JP7291485B2 - wall mounted toilet - Google Patents
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Description
本発明は、壁掛け便器に関する。 The present invention relates to a wall-mounted toilet bowl.
従来、トイレルームの壁側に設置した固定フレームに後端側を接続し、片持ち状態で便器本体を設けてなる壁掛け便器(壁掛け式の便器装置)がある。 2. Description of the Related Art Conventionally, there is a wall-mounted toilet (wall-mounted toilet device) in which the rear end side is connected to a fixed frame installed on the wall side of a toilet room and a toilet body is provided in a cantilevered state.
この種の壁掛け便器は、例えば、固定フレームの上端側にロータンクを載置して支持するとともに、便器本体の後端側に設けられた排水孔に排水管を接続し、固定フレーム、ロータンク、排水管等を、カウンターパネル(天板)及び前面パネルを備えてなるキャビネット内に納めて構成されている。 In this type of wall-mounted toilet, for example, a low tank is placed and supported on the upper end side of a fixed frame, and a drainage pipe is connected to a drainage hole provided on the rear end side of the toilet body, and the fixed frame, low tank, and drainage are connected. The pipes and the like are housed in a cabinet comprising a counter panel (top plate) and a front panel.
これにより、トイレルームに便器本体のみが片持ち状態で露出し、通常の床面設置型の便器と比較し、トイレルーム内の意匠性等をよくすることができる。 As a result, only the main body of the toilet is exposed in the toilet room in a cantilevered state, and the design in the toilet room can be improved as compared with a normal floor-mounted toilet.
ここで、便器本体は、使用者の尿や便などの排泄物を受けるボウル部と、ボウル部から便器本体の後端部側に繋がる排水孔の途中に設けられたトラップ部(排水トラップ)とを備えて形成されている。便器本体は、底部から上方に凹み、下方に開口する凹部を備え、この凹部によって上方から便器本体の底面側の下方に突出するトラップ部が形成されている。 Here, the toilet bowl body consists of a bowl portion for receiving the user's excrement such as urine and feces, and a trap portion (drainage trap) provided in the middle of a drainage hole connecting the bowl portion to the rear end side of the toilet bowl body. is formed with The toilet bowl body has a concave portion that is recessed upward from the bottom portion and opens downward, and the concave portion forms a trap portion that protrudes downward on the bottom side of the toilet bowl body from above.
さらに、便器本体には、防露部材が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
防露部材は、例えば、発泡スチロールなどの断熱材を用いて形成され、陶磁器の便器本体の下面(トラップ部の下面等)を被覆するように凹部の内部に配設されている。このように防露部材を設けることによって、便器本体の下面(表面)に結露が発生することを抑制でき、また、便器本体の下面に結露が発生した場合であっても、結露が水滴となって床面に滴り落ちることを抑えることができる。
Furthermore, a condensation-proof member is attached to the toilet body (see, for example, Patent Document 1).
The anti-dew member is made of, for example, a heat insulating material such as polystyrene foam, and is arranged inside the recess so as to cover the lower surface of the ceramic toilet body (the lower surface of the trap portion, etc.). By providing the anti-condensation member in this way, it is possible to suppress the occurrence of condensation on the lower surface (surface) of the toilet bowl body, and even when condensation occurs on the lower surface of the toilet bowl body, the condensation forms water droplets. dripping onto the floor can be suppressed.
一方、上記従来の壁掛け便器においては、トラップ部を、その下端がトラップ部よりも前方側の便器本体の下端よりも上方に配されるようにし、このように形成したトラップ部の下面を被覆するように防露部材を取り付け、防露部材が凹部の内側に配されるようにしている。 On the other hand, in the above-described conventional wall-mounted toilet bowl, the lower end of the trap portion is arranged above the lower end of the toilet body on the front side of the trap portion, and the lower surface of the trap portion thus formed is covered. The anti-condensation member is attached in such a manner that the anti-condensation member is arranged inside the recess.
しかしながら、このようにトラップ部を形成すると、凹部内に外気が溜まりやすく、結果、結露が発生しやすくなるおそれがある。
また、片持ち状態の便器本体の下方部分に凹部があることで意匠性が低下するという不都合もある。
However, if the trap portion is formed in this way, outside air tends to accumulate in the concave portion, and as a result, there is a possibility that dew condensation is likely to occur.
In addition, there is also the inconvenience that the design is degraded due to the presence of the recess in the lower portion of the cantilevered toilet bowl body.
本発明は、第一に、便器本体の凹部に配設された防露部材によってより効果的に結露の発生を抑止でき、第二に、意匠性の向上を図ることが可能な壁掛け便器を提供することを目的とする。 The present invention firstly provides a wall-mounted toilet that can more effectively suppress the occurrence of dew condensation by means of a dew-preventing member disposed in a concave portion of the toilet body, and secondly, can improve design. intended to
本発明者は、便器本体の凹部に配設された防露部材によってより効果的に結露の発生を抑止できる手段を見出し、本発明を完成するに至った。 The inventor of the present invention has found means for more effectively suppressing the occurrence of dew condensation by means of a dew-preventing member disposed in the concave portion of the toilet body, and has completed the present invention.
(1)本発明は、下端側から上方に凹む凹部(例えば、後述の凹部4c)によって下方に突出して形成されるトラップ部(例えば、後述のトラップ部4d)を有する便器本体(例えば、後述の便器本体4)と、前記トラップ部の下面を被覆するように設けられ、前記トラップ部の下面に結露が生じることを抑止するための防露部材(例えば、後述の第1防露部材50)とを備えてなる壁掛け便器(例えば、後述の壁掛け便器4)であって、前記防露部材が、前記トラップ部の下面を被覆するように配設されるとともに、前記トラップ部よりも前方側の前記便器本体の下端(例えば、後述の下端4e)よりも下方に突出して配設される皿状部(例えば、後述の皿状部53a)を備えて形成されていることを特徴とする。
(1) The present invention provides a toilet bowl body (for example, a toilet bowl body (for example, a a toilet body 4), and a condensation prevention member (for example, a first
(2)本発明は、上記(1)において、前記防露部材が、防露部材本体(例えば、後述の防露部材本体53)と、前記防露部材本体よりも硬質で前記皿状部の下面を被覆する保護カバー(例えば、後述の保護カバー54)とを備えて形成されていてもよい。
(2) In the present invention, in (1) above, the condensation prevention member includes a condensation prevention member main body (for example, a condensation prevention member
(3)本発明は、上記(2)において、前記防露部材が、前記防露部材本体と前記保護カバーとが一体に形成されていてもよい。 (3) In the present invention, in (2) above, the condensation prevention member may be formed integrally with the condensation prevention member main body and the protective cover.
(4)本発明は、上記(2)または(3)において、前記防露部材の前記保護カバーが、上端から横方向に突出するとともに周方向に延びて繋がるフランジ部(例えば、後述のフランジ部54b)を備えて形成されていてもよい。 (4) In the present invention, in (2) or (3), the protective cover of the condensation-preventing member protrudes laterally from the upper end and extends in the circumferential direction to connect a flange portion (for example, a flange portion described later). 54b).
本発明によれば、便器本体の凹部に配設された防露部材によってより効果的に結露の発生を抑止できとともに、防露部材の皿状部が下方に突出していることによって壁掛け便器(便器本体)の意匠性の向上を図ることが可能になる。 According to the present invention, the dew condensation prevention member disposed in the concave portion of the toilet bowl body can more effectively suppress the occurrence of condensation, and the dish-shaped portion of the condensation prevention member protrudes downward, so that the wall-mounted toilet (toilet bowl) It is possible to improve the designability of the main body).
以下、図1から図10を参照し、本発明の一実施形態に係る壁掛け便器(壁掛け式の便器装置)について説明する。 A wall-mounted toilet (wall-mounted toilet device) according to an embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 10 .
ここで、図1は、本実施形態の壁掛け便器2を設置したトイレルーム100の内部を示した図であり、本実施形態のトイレルーム100は、略直方形の空間で、長手方向がトイレルーム100の手前側の入口(不図示)と入口に対向する奥側の後壁(壁材)101とを結ぶ前後方向T1に沿っている。
Here, FIG. 1 is a view showing the inside of a
トイレルーム100は、奥側の後壁101と、後壁101の幅方向T2の一方と他方の一対の側壁102と、出入口用の扉が設けられた前壁(不図示)と、床構造103とを備えて構成されている。
The
また、トイレルーム100は、図2に示すように、各角部に建築部材の柱材の隅柱104を設けて構成され、後壁101の壁裏には、幅方向T2の両角部に設けられた左右一対の隅柱104に架け渡すようにして補強下地(補強受け木)105が配設されている。また、各隅柱104には柱側受け木106が取り付けられている。柱側受け木106は、上下方向に沿って延設されている。
Further, as shown in FIG. 2, the
なお、本実施形態において、上下方向T3は天地方向であり、幅方向T2はトイレルーム100の入口側から後壁101に向かって左右を結ぶ横方向を意味する。
In this embodiment, the vertical direction T3 is the vertical direction, and the width direction T2 is the horizontal direction connecting the left and right from the entrance side of the
そして、トイレルーム100には、図1から図3に示すように、トイレ用キャビネット3や便器本体4などを備えてなる壁掛け便器2が設置され、奥側の後壁101に一体にトイレ用キャビネット3が設けられ、トイレ用キャビネット3の前パネル3aから便器本体4が片持ち状態で前方に突き出すように設けられている。
In the
具体的に、本実施形態の壁掛け便器2は、便器本体4、便座5及び便蓋6と、便器本体4及びロータンク7等を支持する固定フレーム8と、便器本体4に水を供給するロータンク7及び給水管9からなる給水部10と、便器本体4から排水本管11に排水を排出するための排水部12と、固定フレーム8、給水部10、排水部12等を収容するトイレ用キャビネット3とを備えて構成されている。
Specifically, the wall-mounted
便器本体4は、図4(及び図6)に示すように、上部が開口し、使用者の尿や便などの排泄物を受ける凹状のボウル部4aを有する陶器などの容器であり、ボウル部4aから便器本体4の後端部側に繋がる排水孔(排水口)4bの途中に設けられたトラップ部4d(排水トラップ)とを備えて形成されている。
As shown in FIG. 4 (and FIG. 6), the
便器本体4は、底部(下端側)から上方に凹み、下方に開口する凹部4cを備え、この凹部4cによって、底部側に下方に突出するトラップ部4dが形成され、排水孔4bがトラップ部4dを通じて便器本体4の後端側(背面側)に開口形成されている。
The
図1から図4に示すように、便座5は、便器本体4の上に配設され、使用者が着座する部材であり、便蓋6は、便器本体4のボウル部4aの上部開口を覆う蓋材であり、それぞれ、便器本体4の後方側に配されたヒンジ部で接続され、ヒンジ部の幅方向T2に沿う回動軸周りに回動可能、ひいては便器本体4のボウル部4aを開閉可能に設けられている。
As shown in FIGS. 1 to 4, the toilet seat 5 is arranged on the
固定フレーム8は、図4及び図5(図1から図3)に示すように、便器本体4の後端側を接続して便器本体4を片持ち状態で支持するとともにロータンク7(給水部10)を支持するフレーム本体部15と、フレーム本体部15を隅柱104、補強下地105、柱側受け木106などの建築部材に接続して支持するための接続支持部16とを備えて構成されている。
As shown in FIGS. 4 and 5 (FIGS. 1 to 3), the
フレーム本体部15は、幅方向T2に所定の間隔をあけて立設された一対の縦材(縦桟)17、18と、一対の縦材17、18の上端部側に接続し、幅方向T2に延設された横材(上桟)19と、横材19よりも下方に配設され、一端を一方の縦材17に、他端を他方の縦材18にそれぞれ接続して幅方向T2に沿って架設された連結横材(下桟)20とを備えている。
The frame
フレーム本体部15は、例えば、縦材17、18が角鋼管、横材19がL字アングル、連結横材20がコの字型板金を用いて形成されている。なお、横材19は必ずしもL字アングルでなくてもよく、例えば、L字以外のアングル(他の形鋼材:鋼材に限定する必要もない)であってもよい。
The frame
本実施形態のフレーム本体部15は、横材19のL字アングルの一片部19a側をその板面を前後方向T1に向け、一対の縦材17、18の前面に面接触するように配し、他片部19b側をその板面を上下方向T3に向け、一対の縦材17、18の上端に当接するように配しつつ、溶接やボルト接合などの適宜手段を用いて、一対の縦材17、18に一体に接続固定されている。
In the frame
フレーム本体部15は、横材19が一対の縦材17、18の間隔よりも大きな幅寸法(長さ)で形成され、横材19の一端部側が一方の縦材17よりも幅方向T2外側に、横材19の他端部側が他方の縦材18よりも幅方向T2外側にそれぞれ延出して形成されている。これにより、フレーム本体部15は、略鳥居形を呈するように形成されている。
The frame
また、フレーム本体部15は、一対の縦材17、18のそれぞれの所定の高さ位置に、便器固定ボルト21が前方に突出して取り付けられている。これにより、フレーム本体部15は、便器本体4の後端側に設けられたボルト挿通孔に便器固定ボルト21を挿通しナットを締結することによって、フレーム本体部15の前方側に配された便器本体4を片持ち状態で接続して支持するように構成されている。
Further, in the frame
フレーム本体部15には、ロータンク7を支持するタンク支持部材22が着脱可能に取り付けられている。
A
タンク支持部材22は、フレーム本体部15の後方側でロータンク7を載置台22a上に載置して支持するように形成されており、例えば、一対の縦材17、18にそれぞれ穿設されたボルト挿通孔にボルト接合するなどし、フレーム本体部15の後方側に配設されている。
The
本実施形態においては、一対の縦材17、18にそれぞれ、上下方向T3に所定の間隔をあけて複数のボルト挿通孔が設けられ、任意のボルト挿通孔を用いてボルト接合することにより、タンク支持部材22の載置台22aの高さ位置ひいてはロータンク7の設置位置を任意に調節できるように構成されている。
In this embodiment, the pair of
フレーム本体部15には、図3から図5に示すように、便器本体4の排水孔4bと、排水本管11に繋がる排水本管接続部23とを接続するための排水管接続部材24が取り付けられている。
As shown in FIGS. 3 to 5, the frame
排水管接続部材24は、一対の縦材17、18にそれぞれ両側端部を接続して一対の縦材17、18の間に架設される固定板部25を備えている。また、排水管接続部材24は、略円筒状に形成され、固定板部25の中央を貫通するように一体に設けられ、フレーム本体部15の前方側に突出して配された便器排水孔接続部26を便器本体4の排水孔4bに嵌合して固定し、フレーム本体部15の後方側に突出して配された配管接続部27に配管28を嵌合して固定し、便器本体4の排水孔4bと排水本管11とを接続して連通させるように構成されている。
The drain
フレーム本体部15を隅柱104、補強下地105、柱側受け木106などの建築部材に接続して支持するための接続支持部16は、図5(図2から図4)に示すように、フレーム本体部15の一対の縦材17、18の下端部をトイレルーム100の床構造103に接続するための下側接続部30と、フレーム本体部15の横材(上桟)19を後方の壁裏の建築部材(104、105、106)に接続するための上側接続部31とを備えている。
なお、本実施形態における「補強木」、「補強下地」、「柱側受け木」は必ずしも木材、木質材でなくてもよく、それぞれ、「補強材」、「補強下地材」、「柱側受け材」を意味する。
As shown in FIG. 5 (FIGS. 2 to 4), the
Note that the "reinforcement wood", "reinforcement base material", and "column side receiving wood" in the present embodiment may not necessarily be wood and wooden materials, and are respectively "reinforcement material", "reinforcement base material", and "pillar side support material". means "receiving material".
下側接続部30は、各縦材17、18の下端に溶接などして取り付けられた取付板30aを備え、例えば、取付板30aに貫通形成された貫通孔を通じて床構造103にビス止めするなどし、フレーム本体部15を垂直に立設した状態で支持する。
The lower connecting
なお、下側接続部30を接続してフレーム本体部15を支持する本実施形態の床構造103は、例えば木造住宅の場合、2本の平行な大引きと、大引きの上に所定間隔をあけて一体に配設されるとともに大引きと直交して並設された複数の根太と、これら根太の上に取り付けて敷設された耐水合板と、耐水合板の上面全体に貼設された化粧板とを備えて構成されている。
また、床構造103には、上面から下面に貫通する排水管挿通孔32が所定位置に設けられている。
Note that the
Further, the
上側接続部31は、フレーム本体部15から後方側に間隔をあけて後壁101側に配設される補強木35と、補強木35とフレーム本体部15の横材19とを連結する連結部材36と、幅方向T2に沿って水平の横方向に延設された補強木35の両端部と後壁側の建築部材(104、105、106)とを接続して補強木35を固定するための固定具37とを備えて構成されている。
The upper connecting
補強木35は、例えば、矩形平板状に形成され、裏面をトイレルーム100の後壁101の壁材に面接触させ、幅方向T2の長手方向を水平の横方向に向けて配設される。補強木35は、フレーム本体部15の横材19と対峙する高さ位置に配設される。補強木35は、トイレルーム100を構成する後壁101の壁材の幅寸法や左右一対の隅柱104の間隔に応じ、切断するなどして現場に適した長さに調整して使用される。
The
連結部材36は、例えば、全ねじボルト(一部にねじ部を備えたねじボルトであっても構わない)であり、補強木35の前面にビス止めするなどして固着した板付きナット38に一端を螺着し、フレーム本体部15の横材19の前後方向T1を向く一片部19aに貫通形成したボルト挿通孔に他端側を挿通するとともにナットを螺着して配設される。また、本実施形態では、縦材17、18よりも幅方向T2外側に延出したフレーム本体部15の横材19の両端部側(各延出部19c)にボルト挿通孔が貫通形成され、各ボルト挿通孔に前後方向T1に対向する補強木35の位置に板付きナット38が配設されている。
The connecting
これにより、左右一対の全ねじボルトである連結部材36は、同高さ位置で平行に配設(並設)されるとともに、フレーム本体部15の一対の縦材17、18の間隔よりも大きな所定の間隔をあけて配設され、後壁101の壁材の所定位置に面接触した補強木35(ひいては壁裏の建築部材)とフレーム本体部15の横材19(フレーム本体部15の上端部側)とを連結する。
As a result, the connecting
また、このとき、左右一対の連結部材36の間の幅方向T2の間隔、及びフレーム本体部15と後壁101の間の前後方向T1の間隔は、左右一対の連結部材36の間を通してロータンク7を斜めにすることなく上下に出し入れできる寸法とされている。
Also, at this time, the interval in the width direction T2 between the pair of left and right connecting
さらに、連結部材36が全ねじボルトであることにより、補強材35とフレーム本体部15の前後方向T1の間隔を自在に調節(調整)することが可能になる。これにより、フレーム本体部15の設置位置ひいては便器本体4の設置位置を自在に調節することが可能になる。さらに、後壁101に不陸がある場合など、一対の連結部材36の長さをそれぞれ調節することで、好適に補強材35及びフレーム本体部15を位置決めして配設することが可能になる。
Furthermore, since the connecting
固定具37は、例えば、補強木35の両端部側にそれぞれ接続し、補強木35の各端部と建築部材(104、105、106)とを接続するための固定金具であり、補強木35の一端部又は他端部に接続する補強木側接続部40と、建築部材の壁材101を通じて壁裏に配された建築部材(補強下地105や柱側受け木106)に接続する壁側接続部41と、建築部材の柱材(隅柱104)に接続する柱側接続部42とを備えている。
The
さらに、本実施形態の左右一対の固定具37はそれぞれ、水平の横方向に延設された補強木35の前面に面接触してビス止め(又はボルト止め)して接続するための略平板状の補強木側接続部40と、補強木側接続部40から補強木35の端部(側端部)を覆うように後方に延びる略平板状の段部43と、段部43から補強木35の幅方向T2外側に延びる略平板状の壁側接続部41と、壁側接続部41から幅方向T2外側に向かうに従い漸次前方側に延びる、すなわち、斜めに延設された略平板状の柱側接続部42と、柱側接続部42から柱材(隅柱104)の側面に沿って前方に延びる添え板部44とを備えて形成されている。
Furthermore, the pair of left and
補強木側接続部40と壁側接続部41と柱側接続部42にはそれぞれ、ビス(又はボルト)を挿通して補強木側接続部40と壁側接続部41と柱側接続部42をそれぞれ補強木35、又は建築部材(104、105、106)に接続するための複数の貫通孔が設けられている。
Screws (or bolts) are inserted into the reinforcing tree-side connecting portion 40, the wall-side connecting portion 41, and the column-side connecting portion 42, respectively, to connect the reinforcing tree-side connecting portion 40, the wall-side connecting portion 41, and the column-side connecting portion 42. A plurality of through-holes are provided for connecting to the reinforcing
壁側接続部41には、例えば、隣り合う一対の隅柱104に支持させて架設され、壁裏に配設された建築部材の補強下地(横受け木)105に接続するための複数の補強下地用の貫通孔45と、隅柱104の柱材に取り付けて上下方向T3に延設された柱側受け木(縦受け木)106に接続するための複数の受け木用の貫通孔46とが設けられている。
The wall-side connecting portion 41 includes, for example, a pair of
そして、例えば、補強木側接続部40を補強木用の貫通孔48にビスを挿通しつつ補強木35の端部側に接続し、隅柱104に接続する際には、柱側接続部42の貫通孔47や壁側接続部41の受け木用の貫通孔46にビスを挿通しつつ柱側接続部42を隅柱104に、壁側接続部41を柱側受け木106に接続し、補強下地105に接続する際には、壁側接続部41の補強下地用の貫通孔45と受け木用の貫通孔46にビスを挿通しつつ壁側接続部41を補強下地105に接続し、固定具37によって補強木35を建築部材(104、105、106)に支持させて強固に設置する。
Then, for example, when connecting the reinforcing tree side connection portion 40 to the end portion side of the reinforcing
補強木35に連結部材36を介してフレーム本体部15が接続することで、フレーム本体部15の一対の縦材17、18に後端部側をボルト接続して便器本体4を設け、フレーム本体部15の後方側にタンク支持部材22を取り付け、ロータンク7を載置して設けた場合であっても、フレーム本体部15ひいては固定フレーム8によって便器本体4、ロータンク7を好適に支持して配設することができる。
By connecting the frame
図3、図5に示すように、フレーム本体部15に取り付けられた排水管接続部材24の便器排水孔接続部26に便器本体4の排水孔4bが嵌合して接続され、排水管接続部材24の配管接続部27ひいては便器本体4の排水孔4bと、排水本管11とが、蛇腹管やエルボ管、直管などの配管28を用い、また、床構造103の排水管挿通孔32を通じて接続される。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
トイレ用キャビネット3は、図1から図3に示すように、フレーム本体部15に支持させ、便器本体4とフレーム本体部15の間に後壁101と平行に配設されて化粧面を形成する前パネル3aと、前パネル3aと後壁101との間の空間を閉塞するカウンターパネル(天板)3bとを備えて構成されている。これにより、キャビネット3内に、固定フレーム8、ロータンク7等の給水部10、配管28等の排水部12が収容される。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
一方、本実施形態の壁掛け便器2においては、図6から図8に示すように、便器本体4に、第1防露部材(本発明に係る防露部材)50と第2防露部材51と第3防露部材52とが取り付けられている。
On the other hand, in the wall-mounted
第1防露部材50は、最も結露が発生しやすく、水滴となって滴下しやすいトラップ部4dの下面を被覆するように下端側に取り付けられる防露部材である。
The first
第1防露部材50は、図3、図6、図7、図9に示すように、例えば、PS40倍発泡(PS:ポリスチレン)の発泡体である防露部材本体53と、防露部材本体53に一体形成された保護カバー54とを備えて構成されている。
As shown in FIGS. 3, 6, 7, and 9, the first condensation-preventing
防露部材本体53は、上面から下方に凹み、トラップ部4dの下面を被覆するように配設される皿状部53aと、皿状部53aの前方と後方にそれぞれ設けられ、下面側から上方に凹む嵌合凹部53bをそれぞれ有する前側嵌合部53c及び後側嵌合部53dとを備えて形成されている。
The anti-condensation member
保護カバー54は、防露部材本体53よりも硬質の樹脂(例えば、PS樹脂)で防露部材本体53の皿状部53aの下面を被覆する皿状被覆部54aと、皿状被覆部54aの上端から横方向に突出するとともに周方向に延びて繋がるフランジ部54bとを備えて形成されている。保護カバー54は、皿状被覆部54aで皿状部53aの下面を被覆するようにして防露部材本体53に一体に取り付けられている。
The
上記のように構成した第1防露部材50は、便器本体4のトラップ部4dの前方と後方に上方に突出して設けられた前後一対の突部4f、4gにそれぞれ前側嵌合部53c、後側嵌合部53dの嵌合凹部53bを嵌合して着脱可能に支持させ、皿状部53aでトラップ部4dの下面を被覆するように配設されている。
The
このように取り付けた状態で、第1防露部材50は、便器本体4の凹部4cからトラップ部4dの表面全体を覆うように設けられている。すなわち、本実施形態では、図7に示すように、本実施形態の第1防露部材50は、便器本体4の凹部4cを形成する前方側の先端側部分(符号4hで示す部分)から後方側の後端側部分(符号4i)までの凹部4cの広範囲の表面を覆うように設けられて、トラップ部4dの表面全体を覆うように配設されている。また、このとき、第1防露部材50は、トラップ部4dよりも前方側の便器本体4の下端4eよりも防露部材本体53の皿状部53a、ひいてはこの皿状部53aを被覆するように一体に設けられた保護カバー54が下方に突出して配されるように形成(配設)されている。
In this attached state, the
第2防露部材51は、図6、図10に示すように、トラップ部4dの上方を被覆するように取り付けられる防露部材であり、例えば、発泡PSシートを用い、さらに、片面側をトラップ部4dの表面に貼り付けられるように粘着面として形成されている。
As shown in FIGS. 6 and 10, the second condensation-preventing
第3防露部材52は、図8に示すように、給水口周りの結露を防止するための防露部材であり、例えば、発泡PSシートを用い、給水口周りに貼り付けて配設されている。
As shown in FIG. 8, the third
そして、上記構成からなる本実施形態の壁掛け便器2においては、防露部材本体53と保護カバー54からなる第1防露部材50が、トラップ部4dよりも前方側の便器本体4の下端4eよりも防露部材本体53の皿状部53a、保護カバー54が下方に突出して配設されている。
これにより、トラップ部4dを形成する便器本体4の凹部4c内に外気が溜まりにくくなり、結果、効果的に結露の発生を抑止することが可能になる。
また、防露部材本体53の皿状部53a、保護カバー54が下方に突出していることにより、便器本体4の見栄えをよくすることもできる。
In the wall-mounted
As a result, outside air is less likely to accumulate in the
In addition, since the dish-shaped
また、第1防露部材50が、便器本体4の凹部4cからトラップ部4dの表面全体を覆うように(便器本体4の凹部4cを形成する前方側の先端側部分(符号4hで示す部分)から後方側の後端側部分(符号4i)までの凹部4cの広範囲の表面を覆うように)設けられていることにより、さらに効果的に結露の発生を抑止することが可能になる。
In addition, the
一方、第1防露部材50の防露部材本体53の皿状部53aが、トラップ部4dよりも前方側の便器本体4の下端4eよりも下方に突出していると、例えば、清掃の際にモップや雑巾などが当たり、PS40倍発泡の発泡体(発泡スチロール)などの皿状部53aが破損してしまうおそれがある。
On the other hand, if the dish-shaped
これに対し、本実施形態では、下方に突出する防露部材本体53の皿状部53aを、防露部材本体53よりも硬質の保護カバー54で被覆しているため、防露部材本体53の皿状部53aに破損が生じることを防止でき、好適に防露機能を発揮させることができる。また、保護カバー54が防露部材本体53に一体形成されていることにより、より確実に防露部材本体53の破損を防止できる。
なお、保護カバー54も防露性能を有しているため、保護カバー54は、さらなる防露性能の向上にも寄与する。また、保護カバー54が防露部材本体53に一体形成されていることで、その効果が増大する。
In contrast, in the present embodiment, the dish-shaped
In addition, since the
また、保護カバー54がフランジ部54bを備えていることで、皿状部53a、さらにその周囲の部分を保護することができ、より確実に防露部材本体53の破損を防止することができる。
In addition, since the
したがって、本実施形態の壁掛け便器2によれば、便器本体4の凹部4cに配設された防露部材50によってより効果的に結露の発生を抑止できる。また、便器本体4の凹部4cに配設された防露部材50の皿状部53aが下方に突出していることによって壁掛け便器2(便器本体4)の意匠性の向上を図ることが可能になる。
Therefore, according to the wall-mounted
以上、本発明に係る壁掛け便器の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。 An embodiment of the wall-mounted toilet bowl according to the present invention has been described above, but the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be modified as appropriate without departing from the gist thereof.
2 壁掛け便器(壁掛け式の便器装置)
4 便器本体
4c 凹部
4d トラップ部
4e 下端
4f 突部
4g 突部
7 ロータンク
8 固定フレーム
30 下側接続部
31 上側接続部
35 補強木
36 連結部材(全ねじボルト)
37 固定具
50 第1防露部材(防露部材)
51 第2防露部材
52 第3防露部材
53 防露部材本体
53a 皿状部
53b 嵌合凹部
53c 前側嵌合部
53d 後側嵌合部
54 保護カバー
54a 皿状被覆部
54b フランジ部
100 トイレルーム
101 後壁(壁材、建築部材)
T1 前後方向
T2 幅方向
T3 上下方向
2 Wall-mounted toilet (wall-mounted toilet device)
4
37
51 Second condensation-preventing
T1 Front-back direction T2 Width direction T3 Up-down direction
Claims (6)
前記防露部材が、前記トラップ部の下面を被覆するように配設されるとともに、前記トラップ部よりも前方側の前記便器本体の下端よりも下方に突出して配設される皿状部を備えて形成され、
前記便器本体の前記凹部の前方側の先端側部分から後方側の後端側部分までの前記凹部の表面を覆うように設けられ、前記防露部材の先端側の部分が前記凹部の先端側にある、壁掛け便器。 A toilet bowl body having a trap portion protruded downward by a concave portion recessed upward from the lower end side, and a toilet bowl body provided so as to cover the lower surface of the trap portion to prevent dew condensation from forming on the lower surface of the trap portion. A wall-mounted toilet comprising a condensation-proof member of
The anti-dew member has a dish-shaped portion arranged to cover the lower surface of the trap portion and protrudes downward from the lower end of the toilet body on the front side of the trap portion. formed by
It is provided so as to cover the surface of the recess from the front end side portion of the recess of the toilet bowl body to the rear end side portion of the recess, and the tip side portion of the anti-condensation member is provided on the tip side of the recess. There is a wall-mounted toilet.
前記防露部材の後端側は、前記後壁に接している、請求項1~5のいずれか1項に記載の壁掛け便器。The wall-mounted toilet bowl according to any one of claims 1 to 5, wherein the rear end side of the condensation-proof member is in contact with the rear wall.
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