JP7286911B2 - Method of constructing a lighting system and building - Google Patents
Method of constructing a lighting system and building Download PDFInfo
- Publication number
- JP7286911B2 JP7286911B2 JP2020047887A JP2020047887A JP7286911B2 JP 7286911 B2 JP7286911 B2 JP 7286911B2 JP 2020047887 A JP2020047887 A JP 2020047887A JP 2020047887 A JP2020047887 A JP 2020047887A JP 7286911 B2 JP7286911 B2 JP 7286911B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- lamp
- lighting fixture
- lighting
- ceiling material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
本開示は、照明装置および建築物を建設する方法に関する。 The present disclosure relates to lighting devices and methods of constructing buildings.
複数の灯具を隣接させて設置するにあたって、灯具が取り付けられる建材(例えば天井材や壁材)に歪み等があると、灯具の隣接部分に段差(位置ずれ)が形成され得る。 When a plurality of lamps are installed adjacent to each other, if there is distortion in the building material (for example, ceiling material or wall material) to which the lamps are attached, a step (positional deviation) may be formed between adjacent parts of the lamps.
例えば、特許文献1には、2つの照明ユニットを連結する際に、一方の照明ユニットのエンドカバーに設けられた突出部が、他方の照明ユニットのエンドカバーに設けられた挿入孔に挿入される構成が開示されている。
For example, in
本開示は、隣接する灯具間に継ぎ目を意識させずに一体感をもたせることが可能な照明装置および建築物を建設する方法を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present disclosure is to provide a lighting apparatus and a method of constructing a building that can give a sense of unity between adjacent lighting fixtures without being conscious of seams.
本開示の一態様によれば、照明装置は、第1の灯具と第2の灯具とを備える。前記第1の灯具および前記第2の灯具のそれぞれは、光源配置面と前記光源配置面の反対側の裏面とを有するシャーシと、前記光源配置面に配置された複数の光源と、を有する灯具本体と、前記シャーシの前記裏面に設けられ、建材に形成された取付穴に嵌め込まれる嵌合アダプタと、前記光源配置面に対して空間を隔てて向き合う主面部と、前記空間の側方を覆う側面部と、を有する透光性のカバーと、を有する。前記第1の灯具および前記第2の灯具はそれぞれの前記側面部同士を当接させて隣接される。前記第1の灯具は、前記シャーシの前記裏面に設けられた第1の連結部材を有し、前記第2の灯具は、前記シャーシの前記裏面に設けられた第2の連結部材を有する。前記第1の灯具と前記第2の灯具とが前記側面部同士を当接させて隣接した状態で、前記第1の連結部材と前記第2の連結部材とが前記裏面上で連結する。
また、本開示の一態様によれば、建築物を建設する方法は、複数の天井材を配して形成される天井の天井裏に配される複数の配線のうち、天井への設置に際して吊り材による固定を有さない照明灯具である軽量大型照明灯具と電気的に接続するための配線として、コネクタ付き配線を設ける工程と、前記天井材に設けられた開口を介して、形成された天井の上方にある天井裏空間に配された前記コネクタ付き配線と、電源アダプタとを、前記コネクタ付き配線のコネクタにより接続する工程と、形成された天井の下方にある居室空間において用意された複数の前記軽量大型照明灯具のそれぞれについて、前記軽量大型照明灯具と、前記電源アダプタと、を電気的に接続する工程と、前記コネクタ付き配線と電気的に接続された複数の前記軽量大型照明灯具のうちの第1照明灯具を前記天井材の開口に通して、前記第1照明灯具を前記天井材に設置する工程と、前記コネクタ付き配線と電気的に接続された複数の前記軽量大型照明灯具のうちの第2照明灯具を前記第1照明灯具に連結させて前記天井材の開口に通し、前記第1照明灯具と連結された前記第2照明灯具を前記天井材に設置する工程と、前記天井材に設置された前記第1照明灯具または第2照明灯具の前記天井材に対する位置を、前記軽量大型照明灯具として移動が可能な所定の範囲内で調整する工程と、を有する。
According to one aspect of the present disclosure, a lighting device includes a first lamp and a second lamp. Each of the first lamp and the second lamp includes a chassis having a light source arrangement surface and a back surface opposite to the light source arrangement surface, and a plurality of light sources arranged on the light source arrangement surface. a main body, a fitting adapter that is provided on the rear surface of the chassis and is fitted into a mounting hole formed in a building material, a main surface facing the light source arrangement surface with a space therebetween, and covering the side of the space. and a translucent cover having a side portion. The first lamp and the second lamp are adjacent to each other with the side portions thereof in contact with each other. The first lamp has a first connecting member provided on the back surface of the chassis, and the second lamp has a second connecting member provided on the back surface of the chassis. The first connecting member and the second connecting member are connected on the back surface in a state where the first lamp and the second lamp are adjacent to each other with the side portions in contact with each other.
In addition, according to one aspect of the present disclosure, a method for constructing a building includes, among a plurality of wirings arranged in a ceiling space of a ceiling formed by arranging a plurality of ceiling materials, a plurality of wirings which are suspended when installed in the ceiling. A step of providing a wiring with a connector as a wiring for electrically connecting with a light-weight large lighting fixture which is a lighting fixture not fixed by a material, and a ceiling formed through an opening provided in the ceiling material a step of connecting the wiring with a connector arranged in the ceiling space above the ceiling and a power adapter with a connector of the wiring with a connector; For each of the large lightweight lighting fixtures, a step of electrically connecting the large lightweight lighting fixture to the power adapter; a step of inserting the first illumination lamp through an opening in the ceiling material and installing the first illumination lamp in the ceiling material; a step of connecting the second lighting fixture to the first lighting fixture and passing it through the opening of the ceiling material, and installing the second lighting fixture connected to the first lighting fixture to the ceiling material; and adjusting the position of the first illumination lamp or the second illumination lamp installed in the ceiling with respect to the ceiling material within a predetermined range in which the light and large illumination lamp can be moved.
本開示によれば、隣接する灯具間に継ぎ目を意識させずに一体感をもたせることが可能な照明装置および建築物を建設する方法を提供することができる。 Advantageous Effects of Invention According to the present disclosure, it is possible to provide a lighting device and a method of constructing a building that can give a sense of unity between adjacent lighting fixtures without being conscious of seams.
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. In addition, the same code|symbol is attached|subjected to the same element in each drawing.
図1は、本発明の一実施形態の灯具100の側面図である。
図2は、灯具100の発光面の平面図である。
図3は、灯具100の裏面の平面図である。
図4は、灯具100の短手方向に沿った断面図である。
FIG. 1 is a side view of a
FIG. 2 is a plan view of the light emitting surface of the
FIG. 3 is a plan view of the back surface of the
FIG. 4 is a cross-sectional view of the
灯具100の外形は例えば矩形状に形成され、矩形状の発光面を有する。灯具100は、灯具本体10と、透光性のカバー30と、嵌合アダプタ40とを有する。
The
図4に示すように、灯具本体10は、シャーシ11と、光源モジュール20とを有する。シャーシ11は、例えば金属板が好ましい。シャーシ11は、光源配置面11aと、その反対側の裏面11bとを有する。
As shown in FIG. 4 , the
図3に示すように、シャーシ11の裏面11bに、嵌合アダプタ40が設けられている。嵌合アダプタ40の上面に、例えばソケット構造の灯具側コネクタ43が固定されている。また、シャーシ11の裏面11bには、クッション材13が設けられている。
As shown in FIG. 3, a
図4に示すように、光源モジュール20は、シャーシ11の光源配置面11aに取り付けられている。光源モジュール20はシャーシ11に例えばねじ止めされている。シャーシ11は、光源モジュール20の補強板および放熱板として機能する。また、シャーシ11の裏面11bには、矩形状のシャーシ11の長手方向(図4における紙面を貫く方向)に延びる複数の凹凸が形成されている。これら凹凸は、シャーシ11の面強度を高める。
As shown in FIG. 4 , the
光源モジュール20は、基板21と、複数の光源22とを有する。基板21の裏面は、シャーシ11の光源配置面11aに接している。複数の光源22が、基板21の光源実装面(シャーシ11に接する裏面の反対側の面)に周期配列されている。例えば、複数の光源22は等ピッチで格子配列されている。
The
光源22は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を含む。また、光源22は、その他に、蛍光体層と樹脂部材とを含むことができる。図3に示す灯具側コネクタ43は、基板21に形成された導体パターンを通じて、光源22と電気接続している。
The
カバー30は、光源22が発する光に対する透光性を有する。カバー30は、例えばアクリルなどの樹脂材に酸化チタン等を分散させた光拡散性を有する乳白色に形成されている。カバー30は、光源22を覆うように、灯具本体10に支持されている。
The
図4に示すように、カバー30は、空間90を隔てて光源22に対向する主面部31を有する。主面部31は矩形状に形成され、その主面部31の4辺に対応して、カバー30は、空間90の側方を覆う4つの側面部を有する。図4には主面部31の長手方向に沿って設けられた2つの側面部32が表されている。
As shown in FIG. 4 , the
カバー30の長手方向の両端には、図1~図3に示すサイドキャップ36が装着される。サイドキャップ36は、カバー30における短手方向に沿った側面部を構成する。
図4に示すように、カバー30はさらに上辺部33を有する。主面部31、長手方向に沿った側面部32、および上辺部33は、例えば押出成形により一体形成される。側面部32は、灯具本体10の長手方向に沿った外縁部よりも外側に位置し、光源モジュール20よりも上方に延びている。
As shown in FIG. 4, the
上辺部33は、側面部32の上端に連続し、側面部32からシャーシ11に向かって突出している。側面部32および上辺部33は、カバー30の長手方向(図4において紙面を貫く方向)に沿って延びている。サイドキャップ36が装着されない状態において、カバー30の長手方向の両端は開放されている。
The
シャーシ11の裏面11bにおける短手方向(図4における左右方向)の両端部には、カバー挿入部11cが設けられている。カバー挿入部11cは、シャーシ11の裏面11bとの間に隙間を形成するようにシャーシ11の外側に突出している。そのカバー挿入部11cの下の隙間に、カバー30の上辺部33が挿入される。カバー挿入部11c、およびその下の隙間は、シャーシ11の長手方向(図4において紙面を貫く方向)に沿って延びている。
サイドキャップ36を装着する前に、シャーシ11とカバー30とを相対的に長手方向にスライドさせて、カバー30の上辺部33をシャーシ11のカバー挿入部11cの下の隙間に挿入する。カバー30の上辺部33が、シャーシ11の裏面11bの長手方向に沿った端部の上に載置され、カバー30が灯具本体10に対して支持される。この後、サイドキャップ36が、カバー30の長手方向の両端に装着される。
Before mounting the
図5は、図3における一部分(嵌合アダプタ40が設けられた部分)の拡大図である。図6は、図5におけるX-X断面図である。 FIG. 5 is an enlarged view of a portion (the portion provided with the fitting adapter 40) in FIG. 6 is a cross-sectional view taken along the line XX in FIG. 5. FIG.
図6に示すように、嵌合アダプタ40は、アダプタ固定部材80の上に固定されている。嵌合アダプタ40は、アダプタ固定部材80に例えばネジ止めされている。アダプタ固定部材80は、例えばアルミニウムの板である。
As shown in FIG. 6, the
シャーシ11の裏面11bには、アダプタ押さえ部材70が固定されている。アダプタ押さえ部材70は、例えば電気亜鉛めっき鋼板である。
An
アダプタ押さえ部材70は、下段部72と、上段部71とを有する。下段部72は、シャーシ11に対して例えばネジ止めされている。上段部71は、下段部72よりもシャーシ11の裏面11bから離れた位置にあり、上段部71とシャーシ11の裏面11bとの間にスペースが形成される。そのスペースに、アダプタ固定部材80が配置されている。
The
板状のアダプタ固定部材80は、図5において破線で表す外縁部(外形)80aを有する。図6に示すように、アダプタ固定部材80の外縁部80aと、アダプタ押さえ部材70の下段部72との間には、隙間73が形成されている。上段部71とシャーシ11の裏面11bとの間のスペースは、図6における紙面を貫く方向において開放されている。
The plate-shaped
図5に示すように、アダプタ押さえ部材70の上段部71には開口71aが形成されている。嵌合アダプタ40は、その開口71a内に位置する。アダプタ固定部材80の外縁部80aは、開口71aの縁よりも外側に位置する。図5に示す上面視において、アダプタ固定部材80の一部は、嵌合アダプタ40の下およびアダプタ押さえ部材70の上段部71の下に隠れている。
As shown in FIG. 5, an
開口71aは、直線部71dを介してつながった第1の縁71bと第2の縁71cとを有する。嵌合アダプタ40は筒状に形成され、この例では第1の縁71bは、嵌合アダプタ40の側面の環状形状に沿って形成されている。第2の縁71cは、第1の縁71bから直線部71dを介して図5における下方(下方向B)に突出している。
The
図5における上方向Aは、後述するように、嵌合アダプタ40を天井材から取り外す際に、灯具本体10をアダプタ押さえ部材70とともに、アダプタ固定部材80に対して相対的に移動させる方向(第1方向)である。図5における下方向(第2方向)Bは、灯具本体10を上方向(第1方向)Aに移動させた後(図15に示す状態)において、嵌合アダプタ40を天井材から取り外す際に操作する取外し部材12を引っ張る方向である。
As will be described later, an upward direction A in FIG. 5 is a direction in which the
図6に示すように、アダプタ固定部材80は、アダプタ押さえ部材70の上段部71と、シャーシ11の裏面11bとの間に挟まれ、シャーシ11に対しては固定されていない。すなわち、アダプタ固定部材80に固定された嵌合アダプタ40と、灯具本体10とは、シャーシ11の裏面11bに平行な方向に相対的に移動可能となっている。ここでの移動は、直線移動に限らず、回転移動も含む。
As shown in FIG. 6 , the
アダプタ固定部材80の外縁部80aと、アダプタ押さえ部材70の下段部72との間の隙間73や、上段部71に形成された開口71aの縁と、嵌合アダプタ40の側面との間の隙間によって、嵌合アダプタ40に対する灯具本体10の相対移動が許容される。アダプタ固定部材80の外縁部80aとアダプタ押さえ部材70の下段部72との当接や、嵌合アダプタ40の側面と開口71aの縁との当接により、嵌合アダプタ40に対する灯具本体10の相対移動が規制される。
A
図7に示すように、アダプタ押さえ部材70の上段部71の下面には凸部75が形成され、アダプタ固定部材80の上面には、凸部75が嵌合可能な凹部81が形成されている。複数の凸部75が上段部71に形成され、複数の凸部75に対応した複数の凹部81がアダプタ押さえ部材80に形成されている。
As shown in FIG. 7 , a
嵌合アダプタ40と灯具本体10との相対位置の初期位置においては、凸部75が凹部81に嵌合している。すなわち、天井材に嵌合アダプタ40を介して灯具本体10が取り付けられ、灯具本体10の位置(天井面に沿う方向の位置)を調整する必要がない場合には、凸部75が凹部81に嵌合した状態が保持される。
At the initial position of the relative position between the
取り付け後において、灯具本体10の位置調整が必要な場合には、天井材に固定された嵌合アダプタ40およびアダプタ固定部材80に対して、灯具本体10を上記初期位置から取付面(天井面)に沿う方向にスライド移動(回転も含む)させることで、灯具本体10の取付位置を調整できる。灯具本体10に取り付けられたカバー30も灯具本体10とともに移動し、位置が調整される。
When the position of the lamp
このとき、凸部75と凹部81との嵌合が外れ、凸部75がアダプタ固定部材80の上面に接触する。すなわち、複数の凸部75がアダプタ固定部材80の上面に接触する点接触の状態で、灯具本体10は、天井材に固定されたアダプタ固定部材80に支持される。アダプタ押さえ部材70とアダプタ固定部材80とが点接触することで、面接触する場合に比べて、アダプタ押さえ部材70とアダプタ固定部材80との間の摩擦力が小さくなり、アダプタ押さえ部材70とアダプタ固定部材80との相対移動が容易になる。
At this time, the
本実施形態によれば、嵌合アダプタ40を灯具本体10に固定させるのではなく、嵌合アダプタ40と灯具本体10とを相対移動可能な状態とすることによって、アダプタ固定部材80の外縁部80aと、アダプタ押さえ部材70の下段部72との間の隙間73や、上段部71に形成された開口71aの縁と、嵌合アダプタ40の側面との間の隙間によって形成される位置調整代の分、天井材に取り付け後に灯具本体10の位置調整が可能になる。
According to this embodiment, instead of fixing the
これにより、複数の灯具本体10を並べて設置する際に、天井材に形成した複数の取付穴の位置のばらつきが発生しても、複数の灯具本体10、すなわち発光面をシームレスに均等配置することが可能になる。
As a result, when the plurality of lamp
また、壁際の取付穴の位置がずれると、壁際の設置スペースに灯具本体10が収まらなくなることが起こり得る。しかしながら、本実施形態によれば、壁際の取付穴の位置を、初期位置の灯具本体10が壁から離れるような位置にしておき、嵌合アダプタ40を介して天井材に灯具本体10を取り付けた後に、灯具本体10を壁側に移動させて寄せることで、壁際の設置スペースに灯具本体10を確実に収めることができる。
Further, if the positions of the mounting holes near the wall are misaligned, the lamp
シャーシ11の裏面11bに設けられた図3に示すクッション材13は、シャーシ11の裏面11bと天井面との間で圧縮され、灯具本体10は、クッション材13を介して天井面に密着している。クッション材13と天井面との摩擦力によって、灯具本体10の天井面に沿った方向の位置が保持される。その摩擦力に抗する力を灯具本体10に加えることで、灯具本体10を移動させて位置調整できる。
The
灯具本体10の嵌合アダプタ40に対する相対移動の許容範囲は、アダプタ固定部材80の外縁部80aとアダプタ押さえ部材70の下段部72との間の隙間73の大きさ、および上段部71に形成された開口71aの縁と嵌合アダプタ40の側面との間の隙間の大きさによって決まる。嵌合アダプタ40がアダプタ押さえ部材70に形成された開口71aの範囲内で移動した際に、アダプタ固定部材80がアダプタ押さえ部材70の下段部72に干渉しないクリアランスが、アダプタ固定部材80と下段部72との間に確保されていればよい。
The allowable range of relative movement of the
次に、嵌合アダプタ40の天井材への取り付け構造および方法について説明する。嵌合アダプタ40は、取付金具によって、天井材に取り付けられる。
Next, the structure and method for attaching the
図8は、灯具100における天井材300の裏側に位置する要素の斜視図である。
図9は、取付金具60の斜視図である。
図10は、取付金具60と嵌合アダプタ40との嵌合構造を表す斜視図である。
図11は、取付金具60と嵌合アダプタ40との嵌合構造を表す断面斜視図である。
FIG. 8 is a perspective view of the elements of the
FIG. 9 is a perspective view of the mounting
10 is a perspective view showing a fitting structure between the mounting
11 is a cross-sectional perspective view showing a fitting structure between the mounting
図9に示すように、取付金具60は環状に形成され、その内側に開口64を有する。取付金具60の側面には、板ばね構造の複数の取付ばね63が設けられている。取付金具60の下面には、環状のフランジ61が設けられている。フランジ61の外径は、天井材300に形成された円形の取付穴の直径よりも大きい。フランジ61の上面には、開口64の縁に沿って受け板62が設けられている。
As shown in FIG. 9, the mounting
取付金具60は、天井材300に形成された取付穴300a(図11に示す)に嵌め込まれる。取付金具60の側面と天井材300の取付穴300aの内壁との間に、取付ばね63が自然状態から変形した状態で配置される。この取付ばね63の復元力により、取付金具60は上方に付勢され、フランジ61の外縁部側の上面が天井材300の表側の面に押し当たることで(図11参照)、取付金具60が取付穴300aに嵌合した状態が保持される。
The mounting
取付金具60を天井材300の取付穴300aに嵌め込む前に、必要に応じて、天井材300の裏側に、図8に示す電源ユニット50が配置される。電源ユニット50は、取付穴300aから天井材300の裏側に通され、天井材300の裏側において取付穴300aに重ならない位置に配置される。
Before fitting the mounting
または、既に天井材300の裏側に設置済みの電源ユニット50をそのまま使う場合には、電源ユニット50を天井材300の裏側に設置する作業は不要となる。
Alternatively, if the
図8に示すように、電源ユニット50は、外部電源(商用電源)と接続可能な端子台52、53を有する。電源ユニット50からは電気ケーブル51が導出されている。端子台52、53の端子は、電源ユニット50の回路基板に電気接続され、その回路基板に電気ケーブル51が電気接続されている。電気ケーブル51の端部には、電源側コネクタ51aが設けられている。
As shown in FIG. 8, the
灯具本体10が天井材300に取り付けられる前の状態において、電気ケーブル51は、天井材300の取付穴300a、およびその取付穴300aに嵌め込まれた取付金具60の内側の開口64を通され、電源側コネクタ51aが天井材300の表側に位置する。
Before the lamp
灯具100の取付作業を行う作業者は、灯具100を天井材300に近づけ、灯具100を片手で保持しつつ、もう一方の手で、取付穴300aから垂下する電気ケーブル51の電源側コネクタ51aをつかんで、灯具本体10の裏面に設けられた嵌合アダプタ40の上面に固定された灯具側コネクタ43に電源側コネクタ51aを接続する。
An operator who installs the
電源側コネクタ51aを灯具側コネクタ43に接続した後、嵌合アダプタ40を、天井材300の取付穴300aに嵌め込まれた取付金具60の内側の開口64に嵌め込む。
After connecting the power-
図11に示すように、嵌合アダプタ40は、上ケース41と、下ケース42と、2つのスライド部材45と、2つのスライド部材45を連結するばね47とを有する。
As shown in FIG. 11 , the
それぞれのスライド部材45の先端には、傾斜面をもつ爪部44が設けられている。ばね47の伸縮に伴う2つのスライド部材45のスライド移動により、爪部44は上ケース41と下ケース42との間に形成された開口を通じてケース41、42の内側に引っ込んだり、ケース41、42の外側に突出することが可能となっている。
A
図11は、爪部44がケース41、42の外側に突出して、取付金具60の受け板62の上面に乗り上がった状態を示す。図11に示すように、上ケース41から下方に突出するストッパー41aがスライド部材45の上面に形成された凹部46内に位置し、ストッパー41aと凹部46の壁面との当接により、2つのスライド部材45の互いに離間する方向への移動が規制される。
FIG. 11 shows a state in which the
通常、爪部44はケース41、42の外側に突出している。嵌合アダプタ40を取付金具60の内側に嵌め込むときに、取付金具60のフランジ61の内周壁および受け板62の内周壁に、爪部44の傾斜面を当接させる。爪部44がフランジ61の内周壁および受け板62の内周壁から受ける力により、2つのスライド部材45はばね47を圧縮させて互いに近づくようにスライド移動する。爪部44はケース41、42の内側に引っ込み、取付金具60の内側への嵌合アダプタ40の嵌め込みを許容する。
Normally, the
そして、爪部44が受け板62よりも上方の位置まで移動すると、爪部44が受け板62の内周壁から受ける力が解除され、ばね47の復元力により2つのスライド部材45は互いに離間する方向に付勢される。爪部44はケース41、42の外側に突出し、爪部44の下面が受け板62の上面に乗り上げる(引っ掛かる)。これにより、嵌合アダプタ40、および嵌合アダプタ40と固定された灯具本体10の、取付金具60からの落下が防止される。
When the
嵌合アダプタ40が取付金具60に嵌合した状態において、図3に示すシャーシ11の裏面11bに設けられたクッション材13が、天井材300の表側の面に密着する。カバー30の主面部31は、天井材300の表側の面に平行となり、天井材300の下方の空間に向けられる。
When the
または、実施形態の灯具100は、天井材300に対する取付方法と同様の方法で、壁材に対しても取り付けることができる。灯具100が壁材に取り付けられると、カバー30の主面部31は壁面に平行となり、壁材の側方空間に向けられる。
Alternatively, the
嵌合アダプタ40はシャーシ11の裏面11bに設けられ、光源モジュール20における複数の光源22は、天井材300の取付穴300aの面積および取付金具60の開口64の面積よりも広い領域にわたってシャーシ11の光源配置面11aに配置され、灯具本体10において嵌合アダプタ40に重なる領域にも光源22が配置されている。このため、カバー30の主面部31において、取付穴300aおよび嵌合アダプタ40に重なる領域である中央部も光らせることができ、広い面積にわたって発光面が得られる。
The
または、嵌合アダプタ40をシャーシ11の光源配置面11aに設け、嵌合アダプタ40の爪部44を突出させる開口をカバー30の側面に形成した構成でもよい。この場合、カバー30に形成した開口から光が外に漏れないようにする必要がある。
Alternatively, the
以上説明した灯具100を複数設置することで、より広い発光面を有する照明装置を実現することができる。複数の灯具100は、カバー30の側面部同士を当接させて隣接される。
By installing a plurality of
図1~図3に示すように、シャーシ11の裏面11bには第1の連結部材91と第2の連結部材92が設けられ、隣接する灯具100はそれら連結部材91、92によって連結される。
As shown in FIGS. 1 to 3, a first connecting
第1の連結部材91は、シャーシ11の一方の短辺からシャーシ11の外側に突出する突出部である。複数(例えば2つ)の第1の連結部材91が、シャーシ11の短手方向に離間して設けられている。第1の連結部材91の数に対応して、複数(例えば2つ)の第2の連結部材92が、シャーシ11の他方の短辺側に設けられ、短手方向に離間している。第2の連結部材92は、第1の連結部材91が挿入可能なスペースを有する。第2の連結部材92は、シャーシ11の外側に突出していない。第1の連結部材91および第2の連結部材92は、例えば電気亜鉛めっき鋼板からなる。
The first connecting
図12A~図12Cは、2つの灯具を連結させる方法を示す模式側面図である。隣接される2つの灯具のうちの一方を第1の灯具100a、他方を第2の灯具100bとする。第1の灯具100aおよび第2灯具100bは、前述した灯具100と同じ構成を有する。
12A to 12C are schematic side views showing how to connect two lamps. One of the two adjacent lamps is a
第1の灯具100aと第2の灯具100bとは、例えば短手方向に沿う側面部(この例ではサイドキャップ36)同士を当接させて隣接される。第1の灯具100aにおける第1の連結部材91および第2の連結部材92のうち一方(この例では第1の連結部材91)が設けられた側の側面部(サイドキャップ36)と、第2の灯具100bにおける第1の連結部材91および第2の連結部材92のうち他方(この例では第2の連結部材92)が設けられた側の側面部(サイドキャップ36)とが隣接する。
The
図12Aにおいて第1の灯具100aはすでに天井材300に取り付けられている。すなわち、第1の灯具100aの嵌合アダプタ40が、取付金具60を介して天井材300の取付穴300aに嵌め込まれている。
12A, the
この第1の灯具100aの第1の連結部材91に対して、第2の灯具100bの第2の連結部材92の位置を合わせながら、第2の灯具100bの嵌合アダプタ40を取付穴300aに嵌め込まれた取付金具60に嵌合させる。このとき、第2の灯具100bを天井面に対して斜めに傾けながら、第2の灯具100bの第2の連結部材92の内側のスペースに、第1の灯具100aの第1の連結部材91の先端部を挿入させる。
While aligning the
図12Bに示すように、第1の灯具100aのサイドキャップ36に対して第2の灯具100bのサイドキャップ36が離間した状態で第2の灯具100bは天井材300に取り付けられる。
As shown in FIG. 12B, the
前述したように、第2の灯具100bの嵌合アダプタ40が天井材300に取り付けられた状態において、第2の灯具100bの灯具本体10およびカバー30は嵌合アダプタ40に対して相対移動可能である。すなわち、図12Bの状態において、第2の灯具100bの灯具本体10およびカバー30は、天井面に平行に、第1の灯具100aに近づく方向Cに移動できる。
As described above, when the
第1の連結部材91と第2の連結部材92とは、天井面に平行な方向に相対移動可能な状態でシャーシ11の裏面11b上で重なる。
The first connecting
そして、第2の灯具100bの灯具本体10およびカバー30を方向Cに移動させることで、図12Cに示すように、第1の灯具100aのサイドキャップ36に第2の灯具100bのサイドキャップ36を当接させ、第2の灯具100bを第1の灯具100aに隣接させる。この状態において、第1の灯具100aの第1の連結部材91と、第2の灯具100bの第2の連結部材92とがシャーシ11の裏面11b上で連結する。具体的には、第1の連結部材91が第2の連結部材92の内側のスペースに挿入され、第1の連結部材91と第2の連結部材92とは、灯具100a、100bと、天井材300との間で互いに重なり合う。
Then, by moving the lamp
第1の連結部材91および第2の連結部材92は、光源配置面の裏側(シャーシ11と天井面との間)で重なり、カバー30内の空間に位置しない。したがって、第1の連結部材91と第2の連結部材92は、カバー30の主面部31および側面部から見て影にならない。
The first connecting
このような第1の連結部材91と第2の連結部材92との連結により、第1の灯具100aと第2の灯具100bとの隣接部における、取付面(この例では天井面)に垂直な方向の段差(位置ずれ)を規制できる。これにより、例えば、天井面に歪み等があっても、また嵌合アダプタ40から遠い側面部側が重力により下方に変位しやすくても、第1の灯具100aと第2の灯具100bとの隣接部に段差が発生しない。すなわち、隣接する灯具100a、100bの発光面の間に継ぎ目を意識させずに一体感をもたせることが可能となる。
By connecting the first connecting
図1~図3に示すように、長手方向の両端にそれぞれ第1の連結部材91と第2の連結部材92とを備えた灯具100は、3つ以上の灯具100を隣接させる場合における中間(他の灯具100の間)に配置される灯具100として用いることができる。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
また、図1~図3に示す灯具100は、隣接される複数の灯具100のうちの左端の灯具100として用いることができる。この場合、左端の灯具100の左端に設けられた第2の連結部材92には他の灯具100の第1の連結部材91が挿入されないが、第2の連結部材92は灯具100の側方に突出していないため、見栄えは損ねない。
The
また、図1~図3に示す灯具100において右端の第1の連結部材91を設けなければ、その灯具100を、隣接される複数の灯具100のうちの右端の灯具100として用いることができる。
1 to 3, if the right end first connecting
または、第1の連結部材91を、例えばねじ止めなどでシャーシ11の裏面11bに取り外し可能な状態で取り付け、右端に用いる灯具100においては第1の連結部材91を取り外すことで、右端に配置された灯具100から第1の連結部材91が側方に突出して見えてしまうことを防げる。または、第1の連結部材91を取り外すのではなく、向きを変えてシャーシ11の裏面11bに取り付け直し、第1の連結部材91をシャーシ11の裏側に隠すようにしてもよい。
Alternatively, the first connecting
また、第1の連結部材91(または第2の連結部材92)を、灯具100の長辺におけるその長手方向の端部(短辺寄りの部分)に設け、他の灯具100の短辺に設けた第2の連結部材92(または第1の連結部材91)と連結させることで、矩形状の2つの灯具100を平面視において直角に隣接させることもできる。
In addition, the first connecting member 91 (or the second connecting member 92) is provided at the longitudinal end (portion near the short side) of the long side of the
1つの灯具に1つの第1の連結部材91と1つの第2の連結部材92を設けてもよい。1つの灯具に複数の第1の連結部材91と複数の第2の連結部材92を設けた場合には、複数の第1の連結部材91と複数の第2の連結部材92との連結により、第1の灯具100aと第2の灯具100bとの、取付面に平行な面内での回転方向の位置ずれも規制できる。
One first connecting
図5に示すように、シャーシ11の裏面11bには、取外し部材12が配置されている。取外し部材12の一端部は、嵌合アダプタ40のスライド部材45に連結されている。
As shown in FIG. 5, a
図13および図14は、嵌合アダプタ40と取外し部材12との連結構造を表す斜視図である。
図13は、嵌合アダプタ40の上ケース41を取り外した状態を示す。
図14は、図13においてさらに下ケース42も取り外し、取外し部材12とスライド部材45との連結構造を裏側から見た斜視図である。
13 and 14 are perspective views showing the connecting structure between the
FIG. 13 shows a state in which the
FIG. 14 is a perspective view of the connection structure between the
取外し部材12とスライド部材45とは、2つのアーム部材48を介して連結されている。それぞれのアーム部材48は、下ケース42に設けられた軸部42aを支点に回動することができる。
The removing
それぞれのアーム部材48の一端部には貫通孔48aが形成され、互いの貫通孔48aは重ね合わされる。その貫通孔48a内に、取外し部材12の一端部に設けられたピン12aが係合している。
A through-
作業者が取外し部材12の他端部12b(図5に示す)を例えば治具または直接指で引っ張ることで、取外し部材12の長手方向に沿って取外し部材12をスライドさせることができる。
The operator can slide the
取外し部材12の他端部12bが灯具100の側面より外側に突出する方向に、取外し部材12を引っ張ると、取外し部材12のピン12aに係合している一対のアーム部材48が軸部42aを支点に回動する。このアーム部材48の回動により、図14に示すアーム部材48の他端部48bが、スライド部材45の下面に設けられた突出部49を押す。これにより、2つのスライド部材45は、ばね47を圧縮させて互いに近づく方向にスライド移動する。
When the
このスライド部材45のスライド移動により、爪部44が、図11に示す取付金具60の受け板62に乗り上げた状態が解除され、嵌合アダプタ40が取付金具60から外れ、灯具本体10を天井材300から取り外すことができる。
Due to this sliding movement of the
灯具本体10が天井材に取り付けられた状態、すなわち、嵌合アダプタ40が取付金具60を介して天井材に取り付けられた状態において、図5に示すように、取外し部材12の他端部12bは灯具に重なっている。図5に示す例では、取外し部材12の他端部12bは、カバー30の上辺部33に重なっている。この状態で灯具は天井材に設置された状態が維持され、使用される。すなわち、取外し部材12は発光面側から見えない。
In the state where the lamp
図5の状態の灯具本体10を、嵌合アダプタ40およびアダプタ固定部材80に対して第1方向Aに移動させることで、図15に示すように、取外し部材12の他端部12bが灯具の側面(カバー30の側面)より外側に突出する。そして、その突出した他端部12bを治具または手でつかんで取外し部材12を第1方向Aの反対の第2方向Bに移動させることで、嵌合アダプタ40の爪部44が取付金具60から外れる。
By moving the lamp
図5の状態において、嵌合アダプタ40の第2方向Bに向く側面と、アダプタ押さえ部材70に形成された開口71aの縁71cとの第2方向Bに沿った離間距離は、嵌合アダプタ40の第1方向Aに向く側面とアダプタ押さえ部材70に形成された開口71aの縁71bとの間の第1方向Aに沿った離間距離よりも大きい。図5の状態から灯具本体10を第2方向Bに移動させても、取外し部材12は灯具の裏側に隠れたままである。
5, the distance along the second direction B between the side surface of the
このような構成により、取り外す際に灯具本体10を移動させる方向を一方向Aに定めることができ、作業者への明確な操作指示となる。
With such a configuration, the direction in which the lamp
前述した第1の連結部材91の幅(突出方向に直交する方向の幅)は、第2の連結部材92の内側のスペースの幅よりも小さく、第1の連結部材91が第2の連結部材92の内側のスペースに挿入された状態で、第1の連結部材91と第2の連結部材92とは、灯具100a、100bの短手方向(図12Cにおいて紙面を貫く方向)に相対移動可能である。
The width of the first connecting
したがって、複数の灯具100が第1の連結部材91と第2の連結部材92によって連結した状態であっても、取り外す対象の灯具100の灯具本体10(及びカバー30)のみを図5において第1方向Aにスライドさせて、取り外す対象の灯具100のみを天井材から取り外すことができる。取り外す対象の灯具100の隣に連結した灯具100は、取り外す対象の灯具100と一緒に第1方向Aに動いてしまわない。
Therefore, even when a plurality of
以上説明した実施形態によれば、灯具本体10の形状およびサイズに合わせた角穴を建材(天井材や壁材)にあけなくてもよく、建材への施工は、灯具本体10のサイズよりも小さく、嵌合アダプタ40のサイズに合わせた1つの取付穴をあけるだけでよい。そして、取付穴に嵌め込まれた取付金具60に対して、嵌合アダプタ40を嵌め込むことで灯具本体10を簡単に建材に取り付けることができる。
According to the embodiment described above, it is not necessary to make a square hole in the building material (ceiling material or wall material) that matches the shape and size of the lamp
灯具側コネクタ43は、ケーブルの一端に接続されてぶらぶらしているのではなく、嵌合アダプタ40の上面に固定されている。一方で、電源側コネクタ51aは電気ケーブル51によって電源ユニット50から導出されている。したがって、電源側コネクタ51aを天井材300の取付穴300aおよび取付金具60の開口64を通して天井材300の表側における作業者の手元に位置させ、作業者はその電源側コネクタ51aを片手でつかみ、もう一方の手をカバー30の主面部31に添えて灯具100を支えつつ、灯具側コネクタ43に電源側コネクタ51aを接続させることができる。灯具側コネクタ43自体を手でつかまなくてもよい。そのため、灯具本体10の平面サイズが大型化しても、1人の作業者によって、電源ユニット50と灯具100との電気接続、および灯具100の天井材300への取り付けを容易に行うことができる。
The lamp-
灯具100を天井材300から取り外す際にも、一方の手を灯具100の主面部31に添えて灯具100を支えつつ、前述した取り外し部材12の他端部12bをもう片方の手で例えば治具を使って引っ張ることで嵌合アダプタ40の爪部44と取付金具60との係合が解除され、灯具100を天井材300から取り外すことができる。この後、片手で灯具100を支えた状態を維持しつつ、もう片方の手を取り外し部材12から電源側コネクタ51aに移動させて電源側コネクタ51aを引っ張って灯具側コネクタ43から引き抜くことができる。すなわち、灯具100の天井材300からの取り外し、および電源ユニット50と灯具100との電気接続の解除も1人の作業者によって容易に行うことができる。
Also when removing the
このような実施形態によれば、多品種の灯具本体10を、これらに共通の電源ユニット50に対してワンタッチで簡単に接続できるため、手間をかけずに他種の灯具本体10への変更が可能となる。この灯具本体10の変更に際して、共通の電源ユニット50は天井材300から外す必要がない。
According to such an embodiment, since various types of lamp
複数の灯具100を互いの側面部同士を当接させて隣接させたとき、隣接する側面部においてはそれぞれの灯具からの光の干渉により他の領域よりも明るくなりやすい。カバー30における厚みをもつ側面部(サイドキャップ36)が導光板のように機能し得る。
When a plurality of
また、複数の光源22の間の領域は複数の光源22からの光によって照らされるのに対して、基板21上において端に配置された光源22よりも外側の領域は、一方の側からの光照射になるため相対的に暗くなりがちである。側面部の当接部が相対的に明るくなることで、基板21の端の領域の暗部が際立ってしまい、灯具100の隣接部付近に明暗が形成され、これは発光面における輝度の均一化を妨げる。
In addition, while the area between the plurality of
そこで、本実施形態では、灯具100の隣接部(側面部)であるサイドキャップ36の光透過率を適切に制御している。
Therefore, in this embodiment, the light transmittance of the
図16は、サイドキャップ36の内面図である。
16 is an internal view of the
サイドキャップ36における、カバー30内の空間に面する内面36aに、サイドキャップ36よりも光透過率が低い透過率制御部材85が設けられている。ここでの光透過率は、光源22が発する光に対する透過率を表す。
A
この透過率制御部材85が設けられた領域においては光の透過が抑制され、隣接する灯具100のサイドキャップ36同士の当接部が明るくなりすぎるのを抑制することができる。
Light transmission is suppressed in the region where the
透過率制御部材85は、遮光性および/または反射性を有する。特に、透過率制御部材85が反射性を有する部材であると、透過率制御部材85で反射した光で、基板21上において端に配置された光源22よりも外側の領域を照らし、その領域における暗部の発生を抑制することができる。
The
このような反射性を有する透過率制御部材85としては、例えば、金属部材や、白色の樹脂部材が挙げられる。中でも、透過率制御部材85として、例えば酸化チタンなどの光拡散材を含む白色の樹脂部材を用いると、その拡散反射性により、灯具100の隣接部付近の領域の輝度ムラを少なくできる。
Examples of such a reflective
また、透過率制御部材85が反射性を有する場合において、サイドキャップ36の内面36aの端(エッジ)まで透過率制御部材85を設けると、その端において輝線が発生する可能性がある。そこで、図16に示すように、透過率制御部材85は、サイドキャップ36の内面36aにおける主面部31側の端37、およびその主面部31側の端37に連続する側端38から離間している。取付面(例えば天井面)側の端39は、光源22よりも裏側に位置するため、透過率制御部材85は取付面側の端39まで設けてもよい。
Further, when the
また、サイドキャップ36自体の光透過率は、カバー30の主面部31の光透過率以下である。そのため、サイドキャップ36の内面36aにおいて透過率制御部材85が設けられていない領域における光の透過が抑制でき、隣接する灯具100のサイドキャップ36同士の当接部が明るくなりすぎるのを抑制することができる。
Also, the light transmittance of the
図17Aは、第1の灯具100aと第2の灯具100bとの隣接部の模式断面図である。
FIG. 17A is a schematic cross-sectional view of the adjacent portion between the
光源22を実装した基板21における光源実装面には、例えば白色の光反射層が形成されている。灯具100の隣接部側においては、光反射層が形成された基板21の端部21aをサイドキャップ36の近傍まで配置することで、前述した基板21上において端に配置された光源22よりも外側の領域の暗部を抑制することができる。
A white light reflecting layer, for example, is formed on the light source mounting surface of the
図17Bは、灯具100の非隣接側の端部の模式断面図である。
17B is a schematic cross-sectional view of the non-adjacent end of the
灯具100において他の灯具100と隣接しない非隣接側においては、図17Aに示す隣接側よりも基板21をサイドキャップ36から離すことで、カバー30の側面から見たときに基板21が影になって見えることを防ぐことができる。
On the non-adjacent side of the
図18は、本発明の他の実施形態の灯具200の裏面の平面図である。
FIG. 18 is a plan view of the back surface of a
この灯具200は、正方形状の発光面を有する。灯具本体10の外形形状も正方形状である。また、灯具本体10、カバー30、嵌合アダプタ40、アダプタ固定部材80、アダプタ押さえ部材70、取外し部材12などの構成は、上記実施形態の灯具100と同じであり、その機能および効果も同じである。
This
このような正方形状の灯具200においても、シャーシ11の裏面11bに前述した第1の連結部材91および第2の連結部材92を設けることができる。そして、第1の連結部材91および第2の連結部材92が設けられた複数の灯具200を、互いのカバー30の側面部同士を当接させ、且つシャーシ11の裏面11b上で第1の連結部材91と第2の連結部材92とを重ね合わせることで、隣接させることができる。例えば、複数の灯具200を一方向に隣接させることができる。または、例えば4つの灯具200を正方形状に隣接させることができる。
In such a
次に、実施形態として、オフィスビル、工場、または、商業施設などの建築物の建設に際して、上述した灯具100や灯具200などの照明灯具400が設置される工程を説明する。そこでまずは、このような建築物の建設における従来の工程を説明する。図19は、従来の建築物が建設されるまでの工程における照明設置の流れを説明するためのフロー図である。ここでは一般的なオフィスビルのように、複数階の構造を有し、通路と居室を有する建築物を対象とする。オフィスビルのような大規模な建築物の建設では、総合建設業者が建設工事の発注を請負い、種々の業者によって作業される建設工事全体の取りまとめを行う。
Next, as an embodiment, a process of installing
まず、設計士やデザイナーが建築物の設計を行う(ステップS1)。この工程において、通路や居室のレイアウトなどが決められ、建築物の全体的なデザインが設計図面に記される。また、採用する建築材料や、照明灯具などの電気設備資材についてもある程度決められ、その配置についても図面に記される。 First, an architect or designer designs a building (step S1). In this process, the layout of corridors and living rooms is determined, and the overall design of the building is drawn up on the blueprints. In addition, the building materials to be used and electrical equipment materials such as lighting fixtures are also determined to some extent, and their layout is also indicated on the drawing.
次に、決められた設計に基づいて、建築材料や建設機械が用意され、基礎工事が行われる(ステップS2)。この工程では、杭工事や土工事により建築物の荷重に耐え得る安定した地盤を確保する。ここでは主に、土木工事を行う業者の作業員が作業を行う。なお、土木工事業者の作業員に限らず、他の業者の作業員も作業を行っている。 Next, building materials and construction machines are prepared based on the determined design, and foundation work is carried out (step S2). In this process, piling and earthwork are used to secure a stable ground that can withstand the load of the building. Workers of civil engineering contractors mainly work here. In addition, not only the workers of civil engineering contractors but also the workers of other contractors are working.
次に、安定した地盤の上に建築物の躯体を形成する躯体工事が行われる(ステップS3)。躯体工事としては、基礎部分や地下階を有する場合には地下階など地下の工事から始まり、地上階へと進んでいく。コンクリートの打設、柱の建込み、鉄骨の組み立てなどを行い、建築物全体の骨組みが完成する。また、外壁、屋上、各階の床等にもコンクリートが打設される。 Next, frame work is performed to form the frame of the building on the stable ground (step S3). As frame construction, if there is a foundation part or a basement floor, it starts with underground construction such as the basement floor and progresses to the ground floor. Concrete is cast, columns are erected, steel frames are assembled, and the framework of the entire building is completed. Concrete is also placed on the outer walls, the roof, the floors of each floor, and the like.
また、躯体工事では、後の内装工事において吊りボルトを下げるために、インサートが埋め込まれる。例えば、吊りボルトを固定するための天井インサートを、上階の床スラブ(鉄筋コンクリートの床板など)の打設時にスラブの一部として固定する。ここでは主に、土木工事を行う業者の作業員や、とび・土工・コンクリート工事を行う業者の作業員などが作業を行う。次に、建築物の外装工事が行われる(ステップS4)。外壁のタイル張りや、窓サッシ、窓ガラス、カーテンウォールなどが取り付けられる。また、塗装なども行われる。 In addition, inserts are embedded in the framework construction to lower the hanging bolts in the interior construction later. For example, ceiling inserts for fixing hanging bolts are fixed as part of the upper floor slab (such as a reinforced concrete floorboard) when it is cast. Workers of civil engineering contractors and workers of scaffolding, earthwork, and concrete construction workers mainly work here. Next, exterior construction of the building is carried out (step S4). Exterior wall tiling, window sashes, window glass, curtain walls, etc. can be installed. Painting is also performed.
次に、内装工事が行われる(ステップS5)。内装工事では、天井、壁、床を作り上げる。天井を設置する天井工事では、ステップS3の躯体工事で設けられた天井インサートから吊りボルトを下げ、軽量鉄骨材を組み合わせた下地に、天井板や天井下地材などの天井面を構成する部材である天井材が取り付けられる。天井材の支持には、吊りボルトやハンガー等の吊り材及び斜め部材などが用いられ、これにより天井板の脱落といった危険防止措置が取られる。 Next, interior construction is performed (step S5). In interior construction, ceilings, walls and floors are constructed. In the ceiling work to install the ceiling, hanging bolts are lowered from the ceiling insert provided in the frame work in step S3, and the ceiling plate and ceiling base material are members that make up the ceiling surface on the base that combines lightweight steel frames. Ceiling material is installed. Suspension bolts, hangers, and other hanging materials, diagonal members, and the like are used to support the ceiling material, and measures are taken to prevent the ceiling board from falling off.
例えば日本国では、建築基準法や施行令などにより、このような天井脱落を防止するための規定が設けられている。その一つに、既定の条件を満たす天井材を設けるときには吊り材等により固定を行うなどの脱落防止措置を施しておくことが規定されている。照明灯具についても、その大きさや重量などによって、吊り材に固定されずに天井に設置できるものや、吊り材による固定を有するものがある。 For example, in Japan, the Building Standards Law and the Enforcement Ordinance stipulate regulations for preventing such falling-off of ceilings. As one of them, it is stipulated that when installing a ceiling material that satisfies predetermined conditions, measures to prevent it from falling off, such as fixing it with hanging materials, etc., are stipulated. Depending on the size and weight of the lighting fixtures, there are those that can be installed on the ceiling without being fixed to suspension materials, and those that are fixed by suspension materials.
なお、吊りボルトを固定するための天井インサートは、コンクリートの打設の際に設置する代わりに、打設後にコンクリートにアンカーを打ち吊りボルトを固定することも可能ではある。しかし、効率面や安全面を考慮すれば事前に設置される方が好ましく、吊り材が設けられることがわかっている場所については、設計の段階で天井インサートの配置が決められ、コンクリートの打設の際に埋め込まれるのが望ましい。 It should be noted that the ceiling insert for fixing the suspension bolt can be fixed by driving an anchor into the concrete after the concrete is placed instead of installing the ceiling insert when the concrete is placed. However, from the perspective of efficiency and safety, it is preferable to install them in advance. It is desirable to be embedded when
また、内装工事では、天井を張る前、つまり天井材による天井の形成が完了する前に、配管や空調のダクトの吊り込みをしておき、電線などを配管内に通す作業も行われる。そのため、天井裏には、電気配線やダクト、空調機器などを設置するために必要な空間が設けられる。またさらに、照明や空調が設置される場所に合わせて天井材に開口が設けられる。ここで、天井内のダクト設置や吊り材による天井材の固定といった作業は、内装工事を行う業者の作業員などが作業を行う。一方で、電気配線を設ける作業は、感電等の危険があるため、電気工事を行うことのできる専門的な作業員によって行われる。 In addition, in the interior work, before the ceiling is installed, that is, before the ceiling material is completely formed, pipes and air conditioning ducts are suspended, and electric wires and the like are passed through the pipes. Therefore, a space necessary for installing electrical wiring, ducts, air conditioning equipment, etc. is provided in the ceiling space. Furthermore, openings are provided in the ceiling material according to the places where lighting and air conditioning are installed. Here, work such as installation of ducts in the ceiling and fixing of the ceiling material with hanging materials is performed by workers of interior construction contractors. On the other hand, the work of installing electrical wiring is performed by a professional worker who can perform electrical work because of the risk of electric shock.
天井を設置する天井工事の作業者と、天井裏に電気配線を通す配線工事の作業者と、は多くの場合は別人であることが想定される。なお、日本国では、電気工事士の資格を有さない者による配線工事などの電気工事は許可されていない。このように建築物の建設は、種々の専門的な業者から作業員が派遣され、それぞれが専門的な作業を行うことで安全面に配慮している。 In many cases, it is assumed that a ceiling construction worker who installs a ceiling and a wiring construction worker who runs electrical wiring through the ceiling are different people. In Japan, electrical work such as wiring work is not permitted by a person who is not qualified as an electrician. As described above, construction workers are dispatched from various specialized contractors, and each of them performs specialized work, so that safety is taken into consideration.
本明細書において、建築物の建設のために天井材を準備して天井工事を行う業者の作業員を天井設置作業者と呼ぶ。また、建築物の建設のために電気配線を準備して配線工事を行う業者の作業員を配線工事作業者と呼ぶ。なお、建築物の建設における各工程の工事は、通常複数の作業者によって行われる。従って、天井設置作業者とは一人の作業者に限らず、建築物の建設において天井工事を行う1以上の作業者を指す。配線工事作業者などについても同様である。 In this specification, a worker of a contractor who prepares a ceiling material for construction of a building and performs ceiling construction is referred to as a ceiling installation worker. In addition, a worker of a contractor who prepares electrical wiring for construction of a building and performs wiring work is called a wiring worker. It should be noted that the construction of each step in the construction of a building is usually carried out by a plurality of workers. Therefore, the ceiling installation worker is not limited to one worker, but refers to one or more workers who perform ceiling construction in the construction of a building. The same applies to wiring workers and the like.
次に、内装工事を終え、床や壁や天井が出来上がると、設置工事が行われる(ステップS6)。設置工事では、建築物を実際に利用する際に必要になる設備が設置される。例えば、電気、ガス、水道、排水、空調、トイレ、防災、放送などのための設備や、照明、エスカレーター、エレベーターなどの設備が配置される。これらの作業は、電気工事、電気通信工事、水道施設工事、消防施設工事、清掃施設工事などの事業者の作業員が行う。 Next, when the interior work is completed and the floor, walls, and ceiling are completed, installation work is carried out (step S6). In the installation work, equipment necessary for actual use of the building is installed. For example, facilities such as electricity, gas, water supply, drainage, air conditioning, toilets, disaster prevention, and broadcasting, as well as facilities such as lighting, escalators, and elevators are arranged. These works are carried out by workers of businesses such as electrical work, telecommunication work, water supply facility work, firefighting facility work, and cleaning facility work.
照明の設置工事においても、照明灯具を電気的に接続する必要があるため電気工事士の資格者による作業を要する。なお、照明が設置される場所は天井に限らないが、天井に設置される照明灯具は、通常であれば電気工事士の資格者によって天井裏に用意された配線に接続され、電気的に接続される。空調の設備工事において天井に空調機器を設置する場合も、電気工事士の資格者によって天井裏に用意された配線に接続される。 Also in the lighting installation work, it is necessary to perform the work by a qualified electrician because it is necessary to electrically connect the lighting fixtures. The place where the lighting is installed is not limited to the ceiling, but the lighting fixtures installed on the ceiling are usually connected to the wiring prepared in the ceiling space by a qualified electrician, and electrically connected. be done. When air-conditioning equipment is installed in the ceiling during air-conditioning installation work, it is connected to wiring prepared in the ceiling space by a qualified electrician.
通常では、オフィスビルのような建築物の居室において、天井に配置される大型の照明灯具や空調機器は吊り材によって固定される。従って、このような大型の照明灯具や空調機器の設置工事を行う作業員は、大型の照明灯具や空調機器を天井インサートから吊り下げられた吊り材に固定して天井に設置する作業も行うことになる。 Generally, in living rooms of buildings such as office buildings, large lighting fixtures and air conditioners arranged on the ceiling are fixed by hanging materials. Therefore, workers who install such large-sized lighting fixtures and air-conditioning equipment must also fix the large-sized lighting fixtures and air-conditioning equipment to hanging materials suspended from ceiling inserts and install them on the ceiling. become.
照明の設置工事に間に合わせるように、照明灯具の製造者は建設に必要な照明灯具を製造し、電気設備資材を管理する電材商社に納品する(ステップS7)。また電材商社は、照明灯具に限らず、スイッチ、コンセント、電線、ケーブル、配電盤、アンテナなどの資材や、分電盤、インターホン、火災報知器などの資材の在庫を管理しており、工事に必要な電気設備資材を必要な分だけ供給する(ステップS8)。本明細書において、照明灯具を製造し、あるいは照明灯具を納品する業者の従業員を照明灯具供給者と呼ぶ。 In order to make it in time for the lighting installation work, the manufacturer of the lighting equipment manufactures the lighting equipment necessary for the construction and delivers them to the electric materials trading company that manages the electrical equipment materials (step S7). In addition to lighting fixtures, electrical material trading companies manage inventories of materials such as switches, outlets, wires, cables, distribution boards, antennas, distribution boards, intercoms, fire alarms, etc., which are necessary for construction. necessary amount of electrical equipment materials (step S8). In this specification, an employee of a company that manufactures lighting fixtures or delivers lighting fixtures is called a lighting fixture supplier.
なお、設置工事の工程において、照明の設置工事と、空調の設置工事とは別々に行われる。なお、同時に行うことも、あるいは、同一人が両方の設置工事を行うことも可能だが、作業効率を考慮して分担して作業を進める方が一般的である。このようにして建築物は建設される。 In the installation work process, the lighting installation work and the air conditioning installation work are performed separately. It should be noted that although it is possible for the same person to carry out both installation works at the same time, it is common to divide the work in consideration of work efficiency. Buildings are constructed in this way.
なお、本明細書において、設置工事の作業者と言う場合は、照明や空調などの設置工事を行う一人以上の作業者を指すものとし、上述したような同一人が照明及び空調の設置工事を行う場合も含み得るものとする。一方で、照明の設置工事の作業者と言う場合は、照明の設置工事を行う一人以上の作業者を指し、かつ、空調の設置工事は行わない作業者を指すものとする。空調の設置工事の作業者と言う場合は、空調の設置工事を行う一人以上の作業者を指し、かつ、照明の設置工事は行わない作業者を指すものとする。 In this specification, the term "installation worker" refers to one or more workers who perform the installation work of lighting and air conditioning. It can also include the case of doing so. On the other hand, a lighting installation worker refers to one or more workers who perform the lighting installation work, and refers to workers who do not perform the air conditioning installation work. The term "air-conditioning installation worker" refers to one or more workers who perform the air-conditioning installation work, and refers to workers who do not perform the lighting installation work.
次に、実施形態として、建築物を建設する工程と、この建設において照明灯具400を設置する工程と、について説明する。ここでの照明灯具400には、既に説明された灯具100、または、灯具200を用いることができる。実施形態に係る建築物410は、複数階の構造を有し、通路と居室を有する。なお、一階建ての建築物であってもよい。図20及び図21は、建築物410の特定の階における居室の構造の一例を記した模式図である。
Next, as an embodiment, a process of constructing a building and a process of installing the
建築物410は、床420と、壁421と、天井422と、窓423と、により居室空間を形成する。なお、窓423が無く側面が壁421だけの居室であっても構わない。また、天井には、複数の照明灯具400と、複数の空調機器430とが設置されている。なお、空調機器430は一台でもよい。
Building 410 forms living room space with
ここで、天井に設置される照明灯具や空調機器などの天井設置器具には、吊り材によって直接固定される必要があるものと不要なものとがある。例えば、監視カメラや、ダウンライト、非常用照明、あるいは煙感知器センサーなど、小型の天井設置器具については、吊りボルト等の吊り材や斜め部材によって直接固定されずに設置される。このような小型の天井設置器具は、天井材に掛かる荷重が小さいため吊り材を要さずに設置することが認められる。以下、このような天井設置器具は、吊り材による固定を要さない天井設置器具という。 Ceiling fixtures such as lighting fixtures and air conditioners to be installed on the ceiling include those that need to be directly fixed by hanging materials and those that do not. For example, small ceiling fixtures such as surveillance cameras, downlights, emergency lighting, and smoke sensors are installed without being directly fixed by hanging members such as hanging bolts or diagonal members. Such small ceiling fixtures are permitted to be installed without the need for hangers because the load on the ceiling material is small. Hereinafter, such a ceiling fixture will be referred to as a ceiling fixture that does not require fixing with hanging materials.
一方で、天井面設置型のベース照明や、天井埋込型のベース照明、あるいは空調機器430などは、吊り材に直接繋がれることによって固定されて設置される。このような天井設置器具は、天井材に掛かる荷重が大きいため、吊り材で固定されていないと、例えば地震が起こった場合に脱落する危険性が高くなる。よって、天井材に全ての荷重を掛けるような設置構造とはせずに、天井設置器具そのものを吊り材で支えるようにする。以下、このような天井設置器具は、吊り材による固定を要する天井設置器具という。
On the other hand, the ceiling-mounted base lighting, the ceiling-embedded base lighting, the
例えば、オフィスビルのような建築物の場合、通路などの狭い空間における照明にはダウンライトなどの小型の天井設置器具が設けられ、居室などの広い空間ではベース照明などの大型の照明灯具が設けられることが考えられる。居室の一部に小型の照明灯具が設けられることはあり得るが、居室全体に設置される照明灯具の設置数で見ると、大多数は大型の照明灯具である。 For example, in buildings such as office buildings, small ceiling fixtures such as downlights are installed for lighting in narrow spaces such as corridors, and large lighting fixtures such as base lighting are installed for large spaces such as living rooms. It is conceivable that Small lighting fixtures may be installed in a part of a living room, but in terms of the number of lighting fixtures installed in the entire living room, most of them are large lighting fixtures.
本実施形態に係る照明灯具400は、照明灯具の性能としてはベース照明に相当する性能を有しており、かつ、照明の設置工事においては吊り材による固定を要さない照明灯具とすることができる。つまり、照明灯具400は、ベース照明相当として取り扱えるほど大型でありながら、吊り材を要さないほど軽量である、軽量大型照明灯具である。
The
ここで、本明細書における軽量大型照明灯具とは、全光束が2500lm以上であるか、床に最も近い面である発光面の面積が45000mm2以上であるか、光源素子が100個以上配されているか、の少なくとも一を満たす照明灯具を指すものとする。またあるいは、これに加えて、重量が0.5kg以上から2.5kg未満であるという条件により、軽量大型照明灯具の特性をさらに特定してもよい。 Here, the lightweight large lighting fixture in this specification means a total luminous flux of 2500 lm or more, a light emitting surface closest to the floor having an area of 45000 mm2 or more, or having 100 or more light source elements. It refers to a lighting fixture that satisfies at least one of the following: Alternatively, in addition to this, the characteristics of the lightweight large-sized illumination lamp may be further specified according to the condition that the weight is 0.5 kg or more and less than 2.5 kg.
軽量大型照明灯具である照明灯具400としては、例えば、縦450mm、横450mm、天井設置面から発光面までの高さが20mmの、発光面が正方形の照明灯具とすることができる。また、発光面が、縦600mm、横600mmの正方形の照明灯具であってもよい。また、発光面が、縦150mm、横600mmの長方形の照明灯具であってもよく、縦75mm、横600mmの長方形の照明灯具であってもよい。
The
このように、600mmや、これを自然数で割った長さで縦横の長さを設計することで、天井材300との相性がよくなる。日本国の建築基準では、天井材などの建築材料は尺単位で扱われており、天井材の縦横の長さもおよそ300mm単位で設計されている。従って、天井材300の縦幅あるいは横幅に照明灯具400の縦幅や横幅を合わせることで、照明灯具400を並べて配置するような場合でも設置がしやすくなる。なお、建築物が建設される場所における建築基準に従って天井材の寸法に対応させればよいため、必ずしも300mm単位が基準であるとは限らない。
By designing the vertical and horizontal lengths to 600 mm or a length obtained by dividing this by a natural number in this way, compatibility with the
吊り材による固定を要さない照明灯具400は、天井材300に照明灯具400の荷重を掛けることになる。そのため、1の天井材300に1の照明灯具400を設置することが望ましい。また、荷重のバランスを考慮すると、照明灯具400の重心が、天井材300の中央にくるようにするのがよい。建築材料の基準に合わせて、照明灯具400の縦または横の寸法を、天井材の縦横の寸法に対応させることで、これらの設置条件を満たす設計がしやすくなる。
The
特に、図21に示すように、照明灯具400を連結して設置するような場合、照明灯具400の縦または横の寸法が、天井材の縦横の寸法に合っていないと、隣同士の天井材300における照明灯具400の設置個所が異なってしまう。連結される数が増えるほど、このずれが連結方向に連鎖していくことになるため荷重のバランスが悪くなる。
In particular, as shown in FIG. 21, when the
次に、建築物410の建設において照明灯具400が設置されるまでの工程を説明する。なお、図19を利用して既に説明した建築物が建設されるまでの工程と異なる点を詳細に説明し、重複する点については説明を簡易的にするか、あるいは省略する。
Next, the steps up to the installation of the
照明灯具400は、吊り材470により固定される必要がないため、ステップS1において、設計士やデザイナーは、照明灯具400の設置位置に合わせて吊り材の配置位置を決定しておく必要はない。また、天井インサートが設けられ、吊り材470の配置位置が確定した後に、従来の吊り材による固定を要するベース照明の配置位置を変更する場合は、新たに吊りボルトを設置する必要がある一方で、照明灯具400の場合はその必要がない。従って、設計士やデザイナーは、工事がある程度進んだ後でも、照明灯具400の設置場所を柔軟に変更することができる。
Since the
ステップS2~ステップS4までの工程については、既にした説明と概ね同様である。次に、ステップS5の内装工事では、天井を設ける天井工事が行われる。また、天井を張る前に、あるいは、天井を張った後に、天井裏に配される配線が天井よりも高い位置に通される。図22は、天井工事が行われた状態の天井裏の一例を示している。 The steps from step S2 to step S4 are generally the same as those already explained. Next, in the interior construction of step S5, the ceiling construction for installing the ceiling is performed. In addition, before or after the ceiling is installed, the wiring arranged in the ceiling space is passed through a position higher than the ceiling. FIG. 22 shows an example of the ceiling space after ceiling construction.
図22にあるように、天井裏は、コンクリートが打設された躯体424によって上面と側面が、天井材300が配された天井422によって下面が形成された空間を有している。また、天井422を形成する各天井材300は、躯体の天井インサートに繋がれた吊り材470によって固定され、支えられている。なお、図が煩雑になるため、図22では吊り材470の表示を一部省略している。天井裏の空間には、配管を通って設けられた配線440及び配線441がある。この配線は、設計図面に基づき、天井裏に設置される照明や空調などの電気接続機器の設置台数に応じて設けられる。電気接続機器への電源供給に十分な数の配線が用意された上で、天井422は設けられる。
As shown in FIG. 22, the ceiling space has a space whose upper surface and side surfaces are formed by a
ここで、天井裏に配線を通す作業は、電気工事士の資格を有する配線工事作業者によって行われる。また、この作業において、照明灯具400に接続される予定の配線440については、電気工事士の資格を有する配線工事作業者によってコネクタが設けられる。コネクタは、電気接続機器を電気的に接続するための電気接続機器と配線440との接続作業において感電を防止するための、感電防止接続器具の一例である。
Here, the work of passing the wiring through the ceiling space is performed by a wiring worker who is qualified as an electrician. Also, in this work, a wiring worker who is qualified as an electrician provides a connector for the
コネクタ等の感電防止接続器具を有していれば、照明灯具400に配線440を接続する作業は、電気工事士の資格を有する者でなくても行うことができる。図22の例では、照明灯具400に接続する予定の配線440についてはコネクタが設けられる一方で、空調機器430に接続される予定の配線441についてはコネクタ等の感電防止接続器具は設けられていない。従って、出願時点の日本国の法令に遵守すると、空調機器430に配線441を接続する作業は、電気工事士の資格を有する者によって行われる必要がある。なお、図が煩雑になるため、図22では配線440の表示を一部省略している。
If an electric shock prevention connecting device such as a connector is available, the work of connecting the
このように、天井裏に配される配線を設ける作業において、天井裏に配される複数の配線のうち、天井への設置に際して吊り材による固定を有さない照明灯具400と電気的に接続するための配線として、コネクタなどの感電防止接続器具を付した配線440を設ける作業が行われる。
In this way, in the work of installing the wiring to be arranged in the ceiling space, among the plurality of wirings arranged in the ceiling space, the
また、空調機器430は吊り材によって固定されるため、空調機器430を固定するための吊り材として、吊り材471が設けられている。図22の時点では、まだ空調機器430は取り付けられていないため、吊り材471は空調機器430を固定していない。
Moreover, since the
天井材300には、空調機器430や照明灯具400など、天井設置器具を設置するために開口が設けられている。図22に示される四角の開口は、空調機器430のための開口である。また、円形の開口は、照明灯具400のための取付穴300aである。図22の例では、6×3の計18枚の天井材300のうち、2枚の天井材300のそれぞれに空調機器430を設置するための開口が、12枚の天井材300のそれぞれに照明灯具400を設置するための開口が設けられている。
The
図22に示されるように、照明灯具400を設置するために設けられる取付穴300aは天井材300に比べて小さい。また、照明灯具400の発光面と比べても十分に小さい開口である。この点については、ダウンライトや非常用照明は対照的に、その照明灯具の大きさと同等の開口を有している。照明灯具400では、発光面の面積に対して取付穴300aを1/3以下とすることができる。またあるいは、1/5以下とすることができる。またあるいは、1/10以下とすることができる。
As shown in FIG. 22, the mounting
照明灯具400を設置するための取付穴300aは、例えば、直径10cm~15cmの円形で形成される。また、取付穴300aの形状は円形でなくてもよく、最大径が15cm以下の多角形であってもよい。また、電源アダプタ450等の大きさや形状に基づいて決定されればよい。なお、照明灯具400の取り付けのために、居室側から配線440を手に取ることが出来るように、取付穴300aは作業員の腕が通せるだけの大きさを確保するのが好ましい。
The mounting
なお、天井材300は予め開口が設けられたものである必要はない。開口の無い状態の天井材300を用意し、内装工事を行う現場で作業員が天井材300に穴を空けて開口を設ける方が一般的である。開口のない天井材300に対し、適宜開口を設ける作業を行えばよい。どのような天井設置器具を設置するかによって用意すべき開口の形状も異なり得る。よって、開口は、天井材300を吊り材470で固定して天井に取り付けるときに設ければよく、あるいは、天井を形成した後で設けてもよい。
Note that the
このようにして天井422が設けられた上で、ステップS6の設備工事において、照明の設置工事が行われる。図23は、コネクタ付き配線440、天井材300、電源アダプタ450、及び、照明灯具400の接続関係を表す図である。照明の設置作業は、電気工事士の資格を有さない者であっても行うことができる。
After the
なお、建築物410に天井422が設けられた時点で、図20で示した居室を形成する空間である居室空間と、図22で示した天井裏を形成する空間である天井裏空間と、は区別された空間として扱うことができる。ここで、天井材300の開口の有無については考慮しない。具体的には、建築物410において開口を有さない天井材300により天井422が形成された場合に、空間を形成する一部分として天井422を有する空間であって天井422の上方にある空間を天井裏空間、空間を形成する一部分として天井422を有する空間であって天井422の下方にある空間を居室空間として区別する。
Note that, when the
まず、居室空間に存在する作業員によって居室空間内に照明灯具400と電源アダプタ450とが準備される。照明灯具400は、居室空間に存在する作業員が、照明灯具400の取付アダプタを電源アダプタ450に嵌め込むことで、電源アダプタ450に接続される。また、電源アダプタ450のDCハーネス480と接続することで、照明灯具400は電源アダプタ450からのDC電源の電力供給を受ける。例えば、100Vの直流電圧が供給される。DCハーネス480との接続についても、電気工事士の資格を有していない作業員が行うことができる。なお、嵌合アダプタ40は、取付アダプタの一形態に相当する。また、電源ユニット50は、電源アダプタ450の一形態に相当する。また、電気ケーブル51は、DCハーネス480の一形態に相当する。
First, a worker present in the living room space prepares the
なお、配線440を介してAC電源が供給されるため、電源アダプタ450はAC/DC変換機能を有している。また、電源アダプタ450は、コネクタ付き配線440とコネクタを介して電気的に接続するための接続部としてのAC端子台460を有する。居室空間に存在する作業員は、開口に腕を通し、開口から天井裏空間に設けられたコネクタ付き配線440を引っ張って、居室空間内に引き込む。そして、居室空間においてコネクタ付き配線440のコネクタとAC端子台460とを接続する。なお、端子台52または53は、AC端子台460の一形態に相当する。
Since AC power is supplied via the
なお、照明灯具400が発光の強度や色調を調節する調光機能を有する場合に備えて、電源アダプタ450は調光の制御を行う調光ドライバ装置と接続するための接続部としての調光端子台を有する。調光機能を有さない照明灯具400を使用する場合には、調光端子台は不要である。
In addition, in preparation for the case where the
このように、天井材300に設けられた開口を介して、形成された天井422の上方にある天井裏空間に配されたコネクタ付き配線440と、電源アダプタ450とを、コネクタ付き配線のコネクタによって接続する作業が行われる。
In this way, the wiring with
また、図24に示すように、居室空間に存在する作業員が、電源アダプタ450を天井材300に設置する。居室空間に存在する作業員は、コネクタ付き配線440と接続した電源アダプタ450を、接続するコネクタ付き配線440が通った開口を介して天井裏に配置する。コネクタ付き配線440も天井裏に戻り、開口からは電源アダプタ450のDCハーネス480が居室空間に飛び出す形となる。照明灯具400は、DCハーネス480と接続し、電源の供給を受ける。このように、形成された天井422の下方にある居室空間において用意された照明灯具400と、電源アダプタ450と、を電気的に接続する作業が行われる。
Also, as shown in FIG. 24 , a worker present in the room space installs the
また、照明灯具400は、留め具490を有し、留め具490を開口に通して天井材300の天井裏に掛けることで、天井422に取り付けられる。照明灯具400の留め具63はバネ性(弾性)を有しており、これを天井面側(居室空間側)から天井材300の開口に通して貫通させる。貫通した後は、留め具63が天井材300の天井裏面に掛かり、従って荷重が天井材300に掛かるようになる。天井422に照明灯具400が取り付けられると、1の照明灯具400及び1の電源アダプタ450の荷重は、1の天井材300に掛かることとなる。なお、爪部44は、留め具490の一形態に相当する。また、留め具63は、バネ性を有する構造に限らず、天井材300に荷重が掛かる構造であればよい。
Further, the
また、図25及び図26に示すように、照明灯具400の留め具490が天井材300の開口に取り付けられる代わりに、電源アダプタ451の留め具491が天井材300の開口に取り付けられるようにしてもよい。
25 and 26, instead of attaching the
なお、コネクタ付き配線440と電源アダプタ450を接続する作業と、電源アダプタ450と照明灯具400とを接続する作業と、はいずれが先であってもよい。また、電源アダプタ450を天井材300に取り付ける作業は、照明灯具400が電源アダプタ450に接続する前でも、接続した後であってもよい。
Either the work of connecting the wiring with
このように、コネクタ付き配線440と電気的に接続された照明灯具400が有する留め具490を天井材300の開口に通して、照明灯具400を天井材300に設置する作業が行われる。または、コネクタ付き配線440と電気的に接続された電源アダプタ451が有する留め具491を天井材300の開口に通して、照明灯具400を天井材300に設置する作業が行われる。
In this way, the
また、コネクタ付き配線440と、電源アダプタ450とを、コネクタ付き配線440のコネクタにより接続し、コネクタ付き配線440と電気的に接続された電源アダプタ451を天井裏空間に配置する作業が行われ、照明灯具400を天井材300に設置する作業が行われる。
Also, the wiring with
なお、灯具100に係る実施形態で説明したように、留め具としての取付ばね63を有する取付金具60を介して、照明灯具400を天井材300に取り付けるようにしてもよい。この場合、コネクタ付き配線440と電気的に接続された電源アダプタ450を天井裏空間に配置する作業を行った後に、取付金具160が留め具により天井材300に設置される。
Note that, as described in the embodiment related to the
また、天井裏空間に配置された電源アダプタ450のDCハーネス480を、取付金具60の開口64を通して居室空間に引き込み、居室空間においてDCハーネス480を照明灯具400に接続することで、電源アダプタ450と照明灯具400とが電気的に接続される。また、電源アダプタ450と電気的に接続することで、照明灯具400はコネクタ付き配線440と電気的に接続する。
In addition, the
また、電源アダプタ450と照明灯具400とが電気的に接続された状態で、照明灯具400を取付金具60に設置する。嵌合アダプタ40の爪部44は、照明灯具400を取付金具60に設置するための留め具に相当する。つまり、天井材300への設置には取付金具60の留め具が用いられ、取付金具60への設置には照明灯具400の留め具が用いられる。
The
このように、照明灯具400の留め具を取付金具60の開口64に通して、取付金具60を介した照明灯具400の天井材300への設置作業が行われる。取付金具60は照明灯具400の天井材300への設置を補助する取付補助部材の一形態と言える。取付補助部材は、例えば、取付金具60と同様の形状及び構造を有し、かつ、金属以外の材料で形成されたものであってもよい。
In this manner, the fixture of the
また、図21のように照明灯具400を連結して配置する場合、灯具100に係る実施形態で説明したように、連結する隣同士の照明灯具400(ここでは、隣り合う照明灯具400をそれぞれ第1照明灯具、第2照明灯具と呼ぶものとする)を、一方の照明灯具400の第1の連結部材91と他方の照明灯具400の第2の連結部材92とを用いて連結することができる。
21, when the
まず、コネクタ付き配線と電気的に接続された第1照明灯具を天井材300の開口に通して、第1照明灯具を天井材300に設置する。次に、コネクタ付き配線と電気的に接続された第2照明灯具を第1照明灯具に連結させて天井材300の開口に通し、第1照明灯具と連結された第2照明灯具を天井材300に設置する。
First, the first lighting fixture electrically connected to the wiring with a connector is passed through the opening of the
また、灯具100及び灯具200に係る実施形態で説明したように、照明灯具400が天井材300に設置された状態で移動可能となっていることで、天井材300に対する照明灯具400の位置が調整できる。
In addition, as described in the embodiments of the
図21のように照明灯具400を連結して配置する場合、各天井材300に連結する複数の照明灯具400がそれぞれ設置された状態では、天井材300の開口の位置ずれなどから、意図した設置位置から僅かにずれてしまうことが考えられる。特に、このような連結照明は、美感の面からも、精度良く一直線に並ぶ方が好ましい。
When the
そのため、第1照明灯具と第2照明灯具をそれぞれの天井材300に設置して連結する作業を行った後に、第1照明灯具または第2照明灯具を移動させて、第1照明灯具と第2照明灯具との連結を調整する作業を行う。
Therefore, after performing the work of installing and connecting the first lighting device and the second lighting device to the
なお、天井422に設置する段階で、第1照明灯具と第2照明灯具は連結して設置されているが、この段階での連結は、意図した状態よりもずれが生じている可能性がある。そのため、建築物410において天井422に複数の照明灯具400が連結されて設置された居室空間を完成させる作業には、第1照明灯具と第2照明灯具とを連結させてそれぞれの天井材300に設置する第1連結作業と、第1連結作業の後に、天井材300に設置された第1照明灯具または第2照明灯具を移動させて、第1照明灯具と第2照明灯具との連結を調整する第2連結作業と、の二段階に分けた連結作業が含まれることとなる。
It should be noted that the first lighting fixture and the second lighting fixture are connected and installed at the stage of installation on the
また、第1照明灯具の位置調整を先に行った後に、第2照明灯具を第1照明灯具に連結させるようにしてもよい。つまり、第2照明灯具と連結していない状態で、第1照明灯具を1の天井材300に設置する作業、及び、位置を調整する作業を行った後に、第2照明灯具を隣の天井材300に設置して第1照明灯具に連結する作業を行ってもよい。この場合、第2照明灯具は、位置を調整しながら第1照明灯具に連結してもよいし、連結作業を行ってから、位置の調整作業を行ってもよい。
Alternatively, the second lighting device may be connected to the first lighting device after adjusting the position of the first lighting device. In other words, after performing the work of installing the first lighting fixture on one
例えば、天井422において連結して設置される複数の照明灯具400のうちの少なくとも1つに、壁421の壁際に配置され壁421に接触して設置される照明灯具がある場合、壁際に設置される方の照明灯具400を第1照明灯具とし、その照明灯具400に連結する方の照明灯具400を第2照明灯具として、このような作業を行うとよい。
For example, if at least one of the plurality of
図21の例によると、壁際に設置される方の照明灯具400は、連結方向の端に位置する照明灯具400である。また、対向する側面のうちの一方の側面が他の照明灯具400と連結する連結面であり、他方の側面が他の照明灯具400と連結せずに壁際に設置される壁際設置面である。連結する照明灯具400が3つ以上ある場合、壁際に設置された照明灯具400の隣に設置される照明灯具400は、対向する側面のいずれも他の照明灯具400と連結する連結面となる。
According to the example of FIG. 21, the
設置工事の作業者は、壁際に設置される天井材300に開口を形成する。この開口は、壁421方向に位置の調整が可能な状態の第1照明灯具を設置した場合に、第1照明灯具の壁際設置面が壁421に接触せず、かつ、壁421の近傍に設けられる位置に設けられる。壁421の近傍とは、位置の調整によって壁421に接触させることができる範囲である。例えば、位置調整が可能な移動範囲が10mmであったとすると、誤差や公差に配慮して壁421から5mm程度離れた位置に壁際設置面がくるように開口の位置を設計するとよい。
An installation worker forms an opening in the
次に、設置工事の作業者は、壁際に設置される第1照明灯具を、天井材300の開口を通して、壁際から離れた位置で天井材300に設置する。このとき、壁421方向に位置の調整が可能な状態で第1照明灯具は設置される。
Next, the installation worker installs the first lighting fixture to be installed near the wall on the
次に、天井材300に設置された状態で、第1照明灯具を、壁421の壁際に近付く位置へと移動し、第1照明灯具の壁際設置面の所定の部位を壁421に接触させる。次に、第2照明灯具を、第1照明灯具に連結する。また、第2照明灯具を移動させて、第1照明灯具と第2照明灯具との連結を調整する。第1照明灯具は壁421に接触させるように位置調整がされているため、第2照明灯具との位置調整においては、第1照明灯具は移動させずに、第2照明灯具を移動させる方が好ましい。
Next, while being installed on the
なお、天井材300に設置された照明灯具400の位置調整が可能な移動範囲は、一方向について、10mm~15mmを上限とする程度でよい。または、少なくとも10mmは移動可能にする程度でよい。取付穴300aの位置ずれや、照明灯具400の部材公差などの影響分を移動範囲としてカバーできればよいためである。なお、この範囲でなくてもよい。
The movement range in which the position of the
いずれにしても、この移動範囲は、照明灯具400そのものの機構によって得られ、照明灯具400として移動が可能な所定の範囲である。つまり、取付穴300aの穴の大きさや、取付金具60の開口の大きさとなどと、照明灯具400の嵌合部分の大きさとの違いから移動が可能となるといった他の部材との関係によるものではなく、照明灯具400そのものの仕組みとして予め定められた移動の許容範囲である。
In any case, this movement range is a predetermined range obtained by the mechanism of the
一方向の移動範囲が、その方向における照明灯具400の幅を超えるような調整や、1の天井材300の幅を超えるような調整は、ここでいう公差やずれの影響をカバーする位置の調整とは異なる意味の調整である。なお、このような異なる意味の調整をさらに含んで、どちらの調整も可能とする照明灯具400であってもよい。
Adjustments such that the range of movement in one direction exceeds the width of the
また、第1照明灯具、及び、第2照明灯具を天井材300に設置する作業において、第1照明灯具の連結面と第2照明灯具の連結面の間に照明調整部材が設けられるように、第1照明灯具と第2照明灯具とは配置される。照明調整部材は、複数の照明灯具400を連結する際の連結部分の照明を調整するための部材である。
Also, in the work of installing the first illumination lamp and the second illumination lamp on the
灯具100の実施形態に係る説明では、透過率制御部材85が設けられている側面を連結面とすることで、連結部分と他の部分との照明バランスを調整した。透過率制御部材85は、照明調整部材の一例といえる。なお、灯具100の実施形態では、第1照明灯具と第2照明灯具のそれぞれに透過率制御部材85を有しているが、一方の照明灯具400にのみ有していてもよい。
In the description of the embodiment of the
また、灯具100の実施形態では、連結面と対向する側面においても透過率制御部材85を有しているが、連結面と反対側の側面において他の照明灯具400と連結しない場合は、連結しない側面に照明調整部材を有していなくてもよい。連結するいずれかの照明灯具400において、少なくとも1の側面に照明調整部材は設けられる。
In addition, in the embodiment of the
また、灯具100の実施形態では、透過率制御部材85を有する灯具100が用意されたが、照明調整部材を別に用意し、必要な側面に設けるようにしてもよい。例えば、貼り付けることのできる素材で形成すれば、照明灯具を連結する作業前の任意のタイミングで照明調整部材を照明灯具の連結面に設けることができる。
Further, in the embodiment of the
例えば、建設現場においては、照明調整部材が設けられていない状態の照明灯具400を用意し、居室空間が建設される現場において第1照明灯具400または第2照明灯具の連結面に照明調整部材を設ける作業が行われる。なお、照明調整部材を粘着性を有する着脱可能な材料で構成すれば、間違えて設けるべきでない側面に照明調整部材を設けてしまったとしても取り外すことができ、また、別の照明灯具400に再利用することも出来るなど利便的である。
For example, at the construction site, the
なお、電源アダプタ451は、自ら通った開口の付近で、その開口を有する天井材300の天井裏に配置される。従って、1の照明灯具400を1の天井材300に取り付ける場合、その照明灯具400に接続する1の電源アダプタ451が、その1の天井材300に配置される。従って、第一実施形態と変わらず、1の電源アダプタ451及び1の照明灯具210が、1の天井材300に掛かる荷重となる。
In addition, the
なお、電源アダプタ451は、照明灯具400が取り付けられない天井材300に配置されるようにしてもよい。例えば、開口を有していない天井材300に配置されるように、電源アダプタ451を移動してもよい。こうすることで、1の天井材300に掛かる荷重を軽減することができる。例えば、図24で2枚の天井材300にそれぞれ配置されている計2つの電源アダプタ451を、開口を有していない1の天井材に配置してもよい。但し、天井材300までの距離が腕を伸ばしても届かないくらいに遠いと、電源アダプタ451を配置する作業は困難あるいは面倒になることも考えられる。
Note that the
このように、照明灯具400の設置工事は、吊り材470による固定を有さないため、天井裏にあるコネクタ付き配線440を居室空間に引っ張り出せるだけの開口が設けられていればよい。言い換えると、照明灯具400を天井422に設置する作業をするには、腕が通せるサイズの開口があればよい。一方で、吊り材470で固定する作業が必要な照明灯具になると、腕が通る程度の大きさの開口だけを利用して、居室空間側から照明灯具を取り付けることは困難な作業になる。
In this way, since the installation work of the
また、照明灯具400の設置工事前に、予めコネクタ付き配線440を天井裏に用意しておくことで、電気工事士の資格を有する者でなくても照明灯具400と天井裏の配線とを電気的に接続する作業を行うことができる。従って、天井材300に穴を空けて天井の一部として設置する作業員が、そのまま照明灯具400の設置作業を行うことも可能となる。
In addition, by preparing
このことはつまり、建築物410の建設において、照明灯具供給者が電材商社に照明灯具400を供給する代わりに天井設置作業者に供給し、天井設置作業者が照明灯具400の天井工事を行うことができるということである。
In other words, in the construction of the
以上、具体例を参照しつつ、本開示の実施形態について説明した。しかし、本開示は、これらの具体例に限定されるものではない。本開示の上述した実施形態を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての形態も、本開示の要旨を包含する限り、本開示の範囲に属する。その他、本開示の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本開示の範囲に属するものと了解される。 The embodiments of the present disclosure have been described above with reference to specific examples. However, the present disclosure is not limited to these specific examples. Based on the above-described embodiments of the present disclosure, all modes that can be implemented by those skilled in the art by appropriately designing and modifying are also within the scope of the present disclosure as long as they include the gist of the present disclosure. In addition, within the scope of the idea of the present disclosure, those skilled in the art can conceive of various modifications and modifications, and it is understood that these modifications and modifications also fall within the scope of the present disclosure. .
10…灯具本体、11…シャーシ、12…取外し部材、20…光源モジュール、22…光源、30…カバー、36…サイドキャップ、40…嵌合アダプタ、44…爪部、60…取付金具、70…アダプタ押さえ部材、80…アダプタ固定部材、85…透過率制御部材、91…第1の連結部材、92…第2の連結部材、100…灯具、100a…第1の灯具、100b…第2の灯具、400…照明灯具
DESCRIPTION OF
Claims (8)
複数の天井材を配して形成される天井の天井裏に配される複数の配線のうち、天井への設置に際して吊り材による固定を有さない照明灯具である軽量大型照明灯具と電気的に接続するための配線として、コネクタ付き配線を設ける工程と、
前記天井材に設けられた開口を介して、形成された天井の上方にある天井裏空間に配された前記コネクタ付き配線と、電源アダプタとを、前記コネクタ付き配線のコネクタにより接続する工程と、
形成された天井の下方にある居室空間において用意された複数の前記軽量大型照明灯具のそれぞれについて、前記軽量大型照明灯具と、前記電源アダプタと、を電気的に接続する工程と、
前記コネクタ付き配線と電気的に接続された複数の前記軽量大型照明灯具のうちの第1照明灯具を前記天井材の開口に通して、前記第1照明灯具を前記天井材に設置する工程と、
前記コネクタ付き配線と電気的に接続された複数の前記軽量大型照明灯具のうちの第2照明灯具を前記第1照明灯具に連結させて前記天井材の開口に通し、前記第1照明灯具と連結された前記第2照明灯具を前記天井材に設置する工程と、
前記天井材に設置された前記第1照明灯具または第2照明灯具の前記天井材に対する位置を、前記軽量大型照明灯具として移動が可能な所定の範囲内で調整する工程と、
を有する方法。 A method of constructing a building comprising:
Among the plurality of wirings arranged in the ceiling space of the ceiling formed by arranging a plurality of ceiling materials, it is electrically connected to a light weight large lighting fixture that is a lighting fixture that does not have a hanging material when installed on the ceiling. A step of providing wiring with a connector as wiring for connection;
a step of connecting, via an opening provided in the ceiling material, the wiring with connector disposed in the ceiling space above the formed ceiling and a power adapter with a connector of the wiring with connector;
a step of electrically connecting each of the plurality of large lightweight lighting fixtures prepared in a living room space below the formed ceiling with the power adapter;
a step of passing a first lighting fixture among the plurality of light and large lighting fixtures electrically connected to the wiring with connector through an opening in the ceiling material to install the first lighting fixture in the ceiling material;
A second lighting fixture among the plurality of lightweight and large lighting fixtures electrically connected to the wiring with a connector is connected to the first lighting fixture, passed through the opening of the ceiling material, and connected to the first lighting fixture. a step of installing the second illumination light fixture on the ceiling material;
a step of adjusting the position of the first illumination lamp or the second illumination lamp installed on the ceiling material with respect to the ceiling material within a predetermined range in which the light and large illumination lamp can be moved;
How to have
前記第1照明灯具の前記第2照明灯具と連結する連結面と、前記第2照明灯具の前記第1照明灯具と連結する連結面と、の間に照明調整部材が配されるように、前記第1照明灯具と前記第2照明灯具とが配置される請求項1に記載の方法。 In the step of installing the first illumination lamp on the ceiling material and the step of installing the second illumination lamp on the ceiling material,
The illumination adjusting member is disposed between a connecting surface of the first lighting device connected to the second lighting device and a connecting surface of the second lighting device connecting to the first lighting device. 2. The method of claim 1, wherein a first lighting fixture and said second lighting fixture are arranged.
をさらに有する請求項2に記載の方法。 A step of providing an illumination adjustment member on the connecting surface of the first lighting device or the connecting surface of the second lighting device before connecting the first lighting device and the second lighting device;
3. The method of claim 2, further comprising:
~15mmである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。 10 mm
7. A method according to any one of claims 1 to 6, which is ∼15 mm.
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018147256 | 2018-08-03 | ||
JP2018147256 | 2018-08-03 | ||
JP2019120090 | 2019-06-27 | ||
JP2019120090 | 2019-06-27 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019144010 Division | 2019-06-27 | 2019-08-05 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021005547A JP2021005547A (en) | 2021-01-14 |
JP2021005547A5 JP2021005547A5 (en) | 2022-08-05 |
JP7286911B2 true JP7286911B2 (en) | 2023-06-06 |
Family
ID=74099379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020047887A Active JP7286911B2 (en) | 2018-08-03 | 2020-03-18 | Method of constructing a lighting system and building |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7286911B2 (en) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012084504A (en) | 2010-06-17 | 2012-04-26 | Rohm Co Ltd | Led lamp, lamp case, led module, and led lighting device |
JP2017095979A (en) | 2015-11-24 | 2017-06-01 | トヨタホーム株式会社 | Manufacturing method of building ceiling |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2717634B2 (en) * | 1994-10-24 | 1998-02-18 | 東急建設株式会社 | Equipment mounting device and method |
JPH11224524A (en) * | 1998-02-04 | 1999-08-17 | Kajima Corp | Fluorescent lamp equipment |
-
2020
- 2020-03-18 JP JP2020047887A patent/JP7286911B2/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012084504A (en) | 2010-06-17 | 2012-04-26 | Rohm Co Ltd | Led lamp, lamp case, led module, and led lighting device |
JP2017095979A (en) | 2015-11-24 | 2017-06-01 | トヨタホーム株式会社 | Manufacturing method of building ceiling |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021005547A (en) | 2021-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6635207B1 (en) | Buildings with lighting fixtures | |
US10077877B2 (en) | Lighting device with integral acoustic dampening | |
JP2017193886A (en) | Ceiling system | |
JP7286911B2 (en) | Method of constructing a lighting system and building | |
WO2020262099A1 (en) | Lighting device and method for constructing building | |
JP6923818B2 (en) | How to install lighting fixtures, lighting fixtures, and how to build a building | |
JP7170205B2 (en) | How to build lights and buildings | |
TWI795586B (en) | A method of constructing a building and a method of installing a large sized lightweight lighting fixture to a building | |
JP7406140B2 (en) | Light equipment | |
JP7261972B2 (en) | Mounting method of lighting fixture, mounting structure of lighting fixture, lighting fixture, and method of constructing building | |
US11098880B2 (en) | Luminaire with improved assembly, installation, and wireless functionality | |
WO2021059928A1 (en) | Method for installing lighting fixture, method for repairing building, method for constructing building | |
JP7093023B2 (en) | How to install lighting fixtures, lighting set, and mounting plate | |
WO2012165907A2 (en) | Led planar lighting system based on light-guide plates and method for installing same | |
JP2022000837A (en) | Lighting fixture and installation method for lighting fixture | |
US11274018B2 (en) | Temporary and emergency elevator interior lighting assembly | |
TWI814963B (en) | Building, method of construction, method of installation, control system, air conditioner | |
JP2004155556A (en) | Ceiling lighting system for elevator car room | |
MXPA04009666A (en) | Seiling system. | |
JP2010245651A (en) | Panel unit for wall decoration |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230418 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230424 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230507 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7286911 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |