JP7274217B2 - moving device - Google Patents
moving device Download PDFInfo
- Publication number
- JP7274217B2 JP7274217B2 JP2020027985A JP2020027985A JP7274217B2 JP 7274217 B2 JP7274217 B2 JP 7274217B2 JP 2020027985 A JP2020027985 A JP 2020027985A JP 2020027985 A JP2020027985 A JP 2020027985A JP 7274217 B2 JP7274217 B2 JP 7274217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- space
- moving device
- air
- pressure
- expands
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Description
本発明は、配管等の中を移動するための装置に関するものである。 The present invention relates to a device for traveling in pipes or the like.
従来から配管内を移動させる種々の装置が考案されており、例えば特許文献1には細い管内において長い距離をスムーズに移動させるための管内移動装置が開示されている。
Conventionally, various devices for moving inside a pipe have been devised. For example,
しかし、特許文献1に開示された管内移動装置10は、図2とその説明部分等に記されているように、3つの伸縮部21,22,23の各空気室Rにそれぞれエアーチューブ41,42,43で空気を供給する構成であるため、空気室Rの数だけエアーチューブが必要になる。このことから、これらのエアーチューブ41,42,43を内蔵した管内移動装置10の構成は必然的に煩雑なものになると共に、装置全体の小型化に制約が生じるという課題がある。
However, in the
また、上記エアーチューブの数が増えれば増える程、エアーチューブ自体の重量が増大し、移動装置が牽引しなければならない荷重も増えてしまうため、推進力が不足したり、推進速度が低下してしまうという課題がある。 In addition, as the number of air tubes increases, the weight of the air tubes themselves increases, and the load that must be pulled by the moving device also increases. There is a problem of stowing.
また、上記エアーチューブの数が増えれば増える程、各エアーチューブの径の大きさは制限されるため、各空気室Rにおいて給排気できる単位時間当たりの空気量が減少してしまい、結果として推進速度が上げられなくなってしまうという課題がある。 In addition, as the number of air tubes increases, the diameter of each air tube is restricted, so the amount of air that can be supplied and exhausted in each air chamber R per unit time decreases, resulting in propulsion. There is a problem that the speed cannot be increased.
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、簡易で小型化できる構成を有し、高速な移動を実現できる移動装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a mobile device that has a simple and compact configuration and that can move at high speed.
上記課題を解決するため、本発明は、第一の方向に伸縮する第一の空間と、第一の空間と第一の方向に連通し、第一の方向に垂直な第二の方向に伸縮する第二の空間を有する第一の筐体と、第二の方向に伸縮する第三の空間と、第三の空間と第一の方向に連通し、第一及び第二の方向に伸縮する第四の空間を有すると共に、第四の空間は第一の空間に内包された第二の筐体を備えた移動装置を提供する。 In order to solve the above problems, the present invention provides a first space that expands and contracts in a first direction, a first space that communicates with the first space in the first direction, and expands and contracts in a second direction perpendicular to the first direction. a first housing having a second space that expands and contracts in a second direction; a third space that expands and contracts in a second direction; communicates with the third space in the first direction and expands and contracts in the first and second directions; A mobile device is provided having a fourth space, the fourth space comprising a second housing enclosed within the first space.
本発明によれば、簡易で小型化できる構成を有し、高速な移動を実現できる移動装置を提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a moving device that has a simple and compact configuration and can realize high-speed movement.
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Embodiments of the present invention will be described in detail below with reference to the drawings. The same reference numerals in the drawings indicate the same or corresponding parts.
[実施の形態1]
以下において、いわゆる尺取り虫運動を行うことによって配管内を移動する本発明の実施の形態1に係る移動装置1について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動装置1の構成を示す横断面図である。図1に示されるように、移動装置1は第一の方向(同図の上下方向であり、以下では「軸方向」という。)に連通した斜線で示された空気室R1,R2を有し、軸方向及びそれに垂直な第二の方向(以下、「半径方向」という。)に伸縮する円筒状の筐体B1と、上記軸方向に連通した空気室R3,R4を有すると共に、空気室R4は空気室R1に内包され、上記軸方向及び上記半径方向に伸縮する円筒状の筐体B2とを備える。なお、筐体B1,B2は柔軟性を有するシリコン樹脂などの第一の弾性体により構成すると好適である。
[Embodiment 1]
A
FIG. 1 is a cross-sectional view showing the configuration of a
ここで、空気室R2は、筐体B1を仕切ると共に筐体B1,B2を結合する仕切り部7と、移動装置1の一端に設けられた仕切り部9、及び両仕切り部7,9を連結する筒状の布13により、上記軸方向への伸縮が規制され、上記半径方向にのみ伸縮可能とされる。
Here, the air chamber R2 includes a
また、空気室R3も同様に、移動装置1の他端に設けられた仕切り部3と、筐体B1,B2を結合する仕切り部5、及び両仕切り部3,5を連結する筒状の布11により、上記軸方向への伸縮が規制され、上記半径方向にのみ伸縮可能とされる。
Similarly, the air chamber R3 also includes a
また、仕切り部5,7の間において、筐体B1には上記軸方向への伸縮に付勢する第二の弾性体としてバネ10が巻かれ、空気室R1及び空気室R4は上記半径方向への伸長が規制され、上記軸方向にのみ伸縮可能とされる。
A
また、空気室R2には外部と連通するチューブT1が設けられ、空気室R4には空気室R2内を通って外部と連通するチューブT2が設けられる。ここで、空気室R1~R4へ空気を供給するために必要なチューブT1,T2の本数は2本とされる。また、上記のように仕切り部7,9の間の部分は上記軸方向への伸縮が規制されることにより、空気室R2内のチューブT2も伸縮しないことになる。移動装置1は、このように簡素な構成を有するため、容易に小型化することができる。
The air chamber R2 is provided with a tube T1 communicating with the outside, and the air chamber R4 is provided with a tube T2 passing through the air chamber R2 and communicating with the outside. Here, two tubes T1 and T2 are required to supply air to the air chambers R1 to R4. Further, since the portion between the
上記のように移動装置1は、仕切り部5,7の間において空気室R1,R4がオーバーラップした構成を有するため、以下においては本構成部分を「オーバーラップ部」という。また、仕切り部3,5の間、及び仕切り部7,9の間の両構成部分を「非オーバーラップ部」という。
As described above, the
上記の空気室R1~R4には、チューブT1,T2を介して外部から空気が供給され、若しくは外部へ空気が流出して室内の圧力が制御されるが、非オーバーラップ部の膨張とオーバーラップ部の上記軸方向の伸長は異なる圧力域で発生する。 Air is supplied from the outside through tubes T1 and T2 to the air chambers R1 to R4, or air flows out to the outside to control the pressure in the chambers. The axial elongation of the parts occurs in different pressure ranges.
具体的には、後述するように、非オーバーラップ部の膨張に必要な圧力は、オーバーラップ部の伸長に必要な圧力よりも低いものとされている。そのため、チューブT1,T2を介して空気室R1~R4へ空気を供給した場合、非オーバーラップ部が最初に膨張し、その後にオーバーラップ部が伸長することになる。 Specifically, as will be described later, the pressure required to inflate the non-overlapping portion is lower than the pressure required to extend the overlapping portion. Therefore, when air is supplied to the air chambers R1 to R4 through the tubes T1 and T2, the non-overlapping portions expand first, and then the overlapping portions expand.
なお、空気室R1~R4へ供給する空気の圧力は移動装置1の外部で制御されるため、移動装置1は電磁弁等の空気制御弁を備える必要はない。このため、電気による引火の可能性を排除でき、防爆性を担保することができる。
Since the pressure of the air supplied to the air chambers R1 to R4 is controlled outside the moving
また、移動装置1は空気制御弁やそれに付随する機器が搭載されないことにより、故障のリスクが低減されるとともに、装置の小型化も容易となる。
Further, since the
図2は、図1に示された移動装置1の動作を説明する図である。なお、図中のX軸は上記軸方向における移動装置1の位置を示す座標軸である。以下において、本図を参照しつつ、移動装置1の動作を説明する。
FIG. 2 is a diagram for explaining the operation of the
移動装置1の推進動作では、以下のように、空気室R1~R4の圧力が圧力P1,P2,P3及び圧力ゼロ(大気開放)の4状態間で切り替えられる。ここで、圧力P1はゼロより大きく、圧力P2は圧力P1より大きく、圧力P3は圧力P2以上とされる。そして、これら圧力P1,P2,P3の値は、筐体B1,B2の材質やバネ10の特性によって規定されるが、一例として圧力P1を30kPa、圧力P2を80kPa、圧力P3を100kPaとすることにより推進動作が実現される。
In the propulsion operation of the
なお、上記のような圧力の切り替えは、電気信号に応じて圧力を可変するバルブ(電空レギュレータ)によって制御することができ、当該電空レギュレータはマイコンによるシーケンス制御によりコントロールすることができる。 The pressure switching as described above can be controlled by a valve (electro-pneumatic regulator) that varies the pressure according to an electrical signal, and the electro-pneumatic regulator can be controlled by a sequence control by a microcomputer.
移動装置1は、図2(a)に示されるように、初期状態において先端部が座標X1の位置になるように配管(図示していない)内に静置されているものとする。次に、図2(b)に示されるように、チューブT1を介して圧力P1の空気を空気室R1,R2へ供給することによって、空気室R2が膨張する。これより、移動装置1は、空気室R2の部分において上記配管に対して圧接するため、先端が座標X1となる位置で固定される。
As shown in FIG. 2(a), the moving
次に、図2(c)に示されるように、チューブT1を介して空気室R1,R2へ供給する空気の圧力を圧力P2まで高めてゆくと、バネ10が巻かれた空気室R1はX軸方向へ先端が座標X2となるまで伸長する。
Next, as shown in FIG. 2(c), when the pressure of the air supplied to the air chambers R1 and R2 through the tube T1 is increased to pressure P2 , the air chamber R1 around which the
次に、図2(d)に示されるように、空気室R1,R2の圧力を圧力P2に保持した状態でチューブT2を介して圧力P3の空気を空気室R3,R4へ供給すると、空気室R3が膨張する。これより、移動装置1は、空気室R3の部分において上記配管に対して圧接するため、先端が座標X2となる位置で固定される。
Next, as shown in FIG. 2(d), when the pressure of the air chambers R1 and R2 is maintained at the pressure P2 and the air of the pressure P3 is supplied to the air chambers R3 and R4 through the tube T2, Air chamber R3 expands. As a result, the
次に、図2(e)に示されるように、空気室R3,R4の圧力を圧力P3に保持した状態で空気室R1,R2を大気開放して室内の圧力をゼロまで減圧すると、空気室R2は収縮して上記配管と離れた状態になる。 Next, as shown in FIG. 2(e), with the pressure in the air chambers R3 and R4 maintained at pressure P3 , the air chambers R1 and R2 are released to the atmosphere to reduce the pressure in the chambers to zero. The chamber R2 is contracted and separated from the pipe.
次に、図2(f)に示されるように、チューブT2を介して空気室R3,R4へ供給する空気の圧力を圧力P1まで減圧すると、先端が座標X2となる位置で固定された状態で、バネ10の弾性により空気室R4がX軸方向に収縮する。なお、空気室R3,R4を大気開放して室内の圧力をゼロまで減圧すれば、移動装置1は先端が座標X2となる位置で図2(a)に示された状態に戻ることになる。
Next, as shown in FIG. 2(f), when the pressure of the air supplied to the air chambers R3 and R4 through the tube T2 is reduced to the pressure P1 , the tip is fixed at the coordinate X2. Then, the elasticity of the
以上のように、移動装置1は、図2(a)から図2(f)に示された1サイクルの動作を順に行うことで、X軸方向へ座標(X2-X1)の長さだけ前進することになるため、本動作を繰り返すことで尺取り虫のように前進することが可能になる。また、図2(a)から図2(f)に示された動作を逆順に行うことによって、移動装置1を配管内で後退させることができる。
As described above, the moving
上記において、上記配管内における管壁を保持する力(保持力、すなわちグリップ力)は圧力P1によって生み出され、圧力P1が大きいほど保持力は大きくなる。これは、より高い圧力で空気室が膨張することで配管との密着度が高くなり大きな摩擦を得られるためである。ゆえに、圧力P1を大きくした方がスリップしづらくなって推進時の安定性が高まることになる。 In the above, the force (holding force, ie, gripping force) that holds the pipe wall in the pipe is generated by the pressure P1 , and the larger the pressure P1 , the larger the holding force. This is because the expansion of the air chamber with a higher pressure results in a higher degree of adhesion with the piping, resulting in greater friction. Therefore, the greater the pressure P1 , the less likely it is to slip and the more stable the vehicle will be during propulsion.
一方で、前方へ伸長する力は圧力P3と圧力P2の差圧によって生み出され、この差圧が大きいほど伸長力が大きくなる。ゆえに、圧力P3を高く設定することが上記伸長力を大きくするためには有効となる。 On the other hand, the forward elongating force is produced by the differential pressure between pressures P3 and P2 , the greater the differential pressure, the greater the elongating force. Therefore, setting the pressure P3 high is effective in increasing the extension force.
なお、上記筐体B1,B2の形状は、上記軸方向に延伸する空間を有するものであれば円筒状に限られない。また、オーバーラップ部のバネ10に替えて、シリコン素材の中に螺旋上に配置した繊維を織り込むことによって、上記軸方向にのみ伸縮させるようにしても良い。
The shape of the housings B1 and B2 is not limited to a cylindrical shape as long as it has a space extending in the axial direction. Further, instead of the
また、筒状の布11,13の周囲に滑り止めを付すことで、移動装置1の走行性を向上させることが可能となる。
In addition, by providing a non-slip material around the
また、上記移動装置1では、1サイクルの動作におけるストロークを長くすることができると共に、チューブT1,T2の数を少なくして各チューブT1,T2の径を大きくすることで空気室R1~R4において給排気できる単位時間当たりの空気量を増加させることができるため、高速な移動を実現することができる。
In addition, in the moving
さらに、筐体B1,B2は柔軟性を有するため、移動装置1は上記配管が湾曲している場合でもその中を容易に移動することができる。
Furthermore, since the housings B1 and B2 have flexibility, the moving
以上より、本発明の実施の形態1に係る移動装置1によれば、簡易な構成を採用するため設計や製造、小型化が容易であって、製造コストも低減されるとともに、高速な移動速度や湾曲管内の高い通過性を同時に実現することができる。
As described above, according to the moving
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2に係る移動装置50は、上記実施の形態1に係る移動装置1と同様な構成を有するため、以下においては共通部分の説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
[Embodiment 2]
Since the
図3は、本発明の実施の形態2に係る移動装置50の構成を示す横断面図である。図3に示されるように、移動装置50は、上記軸方向に延伸し、筐体B2内及び空気室R2内を通るよう配設された中空管RCと、上記軸方向に延伸し中空管RCに内蔵されたバネ15をさらに備える。
FIG. 3 is a cross-sectional view showing the configuration of a moving
ここで、より具体的には、中空管RCは、バネ15の周囲をシリコンゴムなどの伸縮性がある素材で覆った芯材とされ、移動装置50の軸中心に配置される。
Here, more specifically, the hollow tube RC is a core material in which the periphery of the
このような構成を有する本発明の実施の形態2に係る移動装置50によれば、上記実施の形態1に係る移動装置1と同様な効果を奏するが、さらに、その中心軸に沿って中空管RCのバネ15内に中空部を確保することができるため、工業用内視鏡やカメラ、その他センサ類の配線を本中空部に通して当該外部機器と一体化することにより、当該外部機器の移動手段として容易に活用することができる。
According to the moving
以下においては、図4を参照しつつ、移動装置50の活用例について説明する。長距離に渡って配管の中を移動装置50が進行する場合には、上記チューブT1,T2や上記配線(以下、「配線類」という。)を牽引するために大きな力が必要になる。従って、単体の移動装置50を使用するのみでは推進力が不足することが危惧される。
An example of utilization of the
そこで、図4に示されるように、配線類Wを上記中空部に通した複数の移動装置50を組み合わせて使用することによって、より大きな推進力を得ることが好適である。なお、図中の両矢印は各移動装置50が上記の伸縮動作を行うことを示している。
Therefore, as shown in FIG. 4, it is preferable to obtain a greater propulsive force by combining a plurality of moving
また、移動装置50が配線類Wを牽引するためには、配線類Wが移動装置50に固定される必要がある。ここで例えば、配線類Wは移動装置50の進行方向先端部に固定する方法が考えられる。この方法では、移動装置50の前進時には本装置が伸びようとする力により配線類Wが進行方向へ引っ張られ、移動装置50の後退時には本装置が縮もうとする力により配線類Wが進行方向と逆の方向へ引っ張られることになる。
In order for the moving
一方で、上記のように配線類Wを移動装置50と固定する方法に替えて、配線類Wと移動装置50は固定せず、図4に示されるように、配線類Wの途中にストッパSTを設ける方法を採用しても良い。この方法では、移動装置50が前進または後退時にストッパSTに対して引っかかることを利用して配線類Wが牽引される。このことから、移動装置50の前進および後退のいずれの時にも、配線類Wは移動装置50が伸びようとする力により引っ張られることになる。
On the other hand, instead of fixing the wires W to the moving
また、図4に示されるように複数の移動装置50を連結して使用すれば、曲管の中における本装置の通過性を向上させることができる。以下では、図5を参照しつつ、本通過性について詳しく説明する。なお、図5(a)及び図5(b)における矢印は共に、移動装置50の進行方向を示す。
Also, by using a plurality of moving
図5(a)に示されるように、移動装置50が曲管Pを通過する時には配線類Wが曲管Pの内側部分CNに押さえつけられる。このとき、使用する移動装置50が単体である場合には、当該移動装置50は前方から配線類Wを引っ張ることになるため、上記内側部分CNと配線類Wとの接触面に大きな摩擦が発生してしまい通過性が低下する。
As shown in FIG. 5(a), when the moving
一方、図5(b)に示されるように、複数の移動装置50を使用する場合には、配線類Wには前方から引っ張られる力だけでなく後方から押し出される力も働くため、上記内側部分CNと配線類Wとの接触面に生じる摩擦が低減されて通過しやすくなる。
On the other hand, as shown in FIG. 5(b), when a plurality of moving
また、上記のように複数の移動装置50を連結して使用する場合には、各移動装置50のチューブT1同士及びチューブT2同士を取りまとめ、それぞれ共通のチューブを用いて空気を供給するようにすれば、連結する移動装置50の数が増えたときにもチューブの数を増やすことなく駆動することができる。
Further, when a plurality of moving
なお、上記において、移動装置1,50は空気の替わりに、例えば水や油といった液体などの空気以外の流体を用いて駆動することもできる。空気を用いる場合には、その圧縮性の影響で移動装置1,50は駆動時に応答の遅れが生じるが、液体には空気のような圧縮性がないため、液体を用いれば上記遅れの影響を小さくして移動の高速化を実現することができる。
In the above, the moving
また、防爆性や大幅な小型化が求められない使用環境であれば、移動装置1,50内に電磁弁を内蔵することで、上記圧力の切り替えに要する時間を短縮でき、移動速度を向上させることができる。同様に、移動装置1,50内に超小型のポンプを内蔵することによっても、上記圧力の切り替えに要する時間を短縮できる。特に、移動装置1,50を長距離駆動する場合には、チューブT1,T2が長くなり給排気できる単位時間当たりの空気量が低下するために移動速度が落ちることから、ポンプを内蔵することが有効となる。
In addition, if the use environment does not require explosion-proofness or significant miniaturization, by incorporating a solenoid valve in the moving
1,50 移動装置
3,5,7,9 仕切り部
10,15 バネ
11,13 布
B1,B2 筐体
R1~R4 空気室
RC 中空管
T1,T2 チューブ
1, 50 moving
Claims (7)
前記第二の方向に伸縮する第三の空間と、前記第三の空間と前記第一の方向に連通し、前記第一及び第二の方向に伸縮する第四の空間を有すると共に、前記第四の空間は前記第一の空間に内包された第二の筐体を備えた移動装置。 A first space that expands and contracts in a first direction, and a second space that communicates with the first space in the first direction and expands and contracts in a second direction perpendicular to the first direction. a housing;
a third space that expands and contracts in the second direction; and a fourth space that communicates with the third space in the first direction and expands and contracts in the first and second directions; A fourth space is a mobile device comprising a second housing enclosed in the first space.
前記第一の空間を構成する前記第一の弾性体が前記第二の方向へ伸長することを規制すると共に、前記第一の空間を構成する前記第一の弾性体の前記第一の方向への伸縮に付勢する第二の弾性体と、
前記第二の空間及び前記第三の空間を構成する前記第一の弾性体が、前記第一の方向へ伸縮することを規制する規制体をさらに備えた、請求項1に記載の移動装置。 The first and second housings are composed of a first elastic body that expands and contracts in the first direction and the second direction,
The first elastic body forming the first space is restricted from being stretched in the second direction, and the first elastic body forming the first space is stretched in the first direction. a second elastic body that biases the expansion and contraction of
2. The moving device according to claim 1, further comprising a restricting body restricting said first elastic body constituting said second space and said third space from expanding and contracting in said first direction.
前記第二の弾性体はバネである、請求項2に記載の移動装置。 the first elastic body is silicone resin,
3. The moving device according to claim 2, wherein said second elastic body is a spring.
前記第一の方向において前記第二若しくは前記第三の空間を規定する二つの仕切り部と、
前記二つの仕切り部を連結させる連結部を含む、請求項2に記載の移動装置。 The regulator is
two partitions that define the second or third space in the first direction;
3. The moving device according to claim 2, further comprising a connecting portion that connects the two partitions.
前記第二の空間内を通って前記第四の空間と前記外部とを連通する第二の管をさらに備えた、請求項1に記載の移動装置。 a first pipe communicating between the second space and the outside;
2. The moving device according to claim 1, further comprising a second pipe that passes through said second space and communicates said fourth space with said outside.
前記第一の方向に延伸し、前記中空管に内蔵されたバネをさらに備えた、請求項1に記載の移動装置。
a hollow tube extending in the first direction and arranged to pass through the second housing and the second space;
2. The moving device of claim 1, further comprising a spring extending in said first direction and contained within said hollow tube.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020027985A JP7274217B2 (en) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | moving device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020027985A JP7274217B2 (en) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | moving device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021130436A JP2021130436A (en) | 2021-09-09 |
JP7274217B2 true JP7274217B2 (en) | 2023-05-16 |
Family
ID=77552021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020027985A Active JP7274217B2 (en) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | moving device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7274217B2 (en) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100041951A1 (en) | 2007-02-08 | 2010-02-18 | Daniel Glozman | Inflatable chamber device for motion through a passage |
JP2017141930A (en) | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 国立大学法人東京工業大学 | Movable body |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6869508B2 (en) * | 2017-09-07 | 2021-05-12 | 学校法人早稲田大学 | In-pipe mobile system and mobile stack detection program |
-
2020
- 2020-02-21 JP JP2020027985A patent/JP7274217B2/en active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100041951A1 (en) | 2007-02-08 | 2010-02-18 | Daniel Glozman | Inflatable chamber device for motion through a passage |
JP2017141930A (en) | 2016-02-12 | 2017-08-17 | 国立大学法人東京工業大学 | Movable body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021130436A (en) | 2021-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111055299B (en) | Variable-rigidity omnidirectional movement soft driver based on line interference technology | |
JPH11153265A (en) | Flexible hose | |
JP7274217B2 (en) | moving device | |
CA2330612A1 (en) | Flexible actuator | |
US20020108491A1 (en) | Tension actuator having constraining sleeve immersed in a single layer of elastomeric material | |
JP7016520B2 (en) | Actuators and self-propelled robots | |
US20090044696A1 (en) | Fluid Pressure Type Actuator | |
JP6854504B2 (en) | Fluid system | |
JP3350309B2 (en) | Actuator | |
CN113396516B (en) | Guiding device for guiding at least one line and/or at least one medium and use of such a guiding device | |
JP5274231B2 (en) | Traction mechanism, bending drive mechanism and endoscope | |
JP7301418B2 (en) | self-propelled robot | |
JP2008161980A (en) | Gripping device | |
JP6912052B2 (en) | In-pipe moving body and method of controlling the in-pipe moving body | |
JP6893652B2 (en) | Mobiles and explorers | |
WO2021200819A1 (en) | Robot device | |
JP7241377B2 (en) | self-propelled robot | |
JPH10324240A (en) | In-tube traveling device | |
JP7487870B2 (en) | Actuator | |
JPH01110241A (en) | Internal tube traveller | |
CN117103240B (en) | Four-degree-of-freedom hydraulic soft actuator | |
JP6677409B2 (en) | Moving body | |
SU1138556A1 (en) | Pneumohydraulic drive for moving bodies in pipeline | |
JP5439045B2 (en) | Actuator | |
JP2008161979A (en) | Gripping device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230413 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230424 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7274217 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |