JP7277202B2 - Vehicle behavior prediction method, vehicle behavior prediction device, and vehicle control device - Google Patents
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Description
本発明は、車両挙動予測方法及び車両挙動予測装置並びに車両制御装置に関する。 The present invention relates to a vehicle behavior prediction method, a vehicle behavior prediction device, and a vehicle control device.
従来より、車両の車線変更を判定する技術が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1に記載された技術は、隣接走行車線を走行する他車両を検出し、他車両の移動ベクトルの角度を求め、この移動ベクトルの角度が所定の条件を満たす場合に、隣接走行車線から他車両が車線変更すると判断する。また、この技術は、隣接走行車線から他車両の割り込みがあると判断した場合には、他車両が車線変更した場合における他車両と自車両との車間距離を予測し、予測した車間距離と目標車間距離とが一致するように車速制御を行う。
Conventionally, there has been known a technique for determining a lane change of a vehicle (for example, Patent Document 1). The technology described in
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、他車両が車線変更を現実に開始して、移動ベクトルが一定の条件にならなければ、車線変更を判断することができない。このため、他車両の車線変更を早期に予測することができないという問題がある。
However, with the technique described in
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、他車両の車線変更を早期に予測することができる車両挙動予測方法及び車両挙動予測装置並びに車両制御装置を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a vehicle behavior prediction method, a vehicle behavior prediction device, and a vehicle control device that can predict lane changes of other vehicles at an early stage. be.
本発明の一態様に係る車両挙動予測方法は、車線変更する可能性を予測する第1の他車両を特定し、第1の他車両前方に停止する第2の他車両前方の交通状況を取得し、地図情報及び交通状況に基づいて第2の他車両が停止している要因である停止要因を取得する。車両挙動予測方法は、停止要因が解消するタイミングを予測し、停止要因が解消するタイミングに基づいて第2の他車両が発進するまでの時間である発進予測時間を予測する。そして、車両挙動予測方法は、発進予測時間が長い程、第1の他車両が車線変更する可能性が高いと予測する。 A vehicle behavior prediction method according to an aspect of the present invention specifies a first other vehicle for which the possibility of changing lanes is predicted, and acquires traffic conditions ahead of a second other vehicle that stops ahead of the first other vehicle. Then , based on the map information and the traffic condition, a second stop factor, which is the cause of the stop of the other vehicle, is obtained. The vehicle behavior prediction method predicts the timing at which the stop factor is resolved, and predicts the predicted start time, which is the time until the second other vehicle starts, based on the timing at which the stop factor is resolved . Then, the vehicle behavior prediction method predicts that the longer the predicted start time, the higher the possibility that the first other vehicle will change lanes.
本発明によれば、他車両の車線変更を早期に予測することができる。 According to the present invention, lane changes of other vehicles can be predicted early.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the description of the drawings, the same parts are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
図1を参照して、本実施形態に係る車両挙動予測装置の構成を説明する。車両挙動予測装置は、物体検出装置1と、自車位置推定装置3と、地図取得装置4と、マイクロコンピュータ50とを有している。
The configuration of the vehicle behavior prediction device according to the present embodiment will be described with reference to FIG. The vehicle behavior prediction device has an
車両挙動予測装置は、自動運転機能を有する車両に適用されてもよく、自動運転機能を有しない車両に適用されてもよい。また、車両挙動予測装置は、自動運転と手動運転とを切り替えることが可能な車両に適用されてもよい。以下、車両挙動予測装置が適用された車両を自車両という。 The vehicle behavior prediction device may be applied to a vehicle that has an automatic driving function, or may be applied to a vehicle that does not have an automatic driving function. Also, the vehicle behavior prediction device may be applied to a vehicle capable of switching between automatic driving and manual driving. Hereinafter, the vehicle to which the vehicle behavior prediction device is applied will be referred to as own vehicle.
自動運転とは、例えば、ブレーキ、アクセル、ステアリングなどのアクチュエータのうち、少なくとも一つのアクチュエータが乗員の操作なしに制御されている状態のことを指す。そのため、その他のアクチュエータが乗員の操作により作動していたとしても構わない。また、自動運転とは、加減速制御、横位置制御などのいずれかの制御が実行されている状態であればよい。また、本実施形態における手動運転とは、例えば、ブレーキ、アクセル、ステアリングを乗員が操作している状態のことを指す。 Automatic driving refers to, for example, a state in which at least one actuator among brake, accelerator, and steering actuators is controlled without the driver's operation. Therefore, other actuators may be operated by the passenger's operation. Further, automatic operation may be a state in which any control such as acceleration/deceleration control or lateral position control is being executed. Further, manual driving in this embodiment refers to a state in which the driver is operating the brake, accelerator, and steering, for example.
物体検出装置1は、自車両に搭載された、レーザレーダ、ミリ波レーダ、カメラなどの複数の物体検出センサを備える。物体検出装置1は、複数の物体検出センサを用いて自車両周囲の物体を検出する。物体検出装置1は、他車両、バイク、自転車、歩行者を含む移動物体、及び駐車車両、建物を含む静止物体を検出する。例えば、物体検出装置1は、移動物体及び静止物体の自車両に対する位置、姿勢(ヨー角)、大きさ、速度、加速度、減速度、ヨーレートを検出する。
The
自車位置推定装置3は、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)、オドメトリなどの位置推定技術を利用して、自車両の絶対位置を計測する。自車位置推定装置3は、位置検出センサを用いて、自車両の絶対位置、すなわち、所定の基準点に対する自車両の位置、車速、加速度、操舵角、姿勢を計測する。自車位置推定装置3には、GPS受信器、慣性航法装置、ブレーキペダルやアクセルペダルに設けられたセンサ、車輪速センサやヨーレートセンサなど車両の挙動を取得するセンサ、レーザレーダ、カメラなどが含まれている。
The own vehicle
地図取得装置4は、自車両が走行する道路の構造を示す地図情報を取得する。地図取得装置4が取得する地図情報には、車線の絶対位置、車線の接続関係、相対位置関係などの道路構造の情報、交通規則、道路標識などが含まれる。また、地図取得装置4が取得する地図情報には、道路脇の私有地である駐車場、ガソリンスタンドなどの施設情報も含まれる。その他、地図情報には、信号機の位置、信号機の種別などの信号機情報が含まれる。地図取得装置4は、地図情報を格納した地図データベースを所有してもよいし、クラウドコンピューティングにより地図情報を外部の地図データサーバから取得してもよい。また、地図取得装置4は、車車間通信、路車間通信を用いて地図情報を取得してもよい。
The
マイクロコンピュータ50は、物体検出装置1の検出結果、自車位置推定装置3による推定結果、及び地図取得装置4の取得結果に基づいて、自車両周囲に存在する他車両の挙動を予測する。また、マイクロコンピュータ50は、予測した他車両の挙動に基づいて、自車両の走行状態を制御する。
The
本実施形態に係る他車両の挙動予測は、自車両が走行する車線(自車両走行車線)に対して隣接する車線(隣接走行車線)を走行する他車両が、隣接走行車線から自車両走行車線へと車線変更することを予測するものである。特に、本実施形態の挙動予測は、他車両が車線変更を実際に開始するのに先立ち、他車両が隣接走行車線から自車両走行車線へと車線変更する可能性(以下、単に「車線変更の可能性」という)を予測する。なお、以下の説明では、車線を示すにあたり、自車両を基準に車線(自車両走行車線、隣接走行車線)を定義する。 Behavior prediction of other vehicles according to the present embodiment is performed by predicting the behavior of another vehicle traveling in a lane (adjacent driving lane) adjacent to the lane in which the own vehicle is traveling (own vehicle traveling lane). It predicts that you will change lanes to In particular, the behavior prediction of the present embodiment is based on the possibility that the other vehicle will change lanes from the adjacent lane to the own vehicle's lane before the other vehicle actually starts changing lanes. ) to predict the possibility. In the following description, lanes (own vehicle driving lane, adjacent driving lane) are defined with reference to the own vehicle.
マイクロコンピュータ50は、CPU(中央処理装置)、メモリ、及び入出力部を備える汎用のマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータには、車両挙動予測装置として機能させるためのコンピュータプログラム(車両挙動予測プログラム)がインストールされている。コンピュータプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータは、車両挙動予測装置が備える複数の情報処理回路として機能する。なお、本実施形態では、ソフトウェアによって車両挙動予測装置が備える複数の情報処理回路を実現する例を示すが、もちろん、以下に示す各情報処理を実行するための専用のハードウェアを用意して、情報処理回路を構成することも可能である。また、複数の情報処理回路を個別のハードウェアにより構成してもよい。
The
マイクロコンピュータ50は、複数の情報処理回路として、検出統合部2aと、物体追跡部2bと、地図内位置推定部5と、挙動予測部10と、車両制御部20とを備えている。
The
検出統合部2aは、物体検出装置1が備える複数の物体検出センサの各々から得られた複数の検出結果を統合して、各物体に対して一つの検出結果を出力する。具体的には、物体検出センサの各々から得られた物体の挙動から、各物体検出センサの誤差特性などを考慮した上で最も誤差が少なくなる合理的な物体の挙動を算出する。具体的には、既知のセンサ・フュージョン技術を用いることにより、複数の物体検出センサで取得した検出結果を総合的に評価して、より正確な検出結果を得る。
The
物体追跡部2bは、検出統合部2aによって検出された物体を追跡する。具体的に、物体追跡部2bは、異なる時刻に出力された物体の挙動から、異なる時刻間における物体の同一性の検証(対応付け)を行い、かつ、その対応付けを基づいて物体を追跡する。
The
地図内位置推定部5は、自車位置推定装置3により得られた自車両の絶対位置、及び地図取得装置4により取得された地図情報から、地図上における自車両の位置を推定する。具体的には、地図内位置推定部5は、自車両がどの走行車線を走行しているかを推定する。
The in-map
挙動予測部10は、車線変更の可能性を予測する。挙動予測部10は、車線判定部11と、車両特定部12と、交差位置取得部13と、要因取得部14と、タイミング予測部15と、停止時間取得部16と、効果計算部17と、難易度計算部18とを有している。
The
車線判定部11は、検出統合部2a及び物体追跡部2bで得られた物体の追跡結果と、地図内位置推定部5において得られた地図上での自車両の位置(走行車線)とに基づいて、自車両周囲の他車両が地図上のどの走行車線に位置しているのかを判定する。
The
車両特定部12は、検出統合部2a及び物体追跡部2bで得られた物体の追跡結果と、車線判定部11の判定結果とに基づいて、隣接走行車線(第1の走行車線の一例)内に停止している停止車両(第2の他車両)を特定する。なお、停止している状態とは、完全に停止している状態のみをいうのではなく、停止していると見なすことができる低速状態も含む意味である。
The
また、車両特定部12は、隣接走行車線を走行する他車両の中から、車線変更する可能性を予測する他車両(第1の他車両)を特定する(以下「予測対象車両」という)。車両特定部12は、検出統合部2a及び物体追跡部2bで得られた物体の追跡結果と、車線判定部11の判定結果と、停止車両の特定結果とに基づいて、予測対象車両の特定を行う。
In addition, the
交差位置取得部13は、地図情報などに基づいて、隣接走行車線(隣接走行車線を含む道路)に対して移動物体の経路が交わる交差位置の情報を取得する。交差位置取得部13は、取得した情報に基づいて、停止車両前方に交差位置が存在するか判定する。なお、予測対象車両は、停止車両の後方に位置する関係にあるため、停止車両前方に交差位置が存在するということは、予測対象車両前方に交差位置が存在することと同義である。
The intersection
要因取得部14は、地図情報、交通状況などに基づいて、停止要因、すなわち、車両特定部12が特定した停止車両が停止している要因を取得する。停止要因としては、停止車両の進路に対して交わる進路を持つ対向車が通過すること、停止車両の進路上に歩行者が存在すること、車両の進路上で渋滞が発生していることなどが挙げられる。
The
タイミング予測部15は、要因取得部14が取得した停止要因に基づいて、停止車両が発進することができるタイミングを予測する。タイミング予測部15は、停止要因が解消するタイミングを予測し、この予測されたタイミングに基づいて、停止車両が発進するまでの時間である発進予測時間を予測する。
The
停止時間取得部16は、停止時間を取得する。停止時間は、隣接走行車線に停止する停止車両を特定してから、隣接走行車線において予測対象車両を特定するまでの時間をいう。
The stop
効果計算部17は、車線変更の効果を計算する。車線変更の効果とは、予測対象車両が隣接走行車線の走行を維持するよりも、自車両走行車線(第2の走行車線の一例)へと車線変更した方が短時間で走行できるという結果を示す指標である。
The
難易度計算部18は、車線変更の難易度を計算する。車線変更の難易度とは、予測対象車両が隣接走行車線から自車両走行車線へと車線変更する際に、車線変更がどの程度難しいかという困難度合いを示す指標であるである。
The
車線変更計算部19は、タイミング予測部15、停止時間取得部16、効果計算部17及び難易度計算部18の各演算結果に基づいて、車線変更の可能性を予測する。
The lane
車両制御部20は、挙動予測部10において予測された車線変更の可能性に基づいて、自車両の車両制御を行う。車両制御部20は、自車両の各種アクチュエータ(ステアリングアクチュエータ、アクセルペダルアクチュエータ、ブレーキアクチュエータなど)を制御して、自動運転制御又は運転支援制御(例えば減速制御)を実行する。
The
なお、車両挙動予測装置は、図示しない通信装置を備えていてもよく、この場合、挙動予測部10は、車車間通信又は路車間通信を用いて自車両前方の情報(交通状況の情報、信号機を含む道路の情報など)を取得してもよい。また、挙動予測部10は、カメラなどから得られる情報を用いて自車両前方の情報を取得してもよい。加えて、挙動予測部10は、各種の走行シーンにおける車両の平均的な挙動を表現した車両の挙動データをデータベースとして保有している。
The vehicle behavior prediction device may include a communication device (not shown). In this case, the
なお、本実施形態では、マイクロコンピュータ50が車両制御部20の機能を備えた構成となっており、車両挙動予測装置は車両制御装置としての適用が可能となっている。もっとも、車両挙動予測装置は、車両制御部20の機能を備えずに、他車両の挙動を予測する機能のみを備えるものであってもよい。
In this embodiment, the
つぎに、図2乃至図10Cを参照し、本実施形態に係る車両挙動予測の処理手順を説明する。この処理手順は、イグニッションスイッチ(IGN)のオンをトリガーとして呼び出され、マイクロコンピュータ50によって実行される。以下、処理手順を説明するにあたり、図面に示される符号L1、L2、Va、Vb、Vcは、自車両走行車線L1、隣接走行車線L2、自車両Va、予測対象車両Vb、停止車両Vcに対応している。また、複数の車両を識別する場合には、Vc1、Vc2などのように記載する。
Next, a processing procedure for vehicle behavior prediction according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 2 to 10C. This processing procedure is triggered by turning on the ignition switch (IGN) and executed by the
まず、ステップS10において、検出統合部2aは、物体検出装置1から物体情報、すなわち、自車両周囲の物体の情報を取得する。物体情報が取得されると、検出統合部2aは、物体情報に基づいて物体の挙動を算出する。また、物体追跡部2bは、検出統合部2aによって検出された物体を追跡する。
First, in step S<b>10 , the
ステップS11において、地図内位置推定部5は、地図取得装置4から地図情報を取得する。地図内位置推定部5は、自車位置推定装置3から自車両Vaの位置情報を取得する。これらの情報が取得されると、地図内位置推定部5は、地図上における自車両Vaの位置(走行車線)を推定する。
In step S<b>11 , the in-map
ステップS12において、車線判定部11は、地図内位置推定部5が推定した自車両Vaの位置情報を取得する。車線判定部11は、物体追跡部2bによる物体の追跡結果と、自車両Vaの位置情報とに基づいて、自車両周囲の物体、特に他車両が地図上のどの走行車線に属しているかを判定する。
In step S<b>12 , the
ステップS13において、車両特定部12は、自車両Va周囲の他車両の中から、停止車両Vcを特定する。具体的には、車両特定部12は、停止状態とみなす速度判定値(例えば、1km/hなどの、車両が略停止状態と判定できる程度の速度判定値)以下の速度となる他車両を、停止車両Vcとして特定する。速度判定値は、物体検出装置1が備えるセンサの種類、検出誤差を考慮して決定されている。車両特定部12が行う停止車両Vcの特定は、隣接走行車線L2上の他車両を対象として行われる。
In step S13, the
また、車両特定部12は、停止車両Vcを特定すると、予測対象車両Vbを特定する処理を行う。車両特定部12は、隣接走行車線L2の他車両のうち、自車両走行車線L1への車線変更に伴って自車両Vaの挙動に影響が生じると予想される他車両が予測対象車両Vbとして特定される。例えば、車両特定部12は、隣接走行車線L2を走行する他車両のうち、以下の3つの条件を満たす他車両を予測対象車両Vbとして特定する。条件1は、自車両Vaよりも前方を走行していることである。条件2は、前方に停止車両Vcが存在していることである。条件3は、車線変更の意思がドライバーに発生するであろう想定距離よりも、停止車両Vcとの車間距離が短くなっていることである。
Further, when the
ステップS14において、交差位置取得部13は、地図情報などに基づいて、交差位置を取得する。そして、交差位置取得部13は、停止車両Vcの前方に交差位置が存在するか否かを判定する。
In step S14, the crossing
図3A乃至図3Cを参照し、交差位置を説明する。図3Aに示すように、交差位置の一例は、隣接走行車線L2に対して、交差道路R2が交差する交差点の位置である。この場合、交差道路R2は、隣接走行車線L2(これを含む道路R1)に対して交わる移動物体の経路に該当する。また、図3Bに示すように、交差位置の別の一例は、隣接走行車線L2から進入可能な脇道R4が、隣接走行車線L2と交わる位置である。この場合、脇道R4は、隣接走行車線L2(これを含む道路R1)に対して交わる移動物体の経路に該当する。図3Cに示すように、交差位置の別の一例は、隣接走行車線L2(これを含む道路R1)から進入可能な私有地Paが隣接する位置である。私有地Paは、施設Pa1及びその駐車場Pa2などであり、この私有地Pa内を移動する移動物体の経路(図示せず)を備えている。この場合、私有地Paは、隣接走行車線L2(これを含む道路R1)に対して交わる移動物体の経路に該当する。なお、これ以外にも、交差位置の一例には、隣接走行車線を横断する横断歩道が交差する位置が挙げられる。この場合、横断歩道は、隣接走行車線に対して交わる移動物体の経路に該当する。 The intersection position will be described with reference to FIGS. 3A to 3C. As shown in FIG. 3A, one example of the crossing position is the crossing position where the intersecting road R2 intersects the adjacent traveling lane L2. In this case, the intersecting road R2 corresponds to the route of the moving object intersecting with the adjacent driving lane L2 (the road R1 including this). Further, as shown in FIG. 3B, another example of the crossing position is a position where a side road R4 that can be entered from the adjacent driving lane L2 intersects the adjacent driving lane L2. In this case, the side road R4 corresponds to the path of the moving object that intersects the adjacent driving lane L2 (the road R1 including this). As shown in FIG. 3C, another example of the crossing position is a position adjacent to private land Pa that can be entered from the adjacent driving lane L2 (road R1 including this). The private land Pa includes a facility Pa1 and its parking lot Pa2, etc., and has a path (not shown) of a moving object that moves within the private land Pa. In this case, the private land Pa corresponds to the route of the moving object intersecting the adjacent driving lane L2 (the road R1 including this). In addition to this, another example of the crossing position is a position where pedestrian crossings crossing adjacent traffic lanes intersect. In this case, the pedestrian crossing corresponds to the path of the moving object crossing the adjacent traffic lane.
ステップS15において、要因取得部14は、停止車両Vc前方における交通状況の取得が難しいか否かを判断する。交通状況を取得できる場合には、ステップS15において否定判定され、ステップS16に進む。一方、交通状況の取得が難しい場合には、ステップS15において肯定判定され、ステップS17に進む。
In step S15, the
ステップS16において、タイミング予測部15は、要因取得部14が取得した交通状況などに基づいて、発進予測時間を予測する。図4及び図5を参照し、発進予測時間を予測する処理手順を説明する。例えば図5を参照し、自車両Vaが交差点を通行するシーンを考える。図5に示すでは、予測対象車両Vbの前方に3台の停止車両Vc1、Vc2、Vc3が存在している。
In step S<b>16 , the
ステップS30において、要因取得部14は、地図情報に基づいて、停止車両Vcの前方が、信号機がある交差点であるか否かを判断する。停止車両前方が信号機がある交差点である場合には、ステップS30において肯定判定され、ステップS31に進む。一方、停止車両Vcの前方が信号機がある交差点でない場合には、ステップS30において否定判定され、ステップS32に進む。
In step S30, the
ステップS32において、要因取得部14は、交差点の信号機状態(交通状況の一例)を取得する。要因取得部14は、現在の信号機の状態、信号機の点灯状態の切り替え時間などを取得する。
In step S32, the
ステップS32において、要因取得部14は、停止車両Vcに曲がる意図があるかどうかを判定する。具体的には、要因取得部14は、停止車両Vcのウインカーの状態、隣接走行車線L2上における幅寄せの有無に基づいて、曲がる意図を判定する。停止車両Vcのウインカー状態は、自車両Vaの周囲を撮像するカメラ若しくは車車間通信又は路車間通信を用いて検出することができる。幅寄せの有無は、隣接走行車線L2上における停止車両Vcの位置により判断することができる。曲がる意図がある場合には、ステップS32において肯定判定され、ステップS33に進む。一方、曲がる意図がない場合には、ステップS32において否定判定され、ステップS36に進む。
In step S32, the
ステップS33において、要因取得部14は、停止車両Vcが曲がる先の渋滞状況(交通状況の一例)を取得する。渋滞状況は、例えば旋回先に停止している渋滞車両の台数、渋滞車両の車速などの情報である。要因取得部14は、車車間通信又は路車間通信を用いて渋滞状況を取得してもよいし、物体検出で得られた情報から取得してもよい。
In step S33, the
ステップS34において、要因取得部14は、停止車両Vcが曲がる先に存在する歩行者情報(交通状況の一例)を取得する。歩行者情報は、歩行者の位置、速度、人数などの歩行者の状況を示す情報である。要因取得部14は、車車間通信又は路車間通信を用いて歩行者情報を取得してもよいし、物体検出で得られた情報から歩行者情報を取得してもよい。
In step S34, the
ステップS35において、要因取得部14は、対向車情報(交通状況の一例)を取得する。対向車情報は、対向車線を走行する対向車の位置、車速、台数などの対向車の状況を示す情報である。要因取得部14は、物体検出で得られた情報を用いて対向車情報を取得してもよいし、車車間通信又は路車間通信から対向車情報を取得してもよい。
In step S35, the
なお、画像を用いて対向車情報を取得する場合、オクルージョンの影響により、対向車両Vd1、Vd2の検出が難しい場合がある。この場合には、要因取得部14は、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が停止する交差点よりも一個先の交差点における信号機状態を取得する。取得する信号機状態は、停止車両Vc1、Vc2、Vc3から見て直進方向の通行に対して表示を行う信号機の状態である。そして、要因取得部14は、一個先の交差点の信号状態に基づいて、対向車情報を取得する。例えば、要因取得部14は、一個先の信号機が青信号であれば、一個先の交差点を通過した対向車が接近する可能性が高いと判断する。一方、要因取得部14は、その信号機が赤信号であれば、一個先の交差点で対向車が停止しているため、対向車が接近する可能性が低いと判断する。
Note that when acquiring oncoming vehicle information using images, it may be difficult to detect oncoming vehicles Vd1 and Vd2 due to the influence of occlusion. In this case, the
ステップS36において、要因取得部14は、隣接走行車線L2における前方の渋滞状況(交通状況の一例)を取得する。
In step S36, the
ステップS37において、タイミング予測部15は、要因取得部14が取得した情報に基づいて、発進予測時間を算出する。具体的には、タイミング予測部15は、信号機状態、渋滞状況、歩行者情報、対向車情報に基づいて、発進予測時間を算出する。
In step S<b>37 , the
信号機状態に基づいて発進予測時間を算出する方法は、例えば以下の通りである。タイミング予測部15は、現在の信号機が赤信号であれば、赤信号から青信号に切り替わるまでの時間を予測し、信号が青信号に切り替わったタイミングで停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進すると予測する。タイミング予測部15は、停止車両Vc1、Vc2、Vc3について予測した発進タイミングに基づいて、発進予測時間を算出する。なお、赤信号から青信号に切り替わるまでの時間は、例えばインフラから切り替わるまでの時間の情報が発信されている場合にはインフラからの情報に基づいて算出することができる。あるいは、赤信号に変わったタイミングから現在までの経過時間を停車中の他車両から車車間通信で受信し、平均的な赤信号の点灯継続時間から受信した継続時間を減算することで算出できる。あるいは自車両に信号の点灯色を検出する信号機検出装置を搭載し、信号機に接近する最中に赤信号に変わったことを検出した時点から現在までの経過時間を算出し、平均的な赤信号の点灯継続時間から経過時間を減算することによって算出することができる。赤信号から青信号に切り替わるまでの時間の算出方法は上記に限定されず、種々の公知の手法を適用して算出あるいは推定することができる。
A method of calculating the predicted start time based on the traffic signal state is, for example, as follows. A
渋滞情報に基づいて発進予測時間を算出する方法は、例えば以下の通りである。タイミング予測部15は、渋滞車両の台数、各渋滞車両の車速に基づいて、渋滞末尾の車両が動き出すタイミングを予測する。そして、タイミング予測部15は、渋滞末尾の車両が動き出すタイミングで停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進すると予測し、予測した発進タイミングに基づいて発進予測時間を算出する。
A method for calculating the predicted start time based on traffic congestion information is, for example, as follows. The
歩行者情報に基づいて発進予測時間を算出する方法は、例えば以下の通りである。タイミング予測部15は、歩行者の位置、速度及び人数並びに歩行者が横断する道路幅に基づいて、歩行者が道路を渡りきるまでの時間を予測する。タイミング予測部15は、歩行者が道路を渡りきったタイミングで停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進すると予測し、予測した発進タイミングに基づいて発進予測時間を算出する。
A method of calculating the predicted start time based on pedestrian information is, for example, as follows. The
対向車情報に基づいて発進予測時間を算出する方法は、例えば以下の通りである。タイミング予測部15は、対向車両Vd1、Vd2の位置、速度及び台数に基づいて、対向車両Vd1、Vd2が交差点を通過するまでの時間を予測する。タイミング予測部15は、対向車両Vd1、Vd2の通過タイミングで停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進すると予測し、予測した発進タイミングに基づいて発進予測時間を算出する。
A method of calculating the predicted start time based on the oncoming vehicle information is, for example, as follows. The
なお、複数の状況を考慮して発進時間を算出する場合、タイミング予測部15は、それぞれの状況毎に発進予測時間を算出した上で、最も長い時間を最終的な発進予測時間と決定してもよい。あるいは、タイミング予測部15は、各状況毎に算出された発進予測時間にそれぞれ重み係数を考慮して、最終的な発進予測時間を決定してもよい。
It should be noted that when calculating the start time in consideration of a plurality of situations, the
ステップS17において、停止時間取得部16は、停止時間を取得する。車両特定部12は、ステップS13で停止車両Vc1、Vc2、Vc3を特定すると、その後、この停止車両Vc1、Vc2、Vc3に対して上述の条件を満たした段階で予測対象車両Vbを特定する。停止時間取得部16は、隣接走行車線L2において停止車両Vc1、Vc2、Vc3を特定してから、この隣接走行車線L2において予測対象車両Vbが特定されるまでの時間を停止時間として取得する。
In step S17, the stop
ステップS18において、車線変更計算部19は、車線変更の可能性を予測する。図6を参照し、車線変更の可能性を予測する処理手順を説明する。
In step S18, the
ステップS40において、車線変更計算部19は、ステップS16の処理が実行され、発進予測時間が予測できたか否かを判断する。発進予測時間が予測できた場合、すなわち、停止車両Vc1、Vc2、Vc3前方の交通状況が取得できる場合には、ステップS40で肯定判定され、ステップS41に進む。一方、発進予測時間が予測できない場合、すなわち、停止車両Vc1、Vc2、Vc3前方の交通状況が取得できない場合には、ステップS40で否定判定され、ステップS46に進む。
In step S40, the lane
ステップS41において、車線変更計算部19は、発進予測時間が第1所定値以上である否かを判断する。この第1所定値は、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進しない状況であっても、予測対象車両Vbが車線変更を猶予するであろうと考えられる時間内にあることを判定するものである。第1の所定値は、人間の心理状況を統計的に処理することにより、車線変更せずに我慢できる時間が設定されている(例えば3秒)。
In step S41, the lane
発進予測時間が第1所定値以上である場合には、ステップS41で肯定判定され、ステップS42に進む。一方、発進予測時間が第1所定値よりも短い場合には、ステップS41で否定判定され、ステップS43に進む。 If the predicted start time is equal to or longer than the first predetermined value, an affirmative determination is made in step S41, and the process proceeds to step S42. On the other hand, if the predicted start time is shorter than the first predetermined value, a negative determination is made in step S41, and the process proceeds to step S43.
ステップS42において、車線変更計算部19は、車線変更の可能性を算出する。車線変更計算部19は、車線変更の可能性と発進予測時間との相関データを保有しており、この相関データに基づいて、発進予測時間から車線変更の可能性を算出する。
In step S42, the lane
図7Aには、車線変更の可能性と発進予測時間との相関データが例示されている。この相関データでは、発進予測時間が第1所定値よりも低い場合、予測対象車両Vbが車線変更する可能性と、予測対象車両Vbが車線変更せずに直進する可能性とがそれぞれ同じ(0.5(50%))になる。一方、発進予測時間が第1所定値以上の場合、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進するのに時間を要するかもしれない。そのため、発進予測時間が長い程、予測対象車両Vbが車線変更する可能性が高くなるように設定されている。このような相関データの関係に従い、車線変更計算部19は、発進予測時間が長い程、予測対象車両Vbの車線変更の可能性が高いと予測する。
FIG. 7A illustrates correlation data between the possibility of lane change and the predicted start time. In this correlation data, when the predicted start time is lower than the first predetermined value, the possibility that the prediction target vehicle Vb will change lanes and the possibility that the prediction target vehicle Vb will go straight without changing lanes are the same (0 .5 (50%)). On the other hand, when the predicted start time is equal to or longer than the first predetermined value, it may take time for the stopped vehicles Vc1, Vc2, and Vc3 to start. Therefore, it is set such that the longer the predicted start time, the higher the possibility that the prediction target vehicle Vb will change lanes. According to such correlation data relationship, the lane
ステップS43において、車線変更計算部19は、ステップS17で取得した停止時間を取得する。
In step S43, the lane
ステップS44において、車線変更計算部19は、停止時間と発進予測時間との和(以下「加算時間」という)を計算する。
In step S44, the lane
ステップS45において、車線変更計算部19は、車線変更の可能性を算出する。車線変更計算部19は、車線変更の可能性と加算時間との相関データを保有しており、この相関データに基づいて、加算時間から車線変更の可能性を算出する。
In step S45, the lane
図7Bには、車線変更の可能性と加算時間との相関データが例示されている。この相関データでは、加算時間が第2所定値(例えば5秒)よりも低い場合、予測対象車両Vbが車線変更する可能性と、予測対象車両Vbが車線変更せずに直進する可能性とがそれぞれ同じ(0.5(50%))になる。一方、加算時間が第2所定値以上の場合、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進するのに時間を要するかもしれない。そのため、加算時間が長い程、予測対象車両Vbが車線変更する可能性が高くなるように設定されている。このような相関データの関係に従い、車線変更計算部19は、加算時間が第2所定値以上の場合には、加算時間が長い程、予測対象車両Vbの車線変更の可能性が高いと予測する。
FIG. 7B illustrates correlation data between lane change possibility and added time. In this correlation data, when the additional time is shorter than a second predetermined value (for example, 5 seconds), there is a possibility that the prediction target vehicle Vb will change lanes and a possibility that the prediction target vehicle Vb will go straight without changing lanes. Each becomes the same (0.5 (50%)). On the other hand, if the added time is equal to or greater than the second predetermined value, it may take time for the stopped vehicles Vc1, Vc2, and Vc3 to start. Therefore, the longer the addition time, the higher the possibility that the prediction target vehicle Vb will change lanes. According to such correlation data relationship, when the additional time is equal to or greater than the second predetermined value, the lane
車線変更の可能性を予測するにあたり、加算時間を考慮する理由は、次の通りである。発進予測時間が第1所定値よりも短いケースであっても、ドライバーが停止車両Vc1、Vc2、Vc3を認識している時間が長ければ、車線変更しようとする意思が働くと考えられる。そこで、停止時間に基づいて、ドライバーが停止車両Vc1、Vc2、Vc3を認識している時間を予測する。そして、停止時間と発進予測時間との和を求めることで、ドライバーが停止車両Vc1、Vc2、Vc3を認識している時間を加味して、車線変更の可能性を予測することができる。 The reason for considering the additional time in predicting the possibility of lane change is as follows. Even if the predicted start time is shorter than the first predetermined value, if the driver recognizes the stopped vehicles Vc1, Vc2 and Vc3 for a long time, it is considered that the driver will have the intention to change lanes. Therefore, based on the stop time, the time during which the driver recognizes the stopped vehicles Vc1, Vc2, Vc3 is predicted. By obtaining the sum of the stop time and the predicted start time, the possibility of lane change can be predicted in consideration of the time during which the driver recognizes the stopped vehicles Vc1, Vc2, and Vc3.
ステップS46において、車線変更計算部19は、ステップS17で取得した停止時間を取得する。
In step S46, the lane
ステップS47において、車線変更計算部19は、車線変更の可能性を算出する。車線変更計算部19は、車線変更の可能性と停止時間との相関データを保有しており、この相関データに基づいて、停止時間から車線変更の可能性を算出する。
In step S47, the lane
図7Cには、車線変更の可能性と停止時間との相関データが例示されている。この相関データでは、停止時間が第3所定値(例えば6秒)よりも低い場合、予測対象車両Vbが車線変更する可能性と、予測対象車両Vbが車線変更せずに直進する可能性とがそれぞれ同じ(0.5(50%))になる。一方、停止時間が第3所定値以上の場合、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進するのに時間を要するかもしれない。そのため、停止時間が長い程、予測対象車両Vbが車線変更する可能性が高くなるように設定されている。このような相関データの関係に従い、車線変更計算部19は、停止時間が第3所定値以上の場合、停止時間が長い程、予測対象車両Vbの車線変更の可能性が高いと予測する。
FIG. 7C illustrates correlation data between lane change probability and stop time. In this correlation data, when the stop time is shorter than a third predetermined value (for example, 6 seconds), there is a possibility that the prediction target vehicle Vb will change lanes and a possibility that the prediction target vehicle Vb will go straight without changing lanes. Each becomes the same (0.5 (50%)). On the other hand, if the stop time is equal to or longer than the third predetermined value, it may take time for the stopped vehicles Vc1, Vc2, and Vc3 to start. Therefore, the longer the stop time, the higher the possibility that the prediction target vehicle Vb will change lanes. According to such correlation data relationship, when the stop time is equal to or longer than the third predetermined value, the lane
ステップS19において、効果計算部17は、車線変更の効果を計算する。以下、図8を参照し、車線変更の効果に関する計算処理の詳細を説明する。
In step S19, the
ステップS50において、効果計算部17は、基準位置を設定する。基準位置は、車線変更の効果を演算するための位置であり、予測対象車両Vbよりも前方に設定される。例えば、図9Aに示すように、予測対象車両Vbの前方に交差点がある場合、効果計算部17は、交差道路R2との交差位置を基準位置PSとして設定する。また、図9Bに示すように、予測対象車両Vbの前方に脇道が接続している場合、効果計算部17は、脇道R4との交点位置を基準位置PSとして設定する。
In step S50, the
ステップS51において、効果計算部17は、予測対象車両Vbの前方に信号機がある場合には、信号機状態を取得する。前方の信号機が赤信号である場合には、車線変更しても前に進むことができず、車線変更をしないでおこうとする心理がドライバーに働く。例えば、効果計算部17は、信号機の現在の点灯色、信号の切り替わりタイミングなどの情報を取得する。そして、車線変更計算部19は、これらの情報を利用することで、前方の信号機の状態を考慮して、予測対象車両Vbが現在位置から基準位置PSを通過するのに要する時間を算出する。
In step S51, the
ステップS52において、効果計算部17は、予測対象車両Vbの前方の渋滞状況を取得する。車線変更先の走行車線が渋滞している場合には、車線変更しても前に進むことができず、車線変更をしないでおこうとする心理がドライバーに働く。例えば、車線変更計算部19は、前方の渋滞の長さ、渋滞の平均速度、渋滞の激しさなどの情報を取得する。そして、効果計算部17は、これらの情報を利用することで、前方の渋滞状況を考慮して、予測対象車両Vbが現在位置から基準位置PSを通過するのに要する時間を算出する。
In step S52, the
ステップS53において、効果計算部17は、予測対象車両Vbの前方の横断歩道を横断する歩行者情報を取得する。車線変更先の走行車線を歩行者が横断している場合には、歩行者が渡りきるまでは前に進むことができず、車線変更をしないでおこうとする心理がドライバーに働く。例えば、効果計算部17は、歩行者の横断速度、歩行者の人数などの情報を取得する。そして、効果計算部17は、これらの情報を利用することで、前方の歩行者を考慮して、予測対象車両が現在位置から基準位置を通過するのに要する時間を算出する。
In step S53, the
ステップS54において、効果計算部17は、ステップS51からS53までに算出された時間に基づいて、予測対象車両Vbが自車両走行車線L1へと車線変更した場合に基準位置PSを通過するのに要する通過時間T1を算出する。例えば、効果計算部17は、ステップS51からS53までに算出された時間のうち最も長い時間を通過時間T1として決定する。または、効果計算部17は、ステップS51からS53までに算出された時間にそれぞれ重み係数を考慮して、通過時間T1を決定する。
In step S54, the
ステップS55において、効果計算部17は、ステップS16で予測した発進予測時間を取得する。
In step S55, the
ステップS56において、効果計算部17は、予測対象車両Vbが車線変更せずに、隣接走行車線L2を直進した場合に基準位置PSを通過するのに要する通過時間T2を算出する。例えば、効果計算部17は、発進予測時間に基づいて、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が発進した後に、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が存在していた位置を通過して基準位置PSへと至るまでの通過時間T2を算出する。
In step S56, the
ステップS57において、効果計算部17は、通過時間の差ΔT、具体的には、ステップS54で計算した通過時間T1からステップS56で計算した通過時間T2を減算した差ΔTを計算する。現在の走行車線を維持した方が短時間で基準位置PSを通過できる場合、差ΔTはプラスの値となる。一方、自車両走行車線L1へ車線変更した方が短時間で基準位置PSを通過できる場合、差ΔTはマイナスの値となる。すなわち、差ΔTがマイナス方向に大きい程、車線変更の効果が高いといえる。
In step S57, the
ステップS20において、難易度計算部18は、車線変更の難易度を計算する。図10Aに示す状況では、隣接走行車線L2を走行する予測対象車両Vbの斜め後方に、自車両走行車線L1を走行する他車両が存在している。この場合、予測対象車両Vbが車線変更しても、斜め後方の車両との間に十分な車間距離を確保することが難しい。よって、車線変更の難易度が高いといえる。また、図10Bに示す状況では、隣接走行車線L2において最後尾の停止車両Vc1と予測対象車両Vbとの車間距離が小さい。この場合、予測対象車両Vbは車線変更することが難しい。よって、車線変更の難易度が高いといえる。また、図10Cに示す状況では、隣接走行車線L2を走行する予測対象車両Vbの斜め前方に、自車両走行車線L1を走行する他車両Veが存在している。この場合、予測対象車両Vbが車線変更しても、前方の車両Veとの間に十分な車間距離を確保することが難しい。よって、車線変更の難易度が高いといえる。そこで、難易度計算部18は、自車両走行車線L1を走行する他車両と隣接走行車線L2を走行する予測対象車両Vbとの車間距離、隣接走行車線L2における停止車両Vc1と予測対象車両Vbとの車間距離などを算出する。そして、難易度計算部18、車間距離が短い程、車線変更の難易度が高いと計算する。
In step S20, the
ステップS21において、車線変更計算部19は、ステップS19及びS20の計算結果に基づいて、ステップS18で予測した車線変更の可能性を修正する。具体的には、車線変更計算部19は、車線変更の効果が低い程、車線変更の可能性が低くなるように、車線変更の可能性を修正する。また、車線変更計算部19は、車線変更の難易度が高い程、車線変更の可能性が低くなるように、車線変更の可能性を修正する。
In step S21, the lane
ステップS22において、車両制御部20は、予測された車線変更の可能性に基づいて、自車両の制御を行う。例えば、車両制御部20は、車線変更の可能性が一定値、例えば0.8以上になった場合に、減速制御を行う。
In step S22, the
ステップS23において、車線変更計算部19は、イグニッションスイッチがオフされたか否かを判断する。イグニッションスイッチがオフされた場合には、ステップS23において肯定判定され、一連の処理を終了する(END)。一方、イグニッションスイッチ(IGN)がオンの場合には、ステップS23において否定判定され、ステップS10に戻る。
In step S23, the lane
以上の説明では、停止車両Vc1、Vc2、Vc3の前方に交差点が存在する状況を例に、実施形態を説明した。しかしながら、図11Aに示すように、停止車両Vcの前方で、隣接車線L2に脇道R4が存在するような場合であっても同様である。また、図11Bに示すように、停止車両Vcの前方に、施設Pa1及び駐車場Pa2を含む私有地Paが隣接車線L2に隣接するような場合であっても同様である。また、このような交差位置が無いような場合であってもよい。例えば、図11Cに示すように、隣接走行車線L2において渋滞が発生するなどにより、停止車両Vc1、Vc2、Vc3が存在するような場合であってもよい。 In the above description, the embodiment has been described by taking as an example a situation in which an intersection exists in front of stopped vehicles Vc1, Vc2, and Vc3. However, as shown in FIG. 11A, the same is true even if there is a side road R4 in the adjacent lane L2 in front of the stopped vehicle Vc. Further, as shown in FIG. 11B, the same applies to the case where private land Pa including facility Pa1 and parking lot Pa2 is adjacent to adjacent lane L2 in front of stopped vehicle Vc. Moreover, the case where there is no such crossing position is also acceptable. For example, as shown in FIG. 11C, there may be stopped vehicles Vc1, Vc2, and Vc3 due to congestion in the adjacent lane L2.
このように、本実施形態に係る車両挙動予測方法及び車両挙動予測装置は、車線変更する可能性を予測する予測対象車両Vbを特定する。また、車両挙動予測方法及び車両挙動予測装置は、隣接走行車線L2上において予測対象車両Vbの前方に停止する停止車両Vcについて、停止車両Vcが発進するまでの時間である発進予測時間を予測する。そして、車両挙動予測方法及び車両挙動予測装置は、発進予測時間が長い程、予測対象車両Vbが隣接走行車線L2へと車線変更する可能性が高いと予測する。 Thus, the vehicle behavior prediction method and vehicle behavior prediction device according to the present embodiment specify the prediction target vehicle Vb for which the possibility of changing lanes is predicted. In addition, the vehicle behavior prediction method and the vehicle behavior prediction device predict the start prediction time, which is the time until the stopped vehicle Vc starts moving, for the stopped vehicle Vc that stops ahead of the prediction target vehicle Vb on the adjacent traveling lane L2. . Then, the vehicle behavior prediction method and the vehicle behavior prediction device predict that the longer the start prediction time is, the higher the possibility that the prediction target vehicle Vb will change lanes to the adjacent driving lane L2.
予測対象車両Vbのドライバーは、停止車両Vcが発進するまでの時間が長くなると、車線変更を実施しようとする心理が初期的に働き、その後、車線変更動作を現実に開始する。したがって、発進予測時間を予測することで、車線変更動作が現実に開始される前に、車線変更の可能性を予測することができる。その結果、予測対象車両Vbの車線変更を早期に予測することができる。 The driver of the prediction target vehicle Vb initially has a mentality to change lanes when the time until the stopped vehicle Vc starts increases, and then actually starts the lane change operation. Therefore, by predicting the predicted start time, it is possible to predict the possibility of lane change before the lane change operation actually starts. As a result, the lane change of the prediction target vehicle Vb can be predicted early.
また、本実施形態の手法は、自車両走行車線L1に予測対象車両Vbが車線変更する場合には、予測対象車両Vbについて予測された車線変更の可能性に基づいて、自車両の減速制御を行っている。 Further, in the method of the present embodiment, when the prediction target vehicle Vb changes lanes to the own vehicle traveling lane L1, the deceleration control of the own vehicle is performed based on the predicted possibility of lane change for the prediction target vehicle Vb. Is going.
この手法によれば、予測対象車両Vbの車線変更を早期に予測することができるので、大きな挙動変化を伴うことなく、車両をスムーズに減速させることができる。 According to this method, the lane change of the prediction target vehicle Vb can be predicted at an early stage, so the vehicle can be smoothly decelerated without a large change in behavior.
また、本実施形態の手法は、隣接走行車線L2に対して移動物体の経路が交わる交差位置を取得し、停止車両Vc(予測対象車両Vb)の前方に交差位置が存在する場合に、発進予測時間が長い程、車線変更する可能性が高いと予測してもよい。 Further, the method of the present embodiment acquires the intersection position where the path of the moving object intersects with the adjacent lane L2, and when the intersection position exists in front of the stopped vehicle Vc (prediction target vehicle Vb), the start prediction is performed. It may be predicted that the longer the time, the higher the possibility of changing lanes.
この場合、交差位置は、交差道路R2が交差する交差点の位置、隣接走行車線L2から進入可能な脇道R4が交わる位置、隣接走行車線L2から進入可能な私有地Paが隣接する位置、又は、隣接走行車線L2を横断する横断歩道が交差する位置である。 In this case, the crossing position is the position of the intersection where the intersecting road R2 intersects, the position where the side road R4 that can be entered from the adjacent driving lane L2 intersects, the position adjacent to the private land Pa that can be entered from the adjacent driving lane L2, or the adjacent driving This is the position where the crosswalk crossing the lane L2 intersects.
交差位置にあっては、停止車両Vcが発生し易く、予測対象車両Vbが車線変更を行う傾向が高い。このような交差位置において発進予測時間を予測することで、予測対象車両Vbの車線変更を早期に予測することができる。 At the crossing position, a stopped vehicle Vc is likely to occur, and the prediction target vehicle Vb is highly likely to change lanes. By predicting the predicted start time at such an intersection position, the lane change of the prediction target vehicle Vb can be predicted early.
また、本実施形態の手法は、停止車両Vc前方の交通状況に基づいて、発進予測時間を予測してもよい。 Further, the method of the present embodiment may predict the predicted start time based on the traffic conditions ahead of the stopped vehicle Vc.
停止車両Vcは、前方の交通の影響を受けて停止していると考えられるので、その交通状況から、発進予測時間を精度よく予測することができる。これにより、予測対象車両Vbの車線変更の可能性を適切に予測することができる。 Since the stopped vehicle Vc is considered to be stopped under the influence of the traffic in front, the predicted start time can be accurately predicted from the traffic conditions. This makes it possible to appropriately predict the possibility of the prediction target vehicle Vb changing lanes.
また、本実施形態において、停止車両Vc前方の交通状況は、停止車両Vcの進路上に存在する横断歩道を渡る歩行者の状況、対向車線を走行する対向車両Vdの状況、停止車両Vcの前方に存在する信号機の状態、及び停止車両Vcの前方で発生している渋滞の状況のうち少なくとも一つを含むことが好ましい。 In this embodiment, the traffic conditions in front of the stopped vehicle Vc are the conditions of pedestrians crossing the pedestrian crossing on the path of the stopped vehicle Vc, the conditions of the oncoming vehicle Vd traveling in the oncoming lane, and the conditions in front of the stopped vehicle Vc. and a traffic jam situation occurring in front of the stopped vehicle Vc.
この手法によれば、発進予測時間を精度よく予測することができるので、車線変更の可能性を精度よく予測することができる。 According to this method, it is possible to accurately predict the predicted start time, and therefore it is possible to accurately predict the possibility of a lane change.
また、本実施形態の手法は、停止車両Vc前方の交通状況を取得できるか否かを判定する。そして、交通状況を取得できる場合には、交通状況に基づいて、発進予測時間を予測する。交通状況が取得できない場合には、隣接走行車線L2に停止する停止車両Vcを特定してから隣接走行車線L2において予測対象車両Vbが特定されるまでの停止時間を算出し、停止時間に基づいて車線変更の可能性を予測してもよい。 Further, the method of the present embodiment determines whether or not the traffic conditions in front of the stopped vehicle Vc can be acquired. Then, when the traffic conditions can be acquired, the predicted departure time is predicted based on the traffic conditions. When the traffic condition cannot be acquired, the stop time from the identification of the stopped vehicle Vc stopped in the adjacent lane L2 to the identification of the prediction target vehicle Vb in the adjacent lane L2 is calculated, and based on the stop time. The likelihood of lane changes may be predicted.
ドライバーが停止車両Vcを認識している時間が長ければ、車線変更を実施しようとする心理がドライバーに働くことが予測される。したがって、停止時間に応じて、車線変更を実施しようとする心理を推定することで、車線変更動作が現実に開始される前に、車線変更する可能性を判断することができる。これにより、予測対象車両Vbの車線変更を早期に予測することができる。 If the driver recognizes the stopped vehicle Vc for a long period of time, it is expected that the driver will have the mentality to change lanes. Therefore, by estimating the driver's intention to change lanes according to the stop time, it is possible to determine the possibility of changing lanes before the lane change operation actually starts. Thereby, it is possible to predict the lane change of the prediction target vehicle Vb at an early stage.
また、本実施形態の手法は、停止時間が長い程、車線変更する可能性が高いと予測してもよい。 Further, the method of the present embodiment may predict that the longer the stop time, the higher the possibility of changing lanes.
予測対象車両Vbのドライバーは、停止車両Vcが停止している状態を認識している時間が長くなると、車線変更を実施しようとする心理が働く傾向となる。したがって、停止時間に応じて、車線変更を実施しようとする心理を推定することで、車線変更動作が現実に開始される前に、車線変更する可能性を判断することができる。これにより、車線変更の可能性を早期に予測することができる。 When the driver of the prediction target vehicle Vb recognizes that the stopped vehicle Vc is stopped for a long period of time, he/she tends to have a mentality of trying to change lanes. Therefore, by estimating the driver's intention to change lanes according to the stop time, it is possible to determine the possibility of changing lanes before the lane change operation actually starts. As a result, the possibility of lane change can be predicted early.
また、本実施形態の手法は、発進予測時間が所定値以上であるか否かを判定し、発進予測時間が所定値以上である場合には、発進予測時間が長い程、前記車線変更する可能性が高いと予測する。一方、本実施形態の手法は、発進予測時間が判定時間よりも短い場合には、停止時間と発進予測時間との和に基づいて、車線変更の可能性を予測してもよい。 Further, the method of the present embodiment determines whether or not the predicted start time is equal to or longer than a predetermined value, and if the predicted start time is equal to or longer than the predetermined value, the longer the predicted start time, the more likely it is that the lane can be changed. predicted to be highly likely. On the other hand, the method of the present embodiment may predict the possibility of lane change based on the sum of the stop time and the predicted start time when the predicted start time is shorter than the determination time.
発進予測時間が短いような場合であっても、第2の他車両が停止している状態を認識している時間が長くなると、車線変更を実施しようとする心理が働く。したがって、停止時間に応じて、車線変更を実施しようとする心理を推定することで、車線変更動作が現実に開始される前に、車線変更する可能性を判断することができる。これにより、第1の他車両の車線変更を早期に予測することができる。 Even if the predicted start time is short, if the time during which the second other vehicle is stopped becomes longer, the driver will tend to change lanes. Therefore, by estimating the driver's intention to change lanes according to the stop time, it is possible to determine the possibility of changing lanes before the lane change operation actually starts. Thereby, it is possible to predict the lane change of the first other vehicle at an early stage.
また、本実施形態の手法は、予測対象車両Vbが自車両走行車線L1へ車線変更をしたときに交差位置を通過するまでの時間を第1の通過時間T1として予測する。加えて、予測対象車両Vbが車線変更をしないときに交差位置を通過するまでの時間を第2の通過時間T2として予測する。この場合、第1の通過時間T1と第2の通過時間T2との差ΔTに応じて、車線変更の可能性を修正してもよい。 Further, in the method of the present embodiment, the time required for the prediction target vehicle Vb to pass through the crossing position after changing lanes to the host vehicle traveling lane L1 is predicted as the first passing time T1. In addition, the time required for the prediction target vehicle Vb to pass through the intersection without changing lanes is predicted as a second passing time T2. In this case, the lane change possibility may be modified according to the difference ΔT between the first transit time T1 and the second transit time T2.
第1の通過時間T1が第2の通過時間T2よりも長い場合、ドライバーは、車線変更をせずに隣接走行車線L2をそのまま走行することが考えられる。そのため、時間差に応じて、車線変更の可能性を修正することで、精度よく予測を行うことができる。 If the first transit time T1 is longer than the second transit time T2, the driver may continue to drive in the adjacent lane L2 without changing lanes. Therefore, by correcting the possibility of a lane change according to the time difference, it is possible to make an accurate prediction.
また、本実施形態の手法は、自車両走行車線L1における渋滞状況、停止車両Vc前方の信号機状態の一方又は両方に基づいて、第1の通過時間T1を予測してもよい。 Further, the method of the present embodiment may predict the first transit time T1 based on one or both of the traffic congestion situation in the host vehicle traveling lane L1 and the traffic signal status in front of the stopped vehicle Vc.
自車両走行車線L1を通過する通過時間T1は、その自車両走行車線L1の渋滞状況、前方の信号機状態に左右される。これらの状況を考慮することで、第1の通過時間T1を適切に予測することができる。その結果、車線変更の可能性を精度よく補正することができる。 The passage time T1 for the vehicle to pass through the lane L1 depends on the traffic congestion in the lane L1 and the traffic signal in front of the vehicle. By considering these situations, the first transit time T1 can be properly predicted. As a result, it is possible to accurately correct the possibility of a lane change.
また、本実施形態の手法は、自車両走行車線L1へと車線変更する際の困難度合いを示す難易度を計算し、この難易度に応じて、車線変更の可能性を修正してもよい。 In addition, the method of the present embodiment may calculate a degree of difficulty indicating the degree of difficulty in changing lanes to the own vehicle driving lane L1, and modify the possibility of changing lanes according to the degree of difficulty.
自車両走行車線L1へと車線変更するのが難しい状況にあっては、ドライバーは、車線変更をせずに隣接走行車線L2をそのまま走行することが考えられる。そのため、困難度に応じて、車線変更の可能性を修正することで、より精度よく予測を行うことができる。 In a situation in which it is difficult to change lanes to the own vehicle's traveling lane L1, the driver may continue to travel in the adjacent traveling lane L2 without changing lanes. Therefore, by correcting the possibility of lane change according to the degree of difficulty, prediction can be performed with higher accuracy.
また、本実施形態の手法は、自車両走行車線L1において予測対象車両Vbの斜め後方にいる他車両と予測対象車両Vbとの車間距離、自車両走行車線L1において予測対象車両Vbの斜め前方にいる他車両と予測対象車両Vbとの車間距離、又は停止車両Vcと予測対象車両Vbとの車間距離に基づいて、難易度を計算してもよい。 In addition, the method of the present embodiment determines the inter-vehicle distance between the prediction target vehicle Vb and another vehicle that is diagonally behind the prediction target vehicle Vb in the host vehicle travel lane L1, The degree of difficulty may be calculated based on the inter-vehicle distance between the other vehicle and the prediction target vehicle Vb, or the inter-vehicle distance between the stopped vehicle Vc and the prediction target vehicle Vb.
予測対象車両Vbと、自車両走行車線L1の他車両とが接近している場合、車両を進路変更するためのスペースも制限されるため、車線変更が難しい。よって、車間距離を考慮することで、車線変更の難易度を定量的に評価することができる。車線変更の可能性を精度よく修正することができる。また、停止車両Vcに対して予測対象車両Vbが接近している場合、車両を進路変更するためのスペースも制限されるため、車線変更が難しい。よって、車間距離を考慮することで、車線変更の難易度を定量的に評価することができる。その結果、車線変更の可能性を適切に修正することができる。この際、予測対象車両Vbの斜め後方又は斜め前方を走行する自車両走行車線L1の他車両の数を考慮して、難易度を計算してもよい。 When the prediction target vehicle Vb is approaching another vehicle on the host vehicle travel lane L1, the space for changing the course of the vehicle is also limited, making it difficult to change lanes. Therefore, by considering the inter-vehicle distance, it is possible to quantitatively evaluate the difficulty of changing lanes. Possibility of lane change can be corrected with high accuracy. Further, when the prediction target vehicle Vb is approaching the stopped vehicle Vc, the space for changing the course of the vehicle is also limited, making it difficult to change lanes. Therefore, by considering the inter-vehicle distance, it is possible to quantitatively evaluate the difficulty of changing lanes. As a result, the possibility of lane changes can be appropriately corrected. At this time, the degree of difficulty may be calculated in consideration of the number of other vehicles in the host vehicle travel lane L1 that run diagonally behind or diagonally in front of the prediction target vehicle Vb.
なお、上述した実施形態では、自車両走行車線L1に隣接する隣接走行車線L2を走行する予測対象車両Vbが自車両走行車線L1へと車線変更するとして、その車線変更の可能性を予測した。しかしながら、本実施形態に係る車両挙動予測方法及び車両挙動予測装置は、予測対象車両と自車両とが隣接する走行車線にそれぞれ存在する必要はなく、予測対象車両が自身の走行車線(第1の走行車線)から、その隣の走行車線(第2の走行車線)へと車線変更する可能性を予測するものであればよい。 In the above-described embodiment, the possibility of the lane change is predicted assuming that the prediction target vehicle Vb traveling in the adjacent lane L2 adjacent to the own vehicle traveling lane L1 changes lanes to the own vehicle traveling lane L1. However, in the vehicle behavior prediction method and the vehicle behavior prediction device according to the present embodiment, it is not necessary for the prediction target vehicle and the own vehicle to exist in adjacent driving lanes. It is sufficient to predict the possibility of changing lanes from a driving lane) to an adjacent driving lane (second driving lane).
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。 While embodiments of the present invention have been described above, the discussion and drawings forming part of this disclosure should not be construed as limiting the invention. Various alternative embodiments, implementations and operational techniques will become apparent to those skilled in the art from this disclosure.
1 物体検出装置
2a 検出統合部
2b 物体追跡部
3 自車位置推定装置
4 地図取得装置
5 地図内位置推定部
10 挙動予測部
11 車線判定部
12 車両特定部
13 交差位置取得部
14 要因取得部
15 タイミング予測部
16 停止時間取得部
17 効果計算部
18 難易度計算部
19 車線変更計算部
20 車両制御部
50 マイクロコンピュータ
1
Claims (14)
コンピュータが、
地図情報と、前記センサによる物体検出で得られた情報とに基づいて、前記他車両の中から、車線変更する可能性を予測する第1の他車両、及び前記第1の他車両が走行する第1の走行車線上において前記第1の他車両前方に停止する第2の他車両を特定し、
車車間通信又は路車間通信を行う通信装置から、又は前記センサによる物体検出で得られた情報から、前記第2の他車両前方の交通状況を取得し、
前記地図情報及び前記交通状況に基づいて、前記第2の他車両が停止している要因である停止要因を取得し、
前記停止要因が解消するタイミングを予測し、前記停止要因が解消するタイミングに基づいて前記第2の他車両が発進するまでの時間である発進予測時間を予測し、
前記発進予測時間が長い程、前記第1の他車両が前記第1の走行車線から前記第1の走行車線に隣接する第2の走行車線へと車線変更する可能性が高いと予測する
車両挙動予測方法。 A sensor detects objects including other vehicles around the vehicle,
the computer
Based on map information and information obtained by object detection by the sensor, a first other vehicle that predicts a possibility of changing lanes and the first other vehicle run from among the other vehicles. identifying a second other vehicle that stops in front of the first other vehicle on the first travel lane ;
Obtaining traffic conditions in front of the second other vehicle from a communication device that performs vehicle-to-vehicle communication or road-to-vehicle communication or from information obtained by object detection by the sensor;
acquiring a stop factor that is a factor for the second other vehicle to stop based on the map information and the traffic condition;
predicting the timing at which the stop factor is resolved; predicting the predicted start time, which is the time until the second other vehicle starts, based on the timing at which the stop factor is resolved ;
It is predicted that the longer the predicted start time, the higher the possibility that the first other vehicle will change lanes from the first traveling lane to the second traveling lane adjacent to the first traveling lane. Forecast method.
前記第1の他車両前方に前記交差位置が存在する場合に、前記発進予測時間が長い程、前記車線変更する可能性が高いと予測する
請求項1記載の車両挙動予測方法。 Acquiring an intersection position where the path of the moving object intersects with the first travel lane;
2. The vehicle behavior prediction method according to claim 1, wherein when the intersection position exists in front of the first other vehicle, the longer the predicted start time is, the higher the possibility of the lane change is predicted.
請求項2記載の車両挙動予測方法。 The intersection position is a position of an intersection where cross roads intersect, a position where side roads that can be entered from the first traveling lane intersect, a position where private land that can be entered from the first traveling lane is adjacent, or the first 3. The vehicle behavior prediction method according to claim 2, wherein the vehicle behavior prediction method is a position at which a crosswalk crossing the driving lane of the vehicle intersects.
前記第2の他車両を特定し、
前記第2の他車両を特定した後、前記第1の走行車線を走行する他車両の中から、所定の条件を満たす他車両を、前記所定の条件を満たした段階で前記第1の他車両として特定する処理を含み、
前記所定の条件は、
前記自車両よりも前方を走行していること、前方に前記第2の他車両が存在していること、及び、前記第2の他車両との車間距離が閾値よりも短いことを含む
請求項1から3のいずれか1項記載の車両挙動予測方法。 The process of specifying the first other vehicle and the second other vehicle includes:
identifying the second other vehicle;
After the second other vehicle is identified, another vehicle that satisfies a predetermined condition is selected from among the other vehicles traveling in the first lane, and the first other vehicle is selected when the predetermined condition is satisfied. including processing to identify as
The predetermined condition is
2. The method includes running ahead of the own vehicle, the presence of the second other vehicle ahead, and the distance between the second other vehicle being shorter than a threshold value. 4. The vehicle behavior prediction method according to any one of 1 to 3.
請求項1記載の車両挙動予測方法。 The traffic conditions in front of the second other vehicle include the situation of pedestrians crossing a pedestrian crossing in the path of the second other vehicle, the situation of oncoming vehicles traveling in oncoming lanes, and the situation in front of the second other vehicle. 2. The vehicle behavior prediction method according to claim 1 , further comprising at least one of a state of a traffic light existing in the vehicle and a traffic jam situation occurring ahead of the second other vehicle.
前記交通状況を取得できる場合には、
前記交通状況に基づいて、前記発進予測時間を予測し、
前記交通状況が取得できない場合には、
前記第1の走行車線に停止する前記第2の他車両が特定されてから前記第1の走行車線において前記第1の他車両が特定されるまでの時間である停止時間を取得し、
前記停止時間に基づいて、前記車線変更する可能性を予測する
請求項4記載の車両挙動予測方法。 Determining whether or not the traffic condition ahead of the second other vehicle can be acquired,
If the traffic conditions can be acquired,
predicting the predicted departure time based on the traffic conditions;
If the traffic conditions cannot be acquired,
Acquiring a stop time that is the time from when the second other vehicle stopped in the first traffic lane is identified until when the first other vehicle is identified in the first traffic lane;
5. The vehicle behavior prediction method according to claim 4 , wherein the possibility of changing lanes is predicted based on the stop time.
請求項6記載の車両挙動予測方法。 The vehicle behavior prediction method according to claim 6, wherein the longer the stop time is, the higher the possibility of changing lanes is predicted.
前記発進予測時間が前記所定値以上である場合には、
前記発進予測時間が長い程、前記車線変更する可能性が高いと予測し、
前記発進予測時間が前記所定値よりも短い場合には、
前記第2の他車両を検出してから前記第1の他車両が決定されるまでの時間である停止時間と前記発進予測時間との和に基づいて、前記車線変更する可能性を予測する
請求項4項記載の車両挙動予測方法。 Determining whether the predicted start time is equal to or greater than a predetermined value,
When the predicted start time is equal to or greater than the predetermined value,
Predicting that the longer the predicted start time, the higher the possibility of changing the lane,
When the predicted start time is shorter than the predetermined value,
Predicting the possibility of the lane change based on the sum of the stop time, which is the time from the detection of the second other vehicle to the determination of the first other vehicle, and the predicted start time. Item 4. Vehicle behavior prediction method according to item 4 .
前記第1の他車両が車線変更をしない場合における前記交差位置を通過するまでの時間を第2の通過時間として予測し、
前記第1の通過時間と前記第2の通過時間との時間差に応じて、前記車線変更する可能性を修正する
請求項2記載の車両挙動予測方法。 estimating the time until the first other vehicle passes through the intersection position when the first other vehicle changes lanes to the second traveling lane as a first passage time;
estimating the time until the first other vehicle passes through the intersection position when the first other vehicle does not change lanes as a second passage time;
3. The vehicle behavior prediction method according to claim 2, wherein the possibility of changing lanes is corrected according to the time difference between the first passing time and the second passing time.
請求項9記載の車両挙動予測方法。 10. The vehicle behavior prediction method according to claim 9, wherein the first passage time is predicted based on one or both of traffic congestion conditions in the second travel lane and a traffic signal condition ahead of the first other vehicle.
前記難易度に応じて、前記車線変更する可能性を修正する
請求項1から10のいずれか1項記載の車両挙動予測方法。 calculating a difficulty level indicating the degree of difficulty in changing lanes from the first driving lane to the second driving lane;
11. The vehicle behavior prediction method according to any one of claims 1 to 10, wherein the possibility of changing lanes is modified according to the degree of difficulty.
請求項11記載の車両挙動予測方法。 The inter-vehicle distance between the second other vehicle running diagonally behind the first other vehicle and the first other vehicle in the first running lane, and the distance diagonally in front of the first other vehicle The inter-vehicle distance between the other vehicle on the second driving lane and the first other vehicle on the first driving lane, or the first other vehicle on the first driving lane and the second other vehicle on the first driving lane. 12. The vehicle behavior prediction method according to claim 11, wherein said difficulty level is calculated based on the inter-vehicle distance from the vehicle.
車車間通信又は路車間通信を行う通信装置と、
地図情報を取得する地図取得装置と、
前記他車両の挙動を予測する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記地図取得装置の前記地図情報と、前記センサによる物体検出で得られた情報とに基づいて、前記他車両の中から、車線変更する可能性を予測する第1の他車両、及び前記第1の他車両が走行する第1の走行車線上において前記第1の他車両前方に停止する第2の他車両を特定し、
前記通信装置から、又は前記センサによる物体検出で得られた情報から、前記第2の他車両前方の交通状況を取得し、
前記地図情報及び前記交通状況に基づいて、前記第2の他車両が停止している要因である停止要因を取得し、
前記停止要因が解消するタイミングを予測し、前記停止要因が解消するタイミングに基づいて前記第2の他車両が発進するまでの時間である発進予測時間を予測し、
前記発進予測時間が長い程、前記第1の他車両が前記第1の走行車線から前記第1の走行車線に隣接する第2の走行車線へと車線変更する可能性が高いと予測する
車両挙動予測装置。 a sensor that detects objects including other vehicles around the own vehicle;
a communication device that performs vehicle-to-vehicle communication or road-to-vehicle communication;
a map acquisition device for acquiring map information;
a control unit that predicts the behavior of the other vehicle;
The control unit
a first other vehicle that predicts a possibility of changing lanes from among the other vehicles based on the map information of the map acquisition device and information obtained by object detection by the sensor ; identifying a second other vehicle that stops in front of the first other vehicle on a first traffic lane on which the other vehicle travels;
Acquiring traffic conditions in front of the second other vehicle from the communication device or from information obtained by object detection by the sensor;
acquiring a stop factor that is a factor for the second other vehicle to stop based on the map information and the traffic condition;
predicting the timing at which the stop factor is resolved; predicting the predicted start time, which is the time until the second other vehicle starts, based on the timing at which the stop factor is resolved ;
It is predicted that the longer the predicted start time, the higher the possibility that the first other vehicle will change lanes from the first traveling lane to the second traveling lane adjacent to the first traveling lane. prediction device.
車車間通信又は路車間通信を行う通信装置と、
地図情報を取得する地図取得装置と、
前記他車両の挙動を予測し、前記他車両の挙動に基づいて車両を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、
前記地図取得装置の前記地図情報と、前記センサによる物体検出で得られた情報とに基づいて、前記他車両の中から、車線変更する可能性を予測する第1の他車両、及び前記第1の他車両が走行する第1の走行車線上において前記第1の他車両前方に停止する第2の他車両を特定し、
前記通信装置から、又は前記センサによる物体検出で得られた情報から、前記第2の他車両前方の交通状況を取得し、
前記地図情報及び前記交通状況に基づいて、前記第2の他車両が停止している要因である停止要因を取得し、
前記停止要因が解消するタイミングを予測し、前記停止要因が解消するタイミングに基づいて前記第2の他車両が発進するまでの時間である発進予測時間を予測し、
前記発進予測時間が長い程、前記第1の他車両が前記第1の走行車線から前記第1の走行車線に隣接する第2の走行車線へと車線変更する可能性が高いと予測し、
自車両が走行している走行車線が前記第2の走行車線である場合に、予測された前記車線変更する可能性に基づいて自車両の減速制御を行う
車両制御装置。 a sensor that detects objects including other vehicles around the own vehicle;
a communication device that performs vehicle-to-vehicle communication or road-to-vehicle communication;
a map acquisition device for acquiring map information;
a control unit that predicts the behavior of the other vehicle and controls the vehicle based on the behavior of the other vehicle;
The control unit
a first other vehicle that predicts a possibility of changing lanes from among the other vehicles based on the map information of the map acquisition device and information obtained by object detection by the sensor ; identifying a second other vehicle that stops in front of the first other vehicle on a first traffic lane on which the other vehicle travels;
Acquiring traffic conditions in front of the second other vehicle from the communication device or from information obtained by object detection by the sensor;
acquiring a stop factor that is a factor for the second other vehicle to stop based on the map information and the traffic condition;
predicting the timing at which the stop factor is resolved; predicting the predicted start time, which is the time until the second other vehicle starts, based on the timing at which the stop factor is resolved ;
Predicting that the longer the predicted start time, the higher the possibility that the first other vehicle will change lanes from the first traffic lane to the second traffic lane adjacent to the first traffic lane,
A vehicle control device that performs deceleration control of the own vehicle based on the predicted possibility of lane change when the lane in which the own vehicle is traveling is the second lane.
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