JP7254113B2 - データ処理システム、ダイヤ処理装置、ダイヤ処理方法、およびダイヤ処理プログラム - Google Patents

データ処理システム、ダイヤ処理装置、ダイヤ処理方法、およびダイヤ処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、複数の鉄道事業者のダイヤデータを処理するデータ処理システム、ダイヤ処理装置、ダイヤ処理方法、およびダイヤ処理プログラムに関する。
従来、都心部に接続する線区を有する鉄道事業者の多くは、他の鉄道事業者との間で相互に列車の直通運転を行っている。列車の直通運転が実施されると、鉄道事業者間で情報を互いに伝達しあったり、共有したりする必要性があることから、特許文献1では、鉄道事業者のシステムから各鉄道事業者の線区内に存在する列車に関する列車情報を収集し、収集した列車情報を各鉄道事業者へ配信する技術が提案されている。
特開2011-108181号公報
直通運転を行う場合、鉄道事業者間でダイヤの調整が必要となるが、直通運転が絡むダイヤの検討は、運転先の鉄道事業者と密な打合せが必要となる上、鉄道事業者間でダイヤデータのフォーマットが異なることから、打合せの多くは対面で紙面を用いて行い、その結果を自社システムに手入力で反映させている。そのため、直通運転が絡むダイヤの作成に多大な時間を要している。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、直通運転が絡むダイヤの作成作業の負担を軽減することができるデータ処理システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示のデータ処理システムは、第1輸送計画システムと、第2輸送計画システムと、ダイヤ処理装置とを備える。第1輸送計画システムは、第1鉄道事業者の線区である第1線区における第1鉄道事業者の第1列車のダイヤデータと、第2鉄道事業者の線区である第2線区における第1列車のダイヤデータとを含む第1ダイヤデータを管理する。第2輸送計画システムは、第2線区における第2鉄道事業者の第2列車のダイヤデータを含む第2ダイヤデータを管理する。ダイヤ処理装置は、第1ダイヤデータと第2ダイヤデータとをマージする。ダイヤ処理装置は、ダイヤデータ取得部と、第1データ変換部と、マージ部と、第2データ変換部と、出力部とを備える。ダイヤデータ取得部は、第1輸送計画システムから第1ダイヤデータを取得し、第2輸送計画システムから第2ダイヤデータを取得する。第1データ変換部は、ダイヤデータ取得部によって取得された第1ダイヤデータと第2ダイヤデータとを共通のデータ形式のダイヤデータに変換する。マージ部は、共通のデータ形式に変換された第1ダイヤデータと第2ダイヤデータとをマージしたマージデータを作成する。第2データ変換部は、マージデータのうち少なくとも第2線区における第1列車のダイヤデータを第1ダイヤデータのデータ形式のデータに変換する。出力部は、第2データ変換部によってデータ形式が変換されたダイヤデータを第1輸送計画システムへ出力する。
本開示によれば、直通運転が絡むダイヤの作成作業の負担を軽減することができる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかるデータ処理システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる鉄道事業者Aの輸送計画システムの構成の一例を示す図 実施の形態1にかかる鉄道事業者Bの輸送計画システムの構成の一例を示す図 実施の形態1にかかるダイヤ処理装置の構成の一例を示す図 実施の形態1にかかる輸送計画システムの処理部による処理の一例を示すフローチャート 実施の形態1にかかるダイヤ処理装置の処理部による処理の一例を示すフローチャート 実施の形態1にかかる処理部の各々が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図 実施の形態1に係る処理部が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図
以下に、実施の形態にかかるデータ処理システム、ダイヤ処理装置、ダイヤ処理方法、およびダイヤ処理プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるデータ処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、実施の形態1にかかるデータ処理システム1は、鉄道事業者Aの輸送計画システム2Aと、鉄道事業者Bの輸送計画システム2Bと、ダイヤ処理装置3とを備える。
輸送計画システム2A、輸送計画システム2B、およびダイヤ処理装置3は、ネットワーク4に接続されており、輸送計画システム2A,2Bの各々は、ネットワーク4を介してダイヤ処理装置3との間でデータの送受信を行う。ネットワーク4は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
輸送計画システム2Aは、鉄道事業者Aの列車5Aの輸送計画を行うために鉄道事業者Aによって用いられ、鉄道事業者Aは、輸送計画システム2Aを用いて、列車5Aのダイヤデータ6Aを作成する。作成されたダイヤデータ6Aは輸送計画システム2Aによって管理される。
列車5Aは、鉄道事業者Aが管理するA線区と鉄道事業者Bが管理するB線区とに跨がって運行する直通運転を行う。鉄道事業者Aは、第1鉄道事業者の一例であり、鉄道事業者Bは、第2鉄道事業者の一例であり、A線区は第1線区の一例であり、B線区は第2線区の一例であり、列車5Aは、第1列車の一例であり、ダイヤデータ6Aは、第1ダイヤデータの一例である。
輸送計画システム2Bは、鉄道事業者Bの列車5Bの輸送計画を行うために鉄道事業者Bによって用いられ、鉄道事業者Bは、輸送計画システム2Bを用いて、列車5Bのダイヤデータ6Bを作成する。作成されたダイヤデータ6Bは輸送計画システム2Bによって管理される。
列車5Bは、B線区とA線区とに跨がって運行する直通運転を行う。列車5Bは、第2列車の一例であり、ダイヤデータ6Bは、第2ダイヤデータの一例である。以下において、列車5A,5Bの各々を個別に区別せずに示す場合、列車5と記載する場合がある。
ダイヤ処理装置3は、クラウド環境に構築されるサーバであり、クラウドサーバとも呼ばれる。クラウド環境は、クラウドサービスプラットフォームにおいて提供されるコンピュータ資源を含む。クラウドサービスプラットフォームは、クラウドサービスプロバイダによって提供され、例えば、PaaS(Platform as a Service)などを含む。
ダイヤ処理装置3は、輸送計画システム2Aから出力されるダイヤデータ6Aをネットワーク4経由で取得し、輸送計画システム2Bから出力されるダイヤデータ6Bをネットワーク4経由で取得する。
ダイヤ処理装置3は、輸送計画システム2Aから取得したダイヤデータ6Aと輸送計画システム2Bから取得したダイヤデータ6Bとを共通のデータ形式に変換する。そして、ダイヤ処理装置3は、共通のデータ形式に変換したダイヤデータ6Aとダイヤデータ6Bとをマージすることで、マージデータを作成する。
ダイヤ処理装置3によって作成されるマージデータには、A線区マージデータとB線区マージデータとが含まれる。A線区マージデータは、A線区における列車5AのダイヤデータにA線区における列車5Bのダイヤデータをマージしたデータである。B線区マージデータは、B線区における列車5BのダイヤデータにB線区における列車5Aのダイヤデータをマージしたデータである。
ダイヤ処理装置3は、作成したマージデータをダイヤデータ6Aと同じデータ形式に変換し、変換後のマージデータを輸送計画システム2Aへ出力する。また、ダイヤ処理装置3は、作成したマージデータをダイヤデータ6Bと同じデータ形式に変換し、変換後のマージデータを輸送計画システム2Aへ出力する。
これにより、データ処理システム1では、例えば、鉄道事業者A,B間の対面での打合せの手間および打ち合わせ結果を自社の輸送計画システム2A,2Bへ手入力する手間などを省くことができ、直通運転が絡むダイヤの作成作業の負担を軽減することができる。
また、ダイヤ処理装置3は、マージデータの中に運行条件を満たさない列車5のデータがあるか否かを判定する不整合判定処理を行う。ダイヤ処理装置3は、不整合判定処理において、マージデータの中に運行条件を満たさない列車5のデータがあると判定した場合、運行条件を満たさない列車5を特定するためのデータを不整合通知データとして輸送計画システム2A,2Bへ出力する。
輸送計画システム2A,2Bは、ダイヤ処理装置3から通知される不整合通知データを不図示の表示部に表示させる。これにより、鉄道事業者A,Bは、運行条件を満たさない列車5を把握することができ、ダイヤデータ6A,6Bの修正を容易に行うことができる。
鉄道事業者A,Bは、輸送計画システム2A,2Bを用いてダイヤデータ6A,6Bの修正を行った後、修正したダイヤデータ6A,6Bを再度ダイヤ処理装置3へ出力して、ダイヤ処理装置3にマージデータを再作成させる。ダイヤ処理装置3は、修正されたダイヤデータ6A,6Bに基づいて再作成したマージデータに対して不整合判定処理を行い、再作成したマージデータの中に運行条件を満たさない列車5のダイヤデータがある場合、再度不整合通知データを輸送計画システム2A,2Bへ出力する。
鉄道事業者A,Bは、ダイヤ処理装置3から不整合通知データが出力されなくなるまで上述した作業を繰り返すことで、全ての列車5が運行条件を満たすマージデータを得ることができる。これにより、直通運転が絡むダイヤの作成作業の負担をさらに軽減することができる。
以下、輸送計画システム2A,2Bおよびダイヤ処理装置3の構成について具体的に説明する。図2は、実施の形態1にかかる鉄道事業者Aの輸送計画システムの構成の一例を示す図である。図2に示すように、輸送計画システム2Aは、通信部10Aと、表示部11Aと、入力部12Aと、記憶部13Aと、処理部14Aとを含む。通信部10Aは、ネットワーク4に接続されており、ネットワーク4を介してダイヤ処理装置3との間でデータの送受信を行う。
表示部11Aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイである。入力部12Aは、例えば、キーボード、マウス、キーパッド、またはタッチパネルなどを含み、ユーザによって操作される。ユーザは、例えば、鉄道事業者Aの社員またはダイヤ作成業務を受託した業者の社員である。
記憶部13Aは、ダイヤデータ6Aを記憶する。ダイヤデータ6Aは、例えば、列車5Aの運用前の基本ダイヤのデータであり、A線区における列車5AのダイヤのデータとB線区における列車5Aのダイヤのデータが含まれる。
ダイヤデータ6Aには、列車5Aのダイヤデータとして列車5A毎のスジデータが含まれる。列車5Aのスジデータは、列車5Aの始発駅から終着駅までの運行計画のデータである。列車5Aの運行計画には、例えば、始発駅における列車5Aの停車番線、始発駅からの列車5Aの出発時刻、各停車駅への列車5Aの到着時刻、各停車駅からの列車5Aの出発時刻、各停車駅における列車5Aの停車番線、終着駅への列車5Aの到着時刻、終着駅への列車5Aの到着番線などが含まれる。
処理部14Aは、出力部20Aと、取得部21Aと、表示処理部22Aと、編集部23Aとを備える。出力部20Aは、入力部12Aへのユーザの操作がダイヤデータ送信操作である場合、記憶部13Aに記憶されたダイヤデータ6Aをダイヤ処理装置3へ通信部10Aおよびネットワーク4を介して出力する。
取得部21Aは、ダイヤ処理装置3から出力され通信部10Aで受信されたマージデータ、不整合通知データ、および列車5Aの修正案データを通信部10Aから取得し、取得したマージデータ、不整合通知データ、および列車5Aの修正案データを記憶部13Aに記憶させる。
表示処理部22Aは、入力部12Aへのユーザの操作が第1ダイヤ表示操作である場合、記憶部13Aに記憶されたダイヤデータ6Aに基づいて、A線区における列車5AのダイヤとB線区における列車5Aのダイヤとを含むダイヤ図を表示部11Aに表示させる。
表示処理部22Aは、入力部12Aへのユーザの操作が第2ダイヤ表示操作である場合、記憶部13Aに記憶されたマージデータに基づいて、A線区における列車5A,5BのダイヤとB線区における列車5A,5Bのダイヤとを含むダイヤ図を表示部11Aに表示させる。以下において、マージデータに基づくダイヤ図をマージデータのダイヤ図と記載する場合がある。
表示処理部22Aは、マージデータを表示部11Aに表示させる場合、記憶部13Aに記憶された不整合通知データに基づいて、マージデータのうち運行条件を満たさない列車5のダイヤデータであるスジデータを強調表示したダイヤ図を表示部11Aに表示させる。例えば、表示処理部22Aは、運行条件を満たさない列車5のスジデータの色および線の太さなどのうち少なくとも1つを他の列車5のスジデータと異ならせることで、運行条件を満たさない列車5のスジデータを強調することができる。例えば、表示処理部22Aは、運行条件を満たさない列車5のスジデータの色を濃くしたり線を太くしたりする。これにより、輸送計画システム2Aのユーザは、運行条件を満たさない列車5を容易に把握することができる。
また、表示処理部22Aは、ダイヤ処理装置3から出力され通信部10Aで受信された修正案データを表示部11Aに表示させることができる。表示処理部22Aは、例えば、表示部11Aに表示されたダイヤ図に列車5Aの修正案データを重畳して表示させることができる。
編集部23Aは、入力部12Aへのユーザ操作に基づいて、表示部11Aに表示されたダイヤ図を編集することによってダイヤデータ6Aまたはマージデータを編集する。マージデータのうち編集部23Aによる編集対象は、例えば、マージデータに含まれる列車5Aのダイヤデータであるが、マージデータに含まれるA線区における列車5Bのダイヤデータを含んでいてもよい。
また、編集部23Aは、入力部12Aへのユーザの操作に基づいて、入力部12Aへのユーザ操作に基づいて編集したマージデータのうち列車5Aのダイヤデータをダイヤデータ6Aとして記憶部13Aに記憶されるダイヤデータ6Aを修正することができる。出力部20Aは、入力部12Aへのユーザの操作に基づいて、編集部23Aによって修正されたダイヤデータ6Aをダイヤ処理装置3へ通信部10Aおよびネットワーク4を介して出力する。
また、出力部20Aは、表示部11Aに表示されたマージデータのダイヤ図上に重畳された列車5Aの修正案データが選択されたと判定した場合、かかる選択結果を含む応答データをダイヤ処理装置3へ出力する。
なお、編集部23Aは、表示部11Aに表示されたマージデータのダイヤ図上に重畳された修正案データが選択されたと判定した場合、マージデータのうち運行条件を満たさない列車5Aのスジデータを選択された修正案データに置き換えることもできる。この場合、出力部20Aは、応答データをダイヤ処理装置3へ出力しない。
図3は、実施の形態1にかかる鉄道事業者Bの輸送計画システムの構成の一例を示す図である。図3に示すように、輸送計画システム2Bは、通信部10Bと、表示部11Bと、入力部12Bと、記憶部13Bと、処理部14Bとを含む。通信部10Bは、ネットワーク4に接続されており、ネットワーク4を介してダイヤ処理装置3との間でデータの送受信を行う。
表示部11Bおよび入力部12Bは、表示部11Aおよび入力部12Aと同じである。記憶部13Bは、ダイヤデータ6Aに代えて、ダイヤデータ6Bを記憶する点で、記憶部13Aと異なる。ダイヤデータ6Bは、例えば、列車5Bの運用前の基本ダイヤのデータであり、B線区における列車5BのダイヤのデータとA線区における列車5Bのダイヤのデータが含まれる。
ダイヤデータ6Bには、列車5Bのダイヤデータとして列車5B毎のスジデータが含まれる。列車5Bのスジデータは、列車5Bの始発駅から終着駅までの運行計画のデータである。処理部14Bは、出力部20Bと、取得部21Bと、表示処理部22Bと、編集部23Bとを備える。
出力部20Bは、出力部20Aと同様の機能を有しており、ダイヤデータ6Aおよび列車5Aの修正案データに代えてダイヤデータ6Bおよび応答データを出力する点で、出力部20Aと異なる。取得部21Bは、取得部21Aと同様の機能を有しており、ダイヤデータ6Aに代えてダイヤデータ6Bを取得する点で取得部21Aと異なる。
表示処理部22Bは、表示処理部22Aと同様の機能を有している。表示処理部22Bは、表示部11Aに代えて表示部11Bにダイヤ図を表示させる点、およびダイヤデータ6Bに基づいて、B線区における列車5BのダイヤとA線区における列車5Bのダイヤとを含むダイヤ図を表示部11Bに表示させる点で、表示処理部22Aと異なる。
編集部23Bは、入力部12Bへのユーザ操作に基づいて、表示部11Bに表示されたダイヤ図を編集することによって、ダイヤデータ6Bまたはマージデータを編集する。マージデータのうち編集部23Bによる編集対象は、例えば、マージデータに含まれる列車5Bのダイヤデータであるが、マージデータに含まれるB線区における列車5Aのダイヤデータを含んでいてもよい。
また、出力部20Bは、表示部11Bに表示されたマージデータのダイヤ図上に重畳された列車5Bの修正案データが選択されたと判定した場合、かかる選択結果を含む応答データをダイヤ処理装置3へ通信部10Bおよびネットワーク4を介して出力する。
また、編集部23Bは、表示部11Bに表示されたマージデータ上に重畳された修正案データが選択されたと判定した場合、マージデータのうち運行条件を満たさない列車5Bのスジデータを選択された修正案データに置き換えることもできる。この場合、出力部20Bは、応答データをダイヤ処理装置3へ出力しない。
また、編集部23Bは、入力部12Bへのユーザの操作に基づいて、入力部12Bへのユーザ操作に基づいて編集したマージデータのうち列車5Bのダイヤデータをダイヤデータ6Bとして記憶部13Bに記憶されるダイヤデータ6Bを修正することができる。
図4は、実施の形態1にかかるダイヤ処理装置の構成の一例を示す図である。図4に示すように、ダイヤ処理装置3は、通信部30と、記憶部31と、処理部32とを備える。通信部30は、ネットワーク4に接続されており、ネットワーク4を介して輸送計画システム2A,2Bとの間でデータの送受信を行う。
記憶部31は、A線区における列車5の運行条件を示すA線区運行条件データと、B線区における列車5の運行条件を示すB線区運行条件データとを記憶する。A線区における運行条件は、例えば、運転時隔の条件、運転時分の条件、停車時分の条件、および各駅における番線の条件などが含まれる。なお、運行条件は、上述した例に限定されない。
また、記憶部31は、輸送計画システム2Aから出力され通信部30で受信されたダイヤデータ6Aと輸送計画システム2Bから出力され通信部30で受信されたダイヤデータ6Bとを記憶する。
処理部32は、ダイヤデータ取得部40と、第1データ変換部41と、マージ部42と、判定部43と、修正案作成部44と、第2データ変換部45と、出力部46とを備える。
ダイヤデータ取得部40は、輸送計画システム2Aから出力され通信部30で受信されたダイヤデータ6Aを通信部30から取得し、輸送計画システム2Bから出力され通信部30で受信されたダイヤデータ6Bを通信部30から取得する。ダイヤデータ取得部40は、取得したダイヤデータ6A,6Bを記憶部31に記憶させる。
ダイヤデータ取得部40は、マージタイミングになったと判定した場合、記憶部31からダイヤデータ6A,6Bを取得する。ダイヤデータ取得部40は、例えば、ダイヤデータ6Aとダイヤデータ6Bとを共に取得したと判定した場合、不図示の入力部への操作があったと判定した場合、または鉄道事業者A,Bからの要求があったと判定した場合に、マージタイミングになったと判定する。
第1データ変換部41は、ダイヤデータ取得部40によって取得されたダイヤデータ6A,6Bを共通のデータ形式のダイヤデータに変換する。共通のデータ形式では、ダイヤデータ6Aとダイヤデータ6Bとをマージするために必要な列車5に関する複数の項目および各項目の配列順番などが定められており、以下、マージ用データ形式と記載する場合がある。
上述した複数の項目は、例えば、列車5の運用番号、列車5の運用記号、列車5の車両数、定期区分、列車5が停車する停車駅、列車5が停車する停車駅の番線、停車駅からの列車5の出発時刻、および停車駅への列車5の到着時刻などであるが、これらの例に限定されない。
第1データ変換部41は、ダイヤデータ6Aからマージ用データ形式で定められている複数の項目のデータを抽出し、抽出した複数の項目の並べ替えを行うことで、ダイヤデータ6Aをマージ用データ形式のダイヤデータ6A’に変換する。同様に、第1データ変換部41は、ダイヤデータ6Bからマージ用データ形式で定められている複数の項目のデータを抽出し、抽出した複数の項目の並べ替えを行うことで、ダイヤデータ6Bをマージ用データ形式のダイヤデータ6B’に変換する。
マージ部42は、ダイヤデータ6A’とダイヤデータ6B’とをマージして、マージデータを作成するマージ処理を行う。かかるマージデータには、A線区における列車5A,5BのダイヤデータとB線区における列車5A,5Bのダイヤデータとが含まれる。マージ処理において、マージ部42は、運用記号が付与されていない列車5のスジデータがある場合、車両数、定期区分、および運用番号などに基づいて、運用記号をスジデータに付与することができる。
マージ部42によって実行されるマージ処理は、A線区における列車5A,5Bのダイヤデータを作成する第1マージ処理と、B線区における列車5A,5Bのダイヤデータを作成する第2マージ処理とが含まれる。
マージ部42は、第1マージ処理において、ダイヤデータ6A’に含まれるA線区における列車5Aのダイヤのデータとダイヤデータ6B’に含まれるA線区における列車5Bのダイヤのデータとをマージして、A線区における列車5A,5BのダイヤデータであるA線区マージデータを作成する。
また、マージ部42は、第2マージ処理において、ダイヤデータ6B’に含まれるB線区における列車5Bのダイヤのデータとダイヤデータ6A’に含まれるB線区における列車5Aのダイヤのデータとをマージして、B線区における列車5A,5BのダイヤデータであるB線区マージデータを作成する。
上述した例では、2つの鉄道事業者A,Bのダイヤデータ6A,6Bをマージ部42がマージする例を説明したが、マージ部42は、3つ以上の鉄道事業者のダイヤデータをマージすることもできる。
例えば、列車5A,5BがA線区およびB線区に加えさらに鉄道事業者CのC線区にも跨がって直通運転を行う場合、マージ部42は、例えば、鉄道事業者Cのダイヤデータであってマージ用データ形式に変換されたダイヤデータと、ダイヤデータ6A’と、ダイヤデータ6B’とをマージすることもできる。
判定部43は、A線区マージデータに含まれる列車5Bのスジデータ毎にA線区における運行条件を満たすか否かを判定し且つB線区マージデータに含まれる列車5Aのスジデータ毎にB線区における運行条件を満たすか否かを判定する不整合判定処理を行う。
修正案作成部44は、ダイヤ処理装置3の動作モードが修正案作成モードに設定されている場合、判定部43の不整合判定処理において運行条件を満たさない列車5があると判定されると、修正案作成処理を行う。
修正案作成処理は、マージデータのうち運行条件を満たさない列車5のスジデータの修正案を作成する処理である。かかる修正案作成処理は、運行条件を満たさない列車5のスジデータが運行条件を満たすように行われる。修正案作成部44は、運行条件を満たさない列車5毎にスジデータの修正案であるスジデータ修正案を1つまたは複数作成する。
例えば、修正案作成部44は、A線区マージデータに含まれる列車5BのダイヤデータのうちA線区の運行条件を満たさない列車5Bのスジデータを修正して、1つまたは複数のスジデータ修正案を作成する。また、修正案作成部44は、B線区マージデータに含まれる列車5AのダイヤデータのうちB線区の運行条件を満たさない列車5Aのスジデータを修正して、1つまたは複数のスジデータ修正案を作成する。
また、修正案作成部44は、運行条件を満たさない列車5のスジデータを、運行条件を満たすように修正できない場合、運行条件を満たさない列車5以外の列車5のスジデータを含む複数のスジデータの修正案を作成することもできる。
例えば、修正案作成部44は、A線区マージデータに含まれる列車5BのダイヤデータにおいてA線区の運行条件を満たさない列車5Bのスジデータがある場合、A線区における列車5Bのスジデータが運行条件を満たすように、A線区の列車5Aのスジデータの修正案を作成する。このとき、修正案作成部44は、A線区の運行条件を満たさない列車5Bのスジデータの修正案も作成することもできる。
また、修正案作成部44は、B線区マージデータに含まれる列車5AのダイヤデータにおいてB線区の運行条件を満たさない列車5Aのスジデータがある場合、B線区における列車5Aのスジデータが運行条件を満たすように、B線区の列車5Bのスジデータの修正案を作成する。このとき、修正案作成部44は、B線区の運行条件を満たさない列車5Aのスジデータの修正案も作成することもできる。
第2データ変換部45は、マージ部42によって作成されたマージデータと、記憶部31に記憶されたダイヤデータ6Aとに基づいて、マージ部42によって作成されたマージデータをダイヤデータ6Aと同じデータ形式に変換する。
また、第2データ変換部45は、マージ部42によって作成されたマージデータと、記憶部31に記憶されたダイヤデータ6Bとに基づいて、マージ部42によって作成されたマージデータをダイヤデータ6Bと同じデータ形式に変換する。
出力部46は、第2データ変換部45によってダイヤデータ6Aと同じデータ形式に変換されたマージデータを通信部30およびネットワーク4を介して輸送計画システム2Aへ出力する。これにより、鉄道事業者Aは、列車5Aが跨がって運行するA線区とB線区とのマージデータを得ることができる。
また、出力部46は、第2データ変換部45によってダイヤデータ6Bと同じデータ形式に変換されたマージデータを通信部30およびネットワーク4を介して輸送計画システム2Bへ出力する。これにより、鉄道事業者Bは、列車5Bが跨がって運行するA線区とB線区とのマージデータを得ることができる。
なお、出力部46は、A線区マージデータに代えてA線区マージデータのうち列車5Bのダイヤデータだけを輸送計画システム2Bへ出力し、B線区マージデータに代えてB線区マージデータのうち列車5Aのダイヤデータだけを輸送計画システム2Aへ出力することもできる。
また、マージ部42は、A線区における列車5Bのダイヤデータが含まれない場合、A線区マージデータを作成しない。例えば、列車5Bが直通運転を行わない場合には、A線区における列車5Bのダイヤデータが含まれない。この場合、第2データ変換部45は、B線区マージデータのうち列車5Aのダイヤデータをダイヤデータ6Aと同じデータ形式に変換する。そして、出力部46は、B線区マージデータのうち列車5Aのダイヤデータだけを輸送計画システム2Aへ出力し、B線区マージデータを輸送計画システム2Bへ出力する。
また、出力部46は、B線区の運行条件を満たさない列車5Aのスジデータがある場合、不整合通知データを輸送計画システム2Aへ出力する。かかる不整合通知データには、例えば、B線区の運行条件を満たさない列車5Aのスジデータまたはかかるスジデータを特定するためのデータが含まれる。これにより、鉄道事業者Aは、B線区における列車5Aのダイヤにおいて、運行計画の修正が必要な列車5Aを容易に把握することができる。
同様に、出力部46は、A線区の運行条件を満たさない列車5Bのスジデータがあると判定部43によって判定された場合、不整合通知データを輸送計画システム2Bへ出力する。かかる不整合通知データには、例えば、A線区の運行条件を満たさない列車5Bのスジデータまたはかかるスジデータを特定するためのデータが含まれる。これにより、鉄道事業者Bは、A線区における列車5Bのダイヤにおいて、運行計画の修正が必要な列車5Bを容易に把握することができる。
出力部46は、修正案作成部44によって列車5Aのスジデータ修正案が作成された場合、修正案作成部44によって作成された列車5Aのスジデータ修正案のデータである修正案データを輸送計画システム2Aへ出力する。マージ部42は、輸送計画システム2Aから列車5Aのスジデータ修正案に対する応答データが出力された場合、マージデータを列車5Aのスジデータ修正案に基づいて修正する。
出力部46は、修正案作成部44によって列車5Bのスジデータ修正案が作成された場合、修正案作成部44によって作成された列車5Bのスジデータ修正案のデータである修正案データを輸送計画システム2Bへ出力する。マージ部42は、輸送計画システム2Bから列車5Bのスジデータ修正案に対する応答データが出力された場合、マージデータを列車5Bのスジデータ修正案に基づいて修正する。
マージ部42は、動作モードが自動修正モードに設定されている場合、修正案作成部44と同様の処理により、マージデータのうち運行条件を満たさない列車5のスジデータの修正案を作成し、かかる修正案に基づいて、マージデータを修正することができる。
例えば、マージ部42は、A線区マージデータに含まれる列車5BのダイヤデータのうちA線区の運行条件を満たさない列車5BのスジデータをA線区の運行条件を満たすように修正することで、A線区マージデータを修正する。また、マージ部42は、B線区マージデータに含まれる列車5AのダイヤデータのうちB線区の運行条件を満たさない列車5AのスジデータをB線区の運行条件を満たすように修正することで、B線区マージデータを修正する。また、マージ部42は、マージデータにおいて運行条件を満たさない列車5以外の列車5のスジデータを修正することもできる。
つづいて、フローチャートを用いて輸送計画システム2A,2Bの処理部14A,14Bによる処理を説明する。図5は、実施の形態1にかかる輸送計画システムの処理部による処理の一例を示すフローチャートである。輸送計画システム2A,2Bの処理部14A,14Bは互いに同様の処理を行うため、以下においては、輸送計画システム2Aの処理部14Aによる処理を説明する。
図5に示すように、実施の形態1にかかる輸送計画システム2Aの処理部14Aは、データ出力タイミングになったか否かを判定する(ステップS10)。ステップS10の処理において、処理部14Aは、例えば、入力部12Aへのユーザ操作が特定の操作であると判定した場合に、データ出力タイミングになったと判定する。
処理部14Aは、データ出力タイミングになったと判定した場合(ステップS10:Yes)、ダイヤデータ6Aをダイヤ処理装置3へ送信する(ステップS11)。処理部14Aは、ステップS11の処理が終了した場合、またはデータ出力タイミングになっていないと判定した場合(ステップS10:No)、ダイヤ処理装置3からデータを取得したか否かを判定する(ステップS12)。
処理部14Aは、ダイヤ処理装置3からデータを取得したと判定した場合(ステップS12:Yes)、取得したデータを記憶部13Aに記憶させる(ステップS13)。処理部14Aは、ステップS13の処理が終了した場合、またはダイヤ処理装置3からデータを取得していないと判定した場合(ステップS12:No)、表示操作があるか否かを判定する(ステップS14)。
処理部14Aは、表示操作があると判定した場合(ステップS14:Yes)、表示部11Aにデータを表示させる(ステップS15)。例えば、処理部14Aは、第1ダイヤ表示操作である場合、記憶部13Aに記憶されたダイヤデータ6Aに基づいて、A線区における列車5AのダイヤとB線区における列車5Aのダイヤとを含むダイヤ図を表示部11Aに表示させる。また、処理部14Aは、第2ダイヤ表示操作である場合、記憶部13Aに記憶されたマージデータに基づいて、A線区における列車5A,5BのダイヤとB線区における列車5A,5Bのダイヤとを含むダイヤ図を表示部11Aに表示させる。
処理部14Aは、ステップS15の処理が終了した場合、または表示操作がないと判定した場合(ステップS14:No)、ダイヤデータ6Aまたはマージデータに対する編集操作があるか否かを判定する(ステップS16)。処理部14Aは、編集操作があると判定した場合(ステップS16:Yes)、ダイヤデータ6Aまたはマージデータを修正する(ステップS17)。
処理部14Aは、ステップS17の処理が終了した場合、または編集操作がないと判定した場合(ステップS16:No)、修正案データの選択があるか否かを判定する(ステップS18)。処理部14Aは、修正案データの選択があると判定した場合(ステップS18:Yes)、選択された結果を示す応答データをダイヤ処理装置3へ出力する(ステップS19)。
処理部14Aは、ステップS19の処理が終了した場合、または修正案データの選択がないと判定した場合(ステップS18:No)、動作終了のタイミングになったか否かを判定する(ステップS20)。処理部14Aは、例えば、輸送計画システム2Aの不図示の電源がオフされたと判定した場合または入力部12Aへの動作終了の操作が行われたと判定した場合に、動作終了のタイミングになったと判定する。
処理部14Aは、動作終了のタイミングになっていないと判定した場合(ステップS20:No)、処理をステップS10へ移行し、動作終了のタイミングになったと判定した場合(ステップS20:Yes)、図5に示す処理を終了する。
つづいて、フローチャートを用いてダイヤ処理装置3の処理部32による処理を説明する。図6は、実施の形態1にかかるダイヤ処理装置の処理部による処理の一例を示すフローチャートである。
図6に示すように、ダイヤ処理装置3の処理部32は、ダイヤデータ6Aまたはダイヤデータ6Bを取得したか否かを判定する(ステップS30)。処理部32は、ダイヤデータ6Aまたはダイヤデータ6Bを取得したと判定した場合(ステップS30:Yes)、取得したダイヤデータ6Aまたはダイヤデータ6Bを記憶部31に記憶させる(ステップS31)。
処理部32は、ステップS31の処理が終了した場合、またはダイヤデータ6Aまたはダイヤデータ6Bを取得していないと判定した場合(ステップS30:No)、マージタイミングになったか否かを判定する(ステップS32)。
処理部32は、マージタイミングになったと判定した場合(ステップS32:Yes)、ダイヤデータ6A,6Bのデータ形式をマージ用データ形式のデータに変換する(ステップS33)。そして、処理部32は、マージ用データ形式に変換したダイヤデータ6A,6Bをマージしてマージデータを作成する(ステップS34)。
次に、処理部32は、ステップS34で作成したマージデータをダイヤデータ6Aのデータ形式とダイヤデータ6Bのデータ形式とに変換する(ステップS35)。そして、処理部32は、ダイヤデータ6Aのデータ形式に変換したマージデータを輸送計画システム2Aへ出力し、ダイヤデータ6Bのデータ形式に変換したマージデータを輸送計画システム2Bへ出力する(ステップS36)。
次に、処理部32は、不整合判定処理を行い(ステップS37)、不整合データがあるか否かを判定する(ステップS38)。不整合データは、運行条件を満たさない列車5のスジデータである。処理部32は、不整合データがあると判定した場合(ステップS38:Yes)、不整合通知データを輸送計画システム2A,2Bへ出力する(ステップS39)。
次に、処理部32は、修正案データを作成し(ステップS40)、作成した修正案データを輸送計画システム2A,2Bのうち少なくとも一方へ出力する(ステップS41)。そして、処理部32は、輸送計画システム2A,2Bのうち少なくとも一方から応答データを取得したか否かを判定する(ステップS42)。処理部32は、応答データを取得したと判定した場合(ステップS42:Yes)、マージデータを修正して輸送計画システム2A,2Bへ出力する(ステップS43)。
処理部32は、ステップS43の処理が終了した場合、マージタイミングになっていないと判定した場合(ステップS32:No)、不整合データがないと判定した場合(ステップS38:No)、応答データを取得していないと判定した場合(ステップS42:No)、動作終了のタイミングになったか否かを判定する(ステップS44)。処理部32は、例えば、ダイヤ処理装置3の不図示の電源がオフされたと判定した場合またはダイヤ処理装置3の不図示の入力部への動作終了の操作が行われたと判定した場合に、動作終了のタイミングになったと判定する。
処理部32は、動作終了のタイミングになっていないと判定した場合(ステップS44:No)、処理をステップS30へ移行し、動作終了のタイミングになったと判定した場合(ステップS44:Yes)、図6に示す処理を終了する。
実施の形態1で説明した処理部14A,14B,32のハードウェア構成について説明する。処理部14A,14B,32は、処理回路により実現される。処理回路は、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサおよびメモリであってもよいし、専用のハードウェアであってもよい。処理回路は制御回路とも呼ばれる。
図7は、実施の形態1にかかる処理部の各々が備える処理回路をプロセッサおよびメモリで実現する場合の処理回路の構成例を示す図である。図7に示す処理回路90は制御回路であり、プロセッサ91およびメモリ92を備える。処理回路90がプロセッサ91およびメモリ92で構成される場合、処理回路90の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ92に格納される。処理回路90では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、各機能を実現する。すなわち、処理回路90は、処理部14A,14B,32のいずれかの処理が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ92を備える。このプログラムは、処理回路90により実現される各機能を処理部14A,14B,32のいずれかに実行させるためのプログラムであるともいえる。このプログラムは、プログラムが記録された記録媒体により提供されてもよいし、通信媒体など他の手段により提供されてもよい。
ここで、プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、またはDSP(Digital Signal Processor)などである。また、メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
図8は、実施の形態1に係る処理部が備える処理回路を専用のハードウェアで構成する場合の処理回路の例を示す図である。図8に示す処理回路93は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。処理回路については、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
輸送計画システム2A,2Bは、一体化された1つの装置で構成されてもよく、離れた位置にある2つ以上の装置で構成されてもよく、クライアント装置とサーバ装置とで構成されてもよい。また、ダイヤ処理装置3は、1つのサーバで構成されてもよく、複数のサーバで構成されてもよい。例えば、ダイヤ処理装置3は、処理サーバとデータサーバとを含む複数の装置で構成されてもよい。
以上のように、実施の形態1にかかるデータ処理システム1は、輸送計画システム2Aと、輸送計画システム2Bと、ダイヤ処理装置3とを備える。輸送計画システム2Aは、第1輸送計画システムの一例であり、輸送計画システム2Bは、第2輸送計画システムの一例である。輸送計画システム2Aは、鉄道事業者Aの線区であるA線区における鉄道事業者Aの列車5Aのダイヤデータと、鉄道事業者Bの線区であるB線区における列車5Aのダイヤデータとを含むダイヤデータ6Aを管理する。鉄道事業者Aは、第1鉄道事業者の一例であり、A線区は、第1線区の一例であり、列車5Aは、第1列車の一例であり、ダイヤデータ6Aは、第1ダイヤデータの一例である。鉄道事業者Bは、第2鉄道事業者の一例であり、B線区は、第2線区の一例である。輸送計画システム2Bは、B線区における鉄道事業者Bの列車5Bのダイヤデータを含むダイヤデータ6Bを管理する。列車5Bは、第2列車の一例であり、ダイヤデータ6Bは、第2ダイヤデータの一例である。ダイヤ処理装置3は、ダイヤデータ6Aとダイヤデータ6Bとをマージする。ダイヤ処理装置3は、ダイヤデータ取得部40と、第1データ変換部41と、マージ部42と、第2データ変換部45と、出力部46とを備える。ダイヤデータ取得部40は、輸送計画システム2Aからダイヤデータ6Aを取得し、輸送計画システム2Bからダイヤデータ6Bを取得する。第1データ変換部41は、ダイヤデータ取得部40によって取得されたダイヤデータ6Aとダイヤデータ6Bとを共通のデータ形式のダイヤデータに変換する。マージ部42は、共通のデータ形式に変換されたダイヤデータ6Aとダイヤデータ6Bとをマージしたマージデータを作成する。第2データ変換部45は、マージデータのうち少なくともB線区における列車5Aのダイヤデータをダイヤデータ6Aのデータ形式のデータに変換する。出力部46は、第2データ変換部45によってデータ形式が変換されたダイヤデータを輸送計画システム2Aへ出力する。これにより、データ処理システム1は、直通運転が絡むダイヤの作成作業の負担を軽減することができる。
また、ダイヤ処理装置3は、マージデータのうちB線区における列車5AのダイヤデータがB線区の運行条件を満たすか否かを判定する判定部43を備える。出力部46は、判定部43の判定結果を輸送計画システム2Aへ出力する。これにより、データ処理システム1のダイヤ処理装置3は、B線区における運行条件を満たさない列車5Aを鉄道事業者Aに通知することができる。
また、輸送計画システム2Aは、取得部21Aと、表示処理部22Aとを備える。取得部21Aは、判定部43の判定結果を取得する。表示処理部22Aは、取得部21Aによって取得された判定部43の判定結果に基づいて、マージデータのうちB線区の運行条件を満たさない列車5Aのダイヤデータを強調したダイヤ図を表示部11Aに表示させる。これにより、データ処理システム1では、鉄道事業者AがB線区における運行条件を満たさない列車5Aを把握することができ、ダイヤデータ6Aの修正を容易に行うことができる。
また、輸送計画システム2Aは、編集部23Aと、出力部20Aとを備える。編集部23Aは、ダイヤデータ6Aの修正を行う。出力部20Aは、編集部23Aによって修正されたダイヤデータ6Aをダイヤ処理装置3へ出力する。これにより、データ処理システム1では、修正されたダイヤデータ6Aをダイヤ処理装置3に通知することができ、修正されたダイヤデータ6Aでダイヤ処理装置3にマージデータを再作成させることができる。
また、第2データ変換部45は、マージデータをダイヤデータ6Aのデータ形式のデータに変換する。出力部46は、第2データ変換部45によって変換されたマージデータを輸送計画システム2Aへ出力する。これにより、データ処理システム1では、鉄道事業者Aは、列車5Aのダイヤデータに加えて列車5Bのダイヤデータを把握することができ、ダイヤデータ6Aの修正作業を容易に行うことができる。
また、ダイヤ処理装置3は、マージデータのうちB線区における運行条件を満たさない列車5Aがある場合に、B線区における運行条件を満たさない列車5Aのダイヤデータの修正案を作成する修正案作成部44を備える。出力部46は、修正案作成部44によって作成された列車5Aのダイヤデータの修正案のデータである修正案データを輸送計画システム2Aへ出力する。これにより、データ処理システム1では、鉄道事業者Aは、修正案データに基づいて、ダイヤデータ6Aの修正作業を容易に行うことができる。
また、修正案作成部44は、マージデータのうちB線区における運行条件を満たさない列車5Aがある場合に、B線区における列車5Bのダイヤデータの修正案を作成する。出力部46は、修正案作成部44によって作成された列車5Bのダイヤデータの修正案のデータである修正案データを輸送計画システム2Bへ出力する。これにより、データ処理システム1は、例えば、B線区における運行条件を満たさない列車5Aのダイヤデータの修正が難しいような場合に、鉄道事業者Bに対して、列車5Bのダイヤデータの修正案を知らせることができ、マージデータの修正を支援することができる。
また、マージ部42は、輸送計画システム2Bから修正案データに対する応答データがダイヤ処理装置3へ出力された場合に、マージデータを修正案データに基づいて修正する。これにより、データ処理システム1では、鉄道事業者Bがマージデータの修正を容易に行うことができる。
また、マージ部42は、例えば、動作モードが自動修正モードに設定されている場合、列車5AのダイヤデータがB線区の運行条件を満たさないと判定部43によって判定された場合、マージデータを修正する。これにより、データ処理システム1では、マージデータの修正を自動的に行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 データ処理システム、2A,2B 輸送計画システム、3 ダイヤ処理装置、4 ネットワーク、5,5A,5B 列車、6A,6A’,6B,6B’ ダイヤデータ、10A,10B,30 通信部、11A,11B 表示部、12A,12B 入力部、13A,13B,31 記憶部、14A,14B,32 処理部、20A,20B,46 出力部、21A,21B 取得部、22A,22B 表示処理部、23A,23B 編集部、40 ダイヤデータ取得部、41 第1データ変換部、42 マージ部、43 判定部、44 修正案作成部、45 第2データ変換部、90,93 処理回路、91 プロセッサ、92 メモリ。

Claims (12)

  1. 第1鉄道事業者の線区である第1線区における前記第1鉄道事業者の第1列車のダイヤデータと、第2鉄道事業者の線区である第2線区における前記第1列車のダイヤデータとを含む第1ダイヤデータを管理する第1輸送計画システムと、
    前記第2線区における前記第2鉄道事業者の第2列車のダイヤデータを含む第2ダイヤデータを管理する第2輸送計画システムと、
    前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとをマージするダイヤ処理装置と、を備え、
    前記ダイヤ処理装置は、
    前記第1輸送計画システムから前記第1ダイヤデータを取得し、前記第2輸送計画システムから前記第2ダイヤデータを取得するダイヤデータ取得部と、
    前記ダイヤデータ取得部によって取得された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとを共通のデータ形式のダイヤデータに変換する第1データ変換部と、
    前記共通のデータ形式に変換された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとをマージしたマージデータを作成するマージ部と、
    前記マージデータのうち少なくとも前記第2線区における前記第1列車のダイヤデータを前記第1ダイヤデータのデータ形式のデータに変換する第2データ変換部と、
    前記第2データ変換部によってデータ形式が変換された前記ダイヤデータを前記第1輸送計画システムへ出力する出力部と、を備える
    ことを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記ダイヤ処理装置は、
    前記マージデータのうち前記第2線区における前記第1列車のダイヤデータが前記第2線区の運行条件を満たすか否かを判定する判定部を備え、
    前記出力部は、
    前記判定部の判定結果を前記第1輸送計画システムへ出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記第1輸送計画システムは、
    前記判定部の判定結果を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記判定部の判定結果に基づいて、前記マージデータのうち前記第2線区の運行条件を満たさない前記第1列車のダイヤデータを強調したダイヤ図を表示部に表示させる表示処理部と、を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ処理システム。
  4. 前記第1輸送計画システムは、
    前記第1ダイヤデータの修正を行う編集部と、
    前記編集部によって修正された前記第1ダイヤデータを前記ダイヤ処理装置へ出力する出力部と、を備える
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理システム。
  5. 前記第2データ変換部は、
    前記マージデータを前記第1ダイヤデータのデータ形式のデータに変換し、
    前記ダイヤ処理装置の前記出力部は、
    前記第2データ変換部によって変換された前記マージデータを前記第1輸送計画システムへ出力する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のデータ処理システム。
  6. 前記ダイヤ処理装置は、
    前記マージデータのうち前記第2線区における運行条件を満たさない第1列車がある場合に、前記第2線区における運行条件を満たさない第1列車のダイヤデータの修正案を作成する修正案作成部を備え、
    前記ダイヤ処理装置の前記出力部は、
    前記修正案作成部によって作成された前記第1列車のダイヤデータの修正案のデータを前記第1輸送計画システムへ出力する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のデータ処理システム。
  7. 前記ダイヤ処理装置は、
    前記マージデータのうち前記第2線区における運行条件を満たさない第1列車がある場合に、前記第2線区における第2列車のダイヤデータの修正案を作成する修正案作成部を備え、
    前記ダイヤ処理装置の前記出力部は、
    前記修正案作成部によって作成された前記第2列車のダイヤデータの修正案のデータを前記第2輸送計画システムへ出力する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のデータ処理システム。
  8. 前記マージ部は、
    前記第2輸送計画システムから前記修正案のデータに対する応答データが前記ダイヤ処理装置へ出力された場合に、前記マージデータを前記修正案に基づいて修正する
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ処理システム。
  9. 前記マージ部は、
    前記第1列車のダイヤデータが前記第2線区の運行条件を満たさないと前記判定部によって判定された場合、前記マージデータを修正する
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ処理システム。
  10. 第1鉄道事業者の線区である第1線区における前記第1鉄道事業者の第1列車のダイヤデータと、第2鉄道事業者の線区である第2線区における前記第1列車のダイヤデータとを含む第1ダイヤデータと、前記第2線区における前記第2鉄道事業者の第2列車のダイヤデータを含む第2ダイヤデータとを取得するダイヤデータ取得部と、
    前記ダイヤデータ取得部によって取得された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとを共通のデータ形式のダイヤデータに変換する第1データ変換部と、
    前記共通のデータ形式に変換された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとをマージしたマージデータを作成するマージ部と、
    前記マージデータのうち少なくとも前記第2線区における前記第1列車のダイヤデータを前記第1ダイヤデータのデータ形式のデータに変換する第2データ変換部と、
    前記第2データ変換部によってデータ形式が変換された前記ダイヤデータを出力する出力部と、を備える
    ことを特徴とするダイヤ処理装置。
  11. コンピュータが実行するダイヤ処理方法であって、
    第1鉄道事業者の線区である第1線区における前記第1鉄道事業者の第1列車のダイヤデータと、第2鉄道事業者の線区である第2線区における前記第1列車のダイヤデータとを含む第1ダイヤデータと、前記第2線区における前記第2鉄道事業者の第2列車のダイヤデータを含む第2ダイヤデータとを取得する第1のステップと、
    前記第1のステップによって取得された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとを共通のデータ形式のダイヤデータに変換する第2のステップと、
    前記共通のデータ形式に変換された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとをマージしたマージデータを作成する第3のステップと、
    前記マージデータのうち少なくとも前記第2線区における前記第1列車のダイヤデータを前記第1ダイヤデータのデータ形式のデータに変換する第4のステップと、
    前記第4のステップによってデータ形式が変換された前記ダイヤデータを出力する第5のステップと、を含む
    ことを特徴とするダイヤ処理方法。
  12. 第1鉄道事業者の線区である第1線区における前記第1鉄道事業者の第1列車のダイヤデータと、第2鉄道事業者の線区である第2線区における前記第1列車のダイヤデータとを含む第1ダイヤデータと、前記第2線区における前記第2鉄道事業者の第2列車のダイヤデータを含む第2ダイヤデータとを取得する第1のステップと、
    前記第1のステップによって取得された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとを共通のデータ形式のダイヤデータに変換する第2のステップと、
    前記共通のデータ形式に変換された前記第1ダイヤデータと前記第2ダイヤデータとをマージしたマージデータを作成する第3のステップと、
    前記マージデータのうち少なくとも前記第2線区における前記第1列車のダイヤデータを前記第1ダイヤデータのデータ形式のデータに変換する第4のステップと、
    前記第4のステップによってデータ形式が変換された前記ダイヤデータを出力する第5のステップと、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするダイヤ処理プログラム。
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