JP7256894B2 - Sl sr/bsr処理のための方法 - Google Patents

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Description

本明細書の実施形態は、一般に、無線通信の分野に関し、より詳細には、本明細書の実施形態は、サイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)/バッファステータス報告(BSR)処理のための方法に関する。
V2X
リリース14およびリリース15において、デバイス間作業についての拡張は、車両、歩行者およびインフラストラクチャ間の直接通信の任意の組合せを含む、V2X通信のサポートからなる。V2X通信は、利用可能なとき、ネットワーク(NW)インフラストラクチャを利用し得るが、カバレージがない場合でも、少なくとも基本的なV2Xコネクティビティは可能であるべきである。LTEベースV2Xインターフェースを与えることは、LTEの規模の経済のために経済的に有利であり得、それは、専用V2X技術(たとえば、IEEE802.11p)を使用することと比較して、NWインフラストラクチャ(V2I)との通信、歩行者(V2P)との通信、および他の車両(V2V)との通信間のより緊密な統合を可能にし得る。
V2X通信は、非安全情報と安全情報の両方を搬送し得、アプリケーションおよびサービスの各々は、たとえば、レイテンシ、信頼性、データレートなどに関する特定の要件セットに関連し得る。
V2Xのために定義された、いくつかの異なる使用事例がある。
・V2V(Vehicle-to-Vehicle):(Uuとして知られている)セルラーインターフェースか、または(PC5として知られている)サイドリンクインターフェースのいずれかを介した、車両間のLTEベース通信をカバーする。
・V2P(Vehicle-to-Pedestrian):Uuまたはサイドリンク(PC5)のいずれかを介した、車両と、個人によって携帯されるデバイス(たとえば、歩行者、サイクリスト、ドライバーまたは乗客によって携帯されるハンドヘルド端末)との間のLTEベース通信をカバーする。
・V2I/N(Vehicle-to-Infrastructure/Network):車両と沿道ユニット/ネットワークとの間のLTEベース通信をカバーする。沿道ユニット(RSU)は、サイドリンク(PC5)またはUuを介してV2X対応UEと通信する交通インフラストラクチャエンティティ(たとえば速度通知を送信するエンティティ)である。V2Nの場合、通信はUu上で実行される。
3GPP SA1ワーキンググループは将来のV2Xサービスのための新しいサービス要件を完成させた。これらの高度なV2Xアプリケーションのために、必要とされるデータレートと、容量と、信頼性と、レイテンシと、通信レンジと、速度とを満たすための予想される要件がより厳格にされた。リリース16において、3GPPは、新無線(New Radio:NR)を使用したV2X通信を研究し、規定し始めた。
サイドリンクリソース割り当て
サイドリンク上にV2Xのための2つの異なるリソース割り当て(RA)プロシージャ、すなわち、集中型RA(LTEにおけるいわゆる「モード3」およびNRにおける「モード1」)と、自律的RA(LTEにおけるいわゆる「モード4」およびNRにおける「モード2」)とがある。送信リソースは、事前定義されたか、またはネットワーク(NW)によって設定されたリソースプール内で選択される。
モード2またはモード4の場合、半永続送信と、検知ベースリソース割り当てという、うまく機能する分散型動作を達成するための2つの基本的な特徴がある。半永続送信は、UEが送信バッファへの新しいパケットの到達を妥当な正確さで予測することができるという事実に基づく。これは、LTE V2Xが、主に協調認識メッセージ(CAM)などの周期的送信をサポートするように設計されているためである。適切なシグナリングを使用して、第1のUEが実行する送信は、将来のある時間に特定の無線リソース上で送信するそれの意図について、すべての他のUEに通知することができる。検知アルゴリズムを使用して、第2のUEはこれらの半永続送信の存在を知ることができる。この情報は、無線リソースを選択するときに第2のUEによって使用され得る。このようにして、UE間の衝突が緩和され得る。
モード1またはモード3では、UEはNWによって制御される。モード1またはモード3UEによる一般的な送信は以下のように実行される。
1.UEは、アップリンク(UL)におけるサイドリンクバッファステータス報告(SL BSR)を送ることによって、NWにサイドリンク送信のためのリソースを要求する。
2.NWは、UEにサイドリンク送信のためのリソースをグラントする。
3.UEは、NWによってグラントされたリソース上でサイドリンク送信を実行する。
NWによって与えられたグラントは、それの再送信を含む単一のトランスポートブロック(TB)の送信のために、または、それが設定されたスケジューリンググラントである場合、複数のTBの送信のために有効であり得る。
ULの論理チャネル優先順位付け(LCP)
論理チャネル優先順位付けプロシージャは、新しい送信が実行さるときに適用され、ULグラントに入れるときに、それがどの情報が優先されるべきであるかを決定するためにUEによって使用される。
特に、論理チャネル優先順位付けプロシージャの場合、MACエンティティは以下の相対優先順位を降順に考慮に入れる。
・セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)MAC制御要素(CE)、またはUL共通制御チャネル(CCCH)からのデータ
・設定されたグラント確認MAC CE
・パディングのために含まれるUL BSRを除く、ULバッファステータス報告(BSR)のためのMAC CE
・単一エントリ電力ヘッドルーム報告(PHR)MAC CE、または複数エントリPHRMAC CE
・パディングのために含まれるサイドリンクBSRを除く、サイドリンクBSRのためのMAC CE
・UL-CCCHからのデータを除く、任意の論理チャネルからのデータ
・パディングのために含まれるUL BSRのためのMAC CE
・パディングのために含まれるサイドリンクBSRのためのMAC CE。
バッファステータス報告(BSR)
BSRプロシージャは、MACエンティティにおけるULデータ量および/またはサイドリンクデータ量についての情報をサービングgNBに与えるために使用される。
UL BSRは、以下のイベントのいずれかが行われた場合にトリガされる。
・MACエンティティが、LCGに属する論理チャネルのために利用可能な新しいULデータを有し、
・新しいULデータが、任意の論理チャネルグループ(LCG)に属する、利用可能なULデータを含んでいるいずれの論理チャネルの優先順位よりも高い優先順位をもつ論理チャネルに属するか、または
・LCGに属するいずれの論理チャネルも利用可能なULデータを含んでいない。
その場合、BSRは「正規UL BSR」と呼ばれる。
・ULリソースが割り当てられ、パディングビットの数がバッファステータス報告MAC CE+それのサブヘッダのサイズに等しいか、またはバッファステータス報告MAC CE+それのサブヘッダのサイズよりも大きい。その場合、BSRは「パディングUL BSR」と呼ばれる。
・retxBSRタイマーが満了し、LCGに属する論理チャネルのうちの少なくとも1つがULデータを含んでいる。その場合、BSRは「正規UL BSR」と呼ばれる。
・periodicBSRタイマーが満了する。その場合、BSRは「周期的UL BSR」と呼ばれる。
サイドリンクBSRは、以下のイベントのいずれかが行われた場合にトリガされる。
・MACエンティティが、LCGに属する論理チャネルのために利用可能な新しいサイドリンクデータを有する。
・新しいサイドリンクデータは、ProSe宛先の論理チャネルに属し、その論理チャネルは、同じProSe宛先の任意のLCGに属する、利用可能なサイドリンクデータを含んでいるいずれの論理チャネルの優先順位よりも高い優先順位を有するか、または
・同じProSe宛先のLCGに属するいずれの論理チャネルも利用可能なサイドリンクデータを含んでいない。
その場合、BSRは「正規サイドリンクBSR」と呼ばれる。
・ULリソースが割り当てられ、パディングビットの数がサイドリンクBSRのMAC CE+それのサブヘッダのサイズに等しいか、またはサイドリンクBSRのMAC CE+それのサブヘッダのサイズよりも大きい。その場合、BSRは「パディングサイドリンクBSR」と呼ばれる。
・retxBSRタイマーSLが満了し、LCGに属する論理チャネルのうちの少なくとも1つがサイドリンクデータを含んでいる。その場合、BSRは「正規サイドリンクBSR」と呼ばれる。
・periodicBSRタイマーSLが満了する。その場合、BSRは「周期的サイドリンクBSR」と呼ばれる。
UL/サイドリンクグラントが、送信のために利用可能なすべての保留中のデータを収容することができるが、UL/サイドリンクBSR MAC CEプラスそれのサブヘッダをさらに収容するために十分でないとき、すべてのトリガされたUL/サイドリンクBSRはキャンセルされ得る。UL/サイドリンクBSR MAC CEを含むMAC PDUが送信されたとき、MAC PDUアセンブリより前にトリガされたすべてのUL/サイドリンクBSRはキャンセルされ得る。さらに、サイドリンクの場合、すべてのトリガされたサイドリンクBSRは、上位レイヤが自律的リソース選択を設定するときにキャンセルされる。
スケジューリング要求(SR)
BSRが、送信のために利用可能な新しいULデータによりトリガされたとき、BSRは、ULグラントを使用してPUSCHを介してNWに送られる。BSR送信のために十分な利用可能なリソースがない場合、SRがトリガされる。SRはPUCCHを介して送信され、複数のSR設定がNR Uuのためにサポートされる。SRを受信した後に、NWはDCIを介してUEにグラントを送り、グラントのサイズは少なくともBSRのために十分であるべきである。BSRをトリガした論理チャネルのSR設定は(そのような設定が存在する場合)、トリガされたSRのための対応するSR設定と考えられる。
NRでは、複数の設定のSL専用SRもサポートされる。そのことは、SL BSRがトリガされたとき、UE SLバッファ中のSLデータの利用可能性により、Uuを介してそれを送信するための十分なリソースがなく、SL SRがSL SR設定の後にPUCCHを介してトリガされることを暗示する。
したがって、NRでは、2つのタイプのSRがUuを介して共存する。本開示ではUL SRと呼ばれる通常のSRは、ULリソースを要求するために使用され、SL SRは、SLリソースを要求するために使用される。このようにして、NWは、SLのためのスケジューリング要求をULのためのスケジューリング要求と区別することができる。
米国特許出願公開第2016/0128094(A1)号は、D2D(デバイスツーデバイス)通信システムにおいてサイドリンクバッファステータス報告によってトリガされたスケジューリング要求をキャンセルすることを開示している。
WO2016/072590A1も、D2D通信システムにおいてサイドリンクバッファステータス報告によってトリガされたスケジューリング要求をキャンセルすることを開示している。
2014年11月17日付の3GPPドラフトR2-145038「SR cancellation for ProSe communication」は、保留中のスケジューリング要求をキャンセルすることを開示している。
現在、UL論理チャネルでは、優先順位はRRCによって静的に設定される、すなわち、UL BSRは、常にサイドリンク(SL)BSRよりも優先され、パディングのために含まれるBSRを除くBSRは、常に、UL-CCCHからのデータを除くULデータ送信よりも優先される。これは最適/好適でないことがある。たとえば、サイドリンクデータが高いQoS要件を有するとき、および/または安全に関係するとき、サイドリンクBSRよりもUL BSRを優先することは好ましくないことがある。ULデータが高いQoS要件を有するとき。ULデータ送信よりもBSRを優先させることは好ましくないことがある。
さらに、同時のモード1送信とモード2送信とがサポートされるとき、上位レイヤが自律的リソース選択を設定するときにサイドリンクBSRをキャンセルすることが常に好適であるとは限らない。
複数設定共存のUL SRおよびSL SRの場合、対応するBSRがすでに、前のSRによって引き起こされたUuグラントを介して送られている場合、トリガされたUu/SL SRを送信する必要はない。
従来技術における上記の問題に鑑みて、本明細書の実施形態は、静的LCP設定の代わりに、QoS要件を考慮に入れてUL LCPを適切に適応させる方法を提案する。適応は、UL BSRとSL BSRとの間、UL BSRとULデータとの間、およびSL BSRとULデータとの間の優先順位付けに適用する。その上、サイドリンクBSRは、上位レイヤがNW制御リソース選択を設定解除したときにのみキャンセルされ、これはMACエンティティごとに実行され得る。さらに、本明細書の実施形態は、ULリソース消費を最小にするようにSL SRとUL SRとの共存を処理する方法を提案する。
一実施形態では、そこで、サイドリンク(SL)を介して送られるべきデータに応答してSLのバッファステータス報告(BSR)をトリガすることと、SL BSRを送信するためのサイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることであって、SL BSRは、SL SRによってトリガされた第1のアップリンク(UL)グラントを使用することによって送信されるように意図される、サイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることと、SL BSRが、他のソースによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって送信された場合、SL SR送信をキャンセルすることとを含む、無線デバイスにおける方法を提案する。
一実施形態では、本方法において、SL BSRは、Uu SRによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって送信され、Uu SRはUu BSRによってトリガされ、次に、Uu BSRが、Uuインターフェースを介して送られるデータによってトリガされる。
一実施形態では、本方法において、SL BSRとUu BSRとは、Uu SRによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって一緒に送信された。
一実施形態では、本方法は、少なくともUu BSRとSL BSRとのための論理チャネル優先順位付け(LCP)を決定することと、決定されたLCPに従ってUu BSRおよび/またはSL BSRを送信することとをさらに含む。
一実施形態では、本方法において、LCPは、Uu BSRとSL BSRとのサービス品質(QoS)要件に基づいて決定され、QoS要件は優先順位要件および/またはレイテンシ要件を含む。
一実施形態では、本方法において、Uu BSRのQoS要件は、Uu BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件であり、SL BSRのQOS要件は、SL BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件である。
一実施形態では、本方法において、SL BSRのQOS要件がUu BSRのQoS要件よりも高い場合、SL BSRがUu BSRよりも優先される。
一実施形態では、本方法において、SL BSRのQOS要件がしきい値よりも高い場合、SL BSRはUu BSRよりも優先される。
一実施形態では、本方法において、しきい値は、事前設定され、または共通シグナリングもしくは専用シグナリングを介してネットワークノードによって設定される。
一実施形態では、本方法において、SL BSRは、異なる設定をもつ第2のSL SRによってトリガされた第3のULグラントを使用することによって送信された。
一実施形態では、本方法において、SL SRは、キャンセルされることなしに送信され、SL BSRおよび/またはUu BSRは、Uu SRによってトリガされた第1のULグラントを使用することによって送信される。
一実施形態では、そこで、無線デバイスであって、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読媒体とを備え、非一時的コンピュータ可読媒体が、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、少なくとも1つのプロセッサが、サイドリンク(SL)を介して送られるべきデータに応答してSLのバッファステータス報告(BSR)をトリガすることと、SL BSRを送信するためのサイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることであって、SL BSRが、SL SRによってトリガされた第1のアップリンク(UL)グラントを使用することによって送信されるように意図される、サイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることと、SL BSRが、他のソースによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって送信された場合、SL SR送信をキャンセルすることとを行うように設定された、無線デバイスを提案する。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、SL BSRは、Uu SRによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって送信され、Uu SRはUu BSRによってトリガされ、次に、Uu BSRが、Uuインターフェースを介して送られるデータによってトリガされる。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、SL BSRとUu BSRとは、Uu SRによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって一緒に送信された。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、少なくとも1つのプロセッサは、さらに、少なくともUu BSRとSL BSRとのための論理チャネル優先順位付け(LCP)を決定することと、決定されたLCPに従ってUu BSRおよび/またはSL BSRを送信することとを行うように設定される。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、LCPは、Uu BSRとSL BSRとのサービス品質(QoS)要件に基づいて決定され、QoS要件は優先順位要件および/またはレイテンシ要件を含む。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、Uu BSRのQoS要件は、Uu BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件であり、SL BSRのQOS要件は、SL BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件である。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、SL BSRのQOS要件がUu BSRのQoS要件よりも高い場合、SL BSRはUu BSRよりも優先される。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、SL BSRのQOS要件がしきい値よりも高い場合、SL BSRはUu BSRよりも優先される。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、しきい値は事前設定され、または共通シグナリングもしくは専用シグナリングを介してネットワークノードによって設定される。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、SL BSRは、異なる設定をもつ第2のSL SRによってトリガされた第3のULグラントを使用することによって送信された。
一実施形態では、無線デバイスにおいて、SL SRは、キャンセルされることなしに送信され、SL BSRおよび/またはUu BSRは、Uu SRによってトリガされた第1のULグラントを使用することによって送信される。
一実施形態では、そこで、装置上で実行されたとき、装置に上記の方法のいずれかを実行させるコンピュータ可読コードを含むコンピュータ可読媒体を提案する。
本明細書の実施形態を用いれば、LCPは、QoS要件に基づいて適応させられ得、サイドリンクBSRの不適当なキャンセルが回避され得、それによりULとサイドリンクの両方の性能が改善される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を形成する添付の図面は、本開示の様々な実施形態を示し、説明とともに、さらに、本開示の原理を説明し、当業者が本明細書で開示される実施形態を作製し、使用することを可能にするために役立つ。図面において、同様の参照番号は同等の要素または機能的に同様の要素を示す。
本明細書の実施形態が実装され得る、例示的な無線通信システムを示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による、概略メッセージを示す概略シグナリングチャートである。 本明細書の実施形態による、例示的な方法を示す概略フローチャートである。 本明細書の実施形態による、例示的な無線デバイスを示す概略ブロック図である。 本明細書の実施形態による、装置を示す概略ブロック図である。
以下で、実施形態が示されている添付の図面を参照しながら、本明細書の実施形態について詳細に説明する。本明細書のこれらの実施形態は、しかしながら、多くの異なる形式で実施され得、本明細書に記載された実施形態に限定されると解釈されるべきでない。図面の要素は、必ずしも互いに対して一定の縮尺ではない。
「一実施形態(one embodiment)」または「実施形態(an embodiment)」への言及は、実施形態に関して説明される特定の特徴、構造または特性が少なくとも1つの実施形態中に含まれることを意味する。したがって、本明細書全体にわたる様々な場所に現れる「一実施形態では」というフレーズの出現は、必ずしもすべて同じ実施形態を指すとは限らない。
本明細書で使用される「A、B、またはC」という用語は、「A」または「B」または「C」を意味し、本明細書で使用する「A、B、およびC」という用語は「A」、「B」、および「C」を意味し、本明細書で使用する「A、B、および/またはC」という用語は「A」、「B」、「C」、「AおよびB」、「AおよびC」、「BおよびC」または「A、B、およびC」を意味する。
本明細書の実施形態は、静的LCP設定の代わりに、QoS要件を考慮に入れた、UL LCPを適切に適応させるための方法を提案する。適応は、UL BSRとSL BSRとの間、UL BSRとULデータとの間、およびSL BSRとULデータとの間の優先順位付けに適用する。その上、サイドリンクBSRは、上位レイヤがNW制御リソース選択を設定解除したときにのみキャンセルされ、これはMACエンティティごとに実行され得る。さらに、本明細書の実施形態は、ULリソース消費を最小にするようにSL SRとUL SRとの共存を処理する方法を提案する。
図1は、本明細書の実施形態が実装され得る、例示的な無線通信システム100を示す概略ブロック図である。通信システム100は、1つまたは複数の無線デバイス101、103、および1つまたは複数のネットワークノード102を含む。無線デバイス101、103は、Uuインターフェースなど、無線インターフェースを介してネットワークノード102と通信し得る。無線デバイス101は、車の中のユーザによって携帯され得、したがって車両デバイスであり得る。無線デバイス103は、他の車両の中のユーザによって携帯され得、したがって車両デバイスであり得る。無線デバイス103は、歩行者によって携帯され得、したがって歩行者デバイスであり得る。無線デバイス103はNWインフラストラクチャデバイスであり得る。サイドリンク(SL)を介した、無線デバイス101と無線デバイス103との間のV2I、V2PおよびV2VなどのV2X通信があり得る。
たとえば、無線デバイス101は、ネットワークノード102のうちの1つまたは複数に無線信号を送信し、および/またはネットワークノード102のうちの1つまたは複数から無線信号を受信し得る。無線デバイス101は、無線デバイス103に無線信号を送信し、および/または無線デバイス103から無線信号を受信し得る。無線信号は、ボイストラフィック、データトラフィック、制御信号、および/または任意の他の好適な情報を含み得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノードに関連する無線信号カバレッジのエリアはセルと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、無線デバイス101、103はデバイス間(D2D)機能を有し得る。したがって、無線デバイス101、103は、別の無線デバイスから直接信号を受信し、および/または別の無線デバイスに直接信号を送信することが可能であり得る。
上記で説明したように、ネットワーク100の例示的な実施形態は、1つまたは複数の無線デバイス101、103と、無線デバイス101、103と(直接または間接的に)通信することが可能な1つまたは複数の異なるタイプのネットワークノード102とを含み得る。
いくつかの実施形態では、無線デバイスという非限定的な用語が使用される。本明細書で説明する無線デバイス101、103は、たとえば無線信号を介して、ネットワークノード102および/または別の無線デバイスと無線で通信することが可能で、そのように設定され、そのように構成され、および/またはそのように動作可能な、任意のタイプの無線デバイスであり得る。無線で通信することは、電磁信号、電波、赤外線信号、および/または空気を通して情報を伝達するために好適な他のタイプの信号を使用して無線信号を送信し、および/または受信することを伴い得る。特定の実施形態では、無線デバイスは、直接的な人間のやりとりなしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、無線デバイスは、内部もしくは外部イベントによってトリガされたとき、またはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。一般に、無線デバイスは、無線通信が可能で、そのために設定され、そのために構成され、および/またはそのために動作可能な、任意のデバイス、たとえば無線通信デバイスを表し得る。無線デバイスの例は、限定はしないが、スマートフォンなどのユーザ機器(UE)を含む。さらなる例は、無線カメラ、無線対応タブレットコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、および/または無線顧客構内機器(CPE)を含む。無線デバイス110はまた、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、D2D UE、マシン型通信(MTC)UEまたはマシンツーマシン(M2M)通信対応のUE、低コストおよび/または低複雑度UE、UEを装備したセンサー、タブレット、モバイル端末、モノのインターネット(IoT)デバイス、または狭帯域IoT(NB-IoT)デバイス、または任意の他の好適なデバイスであり得る。
1つの具体例として、無線デバイス101、103は、3GPPの新無線(NR)のためのグローバルシステム、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)、Long-Term Evolution(LTE)、および/または他の好適な2G、3G、4Gまたは5G規格、または他の好適な規格など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたUEを表し得る。本明細書で使用する際、「UE」は、必ずしも、当該のデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味の「ユーザ」を有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザに売るためのものであるか、または人間のユーザによる動作のためのものであるが、最初に特定の人間のユーザに関連付けられないことがあるデバイスを表し得る。
無線デバイス101、103は、たとえば、サイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによってD2D通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。
また別の具体例として、IoTシナリオにおいて、無線デバイスは、監視および/または測定を実行し、そのような監視および/または測定の結果を別の無線デバイスおよび/またはネットワークノードに送信する、機械または他のデバイスを表し得る。無線デバイスは、この場合、M2Mデバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、無線デバイスは、3GPP NB-IoT規格を実装するUEであり得る。そのような機械またはデバイスの特定の例は、センサー、電力メーターなどの計量デバイス、工業機械、またはホームアプライアンスまたはパーソナルアプライアンス(たとえば、冷蔵庫、テレビジョン、時計などのパーソナルウェアラブル機器など)である。他のシナリオでは、無線デバイスは、それの動作状態、あるいはそれの動作に関連する他の機能に関する監視および/または報告を行うことが可能である、車両または他の機器を表し得る。
上記で説明した無線デバイス101、103は、無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明した無線デバイスはモバイルであり得、その場合、無線デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
図1に示されているように、無線デバイス101、103は、データおよび/または信号を、ネットワークノード102および/または他の無線デバイスなど、ネットワークノードとの間で無線で送受信することが可能である、任意のタイプの無線エンドポイント、移動局、モバイルフォン、無線ローカルループフォン、スマートフォン、ユーザ機器、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、セルフォン、タブレット、ラップトップ、ボイスオーバーIP(VoIP)フォンまたはハンドセットであり得る。
無線デバイス101、103(たとえば、エンドステーション、ネットワークデバイス)は、非一時的機械可読媒体(たとえば、磁気ディスク、光ディスク、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリデバイス、相変化メモリなどの機械可読記憶媒体)および一時的機械可読伝送媒体(たとえば、電気信号、光信号、音響信号、または、搬送波、赤外線信号など、他の形態の伝搬信号)など、機械可読媒体を使用して、(ソフトウェア命令から構成された)コードと、データとを記憶し、(内部で、および/またはネットワークを介して他の電子デバイスと)送信し得る。さらに、無線デバイス101、103は、(コードおよび/またはデータを記憶するための)1つまたは複数の非一時的機械可読媒体、ユーザ入出力デバイス(たとえば、キーボード、タッチスクリーン、および/またはディスプレイ)、(伝搬信号を使用してコードおよび/またはデータを送信するための)ネットワーク接続など、1つまたは複数の他の構成要素に結合された1つまたは複数のプロセッサのセットなどのハードウェアを含み得る。プロセッサのセットと他の構成要素との結合は、一般に、1つまたは複数のバスと(バスコントローラとも呼ばれる)ブリッジとによる。したがって、所与の電子デバイスの非一時的機械可読媒体は、一般に、その電子デバイスの1つまたは複数のプロセッサ上での実行のための命令を記憶する。本明細書で説明する実施形態の1つまたは複数の部分は、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアの異なる組合せを使用して実装され得る。
また、いくつかの実施形態では、「ネットワークノード」という総称用語が使用される。本明細書で使用する際、「ネットワークノード」は、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または与える無線通信ネットワーク中の無線デバイスと、および/または他の機器(たとえば、別のネットワークノード)と直接または間接的に通信することが可能で、そのように設定され、そのように構成され、および/またはそのように動作可能な、機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)、特に、無線アクセスポイントを含む。ネットワークノードは、無線基地局など、基地局(BS)を表し得る。無線基地局の特定の例は、ノードB、エボルブドノードB(eNB)、マスタeNB(MeNB)、2次eNB(SeNB)、およびgNBを含む。基地局は、基地局が与えるカバレージの量(または、別の言い方をすれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれることがある。「ネットワークノード」はまた、集中型デジタルユニット、および/またはリモートラジオヘッド(RRH)と呼ばれることがあるリモートラジオユニット(RRU)など、分散型無線基地局の1つまたは複数の(またはすべての)部品を含む。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化されることもあり、一体化されないこともある。分散型無線基地局の部品は分散型アンテナシステム(DAS)においてノードと呼ばれることもある。
ネットワークノードのまたさらなる例は、マスタセルグループ(MCG)に属するネットワークノード、2次セルグループ(SCG)に属するネットワークノード、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、トランシーバ基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、(たとえば、モバイルスイッチングセンター(MSC)、モビリティ管理エンティティ(MME)など)コアネットワークノード、運用保守(O&M)ノード、運用サポートシステム(OSS)ノード、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、測位ノード(たとえば、エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ(E-SMLC))、ドライブテストの最小化(MDT)、または任意の他の好適なネットワークノードを含む。より一般的には、しかしながら、ネットワークノードは、無線デバイスに無線通信ネットワークへのアクセスを与えるか、または無線通信ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを与えることが可能で、そのように設定され、そのように構成され、および/またはそのように動作可能な、任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
ネットワークノード102は、ネットワーク上の他の機器を通信可能に相互接続する、ハードウェアおよびソフトウェアを含む、1つのネットワーキング機器(たとえば、無線デバイス101、103、他のネットワークデバイス、エンドステーション)であり得る。いくつかのネットワークデバイスは、複数のネットワーキング機能(たとえば、ルーティング、ブリッジング、スイッチング、レイヤ2アグリゲーション、セッションボーダー制御、サービス品質、および/または加入者管理)、および/または複数のアプリケーションサービス(たとえば、データ、ボイス、およびビデオ)のためのサポートを与える「マルチプルサービスネットワークデバイス」である。加入者エンドステーション(たとえば、サーバ、ワークステーション、ラップトップ、ネットブック、パームトップ、モバイルフォン、スマートフォン、マルチメディア電話、VoIPフォン、ユーザ機器、端子、ポータブルメディアプレーヤ、GPSユニット、ゲーミングシステム、セットトップボックス)は、インターネットを介して与えられるコンテンツ/サービス、および/または(たとえば、トンネリングによって)インターネット上に置かれた仮想プライベートネットワーク(VPN)上で与えられるコンテンツ/サービスにアクセスする。コンテンツおよび/またはサービスは、一般に、サービスまたはコンテンツプロバイダ、またはピアツーピアサービスに参加しているエンドステーションに属する1つまたは複数のエンドステーション(たとえば、サーバエンドステーション)によって与えられ、たとえば、パブリックウェブページ(たとえば、フリーコンテンツ、ストアフロント、検索サービス)、プライベートウェブページ(たとえば、電子メールサービスを与える、ユーザ名/パスワードでアクセスされるウェブページ)、および/またはVPNを介した企業ネットワークを含み得る。一般に、加入者エンドステーションは、(たとえば、(ワイヤードまたは無線で)アクセスネットワークに結合されたCPEによって)エッジネットワークデバイスに結合され、エッジネットワークデバイスは(たとえば、1つまたは複数のコアネットワークデバイスによって)他のエッジネットワークデバイスに結合され、他のエッジネットワークデバイスは他のエンドステーション(たとえば、サーバエンドステーション)に結合される。当業者は、任意のネットワークデバイス、エンドステーションまたは他のネットワーク装置が、本明細書で説明する様々な機能を実行することができることに気づくであろう。
「ノード」という用語は、本明細書では、一般的に、各々についてそれぞれ上記で説明したように、無線デバイスとネットワークノードの両方を指すために使用され得る。
ネットワークノードおよび無線デバイスなどの用語は、非限定的に考えられるべきであり、特に、2つの間の一定の階層関係を暗示せず、一般に、「ネットワークノード」は第1のデバイス、「無線デバイス」は第2のデバイスと考えられ得、これらの2つのデバイスは何らかの無線チャネルを介して互いに通信する。
無線デバイス101、103と、ネットワークノード102と、(無線ネットワークコントローラまたはコアネットワークノードなど)他のネットワークノードとの例示的な実施形態について、図2~図5を参照しながら以下でより詳細に説明する。
従来技術における問題を解決するために、以下の実施形態を提案する。本明細書の実施形態は、静的LCP構成の代わりに、QoS要件を考慮に入れてUL LCPを適切に適応させる方法を提案する。適応は、UL BSRとSL BSRとの間、UL BSRとULデータとの間、およびSL BSRとULデータとの間の優先順位付けに適用する。その上、サイドリンクBSRは、上位レイヤがNW制御リソース選択を設定解除するときにのみキャンセルされ、これはMACエンティティごとに実行され得る。さらに、本明細書の実施形態は、ULリソース消費を最小にするようにSL SRとUL SRとの共存を処理するための方法を提案する。
本明細書の実施形態を用いれば、LCPは、QoS要件に基づいて適応させられ得、サイドリンクBSRの不適当なキャンセルが回避され得、それによりULとサイドリンクの両方の性能が改善される。特に、本開示における実施形態は、LTE、NR、または任意の無線アクセス技術(RAT)に適用され得る。
SRに関係する実施形態
送信のために利用可能な新しいデータは、対応するUL/SL BSRをトリガし、さらに、Uu中にUL BSRまたはSL BSR送信のために利用可能な十分なリソースがない場合、対応するUL/SL SRをトリガする。
一実施形態では、当該のSL BSRが、他のソースによってトリガされたULグラントを使用することによってすでに送信されている場合、予定されたSL SR送信はキャンセルされる。異なる設定をもつSL/UL SRとSL/UL BSRとの共存により、SL SR設定された時間/周波数リソースにおいてSL SR送信が行われる前に、UEがすでにgNBからULグラントを受信し、それのSL BSRを送信していたという場合があり得る。
図2は、本明細書の実施形態による、概略メッセージを示す概略シグナリングチャートである。図2における概略シグナリングは図1の例示的な無線通信システム100において実装され得る。たとえば、無線デバイス101は、Uuインターフェースを介して、アップリンク(UL)によって、ネットワークノード102のうちの1つまたは複数に無線信号を送信し、および/またはネットワークノード102のうちの1つまたは複数から無線信号を受信し得る。一方、無線デバイス101はまた、サイドリンク(SL)を介して、無線デバイス103に無線信号を送信し、および/または無線デバイス103から無線信号を受信し得る。
図2に示されているように、当該のSL BSRがすでに送信されている場合、トリガされたSL SR送信は、送信される前にキャンセルされるべきである。新しいUuデータがあるとき、Uu BSRがトリガされ、Uu SRがNWに送られる。次いで、UEは新しいSLデータを得、新しいSLデータはSL BSRとSL SRとをトリガし、以前のUu SRによって引き起こされたUuグラント#1を受信する。この場合、UEは、Uuグラント#1を使用することによってSL BSRをUu BSRと一緒に送り得、予定されたSL SRはキャンセルされる。
この例におけるUuデータおよびUu SRはまた、異なる設定、たとえば周期性をもつSLデータおよびSRであり得ることに留意されたい。詳細には、第1のSL SRは、第1のSL BSRにリソースを要求するためにトリガされるが、第2のBSRは、グラントが受信されたときに生成され得、たとえば、第2のSL BSRがより緊急のトラフィックのためである場合、UEは、代わりに第2のSL BSRを送信し得る。
別の実施形態では、NWがSL SRを受信するとき、特に、SL SRが低レイテンシ要件を反映するとき、NWは、SL BSR送信のためのUuグラントだけでなく、SL送信のためのSLグラントをも与える。SL SRによってトリガされるSLグラントのサイズは、緊急/高優先順位SL送信のための送信を可能にするために十分であるようなサイズである。
SL SRを送信すると、UEはSL SR禁止タイマーを始動する。SL SR禁止タイマーが動作している限り、UEは、SL SRを送信することを許可されない。SL SR禁止タイマーの満了時に、UEは、まだキャンセルされていない場合、SL SRを再送信することを許可される。SLグラントを受信すると、SL SRはキャンセルされるか、さもなければそれは保留中であると考えられる。保留中である、すなわち、まだキャンセルされていないSL SRは、一定量の時間、すなわちmax_SR_attempts再送信され得る。SL SRが再送信されるときはいつでも、SR_counterがステップされるものとする。そのようなSR_counterは、
・すべてのUL SR送信とSL SR送信とについて共通であり得る、すなわち、UL SRまたはSL SRが送信されるときはいつでも、SRカウンタがステップされる、および/または、
・UL SRとSL SRとのために専用であり得る、すなわち、保留中のUL SRの再送信をただカウントするUL_SR_counterと、保留中のSL SRの再送信をただカウントする別個のSL_SR_counterとがあり得る。
同様に、max_SR_attemptsは、
・すべてのUL SR送信とSL SR送信について共通であり得る。この場合、SR送信試行の最大量、すなわちmax_SR_attempts値に達すると、UEは、ランダムアクセスを実行し、設定されたUL/DL/SLグラントを消去する。UEはまた、進行中のSL通信を解放する、たとえば、UEはSL無線ベアラを解放する。代替的に、UEは、進行中のSL通信を保ち、SLデータを送信するためのモード2SLリソースを使用し始める、すなわち、UEはモード2リソースプールからの自律的SLリソース選択を実行する。
・UL SRとSL SRとのために専用であり得る。
・max_UL_SR_attemptsに達すると、UEは、ランダムアクセスをトリガし、設定されたUL/DL/SLグラントを消去する。
・max_SL_SR_attemptsに達すると、UEはランダムアクセスをトリガせず、そうではなく、UEは、ただ設定されたSLグラントを消去し、進行中のSL通信を解放する。代替的に、UEは、進行中のSL通信を保ち、SLデータを送信するためのモード2SLリソースを使用し始める、すなわち、UEはモード2リソースプールからの自律的SLリソース選択を実行する。
別の実施形態では、上記で説明したように、ランダムアクセスをトリガし、UL/DLグラントを消去するための一般的なmax_SR_attemptsと、SLグラントを消去し、SL通信を解放するか、またはモード2機能に切り替えるための専用max_SL_SR_attemptsの両方がある。
上記に示したように、UL SRによってトリガされたグラントは、SL BSRを送信するために使用され得る。また別の実施形態では、同様に、SL SRによってトリガされたグラントも、UL BSRを送信するために使用され得る。
SL BSRに関係する実施形態
図2に示されているように、Uuグラントを受信した後に、UEは、ULを介したUu BSRと、Uuデータと、SL BSRとの送信を準備する。LCP改善に関して、基本的アイデアは、静的LCP設定ではなく、LCPにおけるQoS/サービスタイプを考慮することである。より特別には、
ULとサイドリンクBSRの両方がトリガされ、送信が保留されているとき、どのタイプのBSRを優先順するべきかは、BSR中に含まれる任意のLCGに属する論理チャネルの最も高い優先順位に依存する。たとえば、
・前記優先順位がUL BSRの優先順位よりも高い場合、サイドリンクBSRが優先され、他の場合、UL BSRが優先される。または、
・前記優先順位があるしきい値_P_SLよりも高い場合、サイドリンクBSRが優先され、他の場合、UL BSRが優先される。代替的に、前記優先順位があるしきい値_P_ULよりも高い場合、UL BSRが優先され、他の場合、サイドリンクBSRが優先される。しきい値は、事前設定され、または共通シグナリングもしくは専用シグナリングを介してNWによって設定され得る。
・2つの基準は一緒に使用され得、たとえば、サイドリンクBSRとUL BSRとのための前記優先順位が両方とも対応するしきい値よりも高いか、または低い場合、サイドリンクBSRおよびUL BSRは、上記で説明したように、前記優先順位の相対比較に基づいて優先され、他の場合、サイドリンクBSRおよびUL BSRは、上記で説明したように、前記優先順位と対応するしきい値との比較に基づいて優先される。
別の実施形態では、BSR中に含まれる任意のLCGに属する論理チャネルに関連付けられた最も低いレイテンシ要件など、他のQoS要件も考えられ得る。たとえば、
・前記レイテンシ要件がUL BSRのレイテンシ要件よりも低い場合、サイドリンクBSRが優先され、他の場合、UL BSRが優先される。または、
・前記レイテンシ要件があるしきい値_L_SLよりも低い場合、サイドリンクBSRが優先され、他の場合、UL BSRが優先される。代替的に、前記レイテンシ要件があるしきい値_L_ULよりも低い場合、UL BSRが優先され、他の場合、サイドリンクBSRが優先され、しきい値は、事前設定され、または共通シグナリングもしくは専用シグナリングを介してNWによって設定され得る。
・2つの基準はまた、一緒に使用され得る、たとえば、サイドリンクBSRとUL BSRとのための前記レイテンシ要件が両方とも対応するしきい値より高いか、または低い場合、サイドリンクBSRおよびUL BSRは、上記で説明したように、前記レイテンシ要件の相対比較に基づいて優先され、他の場合、サイドリンクBSRおよびUL BSRは、上記で説明したように、前記レイテンシ要件と対応するしきい値との比較に基づいて優先される。
また別の実施形態では、優先順位とレイテンシ基準とは一緒に考えられ得る、たとえば、
・優先順位基準が常にレイテンシ基準よりも優先するか、またはその逆であることが(事前)設定され得る。たとえば、優先順位基準が優先し、サイドリンクBSRとUL BSRとのための前記優先順位が等しいと仮定すると、サイドリンクBSRおよびUL BSRは、その場合、レイテンシ基準に従って優先される。サイドリンクBSRとUL BSRとのための前記レイテンシ要件が依然として同じである場合、サイドリンクBSRとUL BSRとは等しい確率で送信されるべきである。
・または、サイドリンクBSRまたはUL BSRのいずれか、または両方のための前記優先順位が対応するしきい値よりも高く、随意に、同時に、サイドリンクBSRまたはUL BSRのいずれか、または両方のため前記レイテンシ要件が対応するしきい値よりも高い場合、優先順位基準はレイテンシ基準よりも優先する。他の場合、レイテンシ基準が優先される。
その上、その別個のSRリソースおよび設定はNRサイドリンクモード1におけるULおよびサイドリンクのためにサポートされる。SRがトリガされてから(BSRを送信するための)グラントが受信されるまでの遅延により、サイドリンク/UL SRがトリガされ、送られることが起こり得るが、UL/サイドリンクBSRは(また)グラントが受信される前に生成され、この場合、対応するサイドリンク/UL BSRを送信するために、サイドリンク/UL SRによってトリガされたグラントを常に使用する代わりに、サイドリンクおよびUL BSRは、最初に、上記の基準によって優先順位付けされ、グラントは、サイドリンクBSRまたはUL BSRのいずれかであり得る、優先されたBSRを送信するために使用される。
上記の基準は以下のLCPシナリオに等しく適用され得る。
・パディングのために含まれるサイドリンクBSRを除くサイドリンクBSRと、UL-CCCHからのデータを除く、任意の論理チャネルからのULデータとの間の優先順位付け。
・パディングのために含まれるUL BSRを除くUL BSRと、UL-CCCHからのデータを除く、任意の論理チャネルからのULデータとの間の優先順位付け。
その上、現在、サイドリンクBSRは、上位レイヤが自律的リソース選択(すなわちモード2またはモード4)を設定するときにキャンセルされるが、このことは、同時のモード1送信とモード2送信とが設定されるとき、好適ではない。代わりに、サイドリンクBSRは、上位レイヤがNW制御リソース選択(すなわちモード1またはモード3)を設定解除したときにのみキャンセルされるべきである/キャンセルされ得る。これは、MACエンティティごとに実行され得、たとえば、サイドリンクMACエンティティがNWによってもはやスケジュールされないとき、サイドリンクMACエンティティに対応するサイドリンクBSRはキャンセルされる。
図3は、本明細書の実施形態による、例示的な方法300を示す概略フローチャートである。一実施形態では、図3におけるフローチャートは図1の無線デバイス101において実装され得る。一実施形態では、本方法は、サイドリンク(SL)を介して送られるべきデータに応答してSLのバッファステータス報告(BSR)をトリガすることと、SL BSRを送信するためのサイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることであって、SL BSRは、SL SRによってトリガされた第1のアップリンク(UL)グラントを使用することによって送信されるように意図される、サイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることと、SL BSRが、他のソースによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって送信されている場合、SL SR送信をキャンセルすることとを含む、無線デバイスにおける方法として実装され得る。
方法300はステップS301で始まり得、無線デバイス101は、サイドリンク(SL)を介して送られるべきデータに応答してSLのバッファステータス報告(BSR)をトリガすることと、SL BSRを送信するためのサイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることであって、SL BSRは、SL SRによってトリガされた第1のアップリンク(UL)グラントを使用することによって送信される、サイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることとを行い得る。
次いで、方法300はステップS302に進み得、無線デバイス101は、Uuリンクを介して送られるべきデータに応答してアップリンク(UL)バッファステータス報告(BSR)(UL BSRまたはUu BSR)をトリガすることと、Uu BSRを送信するためのアップリンク(UL)スケジューリング要求(SR)(UL SRまたはUu SR)をトリガすることであって、Uu BSRは、Uu SRによってトリガされた第2のアップリンク(UL)グラントを使用することによって送信される、アップリンク(UL)スケジューリング要求(SR)(UL SRまたはUu SR)をトリガすることとを行い得る。
上記のステップ、S301およびS302は任意の様式で実行され、たとえば、任意のシーケンスにおいて実行されるか、同時に実行されるか、または別個に実行され得ることに留意されたい。
次いで、方法300はステップS303に進み得、無線デバイス101はULグラントを取得し得る。一実施形態では、ULグラントは、SL SRによってトリガされた第1のULグラント、またはUu SRによってトリガされた第2のULグラントであり得る。図2と組み合わせて実施形態において具陳されたように、Uu BSRおよび/またはSL BSRはこのULグラントにおいて送信され得る。
次いで、方法300はステップS304に進み得、無線デバイス101は、少なくともUu BSRとSL BSRとのための論理チャネル優先順位付け(LCP)を決定し得る。一実施形態では、無線デバイス101は、少なくともUu BSRとSL BSRとのためのLCPを、図2に関して示された任意の様式で決定し得る。
一実施形態では、LCPは、Uu BSRとSL BSRとのサービス品質(QoS)要件に基づいて決定される。一実施形態では、QoS要件は優先順位要件および/またはレイテンシ要件を含む。
一実施形態では、Uu BSRのQoS要件は、Uu BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件であり、SL BSRのQOS要件は、SL BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件である。たとえば、Uu BSRの優先順位は、Uu BSR中に含まれる複数の論理チャネルの最も高い優先順位であり、優先順位 SL BSRのQOS要件は、SL BSR中に含まれる複数の論理チャネルの最も高い優先順位である。
一実施形態では、SL BSRのQOS要件がUu BSRのQoS要件よりも高い場合、SL BSRはUu BSRよりも優先される。
一実施形態では、SL BSRのQOS要件がしきい値よりも高い場合、SL BSRはUu BSRよりも優先される。一実施形態では、しきい値は事前設定され、または共通シグナリングもしくは専用シグナリングを介してネットワークノードによって設定される。
次いで、方法300はステップS305に進み得、無線デバイス101は、決定されたLCPに従ってUu BSRおよび/またはSL BSRを送信し得る。一実施形態では、無線デバイス101は、Uu SRによってトリガされた第2のULグラントを使用することによってSL BSRを送信し得る。代わりに、無線デバイス101はSL BSRを送信し得、Uu BSRは、Uu SRによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって一緒に送信された。一実施形態では、SL SRは第2のULグラントにおいて送信され得る。一実施形態では、Uu SRは第2のULグラントにおいて送信され得る。一実施形態では、SL SRは、第2のULグラントにおいてUu SRと一緒に送信され得る。
次いで、方法300はステップS306に進み得、無線デバイス101は、SL BSRが他のソースによってトリガされた第2のULグラントを使用することによって送信されている場合、SL SR送信をキャンセルし得る。
代わりに、SL SRはキャンセルされることなしに送信され、SL BSRおよび/またはUu BSRは、Uu SRによってトリガされた第1のULグラントを使用することによって送信される。詳細には、一実施形態では、SL SRは第1のULグラントにおいて送信され得る。一実施形態では、Uu SRは第1のULグラントにおいて送信され得る。一実施形態では、SL SRは第1のULグラントにおいてUu SRと一緒に送信され得る。
一実施形態では、この例におけるUuデータおよびUu SRはまた、異なる設定、たとえば周期性をもつSLデータおよびSRであり得る。一実施形態では、SL BSRは、異なる設定をもつ第2のSL SRによってトリガされた第3のULグラントを使用することによって送信され得る。
上記のステップは例にすぎず、無線デバイス101は、SL SR/BSRを処理するために図2に関して説明した任意の行為(たとえば、上述のSRおよび/またはBSR処理)を実行することができる。
図4は、本明細書の実施形態による、例示的な無線デバイス400を示す概略ブロック図である。一実施形態では、図4における無線デバイス400は図1における無線デバイス101として実装され得る。
一実施形態では、無線デバイス400は、少なくとも1つのプロセッサ401と、少なくとも1つのプロセッサ401に結合された非一時的コンピュータ可読媒体402とを含み得る。非一時的コンピュータ可読媒体402は少なくとも1つのプロセッサ401によって実行可能な命令を含んでおり、それにより、少なくとも1つのプロセッサ401は、図3の概略フローチャートに示されているように、例示的な方法300におけるステップを実行するように設定され、それの詳細はここでは省略する。
無線デバイス400は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアおよびそれらの任意の組合せとして実装され得ることに留意されたい。たとえば、無線デバイス400は、複数のユニット、回路、モジュールなどを含み得、その各々は、例示的な方法300の1つまたは複数のステップ、または無線デバイス101に関して図2に示された1つまたは複数のステップ(たとえば、上述のSRおよび/またはBSR処理)を実行するために使用され得る。
図5は、本明細書の実施形態による、装置500を示す概略ブロック図である。一実施形態では、装置500は、図1における無線デバイス101など、上述の装置として設定され得る。
一実施形態では、装置500は、限定はしないが、中央処理ユニット(CPU)501など、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ可読媒体502と、メモリ503とを含み得る。メモリ503は揮発性(たとえば、ランダムアクセスメモリ、RAM)および/または不揮発性メモリ(たとえばハードディスクまたはフラッシュメモリ)を備え得る。一実施形態では、コンピュータ可読媒体502はコンピュータプログラムおよび/または命令を記憶するように設定され得、コンピュータプログラムおよび/または命令は、プロセッサ501によって実行されたとき、プロセッサ501に上述の方法のいずれかを実行させる。
一実施形態では、(非一時的コンピュータ可読媒体など)コンピュータ可読媒体502はメモリ503中に記憶され得る。別の実施形態では、コンピュータプログラムは、遠隔ロケーション、たとえばコンピュータプログラム製品504中に記憶され(また、コンピュータ可読媒体として実施され得)、たとえばキャリア505を介してプロセッサ501によってアクセス可能であり得る。
コンピュータ可読媒体502および/またはコンピュータプログラム製品504は、リムーバブルコンピュータ可読媒体上、たとえばディスケット、CD(コンパクトディスク)、DVD(デジタルビデオディスク)、フラッシュメモリまたは同様のリムーバブルメモリメディア(たとえばコンパクトフラッシュ、SD(セキュアデジタル)、メモリスティック、ミニSDカード、MMCマルチメディアカード、スマートメディア)、HD-DVD(高品位DVD)、もしくはブルーレイDVD、USB(ユニバーサルシリアルバス)ベースリムーバブルメモリメディア、磁気テープ媒体、光記憶媒体、光磁気媒体、バブルメモリに分散され、および/もしくは記憶され得るか、またはネットワーク(たとえばイーサネット、ATM、ISDN、PSTN、X.25、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、もしくはデータパケットをインフラストラクチャノードにトランスポートすることが可能な同様のネットワーク)を介して伝搬信号として分散される。
例示的な実施形態について、本明細書で、コンピュータ実装方法、装置(システムおよび/またはデバイス)および/または非一時的コンピュータプログラム製品のブロック図および/またはフローチャート図を参照しながら説明した。ブロック図および/またはフローチャート図のブロック、およびブロック図中および/またはフローチャート図中のブロックの組合せは、1つまたは複数のコンピュータ回路によって実行されるコンピュータプログラム命令によって実装され得ることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータおよび/または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令が、ブロック図および/または1つまたは複数のフローチャートブロックにおいて指定された機能/行為を実装するように、トランジスタ、メモリロケーション中に記憶された値、およびそのような回路内の他のハードウェア構成要素を変換し、制御し、それによってブロック図および/またはフローチャートブロックにおいて指定された機能/行為を実装するための手段(機能)および/または構造を作成するように、汎用コンピュータ回路、専用コンピュータ回路、および/またはマシンを生成するための他のプログラマブルデータ処理回路のプロセッサ回路に与えられ得る。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読媒体中に記憶された命令が、ブロック図および/または1つまたは複数のフローチャートブロックにおいて指定された機能/行為を実装する命令を含む製造品を生成するように特定の様式で機能するようにコンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置に指示することができる有形コンピュータ可読媒体中に記憶され得る。したがって、本発明的概念の実施形態は、まとめて「回路」、「モジュール」またはそれの変形態と呼ばれることがある、デジタル信号プロセッサなどのプロセッサ上で動作する、ハードウェアおよび/または(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)ソフトウェアにおいて実施され得る。
また、いくつかの代替実装において、ブロック中に書かれている機能/行為は、フローチャートに書かれている順序から外れて行われ得ることに留意されたい。たとえば、連続して示された2つのブロックは、事実上、実質的に同時に実行され得るか、または前記ブロックは、時々、関与する機能/行為に応じて逆の順序で実行され得る。その上、フローチャートおよび/またはブロック図の所与のブロックの機能は複数のブロックに分離され得、および/またはフローチャートおよび/またはブロック図の2つまたはそれ以上のブロックの機能は少なくとも部分的に一体化され得る。最後に、示されているブロック間に他のブロックが追加/挿入され得、および/またはブロック/動作は、発明的概念の範囲から逸脱することなく省略され得る。その上、図のうちのいくつかは、通信の主要な方向を示すための矢印を通信経路上に含むが、通信は、示されている矢印とは反対の方向において行われ得ることを理解されたい。
多くの変形および改変が、本発明的概念の原理から実質的に逸脱することなく実施形態に対して行われ得る。すべてのそのような変形および改変は本発明的概念の範囲内で本明細書に含まれるものである。したがって、上記で開示した主題は、例示的であり、限定的ではないと考えられるべきであり、実施形態の添付された例は、本発明的概念の趣旨および範囲内に入るすべてのそのような改変、強化、および他の実施形態をカバーするものである。したがって、法によって許される限り、本発明的概念の範囲は、実施形態の以下の例およびそれらの等価物を含む本開示の最も広い許容できる解釈によって決定されるべきであり、上記の発明を実施するための形態によって制限または限定されるべきでない。
略号
3G 第3世代移動体電気通信技術
BSM 基本安全メッセージ
BW 帯域幅
BSR バッファステータス報告
CAM 協調認識メッセージ
CBR チャネルビジー比
CSI チャネル状態情報
DPTF データパケット送信フォーマット
D2D デバイス間通信
DENM 分散型環境通知メッセージ
DSRC 専用短距離通信
eNB eノードB
ETSI 欧州通信規格協会
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
LTE Long Term Evolution
NW ネットワーク
RS 基準信号
TF トランスポートフォーマット
SAE Society of the Automotive Engineers
UE ユーザ機器
V2I Vehicle-to-Infrastructure
V2P Vehicle-to-Pedestrian
V2V Vehicle-to-(vehicle)通信
V2X Vehicle-to-anything-you-can-imagine
SPS 半永続スケジューリング
DMRS 復調基準信号
OCC 直交カバーコード
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
DBS 遅延ベーススケジューラ
MAC 媒体アクセス制御
MAC CE MAC制御要素
PSBCH 物理サイドリンクブロードキャストチャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PDU パケットデータユニット
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
LCID 論理チャネル識別情報
MAC 媒体アクセス制御
MAC CE 媒体アクセス制御-制御要素
RRC 無線リソース制御
IP インターネットプロトコル
PPPP Proseパケット単位優先順位
ProSe 近傍サービス
PRB 物理リソースブロック
SA スケジューリング割り当て
SL サイドリンク
SPS 半永続的スケジューリング
UL アップリンク
DL ダウンリンク
LCG 論理チャネルグループ
SFN システムフレーム数
TTI 送信時間間隔
SCI サイドリンク制御情報
RA リソース割り当て
RSRP 基準信号受信電力

Claims (17)

  1. 無線デバイス(101)における方法であって、
    - サイドリンク(SL)を介して送られるべきデータに応答して前記SLのバッファステータス報告(BSR)をトリガすること(S301)と、
    - 前記SL BSRを送信するためのサイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすること(S301)であって、前記SL BSRは、前記SL SRによってトリガされた第1のアップリンク(UL)グラントを使用することによって送信されることが意図される、サイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることと
    - 少なくともUu BSRと前記SL BSRとのための論理チャネル優先順位付け(LCP)を決定すること(S304)と、
    - 決定された前記LCPに従って前記Uu BSRおよび/または前記SL BSRを送信すること(S305)と、
    - 前記SL BSRが、他のソースによってトリガされた第2のULグラント(S303)を使用することによって送信された場合、前記SL SR送信をキャンセルすること(S306)を含み、
    前記SL BSRが、Uuインターフェースを介して送られるべきデータによってトリガされる前記Uu BSRによってトリガされる(S302)Uu SRによってトリガされた前記第2のULグラントを使用することによって送信されており、または、前記SL BSRおよび前記Uu BSRが、前記Uu SRによってトリガされた前記第2のULグラントを使用することによって一緒に送信されており、
    前記LCPが、前記Uu BSRと前記SL BSRとのサービス品質(QoS)要件に基づいて決定され、前記QoS要件が優先順位要件および/またはレイテンシ要件を含む、方法。
  2. 前記Uu BSRの前記QoS要件が、前記Uu BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件であり、前記SL BSRの前記QoS要件が、前記SL BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件である、請求項に記載の方法。
  3. 前記SL BSRの前記QoS要件が前記Uu BSRの前記QoS要件よりも高い場合、前記SL BSRが前記Uu BSRよりも優先される、請求項またはに記載の方法。
  4. 前記SL BSRの前記QoS要件がしきい値よりも高い場合、前記SL BSRが前記Uu BSRよりも優先される、請求項からのいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記Uu BSRの前記QoS要件がしきい値よりも高い場合、前記Uu BSRが前記SL BSRよりも優先される、請求項からのいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記しきい値が、事前設定され、または共通シグナリングもしくは専用シグナリングを介してネットワークノードによって設定される、請求項またはに記載の方法。
  7. 前記SL BSRが、異なる設定をもつ第2のSL SRによってトリガされた第3のULグラントを使用することによって送信されている、請求項1に記載の方法。
  8. 前記SL SRが、キャンセルされることなしに送信され、前記SL BSRおよび/またはUu BSRが、Uu SRによってトリガされた前記第1のULグラントを使用することによって送信される、請求項1に記載の方法。
  9. 無線デバイス(101、400)であって、
    少なくとも1つのプロセッサ(401)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合された非一時的コンピュータ可読媒体(402)とを備え、前記非一時的コンピュータ可読媒体は、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含んでおり、それにより、前記少なくとも1つのプロセッサが、
    - サイドリンク(SL)を介して送られるべきデータに応答して前記SLのバッファステータス報告(BSR)をトリガすること(S301)と、
    - 前記SL BSRを送信するためのサイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすることであって、前記SL BSRは、前記SL SRによってトリガされた第1のアップリンク(UL)グラントを使用することによって送信されることが意図される、サイドリンク(SL)スケジューリング要求(SR)をトリガすること(S301)と
    - 少なくともUu BSRと前記SL BSRとのための論理チャネル優先順位付け(LCP)を決定すること(S304)と、
    - 決定された前記LCPに従って前記Uu BSRおよび/または前記SL BSRを送信すること(S305)と
    - 前記SL BSRが、他のソースによってトリガされた第2のULグラント(S303)を使用することによって送信された場合、前記SL SR送信をキャンセルする(S306)こととを行うように設定され
    前記SL BSRが、Uuインターフェースを介して送られるべきデータによってトリガされる前記Uu BSRによってトリガされる(S302)Uu SRによってトリガされた前記第2のULグラントを使用することによって送信されており、、または、前記SL BSRおよび前記Uu BSRが、前記Uu SRによってトリガされた前記第2のULグラントを使用することによって一緒に送信されており、
    前記LCPが、前記Uu BSRと前記SL BSRとのサービス品質(QoS)要件に基づいて決定され、前記QoS要件が優先順位要件および/またはレイテンシ要件を含む、
    無線デバイス(101、400)。
  10. 前記Uu BSRの前記QoS要件が、前記Uu BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件であり、前記SL BSRの前記QoS要件が、前記SL BSR中に含まれる論理チャネルの最も高いQoS要件である、請求項に記載の無線デバイス。
  11. 前記SL BSRの前記QoS要件が前記Uu BSRの前記QoS要件よりも高い場合、前記SL BSRが前記Uu BSRよりも優先される、請求項または10に記載の無線デバイス。
  12. 前記SL BSRの前記QoS要件がしきい値よりも高い場合、前記SL BSRが前記Uu BSRよりも優先される、請求項から11のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  13. 前記Uu BSRの前記QoS要件がしきい値よりも高い場合、前記Uu BSRが前記SL BSRよりも優先される、請求項から11のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  14. 前記しきい値が、事前設定され、または共通シグナリングもしくは専用シグナリングを介してネットワークノードによって設定される、請求項12または13に記載の無線デバイス。
  15. 前記SL BSRが、異なる設定をもつ第2のSL SRによってトリガされた第3のULグラントを使用することによって送信されている、請求項に記載の無線デバイス。
  16. 前記SL SRが、キャンセルされることなしに送信され、前記SL BSRおよび/またはUu BSRが、Uu SRによってトリガされた前記第1のULグラントを使用することによって送信される、請求項に記載の無線デバイス。
  17. 装置(500)上で実行されたとき、前記装置に請求項1からのいずれか一項に記載の方法を実行させるコンピュータ可読コードを含むコンピュータ可読媒体。
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