JP7272629B2 - ノード管理システム、ノード管理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
1.概要
1-1.システム構成例
1-2.課題の説明
1-3.基本的な原理
2.第1の実施形態
2-1.ノード管理装置の構成例
2-2.管理端末の構成例
2-3.処理の流れ
3.第2の実施形態
4.変形例
5.まとめ
<1-1.システム構成例>
まず、図1を用いて、本開示のいくつかの実施形態が適用され得る放送局システムの概要について説明する。図1は、本開示の実施形態に係る放送局システム1の構成の一例を示す概略図である。図1を参照すると、放送局システム1は、1つ以上のネットワーク装置12、カメラ14、モニタ16、IPゲートウェイ20a、IPゲートウェイ20b、カメラ22、マイクロフォン24、データサーバ26、統合プレイアウト(Integrated Playout)32、モニタ34、APS(Automatic Program control System)40、ノード管理装置100及び管理端末200を含む。ネットワーク装置12、カメラ14、モニタ16、IPゲートウェイ20a、IPゲートウェイ20b、APS40、ノード管理装置100及び管理端末200は、IPドメイン10に属する。
ネットワーク装置12は、IPネットワークにおけるストリームの転送を担当する装置である。ネットワーク装置12の各々は、例えばルータ、スイッチ、ブリッジ又はリピータなど、いかなる種類のネットワーク装置であってもよい。ネットワーク装置12の各々は、低コストで導入可能な汎用品(COTS(Commercial Off-The-Shelf)ともいう)であってもよい。図1には4つのネットワーク装置12が示されているが、かかる例に限定されず、放送局システム1はいくつのネットワーク装置12を含んでもよい。IPドメイン10は、単一のネットワークで構成されてもよく、又は複数のサブネットワークを含んでもよい。
放送局システム1のIPドメイン10内の放送信号ストリームの伝送は、典型的には、マルチキャストで行われる。マルチキャストされるパケットの送信元IPアドレスは送信ノードのIPアドレスであり、宛先IPアドレスは特定のアドレス範囲に属するマルチキャストアドレスである。個々のマルチキャストアドレスを宛先とするマルチキャストパケットを受信するノードの集合をマルチキャストグループといい、マルチキャストアドレスをグループアドレスともいう。あるストリームを受信することを意図する受信ノードは、そのストリームに対応するマルチキャストグループへの加入(join)を通知するメッセージ(例えば、IGMP(Internet Group Management Protocol) JOIN)を近傍のルータへ送信する。すると、ルータ間でマルチキャストツリーを更新するためのメッセージ交換が行われ、特定の送信ノードから送信されるストリームがIPネットワークを介して受信ノードへ配信されるようになる。受信ノードは、マルチキャストストリームの受信を終了する際には、マルチキャストグループからの離脱(leave)を通知するメッセージを近傍のルータへ送信する。なお、上述した例に限定されず、本開示に係る技術は、ストリームがユニキャストで伝送されるケースにも適用可能である。
上述したように、テレビジョン番組のコンテンツは、概して、映像データ、音声データ及び補助データという3種類の放送素材のデータから構成される。本明細書では、放送素材の種類を区別してこれらコンテンツの構成要素へ言及するために、「エッセンス」との語を用いる。言い換えると、エッセンスは、データとして表現された放送素材である。エッセンスをIPネットワーク上で伝送しようとする場合、エッセンスは、あるIPベースのプロトコルに従って、デジタル信号へ変換されパケット化される。エッセンスを搬送する一連のIPパケットには、ストリーム単位で共通するポート番号が付与される。即ち、ストリームは、IPアドレス及びポート番号が共通するIPパケットのシーケンスであり得る。
ストリーム伝送のためのプロトコルとしてSMPTE ST2022-6が利用される場合、このプロトコルはSDI信号をそのままIPパケットへマッピングすることから、単一のストリームに異なる種類のエッセンスが混在する。SMPTE ST2110シリーズが利用される場合、異なる種類のエッセンスは異なるストリームにより搬送され、したがって単一のストリームは単一の種類のエッセンスのみを含む。ARIB STD-B73が利用される場合、単一のストリームに異なる種類のエッセンスが混在するが、SDIイメージとは異なりブランキング期間は含まれない。いずれのプロトコルにおいても、パケットは、アプリケーションレイヤではRTP(Real-time Transport Protocol)、トランスポートレイヤではUDP(User Datagram Protocol)に従って伝送される。
図2は、図1に示した放送局システム1のIPドメイン10の論理的な構成の一例を示している(簡明さのために、ここではAPS40は省略されている)。図2を参照すると、カメラ14に相当する第1ノードは、センダ(sender)60aを含む。「センダ」とは、ストリームを送信する能力を有する機能エンティティである。IPゲートウェイ20aに相当する第2ノードは、センダ60b、60c及び60dを含む。センダ60b、60c及び60dは、IPゲートウェイ20aにより収容される個々のストリームの送信元の装置に相当し得る。モニタ16に相当する第3ノードは、レシーバ70aを含む。「レシーバ」とは、ストリームを受信する能力を有する機能エンティティである。IPゲートウェイ20bに相当する第4ノードは、レシーバ70b及び70cを含む。レシーバ70b及び70cは、IPゲートウェイ20bにより収容される個々のストリームの受信先の装置に相当し得る。
図1及び図2に例示したようなIPベースのネットワークアーキテクチャにおいては、これまでの放送事業者独自のアーキテクチャとは異なり、多様な放送信号処理ノードが容易にシステムへ参加し得る。これは、例えば、COTSのような汎用のネットワーク装置を用いてネットワークを低コストで構築することを可能にし、加えて、業務のニーズに応じてネットワーク構成を変更することも容易にする。将来的には、例えば、利用可能ないくつかの装置を互いに接続して一時的なリモート制作環境を構築すること、及びIPネットワーク基盤上で仮想化される複数の論理的な制作環境を構築することも可能になると見込まれる。しかし、そうしたメリットの反面、放送局システムにとって未知のノードが容易にシステムへ参加し得ることは、放送事業者のリスクにもなる。例えば、不正なノードによる放送素材の受信、又は悪意あるノードによる不適切なコンテンツの送信は、放送事業者にとって重大なセキュリティリスクである。
本開示に係る技術は、上述した課題を解消し又は少なくとも軽減するために、放送信号処理ノードによる放送局システムの利用を管理するノード管理機能を導入する。図1に示した放送局システム1では、当該ノード管理機能は、ノード管理装置100に実装される。典型的には、ノード管理装置100は、放送局システム1のIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理する。これら放送信号処理ノードは、IPドメインにおけるストリームのいわゆるエンドポイントに位置するノードであり、図2のシステムモデルの例におけるセンダ又はレシーバを有する。ストリームを単に転送するネットワーク装置12は、ノード管理装置100による管理の対象外であってよい。図1に示したように、放送信号処理ノードの管理のためのユーザインタフェースをシステム管理者(単にユーザともいう)へ提供する管理端末200もまた放送局システム1へ導入され得る。
<2-1.ノード管理装置の構成例>
図4は、第1の実施形態に係るノード管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、ノード管理装置100は、処理部110、記憶部120及び通信インタフェース150を備える。
処理部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)又はマイクロコントローラといった1つ以上のプロセッサを含む。処理部110は、記憶部120により記憶されるコンピュータプログラムを実行することにより、ノード管理装置100の機能性を実現する。本実施形態において、処理部110は、例えば、登録部161、ノード検出部163、判定部165、ストリーム制御部167及びログ管理部169として機能する。言い換えると、登録部161、ノード検出部163、判定部165、ストリーム制御部167及びログ管理部169は、処理部110により実現される機能モジュールである。ノード管理装置100の機能性について、後にさらに説明する。
記憶部120は、一時的な及び非一時的なコンピュータ読取可能なメモリを含む。一時的なメモリは、例えばRAM(Random Access Memory)を含み得る。非一時的なメモリは、例えばROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)のうちの1つ以上を含み得る。記憶部120は、ノード管理装置100の機能性を実現するためのコンピュータプログラムを記憶する。記憶部120は、さらに、ノード管理装置100の動作において使用されるデータベースとして機能する。データベースは、レジストリ、リポジトリ又は単にテーブルなどと呼ばれてもよい。本実施形態において、記憶部120により記憶されるデータは、例えば、登録ノード情報121、接続ステータス情報131及びシステム利用ログ141を含む。これらデータの構成について、後にさらに説明する。
通信インタフェース150は、ノード管理装置100による他の装置との通信を仲介するインタフェースである。通信インタフェース150は、有線通信のための接続端子及び接続回路を含んでもよく、又は無線通信のためのアンテナ、RF(Radio Frequency)回路及びベースバンド回路を含んでもよい。本実施形態において、通信インタフェース150は、例えば、LAN(Local Area Network)通信のためのネットワークアダプタ又はネットワークカードであってよい。ノード管理装置100は、IPドメイン10に属する任意のノードと通信インタフェース150を介して通信する。
登録部161は、放送局システム1のIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードに関する情報の、データベースへの登録及び管理を行う。例えば、登録部161は、放送信号処理ノードのノード情報を通信インタフェース150を介して管理端末200から受信する。そして、登録部161は、受信したノード情報を記憶部120のデータベースへ登録する。一例として、受信されるノード情報は、管理端末200においてユーザにより指定された情報である。他の例として、受信されるノード情報は、ユーザ入力をトリガとして又は自動的に生成され又は発行された情報である。
ノード基本情報122は、例えば、情報項目として「ノード識別情報」、「IPアドレス」、「センダ個数(N)」及び「レシーバ個数(M)」を含む。「ノード識別情報」は、当該放送信号処理ノードを一意に識別する情報を表す。「ノード識別情報」は、例えば、当該放送信号処理ノードの識別子、ID又は名称であってよい。「IPアドレス」は、当該放送信号処理ノードに静的に又は動的に割り当てられるIPアドレスを表す。「センダ個数(N)」は、当該放送信号処理ノードに属するセンダの個数Nを表し、Nはゼロ以上の整数である。「レシーバ個数(M)」は、当該放送信号処理ノードに属するレシーバの個数Mを表し、Mはゼロ以上の整数である。
ある放送信号処理ノードのセンダ個数Nが1以上である場合、登録ノード情報121は、当該放送信号処理ノードに属するセンダの各々に関するセンダ情報124を含む。センダ情報124は、例えば、情報項目として「センダ識別情報」、「ストリームタイプ」、「エッセンスタイプ」、「送信マルチキャストアドレス」、「送信ポート番号」及びその他の属性を含む。「センダ識別情報」は、当該センダを一意に識別する情報を表す。「センダ識別情報」は、例えば、当該センダの識別子、ID又は名称であってよい。
-映像
-音声
-補助データ
なお、「ストリームタイプ」及び「エッセンスタイプ」が次のような候補を有する1つの情報項目へ統合されてもよい:
-混在
-映像
-音声
-補助データ
この場合、「混在」は、サポートされるストリームタイプがエッセンス混在型ストリームであることを表す。「映像」は、サポートされるストリームタイプがエッセンス分離型ストリームであって、エッセンスタイプが映像であることを表す。「音声」は、サポートされるストリームタイプがエッセンス分離型ストリームであって、エッセンスタイプが音声であることを表す。「補助データ」は、サポートされるストリームタイプがエッセンス分離型ストリームであって、エッセンスタイプが補助データであることを表す。
ある放送信号処理ノードのレシーバ個数Mが1以上である場合、登録ノード情報121は、当該放送信号処理ノードに属するレシーバの各々に関するレシーバ情報126を含む。レシーバ情報126は、例えば、情報項目として「レシーバ識別情報」、「ストリームタイプ」、「エッセンスタイプ」、「加入マルチキャストアドレス」、「受信ポート番号」及びその他の属性を含む。「レシーバ識別情報」は、当該レシーバを一意に識別する情報を表す。「レシーバ識別情報」は、例えば、当該レシーバの識別子、ID又は名称であってよい。
登録部161は、後述する判定部165により放送局システム1の利用を許可された放送信号処理ノードの各々の接続ステータスを示す接続ステータス情報131を、記憶部120のデータベースにおいてさらに管理する。一例として、接続ステータス情報131は、各放送信号処理ノードのノード識別情報に関連付けられる当該ノードの接続ステータスを含み得る。この場合、各放送信号処理ノードの接続ステータスは、ノード単位で管理される。他の例として、各放送信号処理ノードの接続ステータスは、当該放送信号処理ノードに属するセンダ及びレシーバの単位で管理されてもよい。この場合、接続ステータス情報131は、各放送信号処理ノードの各センダのセンダ識別情報に関連付けられる当該センダの接続ステータス、及び各レシーバのレシーバ識別情報に関連付けられる当該レシーバの接続ステータスを含み得る。
ノード検出部163は、放送局システム1のIPネットワークへの放送信号処理ノードの接続を監視し、放送信号処理ノードの接続を検出する。より具体的には、本実施形態において、ノード検出部163は、放送信号のストリームを送信する論理的な機能エンティティであるセンダを有する放送信号処理ノード、及び放送信号のストリームを受信する論理的な機能エンティティであるレシーバを有する放送信号処理ノードのIPネットワークへの接続を検出する。ノード検出部163によるこれら放送信号処理ノードの接続の検出は、例えば、ネットワークリソースの発見及び登録のための制御インタフェースを規定したNMOS IS-04規格に従って行われてよい。この場合、IPネットワークへ接続した放送信号処理ノードは、mDNS(multicast Domain Name System)クエリを発行して(本実施形態では、ノード管理装置100により提供される)NMOS登録サービスを発見し、発見したサービスへ向けてノード登録のためのHTTPメッセージを送信する。ノード検出部163は、このHTTPメッセージを受信することにより、放送信号処理ノードの接続を検出(即ち、ネットワークへ接続した放送信号処理ノードを発見)し得る。ノード検出部163は、放送信号処理ノードの接続を検出すると、検出した放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を許可するかを判定部165に判定させる。
判定部165は、ノード検出部163により検出された放送信号処理ノードから、当該放送信号処理ノードのノード情報を通信インタフェース150を介して取得する。そして、判定部165は、取得したノード情報を上述したデータベース内の登録ノード情報121と照合することにより、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を許可するかを判定する。
ノード情報の照合の第1の例において、判定部165は、検出された放送信号処理ノードから取得されるノード識別情報が登録ノード情報121に含まれるか否かに基づいて、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を許可するかを判定する。判定部165は、検出された放送信号処理ノードから取得されるノード識別情報が登録ノード情報121に含まれない場合に、当該放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を拒否する。
ノード情報の照合の第2の例において、判定部165は、検出された放送信号処理ノードに対応するノードの接続ステータスにさらに基づいて、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を許可するかを判定する。判定部165は、例えば、検出された放送信号処理ノードと同一のノード識別情報を有する他のノード(例えば、IPアドレスが異なるノード)が既に接続済みであることを接続ステータス情報131が示す場合に、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を拒否する。これは、同一のノード識別情報を用いてシステムの利用を許可されるノードの上限数が1であることを意味する。
ノード情報の照合の第3の例において、判定部165は、検出された放送信号処理ノードから取得されるセンダ個数、センダ識別情報、レシーバ個数及びレシーバ識別情報が登録ノード情報121に含まれる対応する情報に一致するかに基づいて、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を許可するかを判定する。判定部165は、これら種類の情報のうちの1つ以上が登録ノード情報121に含まれる対応する情報に一致しない場合に、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を拒否する。
ノード情報の照合の第4の例において、判定部165は、検出された放送信号処理ノードから取得されるセンダ個数が登録ノード情報121に含まれる対応する個数Nよりも小さい場合において、検出された放送信号処理ノードから取得されるセンダ識別情報が登録ノード情報121に含まれるときに、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を許可してもよい。同様に、判定部165は、検出された放送信号処理ノードから取得されるレシーバ個数が登録ノード情報121に含まれる対応する個数Mよりも小さい場合において、検出された放送信号処理ノードから取得されるレシーバ識別情報が登録ノード情報121に含まれるときに、検出された放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を許可してもよい。
放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用が判定部165により許可されると、登録部161は、接続ステータス情報131における当該放送信号処理ノードの接続ステータスを「接続済み」へ変更する。それにより、その放送信号処理ノードに属するセンダからの、又はその放送信号処理ノードに属するレシーバへの放送信号ストリームの伝送をセットアップすることが可能とされる。
判定部165は、放送信号処理ノードによる放送局システム1の利用を拒否すると判定した場合、通信インタフェース150を介して当該放送信号処理ノードへ、システム利用拒否を示すレスポンスメッセージを送信してもよい。レスポンスメッセージは、拒否の原因(例えば、ノード識別情報の未登録、ノード上限数の超過、登録ノード情報とのセンダ/レシーバ構成の不一致など)を示す原因コードを含んでもよい。また、判定部165は、拒否された放送信号処理ノード以外の他の装置(例えば、管理端末200)へ、不正が疑われるノードからのアクセスがあったことを警報してもよい。この警報もまた、上述した拒否の原因を示す原因コードを含んでもよい。他の装置への警報は、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップの仕組みを利用して実装されてもよい。
ストリーム制御部167は、放送局システム1内のセンダからレシーバへのストリームの伝送を制御する。とりわけ、本実施形態において、ストリーム制御部167は、判定部165により放送局システム1の利用を許可された放送信号処理ノードについてのみ、IPネットワーク上でのストリームの伝送をセットアップする。ストリーム制御部167は、例えば、センダからレシーバへのストリームの伝送についてのユーザリクエストを受け付けた管理端末200から、リクエストメッセージを通信インタフェース150を介して受信する。代替的に、ストリーム制御部167は、管理端末200以外の装置(例えば、APS40)から、ストリームの伝送を求めるリクエストメッセージを受信してもよい。ストリーム制御部167は、リクエストメッセージの受信に応じて、指定されたセンダを有するノード、及び指定されたレシーバを有するノードの最新の接続ステータスが、接続ステータス情報131において「接続済み」であるかを判定する。そして、ストリーム制御部167は、それらノードの最新の接続ステータスが「接続済み」である場合には、指定されたセンダとレシーバとの間のストリームの伝送をセットアップする。ストリーム制御部167は、一方又は双方のノードの接続ステータスが「接続済み」ではない場合には、リクエストされたストリームのセットアップを拒否してもよい。
ログ管理部169は、1つ以上の放送信号処理ノードの各々のノード識別情報に関連付けて、当該放送信号処理ノードの接続ステータスの履歴を含むシステム利用ログ141を記憶部120に記憶させる。
-ノード識別情報
-その他ノード情報
-接続ステータス
-接続(切断)日時
-送信側ノード情報(ノード識別情報/センダ識別情報)
-受信側ノード情報(ノード識別情報/レシーバ識別情報)
-リクエスト元の装置の識別情報
-制御結果(成功、不成功又は拒否)
-リクエスト受信日時
-セットアップ完了日時
-伝送開始日時
-伝送終了日時
図10は、第1の実施形態に係る管理端末200の構成の一例を示すブロック図である。図10を参照すると、管理端末200は、処理部210、記憶部220、通信インタフェース230及びユーザインタフェース240を備える。
処理部210は、例えば、CPU、MPU又はマイクロコントローラといった1つ以上のプロセッサを含む。処理部210は、記憶部220により記憶されるコンピュータプログラムを実行することにより、管理端末200の機能性を実現する。本実施形態において、処理部210は、例えば、情報取得部250及び情報表示部260として機能する。言い換えると、情報取得部250及び情報表示部260は、処理部210により実現される機能モジュールである。管理端末200の機能性について、後にさらに説明する。
記憶部220は、一時的な及び非一時的なコンピュータ読取可能なメモリを含む。一時的なメモリは、例えばRAMを含み得る。非一時的なメモリは、例えばROM、HDD又はSSDのうちの1つ以上を含み得る。記憶部220は、管理端末200の機能性を実現するためのコンピュータプログラムを記憶する。記憶部220は、さらに、管理端末200の動作において使用される様々なデータを記憶する。
通信インタフェース230は、管理端末200による他の装置との通信を仲介するインタフェースである。通信インタフェース230は、有線通信のための接続端子及び接続回路を含んでもよく、又は無線通信のためのアンテナ、RF回路及びベースバンド回路を含んでもよい。本実施形態において、通信インタフェース150は、例えば、LAN通信のためのネットワークアダプタ又はネットワークカードであってよい。管理端末200は、例えば、ノード管理装置100及びその他のノードと通信インタフェース230を介して通信する。
ユーザインタフェース240は、ユーザからの指示又は情報入力を受け付けるための入力デバイスと、情報を出力するための出力デバイスとを含み得る。入力デバイスは、例えば、キーボード、キーパッド、タッチパネル及びポインティングデバイスのうちの1つ以上を含んでよい。出力デバイスは、例えば、ディスプレイ、プリンタ及びスピーカのうちの1つ以上を含んでよい。
情報取得部250は、データベースへ登録されるべき、システム管理者により指定されるノード情報をユーザインタフェース240を介して取得する。例えば、情報取得部250は、ディスプレイの画面上に表示されるGUI(Graphical User Interface)を介してノード情報を取得してもよい。代替的に、情報取得部250は、CLI(Command Line Interface)などの他の手段を介してノード情報を取得してもよい。情報取得部250により取得されるノード情報は、図5を用いて説明したような、ノード基本情報122、センダ情報124及びレシーバ情報126を含んでよい。いくつかの情報項目は、上述したように、システムにより生成され又は発行されてもよい。情報取得部250は、ユーザインタフェース240を介して取得したノード情報を通信インタフェース230を介してノード管理装置100へ送信し、ノード情報をデータベースへ登録させる。
情報表示部260は、放送局システム1内の放送信号処理ノードの各々に関連する情報(例えば、登録ノード情報121、接続ステータス情報131又はシステム利用ログ141)をノード管理装置100から取得し、ユーザインタフェース240を介してユーザに表示する。情報は、GUI又はCLIなどのいかなる形式で表示されてもよい。情報表示部260は、ユーザにより指定可能な情報をユーザが新たに入力し、変更し又は削除するための入力手段(例えば、GUIの設定ウィンドウなど)を提供してもよい。
次に、図11~図12Cを用いて、本実施形態においてノード管理装置100により実行されるノード管理のための処理の流れについて説明する。
図11は、本実施形態においてノード管理装置100により実行されるノード管理のための処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。図11に示した処理は、図3を用いて説明した処理シーケンスの第1段階(情報登録段階)及び第2段階(ノード発見段階)に相当し得る。
図12Aは、図11に示したノード情報照合処理の詳細な流れの第1の例を示すフローチャートである。
図12Bは、図11に示したノード情報照合処理の詳細な流れの第2の例を示すフローチャートである。
図12Cは、図11に示したノード情報照合処理の詳細な流れの第3の例を示すフローチャートである。
次いで、図13を用いて、第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態は具体的な実施形態であり、一方で第2の実施形態はより一般化された実施形態である。
本開示に係る技術は、上述した実施形態には限定されない。例えば、本明細書では、ノード管理装置とシステム内の他の装置との間の制御通信のために、NMOS IS-04及びNMOS IS-05で規定された制御インタフェースを用いる例を説明した。しかしながら、本開示に係る技術は、NMOS以外の標準化された制御インタフェース、又は非標準の制御インタフェースを用いるケースにも適用可能である。
ここまで、図1~図13を用いて本開示のいくつかの実施形態について詳細に説明した。上述した実施形態では、放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報が予めデータベースに登録され、上記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続が検出された場合に、検出された上記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を上記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、上記第1の放送信号処理ノードによる上記放送局システムの利用を許可するかが判定される。かかる構成によれば、放送局システムにとって未知のノードが放送局内のIPネットワークへ接続したとしても、そのノードが不正に放送素材を受信し又は不適切なコンテンツを送信するといったリスクを防止することができる。
放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理するためのノード管理システムであって、
前記1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報を記憶するデータベースと、
前記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続を検出する検出部と、
検出された前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定する判定部と、
を備えるノード管理システム。
ユーザにより指定されるノード情報を端末装置から受信して前記データベースに登録する登録部、をさらに備える、付記1に記載のノード管理システム。
前記登録ノード情報は、前記1つ以上の放送信号処理ノードの各々を識別するノード識別情報を含み、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード識別情報が前記登録ノード情報に含まれない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否する、
付記1又は付記2に記載のノード管理システム。
前記データベースは、前記放送局システムの利用を許可された各放送信号処理ノードの接続ステータスを示す接続ステータス情報をさらに記憶し、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード識別情報に対応するノードが接続済みであることを前記接続ステータス情報が示す場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否する、
付記1~3のいずれか1項に記載のノード管理システム。
前記検出部は、ストリームを送信する論理的な機能エンティティであるセンダを有する放送信号処理ノード、又はストリームを受信する論理的な機能エンティティであるレシーバを有する放送信号処理ノードの前記IPネットワークへの接続を検出する、
付記1~4のいずれか1項に記載のノード管理システム。
前記登録ノード情報は、各放送信号処理ノードに属するセンダの個数N(Nはゼロ以上の整数)、N個のセンダの各々を識別するセンダ識別情報、各放送信号処理ノードに属するレシーバの個数M(Mはゼロ以上の整数)、及びM個のレシーバの各々を識別するレシーバ識別情報をさらに含み、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるセンダ個数、センダ識別情報、レシーバ個数及びレシーバ識別情報のうちの1つ以上が前記登録ノード情報に含まれる対応する情報に一致しない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否する、
付記5に記載のノード管理システム。
前記登録ノード情報は、各放送信号処理ノードに属するセンダの個数N(Nはゼロ以上の整数)、N個のセンダの各々を識別するセンダ識別情報、各放送信号処理ノードに属するレシーバの個数M(Mはゼロ以上の整数)、及びM個のレシーバの各々を識別するレシーバ識別情報をさらに含み、
前記判定部は、
前記第1の放送信号処理ノードから取得されるセンダ個数が前記登録ノード情報に含まれる対応する個数Nよりも小さい場合において、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるセンダ識別情報が前記登録ノード情報に含まれるときに、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可し、又は、
前記第1の放送信号処理ノードから取得されるレシーバ個数が前記登録ノード情報に含まれる対応する個数Mよりも小さい場合において、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるレシーバ識別情報が前記登録ノード情報に含まれるときに、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可する、
付記5に記載のノード管理システム。
前記判定部は、第2の放送信号処理ノードに属するセンダ又はレシーバの個数が変化したことを示す通知が前記第2の放送信号処理ノードから受信された場合に、変化した前記第2の放送信号処理ノードのノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第2の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定する、付記6又は付記7に記載のノード管理システム。
前記ノード管理システムは、
前記判定部により前記放送局システムの利用を許可された前記放送信号処理ノードについてのみ、前記IPネットワーク上でのストリームの伝送をセットアップする制御部、
をさらに備える、
付記1~8のいずれか1項に記載のノード管理システム。
前記検出部による放送信号処理ノードの接続の検出は、NMOS(Networked Media Open Specifications) IS-04規格に従って行われる、付記1~9のいずれか1項に記載のノード管理システム。
前記ノード管理システムは、各放送信号処理ノードの認証に用いられる認証情報を当該放送信号処理ノードのノード識別情報に関連付けて前記データベースに登録する登録部、をさらに備え、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得される認証情報が前記データベースに登録されている認証情報に適合しない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否する、
付記1~10のいずれか1項に記載のノード管理システム。
前記ノード管理システムは、
前記1つ以上の放送信号処理ノードの各々のノード識別情報に関連付けて、当該放送信号処理ノードの接続ステータスの履歴を含むシステム利用ログを記憶媒体に記憶させるログ管理部、
をさらに備える、付記1~11のいずれか1項に記載のノード管理システム。
放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理するためのノード管理方法であって、
前記1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報をデータベースに登録することと、
前記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続を検出することと、
検出された前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定することと、
を含むノード管理方法。
放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理するためのノード管理装置のプロセッサに、
前記1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報をデータベースに登録することと、
前記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続を検出することと、
検出された前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定することと、
を実行させるコンピュータプログラム。
放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理するためのノード管理装置のプロセッサに、
前記1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報をデータベースに登録することと、
前記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続を検出することと、
検出された前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定することと、
を実行させるコンピュータプログラム、を記憶した非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
10 IPドメイン
12 ネットワーク装置
14,22 カメラ
16,34 モニタ
20a,20b IPゲートウェイ
24 マイクロフォン
26 データサーバ
32 統合プレイアウト
40 APS
60(60a~d) センダ
62 デバイス
70(70a~c) レシーバ
100,300 ノード管理装置(ノード管理システム)
110 処理部
120,320 記憶部(データベース)
121,321 登録ノード情報
122 ノード基本情報
124 センダ情報
126 レシーバ情報
131 接続ステータス情報
141 システム利用ログ
150 通信インタフェース
161 登録部
163,363 ノード検出部
165,365 判定部
167 ストリーム制御部
169 ログ管理部
200 管理端末
210 処理部
220 記憶部
230 通信インタフェース
240 ユーザインタフェース
250 情報取得部
260 情報表示部
Claims (10)
- 放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理するためのノード管理システムであって、
前記1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報を記憶するデータベースと、
前記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続を検出する検出部と、
検出された前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定する判定部と、
を備え、
前記検出部は、複数の機能エンティティを有する放送信号処理ノードの前記IPネットワークへの接続を検出し、
前記登録ノード情報は、各放送信号処理ノードに属する複数の機能エンティティに関する情報を含み、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得される前記複数の機能エンティティに関する情報のうちの1つ以上が前記登録ノード情報に含まれる情報のうちの対応する情報に一致しない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否するノード管理システム。 - ユーザにより指定されるノード情報を端末装置から受信して前記データベースに登録する登録部、をさらに備える、請求項1に記載のノード管理システム。
- 前記登録ノード情報は、前記1つ以上の放送信号処理ノードの各々を識別するノード識別情報を含み、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード識別情報が前記登録ノード情報に含まれない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否する、
請求項1又は請求項2に記載のノード管理システム。 - 前記データベースは、前記放送局システムの利用を許可された各放送信号処理ノードの接続ステータスを示す接続ステータス情報をさらに記憶し、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード識別情報に対応するノードが接続済みであることを前記接続ステータス情報が示す場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否する、
請求項1~3のいずれか1項に記載のノード管理システム。 - 前記検出部は、ストリームを送信する論理的な機能エンティティであるセンダを有する放送信号処理ノード、又はストリームを受信する論理的な機能エンティティであるレシーバを有する放送信号処理ノードの前記IPネットワークへの接続を検出する、
請求項1~4のいずれか1項に記載のノード管理システム。 - 前記登録ノード情報は、各放送信号処理ノードに属するセンダの個数N(Nはゼロ以上の整数)、N個のセンダの各々を識別するセンダ識別情報、各放送信号処理ノードに属するレシーバの個数M(Mはゼロ以上の整数)、及びM個のレシーバの各々を識別するレシーバ識別情報をさらに含み、
前記判定部は、前記第1の放送信号処理ノードから取得されるセンダ個数、センダ識別情報、レシーバ個数及びレシーバ識別情報のうちの1つ以上が前記登録ノード情報に含まれる情報のうちの対応する情報に一致しない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否する、
請求項5に記載のノード管理システム。 - 前記ノード管理システムは、
前記判定部により前記放送局システムの利用を許可された前記放送信号処理ノードについてのみ、前記IPネットワーク上でのストリームの伝送をセットアップする制御部、
をさらに備える、
請求項1~6のいずれか1項に記載のノード管理システム。 - 前記検出部による放送信号処理ノードの接続の検出は、NMOS(Networked Media Open Specifications) IS-04規格に従って行われる、請求項1~7のいずれか1項に記載のノード管理システム。
- 放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理するためのノード管理方法であって、
前記1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報をデータベースに登録することと、
前記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続を検出することと、
検出された前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定することと、
を含み、
前記検出することは、複数の機能エンティティを有する放送信号処理ノードの前記IPネットワークへの接続を検出し、
前記登録ノード情報は、各放送信号処理ノードに属する複数の機能エンティティに関する情報を含み、
前記判定することは、前記第1の放送信号処理ノードから取得される前記複数の機能エンティティに関する情報のうちの1つ以上が前記登録ノード情報に含まれる情報のうちの対応する情報に一致しない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否するノード管理方法。 - 放送局システムのIPネットワーク上でのストリームの送信又は受信に関与する1つ以上の放送信号処理ノードを管理するためのノード管理装置のプロセッサに、
前記1つ以上の放送信号処理ノードのノード情報をデータベースに登録することと、
前記IPネットワークへの第1の放送信号処理ノードの接続を検出することと、
検出された前記第1の放送信号処理ノードから取得されるノード情報を前記データベース内の登録ノード情報と照合することにより、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を許可するかを判定することと、
を実行させており、
前記検出することは、複数の機能エンティティを有する放送信号処理ノードの前記IPネットワークへの接続を検出し、
前記登録ノード情報は、各放送信号処理ノードに属する複数の機能エンティティに関する情報を含み、
前記判定することは、前記第1の放送信号処理ノードから取得される前記複数の機能エンティティに関する情報のうちの1つ以上が前記登録ノード情報に含まれる情報のうちの対応する情報に一致しない場合に、前記第1の放送信号処理ノードによる前記放送局システムの利用を拒否するコンピュータプログラム。
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小山 智史 Tomofumi KOYAMA,AMWA IS-04を利用した番組制作設備共有機能の実装,映像情報メディア学会 2017年年次大会講演予稿集 [CD-ROM] PROCEEDINGS OF THE 2017 ITE ANNUAL CONVENTION PROCEEDINGS OF THE 2017 ITE ANNUAL CONVENTION,2017年09月01日 |
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