JP7256028B2 - curtain rail device - Google Patents
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Description
本発明は、カーテンを吊り下げるカーテンランナがカーテンレールの外周を移動するカーテンレール装置に関する。
BACKGROUND OF THE
カーテンレール装置の中には、カーテンを吊り下げるC型形状をしたカーテンランナを介してドレーンカーテンなどのカーテンを吊り下げたものがある。この種のカーテンレール装置は、一般に、カーテンレールが天上近くの取付面に、ブラケットによって正面付けされる。正面付けされたカーテンレール装置は、正面が室内にいる居住者からの可視面となり、意匠面部となる(特許文献1参照)。 Some curtain rail devices suspend a curtain such as a drain curtain via a C-shaped curtain runner for suspending the curtain. In this type of curtain rail device, the curtain rail is generally front-mounted to a mounting surface near the ceiling by means of brackets. The front of the curtain rail device that is attached to the front becomes a visible surface from the occupants in the room and becomes a design surface (see Patent Document 1).
一方で、カーテンレール装置の背面側は、居住者から視認されにくい箇所であり、背面側にカーテンレールの取付の機構などを配置しても正面側の意匠性にさほど影響しない。
また、カーテンランナもカーテンレール装置の一構成部品であり、居住者から可視面となり、全体意匠の一部を構成するものである。したがって、移動するカーテンランナが静止中や移動中に姿勢が傾くと、意匠性を損ねるおそれもある。
On the other hand, the back side of the curtain rail device is a portion that is difficult to see from the occupants, and even if the mechanism for attaching the curtain rail is arranged on the back side, the design of the front side is not so affected.
Moreover, the curtain runner is also a component part of the curtain rail device, becomes a visible surface from the occupants, and constitutes a part of the overall design. Therefore, if the moving curtain runner tilts while it is stationary or moving, the design may be spoiled.
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、カーテンランの姿勢を維持し正面側からの意匠性を高めることを可能としたカーテンレール装置を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above problems, and its object is to provide a curtain rail device that can maintain the posture of the curtain run and enhance the design from the front side. .
上記課題を解決するためのカーテンレール装置は、カーテンレールの外周をカーテンランナが移動するカーテンレール装置において、前記カーテンランナは、離間した2つの端部を有したランナ本体であって、カーテンを吊り下げる吊下部を備えたランナ本体と、前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する姿勢維持手段とを備える。 A curtain rail device for solving the above problems is a curtain rail device in which a curtain runner moves along the outer circumference of a curtain rail, wherein the curtain runner is a runner body having two ends separated from each other, and suspends the curtain. A runner body having a suspended portion to be hung, and an attitude maintaining means for maintaining the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the suspended portion hangs down in the vertical direction.
上記カーテンレール装置において、前記姿勢維持手段は、前記吊下部に前記カーテンが吊り下げられていない状態においても、前記吊下部が前記鉛直方向に垂下した状態となるように維持する構成としてもよい。 In the above curtain rail device, the attitude maintaining means may be configured to maintain the hanging portion in a state of hanging down in the vertical direction even when the curtain is not hung on the hanging portion.
上記カーテンレール装置において、前記カーテンレールは、長手方向に沿って、外周を移動する前記カーテンランナを案内する案内部を備え、前記姿勢維持手段は、前記案内部と連携して前記ランナ本体の姿勢を維持する構成としてもよい。 In the above curtain rail device, the curtain rail includes a guide portion that guides the curtain runner moving on the outer circumference along the longitudinal direction, and the attitude maintaining means cooperates with the guide portion to maintain the attitude of the runner main body. may be configured to maintain
上記カーテンレール装置において、前記姿勢維持手段は、前記カーテンランナが前記カーテンレールに沿って移動するときに、前記2つの端部が前記カーテンレールに取り付けられているブラケットに対して非接触となる姿勢に維持する構成としてもよい。 In the above curtain rail device, the posture maintaining means has a posture in which the two ends are not in contact with the bracket attached to the curtain rail when the curtain runner moves along the curtain rail. may be maintained at .
上記カーテンレール装置において、前記姿勢維持手段は、前記カーテンランナが備える案内突起であって、前記カーテンレールの長手方向に沿って、前記カーテンレールの外周を移動する前記カーテンランナを案内する案内部に係合し、前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する構成としてもよい。 In the above curtain rail device, the posture maintaining means is a guide projection provided on the curtain runner, and is attached to a guide portion that guides the curtain runner moving along the outer circumference of the curtain rail along the longitudinal direction of the curtain rail. It is also possible to maintain the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the hanging portion hangs down in the vertical direction.
上記カーテンレール装置において、前記姿勢維持手段は、前記カーテンレールの長手方向に沿って設けられ、前記カーテンレールの外周を移動する前記カーテンランナを案内する案内突起であって、前記案内突起は、前記カーテンランナが備える案内部に係合し、前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する構成としてもよい。 In the above curtain rail device, the posture maintaining means is a guide projection provided along the longitudinal direction of the curtain rail and guiding the curtain runner moving on the outer circumference of the curtain rail, wherein the guide projection is the guide projection. A configuration may be employed in which the runner body is engaged with a guide portion provided on the curtain runner to maintain the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the suspended portion is vertically suspended.
上記カーテンレール装置において、前記姿勢維持手段は、前記カーテンランナの内周面および前記内周面に係合する前記カーテンレールの外周面が互いに対応する非円弧形状を有し、前記カーテンレールに対する前記カーテンランナの回転が規制され、前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する構成としてもよい。 In the above curtain rail device, the posture maintaining means has a non-arc shape in which the inner peripheral surface of the curtain runner and the outer peripheral surface of the curtain rail that engages with the inner peripheral surface correspond to each other. A configuration may be adopted in which the rotation of the curtain runner is restricted, and the runner body maintains the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the suspending portion hangs down in the vertical direction.
上記カーテンレール装置において、前記姿勢維持手段は、前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように前記カーテンランナの重心を位置させる重さ調整部としてもよい。 In the above curtain rail device, the attitude maintaining means may also serve as a weight adjusting section that positions the center of gravity of the curtain runner so that the runner body is positioned with respect to the curtain rail so that the suspended portion hangs down in the vertical direction. good.
上記カーテンレール装置において、前記姿勢維持手段は、前記カーテンレールが備える細長形状を有した案内部材であって、前記案内部材は、前記カーテンレールの長手方向に沿って設けられ、前記カーテンレールの外周を移動する前記カーテンランナを案内する案内孔に挿通される構成としてもよい。 In the curtain rail device described above, the posture maintaining means is a guide member having an elongated shape provided on the curtain rail, the guide member being provided along the longitudinal direction of the curtain rail and on the outer circumference of the curtain rail. may be inserted into a guide hole for guiding the moving curtain runner.
本発明によれば、カーテンランの姿勢を維持し正面側からの意匠性を高めることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the attitude|position of a curtain run can be maintained and the design property from the front side can be improved.
以下、本発明が適用されたカーテンレール装置、カーテンレール、装飾部材およびカーテンランナについて図面を参照して説明する。
図1(a)および(b)に示すように、カーテンレール装置1は、カーテンレール2と、カーテンレール2を取付面6に取り付けるブラケット3と、カーテンレール2の外周部に装着され、長手方向に沿って移動自在なカーテンランナとしてのC型ランナ(以下、単に「ランナ」ともいう。)4とを備えている。カーテンレール装置1は、ドレープカーテンなどのカーテン7をレール長手方向に沿って移動自在に吊り下げ支持する装置であり、例えば建物や車両等の窓部付近に取り付けられている。カーテンレール2の長手方向の端部は、ブラケット3よりも外側に突出しており、当該端部には、フィニアル5が装着されている。カーテンレール2は、ブラケット3によって、取付面6に固定されている。
A curtain rail device, a curtain rail, a decorative member, and a curtain runner to which the present invention is applied will be described below with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1(a) and 1(b), the
図2に示すように、カーテンレール2は、ランナ4を介してカーテン7を吊り下げる長尺なレール本体11を備えている。レール本体11は、金属材料を押し出し成形して形成されており、長手方向に対して直交する方向から見た側面視(断面視)において、同一の形状を有している。このようなレール本体11は、側面視の基本形状を同一半径の円形形状としている。そして、レール本体11は、側面視において、半円形形状に一方向に膨らむ意匠面部12を備えている。すなわち、意匠面部12は、側面視において、レール本体11の中心11aを通りレール本体11の長手方向に延びる仮想平面11bに対して一方向に膨らむ曲面で構成されている。なお、ここでの一方向は、例えば、カーテンレール2がブラケット3によって取付面6に取り付けられたとき、室内側に臨む正面方向である。
As shown in FIG. 2, the
レール本体11は、側面視において、意匠面部12の上端部となる位置に突出部13を備えている。図3に示すように、すなわち、突出部13は、仮想平面11bが通るレール本体11の頂部となる位置に設けられており、意匠面部12を構成する曲面に対して突出している。そして、突出部13における意匠面部12側の一端部13aは、意匠面部12の一端部となる。なお、意匠面部12の他端部は、突出部13と反対側の位置であって、仮想平面11bが通る底部または固定部21までである。突出部13は、周囲よりも突出することで、視覚的におよび触覚的に作業者が意匠面部12の一端部を特定できるようにしている。また、突出部13は、カーテンが吊り下げられている状態において、ランナ4の内周面が当接し走行する位置でもある。
The
レール本体11においてこのように特定される意匠面部12には、装飾テープ12aが貼着される。突出部13の意匠面部12からの突出高さH1は、意匠面部12に装飾テープ12aが貼着された際に、ランナ4の内周面が装飾テープ12aに対して接触しないように、貼着された装飾テープ12aの表面よりも若干高くなるように設定されている。
A
レール本体11は、側面視において、意匠面部12と反対の背面側において、ブラケット3取り付けられる取付部14を備えている。レール本体11は、外周部において、突出部13の背面側の他端部13bより背面側に突出した突片10を備えている。突片10は、頂部から背面側に湾曲して延びる湾曲片である。取付部14は、突片10に次いで背面側に設けられ、意匠面部12と対向している。突片10は、レール本体11の背面側にまで回り込むように延在されることで、その先端部が突出部13より低く位置する。これにより、突片10は、取付部14を正面側から見えにくくしている。
The
取付部14は、レール本体11の背面側において、内側に窪むV字型の凹部形状を有している。取付部14は、ブラケット3が支持される支持面15と、取付部14に挿入されるブラケット3を案内する案内面16とを備えている。そして、取付部14は、開口端17がレール本体11の背面側に位置されている。開口端17の上側の端部は、突片10の先端部である。
The mounting
支持面15は、背面側から正面側に向かう水平面であって、中心11aより底部側に設けられている。支持面15は、中程に、位置決め凹部18を備えている。位置決め凹部18には、ブラケット3の位置決め突部が係合される。また、支持面15の最奥端から延びる案内面16は、支持面15に対して斜め上方に向かって延びている。支持面15と案内面16とは、最奥部から開口端17に向かって拡幅するように設けられており、ブラケット3の挿入口が広くなるようにしている。
The
支持面15と案内面16とがなす最奥部は、案内面16が開口端17側の面に対して段差16aを介して内方に向かって突出し、ブラケット3の先端部が係合する係合凹部19aとなっている。係合凹部19aは、取付部14を構成する凹部のうちの最奥部に位置している。また、開口端17のうち上側の端部、すなわち突片10の先端部は、ランナ4の案内突起45が係合される案内部19となる。また、開口端17の下側の端部、すなわち支持面15の端部は、ブラケットの支持部材34が係合される被係合部20となる。
At the innermost portion formed by the
これに対して、図4に示すように、ブラケット3は、上面側に、先端部に係合突起31と、段差16aに係合する係合段部32とを備えている。また、ブラケット3は、下面側に、位置決め凹部18に係合される位置決め突部33を備えている。さらに、ブラケット3は、下面側であって取付面6への取付部に偏った位置に支持部材34を備えている。支持部材34は、支持面15の端部にある被係合部20と係合する支持突起35を備えている。支持部材34は、別部材としてのコイルバネなどの弾性部材や一体の弾性部によって、被係合部20と係合する方向、すなわち支持突起35の突出方向に突出されている。
On the other hand, as shown in FIG. 4, the
次に、レール本体11のブラケット3への取付方法について説明する。図5に示すように、ブラケット3にレール本体11を取り付けるにあたっては、レール本体11の開口端17の中にブラケット3の係合突起31を挿入する。この際、傾斜した案内面16に沿って、開口端17の内側に係合突起31を挿入することができる。そして、係合突起31が係合凹部19aに係合される。この後、この係合部分を支点にして、図6に示すように、レール本体11は、支持面15がブラケット3の下面に近接する上方向に回動される。これにより、位置決め突部33は、位置決め凹部18に係合される。この際、支持部材34の支持突起35には、被係合部20が係合される。これにより、ブラケット3には、レール本体11が取り付けられることになる。
Next, a method for attaching the
なお、ブラケット3からレール本体11を取り外すときには、支持部材34を反突出方向に押圧することで、支持部材34がスライドし、被係合部20と支持突起35との係合状態が解除される。
When removing the
さらに、図7および図8に示すように、レール本体11は、その両端部に、フィニアル5が取り付けられる。レール本体11における意匠面部12の他端部(レール本体11の底部)に隣接する位置は、端部装飾部材としてのフィニアル5を固定する固定部21となっている。すなわち、固定部21は、意匠面部12の他端部と取付部14との間であって、仮想平面11bよりも背面側に偏倚して位置している。このように固定部21は、正面側の居住者から視認されにくい位置に設けられている。
Furthermore, as shown in FIGS. 7 and 8,
固定部21は、レール本体11の外周部を構成する外周板22を貫通した固定溝23と、固定溝23に連続して各端部の内部に構成され、フィニアル5の固定部材としてのナットプレート24が挿入される空間部25とを備える。フィニアル5は、装飾部26aとレール本体11の端部に取り付ける取付部となる筒状部26bを備えている。装飾部26aは、ここでは球体であるが、その形状は、デザインにより決められるものであり、特に限定されるものではない。筒状部26bは、レール本体11の各端部に嵌合可能な内径を有している。また、筒状部26bは、固定部材としての固定ネジ28が挿通される挿通孔27を備えている。
The fixing
次に、フィニアル5のレール本体11の端部への取付方法について説明する。
固定ネジ28が挿通孔27に挿通され、ねじ部の先端部に対してナットプレート24が仮止めされる。この状態で、筒状部26bがレール本体11の端部に嵌合される。固定溝23も空間部25も、その端部は、開口端であり、ナットプレート24は、空間部25に挿入され、固定ネジ28が固定溝23に挿入される。これにより、ナットプレート24は、空間部25において回転不能となる。フィニアル5は、固定ネジ28をナットプレート24に対して締め付けることによって、レール本体11の端部に固定される。固定ネジ28のねじ頭は、筒状部26bから外方に臨むことになるが、ねじ頭の位置は、仮想平面11bよりも背面側に偏倚して位置しており、正面側の居住者からは視認されにくくなっている。
Next, a method of attaching the
A fixing
以上のようにブラケット3に対して取り付けられたカーテンレール2に対しては、ランナ4を取り付けることができる。図9(a)および(b)に示すように、基本形状を同一半径の円形形状の一部を切り欠いて全体がC型形状を有している。そして、ランナ4は、周回方向において、互いに離間した第1端部41と第2端部42とを備えている。ここで、第1端部41は、カーテンレール2の外周に挿通されたとき、上側に位置する端部であり、第2端部42は、下側に位置する端部である。ランナ4は、レール本体11の外径よりも大きい内径を有しており、内周面の上側がレール本体11の突出部13に接触しているとき、その他の領域にはランナ4とレール本体11との間に隙間39が形成される(図1(b)参照)。図10に示すように、内周部材43および外周部材44は、内周部材43の外周側に外周部材44が組み合わされることでランナ本体40を構成する(図11参照)。さらに、ランナ4は、ランナ本体40の外周側に取着される装飾部材51を備えている。
A
図11に示すように、内周部材43は、C型形状を有しており、高密度ポリエチレン(HDPE:high-density polyethylene)などの耐摩耗性に優れた樹脂材料で形成されている。内周部材43は、C型の湾曲部46と、湾曲部46の一端部において第1端部41を構成する第1端片47aと、湾曲部46の他端部において第2端部42を構成する第2端片47bとを備えている。湾曲部46の内周面がランナ4の内周面を構成し、レール本体11の外周面に接触する。特に、内周面のうちで上部に位置する箇所は、レール本体11の突出部13と接触する部分となる。第1端片47aは、露出し、外周部材44の一端部44aを覆い、第2端片47bは、露出し、外周部材44の他端部44bを覆う。
As shown in FIG. 11, the inner
第1端片47aには、先端部に、装飾部材51の一端部の第1凹部52aに係合される第1係合片47cを備えている。第2端片47bには、先端部に、装飾部材51の他端部の第2凹部53aに係合される第2係合片47dを備えている。さらに、第1係合片47cの先端には、装飾部材51の一端部に形成された第1係合孔52bに係合される第1取付突起47eを備え、第2係合片47dの先端には、装飾部材51の他端部に形成された第2係合孔53bに係合される第2取付突起47fを備えている。
The
第1端片47aは、取付部14の開口端17において上側の端部となる案内部19に係合される突起部としての案内突起45を備えている。案内突起45は、案内部19に対して近接する位置に設けられている。案内突起45は、ランナ4のレール本体11に対する姿勢を維持する姿勢維持手段として機能するものであり、C型の湾曲部46の延長方向Eに対して逆方向であって湾曲部46とのなす角が鋭角となるように設けられている。これにより、案内突起45は、レール本体11に対して上方に向かう力が加わったとしても案内部19との係合が外れにくくなる。そして、姿勢維持手段たる案内突起45は、案内部19と係合することによって、カーテン7を吊り下げる吊下部としてのフック48がランナ本体40から鉛直方向に垂下した姿勢に維持する。図10(a)に示すように、案内突起45は、レール本体11の案内部19、すなわち突片10の先端部と対向する面で構成された抑制部45aと、突片10の先端部においてレール本体11の内面に係合する面で構成された規制部45bとを備えている。抑制部45aを構成する面は、ある程度の幅を有し、少なくとも突片10の先端部に対して点接触ではなく、面接触または突片10の先端部が延びる長手方向に線接触する部分を備えている。このような抑制部45aは、突片10の先端部に対して点接触の場合よりも広い面積で接触することにより、レール本体11の長手方向に対する揺れであるM1方向の揺れを抑えるようにしている。
The
また、規制部45bは、突片10の先端部においてレール本体11の内面に係合する面に対して係合することで、レール本体11に沿った回転である動きM2を規制するようにしている。また、規制部45bは、レール本体11に挿通されている状態において、下方から上方に向かう力が加わったときにも、レール本体11の内面に係合することで、案内部19から外れにくくする。すなわち、規制部45bは、ランナ4が上方に移動することを規制する。また、図10(b)に示すように、規制部45bは、稜線45dがランナ4の移動方向に直交する方向に延びる曲面45cで構成されており、案内部19との接触面積を減らし円滑にランナ4が移動できるようにしている。
In addition, the restricting
なお、図10(c)は、案内突起45の変形例であって、規制部45bの先端部に、脱落防止突起45eを備えている。脱落防止突起45eは、突片10の先端部、すなわち案内部19において、内面側に構成された凹部19bに係合される。これにより、案内突起45は、案内部19から外れにくくなる。
FIG. 10(c) is a modified example of the
また、湾曲部46の外周面は、外周部材44を取り付けるための取付凸部47を備えている。
図11に示すように、外周部材44も、全体がC型形状を有しているが、内周部材43よりも一回り大きく形成されている。外周部材44は、鉄などの内周部材43より剛性を有する金属材料で形成されている。したがって、外周部材44は、金属部材であり、ランナ4における強度部材となっている。外周部材44の内周面には、内周部材43に対する取付溝50を備えている。外周部材44は、取付溝50に取付凸部47を係合させる。そして、外周部材44は、一端部を第1端片47aの内側に突き合わせ、他端部を第2端片47bの内側に突き合わせることによって、内周部材43に対して組み合わされる。これにより、ランナ本体40が構成される。なお、内周部材43と外周部材44とは、接着剤などの固定手段で固定するようにしてもよいし、固定手段で固定しなくてもよい。内周部材43と外周部材44とは、固定手段で固定すれば強固に固定されるし、固定手段で固定しなければ、内周部材43を外周部材44に対して分離し易くなり、例えば内周部材43が破損したときに内周部材43を交換し易くなる。
In addition, the outer peripheral surface of the
As shown in FIG. 11 , the outer
装飾部材51も、全体がC型形状を有しているが、外周部材44よりも一回り大きく形成されている。装飾部材51は、木製部材であってもよいし、木目調の樹脂製部材である。一例として、装飾部材51は、天然木、表面に木質を連想する意匠(樹脂成形品の木目シボ加工や水圧転写加工など)とする。勿論、装飾部材51は、樹脂部材であるときには、木目調以外のデザインであってもよい。樹脂部材の表面を塗装するための水圧転写加工では、水面に絵柄フィルムを浮かべ、絵柄を付ける装飾部材51を外周面を水面側にして上から沈めて装飾部材51の外周面に絵柄を転写させる。すなわち、装飾部材51の外周面には、フィルムに担持されているインクのみが転写される。このような水圧転写加工は、曲面で構成された意匠面部12の塗装に有効である。なお、塗装後は、その表面をトップコート(クリア塗装)して塗装を保護するようにしてもよい。
The
装飾部材51は、一端部に、内周部材43の第1係合片47cが係合される第1凹部52aと、第1係合片47cの第1取付突起47eが係合される第1係合孔52bを備えている。また、他端部に、内周部材43の第2係合片47dが係合される第2凹部53aと、第2係合片47dの第2取付突起47fが係合される第2係合孔53bとを備えている。そして、装飾部材51の内周面には、内周部材43および外周部材44で構成されたランナ本体40が外周部材44側から嵌合される嵌合溝54を備えている。
At one end of the
装飾部材51は、内周部材43および外周部材44を組み合わせてランナ本体40が構成されると、そのランナ本体40の円弧形状を有した外周側に組み合わされる。そして、ランナ本体40の外周面と側面を覆う。具体的に、装飾部材51は、内周部材43の第1係合片47cが第1凹部52aに係合され、第1取付突起47eが第2凹部53aに係合され、第2係合片47dが第2凹部53aに係合され、第2取付突起47fが第2係合孔53bに係合される。これにより、装飾部材51は、内周部材43および外周部材44と一体化される。
When the
以上のように構成されたランナ4は、内周部材43が外周部材44に対して軟質あることで、レール本体11との当たりを緩和し、これにより、レール本体11の表面を汚損しにくくしている。また、ランナ4は、外周部材44で強度を確保し、加えて装飾部材51でデザイン性を高めるようにしている。また、ランナ4は、第1端部41と第2端部42とが離間する方向に弾性変位するものではなく、カーテン7からの引張力が加わった際にもカーテンレール2から外れにくくなっている。
In the
さらに、ランナ4には、カーテンの上端部が係合されるフック48が取り付けられる。フック48は、環状部48aと取付軸48bとを備えている。フック48は、取付軸48bが第2端部42の近傍に位置する内周部材43の取付孔49a、外周部材44の取付孔49bおよび装飾部材51の取付孔49cに挿通され先端部がかしめられることによってランナ4に取り付けられる。フック48は、内周部材43に対して外周部材44が組み合わされたランナ本体40に対して回転自在であり、カーテン7からの引張力の方向に合わせて回転可能である。
Further, the
内周部材43が損傷してランナ本体40の交換が必要となった場合や装飾部材51を異なるデザインのものに交換する場合は、フック48のかしめた部分を壊してフック48を取付孔49a,49b,49cから外してから、ランナ本体40から装飾部材51を取り外し、新たな部品と交換する。これにより、破損したランナ本体40を新品に交換することができるし、気に入ったデザインの装飾部材51に交換することができる。
When the inner
以上のように構成されたランナ4は、その内径がレール本体11の外径よりも十分に大きく、レール本体11の外周に挿通されたときに、レール本体11に対して大きながたつきを有する。すなわち、ランナ4は、ランナ本体40の内周面と突出部13の頂面との接触部分を除いた領域に隙間39が設けられるようにして、レール本体11に取り付けられる。この隙間39は、レール本体11の頂部から底部の方向へ向かうほど大きくなる空間である。ただし、図9(c)に示すように、第1端部41と第2端部42との間隔Cは、レール本体11の直径Dより小さく、かつ、案内突起45を案内部19に係合したときに、レール本体11が通過可能な寸法に設定され、ランナ4がレール本体11から外れにくくなっている。図12に示すように、ランナ4をレール本体11に取り付けるときには、先ず、案内突起45を案内部19に係合させてから、ここを回動中心として、第1端部41と第2端部42の間の間隔にレール本体11をランナ4の内側に挿通するように回動される。かくして取り付けられたランナ4は、第1端部41と第2端部42とで構成された開口端がレール本体11の背面側を向き、正面からはリング形状のランナのように視認される。
The inner diameter of the
また、図9(d)に示すように、第1端部41と第2端部42との間隔Cは、ブラケット3の高さH2より大きい。これにより、ランナ4は、レール本体11に沿って突出部13に接触しながら移動する際に、第1端部41および第2端部42がブラケット3と衝突することがなくなり、ブラケット3の取付部分であっても、当該部分を通過することができる。なお、図9(d)では、ブラケット3の高さH2は、ブラケット3の上面と支持部材34の下端部との間の距離で定義しているが、ブラケット3の上面と、この上面に対して対向する下面との間の距離で定義してもよい。
Further, as shown in FIG. 9D, the distance C between the
以上のように構成されたカーテンレール装置では、次のような作用を有する。
カーテンが吊り下げられた状態では、カーテンの重さに相当する荷重が加わった状態でランナ4の内周面が突出部13と接触する。また、案内部19に対して案内突起45が係合する。ランナ4は、このような2カ所の接触位置のうち少なくとも一方の位置と接触した状態で、レール本体11に沿って移動される。カーテンの開閉時において、ランナ4は、第1端部41と第2端部42との間隔Cがブラケット3の高さH2より大きいので、ブラケット3の部分を跨いで移動することができる。
The curtain rail device constructed as described above has the following effects.
When the curtain is suspended, the inner peripheral surface of the
カーテン7は、操作者がカーテンの前方から斜め下方(図13(a)中矢印D1方向)に向かって引っ張るように移動される。すると、図13(a)に示すように、ランナ4は、レール本体11の意匠面部12側の前面に沿うようにして回転しようとする(図13(a)中矢印R1方向)。このような場合であっても、案内突起45が案内部19から外れることになるが、第1端部41がブラケット3の上面に当たって回転が規制される。なお、反矢印R1方向の回転は、案内突起45が案内部19に係合していることで規制される。
The
なお、カーテン7の引っ張り方によっては、ランナ4が反矢印R1方向に回転してしまうこともある。このような場合、案内突起45と案内部19との係合が解除されてしまうこともある。このような場合であっても、カーテン7の重さやカーテンを引っ張る力などによって、ランナ4は、直ぐに矢印R1方向に回転し、案内突起45と案内部19とが係合することになる。また、ブラケット3の位置では、第1端部41がブラケット3に当たり、回転が規制され、その後、直ぐに矢印R1方向に回転し、案内突起45と案内部19とが係合することになる。このように、ランナ4は、カーテン7の重さやカーテンを引っ張る力などによって、ブラケット3などによって回転が規制されている。
Depending on how the
また、カーテンをクリーニングしたり、付け替える場合には、ランナ4からカーテンが外されることがある。また、カーテンレール装置1を展示場などで展示しているときには、ランナ4にカーテン7が吊り下げられていないことも多い。このように、図13(b)に示すように、ランナ4に対してカーテン7の荷重が加わっていないときには、ランナ4もレール本体11に対して回転し易い状態となってしまい、案内突起45がないと、フック48が下方を向いた状態から回転してしまう。このようにランナ4の向きが不揃いな姿勢は、見栄えも悪くなるし、さらに新たなカーテンをフック48に対して引っかける作業も大変になってしまう。この点、ランナ4は、案内突起45が案内部19に係合していることで、カーテンがランナ4に引っかかっていない状態であっても、ランナ4の回転が規制され、フック48が下方を向いた姿勢に揃う。したがって、カーテンの付け替え作業が容易となり、また、カーテンの付いていない状態であっても、ランナ4の姿勢が不揃いとなることによる見栄えの悪化を抑えることができる。
Further, the curtain may be removed from the
以上のようなカーテンレール装置1は、以下のように列挙する効果を得ることができる。
(1)カーテンレール2は、正面側を意匠面部12とし、背面側に取付部14や固定部21を設けるようにし、正面側の居住者から取付部14や固定部21を見えにくくしている。また、ランナ4も、第1端部41および第2端部42が背面側を向き、正面側から見えにくくしている。したがって、カーテンレール2とランナ4を備えたカーテンレール装置1は、正面側からの意匠性が向上される。
The above
(1) The
(2)ランナ4は、案内突起45がレール本体11の案内部19に係合することで、案内されながら移動することができる。また、案内突起45が案内部19に係合していることで、ランナ4がレール本体11に対して回転することを抑えることができる。したがって、カーテンレール装置1では、カーテンの開閉操作における操作性を向上できる。そして、ランナ4は、フック48が垂下した姿勢に維持されるので、姿勢が不揃いで見栄えが悪くなることを防ぐことができる。また、ランナ4が正規の姿勢に安定するので、カーテン7の付け替え作業が容易となる。
(2) The
(3)ランナ4は、レール本体11に対して案内突起45が案内部19に係合した箇所とレール本体11の突出部13に接触した箇所の合計2カ所でレール本体11に支持される。これにより、ランナ4は、安定してレール本体11に対して移動することができる。
(3) The
(4)ランナ4は、案内突起45の付け根に位置する突片10の先端部と対向する面で構成された抑制部45aでレール本体11の長手方向に対する揺れであるM1方向の揺れを抑えることができる。また、突片10の先端部においてレール本体11の内面に係合する面で構成された規制部45bでレール本体11に沿った回転である動きM2を規制することができる。これにより、ランナ4の姿勢は、フック48が鉛直方向に垂下した状態に維持することができる。
(4) The
(5)第1端部41および第2端部42がレール本体11の取付部14に取り付けられているブラケット3に対して非接触となる姿勢に維持することができる。したがって、ランナ4は、ブラケット3の部分を跨いで移動することができる。
(5) The
(6)ランナ4にレール本体11に対して上方に移動する力が加わったとしても、案内突起45が案内部19に係合しているので、ランナ4が上方に移動して、レール本体11から外れることを防ぐことができる。
(6) Even if the
(7)ランナ4は、その内周面が突出部13と接触しながら走行する。したがって、意匠面部12にランナ4が接触してしまって、意匠面部12が汚損されることを防ぐことができる。そして、意匠面部12の装飾テープ12aがランナ4と接触して捲れてしまうことなども防ぐことができる。
(7) The
(8)仮に案内部19から案内突起45が外れて回転してしまったとしても、第1端部41と第2端部42との間隔Cがレール本体11の直径Dより小さいので、ランナ4が第1端部41と第2端部42との間の隙間を通じてレール本体11から外れにくくなる。
(8) Even if the
(9)ランナ4は、第1端部41と第2端部42とが離間する方向に弾性変位するものではなく、カーテン7からの引張力が加わった際にもカーテンレール2から外れにくくなる。
(9) The
(10)カーテンの開閉時において、ランナ4は、第1端部41と第2端部42との間隔Cがブラケット3の高さH2より大きいので、ブラケット3の部分を跨いで移動することができる。
(10) When opening and closing the curtain, the distance C between the
(11)ブラケット3に対してカーテンレール2を取り付ける際には、取付部14を構成する案内面16がレール本体11の背面側に位置する開口端17に向かうほど拡幅するように支持面15に対して傾斜している。したがって、レール本体11は、取付部14の開口端17に容易にブラケット3の先端部を挿入することができる。ブラケット3の先端部の係合突起31は、案内面16に案内されながら取付部14の最奥部の係合凹部19aに係合することができる。
(11) When the
(12)カーテンレール2は、取付部14の最奥部に位置する係合凹部19aに対してブラケット3の先端部にある係合突起31を係合させる。そして、この係合部分を支点にして、支持面15がブラケット3の下面に近接する方向に回動させる。これにより、ブラケット3に取り付けることができる。カーテンレール2は、レール本体11の被係合部20をブラケット3の支持突起35に係合させて、ブラケット3に対して取り付けることができる。
(12) The
(13)カーテンレール2は、頂部から背面側に向かって突片10を備えている。突片10は、レール本体11の背面側にまで回り込むように延在されることで、その先端部が突出部13より低く位置する。これにより、突片10は、取付部14を正面側から見えにくくすることができる。
(13) The
(14)突片10の先端部は、取付部14の開口端17であり、案内突起45が係合される案内部19でもある。このように、突片10の先端部は、複数の機能を有することでカーテンレール2の大径化を抑えることができ、また、形状または構成の簡素化を実現することができる。
(14) The tip of the projecting
(15)レール本体11の両端部に取り付けられるフィニアル5は、レール本体11の底部から背面側に偏倚した位置の固定部21で固定される。固定部21は、固定ネジ28のねじ頭が露出する部分であるが、レール本体11の底部から背面側に偏倚した位置にあるので、正面側の居住者からは視認されにくくなる。
(15) The
(16)フィニアル5は、固定ネジ28およびナットプレート24を仮止めした状態で、カーテンレール2の端部に挿入され、固定ネジ28を締め付けることによって、レール本体11の端部に容易に固定することができる。
(16) The
(17)ランナ4は、装飾部材51でデザイン性を高めることができる。例えば、装飾部材51は、設置される部屋の雰囲気、カーテンレールのデザイン、吊り下げられるカーテンのデザインとの兼ね合いで、気に入ったデザインのものを選択することができる。
(17) The
(18)ランナ4は、装飾部材51を付け替えることで、そのデザインを変更することができる。
(19)ランナ4は、装飾部材51が取り付けられるランナ本体40を、内周部材43および外周部材44で構成することができる。そして、カーテンレール2と接触する内周部材43をカーテンレール2に対して摺動し易い材料を選択し、外周部材44に強度部材となる材料を選択することができる。
(18) The design of the
(19) In the
(20)装飾部材51は、木製部材または表面が木目調の樹脂製部材を用いることもできる。これにより、ランナ4のデザイン設計の自由度を高めることができる。そして、カーテンレール装置1は、例えば、設置される部屋の雰囲気、カーテンレールのデザイン、吊り下げられるカーテンのデザインとの兼ね合いで、装飾部材51に木製部材または表面が木目調の樹脂製部材を使用したランナ4を選択することができる。
(20) For the
(21)装飾部材51は、内周部材43の第1係合片47cが第1凹部52aに係合され、第1取付突起47eが第2凹部53aに係合され、第2係合片47dが第2凹部53aに係合され、第2取付突起47fが第2係合孔53bに係合される。これにより、装飾部材51は、内周部材43および外周部材44と一体化される。したがって、装飾部材51は、最内周の内周部材43に対して正確に位置決めされた状態で取り付けられる。
(21) In the
(22)装飾部材51は、水圧転写加工によることで、曲面で構成された表面にシワが生じることなくインクを定着することができる。したがって、装飾部材51には、木目調のデザインもきれいに転写することができる。
(22) The
(23)装飾部材51が樹脂製部材であり、外周部材44が金属部材である場合に、外周部材44は、装飾部材51に対してインサート成形することができる。この場合、外周部材44と装飾部材51との組立体に対して内周部材43が組み合わされることになる。
(23) When the
(24)内周部材43が損傷してランナ本体40の交換が必要となった場合や装飾部材51を異なるデザインのものに交換する場合は、フック48のかしめた部分を壊してフック48を取付孔49a,49b,49cから外してから、ランナ本体40から装飾部材51を取り外し、新たな部品と交換することができる。
(24) When the inner
なお、以上のようなカーテンレール装置1は、さらに、例えば以下のように適宜変更して実施することもできる。
・上述の実施形態において、ブラケット3には、カーテン7を吊り下げ支持するカーテンレール2が1本支持されるだけである。これに対して、図14に示す実施形態では、ブラケット61がカーテンレール2とレースカーテン72用のカーテンレール71とを支持している。この場合、ブラケット61は、室内側にカーテンレール2を支持し、室外側にレースカーテン用のカーテンレール71を支持する。
Further, the
- In the above-mentioned embodiment, the
ブラケット61は、カーテンレール2を支持する第1支持部62と、レースカーテン用のカーテンレール71を支持する第2支持部63を備えている。第1支持部62および第2支持部63は、上述したブラケット3がカーテンレール2を支持する支持構造と同じである。レースカーテン72は、C型形状のランナ4に吊り下げられるのではなく、カーテンレール71内を走行する滑車73aを備えたランナ73に吊り下げられる。
The
第1支持部62は、図4~図6に示したブラケット3と同様な構造を有している。したがって、第1支持部62には、支持部材34の支持突起35が被係合部20に係合されることで、レール本体11が取り付けられることになる。
The
なお、カーテンレール71の天井面には、第2支持部63に対する取付部が構成されている。この取付部も、天井面の前面側から係合凹部19aと、位置決め凹部18とを備え、天井面の背面側端部には、背面側に突出する被係合部20を備えている。一方、第2支持部63も、係合凹部19aに係合する係合突起31と、位置決め凹部18に係合する位置決め突部33とを備えている。さらに、被係合部20に対して支持突起35を係合させる支持部材34を備えている。そして、係合突起31が係合凹部19aに係合され、位置決め突部33が位置決め凹部18に係合され、支持突起35が被係合部20が係合される。これにより、カーテンレール71は、第2支持部63に取り付けられる。
A mounting portion for the
すなわち、第1支持部62および第2支持部63は、ほぼ同様な構造とされ、カーテンレール2の取付部14およびカーテンレール71の取付部もほぼ同様な構造とされる。したがって、作業者は、同じような動作によって、カーテンレール2を第1支持部62に取り付けることができるとともに、カーテンレール71を第2支持部63に取り付けることができる。
That is, the
なお、ブラケットは、さらに、3種類以上のカーテンレールを互いに平行に支持するようにし、これに対応して、各カーテンレールを支持する支持部を設けるようにしてもよい。 It should be noted that the bracket may further support three or more types of curtain rails in parallel with each other, and corresponding support portions may be provided for supporting the respective curtain rails.
・図15に示すように、ランナ4は、上述のように、内周部材43、外周部材44、および、装飾部材51の3部品で構成するのではなく、装飾部材51を省略し、内周部材43および外周部材44の2部品で構成するようにしてもよい。この場合、装飾部材51のための第1係合片47c、第2係合片47d、第1取付突起47eおよび第2取付突起47fを省略する構成とすればよい。そして、第1端片47aおよび第2端片47bは、外周部材44の端部だけ覆う大きさおよび形状とすればよい(図10参照)。
As shown in FIG. 15, the
・ランナ本体40は、内周部材43と外周部材44とが同じ材料であってもよく、硬さも同じであってもよい。また、デザイン上の理由などにより、内周部材43よりも外周部材44の方が軟質であってもよい。
- In the
・ランナ本体40は、内周部材43と外周部材44との組立体でなくてもよい。すなわち、ランナ本体40は、内周部材43と外周部材44とに分割されない樹脂や木製の一体の成形体であってもよいし、内周部材43と外周部材44との間に中間部材を介在させてもよい。そして、このように構成されたランナ4は、ランナ本体40に対して装飾部材51を取り付けるものであってもよい。
- The
・フック48は、内周部材43と外周部材44との組立体に対して回転可能でなくてもよい。すなわち、フック48は、成形体としての装飾部材51の一部として構成されていてもよいし、内周部材43、外周部材44、装飾部材51の何れかの部材と係止されることで、回転不能な構造となっていてもよい。
- The
・ランナ4は、第1端部41と第2端部42とが離間する方向に弾性変位するものであってもよい。この場合、第1端部41と第2端部42との間隔をさらに狭めることもできる。
- The
・第1端部41と第2端部42との間隔Cは、レール本体11の直径Dより大きくてもよい。この場合であっても、案内突起45が案内部19に係合していることで、ランナ4がレール本体11から外れにくいからである。
- The distance C between the
・ランナ本体40に対する装飾部材51の取付は、内周部材43の第1係合片47cおよび第1取付突起47eを装飾部材51の第1凹部52aおよび第2係合孔53bに係合する構造に限定されるものではない。すなわち、このような構造は、内周部材43に対して、間に外周部材44を介在させて装飾部材51を取り付ける構造であるが、装飾部材51を外周部材44に対して直接的に取り付ける構造であってもよい。例えば、外周部材44と装飾部材51のうちの一方の部材の係合片を他方の部材の係合孔や係合凹部に係合させることによって、ランナ本体40に対して装飾部材51を取り付けることもできる。
The
・図16に示すように、ランナ4は、案内突起45(ここでは第1案内突起45)に加えて、第2案内突起81を備えていてもよい。第2案内突起81は、内周部材43の内周面に内側に向かって突設されている。第2案内突起81は、ランナ4の内周面であって、頂部より正面側に偏倚して位置している。このような構成によれば、ランナ4は、側面視における中心83より上側の位置において、2カ所でレール本体11に安定して支持される。なお、この場合において、突出部13は、ランナ4の内周面に接触してもよいし、接触しなくてもよい。突出部13がランナ4の内周面に接触しているときは、ランナ4がレール本体11に対して第1案内突起45と第2案内突起81と突出部13の3カ所で支持されることになる。ランナ4とレール本体11との接触箇所は、多いほどランナ4をレール本体11に対して安定して支持することができる。したがって、ランナ4とレール本体11との接触箇所は、4つ以上であってもよい。
- As shown in FIG. 16, the
・図17に示すように、第1案内突起45の位置は、ランナ4の頂部の位置に設けられていてもよい。この場合、案内部19も、レール本体11の頂部に設けられた凹条溝で構成された溝部84の開口端に構成される。そして、第1案内突起45は、溝部84の開口端に構成された案内部19に係合されることになる。この場合、レール本体11の正面側の外周面と当接する位置に第2案内突起81が設けられる。
- As shown in FIG. 17 , the position of the
・図18に示すように、ランナ4は、内側に突出する第1案内突起45や第2案内突起81を備えていなくてもよい。この場合、ランナ4の内径は、レール本体11の外径より若干大きい程度とされ、レール本体11に対するがたつきが小さくされる。そして、ランナ4は、レール本体11に対して回転可能な状態とされる。この場合、ランナ4は、実線の位置のように、フック48が鉛直方向からずれていたとしても(図18中実線で示す状態)、カーテン7が吊り下げられたときに、カーテン7の荷重によって、フック48が鉛直方向に垂下した状態(図18中二点鎖線で示す状態)となるように回転する(図18中矢印R2方向)。この場合、レール本体11の外周面は、ランナ4の回転を案内し、カーテン7が吊り下げられたときに、フック48が鉛直方向に垂下した状態にする。この点で、レール本体11の外周面と摺接するランナ4の内周面は、ランナ4のレール本体11に対する姿勢維持手段として機能することになる。なお、ここでは、レール本体11の外周面に突出部13を設けられている。
- As shown in FIG. 18, the
また、ランナ4は、内周部材43、外周部材44および装飾部材51のうちの少なくとも1つに、フック48の取付部(取付孔49a,49b,49cの近傍)に錘などの重量部を設け、重心が下方に位置するように構成してもよい。ランナ4は、フック48の取付部近傍に重心を位置させた場合、カーテン7が吊り下げられているかどうかに拘わらず、フック48が垂下する姿勢が維持されることになる。
In addition, the
なお、レール本体11は、凹部形状をしたブラケット3が取り付けられる取付部14を備えていない。この場合、ブラケット3は、上側を開口端とした凹部形状で構成された取付部を設け、この取付部でレール本体11を下側から支持する構成としてもよい。さらに、レール本体11は、上側を開口端とした凹部形状で構成された取付部から脱落しないように、上側から蓋部材でレール本体11を取付部に対して固定するようにしてもよい。
Note that the
・図19(a)に示すように、ランナ4の下側に位置する第2端部42に案内突起45を設けるようにしてもよい。この場合、例えば、ランナ4の内径は、レール本体11の外径より若干大きい程度とされ、レール本体11に対するがたつきが小さくされた構成とされる。レール本体11には、レール本体11の底部より背面側に偏倚した位置に、凹条溝で構成された溝部88の開口端に案内部19が構成される。案内突起45は、案内部19と係合する方向に先端が向くように構成されている。このような案内突起45によれば、溝部88の範囲内でのがたつきを有しながらも、ランナ4の矢印R3方向の回転を規制することができる。また、図19(b)に示すように、案内突起45は、図19(a)に対して逆方向を向いていてもよい。このような構成によれば、矢印R4方向の回転を規制することができる。
- As shown in FIG. 19(a), a
なお、図19(a)および(b)に示す構成において、ランナ4の内周面と接触するレール本体11の外周面には突出部13が設けられている。また、ランナ4には、内周面の上方に第2案内突起を設けるようにしてもよい。このように突出部や第2案内突起を設けた場合には、ランナ4が自重やカーテン7の荷重でレール本体11に対して下がろうとすることで、案内突起45の他にもレール本体11とランナ4の内周面とが接触することになる。接触箇所が2カ所もしくは3カ所になることでランナ4がレール本体11に対して安定して支持されることになる。
19A and 19B, a projecting
なお、図19の場合も、図18の場合と同様に、レール本体11は、ブラケット3の上側を開口端とした凹部形状で構成された取付部に下側から支持され、蓋部材によって取付部に固定される。
In the case of FIG. 19, similarly to the case of FIG. 18, the
・図20の例は、カーテンレール2には、図1(b)に示したようなレール本体11を用い、ランナ4には、図19に示したような下側に位置する第2端部42に案内突起45を設けたものを用いている。このようなレール本体11を用いれば、図1(b)で示したブラケット3と同様な構成のブラケットを使用することができる。第2端部42に案内突起45は、レール本体11の固定部21を構成する固定溝23に係合される。具体的には、案内突起45は、固定溝23のレール本体11の底部に近い側の開口端に案内部19が構成され係合される。案内突起45は、案内部19と係合する方向に先端が向くように構成されている。このような案内突起45によれば、固定溝23の範囲内でのがたつきを有しながらも、ランナ4の矢印R1方向の回転を規制することができる。なお、図19(b)に示すように、案内突起45の向きを、図20の案内突起45の向きと逆向きとしてもよい。このような構成によれば、反矢印R1方向の回転を規制することができる。
20, the
なお、固定溝23は、フィニアル5を固定するためのものであるが、レール本体11の両端部で使用されるものである。そこで、この実施形態では、固定溝23におけるレール本体11の両端部以外の領域を、案内突起45が係合される案内部19として利用している。なお、案内突起45のそのものの形状は、図10(b)に示すような構造であってもよいし、図10(c)に示すような構造であってもよい。
The fixing
・図21に示すように、カーテンレールとブラケットの取付構造は構成することもできる。図21におけるレール本体11の取付部14も、内側に窪むV字型の凹部形状を有し、ブラケット3が支持される支持面15と、取付部14に挿入されるブラケット3を案内する案内面16とを備えている。そして、ブラケット3の先端部が係合する係合凹部19aは、支持面15よりも一段低い位置に設けられている。
- As shown in FIG. 21, the installation structure of a curtain rail and a bracket can also be comprised. The mounting
これに対して、ブラケット3は、先端部に係合凹部19aに係合する係合突起31を備えている。そして、ブラケット3は、下面側であって取付面6への偏った位置に支持部材34を備えている。支持部材34は、支持面15の端部にある被係合部20と係合する支持突起35を備えている。
On the other hand, the
このようなレール本体11に対してブラケット3を取り付けるには、レール本体11の開口端17の中にブラケット3の係合突起31を挿入する。この際、傾斜した案内面16に沿って、開口端17の内側に係合突起31を挿入することができる。そして、係合突起31が係合凹部19aに係合される。この後、この係合部分を支点にして、レール本体11は、支持面15がブラケット3の下面に近接する上方向に回動される。この際、支持部材34の支持突起35には、被係合部20が係合される。これにより、ブラケット3には、レール本体11が取り付けられることになる。
To attach the
・レール本体11において、意匠面部12は、固定部21がない場合には、最大で背面側の取付部14の支持面15の位置まで設定されていてもよい。
・固定部21は、フィニアル5をレール本体の端部に固定するものであるから、少なくともレール本体11の両端部に設けられているだけでもよい。また、固定部21は、底部に配して背面側に偏倚した位置ではなく、頂部に対して背面側に偏倚した位置に設けてもよい。レール本体11の頂部または底部に対して背面側に偏倚した位置であれば、正面側の居住者から視認されにくいからである。また、フィニアル5を取り付けるレール本体11でない場合、固定部21は省略されていてもよい。
- In the rail
- Since the fixing
・突片10は、取付部14が背面側に位置するのであれば省略してもよい。この場合、取付部14の位置は、突出部13の背面側に隣接する位置に設けられることになる。このような場合、案内面16は省略されていてもよい。案内面16を設けるまでもなく、レール本体11の頂部から背面側に亘って大きく開口端17を設定することができるからである。
- The projecting
・レール本体11は、例えば印刷などで意匠面部12の端部を示す構成を採用している場合は、意匠面部12の一端部を示す機能を持った突出部13を備えていなくてもよい。また、突出部13は、意匠面部12と区別するため一端部13aだけを設け、他端部13bは省略してもよい。
If the
・レール本体11は、凹部形状をした取付部14を備えていなくてもよい。この場合、一例として、レール本体11は、上側を開口端とした凹部形状を有したブラケット3で下側から支持されるようにし、上側から蓋部材で脱落しないように固定するようにすればよい。
- The rail
・カーテンレール2について、長手方向に直交する断面の基本形状が同一半径の円形形状以外の形状であってもよい。例えば、カーテンレール2は、長手方向に直交する断面の基本形状が四角形以上の多角形形状であってもよく、さらに多角形形状の各辺が外方に向かって膨らむ曲面であってもよい。
- About the
・ランナ4は、第1端部41と第2端部42を有していれば、基本形状を同一半径の円形形状としたC型形状に限定されるものではない。例えば、ランナ4は、四角形以上の多角形形状であってもよく、さらに多角形形状の各辺が外方に向かって膨らむ曲面であってもよい。また、カーテンレール2の断面形状とランナ4の全体形状とが同じ形状の組み合わせでなくてもよい。例えば、カーテンレールの断面の基本形状を円形形状としているのに対して、ランナ4の全体形状が多角形形状を基本形状としたC型形状であってもよいし、カーテンレール2の断面の基本形状が多角形形状としているのに対して、ランナ4が円形形状を基本形状としたC型形状であってもよい。
As long as the
・図9ないし図11に示したランナ4は、フック48のかしめた部分を壊してフック48を取付孔49a,49b,49cから外してから、ランナ本体40と装飾部材51とを分離する必要がある。これに対して、図22(b)の例では、フック48を壊すことなく、ランナ本体40と装飾部材51とを分離することができる。具体的には、装飾部材51の他端部側には、取付孔49c、第2凹部53aおよび第2係合孔53bが設けられておらず(図22(a)参照)、代わりに、これらの部位が設けられている領域に切欠部56を備えている。切欠部56は、装飾部材51の他端部を開口端としている。
In the
内周部材43と外周部材44とを組み合わせたランナ本体40には、フック48が取り付けられている。フック48は、取付軸48bが内周部材43の取付孔49aおよび外周部材44の取付孔49bに挿通されかしめられている。
A
このように構成されているランナ本体40は、内周部材43の第1係合片47cを第1凹部52aに係合し、第1取付突起47eを第1係合孔52bに係合してから(図11参照)、切欠部56に対して、フック48、第2取付突起47fおよび第2係合片47dを挿入する(図22(b)参照)。これにより、ランナ本体40と装飾部材51とが一体化される。また、装飾部材51は、フック48、第2取付突起47fおよび第2係合片47dを切欠部56から外してから、第1係合片47cおよび第1凹部52aの係合ならびに第1取付突起47eおよび第1係合孔52bの係合が解除されることで、ランナ本体40から取り外される。このように、図22(b)におけるランナ4では、ランナ本体40に対して装飾部材51の着脱が、フック48を壊す作業が無くなる点で容易となる。
The runner
図22(c)は、図22(b)の変形例である。ここでの装飾部材51は、切欠部56とは形状が異なる切欠部57を備えている。切欠部57は、奥から順に、フック48の取付軸48bが挿入される挿入溝57aと、第2取付突起47fが位置する係合孔57bと、第2取付突起47fが係合する係合部としてのリブ57cと、第2係合片47dが位置する切欠溝57dとを備えている。
FIG. 22(c) is a modification of FIG. 22(b). The
挿入溝57aは、取付軸48bが挿通可能な幅を有している。係合孔57bは、挿入溝57aに対して幅広であり、第2取付突起47fが外部に臨むことができる大きさを有している。リブ57cは、係合孔57bにおける切欠溝57d側の縁に内方に突出するように設けられており、係合孔57bに位置する第2取付突起47fと係合する。切欠溝57dは、係合孔57bと同じ幅であり、第2係合片47dが外部に臨むことができる大きさを有している。
The
このような装飾部材51に対しても、ランナ本体40は、内周部材43の第1係合片47cを第1凹部52aに係合し、第1取付突起47eを第1係合孔52bに係合してから、切欠部57に対して、フック48、第2取付突起47fおよび第2係合片47dを挿入する。これにより、取付軸48bが挿入溝57aに位置し、第2取付突起47fがリブ57cに係合された状態で係合孔57bに位置し、第2係合片47dが切欠溝57dに位置する。図22(c)の例では、第2取付突起47fがリブ57cに係合する分、図22(b)の場合よりも、装飾部材51がランナ本体に対して着脱可能でありながらも外れにくくなる。
For such a
・図23に示すように、ランナ4の下側に位置する第2端部42に案内突起45を設けるようにしてもよい。第2端部42に案内突起45は、レール本体11の固定部21を構成する固定溝23に係合される。具体的には、案内突起45は、第2端部42から内側に突出する軸部101と、軸部101の先端部に設けられたフランジ部102とを備えている。軸部101は、固定溝23に挿通され、フランジ部102は、レール本体11の内部に位置することで、案内突起45が固定溝23から外れないようにする。このような案内突起45は、ランナ4の姿勢維持手段として機能し、ランナ4のレール本体11に対する姿勢を一定に維持する。すなわち、ランナ4は、固定溝23における軸部101のがたつきの範囲内で、回転方向に姿勢が変位するだけとなる。そして、ランナ4は、フック48が垂下する姿勢が維持される。
- As shown in FIG. 23, a
・図24に示すように、レール本体11の頂部には、姿勢維持手段たる案内突起103が突設されている。案内突起103は、レール本体11の頂部において、長手方向に沿った突条部で構成されている。これに対して、ランナ4には、その内周面に、案内部としての案内溝104が形成され、案内突起103は、案内溝104に係合している。これによって、ランナ4は、案内突起103に案内されながらレール本体11の長手方向に沿って移動する。このような案内突起103も、ランナ4の姿勢維持手段として機能し、ランナ4のレール本体11に対する姿勢を一定に維持する。そして、ランナ4は、フック48が垂下する姿勢が維持される。なお、案内突起103および案内溝104を設ける位置は、上部ではなく、前面側などに設けられていてもよい。
- As shown in FIG. 24, the top of the
・図25に示すように、レール本体11の頂部には、案内部としての案内溝105が凹設されている。案内溝105は、レール本体11の頂部において、長手方向に沿った凹条部で構成されている。これに対して、ランナ4には、その内周面に、姿勢維持手段としての案内突起106が形成され、案内突起106は、案内溝105に係合している。これによって、ランナ4は、案内突起106に案内されながらレール本体11の長手方向に沿って移動する。このような案内突起106も、ランナ4の姿勢維持手段として機能し、ランナ4のレール本体11に対する姿勢を一定に維持する。そして、ランナ4は、フック48が垂下する姿勢が維持される。
- As shown in FIG. 25, a
・図26に示すように、レール本体11は、矩形形状を有している。上面、正面、および、下面がランナ4の案内面115aを構成している。これに対して、ランナ4の内周面も、レール本体11の上面、正面、および、下面に対応した矩形形状を有しており、内側上面、内側正面、および、内側下面が被案内面115bとして構成されている。すなわち、レール本体11の案内面115aおよびランナ4の被案内面115bは、レール本体11に対してランナ4が回転してしまわないようにするため、非円弧形状を有し、姿勢維持手段として機能している。そして、ランナ4は、フック48が垂下する姿勢が維持される。なお、レール本体11に対してランナ4が回転しないようにするためには、レール本体11およびランナ4の内周面の形状は、側面視において、非円形形状、すなわち多角形であればよいが、多角形の辺の数は、少ないほど、レール本体11に対してランナ4を回転しにくくできる。
- As shown in FIG. 26, the rail
・図27に示すように、ランナ4をフック48が垂下した状態は、ランナ4の重心位置を変更して、フック48が垂下する姿勢が維持するようにしてもよい。ランナ4は、第1端部41および第2端部42にランナ4の重心位置を変更する重さ調整部107が設けられている。ランナ4をフック48が垂下した状態とするには、レール本体11の中心108を通る上下に延びる直線109上に位置させる必要がある。そこで、離間している第1端部41および第2端部42を延長し体積を大きくする重さ調整部107を設ける。ランナ4は、重心位置が直線109より円弧側に位置するところ、第1端部41および第2端部42を延長し重さ調整部107を設けることで、重心位置を直線109上に位置させることができる。これにより、ランナ4は、重心位置が直線109上に調整されることで、フック48が垂下する姿勢が維持されるようにすることができる。この点で、重さ調整部107は、姿勢維持手段として機能する。
- As shown in FIG. 27, when the
・図27の例では、重さ調整部107を第1端部41および第2端部42に対して延長しランナ4の形状を変更しているが、図28に示すように、重さ調整部110を直線109よりも第1端部41および第2端部42側に円弧側よりも密度の高い材料、すなわち、比重の大きい材料で重さ調整部110を構成してもよい。そして、重心位置を直線109上に調整するようにしてもよい。このような構成によれば、ランナ4の形状を変更することなく、重心位置を直線109上に位置させることができる。これにより、ランナ4の姿勢を、フック48が垂下するように維持することができる。
- In the example of FIG. 27, the
・図29ないし図31に示すように、レール本体11をレール半体111,112を突き合わせ、両端部をキャップ113を嵌合して構成し、レール半体111,112の突き合わせ部に上下に貫通する挿通部114を構成する。挿通部114は、レール半体111,112の突き合わせ面の一方の面であって、キャップ113で被覆される位置に、挿通部114を形成するための間隙形成突起を設け、当該突起を他方の面に突き合わせるようにして構成できる。挿通部114は、レール本体11の中心108を通る上下に延びる直線109上に位置する。一方、ランナ4は、案内部材として上下に延びる案内ワイヤ115を設け、案内ワイヤ115を挿通部114に挿通する。案内ワイヤ115は、例えば、フック48の取付軸48bを上方に延長した延長線上に位置する。これにより、ランナ4は、レール本体11の挿通部114に案内ワイヤ115が挿通されることで、レール本体11に対して回転しなくなり、フック48が垂下する姿勢が維持される。そして、挿通部114は、キャップ113で被覆される位置に間隙形成突起を設けて構成することで、案内ワイヤ115の移動範囲が狭まることを防ぐことができる。
As shown in FIGS. 29 to 31, the rail halves 111 and 112 are abutted on the
案内部材としては、細長い部材であれば、テープ状部材、剛性を有した線状部材などであってもよい。案内部材が可撓性を有する細長い部材であるときには、若干弛んでいてもよいし、弛みのない状態であってもよい。 The guide member may be a tape-shaped member, a rigid linear member, or the like, as long as it is an elongated member. When the guide member is a flexible elongated member, it may be slightly slack or tight.
なお、ブラケット3が取り付けられる取付部14は、背面側に位置するレール半体111に設けられることになる。
The
1…カーテンレール装置、2…カーテンレール、3…ブラケット、4…ランナ、5…フィニアル、6…取付面、7…カーテン、10…突片、11…レール本体、11a…中心、11b…仮想平面、12…意匠面部、12a…装飾テープ、13…突出部、13a…一端部、13b…他端部、14…取付部、15…支持面、16…案内面、16a…段差、17…開口端、18…位置決め凹部、19…案内部、19a…係合凹部、19b…凹部、20…被係合部、21…固定部、22…外周板、23…固定溝、24…ナットプレート、25…空間部、26a…装飾部、26b…筒状部、27…挿通孔、28…固定ネジ、31…係合突起、32…係合段部、33…位置決め突部、34…支持部材、35…支持突起、39…隙間、40…ランナ本体、41…第1端部、42…第2端部、43…内周部材、44…外周部材、44a…一端部、44b…他端部、45…案内突起、45a…抑制部、45b…規制部、45c…曲面、45d…稜線、45e…脱落防止突起、46…湾曲部、47…取付凸部、47a…第1端片、47b…第2端片、47c…第1係合片、47d…第2係合片、47e…第1取付突起、47f…第2取付突起、48…フック、48a…環状部、48b…取付軸、49a…取付孔、49b…取付孔、49c…取付孔、50…取付溝、51…装飾部材、52a…第1凹部、52b…第1係合孔、53a…第2凹部、53b…第2係合孔、54…嵌合溝、56…切欠部、57…切欠部、57a…挿入溝、57b…係合孔、57c…リブ、57d…切欠溝、61…ブラケット、62…第1支持部、63…第2支持部、71…カーテンレール、72…レースカーテン、73…ランナ、73a…滑車、81…第2案内突起、83…中心、101…軸部、102…フランジ部、103…案内突起、104…案内溝、105…案内溝、106…案内突起、107…重さ調整部、108…中心、109…直線、110…重さ調整部、111,112…レール半体、113…キャップ、114…挿通部、115…案内ワイヤ、115a…案内面、115b…被案内面。
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記カーテンランナは、
離間した2つの端部を有したランナ本体であって、カーテンを吊り下げる吊下部を備えた前記ランナ本体と、
前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する姿勢維持手段と、を備え、
前記姿勢維持手段は、前記カーテンランナが備える案内突起であって、
前記案内突起は、前記カーテンレールの長手方向に沿って、前記カーテンレールの外周を移動する前記カーテンランナを案内する案内部であって、かつ背面側において外周面から窪んだ凹部形状に構成された前記案内部に係合するカーテンレール装置。 In a curtain rail device in which a curtain runner moves along the outer circumference of the curtain rail,
The curtain runner is
a runner body having two spaced apart ends, said runner body having a suspension for hanging a curtain;
posture maintaining means for maintaining the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the suspended portion is vertically suspended ;
The posture maintaining means is a guide projection provided on the curtain runner,
The guide projection is a guide portion that guides the curtain runner moving on the outer periphery of the curtain rail along the longitudinal direction of the curtain rail, and is formed in a concave shape recessed from the outer peripheral surface on the back side. A curtain rail device that engages the guide .
請求項1に記載のカーテンレール装置。 2. The curtain rail device according to claim 1, wherein said posture maintaining means maintains said hanging portion in a state of hanging down in said vertical direction even in a state in which said curtain is not hung on said hanging portion.
請求項1または2に記載のカーテンレール装置。 The curtain rail device according to claim 1 or 2.
請求項1ないし3のうち何れか1項に記載のカーテンレール装置。 2. The posture maintaining means maintains a posture in which the two ends are out of contact with a bracket attached to the curtain rail when the curtain runner moves along the curtain rail. 3. The curtain rail device according to any one of items 1 to 3.
前記カーテンランナは、
離間した2つの端部を有したランナ本体であって、カーテンを吊り下げる吊下部を備えた前記ランナ本体と、
前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する姿勢維持手段と、を備え、
前記姿勢維持手段は、前記カーテンランナの内周面および前記内周面に係合する前記カーテンレールの外周面が互いに対応する多角形形状を有し、前記カーテンレールに対する前記カーテンランナの回転が規制され、
前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する
カーテンレール装置。 In a curtain rail device in which a curtain runner moves along the outer circumference of the curtain rail,
The curtain runner is
a runner body having two spaced apart ends, said runner body having a suspension for hanging a curtain;
posture maintaining means for maintaining the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the suspended portion is vertically suspended;
The posture maintaining means has a polygonal shape in which the inner peripheral surface of the curtain runner and the outer peripheral surface of the curtain rail that engages with the inner peripheral surface correspond to each other, and the rotation of the curtain runner with respect to the curtain rail is restricted. is,
A curtain rail device that maintains the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the hanging portion hangs down in a vertical direction.
前記カーテンランナは、
離間した2つの端部を有したランナ本体であって、カーテンを吊り下げる吊下部を備えた前記ランナ本体と、
前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する姿勢維持手段と、を備え、
前記姿勢維持手段は、前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように前記カーテンランナの重心を位置させる重さ調整部である
カーテンレール装置。 In a curtain rail device in which a curtain runner moves along the outer circumference of the curtain rail,
The curtain runner is
a runner body having two spaced apart ends, said runner body having a suspension for hanging a curtain;
posture maintaining means for maintaining the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the suspended portion is vertically suspended;
The posture maintaining means is a weight adjusting portion that positions the center of gravity of the curtain runner so that the posture of the runner body with respect to the curtain rail is such that the hanging portion hangs down in a vertical direction.
前記カーテンランナは、
離間した2つの端部を有したランナ本体であって、カーテンを吊り下げる吊下部を備えた前記ランナ本体と、
前記カーテンレールに対する前記ランナ本体の姿勢を前記吊下部が鉛直方向に垂下した状態となるように維持する姿勢維持手段と、を備え、
前記姿勢維持手段は、前記カーテンレールが備える細長形状を有した案内部材であって、
前記案内部材は、前記カーテンレールの長手方向に沿って設けられ、前記カーテンレールの外周を移動する前記カーテンランナを案内する挿通部に挿通される
カーテンレール装置。 In a curtain rail device in which a curtain runner moves along the outer circumference of the curtain rail,
The curtain runner is
a runner body having two spaced apart ends, said runner body having a suspension for hanging a curtain;
posture maintaining means for maintaining the posture of the runner body with respect to the curtain rail so that the suspended portion is vertically suspended;
The posture maintaining means is a guide member having an elongated shape provided in the curtain rail,
The guide member is provided along the longitudinal direction of the curtain rail and is inserted through an insertion portion that guides the curtain runner moving on the outer periphery of the curtain rail.
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