JP7297867B2 - ランダムアクセス方法、装置及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

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Description

本願は、無線通信技術分野に関し、特に、ランダムアクセス方法、装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
現在、無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数及び電力)を共有することで、複数のユーザと通信する多元接続システムをサポートすることができる。例として、無線多元接続通信システムは、複数の基地局を含んでもよい。各基地局は、複数の通信装置の通信を同時にサポートする。これらの通信装置は、ユーザ装置(User Equipment:UE)と呼ばれてもよい。基地局は、下りリンクチャネル(例えば、基地局からUEへの伝送に用いられる)及び上りリンクチャネル(例えば、UEから基地局への伝送に用いられる)で、通信装置と通信できる。
例えば、長期的進化(Long Term Evolution:LTE)システム、第5世代(5th Generation:5G)システム又は新しい無線(New Radio:NR)システムのような幾つかの無線通信システムにおいて、無線装置は、ランダムアクセスプロセスにより、システムへのアクセスを実現させることができる。現在、既存のランダムアクセスプロセスは、競合ベースのランダムアクセスプロセス及び非競合ベースのランダムアクセスプロセスを含む。競合ベースのランダムアクセスプロセスを実現させるために、現在、4メッセージランダムアクセスプロシージャが用いられている。既存の4メッセージランダムアクセスプロシージャの望ましい遅延は、一般的には、40ミリ秒(ms)に達する。これにより、現在の4メッセージランダムアクセスプロシージャは、5Gシステム又はNGシステムにおける低遅延のサービス需要に適応できなくなる。
本願の実施例は、ランダムアクセスプロセスの遅延を低下させ、ランダムアクセスプロセスの時間的効率を向上させることができる、ランダムアクセス方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
本願の実施例の技術的解決手段は、以下のように実現する。
第1態様によれば、ランダムアクセス方法を提供する。前記方法は、UEに適用され、前記方法は、第1識別情報に基づいて、ランダムアクセス応答(Random Access Response:RAR)メッセージを受信することであって、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている、ことと、所定のウィンドウ内で、前記第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control CHannel:PDCCH)を検出することであって、前記PDCCHは、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされる、ことと、を含む。
第2態様によれば、ランダムアクセス方法を提供する。前記方法は、ネットワーク装置に適用され、前記方法は、RARメッセージを第1識別情報によりスクランブルした後、UEに送信することであって、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている、ことと、第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルすることと、スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信することと、を含む。
第3態様によれば、UEを提供する。前記UEは、第1受信部と、検出部と、を備え、
前記第1受信部は、第1識別情報に基づいて、RARメッセージを受信するように構成され、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されており、
前記検出部は、所定のウィンドウ内で、前記第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、PDCCHを検出するように構成され、前記PDCCHは、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされる。
第4態様によれば、ネットワーク装置を提供する。前記ネットワーク装置は、スクランブル部と、第2送信部と、を備え、
前記スクランブル部は、RARメッセージを第1識別情報によりスクランブルするように構成され、
前記第2送信部は、スクランブルされたRARメッセージをUEに送信するように構成され、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されており、
前記スクランブル部は更に、第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルするように構成され、
前記第2送信部は更に、スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信するように構成される。
第5態様によれば、ユーザ装置を提供する。前記ユーザ装置は、第1ネットワークインタフェースと、第1メモリと、第1プロセッサとを備え、前記第1ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワークエレメントとの情報送受信過程において、信号を送受信するように構成され、前記第1メモリは、第1プロセッサで実行し得るコンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、第1態様に記載の方法の工程を実行するように構成される。
第6態様によれば、ネットワーク装置を提供する。前記ネットワーク装置は、第2ネットワークインタフェースと、第2メモリと、第2プロセッサとを備え、前記第2ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワークエレメントとの情報送受信過程において、信号を送受信するように構成され、前記第2メモリは、第2プロセッサで実行し得るコンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記第2プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、第2態様に記載の方法の工程を実行するように構成される。
第7態様によれば、コンピュータ記憶媒体を提供する。前記コンピュータ記憶媒体に、ランダムアクセスプログラムが記憶されており、前記ランダムアクセスプログラムが少なくとも1つのプロセッサにより実行される時、第1態様又は第2態様に記載のランダムアクセス方法の工程を実現させる。
上記技術的解決手段によれば、UEは、preambleを送信した後、RARにおける第2識別情報に基づいて、PDCCHを検出する。これにより、競合衝突が解消されたかどうかを判定する。4メッセージプロシージャランダムアクセスプロセスのように、ネットワーク装置に無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)メッセージを送信し、ネットワーク装置によりRRCシグナリングに対してフィードバックされた衝突解消(Contention Resolution)メッセージを受信することで衝突解消を判定する必要がない。従って、2メッセージプロシージャにより、競合ベースのランダムアクセスプロセスを完了し、ランダムアクセスプロセスの遅延を低下させ、ランダムアクセスプロセスの時間的効率を向上させることができる。
本願の実施例による無線通信システムの例を示す図である。 関連技術における4メッセージプロシージャのランダムアクセスを示すフローチャートである。 本願の実施例によるランダムアクセス方法を示すフローチャートである。 本願の実施例によるもう1つのランダムアクセス方法を示すフローチャートである。 本願の実施例によるランダムアクセスの具体的なプロセスを示す概略図である。 本願の実施例によるUEの構造を示す概略図である。 本願の実施例によるもう1つのUEの構造を示す概略図である。 本願の実施例によるUEの具体的なハードウェア構造を示す概略図である。 本願の実施例によるネットワーク装置の構造を示す概略図である。 本願の実施例によるもう1つのネットワーク装置の構造を示す概略図である。 本願の実施例によるもう1つのネットワーク装置の具体的なハードウェア構造を示す概略図である。
以下、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術的解決手段を説明する。勿論、記述される実施例は、全ての実施例ではなく、ただ本願の一部の実施例である。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労力なしに得られる他の実施例の全ては、本願の保護範囲に含まれる。
図1を参照すると、本願の実施例による無線通信に適用されてランダムアクセスプロセスの遅延を低下させることができる無線通信システム100の例を示す。該通信システム100は、ネットワーク装置110を備えてもよい。ネットワーク装置110は、端末装置120(通信端末、端末とも呼ばれる)と通信を行う装置であってもよい。ネットワーク装置110は、特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供し、且つ該カバレッジ内に位置する端末と通信を行うことができる。任意選択的に、該ネットワーク装置110は、GSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(Base Transceiver Station:BTS)であってもよいし、WCDMAシステムにおける基地局(NodeB:NB)であってもよく、また、LTEシステムにおける進化型基地局(Evolutional NodeB:eNB又はeNodeB)であってもよく、更にクラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network:CRAN)における無線コントローラであってもよい。又は、該ネットワーク装置は、モバイルスイッチングセンタ、中継局、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル装置、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルータ、5Gネットワークにおけるネットワーク側装置又は5G基地局(gNB)、将来の進化型公衆地上移動体ネットワーク(Public Land Mobile Network:PLMN)におけるネットワーク装置等であってもよい。
該通信システム100は、ネットワーク装置110のカバレッジ範囲内に位置する少なくとも1つの端末装置120を更に備える。ここで使用される「端末装置」は、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Networks:PSTN)、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)、デジタルケーブル、直接ケーブルのような有線回線を経由して接続される装置、及び/又は別のデータ接続/ネットワークを経由して接続される装置、及び/又はセルラーネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network:WLAN)、DVB-H ネットワークのようなデジタルテレビジョンネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送送信機のような無線インタフェースを経由して接続される装置、及び/又は別の端末における、通信信号を受信/送信するように構成される装置、及び/又はモノのインターネット(Internet of Things:IoT)装置を含むが、これらに限定されない。無線通信インタフェースを経由して通信を行うように構成される端末装置は、「無線通信端末」、「無線端末」、又は「携帯端末」と呼ばれてもよい。携帯端末の例は、衛星電話またはセルラー電話、セルラー無線電話とデータ処理、ファクシミリ及びデータ通信能力とを組み合わせることができるパーソナル通信システム(Personal Communications System:PCS)端末、無線電話、ページング装置、インターネット/イントラネットアクセス、Webブラウザ、メモ帳、カレンダ及び/又は全地球測位システム(Global Positioning System:GPS)受信機を含むPDA、及び従来のラップトップ及び/又はパームトップ受信機又は無線電話送受信機を含む他の電子機器を含むが、これらに限定されない。端末装置は、アクセス端末、ユーザ装置(User Equipment:UE)、ユーザユニット、ユーザ局、移動ステーション、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザ用エージェント又はユーザ装置であってもよい。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol
:SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(Wireless Local Loop:WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant:PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルド装置、計算装置又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブル装置、5Gシステムにおける端末又は将来の進化型PLMNにおける端末等であってもよい。
任意選択的に、端末装置120同士は、端末間(Device to Device:D2D)での通信を行うことができる。
任意選択的に、5Gシステム又は5Gネットワークは、新しい無線(New Radio:NR)システム又はNRネットワークと呼ばれてもよい。
図1は、1つのネットワーク装置及び2つの端末装置を例示的に示す。任意選択的に、該通信システム100は、複数のネットワーク装置を備えてもよく、また各ネットワーク装置のカバレッジに、他の数の端末装置が含まれてもよく、本願の実施例はこれを限定するものではない。
図1に示す無線通信システム100において、端末装置120は、ネットワーク装置90へのアクセスを必要とし、ランダムアクセスプロセスをトリガすることがある。例えば、ランダムアクセスプロセスをトリガするイベントは、端末装置120が無線通信システム100へ初期アクセスするというイベント、端末装置120と無線通信システム100が同期していないというイベント、端末装置120が異なるネットワーク装置90間で切り換えるというイベント、端末装置120とネットワーク装置90との間でRRC接続(Connection)が再確立されるというイベント、端末装置120が非アクティブ状態RRC_INACTIVEから移行するというイベント、又は端末装置120が他のシステム情報(System Information:SI)により指示されるというイベントを含んでもよいが、これらに限定されない。
ランダムアクセスプロセスがトリガされる場合、現在の関連規格又はプロトコルにおいて一般的には4メッセージプロシージャにより、競合ベースのランダムアクセスを実現させる。無線通信システム100が5Gシステムであることを例として、ネットワーク装置90は、gNBであってもよく、端末装置120は、UEであってもよく、その具体的なプロセスは、図2に示すとおりである。
S210において、UEは、選択された物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access CHannel:PRACH)リソースにおいて、選択されたランダムアクセスプリアンブル(Random Access Preamble)を送信する。
該ステップにおいて、UEは、ランダムアクセスプリアンブルを第1メッセージMsg1により送信し、gNBは、Msg1を受信した後、Preambleに基づいて、上りタイミング(Timing)及び端末による第3メッセージ(Msg3)の伝送に必要な許可(grant)サイズを推定することができることが理解されるべきである。
S220において、gNBは、UEにRARを送信する。
gNBは、第2メッセージ(Msg2)によりRARを送信し、UEがMsg1の送信を完了した後、RARウィンドウ(RAR Window)を起動し、該RAR Window内で、PDCCHをモニタリングし、PDCCHを検出した後、該PDCCHによりスケジューリングされた物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)を得て、該チャネルにRARが含まれることに留意されたい。UEが該RAR Window内でRARを取得していない場合、今回のランダムアクセスプロセスが失敗した。
S230において、UEはRRCメッセージを送信する。
該RRCメッセージを第3メッセージ(Msg3)により送信することができるが、Msg3は主に、該RACHプロセスがどのようなイベントによりトリガされるかをネットワークに通知するためのものであることに留意されたい。例えば、初期ランダムアクセスプロセスであれば、msg3により、UE ID及び確立理由establishment causeが運ばれる。RRC再確立であれば、接続状態UE識別子及びestablishment causeが運ばれる。
それと同時に、msg3により運ばれるIDは、S240において競合衝突を解決することができる。
S240において、gNBが、UEに衝突解消(Contention Resolution)メッセージをフィードバックする。
該ステップにおいて、Contention Resolutionを第4メッセージ(Msg4)により伝送することができ、Msg4は、競合衝突を解決する役割及びUEにRRC設定メッセージを伝送する役割という2つの役割を有する。競合衝突解消について、下記2つの方式を用いることができる。
方式1において、S230で、UEがセル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identifier:C-RNTI)を運んでいると、C-RNTIでスクランブルされたPDCCHにより、Msg4をスケジューリングすることができる。
方式2において、S230で、UEがC-RNTIを運んでいなければ、例えば、初期アクセスの場合、一時的C-RNTI(TC-RNTI)でスクランブルされたPDCCHにより、Msg4をスケジューリングする。UEは、Msg4のPDSCHを受信し、PDSCHにおける共通制御チャネルサービスデータユニット(Common Control Channel Service Data Unit:CCCH SDU)をマッチングすることで、衝突を解消する。
図2に示すランダムアクセスプロセスから分かるように、4メッセージプロシージャは、ランダムアクセスプロセスの遅延を増加させ、5Gシステムにおける低遅延サービスに悪影響を与えてしまう。従って、現在、2メッセージプロシージャにより、元の4メッセージプロシージャのランダムアクセスプロセスを実現させることが望まれている。2メッセージプロシージャにより競合ベースのランダムアクセスを実現させる場合、競合衝突を如何に解消するかという問題、及び2メッセージプロシージャで2つのメッセージのそれぞれにより伝送する必要があるコンテンツの問題を解消する必要がある。
上記2つの解決する必要がある問題に基づいて、図3を参照すると、本願の実施例によるランダムアクセス方法を示す。該方法は、例えば、図1に示す端末装置120のようなユーザ装置(UE)に適用可能であり、該方法は以下を含んでもよい。
S301において、第1識別情報に基づいて、RARメッセージを受信し、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている。
S302において、所定のウィンドウ内で、前記第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、PDCCHを検出し、前記PDCCHは、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされる。
図3に示す技術的解決手段によれば、UEは、RARで運ばれている第2識別情報又は第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、PDCCHを検出し、PDCCHに対するデスクランブルに成功した後、PDCCHでスケジューリングされたPDSCHを受信する。これにより、UEがRARメッセージを受信する時、競合衝突が解消される。従って、2メッセージプロシージャにより、競合ベースのランダムアクセスプロセスを完了し、ランダムアクセスプロセスの遅延を低下させ、ランダムアクセスプロセスの時間的効率を向上させることができる。
図3に示す技術的解決手段について、S301の前に、UEは、eNB又はgNBのようなネットワーク装置にプリアンブル(preamble)を送信する必要もある。従って、一実現形態において、該方法は、
設定されたPRACHリソースで、preambleを送信し、設定された上りリソースで、UE識別子を送信することを更に含んでもよい。
UE識別子は、UEの一意性を表すことができる。具体的には、UE識別子は、5G一時的モバイル加入者識別番号(5G SAE Temporary Mobile Subscriber Identity:5G-S-TMSI)を含んでもよく、5G-S-TMSIの一部を含んでもよく、C-RNTIを含んでもよく、C-RNTI、物理セル識別子(Physical Cell Identifier:PCI)とショートメディアアクセス制御識別子(short Media Access Control Identifier:short MAC I)を含んでもよく、及び再開識別子(Resume ID)を含んでもよい。
上記UE識別子について、上記UE識別子がいずれもUEを一意的に区別できるため、上記各識別子間にマッピング関係がある。つまり、C-RNTIを例として、同一のUEにとって、C-RNTI以外の他の識別子をいずれも該C-RNTIにマッピングすることができる。これらの識別子にとって、5G-S-TMSIによりUEを一意的に区別できるが、通常5G-S-TMSIのサイズが長い。5G-S-TMSIのサイズを減少させるために、任意選択的に、UEはネットワーク装置と、5G-S-TMSIの一部によりUEを一意的に区別することに合意しってもよい。なお、任意選択的に、ネットワーク装置は、UEのために、UEを一意的に区別するための5G-S-TMSIの一部を予め設定することができる。Resume IDは、ネットワーク装置において、UEコンテキストを検索しやすくするUE識別子であってもよく、一般的には、UEがRRC inactive状態からRRC connectted状態に切り替わる場合に適用される。
上記実現形態において、前記設定された上りリソースは、物理上りリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel:PUCCH)リソース及び/又は物理上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel:PUSCH)リソースを含んでもよい。UE識別子は、制御情報の1つとして、PUCCHにより伝送されてもよく、PUSCHは、データを伝送できるだけでなく、制御情報も伝送できるため、UE識別子は、PUSCHによりネットワーク装置に伝送されてもよいことが理解されるべきである。
上記2つの設定された上りリソースについて、前記設定された上りリソースは前記PRACHリソースと、マッピング関係がある。つまり、UEは、あるPRACHリソースによりpreambleを送信する場合、該マッピング関係に基づいて、該PRACHリソースに対応する、UE識別子を伝送するための上りリソースを決定することができる。
図3に示す技術的解決手段において、第1識別情報は任意選択的に、ランダムアクセス無線ネットワーク一時的識別子(Random Access Radio Network Temporary Identifier,RA-RNTI)であってもよい。UEは、例えば、時間領域リソース、周波数領域リソース及び符号領域リソースのような、preambleを送信するPRACHリソースに基づいて、RA-RNTIを決定することができる。
上記技術的解決手段について、可能な実現形態として、送信されるUE識別子がC-RNTIであると、対応的に、第1識別情報は、C-RNTIを含んでもよい。この場合、第1識別情報に基づいてRARメッセージを受信することは、前記C-RNTIに基づいて、前記RARメッセージを受信することを含む。
前記RARメッセージの受信に成功した後、UEは、ランダムアクセスを完了することにに成功したことを表す。この場合、UEは、第2識別情報又は第3識別情報によりスクランブルされたPDCCHを引き続きモニタリングしないことがある。従って、前記方法は、前記RARメッセージを受信した後、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされたPDCCHの検出を停止することを更に含む。
図3に示す技術的解決手段について、第2識別情報又は第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報により、PDCCHをスクランブルするため、競合衝突を解消するために、第2識別情報は、UEを一意的に区別するための識別子であってもよい。これによれば、第2識別情報は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含んでもよい。
第2識別情報の選択可能な範囲は、UE識別子の選択可能な範囲と一致することが明らかである。これらの情報はいずれもUEを一意的に区別できる。例えば、5G-S-TMSIとC-RNTIはいずれもUEを一意的に区別できる。従って、第2識別情報に含まれるコンテンツは、送信されたUE識別子に含まれるコンテンツと一致しなくてもよい。
図3に示す技術的解決手段について、S302における所定のウィンドウは、UEがpreambleを送信した後、RARをモニタリングするRARウィンドウであってもよく、ネットワーク装置により設定された時間ウィンドウであってもよい。本実施例は、ここで、詳細な説明を省略する。
S302に記載したように、前記第2識別情報に基づいてPDCCHを検出する。UEは、第2識別情報又は第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報により、PDCCHをデスクランブルする。これにより、該ステップで、競合衝突解消を実現させることができる。従って、S302にとって、具体的には、下記任意選択的な例により実現することができる。
任意選択的な例1において、前記第2識別情報に基づいてPDCCHを検出することは、
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTIであり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、PDCCHをモニタリングすることと、PDCCHの検出に成功した場合、衝突が解消されたと判定することと、を含む。
該例において、詳しく言えば、一般的には、ネットワーク装置は、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、PDCCHをスクランブルする。従って、UEにより、設定した上りリソースで送信されたUEが、C-RNTIであれば、ネットワーク装置は、直接的に該C-RNTIを利用してPDCCHをスクランブルする。これにより、UEが、該C-RNTIによりPDCCHをデスクランブルすることに成功した場合、競合衝突が解消されたことを示す。
任意選択的な例2において、前記第2識別情報に基づいてPDCCHを検出することは、
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子によりPDCCHをモニタリングすることと、PDCCHの検出に成功し、且つ検出されたPDCCHでスケジューリングされたPDSCHにより伝送されたCCCH SDUにおける識別子が前記上りリソースにより伝送されたUE識別子と一致する場合、衝突が解消されたと判定することと、を含む。
該例において、例えば、UEにより、設定された上りリソースで送信されたUE識別子は、C-RNTIではなく、5G-S-TMSI又は一部の5G-S-TMSIであるが、ネットワーク装置は、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、PDCCHをスクランブルする。従って、RARメッセージで運ばれている第2識別情報は、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子である。UE端末は、第2識別情報のC-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子を利用して、PDCCHをモニタリングすることができる。PDCCHの検出に成功した場合、該PDCCHに基づいて、PDSCHをスケジューリングする。PDSCHにより伝送されたCCCH SDUにおける識別子が、設定した上りリソースで送信されたUE識別子と一致すると確定すれば、UEは、競合衝突が解消されたと判定する。
具体的には、上記「一致」は、2つ意味を有する。1つの意味において、該「一致」は、PDSCHにより伝送されたCCCH SDUにおける識別子が、設定した上りリソースで送信されたUE識別子と完全に一致することを表す。もう1つの意味において、該「一致」は、ある特定程度の一致性と認められてもよく、即ち、「一致すると見なされる」である。つまり、PDSCHにより伝送されたCCCH SDUにおける、例えば48個のbitのような、上位N個のビット(bit)は、上りリソースで伝送された上位N個のbitと同じであると、両者が「一致」すると認められる。
任意選択的な例3において、前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、PDCCHを検出することは、
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報が前記他の識別子とマッチングする場合、衝突が解消されたと判定することと、前記第2識別情報とマッピング関係があるC-RNTIを利用して、PDCCHをモニタリングすることと、を含む。
該例について、例えば、UEにより、設定した上りリソースで送信されたUE識別子がC-RNTIではなく、例えば5G-S-TMSIであるが、RARメッセージで運ばれている第2識別情報は、5G-S-TMSIとマッチングする、一部の5G-S-TMSIのような他の識別子である。この場合、UEは、衝突が解消されたと判定するができる。UEは、例えば一部の5G-S-TMSIとマッピング関係があるC-RNTIを取得し、C-RNTIを利用して、引き続きPDCCHをモニタリングすることができる。該マッピング関係は、特殊のより密な関連関係と認められてもよく、該マッピング関係は、ネットワーク装置によりUEのために予め設定されてもよく、既存のプロトコルにより規定されたルールによって決まってもよいことに留意されたい。
図3に示す技術的解決手段において、UEは、所定のウィンドウ内で、PDCCHを検出できなければ、競合衝突解消に失敗したことを表すことに留意されたい。従って、UEとネットワーク装置は、ランダムアクセスプロセスを再実行することができる。
上記ランダムアクセス方法から分かるように、UEは、preambleを送信した後、RARにおける第2識別情報に基づいて、PDCCHを検出する。これにより、競合衝突が解消されたかどうかを判定する。4メッセージプロシージャランダムアクセスプロセスのように、ネットワーク装置にRRCメッセージを送信し、ネットワーク装置によりRRCシグナリングに対してフィードバックされた衝突解消(Contention Resolution)メッセージを受信することで衝突解消を判定する必要がない。従って、2メッセージプロシージャにより、競合ベースのランダムアクセスプロセスを完了し、ランダムアクセスプロセスの遅延を低下させ、ランダムアクセスプロセスの時間的効率を向上させることができる。
上記技術的解決手段と同様な構想によれば、図4を参照すると、本願の実施例によるランダムアクセス方法を示す。該方法は、例えば、図1に示す基地局eNB又はgNBのような、ネットワーク装置に適用可能である。該方法は以下を含んでもよい。
S401において、RARメッセージを第1識別情報によりスクランブルした後、UEに送信し、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている。
S402において、第2識別情報又は第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルする。
S403において、スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信する。
図4に示す技術的解決手段において、ネットワーク装置は、スクランブルされたPDCCHをUEに送信し、UEは、第2識別情報又は第3識別情報に基づいて、PDCCHに対してデスクランブルを行うことに成功した場合、競合アクセスの衝突が解消されたことを表す。従って、2メッセージプロシージャにより、競合ベースのランダムアクセスプロセスを完了し、ランダムアクセスプロセスの遅延を低下させ、ランダムアクセスプロセスの時間的効率を向上させることができる。
図4に示す技術的解決手段について、可能な実現形態において、S401の前に、前記方法は、
前記UEから送信されたプリアンブル(preamble)を受信し、設定された上りリソースでUE識別子を受信することを更に含む。
UE識別子は、UEの一意性を表すことができる。具体的には、UE識別子は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含んでもよい。
上記UE識別子について、上記UE識別子がいずれもUEを一意的に区別できるため、上記各識別子間にマッピング関係がある。つまり、C-RNTIを例として、同一のUEにとって、C-RNTI以外の他の識別子をいずれも該C-RNTIにマッピングすることができる。
上記実現形態において、前記設定された上りリソースは、PUCCHリソース及び/又はPUSCHリソースを含んでもよい。また、前記設定された上りリソースは前記PRACHリソースと、マッピング関係がある。つまり、UEは、あるPRACHリソースによりpreambleを送信する場合、該マッピング関係に基づいて、該PRACHリソースに対応する、UE識別子を伝送するための上りリソースを決定することができる。
図4に示す技術的解決手段において、第1識別情報は任意選択的に、RA-RNTIであってもよい。
図4に示す技術的解決手段について、第2識別情報又は第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報により、PDCCHをスクランブルするため、競合衝突を解消するために、第2識別情報は、UEを一意的に区別するための識別子であってもよい。これによれば、第2識別情報は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含んでもよい。
第2識別情報の選択可能な範囲は、UE識別子の選択可能な範囲と一致することが明らかである。これらの情報はいずれもUEを一意的に区別できる。例えば、5G-S-TMSIとC-RNTIはいずれもUEを一意的に区別できる。従って、第2識別情報に含まれるコンテンツは、送信されたUE識別子に含まれるコンテンツと一致しなくてもよい。
図4に示す技術的解決手段において、スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信した後、UEは、第2識別情報又は第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報により、PDCCHをデスクランブルし、競合衝突解消を実現させることができる。従って,S402において、第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルすることは、下記任意選択的な例により実現することができる。
任意選択的な例1
第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルすることは、
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTIであり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、送信待ちPDCCHをスクランブルすることを含んでもよい。
任意選択的な例2
第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルすることは、
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、送信待ちPDCCHをスクランブルすることを含んでもよい。
任意選択的な例3
第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルすることは、
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報が他の識別子とマッチングする場合、前記第2識別情報とマッピング関係があるC-RNTIにより、送信待ちPDCCHをスクランブルすることを含んでもよい。
本技術的解決手段において、上記3つの任意選択的な例は、図3に示す技術的解決手段における任意選択的な例に対応し、ここで、詳細な説明を省略することが理解されるべきである。
図4に示す技術的解決手段において、可能な実現形態において、ネットワーク装置は、所定のウィンドウ内で、UEからのPDCCH検出に対するフィードバックを受信していない場合、競合衝突解消に失敗したことを判定する。従って、ネットワーク装置とUEは、ランダムアクセスプロセスを再実行することができる。
上記ランダムアクセス方法から分かるように、ネットワーク装置は、RARにおける第2識別情報に基づいてPDCCHをスクランブルする。これにより、UEは、第2識別情報に基づいてPDCCHを検出することで、競合衝突が解消されたかどうかを判定する。4メッセージプロシージャランダムアクセスプロセスのように、ネットワーク装置にRRCメッセージを送信し、ネットワーク装置によりRRCシグナリングに対してフィードバックされた衝突解消(Contention Resolution)メッセージを受信することで衝突解消を判定する必要がない。従って、2メッセージプロシージャにより、競合ベースのランダムアクセスプロセスを完了し、ランダムアクセスプロセスの遅延を低下させ、ランダムアクセスプロセスの時間的効率を向上させることができる。
前記技術的解決手段と同様な構想によれば、図5を参照すると、本願の実施例によるランダムアクセスの具体的なプロセスを示す。該プロセスは、例えば、gNB又はeNBのようなUE及び基地局に適用可能であり、該プロセスは以下を含んでもよい。
S501において、UEが、設定されたPRACHリソースで、preambleを送信し、設定されたPUCCHリソース及び/又はPUSCHリソースでUE識別子を送信する。
本技術的解決手段において、設定されたPUCCHリソース及び/又はPUSCHリソースは、設定されたPRACHリソースに対応してもよいことに留意されたい。つまり、UEは、あるPRACHリソースによりpreambleを送信する場合、該マッピング関係に基づいて、該PRACHリソースに対応する、UE識別子を伝送するための上りリソースを決定することができる。
UE識別子は、UEの一意性を表すことができる。具体的には、UE識別子は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含んでもよい。上記UE識別子について、上記UE識別子がいずれもUEを一意的に区別できるため、上記各識別子間にマッピング関係がある。つまり、C-RNTIを例として、同一のUEにとって、C-RNTI以外の他の識別子をいずれも該C-RNTIにマッピングすることができる。
S502において、基地局がpreambleを受信した後、UE識別子に基づいて、PDCCHをスクランブルするための第2識別情報を決定し、第2識別情報をRA-RNTIによりスクランブルされたRARメッセージで搬送する。
基地局は、PDCCHをスクランブルするための第2識別情報を決定した後、競合衝突解消を実現させることができる。第2識別情報は、UE識別子によって決まるため、第2識別情報は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含んでもよい。
第2識別情報の選択可能な範囲は、UE識別子の選択可能な範囲と一致することが明らかである。これらの情報はいずれもUEを一意的に区別できる。例えば、5G-S-TMSIとC-RNTIはいずれもUEを一意的に区別できる。従って、第2識別情報に含まれるコンテンツは、送信されたUE識別子に含まれるコンテンツと一致しなくてもよい。
S503において、基地局が、RA-RNTIによりスクランブルされたRARメッセージをUEに送信する。
ここで、RARメッセージで第2識別情報が搬送されている。
S504において、基地局が、第2識別情報又は第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報を利用して、送信待ちPDCCHをスクランブルする。
S504は、下記例により実現することができる。
例1
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTIであり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、送信待ちPDCCHをスクランブルする。
例2
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、送信待ちPDCCHをスクランブルする。
例3
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報が他の識別子とマッチングする場合、前記第2識別情報とマッピング関係があるC-RNTIにより、送信待ちPDCCHをスクランブルする。
S505において、基地局が、スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信する。
S506において、UEが、RA-CNTIに基づいて、RARメッセージを受信し、第2識別情報を取得する。
S507において、UEが、前記第2識別情報に基づいて、PDCCHを検出する。
UEは、所定のウィンドウ内でPDCCHを検出でき、所定のウィンドウは、UEがpreambleを送信した後、RARをモニタリングするRARウィンドウであってもよく、基地局により設定された時間ウィンドウであってもよいことに留意されたい。
S504に記載の3つの例に対応して、S507は、対応する3つの例により実現するこおtができる。
例1
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTIであり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、PDCCHをモニタリングし、
PDCCHの検出に成功した場合、衝突が解消されたと判定する。
例2
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子によりPDCCHをモニタリングし、
PDCCHの検出に成功し、且つ検出されたPDCCHでスケジューリングされたPDSCHにより伝送されたCCCH SDUにおける識別子が前記上りリソースにより伝送されたUE識別子と一致する場合、衝突が解消されたと判定する。
例3
前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報が前記他の識別子とマッチングする場合、衝突が解消されたと判定し、前記第2識別情報とマッピング関係があるC-RNTIを利用して、PDCCHをモニタリングする。
UEにとって、UEは、所定のウィンドウ内で、PDCCHを検出できなければ、競合衝突解消に失敗したことを表すことに留意されたい。従って、UEとネットワーク装置は、ランダムアクセスプロセスを再実行することができる。
基地局にとって、基地局は、所定のウィンドウ内で、UEからのPDCCH検出に対するフィードバックを受信していない場合、競合衝突解消に失敗したと判定する。この場合、基地局とUEは、ランダムアクセスプロセスを再実行することができる。
上記技術的解決手段で提供されるランダムアクセスプロセスにおいて、端末は、preambleを送信した後、RARにおける第2識別情報に基づいて、PDCCHを検出する。これにより、競合衝突が解消されたかどうかを判定する。4メッセージプロシージャランダムアクセスプロセスのように、ネットワーク装置にRRCメッセージを送信し、ネットワーク装置によりRRCシグナリングに対してフィードバックされた衝突解消(Contention Resolution)メッセージを受信することで衝突解消を判定する必要がない。従って、2メッセージプロシージャにより、競合ベースのランダムアクセスプロセスを完了し、ランダムアクセスプロセスの遅延を低下させ、ランダムアクセスプロセスの時間的効率を向上させることができる。
前記図3から図5に示す技術的解決手段と同様な構想によれば、図6を参照すると、本願の実施例によるユーザ装置UE60の構造を示す。該UEは、第1受信部601と、検出部602と、を備え、
前記第1受信部601は、第1識別情報に基づいて、RARメッセージを受信するように構成され、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されており、
前記検出部602は、所定のウィンドウ内で、前記第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、PDCCHを検出するように構成され、前記PDCCHは、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされる。
図6に示すUE60によれば、可能な実現形態において、図7を参照すると、設定されたPRACHリソースでプリアンブル(preamble)を送信し、設定された上りリソースでUE識別子を送信するように構成される第1送信部603を更に備えてもよい。
上記実現形態において、任意選択的に、前記UE識別子は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含んでもよい。
上記実現形態において、任意選択的に、前記設定された上りリソースは、PUCCHリソース及び/又はPUSCHリソースを含んでもよい。
上記実現形態において、任意選択的に、前記設定された上りリソースと前記PRACHリソースはマッピング関係がある。
図6に示すUE60によれば、可能な実現形態において、第1識別情報は、RA-RNTIを含む。
上記UE60によれば、前記UE識別子がC-RNTIである場合、前記第1受信部601は、前記C-RNTIに基づいて、前記RARメッセージを受信するように構成される。
これによれば、前記検出部602は更に、前記第1受信部601が前記RARメッセージを受信した後、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされたPDCCHの検出を停止するように構成される。
図6に示すUE60によれば、可能な実現形態において、第2識別情報は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含んでもよい。
上記実現形態において、任意選択的に、第2識別情報に含まれるコンテンツは、前記UE識別子に含まれるコンテンツと一致しない可能性がある。
図6に示すUE60によれば、可能な実現形態において、所定のウィンドウは、RARメッセージをモニタリングするRARウィンドウ、又はネットワーク装置により設定された時間ウィンドウを含む。
上記技術的解決手段によれば、前記検出部602は、前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTIであり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、PDCCHをモニタリングし、PDCCHの検出に成功した場合、衝突が解消されたと判定するように構成される。
上記技術的解決手段によれば、前記検出部602は、前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子によりPDCCHをモニタリングし、PDCCHの検出に成功し、且つ検出されたPDCCHでスケジューリングされたPDSCHにより伝送されたCCCH SDUにおける識別子が前記上りリソースにより伝送されたUE識別子と一致する場合、衝突が解消されたと判定するように構成される。
上記技術的解決手段によれば、前記検出部602は、前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報が前記他の識別子とマッチングする場合、衝突が解消されたと判定し、前記第2識別情報とマッピング関係があるC-RNTIを利用して、PDCCHをモニタリングするように構成される。
本実施例において、「部」とは一部の回路、一部のプロセッサ、一部のプログラム又はソフトウェア等であってもよく、勿論、ユニットであってもよいし、モジュールや非モジュール化のものであってもよいことは、理解されるべきである。
また、本実施例における各構成部は一つの処理ユニットに集積されてもよいし、各ユニットが物理的に別個のものとして存在してもよいし、2つ以上のユニットが一つのユニットに集積されてもよい。上記集積したユニットは、ハードウェアの形で実現してもよいし、ソフトウェア機能モジュールの形で実現してもよい。
前記集積したユニットはソフトウェア機能モジュールの形で実現され、かつ独立した製品として販売または使用されるとき、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。このような理解のもと、本発明の技術的解決手段は、本質的に、又は、従来技術に対して貢献をもたらした部分又は該技術的解決手段の一部は、ソフトウェア製品の形式で具現することができ、このようなコンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶しても良く、また、コンピュータ設備(パソコン、サーバ、又はネットワーク装置など)又はprocessor(プロセッサ)に、本実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための若干の命令を含む。前記の記憶媒体は、Uディスク、リムーバブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read-only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、ディスク、又は光ディスクなど、プログラムコードを記憶可能な各種の媒体を含む。
従って、本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体を提供する。該コンピュータ記憶媒体にはランダムアクセスプログラムが記憶されており、前記ランダムアクセスプログラムが少なくとも1つのプロセッサにより実行される時、上記図3に示すランダムアクセス方法の工程を実現させる。
上記UE60及びコンピュータ記憶媒体に基づいて、本願の実施例によるUE60の具体的なハードウェア構成を示す図8を参照すると、該装置は、第1ネットワークインタフェース801と、第1メモリ802と、第1プロセッサ803とを備え、各コンポーネントはバスシステム804を介して結合される。バスシステム804は、これらのコンポーネントの間の接続と通信を実現するためのものであることが理解されるべきである。バスシステム804は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを備える。明確に説明するために、図8において、様々なバスシステムをバスシステム804とする。ここで、第1ネットワークインタフェース801は、他の外部ネットワーク要素との情報送受信プロセスにおいて、信号を送受信するように構成され、
第1メモリ802は、前記第1プロセッサ803上で実行できるコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
第1プロセッサ803は、前記コンピュータプログラムを実行する時、第1識別情報に基づいて、RARメッセージを受信することであって、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている、ことと、所定のウィンドウ内で、前記第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、PDCCHを検出することであって、前記PDCCHは、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされる、ことと、実行するように構成される。
理解すべき点として、本発明の実施例における第1メモリ802は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方であってもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM:PROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM:EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM:EEPROM)、又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして用いられるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)であってもよい。非限定的な例証として、RAMは、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM:SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM:DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM:SDRAM)、ダブルデータレート同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM:DDRSDRAM)、エンハンスト同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM:ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM:SLDRAM)及びダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM:DRRAM)などの多数の形態で使用可能である。本明細書に記載のシステム及び方法における第1メモリ602は、これら及び任意の他の適切な形態のメモリを含むが、これらに限定されない。
第1プロセッサ803は、信号処理能力を持つ集積回路チップであってもよい。実現プロセスにおいて、上記方法の各ステップは、第1プロセッサ803におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェアの形の命令により完成することができることが理解されるべきである。上記第1プロセッサ803は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Intergrated Circuit:ASIC)、現場でプログラム可能なゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等であってもよい。本発明の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいし、該プロセッサは如何なる従来のプロセッサ等であってもよい。本発明の実施例に開示されている方法のステップを結合して、ハードウェア解読プロセッサによって完成し、又は解読プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせで実行して完成するように示す。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去プログラム可能なメモリ、レジスタ等の本分野の従来の記憶媒体内に存在してもよい。該記憶媒体は第1メモリ802内に位置し、第1プロセッサ803は第1メモリ802中の情報を読み取り、そのハードウェアと共に上記方法のプロセスを完了する。
本明細書に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はその組み合わせにより実現されることは、理解されるべきである。ハードウェアによる実現において、処理ユニットは、1つ又は複数の特定用途向け集積回路(Application Specific Intergrated Circuit:ASIC)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processing:DSP)、デジタル信号処理装置(DSP Device:DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、現場でプログラム可能なゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array:FPGA)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本出願に記載の機能を実行するための他の電子ユニット又はその組み合わせにより実現される。
ソフトウェアによる実現において、本明細書に記載の機能のモジュール(例えば、プロセス、関数など)を実行することで本明細書に記載の技術を実現させることができる。ソフトウェアコードはメモリに記憶され、プロセッサにより実行される。メモリは、プロセッサ内又はプロセッサの外部で実現される。
具体的には、UE60における第1プロセッサ803は更に、コンピュータプログラムを実行する時、前記図3に示す技術的解決手段に記載のランダムアクセス方法の工程を実行するように構成され、ここで説明を省略する。
前記図3から図5に示す技術的解決手段と同様な構想によれば、図9を参照すると、本願の実施例によるネットワーク装置90の構造を示す。該装置は、スクランブル部901と、第2送信部902と、を備え、
前記スクランブル部901は、RARメッセージを第1識別情報によりスクランブルするように構成され、
前記第2送信部902は、スクランブルされたRARメッセージをUEに送信するように構成され、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されており、
前記スクランブル部901は更に、第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルするように構成され、
前記第2送信部902は更に、スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信するように構成される。
図9に記載のネットワーク装置90によれば、可能な実現形態において、図10を参照すると、前記UEから送信されたプリアンブル(preamble)を受信し、設定された上りリソースでUE識別子を受信するように構成される第2受信部903を更に備えてもよい。
上記実現形態において、任意選択的に、前記UE識別子は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含む。
図9に記載のネットワーク装置90によれば、可能な実現形態において、前記第1識別情報は、RA-RNTIを含む。
図9に記載のネットワーク装置90によれば、可能な実現形態において、第2識別情報は、5G-S-TMSI、5G-S-TMSIの一部、C-RNTI、C-RNTIとPCIとshort MAC I、及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含む。
上記実現形態において、任意選択的に、第2識別情報に含まれるコンテンツは、前記UE識別子に含まれるコンテンツと一致しない可能性がある。
上記技術的解決手段によれば、前記スクランブル部901は、前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTIであり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、送信待ちPDCCHをスクランブルするように構成される。
上記技術的解決手段によれば、前記スクランブル部901は、前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、送信待ちPDCCHをスクランブルするように構成される。
上記技術的解決手段によれば、前記スクランブル部901は、前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報が他の識別子とマッチングする場合、前記第2識別情報とマッピング関係があるC-RNTIにより、送信待ちPDCCHをスクランブルするように構成される。
また、本発明の実施例は、コンピュータ記憶媒体を提供する。該コンピュータ記憶媒体にはランダムアクセスプログラムが記憶されており、前記ランダムアクセスプログラムが少なくとも1つのプロセッサにより実行される時、図4に示す技術的解決手段に記載の方法の工程を実現させる。コンピュータ記憶媒体に関する具体的な説明は、前記技術的解決手段における説明を参照されたい。ここで、詳細な説明を省略する。
上記ネットワーク装置90及びコンピュータ記憶媒体に基づいて、本願の実施例によるネットワーク装置90の具体的なハードウェア構成を示す図11を参照すると、該装置は、第2ネットワークインタフェース1101と、第2メモリ1102と、第2プロセッサ1103とを備え、各コンポーネントはバスシステム1104を介して結合される。バスシステム1104は、これらのコンポーネントの間の接続と通信を実現するためのものであることが理解されるべきである。バスシステム1104は、データバスに加えて、電源バス、制御バス及び状態信号バスを備える。明確に説明するために、図11において、様々なバスシステムをバスシステム1104とする。
前記第2ネットワークインタフェース1101は、他の外部ネットワーク要素との情報送受信プロセスにおいて、信号を送受信するように構成され、
第2メモリ1102は、前記第2プロセッサ1103上で実行できるコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
第2プロセッサ1103は、前記コンピュータプログラムを実行する時、RARメッセージを第1識別情報によりスクランブルした後、UEに送信することであって、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている、ことと、第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルすることと、スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信することと、を実行するように構成される。
本実施例におけるネットワーク装置90の具体的なハードウェア構成の構成部は、前記技術的解決手段に記載の対応する部分と同様であり、ここで詳細な説明を省略することは、理解されるべきである。
具体的には、ネットワーク装置90における第2プロセッサ1103は更に、前記コンピュータプログラムを実行する時、上記図4に示す技術的解決手段に記載の方法の工程を実行するように構成され、ここで詳細な説明を省略する。
本願の実施例に記載の技術的解決手段は、衝突しない限り、任意に組み合わせることができることに留意されたい。
上記は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。

Claims (15)

  1. ランダムアクセス方法であって、前記方法は、ユーザ装置(UE)に適用され、前記方法は、
    設定されたPRACHリソースでプリアンブル(preamble)を送信し、設定された上りリソースでUE識別子を送信することと、
    第1識別情報に基づいて、ランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信することであって、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている、ことと、
    所定のウィンドウ内で、前記第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、物理下り制御チャネル(PDCCH)を検出することであって、前記PDCCHは、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされる、ことと、を含むことを特徴とする
    ランダムアクセス方法。
  2. 前記UE識別子は、
    5G一時的モバイル加入者識別番号(5G-S-TMSI)、
    5G-S-TMSIの一部、
    セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、
    C-RNTI、物理セル識別子(PCI)とショートメディアアクセス制御識別子(short MAC I)、
    及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記設定された上りリソースは、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)リソース及び/又は物理上り共有チャネル(PUSCH)リソースを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記設定された上りリソースと前記PRACHリソースはマッピング関係があることを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1識別情報は、ランダムアクセス無線ネットワーク一時的識別子(RA-RNTI)を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記UE識別子がC-RNTIである場合、第1識別情報に基づいて、ランダムアクセス応答(RAR)メッセージを受信することは、
    前記C-RNTIに基づいて、前記RARメッセージを受信することを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記方法は、
    前記RARメッセージを受信した後、前記第2識別情報又は前記第3識別情報によりスクランブルされたPDCCHの検出を停止することを更に含むことを特徴とする
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記第2識別情報は、
    5G-S-TMSI、
    5G-S-TMSIの一部、
    C-RNTI、
    C-RNTI、PCIとshort MAC I、
    及び再開識別子(Resume ID)のうちのいずれか1つを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  9. 第2識別情報は、前記UE識別子と一致しない可能性があることを特徴とする
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記所定のウィンドウは、RARメッセージをモニタリングするRARウィンドウ、又はネットワーク装置により設定された時間ウィンドウを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2識別情報に基づいてPDCCHを検出することは、
    前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTIであり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子により、PDCCHをモニタリングすることと、
    PDCCHの検出に成功した場合、衝突が解消されたと判定することと、を含むことを特徴とする
    請求項1から10のうちいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第2識別情報に基づいてPDCCHを検出することは、
    前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報がC-RNTIである場合、C-RNTI又はC-RNTIに関連付けられている他の識別子によりPDCCHをモニタリングすることと、
    PDCCHの検出に成功し、且つ検出されたPDCCHでスケジューリングされたPDSCHにより伝送されたCCCH SDUにおける識別子が前記上りリソースにより伝送されたUE識別子と一致する場合、衝突が解消されたと判定することと、を含むことを特徴とする
    請求項1から10のうちいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、PDCCHを検出することは、
    前記上りリソースにより伝送されたUE識別子がC-RNTI以外の他の識別子であり、且つ前記RARメッセージで運ばれている第2識別情報が前記他の識別子とマッチングする場合、衝突が解消されたと判定することと、前記第2識別情報とマッピング関係があるC-RNTIを利用して、PDCCHをモニタリングすることと、を含むことを特徴とする
    請求項1から10のうちいずれか一項に記載の方法。
  14. ランダムアクセス方法であって、前記方法は、ネットワーク装置に適用され、前記方法は、
    UEから送信されたプリアンブル(preamble)を受信し、設定された上りリソースでUE識別子を受信することと、
    ランダムアクセス応答(RAR)メッセージを第1識別情報によりスクランブルした後、前記UEに送信することであって、前記RARメッセージで第2識別情報が搬送されている、ことと、
    第2識別情報又は前記第2識別情報と関連関係を有する第3識別情報に基づいて、送信待ちPDCCHをスクランブルすることと、
    スクランブルされたPDCCHを前記UEに送信することと、を含むことを特徴とする
    ランダムアクセス方法。
  15. ユーザ装置であって、前記ユーザ装置は、第1ネットワークインタフェースと、第1メモリと、第1プロセッサとを備え、前記第1ネットワークインタフェースは、他の外部ネットワークエレメントとの情報送受信過程において、信号を送受信するように構成され、前記第1メモリは、第1プロセッサで実行し得るコンピュータプログラムを記憶するように構成され、前記第1プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する時、請求項1から13のうちいずれか一項に記載の方法の工程を実行するように構成される、ユーザ装置。
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