JP7254330B2 - フィットネスグループトレーニング方法 - Google Patents
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Description
さらに、ユーザーがグループで各ランニングマシーンの上をランニングしてグループ意識が高まりユーザーはランニングマシーンの上でのランニングを維持しようとして効果的に体力が付いてユーザーは長く走れるようになるため、効果的な成果を挙げることができる。
また、各ユーザーが使用しているランニングマシーンの番号および各ユーザーの脈拍値情報がセットで表示パネルに表示されるため、各ユーザーは他のユーザーおよび自身の頑張りを数値で比べて見ることができる。
そして、必要に応じてトレーナーまたはユーザーがランニングスピードを変更して脈拍レベルを調整することができる。
また、低度負荷ステップ、中度負荷ステップ、高度負荷ステップおよび所定時間インターバルステップを繰り返す回数は、低度負荷ステップ、中度負荷ステップ、高度負荷ステップおよび所定時間インターバルステップを2回以上行えばよく、何回でもよい。
ここで、図1は、本発明の実施例であるフィットネスグループトレーニング方法を実施するフィットネスグループトレーニングシステム100の概念図であり、図2は、本発明の実施例であるフィットネスグループトレーニング方法を示すチャート図であり、図3は、本発明の実施例であるフィットネスグループトレーニング方法のメニュー例を示す図である。
さらに、ランニングマシーン110の制御部111は、一例として腕時計型の脈拍センサー120から脈拍値情報を受信するように構成されている。
また、ランニングマシーン110を設置した部屋には、表示パネル130が設置されている。
また、ランニングマシーン110には、固有の番号が付されている。
そして、脈拍センサー120は、ランニングマシーン110と近距離無線通信によって所謂ペアリングを実行することにより、ランニングマシーン110と対応付けされている。
先ず、複数人によってグループを構成する。
そして、グループの各ユーザーが、脈拍センサー120を身体の一例として腕にそれぞれ装着する。
なお、脈拍センサー120のタイプに応じて、耳たぶなどの他の箇所に装着してもよい。
図2に示すように、ステップS1では、ランニングマシーン110の制御部111が、脈拍センサー120から脈拍値情報を取得しているか否かを判定する。
取得していると判定した場合はステップS2へ進み、他方、否と判定した場合はステップS1を繰り返す。
そして、脈拍値が所定の第1脈拍数帯内に入ったときのスピードを基準となる第1速度の一例として6km/hとする。
なお、第1速度は、各ユーザーの体力(身体能力)によって異なる。
ステップS4では、中度負荷ステップとして、各ランニングマシーン110の制御部111が、各ランニングマシーン110のスピードを第1速度よりも速い第2速度の一例として8km/hにして脈拍センサー120からの脈拍値情報を第1脈拍数帯よりも早い第2脈拍数帯内(120~140拍/分)にする。
ステップS5では、高度負荷ステップとして、各ランニングマシーン110の制御部111が、各ランニングマシーン110のスピードを第2速度よりも速い第3速度の一例として10km/hにして脈拍センサー120からの脈拍値情報を第2脈拍数帯よりも早い第3脈拍数帯内(140~160拍/分)にする。
ステップS7では、所定時間インターバルステップS6の回数が所定の複数回数に達して、低度負荷ステップS3、中度負荷ステップS4、高度負荷ステップS5が複数回行われたか否かを各ランニングマシーン110の制御部111が判定する。
所定の複数回数に達したと判定した場合は、トレーニングを終了する。
他方、まだ達していないと判定した場合は、ステップS3に戻る。
その結果、ユーザーはトレーニングのしすぎによって脚を痛めることを回避することができる。
さらに、ユーザーがグループで各ランニングマシーン110の上をランニングしてグループ意識が高まりユーザーはランニングマシーン110の上でのランニングを維持しようとして効果的に体力が付いてユーザーは長く走れるようになる。
その結果、効果的な成果を挙げることができる。
また、脈拍値表示ステップとして、図1に示すように、ランニングマシーン110を設置した部屋に設けられた表示パネル130の受信手段が、各ランニングマシーン110のユーザーの脈拍センサー120から脈拍値情報を受信する。
そして、表示パネル130の制御部131が、各ランニングマシーン110の番号と、各脈拍センサー120の脈拍値情報とを対応させて表示パネル130に表示するように構成されている。
これにより、各ユーザーが使用しているランニングマシーン110の番号および各ユーザーの脈拍値情報がセットで表示パネル130に表示される。
その結果、各ユーザーは他のユーザーおよび自身の頑張りを数値で比べて見ることができる。
さらに、図1に示すように、表示パネル130の制御部131が、各ランニングマシーン110の番号と、各脈拍センサー120の脈拍値情報と、各ランニングマシーン110のスピード情報とを対応させて表示パネル130に表示するように構成されている。
これにより、ユーザーの脈拍レベルとランニングスピードとが表示されるため、ランニングスピードが適正か否かをトレーナーおよびユーザーが確認することができる。
そして、必要に応じてトレーナーまたはユーザーがランニングスピードを変更して脈拍レベルを調整することができる。
図3に示すように、複数人によって構成されるグループで45分間のサーキットトレーニングを行う場合について説明する。
先ず、各ユーザーは、脈拍センサー120を身体の一例である腕に装着して、0:00の開始から3:00までの3分間、ストレッチを行う。
例えば、上半身のストレッチとして、背中の筋肉を伸ばすストレッチ、肩の筋肉や関節を伸ばすストレッチ、脇腹の筋肉を伸ばすストレッチ、胸の筋肉を伸ばすストレッチを行う。
また、下半身のストレッチとして、尻の筋肉を伸ばすストレッチ、太もも前側の筋肉を伸ばすストレッチ、太もも後ろ側の筋肉を伸ばすストレッチ、骨盤の筋肉や関節を伸ばすストレッチを行う。
この際、前述したように、基準取得ステップS2として、各ランニングマシーン110の制御部111が、脈拍センサー120からの脈拍値情報に基づいて、脈拍値が所定の第1脈拍数帯に入るまで各ランニングマシーン110のスピードを加速させて脈拍値が所定の第1脈拍数帯内に入ったときのスピードを基準となる第1速度とする。
レベル1は、脈拍値が所定の第1脈拍数帯内(100~120拍/分)、ランニング速度が第1速度(例えば、6km/h)で走る設定である。
これを3:00-5:00の2分間実施する。
レベル2は、脈拍値が所定の第2脈拍数帯内(120~140拍/分)、ランニング速度が第2速度(例えば、8km/h)で走る設定である。
続いて、6:00-8:00の2分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
そして、8:00-9:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル2にする。
低度負荷ステップS3として、9:00-10:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
そして、中度負荷ステップS4として、10:00-12:00の2分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル2にする。
続いて、高度負荷ステップS5として、12:00-13:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル3にする。
レベル3は、脈拍値が所定の第3脈拍数帯内(140~160拍/分)、ランニング速度が第3速度(例えば、10km/h)で走る設定である。
そして、13:00-14:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
14:00-17:00の3分間、各ユーザーは、上半身筋力トレーニングを行う。
例えば、上半身筋力トレーニングとして、うつぶせ向きの腕立て伏せ(プッシュアップ)をシングルリズムで8回行う。
次に、仰向けの腕立て伏せ(リバースプッシュアップ)を2拍で1回のリズムで4回行う。
続けて、うつぶせ向きの腕立て伏せ(プッシュアップ)を4拍で1回のリズムで2回行う。
さらに、仰向けの腕立て伏せ(リバースプッシュアップ)を1/2拍で1回のリズムで16回行う。
低度負荷ステップS3として、17:00-18:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
そして、中度負荷ステップS4として、18:00-20:00の2分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル2にする。
続いて、高度負荷ステップS5として、20:00-21:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル3にする。
そして、21:00-22:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
22:00-25:00の3分間、各ユーザーは、下半身筋力トレーニングを行う。
例えば、下半身筋力トレーニングとして、立った状態で前後に左右の脚を開いて後ろ脚の膝を曲げ伸ばしして上半身を上下動させる(レッグランジ)をシングルリズムで8回行う。
次に、立った状態でかかとの上げ下げして身体全体を上下動させる(カーフレイズ)を2拍で1回のリズムで4回行う。
続けて、立った状態で前後に左右の脚を開いて後ろ脚の膝を曲げ伸ばしして上半身を上下動させる(レッグランジ)を4拍で1回のリズムで2回行う。
さらに、立った状態でかかとの上げ下げして身体全体を上下動させる(カーフレイズ)を1/2拍で1回のリズムで16回行う。
低度負荷ステップS3として、25:00-26:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
そして、中度負荷ステップS4として、26:00-28:00の2分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル2にする。
続いて、高度負荷ステップS5として、28:00-29:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル3にする。
そして、29:00-30:00の1分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
具体的には、30:00-35:00の5分間、各ランニングマシーン110の制御部111が、レベル1にする。
35:00-40:00の5分間、各ユーザーは、体幹トレーニングを行う。
例えば、体幹トレーニングとして、うつぶせ向きで肘とつま先で身体を支えた状態(プランク)を保ちながら2拍で1回のリズムで8回呼吸を行う。
続けて、同様に、シングルリズムで2回行い、次に、2拍で1回のリズムで8回行い、さらに、シングルリズムで2回行う。
次に、仰向け状態からの脚上げ(レッグリフト)を2拍で1回のリズムで8回を行う。
続けて、同様に、シングルリズムで2回行い、次に、2拍で1回のリズムで8回行い、さらに、シングルリズムで2回行う。
さらに、仰向けで足を床につけて膝を立てた状態から腰上げ(ヒップリフト)を2拍で1回のリズムで8回を行う。
続けて、同様に、シングルリズムで2回行い、次に、2拍で1回のリズムで8回行い、さらに、シングルリズムで2回行う。
例えば、上半身のストレッチとして、胸の筋肉を伸ばすストレッチ、背中の筋肉を伸ばすストレッチ、脇腹の筋肉を伸ばすストレッチ、肩の筋肉や関節を伸ばすストレッチを行う。
また、下半身のストレッチとして、太もも前側の筋肉を伸ばすストレッチ、太もも後ろ側の筋肉を伸ばすストレッチ、ふくらはぎの筋肉を伸ばすストレッチを行う。
110 ・・・ ランニングマシーン
111 ・・・ (ランニングマシーンの)制御部
120 ・・・ 脈拍センサー
130 ・・・ 表示パネル
131 ・・・ (表示パネルの)制御部
Claims (2)
- 複数人によって構成されるグループのユーザーの各身体に装着された脈拍センサーからの脈拍値情報に基づいて各ランニングマシーンのスピードを変更するフィットネスグループトレーニング方法であって、
前記各ランニングマシーンを特定する番号が、前記各ランニングマシーンに付され、各脈拍センサーが各ランニングマシーンと対応して設けられ、
前記ランニングマシーンを設置した部屋に設けられた表示パネルの受信手段が、前記各ランニングマシーンのユーザーの脈拍センサーから脈拍値情報を受信し、表示パネルの制御部が、各ランニングマシーンの番号と、各脈拍センサーの脈拍値情報とを対応させて表示パネルに表示する脈拍値表示ステップと、
前記各ランニングマシーンの制御部が、前記脈拍センサーからの脈拍値情報を取得し、脈拍値が所定の第1脈拍数帯に入るまで各ランニングマシーンのスピードを加速させて脈拍値が所定の第1脈拍数帯内に入ったときのスピードを基準となる第1速度とする基準取得ステップと、
前記各ランニングマシーンの制御部が、前記各ランニングマシーンのスピードを第1速度にして脈拍センサーからの脈拍値情報を第1脈拍数帯内にする低度負荷ステップと、
前記各ランニングマシーンの制御部が、前記各ランニングマシーンのスピードを第1速度よりも速い第2速度にして脈拍センサーからの脈拍値情報を第1脈拍数帯よりも早い第2脈拍数帯内にする中度負荷ステップと、
前記各ランニングマシーンの制御部が、前記各ランニングマシーンのスピードを第2速度よりも速い第3速度にして脈拍センサーからの脈拍値情報を第2脈拍数帯よりも早い第3脈拍数帯内にする高度負荷ステップと、
前記ユーザーの上半身、下半身、体幹、ストレッチのいずれかを行うために各ランニングマシーンの制御部が、前記各ランニングマシーンのスピードを減速して所定時間停止する所定時間インターバルステップとを具備し、
前記低度負荷ステップ、中度負荷ステップ、高度負荷ステップおよび所定時間インターバルステップを繰り返すことを特徴とするフィットネスグループトレーニング方法。 - 前記脈拍値表示ステップにおいて、前記表示パネルの受信手段が、前記各ランニングマシーンからスピード情報を取得し、前記表示パネルの制御部が、前記各ランニングマシーンの番号と、前記各脈拍センサーの脈拍値情報と、前記各ランニングマシーンのスピード情報とを対応させて表示パネルに表示することを特徴とする請求項1に記載のフィットネスグループトレーニング方法。
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