JP7294662B2 - 周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法 - Google Patents

周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7294662B2
JP7294662B2 JP2020032761A JP2020032761A JP7294662B2 JP 7294662 B2 JP7294662 B2 JP 7294662B2 JP 2020032761 A JP2020032761 A JP 2020032761A JP 2020032761 A JP2020032761 A JP 2020032761A JP 7294662 B2 JP7294662 B2 JP 7294662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output
controlled object
signal
estimated value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020032761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021135860A (ja
Inventor
拓矢 木下
透 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiroshima University NUC
Original Assignee
Hiroshima University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hiroshima University NUC filed Critical Hiroshima University NUC
Priority to JP2020032761A priority Critical patent/JP7294662B2/ja
Publication of JP2021135860A publication Critical patent/JP2021135860A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7294662B2 publication Critical patent/JP7294662B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

本発明は、周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法に関する。
制御器の構造パラメータを設定し、性能のよい制御系を設計するためには、制御対象の応答特性を把握することが求められる。特に、安定性、応答特性を向上させるためには、制御対象の周波数特性を把握することが求められる。制御対象の周波数特性は、種々の周波数の信号を制御対象に入力して、その出力信号と入力信号とを計測して推定される。また、制御対象の周波数特性を理解し易くするため、推定された周波数特性からボード線図が作成される(例えば、特許文献1)。
特開2006-10596号公報
特許文献1では、閉ループ回路に種々の周波数の正弦波信号を入力して、その出力信号と入力信号との関係から周波数特性を推定し、ボード線図を作成することとしている。
精度よく制御対象の周波数特性を推定するためには、種々の周波数の正弦波信号に対する入出力応答の取得実験を要するので、同定に要する時間、コストが増大する。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、短時間、低コストで制御対象の周波数特性を推定することができる周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、この発明の第1の観点に係る周波数特性推定装置は、
制御対象に所定の入力信号を入力して得られる、少なくとも一組の入出力応答を取得する開ループデータ取得部と、
前記所定の入力信号を入力して正弦波信号を出力する推定値生成フィルタと、前記制御対象とに基づいて、複数の異なる周波数の正弦波信号に対する前記制御対象の入出力信号を生成する演算部と、を備え、
前記演算部は、
前記推定値生成フィルタが出力する正弦波信号を所定の周波数に設定し、
前記開ループデータ取得部で取得された入出力応答の入力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第1出力信号を生成し、
前記開ループデータ取得部で取得された前記制御対象の出力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第2出力信号を生成し、
前記第1出力信号及び前記第2出力信号に基づいて前記制御対象の入出力信号を生成する。
また、前記所定の入力信号は、
ステップ入力又はインパルス入力である、
こととしてもよい。
この発明の第2の観点に係る周波数特性推定方法では、
制御対象に所定の入力信号を入力して得られる、少なくとも一組の入出力応答を取得する開ループデータ取得工程と、
前記所定の入力信号を入力して正弦波信号を出力する推定値生成フィルタと、前記制御対象とに基づいて、複数の異なる周波数の正弦波信号に対する前記制御対象の入出力信号を生成するデータ生成工程と、を含み、
前記データ生成工程では、
前記推定値生成フィルタが出力する正弦波信号を所定の周波数に設定し、
前記開ループデータ取得工程で取得された入出力応答の入力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第1出力信号を生成し、
前記開ループデータ取得工程で取得された前記制御対象の出力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第2出力信号を生成し、
前記第1出力信号及び前記第2出力信号に基づいて前記制御対象の入出力信号を生成する。
また、前記所定の入力信号は、
ステップ入力又はインパルス入力である、
こととしてもよい。
本発明の周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法によれば、少なくとも一組の入出力応答に基づいて、複数の周波数応答を生成することができるので、短時間、低コストで制御対象の周波数特性を推定することが可能である。
本発明の実施の形態に係る周波数特性推定装置のブロック図である。 実施の形態に係る周波数特性推定の流れを示すフローチャートである。 開ループデータの例を示すブロック図である。 制御対象と推定値生成フィルタとを接続する場合の伝達特性を示す図であり、(A)は、推定値生成フィルタの出力を制御対象に入力する場合のブロック図、(B)は、制御対象の出力を推定値生成フィルタに入力する場合のブロック図である。 開ループデータであるステップ応答の例を示すグラフである。 推定された周波数特性の例を示すボード線図である。
以下、図を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る周波数特性推定装置1について説明する。
周波数特性推定装置1は、例えばコンピュータ装置であり、図1のブロック図に示すように、制御部21、記憶部22、表示部23、入力部24を備える。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、水晶発振器等から構成されており、周波数特性推定装置1の動作を制御するとともに、外部から取得された制御対象52の入出力応答に基づいて、制御対象52の周波数特性を推定する。制御部21は、制御部21のROM、記憶部22等に記憶されている各種動作プログラム及びデータをRAMに読み込んでCPUを動作させることにより、図1に示す制御部21の各機能を実現させる。これにより、制御部21は、開ループデータ取得部211、演算部212、ボード線図作成部213として動作する。
開ループデータ取得部211は、図1に示すように、制御対象52を含む制御システム30、外部記憶装置31、ネットワークを介したデータベース32等と入出力インターフェースを介して選択的に接続されて、制御対象52の開ループデータを取得する。取得される開ループデータは、制御対象52に所定の入力信号を入力した場合の、入出力応答データである。制御対象52に入力される所定の入力信号は、ステップ入力、インパルス入力等である。
演算部212は、開ループデータ取得部211で取得された開ループデータ、推定値生成フィルタ51に基づいて、複数の周波数の周波数応答を生成する。推定値生成フィルタ51は、開ループデータで用いられている入力信号を入力して、正弦波信号を出力する特性を有するフィルタである。推定値生成フィルタ51の詳細な構成については後述する。
ボード線図作成部213は、演算部212で生成された周波数応答に基づいて、制御対象52の周波数特性を表すボード線図を作成する。
記憶部22は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、開ループデータの入力信号に対応する推定値生成フィルタ51、生成された周波数応答、ボード線図等を記憶する。
表示部23は、コンピュータ装置である周波数特性推定装置1に備えられた表示用デバイスであり、例えば液晶パネルである。表示部23は、開ループデータ取得部211で取得された開ループデータ、ボード線図作成部213で作成されたボード線図等を表示する。
入力部24は、開ループデータの取得指示、周波数応答を算出するための設定周波数等を入力するための入力デバイスである。入力部24は、周波数特性推定装置1に備えられたキーボード、マウス等である。
続いて、周波数特性推定装置1を用いた周波数特性推定方法について、図2のフローチャートを参照しつつ、具体的に説明する。本実施の形態では、開ループデータとして予め取得された制御対象52のステップ応答を、外部記憶装置31から取得して、制御対象52の周波特性を推定する場合を例として説明する。
図2に示すように、開ループデータ取得工程として、制御対象52のステップ応答に係る入出力データを取得する(ステップS11)。本ステップS11で取得される開ループデータは、図3に示すように、実際の制御対象52にステップ入力である入力U(s)を与え、制御対象52からの出力Y(s)を測定することによって得られる入出力データである。本実施の形態に係るステップ入力は単位ステップ入力である。
また、本実施の形態に係る開ループデータは、予め実験データとして取得されて外部記憶装置31に記憶されており、開ループデータ取得部211は、外部記憶装置31と接続されて開ループデータを読み込むことにより、開ループデータを取得する。
続いて、データ生成工程として、ステップS11で取得した開ループデータに基づいて、複数の周波数の正弦波信号に対する制御対象52の入出力データを生成する。
ここで、データ生成工程における周波数応答の生成方法について説明する。図4(A)に示すように、システム50は、周波数特性を推定する対象である制御対象52と、推定値生成フィルタ51とを含むこととする。推定値生成フィルタ51は、開ループデータの入力信号である所定の入力信号を入力して、正弦波信号を出力する伝達特性を有するフィルタとして定義される。
本実施の形態に係る推定値生成フィルタ51は、以下の式に示すように、単位ステップ信号を入力して、正弦波信号を出力する伝達特性X(s)を有する。
X(s)=ωs/(s+ω) ・・・(1)
図4(A)は、推定値生成フィルタ51の出力側に制御対象52を接続したシステム50のブロック線図であり、図4(B)は、推定値生成フィルタ51の入力側に制御対象52を接続したシステム50’のブロック線図である。上記の2つのブロック線図に係る全体の伝達特性は、等価であるので、同じ信号の入力に対して、同じ信号を出力する。
データ生成工程で、生成したい周波数応答は、図4(A)に示す制御対象52の入力U(s)と出力Y(s)との関係である。すなわち、入力U(s)として種々の周波数の正弦波信号を与え、これらに対する出力Y(s)を生成することにより、制御対象52の周波数応答を生成する。
具体的には、推定値生成フィルタ51の伝達特性は式(1)のとおりであるので、推定値生成フィルタ51の周波数特性パラメータωを調整することにより、単位ステップ入力である入力U(s)から種々の周波数の正弦波信号を生成し、制御対象52へ入力することができる。
また、図4(A)のシステム50と図4(B)のシステム50’との伝達特性は等価であるので、図4(A)の推定値生成フィルタ51の伝達特性と図4(B)の推定値生成フィルタ51の伝達特性とが等価であれば、等価な入力U(s)に対するシステム50、50’の出力Y(s)は等価となる。
図4(B)のシステム50’における制御対象52の入出力関係は、ステップS11で取得された開ループデータと置き換えることができるので、周波数特性パラメータωを所定の周波数に設定した推定値生成フィルタ51へ、取得された開ループデータの出力Y(s)を入力することにより、オフラインで出力Y(s)を算出することができる。
算出された出力Y(s)は、上述したように図4(A)のシステム50の出力Y(s)と等価であるので、推定値生成フィルタ51の出力として算出可能なU(s)と、算出されたY(s)との関係から制御対象52の入出力データ、すなわち周波数応答を得ることができる。以上のように、実験データとして取得された開ループデータと、推定値生成フィルタ51の特性とに基づいて、種々の周波数における制御対象52の周波数応答をオフラインの周波数特性推定装置1で生成し、制御対象52の周波数特性を推定することができる。
図2のフローチャートに戻り、データ生成工程では、まず、推定値生成フィルタ51の伝達特性を決定する(ステップS12)。推定値生成フィルタ51は、単位ステップ入力から正弦波信号を出力するものであり、式(1)の伝達特性を有する。
式(1)及び図4(A)に示されるように、推定値生成フィルタ51は、開ループデータにおける所定の入力信号(単位ステップ信号)をキャンセルし、正弦波信号を生成する伝達特性を有する。予め所定の入力信号が設定されていない場合、開ループデータ取得部211で取得された開ループデータの入力信号に対応する推定値生成フィルタ51として、記憶部22に記憶されている推定値生成フィルタ51を、演算部212が読み込んで使用することとすればよい。
例えば、開ループデータ取得部211で取得された開ループデータの入力信号が、単位インパルス信号であった場合、演算部212は、予め記憶部22に記憶されている、インパルス入力に対応する推定値生成フィルタ51を読み込んで用いる。この場合の推定値生成フィルタ51の伝達特性は、X(s)=ω/(s+ω)である。
続いてステップS13として、推定値生成フィルタ51の周波数特性を設定する。具体的には、推定値生成フィルタ51から出力される正弦波の周波数を決定する式(1)の周波数特性パラメータωを所定の値、例えば0.01rad/secに設定する。
周波数特性パラメータωを設定した推定値生成フィルタ51に、ステップS11で取得された開ループデータの入力U(s)を入力して、第1出力信号^U(s)を生成する(ステップS14)。推定値生成フィルタ51の伝達特性は、ステップ入力から正弦波信号を出力するように設定されているので、第1出力信号^U(s)は正弦波信号となる。
また、周波数特性パラメータωを設定した推定値生成フィルタ51に、ステップS11で取得された開ループデータの出力Y(s)を入力して、第2出力信号^Y(s)を算出する(ステップS15)。
図4(A)、(B)に示すように、ステップS14、S15で算出されたシステム50の第1出力信号^U(s)及びシステム50’の第2出力信号^Y(s)は、制御対象52の入力及び出力に相当する。演算部212は、制御対象52の入出力信号に相当する第1出力信号^U(s)と第2出力信号^Y(s)との関係から、周波数応答を生成して、制御対象52のゲイン、位相を算出し、記憶部22に記憶させる(ステップS16)。
以下、制御対象52の周波数応答の生成を繰り返し、制御対象52の周波数特性を把握するために必要となるデータの取得を行う。より具体的には、推定値生成フィルタ51の周波数特性パラメータωが予め設定された上限値、例えば100rad/secに達するまで(ステップS17のNO)、所定の刻み幅、例えばωが10≦ω<10n+1[rad/s](n:整数)の場合、ωを10[rad/s]増加させて(ステップS18)、ステップS14からステップS16を繰り返す。
推定値生成フィルタ51の周波数特性パラメータωが予め設定された上限値、例えば100rad/secに達した場合(ステップS17のYES)、制御対象52の周波数特性を把握するために十分なデータが取得されたものと判断し、周波数応答の生成を終了し、次の処理に進む。
ボード線図作成部213は、各周波数で算出されたゲイン、位相を記憶部22から読み出し、ボード線図を作成する(ステップS19)。また、ボード線図作成部213は、作成したボード線図を表示部23に表示させるととともに、記憶部22に記憶させ、周波数特性推定処理は終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係る周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法によれば、一組の入出力応答である開ループデータに基づいて、オフラインの周波数特性推定装置1で種々の周波数における周波数応答を生成し、制御対象52の周波数特性を推定することができるので、短時間、低コストで制御対象52の周波数特性を推定することが可能である。
また、本実施の形態に係る周波数特性推定方法は、一組の入出力応答に基づいて、数値計算によって、種々の周波数応答を生成して周波数特性を推定するので、制御対象52の伝達特性、すなわち伝達関数の次数等が不明な場合でも、容易にボード線図を作成し、周波数特性を推定することが可能である。
本実施の形態では、開ループデータは、一組の入出力応答であることとしたが、これに限られず、二組以上の入出力応答に基づいて周波数特性を推定することとしてもよい。この場合、周波数特性推定装置1は、各組の入出力応答に対して制御対象52の周波数特性を推定し、これらを並べて表示部23に表示させてもよい。また、演算部212は、推定された周波数特性の平均値を、制御対象52の周波数特性として推定することとしてもよい。
また、本実施の形態に係る推定値生成フィルタ51の伝達特性は、X(s)=ωs/(s+ω)としたが、これに限られず、周波数応答を生成可能な特性であればよい。例えば、余弦関数を表す伝達特性であるX(s)=s/(s+ω)としてもよい。
以下、本実施の形態に係る周波数特性推定方法を用いて推定を行った場合の数値例について説明する。本例では、制御対象52の伝達特性G(s)を、以下の伝達関数で示される伝達特性として、コンピュータシミュレーションによる推定を行った。
Figure 0007294662000001
また、サンプリング周波数Tは0.01秒とした。
制御対象52に単位ステップ入力U(s)を入力した場合の開ループデータである入力U(t)、出力Y(t)は、図5に示すとおりである。また、本発明の方法により、推定値生成フィルタ51の周波数特性パラメータωを10-2rad/secから10rad/secまで変化させて、生成された周波数応答に基づいて作成したボード線図を図6に示す。図6では、比較のため、コンピュータ上で作成した上記の制御対象52のボード線図も示している。
図6に示すように、ゲイン特性は30rad/sec以下の範囲、位相特性は20rad/sec以下の範囲でコンピュータシミュレーションの結果とよく一致(ゲイン特性±10dB以下、位相特性±10deg以下)しており、良好な推定結果を得られていることがわかる。
本発明によれば、上記の数値例のように、同定しにくいシステム、すなわち、非最小位相系で、2つの共振ピークを持つ振動系であり、相対次数が3であるシステムであっても、容易に周波数特性を推定することが可能である。
本発明は、制御対象の構造が不明である制御系の周波数特性推定に好適である。特に、入出力応答の取得に時間を要し、操業データの取得が難しいプロセス系の制御システムに好適である。
1 周波数特性推定装置、21 制御部、211 開ループデータ取得部、212 演算部、213 ボード線図作成部、22 記憶部、23 表示部、24 入力部、30 制御システム、31 外部記憶装置、32 データベース、50,50’ システム、51 推定値生成フィルタ、52 制御対象

Claims (4)

  1. 制御対象に所定の入力信号を入力して得られる、少なくとも一組の入出力応答を取得する開ループデータ取得部と、
    前記所定の入力信号を入力して正弦波信号を出力する推定値生成フィルタと、前記制御対象とに基づいて、複数の異なる周波数の正弦波信号に対する前記制御対象の入出力信号を生成する演算部と、を備え、
    前記演算部は、
    前記推定値生成フィルタが出力する正弦波信号を所定の周波数に設定し、
    前記開ループデータ取得部で取得された入出力応答の入力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第1出力信号を生成し、
    前記開ループデータ取得部で取得された前記制御対象の出力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第2出力信号を生成し、
    前記第1出力信号及び前記第2出力信号に基づいて前記制御対象の入出力信号を生成する、
    周波数特性推定装置。
  2. 前記所定の入力信号は、
    ステップ入力又はインパルス入力である、
    請求項1に記載の周波数特性推定装置。
  3. 制御対象に所定の入力信号を入力して得られる、少なくとも一組の入出力応答を取得する開ループデータ取得工程と、
    前記所定の入力信号を入力して正弦波信号を出力する推定値生成フィルタと、前記制御対象とに基づいて、複数の異なる周波数の正弦波信号に対する前記制御対象の入出力信号を生成するデータ生成工程と、を含み、
    前記データ生成工程では、
    前記推定値生成フィルタが出力する正弦波信号を所定の周波数に設定し、
    前記開ループデータ取得工程で取得された入出力応答の入力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第1出力信号を生成し、
    前記開ループデータ取得工程で取得された前記制御対象の出力信号を、前記推定値生成フィルタに入力して得られる第2出力信号を生成し、
    前記第1出力信号及び前記第2出力信号に基づいて前記制御対象の入出力信号を生成する、
    周波数特性推定方法。
  4. 前記所定の入力信号は、
    ステップ入力又はインパルス入力である、
    請求項3に記載の周波数特性推定方法。
JP2020032761A 2020-02-28 2020-02-28 周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法 Active JP7294662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020032761A JP7294662B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020032761A JP7294662B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021135860A JP2021135860A (ja) 2021-09-13
JP7294662B2 true JP7294662B2 (ja) 2023-06-20

Family

ID=77662377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020032761A Active JP7294662B2 (ja) 2020-02-28 2020-02-28 周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7294662B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005050058A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 Fuji Electric Holdings Co Ltd 特性不明システムの伝達関数推定装置
JP4557139B2 (ja) * 2004-06-29 2010-10-06 富士電機システムズ株式会社 発振判定機能付き電子トランス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021135860A (ja) 2021-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Schoukens et al. Identification of Wiener–Hammerstein systems by a nonparametric separation of the best linear approximation
EP2355542B1 (en) Control of a loudspeaker output
Liu et al. A stabilized least-squares radial point collocation method (LS-RPCM) for adaptive analysis
Alonge et al. Extended complex Kalman filter for sensorless control of an induction motor
US7505877B2 (en) System and method for characterizing a system
Rojas et al. Analyzing iterations in identification with application to nonparametric H∞-norm estimation
Vanbeylen et al. Blind maximum-likelihood identification of Wiener systems
JP4973665B2 (ja) 電動機制御装置と出力フィルタ調整方法および出力フィルタ調整装置
Aarts System identification and parameter estimation
Zhang et al. Identification of continuous-time nonlinear systems: The nonlinear difference equation with moving average noise (NDEMA) framework
JP2009175917A (ja) 制御パラメータ調整方法および制御パラメータ調整プログラム
Carbajal-Gómez et al. Determining accurate Lyapunov exponents of a multiscroll chaotic attractor based on SNFS
Varona et al. Automatic adaptive sampling in parametric model order reduction by matrix interpolation
Ndong et al. A Chebychev propagator for inhomogeneous Schrödinger equations
JP7294662B2 (ja) 周波数特性推定装置及び周波数特性推定方法
Martín et al. An identification test monitoring procedure for MIMO systems based on statistical uncertainty estimation
US8078446B2 (en) Linear time-invariant system modeling apparatus and method of generating a passive model
Abrashov et al. Optimal input design for continuous-time system identification
Vuillemin et al. Stability analysis of a set of uncertain large-scale dynamical models with saturations: application to an aircraft system
Van Mulders et al. Two nonlinear optimization methods for black box identification compared
Lee et al. A Novel PID Controller Tuning for Desired Time Response Using a Pulse Response
Ježek et al. New algorithm for spectral factorization and its practical application
Rao et al. Identification of Discrete Wiener Systems by Using Adaptive Generalized Rational Orthogonal Basis Functions
Goos et al. Estimation of affine LPV state space models in the frequency domain: extension to transient behavior and non-periodic inputs
CN113138556B (zh) 一种高精度闭环系统辨识方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7294662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150