JP7279351B2 - 検証装置、検証方法、プログラム - Google Patents

検証装置、検証方法、プログラム Download PDF

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本発明は、検証装置、検証方法、プログラムに関する。
コンピュータ装置は様々な構成要素で構成されている。このような構成要素のうちコンピュータ装置の製造元とは異なる製造元の企業の製造した構成要素をコンピュータ装置に組み込んで、当該コンピュータ装置を利用する場合がある。構成要素は、電子デバイスやプログラムであり、例えば記憶装置、通信装置、バッテリ、BIOS(Basic Input Output System)プログラム、OS(Operating System)プログラムなど様々である。コンピュータに組み込み対象の構成要素を組み込む場合には、組み込み先のコンピュータ装置に組み込み対象の構成要素を組み込んで障害等が発生せずに利用できるかどうかを事前に検証しておくことが望まれる。
上述のようなコンピュータ(システム)の構成要素(リソース)の情報を取得し、当該コンピュータの信頼性を示す評価値を算出し、その評価値に基づいてコンピュータの信頼性を示す情報を生成する技術が特許文献1に開示されている。
国際公開第2013/157072号
上述のようなコンピュータの信頼性の評価を行う場合に、多種多様な構成要素のうち所望のコンピュータへの組み込み対象とする構成要素が、当該所望のコンピュータに適合して正常に利用することのできる構成要素であるかをより精度良く、より容易に判定できる技術が望まれている。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する検証装置、検証方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、検証装置は、構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無を少なくとも示す検証結果情報を記憶する検証結果記憶部と、新たな検証結果情報を取得して前記検証結果記憶部の記憶する検証結果情報を更新する検証結果更新部と、組み込み先のコンピュータ装置の識別情報と、当該コンピュータ装置へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を取得する検証要求取得部と、前記検証要求情報と前記検証結果情報とを比較して、前記組み込み先のコンピュータ装置に対して前記組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する組み込み可否判定部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、検証方法は、構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無を少なくとも示す検証結果情報を記憶し、新たな検証結果情報を取得して記憶する前記検証結果情報を更新し、組み込み先のコンピュータ装置の識別情報と、当該コンピュータ装置へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を取得し、前記検証要求情報と前記検証結果情報とを比較して、前記組み込み先のコンピュータ装置に対して前記組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定することを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無を少なくとも示す検証結果情報を記憶する検証結果記憶部を備えた検証装置を、新たな検証結果情報を取得して前記検証結果記憶部の記憶する検証結果情報を更新する検証結果更新手段、組み込み先のコンピュータ装置の識別情報と、当該コンピュータ装置へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を取得する検証要求取得手段、前記検証要求情報と前記検証結果情報とを比較して、前記組み込み先のコンピュータ装置に対して前記組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する組み込み可否判定手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、多種多様な構成要素のうち所望のコンピュータへの組み込み対象とする構成要素が、当該所望のコンピュータに適合して正常に利用することのできる構成要素であるかをより精度良く、より容易に判定することができる。
本発明の一実施形態による検証システムの概要を示す図である。 本発明の一実施形態による検証装置と検証対象装置のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態による検証装置と検証対象装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態による構成情報テーブルの例を示す図である。 本発明の一実施形態による検証結果情報テーブルの例を示す図である。 本発明の一実施形態による監視要素一覧テーブルの例を示す図である。 本発明の一実施形態による検証装置の処理フローを示す第一の図である。 本発明の一実施形態による検証装置の処理フローを示す第二の図である。 本発明の一実施形態による検証システムの他の例を示す図である。 本発明の一実施形態による検証装置の処理フローを示す第三の図である。 本発明の一実施形態による検証装置の最小構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による検証装置を図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による検証装置を含んで構成される検証システムの概要を示す図である。
この図で示すように検証システム100は、検証装置1と検証対象装置2とが通信ネットワークを介して接続される。検証システム100には検証結果送信装置3が通信接続されてよい。
図2は検証装置と検証対象装置のハードウェア構成図である。
検証装置1と検証対象装置2は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信モジュール105等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。
図3は検証装置と検証対象装置の機能ブロック図である。
検証装置1のCPU101はHDD104等の記憶部に記録される検証プログラムを実行する。これにより検証装置1には制御部11、検証結果取得部12、検証結果更新部13、検証要求取得部14、組み込み可否判定部15、監視部16、出力部17等の機能が備わる。
制御部11は、検証装置の各機能を制御する。
検証結果取得部12は、構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無を少なくとも示す検証結果情報を取得する。
検証結果更新部13は、取得した新たな検証結果情報を用いて、既に記憶する検証結果情報を更新する。
検証要求取得部14は、組み込み先の検証対象装置2の識別情報と、当該検証対象装置2へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を取得する。
組み込み可否判定部15は、検証要求情報と検証結果情報とを比較して、組み込み先の検証対象装置2に対して組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する。
監視部16は、組み込み対象の構成要素を構成する監視要素を監視して当該監視要素の示す値に基づいて警告情報を生成する。
出力部17は組み込み可否の判定において組み込み不可能を示す場合に組み込み先の検証対象装置2に対する組み込み対象の構成要素の組み込み不可を所定の出力先装置へ出力する。出力部17は警告情報を所定の出力先装置へ出力してよい。
検証装置1には、図3に図示した以外のコンピュータとしての処理を行う機能が備わるが、説明の便宜上省略する。
また検証対象装置2のCPU101はHDD104等の記憶部に記録される構成情報収集プログラムを実行する。これにより検証対象装置2には制御部21、構成情報収集部22等の機能が備わる。
制御部21は検証対象装置2の各機能を制御する。
構成情報収集部22は検証対象装置2を構成する各構成要素の示す各種値を収集して検証装置1へ出力する。
検証対象装置2にも、図3に図示した以外のコンピュータとしての処理を行う機能が備わるが、説明の便宜上省略する。
本実施形態による検証装置1は、構成要素を検証対象装置2に組み込んだ場合の不具合の有無を少なくとも示す検証結果情報を順次取得して、HDD104等の記憶部(検証結果記憶部)に記憶する検証結果情報を更新する。なお構成要素とは検証対象装置2のコンピュータに接続して利用できるデバイスやユニット、電気部品、プログラムなどである。構成要素が電子デバイスやユニット、電気部品の場合、コンピュータの通常機能、拡張機能を有する電子デバイスやユニット、電気部品であればどのようなものであってもよい。構成要素は一例としてはCPU、HDD、SSD、メモリ、マウス、キーボード、ネットワークインタフェースカード、バッテリ、通信ケーブル、通信バスユニットなどであってよい。また構成要素はBIOS(Basic Input Output System)プログラム、OS(Operating System)プログラム、各種アプリケーションプログラムなどであってよい。そして検証装置1は、組み込み先の検証対象装置2の識別情報と、当該検証対象装置2へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を取得する。検証装置1は、検証要求情報と検証結果情報とを比較して、検証対象装置2に対して組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する。そして検証装置1は、組み込み可否判定に基づいて、組み込み先の検証対象装置2に対する組み込み対象の構成要素の組み込み可または組み込み不可を所定の出力先装置へ出力する。
これにより、多種多様な構成要素のうち所望のコンピュータへの組み込み対象とする構成要素が、当該所望のコンピュータに適合して正常に利用することのできる構成要素であるかをより精度良く、より容易に判定することができる。
図4は構成情報テーブルの例を示す図である。
検証対象装置2は自装置の構成要素の情報を取得する。検証対象装置2は構成要素の情報の一覧を検証装置1へ送信する。検証装置1は構成要素の情報の一覧を取得すると、それらの一覧と検証対象装置2の識別情報とを少なくとも含む構成情報テーブル(図4)を生成して記憶する。
構成情報テーブルには、検証対象装置2の構成要素である、CPU、メモリ、ストレージのメーカや型式の識別できる識別子、OSの名称とそのバージョン、ファームウェアのバージョン、BIOSのバージョン、HBA(Host Bus Adapter)の名称とそのファームウェアのバージョン、各種構成要素のドライバプログラムのバージョン、DAC(Disk Array Controller)の名称とそのファームウェアプログラムやドライバプログラムのバージョン、アプリケーションプログラムの名称とそのバージョン、どのブート先記憶媒体からブートするかを示す設定情報、外部取り付けにより組み込まれたオプションの構成要素を示す情報などが、検証対象装置2のメーカ、型式、品番、シリアル番号などの識別情報に紐づけて記録される。
図5は検証結果情報テーブルの例を示す図である。
検証装置1は通信ネットワークを介して接続された検証結果送信装置3から検証結果情報を取得する。検証結果情報はコンピュータ装置のメーカ、型式、品番、シリアル番号などの製造識別情報や、そのコンピュータ装置に既設されている構成要素と、そのコンピュータ装置に組み込むことのできる構成要素の対応関係を示す情報である。コンピュータ装置に組み込むとは、構成要素のコンピュータ装置への電気的接続、プログラムのインストールと定義する。検証結果送信装置3は、一例としては構成要素の製造元企業の管理するウェブサーバや、実際にコンピュータ装置と構成要素との適合を承認した企業、機関などの承認元の管理するウェブサーバなどであってよい。検証装置1は検証結果情報を検証結果送信装置3から受信して、検証結果情報テーブルを生成し記憶する。検証結果情報テーブルには、コンピュータ装置のメーカ、型式、品番、シリアル番号などの製造識別情報と、そのコンピュータ装置に組み込むことのできる構成要素の一覧とを対応付けたデータテーブルである。
一例としては検証結果情報テーブルには図5で示すように、外部取り付けにより組み込むオプションの構成要素ごとに、その構成要素を組み込むことが出来る組み込み先のコンピュータ装置のメーカ、型式、品番、シリアル番号などの製造識別情報や、そのコンピュータ装置に既設されている構成要素の情報を記憶する。組み込み先のコンピュータ装置のメーカ、型式、品番、シリアル番号などの製造識別情報や、そのコンピュータ装置に既設されている構成要素の情報としては、CPU、メモリ、ストレージのメーカや型式の識別できる識別子、OSの名称とそのバージョン、ファームウェアのバージョン、BIOSのバージョン、HBAの名称とそのファームウェアのバージョン、各種構成要素のドライバプログラムのバージョン、DAC(Disk Array Controller)の名称とそのファームウェアプログラムやドライバプログラムのバージョン、アプリケーションプログラムの名称とそのバージョン、どのブート先記憶媒体からブートするかを示す設定情報などである。
図6は監視要素一覧テーブルの例を示す図である。
検証装置1は検証対象装置2の監視要素の情報を検証対象装置2から取得して出力することができる。検証対象装置2の監視要素は、構成要素のうちの保守対象である電子部品やユニット、所定の監視プログラムから得られる情報などである。保守対象である電子部品やユニットは、具体的にはHDD、SSDなどのハードウェアであり、そのハードウェアから取得できる監視要素の情報は回転数、温度などである。監視要素が所定の監視プログラムの出力する情報である場合には、検証装置1は例えばその情報に基づいて、寿命度合、障害予兆度合、消耗度合、不具合度合、などを算出して、それらの情報を含む警告情報や保守情報を生成して出力することができる。
図7は検証装置の処理フローを示す第一の図である。
次に検証装置の処理フローについて説明する。
検証装置1の検証結果取得部12は、予め検証結果送信装置3の送信した検証結果情報を、通信ネットワークを介して受信する(ステップS101)。検証結果取得部12は検証結果情報を加工して検証結果情報テーブルを生成し、HDD104やデータベース等の記憶部に記録する(ステップS102)。検証結果更新部13は、新たな検証結果情報を検証結果取得部12が取得した場合、既に記憶部に記録される検証結果情報テーブルを、当該新たな検証結果情報を用いて更新する(ステップS103)。
検証対象装置2の構成情報収集部22は予め定められたタイミングで自装置に組み込まれている各構成要素の情報を収集する。構成情報収集部22の収集する構成要素の情報には、CPU、メモリ、ストレージのメーカや型式の識別できる識別子、OSの名称とそのバージョン、ファームウェアのバージョン、BIOSのバージョン、HBAの名称とそのファームウェアのバージョン、各種構成要素のドライバプログラムのバージョン、DAC(Disk Array Controller)の名称とそのファームウェアプログラムやドライバプログラムのバージョン、アプリケーションプログラムの名称とそのバージョン、どのブート先記憶媒体からブートするかを示す設定情報、外部取り付けにより組み込まれたオプションの構成要素の識別情報などである。検証対象装置2の構成情報収集部22は、それら構成要素の情報を含む検証要求情報を所定のタイミングで検証装置1へ送信する。検証要求情報を送信するタイミングは、例えば新たな構成要素が検証対象装置2に組み込まれた直後などであってもよい。または検証対象装置2の構成情報収集部22は、所定の時間間隔で検証要求情報を検証装置1へ送信してもよい。
検証装置1の検証要求取得部14は検証装置1で受信した検証要求情報を取得する(ステップS104)。検証要求情報は検証要求に含まれる、検証対象装置2の構成要素の情報を組み込み可否判定部15へ出力する。組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成情報と、検証結果情報テーブルに記録される構成情報とを比較する(ステップS105)。組み込み可否判定部15は検証要求に含まれる構成情報と、検証結果情報テーブルに記録される構成情報との比較に基づいて、検証要求における構成情報が示す組み込み先のコンピュータ装置に対して、当該構成情報が示す組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを示す組み込み可否情報を生成する。
より具体的には、組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成要素の情報のうちの一つまたは複数の検証対象の構成要素と、他の構成要素の情報の対応関係が、検証結果情報テーブルに記録されているかを判定する。組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成要素の情報のうちの一つまたは複数の検証対象の構成要素と、他の構成要素の情報の対応関係が、検証結果情報テーブルに記録されている場合には、組み込み可能を示す組み込み可否情報を生成する(ステップS106)。
組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成要素の情報のうちの一つまたは複数の検証対象の構成要素と、他の構成要素の情報の対応関係が、検証結果情報テーブルに記録されていない場合には、組み込み不可を示す組み込み可否情報を生成する(ステップS107)。組み込み可否判定部15は、検証対象装置2の識別情報と、その検証対象装置2から受信した検証要求に基づいて生成した組み込み可否情報とを紐づけて記憶部に記録する(ステップS108)。組み込み可否情報を所定の装置へ出力または送信してもよい。例えば組み込み可否判定部15の生成した組み込み可否情報を出力部17が、検証要求を送信した検証対象装置2に送信してもよい。または出力部17は所定の装置に組み込み可否情報と、その組み込み可否情報の生成の契機となった検証要求を送信した検証対象装置2の識別情報とを紐づけた情報を送信してもよい。
組み込み可否情報が記録されるか、所定の装置に送信されることにより、その組み込み可否情報を確認することで、所定の構成要素と、その構成要素を組み込むことが出来るコンピュータ装置やその装置を構成する構成要素との対応関係を確認することができる。そしてこのような検証装置1の処理によれば、多種多様な構成要素のうち所望のコンピュータへの組み込み対象とする構成要素が、当該所望のコンピュータに適合して正常に利用することのできる構成要素であるかをより精度良く、より容易に判定することができる。
組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成要素のうち、検証結果情報テーブルに含まれない構成要素の情報をデータベースに記録する(ステップS109)。このように検証結果情報テーブルに含まれない構成要素の情報を記録することにより、検証結果取得部12が、その構成要素の検証結果情報を、検証結果送信装置3から取得することができる。制御部11は処理を終了するかを判定する(ステップS110)。制御部11は処理を継続する場合には、ステップS103からの処理を繰り返す。繰り返しの処理において検証結果更新部13は、ステップS109で登録された新たな構成要素に関する検証結果情報を検証結果送信装置3から受信する。
図8は検証装置の処理フローを示す第二の図である。
一方、監視部16は、通信ネットワークを介して接続された検証対象装置2の構成要素を監視する。例えば監視部16は検証対象装置2に監視要求を送信する(ステップS201)。検証対象装置2の構成情報収集部22は監視要求に基づいて、各構成要素のうちの監視要素の示す値を含む監視応答を検証装置1へ送信する。上述したように、検証対象装置2の監視要素は、構成要素のうちの保守対象である電子部品やユニット、所定の監視プログラムから得られる情報などである。保守対象である電子部品やユニットは、具体的にはHDD、SSDなどのハードウェアであり、そのハードウェアから取得できる監視要素の情報は回転数、温度などである。監視部16は検証装置1が検証対象装置2より受信した監視応答を取得する(ステップS203)。監視要素が所定の監視プログラムの出力する情報である場合には、検証装置1の監視部16は例えばその情報に基づいて、寿命度合、障害予兆度合、消耗度合、不具合度合、などを算出して、それらの情報を含む警告情報や保守情報を生成して(ステップS204)、所定の出力先に出力する(ステップS205)。
図9は検証システムの他の例を示す図である。
図10は検証装置の処理フローを示す第三の図である。
検証システム100には検証対象装置2の代わりに、ユーザの操作に基づいて検証要求を送信する端末装置4が含まれるようにしてもよい。この場合、検証装置1と端末装置4とが通信ネットワークを介して接続される。
検証対象装置2のユーザは、検証対象装置2に新たな構成要素を組み込んだ場合に、検証対象装置2の識別情報、検証対象装置2を構成する既設の構成要素、検証対象装置2に新たに組み込んだ構成要素の各情報を含む情報を端末装置4に入力する。そしてユーザは端末装置4に検証要求を送信する指示操作を行う。これにより端末装置4は検証要求を検証装置1へ送信する。なお検証装置1がウェブサーバの機能を有し、検証要求登録ウェブページを端末装置4に送信する機能を有していてもよい。この場合、端末装置4のユーザの端末装置4の操作に基づいて端末装置4が検証装置1へアクセスし、検証要求登録ウェブページのデータを受信する。端末装置4は検証要求登録ウェブページのデータに基づくウェブページをモニタに出力する。ユーザはこのウェブページの入力欄に検証対象装置2の構成要素の情報を入力し検証要求の開始を指示するウェブページ内のボタンを押下する。これにより端末装置4が入力欄に入力された各種構成要素の情報等を含む上記検証要求を検証装置1へ送信してよい。
検証装置1の検証要求取得部14は検証装置1で受信した検証要求情報を取得する(ステップS301)。検証要求情報は検証要求に含まれる、検証対象装置2の構成要素の情報を組み込み可否判定部15へ出力する。組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成情報と、検証結果情報テーブルに記録される構成情報とを比較する(ステップS302)。組み込み可否判定部15は検証要求に含まれる構成情報と、検証結果情報テーブルに記録される構成情報との比較に基づいて、検証要求における構成情報が示す組み込み先のコンピュータ装置に対して、当該構成情報が示す組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを示す組み込み可否情報を生成する。
ステップS302の処理の具体例としては、サーバモデルの比較、DISK/メモリ容量を比較して組み込んだ構成要素が閾値を超えているかどうかの判定、OS/FW/BIOSを比較して検証対象装置2に適合しているかの判定を行う。また組み込んだHBA/DACなどの構成要素の性能が閾値を越えているかどうかを判定してもよい。またHBA/DAC/FWのドライバプログラムをマッチング比較して所定のドライバプログラムであるかを判定してもよい。また構成要素であるSWの品名・バージョンと検証対象装置2との関係が一致しているかを当該比較により判定してもよい。また検証対象装置2に対するブート方法が適切かを当該比較により判定してもよい。全ての項目がOKの場合には組み込み可、一つでも構成要素の組み込み対象への組み込みが不可である場合には組み込み不可と判定してよい。
より具体的には、組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成要素の情報のうちの一つまたは複数の検証対象の構成要素と、他の構成要素の情報の対応関係が、検証結果情報テーブルに記録されているかを判定する。組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成要素の情報のうちの一つまたは複数の検証対象の構成要素と、他の構成要素の情報の対応関係が、検証結果情報テーブルに記録されている場合には、組み込み可能を示す組み込み可否情報を生成する(ステップS303)。組み込み可否判定部15は、検証要求に含まれる構成要素の情報のうちの一つまたは複数の検証対象の構成要素と、他の構成要素の情報の対応関係が、検証結果情報テーブルに記録されていない場合には、組み込み可能を示す組み込み可否情報を生成する(ステップS304)。
組み込み可否判定部15は、組み込み可否の判定において組み込み可と判定した場合、組み込み可の情報と、構成要素の変更登録ウェブページのデータを端末装置4へ送信する(ステップS305)。組み込み可否判定部15は、組み込み可否の判定において組み込み不可と判定した場合、構成要素の変更登録ウェブページのデータを端末装置4へ送信する(ステップS306)。端末装置4は変更登録ウェブページをモニタに出力する。ユーザは変更登録ウェブページにおいて、組み込み不可と判定された構成要素と変更する新たな構成要素の情報を入力する。ユーザが再検証要求を変更登録ウェブページのボタンを押下するなどして指示すると、端末装置4は再検証要求を検証装置1へ送信する。そして組み込み可否判定部15は、変更登録ウェブページを送信したかを判定し(ステップS307)、送信した場合には、組み込み可否判定部15は再検証要求に含まれる構成要素と、組み込み不可と判定した構成要素とを変更して、ステップS302の処理を繰り返す。そして制御部11は、処理を終了するかを判定する(ステップS308)。
以上の処理により、ユーザは端末装置4を用いて組み込み先のコンピュータ装置に対して組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを示す組み込み可否情報を確認することができる。
検証装置1は、ユーザが構成要素を検証対象装置2に組み込んだ場合に不具合が生じる可能性が無いかを確認することができるとともに、SAN(Storage Area Network)ブートやiSCSI(Internet Small Computer System Interface)ブート設定が出来るかを確認することができる機能を有していてもよい。検証装置1の出力部17は、組み込み不可と判定された場合に、検証要求に含まれる構成要素のうち不具合の発生すと判定した構成要素を特定し、その構成要素に代えた他の構成要素であって組み込み先のコンピュータ装置(検証対象装置2)に組み込むことのできる構成要素の一覧を端末装置2に出力するようにしてもよい。
図10は検証装置の最小構成を示す図である。
検証装置1は少なくとも、検証結果更新部13、検証要求取得部14、組み込み可否判定部15、を備えればよい。
検証結果更新部13は、構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無を少なくとも示す検証結果情報を、新たな検証結果情報を取得して更新する。
検証要求取得部14は、組み込み先のコンピュータ装置の識別情報と、当該コンピュータ装置へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を取得する。
組み込み可否判定部15は、検証要求情報と検証結果情報とを比較して、組み込み先のコンピュータ装置に対して組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する。
上述の検証装置1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・検証装置
2・・・検証対象装置
3・・・検証結果送信装置
4・・・端末装置
11,21・・・制御部
12・・・検証結果取得部
13・・・検証結果更新部
14・・・検証要求取得部
15・・・組み込み可否判定部
16・・・監視部
17・・・出力部
22・・・構成情報収集部

Claims (7)

  1. 構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無と前記コンピュータ装置の識別情報と前記構成要素の識別情報との対応関係を少なくとも示す検証結果情報を記憶する検証結果記憶部と、
    新たな検証結果情報を取得して前記検証結果記憶部の記憶する検証結果情報を更新する検証結果更新部と、
    組み込み先のコンピュータ装置の識別情報と、当該コンピュータ装置へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を所定の時間間隔で取得する検証要求取得部と、
    前記検証要求情報と前記検証結果情報とを比較して、前記組み込み先のコンピュータ装置に対して前記検証要求情報に含まれる前記組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する組み込み可否判定部と、
    を備える検証装置。
  2. 前記新たな検証結果情報を、通信ネットワークを介して取得する検証結果取得部と、
    を備える請求項1に記載の検証装置。
  3. 前記検証要求取得部は、通信ネットワークを介して通信接続された前記組み込み先のコンピュータ装置から、前記検証要求情報を取得する
    請求項1または請求項2に記載の検証装置。
  4. 前記組み込み可能か否かの判定において組み込み不可能を示す場合に前記組み込み先のコンピュータ装置に対する前記組み込み対象の構成要素の組み込み不可を所定の出力先装置へ出力する出力部と、
    を備える請求項1から請求項3の何れか一項に記載の検証装置。
  5. 前記組み込み対象の構成要素を構成する監視要素を監視して当該監視要素の示す値に基づいて警告情報を出力する監視部と、
    を備える請求項1から請求項4の何れか一項に記載の検証装置。
  6. 検証装置が、
    構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無と前記コンピュータ装置の識別情報と前記構成要素の識別情報との対応関係を少なくとも示す検証結果情報を記憶し、
    新たな検証結果情報を取得して記憶する前記検証結果情報を更新し、
    組み込み先のコンピュータ装置の識別情報と、当該コンピュータ装置へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を所定の時間間隔で取得し、
    前記検証要求情報と前記検証結果情報とを比較して、前記組み込み先のコンピュータ装置に対して前記検証要求情報に含まれる前記組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する
    検証方法。
  7. 構成要素をコンピュータ装置に組み込んだ場合の不具合の有無と前記コンピュータ装置の識別情報と前記構成要素の識別情報との対応関係を少なくとも示す検証結果情報を記憶する検証結果記憶部を備えた検証装置を、
    新たな検証結果情報を取得して前記検証結果記憶部の記憶する検証結果情報を更新する検証結果更新手段、
    組み込み先のコンピュータ装置の識別情報と、当該コンピュータ装置へ実際に組み込む組み込み対象の構成要素の識別情報とを含む検証要求情報を所定の時間間隔で取得する検証要求取得手段、
    前記検証要求情報と前記検証結果情報とを比較して、前記組み込み先のコンピュータ装置に対して前記検証要求情報に含まれる前記組み込み対象の構成要素が組み込み可能か否かを判定する組み込み可否判定手段、
    として機能させるプログラム。
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