JP7285956B2 - 複数加入者識別子の無線通信装置のページング用の通信間隔 - Google Patents

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Description

様々な例は、概して、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続可能な無線通信装置のページングに関する。様々な例は、特に、そのようなページング用の通信間隔を提供する技術に関する。
無線通信装置を用いる移動通信は、一般に普及している。いくつかの無線通信装置(ユーザー装置(User Equipment:UE))は、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続可能である。そのようなUEは、例えば、複数の加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)を持つことができる。そのため、複数の識別子を用いて少なくとも1つの通信ネットワークに接続可能なこれらのUEは、複数SIMのUEと呼ばれることもある。
エネルギー消費を低減するため、UEは時々アイドルモードで動作することができる。アイドルモードでは、通信ネットワークに接続することにより前もって設定された通信ネットワークとのデータ接続が解除される。そのため、アイドルモードは、データ接続が設定され、データ接続を介して通信ネットワークとUEの間でデータを通信することができる、接続モードと区別される。UEがアイドルモードで動作するとき、通信ネットワークは、アイドルモードから接続モードへの移行をトリガーすることができる。この移行は、通信ネットワークの無線アクセスネットワーク(Radio Access Network:RAN)の基地局(Base Station:BS)により送信されるダウンリンク(Downlink:DL)ページング信号によって、トリガーできる。ページング信号は、ページング機会(Paging Occasion:PO)のタイミングに応じて送信される。UEは、POにおいてページング信号について監視するように構成される。
複数SIMのUEは、ただ1つの無線インターフェースを備えることもある。これは、ただ1つのアナログフロントエンド及びデジタルフロントエンドが、複数の識別子に関連付けられた通信を取り扱うために、利用可能であることを意味する。それにもかかわらず、複数SIMのUEは、複数の識別子に関連付けられたページング信号を受信できることになっている。POは時間制限があるため、競合のリスクがある。これにより、ページング信頼性が低下する可能性がある。
したがって、複数SIMのUEを動作させる先進技術が必要とされている。より具体的には、複数SIMのUEをページングする先進技術が必要とされている。
この必要性は、独立請求項の特徴によって満たされる。従属請求項の特徴は、実施形態を定義するものである。
無線通信装置を動作させる方法は、第1の通信ネットワークにリクエストを送信することを含む。リクエストは、データ接続を介した通信において1つ以上の通信間隔を求めるものである。前記データ接続は、前記無線通信装置の第1の識別子に関連付けられる。また、方法は、前記1つ以上の通信間隔のタイミングに応じて、第2の通信ネットワークから1つ以上のページング信号について監視することも含む。前記1つ以上のページング信号は、前記無線通信装置の第2の識別子に関連付けられる。
コンピュータープログラム又はコンピュータープログラム製品あるいはコンピューター可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。前記プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサーにより実行することができる。前記プログラムコードを実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサーは、無線通信装置を動作させる方法を実行する。前記方法は、第1の通信ネットワークにリクエストを送信することを含む。前記リクエストは、データ接続を介した通信において1つ以上の通信間隔を求めるものである。前記データ接続は、前記無線通信装置の第1の識別子に関連付けられる。また、前記方法は、前記1つ以上の通信間隔のタイミングに応じて、第2の通信ネットワークから1つ以上のページング信号について監視することも含む。前記1つ以上のページング信号は、前記無線通信装置の第2の識別子に関連付けられる。
無線通信装置は、制御回路を備える。前記制御回路は、第1の通信ネットワークに、前記無線通信装置の第1の識別子に関連付けられたデータ接続を介した通信において、1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを送信するように構成される。前記制御回路は、前記1つ以上の通信間隔のタイミングに応じて、第2の通信ネットワークからの、前記無線通信装置の第2の識別子に関連付けられた1つ以上のページング信号について監視するようにさらに構成される。
第1の通信ネットワークのノードを動作させる方法は、無線通信装置から、通信における1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを取得することを含む。前記通信は、前記無線通信装置の第1の識別子に関連付けられたデータ接続を介したものである。前記1つ以上の通信間隔は、第2の通信ネットワークからの1つ以上のページング信号用である。また、前記方法は、前記1つ以上の通信間隔のタイミングに応じて、前記通信のデータ用の割り当てのスケジューリングを構成することも含む。
コンピュータープログラム又はコンピュータープログラム製品あるいはコンピューター可読記憶媒体は、プログラムコードを含む。前記プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサーにより実行することができる。前記プログラムコードを実行すると、前記少なくとも1つのプロセッサーは、第1の通信ネットワークのノードを動作させる方法を実行する。前記方法は、無線通信装置から、通信において1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを取得することを含む。前記通信は、前記無線通信装置の第1の識別子に関連付けられたデータ接続を介したものである。前記1つ以上の通信間隔は、第2の通信ネットワークからの1つ以上のページング信号用である。また、前記方法は、前記1つ以上の通信間隔のタイミングに応じて、前記通信のデータ用の割り当てのスケジューリングを構成することも含む。
第1の通信ネットワークのノードは、制御回路を備える。前記制御回路は、無線通信装置から、前記無線通信装置の第1の識別子に関連付けられたデータ接続を介した通信において1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを取得するように構成される。前記1つ以上の通信間隔は、第2の通信ネットワークからの1つ以上のページング信号用である。また、前記制御回路は、前記1つ以上の通信間隔のタイミングに応じて、前記通信のデータ用の割り当てのスケジューリングを構成するようにも構成される。
上記の様々な例は、さらなる例において、それぞれ組み合わせることができる。
図1は、様々な例によるセルラーネットワークを模式的に示す図である。 図2は、様々な例による複数SIMのUEと複数のセルラーネットワークの間の通信を模式的に示す図である。 図3は、様々な例による複数のチャネル及びこれらのチャネル上への時間周波数リソースの割り当てを含む、時間周波数リソースグリッドを模式的に示す図である。 図4は、様々な例によるUEが動作できる様々な動作モードを模式的に示す図である。 図5は、様々な例によるセルラーネットワークのRANのBSを模式的に示す図である。 図6は、様々な例によるセルラーネットワークのコアネットワークのモビリティ制御ノードを模式的に示す図である。 図7は、様々な例によるUEを模式的に示す図である。 図8は、様々な例による方法のフローチャートである。 図9は、様々な例による信号伝達図である。 図10は、様々な例による方法のフローチャートである。 図11は、様々な例による方法のフローチャートである。
本開示のいくつかの例は、概して、複数の回路又は他の電気装置を提供する。これらの回路及び他の電気装置、及びそれぞれによってもたらされる機能に言及する全ては、本明細書において例示及び説明されるものだけを包含することに限定されるものではない。特定の表記が様々な回路又は他の電気装置に割り当てられることがあるが、そのような表記は、これらの回路及び他の電気装置についての動作の範囲を制限するものではない。そのような回路及び他の電気装置は、互いに組み合わせてもよく、及び/又は、望まれる電気的実装の特定のタイプに基づくやり方で離しておいてもよい。本明細書に開示するあらゆる回路又は他の電気装置は、互いに協働して本明細書に開示する動作を実行する、任意の数のマイクロコントローラー、グラフィックスプロセッサーユニット(Graphics Processor Unit:GPU)、集積回路、メモリー装置(例えば、FLASH(登録商標)、ランダムアクセスメモリー(Random Access Memory:RAM)、読み出し専用メモリー(Read Only Memory:ROM)、電気的プログラム可能読み出し専用メモリー(Electrically Programmable Read Only Memory:EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリー(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory:EEPROM)、又は他のこれらの適切な変種)、及びソフトウェアを含んでもよいことが認識される。加えて、電気装置の任意の1つ以上は、開示された任意の数の機能を実行するようプログラムされた、非一時的コンピューター可読媒体において具現化されるプログラムコードを実行するように構成されてもよい。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。実施形態の以下の説明は、限定する意味で解釈されるべきではないことが理解されるべきである。本発明の範囲は、以下に説明する実施形態又は図面によって限定されるものではなく、これらは実例としてのみ解釈されるべきである。
図面は模式的に表現されたものとして見なされるべきであり、図面に示された要素は必ずしも一定の尺度で示されてはいない。むしろ、様々な要素が、その機能及び一般的な目的が当業者にとって明らかとなるように表現されている。図面に示された、又は本明細書で説明された機能ブロック、装置、構成要素、又はその他の物理単位あるいは機能単位の間のいかなる接続又は結合も、間接的な接続又は結合によって実行されてもよい。また、構成要素間の結合は、無線接続を介して構築されてもよい。機能ブロックは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせで実現されてもよい。
様々な態様が通信システムに関する。例えば、通信システムは、UE及びセルラーネットワークなどの通信ネットワークのBSによって構築されてもよい。通信システムは、UEとBSの間に無線リンクを備えてもよい。DL信号は、BSによって送信され、UEによって受信されてもよい。アップリンク(Uplink:UL)信号は、UEによって送信され、BSによって受信されてもよい。
以下、UEを様々なモードで動作させる技術について説明する。モードは、接続モードとアイドルモードとを含んでもよい。さらに、以下、例えば、アイドルモードから接続モードへといった、複数のモード間で移行させる又は移行をトリガーする技術について説明する。この移行は、ページング信号によってトリガーされ得る。
データ接続を、接続モードにあるUEとネットワークの間で確立してもよく、アプリケーションデータ又はより高い階層の制御データ、例えば、第3層の制御データなどのデータの送信を、データ接続を用いて実行してもよい。それとは違って、データ接続を解除しアイドルモードにしてもよい。データ接続は、データ接続を介して通信されるデータによって実現される様々なサービスのための、1つ以上の専用のベアラを含んでもよい。
アイドルモードでは、データ送信を直接開始することができないこともある。むしろ、UEは、先ず、例えば、データ接続の再確立によって、セルラーネットワークに接続するように要求されてもよい。UEをトリガーして再接続するために、DLページング信号を通信してもよい。ページング信号は、POのタイミングに応じて通信されてもよい。
本明細書に記載の様々な例は、UEの2つ以上の識別子を用いてセルラーネットワークに接続することができるUEに関する。通例、本明細書で用いられる用語であるUEの識別子は、UEに関連付けられた加入者に関連付けられた識別子、すなわち、加入者識別子を指すことがある。識別子は、UEに割り当てられた一時的な識別子を含んでもよい。
例えば、2つ以上の識別子を用いてセルラーネットワークに接続することができるそのようなUEは、複数のSIMチップカード又は内蔵SIMを備えることもある。以下、複数の識別子を用いてセルラーネットワークに接続することができるそのようなUEを、複数SIMのUEと呼ぶ。
通例、複数SIMのUEは、その複数の識別子を用いて、同じセルラーネットワークに、又は異なるセルラーネットワークに接続することができる。例えば、複数SIMのUEが異なるセルラーネットワークに接続するいくつかのシナリオについて、本明細書で説明する。また、複数SIMのUEが、異なるセルラーネットワークのコアネットワークに接続し、複数のコアネットワークが共通のRANを共有するシナリオについて、そのような技術を実現することも可能となるだろう。
通例、複数SIMのUEは、1つ以上の通信インターフェースを有することができる。特に、UEは、「単一無線」とも呼ばれる1つだけの通信インターフェースを有することができる。1つ以上のセルラーネットワークと通信できるためには、時分割多重化が必要である。
本明細書に記載の様々な技術は、単一無線の複数SIMのUEの複数の識別子に関連付けられた通信の時分割多重化のための方策に関する。より具体的には、本明細書に記載の様々な技術は、(1)UEの第1の識別子に関連付けられたデータ接続を介したペイロードデータ通信と、(2)UEの第2の識別子に関連付けられたUEのページングと、を時分割多重化する方策に関する。
複数SIMのUEの異なる識別子は、典型的には、各セルラーネットワークでの異なる加入に関連付けられる。そのような加入は、国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)などの一意的識別子、及び一意的サービス契約に関連付けられる。例えば、電話通話、ショートメッセージサービス、及びパケットデータなどのサービスのための、ポリシー及び課金、及び/又はトラフィックシェーピングは、それぞれのサービスモデルに依存し得る。通例、複数SIMのUEが、第1の識別子を用いて少なくとも1つのセルラーネットワークに接続すると、次に、各IPアドレス、一意的移動局国際加入者電話番号(Mobile Station International Subscriber Directory Number:MSISDN)、及びセルラーネットワークとの一意的データ接続が、使えるように設定され得る。したがって、複数SIMのUEは、ネットワークの観点から、2つの独立したUEとして認識されることになると言える。
様々な技術が、複数SIMのUEの挙動がページング及び通信に影響を及ぼし得るという知見に基づいている。本明細書に記載の様々な例によると、特に、単一無線の複数SIMのUEが複数のセルラーネットワークと通信するシナリオのために、最適化されたページングを複数SIMのUEのために実行することができる。
ページング信号を2つの異なるセルラーネットワークから並行して受信する上での1つの課題は、POが重なり合う可能性があることである。さらなる課題は、セルラーネットワークのタイミングが、そのクロック領域が同期されていないために、ずれるリスクがあるということである。時間安定性の精度は、RANノードの周波数精度の要件と同じである。周波数誤差の最低要件は、周波数精度が0.1ppmよりも優れている最小のものを除く、全てのBSに対して0.05ppmに等しい。それによって、2つのBS間の相対的な不正確さは、0.2ppmに及ぶこともある。すなわち、セルラーネットワークのタイミング間のずれは、17.3ms/日に及ぶ、又は2フレーム/日近くになることもあり得る。したがって、たとえPOが最初は重なり合っていなくても、しばらくの間、同一セルにおいてアイドルモードでUEが動作した後に、POが重なり始めるというリスクがある。
様々な例によると、POの繰返し率は、32msと2.56sの間である。POは、典型的には、UEの間欠受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクルに合わせられる。
複数SIMのUEは、ページング信号を2つのセルラーネットワークから並行して受信できてもよいが、複数SIMのUEが、第1のセルラーネットワークについて接続モードで動作し、さらに同時に、第2のセルラーネットワークについてアイドルモードで動作するという場合もあり得る。様々な技術が、異なるセルラーネットワークについて異なるモードで動作する複数SIMのUEの、そのような構成に関係している。
様々な例によると、複数SIMのUEと、該UEが接続モードで動作する第1のセルラーネットワークとの間の通信において、通信間隔を設定できる。すると、通信間隔の間に、複数SIMのUEは、1つ以上のページング信号を第2のセルラーネットワークから受信できる。
様々な例は、通信によって第1のセルラーネットワークが提供されるサービスの優先順位付け、又は通信によって第2のネットワークが提供されるサービスの優先順位付けに関する。例えば、UEは、第1のネットワークに向けてのデータ接続が確立されているときに、第2のネットワークを介して音声通話又はビデオ通話を優先してもよい。それによって、UEは、第1のネットワークにおける接続モードから第1のネットワークにおけるアイドルモードに移行することができ、UEは、第2のネットワークに向けてデータ接続を確立でき、第2のネットワークについて接続モードで動作できるようになる。
図1は、セルラーネットワーク100を模式的に示す図である。図1の例は、3GPP 5Gアーキテクチャーに基づくセルラーネットワーク100を示している。3GPP 5Gアーキテクチャーの詳細は、3GPP TS 23.501、バージョン15.3.0(2017-09)に記載されている。図1及び以下の説明のさらなる部分は、セルラーネットワークの3GPP 5Gフレームワークにおける技術を例示しており、同様の技術をその他の通信プロトコルに直ちに適用してもよい。例は、MTC又はNB-IoTフレームワークなどにおける3GPP LTE 4G、及び、IEEE Wi-Fi技術などの非セルラーの無線システムまでも含んでいる。
図1のシナリオにおいて、UE101は、セルラーネットワーク100に接続可能である。例えば、UE101は、携帯電話、スマートフォン、IoT装置、MTC装置、センサー、アクチュエーターなどのうちの1つであってもよい。
UE101は複数SIMのUE101であり、UE101は2つの識別子451、452を用いて複数のセルラーネットワーク(図1では、ただ1つのセルラーネットワークが示されている)に接続することができる。
UE101は、セルラーネットワーク100のコアネットワーク(Core Network:CN)115に、典型的には1つ以上のBS112(簡潔にするために、図1では、ただ1つのBS112が示されている)によって形成されたRAN111を介して、接続可能である。無線リンク114は、RAN111と、特にRAN111のBS112のうちの1つ以上と、UE101の間で確立される。
CN115は、ユーザープレーン(User Plane:UP)191と制御プレーン(Control Plane:CP)192とを含む。アプリケーションデータは、典型的には、UP191を介して配信される。このために、UP機能(UP Function:UPF)121が設けられている。UPF121が、ルーター機能を実行してもよい。アプリケーションデータは、1つ以上のUPF121を通過してもよい。図1のシナリオでは、UPF121は、インターネット又はローカルエリアネットワークなどのデータネットワーク(Data Network:DN)180に向かう、ゲートウェイとしての役割を果たす。アプリケーションデータは、UE101とDN180上の1つ以上のサーバーの間で通信することができる。
また、セルラーネットワーク100は、アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function:AMF)131、セッション管理機能(Session Management Function:SMF)132、ポリシー制御機能(Policy Control Function:PCF)133、アプリケーション機能(Application Function:AF)134、ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function:NSSF)134、認証サーバー機能(Authentication Server Function:AUSF)136、及び統合データ管理(Unified Data Management:UDM)137を含む。また、図1は、これらのノード間のプロトコル参照点N1~N22も示している。
AMF131は、時として登録管理とも呼ばれる接続管理、非アクセス層(Non-Access Stratum:NAS)終了、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、接続許可、及び接続認証のうちの1つ以上を提供する。例えば、各UE101がアイドルモードで動作する場合、AMF131は、UE101のCN開始ページングを制御する。AMF131は、UE101へのページング信号の送信をトリガーしてもよく、これをPOに時間を合わせてもよい。ネットワークへのUEの再登録の後、AMF131は、UEコンテキスト459を作成し、このUEコンテキストを、少なくともUE101がネットワークに登録されている限り、保管する。また、AMF131は、UE101に一時的識別子であるTMSIを提供する。
データ接続189は、各UE101が接続モードで動作していれば、SMF132によって確立される。データ接続189は、UDM137で管理されるUE加入情報によって特徴付けられる。UE101の現在のモードを常に把握するために、AMF131は、UE101をCM接続又はCMアイドルに設定する。CM接続の間は、UE101とAMF131の間でNAS接続が維持される。NAS接続により、モビリティ制御接続の例が実現される。NAS接続は、UE101のページングに応じて設定されてもよい。
SMF132は、次の機能の1つ以上、すなわち、セッションの確立、変更、解除を含むセッション管理(RAN111とUPF121の間におけるUPベアラのベアラ設定を含む)、UPFの選択及び制御、トラフィックステアリングの構成、ローミング機能、NASメッセージの少なくとも一部の終了などの1つ以上を提供する。そのため、AMF131及びSMF132はどちらも、移動しているUEをサポートするために必要なCPモビリティ管理を実行する。
データ接続189は、RAN111を介してUE101とCN115のUP191の間で、DN180に向けて確立される。例えば、インターネット又は他のパケットデータネットワークとの接続を確立することができる。データ接続189を確立するため、すなわち、セルラーネットワーク100に接続するために、例えば、ページング信号の受信に応じて、各UE101は、ランダムアクセス(Random Access:RACH)手順を実行することが可能である。DN180のサーバーは、ペイロードデータがデータ接続189を介して通信されるサービスをホストしてもよい。データ接続189は、専用ベアラ又はデフォルトベアラなどの1つ以上のベアラを含んでもよい。データ接続189は、一般的には、OSIモデルの第3層などの無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)層上で定義され得る。
図2は、複数の識別子451、452に関する態様を模式的に示す図である。図2のシナリオでは、2つのセルラーネットワーク100-1、100-2が提供される。UE101は、識別子451を用いてセルラーネットワーク100-1と通信するように構成され、識別子452を用いてセルラーネットワーク100-2と通信するように構成される。
セルラーネットワーク100-1、100-2のそれぞれは、図1のセルラーネットワーク100に応じて構成できる。各セルラーネットワーク100-1、100-2は、それぞれの識別子451、452に関連付けられたそれぞれのUEコンテキスト459を格納することができる。
通例、セルラーネットワーク100-1、100-2のRAN111によってサポートされる無線リンク114は、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplex:OFDM)変調のために設けられた各キャリアなど、それぞれ1つ以上のキャリアを含むことができる。典型的には、異なるセルラーネットワーク100-1、100-2の異なるRAN111のキャリアは、異なる周波数を占有する。
図3は、複数の時間周波数リソース要素210を含む、時間周波数リソースグリッド200に関する態様を模式的に示す図である。時間周波数リソース要素210は、OFDM変調に基づくシンボル及びサブキャリアによって定義される。さらに、時間周波数リソース要素210は、時間領域において構成される。このために、各無線リンク114によって実装されたプロトコルのフレーム201~203が設けられる。例えば、フレーム201~203は、送信フレーム、サブフレーム、又は時間スロットにより実装されてもよい。典型的には、送信フレームは複数のサブフレームを含み、ある特定のサブフレームは複数の時間スロットを含む。
通例、フレーム201~203は、それぞれ特定のシーケンス番号を有する。フレーム201~203のシーケンス番号により、各セルラーネットワーク100-1、100-2のための時間基準を与えることができる。時間基準を示す同期信号を、各チャネル(図3には図示せず)で通信することができる。
また、図3は、複数のチャネル261~263に関する態様も示している。特に、異なるチャネル261~263を、異なる時間周波数リソース要素210に関連付けることができる。異なるチャネル261~263を、異なるタイプの信号に対して用いることができる。異なるチャネルは、異なる変調符号化方式を用いることができる。チャネルのいくつかをUL通信に用いてもよい一方で、その他のチャネルをDL通信に用いてもよい。
例えば、物理DL制御チャネル(Physical DL Control Channel:PDCCH)261として実装される第1のチャネル(図3における破線)は、AMF131などのセルラーネットワーク100がPOの間にUE101をページングできるようにするページング指標を伝達してもよい。また、PDCCH261は、DL制御情報(DL Control Information:DCI)と呼ばれることもあるスケジューリング許可/割り当てを伝達してもよい。
さらに、例えば、物理DL共有チャネル(Physical DL Shared Channel:PDSCH)262により実装される第2のチャネル(図3における一点鎖線)は、より高い階層のデータを伝達するペイロードDLメッセージに関連付けられる。より高い階層のメッセージは、ページングメッセージなどのRRC制御メッセージを含んでもよい。ページングメッセージは、ページング対象の特定のUEの識別子を示すことができる。また、PDSCH262は、UP191からのペイロードデータを含むメッセージも伝達できる。
図3のシナリオでは、DLメッセージ用のPDSCH262のみが図示されているが、時間周波数リソースグリッド200は、物理UL共有チャネル(Physical UL Shared Channel:PUSCH)(図3には図示せず)に割り当てられた時間周波数リソース210も含むことができる。例えば、より高い階層のデータ又はUP191ペイロードデータを伝達するペイロードULメッセージを、PUSCH上で通信することができる。
さらに、例えば、物理UL制御チャネル(Physical UL Control Channel:PUCCH)263により実装される第3のチャネル(図3における点線)は、UL制御チャネルである。PUCCH263は、例えば、バッファー状況報告(Buffer Status Report:BSR)により実装されるスケジューリングリクエストなどを含み得る。これにより、BS112においてスケジューリングをトリガーできる。そして、PDCCH261上のスケジューリング許可を用いて、PUSCH上で割り当て220を示すことができる。一方、DLデータのスケジューリングのために、DL通知をPDCCH上で送信でき、PDSCH262上の関連する割り当て220を示すことができる。
図4は、UE101が動作可能な異なるモード301、302に関する態様を示す図である。例えば、3GPP TS 38.300の、例えば、バージョン15.0.0における、動作モード301、302の実装例について説明する。
接続モード301の間、データ接続189が設定される。例えば、デフォルトのベアラと、任意選択で1つ以上の専用ベアラを、UE101とセルラーネットワーク100の間で設定してもよい。UE101の無線インターフェースは、アクティブ状態で持続的に動作してもよく、又はDRXサイクルを実行してもよい。
消費電力を削減するために、アイドルモード302を実行することが可能である。アイドルモード302で動作するとき、UE101は、POのタイミングに応じて、ページング指標と、任意選択でページングメッセージについて、監視するように構成される。POのタイミングを、アイドルモード302におけるDRXサイクルに合わせてもよい。これは、例えば、接続モード301と比べて、電力消費のさらなる低減に役立ち得る。アイドルモード302では、データ接続189は維持されずに解除される。
図5は、BS112を模式的に示す図である。BS112は、インターフェース1125を備える。例えば、インターフェース1125は、アナログフロントエンド及びデジタルフロントエンドを含み得る。また、インターフェース1125は、CN115に向けての信号伝達のために使用可能である。BS112は、例えば、1つ以上のプロセッサー及びソフトウェアによって実装される制御回路1122をさらに備える。例えば、制御回路1122によって実行されるプログラムコードは、不揮発性メモリー1123に格納され得る。本明細書に開示する様々な例において、制御回路1122により、プログラムコードを実行することによって、様々な機能が実装され得る。例えば、データ接続を介してデータのために時間周波数リソースをスケジューリングして各スケジューリング許可又は通知を送信すること、例えば、RRCによる信号伝達を用いてデータ接続を介した通信において1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを受信すること、関連する応答を送信すること、延長通信間隔を求めるさらなるリクエストを受信すること、関連する応答を送信すること、そのようなリクエストに応じてスケジューリングすることなどである。
図6は、AMF131を模式的に示す図である。AMF131は、インターフェース1315を備える。例えば、インターフェースは、RAN111に向けての信号伝達用に使える。また、AMF131は、例えば、1つ以上のプロセッサー及びソフトウェアによって実装される制御回路1312も備える。例えば、制御回路1312によって実行されるプログラムコードは、不揮発性メモリー1313に格納され得る。本明細書に開示する様々な例において、制御回路1312により、プログラムコードを実行することによって、様々な機能が実装され得る。例えば、BS112と通信することによってデータ接続を介して通信されるデータのための時間周波数リソースのスケジューリングをトリガーすること、例えば、NASによる信号伝達を用いてデータ接続を介した通信において1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを取得すること、例えば、NASによる信号伝達を用いて関連する応答を与えること、例えば、NASによる信号伝達を用いて、延長通信間隔を求めるさらなるリクエストを取得すること、関連する応答を与えること、そのようなリクエストに応じて前記スケジューリングを制御することなどである。
一般的に、セルラーネットワーク100の他のノードも、SMF132などのAMF131の構成と同等に構成され得る。
図7は、UE101を模式的に示す図である。図10の例では、UE101は、ただ1つの無線インターフェース1015を備える。したがって、UE101を、単一無線のUE101と呼ぶことができる。例えば、インターフェース1015は、アナログフロントエンド及びデジタルフロントエンドを含み得る。例えば、UE101は、セルラーネットワーク100、100-1、100-2に接続するように、及び、同一のインターフェース1015を介して各識別子451、452に接続するように構成され得る。時分割複信を用いることができる。また、UE101は、例えば、1つ以上のプロセッサー及びソフトウェアによって実装される制御回路1012も備える。例えば、制御回路1012によって実行されるプログラムコードは、不揮発性メモリー1013に格納され得る。本明細書に開示する様々な例において、制御回路1012により、プログラムコードを実行することによって、様々な機能が実装され得る。例えば、RRCによる信号伝達又はNASによる信号伝達を用いて第1のセルラーネットワーク100-1とのデータ接続189を介した通信において1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを送信すること、第2のセルラーネットワーク100-2からの1つ以上のページング信号について、前記1つ以上の通信間隔のタイミングに応じて、監視すること、ページング指標及び/又はページングメッセージなどの1つ以上のページング信号を受信すること、インターフェース1015を制御して、複数のセルラーネットワーク100-1、100-2に関連付けられた無線リンクの周波数を切り換えることなどである。
図8は、様々な例による方法のフローチャートである。図8の方法は、UEによって実行され得る。例えば、図8による方法は、例えば、メモリー1013(図7参照)から各プログラムコードを読み込むと、UE101の制御回路1012によって実行され得る。以下、簡潔にするために、図8による方法がUE101によって実行されるシナリオについて、様々な例を説明するが、図8による方法が他の装置又はノードによって実行される他のシナリオについても、同様の技術を直ちに実行してもよい。
図8において、任意選択のブロックは、破線で表記されている。
ブロック5001及びそれ以前において、UE101は、セルラーネットワーク100-1について接続モード301で動作する。これは、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189が設定され、このデータ接続189が識別子451に関連付けられることを意味する。
ブロック5001において、UE101は、リクエストをセルラーネットワーク100-1に送信する。リクエストは、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介した通信において1つ以上の通信間隔551を求めるものである。
通例、様々な選択肢が、リクエストを送信するために利用可能である。例えば、リクエストは、例えば、PUSCH上でRRC制御メッセージとして実行され得る。また、リクエストがPUCCH263上で制御信号伝達として実行されることも可能であろう。また、リクエストがUE101とAMF131の間でNAS制御接続を介して送信されることも可能であろう。したがって、リクエストは、第1の識別子451に関連付けられた制御メッセージにおいて送信されることが理解されよう。
任意選択のブロック5002において、UE101は、応答が受信されたか否かを確認する。このブロック5002は、肯定応答又は否定応答について監視することにより、実行され得る。
ブロック5002において肯定応答が受信された場合(又は、否定応答が受信されない場合)、方法は、ブロック5003を開始する。
ブロック5003において、UE101は、セルラーネットワーク100-2についてPOが生じた否かを確認する。POのタイミングは、関連付けられた第2の識別子452に基づいて、決定され得る。例えば、3GPP 5G NRでは、セルラーネットワーク100-2との通信に用いられるS-TMSIの係数1024の計算を行って、POのタイミングを決定し得る。
POのタイミングは、ブロック5001でリクエストされたように、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介した通信における通信間隔551に、時間を合わせられる。
したがって、UE101は、PDSCH262又はPUSCH上で実現されるデータ接続189を介したいずれの通信も待たなくてよい。より詳細には、UE101は、これらのチャネル上のデータ接続189を介した通信のための割り当て220について、いずれの関連するスケジューリング許可又はスケジューリング割り当ても待たなくてよい。
これにより、5004において、UE101は、通信間隔551のタイミングに応じて、識別子452に関連付けられた1つ以上のページング信号について監視し得る。例えば、UE101は、例えば、セルラーネットワーク100-2の無線リンク114のPDCCH上で、各通信間隔551の間又はその中において、ページング指標について監視することができる。また、UE101は、ページングメッセージについて監視してもよい。
例えば、識別子452に関連付けられた前記1つ以上のページング信号のPOと比べて、タイミングずれを吸収するためのいくらかの余裕となるよう、通信間隔551に許容範囲を設けてもよい。すなわち、通信間隔551をPOより長くすることができる。これは、通信間隔551のタイミングに応じて前記1つ以上のページング信号について監視する際に、考慮に入れることができる。また、任意選択で、ランダムアクセス手順及び/又はRRC接続手順など、通信間隔551の間のさらなる通信に適応するために、余裕を設けてもよい。
通例、前記1つ以上のページング信号のPOと比べて、タイミングずれを吸収するための余裕となるよう、通信間隔551に許容範囲を設けることは可能であろう。代わりに又は追加で、前記1つ以上のページング信号のPOと比べて、無線インターフェース1015において周波数の切り換えができるように、通信間隔551に許容範囲を設けることも可能であろう。これは、1つ以上のアナログ帯域フィルターを回転させることを含んでもよい。
ブロック5004において、インターフェース1015を制御して、周波数を適宜切り換えることができる。例えば、アナログ領域における1つ以上の適応帯域フィルターを、適宜制御し得る。ブロック5004は、PDCCHのブラインド復号すること、又は任意選択で、PDCCHの復号を試みる前に起動信号についての監視することを、含み得る。
ブロック5004で1つ以上の関連するページング信号が受信されたと、ブロック5005で判断された場合、方法は、ブロック5006Aを開始する。
それ以外の場合は、方法は、ブロック5001又はブロック5003に戻る。この点に関して、ブロック5001のリクエスト又はブロック5002の応答は、通信間隔551の複数の例のためであることが可能であろう。そして、これら複数の通信間隔551を、複数のPOに時間を合わせることができる。これには、制御信号伝達のオーバーヘッドを低減する利点があり、このようにして、方法は、さらなる通信間隔551を再度リクエストしなくても、ブロック5003に戻ることができる。通信間隔551のシーケンスがあり、セルラーネットワーク100-1、100-2のタイミングがずれている(タイミングずれ)場合、シーケンスのタイミング補正を時々繰り返し送信できてもよい。タイミングのずれは、典型的には、シーケンスの通信間隔551の繰返し率と比べてかなり遅いため、タイミング補正は、数秒、数分、又はそれどころか数時間といった繰返し率で、まれに送信され得る。タイミング補正の繰返し率は、POの長さに対する通信間隔551の長さによって与えられ、PO前後の通信間隔551の許容範囲に依存し得る。
別のシナリオでは、さらなる通信間隔551を求めるさらなるリクエストを、ブロック5001のさらなる繰り返しで送信してもよい。後者のシナリオには、POと各通信間隔551の間の時間合わせを、それぞれのリクエストのタイミングにより制御することができるという利点がある。通信間隔551とブロック5001で送信されるリクエストとが明確なタイミング関係にあるならば(例えば、セルラーネットワーク100-1の無線リンク114のフレーム201~203のうちの特定の数だけオフセットしているなど)、セルラーネットワーク100-1のタイミングとセルラーネットワーク100-2のタイミングの間のタイミングずれは、それゆえ本質的に説明をつけることができる。UE101は、ブロック5001におけるリクエストの送信のタイミングにより、通信間隔551のタイミングを制御できる。
任意選択のブロック5006Aにおいて、UE101は、延長通信間隔552をアクティブ化すべきか否かを確認する。通例、ページング指標及び/又はページングメッセージなどの少なくとも1つのページング信号を受信したときの延長通信間隔552のアクティブ化は、条件付きとすることができる。可能なトリガー基準は、セルラーネットワーク100-1に向けてのデータ接続189のサービスのタイプ、(ブロック5005でページングが受信される)第2の識別子452に関連付けられたさらなるデータ接続189に関連付けられたさらなるサービスのタイプ、及びユーザー基本設定のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、ユーザー基本設定は、UE101のヒューマンマシンインターフェース(Human-Machine-Interface:HMI)を介して、例えば、グラフィカルユーザーインターフェース(Graphical User Interface:GUI)を介して受信されてもよい。例えば、ユーザー基本設定は、UE101のユーザーが、第2の識別子452に関連付けられた通信よりも第1の識別子451に関連付けられた通信を優先するか、又はその逆か否かに関係してもよい。この1つの例として、電話のユーザーが、セルラーネットワーク100-1に向けてのデータ接続189のサービスとして実行された継続中の通話よりも、セルラーネットワーク100-2への接続を優先するということがあり得る。HMIは、例えば、これに関するユーザーにいくつかの代替案を提示でき、ユーザーは選んでもよい。通例、ユーザー基本設定は、前もって、すなわち、ブロック5004でいかなるページング信号を受信する前に定義されてもよく、又は、セルラーネットワーク100-2から1つ以上のページング信号を受信したことに応じて、HMIから受信され得る。例えば、ユーザーは、HMIを介して、特定のサービスに他のサービスよりも高い優先順位を付けると指定してもよい。例えば、音声又はビデオ通話などのリアルタイムのサービスに、ソーシャルメディアメッセージなどの非リアルタイムのサービスよりも高い優先順位を付け得る。
例えば、前記さらなるサービスのタイプを、ブロック5005で受信されるページングメッセージの接続理由値から読み取り得る。また、接続理由値が、RRC接続設定手順のRRC信号伝達に含まれることも可能であろう。ここで、対応するRRC信号伝達を、通信間隔551に入れることもできる。
ブロック5006Aで延長通信間隔はアクティブ化されるべきと判断された場合、方法はブロック5006Bを開始する。ブロック5006Bにおいて、延長通信間隔552がアクティブ化される。アクティブ化は、このように、ブロック5004における前記1つ以上のページング信号の受信に応じたものである。
通例、様々な選択肢が、延長通信間隔552をアクティブ化するために利用可能である。第1の例では、UE101は、延長通信間隔552を、例えば、セルラーネットワーク100-1に延長通信間隔552の明示的な標示を送信することなく、暗黙的にアクティブ化してもよい。セルラーネットワーク100-1は、例えば、UE101がDLスケジューリング割り当てなどの制御信号に応答するか否かを監視することにより、延長通信間隔552の暗黙的な標示を引き続き取得してもよい。第2の例では、UE101は、セルラーネットワーク100-1に標示を送信し、これにより、セルラーネットワークに延長通信間隔552のアクティブ化について知らせることができる。第3の例では、UE101は、セルラーネットワーク100-1にさらなるリクエストを送信する。さらなるリクエストは延長通信間隔552を求めるものである。通例、必要に応じて、ブロック5006Bにおいて、さらなるリクエストを送信するための様々な選択肢が利用可能である。例えば、さらなるリクエストを、PUSCH上でRRC制御メッセージとして実行し得る。また、PUCCH263上で制御信号伝達としてリクエストを実行することも可能であろう。また、UE101とセルラーネットワーク100-1のAMF131の間のNAS制御接続を介して、さらなるリクエストを送信することも可能であろう。したがって、さらなるリクエストは、第1の識別子451に関連付けられた制御メッセージにおいて再び送信されることが理解されよう。
任意選択のブロック5007において、UE101は、ブロック5006Bのさらなるリクエストに関連付けられた応答が(もし送信されていれば)セルラーネットワーク100-1から受信されたか否かを確認する。再び、これは、肯定応答が受信されたか否かを確認すること、又は否定応答が受信されなかったか否かを確認することを含み得る。
次に、方法は、ブロック5008を開始する。ブロック5008において、UE101とセルラーネットワーク100-2のさらなる通信が行われる。この通信は、延長通信間隔552の間に行われ、第2の識別子452を用いる。
通例、様々なタイプの通信がブロック5008で行われてもよい。いくつか例を挙げると、UE101は、セルラーネットワーク100-2からのページングメッセージについて監視してもよく、該ページングメッセージは、第2の識別子452を示す。ページングメッセージについて監視することは、セルラーネットワーク100-2のRAN111によって提供される無線リンク114のPDSCH262を復号することを含み得る。代わりに又は追加で、ブロック5008で行われる通信は、セルラーネットワーク100-2とのデータ接続189を確立するための接続手順に加わることを含んでもよい。これは、ランダムアクセス手順及びRRC接続手順を含み得る。そして、データ接続189が、第2の識別子452に関連付けられる。代わりに又は追加で、ブロック5008で行われる通信は、UE101とセルラーネットワーク100-2の間のこのデータ接続189を介してデータを送信することを含んでもよい。
ブロック5008で行われる特定の通信は、ブロック5001でリクエストされた通りの通信間隔551の時間幅に依存し得る。例えば、ブロック5001でリクエストされた通信間隔551が比較的長く設定されていれば、通信間隔551の間にページングメッセージについて監視し受信するため、又はランダムアクセス手順などを実行するためにも、十分な余裕時間が得られる。一方、通信間隔551が比較的短く設定されていれば、延長通信間隔552の間にページングメッセージについて監視し受信することが必要となり得る。
通例、延長通信間隔552の時間幅は、前もって定義され得る。すなわち、延長通信間隔552の終端は、開始前に定義され得る。これは、動作の簡略化に役立ち、制御信号伝達のオーバーヘッドを制限する。
任意選択で、図8に示すように、UE101は、セルラーネットワーク100-1に、延長通信間隔552を停止する標示を送信してもよい。これは、延長通信間隔552が理論に基づく解放端であり得ることを意味する。これは、対応する制御信号がPUCCH又はPUSCHあるいはNAS制御接続上で送信され得ることを意味し得る。そして、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介したデータの通常のスケジューリングを開始できる。
セルラーネットワーク100-1に対するデータ接続189の解除は、通信間隔551及び延長通信間隔552の間、不注意によるUE101の切断を避けるために、抑制され得る。これは、セルラーネットワーク100-1のBS112及び/又は他のノードにおいて、1つ以上の非アクティブタイマーを無効にすること、又は一時的に再設定することを含み得る。
通例、延長通信間隔552を停止する標示を行うために、様々な選択肢が利用可能である。いくつか例を挙げると、第1の選択肢では、UE101は、延長通信間隔552の間はBSRの送信を一時停止でき、延長通信間隔552を停止する標示は、BSRの送信を再開することにより行うことができ、すなわち、具体的には、延長通信間隔552の後にPUCCH263上でUE101によって送信される最初のBSRによって行うことができるであろう。第2の選択肢では、標示は、例えば、セルラーネットワーク100-1に向かうPUSCH上で送信されるRRC制御メッセージに含まれ得る。具体例では、セルラーネットワーク100-1のBS112は、延長通信間隔552の間は、たとえ対応するULスケジューリングリクエストがなくても、ULスケジューリング許可を定期的に送信してもよい。そして、UE101は、ULスケジューリング許可に関連付けられた割り当て220を用いて、PUSCH上でRRC UL制御メッセージなどの制御メッセージの一部として標示を送信し得る。第3の選択肢では、間隔の間に無線接続が停止された場合に、ランダムアクセスメッセージとして標示を行い得る。第4の選択肢では、AMF131にNAS制御メッセージとして標示を送信し得る。第5の選択肢では、UE101は、延長通信間隔552が停止されることを示すために、スケジューリングリクエストをセルラーネットワーク100-1のBS112に送信し得る。
図8による方法に関するさらなる詳細について、図9の信号伝達図と関連付けて説明する。
図9は、UE101とネットワーク100-1の間、及びUE101とネットワーク100-2の間の通信に関する態様を示す信号伝達図である。図2と関連付けて上述したように、UE101とネットワーク100-1の間の通信は、第1の識別子451を一般に使用しており、一方、UE101とネットワーク100-2の間の通信は、第2の識別子452を一般に使用している。
6001において、UE101は、セルラーネットワーク100-1について接続モード301で動作し、セルラーネットワーク100-2についてアイドルモード302で動作する。
それに応じて、6002において、UL又はDLデータ4001が、UE101セルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介して通信される。例えば、データ4001は、例えば、ウェブ閲覧、音声通話、ビデオ通話などの1つ以上の特定のサービスに関連付けられる。
6003において、UE101は、セルラーネットワーク100-1にリクエスト4002を送信する。リクエスト4002は、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介した通信において1つ以上の通信間隔551を求めるものである。図9に示すように、リクエスト4002は、RAN111のBS112において、又はAMF131において取得され得る。したがって、6003はブロック5001(図8参照)に対応する。
6004において、BS112又はAMF131など、セルラーネットワーク100-1は、対応する肯定応答4003を送信することにより、リクエスト4002を受け取ったことを通知する。UEは、応答4003を受信する。これはブロック5002(図8参照)に対応する。
6005において、UL又はDLデータ4001は、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介して、引き続き通信される。
次に、通信間隔551の間に、6006において、BS112は、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介した送信のための、さらなるデータ4001のためのいずれの割り当て220もスケジューリングしない。例えば、PDSCH又はPUSCH上で利用可能な割り当て220がない。このため、BS112は、通信間隔551のタイミングに応じてスケジューリングを構成する。
図9に示すように、UE101は、インターフェース1015を制御して、通信間隔551の最初に、セルラーネットワーク100-1のRAN111によって提供される無線リンク114に関連付けられた第1の周波数すなわち周波数561から、セルラーネットワーク100-2のRAN111によって提供される無線リンク114に関連付けられた第2の周波数すなわち周波数562へ、切り換えることができる。第1の周波数すなわち周波数561及び第2の周波数すなわち周波数562は、重なり合わない。第1の周波数すなわち周波数561は、第1の時間周波数リソースグリッド200を定義する第1のキャリアに関連付けられ、第2の周波数すなわち周波数562は、第2の時間周波数リソースグリッド200を定義する第2のキャリアに関連付けられる。
したがって、6007において、UE101は、セルラーネットワーク100-2のRAN111によって送信されたページング信号について監視することができる。図9の例では、ページングイベントは発生せず、このため、ページング信号は6007において送信されない。
通信間隔551の最後に、6008において、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介したデータ4001の通信が、RAN111のBS112によってスケジューリングされた割り当て220に応じて再び開始できるように、UE101は、インターフェース1015を制御して、第2の周波数すなわち周波数562から第1の周波数すなわち周波数561に切り換えることができる。
なお、図9におけるさらなる通信間隔551、552について、周波数561と周波数562の間の切り換えは、簡潔にするために図示されてはいないが、発生している。
図9の例では、リクエスト4002は複数の通信間隔551を求めるものである。したがって、時間内に再び発生する複数の通信間隔551は、前もって定義される(その他のシナリオでは、別のリクエスト4002を送信してもよい)。
次の通信間隔551において、ページング指標4004が、6009においてセルラーネットワーク100-2のRAN111のBS112により送信される。UE101は、ページング指標4004を受信する。
これにより、UE101はトリガーされて、6010において、延長通信間隔552を求めるさらなるリクエスト4006を、BS112又はAMF131などのセルラーネットワーク100-1に送信する。セルラーネットワーク100-1は、6011において肯定応答4007を送信することにより、さらなるリクエスト4006を受け取ったことを通知する。これは5006B及び5007(図8参照)に対応する。
このため、さらなるリクエスト4006は、ただ1つの延長通信間隔552を求めるものであり得るが、少なくともいくつかの例では、リクエスト4002は、複数の通信間隔551を求めるものである。
通例、さらなるリクエスト4006は任意選択であることも可能であろう。したがって、肯定応答が任意選択であることも可能であろう。いくつかの例では、UE101は、延長通信間隔552をアクティブ化することを自律的に決定してもよい。言い換えると、UE101は、延長通信間隔552によって、通信間隔551を延長することを自律的に決定してもよい。このことは、図8のブロック5006Aに関して詳細に説明されている。延長通信間隔552のアクティブ化は、例えば、ページング指標4004の前記受信によってトリガーされた、1つ以上のページング信号のうちの少なくとも1つのページング信号の受信に応じて行うことができる。
延長通信間隔552の間、6012において、再度、セルラーネットワーク100-1は、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介してデータが通信されるように割り当て220をスケジューリングすることはない。したがって、UE101は、インターフェース1015を制御して周波数すなわち周波数562に切り換えることにより、ページングメッセージ4005を受信できる。ページングメッセージ4005は、セルラーネットワーク100-2のRAN111のBS112によって送信され、ページングメッセージ4005は、識別子452に関連付けられる。
図9の例では、UE101は、次に、延長通信間隔552の間に、UE101とセルラーネットワーク100-2の間にさらなるデータ接続189の確立を開始する。これは、6014におけるランダムアクセス手順及びRRC接続設定4080を含み得る。次に、6015において、UE101とセルラーネットワーク100-2の間で、UEとセルラーネットワーク100-2の間のデータ接続189を介して、データ4001が通信される。これはブロック5008(図8参照)に対応する。
図9の例では、ページングメッセージ4005は延長通信間隔552の間に通信されるが、別の例では、ページングメッセージ4005を通信間隔551の間に通信することも可能である。この場合、リクエスト4006を通信し応答4007を受信するための時間が増える。
6016において、UE101は、延長通信間隔552を停止する標示4008を送信する。したがって、延長通信間隔552の終了後、6017において、UE101とセルラーネットワーク100-1の間で各データ接続189を介して、データ4001を通信することができる。セルラーネットワーク100-1のRAN111のBS112は、PDSCH又はPUSCH上で割り当て220のスケジューリングを適切に構成することができる。
図9に示すように、通信間隔551のタイミングは、セルラーネットワーク100-2によるページングのためのPO560のタイミングと合わせられる。通例、セルラーネットワーク100-1、100-2は、同期されなくてもよい。このため、セルラーネットワーク100-1のタイミング基準と100-2のタイミング基準の間にはタイミングずれがあり得る。それにもかかわらず通信間隔551のタイミングとPO560とを揃えるために、様々な方策を用いることができる。選択肢の例が、図9に示されている。ここでは、UE101は、通信間隔551のタイミングをPO560のタイミングに基づいて決定する。これは、通信間隔551のシーケンスに対応し得る。PO560のタイミングは、第2の識別子452に関連付けられる。例えば、PO560のタイミングは、S-TMSIの係数計算に基づいて決定され得る。より具体的には、UE101は、例えば、セルラーネットワーク100-1から受信された各同期信号に基づいて、セルラーネットワーク100-1の時間基準において通信間隔551のタイミングを決定する。これは、UE101が、例えば、セルラーネットワーク100-1の無線リンク114のフレーム201~203のシーケンス番号を基準にして、タイミングを決定することを意味し得る。UE101は、タイミングを、例えば、1又は絶対的なシーケンス番号を指定することによって、絶対数で決定する、あるいは、例えば、フレーム201~203のシーケンス番号のオフセット数などのオフセットを指定することによって、相対的な条件で決定することができるであろう。そして、UE101は、セルラーネットワーク100-1に通信間隔551のタイミングを通知できる。UE101は、図9の例でリクエスト4002に追記されている(なお、一般的に、別々に送信されることも可能であろう)対応する指標4050を、送信できる。
通例、セルラーネットワーク100-1と100-2のタイミングの間に、連続的な時間ずれがあり得る。UE101は、セルラーネットワーク100-1からの第1の同期信号を追跡すること、及びセルラーネットワーク100-2からの第2の同期信号をさらに追跡することに基づいて、タイミングずれを割り出し得る。したがって、指標4050が第1の時点において送信されるとしても、後の第2の時点では、タイミングずれのために、通信間隔551のタイミングとPO560のタイミングの間に位置合わせ不良が生じ得る。そのようなタイミングずれを補うために、UE101は、セルラーネットワーク100-1に指標4050の最新版を繰り返し送信することが可能であろう(タイミング補正)。例えば、最新版と共に送信される繰返し率は、タイミングずれの大きさに合わせて変わり得る。これは、数秒又は数分、あるいはそれどころか数時間又は数日又は数ヶ月といったオーダーもあり得る。
そのような指標4050の最新版の代わりに、新たなリクエスト4002を送信することも可能であろう。
図10は、様々な例による方法のフローチャートである。図10の方法は、メモリー1123からプログラムコードを読み込むと、BSによって、例えば、セルラーネットワーク100-1のRAN111のBS112の制御回路1122によって、実行され得る。また、図10の方法は、セルラーネットワークのコアネットワークのモビリティ制御ノードによって、例えば、セルラーネットワーク100-1のAMF131によって、実行されることも可能であろう。以下に、セルラーネットワーク100-1のRAN111のBS112による実装例と関連付けて技術を説明するが、これらの技術は、他の実装シナリオに直ちに適用され得る。
ブロック5051において、BS112は、1つ以上の通信間隔551を求めるリクエスト4002を、取得する(より具体的には、受信する)。該通信間隔は、その間にUE101が、ページング指標4004について、また任意選択で、セルラーネットワーク100-2からのページングメッセージ4005について監視するためのものである。ブロック5051は、ブロック5001と相互関係がある。
ブロック5052において、BS112は、リクエスト4002を許可するか否かを確認する。ブロック5052で考慮できる可能な判断基準は、バッファーレベル、サービス品質要件、ネットワーク負荷などを含み得る。
通例、ブロック5052は、任意選択である。いくつかの例では、UE101は、通信間隔551の明示的又は暗黙的な標示を単に提供してもよい。例えば、UE101は、標示をBS112に送信することにより、通信間隔551を通知してもよい。各指標を、例えば、NAS制御信号伝達又はRRC制御信号伝達などを用いて、BS112に送信してもよい。ここで、BS112は、各リクエスト4002を許可するべきか否かを確認する必要がない。
リクエスト4002(用いられれば)が許可された場合、BS112は、ブロック5053において、関連する肯定応答4003を送信してもよい。それ以外の場合は、否定応答を送信してもよい(図10には図示せず)。通例、肯定又は否定応答は任意選択であり、例えば、BS112がリクエスト4002の許可を確認しない場合は、暗黙的な応答を用いてもよい。リクエスト4002が全く(それどころか、例えば、延長通信間隔552の標示が)送信されない場合は、5053も必要がなくなる。
ブロック5054において、BS112は、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介して通信されるデータ4001のための通常のスケジューリングを、通信間隔551まで実行する。
ブロック5055において、通信間隔551が生じているか否かが確認される。このために、対応するタイミングを確認することができる。タイマー値を読み出してもよい。例えば、ブロック5051でリクエストされるような1つ以上の通信間隔551のタイミングを示す、対応する指標4050が、ブロック5051で受け取ったリクエスト4002に含まれ得る、又は別々に受信され得る。BS112は、1つ以上の通信間隔551のタイミングを求めるために、PO560(図9参照)に時間を合わせられた第2の識別子452を認識しなくてもよい。また、BS112は、セルラーネットワーク100-2のタイミングを認識しなくてもよい。このことは、セルラーネットワーク100-2の時間基準における指標4050を実行することにより達成できる。指標4050の適切な最新版をUE101から繰り返し受信して、セルラーネットワーク100-1と100-2のタイミング間のいかなるタイミングずれも補うことができる(最新版は、図8、図9、及び図10には示されていない)。
ブロック5055において通信間隔551が検出されると、方法はブロック5056を開始する。ここで、データ接続189を介したデータ4001の通信のための割り当て220のスケジューリングを、例えば、ブロック5054の通常のスケジューリングに比べて、縮小できる。すなわち、特に、送信バッファーレベルすなわち送信バッファーへのデータの流入率に関して相対的に定義された通信間隔551の外側と比べて、通信間隔551の間にスケジューリングされる割り当て220を、より少なく又は無しにし得る。例えば、DL又はULデータ4001のためのバッファーレベルは、通信間隔551の外側よりも、通信間隔551の内側で大きくてもよい。したがって、データ接続189を介した通信のデータ4001のスケジューリングは、通信間隔551のタイミングに応じて構成される。
データ接続189の解除は、通信間隔551の間、抑制されてもよい。
通信間隔551の終了後、通常のスケジューリングを開始できる。
ブロック5057において、延長通信間隔552の標示すなわちさらなるリクエスト4006を受信したか否かが確認される。ブロック5057は、ブロック5006B(図8参照)と相互関係がある。
さらなるリクエスト4006が受信された場合、ブロック5058において、さらなるリクエスト4006が許可されるべきか否かを確認してもよい。ブロック5052の判断基準と同様の判断基準を、ブロック5058において考慮に入れることができる。さらなるリクエスト4006が許可されるべきである場合、ブロック5059において、応答を送信してもよく、また暗黙的な応答も可能である。したがって、ブロック5059はブロック5007(図8参照)に対応する。
ブロック5057及び5058は、任意選択にすることができる。特に、UE101が延長通信間隔552を暗黙的にアクティブ化することも可能であろう。そして、ネットワークに明示的な標示を行う代わりに、UE101がDL制御信号伝達に応答したか否かを監視することにより、延長通信間隔552がアクティブ化されたか否かの標示を取得することも可能であろう。
再び、ブロック5060において、スケジューリングを、ブロック5054におけるスケジューリングと比べ、縮小できる。すなわち、延長通信間隔552の時間中にスケジューリングされる割り当て220を、より少なく又は無しにし得る。
データ接続の解除は、ブロック5060の間、抑制され得る。
ブロック5061において、例えば、UE101のUL信号伝達に基づいて、延長通信間隔552を停止すべきか否かが確認される(図9の6016を参照)。このUL信号伝達は、延長通信間隔552の間にBS112によってスケジューリングされた、それぞれ予約された割り当て220によってサポートされ得る。これらの予約された割り当て220は、UP191ペイロードデータのために用いなくてもよい。ブロック5061は、ブロック5009と相互関係がある。
前述の図面と関連付けて説明したように、UE101とセルラーネットワーク100-1の間のデータ接続189を介して送信されるデータ4001のための割り当て220のスケジューリングは、通信間隔551の間及び延長通信間隔552の間に、縮小され得る、又は全く停止され得る。このことは、第1の識別子451に関連付けられUE101とセルラーネットワーク100-1の間にあるデータ接続189を介した通信によって提供される、例えば、一般的には、サービスの無制限的な例を提供するための、音声又はビデオ通話、メッセージ伝達、ウェブ閲覧、ソーシャルメディアプラットフォーム、あるいは映像ストリーミングといった、あらゆるサービスの障害の原因となり得る。
サービスのそのような障害を軽減する技術について、図11と関連付けて、以下に説明する。
図11は、様々な例による方法のフローチャートである。例えば、図11の方法は、例えば、メモリー1013からプログラムコードを読み込むと、UE101の制御回路1012によるなどUEによって、実行され得る。以下に、UE101によるそのような方法の実行と関連付けて技術を説明するが、同様の技術が他のノード及び装置によって直ちに実行されてもよい。
図11の方法は、図8の方法及び/又は図10の方法の前後関係の中で実行され得る。
ブロック5101において、(1)UE101とセルラーネットワーク100-1の間の通信に関して、(2)UE101とセルラーネットワーク100-2の間の通信と比較して、1つ以上の優先順位付け基準が確認される。より具体的には、図11に示すように、(2)UE101とセルラーネットワーク100-2の間の通信は、(1)UE101とセルラーネットワーク100-1の通信と比較して、優先されるべきか否かがチェックされ得る。
優先順位付け基準の例として、限定はされないが、第1の識別子451に関連付けられた、すなわちUE101とセルラーネットワーク100-1の間の、データ接続189を介した通信によって提供されるサービスのタイプ、第2の識別子452に関連付けられた、すなわちUE101とセルラーネットワーク100-2の間の、さらなるデータ接続189を介した通信によって提供されるサービスのタイプ、及びユーザー基本設定などが挙げられる。
例えば、ユーザー基本設定は、UE101のHMIを介して、例えば、GUIを介して受信されてもよい。例えば、ユーザー基本設定は、UE101のユーザーが、第2の識別子452に関連付けられた通信よりも第1の識別子451に関連付けられた通信を優先するか、又はその逆か否かについて関係してもよい。この1つの例として、電話のユーザーが、セルラーネットワーク100-1に向けてのデータ接続189のサービスとして実行された継続中の通話よりも、セルラーネットワーク100-2への接続を優先するということがあり得る。HMIは、例えば、これに関するユーザーにいくつかの代替案を提示でき、ユーザーは選んでもよい。通例、ユーザー基本設定は、前もって、すなわち、いかなるページング信号も受信する前に定義されてもよく、又は、セルラーネットワーク100-2から1つ以上のページング信号を受信したことに応じて、HMIから受信され得る。例えば、ユーザーは、HMIを介して、特定のサービスに他のサービスよりも高い優先順位を付けると指定してもよい。例えば、音声又はビデオ通話などのリアルタイムのサービスに、ソーシャルメディアメッセージなどの非リアルタイムのサービスよりも高い優先順位を付け得る。
ブロック5101における確認に応じて、異なる優先順位付け手段を用いてもよい。図11の方法は、ブロック5102~5104に関連付けられた複数の優先順位付け手段を含む。通例、これらの優先順位付け手段のうちの1つだけ又はいくつかを用いてもよく、あるいは、代わりに又は追加で、その他の優先順位付け手段を用いてもよい。
優先順位付け手段の第1の例が、ブロック5102と関連付けて示される。ブロック5102において、UE101は、セルラーネットワーク100-2からのページング信号について監視する可能性を持つために、1つ以上の通信間隔551を求めるリクエストを送信する。例えば、UE101とセルラーネットワーク100-2の間の通信が、UE101とセルラーネットワーク100-1の間の通信と比較して、優先されない場合、1つ以上の通信間隔551を求めるリクエストは送信されず、別のページング方策、例えば、便宜的な方策が実行され得る。
優先順位付け手段の第2の例が、ブロック5103と関連付けて示される。ブロック5103において、UE101は、第1の識別子451に関連付けられたデータ接続189を介した通信によって提供されるサービスの終了又は一時停止をトリガーする。例えば、セルラーネットワーク100-1は、それに応じて通知されてもよい。例えば、(データ接続189は維持されているが)サービスの終了時に、サービスに関連付けられたデータ接続189の専用ベアラを解放してもよい。例えば、ゲートウェイノードにおける、例えば、UPF121におけるバッファーは、サービスを一時停止するときに、実装されてもよい。例えば、データ接続189又はデータ接続に関連付けられたベアラの解放は、サービスを一時停止するときに、抑制されてもよい。例えば、そのような優先順位付け手段を、セルラーネットワーク100-2からのページング指標4004又はページングメッセージ4005の受信に応じて、用いてもよい。
優先順位付け手段の第3の例が、ブロック5104と関連付けて示される。ブロック5104において、UE101は、第1の識別子451に関連付けられたデータ接続189を解除する。例えば、そのような優先順位付け手段を、セルラーネットワーク100-2からのページング指標4004又はページングメッセージ4005の受信に応じて、用いてもよい。
優先順位付け手段の第4の例は、ブロック5105と関連付けて示される。ブロック5105において、UE101は、より長い又はより短い延長通信間隔552がセルラーネットワーク100-2とデータを通信するために必要か否か、あるいは、そもそも延長通信間隔552をアクティブ化するべきか否かを判断する。例えば、UE101は、接続リクエスト(例えば、RRC接続理由値)をするまでは、ページングの理由を知らなくてもよいので、UE101は、例えば、サービスタイプ及びこのサービスタイプの関連する優先順位付けに応じて、延長通信間隔552を短く又は長くしてもよい(図10のブロック5061参照)。
通例、UE101が、通信間隔551の間又は延長通信間隔552の間に用いられる1つ以上の優先順位付け手段を示す標示を、セルラーネットワーク100-1に送信することも可能であろう。
総括すると、第2のセルラーネットワークにおける複数SIMのUEの効率的ページングを、該UEが第1のセルラーネットワークにおける接続モードにあっても、容易にする技術について、これまで説明した。特に、例えば、第2のセルラーネットワークのPOを監視するために、UEが第1のセルラーネットワークに通知せずに周波数を切り換えるといった基準実装と比べて、より効率的なページングを実現することができる。そのような基準実装では、第1のセルラーネットワークにおけるリソースの使用が非効率になり、例えば、スケジューリング割り当てが消失することもある。また、連携が取れていないそのような基準実装において、UEが、第1のセルラーネットワークから不注意に切断されることもあり得る。
本明細書に記載の技術は、単一無線の複数SIMのUEが、第1のセルラーネットワークについて接続モードで、第2のセルラーネットワークについてアイドルモードで動作する場合に、該UEをサポートするための信号伝達を追加するものである。接続モードのためのネットワーク制御された通信間隔が実現されることで、UEがアイドルモードで動作している第2のセルラーネットワークのページング信号を読み取る可能性を、UEは与えられる。
第2のセルラーネットワークにおけるページング信号を読み取る1つの利点は、UE又はユーザーが最重要の接続を優先できることである。例えば、ユーザーが第1のネットワーク上でネットサーフィンしていて、第2のセルラーネットワーク上の音声接続のために入ってくるページング信号がある場合に、ユーザーは、ネットサーフィンに関連付けられたサービスの通信間隔という代償を払って、ページング信号を読み取ることを優先し、入ってくる音声通話に応答してもよい。別の場合として、UEが第1のネットワーク上で接続モードにあり、第2のセルラーネットワークにおいてメッセージ、SMS、メールなどを受信するときがあるが、そこでUEは、第2のセルラーネットワーク上で該メッセージを受信し、第1のセルラーネットワーク上で接続を継続してもよい。ここでは、UEと第1のセルラーネットワークの間のデータ接続上の通信によって提供されるサービスは、一時停止される。
UEが接続モードで動作する第1のセルラーネットワークのDL及びULにおいて、DLにおいて第2のネットワークからのページング信号について監視するために、UEが通信間隔を自律的に設定する技術について説明してきた。UEは、NAS又はRRC信号伝達あるいはPUCCHにおける第1層の信号伝達のいずれかによって、これらの通信間隔をリクエストすることができ、第1のセルラーネットワークは、このリクエストを受け付けることによってリクエストを確認し、又は第1のネットワークは、応答によりこれを確認しないことによってリクエストを暗黙的に受け入れる。長く続く接続にとって、信号伝達がRRCで処理されることは、UEがネットワーク時間領域のずれのため通信間隔を再度スケジューリングすることができるようになるので、有利になるであろう。
通信間隔の間に、第1のセルラーネットワークのRANのスケジューリングモジュールは、時間周波数リソース上にいかなるDL割り当てもスケジュールせず、又はいかなるULリソース許可も与えないこともあり得る。これにより、UEは、対応するフレーム又はページング信号について監視するために必要なフレームにおけるデータを読み取って送信することと、例えば、他のネットワークについてのチャネル処理を実施することと、を省略できる。DRXサイクル及び関連するPOが周期的であるため、これらの通信間隔は、周期的に発生又は再発し得る。通信間隔のタイミングは第1のセルラーネットワークに信号伝達されるため、第1のセルラーネットワークは、これらの通信間隔の間、UL及びDLにおけるリソースの割り当てをUEに提供しなくてもよい。
これらの通信間隔を設けることにより、UEは、第1のセルラーネットワークによる通信を介して提供されるサービスの品質が、いくらか劣化しているかもしれないことを認識する。しかし、両方のネットワークへの接続が、接続モードの間もサポートされるという利点がある。
さらに、UEが第2のセルラーネットワーク上でページングされるとき(UEの第2の識別子がページングメッセージで送られることを意味する)、UEは現在接続中の第1のセルラーネットワークにさらなるリクエストを直ちに送信し得る、例について説明してきた。さらなるリクエストは、受信されたページング指標又はページングメッセージに応答するために、通信間隔を延長する必要があることを示す。したがって、さらなるリクエストは、延長通信間隔を求めるものである。UEは、例えば、優先している第2のセルラーネットワーク上の音声通話を受けてもよく、第1のセルラーネットワークとのデータ接続を解除する。また、それは、例えば、受信してもよいUEへのメッセージであり、そしてUEがこれまでの接続を継続することも可能であろう。そのようなシナリオにおいて、1つ以上のページング信号に関連付けられた接続理由が、UEに信号伝達される。第1のセルラーネットワークとの接続は、第2のセルラーネットワークにおいてリクエストされたアクティビティは何かを識別する時間の間は、保留される(例えば、一時停止又は延期される)。この情報に基づいて、UEは、保留又は解除すべき接続などよりも、最重要の接続を優先することができる。
POの間、UEは、ページング信号を読み取り、UEのID(S-TMSI)が、受信されたページングメッセージにあるか否かを検出する(周期的通信間隔)。UEのIDがページングメッセージにある場合、UEは、ランダムアクセス手順を実行することにより第2のセルラーネットワークに接続して、アイドルモードから接続モードに移行することになる。したがって、UEがページングされる場合、1回限りの延長通信間隔を用いて、第2のセルラーネットワークに対して無線信号を送信又は受信するための時間を取ることができる。UEは、この延長通信間隔の間、第1のセルラーネットワーク上の受信及び送信を停止し、これに応じて、第1のセルラーネットワークに各データ接続の割り当てのスケジューリングを構成するようにリクエストする。また、この1回限りのさらなるリクエストは、UEとBSなどの第1のセルラーネットワークの間のRRC信号伝達によって効率的に処理され得る。
延長通信間隔を求める1回限りのさらなるリクエストは、定義された終了時間を持ち得る。あるいは代わりに、通信間隔の後又は延長通信間隔の最後に、第1のセルラーネットワークは、ULにおいて低いデータ率のUEへの割り当てをスケジューリングしてもよい。これにより、UEは、準備が整っていると、第1のセルラーネットワークのUL割り当てを読み取り、UEが再びアクティブであり第1のセルラーネットワークに対するDL/UL両方のトラフィックに対して準備が整っていることを第1のセルラーネットワークが検出するように、ULデータ又はダミーパケットを送信し始めることができる。別の選択肢は、UEが再びアクティブであり第1のセルラーネットワークに対してDL/UL両方のトラフィックに対して準備が整っていることを第1のセルラーネットワークが検出するように、スケジューリングリクエストを送信するものであろう。したがって、UEは、第1のセルラーネットワークに、延長通信間隔を停止することを示すことができる。UEは、第1のセルラーネットワークに再接続してもよく、第1のセルラーネットワークは、UEと再び同期する。UEは、第2のセルラーネットワーク上のアクティビティが完了すると、UL割り当てをDLで待ち受けることを開始でき、延長通信間隔を停止する信号を、準備が整った第1のセルラーネットワークに送信できる。
延長通信間隔の間、第1のセルラーネットワークは、一般的に、UEに対するデータ接続のあらゆる解除を抑制してもよい。これは、例えば、非アクティブタイマーを無効にしてもよいことを意味する。これにより、延長通信間隔の間に第1のセルラーネットワークからUEが切断されることが避けられる。このことは、ランダムアクセス手順及び/又はRRC接続手順が避けられるため、制御信号伝達のオーバーヘッドを制限するのに役立つ。
第2のセルラーネットワークに対するUEのアクティビティがどれくらい長く続くかを、第1のセルラーネットワークが知らなければ、延長通信間隔の間、小さい割り当てを続けてもよいので、UEは、第2のセルラーネットワークの動作が終了したに直後に、第1のセルラーネットワークに対して、これらの小さい割り当てを用いてUEが再びアクティブになったことをレポートすることができる。UEは、フィル割り当てを受信してもよい。
さらに、ページングプロセスにおける判断及び動作に基づいて、UEは、第1のセルラーネットワークとの接続を続けることができ、あるいは、第1のセルラーネットワークに向けての接続を解除して第2のセルラーネットワークに接続のために移行してもよい。これは、第1のセルラーネットワークを介して提供されるサービスと比較した、第2のセルラーネットワークを介して提供されるサービスの優先順位付けに対応する。
第2のセルラーネットワークのPOのタイミングが、第1のセルラーネットワークにより実装された通信間隔のタイミングと比べて、ずれる場合、それに応じて通信間隔のタイミングが更新されるように、UEは、第1のセルラーネットワークに対するタイミングオフセットを送信できることになっている。第1と第2のセルラーネットワーク間でタイミングがずれているとき、UEの読み取りのために第2のセルラーネットワークにおけるページングイベントが利用可能になるよう、通信間隔のタイミングを更新できることになっている。通信間隔はUEから管理され、またいくつかの例では、周期的な通信間隔が第1のセルラーネットワークからリクエストされるため、タイミングは、ずれのせいで更新する必要がある。
本明細書に記載の技術は、UEが接続モードで動作している第1のセルラーネットワークが、時間周波数リソースの割り当てのスケジューリングを予測し最適化するのに役立つ。
本明細書に記載の技術は、UEがページング信号に応答しない場合、第2のセルラーネットワークにおける意図しない暗黙的な切り離しイベントを防ぐのに役立つ。
総括すると、以下の実施例について説明してきた。
実施例
実施例1.無線通信装置(101)を動作させる方法であって、
第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、1つ以上の通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を送信する(5001)ことと、
前記1つ以上の通信間隔(551)のタイミングに応じて、第2の通信ネットワーク(100-2)からの、前記無線通信装置(101)の第2の識別子(452)に関連付けられた1つ以上のページング信号(4004、4005)について監視する(5004)こととを含む方法。
実施例2.前記1つ以上のページング信号(4004、4005)のうちの少なくとも1つを受信することに応じて、延長通信間隔(552)をアクティブ化することと、
前記延長通信間隔(552)の間に、前記第2の通信ネットワーク(100-2)と通信する(5008)こととをさらに含む、実施例1に記載の方法。
実施例3.前記延長通信間隔(552)の前記アクティブ化することは、前記第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記延長通信間隔(552)の標示又は前記延長通信間隔(552)を求めるさらなるリクエスト(4006)を送信する(5006)ことを含む、実施例2に記載の方法。
実施例4.前記延長通信間隔の間に前記第2の通信ネットワーク(100-2)との前記通信することは、前記1つ以上のページング信号のページングメッセージ(4005)であって、前記第2の識別子に関連付けられた前記ページングメッセージ(4005)について監視することと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)を確立するために、前記第2の通信ネットワーク(100-2)との接続手順に加わることと、前記さらなるデータ接続(189)を介してデータを通信することとのうちの少なくとも1つを含む、実施例2又は3に記載の方法。
実施例5.前記延長通信間隔(552)の時間幅は、前もって定義される、実施例2~4のいずれか1例に記載の方法。
実施例6.前記第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記延長通信間隔(552)を停止する標示(4008)を送信する(5009)ことをさらに含む、実施例2~4のいずれか1例に記載の方法。
実施例7.前記延長通信間隔(552)は選択的にアクティブ化され、又は、前記サービスのタイプと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)に関連付けられたさらなるサービスのタイプと、ユーザー基本設定とのうちの少なくとも1つに応じて、前記延長通信間隔(552)の時間幅が設定される、実施例2~6のいずれか1例に記載の方法。
実施例8.前記第1の通信ネットワーク(100-1)の第1の無線リンク(114)は、第1の周波数(561)上で動作し、
前記第2の通信ネットワーク(100-2)の第2の無線リンク(114)は、第2の周波数(562)上で動作し、
前記無線通信装置(101)の無線インターフェース(1015)を制御して、前記1つ以上の通信間隔(551)のタイミングに応じて、前記第1の周波数(561)から前記第2の周波数(562)へ切り換えること、及び、前記第2の周波数(562)から前記第1の周波数(561)へ切り換えることをさらに含む、実施例1~7のいずれか1例に記載の方法。
実施例9.前記第2の識別子(452)に関連付けられたページング時(560)のタイミングであって、前記第1の通信ネットワーク(110-1)の時間基準において決定されるタイミングに基づいて、前記1つ以上の通信間隔(551)の前記タイミングを決定することをさらに含む、実施例1~8のいずれか1例に記載の方法。
実施例10.前記1つ以上の通信間隔(551)の前記タイミングを示す指標(4050)を、前記第1の通信ネットワーク(100-1)に送信することをさらに含む、実施例1~9のいずれか1例に記載の方法。
実施例11.前記第1の通信ネットワーク(110-1)と前記第2の通信ネットワーク(110-2)の間のタイミングずれに応じて、前記タイミングを示す前記指標(4050)の最新版を、前記第1の通信ネットワーク(100-1)に繰り返し送信することをさらに含む、実施例10に記載の方法。
実施例12.前記1つ以上のページング信号(4004、4005)のうちの少なくとも1つを受信すると、前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)を介した前記通信によって提供されるサービスの終了又は一時停止をトリガーすること、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)を解除することをさらに含む、実施例1~11のいずれか1例に記載の方法。
実施例13.前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)を介した前記通信によって提供される前記サービスの前記終了又は一時停止の前記トリガーすること、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)の前記解除することは、前記サービスのタイプと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)に関連付けられたさらなるサービスのタイプと、ユーザー基本設定とのうちの少なくとも1つに応じて選択的に実行される、実施例12に記載の方法。
実施例14.前記リクエスト(4002)は、前記サービスのタイプと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)に関連付けられたさらなるサービスのタイプと、ユーザー基本設定とのうちの少なくとも1つに応じて選択的に送信される、実施例1~13のいずれか1例に記載の方法。
実施例15.第1の通信ネットワーク(100-1)のノード(112、131、132)を動作させる方法であって、
無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、第2の通信ネットワーク(100-2)からの1つ以上のページング信号(4004、4005)のための1つ以上の通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を、前記無線通信装置(101)から取得する(5051)ことと、
前記1つ以上の通信間隔(551)のタイミングに応じて、前記通信のデータ(4001)のための割り当て(220)のスケジューリングを構成する(5054、5056)こととを含む方法。
実施例16.前記無線通信装置(101)と前記第2の通信ネットワーク(100-2)の間のさらなる通信のための延長通信間隔(552)の標示、又は、前記延長通信間隔(552)を求めるさらなるリクエスト(4006)を取得することと、
前記延長通信間隔(552)のタイミングに応じて、前記通信の前記データ(4001)のための前記割り当て(220)の前記スケジューリングを構成する(5054、5060)こととをさらに含む、実施例15に記載の方法。
実施例17.前記延長通信間隔(552)の間に、前記データ接続の解除を抑制することをさらに含む、実施例16に記載の方法。
実施例18.制御回路(1012)を備える無線通信装置(101)であって、
前記制御回路(1012)は、
第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、1つ以上の通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を送信し(5001)、
前記1つ以上の通信間隔(551)のタイミングに応じて、第2の通信ネットワーク(100-2)からの、前記無線通信装置(101)の第2の識別子(452)に関連付けられた1つ以上のページング信号(4004、4005)について監視する(5004)ように構成される、無線通信装置(101)。
実施例19.前記制御回路(1012)は、実施例1乃至14のいずれか1例に記載の方法を実行するように構成される、実施例18に記載の無線通信装置(101)。
実施例20.第1の通信ネットワーク(100-1)のノード(112、131、132)であって、
無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、第2の通信ネットワーク(100-2)からの1つ以上のページング信号(4004、4005)のための1つ以上の通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を、前記無線通信装置(101)から取得し(5051)、
前記1つ以上の通信間隔(551)のタイミングに応じて、前記通信のデータ(4001)のための割り当て(220)のスケジューリングを構成する(5054、5056)ように構成された制御回路(1122、1312)を備える、ノード(112、131、132)。
実施例21.前記制御回路(1122、1312)は、実施例15~17のいずれか1例に記載の方法を実行するように構成される、実施例20に記載のノード(112、131、132)。
ある特定の好適な実施形態を参照しながら、発明を示し説明したが、本明細書を読んで理解すれば、均等物及び変形例が当業者には思い浮かぶであろう。本発明は、全てのそのような均等物及び変形例を含み、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例示のために、セルラーネットワークのRANのBSにおいて、通信間隔が実装される技術について、これまで説明した。同様の技術を、ロジックの少なくとも一部がAMFなどのモビリティ制御ノードに位置する場合に、直ちに適用してもよい。
さらなる例示のために、ページング信号について監視するためにUEによって通信間隔が用いられる様々な技術について説明してきた。代わりに又は追加で、通信間隔は、UEがアイドルモードで動作している第2のセルラーネットワークによって提供される無線リンクの周波数におけるチャネル測定など、他の目的にも利用され得る。
さらなる例示のために、延長通信間隔552を求めるリクエスト(例えば、リクエスト4006)をUE101がセルラーネットワーク100-1に送信する様々な例を説明してきた。他の例では、延長通信間隔552をアクティブ化するために他の選択肢が利用可能である。例えば、UE101は、延長通信間隔552を自律的にアクティブ化することもでき得る。そして、UE101は、情報指標をセルラーネットワーク100-1に単に送信することにより、セルラーネットワーク100-1に対して延長通信間隔552を示してもよい。他の例では、UE101は、セルラーネットワーク100-1に対して延長通信間隔552のアクティブ化を明示的に示すことを控えてもよく、そのような場合には、UE101がDLスケジューリングメッセージ又は他の信号などに応答しないときに、セルラーネットワーク100-1は、延長通信間隔552のアクティブ化について暗黙的に知らされてもよい。通例、延長通信間隔552のアクティブ化のためのトリガー基準は、例えば、ページング指標の受信及び任意選択でページングメッセージの受信などの、1つ以上のページング信号のうちの少なくとも1つのページング信号の受信にすることができる。
さらなる例示のために、第1のセルラーネットワーク100-1が、1つ以上の通信間隔を求めるリクエストを許可又は却下するかを確認する様々な例を説明してきたが、いくつかの例では、第1のセルラーネットワークは、リクエストを常に許可するように前もって構成されてもよい。
さらなる例示のために、1つ以上の通信間隔を求めるリクエストがUEによって送信される実装に関して様々な例を説明してきたが、UEは、自律的に1つ以上の通信間隔をアクティブ化して、各標示を第1のセルラーネットワークに単に送信してもよい。

Claims (19)

  1. 無線通信装置(101)を動作させる方法であって、
    第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、1つ以上の周期的通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を送信する(5001)ことと、
    前記1つ以上の周期的通信間隔(551)のタイミングに応じて、第2の通信ネットワーク(100-2)からの、前記無線通信装置(101)の第2の識別子(452)に関連付けられた1つ以上のページング信号(4004、4005)について監視する(5004)ことと、
    前記1つ以上のページング信号(4004、4005)のうちの少なくとも1つを受信することに応じて、1回限りのさらなる通信間隔(552)をアクティブ化することと、
    前記1回限りのさらなる通信間隔(552)の間に、前記第2の通信ネットワーク(100-2)と通信する(5008)こととを含む方法。
  2. 前記1回限りのさらなる通信間隔(552)の前記アクティブ化することは、前記第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記1回限りのさらなる通信間隔(552)の標示又は前記1回限りのさらなる通信間隔(552)を求めるさらなるリクエスト(4006)を送信する(5006)ことを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1回限りのさらなる通信間隔の間に前記第2の通信ネットワーク(100-2)との前記通信することは、前記1つ以上のページング信号のページングメッセージ(4005)であって、前記第2の識別子に関連付けられた前記ページングメッセージ(4005)について監視することと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)を確立するために、前記第2の通信ネットワーク(100-2)との接続手順に加わることと、前記さらなるデータ接続(189)を介してデータを通信することと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記1回限りのさらなる通信間隔(552)の時間幅は、前もって定義される、請求項1~3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記1回限りのさらなる通信間隔(552)を停止する標示(4008)を送信する(5009)ことをさらに含む、請求項1~4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記1回限りのさらなる通信間隔(552)は選択的にアクティブ化され、又は、サービスのタイプと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)に関連付けられたさらなるサービスのタイプと、ユーザー基本設定と、のうちの少なくとも1つに応じて、前記1回限りのさらなる通信間隔(552)の時間幅が設定される、請求項1~5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 前記第1の通信ネットワーク(100-1)の第1の無線リンク(114)は、第1の周波数(561)上で動作し、
    前記第2の通信ネットワーク(100-2)の第2の無線リンク(114)は、第2の周波数(562)上で動作し、
    前記無線通信装置(101)の無線インターフェース(1015)を制御して、前記1つ以上の周期的通信間隔(551)のタイミングに応じて、前記第1の周波数(561)から前記第2の周波数(562)へ切り換えること、及び、前記第2の周波数(562)から前記第1の周波数(561)へ切り換えることをさらに含む、請求項1~6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記第2の識別子(452)に関連付けられたページング時(560)のタイミングであって、前記第1の通信ネットワーク(10-1)の時間基準において決定されるタイミングに基づいて、前記1つ以上の周期的通信間隔(551)の前記タイミングを決定することをさらに含む、請求項1~7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 前記1つ以上の周期的通信間隔(551)の前記タイミングを示す指標(4050)を、前記第1の通信ネットワーク(100-1)に送信すること、をさらに含む、請求項1~8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 前記第1の通信ネットワーク(10-1)と前記第2の通信ネットワーク(10-2)の間のタイミングずれに応じて、前記タイミングを示す前記指標(4050)の最新版を、前記第1の通信ネットワーク(100-1)に繰り返し送信することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記1つ以上のページング信号(4004、4005)のうちの少なくとも1つを受信すると、前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)を介した前記通信によって提供されるサービスの終了又は一時停止をトリガーすること、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)を解除することをさらに含む、請求項1~10のいずれか1つに記載の方法。
  12. 前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)を介した前記通信によって提供される前記サービスの前記終了又は一時停止の前記トリガーすること、又は、前記第1の識別子(451)に関連付けられた前記データ接続(189)の前記解除することは、前記サービスのタイプと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)に関連付けられたさらなるサービスのタイプと、ユーザー基本設定とのうちの少なくとも1つに応じて選択的に実行される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記リクエスト(4002)は、前記サービスのタイプと、前記第2の識別子(452)に関連付けられたさらなるデータ接続(189)に関連付けられたさらなるサービスのタイプと、ユーザー基本設定とのうちの少なくとも1つに応じて選択的に送信される、請求項11又は2に記載の方法。
  14. 第1の通信ネットワーク(100-1)のノード(112、131、132)を動作させる方法であって、
    無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、第2の通信ネットワーク(100-2)からの1つ以上のページング信号(4004、4005)のための1つ以上の周期的通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を、前記無線通信装置(101)から取得する(5051)ことと、
    前記1つ以上の周期的通信間隔(551)のタイミングに応じて、前記通信のデータ(4001)のための割り当て(220)のスケジューリングを構成する(5054、5056)ことと、
    前記無線通信装置(101)と前記第2の通信ネットワーク(100-2)の間のさらなる通信のための1回限りのさらなる通信間隔(552)の標示、又は、前記1回限りのさらなる通信間隔(552)を求めるさらなるリクエスト(4006)を取得することと、
    前記1回限りのさらなる通信間隔(552)のタイミングに応じて、前記通信の前記データ(4001)のための前記割り当て(220)の前記スケジューリングを構成する(5054、5060)こととを含む方法。
  15. 前記1回限りのさらなる通信間隔(552)の間に、前記データ接続の解除を抑制することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 制御回路(1012)を備える無線通信装置(101)であって、
    前記制御回路(1012)は、
    第1の通信ネットワーク(100-1)に、前記無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、1つ以上の周期的通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を送信し(5001)、
    前記1つ以上の周期的通信間隔(551)のタイミングに応じて、第2の通信ネットワーク(100-2)からの、前記無線通信装置(101)の第2の識別子(452)に関連付けられた1つ以上のページング信号(4004、4005)について監視し(5004)、
    前記1つ以上のページング信号(4004、4005)のうちの少なくとも1つを受信することに応じて、1回限りのさらなる通信間隔(552)をアクティブ化し、
    前記1回限りのさらなる通信間隔(552)の間に、前記第2の通信ネットワーク(100-2)と通信する(5008)ように構成される、無線通信装置(101)。
  17. 前記制御回路(1012)は、請求項1~13のいずれか1つに記載の方法を実行するように構成される、請求項16に記載の無線通信装置(101)。
  18. 第1の通信ネットワーク(100-1)のノード(112、131、132)であって、
    無線通信装置(101)の第1の識別子(451)に関連付けられたデータ接続(189)を介した通信において、第2の通信ネットワーク(100-2)からの1つ以上のページング信号(4004、4005)のための1つ以上の周期的通信間隔(551)を求めるリクエスト(4002)を、前記無線通信装置(101)から取得し(5051)、
    前記1つ以上の周期的通信間隔(551)のタイミングに応じて、前記通信のデータ(4001)のための割り当て(220)のスケジューリングを構成し(5054、5056)、
    前記無線通信装置(101)と前記第2の通信ネットワーク(100-2)の間のさらなる通信のための1回限りのさらなる通信間隔(552)の標示、又は、前記1回限りのさらなる通信間隔(552)を求めるさらなるリクエスト(4006)を取得し、
    前記1回限りのさらなる通信間隔(552)のタイミングに応じて、前記通信の前記データ(4001)のための前記割り当て(220)の前記スケジューリングを構成する(5054、5060)ように構成された制御回路(1122、1312)を備える、ノード(112、131、132)。
  19. 前記制御回路(1122、1312)は、請求項14又は15に記載の方法を実行するように構成される、請求項18に記載のノード(112、131、132)。
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