JP7285109B2 - Belt cover and seat device - Google Patents
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Description
本発明は、座席部の乳幼児を拘束するベルトが挿通されるベルトカバーおよび座席装置に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a belt cover and a seat apparatus through which a belt for restraining an infant on a seat is inserted.
乳幼児の座席装置として、ベビーカーやチャイルドシートなどがある。例えば、ベビーカーでは、座席部に、乗車する乳幼児を拘束するために、股ベルトと一対の腰ベルトと一対の肩ベルトとを備えている(特許文献1参照)。股ベルトは、乗車している乳幼児の股に延在され、先端部にバックルを備えている。また、腰ベルトは、乗車している乳幼児の左右の腰回りに延在され、乗車している乳幼児の左右の肩に延在される。そして、股ベルトと腰ベルトと肩ベルトとは、バックルによって結合される。チャイルドシートにあっても、同様な構成で座席部に乳幼児を拘束するものがある。 Strollers, child seats, and the like are known as seat devices for infants. For example, in a stroller, the seat portion is provided with a crotch belt, a pair of waist belts, and a pair of shoulder belts for restraining an infant riding in the stroller (see Patent Document 1). The crotch belt extends over the crotch of the infant riding on it and has a buckle at its tip. In addition, the waist belt extends around the left and right waists of the riding infant and extends over the left and right shoulders of the riding infant. The crotch belt, the waist belt and the shoulder belt are connected by buckles. Some child seats have a similar configuration to restrain the infant on the seat.
これらのベルトは、座席部の乳幼児に接する部材である。したがって、これらのベルトと乳幼児との接触を緩和することが必要となる。このため、これらのベルトには、ベルトカバーが取り付けられていることが多い。しかし、ベルトカバーは、乳幼児が座席部に乗車しているうちに位置がベルトに沿ってずれることがある。このような場合、ベルトカバーがずれることによって生じた隙間から露出したベルトが直接乗車している乳幼児と接触してしまうおそれが生じる。 These belts are members of the seat that come into contact with the infant. Therefore, it is necessary to mitigate contact between these belts and infants. For this reason, belt covers are often attached to these belts. However, the belt cover may shift along the belt while the infant is on the seat. In such a case, there is a possibility that the belt exposed through the gap caused by the displacement of the belt cover may come into direct contact with the infant riding in the vehicle.
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、乳幼児を座席部に拘束するベルトに対するベルトカバーの位置ずれを抑制可能としたベルトカバーおよび座席装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a belt cover and a seat device capable of suppressing displacement of the belt cover with respect to the belt that restrains the infant on the seat. .
以上のような課題を解決するベルトカバーは、乳幼児を座席部に拘束するベルトをカバーし、かつ、全体が可撓性を有するベルトカバーであって、前記ベルトが通される筒状部と、前記筒状部における一方の開口部から延出した舌部とを備え、前記舌部は、前記開口部に位置する基端部よりも先端側に、前記基端部よりも幅広な幅広部を備える。 A belt cover that solves the above-described problems is a belt cover that covers a belt that restrains an infant on a seat and that is entirely flexible, comprising: a cylindrical portion through which the belt is passed; a tongue portion extending from one opening of the cylindrical portion, wherein the tongue portion has a wide portion wider than the base end portion on the distal end side of the base end portion located in the opening portion. Prepare.
上記構成によれば、舌部が座席部の通し穴に通され、乳幼児による荷重によって押さえられる。したがって、ベルトカバーは、ベルトに対して位置がずれにくくなる。舌部は、幅広部を備えることで、通し穴より抜けにくくなる。 According to the above configuration, the tongue is passed through the through-hole of the seat and is pressed by the load of the infant. Therefore, the belt cover is less likely to be out of position with respect to the belt. Since the tongue has a wide portion, it is difficult for the tongue to slip out of the through hole.
上記ベルトカバーにおいて、前記幅広部は、前記座席部に配置されたシートに設けられ、かつ、前記ベルトが通される通し穴よりも幅広である構成としてもよい。
上記構成によれば、幅広部は、通し穴よりも幅広なので、通し穴より抜けにくくなる。
In the belt cover described above, the wide portion may be wider than a through hole provided in a seat arranged in the seat portion and through which the belt is passed.
According to the above configuration, since the wide portion is wider than the through hole, it is difficult to slip out of the through hole.
以上のような課題を解決する座席装置は、座席部の乳幼児を拘束する座席装置であって、前記座席部は、座面部と、前記座面部の奥側に位置する背当て部と、前記座面部から延出され、かつ、乗車している前記乳幼児の股に延在される股ベルトと、前記背当て部から延出され、かつ、乗車している前記乳幼児の肩に延在される肩ベルトと、前記座面部または前記背当て部から延出され、かつ、乗車している前記乳幼児の腰まわりに延在される腰ベルトと、前記座面部および前記背当て部に配置されるシートであって、前記股ベルト、前記肩ベルト、および、前記腰ベルトの各々に対応して設けられ、かつ、各ベルトが通される通し穴を備えた前記シートと、前記股ベルト、前記肩ベルト、および、前記腰ベルトのうちの少なくとも1つのベルトにおいて、当該ベルトが通され、かつ、全体が可撓性を有するベルトカバーとを備え、前記ベルトカバーは、前記ベルトが通される筒状部と、前記筒状部における一方の開口部から延出した舌部とを備え、前記舌部は、前記開口部に位置する基端部よりも先端側に、前記基端部よりも幅広な幅広部を備え、前記舌部は、前記通し穴に通され、前記シートの下面側において、前記筒状部に対して折曲されている。 A seat device for solving the above-described problems is a seat device for restraining an infant on a seat portion, wherein the seat portion includes a seat surface portion, a backrest portion located on the inner side of the seat surface portion, and the seat. A crotch belt extending from the face portion and extending to the crotch of the riding infant, and a shoulder extending from the backrest portion and extending to the shoulder of the riding infant. A belt, a waist belt extending from the seat surface portion or the backrest portion and extending around the waist of the infant riding on the infant, and a seat arranged on the seat surface portion and the backrest portion. the seat provided corresponding to each of the crotch belt, the shoulder belt, and the waist belt and having through holes through which the respective belts are passed; the crotch belt, the shoulder belt, and at least one of the waist belts includes a belt cover through which the belt is passed and which is entirely flexible, and the belt cover includes a tubular portion through which the belt is passed. and a tongue portion extending from one opening portion of the cylindrical portion, wherein the tongue portion has a wide portion that is wider than the proximal end portion and is located on the distal side of the proximal end portion located in the opening portion. and the tongue portion is passed through the through hole and is bent with respect to the cylindrical portion on the lower surface side of the sheet.
上記構成によれば、舌部が座席部の通し穴に通され、乳幼児による荷重によって押さえられる。したがって、ベルトカバーは、ベルトに対して位置がずれにくくなり、ベルトが露出して乳幼児に直接触れにくくできる。また、ベルトカバーは、幅広部を備えることで、通し穴より抜けにくくなる。 According to the above configuration, the tongue is passed through the through-hole of the seat and is pressed by the load of the infant. Therefore, the belt cover is less likely to be out of position with respect to the belt, and the belt is less likely to be exposed and directly touched by the infant. In addition, the belt cover is provided with a wide portion so that it is difficult to slip out of the through hole.
上記座席装置において、前記股ベルトが通される前記ベルトカバーは、前記背当て部側に折曲されているようにしてもよい。
上記構成によれば、舌部は、乳幼児の尻部などの下に位置することになり、乳幼児の尻部からの荷重で押さえられる。
In the above seat device, the belt cover through which the crotch belt is passed may be bent toward the backrest portion.
According to the above configuration, the tongue portion is positioned under the baby's buttocks or the like, and is pressed by the load from the baby's buttocks.
本発明は、乳幼児を座席部に拘束するベルトに対するベルトカバーの位置ずれを抑制できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION This invention can suppress the positional deviation of a belt cover with respect to the belt which restrains an infant to a seat part.
以下、図1~図9を参照して、本発明に係る座席装置を適用したベビーカーを説明する。
図1は、乳幼児などを乗せて使用するための一人乗りの折り畳み式のベビーカー1であり、乳幼児などを寝かせた姿勢や座らせた姿勢で使用する。また、図1は、ベースシートなどのクッション部材および幌をフレームに取り付けた状態を示している。図1に示すベビーカー1の状態は、ハンドルがベビーカー後方に位置し、後方からベビーカー1を操作する背面押しの状態を示している。以下の説明では、背面押しの状態を基準にして、進行方向を「前方」と定義し、進行方向に対して反対方向を後方(背面)と定義し、さらに進行方向に対して左右方向を左右(幅)方向と定義し、進行方向に対して上下方向を上下と定義する。
A stroller to which a seat device according to the present invention is applied will be described below with reference to FIGS. 1 to 9. FIG.
FIG. 1 shows a single-seater
図1に示すように、このベビーカー1は、一対の前脚フレーム11と、一対の後脚フレーム12と、乳幼児などを寝かせた姿勢や座らせた姿勢で乗車させる座席部13とを備えている。各前脚フレーム11は、直線的な形状を有しており、その下端部には、キャスター付きの前輪11aが配置されている。各後脚フレーム12は、L字形状を有しており、その下端部には、キャスター付きの後輪12aが配置されている。一対の前脚フレーム11は、左右方向に横断する前ステー14によって連結されており、一対の後脚フレーム12も、左右方向に横断する後ステー15によって連結されている。前ステー14には、着座している乳幼児等が足を掛けるステップ16が配置されている。
As shown in FIG. 1, the
一対の前脚フレーム11において、上端部は、アームレスト17が回動可能に支持されている。一対の後脚フレーム12もまた、上端部は、アームレスト17が回動可能に支持されている。座席部13は、一対の前脚フレーム11と一対の後脚フレーム12との間に構成され、座面部13aと背当て部13bとで構成されている。座面部13aは、前輪11aおよび後輪12aとアームレスト17との間の中間の高さ位置に構成されている。具体的に、座面部13aは、前脚フレーム11と後脚フレーム12の間において、前後方向に側部フレームが配置され、座板部材が左右の側部フレームに弾性支持され、または、ベースシートが側部フレームに張架されている。そして、そこに表面シートや座面クッションが配置されている。側部フレーム、前脚フレーム11、後脚フレーム12、および、アームレスト17は、互いに連携しており、ベビーカー1は、展開状態と折畳状態とに遷移される。
An
アームレスト17の先端部には、フロントガード22が着脱可能に取り付けられる。また、アームレスト17の外側には、ベビーカー1を押して操作するハンドル23が配置されている。ハンドル23は、全体が逆U字形状を有している。ハンドル23の中で横に延びる横フレーム23bは、中央部に、操作者のグリップとなり、操作者によって操作される開閉ロックレバー24が配置されている。
A
ハンドル23の縦フレーム23aは、回動軸25によってフレームに回動可能に支持されている。ハンドル23は、ベビーカー1の後方である背面押し位置とベビーカー1の前方である対面押し位置の2つの位置の間を、回動軸25を中心に回動する(矢印D1方向および反矢印D1方向)。
A
図2に示すように、座面部13aの後端部には、U字形状を有した背当てフレームが回動可能に取り付けられている。背当て部13bは、背当てフレームにベースシートが張架され、そこに表面シートなどが配置されることによって構成されている。また、背当てフレームには、ヘッドレストなども設けられている。
As shown in FIG. 2, a U-shaped back support frame is rotatably attached to the rear end of the
座席部13を構成する座面部13aおよび背当て部13bには、乗車している乳幼児に対する振動を緩和するクッション部が設けられている。具体的には、座面部13aは、座板部材または左右の側部フレームに張架されたベースシートで構成された座面ベース部31を備えている。そして、座面ベース部31からは、股ベルト32が延出している。股ベルト32は、帯状のベルト部32aと、ベルト部32aの先端に設けられた結合部材としてのバックル32bとを備えている。
A
背当て部13bは、背当てフレームにベースシートを張架した背当てベース部33を備えている。背当てベース部33からは、上側先端部に近い上方位置から乳幼児の肩に相当する位置から一対の肩ベルト34が延出している。各肩ベルト34は、帯状のベルト部34aと、ベルト部34aの先端に設けられた腰ベルト35のフック片35dが係合される係合部34bとを備えている(図8参照)。各係合部34bは、例えばベルト部34aの先端部を折曲して構成された筒部であって、腰ベルト35のフック片35dが挿入される。
The
また、背当てベース部33からは、座面部13aと背当て部13bの境界部より若干上側となる乳幼児の腰に相当する位置から一対の腰ベルト35が延出している。各腰ベルト35は、帯状のベルト部35aと、ベルト部35aの先端に設けられた結合部材としての差し込みバックル35bとを備えている(図8参照)。差し込みバックル35bは、バックル32bに対する差込片35cと、各肩ベルト34の係合部34bに挿入されるフック片35dとを備えている。各フック片35dは、各肩ベルト34の係合部34bに挿入された状態で先端部が突き合わせ係合される。
A pair of
座面ベース部31および背当てベース部33上には、表面シート36が配置される。表面シート36は、座面ベース部31および背当てベース部33に跨る一連のクッションシートで構成されている。表面シート36は、各面に異なる意匠が施されたリバーシブルシートであってもよいし、表面と裏面を有し表面のみに意匠が施された片面シートであってもよい。
A
表面シート36は、座面ベース部31および背当てベース部33の境界部より若干上側に相当する位置であって左右の両側縁部から止めベルト36aが延出している。止めベルト36aは、先端部にホック36cを備え、先端部が背当てフレームの背後に回されてホック36cで止められる。表面シート36は、乳幼児が乗っているとき、乳幼児が繰り返し動くことで、ベビーカー1の前方へずれて行く傾向があるが、止めベルト36aによって背当てフレームに取り付けられることで、全体がベビーカー1の前方へずれていくことが抑えられている。また、表面シート36の上縁部からも、上側止めベルト36bが延出している。上側止めベルト36bは、例えば面ファスナを備え、背当てフレームに巻き付けることで、表面シート36の上側を背当てフレームに固定する。
The
表面シート36は、座面部13aに相当する位置に座面ベース部31から延出する股ベルト32を通すための第1股通し穴37を備えている。第1股通し穴37は、股ベルト32のベルト部32aの幅と同じ幅を有した左右方向に延びるスリット形状の貫通孔である。第1股通し穴37の幅は、通されるベルト部32aが大きく移動してしまわない幅に設計されていれば、ベルト部32aの同じ幅であってもよいし、若干広くてもよい。また、第1股通し穴37は、ベルト部32aが大きく撓んでしまわない程度に通るのであれば、若干狭くてもよい。第1股通し穴37には、座面ベース部31から延出している股ベルト32がバックル32bを挿入端として通される。第1股通し穴37は、後述する股ベルトカバー43の舌部45も挿通できるように考慮した大きさとなっている。
The
表面シート36は、背当て部13bに相当する位置に背当てベース部33から延出する肩ベルト34を通すための肩通し穴38を備えている。肩通し穴38は、右肩ベルト34用と左肩ベルト34用に2列設けられ、各列が乳幼児の成長に応じて高さ調節できるように高さ方向に3段階設けられている。各肩通し穴38は、肩ベルト34のベルト部34aの幅と同じ幅を有した左右方向に延びるスリット形状の貫通孔である。肩通し穴38の幅は、通されるベルト部34aが大きく移動してしまわない幅に設計されていれば、ベルト部34aの同じ幅であってもよいし、若干広くてもよい。また、肩通し穴38は、ベルト部34aが大きく撓んでしまわない程度に通るのであれば、若干狭くてもよい。そして、所定の高さの各肩通し穴38には、背当てベース部33から延出している肩ベルト34が係合部34bを挿入端として通される。肩通し穴38も、後述する肩ベルトカバー47の舌部49も挿通できるように考慮した大きさとなっている。
The
表面シート36は、背当てベース部33であって座面ベース部31および背当てベース部33の境界部に近い位置に背当てベース部33から延出する腰ベルト35を通すための腰通し穴39を備えている。腰通し穴39は、右腰ベルト35用と左腰ベルト35用に2つ設けられている。各腰通し穴39は、腰ベルト35のベルト部35aの幅と同じ幅を有した上下方向に延びるスリット形状の貫通孔である。腰通し穴39の幅は、通されるベルト部35aが大きく移動してしまわない幅に設計されていれば、ベルト部35aの同じ幅であってもよいし、若干広くてもよい。また、腰通し穴39は、ベルト部35aが大きく撓んでしまわない程度に通るのであれば、若干狭くてもよい。そして、所定の高さの各腰通し穴39には、背当てベース部33から延出している腰ベルト35が差し込みバックル35bを挿入端として通される。
The
図3に示すように、表面シート36において、座面部13aに相当する位置には、さらに、座面クッション41を配置することもできる。座面クッション41は、表面シート36に対してクッション性の高い座布団である。座面クッション41にも、第2股通し穴42が設けられている。第2股通し穴42は、股ベルト32のベルト部32aの幅と同じ幅を有した左右方向に延びるスリット形状の貫通孔である。第2股通し穴42は、第1股通し穴37と同じように設けられている。第2股通し穴42も、後述する股ベルトカバー43の舌部45も挿通できるように考慮した大きさとなっている。
As shown in FIG. 3, in the
股ベルト32には、股ベルトカバー43が取り付けられる。図4に示すように、股ベルトカバー43は、メッシュシートで柔軟で薄い多孔質体を挟んだ生地素材を縫製して構成されることで全体として可撓性を有している。股ベルトカバー43は、ベルト部32aが挿通される筒状部44と、筒状部44における一方の第1開口部44aの一部から延出した舌部45とを備えている。舌部45は、第1開口部44aに位置する基端部よりも先端側に、当該基端部よりも幅広な幅広部45aを備えている。
A
ここで、舌部45は、その基端部の幅W1が第1股通し穴37および第2股通し穴42の幅W3と同じまたは若干広いもしくは若干狭く形成されている。舌部45は、基端部から先端部に向かって漸次拡幅し、台形形状を有している、舌部45の先端部の幅広部45aの幅W2は、第1股通し穴37および第2股通し穴42の幅W3よりも広く形成されている。
Here, the width W1 of the base end portion of the
また、股ベルトカバー43は、筒状部44における第1開口部44aとは反対側の第2開口部44bから延出しベルト部32aの先端部に設けられたバックル32bを支持する支持部46を備えている。支持部46は、バックル32b全体を下側から支持する大きさを有した形状であって例えば半円形形状を有している。これにより、支持部46は、バックル32bと乳幼児側との間に位置して、バックル32bが直接乳幼児に接触しないようにする。
The
以上のよう構成された股ベルトカバー43は、筒状部44を構成するための帯部44c側が表となる。図3に示すように、先ずは、表面シート36が座面ベース部31および背当てベース部33に取り付けられ、座面ベース部31の上に座面クッション41が置かれた状態とする。なお、座面クッション41は、不要な場合、配置しなくてもよい。このような状態で、股ベルトカバー43の筒状部44には、帯部44cをベビーカー1の前方に向けた状態で、ベルト部32aが第1開口部44aからバックル32bを挿入端にして挿入される。そして、バックル32bは、第2開口部44bから露出され、支持部46上に配置される。
In the
一方、舌部45上には、第1開口部44aからベルト部32aが延在する。舌部45は、撓ませて座面クッション41の第2股通し穴42に挿通され、次いで、その下に位置する表面シート36の第1股通し穴37に挿通され、座面ベース部31の上にある表面シート36の裏面に臨む。そして、舌部45は、座面ベース部31から露出しているベルト部32aの基端部および座面ベース部31の形状に倣って、先端部がベルト部32aの基端部とは離れる方向に折曲される。具体的には、座面ベース部31の奥方向となる背当て部13b側に折曲される。
On the
したがって、折曲された舌部45は、乳幼児の尻部などの下に位置することになり、乳幼児による荷重が加わる。これにより、第1開口部44aは、第2股通し穴42の周囲に近接した状態が維持され、ベルト部32aが露出することが抑えられる。また、座面クッション41を配置していない場合、第1開口部44aは、第1股通し穴37の周囲に近接した状態が維持され、ベルト部32aが露出することが抑えられる。そして、股ベルトカバー43は、股ベルト32に対して位置がずれにくくなる。特に、股ベルトカバー43は、股ベルト32のバックル32bの方向にもずれにくく、股ベルト32から抜けにくくもなる。すなわち、筒状部44は、第2股通し穴42または第1股通し穴37とバックル32bとの間に位置し、ベルト部32aが直接乳幼児の股に接触することを防ぐことができる。
Therefore, the
また、図5に示すように、左右の肩ベルト34には、肩ベルトカバー47が取り付けられる。肩ベルトカバー47は、股ベルトカバー43と同様の生地素材によって全体として可撓性を有している。図6に示すように、肩ベルトカバー47は、ベルト部34aが挿通される筒状部48と、筒状部48における一方の第1開口部48aから延出した舌部49とを備えている。
Moreover, as shown in FIG. 5, shoulder belt covers 47 are attached to the left and
ここで、舌部49は、その基端部の幅W11が肩通し穴38の幅W13と同じまたは若干広いもしくは若干狭く形成されている。舌部49は、基端部から先端部に向かって漸次拡幅し、台形形状を有している。舌部49の先端部の幅広部49aの幅W12は、肩通し穴38の幅W13よりも広く形成されている。
Here, the width W11 of the base end portion of the
以上のように構成された肩ベルトカバー47は、筒状部48を構成するための帯部48c側が表となる。図5に示すように、表面シート36が座面ベース部31および背当てベース部33に取り付けられた状態とする。このような状態で、肩ベルトカバー47の筒状部48には、帯部48cをベビーカー1の前方または上方に向けて、ベルト部34aが係合部34bを挿入端にして第1開口部48aから挿入される。そして、係合部34bは、第1開口部48aとは反対側の第2開口部48bから露出される。
In the
一方、舌部49上には、第1開口部48aからベルト部34aが延在する。舌部49は、撓ませて表面シート36の肩通し穴38に挿通され、背当てベース部33の上にある表面シート36の裏面に臨む。そして、舌部49は、先端部が背当てベース部33から露出しているベルト部34aの基端部とは離れる方向に折曲される。具体的には、舌部49は、下方となる座面ベース部31側に折曲される。したがって、折曲された舌部49は、乳幼児の背中などの下に位置することになり、乳幼児による荷重が加わる。これにより、第1開口部48aは、肩通し穴38の周囲に近接した状態が維持され、ベルト部34aが露出することが抑えられる。また、肩ベルトカバー47は、肩ベルト34に対して位置がずれにくくなる。特に肩ベルトカバー47は、肩ベルト34の係合部34bの方向にもずれにくく、肩ベルト34から抜けにくくもなる。すなわち、筒状部48は、肩通し穴38と係合部34bとの間に位置し、露出したベルト部34aが直接乳幼児の肩近くの肌に接触することを防ぐことができる。
On the other hand, on the
次に、ベビーカー1の作用として、乳幼児のベルトによる拘束方法を説明する。図7に示すように、乳幼児は、ベビーカー1の正面を向けて座席部13に乗せられる。そして、股ベルトカバー43で覆われた股ベルト32は、バックル32bが持ち上げられて、乳幼児の股に延在される。これとともに、肩ベルトカバー47で覆われた各肩ベルト34は、乳幼児の肩に延在され垂れ下げられる。また、図8に示すように、腰ベルト35は、乳幼児の腰に延在され、腰ベルト35の差し込みバックル35bは、フック片35dが肩ベルト34の係合部34bに挿入され、その状態で、先端部が突き合わせ係合される。また、差込片35cは、バックル32bに差し込まれ係合される。これにより、乳幼児は、座席部13に拘束されることになる。
Next, as an action of the
この状態において、乳幼児が繰り返し動いたとしても、股ベルト32は、舌部45が乳幼児の荷重で押さえられているので、股ベルトカバー43がベルト部32aに沿ってずれることが抑えられる。また、肩ベルトカバー47は、肩ベルト34は、舌部49が乳幼児の荷重で押さえられているので、肩ベルトカバー47がベルト部34aに沿ってずれることが抑えられる。
In this state, even if the baby moves repeatedly, the
以上のようなベビーカー1によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)股ベルト32において、舌部45は、表面シート36の裏側であって、座面ベース部31と表面シート36との間において、ベルト部32aの基端部および座面ベース部31の形状に倣って、先端部がベルト部32aの基端部とは離れる方向に折曲される。したがって、折曲された舌部45は、乳幼児の尻部などの下に位置することになり、股ベルトカバー43は、乳幼児の荷重が加わることで、股ベルト32に対して位置がずれにくくなる。したがって、座面クッション41を配置していないときであっても、ベルト部32aが第1股通し穴37や第2股通し穴42の位置で露出しにくくなり、乳幼児の股近くの肌と直接接触することを防ぐことができる。すなわち、乳幼児の股近くの肌とは、股ベルトカバー43が接触することで、肌との当たりを和らげることができる。
According to the
(1) In the
(2)舌部45は、幅広部45aを備えていることで、第1股通し穴37から抜けにくくなる。すなわち、股ベルトカバー43は、ベルト部32a沿って位置がずれることを抑えることができる。特に、幅広部45aは、第1股通し穴37よりも幅広であることで、第1股通し穴37および第2股通し穴42から抜けにくくなる。
(2) Since the
(3)表面シート36において、座面部13aに相当する位置には、さらに、座面クッション41が配置することもできる。舌部45が乳幼児の尻部による荷重によって押さえられているので、ベルト部32aが第2股通し穴42の位置でも露出しにくくなる。
(3) In the
(4)肩ベルト34において、舌部49は、表面シート36の裏側であって、座面ベース部31と表面シート36との間で、ベルト部34aの基端部および背当てベース部33に倣って、先端部がベルト部34aの基端部とは離れる方向に折曲される。したがって、折曲された舌部49は、乳幼児の背中などの下に位置することになり、肩ベルトカバー47は、乳幼児の荷重が加わることで、肩ベルト34に対して位置がずれにくくなる。したがって、ベルト部34aが肩通し穴38の位置で露出しにくくなり、乳幼児の首など肩近くの肌と直接接触することを防ぐことができる。すなわち、乳幼児の肩近くの肌とは、肩ベルトカバー47が接触することで、肌との当たりを和らげることができる。
(4) In the
なお、上記ベビーカー1は、以下のように変更してもよい。
・図9に示すように、左右の腰ベルト35には、腰ベルトカバー51を取り付けることも可能である。腰ベルトカバー51は、股ベルトカバー43や肩ベルトカバー47と同様の生地素材によって全体として可撓性を有している。腰ベルトカバー51は、ベルト部35aが挿通される筒状部52と、筒状部52における一方の第1開口部52aから延出した舌部53とを備えている(図6参照)。
The
- As shown in FIG. 9, waist belt covers 51 can be attached to the left and
ここで、舌部53は、その基端部の幅W21が腰通し穴39の幅W23と同じまたは若干広いもしくは若干狭く形成されている。舌部53は、基端部から先端部に向かって漸次拡幅し、逆台形形状を有している、舌部53の先端部の幅広部53aの幅W22は、腰通し穴39の幅W23よりも広く形成されている。
Here, the width W21 of the base end portion of the
以上のように構成された腰ベルトカバー51は、筒状部52を構成するための帯部52c側が表となる。表面シート36が座面ベース部31および背当てベース部33に取り付けられた状態とする。このような状態で、腰ベルトカバー51には、帯部52cをベビーカー1の前方または上方に向けて、第1開口部52aから差し込みバックル35bを挿入端にしてベルト部35aが筒状部52に挿入される。そして、差し込みバックル35bは、第1開口部52aとは反対側の第2開口部52bから露出される。
In the
一方、舌部53上には、第1開口部52aからベルト部35aが延在する。舌部53は、撓ませて表面シート36の腰通し穴39に挿通され、背当てベース部33の上にある表面シート36の裏面に臨む。そして、舌部53は、背当てベース部33から露出しているベルト部35aの基端部において、先端部がベルト部35aの基端部とは離れる方向に折曲される。具体的には、背当てベース部33の幅方向における内側に向けて折曲される。したがって、折曲された舌部53は、乳幼児の背中や腰などの下に位置することになり、乳幼児による荷重が加わる。これにより、第1開口部52aは、腰通し穴39の周囲に近接した状態が維持され、ベルト部35aが露出することが抑えられる。腰ベルトカバー51は、腰ベルト35に対して位置がずれにくくなる。特に腰ベルトカバー51は、腰ベルト35の差し込みバックル35bの方向にもずれにくく、腰ベルト35から抜けにくくもなる。すなわち、筒状部52は、腰股通し穴39と差し込みバックル35bとの間に位置し、ベルト部35aが直接乳幼児の腰まわりに接触することを防ぐことができる。
On the other hand, on the
・ベビーカー1においては、股ベルトカバー43を股ベルト32に取り付けるだけでもよい。また、肩ベルト34に肩ベルトカバー47取り付けるだけでもよい。さらに、腰ベルトカバー51を腰ベルト35に取り付けるだけでもよい。
- In the
・股ベルトカバー、肩ベルトカバー、腰ベルトカバーの何れかが舌部を備えていれば、他のベルトカバーは、舌部を備えていなくてもよい。ベビーカー1において、股ベルトカバー43に舌部を設ける形態が最も好ましい。股ベルトカバー43が股ベルト32に対して最もずれ易いからである。
- If any one of the crotch belt cover, the shoulder belt cover, and the waist belt cover has a tongue, the other belt covers may not have a tongue. In the
・幅広部45a,49a,53aは、先端側が最も広い台形形状を有していなくてもよい。例えば、各舌部45,49,53において、基端部と先端部との間の中間部に幅広部45a,49a,53aを設けてもよい。
- The
・座席装置において、乳幼児を拘束するベルトであれば、股ベルト32、肩ベルト34、腰ベルト35以外のベルトであってもよい。このようなベルトに取り付けられるベルトカバーは、表面シートの裏側で舌部が乳幼児の荷重で押さえられる構成であればよい。
- Belts other than the
・股ベルトカバー43は、舌部45が座面ベース部31の上にある表面シート36の裏面に臨んだ状態で、乳幼児の足側となる前方に折曲するように配置してもよい。肩ベルトカバー47は、舌部49が背当てベース部33の上にある表面シート36の裏面に臨んだ状態で、上方に折曲するように配置してもよい。すなわち、図5に示す舌部49の折曲方向とは反対方向に折曲された状態とにしてもよい。腰ベルトカバー51は、舌部53が背当てベース部33の上にある表面シート36の裏面に臨んだ状態で、幅方向における外側に折曲するように配置してもよい。すなわち、図9に示す舌部53の折曲方向とは反対方向に折曲された状態としてもよい。
- The
・股ベルトカバー43は、第1開口部44aから露出した股ベルト32が乳幼児の股などの近くの肌と直接接触する可能性が低いのであれば、第1開口部44aが股通し穴37,42と離間していてもよい。肩ベルトカバー47は、第1開口部48aから露出した肩ベルト34が乳幼児の首など肩近くの肌と直接接触する可能性が低いのであれば、第1開口部48aが肩通し穴38と離間していてもよい。腰ベルトカバー51は、第1開口部52aから露出した腰ベルト35が乳幼児の腰まわりの肌と直接接触する可能性が低いのであれば、第1開口部52aが腰通し穴39と離間していてもよい。すなわち、何れのベルトカバーであっても、舌部が乳幼児の荷重で押さえられ、ベルトに対して位置がずれにくくなっていればよい。
If the
・腰ベルト35は、座面ベース部31の座面部13aと背当て部13bの境界部の近くから延出していてもよい。
・ベビーカー1のフレーム構造は、上述の例に限定されるものではない。すなわち、ベビーカーとしては、座席部を備えたベビーカーであれば、どのようなフレーム構造のベビーカーであってもよい。例えば、折り畳み不能のフレーム構造を有したベビーカーであってもよい。また、ハンドルが背面押し位置および対面押し位置の切り替えが不能なフレーム構造を有したベビーカーであってもよい。
- The
- The frame structure of the
・乳幼児の座席装置としては、ベビーカー1のほか、チャイルドシートなどにも適用可能である。
- As a seat device for infants, it can be applied not only to the
1…ベビーカー、11…前脚フレーム、11a…前輪、12…後脚フレーム、12a…後輪、13…座席部、13a…座面部、13b…背当て部、14…前ステー、15…後ステー、16…ステップ、17…アームレスト、22…フロントガード、23…ハンドル、23a…縦フレーム、23b…横フレーム、24…開閉ロックレバー、25…回動軸、31…座面ベース部、32…股ベルト、32a…ベルト部、32b…バックル、33…背当てベース部、34…肩ベルト、34a…ベルト部、34b…係合部、35…腰ベルト、35a…ベルト部、35b…差し込みバックル、35c…差込片、35d…フック片、36…表面シート、36a…止めベルト、36b…上側止めベルト、36c…ホック、37…第1股通し穴、38…肩通し穴、39…腰通穴、41…座面クッション、42…第2股通し穴、43…股ベルトカバー、44…筒状部、44a…第1開口部、44b…第2開口部、44c…帯部、45…舌部、45a…幅広部、46…支持部、47…肩ベルトカバー、48…筒状部、48a…第1開口部、48b…第2開口部、48c…帯部、49…舌部、49a…幅広部、51…腰ベルトカバー、52…筒状部、52a…第1開口部、52b…第2開口部、52c…帯部、53…舌部、53a…幅広部。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記ベルトが通される筒状部と、
前記筒状部における一方の開口部から延出した舌部とを備え、
前記舌部は、前記開口部に位置する基端部よりも先端側に、前記基端部よりも幅広であるとともに、前記座席部に配置されたシートに設けられ、かつ、前記ベルトが通される通し穴よりも幅広な幅広部を備え、
前記舌部は、前記座席部に固定するための固定部が設けられておらず、前記乳幼児の荷重がより大きく加わる方向に折曲可能に構成されている
ベルトカバー。 A belt cover that covers a belt that restrains an infant on a seat and is entirely flexible,
a cylindrical portion through which the belt is passed;
and a tongue portion extending from one opening of the tubular portion,
The tongue portion is wider than the base end located in the opening, is provided on a seat arranged in the seat, and is passed through the belt. Equipped with a wide part that is wider than the through hole that
The tongue portion is not provided with a fixing portion for fixing to the seat portion, and is configured to be bendable in a direction in which a greater load is applied to the infant.
前記座席部は、
座面部と、
前記座面部の奥側に位置する背当て部と、
前記座面部から延出され、かつ、乗車している前記乳幼児の股に延在される股ベルトと、
前記背当て部から延出され、かつ、乗車している前記乳幼児の肩に延在される肩ベルトと、
前記座面部または前記背当て部から延出され、かつ、乗車している前記乳幼児の腰まわりに延在される腰ベルトと、
前記座面部および前記背当て部に配置されるシートであって、前記股ベルト、前記肩ベルト、および、前記腰ベルトの各々に対応して設けられ、かつ、各ベルトが通される通し穴を備えた前記シートと、
前記股ベルト、前記肩ベルト、および、前記腰ベルトのうちの少なくとも1つのベルトにおいて、当該ベルトが通され、かつ、全体が可撓性を有するベルトカバーとを備え、
前記ベルトカバーは、
前記ベルトが通される筒状部と、
前記筒状部における一方の開口部から延出した舌部とを備え、
前記舌部は、前記開口部に位置する基端部よりも先端側に、前記基端部よりも幅広な幅広部を備え、
前記舌部は、前記通し穴に通され、前記シートの下面側において、前記筒状部に対して、前記乳幼児の荷重がより大きく加わる方向に折曲されている
座席装置。 A seat device for restraining an infant in the seat,
The seat portion is
a seat;
a backrest portion located on the back side of the seat surface portion;
a crotch belt extending from the seat and extending to the crotch of the infant riding on the seat;
a shoulder belt extending from the back support and extending over the shoulders of the infant riding on the infant;
a waist belt extending from the seat surface portion or the backrest portion and extending around the waist of the infant on board;
In the seat arranged on the seat surface portion and the backrest portion, through holes are provided corresponding to each of the crotch belt, the shoulder belt, and the waist belt and through which the respective belts are passed. the seat comprising
At least one belt of the crotch belt, the shoulder belt, and the waist belt, a belt cover through which the belt is passed and having flexibility as a whole,
The belt cover is
a cylindrical portion through which the belt is passed;
and a tongue portion extending from one opening of the tubular portion,
The tongue portion has a wide portion wider than the base end portion on the distal end side of the base end portion located in the opening,
The tongue portion is passed through the through-hole, and is bent on the lower surface side of the seat in a direction in which the infant's load is applied to the tubular portion to a greater extent .
請求項2に記載の座席装置。 3. The seat apparatus according to claim 2 , wherein in the belt cover through which the crotch belt is passed, the tongue portion is bent toward the backrest portion with respect to the cylindrical portion.
請求項2または3に記載の座席装置。 4. A seat arrangement according to claim 2 or 3.
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