JP7264611B2 - 買い物支援システム、情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

買い物支援システム、情報処理装置及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、買い物支援システム、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
同居の親子等の複数の買物客が、スーパーマーケットなどにおいて、別々に歩き回りながら、当該買物客どうしで共用する商品を含み得る各種の商品を売場からピックアップする形態の買い物は、しばしば行われている。
このような形態での買い物においては、複数の買物客がそれぞれ、同じ目的で同一又は類似する商品をピックアップしてしまうことが起こり得る。このような場合は、当該の買物客どうしが会計前に確認し合えば、重複購入とはならないが、商品を売場に戻す手間が生じる。当該の買い物客どうしが確認をしなければ、重複購入となってしまう。
このような事情から、買物客が他の買物客がどのような商品を購入しようとしているのかを知ることができることが望まれていた。
特開2005-122363号公報 特開2017-208110号公報
本発明が解決しようとする課題は、買物客に、他の買物客がどのような商品を購入しようとしているのかを知らせることができる買い物支援システム、情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することである。
実施形態の買い物支援システムは、第1の記憶手段、第2の記憶手段及び通知手段を備える。第1の記憶手段は、第1の購入者が購入を希望する商品の情報を第1の記憶部に記憶させる。第2の記憶手段は、第1の購入者とは異なる第2の購入者が購入を希望する商品の情報を第2の記憶部に記憶させる。通知手段は、第2の購入者に通知するべく、第1の記憶部に記憶された情報と第2の記憶部に記憶された情報とをいずれも表しつつ、第1の記憶部に記憶された情報と、第2の記憶部に記憶された情報とで同じ商品に関する情報が含まれるならば、当該情報を他の商品の情報に対して強調して表した画面を表示する。
一実施形態に係る商品販売システムの全体構成図。 図1に示す商品販売システムを導入した店舗のレイアウト例を示す模式図。 商品リストに含まれるデータレコードの構成を模式的に示す図。 図1中のサーバの要部回路構成を示すブロック図。 図1中の会計機の要部回路構成を示すブロック図。 情報処理装置の要部回路構成を示すブロック図。 図6中の情報処理装置におけるプロセッサが実行する情報処理の手順を示すフローチャート。 図6中の情報処理装置におけるプロセッサが実行する情報処理の手順を示すフローチャート。 図6中の情報処理装置におけるプロセッサが実行する情報処理の手順を示すフローチャート。 非連携状態にある情報処理装置で表示されるリスト画面のフォームの一例を示す図。 連携状態にある情報処理装置で表示されるリスト画面のフォームの一例を示す図。 連携状態にある情報処理装置で表示されるリスト画面のフォームの変形例を示す図。 連携状態にある情報処理装置で表示されるリスト画面のフォームの変形例を示す図。
以下、買物客が購入しようとする商品を当該買物客による情報処理装置の操作に応じて購入商品として登録するとともに、このように登録された購入商品の会計も当該買物客による会計機の操作に応じて行うようにした商品販売システムについて、図面を用いて説明する。なお以下に説明する商品販売システムは、1度の会計の対象となる購入商品を、2人の買物客がそれぞれに売場からピックアップする形態での買い物を支援可能な買い物支援システムとしての機能も備える。
図1は本実施形態に係る商品販売システム100の全体構成図である。
商品販売システム100は、サーバ10、POS(point-of-sale)端末20、会計機30、情報処理装置40、監視端末50、通信ネットワーク60及びアクセスポイント70を含む。図1では、POS端末20、会計機30及び監視端末50は1つずつを、情報処理装置40及びアクセスポイント70は2つずつをそれぞれ示しているが、それらの数は個々に任意である。POS端末20及び会計機30は、多くの場合、複数が商品販売システム100に含まれる。ただし、POS端末20及び監視端末50を備えることは必須ではない。情報処理装置40は、多くの場合、多数が商品販売システム100に含まれる。
そして商品販売システム100は、サーバ10、POS端末20、会計機30、情報処理装置40及び監視端末50を、通信ネットワーク60を介して互いに通信可能とすることによって構成されている。ただし、情報処理装置40は、アクセスポイント70との無線通信により、アクセスポイント70を介して通信ネットワーク60に接続される。アクセスポイント70は、店舗における売場のどこに位置している情報処理装置40からでも、いずれかのアクセスポイント70と通信可能なように配置されていることが望ましい。
なお、サーバ10、POS端末20、会計機30又は監視端末50が、アクセスポイント70との無線通信により、アクセスポイント70を介して通信ネットワーク60に接続されてもよい。情報処理装置40どうしは、直接に無線通信を行うこともできる。サーバ10は、必ずしも通信ネットワーク60に接続されていなくてもよい。例えばゲートウェイを介して通信ネットワーク60にインターネットを接続し、サーバ10を当該インターネットに接続してもよい。また、サーバ10は、複数のサーバによる分散処理により実現してもよい。この場合、分散処理を担う複数のサーバは、通信ネットワーク60に接続されている必要はなく、連携して情報処理を行うサーバどうしが何らかの形で通信可能であればよい。
図2は商品販売システム100を導入した店舗のレイアウト例を示す模式図である。
情報処理装置40は、店舗内で買い物をする買物客M1が一時的にその操作者となる。情報処理装置40は、例えばショッピングカート(以下、単にカートと称する)Cに取り付けられている。情報処理装置40は、買物客M1によって持ち運ばれるのであってもよい。情報処理装置40としては例えば、タブレットコンピュータ、スマートフォン、あるいはスマートウォッチ等の既存の携帯型の情報処理装置を用いることができる。情報処理装置40は、店舗に備え付けられたものを買物客M1が一時的に利用するのであってもよいし、買物客M1が所有しているものであってもよい。買物客M1は、カートCを押しながら売場を回り、購入しようとする商品をカートCに直接載置するか、カートCに載置されたカゴに入れる。このとき買物客M1は、情報処理装置40を操作して、カートCに載せた商品を購入商品として登録するための操作を行う。情報処理装置40は、この操作に応じて商品を購入商品として登録する。そして情報処理装置40は、購入商品のリストを表したデータ(以下、商品リストと称する)を生成する。商品リストは、登録された購入商品の個々を識別可能であればどのようなデータ形態であってもよい。ただし、商品リストは少なくとも商品コードを有しており、さらには当該商品コードと対応する買上げ点数が含まれる場合もある。商品リストは、商品名又は単価などのような商品に関する他の任意の情報を含んでいてもよい。買物客M1は、買い上げようとする商品を全て選び終えたならば、会計コーナーG2に行き、代金を支払う。この後、買物客M1は、必要に応じてサッカー台SUで商品の袋詰めを行う。
図3は商品リストに含まれるデータレコードの構成を模式的に示す図である。
商品リストは、購入商品のそれぞれに関連付けられた複数のデータレコードR1の集合である。データレコードR1は、フィールドF1,F2,F3,F4,F5を含む。ただし、購入商品が1つだけであるときの商品リストは、データレコードR1を1つだけ含む。
フィールドF1には、関連付けられた商品を識別するための商品コードを表すデータがセットされる。フィールドF2には、関連付けられた商品の名称を表すデータがセットされる。フィールドF3には、関連付けられた商品の単価を表すデータがセットされる。フィールドF4には、関連付けられた商品が購入商品として登録されている個数を表すデータがセットされる。フィールドF5には、関連付けられた商品の単価に個数を乗算して求まる金額を表すデータがセットされる。なお、データレコードR1は、フィールドF2~F5のうちの一部又は全てを含まなくてもよい。またデータレコードR1は、別の任意のデータがセットされるフィールドが含まれてもよい。
なお、商品コード及び商品名は、商品を購入者が識別するための情報の一例である。データレコードR1には、このような商品を購入者が識別するための情報を少なくとも1つ含むこととする。
例えば、フィールドF4は省略できる。ただしこの場合には、同じ商品が複数登録された場合には、同じ商品コードを表すデータをフィールドF1にセットした複数のデータレコードR1を商品リストに含めるようにする。
会計コーナーG1には、POS端末20が設置されている。また会計コーナーG1には、定置式のスキャナSCが設置されている。なお、スキャナSCに代えて、又は加えて、手持ち式のスキャナが設けられていてもよい。キャッシャM2がスキャナSCに購入商品のバーコードを1品ずつスキャニングさせると、POS端末20は当該バーコードに示された商品コードで識別される商品を購入商品として登録する。キャッシャM2は、一取引の対象となる購入商品の全てを登録し終えたならば、POS端末20に対して会計を指示する。この指示に応じてPOS端末20は、登録済みの購入商品に関する代金を計算し、当該代金の支払いに関するキャッシャM2と買物客M1とのやり取りを介した操作者による操作に応じて決済する。決済には、現金、クレジットカード、電子マネー、ポイント、商品券等の金券等を用いることが可能である。なお、当該の会計コーナーG1を設けないで店舗を構成することもできる。
会計コーナーG2には、会計機30が設置されている。会計機30は、情報処理装置40から商品リストを取得して、当該商品リストに示された購入商品に関する代金を、商品マスタに示された購入商品の単価などに基づいて計算する。商品マスタは、店舗で販売される商品のそれぞれに関して、商品コード、名称、あるいは単価などを記述した商品を管理するためのデータベースである。商品マスタは、典型的にはサーバ10に保存される。そして会計機30は、代金を買物客M1による操作に応じて決済する。決済には、現金、クレジットカード、電子マネー、ポイント等を用いることが可能である。
会計コーナーG2の近傍には、アテンダントカウンタATが設置されている。上述したように商品販売システム100を導入した店舗では、買物客M1が情報処理装置40と会計機30とを操作することで、購入商品の登録から決済までを店員が介在することなしに一貫して行うことができる。なお、以下においては、当該の仕組みをカートPOSサービスと称する。しかしこのカートPOSサービスの提供に際して、どうしても店員が介在しなければならない状況が発生し得る。例えば、医薬品を購入する買物客M1に対し、専門の販売員が情報提供を行わなければならない場合がある。また、値引シールの情報を情報処理装置40に入力し忘れたために通常価格で登録されてしまう場合がある。会計機30においても、例えば硬貨詰まりやレシート用紙切れ等のエラーが発生する場合があり得る。
このような事象に対して迅速に対処できるように、アテンダントカウンタATには接客担当の店員、いわゆるアテンダントM3が常駐している。また、アテンダントカウンタATには監視端末50が備えられている。アテンダントM3は、監視端末50を利用して、各情報処理装置40及び会計機30の状態を監視することができる。
次に、サーバ10、会計機30及び情報処理装置40の構成について説明する。なお、POS端末20としては、対面型と称される既存のPOS端末をそのまま用いることが可能である。また、監視端末50は、セルフ方式又はセミセルフ方式の既存の商品販売システムで利用されている既存の監視端末と同様のものである。したがって、POS端末20及び監視端末50の構成についての説明は省略する。
図4はサーバ10の要部回路構成を示すブロック図である。
サーバ10は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15を備える。そして、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶ユニット13が伝送路15によって接続されることによって、サーバ10としての各種の機能を実現するための情報処理を実行するコンピュータが構成されている。
プロセッサ11は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ11は、オペレーティングシステム、ミドルウェア及びアプリケーションプログラム等の情報処理プログラムに従って、サーバ10としての各種の機能を実現するための情報処理を実行する。プロセッサ11は、例えばCPU(central processing unit)である。
メインメモリ12は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ12は、不揮発性のメモリ領域では上記の情報処理プログラムの少なくとも一部を記憶する。またメインメモリ12は、プロセッサ11が各部を制御するための処理を実行する上で必要なデータを不揮発性又は揮発性のメモリ領域で記憶する場合もある。メインメモリ12は、商品マスタを記憶する場合もある。メインメモリ12は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ11によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば不揮発性のメモリ領域はROM(read only memory)である。揮発性のメモリ領域はRAM(random access memory)である。
補助記憶ユニット13は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)、あるいはSSD(solid state drive)等が補助記憶ユニット13として使用される。補助記憶ユニット13は、プロセッサ11が各種の処理を行う上で使用するデータや、プロセッサ11での処理によって作成されたデータを保存する。補助記憶ユニット13は、上記の情報処理プログラムの一部を記憶する場合もある。補助記憶ユニット13は、商品マスタを記憶する場合もある。
通信インタフェース14は、通信ネットワーク60に接続された各部との間で所定の通信プロトコルに従いデータ通信を行う。
伝送路15は、アドレスバス、データバス、制御信号線等を含み、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13及び通信インタフェース14の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
図5は会計機30の要部回路構成を示すブロック図である。
会計機30は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、自動釣銭機34、タッチパネル35、プリンタ36、リーダライタ37、通信インタフェース38及び伝送路39を備える。そして、プロセッサ31、メインメモリ32及び補助記憶ユニット33が伝送路39によって接続されることによって、会計機30としての各種の機能を実現するための情報処理を実行するコンピュータが構成されている。なお、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、通信インタフェース38及び伝送路39の機能の概略は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15と同等であるので、その説明は省略する。
自動釣銭機34は、投入される硬貨及び紙幣を収受する。また自動釣銭機34は、釣銭としての硬貨及び紙幣を排出する。
タッチパネル35は、表示デバイス及びタッチセンサを含む。表示デバイスは、プロセッサ31による制御の下に、GUI(graphical user interface)画面などの任意の画面を表示する。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD(liquid crystal display)等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をプロセッサ31へと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
プリンタ36は、例えばサーマルプリンタ又はドットインパクトプリンタなどであり、レシート用紙に対して各種の文字列及び画像などを印刷することにより、レシート又は領収書を発行する。
リーダライタ37は、カード又はICチップ等の記録媒体に記録されたデータを読み取る。リーダライタ37は、上記の記録媒体へデータを書き込む。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカード及びポイントカードなどの決済処理に関わる情報を記録する各種のカードを含み得る。ICチップは、上記の各種のカードの他、スマートフォンなどの情報端末に備えられることがある。リーダライタ37は、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
図6は情報処理装置40の要部回路構成を示すブロック図である。
情報処理装置40は、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43、無線ユニット44、タッチパネル45、スキャナ46、リーダ47、近距離通信ユニット48及び伝送路49を備える。そして、プロセッサ41、メインメモリ42及び補助記憶ユニット43が伝送路49によって接続されることによって、情報処理装置40としての各種の機能を実現するための情報処理を実行するコンピュータが構成されている。なお、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43、タッチパネル45及び伝送路49の機能の概略は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、タッチパネル35及び伝送路15と同等であるので、その説明は省略する。
無線ユニット44は、アクセスポイント70との間での所定の無線通信プロトコルに従った無線通信を介して、通信ネットワーク60に接続された各部との間でデータ通信を行う。なお無線ユニット44としては、例えばIEEE 802.11規格に準拠した既存の無線ユニットを用いることができる。
スキャナ46は、撮像部としてのカメラを有し、このカメラで撮影した画像からバーコード又は二次元データコード等のコードシンボルを読み取る。
リーダ47は、記録媒体に記録された会員ID等のデータを読取る。したがってリーダ47は、記録媒体が磁気カードの場合は磁気カードリーダであり、記録媒体が接触式ICカードの場合にはICカードリーダである。また、非接触式ICカードやスマートフォン等のようにRFID(radio frequency identification)を使用した記録媒体の場合には、RFIDリーダがリーダ47として使用される。
近距離通信ユニット48は、他の情報処理装置40に設けられた近距離通信ユニット48との間での直接的な無線通信によりデータ通信を行う。近距離通信ユニット48は、通信可能距離が無線ユニット44に比べて短い。通信可能距離は、買物客どうしが容易に会話できる程度の距離に調整されることが望ましい。近距離通信ユニット48としては、例えばIEEE 802.15.1規格に準拠した既存の通信ユニットを用いることができる。
サーバ10のハードウェアとしては、例えば汎用のネットワークサーバを用いることができる。会計機30のハードウェアとしては、例えば既存の別の会計機のものを用いることができる。情報処理装置40のハードウェアとしては、例えば汎用のタブレットコンピュータを用いることができる。そしてサーバ10、会計機30又は情報処理装置40の譲渡は一般に、それぞれの装置としての動作を実現するための情報処理について記述した情報処理プログラムがメインメモリ12,32,42又は補助記憶ユニット13,33,43に記憶された状態にて行われる。しかし、上記の情報処理プログラムがメインメモリ12,32,42又は補助記憶ユニット13,33,43に記憶されない状態、あるいは同種の別バージョンの情報処理プログラムがメインメモリ12,32,42又は補助記憶ユニット13,33,43に記憶された状態のハードウェアと、上記の情報処理プログラムとが個別に譲渡されてもよい。そして、メインメモリ12,32,42又は補助記憶ユニット13,33,43に、任意の作業者の操作に応じて、上述の情報処理プログラムが書き込まれることによって、サーバ10、会計機30又は情報処理装置40が構成されてもよい。情報処理プログラムの譲渡は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介した通信により行うことができる。
次に以上のように構成された商品販売システム100の動作について説明する。なお、以下に説明する情報処理は一例であって、一部の処理の順序の変更、一部の処理の省略、あるいは別の処理の追加などは適宜に可能である。
図7、図8及び図9は、情報処理装置40におけるプロセッサ41が実行する情報処理の手順を示すフローチャートである。
プロセッサ41は、情報処理装置40が起動されると、メインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶された情報処理プログラムに従ってこの情報処理を実行する。
Act1としてプロセッサ41は、初期化を行う。この初期化においてプロセッサ41は、少なくとも第1の商品リスト及び第2の商品リストをそれぞれクリアする。第1の商品リスト及び第2の商品リストは、いずれも登録された購入商品のリストを表したデータであり、メインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶される。第1の商品リスト及び第2の商品リストの詳細については後述する。
Act2としてプロセッサ41は、利用開始操作が行われるのを待ち受ける。このときプロセッサ41は、取り付け先のカートCを用いた買い物が開始されるのを待機している状態である。買物客M1は、カート置き場に置かれているカートCの一台を取り出し、そこに取り付けられている情報処理装置40に対して利用開始のための予め定められた操作を行う。プロセッサ41は例えば、上記の待機状態においては開始ボタンを表した画面をタッチパネル45に表示させておく。そしてプロセッサ41は、この開始ボタンがタッチされたことがタッチパネル45により検出された場合に、利用開始のための操作が行われたと判定する。そしてプロセッサ41は、利用開始のための操作が行われたならばYesと判定して、Act3へと進む。
なお、カートPOSサービスを会員向けに提供することも想定される。プロセッサ41はこの場合には例えば、会員ログインのための正規の操作が行われたことに応じてAct2にてYesと判定してもよい。会員ログインのための正規の操作は例えば、会員カードなどの記録媒体に記録された会員ID等のデータをリーダ47に読取らせるための操作である。そしてプロセッサ41は、リーダ47が読み取った会員IDが例えばサーバ10により管理される会員IDと一致することを確認したことに応じて、Act2にてYesと判定することとする。
Act3としてプロセッサ41は、リスト画面をタッチパネル45に表示させる。リスト画面は、第1の商品リスト及び第2の商品リストに示された購入商品のリストを表した画面である。ただしここでは、第1の商品リスト及び第2の商品リストはいずれもクリアされている。このためプロセッサ41は、ここで表示させるリスト画面は、購入商品の情報は示さず、枠線などの予め定められた基本フォームのみを表した画面とする。買物客M1は、この初期状態のリスト画面を目視することで、購入商品の登録が可能となったことを知ることができる。なおプロセッサ41は、ここでのリスト画面の表示に代えて、例えば購入商品の登録を開始するように促すメッセージなどを表した画面をタッチパネル45に表示させるようにしてもよい。
図10はリスト画面SC1のフォームの一例を示す図である。
プロセッサ41はAct3においては、図10に示すようにエリアAR1,AR2,AR3を表したリスト画面を作成する。なお、図10では、各エリアがどのような情報を表すのかを分かり易くするために、いくつかの購入商品が登録済みである状態を示している。
エリアAR1は、最も新しく指定された商品に関する商品名、数量及び単価を表す。「GGG」「1点」「128円」なる文字列が、それぞれ商品名、数量及び単価を表す。
エリアAR2は、エリアAR1に表された購入商品よりも前に登録済みの購入商品に関する情報を表す。例えば2行目に表された「AAA」「1」「121」「121」なる文字列が、1つ目に指定された購入商品に関する商品名、数量、単価及び金額を表す。
エリアAR3は、登録済みの購入商品の総数と、総額とを表す。例えば「6点」及び「1,363円」なる文字列が、総数及び総額を表す。
なお、プロセッサ41は、Act3においては、上記のように購入商品に関する情報を表す文字列をいずれもリスト画面には表さない。
Act4としてプロセッサ41は、連携が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、該当の指示がなされていないならばNoと判定し、Act5へと進む。
Act5としてプロセッサ41は、連携が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、該当の要求がなされていないならばNoと判定し、Act6へと進む。
Act6としてプロセッサ41は、購入商品が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、該当の指定がなされていないならばNoと判定し、Act7へと進む。
Act7としてプロセッサ41は、決済が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ41は、該当の指示がなされていないならばNoと判定し、Act4へと戻る。
かくしてAct4~Act7としてプロセッサ41は、連携の指示、連携の要求、商品の指定及び決済の指示のいずれかがなされるのを待ち受ける。
買物客M1は、カートCを押しながら、購入する商品を探して店内を歩く。そして購入する商品を見つけたならば、その商品を陳列場所から取り出し、カートCに載せる。このときに買物客M1は、該当の商品に表示されたコードシンボルをスキャナ46により読み取らせるか、該当の商品を指定するようにタッチパネル45を操作するなどの操作により、該当の商品を購入商品として指定する。そうするとプロセッサ41は、Act6にてYesと判定し、Act8へと進む。
Act8としてプロセッサ41は、指定された商品を購入商品として表すように第1の商品リストを更新する。プロセッサ41は例えば、指定された商品の商品コードを第1の商品リストに追加する。
Act9としてプロセッサ41は、タッチパネル45で表示させるリスト画面を更新する。プロセッサ41は具体的には、上記のように更新した第1の商品リストの内容を反映するようにリスト画面を更新する。そしてプロセッサ41はこののち、Act4~Act7の待受状態に戻る。
ところで買物客M1は、他の買物客M1と一緒に来店して、店内を別々に歩き回りながらそれぞれで商品をピックアップした上で、それらの商品を一括して決済する場合には、以下に説明する支援機能を利用することができる。なお、以下においては、2人の買物客M1のうちの一方をメイン客M1mと称し、他方をサブ客M1sと称する。なお、決済を行う買物客M1がメイン客M1mとなるような利用形態が想定される。また、メイン客M1mが利用しているカートC及び情報処理装置40と、サブ客M1sが利用しているカートC及び情報処理装置40とを区別する必要がある場合には、前者をメインカートCm及びメイン装置40mと称し、後者をサブカートCs及びサブ装置40sと称する。さらに、メイン装置40mに備えられたプロセッサ41とサブ装置40sに備えられたプロセッサ41とを区別する必要がある場合には、前者をメインプロセッサ41mと称し、後者をサブプロセッサ41sと称する。なお、メイン装置40mの操作が母親及びその娘により行われ、サブ装置40sの操作が父親及びその息子により行われるようなケースも想定される。この場合、メイン装置40mを操作する母親及びその娘が、いずれもメイン客M1mである。また、サブ装置40sを操作する父親及びその息子が、いずれもサブ客M1sである。つまり、メイン装置40mを操作する全ての買物客M1がメイン客M1mである。また、サブ装置40sを操作する全ての買物客M1がサブ客M1sである。ここで、サブ客M1sは第1の購入者に相当する。つまり第1の購入者は、同時に複数人が存在してもよい。またメイン客M1mは第2の購入者に相当する。つまり第2の購入者は、同時に複数人が存在してもよい。
メイン客M1mは、メインカートCmとサブカートCsとが近接している状況において、メイン装置40mにおいて、連携を指示するための予め定められた操作を行う。メインプロセッサ41mは例えば、リスト画面とは別に、連携ボタンをメイン装置40mのタッチパネル45に表示させておく。そしてメイン客M1mは、上記の操作としてこの連携ボタンにタッチする。メインプロセッサ41mは、このようにして連携が指示されたならば、Act4にてYesと判定し、図8中のAct21へと進む。
Act21としてプロセッサ41は、連携先IDを取得する。連携先IDとは、サブ装置40sを識別するためのコードである。例えばメインプロセッサ41mは、連携先IDの入力を受け付けるためのGUI画面をタッチパネル45に表示させる。連携先IDとしては、情報処理装置40を識別可能であれば、どのようなコードを用いてもよいが、本実施形態ではカート番号を用いることとする。カートCの個々に、それぞれ異なるカート番号を予め付与しておき、このカート番号をカートCにそれぞれ表示しておく。メイン客M1mは、サブカートCsに表示されたカート番号を、上記のGUI画面にて入力する。そうするとメインプロセッサ41mは、当該入力されたカート番号を連携先IDとして取得する。メインプロセッサ41mは、取得した連携先IDをメイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存しておく。
カート番号の入力は、サブカートCsにカート番号を表したバーコードを表示しておき、当該バーコードをメイン装置40mのリーダ47によって読み取ることによって行ってもよい。バーコードの表示は、バーコードが印刷されたラベルを各カートCに貼り付けておくのでもよいし、あるいはタッチパネル45で表示するのであってもよい。
Act22としてメインプロセッサ41mは、連携先IDで識別される情報処理装置40に宛てて、メイン装置40mの近距離通信ユニット48から連携要求を送信する。連携要求は、連携状態を設定することを要求するためのデータであり、当該要求に対して予め割り当てられたコマンド及び送信元のカート番号などを含む。なお、カート番号と近距離通信ユニット48のIDとは同じとしてもよいが、その場合には、連携先IDを指定するためのメイン客M1mの作業が繁雑となる。そこで、カート番号は、近距離通信ユニット48のIDとは異ならせることが好ましい。そしてこの場合には、カート番号と近距離通信ユニット48のIDとの関連付けを表したデータテーブルを予め用意しておく。そしてメインプロセッサ41mは、当該データテーブルを参照して連携要求の宛先とする近距離通信ユニット48のIDを得るようにすればよい。なお当該データテーブルは、各情報処理装置40のメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されてもよいし、サーバ10のメインメモリ12又は補助記憶ユニット13などの他の任意の記憶デバイスに記憶されてもよい。
メインカートCmとサブカートCsとの離間距離が、近距離通信ユニット48による通信可能距離以下である場合、連携要求はサブ装置40sの近距離通信ユニット48により受信される。サブ装置40sは、サブ客M1sによって利用開始されており、サブプロセッサ41sも図7~図9に示す情報処理を実行している。そしてサブプロセッサ41sは、上記のように連携要求が受信されたならば、図7中のAct5にてYesと判定し、図9中のAct41へと進む。
Act41としてサブプロセッサ41sは、確認画面をサブ装置40sのタッチパネル45に表示させる。確認画面は、連携要求に含まれたカート番号を表すとともに、そのカート番号のカートCとの連携を許容するか否かを確認するようにサブ客M1sに促すメッセージなどを表した画面である。また確認画面は、許諾及び拒否をそれぞれ指定するための2つのボタンを表す。
サブ客M1sは、連携要求の要求元がメインカートCmであることを確認画面から確認したならば、許諾ボタンにタッチする。なおサブ客M1sは、何らかの理由で連携を望まない場合には、拒否ボタンにタッチする。サブ客M1sとは別の買物客が利用しているカートCが誤って指定され、当該カートCで確認画面が表示された場合等、カートCを利用している買物客が連携要求に心当たりが無い場合は、当該買物客は拒否ボタンにタッチする。
Act42としてサブプロセッサ41sは、待機期間が終了したか否かを確認する。そしてサブプロセッサ41sは、まだ待機期間内であるならばNoと判定し、Act43へと進む。なお待機期間は情報処理装置40の設計者又は管理者などにより任意に定められてよい。待機期間は例えば、Act41にて確認画面を表示した時点から始まり、それから予め定められた時間が経過した時点で終わる期間とすることが想定される。
Act43としてサブプロセッサ41sは、拒否ボタンがタッチされたか否かを確認する。そしてサブプロセッサ41sは、拒否ボタンがタッチされていないならばNoと判定し、Act44へと進む。
Act44としてサブプロセッサ41sは、許諾ボタンがタッチされたか否かを確認する。そしてサブプロセッサ41sは、許諾ボタンがタッチされていないならばNoと判定し、Act42へと戻る。
かくしてサブプロセッサ41sはAct42~Act44としては、待機期間が終了する前に拒否ボタン又は許諾ボタンがタッチされるのを待ち受ける。
サブ客M1sが、確認画面が表示されたことに気付かなかった場合、あるいは確認画面に対してどのように対処すればよいか分からなかった場合には、拒否ボタン又は許諾ボタンのいずれにもタッチされないまま放置される場合がある。また、メイン客M1mが連携先IDとしてのカート番号を間違えて、サブカートCsとは別のカートCに宛てて連携要求が送られてしまった場合には、拒否ボタン又は許諾ボタンのいずれにもタッチされないまま放置される場合がある。そしてこのような場合にサブプロセッサ41sは、許諾ボタン又は拒否ボタンがタッチされないまま待機期間が終了したならばAct42にてYesと判定し、Act45へと進む。
サブプロセッサ41sは一方で、前述のように要求先のカートCを利用する買物客M1が拒否ボタンにタッチすると、Act43にてNoと判定し、Act45へと進む。
Act45としてサブプロセッサ41sは、メイン装置40mに宛てて、近距離通信ユニット48から拒否応答を送信する。拒否応答は、連携状態の設定を拒否することを通知するためのデータであり、当該通知に対して予め割り当てられたコマンド及び送信元のカート番号などを含む。そしてサブプロセッサ41sはこののち、図7中のAct4~Act7の待受状態に戻る。
サブプロセッサ41sは、サブ客M1sが待機期間内に許諾ボタンにタッチしたならば、Act44にてYesと判定し、Act46へと進む。なおサブプロセッサ41sはこの場合、連携要求に含まれたカート番号を連携中のメインカートCmのカート番号としてサブ装置40sのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存する。
Act46としてサブプロセッサ41sは、メイン装置40mに宛てて、近距離通信ユニット48から許諾応答を送信する。許諾応答は、連携状態の設定を許諾することを通知するためのデータであり、当該通知に対して予め割り当てられたコマンド及び送信元のカート番号などを含む。
さてメインプロセッサ41mは、図8中のAct22として連携要求を送信した後には、Act23へと進む。
Act23としてメインプロセッサ41mは、許諾通知がなされたか否かを確認する。そしてメインプロセッサ41mは、前述のようにサブ装置40sの近距離通信ユニット48から送信された拒否応答が、メイン装置40mの近距離通信ユニット48で受信されると、Act23にてNoと判定し、Act24へと進む。なおメインプロセッサ41mは、何らかの事情で、連携要求を送信してから予め定められた時間が経過しても許諾通知及び拒否通知のいずれもなされなければ、Act23にてNoと判定する。
Act24としてメインプロセッサ41mは、メイン装置40mのタッチパネル45にエラー画面を表示させる。エラー画面は、指定されたサブカートCsとの連携を行うことができないことをメイン客M1mに通知するための画面である。そしてメインプロセッサ41mはこののち、図7中のAct4~Act7の待受状態に戻る。
メインプロセッサ41mは、前述のようにサブ装置40sの近距離通信ユニット48から送信された許諾応答が、メイン装置40mの近距離通信ユニット48で受信されると、Act23にてYesと判定し、Act25へと進む。
Act25としてメインプロセッサ41mは、購入商品が指定されたか否かを確認する。そしてメインプロセッサ41mは、該当の指定がなされていないならばNoと判定し、Act26へと進む。
Act26としてメインプロセッサ41mは、更新が通知されたか否かを確認する。そしてメインプロセッサ41mは、該当の通知がなされていないならばNoと判定し、Act27へと進む。
Act27としてメインプロセッサ41mは、決済が指示されたか否かを確認する。そしてメインプロセッサ41mは、該当の指示がなされていないならばNoと判定し、Act25へと戻る。
かくしてAct25~Act27としてメインプロセッサ41mは、商品の指定、更新の通知及び決済の指示のいずれかがなされるのを待ち受ける。
メイン客M1mがメイン装置40mにて、購入商品を前述と同様に指定すると、メインプロセッサ41mはAct25にてYesと判定し、Act28へと進む。
Act28としてメインプロセッサ41mは、指定された商品を購入商品として表すように第1の商品リストを更新する。ここでメインプロセッサ41mが更新する第1の商品リストは、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されているものである。
メイン客M1mが指定した購入商品は、第2の購入者としてのメイン客M1mが購入を希望する商品に相当する。そしてメイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されている第1の商品リストにおけるデータレコードR1の各フィールドにセットされたデータは、いずれもメイン客M1mが購入を希望する商品に関する情報である。つまり、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43は、第2の記憶部に相当する。そしてメインプロセッサ41mは、第1の商品リストを更新することにより、第2の購入者としてのメイン客M1mが購入を希望する商品に関する情報を第2の記憶部に記憶させることになる。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは第2の記憶手段として機能する。このため、情報処理装置40はメイン装置40mとして動作するとき、第2の記憶手段を備える第2の情報処理装置に相当する。
一方、サブプロセッサ41sは、図9中のAct46として許諾応答を行った後には、Act47へと進む。
Act47としてサブプロセッサ41sは、購入商品が指定されたか否かを確認する。そしてサブプロセッサ41sは、該当の指示がなされていないならばNoと判定し、Act48へと進む。
Act48としてサブプロセッサ41sは、商品リストの送信が要求されたか否かを確認する。そしてサブプロセッサ41sは、該当の要求がなされていないならばNoと判定し、Act47へと戻る。
かくしてサブプロセッサ41sはAct47及びAct48としては、商品の指定又は商品リストの要求を待ち受ける。
サブ客M1sがサブ装置40sにて、購入商品を前述と同様に指定すると、サブプロセッサ41sはAct47にてYesと判定し、Act49へと進む。
Act49としてサブプロセッサ41sは、指定された商品を購入商品として表すように第1の商品リストを更新する。ここでサブプロセッサ41sが更新する第1の商品リストは、サブ装置40sのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されているものである。
サブ客M1sが指定した購入商品は、第1の購入者としてのサブ客M1sが購入を希望する商品に相当する。そしてサブ装置40sのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されている第1の商品リストにおけるデータレコードR1の各フィールドにセットされたデータは、いずれもサブ客M1sが購入を希望する商品に関する情報である。つまり、サブ装置40sのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43は、第1の記憶部に相当する。そしてサブプロセッサ41sは、第1の商品リストを更新することにより、第1の購入者としてのサブ客M1sが購入を希望する商品に関する情報を第1の記憶部に記憶させることになる。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは第1の記憶手段として機能する。このため、情報処理装置40はサブ装置40sとして動作するとき、第1の記憶手段を備える第1の情報処理装置に相当する。
Act50としてサブプロセッサ41sは、サブ装置40sのタッチパネル45で表示しているリスト画面を更新する。なおサブプロセッサ41sは、ここで更新する際には、リスト画面のフォームはAct3で表示した図10に示されるようなフォームのままとする。つまりサブプロセッサ41sは、今回指定された購入商品に関する情報をエリアAR1に表すとともに、前回指定された購入商品に関する情報をエリアAR2に表すようにリスト画面を更新する。
Act51としてサブプロセッサ41sは、メイン装置40mに宛てて、サブ装置40sの無線ユニット44から更新通知を送信する。サブプロセッサ41sは具体的には、サブ装置40sのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存してある連携中のメインカートCmのカート番号で識別される情報処理装置40に宛てて更新通知を送信する。更新通知は、サブ装置40sにおける第1の商品リストを更新した旨をメイン装置40mに通知するデータであり、当該通知に対して予め割り当てられたコマンドを含む。また更新通知は、今回追加した商品についての更新後のデータレコードR1を含む。そしてサブプロセッサ41sはこののち、Act47及びAct48の待受状態に戻る。
ただしサブプロセッサ41sは、第1の商品リストに含まれたデータの一部を更新通知に含めないようにしてもよい。例えばプロセッサ41aは、更新後のデータレコードR1に含まれたデータのうち、商品コードのみを更新通知に含めてもよい。
このように更新通知の送信は、第1の記憶部に記憶される前記情報の全部又は一部を第2の情報処理装置としてのメイン装置40mへと送信することに相当する。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは無線ユニット44との協働により、状況データを送信する送信手段としての機能を実現する。
更新通知は、アクセスポイント70及び通信ネットワーク60を介してメイン装置40mへと伝送されて、メイン装置40mの無線ユニット44によって受信される。メインプロセッサ41mは、これに応じて図8中のAct26にてYesと判定し、Act29へと進む。かくして無線ユニット44は、受信手段の一例である。
Act29としてメインプロセッサ41mは、更新通知に含まれた商品コードで識別される商品を購入商品として表すように第2の商品リストを更新する。このときにメインプロセッサ41mは、無線ユニット44を介して、第1の購入者としてのサブ客M1sが購入を希望する商品の情報を取得していることになる。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは取得手段として機能する。なお、ここでメインプロセッサ41mが更新するのは、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されている第2の商品リストである。かくしてメイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されている第2の商品リストは、サブ装置40sのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶されている第1の商品リストのコピーである。
なおメインプロセッサ41mは、更新通知に前述したように商品コードのみが含まれる場合には、当該商品コードをキーとして商品データベースにアクセスし、商品名などの情報を取得して、第2の商品リストに含めてもよい。なお、商品データベースは、各情報処理装置40のメインメモリ42又は補助記憶ユニット43、あるいはサーバ10のメインメモリ12又は補助記憶ユニット13など、その保存場所は任意である。
メインプロセッサ41mは、Act28又はAct29にて第1の商品リスト又は第2の商品リストを更新したならば、いずれの場合にもAct30へと進む。
Act30としてメインプロセッサ41mは、タッチパネル45で表示させるリスト画面を更新する。メインプロセッサ41mは具体的には、このAct30を最初に実行するときには、リスト画面のフォームも更新する。
図11はリスト画面SC2のフォームの一例を示す図である。
リスト画面SC2は、メインプロセッサ41mによるAct30の処理にて更新された後のリスト画面の例である。なお、図11において図10と同一の表示要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。そして図11では、各エリアがどのような情報を表すのかを分かり易くするために、いくつかの購入商品が登録済みである状態を示している。
リスト画面SC2は、エリアAR1,AR3,AR4,AR5を含む。つまりリスト画面SC2は、リスト画面SC1におけるエリアAR2に代えてエリアAR4,AR5を含んだフォームを有する。
エリアAR4は、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存されている第1のリストに表される購入商品のうちで、エリアAR1に表された購入商品よりも前に登録済みの購入商品に関する情報を表す。つまりエリアAR4に表される情報は、エリアAR2に表される情報と同じである。
エリアAR5は、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存されている第2のリストに表される購入商品に関する情報を、リスト画面SC1におけるエリアAR2と同様な形態で表す。メインプロセッサ41mは、サブプロセッサ41sが上述のように第1の商品リストに含まれたデータの一部を省いて送信している場合には、受信されたデータのみをエリアAR5に表す。
なおメインプロセッサ41mは、リスト画面SC2におけるエリアAR3には、第1のリスト及び第2のリストに登録済みの購入商品の総数と、総額とを表す。
このようにリスト画面SC2は、第1の購入者としてのサブ客M1sが購入を希望する商品の情報の全部又は一部を第2の購入者としてのメイン客M1mに通知する画面となる。かくしてリスト画面SC2をタッチパネル45により表示することは、上記の通知のための通知動作の一例であり、タッチパネル45は通知動作を行うデバイスの一例である。そして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは、通知動作を行うデバイスとしてのタッチパネル45を制御する通知制御手段として機能する。また、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータによる通知制御手段としての機能と、通知動作を行うデバイスとしてのタッチパネル45との協働により通知動作手段としての機能が実現される。
そして、以上のようにサブプロセッサ41sにおいて実現される送信手段としての機能と、メインプロセッサ41mにおいて実現される受信手段及び通知動作手段としての機能との協働により、通知手段としての機能が実現される。
Act31としてメインプロセッサ41mは、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存されている第1のリストと第2のリストとに共に含まれている重複商品があるか否かを確認する。そしてメインプロセッサ41mは、重複商品があったならばYesと判定し、Act32へと進む。
Act32としてメインプロセッサ41mは、ハイライト表示を開始する。このハイライト表示は、リスト画面SC2における重複商品の情報を、他の商品の情報に対して強調して表す表示である。図11の例では、商品名が「BBB」である商品が重複商品である。そしてメインプロセッサ41mは、「BBB」なる文字列の各文字を斜体とすることによって、他の商品の商品名に対して「BBB」を強調している。ただし、ハイライト表示としてプロセッサ11は、点滅、表示色の変更、枠線の線種の変更、枠線の太さの変更、文字フォントの変更、文字サイズの変更などを、単独又は組み合わせて行う。ただし、強調表示は、上記の目的を達するものであれば、どのような表示であってもよい。メインプロセッサ41mはこののち、Act25~Act27の待受状態に戻る。なおメインプロセッサ41mは、重複商品が無い場合にはAct31にてNoと判定し、Act32をパスしてAct25~Act27の待受状態に戻る。
メイン客M1mは、買い物を終えるべく会計を行う場合には、サブ客M1sと落ち合った上で、決済を指示するための予め定められた操作を行う。メインプロセッサ41mは例えば、リスト画面とは別に、決済ボタンをメイン装置40mのタッチパネル45に表示させておく。そしてメイン客M1mは、上記の操作としてこの決済ボタンにタッチする。メインプロセッサ41mは、このようにして決済が指示されたならば、Act27にてYesと判定し、Act33へと進む。
Act33としてメインプロセッサ41mは、連携中のサブ装置40sから商品リストを取得する。具体的にはメインプロセッサ41mは、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存してある連携先IDで識別される情報処理装置40に宛てて、メイン装置40mの近距離通信ユニット48から送信要求を送信する。送信要求は、商品リストを送信することを要求するためのデータであり、当該要求に対して予め割り当てられたコマンド及び送信元のカート番号などを含む。
送信要求はサブ装置40sの近距離通信ユニット48により受信される。サブプロセッサ41sは、これに応じて図9中のAct48にてYesと判定し、図9中のAct52へと進む。
Act52としてサブプロセッサ41sは、サブ装置40sのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶された第1の商品リストを、送信要求元のメイン装置40mに宛ててサブ装置40sの近距離通信ユニット48から送信する。サブプロセッサ41sはこののち、図7中のAct1に戻る。つまりサブ装置40sは、取り付け先のサブカートCsを用いた買い物が新たに開始されるのを待機する状態に戻る。
そしてメインプロセッサ41mは図8中のAct33では、上記のように送信された第1の商品リストがメイン装置40mの近距離通信ユニット48により受信されると、これを連携先の商品リストとして取得する。
以上のように、メイン装置40mでサブ装置40sの第1の商品リストの取得に近距離通信ユニット48を用いることにより、メイン装置40mとサブ装置40sとが近接していることを、つまり前述のようにメイン客M1mとサブ客M1sとが落ち合っていることを条件として、メイン装置40mでサブ装置40sの第1の商品リストが取得できることになる。ただし、このような第1のリストの取得は、無線ユニット44を用いて行っても構わない。
Act34としてメインプロセッサ41mは、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶された第1の商品リストに含まれた商品と、Act33にてサブ装置40sから取得した第1の商品リストに含まれた商品とをそれぞれ含むものとして新たな商品リストを生成する。メインプロセッサ41mはこののち、図7中のAct10へと進む。
一方、他の情報処理装置40との連携状態にない情報処理装置40のプロセッサ41は、図7中のAct4~Act7の待受状態にあるときに上記のように決済が指示されたならば、Act7にてYesと判定してAct10へと進む。
Act10以降の処理は、Act7及びAct34のいずれから進んだ場合でも共通で、メインプロセッサ41mとサブプロセッサ41sとの区別の必要はない。このため、以下においては、プロセッサ41の処理として記載する。
Act10としてプロセッサ41は、案内画面をタッチパネル45に表示させる。案内画面は、会計機30での会計に移行する手順を案内する画面である。
Act11としてプロセッサ41は、会計機30が指定されるのを待ち受ける。
買物客M1は、連携を行っていなかった場合には自らが利用しているカートCとともに、また連携を行っていた場合にはメインカートCm及びサブカートCsとともに、会計コーナーG2へと移動する。そして買物客M1は、案内画面での案内に従い、空き状態にある会計機30のタッチパネル35に表示された会計案内画面に表されたコードシンボルをスキャナ46に読み取らせる。なお、空き状態にある会計機30においてプロセッサ31は、会計案内画面をタッチパネル35に表示させる。会計案内画面は、通信ネットワーク60を介して当該会計機30にアクセスするための情報を示したコードシンボルを表すものとする。
プロセッサ41は、コードシンボルがスキャナ46によって読み取られたならば、Act11にてYesと判定し、Act12へと進む。
Act12としてプロセッサ41は、上記のコードシンボルが表す情報により会計機30に無線ユニット44からアクセスポイント70及び通信ネットワーク60を介してアクセスし、商品リストを送信する。なおプロセッサ41は、Act7からAct10へと進んだ場合には、メインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶された第1の商品リストを、また図8中のAct34からAct10へと進んだ場合には、Act34にて生成した商品リストを、それぞれ送信する。そしてプロセッサ41はこののち、図7中のAct1に戻る。つまり情報処理装置40は、取り付け先のカートCを用いた買い物が新たに開始されるのを待機する状態に戻る。
商品リストが通信ネットワーク60によって会計機30に伝送されると、当該会計機30の通信インタフェース38が商品リストを受信する。そうすると当該会計機30のプロセッサ31は、商品リストに含まれる全ての商品の購入に関する決済金額を算出するとともに、この決済金額を決済するための会計処理を実行する。なお、この会計処理は、例えば既存のセミセルフチェックアウトシステムの会計機において行われているのと同様な処理であってよい。かくして情報処理プログラムに基づく情報処理をプロセッサ41が実行することによって、プロセッサ41を中枢部分とするコンピュータは決済手段として機能する。そして会計機30は、このように決済手段を備えた決済装置の一例である。
なお、会計機30のプロセッサ31が情報処理装置40から商品リストを取り出すようにしてもよい。例えば、通信ネットワーク60を介して情報処理装置40にアクセスするための情報を示したコードシンボルを情報処理装置40のタッチパネル45に表示させる。当該コードシンボルが会計機30に備えたスキャナによって読み取られた場合に、当該コードシンボルが示す情報に従って、会計機30のプロセッサ31が情報処理装置40にアクセスする。そして当該アクセスに対して、情報処理装置40が、商品リストを会計機30に送るようにする。またプロセッサ41が、タッチパネル45に表示させた選択ボタンがタッチされた場合に、その選択ボタンに関連付けられた会計機30へと商品リストを送信してもよい。またプロセッサ41が、会計機30のいずれか1つに商品リストを送信し、その会計機30が会計を開始することが可能である場合に、その会計機30のプロセッサ31が商品リストを取り込んでもよい。この場合にプロセッサ31は、会計のための処理を既に実行中である場合などにおいて会計を開始することができない場合には、別の会計機30に商品リストを転送する。
以上のようにメイン装置40mにおいては、サブ装置40sにおける購入商品の指定状況を表示する。従って商品販売システム100によれば、メイン客M1mに、別々に店内を回っているサブ客M1sによる購入商品の登録状況を知らせることができる。
またメイン装置40mにおいては、サブ客M1sが登録済みの購入商品のリストを表したリスト画面SC2を表示する。これによってメイン客M1mは、サブ客M1sが登録済みの購入商品を容易に把握できる。そしてメイン客M1mは、不要な重複購入を避けることが可能となる。
なお、このように重複購入が避けられることは、店舗側からすれば一時的には売上の損失となる。しかしながら、上記の効果を買物客に提供できることは、買物客の来店動機となるから、相対的には売上の増加につながる可能性がある。
また、サブ装置40sでの商品登録に関するメイン装置40mへの通知は、アクセスポイント70を介した通信ネットワーク60経由の通信により行う。このため、サブ装置40sがメイン装置40mから店内においてどのように離れていようとも、上記の通知は実現できる。そしてメイン装置40mとサブ装置40sとの連携の設定のための通信は、近距離通信による直接通信により行うので、連携の設定はメイン装置40mとサブ装置40sとが近距離通信による通信距離内に近接している状態でなければ行えない。このため、連携の設定は、メイン客M1mとサブ客M1sとが互いに直接に確認し合いながら行うことが前提となり、無関係な買物客がそれぞれに利用する情報処理装置40どうしの連携が誤って設定されてしまうことを防止できる。
またメイン装置40mは、メイン装置40mで登録された購入商品と、サブ装置40sで登録された購入商品との全てを含んだ商品リストを作成し、当該商品リストの通知を伴って会計機30に会計を要求する。サブ装置40sは、上記の商品リストの作成のためにサブ装置40sで登録された購入商品についての商品リストをメイン装置40mに通知するが、会計機30に対する会計の要求は行わない。これにより、メイン装置40mで登録された購入商品と、サブ装置40sで登録された購入商品とは、一括で会計されることとなる。そしてこの会計は、メイン装置40mからの要求で行われるから、決済者は通常はメイン客M1mとなることが想定される。さらに、連携の設定を指示した買物客M1が、メイン客M1mとなる。つまり、連携の設定を指示した買物客は、連携対象の他の買物客が登録した購入商品についての決済も行わなければならないのであり、いたずらなどによって連携機能が不適切に利用されることを防止できる。
またメイン装置40mは、メイン装置40m及びサブ装置40sの双方で重複して購入商品として登録されている商品についての情報はハイライト表示する。このため、メイン客M1mは、表示を注意深く見なくとも、重複して登録された商品があることと、それがどの商品であるかとを、容易に認識できる
またメイン装置40mは、メイン装置40mで登録された購入商品のリストと、サブ装置40sで登録された購入商品のリストとを同時に表したリスト画面SC2を表示する。このため、メイン客M1mは、メイン装置40m及びサブ装置40sの双方での登録状況を容易に確認できる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
商品リストは、サーバ10で作成されてもよい。この場合は、情報処理装置40は、購入商品として指定された商品をサーバ10に通知する。つまり情報処理装置40は例えば、指定された商品に付与された商品コードをサーバ10へと送信する。そしてサーバ10においてプロセッサ11が、受信された商品コードに基づいて商品リストを作成する。商品リストは、メインメモリ12又は補助記憶ユニット13に保存される。つまり、第1の作成手段及び第2の作成手段の少なくともいずれか一方は、プロセッサ11による情報処理により実現されてもよい。
代金の計算は、情報処理装置40又はサーバ10で行われてもよい。この場合、会計機30に代えて、情報処理装置40又はサーバ10にて計算された代金を決済する機能、つまり会計のうちの決済に関する処理のみを会計機30のプロセッサ31が行うようにしてもよい。ただしこの場合は、会計機30は会計処理に含まれる代金の計算処理及び決済処理のうちの決済処理のみを行うのであり、決済機とも称される。
サブ装置40sにおいて、メイン装置40mでの購入商品の登録状況を表示してもよい。この場合は例えば、メインプロセッサ41mにおいては、図8中のAct28の後にAct51と同様にしてサブ装置40sへの更新通知を行う。また例えば、サブプロセッサ41sにおいては、図9中のAct47及びAct48の待受状態において、メイン装置40mからの更新通知が行われるのも待ち受けるようにする。そしてサブプロセッサ41sはさらに、更新通知が行われたことに応じて、図8中のAct29~Act32と同様な処理を行った上で、上記の待受状態に戻るようにする。また、メインプロセッサ41mは、図8中のAct33を省略し、Act34においてはメイン装置40mに備えられたメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に記憶された第1の商品リスト及び第2の商品リストに含まれた商品をそれぞれ含むものとして新たな商品リストを生成してもよい。なおこの場合には、メインプロセッサ41mとサブプロセッサ41sとで確認処理等を行って、サブ装置40sからメイン装置40mへの更新通知が、漏れなくメイン装置40mで受信され、第2の商品リストに反映されるようにすることが望ましい。
連携要求、許諾通知及び拒否通知は、通信ネットワーク60及びアクセスポイント70を介して授受されてもよい。そしてこの場合にプロセッサ41は、既存の任意のセンサを用いて計測したメイン装置40mとサブ装置40sとの離間距離が予め定められた基準距離よりも短い場合にのみ連携要求又は許諾通知を送信するようにしてもよい。あるいは、メイン装置40mとサブ装置40sとの離間距離に拘わらずに連携を設定可能としてもよい。
メイン装置40mとサブ装置40sとの連携は、別の手法により確立されてもよい。例えば、メイン客M1mからの指示に応じて、メイン装置40mのタッチパネル45で、メインカートCmのカート番号を表したバーコードを表示する。そしてプロセッサ41は、当該バーコードが情報処理装置40のリーダ47により読み取られると、図7中のAct5にてYesと判定する。さらにプロセッサ41は、Act21及びAct22は行わない。なお、プロセッサ41は、図9中のAct41~Act45は省略してもよい。
プロセッサ41が行う前述した情報処理の一部は省略してもよい。例えばプロセッサ41は、図8中のAct31及びAct32を省略し、Act30からAct25~Act27の待受状態に戻ってもよい。
メインプロセッサ41mは、リスト画面SC2とは別のフォームのリスト画面を表示させてもよい。
図12はリスト画面SC3のフォームの変形例を示す図である。なお、図12において図10と同一の表示要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。そして図12では、各エリアがどのような情報を表すのかを分かり易くするために、いくつかの購入商品が登録済みである状態を示している。
リスト画面SC3は、エリアAR1,AR3,AR6を含む。つまりリスト画面SC3は、リスト画面SC1におけるエリアAR2に代えてエリアAR6を表したフォームを有する。
エリアAR6は、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存されている第1のリストに表される購入商品のうちで、エリアAR1に表された購入商品よりも前に登録済みの購入商品に関する情報と、メイン装置40mのメインメモリ42又は補助記憶ユニット43に保存されている第2のリストに表される購入商品に関する情報とを、その取得順に並べて、リスト画面SC1におけるエリアAR2とほぼ同じ形態で表す。ただしエリアAR6においては、各行の先頭に、その行に示される情報が第1のリスト及び第2のリストのいずれに基づくかを表している。図12の例では、「自」が第1のリストに基づくことを表し、「他」が第2のリストに基づくことを表す。なおメインプロセッサ41mは、リスト画面SC3におけるエリアAR3には、第1のリスト及び第2のリストに登録済みの購入商品の総数と、総額とを表す。
図13はリスト画面SC4のフォームの変形例を示す図である。なお、図13において図10と同一の表示要素には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。そして図13では、各エリアがどのような情報を表すのかを分かり易くするために、いくつかの購入商品が登録済みである状態を示している。
リスト画面SC4は、エリアAR1,AR2,AR3,AR7を含む。つまりリスト画面SC4は、リスト画面SC1に加えてエリアAR7を表したフォームを有する。
エリアAR7は、サブ装置40sにて最も新しく指定された商品に関する商品名、数量及び単価を、エリアAR1と同様に表す。
リスト画面SC4におけるエリアAR1は、エリアAR7のスペースを確保するためにリスト画面SC4においては図10に示すリスト画面SC1よりも行数が少なくなっているが、エリアAR1の役割はリスト画面SC1及びリスト画面SC4で共通である。なおメインプロセッサ41mは、リスト画面SC4におけるエリアAR3には、第1のリスト及び第2のリストに登録済みの購入商品の総数と、総額とを表す。
なお、メインプロセッサ41mは、例えば図10に示すリスト画面SC1のフォームで、第1の商品リスト及び第2の商品リストの内容をそれぞれ表したリスト画面を、予め定められた時間が経過する毎に、あるいはメイン客M1mによる予め定められた操作が行われる毎に切り替えて表示してもよい。
リスト画面の作成は、サーバ10にてプロセッサ11が行ってもよい。
メイン装置40mで生成された第1の商品リストに基づく会計と、サブ装置40sで生成された第1の商品リストに基づく会計とは、個別に行われてもよい。
メイン装置40mにおいて、メインプロセッサ41mは、第2の商品リストは作成せずに、サブ装置40sで新たに購入商品が登録される毎に、サブ装置40sで更新された後の第1の商品リストを取得してもよい。この場合は、サブ装置40sで作成された第1の商品リストが第1の購入者としてのサブ客M1sが指定した購入商品についての第2のリストに相当する。
通知動作は、タッチパネル45における表示には限らず、買物客M1が所持する形態情報端末の表示デバイスなどの他の表示デバイスでの表示であってもよい。さらには、例えば音声メッセージの出力などの、表示以外の動作であってもよい。
メインプロセッサ41m又はサブプロセッサ41sは、メイン客M1m又はサブ客M1sからの指示に応じて、予め定められたメッセージ又は任意のメッセージを表したメッセージデータを連携先の情報処理装置40へ宛てて無線ユニット44を介して送信してもよい。そしてメインプロセッサ41m又はサブプロセッサ41sは、連携先の情報処理装置40から上述のように送信されたメッセージデータが無線ユニット44により受信されたならば、そのメッセージデータが表すメッセージをタッチパネル45に表示させてもよい。このようにすれば、互いに離れているメイン客M1mとサブ客M1sとがコミュニケーションすることが可能となる。
購入商品として登録する商品の特定は、どのような手法により行われても構わない。例えば、カートCに載置された商品に取り付けられた無線タグから商品コードを読み取って、当該商品コードで識別される商品を購入商品として登録してもよい。あるいは、買物客M1の行動を監視するカメラ等の各種センサ及び商品棚における商品の陳列状況を監視するカメラ等の各種センサを用いて、買物客M1が商品棚から取り出した商品を特定し、当該商品を購入商品として登録してもよい。なお、買物客M1が予め指定したスマートフォンなどの情報端末においてリスト画面を表示させることが想定される。
情報処理によりプロセッサ41が実現する各機能は、その一部又は全てをロジック回路などのようなプログラムに基づかない情報処理を実行するハードウェアにより実現することも可能である。また上記の各機能のそれぞれは、上記のロジック回路などのハードウェアにソフトウェア制御を組み合わせて実現することも可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 第1の購入者が購入を希望する商品の情報を第1の記憶部に記憶させる第1の記憶手段と、
前記第1の記憶部に記憶される前記情報の全部又は一部を前記第1の購入者とは異なる第2の購入者に通知する通知手段と、
を具備する買い物支援システム。
[付記2] 前記第2の購入者が購入を希望する商品の情報を第2の記憶部に記憶させる第2の記憶手段をさらに備え、
前記通知手段は、前記第1の記憶部に記憶された前記情報と、前記第2の記憶部に記憶された前記情報とを、前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部のいずれに記憶されているかを区別可能に表した画面を表示する、
付記1に記載の買い物支援システム。
[付記3] 前記第1の記憶手段を備える第1の情報処理装置と、
前記第2の記憶手段を備える第2の情報処理装置と、
を含み、
前記通知手段は、
前記第1の情報処理装置に備えられ、前記第1の記憶部に記憶される前記情報の全部又は一部を前記第2の情報処理装置へと送信する送信手段と、
前記第2の情報処理装置に備えられ、前記送信手段により送信された前記情報を受信する受信手段と、
前記第2の情報処理装置に備えられ、前記受信手段により受信された前記情報に基づいて前記第1の購入者が購入を希望する商品の全部又は一部を前記第2の購入者に通知するための予め定められた通知動作を行う通知動作手段と、
を具備する付記2に記載の買い物支援システム。
[付記4] 前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部に前記情報に関する全ての購入希望商品に関する代金を、前記第2の購入者による操作に応じて決済する決済手段、
を更に備える付記2又は付記3に記載の買い物支援システム。
[付記5] 前記第1の記憶部が備えられる装置及び前記第2の記憶部が備えられる装置のいずれとも異なる決済装置を備え、
前記決済装置は前記決済手段を備える、
付記4に記載の買い物支援システム。
[付記6] 第1の購入者が購入を希望する商品の情報を別の情報処理装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記情報に基づいて前記第1の購入者が購入を希望する商品の全部又は一部を前記第1の購入者とは異なる第2の購入者に通知するための予め定められた通知動作を行う通知動作手段と、
を具備する情報処理装置。
[付記7] 情報処理装置を制御するコンピュータを、
第1の購入者が購入を希望する商品の情報を別の情報処理装置から取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記情報に基づいて前記第1の購入者が購入を希望する商品の全部又は一部を前記第1の購入者とは異なる第2の購入者に通知するための予め定められた通知動作を行うように予め定められたデバイスを制御する通知制御手段と、
して機能させるための情報処理プログラム。
10…サーバ、11…プロセッサ、12…メインメモリ、13…補助記憶ユニット、14…通信インタフェース、15…伝送路、20…POS端末、30…会計機、31…プロセッサ、32…メインメモリ、33…補助記憶ユニット、34…自動釣銭機、35…タッチパネル、36…プリンタ、37…リーダライタ、38…通信インタフェース、39…伝送路、40…情報処理装置(40m…メイン装置、40s…サブ装置)、41…プロセッサ(41m…メインプロセッサ、41s…サブプロセッサ)、42…メインメモリ、43…補助記憶ユニット、44…無線ユニット、45…タッチパネル、46…スキャナ、47…リーダ、48…近距離通信ユニット、49…伝送路、50…監視端末、60…通信ネットワーク、70…アクセスポイント、100…商品販売システム。

Claims (7)

  1. 第1の購入者が購入を希望する商品の情報を第1の記憶部に記憶させる第1の記憶手段と、
    第1の購入者とは異なる第2の購入者が購入を希望する商品の情報を第2の記憶部に記憶させる第2の記憶手段と、
    2の購入者に通知するべく、前記第1の記憶部に記憶された情報と前記第2の記憶部に記憶された情報とをいずれも表しつつ、前記第1の記憶部に記憶された情報と、前記第2の記憶部に記憶された情報とで同じ商品に関する情報が含まれるならば、当該情報を他の商品の情報に対して強調して表した画面を表示する通知手段と、
    を具備する買い物支援システム。
  2. 前記通知手段は、前記第1の記憶部に記憶された情報と、前記第2の記憶部に記憶された情報とを、前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部のいずれに記憶されているかを区別可能に表した画面を表示する、
    請求項1に記載の買い物支援システム。
  3. 前記第1の記憶手段を備える第1の情報処理装置と、
    前記第2の記憶手段を備える第2の情報処理装置と、
    を含み、
    前記通知手段は、
    前記第1の情報処理装置に備えられ、前記第1の記憶部に記憶される情報を前記第2の情報処理装置へと送信する送信手段と、
    前記第2の情報処理装置に備えられ、前記送信手段により送信された前記情報を受信する受信手段と、
    前記第2の情報処理装置に備えられ、前記第2の購入者に通知するべく、前記受信手段により受信された情報と前記第2の記憶部に記憶された情報とをいずれも表しつつ、前記受信手段により受信された情報と、前記第2の記憶部に記憶された情報とで同じ商品に関する情報が含まれるならば、当該情報を他の商品の情報に対して強調して表した画面を表示するための予め定められた通知動作を行う通知動作手段と、
    を具備する請求項2に記載の買い物支援システム。
  4. 前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部に記憶された情報に関する全ての購入希望商品に関する代金を、前記第2の購入者による操作に応じて決済する決済手段、
    を更に備える請求項2又は請求項3に記載の買い物支援システム。
  5. 前記第1の記憶部が備えられる装置及び前記第2の記憶部が備えられる装置のいずれとも異なる決済装置を備え、
    前記決済装置は前記決済手段を備える、
    請求項4に記載の買い物支援システム。
  6. 第1の購入者が購入を希望する商品の情報を別の情報処理装置から取得する取得手段と、
    第1の購入者とは異なる第2の購入者が購入を希望する商品の情報を第2の記憶部に記憶させる第2の記憶手段と、
    2の購入者に通知するべく、前記取得手段により取得された情報と前記第2の記憶部に記憶された情報とをいずれも表しつつ、前記取得手段により取得された情報と、前記第2の記憶部に記憶された情報とで同じ商品に関する情報が含まれるならば、当該情報を他の商品の情報に対して強調して表した画面を表示する通知手段と、
    を具備する情報処理装置。
  7. 情報処理装置を制御するコンピュータを、
    第1の購入者が購入を希望する商品の情報を別の情報処理装置から取得する取得手段と、
    第1の購入者とは異なる第2の購入者が購入を希望する商品の情報を第2の記憶部に記憶させる第2の記憶手段と、
    2の購入者に通知するべく、前記取得手段により取得された情報と前記第2の記憶部に記憶された情報とをいずれも表しつつ、前記取得手段により取得された情報と、前記第2の記憶部に記憶された情報とで同じ商品に関する情報が含まれるならば、当該情報を他の商品の情報に対して強調して表した画面を表示するように予め定められたデバイスを制御する通知制御手段と、
    して機能させるための情報処理プログラム。
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