JP7240791B2 - デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップ - Google Patents

デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップ Download PDF

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Description

本発明は、一般に、緊急呼出しサービス・バックアップのための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品に関する。より詳細には、本発明は、デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップのための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品に関する。
発呼者によって緊急呼出しが開始されたとき、電話サービス・プロバイダまたはキャリアなどの通信サービス・プロバイダ(CSP)は、緊急呼出しを適切な緊急応答機関(PSAP)に接続する責務を負う。PSAPは、警察サービス、消防サービス、または救急車サービスなどの、緊急サービスのための緊急電話番号(たとえば、米国内の911呼出し、または英国内の999)宛に送られた緊急呼出しに応答する責務を負う呼出しセンターである。PSAPは、しばしば、発呼者の位置へ緊急サービスを派遣することも行う。管理機関は、典型的には、カバーする特定エリアをPSAPに割り当て、エリア内から発信される緊急呼出しがそのエリアをカバーしているPSAPに向けて送られるようにする。緊急呼出しは、従来の911音声呼出し、911テキストメッセージ、911ボイス・オーバーIP(VOIP)呼出し、911以外の番号を使用する緊急呼出しなどの、任意のタイプの緊急通信を指すことができる。
既存のシステムにおいて、緊急呼出しがルーティングされるべき特定のPSAPを決定することは、典型的には、呼出しのおおよその位置を決定すること、おおよその位置をPSAP境界のグリッドと比較すること、およびその後、呼出しを適切なPSAPの電話番号に接続することの、プロセスを含む。通信サービス・プロバイダ・インフラストラクチャの典型的な緊急呼出しセンターは、選択ルータを含む緊急呼出しのみの責務を負う多数のコンポーネントを含む。従来、選択ルータは、緊急呼出しの発信者の位置を特定し、その呼出しを適切なPSAPにルーティングするコンポーネントである。選択ルータは、典型的には、呼出しの発信元を適切なPSAPのネットワーク位置と整合させるために選択ルーティング・データベースに問い合わせる。
緊急呼出しシステムは、多くのコンポーネントを伴う複雑なシステムであり、コンポーネントのすべてが、コンポーネントの構成誤り、または、ハードウェア障害、ネットワーク機能停止、ソフトウェア・エラー、および停電などの、他の問題に起因して、動作不能となる可能性がある。現在、障害時にはバックアップ・システムが実施される。しかしながら、コンポーネントの構成誤り問題がある場合、構成誤り問題は、バックアップ・システムにも影響を及ぼす可能性があり、緊急呼出しができないことになる。緊急呼出しの完了不能につながるこれらのタイプの機能停止が、一般市民の損害および死亡につながり、こうした緊急通信を提供する義務を負ったサービス・プロバイダに対して多額の罰金が生じた。
したがって当分野では、前述の問題に対処することが求められている。
第1の態様から見ると、本発明は緊急通信サービス・バックアップのための方法を提供し、方法は、モバイル通信デバイスによって、緊急電話番号に関連付けられた緊急サービスとの緊急通信の開始を検出すること、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた第1の通信パスを使用する緊急通信の完了を試行すること、モバイル通信デバイスによって、第1の通信パスを使用する緊急通信が障害を起こした旨を決定すること、モバイル通信デバイスからの位置および遠隔測定データを使用して、障害を起こした緊急通信の宛先の識別を決定すること、ならびに、第2の通信パスを使用して、識別された宛先へのモバイル通信デバイスの接続を容易にすることであって、モバイル通信デバイスは、決定された宛先に接続の発信者として識別される、接続を容易にすること、を含む。
さらなる態様から見ると、本発明は、緊急通信サービス・バックアップのためのシステムを提供し、システムはコンピュータ実行可能命令を記憶するように構成されたメモリを備え、システムは、モバイル通信デバイスによって、緊急電話番号に関連付けられた緊急サービスとの緊急通信の開始を検出するための手段、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた第1の通信パスを使用する緊急通信の完了を試行するための手段、モバイル通信デバイスによって、第1の通信パスを使用する緊急通信が障害を起こした旨を決定するための手段、モバイル通信デバイスからの位置および遠隔測定データを使用して、障害を起こした緊急通信の宛先の識別を決定するための手段、ならびに、第2の通信パスを使用して、識別された宛先へのモバイル通信デバイスの接続を容易にするための手段であって、モバイル通信デバイスは、決定された宛先に接続の発信者として識別される、接続を容易にするための手段、を備える。
さらなる態様から見ると、本発明は、緊急通信サービス・バックアップのためのコンピュータ・プログラム製品を提供し、コンピュータ・プログラム製品は、処理回路によって読取り可能であり、本発明のステップを実行するための方法を実行するための処理回路による実行のための命令を記憶する、コンピュータ可読記憶媒体を備える。
さらなる態様から見ると、本発明は、コンピュータ可読媒体上に記憶され、デジタル・コンピュータの内部メモリ内にロード可能な、コンピュータ・プログラムであって、プログラムがコンピュータ上で実行されるとき、本発明のステップを実行するためのソフトウェア・コード部分を備える、コンピュータ・プログラムを提供する。
さらなる態様から見ると、本発明は、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコンピュータ可読メモリ、および1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイスを備える、コンピュータ・システムと、1つまたは複数のメモリのうちの少なくとも1つを介した1つまたは複数のプロセッサのうちの少なくとも1つによる実行のための、1つまたは複数の記憶デバイスのうちの少なくとも1つに記憶されたプログラム命令と、を提供し、記憶されたプログラム命令は、モバイル通信デバイスによって、緊急電話番号に関連付けられた緊急サービスとの緊急通信の開始を検出するためのプログラム命令と、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた第1の通信パスを使用する緊急通信の完了を試行するためのプログラム命令と、モバイル通信デバイスによって、第1の通信パスを使用する緊急通信が障害を起こした旨を決定するためのプログラム命令と、モバイル通信デバイスからの位置および遠隔測定データを使用して、障害を起こした緊急通信の宛先の識別を決定するためのプログラム命令と、第2の通信パスを使用して、識別された宛先へのモバイル通信デバイスの接続を容易にするためのプログラム命令であって、モバイル通信デバイスは、決定された宛先に接続の発信者として識別される、接続を容易にするためのプログラム命令と、を含む。
例示の実施形態は、方法、システム、およびコンピュータ・プログラム製品を提供する。緊急通信サービス・バックアップのための方法の実施形態は、モバイル通信デバイスによって、緊急電話番号に関連付けられた緊急サービスとの緊急通信の開始を検出することを含む。実施形態は、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた第1の通信パスを使用する緊急通信の完了を試行すること、をさらに含む。実施形態は、モバイル通信デバイスによって、第1の通信パスを使用する緊急通信が障害を起こした旨を決定すること、をさらに含む。実施形態は、モバイル通信デバイスからの位置および遠隔測定データを使用して、障害を起こした緊急通信の宛先の識別を決定すること、をさらに含む。実施形態は、第2の通信パスを使用して、識別された宛先へのモバイル通信デバイスの接続を容易にすることを、またさらに含む。実施形態において、モバイル通信デバイスは、決定された宛先に接続の発信者として識別される。したがって、実施形態は、通信サービス・プロバイダのバックアップ緊急システムの構成誤りまたはハードウェア障害あるいはその両方の対象とならない、バックアップ緊急呼出しシステムを提供することによって、緊急呼出しサービス・バックアップにおける既存の問題に対する解決策を提供する。
別の実施形態において、第2の通信パスは、モバイル通信サービス・プロバイダのネットワークのこれまで未使用の部分を使用する。別の実施形態において、第2の通信パスは、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた緊急通信コンポーネントを迂回する。
別の実施形態は、位置情報および遠隔測定データに基づいて拡張位置情報を決定すること、および、拡張位置情報をモバイル通信サービス・プロバイダに提供すること、をさらに含む。別の実施形態において、位置情報は、モバイル・デバイスの緯度および経度を含む。別の実施形態において、拡張位置情報は、モバイル・デバイスの位置に関連付けられた圧力、高度、または建物の階数のうちの1つまたは複数を含む。
別の実施形態は、更新された位置情報および遠隔測定データをモバイル・デバイスから受信すること、をさらに含み、更新された位置情報および遠隔測定データは、緊急通信の開始以降のモバイル・デバイスの位置および遠隔測定における変化を含む。
別の実施形態は、障害を起こした緊急通信をモバイル通信サービス・プロバイダに通知すること、をさらに含む。別の実施形態は、モバイル・デバイスおよび他のモバイル・デバイスのうちの少なくとも1つの障害を起こした緊急通信の位置、障害を起こした緊急通信の頻度、およびモバイル通信サービス・プロバイダの識別情報を、追跡すること、をさらに含む。別の実施形態は、障害を起こした緊急通信の履歴情報を記憶すること、をさらに含む。
別の実施形態は、履歴情報に基づいて後続の緊急通信の障害確率を決定すること、および、障害確率に基づいて、後続の緊急通信障害を緩和するための少なくとも1つの予防措置を決定すること、をさらに含む。別の実施形態において、少なくとも1つの予防措置は、特定の地理的エリア内でのネットワーク・ルーティングを選択的に変更することを含む。
一実施形態は、コンピュータ使用可能プログラム製品を含む。コンピュータ使用可能プログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイス、および、1つまたは複数の記憶デバイスのうちの少なくとも1つに記憶されたプログラム命令を含む。
一実施形態は、コンピュータ・システムを含む。コンピュータ・システムは、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のコンピュータ可読メモリ、および1つまたは複数のコンピュータ可読記憶デバイス、ならびに、1つまたは複数のメモリのうちの少なくとも1つを介した1つまたは複数のプロセッサのうちの少なくとも1つによる実行のために、1つまたは複数の記憶デバイスのうちの少なくとも1つに記憶されたプログラム命令を含む。
次に、下記の図面に示された好ましい実施形態を参照しながら、単なる例として本発明を説明する。
例示的な実施形態が実施可能な通信ネットワークを示すブロック図である。 例示的な実施形態が実施可能なデータ処理システムを示すブロック図である。 例示的な実施形態に従った例示のシステム・アーキテクチャを示すブロック図である。 例示的な実施形態に従った、デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップのためのプロセスの例示の流れを示す図である。 例示的な実施形態に従った、デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップのための例示のプロセスを示すフローチャートである。
例示的な実施形態は、緊急呼出しサービス・バックアップのための既存の手順が、ハードウェア障害、構成誤り、および他の問題に起因する障害の対象となる、通信システム・プロバイダのバックアップ・システムの適切な構成および機能に依拠することを認識している。例示的な実施形態は、緊急サービス用のバックアップ・システムに、デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用した発呼者のデバイスとエンドPSAPの顧客構内機器(CPE)との間での呼出しルーティングの際に、障害を避けてルーティングする能力を提供することが有用であることを、認識している。
例示的な実施形態は、現在使用可能なツールまたはソリューションが、これらのニーズに対処していないか、またはこれらのニーズに適切なソリューションを提供しないことを認識している。本発明を説明するために使用される例示的な実施形態は、一般に、前述の問題および緊急呼出しサービス・バックアップに関する他の問題に対処し、これらを解決する。
一実施形態において、緊急呼出しまたは他の緊急通信を行っているモバイル・デバイスは、モバイル・デバイスの位置をPSAPに送信するため、ならびに、モバイル通信サービス・プロバイダによって提供される通常通信パスを介して緊急呼出しが完了したかどうかを決定するための、両方のためのトリガ・ポイントとして使用される。実施形態において、緊急呼出しがPSAPに対して完了しなかった場合、モバイル・デバイスは代替チャネルを介してバックアップ・サーバに通知し、バックアップ・サーバは、メインの緊急呼出しルーティング・システムが障害を起こした場合、緊急呼出しを完了するための代替の通信パスを提供するために、適切な処置を講じることができる。
1つまたは複数の実施形態では、緊急呼出し開始デバイスは、モバイル・デバイスの位置自体に基づく緊急の位置、ならびに、緊急呼出しが完了したかどうか、または緊急呼出しを完了するためにバックアップが必要であるかどうかの指示の、両方を提供する。モバイル・デバイスは、モバイル・デバイスが、通常のセル式音声ネットワークの代わりに緊急呼出しを処理するために使用されることを可能にする、WiFiまたはボイス・オーバーIP(VoIP)などの、多数の接続機構を有する。従来の緊急呼出しシステムにおける多くの状況において、緊急呼出し処理の呼出し位置特定およびルーティング・コンポーネントの構成は、主要システムおよびバックアップ・システムにおいて同じである。したがって、構成エラーに起因して主要システムが障害を起こした場合、バックアップ・システムも同様に障害を起こすことになる。緊急呼出しシステムのほとんどの障害は、フロント・エンドの無線またはデータ・ネットワークの障害に起因するものではない。したがって、モバイル・デバイスは、通常、正規の音声呼出しを行うことが可能であり、データ接続はそのままである。本明細書で説明する様々な実施形態は、こうした面を活用して、主要緊急システムと同じタイプの構成障害を受けず、モバイル・デバイスからの音声パスおよびボイス・オーバー・データ・パスの両方が、緊急呼出しを適切なPSAPとの接続に進ませることが可能な、バックアップ・システムを提供する。
1つまたは複数の実施形態は、デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップ・システムの提供を容易にするために、モバイル・ロケータ・コンポーネントおよび、遠隔測定収集および呼出し検出機能を備えるモバイル・デバイスを有する、サーバを提供する。ユーザ・プレーンは、制御プレーンよりも高水準であり、したがって特定のデバイスまたはネットワーク・トポロジに依存しないため、これらの実施形態の重要な態様である。制御プレーン動作は、各キャリアに何かを実施することを要求し、しばしば単一のスレッドであるため、その動作の持続期間の間、モバイル・デバイスを専用モードに入れる傾向がある。1つまたは複数の実施形態において、モバイル・デバイスのユーザ・プレーンは、モバイル・デバイスとモバイル・ネットワークとの間でユーザ・データを搬送する。特定の実施形態において、サーバのモバイル・ロケータ・コンポーネントは、既存の選択ルーティング・データベース(SRDB)を置換する。1つまたは複数の実施形態において、モバイル・デバイスの遠隔測定収集および呼出し検出機能はデバイス製造業者によって提供されるが、1つまたは複数の実施形態ではそれらの機能はデバイスのキャリアまたはエンド・ユーザによるインストールが可能なアプリケーションによって提供される。
一実施形態において、モバイル・デバイスは、緊急状況に関する911呼出しなどの通常の緊急通信を、モバイル通信キャリア・システムを利用して行う。実施形態において、モバイル・デバイスは、通常の緊急呼出しの実行と並行して、モバイル・ロケータ・コンポーネントに位置/遠隔測定データを送信するようにも構成される。実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネントは、位置および遠隔測定情報を使用して拡張位置情報をキャリアに提供する。特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネントは、拡張位置情報をキャリアに提供する。
実施形態において、緊急呼出しがPSAPに接続していない旨をモバイル・デバイスが検出すると、モバイル・デバイスは、緊急呼出しの障害を報告するために、モバイル・ロケータ・コンポーネントの追加の起動を行い、障害を起こした緊急呼出しに関する情報および任意の更新された位置/遠隔測定情報を提供する。実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネントは、位置情報および管理機関からの情報を使用して、緊急呼出しを受け取るはずであったPSAPを決定する。特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネントは、任意選択として、障害を起こした緊急呼出しに関してキャリアに通知し、発呼者、位置、およびPSAP情報をキャリアに提供することができる。特定の実施形態において、キャリアは、キャリア・ネットワークの別の部分を使用して呼出しに接続するように試行することができる。別の実施形態において、キャリアは、同じネットワークを使用するが緊急位置コンポーネントを迂回して、呼出しに接続するように試行することができる。
1つまたは複数の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネントは、発呼者のモバイル・デバイスを発信デバイスとして使用してPSAPを呼び出すために、同様または代替の呼出しパスを使用する。したがって緊急呼出しは、PSAPにとっては、PSAPが予測するようなモバイル・デバイスからの正規の緊急呼出しとみなされる。次いで、PSAPにおける呼出し対応オペレータ(call taker)は、モバイル・デバイスに関連付けられた発呼者と通信して、緊急呼出しに応答することができる。
一実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネントは、緊急呼出しが障害を起こしている位置に関してリアル・タイム分析および分析論を実行し、地理的エリア内での今後の緊急呼出しの障害を回避または緩和するために、たとえば、地理的エリアにおけるネットワーク・ルーティングの選択的な変更などの、実行可能な予防措置を決定する。別の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネントは、障害を起こした緊急呼出しに関する履歴情報のためのデータ・ストアとして機能し、通信サービス・プロバイダ(CSP)(たとえば、キャリア)またはPSAPあるいはその両方に、CSPネットワークの性能に関する情報を提供するために、履歴情報に関する分析および分析論を実行する。
本明細書で説明する様々な実施形態は、緊急呼出しサービス・バックアップのための既存の手順に優る1つまたは複数の利点を提供することができる。1つまたは複数の実施形態によって提供可能な1つの利点は、通信サービス・プロバイダのバックアップ緊急システムの構成誤りおよびハードウェア障害の対象とならないバックアップ緊急呼出しシステムを提供することを含む。
単なる例として、あるタイプの緊急通信プロセス、ネットワーク・デバイス、伝送、検証、応答、デバイス、データ処理システム、環境、コンポーネント、およびアプリケーションに関して、例示的な実施形態を説明する。これらおよび他の同様のアーティファクトの任意の特定の明示(manifestation)は、本発明を限定するものとは意図されない。例示的な実施形態の範囲内で、これらおよび他の同様のアーティファクトの任意の好適な明示を選択することができる。
さらに、例示的な実施形態は、任意のタイプのデータ、データ・ソース、またはデータ・ネットワークを介したデータ・ソースへのアクセスに関して実施可能である。任意のタイプのデータ記憶デバイスは、本発明の範囲内で、データ処理システムにおいてローカルに、またはデータ・ネットワークを介して、本発明の実施形態にデータを提供することができる。モバイル・デバイスを使用して実施形態を説明する場合、モバイル・デバイスと共に使用するのに適した任意のタイプのデータ記憶デバイスは、例示的な実施形態の範囲内で、モバイル・デバイスにおいてローカルに、またはデータ・ネットワークを介して、こうした実施形態にデータを提供することができる。
例示的な実施形態を、具体的なコード、設計、アーキテクチャ、プロトコル、レイアウト、概略、およびツールを、単なる例として、および例示的な実施形態に限定することなく使用して、説明する。さらに、例示的な実施形態を、特定のソフトウェア、ツール、およびデータ処理環境を、説明をわかりやすくするために単なる例として使用して、いくつかのインスタンスで説明する。例示的な実施形態は、他の比較可能または同様の目的の構造、システム、アプリケーション、またはアーキテクチャに関連して使用することができる。たとえば、他の比較可能なモバイル・デバイス、構造、システム、アプリケーション、またはそれらのためのアーキテクチャを、本発明の範囲内で、本発明のこうした実施形態に関連して使用することができる。例示的な実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせにおいて実施することができる。
本開示における例は、説明をわかりやすくするためのみに使用され、例示的な実施形態に限定されない。追加のデータ、動作、作用、タスク、活動、および操作が、本開示から考案され得、例示的な実施形態の範囲内で企図される。
本明細書に列挙されるいずれの利点も、単なる例であり、例示的な実施形態に限定されるものとは意図されない。追加または異なる利点は、具体的な例示の実施形態によって具体化することができる。さらに、特定の例示的な実施形態は、上記で列挙した利点のうちのいくつか、またはすべてを有するか、あるいはいずれも有さないことができる。
図を参照すると、また特に図1および図2を参照すると、これらの図は、例示的な実施形態が実施可能な通信ネットワークおよびデータ処理環境の例示の図である。図1および図2は単なる例であり、異なる実施形態が実施可能な環境に関して、いかなる制限も表明または示唆することは意図されていない。特定の実施は、下記の説明に基づいて示される環境に対して多くの修正を行うことができる。
図1は、例示的な実施形態が実施可能な通信ネットワーク100を示すブロック図である。通信ネットワーク100は、中央局(CO)104と通信する固定回線(landline)102を含む。CO 104は、さらに公衆交換電話網(PSTN)105と通信している。PSTNは、さらに選択ルータ(S/R)106Aおよび選択ルータ(S/R)106Bと通信している。S/R 106AおよびS/R 106Bは、さらに緊急応答機関(PSAP)114の呼出し対応オペレータ・システム112と通信している。
PSAP 114は、さらに、自動番号識別(ANI)/自動位置識別子(ALI)コントローラ108と通信し、これはさらにALIデータベース110と通信している。1つまたは複数の実施形態において、ALIデータベース110は、発信電話番号に関連付けられた位置情報を記憶する。ALIデータベース110は、さらに緊急サービス・ルーティング・データベース(ERDB)136と通信している。PSAP 114およびPSTN 105はどちらも、さらに1つまたは複数のネットワーク107と通信している。特定の実施形態において、ネットワーク107は、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、およびインターネットのうちの1つまたは複数を含む。一実施形態において、発呼者利用固定回線102は緊急通信を開始し、S/R 106AおよびS/R 106Bのうちの1つは、呼出しをPSAP 114の呼出し対応オペレータ・システム112にルーティングする。
通信ネットワーク100は、セル式無線ネットワーク118、制御プレーン接続、およびユーザ・プレーン接続と通信する、モバイル・デバイス116をさらに含む。セル式無線ネットワーク118は、さらにモバイル交換センター(MSC)120、およびモバイル測位センター(MPC)122と通信している。セル式無線ネットワーク118は、さらに、ワイヤレス制御プレーン、およびワイヤレス・ユーザ・プレーンを使用するネットワーク107を使用して、PSTN 107と通信している。MPC 120は、セル式ネットワーク内のモバイル・デバイスの位置を決定するように機能する。MPC 120は、さらにALIデータベース110と通信している。通信ネットワーク100はさらに、PSAP 114、ANI/ALIコントローラ108、ALIデータベース110、ネットワーク107、およびERDB 136と通信する、モバイル・ロケータ・コンポーネント126を含むサーバ124を含む。
モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、本明細書に記載されたモバイル・ロケータ・コンポーネントの機能を実施するように構成される。1つまたは複数の実施形態において、サーバ124のモバイル・ロケータ・コンポーネント126は、本明細書に記載されたようなデバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する、緊急呼出しサービス・バックアップ・システムのためのアルゴリズムの実施形態を実施する。代替実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126はモバイル・デバイス116と共に含まれる。
一実施形態において、発呼者利用モバイル・デバイス116は緊急通信を開始し、S/R 106AおよびS/R 106Bのうちの1つは、緊急通信をPSAP 114の呼出し対応オペレータ・システム112にルーティングするように試行する。モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、緊急通信のためのキャリア・ネットワークを介して、モバイル・デバイス116をPSAP 114に接続するための試行が障害を起こしたかどうかの指示を受信する。試行が障害を起こした場合、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、本明細書でさらに説明するように、代替の通信パスを介してモバイル・デバイス116からPSAP 114への接続を確立するように試行する。
通信ネットワーク100は、さらに、ネットワーク107を介してボイス・オーバーIP交換センター130と通信しているボイス・オーバーIP(VoIP)電話128を含む。ボイス・オーバーIP交換センター130はさらに、顧客記録データベース134および検証データベース132と通信している。顧客記録データベース134は、VoIP電話128などのVoIP電話のユーザの記録を記憶するように構成され、検証データベース132は、顧客記録データベース134内でみつかったユーザを検証するための検証情報を記憶するように構成される。一実施形態において、発呼者利用VoIP電話128は緊急通信を開始し、S/R 106AおよびS/R 106Bのうちの1つは、呼出しをPSAP 114の呼出し対応オペレータ・システム112にルーティングする。
サーバ124は、通信ネットワーク100に接続されたあるデータ処理システムの例示の役割であり、これらのデータ処理システムについての他の構成または役割を排除することは意図されていない。単なる例として、またこうしたアーキテクチャへのいずれの制限も示唆することなく、図1は、一実施形態の例示の実施において使用可能なあるコンポーネントを示す。たとえばサーバ124は、単なる一例として示されており、アーキテクチャへの制限は示唆していない。別の例として、一実施形態は、図示されたようにいくつかのデータ処理システムおよびデータ・ネットワークにわたって分散可能であるが、別の実施形態は、例示的な実施形態の範囲内の単一のデータ処理システム上で実施可能である。
モバイル・デバイス116は、本明細書で説明するモバイル・デバイスの一例である。たとえばモバイル・デバイス116は、スマートフォン、タブレット・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、固定または携帯用の形のクライアント・デバイス、ウェアラブル・コンピューティング・デバイス、または任意の他の好適なデバイスの形を取ることができる。図1の別のデータ処理システム内で実行するものとして説明される任意のソフトウェア・アプリケーションは、モバイル・デバイス116またはサーバ124内で同様に実行するように構成可能である。図1の別のデータ処理システム内に記憶または生成される任意のデータまたは情報は、モバイル・デバイス116内に同様に記憶または生成されるように構成可能である。
サーバ124は、ワイヤード接続、ワイヤレス通信プロトコル、または他の好適なデータ接続を使用して、通信ネットワーク100のコンポーネントに結合可能である。示された例では、サーバ124は、ブート・ファイル、オペレーティング・システム・イメージ、およびアプリケーションなどのデータを、モバイル・デバイス116に提供することができる。モバイル・デバイス132は、それ独自のデータ、ブート・ファイル、オペレーティング・システム・イメージ、およびアプリケーションを含むことができる。通信ネットワーク100は、図示されていない追加のサーバ、クライアント、および他のデバイスを含むことができる。
示された例では、通信ネットワーク100はインターネットと通信可能である。通信ネットワーク100は、互いに通信するために伝送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)および他のプロトコルを使用する、ネットワークおよびゲートウェイの集合を表すことができる。インターネットの中心部は、データおよびメッセージをルーティングする何千もの商用、行政用、教育用、および他のコンピュータ・システムを含む、主要ノードまたはホスト・コンピュータ間のデータ通信リンクのバックボーンである。もちろん、通信ネットワーク100は、たとえばイントラネット、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)などの、多数の異なるタイプのネットワークとしても実施可能である。図1は一例として意図されており、異なる例示的な実施形態についてのアーキテクチャ面での制限としては意図されていない。
他の用途の中で、通信ネットワーク100は、例示的な実施形態が実施可能なクライアント・サーバ環境を実施するために使用可能である。クライアント・サーバ環境は、クライアント・データ処理システムとサーバ・データ処理システムとの間の対話性を使用することによってアプリケーションが機能するように、ソフトウェア・アプリケーションおよびデータをネットワーク全体に分散させることができる。通信ネットワーク100は、ネットワーク全体にわたって分散される相互運用可能なソフトウェア・コンポーネントが、コヒーレントなビジネス・アプリケーションとして共にパッケージング可能な、サービス指向アーキテクチャも採用することができる。通信ネットワーク100は、クラウドの形を取ること、および、最小限の管理作業またはサービスのプロバイダとの対話で迅速に提供および解除可能な、構成可能コンピューティング・リソースの共用プール(たとえば、ネットワーク、ネットワーク帯域幅、サーバ、処理、メモリ、ストレージ、アプリケーション、仮想マシン、およびサービス)への便利なオンデマンド・ネットワーク・アクセスを可能にするための、サービス送達のクラウド・コンピューティング・モデルを採用することも可能である。
図2を参照すると、この図は、例示的な実施形態が実施可能なデータ処理システムのブロック図を示している。データ処理システム200は、図1のモバイル・デバイス116、サーバ124などのコンピュータ、あるいは、例示的な実施形態のために、プロセスを実施するコンピュータ使用可能プログラム・コードまたは命令が配置可能な別のタイプのデバイスの、一例である。
データ処理システム200は、例示的な実施形態のプロセスを実施するコンピュータ使用可能プログラム・コードまたは命令が配置可能な、代表的なデータ処理システムまたは構成でもある。データ処理システム200は、限定されることのない、単なる一例としてのコンピュータとして説明される。他のデバイスの形での実施は、タッチ・インターフェースを追加することなどによって、データ処理システム200を修正すること、ならびに、本明細書で説明するデータ処理システム200の動作および機能の一般的な説明から逸脱することなく、データ処理システム200から特定の示されたコンポーネントを除去することさえも、可能である。
示された例では、データ処理システム200は、ノース・ブリッジおよびメモリ・コントローラ・ハブ(NB/MCH)202ならびにサウス・ブリッジおよび入力/出力(I/O)コントローラ・ハブ(SB/ICH)204を含むハブ・アーキテクチャを採用する。処理ユニット206、メイン・メモリ208、およびグラフィックス・プロセッサ210は、ノース・ブリッジおよびメモリ・コントローラ・ハブ(NB/MCH)202に結合される。処理ユニット206は、1つまたは複数のプロセッサを含むことができ、1つまたは複数の異種プロセッサ・システムを使用して実施することができる。処理ユニット206は、マルチコア・プロセッサとすることができる。グラフィックス・プロセッサ210は、ある実施において、アクセラレーテッド・グラフィックス・ポート(AGP)を介してNB/MCH 202に結合可能である。
示された例では、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)アダプタ212がサウス・ブリッジおよびI/Oコントローラ・ハブ(SB/ICH)204に結合される。オーディオ・アダプタ216、キーボードおよびマウス・アダプタ220、モデム222、読取り専用メモリ(ROM)224、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)および他のポート232、ならびにPCI/PCIeデバイス234が、バス238を介してサウス・ブリッジおよびI/Oコントローラ・ハブ204に結合される。ハード・ディスク・ドライブ(HDD)またはソリッドステート・ドライブ(SSD)226およびCD-ROM 230は、バス240を介してサウス・ブリッジおよびI/Oコントローラ・ハブ204に結合される。PCI/PCIeデバイス234は、たとえばイーサネット(R)・アダプタ、アドイン・カード、およびノート型コンピュータ用のPCカードを含むことができる。PCIはカード・バス・コントローラを使用するが、PCIeは使用しない。ROM 224は、たとえばフラッシュ・バイナリ入力/出力システム(BIOS)とすることができる。ハード・ディスク・ドライブ226およびCD-ROM 230は、たとえば、集積ドライブ・エレクトロニクス(IDE)、シリアル高度技術アタッチメント(SATA)インターフェース、または、外部SATA(e-SATA)およびマイクロSATA(mSATA)などの変形を、使用することができる。スーパーI/O(SIO)デバイス236は、バス238を介してサウス・ブリッジおよびI/Oコントローラ・ハブ(SB/ICH)204に結合可能である。
メイン・メモリ208、ROM 224、またはフラッシュ・メモリ(図示せず)などのメモリは、コンピュータ使用可能記憶デバイスのいくつかの例である。ハード・ディスク・ドライブまたはソリッドステート・ドライブ226、CD-ROM 230、および他の同様の使用可能デバイスは、コンピュータ使用可能記憶媒体を含むコンピュータ使用可能記憶デバイスのいくつかの例である。
オペレーティング・システムは、処理ユニット206上で実行する。オペレーティング・システムは、図2のデータ処理システム200内の様々なコンポーネントの制御を調整および提供する。オペレーティング・システムは、サーバ・システム、パーソナル・コンピュータ、およびモバイル・デバイスを含むが限定されない、任意のタイプのコンピューティング・プラットフォームのための市販のオペレーティング・システムとすることができる。オブジェクト指向または他のタイプのプログラミング・システムは、オペレーティング・システムに関連して動作することができ、データ処理システム200上で実行しているプログラムまたはアプリケーションからの呼出しをオペレーティング・システムに提供することができる。
オペレーティング・システム、オブジェクト指向プログラミング・システム、および、図1のアプリケーション105および107などのアプリケーションまたはプログラムのための命令は、ハード・ディスク・ドライブ226上のコード226Aなどの形で記憶デバイス上に配置され、処理ユニット206による実行のために、メイン・メモリ208などの1つまたは複数のメモリのうちの少なくとも1つにロードすることができる。例示的な実施形態のプロセスは、たとえば、メイン・メモリ208、読取り専用メモリ224などのメモリ、あるいは1つまたは複数の周辺デバイス内に配置可能な、コンピュータ実施命令を使用する処理ユニット206によって実行可能である。
さらに1つのケースでは、コード226Aは、同様のコード201Cがストレージ・デバイス201D上に記憶されているリモート・システム201Bから、ネットワーク201Aを介してダウンロード可能である。別のケースでは、コード226Aは、ダウンロードされたコード201Cがストレージ・デバイス201D上に記憶されているリモート・システム201Bへ、ネットワーク201Aを介してダウンロード可能である。
図1~図2のハードウェアは、実施に応じて変動可能である。図1~図2に示されたハードウェアに加えて、またはその代わりに、フラッシュ・メモリ、等価の不揮発性メモリ、または光ディスク・ドライブなどの、他の内部ハードウェアまたは周辺デバイスが使用可能である。加えて、例示的な実施形態のプロセスをマルチプロセッサ・データ処理システムに適用することもできる。
いくつかの例示的な例において、データ処理システム200は、オペレーティング・システム・ファイルまたはユーザ生成データあるいはその両方を記憶するための不揮発性メモリを提供するためのフラッシュ・メモリと共に構成される、携帯情報端末(PDA)とすることができる。バス・システムは、システム・バス、I/Oバス、およびPCIバスなどの、1つまたは複数のバスを含むことができる。もちろん、バス・システムは、構造またはアーキテクチャに取り付けられた異なるコンポーネントまたはデバイスの間でのデータの転送を提供する、任意のタイプの通信構造またはアーキテクチャを使用して実施することができる。
通信ユニットは、モデムまたはネットワーク・アダプタなどの、データを送信および受信するために使用される1つまたは複数のデバイスを含むことができる。メモリは、たとえば、メイン・メモリ208、またはノース・ブリッジおよびメモリ・コントローラ・ハブ202でみつかったキャッシュなどのキャッシュとすることができる。処理ユニットは、1つまたは複数のプロセッサまたはCPUを含むことができる。
図1~図2に示された例および前述の例は、アーキテクチャ上の制限を示唆することを意味するものではない。たとえば、データ処理システム200は、モバイルまたはウェアラブル・デバイスの形を取ることに加えて、タブレット・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、または電話デバイスとすることもできる。
コンピュータまたはデータ処理システムが、仮想マシン、仮想デバイス、または仮想コンポーネントとして説明される場合、仮想マシン、仮想デバイス、または仮想コンポーネントは、データ処理システム200内に示されたいくつかまたはすべてのコンポーネントの仮想化明示を使用するデータ処理システム200の様式で動作する。たとえば、仮想マシン、仮想デバイス、または仮想コンポーネントにおいて、処理ユニット206は、ホスト・データ処理システム内で使用可能なハードウェア処理ユニット206のうちのすべてまたはいくつかの仮想化インスタンスとして明示され、メイン・メモリ208は、ホスト・データ処理システム内で使用可能であり得るメイン・メモリ208のすべてまたは一部の仮想化インスタンスとして明示され、ディスク226は、ホスト・データ処理システム内で使用可能であり得るディスク226のすべてまたは一部の仮想化インスタンスとして明示される。このようなケースにおけるホスト・データ処理システムが、データ処理システム200によって表されている。図3に関連して、この図は、例示的な実施形態に従った、例示のシステム・アーキテクチャ300のブロック図300を示す。モバイル・デバイス116は、図1のモバイル・デバイス116の一例であり、プロセッサ302、メモリ304、トランシーバ306、およびアプリケーション308を含む。プロセッサ302は、メモリ304から命令を取り出すように構成され、本明細書で説明するようなモバイル・デバイス116の様々な動作を実行するための命令を実行する。トランシーバ306は、セル式ネットワーク、WiFiネットワーク、ブルートゥース・ネットワーク、衛星ネットワーク、あるいは任意の他のLAX、WAN、RAN、PANまたは同様のネットワークなどの、1つまたは複数のワイヤレス通信ネットワークと通信するように構成される。アプリケーション308は、本明細書で説明するようなモバイル・デバイス116によるデバイス・ユーザ・プレーン通信を使用して、緊急呼出しサービス・バックアップに関連付けられた様々な動作を実行するように構成される。特定の実施形態では、アプリケーション308はモバイル・デバイス116内のバックグラウンド・プロセスとして実行する。
サーバ124は、図1のサーバ104の一例であり、プロセッサ310、メモリ312、およびモバイル・ロケータ・コンポーネント126を含む。プロセッサ314は、メモリ316から命令を取り出すように構成され、本明細書で説明するようにサーバ124の様々な動作を実行するための命令を実行する。モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、本明細書で説明するように、サーバ124によるデバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップに関連付けられた動作を実行するように構成される。サーバ124はさらに、モバイル・ロケータ・コンポーネント126によって受信された障害を起こした緊急呼出しに関する履歴情報を記憶するように構成された、履歴情報データベース314を含むことができる。
モバイル・デバイス116は、サーバ124およびキャリア・ネットワーク316と通信している。キャリア・ネットワーク316はワイヤレス通信プロバイダに関連付けられ、モバイル・デバイス116によるPSAP 114への緊急通信を完了するためのインフラストラクチャを含む。
図4に関連して、この図面は、例示的な実施形態に従ったデバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する、緊急呼出しサービス・バックアップのためのプロセスの例示の流れ400を示す。実施形態において、モバイル・デバイス116は、緊急呼出し、たとえば緊急状況に関する911呼出しを行い、キャリア・ネットワーク316は402で呼出しを受信する。実施形態において、モバイル・デバイスは、通常の緊急呼出しを行うことと並行して、位置/遠隔測定データをモバイル・ロケータ・コンポーネント126に送信するようにも構成される。408において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル・デバイス116から位置データを受信する。410において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、詳細な位置情報を計算し、詳細な位置情報をキャリアに提供する。404において、キャリア・ネットワーク316は、緊急呼出しに関するPSAP 114の位置を特定する。406において、キャリア・ネットワーク316は、緊急呼出しをPSAP 114にルーティングするように試行する。
実施形態において、緊急呼出しがキャリア・ネットワーク316を介してPSAP 114に接続していない旨を、モバイル・デバイス116が検出した場合、モバイル・デバイス116は、緊急呼出しの障害の通知をモバイル・ロケータ・コンポーネント126に送信する。412において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、障害を起こした緊急呼出しの通知を受信する。414において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、位置情報を使用して、PSAP 114が緊急呼出しを受信したはずである旨を決定する。416において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、任意選択で、障害を起こした緊急呼出しに関してキャリア・ネットワーク316に通知し、発呼者、位置、およびPSAP情報をキャリア・ネットワーク316に提供する。418において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル・デバイス116を呼出しの発信者として識別し、PSAP 114への代替パスとしてVoIP呼出しを作成する。したがって、緊急呼出しは、キャリア・ネットワーク316の緊急呼出しシステムを迂回しながら、PSAP 114にとってはモバイル・デバイス116からの正規の緊急呼出しとみなされる。
図5を参照すると、この図は、例示的な実施形態に従った、デバイス・ユーザ・プレーン通信を使用する緊急呼出しサービス・バックアップのための例示のプロセス500のフローチャートを示す。1つまたは複数の実施形態において、プロセス500は、サーバ124のモバイル・ロケータ・コンポーネント126内で実施可能である。
ブロック502において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、第1の通信パスがモバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた緊急通信コンポーネントを利用する、第1の通信パスを使用して、モバイル・デバイス116によるPSAP 114への緊急通信の開始を検出する。ブロック504において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル・デバイス116から、モバイル・デバイス116の位置情報および遠隔測定データを受信する。特定の実施形態において、位置情報はモバイル・デバイス116の緯度および経度を含む。ブロック506において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル・デバイス116に関する拡張位置情報を決定する。特定の実施形態において、拡張位置情報は、モバイル・デバイス116が配置されている場所の圧力、高度、または、建物の階数のうちの、1つまたは複数を含む。ブロック508において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル・デバイス116に関連付けられたモバイル通信サービス・プロバイダに、拡張位置情報を提供する。
ブロック510において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、第1のパスを使用してPSAP 114に対して試行された緊急通信が障害を起こした旨のモバイル・デバイス116からの指示を受信したかどうかを判別する。モバイル・ロケータ・コンポーネント126が指示を受信していない場合、プロセス500は終了し、モバイル・デバイス116とPSAP 114との間の緊急通信は、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた緊急通信コンポーネントを含む第1の通信パスを利用して進行する。モバイル・ロケータ・コンポーネント126が、第1のパスを使用してPSAP 114に対して試行された緊急通信が障害を起こした旨の指示を受信した場合、プロセス500はブロック512へと続行される。
ブロック512において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、障害を起こした緊急通信情報および更新された位置/遠隔測定情報をモバイル・デバイス116から受信する。特定の実施形態において、更新された位置/遠隔測定情報は、緊急通信の開始以降のモバイル・デバイス116の位置および遠隔測定における変化を含む。ブロック514において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、障害を起こした緊急通信のPSAP(たとえば、PSAP 114)の識別を決定する。ブロック516において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、PSAP 114への障害を起こした緊急通信を、モバイル通信サービス・プロバイダに通知する。
ブロック518において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた緊急通信コンポーネントを迂回する代替の呼出しパスを含む第2の通信パスを使用して、PSAP 114へのモバイル・デバイス116の接続を開始する。一実施形態において、第2のパスは、モバイル通信サービス・プロバイダのネットワークのこれまで未使用の部分を含む。特定の実施形態において、第2の通信パスは、モバイル・デバイス116とPSAP 114との間のVoIP接続を含む。特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、障害を起こした緊急呼出しをモバイル通信サービス・プロバイダに通知する。別の特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル通信サービス・プロバイダの発呼者情報、位置情報、および宛先情報を提供する。さらに別の特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、キャリアが代替の機構を介して緊急通信に再接続できた旨の確認を、モバイル通信サービス・プロバイダから受信する。
ブロック520において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル・デバイス116または他のモバイル・デバイスあるいはその両方の、障害を起こした緊急呼出し通信の位置および頻度を追跡する。1つまたは複数の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル通信サービス・プロバイダの識別情報をさらに追跡する。ブロック522において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、1つまたは複数の予防措置、たとえば、特定の地理的エリア内での今後の緊急呼出しの障害を回避または緩和するために、特定の地理的エリアにおけるネットワーク・ルーティングの選択的な変更が実行可能な予防措置を、決定する。ブロック524において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、障害を起こした緊急呼出しに関する履歴情報を記憶し、モバイル通信サービス・プロバイダ・ネットワークの性能に関する情報をモバイル通信サービス・プロバイダに提供するために、履歴情報に関する分析または分析論、あるいはその両方を実行する。
特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、障害を起こした緊急呼出しの履歴を分析し、新規の呼出しが障害を起こすかどうかの確率を予測して、確率に基づいて起こり得る障害を緩和するための措置を講じる。特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、モバイル・デバイスからの詳細な位置情報、宛先情報、キャリア・タイプ、および時間のうちの1つまたは複数を含む、障害を起こした緊急呼出しのインスタンスの数を累積する。
特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、一日の一定の時間中に特定のキャリアを介して特定の地理的エリアから発信される呼出しの障害確率を決定する。別の特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、障害確率を事前に決定された閾値と比較し、障害確率の方が事前に決定された閾値よりも高い場合、代替の呼出しを先制して宛先に送る。別の特定の実施形態において、モバイル・ロケータ・コンポーネント126は、緊急通信に関する改良について特定の地理的領域を示すために、モバイル通信サービス・プロバイダに定量的フィードバックを提供する。
したがって、デバイス・ユーザ・プレーン通信および他の関連する特徴、機能、または動作を使用する緊急呼出しサービス・バックアップについての例示的な実施形態において、コンピュータ実施方法、システム、または装置、およびコンピュータ・プログラム製品が提供される。実施形態またはその一部があるタイプのデバイスに関して説明される場合、コンピュータ実施方法、システム、または装置、コンピュータ・プログラム製品、またはそれらの一部は、そのタイプのデバイスの好適で比較可能な明示と共に使用するように適合または構成される。
実施形態がアプリケーションにおいて実施されるように説明される場合、アプリケーションの送達は、任意選択として、ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)モデルにおけるものとすることができる。SaaSモデルでは、実施形態を実施するアプリケーションの機能は、クラウド・インフラストラクチャ内のアプリケーションを実行することによってユーザに提供される。ユーザは、ウェブ・ブラウザ(たとえば、ウェブ・ベース電子メール)などのシン・クライアント・インターフェース、または他の軽量クライアント・アプリケーションを介して、様々なクライアント・デバイスを使用するアプリケーションにアクセス可能である。ユーザは、ネットワーク、サーバ、オペレーティング・システム、またはクラウド・インフラストラクチャのストレージを含む、基礎となるクラウド・インフラストラクチャを管理または制御しない。いくつかのケースでは、ユーザは、SaaSアプリケーションの機能さえも管理または制御しない可能性がある。いくつかの他のケースでは、アプリケーションのSaaS実施は、制限されたユーザ固有アプリケーション構成設定を可能な例外として許可することができる。
本発明は、任意の可能な技術的詳細レベルで統合された、システム、方法、またはコンピュータ・プログラム製品、あるいはそれらの組み合わせとすることができる。コンピュータ・プログラム製品は、プロセッサに本発明の態様を実施させるためのコンピュータ可読プログラム命令を有する、コンピュータ可読記憶媒体(単数または複数)を含むことができる。
コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行デバイスによる使用のための命令を保持および記憶することが可能な、有形デバイスとすることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、限定されないが、たとえば、電子記憶デバイス、磁気記憶デバイス、光記憶デバイス、電磁記憶デバイス、半導体記憶デバイス、または、それらの任意の好適な組み合わせとすることができる。コンピュータ可読記憶媒体のより特定な例の非網羅的リストは、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハード・ディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読取り専用メモリ(EPROMまたはフラッシュ・メモリ)、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、ポータブル・コンパクト・ディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、メモリ・スティック、フロッピー・ディスク、パンチカードまたは溝内の隆起構造などに命令が記録されたマシン符号化デバイス、およびそれらの任意の好適な組み合わせを含む。本明細書で使用されるコンピュータ可読記憶媒体は、それ自体が、無線波または他の自由伝搬電磁波、導波路または他の伝送媒体を介して伝搬する電磁波(たとえば、光ファイバ・ケーブルを通過する光パルス)、または、ワイヤを介して伝送される電気信号などの、一過性の信号であるものと解釈されるべきではない。
本明細書で説明するコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ可読記憶媒体からそれぞれのコンピューティング/処理デバイスへ、あるいは、たとえばインターネット、ローカル・エリア・ネットワーク、ワイド・エリア・ネットワーク、またはワイヤレス・ネットワーク、あるいはそれらの組み合わせなどの、ネットワークを介して、外部コンピュータまたは外部ストレージ・デバイスへ、ダウンロード可能である。ネットワークは、銅製伝送ケーブル、光伝送ファイバ、ワイヤレス伝送、ルータ、ファイアウォール、スイッチ、ゲートウェイ・コンピュータ、またはエッジ・サーバ、あるいはそれらの組み合わせを備えることができる。各コンピューティング/処理デバイス内のネットワーク・アダプタ・カードまたはネットワーク・インターフェースは、ネットワークからコンピュータ可読プログラム命令を受信し、コンピュータ可読プログラム命令を、それぞれのコンピューティング/処理デバイス内のコンピュータ可読記憶媒体に記憶するために転送する。
本発明の動作を実施するためのコンピュータ可読プログラム命令は、アセンブラ命令、命令セット・アーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、集積回路用構成データ、あるいは、Smalltalk(R)、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語などの手続き型プログラミング言語を含む、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで作成された、ソース・コードまたはオブジェクト・コードのいずれかとすることができる。コンピュータ可読プログラム命令は、全体としてユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロン型ソフトウェア・パッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上および部分的にリモート・コンピュータ上で、または、全体としてリモート・コンピュータまたはサーバ上で、実行可能である。後者のシナリオでは、リモート・コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介して、ユーザのコンピュータに接続可能であるか、または、外部コンピュータに(たとえば、インターネット・サービス・プロバイダを使用してインターネットを介して)接続することができる。いくつかの実施形態において、たとえば、プログラム可能論理回路、フィールド・プログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、またはプログラム可能論理アレイ(PLA)を含む電子回路は、本発明の態様を実行するために、電子回路を個人化するためにコンピュータ可読プログラム命令の状態情報を利用することによって、コンピュータ可読プログラム命令を実行することができる。
本発明の態様は、本明細書では、本発明の実施形態に従った方法、装置(システム)、およびコンピュータ・プログラム製品のフローチャート図またはブロック図あるいはその両方を参照しながら説明されている。フローチャート図またはブロック図あるいはその両方の各ブロック、および、フローチャート図またはブロック図あるいはその両方のブロックの組み合わせは、コンピュータ可読プログラム命令によって実施可能であることを理解されよう。
これらのコンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックに指定される機能/動作を実施するための手段を作り出すべく、汎用コンピュータ、特定用途向けコンピュータ、または他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに提供されて、マシンを作り出すものであってよい。これらのコンピュータ可読プログラム命令は、命令が記憶されたコンピュータ可読記憶媒体が、フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックに指定される機能/動作の態様を実施する命令を含む製品を備えるべく、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され、コンピュータ、プログラム可能データ処理装置、または他のデバイス、あるいはそれらの組み合わせに、特定の方式で機能するように指示することができるものであってもよい。
コンピュータ可読プログラム命令は、コンピュータ、他のプログラム可能装置、または他のデバイスで実行される命令が、フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の1つまたは複数のブロックに指定される機能/動作を実施するように、コンピュータ実施プロセスを作り出すべく、コンピュータ、他のプログラム可能データ処理装置、または他のデバイスにロードされ、コンピュータ、他のプログラム可能装置、または他のデバイス上で一連の動作ステップを実行させるものであってもよい。
図面内のフローチャートおよびブロック図は、本発明の様々な実施形態に従った、システム、方法、およびコンピュータ・プログラム製品の可能な実施のアーキテクチャ、機能、および動作を示す。この点に関して、フローチャートまたはブロック図内の各ブロックは、指定された論理機能を実施するための1つまたは複数の実行可能命令を含む、命令のモジュール、セグメント、または一部を表すことができる。いくつかの代替の実施において、ブロック内に示された機能は、図面内に示された順序以外で実行することができる。たとえば、連続して示される2つのブロックは、実際には、ほぼ同時に実行可能であるか、またはブロックは、関与する機能に応じて時には逆の順序で実行可能である。ブロック図またはフローチャート図あるいはその両方の各ブロック、および、ブロック図またはフローチャート図あるいはその両方のブロックの組み合わせは、指定された機能または動作を実行するか、あるいは特定用途向けハードウェアおよびコンピュータ命令の組み合わせを実施する、特定用途向けハードウェアベースのシステムによって実施可能であることも留意されたい。

Claims (15)

  1. コンピュータを備えるモバイル通信デバイスによる情報処理と、コンピュータを備えるサーバによる情報処理との協働により実行される、緊急通信サービス・バックアップのための方法であって、
    前記モバイル通信デバイス、緊急電話番号に関連付けられた緊急サービスとの緊急通信の開始を検出すること、
    前記モバイル通信デバイスが、モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた第1の通信パスを使用する前記緊急通信の完了を試行すること、
    前記モバイル通信デバイス、前記第1の通信パスを使用する前記緊急通信が障害を起こした旨を決定すること、
    前記サーバが、前記モバイル通信デバイスからの位置および遠隔測定データを使用して、前記障害を起こした緊急通信の宛先の識別を決定すること、ならびに
    前記サーバが、第2の通信パスを使用して、前記識別された宛先への前記モバイル通信デバイスの接続を確立するように試行することであって、前記モバイル通信デバイスは、前記決定された宛先に前記接続の発信者として識別される、前記試行すること、
    を含む、緊急通信サービス・バックアップのための方法。
  2. 前記第2の通信パスは、前記モバイル通信サービス・プロバイダのネットワークの前記第1の通信パスに含まれない部分を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の通信パスは、前記モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた緊急通信コンポーネントを迂回する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記サーバが、前記位置および遠隔測定データに基づいて、拡張位置情報を決定すること、ならびに
    前記サーバが、前記拡張位置情報を前記モバイル通信サービス・プロバイダに提供すること、
    をさらに含む、請求項1ないし3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記位置は、前記モバイル通信デバイスの緯度および経度を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記拡張位置情報は、前記モバイル通信デバイスの位置に関連付けられた圧力、高度、または建物の階数のうちの1つまたは複数を含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記サーバが、更新された位置情報および遠隔測定データを前記モバイル通信デバイスから受信すること、をさらに含み、前記更新された位置情報および遠隔測定データは、前記緊急通信の開始以降の前記モバイル通信デバイスの位置および遠隔測定における変化を含む、
    請求項4ないし6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記サーバが、前記障害を起こした緊急通信を前記モバイル通信サービス・プロバイダに通知すること、をさらに含む、請求項1ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記サーバが、前記モバイル通信デバイスおよび他のモバイル通信デバイスのうちの少なくとも1つの障害を起こした緊急通信の位置、前記障害を起こした緊急通信の頻度、および前記モバイル通信サービス・プロバイダの識別情報を、追跡すること、
    をさらに含む、請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記サーバが、前記障害を起こした緊急通信の履歴情報を記憶すること、
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記サーバが、前記履歴情報に基づいて、後続の緊急通信の障害確率を決定すること、および、
    前記サーバが、前記障害確率に基づいて、後続の緊急通信障害を緩和するための少なくとも1つの予防措置を決定すること、
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つの予防措置は、特定の地理的エリア内でのネットワーク・ルーティングを選択的に変更することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. コンピュータを備えるモバイル通信デバイスと、コンピュータを備えるサーバと含んで構成される、緊急通信サービス・バックアップのためのシステムであって
    前記モバイル通信デバイスは、
    急電話番号に関連付けられた緊急サービスとの緊急通信の開始を検出するための手段、
    モバイル通信サービス・プロバイダに関連付けられた第1の通信パスを使用する前記緊急通信の完了を試行するための手段、ならびに
    記第1の通信パスを使用する前記緊急通信が障害を起こした旨を決定するための手段、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記モバイル通信デバイスからの位置および遠隔測定データを使用して、前記障害を起こした緊急通信の宛先の識別を決定するための手段、ならびに
    第2の通信パスを使用して、前記識別された宛先への前記モバイル通信デバイスの接続を確立するように試行するための手段であって、前記モバイル通信デバイスは、前記決定された宛先に前記接続の発信者として識別される、前記試行するための手段、
    を備える、緊急通信サービス・バックアップのためのシステム。
  14. 緊急通信サービス・バックアップのためのコンピュータ・プログラムであって、プロセッサに、請求項1ないし12のいずれかに記載の方法を実行させるためのプログラム。
  15. 請求項14に記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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