JP7297348B2 - スペクトル汎化システム及び方法、並びに物質同定システム及び方法 - Google Patents
スペクトル汎化システム及び方法、並びに物質同定システム及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7297348B2 JP7297348B2 JP2022504357A JP2022504357A JP7297348B2 JP 7297348 B2 JP7297348 B2 JP 7297348B2 JP 2022504357 A JP2022504357 A JP 2022504357A JP 2022504357 A JP2022504357 A JP 2022504357A JP 7297348 B2 JP7297348 B2 JP 7297348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spectrum
- peak
- fingerprint
- standard
- neural network
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/25—Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
- G01N21/27—Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands using photo-electric detection ; circuits for computing concentration
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/20—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by using diffraction of the radiation by the materials, e.g. for investigating crystal structure; by using scattering of the radiation by the materials, e.g. for investigating non-crystalline materials; by using reflection of the radiation by the materials
- G01N23/2055—Analysing diffraction patterns
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06N—COMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
- G06N3/00—Computing arrangements based on biological models
- G06N3/02—Neural networks
- G06N3/08—Learning methods
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/60—Analysis of geometric attributes
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Pathology (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Geometry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
このような特徴量抽出として、例えば特許文献1~3に開示された深層学習用ニューラルネットワークが用いられる。
[3]本発明のスペクトル汎化システムにおいて、好ましくは、ピーク形状類型の判別パターンは、前記ピークに含まれる尖度、歪度、及び尖度と歪度の少なくとも一種類のパラメータに応じた類型別のn×1アイコンであるとよい。類型別のn×1アイコンは、前記ピークのパラメータを人工知能の一種であるスペクトル汎化システムで用いるパラメータに変換したものである。
[4]本発明のスペクトル汎化システムにおいて、好ましくは、n×1アイコン生成装置40は、前記正解のアイコンの位置をデジタル画像化された典型的スペクトル12のピーク位置座標に合わせて画像表示させる情報を含むとよい。
[5]本発明のスペクトル汎化システムにおいて、好ましくは、局所ピーク切り出し装置20は、デジタル画像化された典型的スペクトル12を1画素ごと走査し、ピーク周辺の小フレームを切り出す構成とするとよい。学習の場合は、小フレームの中および外周を含む様々な場所に満遍なくなくピークがある画像を使うのが、ピークと傾斜の違いを教える学習法として好ましいからである。
[6]本発明のスペクトル汎化システムにおいて、好ましくは、局所ピーク切り出し装置20が切り出す小フレームは、例えば典型的スペクトル12のピーク形状を的確に表現できる解像度が得られる画素数を有するとよい。
[7]本発明のスペクトル汎化システムにおいて、好ましくは、さらに、典型的スペクトル12をデジタル画像化する数値マトリクス-画像変換装置10を有するとよい。
[8]本発明のスペクトル汎化システムにおいて、好ましくは、数値マトリクス-画像変換装置10は、典型的スペクトル12をデジタル画像化するにあたり、ピークを有するスペクトルに対応する数値マトリクスを、二次元デジタル画像に変換するとよい。
[9]本発明のスペクトル汎化システムにおいて、好ましくは、前記二次元デジタル画像は、典型的スペクトル12のピーク形状を的確に表現できる解像度が得られる画素数を有するとよい。
標準スペクトルデータベース110に格納されている標準スペクトルの各々に対して作成された前記第1のフィンガープリントについて、類型化して、各類型化された個別の第1のフィンガープリントを識別して、個別の第1のフィンガープリント毎に標準フィンガープリントストレージ160に格納する標準フィンガープリント格納管理部170と、
小フレームの中心を今回の同定対象となる計測スペクトル210の画像についてトレースさせる第2のスペクトルトレーサ230と、[1]~[9]の何れかのスペクトル汎化システムで学習した局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240であって、計測スペクトル210の逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力する第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240と、第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240によって出力されたデータを結合して第2のフィンガープリントを作成する第2のハッシュ結合装置250と、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントと、第2のハッシュ結合装置250で作成された第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する比較機260とを備えることを特徴とする。
[13]本発明の物質同定システムにおいて、好ましくは、さらに、標準スペクトルデータベース110に格納されている標準スペクトルを画像化する第1の数値マトリクス―画像変換装置120を有するとよい。
[14]本発明の物質同定システムにおいて、好ましくは、さらに、前記今回の同定対象となる計測スペクトル210は、計測スペクトル210を画像化する第2の数値マトリクス―画像変換装置220により与えられるとよい。
[15]本発明の物質同定システムにおいて、例えば図11に示すように、好ましくは、さらに、計測スペクトル210が得られた場合は、非負線形回帰処理を用いて、標準フィンガープリントストレージ160に格納された複数の第1のフィンガープリントの中から候補となる成分を絞り込む非負線形回帰装置180を備え、比較機260は、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントに代えて、非負線形回帰装置180で選定された候補に対応するフィンガープリントを標準フィンガープリントストレージ160から呼び出して、第2のハッシュ結合装置250で作成された第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する構成とするとよい。
さらに、本発明の物質同定方法は、例えば図8に示すように、今回の同定対象となる計測スペクトルの画像について、小フレームの中心のトレースを行い(S310)、[10]のスペクトル汎化方法を用いて学習した第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240によって、前記計測スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力し(S320)、第2のハッシュ結合装置250により、第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240によって出力されたデータを結合して、第2のフィンガープリントを作成し(S330)、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントと、第2のハッシュ結合装置250で作成された第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する(S340)、工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
[17]本発明の物質同定方法は、例えば図12に示すように、[16]の物質同定方法において、さらに、計測スペクトル210が得られた場合は、非負線形回帰処理を用いて、標準フィンガープリントストレージ160に格納された複数の第1のフィンガープリントの中から候補となる成分を絞り込み(S360)、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントに代えて、前記非負線形回帰処理で選定された候補に対応するフィンガープリントと、第2のハッシュ結合装置250で作成された前記第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する(S370)ことを特徴とする。
図1は本発明の一実施例を示すスペクトル汎化システムの構成ブロック図である。図において、スペクトル汎化システムは、数値マトリクス-画像変換装置10、典型的スペクトル12、局所ピーク切り出し装置20、局所ピークストレージ30、n×1アイコン生成装置40、正解データストレージ50、局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60及び学習用比較機70を備えている。
図3は、数値マトリクス-画像変換装置10で用いられる、本発明の一実施例を示すスペクトル数値列データの二次元デジタル画像変換による、形状情報を含んだ入力信号形成処理の説明図で、(A)は数値列データを通常のプロット、(B)は変換後の二次元デジタル画像を示している。例えば、図3(A)に示すf(x)について、図3(B)の小フレームで切り出した情報を局所ピーク切り出し装置20に対する入力信号とすることで、局所ピーク切り出し装置20によるf(x)周辺の情報を含んだ形状認識が可能となる。
局所ピークストレージ30には、局所ピーク切り出し装置20で切り出された小フレームをすべて保存する。
図4は、本発明の一実施例を示す、小フレームを用いることによる外的攪乱要素の最小化処理の説明図である。局所的なスペクトルの尖度をスペクトルの概念とすることで、大きなスペクトル範囲のうねりの影響などを小さくすることができる。
図5は、尖部の有限ビット表示による機械が理解可能な尖度の概念的説明図で、(A)はある小フレームで切り出したスペクトル、(B)は有限ビット長による尖度の機械可読な概念化の説明図である。図5(B)に示す有限ビット長による尖度の機械可読な概念化は、図5(A)に示すスペクトル画像に対するセマンティックセグメンテーションの正解データに相当する。
局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60は、局所ピークストレージ30に保存された小フレームに対して、正解データストレージ50に保存された正解のアイコンを回答するようにニューラルネットワークのパラメータが最適化されるべく学習するものである。局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60が学習途上の段階では、学習用比較機70からパラメータ最適化に必要な調整量が局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60に帰還される。
学習用比較機70は、正解データストレージ50に格納された正解のアイコンと局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60の出力する予測のアイコンとを比較して、両者が一致するようにパラメータ最適化に必要な調整量を局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60に出力する。
図2は、本発明の一実施例を示すスペクトル汎化方法のフローチャートである。
数値マトリクス-画像変換装置10は、典型的スペクトル12の数値マトリクスをデジタル画像化する(S100)。
局所ピーク切り出し装置20は、デジタル画像化された典型的スペクトルを1画素ごとに、又は典型的スペクトル12に沿って小フレームで走査し、典型的スペクトル12の画像からピーク周辺の小フレームを切り出す(S110)。局所ピークストレージ30は、局所ピーク切り出し装置20で切り出された小フレームを局所ピークストレージに保存する(S120)。n×1アイコン生成装置40は、切り出された小フレーム内のピークに対して、ピークを意味する正解のアイコンを与える(S130)。
正解データストレージ50には、与えられた正解のアイコンが格納される(S140)。学習用比較機70では、正解データストレージ50に格納された正解のアイコンと局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60の出力する予測のアイコンとを比較して、両者が一致するようにパラメータ最適化に必要な調整量を局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60に出力する(S150)。学習用比較機70による学習の結果として、局所ピーク学習用ニューラルネットワーク60では、局所ピークストレージ30に保存された小フレームに対して、正解データストレージ50に保存された前記正解のアイコンを回答するようにニューラルネットワークのパラメータが最適化される(S160)。 上記処理は、プログラムによりコンピュータに実行させてもよい。
スペクトル数値列データの二次元デジタル画像変換による、形状情報を含んだ入力信号の形成処理
スペクトルの数値列データを、横軸波数cm-1、縦軸信号強度の通常のプロットで表すと図3(A)のようになる。これは横軸xに対して、縦軸f(x)をプロットしたものといえる。これを二次元デジタル画像情報B(x,y)として、次式で表す。
B(x,y)=1(0≦y≦f(x))
B(x,y)=0(y>f(x)) (1)
上式で表される二次元デジタル画像情報B(x,y)は、図3(B)のように1ビット二次元デジタル画像に変換したものである。ここで画像のビット情報として黒を1白を0、または黒を0白を1とする。ここでは1と0で差を表したが、二値化していれば数値は問わない。この変換により、数列f(x)は二次元デジタル情報B(x,y)に変換される。従って、コンピュータに小フレームでスペクトルを入力することにより、数列情報としてではなく二次元デジタル情報としてf(x)周辺の情報を含んだ形状認識が可能となる。
小フレームを用いることによる外的攪乱要素の最小化処理
B(x,y)に変換されたスペクトルの特徴を表している一部を小フレームで切り出すことで人工知能が学習するトレーニングデータとする(図4)。典型的にはスペクトルの尖った部分となるが、それに限らない。小フレームのサイズは、スペクトル全体のフレームサイズの1/400程度が好ましい。
この小フレームを使うことで、広い範囲に及ぶスペクトルのうねりの影響を排した機械学習が可能になる。さらに、小フレーム位置を、フレームのサイズをΔxf,Δyfとして、フレーム位置を±Δxf/2、±Δyf/2の範囲で変化させることで、スペクトルの特徴をより多くトレーニングすることができる。また、小フレームで切り出したスペクトルを左右反転させるトレーニング量を増やすことも学習効果を高めるのに望ましい。
尖部の有限ビット表示による機械が理解可能な尖度の概念化処理
切り出された小フレームの二次元デジタル情報のうち、尖度を解させるための有限ビット表示A(x,y)を、次式で表す。
A(x,y)=1(xはdf(x)/dx=0となるx,f(x)-BL≦y≦f(x))
A(x,y)=0(xはdf(x)/dx=0となるx,y<f(x)-BL,y>f(x))
A(x,y)=0(xはdf(x)/dx≠0となるx,yは任意)(2)
ここでBLは有限ビット長であり、A(x,y)を尖った部分という意味を与えるセマンティックセグメントとなる。具体的には図5(A)の小フレームのスペクトルに対して、図5(B)が正解データなる。この時のBLはフレームサイズの1/4から1が好ましい。
本発明の物質同定システムは、更に、非負線形回帰装置180、計測スペクトル210、第2の数値マトリクス―画像変換装置220、第2のスペクトルトレーサ230、第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240、第2のハッシュ結合装置250及び比較機260を備えている。
ハッシュ化とは、ハッシュ関数を用いて、任意のデータから、別の値を得るための操作をいい、当該別の値は、多くの場合は短い固定長の値である。ハッシュ関数は、主に検索の高速化やデータ比較処理の高速化に使われるもので、例えば、データベース内の項目を探したり、大きなファイル内で重複しているレコードや似ているレコードを検出する場合に利用される。
標準フィンガープリントストレージ160は、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントが格納されるものである。
本発明におけるフィンガープリントは、標準スペクトルに逐次現れるピーク形状について抽出した特徴量をベクトル化したもので、標準スペクトルに用いられた試料の素性の同一性を表すものである。本発明におけるフィンガープリントは、ピーク形状について抽出した特徴量を用いて、測定されたスペクトルの成分の照合に用いられる。
第2のスペクトルトレーサ230は、小フレームの中心を今回の同定対象となる計測スペクトル210の画像についてトレースさせる。
第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240は、前出のスペクトル汎化システムで学習した局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240によって、前記計測スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力する。
比較機260は、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントと、第2のハッシュ結合装置250で作成された第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する。比較機260の比較アルゴリズムは、分類を行う機械学習を含むアルゴリズムであるとよい。分類を行う機械学習を含むアルゴリズムとしては、位置の一致、コサイン類似度、サポートベクターマシーン、ランダムフォレスト等、各種のものがある。
第1の数値マトリクス―画像変換装置120は、標準スペクトルデータベース110に格納されている標準スペクトルを画像化する(S200)。
第1のスペクトルトレーサ130は、標準スペクトルデータベース110に格納されている標準スペクトルの画像を対象として、小フレームの中心のトレースを行なう(S210)。
続いて、前出のスペクトル汎化方法を用いて学習した第1の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク140によって、標準スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力する(S220)。第1のハッシュ結合装置150により、第1の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク140によって出力されたデータを結合して、第1のフィンガープリントを作成する(S230)。
標準フィンガープリント格納管理部170により、標準スペクトルデータベース110に格納されている標準スペクトルの各々に対して作成された第1のフィンガープリントについて類型化する(S250)。さらに、標準フィンガープリント格納管理部170は、各類型化された個別の第1のフィンガープリントを識別して、個別の第1のフィンガープリント毎に標準フィンガープリントストレージ160に格納する(S260)。
第2の数値マトリクス―画像変換装置220は、今回の同定対象となる計測スペクトルの画像化する(S300)。
第2のスペクトルトレーサ230は、今回の同定対象となる計測スペクトルの画像について、小フレームの中心のトレースを行なう(S310)。
続いて、前出のスペクトル汎化方法を用いて学習した第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240によって、前記計測スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力する(S320)。第2のハッシュ結合装置250により、第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワーク240によって出力されたデータを結合して、第2のフィンガープリントを作成する(S330)。
比較機260は、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントと、第2のハッシュ結合装置250で作成された第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する(S340)
スペクトルの尖部の予測結果(ビット表示)の一軸射影などによる次元削減とそのフィンガープリント化処理
図5で例示したようなトレーニングデータ(A)と対応する正解データ(B)を人工知能が学習することにより、例えば小フレームに図9(A)のようなスペクトルが存在する場合に、人工知能は図9(B)のような推測結果を出力する。
FP(x)=(0,0,0,0,0,4,0,0,0,0,0,0,6,6,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0,0) (3)
スペクトルのフィンガープリントのライブラリ化と新たな測定結果のフィンガープリントの一致度の導入による成分同定法
実施例4に例示した通りフィンガープリント化した標準スペクトルは、ライブラリとして保存される。このライブラリにあるフィンガープリントFPstdと、測定したスペクトルのフィンガープリントFPmeasの比較(一致度診断)を行い、一致度の高いものから順に確からしい成分として予測結果が出力される。一致度診断には、例えば、次の式(4)で表されるコサイン類似度が有効である。
図10に示すスペクトル測定と標準スペクトルを用いた信号処理によれば、外的攪乱因子のないフィンガープリント同士の比較による成分同定が可能になる。
図において、非負線形回帰装置180は、標準スペクトルデータベース110から標準スペクトルと、入力された計測スペクトル210とを用いて、非負線形回帰処理によって、候補となる成分を絞り込む。候補となる成分は、被測定物質に含まれる各種の成分に応じたものであり、中性子、X線、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、超音波など様々な電磁波を使い、吸収、散乱、回折現象など各種の現象に応じたスペクトル形状を示すものに対して適合度が高いものである。非負線形回帰処理については、後で説明する。
比較機260は、第1のハッシュ結合装置150で作成された第1のフィンガープリントに代えて、非負線形回帰装置180で選定された候補に対応するフィンガープリントを標準フィンガープリントストレージ160から呼び出して、第2のハッシュ結合装置250で作成された第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する。
S330に続いて、計測スペクトル210が得られた場合は、非負線形回帰装置180による非負線形回帰処理を用いて、標準フィンガープリントストレージ160に格納された複数の第1のフィンガープリントの中から候補となる成分を絞り込む(S360)。
比較機260によって、非負線形回帰装置180で選定された候補に対応するフィンガープリントを標準フィンガープリントストレージ160から呼び出して、第2のハッシュ結合装置250で作成された第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する(S370)。
非負線形回帰(NNLS)によるプレスクリーニングとの組み合わせることによる成分同定の改良処理
図13は、本発明の他の一実施例を示す非負線形回帰(NNLS)によるプレスクリーニングとの組み合わせによる成分同定処理の一例であって、図10の構成ブロック図で示す装置にプレスクリーニングのセレクタを設けてある。
実施例5ではライブラリにある全標準スペクトルのフィンガープリントを一致度診断に使うため、効率が低い。本発明の物質同定システムに係る成分同定の原理実証には過不足ないが、セレクタとして非負線形回帰処理を組み合わせる事で同定効率を高めることができる。
標準スペクトルライブラリで数百以上ある候補は、NNLSにより6乃至10程度にプレスクリーニングすることができ、検索効率は10倍以上に改善された。
スペクトルの形状をトレースすることにより予測を効率的に行うシステム及び方法
図15は、本発明の他の実施例を示すスペクトルの形状をトレースすることにより予測を効率的に行う処理過程の説明図で、図15(A)は逐次予測のための小フレーム走査の一例、図15(B)スペクトル形状f(x)に沿って局所予測する改善事例を示している。
図15(A)に示す信号処理では、原理的には[(Fx-Δxf)/Δxf]×[(Fy-Δyf)/Δyf]回の局所的なフィンガープリントの予測が必要になる。ここで、Fxはスペクトルのx軸のピクセル数、Fyはスペクトルのy軸のピクセル数、Δxfはx軸の一ピクセル当たりの周波数又は波数、Δyfはy軸の一ピクセル当たりの周波数又は波数である。図15(A)を基準とすると、図15(B)に示す処理は(Fy-Δyf)×Δxf/Δyf倍の予測回数の効率化が図れる。
これに対して、本実施の形態ではスペクトル形状f(x)に沿って局所予測する改善例である図15(B)の場合、Fx-Δxf回の局所フィンガープリントの予測でスペクトル全体のフィンガープリントが近似的に得られる。図15(A)と図15(B)の予測回数の比は(Fy-Δyf)×Δxf/Δyfとなり、フレームサイズが1000×1000程度の典型的なスペクトルの場合>1000倍程度の効率化が図れる。ここで、図15(B)において間引きnにより(Fx-Δxf)/n回の局所フィンガープリントの予測でスペクトル全体のフィンガープリントを近似することで、さらにn倍の予測効率の改善が図られる。
混合成分の問題は、赤外吸収分光に限ったものではない。例えば、光の波長も原理も異なるが、極めて汎用的な結晶構造分析法であるX線回折で混合成分を解析した場合、回折パターンが重なり合い、どのピークがどの成分に帰属するか特定することは困難である。本発明の構成要件事項として、X線回折で良好な解決法となった非負線形回帰演算としての非負線形回帰(NNLS)処理について述べる。
(あ):基底ベクトルと、それに対応する双対ベクトルλを計算。
(い):λが最大になる基底ベクトルを選んで、ほかの基底ベクトルと交換。
(う):(あ)と(い)の処理をすべてのλについて繰り返す。
図16はライブラリにあるX線回折の実測値を使って、NNLSによってX線回折の測定結果(破線)をフィッティングした例(実線)であり、良い一致が得られていることがわかる。
10 数値マトリクス-画像変換装置
12 典型的スペクトル
20 局所ピーク切り出し装置
30 局所ピークストレージ
40 nx1アイコン生成装置(ピーク形状類型の判別パターン)
50 正解データストレージ
60 局所ピーク学習用NN(ニューラルネットワーク)
70 学習用比較機
物質同定システムについて
110 標準スペクトルDB(データベース)
120、220 数値マトリクス-画像変換装置
130、230 スペクトルトレーサ
140、240 局所ピーク学習済NN(ニューラルネットワーク)
150、250 ハッシュ結合装置
160 標準FP(フィンガープリント)ストレージ
170 標準フィンガープリント格納管理部
180 非負線形回帰装置
210 計測スペクトル
260 比較機
Claims (17)
- デジタル画像化された典型的スペクトルを小フレームで走査し、前記典型的スペクトルの画像からピーク周辺の小フレームを切り出す局所ピーク切り出し装置と、
前記局所ピーク切り出し装置で切り出された小フレームを保存する局所ピークストレージと、
前記局所ピーク切り出し装置で切り出された小フレーム内のピークに対応する、ピークを意味する正解のアイコンを与えるn×1アイコン生成装置と、
前記n×1アイコン生成装置で与えられた前記正解のアイコンを格納する正解データストレージと、
前記局所ピークストレージに保存された小フレームに対して、前記正解データストレージに保存された前記正解のアイコンを回答するようにニューラルネットワークのパラメータが最適化される局所ピーク学習用ニューラルネットワークと、
前記正解データストレージに格納された前記正解のアイコンと前記局所ピーク学習用ニューラルネットワークの出力する予測のアイコンとを比較して、両者が一致するようにパラメータ最適化に必要な調整量を前記局所ピーク学習用ニューラルネットワークに出力する学習用比較機と、
を備え、前記局所ピーク学習用ニューラルネットワークに、様々な形の小フレームに対して、同じ形状のn×1のアイコンを回答させることで、ピークの概念を教えてスペクトルを汎化すると共に、前記n×1アイコンはnを自然数とし、[n個の画素]×[1個の画素]から構成されるn×1アイコンであることを特徴とする、スペクトル汎化システム。 - 前記n×1アイコン生成装置は、ピーク形状類型の判別パターンに応じた類型別のn×1アイコンを与えることを特徴とする請求項1に記載のスペクトル汎化システム。
- 前記ピーク形状類型の判別パターンは、前記ピークの尖度、歪度、及び尖度と歪度の少なくとも一種類に応じた類型別のn×1アイコンであることを特徴とする請求項2に記載のスペクトル汎化システム。
- 前記n×1アイコン生成装置は、前記正解のアイコンの位置をデジタル画像化された前記典型的スペクトルのピーク位置座標に合わせて画像表示させる情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のスペクトル汎化システム。
- 前記局所ピーク切り出し装置は、デジタル画像化された前記典型的スペクトルを1画素ごとに走査し、ピーク周辺の小フレームを切り出すことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のスペクトル汎化システム。
- 前記局所ピーク切り出し装置が切り出す小フレームは、前記典型的スペクトルのピーク形状を的確に表現できる解像度が得られる画素数を有することを特徴とする請求項5に記載のスペクトル汎化システム。
- さらに、前記典型的スペクトルをデジタル画像化する数値マトリクス-画像変換装置を有することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のスペクトル汎化システム。
- 前記数値マトリクス-画像変換装置は、前記典型的スペクトルをデジタル画像化するにあたり、ピークを有する前記典型的スペクトルに対応する数値マトリクスを、二次元デジタル画像に変換することを特徴とする請求項7に記載のスペクトル汎化システム。
- 前記二次元デジタル画像は前記典型的スペクトルのピーク形状を的確に表現できる解像度が得られる画素数を有することを特徴とする請求項8に記載のスペクトル汎化システム。
- デジタル画像化された典型的スペクトルを1画素ごとに、又は前記典型的スペクトルに沿って小フレームで走査し、前記典型的スペクトルの画像からピーク周辺の小フレームを切り出し、
前記切り出された小フレームを局所ピークストレージに保存し、
前記切り出された小フレーム内のピークに対して、ピークを意味する正解のアイコンを与え、
与えられた前記正解のアイコンを正解データストレージに格納し、
前記正解データストレージに格納された前記正解のアイコンと局所ピーク学習用ニューラルネットワークの出力する予測のアイコンとを比較して、両者が一致するようにパラメータ最適化に必要な調整量を前記局所ピーク学習用ニューラルネットワークに出力し、
前記調整量によって、前記局所ピークストレージに保存された小フレームに対して、前記正解データストレージに保存された前記正解のアイコンを回答するように前記局所ピーク学習用ニューラルネットワークのパラメータが最適化される、
工程をコンピュータに実行させて、前記局所ピーク学習用ニューラルネットワークに、様々な形の小フレームに対して、同じ形状のn×1のアイコンを回答させることで、ピークの概念を教えてスペクトルを汎化すると共に、前記n×1アイコンはnを自然数とし、[n個の画素]×[1個の画素]から構成されるn×1アイコンであることを特徴とするスペクトル汎化方法。 - 標準スペクトルデータベースに格納されている標準スペクトルの画像を対象として、小フレームの中心をトレースさせる第1のスペクトルトレーサと、
請求項1乃至9の何れかに記載のスペクトル汎化システムで学習した局所ピーク学習済みニューラルネットワークであって、前記標準スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力する第1の局所ピーク学習済みニューラルネットワークと、
前記第1の局所ピーク学習済みニューラルネットワークによって出力されたデータを結合して第1のフィンガープリントを作成する第1のハッシュ結合装置と、
前記第1のハッシュ結合装置で作成された第1のフィンガープリントが格納される標準フィンガープリントストレージと、
前記標準スペクトルデータベースに格納されている標準スペクトルの各々に対して作成された前記第1のフィンガープリントについて、類型化して、各類型化された個別の第1のフィンガープリントを識別して、個別の第1のフィンガープリント毎に前記標準フィンガープリントストレージに格納する標準フィンガープリント格納管理部と、
小フレームの中心を今回の同定対象となる計測スペクトルの画像についてトレースさせる第2のスペクトルトレーサと、
請求項1乃至9の何れかに記載のスペクトル汎化システムで学習した局所ピーク学習済みニューラルネットワークであって、前記計測スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力する第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワークと、
前記第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワークによって出力されたデータを結合して第2のフィンガープリントを作成する第2のハッシュ結合装置と、
前記第1のハッシュ結合装置で作成された前記第1のフィンガープリントと、前記第2のハッシュ結合装置で作成された前記第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する比較機と、
を備えることを特徴とする物質同定システム。 - 前記比較機の比較アルゴリズムは、分類を行う機械学習を含むアルゴリズムであることを特徴とする請求項11に記載の物質同定システム。
- さらに、前記標準スペクトルデータベースに格納されている標準スペクトルを画像化する第1の数値マトリクス―画像変換装置を有することを特徴とする請求項11又は12に記載の物質同定システム。
- さらに、前記今回の同定対象となる計測スペクトルは、前記計測スペクトルを画像化する第2の数値マトリクス―画像変換装置により与えられることを特徴とする請求項11又は12に記載の物質同定システム。
- 請求項11乃至14の何れかに記載の物質同定システムにおいて、さらに、
計測スペクトルが得られた場合は、非負線形回帰処理を用いて、前記標準フィンガープリントストレージに格納された複数の前記第1のフィンガープリントの中から候補となる成分を絞り込む非負線形回帰装置を備え、
前記比較機は、前記第1のハッシュ結合装置で作成された前記第1のフィンガープリントに代えて、前記非負線形回帰装置で選定された候補に対応するフィンガープリントを前記標準フィンガープリントストレージから呼び出して、前記第2のハッシュ結合装置で作成された前記第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力することを特徴とする請求項11に記載の物質同定システム。 - 標準スペクトルデータベースに格納されている標準スペクトルの画像を対象として、小フレームの中心のトレースを行い、
請求項10に記載のスペクトル汎化方法を用いて学習した第1の局所ピーク学習済みニューラルネットワークによって、前記標準スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力し、
第1のハッシュ結合装置により、前記第1の局所ピーク学習済みニューラルネットワークによって出力されたデータを結合して、第1のフィンガープリントを作成し、
前記第1のハッシュ結合装置で作成された前記第1のフィンガープリントを標準フィンガープリントストレージに格納し、
標準フィンガープリント格納管理部により、前記標準スペクトルデータベースに格納されている標準スペクトルの各々に対して作成された前記第1のフィンガープリントについて類型化して、各類型化された個別の第1のフィンガープリントを識別して、個別の第1のフィンガープリント毎に前記標準フィンガープリントストレージに格納し、
今回の同定対象となる計測スペクトルの画像について、小フレームの中心のトレースを行い、
請求項10に記載のスペクトル汎化方法を用いて学習した第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワークによって、前記計測スペクトルの逐次ピーク尤度のスコアリングをさせて、ハッシュ化したデータを出力し、
第2のハッシュ結合装置により、前記第2の局所ピーク学習済みニューラルネットワークによって出力されたデータを結合して、第2のフィンガープリントを作成し、
前記第1のハッシュ結合装置で作成された前記第1のフィンガープリントと、前記第2のハッシュ結合装置で作成された前記第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力する、
工程をコンピュータに実行させることを特徴とする物質同定方法。 - 請求項16に記載の物質同定方法において、
さらに、計測スペクトルが得られた場合は、非負線形回帰処理を用いて、前記標準フィンガープリントストレージに格納された複数の前記第1のフィンガープリントの中から候補となる成分を絞り込み、
前記第1のハッシュ結合装置で作成された前記第1のフィンガープリントに代えて、前記非負線形回帰処理で選定された候補に対応するフィンガープリントと、前記第2のハッシュ結合装置で作成された前記第2のフィンガープリントを比較し、一致度の高いフィンガープリントを予測結果として出力することを特徴とする物質同定方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020037799 | 2020-03-05 | ||
JP2020037799 | 2020-03-05 | ||
PCT/JP2021/007737 WO2021177240A1 (ja) | 2020-03-05 | 2021-03-01 | スペクトル汎化システム及び方法、並びに物質同定システム及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2021177240A1 JPWO2021177240A1 (ja) | 2021-09-10 |
JP7297348B2 true JP7297348B2 (ja) | 2023-06-26 |
Family
ID=77613065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022504357A Active JP7297348B2 (ja) | 2020-03-05 | 2021-03-01 | スペクトル汎化システム及び方法、並びに物質同定システム及び方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7297348B2 (ja) |
WO (1) | WO2021177240A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN118111940B (zh) * | 2024-03-21 | 2024-09-13 | 武汉怡特环保科技有限公司 | 大气硫化物分析方法、装置、存储介质及电子设备 |
CN117953970B (zh) * | 2024-03-27 | 2024-06-11 | 山东大学 | 一种基于高光谱图像的肺癌多基因检测方法及系统 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016209201A (ja) | 2015-05-01 | 2016-12-15 | キヤノン株式会社 | 画像生成装置、画像生成方法およびプログラム |
WO2018025361A1 (ja) | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 株式会社島津製作所 | 分析データ処理方法及び分析データ処理装置 |
JP6288913B2 (ja) | 2012-12-28 | 2018-03-07 | キヤノン株式会社 | 電子機器及びプログラム |
WO2019039313A1 (ja) | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 日本分光株式会社 | スペクトルの高速分類を利用したリアルタイムスペクトル解析 |
US20190272449A1 (en) | 2017-06-12 | 2019-09-05 | Cloudminds (Shenzhen) Robotics Systems Co., Ltd. | Substance ingredient detection method and apparatus, and detection device |
US20200003682A1 (en) | 2018-07-02 | 2020-01-02 | The Research Foundation For The State University Of New York | System and method for structural characterization of materials by supervised machine learning-based analysis of their spectra |
US20200003678A1 (en) | 2017-02-09 | 2020-01-02 | Ramot At Tel-Aviv University Ltd. | Method and system for characterizing a nanostructure by machine learning |
US20210398276A1 (en) | 2020-06-19 | 2021-12-23 | SCREEN Holdings Co., Ltd. | Image processing method and recording medium |
CN109253985B (zh) | 2018-11-28 | 2022-01-11 | 东北林业大学 | 基于神经网络的近红外光谱识别古筝面板用木材等级的方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06288913A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-18 | Fujitsu Ltd | 瓶類分別検査方法 |
US5572030A (en) * | 1994-04-22 | 1996-11-05 | Intevep, S.A. | Method for determining parameter of hydrocarbon |
JP2018018354A (ja) * | 2016-07-28 | 2018-02-01 | 高砂香料工業株式会社 | ディープラーニングを用いた飲食品の品質予測方法及び飲食品 |
CN109253935A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-01-22 | 中国水产科学研究院南海水产研究所 | 一种铜合金网衣的疲劳性能测验方法 |
-
2021
- 2021-03-01 WO PCT/JP2021/007737 patent/WO2021177240A1/ja active Application Filing
- 2021-03-01 JP JP2022504357A patent/JP7297348B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6288913B2 (ja) | 2012-12-28 | 2018-03-07 | キヤノン株式会社 | 電子機器及びプログラム |
JP2016209201A (ja) | 2015-05-01 | 2016-12-15 | キヤノン株式会社 | 画像生成装置、画像生成方法およびプログラム |
WO2018025361A1 (ja) | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 株式会社島津製作所 | 分析データ処理方法及び分析データ処理装置 |
US20200003678A1 (en) | 2017-02-09 | 2020-01-02 | Ramot At Tel-Aviv University Ltd. | Method and system for characterizing a nanostructure by machine learning |
US20190272449A1 (en) | 2017-06-12 | 2019-09-05 | Cloudminds (Shenzhen) Robotics Systems Co., Ltd. | Substance ingredient detection method and apparatus, and detection device |
WO2019039313A1 (ja) | 2017-08-24 | 2019-02-28 | 日本分光株式会社 | スペクトルの高速分類を利用したリアルタイムスペクトル解析 |
US20200003682A1 (en) | 2018-07-02 | 2020-01-02 | The Research Foundation For The State University Of New York | System and method for structural characterization of materials by supervised machine learning-based analysis of their spectra |
CN109253985B (zh) | 2018-11-28 | 2022-01-11 | 东北林业大学 | 基于神经网络的近红外光谱识别古筝面板用木材等级的方法 |
US20210398276A1 (en) | 2020-06-19 | 2021-12-23 | SCREEN Holdings Co., Ltd. | Image processing method and recording medium |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
Abdulkadir CANATAR et al.,Spectral bias and task-model alignment explain generalization in kernel regression and infinitely wide neural networks,Nature Communications,2021年05月,Vol. 12,2914 |
石井 真史ら,計測インフォマティクスとデータベースの統合による客観・高速結晶構造解析,日本結晶学会誌,2020年,Vol. 62,No. 1,PP.35-42 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2021177240A1 (ja) | 2021-09-10 |
WO2021177240A1 (ja) | 2021-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Janati et al. | Entropic optimal transport between unbalanced gaussian measures has a closed form | |
US6208752B1 (en) | System for eliminating or reducing exemplar effects in multispectral or hyperspectral sensors | |
Murphy et al. | Variable selection and updating in model-based discriminant analysis for high dimensional data with food authenticity applications | |
JP7297348B2 (ja) | スペクトル汎化システム及び方法、並びに物質同定システム及び方法 | |
CN111582348A (zh) | 条件生成式对抗网络的训练方法、装置、设备及存储介质 | |
US20230029474A1 (en) | Machine vision for characterization based on analytical data | |
Porebski et al. | Supervised texture classification: color space or texture feature selection? | |
US11972552B2 (en) | Abnormal wafer image classification | |
CN112771516A (zh) | 分类装置、分类方法、程序以及信息记录介质 | |
Laha et al. | Land cover classification using fuzzy rules and aggregation of contextual information through evidence theory | |
EP0953182A1 (en) | Intelligent hypersensor processing system (ihps) | |
Marjan et al. | PCA-based dimensionality reduction for face recognition | |
Taylor et al. | A random walk on image patches | |
EP2977933B1 (en) | Image classification | |
Bhat et al. | Effect of latent space distribution on the segmentation of images with multiple annotations | |
Islam et al. | How certain are tansformers in image classification: uncertainty analysis with Monte Carlo dropout | |
CN107607723A (zh) | 一种基于随机投影集成分类的蛋白质间相互作用测定方法 | |
JP2023006279A (ja) | 機械学習モデルを用いて検査データの良否を判定する方法、情報処理装置、及び、コンピュータープログラム | |
Bechberger et al. | Generalizing psychological similarity spaces to unseen stimuli | |
Polsterer | Dealing with uncertain multimodal photometric redshift estimations | |
Marulli et al. | Exploring the Faithfulness of Synthetic Data by Generative Models | |
CN117765041B (zh) | 一种基于配准增强和最优传输gan的dsa图像生成方法 | |
Sun et al. | Hyperspectral Image Classification based on Multi-Scale Convolutional Features and Multi-Attention Mechanisms | |
CN117274236B (zh) | 基于高光谱图像的尿液成分异常检测方法及系统 | |
Patel et al. | DDBTC approach with binary particle swarm optimization for greedy-DCNN based CBIR system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220414 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20220421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230425 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230530 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7297348 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |