JP7255660B2 - Effect adding device, method, program, and electronic musical instrument - Google Patents
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Description
本発明は、楽音信号等のオーディオ信号を加工して様々な音響効果を付加する効果付加装置、方法、プログラム、及びそのような効果付加装置を搭載した電子楽器に関する。 The present invention relates to an effect adding device, method, and program for processing an audio signal such as a musical tone signal to add various sound effects, and an electronic musical instrument equipped with such an effect adding device.
入力した楽音信号等のオーディオ信号に効果を付加して出力する効果付加装置、いわゆるエフェクタの中で、従来、複数種類の効果を任意に組み合わせて付加することのできる、いわゆるマルチエフェクタと呼ばれる技術が知られている(例えば特許文献1に記載の技術)。このようなマルチエフェクタを操作する場合、ユーザはまず、予め使用可能なエフェクトのうち任意のエフェクトが任意の順番で実行されるように選択操作を行う。その後に、ユーザは、選択したエフェクト毎に、設定可能な1つ以上のパラメータ(例えばディレイエフェクトの場合の遅延時間、フィードバック量等)の値を設定する。 Conventionally, among effect adding devices that add effects to audio signals such as musical tone signals and output them, so-called effectors, there has been a technique called a multi-effector that can add any combination of multiple types of effects. known (for example, the technology described in Patent Document 1). When operating such a multi-effector, the user first performs a selection operation so as to execute arbitrary effects in an arbitrary order from the effects that can be used in advance. The user then sets values for one or more configurable parameters (eg, delay time, amount of feedback, etc. for a delay effect) for each effect selected.
ここで、複数のエフェクトモジュールを搭載するキーボードや、単体のマルチエフェクタにおいては、通常エフェクトのパラメータ数より少ないノブやペダルなどのコントローラ操作子に任意のエフェクトパラメータを割り当てて、ユーザが演奏中にパラメータを変更する機能がある。例えばキーボードに6つのスライダボリュームが装備され、それぞれに任意のエフェクトモジュールの任意のパラメータを割り当ててコントロールするといったものである。従来は、これらのエフェクトのパラメータの操作子に対する割当はすべてユーザが1つ1つ設定していた。 Here, with a keyboard equipped with multiple effect modules or a single multi-effector, you can assign arbitrary effect parameters to controller operators such as knobs and pedals, which are fewer than the number of parameters for normal effects, so that the user can adjust the parameters during performance. has the ability to change For example, a keyboard is equipped with six volume sliders, and any parameter of any effect module is assigned to each to control. Conventionally, the user sets all assignments of these effect parameters to the operators one by one.
しかし、エフェクトのパラメータの操作子に対する割当をユーザが1つ1つ設定する方法では、所望の効果を得ることができる一方、操作子に割り当てるのにどのエフェクトモジュールの、どのパラメータを選択すべきかということをエフェクトの組合せ毎に検討して設定する必要があり、ユーザの負担となってしまうという課題がある。 However, in the method in which the user sets the allocation of the effect parameters to the controls one by one, the desired effect can be obtained. This has to be considered and set for each combination of effects, which poses a problem of burdening the user.
そこで、本発明は、ユーザがエフェクトモジュールを選択すると、複数のコントローラそれぞれに良好にパラメータを割り当てることを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to appropriately assign parameters to each of a plurality of controllers when a user selects an effect module.
態様の一例では、それぞれに割り当てられたパラメータを変更するためにユーザが操作する複数の第1操作子と、指定されたエフェクトに対応する複数のパラメータの中から前記複数の第1操作子それぞれに割り当てるパラメータを選択する制御を実行するプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、第1エフェクトを含む複数のエフェクトを組み合わせて使用する場合に、前記第1エフェクトと組み合わせる他のエフェクトの変更に応じて、前記第1エフェクトに対応する複数のパラメータのうちの前記複数の第1操作子に割り当てるパラメータを変更する制御を実行する。 In one example of the mode, a plurality of first manipulators operated by the user in order to change the parameters assigned to each of them, and a plurality of parameters corresponding to the specified effects, which are assigned to each of the plurality of first manipulators. a processor for executing control for selecting a parameter to be assigned, wherein, when using a combination of a plurality of effects including the first effect, the processor, in response to a change in another effect combined with the first effect, Control is executed to change parameters assigned to the plurality of first operators among the plurality of parameters corresponding to the first effect .
本発明によれば、ユーザがエフェクトモジュールを選択すると、複数のコントローラそれぞれに良好にパラメータを割り当てることが可能となる。 According to the present invention, when a user selects an effect module, it is possible to favorably assign parameters to each of a plurality of controllers.
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、いわゆるマルチエフェクト機能を搭載した電子鍵盤楽器の一実施形態100の外観例を示す図である。電子鍵盤楽器100は、演奏操作子としての複数の鍵からなる鍵盤101(第3ユーザ操作によって操作される演奏操作子)と、電子鍵盤楽器100の楽音出力の音色の指定等の各種設定を指示するスイッチパネル102と、マルチエフェクタの選択を行うエフェクトモジュール選択パネル103(第1ユーザ操作によって操作される複数の第1操作子)と、マルチエフェクタのパラメータを制御するエフェクトパラメータコントローラパネル105(第2ユーザ操作によって操作される複数の第2操作子)と、各種設定情報を表示するLCD104(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)等を備える。また、電子鍵盤楽器100は、左横に電源スイッチ兼音量調整用のボリュームと、特には図示しないが、演奏により生成された楽音を放音するスピーカを裏面部、側面部、又は背面部等に備える。
EMBODIMENT OF THE INVENTION Hereinafter, it demonstrates in detail, referring drawings for the form for implementing this invention. FIG. 1 is a diagram showing an appearance example of an
図2は、図1の電子鍵盤楽器100の制御システム200の一実施形態のハードウェア構成例を示す図である。図2において、制御システム200は、CPU(中央演算処理装置)201、ROM(リードオンリーメモリ)202、RAM(ランダムアクセスメモリ)203、音源LSI(大規模集積回路)204、図1の鍵盤101が接続されるキースキャナ206、図1のスイッチパネル102及びエフェクトセレクタ103が接続されるI/Oインタフェース207、図1のエフェクトパラメータコントローラパネル105上の6個のコントロールスライダの各操作位置を取り込むA/Dコンバータ205、ネットワークインタフェース219、及び図1のLCD104が接続されるLCDコントローラ208が、それぞれシステムバス209に接続されている。また、音源LSI204の出力側には、DSP用RAM210が接続されたエフェクト用DSP(Digital Signal Processor:デジタル信号処理プロセッサ)209、D/Aコンバータ211、アンプ214が順次接続される。
FIG. 2 is a diagram showing a hardware configuration example of an embodiment of the
CPU201は、RAM203をワークメモリとして使用しながらROM202に記憶された制御プログラムを実行することにより、図1の電子鍵盤楽器100の制御動作を実行する。また、ROM202は、上記制御プログラム及び各種固定データのほか、歌詞データ及び伴奏データを含む曲データを記憶する。
The
音源LSI204は、CPU201からの発音制御指示に従って、例えば特には図示しない波形ROMから楽音波形データを読み出し、D/Aコンバータ211に出力する。音源LSI204は、同時に最大256ボイスを発振させる能力を有する。
The
キースキャナ206は、図1の鍵盤101の押鍵/離鍵状態を定常的に走査し、CPU201に割込みを掛けて状態変化を伝える。
The
I/Oインタフェース207は、図1のスイッチパネル102、及び図1のエフェクトモジュール選択パネル103のスイッチ操作状態を定常的に走査し、CPU201に割り込みを掛けて状態変化を伝える。
The I/
LCDコントローラ609は、LCD505の表示状態を制御するIC(集積回路)である。 The LCD controller 609 is an IC (Integrated Circuit) that controls the display state of the LCD 505 .
図1のエフェクトパラメータコントローラパネル105に設置された6個のコントロールスライダの各操作位置は、それぞれに接続されたA/Dコンバータ205によってデジタル値に変換され、CPU201に通知される。
Each operation position of six control sliders installed on the effect
ネットワークインタフェース219は、例えばインターネットやローカルエリアネットワークに接続され、本実施形態で使用される制御プログラムや、各種楽曲データ、自動演奏データなどを取得し、RAM203等に記憶させることができる。
The
図3は、図2のエフェクト用DSP209の機能ブロック図である。エフェクト用DSP209は、音源LSI204が出力する楽音出力データを入力として、最大でエフェクトモジュール0、エフェクトモジュール1、エフェクトモジュール2、及びエフェクトモジュール3の4個のエフェクトモジュールを用いて、入力する楽音出力データに対して最大で4種類の音響効果を直列に付加し、その結果出力される音響効果が付加された楽音出力データを、図2のD/Aコンバータ211に出力する。D/Aコンバータ211は、エフェクト用DSP209から入力した音響効果が付加された楽音出力データをアナログ楽音出力信号に変換する。このアナログ楽音出力信号はアンプ214で増幅された後に、特には図示しないスピーカ又は出力端子から出力される。
FIG. 3 is a functional block diagram of the
4つのエフェクトモジュールは、図3(a)の下側に示すような12種類のエフェクトアルゴリズムのいずれも選択可能である。ここで、エフェクトアルゴリズムとは、エフェクト用DSP209が内部の信号処理回路である各エフェクトモジュールにおいて所望の音響効果付加処理を実行するためのプログラムデータ(又はファームウェアデータ)である。各エフェクトモジュールにおいて、同時に同じエフェクトアルゴリズムを複数用いることも可能である。また、或るエフェクトモジュールにおいて、エフェクト処理を実行しない場合は、そのエフェクトモジュールに入力した楽音出力データがそのまま通過して、そのエフェクトモジュールから出力される。
Any of the 12 types of effect algorithms shown in the lower part of FIG. 3(a) can be selected for the four effect modules. Here, the effect algorithm is program data (or firmware data) for executing desired sound effect addition processing in each effect module, which is an internal signal processing circuit of the
<エフェクトの選択操作>
次に、本実施例の動作の概要について説明する。図1の電子鍵盤楽器100の右端に配置されているのが、エフェクトモジュール選択パネル103である。図3(b)に示されるように、エフェクトモジュール選択パネル103は、FX1、FX2、FX3、及びFX4の4個のスライダスイッチを備える。ユーザが、スライダスイッチFX1、FX2、FX3、及びFX4のそれぞれを、パネル上の左側に記載された複数のエフェクト名のうちの任意の1つに対応する位置に設定すると、図2において、CPU201が、それぞれの設定位置をI/Oインタフェース207を介して読み取り、上記各設定位置に対応する各エフェクトアルゴリズム(図3(a)の12種類のうちのいずれか)を、ROM202から、エフェクト用DSP209内のエフェクトモジュール0~3のそれぞれに対応するDSP用RAM210上の各プログラム領域にロードする。
<Effect selection operation>
Next, an outline of the operation of this embodiment will be described. An effect
図3(b)の例は、エフェクトモジュール選択パネル103上のスライダスイッチFX1(エフェクトモジュール0)、FX2(エフェクトモジュール1)、FX3(エフェクトモジュール2)、及びFX4(エフェクトモジュール3)に対して、下記のエフェクト名のエフェクトアルゴリズムが割り当てられていることが示されている。
FX1(エフェクトモジュール0):WAH(ワウ)
FX2(エフェクトモジュール1):COMPRESSOR(コンプレッサ)
FX3(エフェクトモジュール2):DISTORTION(ディストーション)
FX4(エフェクトモジュール3):DELAY(ディレイ)
In the example of FIG. 3(b), for the slider switches FX1 (effect module 0), FX2 (effect module 1), FX3 (effect module 2), and FX4 (effect module 3) on the effect
FX1 (effect module 0): WAH (wah)
FX2 (effect module 1): COMPRESSOR (compressor)
FX3 (effect module 2): DISTORTION
FX4 (effect module 3): DELAY
エフェクトモジュールに対してエフェクトを割り当てない場合には、対応するスライダスイッチにおいて、「BYPASS」を選択すればよい。 If no effect is assigned to the effect module, "BYPASS" should be selected with the corresponding slider switch.
<エフェクトパラメータのコントロール>
図1の電子鍵盤楽器100の左端に配置されているのが、エフェクトパラメータコントローラパネル105である。図3(c)に示されるように、エフェクトパラメータコントローラパネル105は、C1、C2、・・・、C6の6個のコントロールスライダを備える。ユーザは、6つのパラメータについて、それぞれコントロールスライダC1、C2、・・・、C6の夫々の位置に応じた値(手前が最小値、奥が最大値)に変更することができる。
<Effect parameter control>
Arranged on the left end of the
<エフェクトパラメータテーブル>
本実施例では、「発明が解決しようとする課題」で前述した課題を解決するために、全エフェクトモジュールのパラメータごとにいくつかの属性情報を持っている。その属性情報は、図2のROM202内に「エフェクトパラメータ表」のデータとして保持される。このエフェクトパラメータ表には、図3(a)で前述した12種類のエフェクトの各アルゴリズムタイプ0~11のそれぞれについて、パラメータ群の情報がまとめて記憶されている。12種類の各エフェクトアルゴリズムには「エフェクトタイプ番号」が割り当てられている。エフェクトパラメータ表には、各エフェクトタイプ番号のエフェクトアルゴリズム毎に、「エフェクト名」と「パラメータ数」が記憶されている。また、エフェクトパラメータ表には、エフェクトタイプ番号で識別される各エフェクトアルゴリズムにおいて、複数のパラメータの夫々について、「パラメータ番号」、「パラメータ名」、「機能」、「値域」、「重要度」、及び「ペアリングパラメータ番号(パラメータ同士のペアを規定するペアリングパラメータ情報)」の各情報が記憶される。図4~図9は、12種類のエフェクトアルゴリズムに対応するエフェクトパラメータ表のデータ構成例を示す図である。
<Effect parameter table>
In this embodiment, in order to solve the problem described in "Problems to be Solved by the Invention", each parameter of all effect modules has some attribute information. The attribute information is held as data of an "effect parameter table" in the
重要度は、或る時点で選択されている全エフェクトの中から、エフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラに割り当てるパラメータを選別するための基本情報である。ここで重要度は、1つのエフェクト内だけでしかパラメータの重要度を比較できないものとは異なり、複数のエフェクトにおいて一律にパラメータの重要度を比較できるものである。エフェクトとパラメータは1対多の関係である。例えば、或る時点で4つのエフェクトが選択されている場合について説明する。選択されている4つのエフェクトは、第1エフェクト(パラメータ数は3個)、第2エフェクト(パラメータ数は9個)、第3エフェクト(パラメータ数は7個)、第4エフェクト(パラメータ数は5個)である。この4つのエフェクトのパラメータ数は、計24個である。ここでエフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラは6個あるとする。この重要度は、6個のスライダコントローラに、24個のパラメータのなかからどのパラメータを割り当てるのかを決定するための基本情報として用いられる。
Importance is basic information for selecting parameters to be assigned to the slider controllers of the effect
ペアリングパラメータ番号は、それが含まれるパラメータをエフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラに割り当てる場合には、対として割り当てる別のパラメータのパラメータ番号を指定するものである。本実施例では、2つ以上のパラメータをペアリングする必要があるケースを想定しないため、ペアリングパラメータ番号としては1つのパラメータ番号のみが記憶される。1つのパラメータについてペアリングが必要ない場合は、「-1」という値が記憶される。なお、図4~図9のエフェクトパラメータ表のデータ構成例では、「ペアリング背景」という項目にペアリングパラメータ番号のパラメータがペアリングされる理由が示されているが、これは本実施形態の説明のためであり、実際のエフェクトパラメータ表にはこの項目は存在しない。或いは、この項目はエフェクトパラメータ表に存在してもよく、LCD104にエフェクトパラメータコントローラパネル105に設定されているパラメータの情報を表示するために、エフェクト名、パラメータ名、機能などの項目を表示すると共に、この項目が一緒に表示されてもよい。
The pairing parameter number designates the parameter number of another parameter to be assigned as a pair when the parameter containing it is assigned to the slider controller of the effect
<パラメータアサインの変更>
エフェクトパラメータコントローラパネル105の各スライダコントローラへのパラメータの割当てが発生するのは、エフェクトモジュール選択パネル103においてエフェクトモジュールの入替えが発生したケースである。この際、各スライダコントローラにどのパラメータが割り当てられたかは、図1のLCD104に表示される。
<Change parameter assignment>
Assignment of parameters to the slider controllers of the effect
本実施形態におけるパラメータの割当ては、以下のルールに従って自動的に行われる。 Assignment of parameters in this embodiment is automatically performed according to the following rules.
ルール1:重要度による選別
まず、ルール1の基本ルールとして、エフェクトモジュール選択パネル103上で現在選択されているエフェクトの全パラメータの重要度の値が比較され、その値が大きなものから順番に7つが選択される。7つ目は後述するケースで繰上げが発生する場合の補欠である。
同点のパラメータが複数見つかった場合は、以下のルールで優先度が決定される。
ルール1-1:より後ろに配置されるエフェクトモジュールのパラメータが優先される。
ルール1-2:同じエフェクト内で同点のパラメータが複数見つかった場合は、パラメータ番号が大きいものが優先される。
エフェクトモジュールが1つも選択されていない、もしくは何らかのエフェクトモジュールが選択されている場合でも、全パラメータの合計数が5に満たない場合は、番号の大きいスライダコントローラ にはパラメータの割当てが行われない。
Rule 1: Sorting by Importance First, as a basic rule of
If multiple parameters with the same score are found, the priority is determined according to the following rules.
Rule 1-1 : Priority is given to the parameters of effect modules placed later.
Rule 1-2 : If multiple parameters with the same score are found in the same effect, the one with the higher parameter number takes precedence.
If no effect module is selected, or even if some effect module is selected, if the total number of all parameters is less than 5, parameters are not assigned to slider controllers with higher numbers.
ルール2:ペアリングによる選別
上記ルール1により選択された優先度が上位6つのパラメータについて、優先度の高い順番にペアリングパラメータ番号が設定されているか否かが調べられる。言うまでもなく、ペアリングパラメータ番号として設定されているペアリングすべきパラメータは、そのペアリングパラメータ番号が設定されているパラメータが属するエフェクトモジュールと同じエフェクトモジュール内のパラメータである。
N番目(1≦N≦6)のパラメータにペアリングパラメータ番号が設定されている場合には、以下の処理が実行される。
ルール2-1:ペアリングパラメータ番号のパラメータがすでに何れかの位置(X番目(0≦X≦5))に含まれている場合には、何もしない。
ルール2-2:N=6の場合は、ペアリングパラメータ番号のパラメータを加える余地がないので、そのペアリングパラメータ番号が設定されているパラメータが落選させられ、7番目の優先度のパラメータが昇格させられる。7番目もペアリングパラメータ番号がある場合にはそれも落選させられ、結局、6番目のスライダコントローラC6は空きとなる。
ルール2-3:上記ルール2-1又はルール2-2以外の場合は、ペアリングパラメータ番号のパラメータがN+1番目の優先度に挿入され、優先度が6番目のパラメータが7番目の補欠に降格させられ、7番目の補欠パラメータは落選させられる。
Rule 2: Selection by pairing For the six parameters with the highest priority selected by
When a pairing parameter number is set in the Nth (1≦N≦6) parameter, the following processing is performed.
Rule 2-1 : If the parameter of the pairing parameter number is already included in any position (X-th (0≦X≦5)), do nothing.
Rule 2-2 : When N = 6, there is no room to add a parameter with a pairing parameter number, so the parameter with that pairing parameter number is rejected, and the parameter with the 7th priority is promoted. Let me. If the 7th also has a pairing parameter number, it is also disqualified, and eventually the 6th slider controller C6 becomes empty.
Rule 2-3 : In cases other than rule 2-1 or rule 2-2 above, the parameter with the pairing parameter number is inserted at the N+1th priority, and the parameter with the 6th priority is demoted to the 7th substitute. and the 7th alternate parameter is dropped.
ルール3:エフェクトモジュール順にソート
最後に残った優先度が上位6つのパラメータについて、先頭からエフェクトモジュールの順番、パラメータ番号の順番に並べ直される。
Rule 3: Sorting in the order of effect modules The last remaining six parameters with the highest priority are rearranged in the order of the effect module and then the order of the parameter number.
以上のルール1から3に従って最終的に決定された6つのパラメータが、図1のエフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラC1~C6に割り当てられる。
The six parameters finally determined according to the
図10は、エフェクトモジュール選択パネル103でのエフェクトの選択例と、その場合における上記ルール1~3に基づいて決定されるエフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラC1~C6へのパラメータのアサイン例を示す図である。
FIG. 10 shows an example of effect selection on the effect
この例において、まず、エフェクトモジュール選択パネル103で、WAH(エフェクトタイプ番号=0)、COMPRESSOR(エフェクトタイプ番号=2)、DISTORTION(エフェクトタイプ番号=10)、DELAY(エフェクトタイプ番号=10)のエフェクトが選択される。次に、図4、図6、及び図9のエフェクトパラメータ表上で、上記選択されたエフェクトタイプ番号中から、ルール1に従って、重要度の値が大きい順に、以下の7つが選択される。
優先度1:エフェクトタイプ番号=0(WAH)のパラメータ番号=1(Manual)
優先度2:エフェクトタイプ番号=10(DELAY)のパラメータ番号=0(Delay Time)
優先度3:エフェクトタイプ番号=4(DISTORTION)のパラメータ番号=0(Gain)
優先度4:エフェクトタイプ番号=10(DELAY)のパラメータ番号=3(Level)
優先度5:エフェクトタイプ番号=10(DELAY)のパラメータ番号=1(Delay Level)
優先度6:エフェクトタイプ番号=10(DELAY)のパラメータ番号=2(Feedback)
優先度7:エフェクトタイプ番号=4(DISTORTION)のパラメータ番号=3(Level)
In this example, first, on the effect
Priority 1: Effect type number = 0 (WAH) Parameter number = 1 (Manual)
Priority 2: Effect type number = 10 (DELAY) Parameter number = 0 (Delay Time)
Priority 3: Effect type number = 4 (DISTORTION) Parameter number = 0 (Gain)
Priority 4: Effect type number = 10 (DELAY) Parameter number = 3 (Level)
Priority 5: Effect type number = 10 (DELAY) Parameter number = 1 (Delay Level)
Priority 6: Effect type number = 10 (DELAY) Parameter number = 2 (Feedback)
Priority 7: Effect type number = 4 (DISTORTION) Parameter number = 3 (Level)
次に、上記ルール1の適用の結果に、ルール2に従って、優先度が高いパラメータから順に、図4、図6、及び図9のエフェクトパラメータ表上で、ペアリングパラメータ番号が設定されているものが検索される。この結果、優先度3のエフェクトタイプ番号=4(DISTORTION)のパラメータ番号=0(Gain)に対してペアリングパラメータ番号=3が設定されていることが検出される。この結果、エフェクトタイプ番号=4(DISTORTION)のパラメータ番号=3のパラメータ「Level」が、優先度4に設定される。続いて、今まで優先度4~5であったパラメータの優先度が5~6に繰り下げられ、今まで優先度6であったパラメータは優先度が7に繰り下げられ、いままで優先度7であったパラメータは落選する。
Next, as a result of the application of
以上のルール1とルール2が適用され、更にルール3により、最終的な優先度1~6のパラメータがエフェクトモジュール選択パネル103で選択されているエフェクトモジュールに対応するエフェクトタイプ番号の順にソートされた結果、エフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラC1~C6に、図10(b)の下側に示されるように、以下の6個のパラメータがアサインされる。また、値域として図4、図6、及び図9のエフェクトパラメータ表に設定されている各パラメータ番号に対応する値域が設定される。
C1:WAHのManual、値域:0~127
C2:DISTORTIONのGain、値域:0~127
C3:DISTORTIONのLevel、値域:0~127
C4:DELAYのDelay Time、値域:0~127
C5:DELAYのLevel、値域:0~127
C6:DELAYのDelay Level、値域:0~127
The
C1: Manual of WAH, value range: 0 to 127
C2: Gain of DISTORTION, value range: 0 to 127
C3: Level of DISTORTION, value range: 0 to 127
C4: Delay Time of DELAY, value range: 0 to 127
C5: DELAY Level, value range: 0 to 127
C6: Delay Level of DELAY, value range: 0 to 127
図11は、エフェクトモジュール選択パネル103でのエフェクトの別の選択例と、その場合における前述のルール1~3に基づいて決定されるエフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラC1~C6へのパラメータのアサイン例を示す図である。
FIG. 11 shows another example of effect selection on the effect
この例において、まず、エフェクトモジュール選択パネル103で、OVERDRIVE(エフェクトタイプ番号=3)、ROTALY SPEAKER(エフェクトタイプ番号=6)、EQUALIZER(エフェクトタイプ番号=1)、REVERB(エフェクトタイプ番号=11)のエフェクトが選択される。次に、図5、図6、図7、及び図9のエフェクトパラメータ表上で、上記選択されたエフェクトタイプ番号中から、ルール1に従って、重要度の値が大きい順に、以下の7つが選択される。
優先度1:エフェクトタイプ番号=6(ROTALY SPEAKER)のパラメータ番号=1(Speed)
優先度2:エフェクトタイプ番号=11(REVERB)のパラメータ番号=1(Reverb Time)
優先度3:エフェクトタイプ番号=6(ROTALY SPEAKER)のパラメータ番号=2(Brake)
優先度4:エフェクトタイプ番号=3(OVERDIRVE)のパラメータ番号=0(Gain)
優先度5:エフェクトタイプ番号=1(EQUALIZER)のパラメータ番号=0(EQ1 Frequency)
優先度6:エフェクトタイプ番号=11(Reverb)のパラメータ番号=0(Reverb Type)
優先度7:エフェクトタイプ番号=3(OVERDRIVE)のパラメータ番号=0(Gain)
In this example, first, on the effect
Priority 1: Effect type number = 6 (ROTALY SPEAKER) Parameter number = 1 (Speed)
Priority 2: Effect type number = 11 (REVERB) Parameter number = 1 (Reverb Time)
Priority 3: Effect type number = 6 (ROTALY SPEAKER) Parameter number = 2 (Brake)
Priority 4: Effect type number = 3 (OVERDIRVE) Parameter number = 0 (Gain)
Priority 5: Effect type number = 1 (EQUALIZER) Parameter number = 0 (EQ1 Frequency)
Priority 6: Effect type number = 11 (Reverb) Parameter number = 0 (Reverb Type)
Priority 7: Effect type number = 3 (OVERDRIVE) Parameter number = 0 (Gain)
次に、上記ルール1の適用の結果に、ルール2に従って、優先度が高いパラメータから順に、図5、図6、図7、及び図9のエフェクトパラメータ表上で、ペアリングパラメータ番号が設定されているものが検索される。この結果、優先度4のエフェクトタイプ番号=3(OVERDIRVE)のパラメータ番号=0(Gain)に対してペアリングパラメータ番号=2が設定されていることが検出される。この結果、エフェクトタイプ番号=3(OVERDIRVE)のパラメータ番号=2のパラメータ「Level」が、優先度5に設定される。続いて、今まで優先度5であったパラメータの優先度が6に繰り下げられ、今まで優先度6であったパラメータは優先度が7に繰り下げられ、いままで優先度7であったパラメータは落選する。更に、新たに優先度6になったパラメータにもペアリングパラメータ番号が設定されているが、前述したルール2-2により、このパラメータが落選させられ、優先度7のパラメータが昇格するが、これもルール2-2により落選する。この結果、優先度6は空きとなる。
Next, as a result of applying
以上のルール1とルール2が適用され、更にルール3により、最終的な優先度1~6のパラメータがエフェクトモジュール選択パネル103で選択されているエフェクトモジュールに対応するエフェクトモジュール番号の順にソートされた結果、エフェクトパラメータコントローラパネル105のスライダコントローラC1~C6に、図11(b)の下側に示されるように、以下の6個のパラメータがアサインされる。また、値域として図5、図6、図7、及び図9のエフェクトパラメータ表に設定されている各パラメータ番号に対応する値域が設定される。
C1:OVERDRIVEのGain、値域:0~127
C2:OVERDRIVEのLevel、値域:0~127
C3:Rotary SpeakerのSpead、値域:0、1
C4:Rotary SpeakerのBrake、値域:0、1
C5:ReverbのReverb Time、値域:0~127
C6:なし
The
C1: Gain of OVERDRIVE, value range: 0 to 127
C2: Level of OVERDRIVE, value range: 0 to 127
C3: Speed of Rotary Speaker, value range: 0, 1
C4: Brake of Rotary Speaker, value range: 0, 1
C5: Reverb Time of Reverb, value range: 0 to 127
C6: none
<ソフトウェア処理>
以下に、ソフトウェア制御で必要となるパラメータと、フローチャートに基く詳細なソフトウェア動作について説明する。
<Software processing>
Parameters required for software control and detailed software operations based on flowcharts will be described below.
<変数>
図12(a)は、ユーザによる図1のエフェクトモジュール選択パネル103の操作に基づいて、エフェクト用DSP209内のエフェクトモジュール0~3(図3(a)参照)の夫々に選択されているエフェクトタイプ番号を記憶する「エフェクトモジュール-エフェクトタイプ表」のデータ構成例を示す図である。また、図12(b)は、ユーザによる図1のエフェクトパラメータコントローラパネル105のC1~C6の各スライダコントローラへのパラメータのアサイン状態を記憶する「コントローラ-パラメータ割当変数表」のデータ構成例を示す図である。エフェクトモジュール-エフェクトタイプ表及びコントローラ-パラメータ割当変数表の各データは、例えば図2のRAM203に記憶される。
<variable>
FIG. 12(a) shows effect types selected for each of
図12(a)のエフェクトモジュール-エフェクトタイプ表は、RAM203上では、配列データModType[i](0≦i≦3)として記憶されている。すなわち、ModType[i]には、エフェクトモジュールの番号0~3(図3(a)参照)を示すRAM203に記憶される変数i(0≦i≦3)に対応するエフェクトタイプ番号の値が配列値として記憶される。エフェクトモジュールiに対してエフェクトタイプ番号が割り当てられていない場合には、ModType[i]=-1となる。
The effect module-effect type table of FIG. 12(a) is stored in the
図12(b)のコントローラ-パラメータ割当変数表は、RAM203上では、配列データ群CtrlValid[j]、CtrlMod[j]、CtrlType[j]、CtrlParm[j]、CtrlSig[j]、及びCtrlPair[j](いずれも、0≦j≦6)として記憶されている。このとき、コントロールスライダを示すRAM203に記憶される変数jは、j=0~5がコントロールスライダC1~C6(図3(b)参照)に対応し、j=6は前述したルール1における補欠のコントロールスライダ用の記憶領域として扱われる。配列データCtrlValid[j]は、変数jが示すスライダコントローラが有効(=1)か無効(=0)かを記憶する。配列データCtrlMod[j]は、変数jが示すスライダコントローラが制御するパラメータが、エフェクト用DSP209内のエフェクトモジュール0~3(図3(a)参照)のうちのどれを制御するかを0~3のいずれかの値で記憶する。配列データCtrlType[j]は、変数jが示すスライダコントローラに割り当てられているパラメータが属するエフェクトタイプ番号を示しており、パラメータのアサイン時に図4~図9に例示されるエフェクトパラメータ表のそのパラメータに対して設定されているエフェクトタイプ番号が記憶される。配列データCtrlParm[j]は、変数jが示すスライダコントローラに割り当てられているパラメータに対応するエフェクトパラメータ番号を示しており、パラメータのアサイン時に図4~図9に例示されるエフェクトパラメータ表のそのパラメータに対して設定されているパラメータ番号が記憶される。配列データCtrlSig[j]は、変数jが示すスライダコントローラに割り当てられているパラメータの重要度を示しており、パラメータのアサイン時に図4~図9に例示されるエフェクトパラメータ表のそのパラメータに対して設定されている重要度が記憶される。配列データCtrlPair[j]は、変数jが示すスライダコントローラに割り当てられているパラメータのペアリングパラメータ番号を示しており、パラメータのアサイン時に図4~図9に例示されるエフェクトパラメータ表のそのパラメータに対して設定されているペアリングパラメータ番号が記憶される。上記各配列データCtrlMod[j]、CtrlType[j]、CtrlParm[j]、CtrlSig[j]、又はCtrlPair[j]には、未使用時には無効値「-1」が記憶される。
The controller-parameter assignment variable table of FIG. ] (both 0≦j≦6). At this time, the variable j stored in the
図13は、本実施形態における電子楽器100の制御処理例を示すメインフローチャートである。この制御処理は例えば、図2のCPU201が、ROM202からRAM203にロードされた制御処理プログラムを実行する動作である。
FIG. 13 is a main flowchart showing an example of control processing of the electronic
電子鍵盤楽器100の本体の電源が投入されると、RAM203の内容等の初期化処理を実行した後(ステップS1301)、ステップS1302からS1310の一連の処理を繰り返し実行する無限ループに入る。この無限ループの処理では、以下の4つに分類される各処理が実行される。
When the power of the main body of the
<エフェクト選択処理:ステップS1302~S1304>
CPU201は、図2のI/Oインタフェース207を介して図1のエフェクトモジュール選択パネル103上のスライダスイッチFX1、FX2、FX3、又はFX4のいずれかのスライダの位置に変化があったか否かを判定する(ステップS1302)。この判定がNOならば、CPU201は、ステップS1305の制御に移行する。
<Effect Selection Processing: Steps S1302 to S1304>
The
ステップS1302の判定がYESになると、CPU201はまず、エフェクト選択処理を実行する(ステップS1303)。ここではCPU201は、変化があったスライダスイッチの新たな装置位置に対応するエフェクトタイプ番号と、変化があったスライダスイッチに対応するエフェクトモジュールの番号との対応関係は、図12(a)で説明したRAM203上のエフェクトモジュール-エフェクトタイプ表に反映される。
If the determination in step S1302 is YES, the
ステップS1303の処理の後、CPU201は、パラメータ自動割当処理を実行する(ステップS1304)。この処理は、ユーザによるエフェクトモジュール選択パネル103上のスライダスイッチの操作によるエフェクトの変更に応じて、エフェクトパラメータコントローラパネル105上の各スライダコントローラへのパラメータの割当を自動的に行う処理である。この処理の詳細については、図14のフローチャートを用いて後述する。
After the processing of step S1303, the
<スライダコントローラ処理>
上記ステップS1302~S1304の処理の後、CPU201は、図2のA/Dコンバータ205を介して、図1のエフェクトパラメータコントローラパネル105上の6個のスライダコントローラC1~C6のいずれかのスライダ位置に変化があったか否かを判定する(ステップS1305)。この判定がNOならば、CPU201は、ステップS1307の制御に移行する。
<Slider controller processing>
After the processing of steps S1302 to S1304, the
ステップS1305の判定がYESになると、CPU201は、エフェクトパラメータ変更処理を実行する(ステップS1306)。この処理において、CPU201は、図12(b)のRAM203に記憶されているコントローラ-パラメータ割当変数表を参照することにより、変化があったスライダコントローラに対応するエフェクトモジュールの番号及びエフェクトパラメータ番号を取得する。そして、CPU201は、エフェクト用DSP209内の該当するエフェクトモジュールに対して、該当するパラメータの値をステップS1305で検出したスライダコントローラの値に変更する指示を出す。これにより、該当するエフェクトモジュールにおいて、音響効果の付加状態が変更される。
If the determination in step S1305 is YES, the
<その他ユーザインタフェース処理>
上記ステップS1305及びS1306の処理の後、CPU201は、I/Oインタフェース207を介した図1のスイッチパネル102の操作状態の読込み処理や、LCDコントローラ208を介したLCD104への表示処理等の、その他ユーザインタフェース処理を実行する(ステップS1307)。
<Other user interface processing>
After the processing of steps S1305 and S1306, the
<音源処理>
上記ステップS1307の処理の後、CPU201は、鍵盤101のいずれかの鍵において押鍵又は離鍵が行われたか否かをキースキャナ206を介して読み取る(ステップS1308)。
<Sound source processing>
After the process of step S1307, the
押鍵も離鍵もされていないと判定された場合には、CPU201は、ステップS1310の制御に移行する。押鍵又は離鍵が行われたと判定された場合には、CPU201は、音源LSI204に対して、楽音の発音開始の指示又は発音中の楽音の消音の指示を行う(ステップS1309)。
If it is determined that the key has not been pressed or released, the
上記ステップS1308又はS1309の処理の後、CPU201は、音源定常処理を実行する(ステップS1310)。この処理ではCPU201は、発音中の楽音のエンベロープ変化などの持続的な制御を、音源LSI204に対して行う。
After the processing of step S1308 or S1309, the
<パラメータ自動割当処理>
図14(a)は、図13のステップS1304のパラメータ自動割当処理の詳細例を示すフローチャートである。ここでは、前述した<パラメータアサインの変更>の処理を、RAM203に記憶されている図12(b)で説明したコントローラ-パラメータ割当変数表を用いて実行する処理について、詳細に説明する。
<Parameter automatic assignment processing>
FIG. 14A is a flowchart showing a detailed example of parameter automatic assignment processing in step S1304 of FIG. Here, a detailed description will be given of the process of executing the above-described <change of parameter assignment> process using the controller-parameter assignment variable table described with reference to FIG. 12B stored in the
CPU201はまず、RAM203に記憶されているコントローラ-パラメータ割当変数表の内容を初期化する(ステップS1401)。図14(b)は、ステップS1401の詳細例を示すフローチャートである。このフローチャートにおいて、CPU201は、変数iの値を0に初期設定した後(ステップS1410)、その変数iの値を0から5まで+1ずつ変化させながら(ステップS1417、S1418)、変数iの値に対応する全てのスライダコントローラC1~C6及び補欠のスライダコントローラに対応するコントローラ内部番号(図12(b)参照)について、ステップS1411からステップS1416の一連の処理を繰り返し実行する。即ち、CPU201は、ステップS1411で、変数iが示すスライダコントローラに対応する配列データCtrlValid[i]に、無効値「0」を記憶させる。また、CPU201は、ステップS1412~S1416で、変数iが示すスライダコントローラに対応する各配列データCtrlMod[i]、CtrlType[i]、CtrlParm[i]、CtrlSig[i]、及びCtrlPair[i]に、無効値「-1」を記憶させる。
First, the
次にCPU201は、RAM203に記憶されているエフェクトモジュール-エフェクトタイプ表の内容を初期化する(ステップS1402)。図14(c)は、ステップS1402の詳細例を示すフローチャートである。このフローチャートにおいて、CPU201は、変数iの値を0に初期設定した後(ステップS1420)、その変数iの値を0から3まで+1ずつ変化させながら(ステップS1422、S1423)、変数iの値に対応する全てのエフェクトモジュールについて、ステップS1421の処理を繰り返し実行する。即ち、CPU201は、ステップS1421で、変数iが示すエフェクトモジュールに対応する配列データModType[i]に、無効値「-1」を記憶させる。
Next, the
上記ステップS1401及びS1402の初期化処理の後、CPU201は、重要度による選別処理を実行する(ステップS1403)。図15は、ステップS1403の重要度による選別処理の詳細例を示すフローチャートである。このフローチャートは、前述した「ルール1:重要度による選別」の具体的な処理に対応する。
After the initialization process of steps S1401 and S1402, the
図15のフローチャートにおいて、CPU201はまず、各エフェクトモジュールを指示するためのRAM203上の変数mの値を、ステップS1501で0に初期設定した後、ステップS1519で最後のモジュールに対応する値3を超えたと判定するまで、ステップS1518で+1ずつ順次インクリメントする動作を繰り返し実行する。このようにして変数mの各値によって指定されるエフェクトモジュール(以下、エフェクトモジュールmとして参照する)毎に、CPU201は、以下のステップS1502からステップS1517までの一連の処理を実行する。これにより、エフェクトモジュールmとしては、図3(a)で前述したように、エフェクトモジュール0からエフェクトモジュール3までの3つが順次指定される。
In the flowchart of FIG. 15, the
ステップS1502からステップS1517までの一連の処理において、CPU201はまず、変数mの値によってRAM203に記憶されているエフェクトモジュール-エフェクトタイプ表(図12(b)参照)である配列データModType[m]を参照することにより、エフェクトモジュールmに対応するエフェクトタイプ番号を取得し、RAM203上の変数tに設定する(ステップS1502)。以下、このエフェクトタイプ番号をエフェクトタイプ番号tとして参照する。
In a series of processes from step S1502 to step S1517, the
次に、CPU201は、エフェクトタイプ番号tの値が無効値「-1」であるか否かを判定する(ステップS1502)。ステップS1502の判定がYESならば、CPU201は、現在のエフェクトモジュールmに対するステップS1504以降の処理は実行せずに、ステップS1518に移行して変数mの値をインクリメントさせることにより、変数mのインクリメントされた値によって参照される次のエフェクトモジュールmに対応する処理に移行する。
Next, the
ステップS1502の判定がNO(エフェクトタイプ番号tの値が無効値でない)ならば、CPU201は、RAM203に記憶されているエフェクトパラメータ表(図4~図9参照)のエフェクトタイプ番号tに対応するエントリからパラメータ数を取得し、RAM203上の変数pnに設定する(ステップS1504)。以下、このパラメータ数をパラメータ数pnとして参照する。
If the determination in step S1502 is NO (the value of effect type number t is not an invalid value),
次に、CPU201は、エフェクトモジュールm及びエフェクトタイプ番号tのエフェクト毎に、そのエフェクトに対応する各パラメータを指示するためのRAM203上の変数pの値を、ステップS1505で0に初期設定した後、ステップS1517で最後のパラメータに対応する値=パラメータ数pn-1を超えたと判定するまで、ステップS1516で+1ずつ順次インクリメントする動作を繰り返し実行する。このようにして変数pの各値によって指定されるパラメータ(以下、パラメータpとして参照する)毎に、CPU201は、以下のステップS1506からステップS1515までの一連の処理を実行する。パラメータpとしては、図4~図9に例示されるように、エフェクトタイプ番号tに対応してステップS1504で抽出されているパラメータ数pnにより、パラメータ0からパラメータpnまでのpn個が順次指定される。
Next, for each effect of effect module m and effect type number t, the
ステップS1506からステップS1515までの一連の処理において、CPU201は、エフェクトモジュールm及びエフェクトタイプ番号tのエフェクト毎及びそのエフェクト内のパラメータp毎に、比較対象となるエフェクトパラメータコントローラパネル105上の各スライダコントローラを指示するためのRAM203上の変数cの値を、ステップS1506で0に初期設定した後、ステップS1515で最後のスライダコントローラに対応する値6(図12(a)のコントローラ内部番号を参照)を超えたと判定するまで、ステップS1514で+1ずつ順次インクリメントする動作を繰り返し実行する。このようにして変数cの各値によって指定されるスライダコントローラ(以下、スライダコントローラcとして参照する)毎に、CPU201は、以下のステップS1507からステップS1513までの一連の処理を実行する。スライダコントローラcとしては、図12(a)に例示されるように、スライダコントローラ0(=C1)からスライダコントローラ5(=C6)、及びスライダコントローラ6(=補欠)までの7個が順次指定される。
In a series of processes from step S1506 to step S1515, the
ステップS1507からステップS1513までの一連の処理では、CPU201は、エフェクトモジュールm及びエフェクトタイプ番号tのエフェクト毎及びそのエフェクト内のパラメータp毎に、スライダコントローラ0~5(=C1~C6)及びスライダコントローラ6(=補欠)との間で、前述したルール1を判定する。
In a series of processes from step S1507 to step S1513, the
このルール1の判定において、CPU201はまず、エフェクトパラメータ表(図4~図9参照)から、エフェクトタイプ番号=t、パラメータ番号=pに対応する情報を取得し、取得した重要度の値をRAM203上の変数sに、ペアリングパラメータ番号の値をRAM203上の変数ppに格納する(ステップS1507)。
In determining
次に、CPU201は、コントローラ-パラメータ割当変数表(図12(a)参照)を参照することにより、各配列データCtrlValid[c]、CtrlSig[c]、CtrlMod[c]、及びCtrlParam[c]の各値を取得し、以下のステップS1508からS1512の判定処理を実行する。
Next, the
まずCPU201は、有効フラグである配列データ値CtrlValid[c]が0、即ちスライダコントローラcが無効(図12(a)参照)であるか否かを判定する(ステップS1508)。このステップS1508の判定がYES(スライダコントローラcが無効)ならば、スライダコントローラcに直ちに、エフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpの情報を設定できるため、CPU201は、その設定を行うステップS1513のパラメータデータ挿入処理に移行する。このパラメータデータ挿入処理の処理の詳細は、図19のフローチャートを用いて後述する。
First, the
ステップS1508の判定がNO(スライダコントローラcが有効)ならば、CPU201は、スライダコントローラcに既に設定されているパラメータの重要度を示す配列データ値CtrlSig[c]よりも、エフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpの重要度sのほうが大きいか否かを判定する(ステップS1509)。
If the determination in step S1508 is NO (the slider controller c is valid), the
ステップS1509の判定がYES(パラメータpの重要度sのほうが大きい)ならば、CPU201は、スライダコントローラcに、エフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpの情報を挿入するために、後述するステップS1513の処理に移行する。これは、前述したルール1の基本ルールに対応する。
If the determination in step S1509 is YES (importance s of parameter p is greater),
ステップS1509の判定がNO(パラメータpの重要度sのほうが大きくはない)ならば、CPU201は、スライダコントローラcに既に設定されているパラメータの重要度を示す配列データ値CtrlSig[c]と、エフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpの重要度sの値とが等しいか否かを判定する(ステップS1510)。
If the determination in step S1509 is NO (the importance s of the parameter p is not greater), the
ステップS1510の判定がNOならば、即ち重要度sが重要度CtrlSig[c]以下であれば、エフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpは、スライダコントローラcには設定せずに、ステップS1514に移行して変数cをインクリメントさせて次のスライダコントローラcとの比較判定に移る。 If the determination in step S1510 is NO, that is, if the importance s is less than or equal to the importance CtrlSig[c], the parameter p of the effector corresponding to the effect type number t set in the effect module m is set to the slider controller c. is not set, the process moves to step S1514 to increment the variable c and move to the comparison determination with the next slider controller c.
ステップS1510の判定がYESならば、CPU201は更に、エフェクトモジュールmの番号がスライダコントローラcに既に設定されているエフェクタモジュール番号を示す配列データ値CtrlMod[c]よりも大きいか、即ちエフェクトモジュールmがスライダコントローラcに設定されているエフェクトモジュールよりも後段にあるか否かを判定する(ステップS1511)。
If the determination in step S1510 is YES, the
ステップS1511の判定がYES(エフェクトモジュールmのほうが後段にある)ならば、CPU201は、スライダコントローラcにエフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpの情報を挿入するために、後述するステップS1513の処理に移行する。これは、前述したルール1-1に対応する。
If the determination in step S1511 is YES (the effect module m is in the latter stage), the
ステップS1511の判定がNO(エフェクトモジュールmのほうが後段にはない)ならば、CPU201は更に、エフェクトモジュールmの番号がスライダコントローラcに既に設定されているエフェクタモジュール番号を示す配列データ値CtrlMod[c]と等しく、かつ、エフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータ番号pが、スライダコントローラcに既に設定されているパラメータ番号を示す配列データ値CtrlParam[c]よりも大きいか否かを判定する(ステップS1512)。
If the determination in step S1511 is NO (effect module m is not in the latter stage), the
ステップS1512の判定がYES(パラメータ番号pのほうが大きい)ならば、CPU201は、スライダコントローラcに、エフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpの情報を挿入するために、後述するステップS1513の処理に移行する。これは、前述したルール1-2に対応する。
If the determination in step S1512 is YES (the parameter number p is greater), the
ステップS1512の判定がNO(パラメータ番号pのほうが大きくはない)ならば、エフェクトモジュールmに設定されているエフェクトタイプ番号tに対応するエフェクタのパラメータpは、スライダコントローラcには設定せずに、ステップS1514に移行して変数cをインクリメントさせて次のスライダコントローラcとの比較判定に移る。 If the determination in step S1512 is NO (the parameter number p is not greater), the parameter p of the effector corresponding to the effect type number t set in the effect module m is not set in the slider controller c. At step S1514, the variable c is incremented and comparison with the next slider controller c is performed.
以上のようにして、図15のフローチャートの処理が終了し、図13のステップS1304のパラメータ自動割当処理における図14(a)のフローチャートのステップS1403の重要度による選別処理の後、CPU201は、ペアリング処理を実行する(ステップS1404)。図16は、ステップS1404のペアリング処理の詳細例を示すフローチャートである。このフローチャートは、前述した「ルール2:ペアリングによる選別」の具体的な処理に対応する。 As described above, the processing of the flowchart of FIG. 15 is completed, and after the sorting processing according to the degree of importance of step S1403 of the flowchart of FIG. Ring processing is executed (step S1404). FIG. 16 is a flowchart showing a detailed example of pairing processing in step S1404. This flowchart corresponds to the specific processing of "rule 2: selection by pairing" described above.
図16のフローチャートにおいて、CPU201はまず、エフェクトパラメータコントローラパネル105上の各スライダコントローラを指示するためのRAM203上の変数iの値を、ステップS1601で0に初期設定した後、ステップS1610で補欠を除く最後のスライダコントローラに対応する値5(図12(a)のコントローラ内部番号を参照)を超えたと判定するまで、ステップS1609で+1ずつ順次インクリメントする動作を繰り返し実行する。このようにして変数iの各値によって指定されるスライダコントローラ(以下、スライダコントローラiとして参照する)毎に、CPU201は、以下のステップS1602からステップS1608までの一連の処理を実行する。スライダコントローラiとしては、図12(a)に例示されるように、スライダコントローラ0(=C1)からスライダコントローラ5(=C6)までの6個が順次指定される。
In the flowchart of FIG. 16, the
前述した図15のフローチャートによって示される図14のステップS1403の重要度による選別処理(前述したルール1)によって、スライダコントローラ0には最も優先度の高いパラメータがアサインされており、以下スライダコントローラ1から5まで、優先度が順次低くなる。従って、図16のフローチャートでは、優先度の高い順番に各スライダコントローラ毎に、そのスライダコントローラにアサインされているパラメータにペアリングパラメータ番号が設定されているか否かが調べられることになる。
14 shown in the flowchart of FIG. 15 (rule 1), the
ステップS1602からステップS1608までの一連の処理において、CPU201はまず、図12(a)に例示したRAM203上のコントローラ-パラメータ割当変数表のデータを参照することにより、スライダコントローラiにアサインされているパラメータに対応するペアリングパラメータ番号を示す配列データ値CtrlPair[i]が無効値「-1」であるか否かを判定する(ステップS1602)。
In a series of processes from step S1602 to step S1608, the
ステップS1602の判定がYES(ペアリングパラメータ番号が無効値)ならば、CPU201は、ステップS1609に移行して変数iの値をインクリメントし、次のスライダコントローラiに対する処理に移行する。
If the determination in step S1602 is YES (the pairing parameter number is an invalid value), the
ステップS1602の判定がNO(ペアリングパラメータ番号が有効値)ならば、CPU201は、スライダコントローラを示す変数iの値が、補欠を除く最後のスライダコントローラに対応する値5であるか否かを判定する(ステップS1603)。
If the determination in step S1602 is NO (the pairing parameter number is a valid value), the
ステップS1603の判定がNO(最後のスライダコントローラではない)ならば、CPU201は、図12(a)に例示したRAM203上のコントローラ-パラメータ割当変数表のデータを参照することにより、スライダコントローラiにアサインされているパラメータに対応する各配列データ値CtrlMod[i]、CtrlType[i]、CtrlParam[i]、及びCtrlPair[i]を取得する。CPU201は、スライダコントローラiにアサインされているパラメータに対応するエフェクトモジュールを示す配列データ値CtrlMod[i]を、RAM203上の変数mに格納する。以降、このエフェクトモジュールを、エフェクトモジュールmとして参照する。また、CPU201は、スライダコントローラiにアサインされているパラメータが属するエフェクトタイプ番号を示す配列データ値CtrlType[i]を、RAM203上の変数tに格納する。以降、このエフェクトタイプ番号をエフェクトタイプ番号tとして参照する。更に、CPU201は、スライダコントローラiにアサインされているパラメータのパラメータ番号を示す配列データ値CtrlParam[i]を、RAM203上の変数pに格納する。以降、このパラメータをパラメータpとして参照する。そして、CPU201は、スライダコントローラiにアサインされているパラメータとペアのパラメータのペアリングパラメータ番号を示す配列データ値CtrlPair[i]を、RAM203上の変数ppに格納する。以降、このペアリングパラメータ番号を、ペアリングパラメータ番号ppとして参照する(以上、ステップS1604)。
If the determination in step S1603 is NO (not the last slider controller), the
次に、CPU201は、スライダコントローラiにアサインされているパラメータpに対応するペアリングパラメータ番号ppのパラメータが、スライダコントローラiよりも手前又は後方のスライダコントローラにアサインされているか否かを調べる重複調査処理を実行する(ステップS1605)。
Next, the
図17は、図16のステップS1605の重複調査処理の詳細例を示すフローチャートである。図17のフローチャートにおいて、CPU201はまず、エフェクトパラメータコントローラパネル105上の各スライダコントローラを指示するためのRAM203上の変数jの値を、ステップS1701で0に初期設定した後、ステップS1708で補欠を除く最後のスライダコントローラに対応する値5(図12(a)のコントローラ内部番号を参照)を超えたと判定するまで、ステップS1707で+1ずつ順次インクリメントする動作を繰り返し実行する。このようにして変数jの各値によって指定されるスライダコントローラ(以下、重複調査先スライダコントローラjとして参照する)毎に、CPU201は、以下のステップS1702からステップS1708までの一連の処理を実行する。重複調査先スライダコントローラjとしては、図12(a)に例示されるように、スライダコントローラ0(=C1)からスライダコントローラ5(=C6)までの6個が順次指定される。
FIG. 17 is a flowchart showing a detailed example of duplication investigation processing in step S1605 of FIG. In the flowchart of FIG. 17, the
S1702からステップS1708までの一連の処理において、CPU201は、図12(a)に例示されるRAM203上のコントローラ-パラメータ割当変数表を参照することにより、重複調査対象のペアリング先のパラメータの情報であるエフェクトモジュールm、エフェクトタイプ番号t、及びペアリングパラメータ番号ppの値がそれぞれ、重複調査先スライダコントローラjにアサインされているエフェクトモジュール番号CtrlMod[j]、エフェクトタイプ番号CtrlType[j]、及びエフェクトパラメータ番号CtrlParam[j]と一致するか否かを判定する(ステップS1702、S1703、S1704)。
In a series of processes from S1702 to step S1708, the
ステップS1702、S1703、又はS1704のいずれかの判定がNO(不一致)となった場合には、CPU201は、ステップS1707の処理に移行して変数jの値をインクリメントし、次の重複調査先スライダコントローラjに対する処理に移行する。
If the determination in any of steps S1702, S1703, or S1704 is NO (mismatch), the
ステップS1702、S1703、又はS1704の全ての判定がYES(全部一致)となった、即ち重複調査先スライダコントローラjにアサインされているパラメータが、重複調査対象のペアリング先のパラメータと一致した場合には、CPU201は、図17の重複調査処理の戻り値を示すRAM203上の変数rの値を1にセットする(ステップS1706)。
When all the determinations in step S1702, S1703, or S1704 are YES (all match), that is, when the parameter assigned to the overlap investigation target slider controller j matches the pairing destination parameter of the overlap investigation target Then, the
ステップS1706の処理の後、CPU201は、図17のフローチャートで示される図16のステップS1605の重複調査処理を終了する。
After the process of step S1706, the
一方、ステップS1702、S1703、又はS1704のいずれかの判定がNO(不一致)となる状態が続いたまま、補欠を除く最後のスライダコントローラ5(=C6)までの重複調査が終了し、ステップS1708の判定がYESとなった場合には、CPU201は、図17の重複調査処理の戻り値を示すRAM203上の変数rの値を0にセットpする(ステップS1709)。その後、CPU201は、図17のフローチャートで示される図16のステップS1605の重複調査処理を終了する。
On the other hand, while the determination of any one of steps S1702, S1703, and S1704 continues to be NO (mismatch), the duplication investigation up to the last slider controller 5 (=C6) excluding the spare controller ends, and step S1708 If the determination is YES, the
図16のフローチャートの説明に戻り、図17のフローチャートで示されるステップS1605の重複調査処理が終了した後、CPU201は、重複調査処理の戻り値rが1であるか否かを判定する(ステップS1606)。 Returning to the description of the flowchart in FIG. 16, after the duplication investigation process in step S1605 shown in the flowchart in FIG. ).
ステップS1606の判定がYES(r=1)である場合は、パラメータpがアサインされているスライダコントローラの番号iに対して、パラメータpに対応するペアリングパラメータppが既にアサインされている重複調査先スライダコントローラの番号jの値が小さい(手前である)場合である。この場合には、前述したルール2-1が適用されることになり、CPU201は、ペアリングパラメータ番号に対応するパラメータに対しては何もせずに、ステップS1609の処理に移行し、変数iの値をインクリメントして次のスライダコントローラiに対する処理に移行する。
If the determination in step S1606 is YES (r=1), the duplicate investigation target to which the pairing parameter pp corresponding to the parameter p has already been assigned to the slider controller number i to which the parameter p is assigned. This is the case when the value of number j of the slider controller is small (closer). In this case, the rule 2-1 described above is applied, and the
ステップS1606の判定がNOである(r=1ではない)場合、即ち、パラメータpがアサインされているスライダコントローラの番号iに対して、パラメータpに対応するペアリングパラメータppが既にアサインされている重複調査先スライダコントローラの番号jの値が大きい(後方にある)場合、又はペアリングパラメータppはまだスライダコントローラにはアサインされていないである。この場合には、前述した2-3又は2-3が適用されることになる。 If the determination in step S1606 is NO (r is not 1), that is, the pairing parameter pp corresponding to the parameter p has already been assigned to the slider controller number i to which the parameter p is assigned. If the number j of the duplicate investigated slider controller is large (behind), or the pairing parameter pp has not yet been assigned to the slider controller. In this case, 2-3 or 2-3 described above is applied.
この場合、CPU201はまず、図4~図9に例示されるROM202に記憶されているエフェクトパラメータ表から、エフェクトタイプ番号tのペアリングパラメータ番号ppに対応する重要度の値を取得し、その値をRAM203上の変数sに格納する(ステップS1607)。
In this case, the
そして、CPU201は、ペアリングパラメータに対応する変数m(エフェクトモジュールの番号)、変数t(エフェクトタイプ番号)、変数ppの値を格納した変数p(ペアリングパラメータ番号)、変数s(ペアリングパラメータの重要度)、無効値「-1」が格納された変数pp(ペアリングパラメータ番号に対するペアリングパラメータ番号)の各値、変数c(挿入が行われるスライダコントローラの番号)の値=i+1、及びCtrlValid[c]の値=1を引数として、後述するパラメータ挿入処理を実行する(ステップS1608)。この結果、スライダコントローラiにアサインされているパラメータと共に、図4~図9として例示されるエフェクトパラメータ表上でそのパラメータに対して設定されているペアリングパラメータがスライダコントローラi+1に格納されることになる。
Then, the
ステップS1608の後、CPU201は、ステップS1609の処理に移行し、変数iの値をインクリメントして、次のスライダコントローラiに対する処理に移行する。
After step S1608, the
前述したステップS1602においてペアリングパラメータ番号が有効値であると判定されて、ステップS1603において、変数iの値が5、即ち補欠を除く最後のスライダコントローラ5(=C6)に等しくなると、その判定がYESになる。この場合、前述したルール2-2により、パラメータがアサインされている補欠以外の最後のスライダコントローラ5に対して、更にペアリングパラメータをアサインする余地がないので、そのペアリングパラメータ番号が設定されているパラメータが落選させられ、補欠の7番目の優先度のパラメータが昇格させられる。7番目もペアリングパラメータ番号がある場合にはそれも落選させられ、結局、最後のスライダコントローラ5は空きとなる。
When it is determined in step S1602 that the pairing parameter number is a valid value, and in step S1603 the value of variable i becomes equal to 5, ie, the last slider controller 5 (=C6) excluding the substitute, the determination is made. becomes YES. In this case, according to rule 2-2 described above, there is no room for assigning a pairing parameter to the
以上のルール2-2の制御を実現するために、CPU201は、補欠のスライダコントローラ6にアサインされているパラメータのペアリングパラメータ番号を示す配列値CtrlPair[6]が無効値を示しているか否かを判定する(ステップS1611)。
In order to implement the above rule 2-2 control, the
ステップS1611の判定がYESであれば、CPU201は、ステップS1612で、補欠の配列データCtrlValid[6](有効データ)、CtrlMod[6](エフェクトモジュール番号)、CtrlType[6](エフェクトタイプ番号)、CtrlParam[6](エフェクトパラメータ番号)、CtrlSig[6](重要度)、及びCtrlPair[6](ペアリングパラメータ番号)の各配列データ値を、最終のスライダコントローラ5の各配列データCtrlValid[5]、CtrlMod[5]、CtrlType[5]、CtrlParam[5]、CtrlSig[5]、及びCtrlPair[5]に昇格させ、RAM203上のコントローラ-パラメータ割当変数表(図12(a)参照)として記憶させる。
If the determination in step S1611 is YES, in step S1612, the
一方、ステップS1611の判定がNOならば、CPU201は、ステップS1613で、最後のスライダコントローラ5の配列データCtrlValid[5]に無効値を設定する。
On the other hand, if the determination in step S1611 is NO, the
上記ステップS1612又はS1613の処理の後、又はステップS1610の判定がYESとなった後、CPU201は、図16のフローチャートの処理を終了し、図13のステップS1304のパラメータ自動割当処理における図14(a)のフローチャートのステップS1404のペアリング処理を終了する。
After the processing in step S1612 or S1613, or after the determination in step S1610 becomes YES, the
図18は、図15のステップS1513又は図16のステップS1608として実行されるパラメータデータ挿入処理の詳細を示すフローチャートである。このパラメータデータ挿入処理には、図15のフローチャートの処理又は図16のフローチャートの処理から、変数m(エフェクトモジュールの番号)、変数t(エフェクトタイプ番号)、変数p(パラメータ番号)、変数s(重要度)、変数pp(ペアリングパラメータ番号)の各値、変数c(挿入が行われるスライダコントローラの番号)の値=i+1、及びCtrlValid[c]の値が引数として引き渡される。 FIG. 18 is a flow chart showing the details of the parameter data insertion process executed in step S1513 of FIG. 15 or step S1608 of FIG. 15 or 16, variable m (effect module number), variable t (effect type number), variable p (parameter number), variable s ( Importance), each value of the variable pp (pairing parameter number), the value of the variable c (the number of the slider controller where the insertion is performed)=i+1, and the value of CtrlValid[c] are delivered as arguments.
図18のフローチャートにおいて、CPU201はまず、CtrlValid[c]の値が無効値0であるか否かを判定する(ステップS1801)。
In the flowchart of FIG. 18, the
図15のステップS1508の判定がYESとなることにより図15のステップS1513として図18のフローチャートが実行される場合には、ステップS1801の判定がYESとなる。この場合には、対象となるスライダコントローラcが無効になっているため、ステップS1802~S1805のスライダコントローラへのアサインのシフト処理を行う必要はなく、無効になっているスライダコントローラcに直接パラメータを設定すればよい。そこで、CPU201は、スライダコントローラcによって指定されるRAM203上のコントローラ-パラメータ割当変数表の領域の各配列データに、新たにアサインされるべきパラメータの情報を格納する(ステップS1806)。即ち、有効フラグを示す配列データCtrlValid[c]として、有効値1が格納される。また、エフェクトモジュール番号を示す配列データCtrlMod[c]として、引数として引き渡されてきた変数mの値が格納される。また、エフェクトタイプ番号を示す配列データCtrlType[c]として、引数として引き渡されてきた変数tの値が格納される。また、エフェクトパラメータ番号を示す配列データとして、引数として引き渡されてきた変数pの値が格納される。更に、重要度を示す配列データCtrlSig[c]として、引数として引き渡されてきた変数sの値が格納される。そして、ペアリングパラメータ番号を示す配列データCtrlPair[c]として、引数として引き渡されてきた変数ppの値が格納される。その後、CPU201は、図18のフローチャートで示される図15のステップS1513のパラメータデータ挿入処理を終了する。
If the determination in step S1508 in FIG. 15 is YES and the flowchart in FIG. 18 is executed as step S1513 in FIG. 15, the determination in step S1801 is YES. In this case, since the target slider controller c is disabled, there is no need to shift the assignment to the slider controller in steps S1802 to S1805, and parameters are directly assigned to the disabled slider controller c. You can set it. Therefore, the
ステップS1801の判定がNOの場合には、CPU201は、RAM203上の変数iを5に設定した後(ステップS1802)、ステップS1805で変数iの値を+1ずつデクリメントしながら、ステップS1803で変数iの値が引数として引き渡されてきた対象となるスライダコントローラの番号を示す変数cの値に一致したと判定するまで、ステップS1804の処理を繰り返し実行する。この結果、補欠を除く最後のスライダコントローラ5(=C6)からスライダコントローラc+1まで順次、1つ後ろのスライダコントローラ(スライダコントローラ6からスライダコントローラc+2)にアサインされているパラメータの情報がシフトされる。図16の場合には、この処理は、前述したルール2-3に対応する。
If the determination in step S1801 is NO, the
具体的には、CPU201は、ステップS1804で、スライダコントローラiにアサインされていたCtrlValid[i](有効データ)、CtrlMod[i](エフェクトモジュール番号)、CtrlType[i](エフェクトタイプ番号)、CtrlParam[i](エフェクトパラメータ番号)、CtrlSig[i](重要度)、及びCtrlPair[i](ペアリングパラメータ番号)の各配列データ値を、スライダコントローラi+1の各配列データCtrlValid[i+1]、CtrlMod[i+1]、CtrlType[i+1]、CtrlParam[i+1]、CtrlSig[i+1]、及びCtrlPair[i+1]に移し替え、RAM203上のコントローラ-パラメータ割当変数表(図12(a)参照)として記憶させる。
Specifically, in step S1804, the
上記ステップS1803~S1805の処理が、変数iの値がi=5からi=c+1まで順次繰り返し実行されることにより、スライダコントローラc+1からスライダコントローラ5までのパラメータの情報がスライダコントローラc+2からスライダコントローラ6までシフトされて、スライダコントローラc+1が空くことになる。そして、変数iの値が変数cの値に等しくなってステップS1803の判定がYESになると、CPU201は、ステップS1806の処理に移行し、ここでスライダコントローラcの配列データに、引数として引き渡されたパラメータの情報が記憶させられることになる。
The processing of steps S1803 to S1805 is sequentially and repeatedly executed from the value of the variable i from i=5 to i=c+1, so that the information of the parameters of the slider controllers c+1 to 5 is obtained from the slider controllers c+2 to 6. , and the slider controller c+1 becomes free. Then, when the value of the variable i becomes equal to the value of the variable c and the determination in step S1803 becomes YES, the
図14のパラメータ自動割当処理のフローチャートにおいて、ステップS1404のペアリング処理の後、CPU201は、ソート処理を実行する(ステップS1405)。この処理は、前述した「ルール3:エフェクトモジュール順にソート」の処理に対応する。ここでは、CPU201は、エフェクトパラメータコントローラパネル105の各スライダコントローラにアサインされているパラメータの情報を、エフェクトモジュール選択パネル103で各スライダスイッチFX1、FX2、FX3、及びFX4のエフェクトモジュールの順になるように、また同一モジュール内ではパラメータ番号の順にパラメータが並ぶように、ソート処理を実行し、RAM203に記憶されている図12(a)に例示されるコントローラ-パラメータ割当変数表の行方向を並び替える処理を実行する。
In the flowchart of the automatic parameter assignment process in FIG. 14, after the pairing process in step S1404, the
以上の動作の後、CPU201は、図14(a)のフローチャートで示される図13のステップS1304のパラメータ自動割当処理を終了する。
After the above operation, the
以上説明した実施形態により、エフェクトモジュールを選択すると同時に、ユーザに対して推奨のコントローラ割当の組合せを自動的に生成でき、大幅な労力の削減につながるような自動エフェクトパラメータの割当装置を実現することが可能となる。 According to the embodiments described above, it is possible to realize an automatic effect parameter assignment device that can automatically generate a recommended combination of controller assignments for a user at the same time that an effect module is selected, leading to a significant reduction in labor. becomes possible.
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。 In addition, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be modified in various ways without departing from the gist of the present invention. Also, the functions executed in the above-described embodiments may be combined as appropriate as possible. Various steps are included in the above-described embodiments, and various inventions can be extracted by appropriately combining the disclosed multiple constituent elements. For example, even if some constituent elements are deleted from all the constituent elements shown in the embodiments, if an effect can be obtained, a configuration in which these constituent elements are deleted can be extracted as an invention.
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1ユーザ操作に基づいて、各エフェクトにはそれぞれ複数のパラメータが対応付けられている複数のエフェクトのなかからいずれかのエフェクトを決定するための複数の第1操作子と、
第2ユーザ操作に基づいて、パラメータにパラメータ値を付与するための複数の第2操作子と、
少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1ユーザ操作に基づいて、前記複数のエフェクトのなかから第1エフェクト及び第2エフェクトを含む2つ以上のエフェクトを決定し、
決定された前記第1エフェクトに対応付けられている複数の第1パラメータそれぞれの重要度を示すデータ及び、決定された前記第2エフェクトに対応付けられている複数の第2パラメータそれぞれの重要度を示すデータに基づいて、前記複数の第2操作子それぞれに対応付ける複数のパラメータを決定する、
効果付加装置。
(付記2)
付記1に記載の効果付加装置において、
前記複数の第2操作子それぞれに対応付ける複数のパラメータは、前記重要度が高いパラメータから順に決定することにより、前記複数の第2操作子には、前記第1ユーザ操作に基づいて決定されたエフェクトに対応するいずれのパラメータも対応付けられない場合を含む、効果付加装置。
(付記3)
付記1または2に記載の効果付加装置において、
前記重要度を示すデータは、1つのエフェクト内だけでしかパラメータの重要度を比較できないデータとは異なり、複数のエフェクトにおいて一律にパラメータの重要度を比較できるデータである、効果付加装置。
(付記4)
付記1から3のいずれかに記載の効果付加装置において、
前記少なくとも1つのプロセッサは、デジタルシグナルプロセッサを含み、
前記デジタルシグナルプロセッサは、前記第1ユーザ操作に基づいて、前記いずれか2つ以上のエフェクトに対応するエフェクトプログラムを読み込む、効果付加装置。
(付記5)
付記1から4のいずれかに記載の効果付加装置において、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記複数の第2操作子のなかの或る第2操作子に対応付けるパラメータが決定された場合に、パラメータ同士のペアを規定するペアリングパラメータ情報に基づいて、前記或る第2操作子とは別の第2操作子に対応付けるパラメータを決定する、効果付加装置。
(付記6)
付記1から5のいずれかに記載の効果付加装置と、
第3ユーザ操作に基づいて、音高を指定するための演奏操作子と、
前記第3ユーザ操作に基づいて指定された音高に応じた楽音に対して、前記第1ユーザ操作に応じたエフェクトを、前記第2ユーザ操作に応じたパラメータで付与する、電子楽器。
(付記7)
第1ユーザ操作に基づいて、各エフェクトにはそれぞれ複数のパラメータが対応付けられている複数のエフェクトのなかからいずれかのエフェクトを決定するための複数の第1操作子と、第2ユーザ操作に基づいて、パラメータにパラメータ値を付与するための複数の第2操作子と、を含む効果付加装置のコンピュータに、
前記第1ユーザ操作に基づいて、前記複数のエフェクトのなかから第1エフェクト及び第2エフェクトを含む2つ以上のエフェクトを決定させ、
決定された前記第1エフェクトに対応付けられている複数の第1パラメータそれぞれの重要度を示すデータ及び、決定された前記第2エフェクトに対応付けられている複数の第2パラメータそれぞれの重要度を示すデータに基づいて、前記複数の第2操作子それぞれに対応付ける複数のパラメータを決定させる、
方法。
(付記8)
第1ユーザ操作に基づいて、各エフェクトにはそれぞれ複数のパラメータが対応付けられている複数のエフェクトのなかからいずれかのエフェクトを決定するための複数の第1操作子と、第2ユーザ操作に基づいて、パラメータにパラメータ値を付与するための複数の第2操作子と、を含む効果付加装置のコンピュータに、
前記第1ユーザ操作に基づいて、前記複数のエフェクトのなかから第1エフェクト及び第2エフェクトを含む2つ以上のエフェクトを決定させ、
決定された前記第1エフェクトに対応付けられている複数の第1パラメータそれぞれの重要度を示すデータ及び、決定された前記第2エフェクトに対応付けられている複数の第2パラメータそれぞれの重要度を示すデータに基づいて、前記複数の第2操作子それぞれに対応付ける複数のパラメータを決定させる、
プログラム。
The following notes are further disclosed with respect to the above embodiments.
(Appendix 1)
a plurality of first operators for determining one of a plurality of effects, each of which is associated with a plurality of parameters, based on a first user operation;
a plurality of second operators for assigning parameter values to parameters based on a second user operation;
at least one processor;
wherein the at least one processor comprises:
determining two or more effects including a first effect and a second effect from among the plurality of effects based on the first user operation;
data indicating the degree of importance of each of the plurality of first parameters associated with the determined first effect and the degree of importance of each of the plurality of second parameters associated with the determined second effect; Determining a plurality of parameters associated with each of the plurality of second manipulators based on the data shown;
Effect adding device.
(Appendix 2)
In the effect adding device according to
A plurality of parameters associated with each of the plurality of second manipulators are determined in descending order of importance, so that the plurality of second manipulators have an effect determined based on the first user operation. Effect adding device, including the case where no parameter corresponding to is associated.
(Appendix 3)
In the effect adding device according to
The effect adding device, wherein the data indicating the degree of importance is data with which the degree of importance of parameters can be uniformly compared in a plurality of effects, unlike data in which the degree of importance of parameters can be compared only within one effect.
(Appendix 4)
In the effect adding device according to any one of
the at least one processor comprises a digital signal processor;
The digital signal processor is an effect adding device that reads an effect program corresponding to any two or more effects based on the first user operation.
(Appendix 5)
In the effect adding device according to any one of
The at least one processor
When a parameter to be associated with a certain second operator among the plurality of second operators is determined, based on pairing parameter information defining a pair of parameters, the certain second operator is An effect adding device that determines a parameter associated with another second operator.
(Appendix 6)
the effect adding device according to any one of
a performance operator for designating a pitch based on a third user operation;
An electronic musical instrument that imparts an effect according to the first user's operation with a parameter according to the second user's operation to a musical tone corresponding to a pitch specified based on the third user's operation.
(Appendix 7)
a plurality of first operators for determining one of a plurality of effects, each of which is associated with a plurality of parameters, based on a first user operation; a computer of an effect adding device including a plurality of second manipulators for giving parameter values to parameters based on
determining two or more effects including a first effect and a second effect from among the plurality of effects based on the first user operation;
data indicating the degree of importance of each of the plurality of first parameters associated with the determined first effect and the degree of importance of each of the plurality of second parameters associated with the determined second effect; determining a plurality of parameters associated with each of the plurality of second manipulators based on the data shown;
Method.
(Appendix 8)
a plurality of first operators for determining one of a plurality of effects, each of which is associated with a plurality of parameters, based on a first user operation; a computer of an effect adding device including a plurality of second manipulators for giving parameter values to parameters based on
determining two or more effects including a first effect and a second effect from among the plurality of effects based on the first user operation;
data indicating the degree of importance of each of the plurality of first parameters associated with the determined first effect and the degree of importance of each of the plurality of second parameters associated with the determined second effect; determining a plurality of parameters associated with each of the plurality of second manipulators based on the data shown;
program.
100 電子鍵盤楽器
101 鍵盤
102 スイッチパネル
103 エフェクトモジュール選択パネル
104 LCD
105 エフェクトパラメータコントローラパネル
200 制御システム
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 音源LSI
205 A/Dコンバータ
206 キースキャナ
207 I/Oインタフェース
208 LCDコントローラ
209 システムバス
210 DSP用RAM
211 D/Aコンバータ
214 アンプ
215 歌声データ
216 発音制御データ
217、321 歌声音声出力データ
218 楽音出力データ
219 ネットワークインタフェース
100
105 effect
202 ROMs
203 RAM
204 sound source LSI
205 A/
211 D/
Claims (9)
指定されたエフェクトに対応する複数のパラメータの中から前記複数の第1操作子それぞれに割り当てるパラメータを選択する制御を実行するプロセッサと、a processor for executing control to select a parameter to be assigned to each of the plurality of first manipulators from among a plurality of parameters corresponding to a designated effect;
を備え、前記プロセッサは、wherein the processor comprises:
第1エフェクトを含む複数のエフェクトを組み合わせて使用する場合に、前記第1エフェクトと組み合わせる他のエフェクトの変更に応じて、前記第1エフェクトに対応する複数のパラメータのうちの前記複数の第1操作子に割り当てるパラメータを変更する制御を実行する、When a plurality of effects including a first effect are used in combination, the plurality of first operations among the plurality of parameters corresponding to the first effect are performed in accordance with a change in another effect combined with the first effect. perform a control that changes the parameter assigned to the child,
効果付加装置。Effect adding device.
前記組み合わせて使用する複数のエフェクトに対応する複数のパラメータの数が、前記複数の第1操作子の数よりも多い場合に、when the number of the plurality of parameters corresponding to the plurality of effects used in combination is greater than the number of the plurality of first manipulators,
複数のパラメータの優先度を示す第1情報、および、各パラメータと組み合わせて使用すべき他のパラメータを示す第2情報、のうちの少なくとも一方の情報を用いて、前記組み合わせて使用する複数のエフェクトに対応する複数のパラメータのうちの前記複数の第1操作子に割り当てるパラメータを選択し、前記選択の結果に応じて前記第1エフェクトに対応する複数のパラメータのうちの前記複数の第1操作子に割り当てるパラメータを変更する、Using at least one of first information indicating the priority of a plurality of parameters and second information indicating other parameters to be used in combination with each parameter, the plurality of effects to be used in combination selecting parameters to be assigned to the plurality of first manipulators from among the plurality of parameters corresponding to the plurality of first manipulators from among the plurality of parameters corresponding to the first effect according to a result of the selection change the parameters assigned to the
請求項1に記載の効果付加装置。The effect adding device according to claim 1.
前記第1エフェクトに対応する第1パラメータが前記複数の第1操作子に割り当てられている状態で、第2パラメータを有する第2エフェクトが前記組み合わせに追加された場合であって、前記第1パラメータの優先度よりも前記第2パラメータの優先度の方が高い場合には、前記第1エフェクトに対応する前記第1パラメータの割り当てを解除して前記第2エフェクトに対応する前記第2パラメータを前記複数の第1操作子に割り当てる、A second effect having a second parameter is added to the combination in a state in which a first parameter corresponding to the first effect is assigned to the plurality of first operators, wherein the first parameter If the priority of the second parameter is higher than the priority of the second parameter, the assignment of the first parameter corresponding to the first effect is canceled and the second parameter corresponding to the second effect is replaced with the Assign to multiple first manipulators,
請求項2に記載の効果付加装置。3. The effect adding device according to claim 2.
前記第1エフェクトに対応する第1パラメータが前記複数の第1操作子に割り当てられている状態で、第2パラメータを有する第2エフェクトが前記組み合わせに追加された場合であって、前記第1パラメータの優先度よりも前記第2パラメータの優先度の方が高い場合であっても、前記第1エフェクトが有する第3パラメータが前記複数の第1操作子に割り当てられたままであり、かつ、前記第1パラメータが前記第3パラメータと組み合わせて使用すべきことが指定されている場合には、前記第1エフェクトに対応する前記第1パラメータの割り当てを解除しない、A second effect having a second parameter is added to the combination in a state in which a first parameter corresponding to the first effect is assigned to the plurality of first operators, wherein the first parameter Even if the priority of the second parameter is higher than the priority of the first effect, the third parameter of the first effect remains assigned to the plurality of first operators, and If it is specified that one parameter should be used in combination with the third parameter, do not deallocate the first parameter corresponding to the first effect;
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の効果付加装置。4. The effect adding device according to any one of claims 1 to 3.
複数のパラメータの優先度を示す前記第1情報、および、各パラメータと組み合わせて使用すべき他のパラメータを示す前記第2情報、の両方の情報を用いて、前記組み合わせて使用する複数のエフェクトに対応する複数のパラメータのうちの前記複数の第1操作子に割り当てるパラメータを選択する、Using both the first information indicating the priority of a plurality of parameters and the second information indicating other parameters to be used in combination with each parameter, the plurality of effects to be used in combination selecting a parameter to be assigned to the plurality of first manipulators from among the corresponding plurality of parameters;
請求項2に記載の効果付加装置。3. The effect adding device according to claim 2.
前記複数のエフェクトの中から、前記複数のエフェクトモジュールそれぞれに割り当てるエフェクトを選択するためにユーザが操作する複数の第2操作子と、a plurality of second manipulators operated by a user to select an effect to be assigned to each of the plurality of effect modules from among the plurality of effects;
を更に備え、further comprising
前記プロセッサは、The processor
前記複数の第2操作子の操作により前記一連のエフェクトモジュールに割り当てられる複数のエフェクトの組み合わせが変更された場合に、前記複数の第1操作子それぞれに割り当てるパラメータを変更する、changing a parameter assigned to each of the plurality of first manipulators when the combination of the plurality of effects assigned to the series of effect modules is changed by operating the plurality of second manipulators;
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の効果付加装置。6. The effect adding device according to any one of claims 1 to 5.
音高を指定するためにユーザが操作する演奏操作子と、
前記演奏操作子の操作で指定された音高の楽音であって、前記エフェクトを付加する対象となる楽音を発音させる音源と、
前記複数の第1操作子に割り当てられたパラメータを示す表示を行うディスプレイと、
を備える、電子楽器。 an effect adding device according to any one of claims 1 to 6 ;
a performance operator operated by the user to specify the pitch;
a tone generator for generating a musical tone having a pitch specified by the operation of the performance operator and to which the effect is to be applied;
a display for displaying parameters assigned to the plurality of first operators;
electronic musical instrument.
指定されたエフェクトに対応する複数のパラメータの中から前記複数の第1操作子それぞれに割り当てるパラメータを選択する制御を実行する処理と、a process of executing control to select a parameter to be assigned to each of the plurality of first manipulators from among a plurality of parameters corresponding to a designated effect;
第1エフェクトを含む複数のエフェクトを組み合わせて使用する場合に、前記第1エフェクトと組み合わせる他のエフェクトの変更に応じて、前記第1エフェクトに対応する複数のパラメータのうちの前記複数の第1操作子に割り当てるパラメータを変更する処理と、when using a combination of a plurality of effects including a first effect, the plurality of first operations among the plurality of parameters corresponding to the first effect in accordance with a change in another effect combined with the first effect; the action of changing the parameter assigned to the child;
を実行する方法。how to run.
指定されたエフェクトに対応する複数のパラメータの中から前記複数の第1操作子それぞれに割り当てるパラメータを選択する制御を実行する処理と、a process of executing control to select a parameter to be assigned to each of the plurality of first manipulators from among a plurality of parameters corresponding to a designated effect;
第1エフェクトを含む複数のエフェクトを組み合わせて使用する場合に、前記第1エフェクトと組み合わせる他のエフェクトの変更に応じて、前記第1エフェクトに対応する複数のパラメータのうちの前記複数の第1操作子に割り当てるパラメータを変更する処理と、When a plurality of effects including a first effect are used in combination, the plurality of first operations among the plurality of parameters corresponding to the first effect are performed in accordance with a change in another effect combined with the first effect. the action of changing the parameter assigned to the child;
を実行させるプログラム。program to run.
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