JP7296330B2 - 仮想ネットワーク制御装置、仮想ネットワーク制御方法、及びプログラム - Google Patents

仮想ネットワーク制御装置、仮想ネットワーク制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、総電気料金が最小になるように、物理ネットワークに仮想ネットワークを埋め込む技術に関連するものである。
エリア毎に電気料金単価が異なる仮想ネットワーク環境においては、総電気料金が最安となるようなサーバ負荷配置及び経路選択がなされることが望ましい。
一般的にこのようなサーバ負荷配置及び経路選択問題においては、ネットワーク事業者のコスト削減手法として、消費電力をモデル化し、ネットワーク全体の消費電力を最小化する手法等が検討されている。
例えば非特許文献1には、サーバ及びリンクについて利用率を考慮した消費電力モデルを構築し、総消費電力が最小となるようなVNF(Virtual Network Function)の埋め込み方法が提案されている。しかし、非特許文献1に開示された技術では、電気料金単価のエリア格差を考慮しておらず、真の意味でコスト最小化とはなっていない。
また、非特許文献2においては、エリア毎に異なる電気料金単価を定義し、消費電力モデルと合わせて電気料金が最小となるようなVNFの埋め込み方法を提案している。しかし、非特許文献2では、新たなリクエストに対して既存ネットワークにどのように追加でVNFを埋め込むかを開示しており、複数の仮想ネットワークを埋め込む問題に対して全体最適となっていない。
Zhichao Xu et al, "Energy-efficient Virtual Network Function Placement in Telecom Networks," IEEE ICC2018, May 2018. Walid Racheg et al, "Profit-Driven Resource Provisioning in NFV-based Environments," IEEE ICC2017, May 2017.
仮想ネットワーク環境におけるサーバ負荷配置及び経路選択問題におけるコスト最小化については、消費電力をモデル化するだけではなくエリア毎に異なる電気料金単価まで考慮する必要がある。また、これらの諸条件に加え、各サーバやリンクの容量制限等の制約条件も考慮した最適化が必要である。
更に、通常は1つの物理ネットワークに複数の仮想ネットワーク(VN:Virtual Network)が埋め込まれるため、各仮想ネットワークの要求条件を加味し、全体最適となるような埋め込み法を使用することが望ましい。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、制約条件を考慮して、総電気料金が最小になるように、仮想ネットワークを物理ネットワークに埋め込むための技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、クライアントと仮想マシンを有する仮想ネットワークを、リンクとノードを有する物理ネットワークに埋め込むための仮想ネットワーク制御装置であって、
前記物理ネットワークにおけるノードの中心性を示す指標と、エリア毎の電気料金単価とに基づいて、仮想マシンを配置する候補となるノード群を決定する探索範囲削減部と、
前記探索範囲削減部により決定されたノード群における各ノードについて、前記物理ネットワークにおける容量の上限を超えないという制約の下で、ノードに仮想マシンを配置した場合におけるクライアント毎の通信経路を解候補として算出する解候補計算部と、
前記解候補計算部により算出された複数の解候補のそれぞれについての電気料金を算出し、電気料金が最小となる解候補を最適設定解として決定する電気料金計算部と
を備える仮想ネットワーク制御装置が提供される。
開示の技術によれば、制約条件を考慮して、総電気料金が最小になるように、仮想ネットワークを物理ネットワークに埋め込むための技術が提供される。
本発明の実施の形態における仮想ネットワーク制御装置の構成図である。 仮想ネットワーク制御装置のハードウェア構成例を示す図である。 ネットワークトポロジーの例を示す図である。 アルゴリズムのイメージを示す図である。 複雑なトポロジーの例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
(実施の形態の概要)
本実施の形態では、総電気料金が小さくなるように、仮想ネットワークを物理ネットワークに埋め込むための制御技術について説明する。より具体的には、各エリアの電気料金単価が既知であるサーバ負荷配置及び経路選択の問題において、各サーバやリンク、消費電力やトラヒック需要等を定式化する。当該問題の解法において、例えば、物理ネットワークのトポロジーの中心性及びエリア毎の電気料金単価を考慮した解候補削減をすることで、サーバ及びリンクの容量制限を満たしつつ、総電気料金が小さくなるような複数仮想ネットワークの埋め込みのための計算を効率良く実施する。これにより諸条件を考慮した準最適解が導出される。
以下、1以上の仮想ネットワークの埋め込みのための処理を実行する仮想ネットワーク制御装置100の構成と動作を詳細に説明する。
(装置構成)
図1に、本実施の形態における仮想ネットワーク制御装置100の機能構成例を示す。図1に示すように、仮想ネットワーク制御装置100は、物理ノード・リンク情報収集部110、消費電力情報推定部120、電気料金単価情報収集部130、仮想ネットワーク要求情報収集部140、探索範囲削減部150、配列計算部160、電気料金計算部170、制御部180、制御管理部190を有する。各部の機能概要は下記のとおりである。
物理ノード・リンク情報収集部110は、クライアントと仮想マシンを有する仮想ネットワークを埋め込む対象となる物理ネットワークのノードの数や各ノード間のリンク等のトポロジー情報や各ノード、リンクの上限容量情報等を収集する。
消費電力情報推定部120は、各ノード及び各リンクの消費電力を推定する。電気料金単価情報収集部130は、各電力会社の電気料金プラン情報を収集し、各ノード・リンクに適用される電気料金単価を収集する。
仮想ネットワーク要求情報収集部140は、対象とする各仮想ネットワークについて、各クライアントの位置(ノード)情報やそれぞれの通信で必要なトラヒック量等の要求情報を収集する。
上記の各情報収集部110、130、140は、例えば、目的の情報を格納するサーバからインターネット等を介して当該目的の情報を収集することができる。なお、仮想ネットワーク制御装置100が情報収集部110、130、140を備えないこととしてもよい。その場合、例えば、別装置の情報収集部110、130、140で収集された情報が仮想ネットワーク制御装置100に入力され、入力された情報は仮想ネットワーク制御装置100の記憶部(メモリ、HDD等)に記憶され、処理のときに読み出される。
探索範囲削減部150は、物理ネットワークトポロジー情報及び電気料金単価情報を基にサーバVM(Virtual Machine)配置候補(サーバVMを配置する候補となるノード)を算出し、算出結果を配列計算部160に渡す。
配列計算部160は、情報収集部110、130、140からの情報及び探索範囲削減部150による計算結果を基に、制約条件を満たす解の候補を導出し、導出した解候補を電気料金計算部170に渡す。なお、ここでの解候補は、サーバVMを配置するノードと、そのノードにサーバVMを配置した場合におけるサーバVMと各クライアントとの間の通信経路(トラヒックを流すリンクの集合)を有する。配列計算部160を解候補計算部と称してもよい。
電気料金計算部170は、導出された各解候補について電気料金を計算し、電気料金が最も安くなった候補を最適設定解として決定し、最適設定解を制御部180に渡す。
制御部180は、導出された最適設定解に基づき仮想ネットワーク制御を行う。本実施の形態では、制御部180は、仮想ネットワークを管理するオーケストレータに対して、導出された最適設定解に対応する仮想ネットワークが物理ネットワークに設定されるように、制御ポリシーを送信する。なお、制御部180は、仮想ネットワーク制御装置100の外部に備えられていてもよい。
制御管理部190は、電気料金単価情報収集部130及び仮想ネットワーク要求情報収集部140から各パラメータの変動を検知し、それに基づき配列計算部160、電気料金計算部170及び制御部180に適切な動作タイミングを指令する。
すなわち、本実施の形態では、仮想ネットワークが新たに追加される場合、仮想ネットワークの要求内容が変更される場合(クライアント追加、トラヒック量変更等)、電気料金単価が変更される場合等を契機として、仮想ネットワークを物理ネットワークに埋め込むための計算がなされ、計算結果に基づいて、物理ネットワークへの制御が実施される。
仮想ネットワーク制御装置100は、例えば、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現できる。
すなわち、仮想ネットワーク制御装置100は、コンピュータに内蔵されるCPUやメモリ等のハードウェア資源を用いて、仮想ネットワーク制御装置100で実施される処理に対応するプログラムを実行することによって実現することが可能である。上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(可搬メモリ等)に記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記プログラムをインターネットや電子メール等、ネットワークを通して提供することも可能である。
図2は、上記コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図2のコンピュータは、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置1000、補助記憶装置1002、メモリ装置1003、CPU1004、インタフェース装置1005、表示装置1006、及び入力装置1007等を有する。
当該コンピュータでの処理を実現するプログラムは、例えば、CD-ROM又はメモリカード等の記録媒体1001によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体1001がドライブ装置1000にセットされると、プログラムが記録媒体1001からドライブ装置1000を介して補助記憶装置1002にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体1001より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置1002は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置1003は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置1002からプログラムを読み出して格納する。CPU1004は、メモリ装置1003に格納されたプログラムに従って、仮想ネットワーク制御装置100に係る機能を実現する。インタフェース装置1005は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられ、ネットワークを介した入力手段及び出力手段として機能する。表示装置1006はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置1007はキーボード及びマウス、ボタン、又はタッチパネル等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
仮想ネットワーク制御装置100の動作の具体例について、下記の実施例を用いて説明する。
(実施例)
図3は、本実施例における仮想ネットワークを実現している物理的なネットワークのトポロジーを示す。
図3におけるA、B、Cはそれぞれノード(データセンタ)を表し、ノード間をつなぐ線1~6はそれぞれリンクを示す。図3に示すとおり、リンクは方向を有する。クライアントが、A~Cの各ノードの配下に存在し、A~Cに配置されたデータセンタのうちの1つ(サーバVMが配置されるノード)からクライアントに対してサービスが提供されるとする。なお、トラヒック観点で、以下の説明においては、クライアントはノード上に存在するものとして説明している。
図3における異なる網掛けで区別されているエリアは、電力会社の管轄を示し、エリア毎に電気料金単価が異なる。なお、エリア間で電気料金単価が同じであっても構わない。
仮想化されたネットワーク環境においては、あるサービスを提供するサーバVM(仮想マシン)をノード間で柔軟に再配置可能である。また、ネットワーク上のトラヒック経路についても仮想ネットワーク毎に選択が可能である。
このような環境において、仮想ネットワーク制御装置100は、各ノード及び各リンクの容量制限を満たしつつ、1以上の仮想ネットワークを図3の物理ネットワークに総電気料金が最小となるように埋め込む制御を実行する。具体的には、仮想ネットワーク制御装置100は、定式化された問題を解くことでこのような制御を実行する。なお、問題を定式化して記述することは必ずしも必須ではない。後述する解法により、仮想ネットワークを埋め込むための解(サーバVMの配置ノード、サーバVMとクライアント間の通信経路)が得られればよい。
本実施例における具体的な問題設定を説明する。まず、各クライアントはノード(具体的には、仮想マシンを動作させることのできるサーバ等)に配置されるサーバVMにアクセスし、ネットワークサービスを享受するものとする。
各クライアントの位置(ノード)、及びサーバVM-クライアント間で発生し得るトラヒック量は予め与えられている。また、各ノード及び各リンクの電気料金単価や、ノード容量・リンク容量の制約条件も既知とする。
より具体的には、仮想NW要求情報収集部140が、各クライアントの位置及びサーバVM-クライアント間で発生し得るトラヒック量等を収集し、電気料金単価情報収集部130が電気料金単価を収集し、物理ノード・リンク情報収集部110が、トポロジー情報、ノード容量及びリンク容量等を収集する。
仮想ネットワーク制御装置100は、制約条件の下、総電気料金が最小となるようにサーバVMの配置位置(配置ノード)とサーバVMと各クライアントとの間の通信経路を決定する。更に、トラヒック量やクライアント位置等の需要条件が異なる複数のVN(Virtual Network)を同時に1つの物理ネットワークに埋め込む場合を想定する。なお、複数のVNを埋め込むことは一例であり、1つのVNを埋め込むこととしてもよい。本問題の定式化は下記のとおりである。
<定式化について>
まず、各ノード、各リンク、それらを流れるトラヒック、及び消費電力について以下の通りに記号を定義する。
● E:リンクの集合;
● Q:エッジノードの集合;
・トラヒックはエッジノードを介してネットワークに流入したり、ネットワークから流出したりする。
● D:VNの集合;
● t pq:VN d∈Dにおける、発ノードpと着ノードqの間のトラヒック量;
● td_dq:VN d∈Dでの、サーバVMからクライアントqまでのトラヒック量;
● tu_pd:VN d∈Dでの、クライアントpからサーバVMへのトラヒック量;
● (i,j)∈E:ノードiからノードjへのリンク;
● cij:(i,j)のリンク容量;
● c:ノードiのサーバ容量;
● xij pqd:VN d∈Dにおいてノードp∈Qからノードq∈Qへのトラヒックのうち、(i,j)を通る量の割合;
● yij:(i,j)を通るトラヒック量;
● w:VN d∈DのサーバVMによるサーバリソース使用量;
● z :VN d∈DのサーバVMをノードkに置いたとき1、そうでなければ0を取る変数;
● fij(yij):(i,j)の電気料金(そのリンク上のトラヒック量yijの関数);
・例:fij(yij)=aijJ(yij
・aijはリンク(i,j)の電気料金
・J(yij)はyが0なら0、y>0なら1を返す関数
●g(y):ノードiの電気料金(そのノードにつながる全リンクのトラヒック量yの関数);
・例:g(y)=bJ(y)
・bはノードiの電気料金
・J(y)はyが0なら0、y>0なら1を返す関数
以上の定義を基に、目的関数及び制約条件を以下の通り定式化する。
● 目的関数
Figure 0007296330000001
(I(i≠q)は、i≠qなら1、そうでなければ0を返す関数)
● s.t.(制約条件)
Figure 0007296330000002
Figure 0007296330000003
Figure 0007296330000004
Figure 0007296330000005
Figure 0007296330000006
Figure 0007296330000007
Figure 0007296330000008
Figure 0007296330000009
Figure 0007296330000010
目的関数のminの中の第一項(Σijij(yij))は全リンクの電気料金である。第二項(Σ{ΣΣp,q∈QΣJ(xij pqd)+ΣΣp,q∈QΣJ(xji pqd×I(i≠q))}は全ノードの電気料金である。minの本式により総電気料金を最小化している。なお、g{}の{}の中は、ノードiにつながる全リンクを見たときのトラヒックの有無を示している。
制約条件式1は、ある経路途中のノードについて流入するトラヒック量と流出するトラヒック量が等しいことを示している。制約条件式2は、発ノードpからのトラヒック(入力)が他ノードへの出力の和に等しいことを示しており、制約条件式1と合わせてトラヒックの保存を規定している。
制約条件式3は、全トラヒック量tと、tに対するリンク(i,j)に流れるトラヒックy、tに対するyの割合xについて関係性を示している。
制約条件式4及び5は、各サーバ及び各リンクの容量上限を規定している。制約条件式6は、xは割合を示すため0~1の間の値であることを規定している。制約条件式7は、発ノードpと着ノードqの間の総トラヒック量は、pq間の上りトラヒック量と下りトラヒック量の和であることを示している。
制約条件式8は、zがバイナリーデータであることを規定している。制約条件9は、各VNにおいて、サーバVMを1か所(1ノード)に割り当てることを示している。なお、各VNにおいてサーバVMを1箇所(1ノード)に割り当てることは例であり、各VNにおいてサーバVMを複数箇所に割り当ててもよい。
上記の問題を解く方法は特定の方法に限られない。本実施例では、探索範囲削減部150により絞られた探索範囲(サーバVMの配置候補)を用いて、配列計算部160が上記の問題の解候補を算出し、電気料金計算部170が各解候補についての電気料金を計算し、電気料金が最も安い候補を、最適設定解として決定する。その後、制御部180がオーケストレータへの指示を実行する。以下、解を算出する手順例を詳細に説明する。
<配列計算部160による解候補算出手順>
まず、配列計算部160による解候補算出手順を説明する。配列計算部160は、埋め込み対象のVNに対して下記のS1~S5を実行する。
S1:サーバVMを配置する1つのノードxを決定する。
S2:あるクライアントが配置されたノードiについて、xとの間の取り得るルート(通信経路)を算出し、それぞれについて解(ルート、トラヒック量)を解配列に追記する。
S3:解配列において、サーバ(ノード)及びリンクの容量上限をチェックし、容量を超えるものは解候補から削除する。
S4:他のクライアントが配置されたノードについても同様にS2~S3に従い、解配列に解候補を追記する。
S5:サーバVM配置箇所を他のノード位置に変更し、変更後のサーバVMのノード位置で上記のS2~S4を実行する処理を、全てのノード位置(探索範囲が絞られる場合は、絞られた全てのノード位置)で行う。
複数のVNがある場合、あるVNに対して上記のS1~S5で得られたそれぞれの解候補(サーバVMの配置ノードが異なるそれぞれの解候補)に対し、次のVNについて上記のS1~S5を行うことで、当該次のVNについての各解配列が得られる。このような処理を、複数のVNにおけるそれぞれのVNに対して行う。
処理の中で、複数VNが埋め込まれた状態のサーバ及びリンクの容量上限をチェックし、容量を超えるものは解候補から削除する。
例えば、ノードAの容量制限が3である場合に、3つのVNが埋め込まれた状態のある解候補についてのノードAの容量が3になり、当該解候補に追加される別のVNのある解候補についてのノードAの容量が1になった場合、容量の合計は4になり、ノードAの容量上限を超えるので、その解候補は削除される。
配列計算部160により得られた解候補は電気料金計算部170に渡され、電気料金計算部170が、各解候補について総電気料金を計算し、総電気料金が最も小さい解候補を最適解として抽出する。
配列計算部160が実行する解配列を用いた解法について、図4を参照して、あるVNについての具体例を説明する。図4に示す各テーブルが解配列である。各解配列におけるA~Cは、ノードA~Cを示し、A~Cの各列はサーバVMの配置を示す。1~6は、リンク1~6であり、1~6の各列はリンク利用量(リンクを流れるトラヒック量)を示している。
あるVNに対するOD(Origin Destination)ペア#1(サーバVMをノードAに置き、ノードCのクライアントを対象とする場合)における解候補1では、サーバVMをノードAに置いているためA列の1行目に「1」を置いている。ここでは、1サーバVMに必要なリソースを1としている。
また、クライアントC(ノードC配下のクライアント)からの経路をC→A(図3のリンク4)としているため、4の列(リンク4を表す)の一行目にトラヒック量の「5」を置いている。解候補2については経路をC→B→A(リンク6、リンク2)としているため、6の列と2の列の一行目にそれぞれ「5」を置いている。なお、ここでは、例として、クライアントからサーバVMへのトラヒックを取り上げている。サーバVMからクライアントへのトラヒックについても同様に解配列への追記が行われる。
次に、解候補1からの展開である解候補1-1及び1-2では、解候補1を基に別のクライアントによる通信を埋め込んでいる。解候補1-1では解候補1と同様にサーバVMをノードAに置いており、Aの列の2行目に「1」を追記している。また、クライアントBからの通信経路をB→A(リンク2)としており、結果として2の列2行目にトラヒック量「2」を追記している。
解候補1-2では通信経路をB→C→A(リンク5、リンク4)としており、結果として5の列と4の列の2行目にそれぞれ「2」が追記されている。
配列計算部160は、解配列への追記が行われるたびに、リンクの各列の合計値を計算する。その結果、合計値がそのリンクの容量を超えるようであれば解候補から配列自体を削除し、以降の探索も行わない。例えば、リンク4の容量上限が6である場合、解候補1-2は容量を超過しているため解候補から削除し、以降の探索も行わない。ノードについては、前述した定式化のように、サーバVMをあるノードに置くことで、あるリソース量w(ここでは1と想定)が使用されるとした場合、VNにおける複数サーバVMの埋め込みや複数VNの複数サーバVMの埋め込みにより、ノードのサーバ容量が上限を超えるかどうかをチェックし、上限を超える解候補は削除し、以降の探索も行わない。
このように、全てのVNそれぞれについて、全てのクライアントについて解配列への追記を行った上で、容量制限を満たした解候補の総電気料金を計算し最も安くなったものを最適解として決定する。
<電気料金の算出方法>
電気料金計算部170は、各電気料金を、ノードとリンクのそれぞれについて、
「電気料金単価(円/kWh)」×「機器の稼働時間(h)」×「消費電力(kW)」
により計算する。なお、電気料金算出の対象となるノード(電気料金が0ではないノード)は、トラヒックの発出元/着信先ノード(クライアント、サーバVMがあるノード)、トラヒックが通るノードである。電気料金算出の対象となるリンク(電気料金が0ではないリンク)は、トラヒックが流れるリンクである。
上記の式における「消費電力(kW)」については、例えば、消費電力情報推定部120が、過去の実績データから推定する。「機器の稼働時間(h)」についても過去の実績データから推定することとしてもよいし、予め定めた時間を用いてもよい。
ノードの「電気料金単価(円/kWh)」については、該当ノードが存在するエリアの「電気料金単価(円/kWh)」を用いる。リンクについても同様である。
ただし、リンクについては、電気料金単価が異なる複数エリアに跨る場合がある。その場合、例えば、当該複数エリアの電気料金単価の平均を当該リンクの電気料金算出に使用する。また、リンクがエリアにかかる長さの割合で電気料金単価を按分してもよい。例えば、電気料金単価がPAのエリアA、電気料金単価がPBのエリアB、電気料金単価がPCのエリアCがあるとして、長さLのリンクのうち、L/2がエリアAに含まれ、L/3がエリアBに含まれ、L/6がエリアCに含まれているとする。このとき、下記の式で当該リンクの電気料金を計算することができる。
(「PA/2」+「PB/3」+「PC/6」)×「リンクの稼働時間(h)」×「リンクの消費電力(kW)」
(「電気料金単価(円/kWh)」×「機器の稼働時間(h)」×「消費電力(kW)」)を用いて電気料金を算出する方法は、前述した定式化におけるfij(yij)、g(y)で電気料金を求めることの一例である。トラヒックがあれば、(「機器の稼働時間(h)」×「消費電力(kW)」)は0より大きくなるから、(「電気料金単価(円/kWh)」×「機器の稼働時間(h)」×「消費電力(kW)」)はトラヒック量の関数の例である。
「消費電力(kW)」に関して、一例として、下記の式に基づき、消費電力情報推定部120が、過去のある一定期間におけるノード稼働時の消費電力の平均を取ることでノードの消費電力を推定する。
Figure 0007296330000011
各記号の意味は下記のとおりである。
:ノードiの稼働時の消費電力推定値
:平均を取る時刻の始点
:平均を取る時刻の終点
(t):ノードiの時刻tにおける消費電力
(t)=1(ノードiが時刻tにおいて稼働している場合)
=0(上記以外)
Figure 0007296330000012
:時刻tからtにおいて、ノードiが稼働している総時間
平均に用いる期間は例えば1週間分のデータを用いることが考えられる。また、前日の実績データを適用する方法も想定される。
リンクの消費電力についても、上記の処理でノードをリンクと読み替えることで、ノードと同様にして電気料金を計算できる。
<解探索範囲の削減について>
上述した実施例では、説明の便宜上、ノード数が3つの小規模なトポロジーで例を示した。ノード数が3よりも大きなトポロジーにおいても本実施例の手法は適用可能である。
しかし、ノード数が大きい場合、上記の解導出の際に解の組合せ数が膨大となるため、現実的な時間内での解導出のために解探索範囲の削減が必要となる。本実施例において、上記解法におけるサーバVM配置候補を削減する手法について説明する。なお、サーバVM配置候補を削減する処理を実行することは必須ではなく、例えば、ノード数が小さい場合等ではサーバVM配置候補を削減する処理を実行しないこととしてもよい。
一般に通信距離(通信経路長)が短いほど通信経路上で発生する消費電力が小さくなるため、各クライアントからの通信距離が短くなるノードを選択することが望ましい。本実施例はこの観点で解探索範囲の削減を行う。本実施例では、ノードの各クライアントからの近さを測る指標として近接中心性を用いる。
仮想ネットワーク制御装置100の探索範囲削減部150は、近接中心性を以下の式で計算する。近接中心性は他のノードまでの距離が小さいほど大きな値を取るため、近接中心性が高いノードにサーバVMを置くことで各クライアントからの通信経路長が小さくなることが期待される。
Centc_i=(N-1)/Li
上記の式において、Centc_iは、ノードiの近接中心性であり、Nは対象とするネットワークにおけるノード数であり、Liはノードiから他のノードまでの距離の総和である。
一例として、図5に示すトポロジーにおける各ノードの近接中心性を計算すると、近接中心性が高い上位3ノードとその数値はそれぞれ(ノード9:0.45)、(ノード12:0.43)、(ノード10:0.41)となり、トポロジーの中心により近いノードが選択されていることがわかる。
また、電気料金を最小化するために、中心性を考慮するだけでなく、できるだけ電気料金単価bが安いノードにサーバVMを配置することを考慮してもよい。本実施例では、中心性と電気料金単価bとを考慮した、サーバVM配置候補を絞る指標として、ノードiについてのF(i)を下記の式のとおり、「中心性/電気料金単価」として定義する。
F(i)=Centc_i/b
上記式に示すとおり、近接中心性が高く、ノードiが属するエリアの電気料金単価が安いほどF(i)の値は大きくなる。探索範囲削減部150は、サーバVM配置候補となる全ノードに対してそれぞれF(i)を算出し、サーバVM配置候補をF(i)値が大きいノード群(例えば、上位10%に入るノード群等)に絞る。これにより、探索数を大幅に削減することが可能となる。
本実施例においては、ノードの中心性(クライアントとノード間の近さ)を評価するための指標として近接中心性を用いたが、近接中心性を用いることは一例であり、中心性を評価するための他の指標を用いてもよい。例えば、次数中心性や媒介中心性等を適用することとしてもよい。
媒介中心性は、下記の式で計算され、対象ノードが各ノード間の最短経路を媒介している度合が高いほど高くなる。従って、媒介中心性が高いノードにサーバVMを置くことで各クライアントからの通信経路長が小さくなることが期待される。
Figure 0007296330000013
Centb_i:ノードiの媒介中心性
rootp,q(i):ノードpからノードqへの最短経路のうちノードiを通る経路の数
rootp,q:ノードpからqへの最短経路の数
探索範囲削減部150が中心性を算出する際は、クライアントの配置状況を考慮しても良い。また、本実施例では、F(i)を「中心性/電気料金単価」として計算したが、これは一例であり、これら2つのパラメータを用いた別の関数によりF(i)を算出してもよい。
(実施の形態の効果)
以上、説明したように、本実施の形態では、物理ネットワークにおけるサーバ及びリンクの容量制限を満たしつつ、総電気料金を最小化するように、当該物理ネットワークに1以上の仮想ネットワークを埋め込むことができる。また、物理ネットワークのトポロジーの中心性及びエリア毎の電気料金単価を考慮した解候補削減をすることで、効率良く解を算出することができる。
(実施の形態のまとめ)
本明細書には、少なくとも下記各項の仮想ネットワーク制御装置、仮想ネットワーク制御方法、及びプログラムが開示されている。
(第1項)
クライアントと仮想マシンを有する仮想ネットワークを、リンクとノードを有する物理ネットワークに埋め込むための仮想ネットワーク制御装置であって、
前記物理ネットワークにおけるノードの中心性を示す指標と、エリア毎の電気料金単価とに基づいて、仮想マシンを配置する候補となるノード群を決定する探索範囲削減部と、
前記探索範囲削減部により決定されたノード群における各ノードについて、前記物理ネットワークにおける容量の上限を超えないという制約の下で、ノードに仮想マシンを配置した場合におけるクライアント毎の通信経路を解候補として算出する解候補計算部と、
前記解候補計算部により算出された複数の解候補のそれぞれについての電気料金を算出し、電気料金が最小となる解候補を最適設定解として決定する電気料金計算部と
を備える仮想ネットワーク制御装置。
(第2項)
前記探索範囲削減部は、前記中心性を示す指標を前記電気料金単価で割った値に基づいて前記ノード群を決定する
第1項に記載の仮想ネットワーク制御装置。
(第3項)
前記電気料金計算部は、解候補として算出された各リンクと各ノードについて、属するエリアの電気料金単価を用いて電気料金を算出する
第1項又は第2項に記載の仮想ネットワーク制御装置。
(第4項)
リンクが複数のエリアにかかる場合において、前記電気料金計算部は、当該リンクに対して、当該複数のエリアの電気料金単価の平均を用いる、又は、当該複数のエリアに含まれるリンクの長さの割合に基づき算出した電気料金単価を用いる
第3項に記載の仮想ネットワーク制御装置。
(第5項)
クライアントと仮想マシンを有する仮想ネットワークを、リンクとノードを有する物理ネットワークに埋め込むための仮想ネットワーク制御装置が実行する仮想ネットワーク制御方法であって、
前記物理ネットワークにおけるノードの中心性を示す指標と、エリア毎の電気料金単価とに基づいて、仮想マシンを配置する候補となるノード群を決定する探索範囲削減ステップと、
前記探索範囲削減ステップにより決定されたノード群における各ノードについて、前記物理ネットワークにおける容量の上限を超えないという制約の下で、ノードに仮想マシンを配置した場合におけるクライアント毎の通信経路を解候補として算出する解候補計算ステップと、
前記解候補計算ステップにより算出された複数の解候補のそれぞれについての電気料金を算出し、電気料金が最小となる解候補を最適設定解として決定する電気料金計算ステップと
を備える仮想ネットワーク制御方法。
(第6項)
コンピュータを、第1項ないし第4項のうちいずれか1項に記載の仮想ネットワーク制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 仮想ネットワーク制御装置
110 物理ノード・リンク情報収集部
120 消費電力情報推定部
130 電気料金単価情報収集部
140 仮想ネットワーク要求情報収集部
150 探索範囲削減部
160 配列計算部
170 電気料金計算部
180 制御部
190 制御管理部
1000 ドライブ装置
1001 記録媒体
1002 補助記憶装置
1003 メモリ装置
1004 CPU
1005 インタフェース装置
1006 表示装置
1007 入力装置

Claims (6)

  1. クライアントと仮想マシンを有する仮想ネットワークを、リンクとノードを有する物理ネットワークに埋め込むための仮想ネットワーク制御装置であって、
    前記物理ネットワークにおけるノードの中心性を示す指標と、エリア毎の電気料金単価とに基づいて、仮想マシンを配置する候補となるノード群を決定する探索範囲削減部と、
    前記探索範囲削減部により決定されたノード群における各ノードについて、前記物理ネットワークにおける容量の上限を超えないという制約の下で、ノードに仮想マシンを配置した場合におけるクライアント毎の通信経路を解候補として算出する解候補計算部と、
    前記解候補計算部により算出された複数の解候補のそれぞれについての電気料金を算出し、電気料金が最小となる解候補を最適設定解として決定する電気料金計算部と
    を備える仮想ネットワーク制御装置。
  2. 前記探索範囲削減部は、前記中心性を示す指標を前記電気料金単価で割った値に基づいて前記ノード群を決定する
    請求項1に記載の仮想ネットワーク制御装置。
  3. 前記電気料金計算部は、解候補として算出された各リンクと各ノードについて、属するエリアの電気料金単価を用いて電気料金を算出する
    請求項1又は2に記載の仮想ネットワーク制御装置。
  4. リンクが複数のエリアにかかる場合において、前記電気料金計算部は、当該リンクに対して、当該複数のエリアの電気料金単価の平均を用いる、又は、当該複数のエリアに含まれるリンクの長さの割合に基づき算出した電気料金単価を用いる
    請求項3に記載の仮想ネットワーク制御装置。
  5. クライアントと仮想マシンを有する仮想ネットワークを、リンクとノードを有する物理ネットワークに埋め込むための仮想ネットワーク制御装置が実行する仮想ネットワーク制御方法であって、
    前記物理ネットワークにおけるノードの中心性を示す指標と、エリア毎の電気料金単価とに基づいて、仮想マシンを配置する候補となるノード群を決定する探索範囲削減ステップと、
    前記探索範囲削減ステップにより決定されたノード群における各ノードについて、前記物理ネットワークにおける容量の上限を超えないという制約の下で、ノードに仮想マシンを配置した場合におけるクライアント毎の通信経路を解候補として算出する解候補計算ステップと、
    前記解候補計算ステップにより算出された複数の解候補のそれぞれについての電気料金を算出し、電気料金が最小となる解候補を最適設定解として決定する電気料金計算ステップと
    を備える仮想ネットワーク制御方法。
  6. コンピュータを、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の仮想ネットワーク制御装置における各部として機能させるためのプログラム。
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