JP7299033B2 - 服薬支援システム、スケジュール設定装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

服薬支援システム、スケジュール設定装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、音声の入出力機能を持つ機器を用いた服薬支援システム、当該システムに用いられるスケジュール設定装置、服薬支援方法及びプログラムに関する。
近年、特に独居の高齢者宅に音声の入出力機能を持つ機器(例えば対話型ロボット)を設置して、当該機器を介して音声の受け答えをすることで「つながり感」や「見守られ感」を醸成する対話システムが提案されている。
当該対話システムでは、各高齢者の日常の習慣に応じた対話がなされる。例えば高齢者は持病を理由に日常的に薬を服用していることがあり、処方どおりに決まった時間帯に服用するのが求められるが、不注意で服用を忘れることがあるため、上記対話システムが服用忘れを防止するための支援を行うことが望ましい。
特許文献1には、安否確認システムの一環として服薬に関するスケジュール情報や警告メッセージを入力しておき、そのメッセージに反応しないと異常事態発生を懸念して親類などに連絡するシステムが開示されている。この技術のように、服薬に関するスケジュール情報やメッセージを設定しておけば、ユーザに見守られ感などを与えるとともに、服薬忘れなどを防止できる。
特開2010-141445号公報
しかしながら服薬スケジュールやそれに関する通知文の設定は煩雑である。これは例えば1日のうちで朝、昼、晩、寝る前に服薬を求められており、それぞれの回について「忘れずに飲みましょう」「飲みましたか?」といった通知文を複数種類設定し、それを各曜日(1週間分として7日分)について設定すると、28回分について正確に入力設定する必要があるためである。
またスケジュール設定後にそれを修正する場合も、正しく修正したか否かの確認作業はオペレータにとって負担が大きい。さらにユーザごとに1日の服薬の回数や服薬が食事前か食事後かが異なることもあり、ユーザが増えると入力と確認についてのオペレータの負担が一層大きくなる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、複数ユーザの服薬のスケジュールに関する通知文の作成について、正確さを確保しつつ極力簡略化することが可能なスケジュール設定装置、それを用いた服薬支援システム、服薬支援方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る服薬支援システムは、それぞれがユーザへの出力手段を有する複数のユーザ端末および上記複数のユーザ端末と通信可能に接続されたサーバ装置を有する。
上記サーバ装置は、少なくとも現在時刻を取得する計時手段と、上記ユーザが服薬すべきタイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文および上記複数のユーザ端末の上記ユーザそれぞれについての上記タイミングを記憶する記憶手段と、上記タイミング領域を上記現在時刻に適合するタイミングを表す情報に置き換えて上記通知文を変更する部分変更手段と、上記現在時刻が上記タイミングに対応する時刻となったときに、当該タイミングについて上記部分変更手段が変更した通知文を当該タイミングに服薬すべき上記ユーザの上記ユーザ端末へ送信する送信手段とを有する。
上記ユーザ端末の出力手段は、上記サーバ装置から受信した通知文を出力する。
この構成により、タイミング領域をユーザそれぞれのタイミングの情報に置き換えるだけであらゆる通知文を作成できるため、服薬のスケジュールに関する通知文の入力について、正確さを確保しつつ極力簡略化することができる。タイミングとは、例えば食後、食前、食間、起床後、就寝前、時間帯、または時刻等である。
上記通知文は、曜日を表す情報に置き換わる曜日領域を有してもよい。この場合上記部分変更手段は、上記曜日領域を現在曜日を表す情報に置き換えてもよい。
これにより服薬すべきタイミングのみならずそのときの曜日についても容易に通知文に含ませてユーザに通知することができる。
上記ユーザ端末は、上記出力手段として少なくとも音響スピーカまたは画面表示装置のいずれかを用いてもよい。
本発明の他の形態に係るスケジュール設定装置は、服薬支援システムに用いられるスケジュール設定装置であって、記憶手段と部分変更手段とを有する。上記記憶手段は、上記服薬支援システムを利用する複数のユーザが服薬すべきタイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文および上記複数のユーザそれぞれについての上記タイミングを記憶する。上記部分変更手段は、上記タイミング領域を上記複数ユーザそれぞれの上記タイミングを表す情報に置き換えて上記通知文を変更する。
本発明の他の形態に係るスケジュール設定装置は、服薬支援システムに用いられるスケジュール設定装置であって、計時手段と設定入力手段と記憶手段と部分変更手段とを有する。上記計時手段は、少なくとも現在日付を取得する。上記設定入力手段は、服薬期間および当該服薬期間における上記服薬支援システムを利用する複数のユーザそれぞれが服薬すべきタイミングを表す情報を入力する。上記記憶手段は、暦情報に置き換わる暦領域および上記タイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文および上記複数のユーザそれぞれについての上記タイミングを記憶する。上記部分変更手段は、上記暦領域を上記服薬期間に含まれる現在日付に適合する暦情報に置き換え、上記タイミング領域を上記複数ユーザそれぞれの上記タイミングを表す情報に置き換えて上記通知文を変更する。
この構成により、服薬期間を設定し、暦領域を現在日付に適合する暦情報に置き換え、タイミング領域をユーザそれぞれのタイミングの情報に置き換えるだけで服薬期間内の全ての通知文を作成できるため、服薬のスケジュールに関する通知文の入力について、正確さを確保しつつ極力簡略化することができる。
本発明の他の形態に係る服薬支援方法は、
服薬支援システムを利用する複数のユーザが服薬すべきタイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文および上記複数のユーザそれぞれについての上記タイミングを記憶し、
少なくとも現在時刻を取得し、
上記タイミング領域を上記複数ユーザそれぞれの上記タイミングを表す情報に置き換えて上記通知文を変更し、
上記現在時刻が上記タイミングに対応する時刻となったときに、当該タイミングについて上記変更した通知文を当該タイミングに服薬すべき上記ユーザのユーザ端末へ送信する、ことを含む。
本発明の他の形態に係るプログラムは、服薬支援システムに用いられるスケジュール設定装置に、
服薬支援システムを利用する複数のユーザが服薬すべきタイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文および上記複数のユーザそれぞれについての上記タイミングを記憶するステップと、
少なくとも現在時刻を取得するステップと、
上記タイミング領域を上記複数ユーザそれぞれの上記タイミングを表す情報に置き換えて上記通知文を変更するステップと、
上記現在時刻が上記タイミングに対応する時刻となったときに、当該タイミングについて上記変更した通知文を上記ユーザの当該タイミングに服薬すべき上記ユーザのユーザ端末へ送信するステップと、を実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、服薬のスケジュールに関する通知文の作成について、ユーザが複数であっても正確さを確保しつつ極力簡略化することができる。しかし、当該効果は本発明を限定するものではない。
本発明の一実施形態に係る服薬支援システムの構成を示した図である。 上記服薬支援システムが有するサーバ装置のハードウェア構成を示した図である。 従来技術におけるスケジュール情報の例を示した図である。 図3に示したスケジュール情報に含まれる通知文の例を示した図である。 上記サーバ装置が記憶するスケジュール情報の例を示した図である。 上記服薬支援システムによるユーザへの通知処理の流れを示したフローチャートである。 本発明の他の実施形態におけるスケジュール情報について説明した図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[システムの構成]
図1は、本実施形態に係る服薬支援システムの構成を示した図である。
同図に示すように、服薬支援システムは、管理センタに設置されたサーバ装置100と、サーバ装置と通信可能にネットワーク接続されたユーザ端末200とで構成される。
ユーザ端末200は、本システムのユーザ(例えば高齢者等)宅に設置され、少なくとも、ネットワークを通じてサーバ装置100から送信されユーザに通知される通知文を受信する手段、その通知文をユーザに通知する出力手段を有する。
出力手段は、ユーザにつながり感を醸成すること、および高齢者は複雑な機械操作は難しいことを考慮して、音声を出力する装置としてのスピーカSが好適である。あるいは加齢により聴力が低下したユーザ向けには目視で通知文を認識してもらうべく、液晶パネルを用いた表示装置でも良い。
ユーザ端末200は、少なくとも上記の構成要素を有していればよいが、ユーザにとって人とのやり取りを想起でき、親しみを持てるような外見として小型の人形を模した対話ロボットであってもよい。
また通知文をユーザに音声で伝える場合に、発話に合わせて適宜ユーザ端末200を振動させたり、内蔵した発光手段(LEDなど)により目や口を明るく表示したりしてもよい。
ユーザ端末200は、サーバ装置100から送信されてきた通知文をユーザに聴覚または視覚により伝える機能を有するものとするが、逆にユーザがユーザ端末200に対して話しかけた音声をマイクMで集音して音声認識技術により文字列化してサーバ装置100に送信する機能を有していても良い。
サーバ装置100は、管理センタに常駐しユーザとメッセージのやり取りをするオペレータによって使用される装置であり、ユーザの服薬に関するスケジュールを設定するスケジュール設定装置として機能する。
サーバ装置100は、少なくとも部分変更手段110、計時手段120、及び送信手段130を有する。またそれら手段を制御する制御手段を有する。詳細は後述するが、これらは適宜周知なハードウェアや記憶に記憶されているソフトウェアにより実現されている。
またサーバ装置100には、記憶手段140が接続される。記憶手段140には、ユーザの服薬スケジュールを示すスケジュール情報Sが記憶されている。
[サーバ装置のハードウェア構成]
図2は、上記サーバ装置100のハードウェア構成を示した図である。同図に示すように、センタサーバ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながらセンタサーバ100の各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
またCPU11は、上記部分変更手段110及び計時手段120として機能する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。
操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の入力装置である。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSのほか、スケジュール情報や、各種フラグ類、パラメータ類、サーバ装置100の各手段(特に服薬スケジュールに関するユーザへの通知処理)を実現するソフトウェア類が記憶される。記憶部18は、上記記憶手段140として機能する。
通信部19は、例えばEthernet(登録商標)用のNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールであり、上記ユーザ端末200との間の通信処理を担う。通信部19は、上記送信手段130として機能する。
ユーザ端末200のハードウェア構成も基本的には上記サーバ装置100のハードウェア構成と同様であるが、ユーザ端末200は、上述のように前面にマイクM及びスピーカSを有する。
[スケジュール情報]
次に、上記記憶手段140(記憶部18)に記憶されたスケジュール情報について説明する。
図3は、従来のスケジュール情報の例を模式的に示したものである。スケジュール情報とは、服薬支援システムのユーザが決められた曜日と時間に適切に服薬するのを忘れないようにするための時間に関する情報と、通知文に関する情報をまとめたものである。
例えば、日曜日の朝食後に服用するように医師、薬剤師から薬剤が処方されている場合、朝食の少し前、例えば1時間前に忘れずに服用するように備忘メッセージをユーザに通知するのが望ましい。例えば図3に示すように「日曜日、朝食後のお薬をお忘れなく」とユーザに通知する。
さらには、不注意で日曜日の朝食後に服用すべき薬剤を服用し損ねることを防ぐべく、朝食の1時間後に確認メッセージをユーザに通知するのが望ましい。例えば図3に示すように「今日、日曜日の朝食後のお薬を飲みましたか?」とユーザに通知する。図3に示す例では、ユーザが通常、朝食は07時頃に摂るものとして示している。
同様に、日曜日の昼食は12時頃、日曜日の夕食は18時頃に摂るものとして、その1時間前の11時、17時を備忘時刻として備忘メッセージを通知し、1時間後の13時と19時を確認時刻として確認メッセージをユーザに通知する例を示している。
さらにユーザが就寝前の22時頃に服用すべき薬剤がある場合に、ユーザが23時頃に就寝するとして、その前後1時間の時刻に同様な備忘メッセージと確認メッセージをユーザに通知するべきことが示されている。
図3に示す例では、日曜日の分として1日4回の服用が求められているため、それぞれの通知文と時刻情報が設定されている。
このような設定は、特に持病が慢性化して曜日を問わず規則的に服用する場合には、月曜日から土曜日についても行うことが求められる。
即ち必要な通知文を曜日や時間帯(朝食後、昼食後、夕食後、就寝前等の服薬タイミング)についてそれぞれ、図3に示す例では28回分について設定入力する必要に迫られる。
さらには、当然ながらそれぞれは正確に設定するのが前提であり、例えば正午前後に「夕食後のお薬を飲みましたか?」と通知されるとユーザは混乱し、つながり感などの醸成はできない。
ここで図3から日曜日の昼食後の通知文と月曜日の朝食後の通知文を抜き出したのがそれぞれ図4(a)と同(b)である。
図4(a)と同(b)を比べると、下線を付与した曜日を表す語句と時間帯を表す語句以外は共通している。
そこで下線を付与した語句について曜日の部分は「[曜日領域]」、時間帯の部分は「[時間帯領域]」と表現したのが図4(c)である。
図4(c)のように通知文を構成すれば、曜日と時間帯さえ特定できれば全ての曜日、全ての時間帯について入力する必要は無いことがわかる。
そこで、本実施形態においては、ユーザ1人分のスケジュール情報を図5に示すように設定することができる。
図5から分かるように、本実施形態でのスケジュール情報は、曜日を入力する必要はなく、また通知文も1つのパターン(備忘用の通知文と確認用の通知文のペア)のみを入力すればよい。
そして後述するように計時手段120から曜日情報を取得して「[曜日領域]」と置き換え、取得した現在時刻を基に時間帯を特定して「[時間帯領域]」と置き換える。
これにより、図3に示すように、全ての曜日、全ての時間帯について全文入力するのに比べると大幅に設定入力の手間が削減され、不注意による入力ミスが発生する可能性を下げることができる。そして図5に示すスケジュール情報は、複数のユーザに対してそれぞれ設定する必要があるが、本発明によれば簡単に、かつ正確に設定が可能となる。また図5では、時間帯についてはそれぞれの食事後を示しているがユーザによっては食事前に服薬する場合もあり、さらにはユーザごとに1日の服薬の回数が異なることもあるが、同様に簡単かつ正確に設定が可能となる。
なお本実施形態におけるスケジュール情報Sの各時間帯(朝食後、昼食後、夕食後、就寝前等)は、それぞれメッセージが通知されるユーザに事前にヒアリングしておいた食事時間帯及び就寝時間帯を元に所定の時刻に設定される。
[サーバ装置の機能ブロック]
図1に戻り、サーバ装置100が有する部分変更手段110、計時手段120、送信手段130について説明する。
部分変更手段110は、図5に示すスケジュール情報の通知文について、「[曜日領域]」と「[時間帯領域]」を適切なものに置き換える機能を有する。具体的な動作については、図6に示すフロー図の説明の箇所で述べる。
計時手段120は、コンピュータを用いて実現されているサーバ装置100に内蔵されている時計機能である。現在時刻のほか、現在日付や現在曜日も取得できるものとする。取得した時刻や日付や曜日は適宜部分変更手段110に出力される。
送信手段130は、部分変更手段110により部分的に変更された通知文をネットワーク経由でユーザ端末200に送信するI/Fである。
[服薬支援システムの動作]
次に、以上のように構成された服薬支援システムの動作について説明する。当該動作は、サーバ装置100のCPU11や通信部19等のハードウェアと、記憶部18に記憶されたソフトウェアとの協働により実行される。
図6は、上記服薬支援システムにおけるユーザへの通知処理の流れを示したフローチャートである。なお同フロー図が実行される前に、同システムのオペレータは、サーバ装置100の設定入力手段(操作受付部17;キーボードやマウスなど)用いて、図5に示すスケジュール情報を入力済みで、記憶手段140のスケジュール情報Sとして記憶してあるものとする。
同図に示すように、まず、サーバ装置100の部分変更手段110は、計時手段120の出力を参照し、現時刻と本日の曜日を取得する(ステップS110)。
続いて、部分変更手段110は、記憶手段140に記憶されているスケジュール情報(図5)を参照して、現時刻と、時間帯ごとの「備忘時刻」及び「確認時刻」とを比較する(ステップS120)。
続いて、部分変更手段110は、現時刻との比較の結果、いずれかのユーザのいずれかの「備忘時刻」または「確認時刻」が到来したか否かを判定する(ステップS130)。
いずれかの「備忘時刻」または「確認時刻」が到来したと判断した場合(Yes)、部分変更手段110は、スケジュール情報Sにおいて当該「備忘時刻」または「確認時刻」に対応する時間帯を特定する(ステップS140)。
続いて、部分変更手段110は、通知文のうち備忘メッセージである「[曜日領域]、[時間帯領域]のお薬をお忘れなく。」を記憶手段140のスケジュール情報Sから読み出し、「[曜日領域]」を本日の曜日に変更し、「[時間帯領域]」を現時刻に対応する時間帯に変更する(ステップS150)。例えば、本日の曜日が日曜日で、現時刻が11:00であれば、「日曜日、昼食後のお薬をお忘れなく。」という通知文に変更される。
そして、送信手段130は、ステップS150において部分変更手段110が変更した結果である通知文をネットワーク経由で「備忘時刻」または「確認時刻」が到来したユーザのユーザ端末200へ送信する(ステップS160)。
ユーザ端末200は、サーバ装置100から送信されてきた通知文を周知の音声合成技術を利用して音声データとし、スピーカSからユーザに向けて発話する。
サーバ装置100は、以上の処理を、いずれかのユーザのスケジュール情報中の時間帯ごとの「備忘時刻」及び「確認時刻」が到来する度に繰り返す。
[まとめ]
以上説明したように、本実施形態に係る服薬支援システムにより、ユーザが決まった時間の服薬を忘れるのを防ぎながらも、服薬のスケジュールに関する通知文の作成について、正確さを確保しつつ極力簡略化することが可能となる。また、単に時間が来るとアラーム音が鳴動する方法に比較して、ユーザに対して人の温もりを感じさせてつながり感や見守られ感を醸成することが可能となる。
[変形例]
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更され得る。
上述の実施形態では、通知文には曜日と時間帯(タイミング)の両方が含まれ、部分変更手段はその両方を変更したが、通知文に曜日は必須ではない。この場合部分変更手段110は、時間帯領域のみ変更することができる。
上述の実施形態では、毎日一定の服薬が求められる場合を説明したが、薬剤の効用によっては、数日間隔で服用するよう処方される場合もある。その場合には、曜日を特定した通知文よりも、日付を特定した通知文の方が適切になる。
そこで、図4(c)に示す通知文において曜日領域「[曜日情報]」の代わりに、図4(d)に示すように暦領域「[暦情報]」を設け、計時手段から日付を得て変更しても良い。例えば本日が"11月30日"で、正午前後である場合には「本日、11月30日の昼食後のお薬を飲みましたか?」という確認メッセージをユーザに通知することとしてもよい。
この場合サーバ装置100は、設定入力手段により、服薬期間および当該服薬期間における上記服薬支援システムのユーザが薬剤を服薬すべき時間帯(タイミング)を表す情報を入力し、部分変更手段110は、暦領域を上記服薬期間に含まれる、現在日付に適合する暦情報に置き換える。
上述の実施形態では、サーバ装置100が通知文をユーザ端末に送信するたびに、それに先立って部分変更手段110が通知文を生成していたが、それに代わり、オペレータが初期設定の一環として一旦図5に示すスケジュール情報Sを入力後、一括して図3のように網羅的にスケジュール情報Sを生成して、記憶手段140に記憶し直すようにしてもよい。
上述の実施形態では、記憶手段140に記憶される通知文は文字列に関するデータとして説明された。これに代わり、通知文を、ユーザ端末200がユーザに伝える音声メッセージをそのままデジタル化した音声データの形式で記憶するものとして、曜日情報や時間帯情報について適宜音声データを置き換えてもよい。この場合ユーザ端末200における音声合成処理を省略することが出来る。
上述の実施形態では、通知文に曜日、時間帯、暦を含ませる例を示したが、さらに通知文に名前を含ませることとしてもよい。その場合、ユーザ端末200を特定するIDとユーザの氏名とを関連付ける情報を有することで、通知先ごとにユーザの氏名を通知文に含めることができる。例えば「Aさん、本日、火曜日の夕食後のお薬をのみましたか?」とすることで、つながり感や見守られ感を一層醸成できる。
本実施の実施形態では、服薬の時間帯(タイミング)として、食後と就寝前を例に取り上げスケジュールの設定を行ったが、医師からの処方の内容に依ってはこれに限られない。図7(a)には、図5に示すスケジュールを設定することになった、ユーザの生活パターンを基にした時間帯が示されている。
一方、食後や就寝前ではなく、"午前の食間"、"午後の食間"、"夜の食間"などと各回の薬を食間に服用するよう処方されている場合には図7(b)のように時間帯を捉え、スケジュール情報として図7(c)のように時間帯と備忘メッセージ、確認メッセージを発する時刻を設定する。なお同図では通知文は省略して示している。
例えば"午前の食間"では、生活パターンとして07時に朝食を摂るユーザについて、服用の標準的な時刻を09時にし、備忘メッセージを08時、確認メッセージを10時に発することが示されている。"午後の食間"、"夜の食間"でも同様である。
このように本発明においては、ユーザが服用を忘れないようにメッセージを発する時刻を、負担を少なくして設定できる。
上述の実施形態では、図5に示すように、時間帯を異ならせつつ終日同じ通知文を生成することとしていたが、これに限られない。例えば、多少入力の手間が増えてしまうものの、服薬行為の動機付けの向上を図るために薬の種類や効能に関する語句を含ませても良い。例えば備忘メッセージとして「今回は血圧に関するお薬だよ」「今回は血糖値を下げる薬を忘れずにね」などのメッセージを追加できる。
上記の実施の形態では、図5に示すスケジュール情報について、備忘メッセージと確認メッセージの通知時刻を各時間帯において固定で設定してあるものとして説明した。それに代わり、オペレータが設定入力手段(操作受付部17)を用いて、各時間帯における服薬時刻を入力することで、自動的にその前後の所定時間(例えば30分や1時間)に通知されるべき備忘メッセージと確認メッセージの通知時刻を求めてスケジュール情報に設定することとしてもよい。
例えば上記前後の所定時間を30分として、朝食後の服薬時刻を07:00とすると、オペレータが当該07:00を入力するだけで、備忘メッセージは06:30、確認メッセージは07:30として図5のスケジュール情報に自動的に設定できる。
また服薬時刻の前後の時刻を異ならせても良い。例えば備忘メッセージは30分前、確認メッセージは1時間後と設定しても良い。
さらにサーバ装置100は、ユーザにウェアラブルセンサを装着してもらい、食事中のユーザの手の動き等から食事時間を検出しそのデータを蓄積することで、ユーザの平均的な食事時刻を把握し、それに基づいて備忘メッセージと確認メッセージの各時刻を設定してもよい。
本願の特許請求の範囲に記載された発明のうち、「服薬支援方法」と記載された発明は、その各ステップを、ソフトウェアによる情報処理によりコンピュータ等の少なくとも1つの装置が自動的に行うものであり、人間がコンピュータ等の装置を用いて行うものではない。すなわち、当該「服薬支援方法」は、コンピュータ・ソフトウェアによる情報処理方法であって、コンピュータという計算道具を人間が操作する方法ではない。
11…CPU
18…記憶部
19…通信部
100…サーバ装置
110…部分変更手段
120…計時手段
130…送信手段
140…記憶手段
160…センタ側端末
200…ユーザ端末
S…スケジュール情報

Claims (7)

  1. それぞれがユーザへの出力手段を有する複数のユーザ端末および前記複数のユーザ端末と通信可能に接続されたサーバ装置を具備する服薬支援システムであって、
    前記ユーザ端末の出力手段は、前記サーバ装置から受信した通知文を出力し、
    前記サーバ装置は、
    少なくとも現在時刻を取得する計時手段と、
    食事時間帯または就寝時間帯に関連した複数の服薬のタイミングのうち、複数のユーザそれぞれについて服薬すべき前記タイミング及び当該タイミングに対応する時刻を記憶し、かつ、前記タイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む前記通知文を記憶する記憶手段と、
    前記タイミング領域を前記複数のユーザそれぞれの前記タイミングを表す情報に置き換えて前記通知文を変更する部分変更手段と、
    前記現在時刻が前記タイミングに対応する時刻となったときに、当該タイミングについて前記部分変更手段が変更した通知文を当該タイミングに服薬すべき前記ユーザの前記ユーザ端末へ送信する送信手段と
    を有し、
    前記タイミングと当該タイミングに対応する時刻との関係はユーザ毎に異なる
    服薬支援システム。
  2. 前記記憶手段は、前記通知文として、服薬の備忘のための第1の通知文および服薬の確認のための第2の通知文を記憶し、
    前記部分変更手段は、前記タイミング領域を前記複数のユーザそれぞれの前記タイミングを表す情報に置き換えて前記第1の通知文および第2の通知文をそれぞれ変更し、
    前記送信手段は、前記現在時刻が前記タイミングになったときに、当該タイミングについて前記部分変更手段が変更した前記第1の通知文を送信し、前記現在時刻が前記タイミングに対応する時刻の所定時間後の時刻となったときに、当該タイミングについて前記部分変更手段が変更した前記第2の通知文を送信する
    請求項1に記載の服薬支援システム。
  3. 前記通知文は、曜日を表す情報に置き換わる曜日領域を有し、
    前記部分変更手段は、前記曜日領域を現在曜日を表す情報に置き換える
    請求項1に記載の服薬支援システム。
  4. 服薬支援システムに用いられるスケジュール設定装置であって、
    食事時間帯または就寝時間帯に関連した複数の服薬のタイミングのうち、複数のユーザそれぞれについて服薬すべき前記タイミング及び当該タイミングに対応する時刻を記憶し、かつ、前記タイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文を記憶する記憶手段と、
    前記タイミング領域を前記複数のユーザそれぞれの前記タイミングを表す情報に置き換えて前記通知文を変更する部分変更手段と
    を具備し、
    前記タイミングと当該タイミングに対応する時刻との関係はユーザ毎に異なる
    スケジュール設定装置。
  5. 服薬支援システムに用いられるスケジュール設定装置であって、
    少なくとも現在日付を取得する計時手段と、
    服薬期間および当該服薬期間における前記服薬支援システムを利用する複数のユーザそれぞれが服薬すべきタイミングを表す情報を入力する設定入力手段と、
    食事時間帯または就寝時間帯に関連した複数の服薬のタイミングのうち、複数のユーザそれぞれについて服薬すべき前記タイミング及び当該タイミングに対応する時刻を記憶し、かつ、暦情報に置き換わる暦領域および前記タイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文を記憶する記憶手段と、
    前記暦領域を前記服薬期間に含まれる現在日付に適合する暦情報に置き換え、前記タイミング領域を前記複数のユーザそれぞれの前記タイミングを表す情報に置き換えて前記通知文を変更する部分変更手段と
    を具備し、
    前記タイミングと当該タイミングに対応する時刻との関係はユーザ毎に異なる
    スケジュール設定装置。
  6. 食事時間帯または就寝時間帯に関連した複数の服薬のタイミングのうち、複数のユーザそれぞれについて服薬すべき前記タイミング及び当該タイミングに対応する時刻を記憶し、かつ、前記タイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文を記憶し、
    少なくとも現在時刻を取得し、
    前記タイミング領域を前記複数のユーザそれぞれの前記タイミングを表す情報に置き換えて前記通知文を変更し、
    前記現在時刻が前記タイミングに対応する時刻となったときに、当該タイミングについて前記変更した通知文を当該タイミングに服薬すべき前記ユーザのユーザ端末へ送信する、
    コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    前記タイミングと当該タイミングに対応する時刻との関係はユーザ毎に異なる
    情報処理方法。
  7. 服薬支援システムに用いられるスケジュール設定装置に、
    食事時間帯または就寝時間帯に関連した複数の服薬のタイミングのうち、複数のユーザそれぞれについて服薬すべき前記タイミング及び当該タイミングに対応する時刻を記憶し、かつ、前記タイミングを表す情報に置き換わるタイミング領域を含む通知文を記憶するステップと、
    少なくとも現在時刻を取得するステップと、
    前記タイミング領域を前記複数のユーザそれぞれの上記タイミングを表す情報に置き換えて前記通知文を変更するステップと、
    前記現在時刻が前記タイミングに対応する時刻となったときに、当該タイミングについて前記変更した通知文を当該タイミングに服薬すべき前記ユーザのユーザ端末へ送信するステップと
    を実行させるプログラムであって、
    前記タイミングと当該タイミングに対応する時刻との関係はユーザ毎に異なる
    プログラム。
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