JP7298176B2 - 欠点検査装置および学習済みモデル - Google Patents

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本発明は、欠点検査装置、欠点検査方法、欠点検査プログラム、学習装置および学習済みモデルに関する。
製品の外観等の検査を行う方法は、(1)目視による方法、(2)外観上の欠点部を強調し、大きさ、形等の特徴量から欠点部を抽出する画像処理アルゴリズムによる方法、(3)あらかじめ設定した正常サンプルとの比較による方法、および(4)機械学習を用いる方法に大別することができる。
このうち、上記(1)には、高感度であるものの、検査を行う人手がかかるという課題や、検査を行う人やその体調等によって、検査感度が異なるという課題がある。
上記(2)には、検出対象の特徴を明確に定義できない場合にアルゴリズムを設計することが困難であるという課題がある。また、上記(2)には、欠点の特徴を明確に定義できたとしてもアルゴリズムの設計に熟練技術者のスキルが必要になり、開発に時間を要するという課題がある。さらに、上記(2)には、製品の形状や構造が複雑な場合、欠点部分のみを抽出することが困難であるという課題もある。
上記(3)には、製品の形状や構造が複雑な場合にも対応可能であるものの、検査対象が複数ある場合には、対応する製品の正常画像全てに対して比較計算を実施する必要があるために計算コストが増加するという課題がある。また、上記(3)には、正常画像と異常画像との差異が色味の違いや寸法の差異等に起因しており、異常画像が必ずしも欠点画像を示すわけではないという課題がある。
このような状況のもと、上記(4)の機械学習を用いた方法が注目されている。この方法によれば、検出対象の特徴を明確に定義できない場合であっても、学習によってその特徴を獲得することができる。このため、検査対象画像を準備さえすればよく、検査対象ごとに1からアルゴリズムを設計する必要がないという利点も有している。
機械学習を用いた異常検出方法として、画像上の照明変化、回転、拡大縮小に対してそれぞれ不変な局所特徴量を取得し、これらの局所特徴量に対して機械学習を用いることによって異常検出を行い、異常と判別された局所特徴量を持つ画像に対して欠点を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
また、機械学習を用いた画像の検査方法として、特徴量として計算したZスコアおよび同時確率を用いることにより、機械学習で生成した良品の画像のモデルの負担率(そのモデルに分類される期待値)を計算し、この負担率を重みとする重み付け画素平均値と重み付け画素分散値を用いて欠点を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2016-110290号公報 特開2017-167624号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、欠点を検出する検査用の画像のうち、検査対象となる画像が複数の種類の微細なパターンで、かつ発生する欠点サイズが極めて小さい場合、もしくは製品の微細パターンの形状が検査対象である場合には、欠点の発生する領域において取得した微細パターンにおける局所特徴量の差異が小さく、欠点の検出精度が低下してしまうことがある。
また、上述した特許文献2の技術では、良品の画像のモデルの負担率を重みとする重み付け画素平均値と重み付け画素分散値に対する微細な欠点の影響が小さいため、欠点の検出精度が十分に高いとはいい難かった。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであって、検査対象の製品から取得した検査用の画像において欠点サイズが極めて小さい場合であっても高精度に欠点を検出することができる欠点検査装置、欠点検査方法、検査プログラム、学習装置、および学習済みモデルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の欠点検査装置は、検査用の画像が画素の欠点を含むか否かを判定する欠点検査装置であって、前記欠点を含む画像からなる第1画像群と前記欠点を含まない画像からなる第2画像群とを用いた機械学習によって生成され、画像に含まれる前記欠点のみを修復するための学習済みモデルに対して入力画像のデータを入力して前記学習済みモデルに基づく演算を行うことによって出力画像のデータを出力する画像処理部と、前記入力画像と前記出力画像との対応する領域を比較することによって両画像の差異を定量化した差異情報を算出する算出部と、前記算出部が算出した差異情報に基づいて、前記入力画像が前記欠点を含むか否かを判定する判定部と、を備える。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記第1画像群に含まれる第1画像と、前記第2画像群に含まれる画像であって前記第1画像と対応する領域の画像である第2画像とを取得し、前記第1画像および前記第2画像に対する前記差異情報を算出し、算出結果に応じて学習済みモデルが有するパラメータ群を逐次最適化する処理を繰り返す学習部をさらに備える。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記画像処理部、前記算出部および前記判定部を動作させる検査モードと、前記学習部を動作させる学習モードとを切り替え可能である。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記算出部は、前記差異情報を画素ごとに算出し、前記判定部は、前記算出部の算出結果に基づいて欠点の位置を判定する。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記差異情報に基づいて前記入力画像が有する欠点の種類を分類する分類部をさらに備える。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記学習済みモデルが出力する出力画像のデータが、前記欠点以外の部分が前記入力画像のデータと同一である。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記差異情報に基づいて欠点のみを抽出した欠点抽出画像のデータを生成する欠点抽出画像生成部をさらに備える。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記判定部の判定結果、前記入力画像、前記出力画像および前記欠点抽出画像からなる群より選ばれる1つ以上を表示部に表示させる表示制御部をさらに備える。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記学習済みモデルは、前記入力画像のデータが入力される入力層と、前記入力層が出力する信号が入力され、多層構造を有する中間層と、前記中間層が出力する信号が入力され、前記出力画像のデータを出力する出力層と、を有し、各層が一または複数のノードを有するニューラルネットワークからなる。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記第1画像群および前記第2画像群がそれぞれ有する画像のデータは量子化されており、前記画像処理部は、前記入力画像のデータを量子化してから前記学習済みモデルに入力する。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記量子化は2値化である。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記学習済みモデルは、前記第1画像群および前記第2画像群がそれぞれ有する画像のデータを量子化した第1量子化画像群および第2量子化画像群をさらに用いた機械学習によって生成されたものであり、前記入力層は、前記入力画像を量子化したデータをさらに入力し、前記出力層は、前記出力画像を量子化したデータをさらに出力する。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記ニューラルネットワークが、前記中間層が全結合層およびプーリング層を有しないタイプの畳み込みニューラルネットワークである。
また、本発明の欠点検査装置は、上記発明において、前記ニューラルネットワークが、バイパス経路を備える。
本発明の欠点検査方法は、検査用の画像が画素の欠点を含むか否かを判定する欠点検査装置が行う欠点検査方法であって、前記欠点を含む画像からなる第1画像群と前記欠点を含まない画像からなる第2画像群とを用いた機械学習によって生成され、画像に含まれる前記欠点のみを修復するための学習済みモデルに対して入力画像のデータを入力して前記学習済みモデルに基づく演算を行うことによって出力画像のデータを出力する画像処理ステップと、前記入力画像と前記出力画像との対応する領域を比較することによって両画像の差異を定量化した差異情報を算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出した差異情報を記憶部から読み出して、前記入力画像が前記欠点を含むか否かを判定する判定ステップと、を含む。
本発明の欠点検査プログラムは、検査用の画像が画素の欠点を含むか否かを判定する欠点検査装置に、前記欠点を含む画像からなる第1画像群と前記欠点を含まない画像からなる第2画像群とを用いた機械学習によって生成され、画像に含まれる前記欠点のみを修復するための学習済みモデルに対して入力画像のデータを入力して前記学習済みモデルに基づく演算を行うことによって出力画像のデータを出力する画像処理ステップと、前記入力画像と前記出力画像との対応する領域を比較することによって両画像の差異を定量化した差異情報を算出する算出ステップと、前記算出ステップで算出した差異情報に基づいて、前記入力画像が前記欠点を含むか否かを判定する判定ステップと、を実行させる。
本発明の学習装置は、画像から画素の欠点のみを修復した画像のデータを出力するよう、コンピュータを機能させるための学習済みモデルを生成する学習装置であって、前記欠点を含む画像からなる第1画像群に含まれる第1画像と、前記欠点を含まない第2画像群に含まれる画像であって前記第1画像と対応する領域の画像である第2画像とを取得し、前記第1画像と前記第2画像との差異を定量化した差異情報を算出し、算出結果に応じて学習済みモデルが有するパラメータ群を逐次最適化する処理を繰り返す学習部を備える。
本発明の学習済みモデルは、入力画像のデータが入力される入力層と、前記入力層が出力する信号が入力され、多層構造を有する中間層と、前記中間層が出力する信号が入力され、前記入力画像の欠点のみを修復した出力画像のデータを出力する出力層と、を有し、各層が一または複数のノードからなるニューラルネットワークであって前記中間層が全結合層およびプーリング層を有しないタイプの畳み込みニューラルネットワークから構成され、前記入力画像のデータを前記入力層に入力し、前記ニューラルネットワークのネットワークパラメータであって学習済みのネットワークパラメータに基づく演算を行い、前記出力層から前記出力画像のデータを出力するよう、コンピュータを機能させる。
本発明の学習済みモデルは、上記発明において、前記入力層は、前記入力画像を量子化したデータがさらに入力され、前記出力層は、前記出力画像を量子化したデータをさらに出力する。
なお、本発明における「修復」とは、正常な製品の画像、すなわち正常画像に付着や欠け等の欠点が存在する画像、すなわち欠点画像において、欠点部を除去し、正常画像を作成するのこと、を意味するものである。
本発明によれば、検査対象の製品から取得した検査用の画像において欠点サイズが極めて小さい場合であっても高精度に欠点を検出することができる。
図1は、実施の形態1に係る欠点検査システムの全体構成を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る欠点検査システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1に係る欠点検査装置が用いる畳み込みニューラルネットワークの概要を示す図である。 図4は、実施の形態1に係る欠点検査装置が行う処理の概要を示すフローチャートである。 図5は、実施の形態1に係る欠点検査装置の具体的な処理フローを模式的に示す図である。 図6は、実施の形態2に係る欠点検査装置の具体的な処理フローを模式的に示す図である。 図7は、実施の形態3に係る欠点検査装置が行う具体的な処理フローを模式的に示す図である。 図8は、実施の形態4に係る欠点検査システムの機能構成を示すブロック図である。 図9は、実施の形態4に係る欠点検査装置が行う処理の概要を示すフローチャートである。 図10は、実施の形態4の変形例に係る欠点検査装置が行う処理の概要を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る欠点検査システムの全体構成を示す図である。図2は、実施の形態1に係る欠点検査システムの機能構成を示すブロック図である。これらの図に示す欠点検査システム1は、搬送路Lで搬送される製品Pの画像データを取得するデータ取得装置2と、データ取得装置2が取得した画像データをもとに欠点検査を行う欠点検査装置3と、欠点検査装置3の欠点検査結果を表示する表示装置4とを備える。なお、図1では、データ取得装置2が搬送路Lの鉛直上方から製品Pの画像データを取得する状況を模式的に示している。
データ取得装置2は、撮像装置を有し、欠点検査装置3と電気的に接続されている。撮像装置は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の固体撮像素子を用いて構成される。
欠点検査装置3は、データ取得部31、画像処理部32、算出部33、判定部34、制御部35、および記憶部36を有する。欠点検査装置3は、データ取得装置2および表示装置4と電気的に接続されている。
データ取得部31は、データ取得装置2から送られてくる画像データ等のデータを取得し、記憶部36に出力して記憶させる。
画像処理部32は、画像に含まれる欠点のみを修復するための学習済みモデルに入力画像のデータを入力し、学習済みモデルに基づく演算を行うことによって出力画像のデータを出力する。学習済みモデルは、欠点を含む画像からなる第1画像群と、欠点を含まない画像からなる第2画像群とを用いた機械学習によってあらかじめ生成されたものである。ここで用いる機械学習としては、例えば畳み込みニューラルネットワークを用いた深層学習を挙げることができる。学習済みモデルにおけるネットワークパラメータ等の情報は、記憶部36に格納されている。
図3は、畳み込みニューラルネットワークの概要を示す図である。同図に示す畳み込みニューラルネットワーク(以下、CNNという)100は、入力層101、中間層102、および出力層103を有する。中間層102は、畳み込み層121、バッチ正規化層122、および活性化関数123からなる組を複数有しており、各畳み込み層121の出力側にバッチ正規化層122が設けられている。中間層102は、全結合層およびプーリング層を有していない。また、CNN100は、入力層101から中間層102を経由しないバイパス経路を有する。出力層103には、中間層102の出力とバイパス経路を経由した入力層101の出力の和が入力される。
CNN100において、入力層101と出力層103の次元は同一である必要がある。すなわち、CNN100に入力する入力画像のデータとCNN100が出力する出力画像のデータは、幅、高さ、チャネル数がそれぞれ同一である必要がある。ここで、チャネル数とは、画像の奥行き方向の次元数のことであり、例えばグレースケール画像の場合は1であり、RGBのカラー画像の場合は3である。入力層101と出力層103の次元が同一である必要がある理由は、算出部33が入力画像と出力画像の比較を実施する際に、画像データ間で対応する画素が存在せずに比較処理を実施できない状況を回避するためである。
CNN100は、畳み込み層121において外部のゼロ埋め等を実施することにより、中間層102における特徴量マップの次元を削減しなくてもよい。また、活性化関数123として、例えばReluを挙げることができる。
画像処理部32がCNN100を用いた演算を行うことにより、次元の削減を抑えて微細な特徴を劣化させることなく、入力画像に対応する正常画像のデータを作成することができる。すなわち、画像処理部32がCNN100を用いた演算を行うことにより、入力画像に欠点が含まれている場合、その欠点のみを修復した出力画像を得ることができる。入力画像に欠点が全く含まれていない場合、画像処理部32がCNN100を用いた演算を行うと、入力画像がそのまま出力される。
算出部33は、入力画像と出力画像との対応する領域を比較することによって両画像の差異を定量化した差異情報を算出する。算出部33が実施する比較演算として、例えば2つの画像データ間の差異を比較する一般的な方法であるSSD(Sum of Squared Difference)またはSAD(Sum of Absolute Difference)等を用いることが可能である。算出部33は、入力画像と出力画像の画素ごとの輝度値の差分により差分画像のデータを作成する。これにより、検査画像に局所的に発生する微細な欠点を検出することができる。
算出部33は、検出対象の欠点の種類に応じて差異情報を算出する。例えば、検出対象が明欠点(周囲に比べて輝度値が高い欠点)である場合、算出部33は、出力画像の輝度値から入力画像の輝度値を減算することによって差分画像のデータを生成し、そのデータにおいて輝度値が所定の閾値以上である画素数を計測する。この場合、算出部33は、輝度値が閾値以上である画素のうち隣接する画素数の総和、すなわち、欠点部の大きさに相当する情報を差異情報として用いる。
また、検出対象が暗欠点(周囲に比べて輝度値が低い欠点)である場合、算出部33は、画素ごとに入力画像の輝度値から出力画像の輝度値を減算して差分画像のデータを生成し、そのデータにおいて輝度値が正でかつその輝度値が所定の閾値(上記閾値とは異なる)を超えている画素を抽出する。これにより、暗欠点のみを高精度に抽出することが可能となる。
判定部34は、算出部33が算出した評価値を、あらかじめ定めた基準値と比較することにより、入力画像に欠点が含まれるか否かを判定する。基準値の設定方法は、例えば人為的に設定する方法や、自動的に設定する方法が考えられる。
基準値を人為的に設定する方法は、欠点の検出規格が明確な場合において、例えば欠点の画総数の閾値を1と設定することで、1画素以上の微細な欠点検出が可能となる。また、例えば画像上での連結成分の面積の基準値を10とすることで、ノイズの影響に頑健な欠点検出が可能となる。
一方、基準値を自動的に設定する方法では、あらかじめ複数の入力画像群から取得した出力画像群との比較による評価値群の統計量を用いる。統計量として、例えば標準偏差や最大値等を用いることができる。
制御部35は、欠点検査システム1の動作を統括して制御する。制御部35は、算出部33が生成した差分画像や判定部34の判定結果を表示装置4に表示させる表示制御部37を有する。表示制御部37は、欠点種別ごとに複数の差分画像を表示装置4に表示させたり、欠点の位置情報を元画像に重畳して表示装置4に表示させたり、欠点の周辺画素のみを拡大した画像を表示装置4に表示させたりすることも可能である。
記憶部36は、欠点検査装置3を動作させるための各種プログラム、および欠点検査装置3の動作に必要な各種パラメータ等を含むデータを記憶する。各種プログラムには、画像処理部32が演算を実行する学習済みモデルも含まれる。記憶部36は、各種プログラム等があらかじめインストールされたROM(Read Only Memory)、および各処理の演算パラメータやデータ等を記憶するRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等を用いて構成される。
各種プログラムは、HDD、フラッシュメモリ、CD-ROM、DVD-ROM、Blu-ray(登録商標)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して広く流通させることも可能である。また、データ取得部31が、通信ネットワークを介して各種プログラム取得することも可能である。ここでいう通信ネットワークは、例えば既存の公衆回線網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等によって実現されるものであり、有線、無線を問わない。
以上の機能構成を有する欠点検査装置3は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の1または複数のハードウェアを用いて構成される。
表示装置4は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)からなるディスプレイであり、欠点検査装置3と電気的に接続されている。表示装置4は、表示制御部37の制御のもとで欠点検査装置3から出力される表示用データを取得して表示する。
図4は、欠点検査装置3が行う処理の概要を示すフローチャートである。まず、データ取得部31がデータ取得装置2から画像のデータを取得する(ステップS1)。
続いて、画像処理部32が、学習済みモデルを用いて演算を行うことによって画像処理を実施する(ステップS2)。具体的には、画像処理部32は、CNN100に入力画像のデータを入力して演算を行うことにより、出力画像のデータを出力する。
この後、算出部33は、入力画像と出力画像との対応する領域を比較することによって両画像の差異を定量化した差異情報を算出する(ステップS3)。
続いて、判定部34は、差異情報に基づいて、入力画像が欠点を含むか否かを判定する(ステップS4)。
この後、表示制御部37は、表示装置4に判定結果を表示させる(ステップS5)。表示制御部37は、表示装置4に、算出部33の演算結果である差分画像や、判定部34の判定結果を表示させる。
図5は、欠点検査装置3の具体的な処理フローを模式的に示す図であり、暗欠点を検出する場合の検出フローを模式的に示す図である。入力画像201の右下部の楕円状のパターンには暗欠点による欠点部が含まれている。画像処理部32は、入力画像201のデータをCNN100に入力して演算を行い、欠点部を修復した出力画像202のデータを作成する。出力画像202は、欠点部のみを修復した正常画像である。
続いて、算出部33は、出力画像から入力画像を画素ごとに減算することによって差分画像203のデータを作成し、差分画像203の評価値を差異情報として算出する。差分画像203は、入力画像201の欠点部のみが強調された画像となる。このときの評価値は、例えば画素の輝度値である。
判定部34は、算出部33が算出した差分画像203の輝度値が所定の閾値以上である画素がある場合、入力画像201の製品が欠点を含むと判定する。
以上説明した実施の形態1によれば、欠点を含む画像からなる第1画像群と欠点を含まない画像からなる第2画像群とを用いた機械学習によって生成され、画像に含まれる欠点のみを修復するための学習済みモデルに対して入力画像のデータを入力して学習済みモデルに基づく演算を行うことによって出力画像のデータを出力し、入力画像と出力画像との対応する領域を比較することによって両画像の差異を定量化した差異情報を算出し、算出部が算出した差異情報に基づいて、入力画像が欠点を含むか否かを判定するため、検査対象の製品から取得した検査用の画像において欠点サイズが極めて小さい場合であっても高精度に欠点を検出することができる。
また、実施の形態1によれば、製品の製造工程で取得される検査画像(入力画像)に欠点が含まれる場合に、機械学習によって生成された学習済みモデルを用いて欠点を修復した正常画像(出力画像)を作成し、検査画像と正常画像との比較を実施して差異情報を算出するため、製品の形状が複雑であるとともに欠点が微細な場合であっても、その欠点を高精度に検出することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る欠点検査装置は、製品の成型ミスに由来する欠点を検出する。実施の形態2に係る欠点検査システムの構成は、実施の形態1と同様であるため、実施の形態1と同様の構成要素に対しては、実施の形態1と同じ符号を用いて説明する。ただし、CNN100の各層の具体的な構成は、一般に実施の形態1と異なる。
実施の形態2において、画像処理部32は、入力画像のデータに対して前処理を行う。画像処理部32が行う前処理は、画素値を離散的な値に変換する量子化処理である。以下、量子化処理の一例として、画素値を2つの値で離散化する2値化処理の場合を説明するが、実施の形態2の前処理は2値化処理に限定されるわけではない。
算出部33は、出力画像から入力画像を画素ごとに輝度値を減算することによって差分画像のデータを作成し、その差分画像において輝度値が一定値以上の画素数を計測する。製品の成型ミスが発生している場合、算出部33が算出した差異情報の値、すなわち差分画像の評価値は所定の閾値以上である。
図6は、実施の形態2に係る欠点検査装置3の具体的な処理フローを模式的に示す図である。まず、画像処理部32は、入力画像301(元画像)のデータに対して2値化処理を行う。
その後、画像処理部32は、2値化した入力画像302のデータをCNN100に入力して演算を行うことにより、欠点部を修復した出力画像303のデータを出力する。
続いて、算出部33は、画素ごとに出力画像303から2値化した入力画像302の輝度値を減算することによって差分画像304のデータを作成し、差分画像304の差異情報すなわち評価値を算出する。
判定部34は、算出部33が算出した評価値に基づいて、入力画像301に欠点が含まれているか否かを判定する。評価値が閾値以上である場合、判定部34は入力画像301に欠点が含まれていると判定する。
以上説明した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様、検査対象の製品から取得した検査用の画像において欠点サイズが極めて小さい場合であっても高精度に欠点を検出することができる。
また、実施の形態2によれば、入力画像のデータに対して2値化処理等の量子化処理を実施することにより、製品の輝度情報を失わせ、形状情報のみに着目した差異を検出することが可能となる。したがって、製品の成型ミスに由来した欠点を高精度に検出することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る欠点検査装置は、明欠点および製品の成型ミスに由来する欠点を検出する。実施の形態3に係る欠点検査システムの構成は、実施の形態1と同様であるため、実施の形態1と同様の構成要素に対しては、実施の形態1と同じ符号を用いて説明する。
実施の形態3において、画像処理部32は、入力画像のデータに2値化処理等の量子化処理を前処理として行い、2値化処理した入力画像のデータと元の入力画像のデータを別のチャネルでCNN100に入力し、各入力画像に対応する2つの出力画像のデータを出力する。
算出部33は、元の入力画像と出力画像の組から差分画像のデータを作成するとともに、量子化処理を施した入力画像と出力画像の組から差分画像のデータを作成し、各差分画像のデータをもとに評価値をそれぞれ算出する。
判定部34は、元の入力画像と出力画像の組から作成した差分画像のデータに基づく評価値から明欠点の有無を判定する一方、量子化処理を施した入力画像と出力画像の組から作成した差分画像のデータに基づく評価値から製品の成型ミスに由来する欠点の有無を判定する。
図7は、実施の形態3に係る欠点検査装置が行う具体的な処理フローを模式的に示す図である。まず、画像処理部32は、入力画像401に2値化処理を施した入力画像402のデータを生成する。続いて、画像処理部32は、2つの入力画像401、402のデータをCNN100に入力し、元の入力画像401を修復した出力画像403と、2値化処理後の入力画像402を修復した出力画像404のデータを出力する。図7では、画像の左上部の矩形状のパターンに明欠点が発生し、右下部の楕円状のパターンに製品の成型ミスに由来する欠点が発生している場合を例示している。
続いて、算出部33は、入力画像401と出力画像403、および入力画像402と出力画像404をそれぞれ用いて2つの差分画像405、406のデータを生成する。図7に示す場合、差分画像405では明欠点による欠点部451のみが抽出され、差分画像406では成型ミスに由来する欠点部461のみが抽出される。差分画像405、406の生成方法は、実施の形態1、2で説明した差分画像の生成方法とそれぞれ同様である。
その後、算出部33は、差分画像405、406に対してそれぞれ評価値を算出する。差分画像405に対する評価値の算出は、実施の形態1で説明したのと同様であり、差分画像406に対する評価値の算出は、実施の形態2で説明したのと同様である。
判定部34は、2つの評価値に基づいて欠点の有無を判定する。図7に示す場合、判定部34は、差分画像405に現れる欠点(欠点部451)と、差分画像406に現れる欠点(欠点部461)の2種類の欠点が入力画像401に含まれていると判定する。
この後、表示制御部37が表示装置4に判定結果を表示させる際には、判定部34が判定した欠点の種類についての情報をさらに表示させてもよい。
以上説明した実施の形態3によれば、実施の形態1と同様、検査対象の製品から取得した検査用の画像において欠点サイズが極めて小さい場合であっても高精度に欠点を検出することができる。
また、実施の形態3によれば、元の入力画像と量子化処理を施した入力画像とを用いて判定を行うため、異なる2種類の欠点を同時に検査することができる。その結果、計算リソースの消費と計算時間を抑えつつ、2種類の欠点検査を同時に実施することができる。なお、ここでは2種類の場合を説明したが、さらに暗欠点を検出するなど、3種類以上の複数種類の欠点を同時に検査する構成とすることも可能である。
(実施の形態4)
図8は、実施の形態4に係る欠点検査システムの機能構成を示すブロック図である。同図に示す欠点検査システム1Aは、データ取得装置2と、欠点検査装置3Aと、表示装置4とを備える。
欠点検査装置3Aは、欠点検査装置3が有する機能構成に加えて、CNN100のネットワークパラメータを最適化する学習を行う学習部38を有する。学習部38は、欠点を含む画像からなる第1画像群に含まれる第1画像のデータと、欠点を含まない第2画像群に含まれる画像であって第1画像と対応する領域の画像である第2画像のデータとを取得し、第1画像と第2画像との差異を定量化した差異情報を算出し、算出結果に応じて学習済みモデルが有するパラメータ群(ネットワークパラメータ)を逐次最適化する処理を繰り返す。この意味で、欠点検査装置3Aは、実施の形態4に係る学習装置の機能を有する。
学習部38は、入力画像に対応する教師画像のセットを十分な数だけ準備して学習用画像対とし、例えば誤算逆伝播法および確率的勾配降下法等を用いた深層学習を行うことにより、CNN100のネットワークパラメータを最適化する。入力画像が欠点画像である場合、教師画像は入力画像に対応する正常画像であり、入力画像が正常画像である場合、教師画像は入力画像と同一である。このように、学習部38が学習用画像対をもとに深層学習を行うことにより、欠点画像の欠点部のみを修復して正常画像を作成する方法を学習させることができる。
図9は、欠点検査装置3Aが行う処理の概要を示すフローチャートである。ステップS1~S5は、実施の形態1で説明した欠点検査装置3の処理と同じである。なお、ステップS1~S5の具体的な処理内容は、実施の形態1~3のいずれかの処理内容と同様である。
ステップS6において、学習部38は、入力画像のデータと、対応する教師画像のデータとを用いてCNN100のネットワークパラメータを最適化することにより、学習済みモデルの更新を行う。
以上説明した実施の形態4によれば、実施の形態1と同様、検査対象の製品から取得した検査用の画像において欠点サイズが極めて小さい場合であっても高精度に欠点を検出することができる。
また、実施の形態4によれば、任意の製品の製造工程で取得される検査画像が、複雑な背景を持ち、かつ微細な欠点であっても高精度に検出することが可能な画像処理アルゴリズムを学習によって取得することが可能となる。
(実施の形態4の変形例)
図10は、実施の形態4の変形例に係る欠点検査装置3Aが行う処理の概要を示すフローチャートである。本変形例において、欠点検査装置3Aは、検査終了時に一括して学習処理を行う。
欠点検査装置3Aが検査を開始する(ステップS10)と、データ取得部31がデータ取得装置2からデータを取得する(ステップS11)。この後に続くステップS12~S15は、図9のステップS2~S5とそれぞれ同じである。
ステップS15の後、検査が終了した場合(ステップS16:Yes)、ステップS17へ移行して学習部38が学習処理を行う(ステップS17)。その後、欠点検査装置3Aは一連の処理を終了する。
ステップS16において、検査が終了しない場合(ステップS16:No)、欠点検査装置3AはステップS11に戻る。
なお、学習部38の学習処理を逐次行うか、または検査終了時に行うかをユーザが設定できる構成としてもよいし、検査内容や検査量等の検査条件に応じて制御部35が自動的処理フローを決定する構成としてもよい。
(その他の実施の形態)
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態1~4によって限定されるべきものではない。例えば、データ取得装置2は必須ではなく、データ取得部31は通信ネットワークを介して検査対象のデータを取得してもよいし、記憶部36が保存しているデータを取得してもよい。
また、機械学習は上述した深層学習に限られるわけではなく、例えばサポートベクターマシン、決定木、ランダムフォレスト、またはアダブーストなどを用いてもよい。
本発明は、製造工程における製品の欠点検査に利用することができる。
1、1A 欠点検査システム
2 データ取得装置
3、3A 欠点検査装置
4 表示装置
31 データ取得部
32 画像処理部
33 算出部
34 判定部
35 制御部
36 記憶部
37 表示制御部
38 学習部
100 畳み込みニューラルネットワーク(CNN)
101 入力層
102 中間層
103 出力層
201、301、302、401、402 入力画像
202、303、403、404 出力画像
204、304、405、406 差分画像
231、341、451、461 欠点部

Claims (12)

  1. 検査用の画像が画素の欠点を含むか否かを判定する欠点検査装置であって、
    前記欠点を含む画像からなる第1画像群と前記欠点を含まない画像からなる第2画像群とを用いた機械学習によって生成され、画像に含まれる前記欠点のみを修復するための学習済みモデルに対して入力画像のデータを入力して前記学習済みモデルに基づく演算を行うことによって出力画像のデータを出力する画像処理部と、
    前記入力画像と前記出力画像との対応する領域を比較することによって両画像の差異を定量化した差異情報を算出する算出部と、
    前記算出部が算出した差異情報に基づいて、前記入力画像が前記欠点を含むか否かを判定する判定部と、
    を備え
    前記学習済みモデルは、
    前記入力画像のデータが入力される入力層と、
    前記入力層が出力する信号が入力され、多層構造を有する中間層と、
    前記中間層が出力する信号が入力され、前記出力画像のデータを出力する出力層と、を有し、
    各層が一または複数のノードを有するニューラルネットワークであって前記中間層が全結合層およびプーリング層を有しないタイプの畳み込みニューラルネットワークからなる欠点検査装置。
  2. 前記第1画像群に含まれる第1画像と、前記第2画像群に含まれる画像であって前記第1画像と対応する領域の画像である第2画像とを取得し、前記第1画像および前記第2画像に対する前記差異情報を算出し、算出結果に応じて学習済みモデルが有するパラメータ群を逐次最適化する処理を繰り返す学習部をさらに備える請求項1に記載の欠点検査装置。
  3. 前記画像処理部、前記算出部および前記判定部を動作させる検査モードと、前記学習部を動作させる学習モードとを切り替え可能である請求項2に記載の欠点検査装置。
  4. 前記算出部は、前記差異情報を画素ごとに算出し、
    前記判定部は、前記算出部の算出結果に基づいて欠点の位置を判定する請求項1~3のいずれか一項に記載の欠点検査装置。
  5. 前記差異情報に基づいて前記入力画像が有する欠点の種類を分類する分類部をさらに備える請求項1~4のいずれか一項に記載の欠点検査装置。
  6. 前記学習済みモデルが出力する出力画像のデータは、前記欠点以外の部分が前記入力画像のデータと同一である請求項1~5のいずれか一項に記載の欠点検査装置。
  7. 前記差異情報に基づいて欠点のみを抽出した欠点抽出画像のデータを生成する欠点抽出画像生成部をさらに備える請求項1~6のいずれか一項に記載の欠点検査装置。
  8. 前記判定部の判定結果、前記入力画像、前記出力画像および前記欠点抽出画像からなる群より選ばれる1つ以上を表示部に表示させる表示制御部をさらに備える請求項7に記載の欠点検査装置。
  9. 前記学習済みモデルは、前記第1画像群および前記第2画像群がそれぞれ有する画像のデータを量子化した第1量子化画像群および第2量子化画像群をさらに用いた機械学習によって生成されたものであり、
    前記入力層は、前記入力画像を量子化したデータをさらに入力し、
    前記出力層は、前記出力画像を量子化したデータをさらに出力する請求項1~8のいずれか一項に記載の欠点検査装置。
  10. 前記ニューラルネットワークは、バイパス経路を備える請求項1~9のいずれか一項に記載の欠点検査装置。
  11. 入力画像のデータが入力される入力層と、
    前記入力層が出力する信号が入力され、多層構造を有する中間層と、
    前記中間層が出力する信号が入力され、前記入力画像の欠点のみを修復した出力画像のデータを出力する出力層と、
    を有し、
    各層が一または複数のノードからなるニューラルネットワークであって前記中間層が全結合層およびプーリング層を有しないタイプの畳み込みニューラルネットワークから構成され、
    前記入力画像のデータを前記入力層に入力し、前記ニューラルネットワークのネットワークパラメータであって学習済みのネットワークパラメータに基づく演算を行い、前記出力層から前記出力画像のデータを出力するよう、コンピュータを機能させるための学習済みモデル。
  12. 前記入力層は、前記入力画像を量子化したデータがさらに入力され、
    前記出力層は、前記出力画像を量子化したデータをさらに出力する請求項11に記載の学習済みモデル。
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