JP7301278B2 - 図面学習装置 - Google Patents

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本発明は、設計図面を学習して設計支援システム等を構築可能にする図面学習装置に関するものである。
従来より、設計を支援するための各種システムが知られており、例えば特許文献1には、図面情報をCADデータとしてCAD手段に入力し、CAD手段から出力されたデータをCAM手段の入力仕様に整合させるように構成された図面設計自動処理システムが開示されている。
また、人工知能を用いた図形の学習方法も知られている。例えば特許文献2には、紙面上に描かれた線図形を取り込んで複数の特徴点を抽出し、特徴点で区切られる区間の曲率情報と対象図形のカテゴリ情報とをニューラルネットワークに入力し、対象図形をニューラルネットワークに学習させる処理を複数個の学習対象図形の数だけ繰り返して行い、学習用図形以外の新たな図形に対して当該図形の認識結果を得る線図形学習認識方法が開示されている。
また、特許文献3には、図面の認識方法において、蓄積された多数の事例データから一般性の高い少数の事例データを抽出することにより生成された基本データと,最新の事例データを含む最新履歴データとを合わせた学習用データを元に、ニューラルネットワークにより学習する方法が開示されている。
特開平6-44329号公報 特開平6-309465号公報 特開平7-234937号公報
ところで、ニューラルネットワークに予め図面を学習させたシステムを利用することで、特許文献1のシステムとは異なり、どのような場合にどのような部品、装置、機器等を配置すればよいのか、あるいはそれらの連携をどのようにとればよいのか、より積極的に設計を支援可能なシステムを構築できると考えられる。
ここで、上記ニューラルネットワークを用いた図面の学習方法としては、特許文献2、3に開示されている方法が知られている。しかしながら、ニューラルネットワークを用いて図面を学習させる場合、いずれの方法であってもニューラルネットワークに入力する学習用の図面データが大量に必要になる。1つの企業においてそのような大量の図面データを保有していれば、その企業でニューラルネットワークの学習を完了させることができるが、ニューラルネットワークの学習を完了させることができるほどの大量の図面データを保有している企業は限られるので、実際には、ある企業が保有する図面データでニューラルネットワークの学習を完了させ、その学習が完了したニューラルネットワークを別の企業で利用して設計支援を行うケースが多いと想定される。または、複数の企業の図面データをニューラルネットワークに入力することで学習に必要な図面データ量を確保し、学習が完了したニューラルネットワークを、それらいずれかの企業あるいは別の企業で利用して設計支援を行うケースも想定される。
これらの場合に問題となるのが図面データの漏洩である。すなわち、図面データにはその企業で蓄積された設計ノウハウや、各種機密事項等、社外秘の情報が含まれていることが多く、そのような図面データを使用してニューラルネットワークの学習を行い、学習が完了したニューラルネットワークを別の企業で利用するまでの過程で、社外秘の情報が外部に漏洩してしまうことを懸念する企業が存在すると考えられる。
ところが、ニューラルネットワークによる学習開始から学習完了、学習完了後のニューラルネットワークの利用まで、どのようなことが行われているのか外部から見ることはできないので、社外秘の情報が外部に漏れないようになっていることを、学習用図面データを提供する提供元の企業に保証するのは困難であった。そのため、大量の図面データを保有している企業のみがニューラルネットワークの学習を行うことができることになり、例えば規模の小さな企業においては、ニューラルネットワークに予め図面を学習させたシステムの導入が進まなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、学習用図面データに含まれる社外秘の情報が漏洩しないようにして、学習用図面データを提供する企業以外の企業においてもニューラルネットワークを利用した設計支援システムを利用できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、学習用図面データをニューラルネットワークに入力して図面を学習させる図面学習装置において、前記ニューラルネットワークを有し、前記学習用図面データを提供する提供者側に設置される提供者側電子計算機を備え、前記提供者側電子計算機は、前記学習用図面データを前記ニューラルネットワークに入力する入力用データへ変換して当該入力用データを前記ニューラルネットワークに入力するように動作するプログラムを実行可能に構成されるとともに、学習済みの前記ニューラルネットワークのパラメータファイルを、前記ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者側に出力可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、学習用図面データを提供する提供者と、ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者とが異なっている場合に、提供者側電子計算機で実行されるプログラムによって学習用図面データが入力用データに変換されて、当該提供者側電子計算機が有するニューラルネットワークに入力され、ニューラルネットワークの学習が行われる。学習が完了すると、ニューラルネットワークのパラメータファイルが利用者側に出力される。このパラメータファイルは、単なる数値の羅列であるため、学習用図面データに含まれる社外秘の情報とはなり得ないデータである。したがって、大量の図面データを保有している1つの企業や、複数の企業でニューラルネットワークの学習を行う場合に、学習用図面データに含まれる社外秘の情報が漏洩しないように、ニューラルネットワークの学習を行うことが可能になる。そして、利用者側では、学習が完了したニューラルネットワークを設計支援システムに利用することで、より積極的に設計を支援可能なシステムを構築できる。
第2の発明は、学習用図面データをニューラルネットワークに入力して図面を学習させる図面学習装置において、前記ニューラルネットワークの上位層を有し、前記学習用図面データを提供する提供者側に設置される提供者側電子計算機と、前記上位層を固定し、当該上位層よりも下位層の学習が可能な前記ニューラルネットワークを有し、当該ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者側に設置される利用者側電子計算機とを備え、前記提供者側電子計算機は、前記学習用図面データを前記ニューラルネットワークの上位層に入力する入力用データへ変換して当該入力用データを前記ニューラルネットワークの上位層に入力するように動作するプログラムを実行可能に構成されるとともに、前記上位層から出力された中間出力を、前記利用者側電子計算機の前記ニューラルネットワークに出力可能に構成され、前記利用者側電子計算機は、前記上位層から出力された中間出力を前記ニューラルネットワークの下位層に入力して学習を行うように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、学習用図面データを提供する提供者と、ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者とが異なっている場合に、提供者側電子計算機で実行されるプログラムによって学習用図面データが入力用データに変換されて、当該提供者側電子計算機が有するニューラルネットワークの上位層に入力される。上位層から出力された中間出力は、利用者側電子計算機が有するニューラルネットワークの下位層に入力されて下位層の学習が行われる。この中間出力は、単なる数値の羅列であるため、学習用図面データに含まれる社外秘の情報とはなり得ないデータである。したがって、大量の図面データを保有している1つの企業や、複数の企業でニューラルネットワークの学習を行う場合に、学習用図面データに含まれる社外秘の情報が漏洩しないように、ニューラルネットワークの学習を行うことが可能になる。そして、利用者側では、学習が完了したニューラルネットワークを設計支援システムに利用することで、より積極的に設計を支援可能なシステムを構築できる。
第3の発明は、前記提供者側電子計算機は、当該提供者側電子計算機が有する前記ニューラルネットワークのパラメータを暗号化する暗号化プログラムを実行可能に構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ニューラルネットワークのパラメータが暗号化されるので、セキュリティをより一層高めることができる。
第4の発明は、前記提供者側電子計算機が有する前記ニューラルネットワークは暗号化されて当該提供者側電子計算機に保存されていることを特徴とする。
この構成によれば、ニューラルネットワーク自体が暗号化されて電子計算機に保存されているので、セキュリティをより一層高めることができる。
第5の発明は、前記提供者側電子計算機は、第1の提供者側に設置される第1の提供者側電子計算機と、当該第1の提供者とは異なる第2の提供者側に設置される第2の提供者側電子計算機と、当該第1及び第2の提供者とは異なる第3の提供者側に設置される第3の提供者側電子計算機とを含み、前記図面学習装置は、前記第1の提供者側電子計算機で得られた前記ニューラルネットワークの出力結果と、前記第2の提供者側電子計算機で得られた前記ニューラルネットワークの出力結果と、前記第3の提供者側電子計算機で得られた前記ニューラルネットワークの出力結果とが入力される多数決プログラムを実行可能に構成された提供者側電子計算機をさらに備えていることを特徴とする。
この構成によれば、提供者が複数存在する場合に、それぞれに提供者側電子計算機を設置してニューラルネットワークの学習を行うことが可能になる。そして、複数のニューラルネットワークの出力結果を多数決プログラムに入力することで、全てのニューラルネットワークの出力結果が一致していない場合に、合致する可能性の高い1つの出力結果を出力することができる。提供者の数は上述した数に限定されるものではなく、他の提供者が存在していても構わない。
第6の発明は、前記提供者側電子計算機は、第1の提供者側に設置される第1の提供者側電子計算機と、当該第1の提供者とは異なる第2の提供者側に設置される第2の提供者側電子計算機とを含み、前記利用者側電子計算機は、前記第1の提供者側電子計算機から出力された中間出力と、前記第2の提供者側電子計算機から出力された中間出力とを前記ニューラルネットワークの下位層に入力して学習を行うように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、提供者が複数存在する場合に、それぞれに提供者側電子計算機を設置することが可能になる。そして、複数のニューラルネットワークの中間出力を利用者側電子計算機のニューラルネットワークの下位層に入力して学習を行うことができる。提供者の数は上述した数に限定されるものではなく、他の提供者が存在していても構わない。
本発明によれば、学習用図面データに含まれる社外秘の情報が漏洩しないようにすることができるので、学習用図面データを提供する企業以外の企業においてもニューラルネットワークを利用した設計支援システムを利用できる。
実施形態1に係る図面学習装置の概略構成を示す図である。 実施形態1に係る図面学習装置による提供者と利用者間のデータのやり取りを示す図である。 実施形態1に係る図面学習の手順を示すフローチャートである。 実施形態2に係る図面学習装置の概略構成を示す図である。 多数決プログラムによって最終出力を得る場合を説明する図である。 実施形態3に係る図面学習装置による提供者と利用者間のデータのやり取りを示す図である。 実施形態3に係る図面学習の手順を示すフローチャートである。 複数の提供者が存在する場合の中間出力の処理要領を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る図面学習装置1の概略構成を示すものである。図面学習装置1は、学習用図面データをニューラルネットワークに入力して図面を学習させるように構成されている。図面学習装置1は、ニューラルネットワークを有し、学習用図面データを提供する提供者側に設置される提供者側電子計算機10と、ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者側に設置される利用者側電子計算機100とを備えている。提供者側電子計算機10は、図面学習専用の電子計算機であり、提供者側において他の業務等が行えないようにする。また、ニューラルネットワークは、複数の層を有しており、いわゆるディープラーニングが可能なネットワークである。
提供者と利用者とは別の者であり、例えば各種設計会社、施工会社、ソフトウェア製作会社等を挙げることができ、一般的には企業である。建築設備の設計会社や施工会社が上記提供者や利用者となり得るが、上記提供者や利用者はこれら企業に限られるものではなく、設計者等であってもよい。提供者側電子計算機10は学習用図面データを提供する企業側に設置される。利用者側電子計算機100は、ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する企業側に設置される。
また、学習用図面データは、ニューラルネットワークに入力して図面学習を実行させることが可能なデータであればよく、例えば各種フォーマットのCADデータを挙げることができるが、これ以外にも、例えば紙の図面をスキャンした電子データを含むこともできる。図面データには、その企業で蓄積された設計ノウハウや、各種機密事項等、社外秘の情報が含まれていることが多いが、本実施形態では、そのような情報が含まれている図面データも学習用図面データとすることができる。
図1に示すように、提供者側電子計算機10と利用者側電子計算機100とは、ネットワーク回線200を介して接続されており、互いにデータの送受信が可能に構成されている。ネットワーク回線200は、例えばインターネット等で構成されている。また、提供者側電子計算機10とネットワーク回線200との接続は、LANケーブル等を利用した有線接続であってもよいし、無線LAN等を利用した無線接続であってもよい。利用者側電子計算機100とネットワーク回線200との接続も同様である。
提供者側電子計算機10及び利用者側電子計算機100は、パーソナルコンピュータで構成することができる。すなわち、提供者側電子計算機10は、本体11と、ディスプレイ12と、マウス13と、キーボード14とを備えている。本体11は、制御部11aと、記憶部11bとを備えている。制御部11aは、例えばCPU等の演算処理装置を有している。記憶部11bは、ROMやRAMを含むとともに、ハードディスク等も含んでおり、更に外部記憶装置を含んでいてもよい。記憶部11bには、OSや各種プログラムを記憶させることが可能になっている。制御部11aは、マウス13やキーボード14からの入力を検出して記憶部11bに記憶されているプログラムに従って動作し、処理結果等をディスプレイ12に表示させるように構成されている。また、記憶部11bには、ニューラルネットワークのデータも記憶させることができるようになっている。
利用者側電子計算機100は提供者側電子計算機10と同様に構成されており、本体101と、ディスプレイ102と、マウス103と、キーボード104とを備えている。
図2は、図面学習装置による提供者と利用者間のデータのやり取りを示す図であり、提供者側電子計算機10及び利用者側電子計算機100を模式的に示している。利用者側電子計算機100は、入力用データ作成プログラムを記憶部101bに記憶し、この入力用データ作成プログラムを提供者側電子計算機10に出力可能に構成されている。入力用データ作成プログラムは、提供された学習用図面データをニューラルネットワーク300に入力する入力用データへ変換して当該入力用データをニューラルネットワーク300に入力するように動作するプログラムである。また、利用者側電子計算機100の記憶部101bには、ニューラルネットワーク300のデータも記憶させることができるようになっている。
提供者側電子計算機10は、利用者側電子計算機100から出力された入力用データ作成プログラムを記憶部11bに記憶可能に構成されている。また、提供者側電子計算機10には、学習用図面データが入力可能になっている。
つまり、入力用データ作成プログラム及びニューラルネットワーク300の初期パラメータ(データ)を利用者側電子計算機100から提供者側電子計算機10に送り、提供者側電子計算機10では、提供者から提供された学習用図面データと正解データによってニューラルネットワーク300の学習を行い、学習済みのニューラルネットワーク300のパラメータファイルを利用者側電子計算機100に送る。
以下、具体的な手法について説明する。図3に示すフローチャートのステップSA1では、入出力の定義、即ち、ニューラルネットワーク300に対する入力と出力の定義を行う。具体的には、解決すべき課題に対し、何について学習を行うのかを決定するステップであり、CAD図面における課題例としては、図面に描かれた部品を認識する人工知能を作成することが挙げられる。この場合、入力は、図面の一部分を切り出した画像、出力は画像に描かれている部品の分類カテゴリと定義することができる。さらに、ニューラルネットワーク300では入出力のサイズを固定する必要があるため、画像の画素数と分類カテゴリの種類数をここで決定する。より一般的には、ネットワークの入出力はベクトルデータであり、入出力のサイズはベクトルの次元数と言い換えることになり、画像もカテゴリもベクトルデータとして扱うことができる。
ステップSA1が終わると、ステップSA2及びステップSA3に進む。ステップSA2とステップSA3とは並行してもよいし、一方を先に他方を後に行ってもよい。ステップSA2では、入出力の定義を受けて、それに適したニューラルネットワークの設計を行う。具体的には、ニューラルネットワークの層数や各層のニューロン数(パラメータ数)を決定する。決定された情報は、提供者側電子計算機10に送られて、提供者側電子計算機10の設定がなされる。
ステップSA3では、上述した入力用データ作成プログラムを作成する。入力用データの大本となる図面データから、定義された入出力データの形式に変換するプログラムを作成する。例えば、CAD図面から、切り抜き画像(PNG等)とカテゴリの組を生成する。入力用データ作成プログラムは、提供者側電子計算機10に送られて、提供者側電子計算機10で実行可能な状態にされる。
パラメータを初期化したニューラルネットワークが設定され、入力用データ作成プログラムが実行可能な状態とされた提供者側電子計算機10を提供者側の企業に設置して、利用者側電子計算機100との接続を行い、図面学習装置1が動作可能となるようにする。または、提供者側の企業に設置した提供者側電子計算機10に対してパラメータを初期化したニューラルネットワークの設定や、入力用データ作成プログラムの送信を行うようにしてもよい。
ステップSA4を経た後、ステップSA5に進む。ステップSA5では学習を実行する。具体的には、提供者が学習用図面データを提供者側電子計算機10に入力することだけである。学習用図面データが提供者側電子計算機10に入力されると、入力用データ作成プログラムによって学習用図面データが入力用データへ変換される。入力用データは、入力用データ作成プログラムの動作によってニューラルネットワーク300に入力される。ニューラルネットワーク300の学習とは、ニューラルネットワーク300の出力が正解データと一致するように多数のパラメータを変化させることであり、入力用データは画像、正解データは画像に対応するカテゴリ(番号)である。
また、提供者側電子計算機10は、当該提供者側電子計算機10が有するニューラルネットワーク300のパラメータを暗号化する暗号化プログラムを実行可能に構成されている。暗号化プログラムは、従来から周知のプログラムを用いることができる。パラメータの復号は、管理者等が持つ復号鍵によって行うことができる。また、提供者側電子計算機10が有するニューラルネットワーク300は暗号化されて当該提供者側電子計算機10に保存されている。ニューラルネットワーク300を暗号化するプログラムは、従来から周知のプログラムを用いることができる。ニューラルネットワーク300の復号は、管理者等が持つ復号鍵によって行うことができる。管理者は、例えば利用者であってもよいし、第三者に機密情報等の管理を委託している場合にはその第三者であってもよい。
ステップSA5を経た後、ステップSA6に進む。ステップSA6では、学習済みのニューラルネットワーク300のパラメータファイルを利用者側電子計算機100に出力する。これにより、利用者側電子計算機100では、学習済みのニューラルネットワーク300が構築される。
ステップSA6を経た後、ステップSA7に進む。ステップSA7は後処理ステップであり、後処理ステップでは、提供者側電子計算機10の記憶部11bを破壊処理して学習用図面データが外部に漏洩しないようにする。記憶部11bは、物理的に破壊する等、専門処理業者に委託して処理してもよい。また、提供者側電子計算機10は回収することなく、提供者側で管理、廃棄する。これにより、提供者側電子計算機10に学習用図面データが保存されている場合に、当該学習用図面データが外部に漏洩することはない。
(作用効果)
以上説明したように、この実施形態に係る図面学習装置1によれば、学習用図面データを提供する提供者と、学習済みのニューラルネットワーク300を設計支援システムに利用する利用者とが異なっている場合に、提供者側電子計算機10で実行される入力用データ作成プログラムによって学習用図面データが入力用データに変換されて、当該提供者側電子計算機10が有するニューラルネットワーク300に入力され、ニューラルネットワーク300の学習が行われる。学習が完了すると、ニューラルネットワーク300のパラメータファイルが利用者側電子計算機100に出力される。このパラメータファイルは、単なる数値の羅列であるため、学習用図面データに含まれる社外秘の情報とはなり得ないデータである。
したがって、大量の図面データを保有している1つの企業や、複数の企業でニューラルネットワーク300の学習を行う場合に、学習用図面データに含まれる社外秘の情報が漏洩しないように、ニューラルネットワーク300の学習を行うことが可能になる。そして、利用者側では、学習が完了したニューラルネットワーク300を設計支援システムに利用することで、より積極的に設計を支援可能なシステムを構築できる。
尚、ニューラルネットワーク300を設計支援システムに利用する手法については詳述しないが、従来から周知の手法を用いることができる。
(実施形態2)
図4及び図5は、本発明の実施形態2に係る図面学習装置1を示している。この実施形態2では、学習用図面データの提供者が複数存在していて、提供者側電子計算機100が多数決プログラムを実行可能に構成されている点で、実施形態1とは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
提供者側電子計算機は、第1の提供者(企業A)側に設置される第1の提供者側電子計算機10と、当該第1の提供者とは異なる第2の提供者(企業B)側に設置される第2の提供者側電子計算機20と、当該第1及び第2の提供者とは異なる第3の提供者(企業C)側に設置される第3の提供者側電子計算機30とを含んでいる。
図5に示すように、第1の提供者側電子計算機10では、企業Aから提供される学習用図面データでニューラルネットワーク300Aの学習を実行し、第2の提供者側電子計算機20では、企業Bから提供される学習用図面データでニューラルネットワーク300Bの学習を実行し、第3の提供者側電子計算機30では、企業Cから提供される学習用図面データでニューラルネットワーク300Cの学習を実行する。つまり、第1~第3の提供者側電子計算機10、20、30のそれぞれで互いに異なる図面データを使用して学習を実行するので、ニューラルネットワーク300A~Cで互いに異なるパラメータが得られる。よって、同じ入力データを入力しても出力が互いに異なることが考えられる。提供者側電子計算機は、3つ以上あってもよい。
利用者側電子計算機100の記憶部101bには、多数決プログラムが記憶されており、利用者側電子計算機100は多数決プログラムを実行可能に構成されている。ニューラルネットワーク300A~Cの出力結果である出力A、出力B及び出力Cを利用者側電子計算機100の多数決プログラムに入力する。多数決プログラムは入力された出力A~Cのうち、多いものを最終出力として出力するように構成されている。
この実施形態2の場合も実施形態1と同様に学習用図面データに含まれる社外秘の情報が漏洩しないように、ニューラルネットワーク300の学習を行うことができる。また、複数の企業の図面データを利用してニューラルネットワーク300の学習を行うことができる。
(実施形態3)
図6~8は、本発明の実施形態3に係る図面学習装置1を示している。この実施形態3では、ニューラルネットワークの上位層と下位層とを別の電子計算機で学習させるようにしている点で、実施形態1とは異なっている。以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
利用者側電子計算機100は、ニューラルネットワークの上位層のデータを記憶させることができるようになっている。また、利用者側電子計算機100は、ニューラルネットワークの上位層301を固定し、当該上位層301よりも下位層302の学習が可能なニューラルネットワークを有している。
利用者側電子計算機100は、ニューラルネットワークの上位層301の初期パラメータを提供者側電子計算機10に送る。ニューラルネットワークの上位層301については、例えばシステムの稼働前に利用者が事前に入手した少数の図面を使用して事前に学習させておく。この時点では学習用図面データの量が十分ではないため、ニューラルネットワーク全体としての性能はあまり高くないが、上位層301だけ見れば、十分実用的な性能を持っていると考えられる。この上位層301を提供者側電子計算機10に送ることになるため、提供者側電子計算機10では上位層301の学習を行う必要はない。もちろん利用者側電子計算機100においても学習は行わない。
学習用図面データは、入力用データ作成プログラムによってニューラルネットワークの上位層301に入力する入力用データへ変換される。入力用データは、入力用データ作成プログラムによってニューラルネットワークの上位層301に入力される。ニューラルネットワークの上位層301から出力された中間出力は、利用者側電子計算機100のニューラルネットワークに出力可能に構成されている。
以下、具体的な手法について説明する。図7に示すフローチャートのステップSB1、SB2、SB3は、それぞれ、図3に示すフローチャートのステップSA1、SA2、SA3と同じである。
ステップSB4では、下位層のパラメータを固定したニューラルネットワークの上位層301を提供者側電子計算機10に設定する。また、提供者側電子計算機1を、入力用データ作成プログラムが実行可能な状態とする。
ステップSB4を経た後、ステップSB5に進む。ステップSB5では、ニューラルネットワークの上位層301から出力された中間出力と、正解データを利用者側電子計算機100に出力する。提供者は、送信データの生成過程を検証することが可能になる。
ステップSB6では、利用者側電子計算機100のニューラルネットワークの下位層302に中間出力を入力するとともに正解データを利用して下位層302の学習を行う。その後のステップSB7は、図3に示すフローチャートのステップSA7と同じである。
(作用効果)
以上説明したように、この実施形態に係る図面学習装置1によれば、学習用図面データを提供する提供者と、ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者とが異なっている場合に、提供者側電子計算機10で実行される入力用データ作成プログラムによって学習用図面データが入力用データに変換されて、提供者側電子計算機10が有するニューラルネットワークの上位層301に入力される。上位層301から出力された中間出力は、利用者側電子計算機100が有するニューラルネットワークの下位層302に入力されて下位層302の学習が行われる。この中間出力は、単なる数値の羅列であるため、学習用図面データに含まれる社外秘の情報とはなり得ないデータである。
したがって、大量の図面データを保有している1つの企業や、複数の企業でニューラルネットワークの学習を行う場合に、学習用図面データに含まれる社外秘の情報が漏洩しないように、ニューラルネットワークの学習を行うことが可能になる。そして、利用者側では、学習が完了したニューラルネットワークを設計支援システムに利用することで、より積極的に設計を支援可能なシステムを構築できる。
図8に示すように、提供者側電子計算機は、第1の提供者(企業A)側に設置される第1の提供者側電子計算機10と、当該第1の提供者とは異なる第2の提供者(企業B)側に設置される第2の提供者側電子計算機20と、当該第1及び第2の提供者とは異なる第3の提供者(企業C)側に設置される第3の提供者側電子計算機30とを含んでいてもよい。
この場合、利用者側電子計算機100は、第1の提供者側電子計算機10から出力された中間出力と、第2の提供者側電子計算機20から出力された中間出力と、第3の提供者側電子計算機30から出力された中間出力とをニューラルネットワークの下位層302に入力して学習を行うように構成することができる。
図8に示す例では、学習用図面データの提供者が複数存在する場合に、それぞれに提供者側電子計算機10、20、30を設置することが可能になる。そして、複数のニューラルネットワークの中間出力を利用者側電子計算機100のニューラルネットワークの下位層302に入力して学習を行うことができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る図面学習装置は、例えば、CADデータを学習用図面データとして使用する場合に利用することができるものである。
1 図面学習装置
10 第1の提供者側電子計算機
20 第2の提供者側電子計算機
30 第3の提供者側電子計算機
100 利用者側電子計算機
300 ニューラルネットワーク
301 上位層
302 下位層

Claims (5)

  1. 学習用図面データをニューラルネットワークに入力して図面を学習させる図面学習装置において、
    前記ニューラルネットワークの上位層を有し、前記学習用図面データを提供する提供者側に設置される提供者側電子計算機と、
    前記上位層を固定し、当該上位層よりも下位層の学習が可能な前記ニューラルネットワークを有し、当該ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者側に設置される利用者側電子計算機とを備え、
    前記提供者側電子計算機は、前記学習用図面データを前記ニューラルネットワークの上位層に入力する入力用データへ変換して当該入力用データを前記ニューラルネットワークの上位層に入力するように動作するプログラムを実行可能に構成されるとともに、前記上位層から出力された中間出力を、前記利用者側電子計算機の前記ニューラルネットワークに出力可能に構成され、
    前記利用者側電子計算機は、前記上位層から出力された中間出力を前記ニューラルネットワークの下位層に入力して学習を行うように構成されていることを特徴とする図面学習装置。
  2. 請求項1に記載の図面学習装置において、
    前記提供者側電子計算機は、当該提供者側電子計算機が有する前記ニューラルネットワークのパラメータを暗号化する暗号化プログラムを実行可能に構成されていることを特徴とする図面学習装置。
  3. 請求項1または2に記載の図面学習装置において、
    前記提供者側電子計算機が有する前記ニューラルネットワークは暗号化されて当該提供者側電子計算機に保存されていることを特徴とする図面学習装置。
  4. 学習用図面データをニューラルネットワークに入力して図面を学習させる図面学習装置において、
    前記ニューラルネットワークを有し、前記学習用図面データを提供する提供者側に設置される提供者側電子計算機を備え、
    前記提供者側電子計算機は、前記学習用図面データを前記ニューラルネットワークに入力する入力用データへ変換して当該入力用データを前記ニューラルネットワークに入力するように動作するプログラムを実行可能に構成されるとともに、学習済みの前記ニューラルネットワークのパラメータファイルを、前記ニューラルネットワークを設計支援システムに利用する利用者側に出力可能に構成され
    前記提供者側電子計算機は、第1の提供者側に設置される第1の提供者側電子計算機と、当該第1の提供者とは異なる第2の提供者側に設置される第2の提供者側電子計算機と、当該第1及び第2の提供者とは異なる第3の提供者側に設置される第3の提供者側電子計算機とを含み、
    前記図面学習装置は、前記第1の提供者側電子計算機で得られた前記ニューラルネットワークの出力結果と、前記第2の提供者側電子計算機で得られた前記ニューラルネットワークの出力結果と、前記第3の提供者側電子計算機で得られた前記ニューラルネットワークの出力結果とが入力される多数決プログラムを実行可能に構成された提供者側電子計算機をさらに備えていることを特徴とする図面学習装置。
  5. 請求項に記載の図面学習装置において、
    前記提供者側電子計算機は、第1の提供者側に設置される第1の提供者側電子計算機と、当該第1の提供者とは異なる第2の提供者側に設置される第2の提供者側電子計算機とを含み、
    前記利用者側電子計算機は、前記第1の提供者側電子計算機から出力された中間出力と、前記第2の提供者側電子計算機から出力された中間出力とを前記ニューラルネットワークの下位層に入力して学習を行うように構成されていることを特徴とする図面学習装置。
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