル状吸湿体を7乃至20mmの長さ及び5乃至8mmの直径を有するシリンダ形状で側面をラッピングするラッピングペーパーとを含み、液状又はゲル状吸湿体は、液状カートリッジ内の液状又はゲル状吸湿体に70乃至120mgの液状組成物を吸湿して液状カートリッジ内に維持するのに充分な吸湿率を持つ。7乃至20mmの長さ及び5乃至8mmの直径を有するシリンダ形状は、現在使用されている通常のタバコ又は加熱式喫煙物品の規格に符合するサイズであって、このような規格を持つ液状カートリッジ56は、加熱式喫煙物品に挿入されて別途のラッピングペーパー60によりラッピングされる場合、ユーザの立場から見れば、通常のタバコ又は加熱式喫煙物品と差異がない。
このような規格を持つ液状カートリッジ56の液状吸湿体に70乃至120mgの液状又はゲル状組成物を吸湿させ、このような数値範囲は、一本の喫煙物品に提供されるタバコ刻葉からエアロゾルをユーザが吸入する時、液状組成物から由来するエアロゾルを共に提供できる量の液状組成物の量を示す。前記下限値(70mg)未満の液状又はゲル状組成物が液状吸湿体に吸湿される場合には、ユーザが加熱式喫煙物品に提供されるタバコ刻葉から由来するエアロゾルを吸入する過程において、液状組成物から由来するエアロゾルが不足になり得るため、液状カートリッジに吸湿される液状組成物が、前記下限値(70mg)以上にならなければならない。前記上限値(120mg)を超過する液状又はゲル状組成物が液状吸湿体に吸湿される場合には、液状組成物が前記の規格を持つ液状カートリッジ内の液状吸湿体が液状組成物を吸湿したままに維持し難いため、液状組成物が液状カートリッジから流出される恐れがある。したがって、液状カートリッジ56に吸湿される液状又はゲル状組成物は、前記上限値(120mg)以下にならなければならない。好ましい範囲は80乃至110mgであり、より好ましい範囲は90乃至105mgである。
前記の規格を持つ液状カートリッジ56内の液状吸湿体が、前記のような範囲を持つ液状組成物を液状カートリッジ内に維持させるのに充分な吸湿率を持つ。すなわち、液状組成物は、液状カートリッジ内の液状吸湿体に吸湿されたままに維持され、液状カートリッジの外部に流出されない。ここで、吸湿とは、吸湿体が液状組成物により吸湿されるが、これが外部に流出されないことを示す。後述するように、フィルター-チューブ-液状カートリッジ-タバコ体は、ラッピングペーパーによりラッピングされて喫煙物品を形成するが、液状カートリッジは、上流又は下流の方に別個の部材なしにタバコ体やチューブやフィルターと直接的に接触するようになるが、液状カートリッジ内の液状吸湿体に吸湿された液状組成物は、液状吸湿体に吸湿されて保存されるだけであり、タバコ体やチューブやフィルターの方に流出されない。このために、液状組成物は、液状吸湿体の単位体積当たり0.13乃至0.32mg/mm3の量で液状吸湿体に吸湿されることが好ましい。このような数値限定の理由は、本発明の液状吸湿体に吸湿される液状組成物の量に対する数値限定の理由と類似する。すなわち、前記下限値(0.13mg/mm3)未満である場合には、液状吸湿体に吸湿された液状組成物の量が不充分になるため、ユーザが加熱式喫煙物品に提供されるタバコ刻葉から由来するエアロゾルを吸入する過程において、液状組成物から由来するエアロゾルが不足になり得るので、液状カートリッジに吸湿される液状組成物は、前記下限値(0.13mg/mm3)以上にならなければならない。前記上限値(0.32mg/mm3)を超過する液状組成物が液状吸湿体に吸湿される場合には、液状組成物が前記の規格を持つ液状カートリッジ内の液状吸湿体が液状組成物を吸湿したままに維持し難いので、液状組成物が液状カートリッジから流出される恐れがある。
液状組成物は、グリセリンVGを含み、選択的にグリセリンPG、水、香味剤を含むが、液状組成物は、重量%として、70乃至100%のグリセリンVG、0乃至20%のグリセリンPG、0乃至10%の水を含み、このように得られた液状組成物の全体重量対比10%以下に加味される香味剤をさらに含む。好適な一実施例によれば、本発明は、重量%として、100%のグリセリンVGからなる液状組成物を使用する。好適な他の実施例によれば、重量%として、80%のグリセリンVG及び20%のグリセリンPGからなる液状組成物を使用する。好適なまた他の実施例によれば、重量%として、75%のグリセリンVG、20%のグリセリンPG及び5%の水からなる液状組成物を使用する。好適なまた他の実施例によれば、このように得られた液状組成物の全体重量対比10%以下に加味される香味剤をさらに含む。例えば、香味剤(flavorant)としては、甘草、蔗糖、果糖シロップ、イソスイート(isosweet)、ココア、ラベンダ、シナモン、カルダモン、セロリ、コロハ、カスカリラ、白檀、ベルガモット、ゼラニウム、ハニーエッセンス、ローズオイル、バニラ、レモンオイル、オレンジオイル、ミントオイル、キャラウェー、コニャック、ジャスミン、カモマイル、メントール、カッシア、イランイラン、セージ、スペアミント、ジンジャー、コリアンダー又はコーヒーなどを含むことができる。さらに、液状組成物はニコチンを含んでもよく、含まなくてもよい。
好適な一実施例によれば、液状吸湿体は、メラミン系発泡樹脂からなる厚さ2乃至3mmの帯を折り又は巻きによりシリンダ形態で作ったものであり、好適な他の実施例によれば、液状吸湿体は、メラミン系発砲樹脂をシリンダ形状で加工して作られたものであるが、メラミン系発泡樹脂からなる液状吸湿体は、より好ましくは0.01乃至0.013mg/mm3である単位体積当たりの重量を有する。100mgの液状組成物が吸湿された液状吸湿体を有する液状カートリッジを含む喫煙物品に対して行なった実験の結果によれば、実験中に液状組成物が外部に流出される問題なしに液状吸湿体に吸湿されたままに維持され、液状組成物から由来する充分なエアロゾルが確認された。
好適な他の実施例によれば、液状吸湿体は、パルプ又はパルプを含む生地を折り又は巻きによりシリンダ形状で作ったり、シリンダ形状で加工して作ったりしたものであるが、パルプ又はパルプを含む生地で作られた液状吸湿体は、より好ましくは0.25乃至0.4mg/mm3の単位体積当たりの重量を有する。100mgの液状組成物が吸湿された液状吸湿体を有する液状カートリッジを含む喫煙物品に対して行なった実験の結果によれば、実験中に液状組成物が外部に流出される問題なしに液状吸湿体に吸湿されたままに維持され、液状組成物から由来する充分なエアロゾルが確認された。
好適な他の実施例によれば、液状吸湿体は、綿の織造生地又は不織布生地を折り又は巻きによりシリンダ形状で作ったり、シリンダ形状で加工して作ったりしたものであるが、綿の織造生地又は不織布生地で作られた液状吸湿体は、より好ましくは0.2乃至0.35mg/mm3の単位体積当たりの重量を有する。100mgの液状組成物が吸湿された液状吸湿体を有する液状カートリッジを含む喫煙物品に対して行なった実験の結果によれば、実験中に液状組成物が外部に流出される問題なしに液状吸湿体に吸湿されたままに維持され、液状組成物から由来する充分なエアロゾルが確認された。
好適な他の実施例によれば、本発明に係る液状吸湿体は、竹繊維の織造生地又は不織布生地を折り又は巻きによりシリンダ形状で作ったり、シリンダ形状で加工して作ったりしたものであるが、竹繊維の織造生地又は不織布生地で作られた液状吸湿体は、より好ましくは0.15乃至0.25mg/mm3の単位体積当たりの重量を有する。100mgの液状組成物が吸湿された液状吸湿体を有する液状カートリッジを含む加熱式喫煙物品に対して行なった実験の結果によれば、実験中に液状組成物が外部に流出される問題なしに液状吸湿体に吸湿されたままに維持され、液状組成物から由来する充分なエアロゾルが確認された。
実施例により、液状カートリッジ56は、常温でゲル状又は固体状で存在し、150乃至300℃の温度範囲でエアロゾルに気化する、グリセリンVG、水、ゼラチンを含み、選択的にグリセリンPGを含むゲル状エアロゾル形成基材と、ゲル状エアロゾル形成基材が受容されるゲル受容体と、ゲル受容体を7乃至20mmの長さ及び5乃至8mmの直径を有するシリンダ形状で側面をラッピングするラッピングペーパーとを含むこともできる。7乃至20mmの長さ及び5乃至8mmの直径を有するシリンダ形状は、現在使用されている通常のタバコ又は加熱式喫煙物品の規格に符合するサイズであって、このような規格を持つゲル状エアロゾル形成基材カートリッジは、加熱式喫煙物品に挿入されて別途のラッピングペーパーによりラッピングされる場合、ユーザの立場から見れば、通常のタバコ又は加熱式喫煙物品と差異がない。
ここで、ゲル状エアロゾル形成基材は、重量%として、80乃至100%のグリセリンVG、0乃至20%のグリセリンPGからなる液状組成物を含むが、60乃至80%の液状組成物及び20乃至40%の水の体積割合で混合された混合物100ml対比1乃至6gの重量のゼラチンを含み、選択的に液状組成物の全体重量対比10%以下に加味される香味剤を含むことができる。ここで、好ましくは、液状組成物はゲル受容体内に70乃至120mgの量で含まれる。これとは異なり、液状組成物は、ゲル受容体の単位体積当たり0.13乃至0.32mg/mm3の量でゲル受容体に含まれることもできる。
タバコ体58は、板状葉タバコ、刻葉及び再構成タバコなどのようなタバコ原料に基づく固体物質を含むことができる。一実施例において、タバコ体58は、しわを持つ板状葉シートで充填できる。板状葉シートは、シリンダ軸に実質的に横方向に巻き、折り、圧縮又は収縮によってしわが形成できる。しわを持つ板状葉シートの谷の間隔などの調節により、多孔度を決定することができる。
他の実施例において、タバコ体58はタバコ刻葉等で充填できる。ここで、タバコ刻葉等は、タバコシート(或いは、スラリー板状葉シート)を小切ることにより生成できる。また、タバコ体58は、複数のタバコストランドが互いに同一の方向(平行)に、或いは、ランダムに合わせて形成できる。具体的に、タバコ体58は、複数のタバコストランドを合わせて形成し、エアロゾルが通過できる縦方向の複数のチャンネルが形成できる。このとき、タバコストランドの大きさ及び配列により、縦方向のチャンネルは均一又は不均一になり得る。
タバコ体58は、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール及びオレイルアルコールの少なくとも一つをさらに含むことができる。また、タバコ体は、グリセリンVG、グリセリン及びプロピレングリコールをさらに含むこともできる。
また、タバコ体58は、香味剤及び/又は有機酸(organic acid)のような他の添加物質が含有できる。例えば、香味剤としては、甘草、蔗糖、果糖シロップ、イソスイート(isosweet)、ココア、ラベンダ、シナモン、カルダモン、セロリ、コロハ、カスカリラ、白檀、ベルガモット、ゼラニウム、ハニーエッセンス、ローズオイル、バニラ、レモンオイル、オレンジオイル、ミントオイル、キャラウェー、コニャック、ジャスミン、カモマイル、メントール、カッシア、イランイラン、セージ、スペアミント、ジンジャー、コリアンダー又はコーヒーなどを含むことができる。
図2及び図3に示すように、本発明の一実施例による液状カートリッジ56は、液状組成物が吸湿された吸湿体56aをハウジングの役割を果たすラッピングペーパー61がラッピングしている。また、液状カートリッジ56の下流端部にはペーパーチューブ54及びフィルター52が順次積層されるように設置される。フィルター52及びペーパーチューブ54は、液状カートリッジと共にラッピングペーパー60によりラッピングされる。
液状カートリッジ56内の液状組成物は、吸湿体に吸湿されたままに液状カートリッジ56内に維持され、液状カートリッジから流出されず、加熱により気化してエアロゾルを発生させる。
ラッピングペーパー60、61、62は、高熱及び液状との接触によって変形されない、或いは、人体に有害な成分を発生させない、素材で製造されることが好ましい。又は、ラッピングペーパーは、金属薄膜や金属薄板(foil)で製造することも可能であり、前述したように、紙材質のラッピングペーパーに金属薄膜や金属薄板が重畳した形態又は合紙した形態であり得る。本発明の好適な実施例によれば、液状カートリッジ56のハウジングの役割を果たすラッピングペーパー61は、ペーパー及びアルミニウムフォイルの合紙からなり、アルミニウムフォイルが吸湿体56aと当接して、液状組成物が吸湿体に吸湿されたままに液状カートリッジ56の側面に流出されるのを防止することになる。
液状カートリッジの下流側のフィルター52は、気流形成のために中空部を有するが、中空部を有していない形態のフィルターを使用してもよい。フィルターは少なくとも一つのセグメントからなり、例えば、チューブフィルター、冷却構造物及びリセスフィルターの少なくとも一つを含むことができる。チューブフィルターは内部に中空を含む形態を有する。チューブフィルター及びリセスフィルターは酢酸セルロースで製作され、冷却構造物として働くチューブは純粋なポリ乳酸(PLA)で製作されたり、異なる分解性ポリマーとポリ乳酸とを組合わせて製作されたりできる。
より具体的に、フィルター52は酢酸、紙、PPなどの材質で製造でき、フィルターをラッピングするフィルター巻紙(ラッピングペーパー)は、一般紙、多孔紙、穿孔紙及びNWA(Non Wrapped Acetate)などに分類できる。また、フィルターの形態は一つのセグメントからなるモノフィルター、多数のセグメントからなる複合(二重や三重等)フィルターに分類できる。フィルターは酢酸トウ(acetate tow)、可塑剤、活性炭、X-DNA、巻紙で製造できる。酢酸トウは、酢酸セルロースの連続フィラメントの集合体と言い、フィルターの最も重要な特性である吸引抵抗を決定するのに決定的な役割を果たす。酢酸トウの性質はデニアにより決定される。
可塑剤は、酢酸セルロース繊維を軟らかくて柔らかくすることで、繊維間の接触点で結合を形成し、繊維束を一層堅固になるようにする。タバコフィルター用可塑剤はトリアセチンを使用する。
吸着剤の一つである活性炭は炭素を主成分とする物質であり、粒子の大きさ及び性状によって区分できる。活性炭に使用される原料としては、植物性原料として木材、木粉、果実殻(ヤシ殻、竹、桃の種)などが挙げられる。
X-DNAは海藻類から抽出した後に濃縮加工した機能性粒子である。タバコフィルターに主に用いられる活性炭に比べてタバコ味に影響を及ぼさず、各種発癌物質の除去機能に優れる。
巻紙(ラッピングペーパー)の機能は、フィルター製造の際に、フィルターフロックの形状を維持させる。巻紙の製造の際には、気孔度、引張強度、伸び率、厚さ、粘着性などの物性を満足させなければならない。
例えば、液状カートリッジ56の長さは14.0mmであり、フィルター52又はペーパーチューブ54の長さは各々2.5mmであり、タバコ刻葉を含むタバコ体58の長さは9.0mmであり得る。これとは異なり、一例として、フィルター52は10mm、ペーパーチューブ54は16mm、液状カートリッジ56は10mm、タバコ体58は12mmになり得る。
フィルター52、ペーパーチューブ54、液状カートリッジ56及びタバコ体58の相対的な長さと、液状カートリッジ56及びタバコ体58の相対的な配置とは、後述する複合ヒーティングエアロゾル発生装置100により喫煙物品50で発生するエアロゾルをユーザが吸入する過程においてエアロゾルの温度と関連する。液状カートリッジ56で発生するエアロゾルの温度と、タバコ体58で発生するエアロゾルの温度とが異なり、ペーパーチューブ54の長さが長くなることにより、高温のエアロゾルをさらに冷却させることができるため、液状カートリッジ56及びタバコ体58で発生するエアロゾルの温度と、液状カートリッジ56及びタバコ体58の相対的な配置とを考慮して、液状カートリッジ56及びタバコ体58の体積に依存する液状組成物及びタバコ刻葉の量と、後述する複合ヒーティングエアロゾル発生装置100の加熱方式等とに基づいて、これらの相対的な長さ及び配置が変化し得る。現在市販中の喫煙物品と同様な大きさで喫煙物品を製造しながら、前記の多様な条件を充足させることが、本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者に困難でない。
図4は、図3に示す吸湿体を得るために吸湿体ロッドが製造される過程を示す概念図である。
図3に示す液状カートリッジ56を製造するための好適な一実施例によれば、パイプ構造物40によりシリンダ形状で形成される吸湿体がパイプ構造物40に導入される前に、スプレイ装備又はニードルのような液状組成物注入部を通過して、液状組成物が充分にスプレイ又は注入されて、液状組成物が吸湿体56a内に提供され、吸湿体56aは、パイプ構造物40を通過しながら液状組成物を含有するか、又は、液状組成物により吸湿状態になる。以後、液状組成物が吸湿された吸湿体は、例えば、紙(又は、アルミニウムフォイルが合紙されたペーパー)からなるラッピングペーパーによりラッピングされ、必要な長さ(一例として、140mm、100mm又は80mm)に切断され、吸湿体ロッド57を形成する。吸湿体ロッド57は、後述するように、所望の長さの液状カートリッジ56(一例として、14mm、10mm、8mm)に切断された後、他の喫煙物品のセグメント(チューブ、フィルター、タバコ体)と共にパッキング(ラッピング)して、エアロゾル発生用喫煙物品50として製造できる。
図5は、図4に示す吸湿体ロッドから本発明の複合ヒーティングエアロゾル発生装置に使用できる喫煙物品に具備される液状カートリッジを製造するために、液状カートリッジをカットするカット工程を概念的に示す。
図5では、液状カートリッジ56を製造するために、前記のように得られた 吸湿体ロッド57をカットするカット工程を概略的に示し、前述したように、一例として140mm、100mm又は80mmの長さを有する吸湿体ロッド57は、インデックステーブル70の溝内に流入され、インデックステーブルの回転によってコンベヤーベルト90に移動される。このとき、インデックステーブル70に沿って移動する経路上に回転刃80が配置され、回転刃により、吸湿体ロッド57は、所望の長さ、一例として14mm、10mm、8mmの長さに10個の液状カートリッジ56に切断される。回転刃80は、10個が等間隔に配置され、140mmの吸湿体ロッド57を10個の14mmの液状カートリッジ56に切断したり、100mmの吸湿体ロッド57を10個の10mmの液状カートリッジ56に切断したり、80mmの吸湿体ロッド57を10個の8mmの液状カートリッジ56に切断したりできる。前述したように、前記のプロセス及び装備は、既存の巻きタバコの製造において、フィルターに香味剤などを含有させる場合に適用されたものをそのまま利用するため、量産性及び品質管理をそのまま充足させるのに困難がない。
本発明の好適な一実施例によれば、液状カートリッジ56の下流端にマウスピースとして働くフィルター52が位置し、液状カートリッジ56の上流端にタバコ刻葉を含むタバコ体58が位置する。これらの各セグメント(フィルター、液状カートリッジ、タバコ体)を共にパックキングして、エアロゾル発生用喫煙物品50が製造できる。前述したように、フィルター52及び液状カートリッジ56間には、必要に応じてエアロゾルの移動通路を提供し、エアロゾルを冷却させるチューブ54が位置できる。これらの各セグメントであるフィルター52、チューブ54、液状カートリッジ56、タバコ体58が並んで配列され、これらを共にパックキングしてエアロゾル発生用喫煙物品50が得られる。実際の製造ラインでは、これらが並んで10個セット以上に羅列されて、ラッピングの後に多数個の喫煙物品に切断できる。
どのような場合でも、液状カートリッジ56の液状組成物は、液状カートリッジ内の吸湿体56aに吸湿されたままに維持され、液状カートリッジ56の外部に流出されないが、喫煙物品を製造する過程又は喫煙物品を完成した後に、液状カートリッジに付加される高温や物理的圧力により、液状組成物が外部に流出される場合や、エアロゾルに気化して外部に出る場合を考慮し得る。まず、本発明の好適な実施例によれば、液状カートリッジの上流にはタバコ体が位置し、液状カートリッジの下流にはフィルターが位置するので、液状カートリッジに外部から物理的圧力が付加されても、液状組成物がフィルター又はタバコ体を経て外部に流出される可能性は極に低い。液状組成物は約120℃以上でエアロゾルを発生し始めるので、液状カートリッジ56のラッピング又は製造工程において、工程管理を100℃以下にすることで、製造過程中の液状組成物の損失が防止できる。製造工程中において不可避に液状組成物の気化開始温度以上の高温が必要な場合は、工程中に損失し得る液状組成物の量を推算し、要求量に損失予想量を加算して、さらに液状組成物を吸湿させて管理できる。
以下では、本発明に使用できる喫煙物品からエアロゾルを発生させるための複合ヒーティングエアロゾル発生装置100の実施例を説明する。以下で説明する複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、本発明で説明した喫煙物品50のように、喫煙物品内に液状組成物やタバコ刻葉のようなエアロゾル形成基材を含み、既存の巻きタバコ形態でラッピングペーパーによりラッピングされた喫煙物品50が挿入可能な空洞を有し、空洞に挿入された喫煙物品のエアロゾル形成基材をエアロゾル発生装置内に提供されるヒーティング手段により加熱してエアロゾルを形成させる、把持及び携帯が可能なサイズのエアロゾル発生装置である。ヒーティング手段は、後述するように、抵抗加熱方式又は誘導加熱方式により提供できるが、一例として100~400℃の温度まで加熱して、複合ヒーティングエアロゾル発生装置100の空洞内に挿入される喫煙物品50内に提供されるエアロゾル形成基材を加熱させてエアロゾルを発生させる。好ましい一例によれば、そのターゲット温度は200乃至350℃の範囲になり得、より好ましい一例によれば、そのターゲット温度は250乃至320℃の範囲になり得る(一例として280℃をターゲットとすることもできる)。場合に応じては、そのターゲット温度が150乃至250℃の範囲であり得るが(一例として180℃をターゲット温度とすることもできる)、これは、エアロゾルを発生させようとする対象が、液状組成物(グリセリン等)であるか、タバコ体であるか、もしくはグリセリンのような液状組成物が吸湿されたタバコ体であるかによって変化し得る。どのような場合でも、喫煙物品50内で発生したエアロゾルは、チューブ54及びフィルター52を介してユーザの口の中に吸入されるので、吸入過程で冷却されることを考慮しても、発生したエアロゾルの温度が過度に高くなると、ユーザに不快感を与えるか、或いは、火傷の危険があり、過度なエアロゾルの発生による数回のパフに困難があるので、このような点を勘案して発熱体のターゲット温度が予め決定されなければならない。また、前記理由のため、発熱体のターゲット温度の上限が前記のように制限される。
好適な実施例によれば、発生したエアロゾルがチューブ54及びフィルター52を経て出る温度がマウスエンド温度(mouth end temperature)として測定できるが、ユーザに不快感を与えないために、エアロゾルの温度は50℃未満、好ましくは45℃以下の温度にならなければならない。好ましいエアロゾルのマウスエンド温度は25乃至45℃の温度範囲を有し、より好ましいエアロゾルのマウスエンド温度は30乃至40℃の温度範囲を有する。
複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、装置内に提供されて直流電源として働く再充電可能なバッテリ110と、バッテリ110からの出力を制御する制御部120とを含む。図6では、このような複合ヒーティングエアロゾル発生装置100の概念図を喫煙物品50と共に示し、各々の実施例において加熱方式を説明するための用途で断面図として概略的に示す。説明の便宜のために、喫煙物品50は、基本的にフィルター52-チューブ54-第1のエアロゾル形成基材として液状カートリッジ56-第2のエアロゾル形成基材としてタバコ体58の順に配列されて、ラッピングペーパー60によりラッピングされて構成されたものを基準として説明する。各々の場合において、説明したように、液状カートリッジ56及びタバコ体58の相対的な位置が互いに変化し得、実施例によってフィルター52-チューブ54-液状カートリッジ56-液状カートリッジ56の順に配列されたり、フィルター52-チューブ54-タバコ体58-タバコ体58の順に配列されたりできる。
また、以下の説明は例示のために提供されるだけであり、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者であれば、以下に例示した複合ヒーティングエアロゾル発生装置の構成から、一部を削除したり、一部を追加したり、他の装置と組合したりして、本発明の範囲に属するエアロゾル発生システムが構成できることを容易に分かるはずである。
図6は、第1の実施例により、第1のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
複合ヒーティングエアロゾル発生装置100には、喫煙物品50が挿入されるが、喫煙物品50は、前述したように、フィルター52、ペーパーチューブ54、液状カートリッジ56及びタバコ体58がラッピングペーパー60によりラッピングされて構成され、複合ヒーティングエアロゾル発生装置100に提供される中空に挿入される。
複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、液状カートリッジ56に吸湿された液状組成物を加熱してエアロゾルを発生させるための第1のヒーティング手段としてパイプヒータ131と、タバコ体58のタバコ刻葉等を加熱してエアロゾルを発生させるための第2のヒーティング手段として励磁コイル142と、励磁コイル142と反応して渦電流損失により誘導発熱が発生してタバコ体58を加熱するサセプタとを含む。合せて、これらのパイプヒータ131及び励磁コイル142に電力を供給するためのバッテリ110と、バッテリ110からパイプヒータ131及び励磁コイル142への電力供給を制御するように構成された制御部120とを含む。
前述した第1の実施例によるパイプヒータ131は、ヒータ線や面状発熱体パターンが外部に印刷又は提供されたパイプである。パイプヒータ131には、温度センサパターンが提供されて温度がセンシングされ、そのセンシング値によってパイプヒータ131への電力供給が制御できるようにする。パイプヒータ131は、喫煙物品50の液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物が加熱されて、エアロゾルを発生させるようにする。
ここで、サセプタは、励磁コイル142により囲まれるように励磁コイル142内に提供される、励磁コイル142と反応して渦電流損失による誘導加熱により400℃以下の温度まで加熱される金属材質のヒートパイプ141である。励磁コイル142に印加される交流電流の大きさにより、サセプタの温度は1000℃以上の温度まで加熱できるが、本発明は前述したように発熱体として働くサセプタを400℃以下の温度まで加熱する。ヒートパイプ141は、タバコ体58の側面でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。
以上の第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段により、150~350℃の温度範囲までエアロゾル発生基材を加熱させてエアロゾルが発生でき、ユーザの吸入により発生されたエアロゾルは、ペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、励磁コイル142及びサセプタがタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、パイプヒータ131が液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図7は、第2の実施例により、第1のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、第1の実施例の場合と同様である。第2の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、液状カートリッジ56に吸湿された液状組成物を加熱してエアロゾルを発生させるための第1のヒーティング手段としてパイプヒータ131と、タバコ体58のタバコ刻葉等を加熱してエアロゾルを発生させるための第2のヒーティング手段として励磁コイル142と、励磁コイル142と反応して渦電流損失により誘導発熱が発生してタバコ体58を加熱するサセプタとを含む。合せて、これらのパイプヒータ131及び励磁コイル142に電力を供給するためのバッテリ110と、バッテリ110からパイプヒータ131及び励磁コイル142への電力供給を制御するように構成された制御部120とを含む。
前述した第2の実施例によるパイプヒータ131は、ヒータ線や面状発熱体パターンが外部に印刷又は提供されたパイプである。パイプヒータ131には、温度センサパターンが提供されて温度がセンシングされ、そのセンシング値によってパイプヒータ131への電力供給が制御できるようにする。パイプヒータ131は、喫煙物品50の液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物が加熱されて、エアロゾルを発生させるようにする。
ここで、サセプタは、タバコ体58の中央に結合され、励磁コイル142と反応して渦電流損失による誘導加熱によって400℃以下の温度まで加熱される中空パイプ143である。中空パイプ143に具備された中空は気流パスとして利用される。励磁コイル142に印加される交流電流の大きさにより、サセプタの温度は1000℃以上の温度まで加熱できるが、本発明は前述したように発熱体として働くサセプタを400℃以下の温度まで加熱する。中空パイプ143は、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。中空パイプ143は、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質で製造されるが、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質でメッキされることもでき、どのような場合にはメッキにより一層良い効果が得られる。
以上の第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段により、150~350℃の温度範囲までエアロゾル発生基材を加熱させてエアロゾルが発生でき、ユーザの吸入により発生されたエアロゾルは、ペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、励磁コイル142及びサセプタがタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、パイプヒータ131が液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図8は、第3の実施例により、第1のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。第3の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、液状カートリッジ56に吸湿された液状組成物を加熱してエアロゾルを発生させるための第1のヒーティング手段としてパイプヒータ131と、タバコ体58のタバコ刻葉等を加熱してエアロゾルを発生させるための第2のヒーティング手段として励磁コイル142と、励磁コイル142と反応して渦電流損失により誘導発熱が発生してタバコ体58を加熱するサセプタとを含む。合せて、これらのパイプヒータ131及び励磁コイル142に電力を供給するためのバッテリ110と、バッテリ110からパイプヒータ131及び励磁コイル142への電力供給を制御するように構成された制御部120とを含む。
前述した第3の実施例によるパイプヒータ131は、ヒータ線や面状発熱体パターンが外部に印刷又は提供されたパイプである。パイプヒータ131には、温度センサパターンが提供されて温度がセンシングされ、そのセンシング値によってパイプヒータ131への電力供給が制御できるようにする。パイプヒータ131は、喫煙物品50の液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物が加熱されて、エアロゾルを発生させるようにする。
ここで、サセプタは、空洞に挿入される喫煙物品50の下部中央を貫通して挿入され、喫煙物品50内の第2のエアロゾル形成基材であるタバコ体58と直接的に接触するヒートブレード144であって、励磁コイル142と反応して渦電流損失による誘導加熱によって400℃以下の温度まで加熱される。励磁コイル142に印加される交流電流の大きさにより、サセプタの温度は1000℃以上の温度まで加熱できるが、本発明は前述したように発熱体として働くサセプタを400℃以下の温度まで加熱する。ヒートブレード144は、タバコ体58を貫通して挿入され、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。
以上の第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段により、150~350℃の温度範囲までエアロゾル発生基材を加熱させてエアロゾルが発生でき、ユーザの吸入により発生されたエアロゾルは、ペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、励磁コイル142及びサセプタがタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、パイプヒータ131が液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図9は、第4の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第4の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、液状カートリッジ56に吸湿された液状組成物を加熱してエアロゾルを発生させるための第1のヒーティング手段として励磁コイル142と、励磁コイル142と反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタと、第2のヒーティング手段としてタバコ体58のタバコ刻葉等を加熱してエアロゾルを発生させるための中空パイプ133とを含む。
合せて、これらの励磁コイル142及び中空パイプ133に電力を供給するためのバッテリ110と、バッテリ110から励磁コイル142及び中空パイプ133への電力供給を制御するように構成された制御部120とを含む。
前述した第4の実施例によるサセプタは、励磁コイル142により囲まれるように励磁コイル142内に提供される、励磁コイル142と反応して渦電流損失による誘導加熱によって400℃以下の温度まで加熱する金属材質のヒートパイプ141である。励磁コイル142に印加される交流電流の大きさにより、サセプタの温度は1000℃以上の温度まで加熱できるが、本発明は前述したように発熱体として働くサセプタを400℃以下の温度まで加熱する。ヒートパイプ141は、液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物が加熱されて、エアロゾルを発生させるようにする。ここで、中空パイプ133は、タバコ体58の中央に結合され、抵抗加熱方式のヒータとしてタバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。中空パイプ133は、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質で製造されるが、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質でメッキされることもでき、どのような場合にはメッキにより一層良い効果が得られる。
以上の第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段により、150~350℃の温度範囲までエアロゾル発生基材を加熱させてエアロゾルが発生でき、ユーザの吸入により発生されたエアロゾルは、ペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。
図10は、第5の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第5の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、液状カートリッジ56に吸湿された液状組成物を加熱してエアロゾルを発生させるための第1のヒーティング手段として励磁コイル142と、励磁コイル142と反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタと、第2のヒーティング手段としてタバコ体58のタバコ刻葉等を加熱してエアロゾルを発生させるための侵入式ヒータ134とを含む。
合せて、これらの励磁コイル142及び侵入式ヒータ134に電力を供給するためのバッテリ110と、バッテリ110から励磁コイル142及び侵入式ヒータ134への電力供給を制御するように構成された制御部120とを含む。
前述した第5の実施例によるサセプタは、励磁コイル142により囲まれるように励磁コイル142内に提供される、励磁コイル142と反応して渦電流損失による誘導加熱によって400℃以下の温度まで加熱される金属材質のヒートパイプ141である。励磁コイル142に印加される交流電流の大きさにより、サセプタの温度は1000℃以上の温度まで加熱できるが、本発明は前述したように発熱体として働くサセプタを400℃以下の温度まで加熱する。ヒートパイプ141は、液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物が加熱されて、エアロゾルを発生させるようにする。ここで、侵入式ヒータ134は、抵抗加熱方式のヒータとしてタバコ体58を貫通して挿入され、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。
以上の第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段により、150~350℃の温度範囲までエアロゾル発生基材を加熱させてエアロゾルが発生でき、ユーザの吸入により発生されたエアロゾルは、ペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。
図11は、第6の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第6の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、液状カートリッジ56に吸湿された液状組成物を加熱してエアロゾルを発生させるための第1のヒーティング手段として励磁コイル142と、励磁コイル142と反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタと、第2のヒーティング手段としてタバコ体58のタバコ刻葉等を加熱してエアロゾルを発生させるためのパイプヒータ131とを含む。
合せて、これらの励磁コイル142及びパイプヒータ131に電力を供給するためのバッテリ110と、バッテリ110から励磁コイル142及びパイプヒータ131への電力供給を制御するように構成された制御部120とを含む。
前述した第6の実施例によるサセプタは、液状カートリッジ56の中央に結合され、励磁コイル142と反応して渦電流損失による誘導加熱によって400℃以下の温度まで加熱される中空パイプ143である。中空パイプ143に具備された中空は気流パスとして利用される。励磁コイル142に印加される交流電流の大きさにより、サセプタの温度は1000℃以上の温度まで加熱できるが、本発明は前述したように発熱体として働くサセプタを400℃以下の温度まで加熱する。中空パイプ143は、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質で製造されるが、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質でメッキされることもでき、どのような場合にはメッキにより一層良い効果が得られる。
ここで、パイプヒータ131は、ヒータ線や面状発熱体パターンが外部に印刷又は提供されたパイプである。パイプヒータ131には、温度センサパターンが提供されて温度がセンシングされ、そのセンシング値によってパイプヒータ131への電力供給が制御できるようにする。パイプヒータ131は、タバコ体58の側面でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。
以上の第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段により、150~350℃の温度範囲までエアロゾル発生基材を加熱させてエアロゾルが発生でき、ユーザの吸入により発生されたエアロゾルは、ペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。
図12は、第7の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第7の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、液状カートリッジ56に吸湿された液状組成物を加熱してエアロゾルを発生させるための第1のヒーティング手段として励磁コイル142と、励磁コイル142と反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタと、第2のヒーティング手段としてタバコ体58のタバコ刻葉等を加熱してエアロゾルを発生させるための侵入式ヒータ134とを含む。
合せて、これらの励磁コイル142及び侵入式ヒータ134に電力を供給するためのバッテリ110と、バッテリ110から励磁コイル142及び侵入式ヒータ134への電力供給を制御するように構成された制御部120とを含む。
前述した第7の実施例によるサセプタは、液状カートリッジ56の中央に結合され、励磁コイル142と反応して渦電流損失による誘導加熱によって400℃以下の温度まで加熱される中空パイプ143である。中空パイプ143に具備された中空は気流パスとして利用される。励磁コイル142に印加される交流電流の大きさにより、サセプタの温度は1000℃以上の温度まで加熱できるが、本発明は前述したように発熱体として働くサセプタを400℃以下の温度まで加熱する。中空パイプ143は、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質で製造されるが、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質でメッキされることもでき、どのような場合にはメッキにより一層良い効果が得られる。
ここで、侵入式ヒータ134は、抵抗加熱方式のヒータとしてタバコ体58を貫通して挿入され、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。
以上の第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段により、150~350℃の温度範囲までエアロゾル発生基材を加熱させてエアロゾルが発生でき、ユーザの吸入により発生されたエアロゾルは、ペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。
図13は、第8の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第8の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のヒーティング手段として液状カートリッジ56に対応する励磁コイル142aと、励磁コイル142aと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタとしてヒートパイプ141aと、第2のヒーティング手段としてタバコ体58に対応する励磁コイル142bと、励磁コイル142bと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生してタバコ体58を加熱するサセプタとしてヒートパイプ141bとを各々備える。
ヒートパイプ141aは、喫煙物品50の液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物からエアロゾルを発生させ、ヒートパイプ141bは、喫煙物品50のタバコ体58の側面でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。第8の実施例のヒートパイプ141a、141bは、液状カートリッジ56及びタバコ体58を互いに異なる温度で加熱することが可能となる。その目標温度は150~350℃の温度範囲であり得、温度センシング値によってその温度が調節でき、発生されたエアロゾルは、ユーザの吸入によりペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、ヒートパイプ141bがタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、ヒートパイプ141aが液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図14は、第9の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
第9の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、前述した第8の実施例と同様な構成から、励磁コイル142a及びヒートパイプ141a間と、励磁コイル142b及びヒートパイプ141b間とに、断熱部145a、145bを各々備える。
断熱部145a、145bを励磁コイル142a、142b及びヒートパイプ141a、141b間に配置することで、ヒートパイプ141a、141b及び喫煙物品50で発生する誘導熱が励磁コイル142a、142bに伝達されることが防止できる。断熱部145a、145bは、喫煙物品50が挿入されるパイプ形状を持つ断熱パイプであり得る。ヒートパイプ141a、141bで発生する高熱が励磁コイル142a、142bに伝達される場合、励磁コイル142a、142b自体の抵抗が高まるため、結果として、励磁コイル142a、142bが誘導する磁場の強度が弱くなり、ヒートパイプ141a、141bで発生する誘導発熱量が低くなる。したがって、断熱部145a、145bを励磁コイル142a、142b及びヒートパイプ141a、141b間に配置することで、ヒートパイプ141a、141bで発生する発熱量を向上させることができる。また、エネルギー損失が少ないため、ヒートパイプ141a、141bの発熱温度の制御が容易になるという長所がある。
断熱のために適用される断熱部145a、145bの外壁に断熱遮蔽機能付きのフィラーを利用する断熱フィルムを付着することで、断熱部145a、145bの断熱効果を上昇させることができる。断熱フィラーとしては、熱伝導率が低いジルコニアのようなセラミックパウダー、多孔性シリカゲル、多孔性アルミナ、エアロゲルなどのようなセラミックパウダーが用いられる。
又は、断熱のために適用される断熱部145a、145bの外壁に断熱遮蔽機能付きのフィラーを利用する断熱塗料を塗って付着することで、インシュレーターの断熱効果を上昇させることができる。断熱フィラーとしては、熱伝導率が低いジルコニアのようなセラミックパウダー、多孔性シリカゲル、多孔性アルミナ、エアロゲルなどのようなセラミックパウダーが用いられる。
前述した断熱部145a、145bは、本発明に係る複合ヒーティングエアロゾル発生装置100において、誘導加熱方式のヒータを備えた他の実施例等でも、励磁コイル及びサセプタ間に具備され得る。
図15は、第10の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第10の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のヒーティング手段として液状カートリッジ56に対応する励磁コイル142aと、励磁コイル142aと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタとしてヒートパイプ141と、第2のヒーティング手段としてタバコ体58に対応する励磁コイル142bと、励磁コイル142bと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生してタバコ体58を加熱するサセプタとしてヒートブレード144とを各々備える。
ヒートパイプ141は、喫煙物品50の液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ内に吸湿又は含有された液状組成物からエアロゾルを発生させ、ヒートブレード144は、タバコ体58を貫通して挿入され、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。
第10の実施例のヒートパイプ141及びヒートブレード144は、液状カートリッジ56及びタバコ体58を互いに異なる温度で加熱することが可能となる。その目標温度は150~350℃の温度範囲であり得、温度センシング値によってその温度が調節でき、発生されたエアロゾルは、ユーザの吸入によりペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、ヒートブレード144がタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、ヒートパイプ141が液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図16は、第11の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第11の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のヒーティング手段として液状カートリッジ56に対応する励磁コイル142aと、励磁コイル142aと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタとして中空パイプ143と、第2のヒーティング手段としてタバコ体58に対応する励磁コイル142bと、励磁コイル142bと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生してタバコ体58を加熱するサセプタとしてヒートブレード144とを各々備える。
中空パイプ143は、喫煙物品50の液状カートリッジ56の中央で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ内に吸湿又は含有された液状組成物からエアロゾルを発生させ、ヒートブレード144は、タバコ体58を貫通して挿入され、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。中空パイプ143に具備された中空は気流パスとして利用される。中空パイプ143は、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質で製造されるが、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質でメッキされることもでき、どのような場合にはメッキにより一層良い効果が得られる。
第11の実施例の中空パイプ143及びヒートブレード144は、液状カートリッジ56及びタバコ体58を互いに異なる温度で加熱することが可能となる。その目標温度は150~350℃の温度範囲であり得、温度センシング値によってその温度が調節でき、発生されたエアロゾルは、ユーザの吸入によりペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、ヒートブレード144がタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、中空パイプ143が液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図17は、第12の実施例により、第1のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第12の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のヒーティング手段として液状カートリッジ56に対応する励磁コイル142aと、励磁コイル142aと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生して液状カートリッジ56を加熱するサセプタとして中空パイプ143aと、第2のヒーティング手段としてタバコ体58に対応する励磁コイル142bと、励磁コイル142bと反応して渦電流損失により誘導発熱が発生してタバコ体58を加熱するサセプタとして中空パイプ143bとを各々備える。
中空パイプ143aは、喫煙物品50の液状カートリッジ56の中央で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ内に吸湿又は含有された液状組成物からエアロゾルを発生させ、中空パイプ143bは、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。中空パイプ143a、143bに具備された中空は気流パスとして利用される。中空パイプ143a、143bは、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質で製造されるが、ステンレス、ニッケル及びコバルトの中から一つの材質でメッキされることもでき、どのような場合にはメッキにより一層良い効果が得られる。
第12の実施例による中空パイプ143a及び中空パイプ143bは、液状カートリッジ56及びタバコ体58を互いに異なる温度で加熱することが可能となる。その目標温度は150~350℃の温度範囲であり得、温度センシング値によってその温度が調節でき、発生されたエアロゾルは、ユーザの吸入によりペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、中空パイプ143bがタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、中空パイプ143aが液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図18は、第13の実施例により、第1のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第13の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のヒーティング手段として液状カートリッジ56に対応する抵抗加熱方式のパイプヒータ131aと、第2のヒーティング手段としてタバコ体58に対応する抵抗加熱方式のパイプヒータ131bとを各々備える場合である。前述した実施例によるパイプヒータと同様に、ヒータ線や面状発熱体パターンが外部に印刷又は提供されたパイプである。第13の実施例によるパイプヒータ131a、131bにも、温度センサパターンが提供されて温度がセンシングされ、そのセンシング値によってパイプヒータ131a、131bへの電力供給が制御できるようにする。パイプヒータ131aは、喫煙物品50の液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物からエアロゾルを発生させ、パイプヒータ131bは、電気加熱式喫煙物品50のタバコ体58の側面でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。第13の実施例のパイプヒータ131a、131bは、液状カートリッジ56及びタバコ体58を互いに異なる温度で加熱することが可能となる。その目標温度は150~350℃の温度範囲であり得、温度センシング値によってその温度が調節でき、発生されたエアロゾルは、ユーザの吸入によりペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、パイプヒータ131bがタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、パイプヒータ131aが液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
第13の実施例の構成を採用する場合、侵入式ヒータが持つ問題点(使用後の電気加熱式喫煙物品から発生する残留物の問題点や、液状カートリッジに容易に挿入されないという問題点)を持つことなく、図に示す構成を有する喫煙物品において、並びに、液状カートリッジ56及びタバコ体58の相対的な位置が変化した喫煙物品においても、液状カートリッジ56及びタバコ体58から適切にエアロゾルを発生させると同時に、各エアロゾル形成基材の最適のエアロゾル発生温度に合うようにパイプヒータ131a 、131bの温度を設定及び制御することが可能となる。
図19は、第14の実施例により、第1のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータと、第2のヒーティング手段として抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第14の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のヒーティング手段として液状カートリッジ56に対応する抵抗加熱方式のパイプヒータ131と、第2のヒーティング手段としてタバコ体58に対応する抵抗加熱方式の侵入式ヒータ134とを各々備える場合である。前述した実施例によるパイプヒータと同様に、パイプヒータ131は、ヒータ線や面状発熱体パターンが外部に印刷又は提供されたパイプである。
第14の実施例によるパイプヒータ131にも、温度センサパターンが提供されて温度がセンシングされ、そのセンシング値によってパイプヒータ131への電力供給が制御できるようにする。パイプヒータ131は、喫煙物品50の液状カートリッジ56の側面で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ内に吸湿又は含有された液状組成物からエアロゾルを発生させ、侵入式ヒータ134は、加熱方式のヒータとしてタバコ体58を貫通して挿入され、タバコ体58の中央でタバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させる。
第14の実施例のパイプヒータ131及び侵入式ヒータ134は、液状カートリッジ56及びタバコ体58を互いに異なる温度で加熱することが可能となる。その目標温度は150~350℃の温度範囲であり得、温度センシング値によってその温度が調節でき、発生されたエアロゾルは、ユーザの吸入によりペーパーチューブ54及びフィルター52を経て、ユーザの口を通じて吸入される。一例として、侵入式ヒータ134がタバコ体58のタバコ刻葉を150~250℃の第2の温度範囲で加熱して、タバコ刻葉から由来するエアロゾルを発生させることができ、パイプヒータ131が液状カートリッジ56の吸湿体を250~350℃の第1の温度範囲で加熱して、吸湿体の液状組成物から由来するエアロゾルを発生させることができる。前記の温度条件は互いに反対になり得る。また、第2の温度範囲は第1の温度範囲と少なくとも一部区間が重複することができる。前記の温度範囲で加熱させても、ラッピングペーパーが燃焼せず、ラッピングペーパーの一部が焦げることができる。
図20は、第15の実施例により、第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段として一つの抵抗加熱方式のヒータを有する複合ヒーティングエアロゾル発生装置に喫煙物品が適用された断面図を概略的に示す。
喫煙物品50の構成は、前述した実施例の場合と同様である。
第15の実施例による複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段として、液状カートリッジ56及びタバコ体58に対応する一つの浸入式ヒータ135を有する場合である。浸入式ヒータ135は、抵抗加熱方式のヒータとしてタバコ体58及び液状カートリッジ56を貫通して挿入され、タバコ体58を加熱して、タバコ体58内に提供されるタバコ刻葉等からエアロゾルを発生させ、喫煙物品50の液状カートリッジ56の中央で液状カートリッジ56を加熱して、液状カートリッジ56内に吸湿又は含有された液状組成物からエアロゾルを発生させる。
図21は、本発明に係る抵抗加熱方式のヒータと、誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置において、温度制御及び加熱時間制御を説明するための一実施例を示すブロック図である。
図21を参照すれば、本発明に係る抵抗加熱方式のヒータと、誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置は、制御部120が、マイクロコントローラ121、電源昇圧回路122、インダクションロジック123及びヒータドライバ124を含む。マイクロコントローラ121は、ヒータドライバ124を制御して、バッテリ110から抵抗加熱方式のヒータ151に電力を供給する。実施例により、ヒータドライバ124はFETであり、マイクロコントローラ121から出力するPWM信号によりオン-オフ(On-Off)されながら、バッテリ110から抵抗加熱方式のヒータ151に供給される電力を調節することになる。また、温度センサ171は、抵抗加熱方式のヒータ151に設置されるか、或いは、抵抗加熱方式のヒータの付近に設置されるが、例えば、温度センサ171は、前述したパイプヒータ131に提供される温度センサパターンになり得る。マイクロコントローラ121は、温度センサ171から入力された信号により、ヒータドライバ124に入力するPWM信号を調節して、バッテリ110から抵抗加熱方式のヒータ151に供給される電力を調節することで、抵抗加熱方式のヒータ151の温度が制御される。
また、誘導加熱方式のヒータとして励磁コイル161及びサセプタ162を備え、マイクロコントローラ121は、電源昇圧回路122を制御して、バッテリ110から供給された直流電圧を電源昇圧回路122が誘導加熱のために増幅させて、インダクションロジック123に直流電流を供給する。電源昇圧回路122は、誘導加熱のための電源としてバッテリ110を使用した時、サセプタ162を誘導加熱するために安定的な電源供給のために適用される。マイクロコントローラ121は、また、インダクションロジック123にPWM信号を入力する。インダクションロジック123は、マイクロコントローラ121で入力するPWM信号によってスイッチング動作を遂行しながら、電源昇圧回路122から供給された直流電流を交流電流に変換し、励磁コイル161に供給して、サセプタ162が誘導加熱されるようにする。
本発明に係る複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、気流が通過する所定の位置に圧力センサ173を備えるが、圧力センサ173は圧力変化を感知し、図24に示すように、図24の(a)のような圧力変化によって圧力センサ173は感知値をマイクロコントローラ121に入力し、マイクロコントローラは圧力センサ173から入力される感知値によってパフ動作(Puffing)の量に対する積分値を計算して、累積の積分値が図24の(b)のパフ動作の量の制限容量に到達すれば、前述したPWM信号をオフさせるか、或いは、バッテリ110から電力を遮断して抵抗加熱方式のヒータ及び誘導加熱方式のヒータの動作を各々終了するように制御できる。
また、サセプタ162に、又は、サセプタ162の付近に温度センサ172を設置し、温度センサ172ではサセプタ162の温度感知による信号をマイクロコントローラ121に入力し、マイクロコントローラ121は必要な温度によってPWM信号の周波数を調節してインダクションロジック123に入力し、インダクションロジック123はマイクロコントローラ121から転送されたPWM信号によって周波数を調節しながら、励磁コイル161に交流電流を供給できる。また、実施例により、励磁コイル161と電気的に連結してインダクタンス値を測定し、測定値による信号をマイクロコントローラ121に入力できるセンサ174を設置し、マイクロコントローラ121は、入力された信号に応じて既定のインダクタンス値と比較して、励磁コイル161のインダクタンス値が既定の範囲から逸脱したと判断される場合、使用不可な他の巻タバコや異質物が挿入されたと判断して、ヒーティングが施されないように制御する。また、実施例により、前述したセンサ174は、励磁コイル161のインピーダンス値を測定し、測定値による信号をマイクロコントローラ121に入力できるセンサ174であって、マイクロコントローラ121は、入力された信号によって既定のインピーダンス値と比較して、励磁コイル161のインピーダンス値が既定の範囲から逸脱したと判断される場合、使用不可な他の巻タバコや異質物が挿入されたと判断して、ヒーティングが施されないように制御する。
図22は、本発明に係る誘導加熱方式のヒータと、誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置において、温度制御及び加熱時間制御を説明するための一実施例を示すブロック図である。
本発明に係る誘導加熱方式のヒータと、誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、制御部120が、マイクロコントローラ121と、各々の電源昇圧回路122a、122bと、インダクションロジック123a、123bとを含む。
本発明に係る誘導加熱方式のヒータと、誘導加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、誘導加熱方式のヒータとして励磁コイル161a及びサセプタ162aと、また他の誘導加熱方式のヒータとして励磁コイル161b及びサセプタ162bとを備え、マイクロコントローラ121は、各々の誘導加熱方式のヒータに対応する電源昇圧回路122a、122bを制御して、バッテリ110から供給された直流電圧を電源昇圧回路122a、122bが誘導加熱のために増幅させて、インダクションロジック123a、123bに直流電流を供給する。電源昇圧回路122a、122bは、誘導加熱のための電源としてバッテリ110を使用した時、サセプタ162a、162bを誘導加熱するように、安定的な電源供給のために適用される。マイクロコントローラ121は、また、各々の誘導加熱方式のヒーティングに対応するインダクションロジック123a、123bに各々PWM信号を入力する。各々のインダクションロジック123a、123bは、マイクロコントローラ121で入力するPWM信号によってスイッチング動作を遂行しながら、電源昇圧回路122a、122bから供給された直流電流を交流電流に変換して励磁コイル161a、161bに供給して、サセプタ162a、162bが誘導加熱されるようにする。図において、図面符号182a、182bは各々キャパシタである。
本発明に係る複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、気流が通過する所定の位置に圧力センサ173を備えるが、圧力センサ173は圧力変化を感知し、図24に示すように、図24の(a)のような圧力変化によって圧力センサ173は感知値をマイクロコントローラ121に入力し、マイクロコントローラは圧力センサ173から入力される感知値によってパフ動作(Puffing)の量に対する積分値を計算して、累積の積分値が図24の(b)のパフ動作の量の制限容量に到達すれば、前述したPWM信号をオフさせるか、或いは、バッテリ110を制御して、各々の電源昇圧回路122a、122bに印加される電力を遮断して、各々の誘導加熱方式のヒータの動作を各々終了するように制御できる。
また、各々のサセプタ162a、162bに、又は、各々のサセプタ162a、162bの付近に各々の温度センサ172a、172bを設置し、各々の温度センサ172a、172bでは、サセプタ162a、162bの温度感知による信号をマイクロコントローラ121に入力し、マイクロコントローラ121は必要な温度によって各々のPWM信号の周波数を調節して各々のインダクションロジック123a、123bに入力し、各々のインダクションロジック123a、123bはマイクロコントローラ121から転送されたPWM信号によって周波数を調節しながら、励磁コイル161a、161bに交流電流を供給できる。また、実施例により、励磁コイル161a、161bと電気的に連結してインダクタンス値を測定し、測定値による信号を制御装置に入力できる各々のインダクタンス感知センサ174a、174bを設置し、マイクロコントローラ121は、入力された信号に応じて既定のインダクタンス値と比較して、励磁コイル161a及び/又は励磁コイル161bのインダクタンス値が既定の範囲から逸脱したと判断される場合、使用不可な他の巻タバコや異質物が挿入されたと判断して、バッテリ110を制御して各々の電源昇圧回路122a、122bに印加される電力を遮断してヒーティングを防止できる。また、実施例により、前述したセンサ174a、174bは、励磁コイル161a、161bのインピーダンス値を測定し、測定値による信号をマイクロコントローラ121に入力できるセンサ174a、174bであって、マイクロコントローラ121は、入力された信号によって既定のインピーダンス値と比較して、励磁コイル161a及び/又は励磁コイル161bのインピーダンス値が既定の範囲から逸脱したと判断される場合、使用不可な他の巻タバコや異質物が挿入されたと判断して、ヒーティングが施されないように制御する。
図23は、本発明に係る抵抗加熱方式のヒータと、抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置において、温度制御及び加熱時間制御を説明するための一実施例を示すブロック図である。
図23を参照すれば、本発明に係る抵抗加熱方式のヒータと、抵抗加熱方式のヒータとを組み合わせた複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、制御部120が、マイクロコントローラ121と、各々のヒータドライバ124a、124bとを含む。マイクロコントローラ121は、各々のヒータドライバ124a、124bを制御して、バッテリ110から各々の抵抗加熱方式のヒータ151a、151bに電力を供給する。実施例により、各々のヒータドライバ124a、124bはFETであり、マイクロコントローラ121から出力する各々のPWM信号によりオン-オフ(On-Off)されながら、バッテリ110から各々の抵抗加熱方式のヒータ151a、151bに供給される電力を調節することになる。また、温度センサ171a、171bは、抵抗加熱方式のヒータ151a、151bに設置されるか、或いは、抵抗加熱方式のヒータ151a、151bの付近に設置されるが、例えば、温度センサ171a、171bは、前述したパイプヒータ131に提供される温度センサパターンになり得る。マイクロコントローラ121は、温度センサ171a、171bから各々入力された信号により、各々のヒータドライバ124a、124bに入力するPWM信号を調節して、バッテリ110から抵抗加熱方式のヒータ151a、151bに供給される電力を調節することで、抵抗加熱方式のヒータ151a、151bの温度が各々制御される。実施例により、マイクロコントローラ121は、各々の抵抗加熱方式のヒータ151a、151bに設置されるか、或いは、各々の抵抗加熱方式のヒータ151a、151bの付近に設置された温度センサ171a、171bから入力された信号により、各々のヒータドライバ124a、124bに入力する各々のPWM信号を調節して、バッテリ110から抵抗加熱方式のヒータ151a、151bに供給される各々の電力を調節することで、各々の抵抗加熱方式のヒータ151a、151bの温度が各々制御される。
本発明に係る複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、気流が通過する所定の位置に圧力センサ173を備えるが、圧力センサ173は圧力変化を感知し、図24に示すように、図24の(a)のような圧力変化によって圧力センサ173は感知値をマイクロコントローラ121に入力し、マイクロコントローラは圧力センサ173から入力される感知値によってパフ動作(Puffing)の量に対する積分値を計算して、累積の積分値が図24の(b)のパフ動作の量の制限容量に到達すれば、前述したPWM信号をオフさせて、各々の抵抗加熱方式のヒータの動作を各々終了するように制御できる。
図25は、本発明に係る複合ヒーティングエアロゾル発生装置において、温度制御及びヒーティング制御の一実施例を説明するためのグラフである。
図25の(a)を参照すれば、実施例により、前述した制御部120のマイクロコントローラ121は、第2のヒーティング手段を制御して、ヒーティング温度が高い媒質を含む第2のエアロゾル形成基材を加熱する第2のヒーティング手段を優先的に加熱し、第1のヒーティング手段を制御して、第1のヒーティング手段を第2のヒーティング手段よりも遅く加熱するが、第2のセンサである温度センサによりセンシングされた信号に応じて、第2のヒーティング手段の予熱完了の前に第1のヒーティング手段を制御して、第1のヒーティング手段の加熱を開始することができる。また、図25の(b)を参照すれば、実施例により、制御部120のマイクロコントローラ121は、第2のヒーティング手段を制御して、ヒーティング温度が高い媒質を含む第2のエアロゾル形成基材を加熱する第2のヒーティング手段を優先的に加熱するが、迅速に加熱するために、バッテリ110から高い電力が印加されるように第2のヒーティング手段を制御して、第1のヒーティング手段を加熱する時、第1のヒーティング手段に印加される電力だけ減殺して、第2のヒーティング手段に印加される電力を調節して加熱することができる。
図25の(c)を参照すれば、圧力センサ173は時間によって圧力の変化を感知するが、図24の(a)及び図24の(b)に示すように、制御部120のマイクロコントローラ121は、圧力センサ173から入力される感知値によってパフ動作(Puffing)の量に対する積分値を計算する。マイクロコントローラ121は、積分値を計算して累積の積分値がパフ動作の量の制限容量に到達する場合、これを未図示のディスプレイやLEDのような表示装置を通してユーザに通知でき、喫煙物品50が使用済みであると判断して、第1のヒーティング手段及び第2のヒーティング手段を制御してヒーティングを完了させることができる。
実施例により、複合ヒーティングエアロゾル発生装置100は、第1のエアロゾル形成基材又は第2のエアロゾル形成基材を加熱するサセプタを誘導加熱する励磁コイルのインピーダンスが測定でき、マイクロコントローラ121と電気的に連結されるセンサ174を備える。エアロゾル形成基材のエアロゾル形成物質がなくなった場合、サセプタの温度が高くなり、励磁コイルのインピーダンスが高くなる。図25の(d)を参照すれば、マイクロコントローラは、センサ174から入力される信号に応じてインピーダンスが瞬間的に急激に高くなると、エアロゾル形成基材のエアロゾル形成物質がなくなったと判断し、これを未図示のディスプレイやLEDのような表示装置を通して通知できる。また、使用済みの喫煙物品50を挿入して加熱する場合にも、励磁コイルのインピーダンス値が急激に上昇するので、マイクロコントローラ121は、センサ174から入力される信号に応じてインピーダンスが瞬間的に急激に高くなると、使用済みの喫煙物品50が挿入されたと判断し、これを未図示のディスプレイやLEDのような表示装置を通して通知できる。また、マイクロコントローラ121は、センサ174から入力される信号に応じてインピーダンス値が既定のサセプタによるインピーダンス値の範囲でないと、バッテリ110を制御して電源昇圧回路122に印加される電力を遮断してヒーティングを防止できる。
図26は、本発明に係る複合ヒーティングエアロゾル発生装置において、制御部のキャパシタスイッチ制御による共振周波数の調節を説明するための回路ブロック図の一実施例を示す。
図26を参照すれば、複合ヒーティングエアロゾル発生装置100において、制御部120は、マイクロコントローラ121と、電源昇圧回路122と、インダクションロジック123と、コントロールロジック125とを備える。インダクションロジック123及び励磁コイル161間には複数のキャパシタ182が設置される。複数のキャパシタ182は各々キャパシタスイッチ181に連結され、各々のキャパシタスイッチ181はコントロールロジック125に連結され、コントロールロジック125は、各々のキャパシタスイッチ181を各々オン(On)又はオフ(Off)させることができる。各々のキャパシタスイッチ181は、コントロールロジック125によりオン-オフ(On-Off)される構成であって、例えばPowerFET、MOSFET及びトランジスタなどからなることができる。
マイクロコントローラ121には、サセプタ162の材質により共振周波数が予め設定され、複合ヒーティングエアロゾル発生装置100に使用されるサセプタ162の材質により、マイクロコントローラ121は、当該共振周波数で励磁コイル161に交流電流を供給させるために、インダクションロジック123に含まれるコントロールロジック125を制御して、コントロールロジック125が各々のキャパシタスイッチ181をオン(On)又はオフ(Off)させて、サセプタ162の材質により既定の共振周波数が得られる。実施例により、励磁コイル161に連結されてインピーダンスを測定するためのセンサ174を備え、マイクロコントローラ121は、センサ174から入力された信号値によりインピーダンスを判断して、サセプタ162の材質により所望の共振周波数を得るために、インダクションロジック123に含まれるコントロールロジック125を制御して、コントロールロジック125が各々のキャパシタスイッチ181をオン(On)又はオフ(Off)させて、サセプタ162の材質により所望の共振周波数が得られる。キャパシタスイッチ181をオン(On)させると、共振周波数が高くなり、キャパシタスイッチ181をオフ(Off)させると、共振周波数が低くなる。実施例により、センサ174は、電流センサ、電圧センサ、温度センサ及び抵抗センサなどからなることができる。
図27は、本発明に係る複合ヒーティングエアロゾル発生装置において、制御部のキャパシタスイッチ制御による共振周波数の調節を説明するための回路ブロック図の他の実施例を示す。
図27を参照すれば、本発明の他の実施例により、インダクションロジック123及びコントロールロジック125が別個で構成され、インダクションロジック123及びコントロールロジック125は、I2CやSPIやGPIOなどのようなインターフェース(Interface)で連結できる。実施例により、励磁コイル161及びインダクションロジック123間に連結されてインピーダンスを測定するためのセンサ174が具備され、インダクションロジック123は、センサ174から受信した信号値によりインピーダンスを判断して、サセプタ162の材質により所望の共振周波数を得るために、インターフェースを介してコントロールロジック125を制御し、コントロールロジック125が各々のキャパシタスイッチ181をオン(On)又はオフ(Off)させて、サセプタ162の材質により所望の共振周波数が得られる。また、実施例により、励磁コイル161及びコントロールロジック125間に連結されてインピーダンスを測定するためのセンサ174が具備され、コントロールロジック125は、センサ174から受信した信号値によりインピーダンスを判断して、サセプタ162の材質により所望の共振周波数を得るために、各々のキャパシタスイッチ181をオン(On)又はオフ(Off)させて、サセプタ162の材質により所望の共振周波数が得られる。
本実施例による技術分野における通常の知識を有した者は、前記の記載の本質的な特性から逸脱しない範囲内で変形された形態で具現できることを理解することができる。したがって、開示の方法等は、限定的な観点でなく、説明的な観点で考慮しなければならない。本発明の範囲は、前述した説明でなく、特許請求の範囲に記載されており、これと同等な範囲内にある全ての差異点は本発明に含まれたものと解析されるべきである。