JP7233236B2 - 医用画像処理装置、x線診断装置、およびプログラム - Google Patents

医用画像処理装置、x線診断装置、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、医用画像処理装置、X線診断装置、およびプログラムに関する。
最近、被検体の撮影対象部位に対してX線入射方向の異なる複数の投影データを取得するトモシンセシス撮影が利用されるようになってきた。これらの投影データにもとづいて再構成されるボリュームデータによれば、たとえば基準方向(たとえば撮影台の法線方向)に直交する断面を容易に得ることができる。
トモシンセシス撮影では、基準方向(たとえば撮影台の法線方向)に対するX線の照射軸のなす角度を大きくする(以下、X線の入射角度を深くするという)ことで、基準方向における分解能を高くすることができる。
しかし、トモシンセシス撮影において、X線の入射角度を深くすると、X線の入射角度が浅い場合に比べ、再構成可能な領域が狭くなってしまうほか、X線の被検体における透過長が長くなってしまうために被検体の被ばく量が増えてしまう。また、撮影時間が長くなってしまい、被検体の負担が大きくなってしまう。
米国特許出願公開第2017/0071562号明細書
本発明が解決しようとする課題は、X線の入射角度が浅いトモシンセシス撮影にもとづく医用画像データにもとづいて、X線の入射角度が深いトモシンセシス撮影に対応する医用画像データを取得することである。
実施形態に係る医用画像処理装置は、取得部と、処理部とを備える。取得部は、被検体に対する第1の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリューデータを第1の医用画像データとして取得する。処理部は、第1の医用画像データにもとづいて、第1の角度範囲よりも広い第2の角度範囲の被検体に対するトモシンセシス撮影に対応する複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータを第2の医用画像データとして生成する学習済みモデルに対して、第1の医用画像データを入力することで、第2の医用画像データを生成する。
第1の実施形態に係る医用画像処理装置の一構成例を示すブロック図。 処理機能の第1の学習方法の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図。 処理機能の第1の学習方法の運用時におけるデータフローの一例を示す説明図。 (a)は処理機能の第2の学習方法の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図、(b)は第2の学習方法の運用時におけるデータフローの一例を示す説明図。 (a)は処理機能の第3の学習方法の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図、(b)は第3の学習方法の運用時におけるデータフローの一例を示す説明図。 出力機能の動作の一例を説明するための説明図。 (a)はMRボリュームデータまたはCTボリュームデータを入力データとしてさらに用いる場合の処理機能の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図、(b)は運用時におけるデータフローの一例を示す説明図。 (a)は深い入力ボリュームデータを入力データとしてさらに用いる場合の処理機能の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図、(b)は運用時におけるデータフローの一例を示す説明図。 第2の実施形態に係る医用画像処理装置を含むX線診断装置の一構成例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、医用画像処理装置、X線診断装置、およびプログラムの実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る医用画像処理装置10の一構成例を示すブロック図である。医用画像処理装置10は、少なくとも記憶回路13および処理回路15を有する。図1には、医用画像処理装置10がさらに、入力インターフェース11、ディスプレイ12、ネットワーク接続回路14を備える場合の例を示した。
入力インターフェース11は、たとえばトラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、テンキーなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を処理回路15に出力する。ディスプレイ12は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成される。
記憶回路13は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等の、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、処理回路15が利用するプログラムやパラメータデータやその他のデータを記憶する。なお、記憶回路13の記録媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部は、ネットワーク100を介した通信によりダウンロードされてもよいし、光ディスクなどの可搬型記憶媒体を介して記憶回路13に与えられてもよい。
また、記憶回路13は、ネットワーク100を介して取得した被検体のトモシンセシス撮影にもとづく投影データまたはこの投影データにもとづいて再構成されたボリュームデータを記憶してもよい。
ネットワーク接続回路14は、ネットワーク100の形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続回路14は、この各種プロトコルに従ってネットワーク100を介して他の電気機器と接続する。ネットワーク100は、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、病院基幹LAN(Local Area Network)などの無線/有線LANやインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
医用画像処理装置10は、X線診断装置101および画像サーバ102とネットワーク100を介して互いにデータ送受信可能に接続される。また、医用画像処理装置10は、ネットワーク100を介してMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置103およびX線CT(Computer tomography)装置104と互いにデータ送受信可能に接続されてもよい。
X線診断装置101は、単純X線撮影装置、乳房X線撮影装置(マンモグラフィ装置)、X線TV装置、X線アンギオ装置などを含む。
処理回路15は、医用画像処理装置10を統括制御する機能を実現する。また、処理回路15は、記憶回路13に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、X線の入射角度が浅いトモシンセシス撮影にもとづく医用画像データにもとづいて、X線の入射角度が深いトモシンセシス撮影に対応する医用画像データを取得するための処理を実行するプロセッサである。
以下の説明では、トモシンセシス撮影にもとづく医用画像データとは、トモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータをいうものとする。
図1に示すように、処理回路15のプロセッサは、取得機能21、処理機能22、通知機能23、および出力機能24を実現する。これらの各機能は、それぞれプログラムの形態で記憶回路13に記憶されている。
取得機能21は、X線診断装置101または画像サーバ102から、被検体の撮影対象部位に対する第1の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データ(以下、浅い投影データという)またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータ(以下、浅いボリュームデータという)を取得する。取得機能21は取得部の一例である。
処理機能22は、被検体の撮影対象部位の浅い投影データまたは浅いボリュームデータにもとづいて、第1の角度範囲よりも広い第2の角度範囲で同一被検体の同一撮影対象部位に対するトモシンセシス撮影をした場合に得られるべき複数の投影データ(以下、深い推定投影データという)またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータ(以下、深い推定ボリュームデータという)を生成する。処理機能22は処理部の一例である。
通知機能23は、第1の角度範囲と第2の角度範囲との差分に応じて、処理機能22が生成した深い推定投影データまたは深い推定ボリュームデータの信頼性に関する情報を含む通知画像を生成して、ディスプレイ12に表示させる。第2の角度範囲が第1の角度範囲に比べて広くなればなるほど、処理機能22により生成される深い推定投影データまたは深い推定ボリュームデータは、実際に第2の角度範囲のトモシンセシス撮影で得られるデータから乖離すると考えられる。ユーザは、通知機能23によりディスプレイ12に表示される通知画像を確認することにより、処理機能22が生成した深い推定投影データまたは深い推定ボリュームデータを盲目的に信じることなく、その信頼性を考慮しつつ慎重に扱うことができる。通知機能23は通知部の一例である。
出力機能24は、X線診断装置101で撮影された第2の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データまたはこれらを再構成したボリュームデータと、当該複数の投影データのうち第1の角度範囲に対応する複数の投影データまたはこれらを再構成したボリュームデータとを、学習済みモデルに使用するための学習用データセットとして出力する。出力機能24は出力部の一例である。出力機能24の詳細については図6を用いて後述する。
つづいて、処理機能22の動作について説明する。
処理機能22の処理は、機械学習を用いて行われるとよい。以下の説明では、処理機能22がニューラルネットワーク31を含み、深層学習を用いて、被検体の撮影対象部位の浅い投影データまたは浅いボリュームデータにもとづいて、深い推定投影データまたは深い推定ボリュームデータを生成する場合の例を示す。
この場合、処理機能22は、トレーニングデータを多数入力されて学習を行うことにより、パラメータデータ32を逐次的に更新する。
処理機能22は、入力データとして浅い投影データまたは浅いボリュームデータのいずれを用いるか、および出力データとして深い推定投影データまたは深い推定ボリュームデータのいずれを生成させるか、に応じて次の4つの学習方法を採用できる。
図2は、処理機能22の第1の学習方法の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図である。
第1の学習方法では、トレーニング入力データとして浅い投影データ群41を用い、トレーニング出力データとして同一被検体の同一部位を第2の角度範囲で実際にトモシンセシス撮影することにより取得された投影データ(以下、深い理想投影データという)群51を用いる。浅い投影データ群41は、第1の角度範囲で実際にトモシンセシス撮影することにより取得された浅い投影データ411、412、413、・・・により構成される。深い理想投影データ群51は、深い理想投影データ511、512、513、・・・により構成される。
この場合、トレーニングデータは、トレーニング入力データとしての浅い投影データ群41と、トレーニング出力データとしての深い理想投影データ群51との組みからなる。
処理機能22は、トレーニングデータが入力されるごとに、浅い投影データ411、412、413、・・・をニューラルネットワーク31で処理した結果が深い理想投影データ511、512、513、・・・に近づくようにパラメータデータ32を更新していく、いわゆる学習を行う。一般に、パラメータデータ32の変化割合が閾値以内に収束すると、学習は終了と判断される。以下、学習後のパラメータデータ32を特に学習済みパラメータデータ32aという。
なお、トレーニング入力データの種類と図3に示す運用時の入力データの種類は一致させるべきことに注意する。たとえば、学習時のトレーニング入力データとしての浅い投影データ群41の角度範囲および角度刻み(たとえばマイナス5度からプラス5まで1度刻みで計11枚など)は、運用時の入力データの第1の角度範囲および角度刻みと一致させる。
図3は、処理機能22の第1の学習方法の運用時におけるデータフローの一例を示す説明図である。
第1の学習方法の運用時には、処理機能22は、被検体の浅い投影データ611、612、613、・・・から構成される浅い投影データ群61を入力され、学習済みパラメータデータ32aを用いて、被検体の深い推定投影データ(第1の角度範囲よりもX線の入射角度が深い第2の角度範囲の被検体のトモシンセシス撮影に対応する投影データ)群711、712、713、・・・から構成される深い推定投影データ群71を出力する。処理回路15は、この深い推定投影データ群71を再構成することで、第2の角度範囲のトモシンセシス撮影を実際に行わずとも、第2の角度範囲のトモシンセシス撮影に対応するボリュームデータを得ることができる。
なお、ニューラルネットワーク31と学習済みパラメータデータ32aは、学習済みモデル30を構成する。ニューラルネットワーク31は、プログラムの形態で記憶回路13に記憶される。学習済みパラメータデータ32aは、記憶回路13に記憶されてもよいし、ネットワーク100を介して医用画像処理装置10と接続された記憶媒体に記憶されてもよい。これは、以下に説明する第2-第4の学習方法においても同様である。学習済みモデル30が記憶回路13に記憶されている場合は、たとえば第1の学習方法の運用時は、処理機能22は、記憶回路13から学習済みモデル30を読み出して実行することで浅い投影データ群61から深い推定投影データ群71を生成する。なお、学習済みモデルは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路によって構築されてもよい。
図4(a)は処理機能22の第2の学習方法の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図であり、(b)は第2の学習方法の運用時におけるデータフローの一例を示す説明図である。
第2の学習方法は、トレーニング出力データとして、深い理想投影データを再構成したボリュームデータ(以下、深い理想ボリュームデータという)52を用いる点で第1の学習方法と異なる(図4(a)参照)。第2の学習方法の運用時には、処理機能22は、浅い投影データ群61を入力され、学習済みパラメータデータ32aを用いて、被検体の深い推定ボリュームデータ72を出力する(図4(b)参照)。第2の学習方法の運用時は、深い推定ボリュームデータ72を直接得ることができる。
図5(a)は処理機能22の第3の学習方法の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図であり、(b)は第3の学習方法の運用時におけるデータフローの一例を示す説明図である。
第3の学習方法は、トレーニング入力データとして、浅い投影データ411、412、413、・・・を再構成した浅いボリュームデータ42を用いる点で第2の学習方法と異なる(図5(a)参照)。第3の学習方法の運用時には、処理機能22は、被検体の浅いボリュームデータ62を入力され、学習済みパラメータデータ32aを用いて、被検体の深い推定ボリュームデータ72を出力する(図5(b)参照)。
第4の学習方法は、トレーニング入力データとして浅いボリュームデータ42を用いる点で第3の学習方法と共通し、トレーニング出力データとして深い理想投影データ群51を用いる点で第1の学習方法と共通する。第4の学習方法の運用時には、処理機能22は、被検体の浅いボリュームデータ62を入力され、学習済みパラメータデータ32aを用いて、被検体の深い推定投影データ群71を出力する。
なお、第1-第4の学習方法において、トレーニング入力データとトレーニング出力データとは同一被検体の同一撮影対象部位の医用画像データであればよく、たとえばトレーニング入力データとなる浅い投影データを生成する医用画像撮影装置と、トレーニング出力データとなる深い理想投影データを生成する医用画像撮影装置とは、同一のX線診断装置である必要はなく、異なるメーカのX線診断装置であってもよい。
本実施形態に係る医用画像処理装置10は、被検体の撮影対象部位の浅い投影データまたは浅いボリュームデータにもとづいて、深い推定投影データまたは深い推定ボリュームデータを生成することができる。このため、ユーザは、たとえば被検体の経過観察のための検査において、深い角度範囲(第2の角度範囲)のトモシンセシス撮影を行わずとも、浅い角度範囲(第1の角度範囲)のトモシンセシス撮影を行うだけで、被検体の深い推定ボリュームデータを容易に取得することができる。したがって、医用画像処理装置10によれば、第2の角度範囲のトモシンセシス撮影を行う場合に比べ、被検体の被ばく量を低減させることができるとともに、撮影時間を大幅に短縮することができる。
また、ユーザは、たとえば被検体の経過観察のための検査において、MRI装置103やX線CT装置104で被検体を撮影せずとも、浅い角度範囲(第1の角度範囲)のトモシンセシス撮影を行うだけで、被検体の深い推定ボリュームデータを容易に取得することができる。
したがって、たとえばMRI装置103でMRI撮影にもとづく撮影対象部位を含むボリュームデータ(以下、MRボリュームデータという)を得る場合に比べて、MRI撮影では描出されにくいがX線撮影では描出されやすい石灰化などの病変を、容易に確認することができる。また、たとえばX線CT装置104でX線CT撮影にもとづく撮影対象部位を含むボリュームデータ(以下、CTボリュームデータという)を取得する場合にくらべ、被検体の被ばくを大幅に低減することができる。また、MRボリュームデータ、CTボリュームデータのいずれを取得する場合と比べても、医療費を削減することができるとともにスループットを向上させることができる。
ここで、出力機能24の詳細について説明する。図6は、出力機能24の動作の一例を説明するための説明図である。X線診断装置101でFPD(Flat Panel Detector)などのX線検出器101bに対してX線管101aの角度を変えながら第2の角度範囲のトモシンセシス撮影が行われた場合であって、第1の学習方法による学習を行う場合には、出力機能24は、この第2の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データを深い理想投影データ群51として出力するとともに、この深い理想投影データ群51のうち第1の角度範囲に対応する複数の投影データを浅い投影データ群41として、学習済みモデルに使用するための学習用データセットとして出力する。また、第2-第4学習方法に応じて、浅い投影データ群41を再構成して浅いボリュームデータ42を出力し、あるいは深い理想投影データ群51を再構成して深い理想ボリュームデータ52を出力してもよい。
また、処理機能22による深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72の推定精度を向上させるよう、第1-第4の学習方法の入力データとして、撮影対象部位の浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42に加えて、MRボリュームデータ(MRI撮影にもとづく撮影対象部位を含むボリュームデータ)、または、CTボリュームデータ(X線CT撮影にもとづく撮影対象部位を含むボリュームデータ)を用いてもよい。この場合、浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42と、深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72との間で欠落する角度ぶんのデータを、MRボリュームデータまたはCTボリュームデータが補うことが期待される。
図7(a)はMRボリュームデータ43またはCTボリュームデータ43を入力データとしてさらに用いる場合の処理機能22の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図であり、(b)は運用時におけるデータフローの一例を示す説明図である。
入力データとしてMRボリュームデータ43またはCTボリュームデータ43を用いる場合、学習時には、トレーニング入力データとしての浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42と同一の撮影対象部位を含むMRボリュームデータ43またはCTボリュームデータ43も、トレーニング入力データとしてニューラルネットワーク31に入力する(図7(a)参照)。また、運用時には、処理機能22は、記憶回路13から読み出した学習済みモデル30に対して、被検体の浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42とともに、同一被検体の同一の撮影対象部位を含むMRボリュームデータ63またはCTボリュームデータ63を入力することで、被検体の深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72を生成する(図7(b)参照)。
この場合、取得機能21は、画像サーバ102から被検体のCTボリュームデータ63または被検体のMRボリュームデータ63を取得してもよい。なお、MRボリュームデータ63およびCTボリュームデータ63は、それぞれMRI装置103およびX線CT装置104から取得してもよい。
入力データとしてMRボリュームデータまたはCTボリュームデータをさらに用いることで、浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42のみを入力データとする場合に比べて、より推定精度の高い、深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72を生成することができる。
より具体的には、たとえば、乳房の検査を行う場合は、乳房用の受信コイルを用いたMRI撮影により得られたMRボリュームデータを用いるとよい。また、肺がんの検査を行うときは、胸部のCTボリュームデータを用いるとよい。
なお、運用時に用いる被検体のMRボリュームデータ63またはCTボリュームデータ63は、運用ごとにMRI撮影またはX線CT撮影して再構成する必要はなく、被検体について過去に生成しておいたMRボリュームデータ63およびCTボリュームデータ63を用いることができる。すなわち、被検体の経過観察のための検査を繰り返し行う場合は、わざわざ検査時点での最新のMRボリュームデータ63またはCTボリュームデータ63を改めて取得する必要はない。たとえMRボリュームデータ63およびCTボリュームデータ63を用いる場合であっても、被検体の浅い投影データ群61または浅いボリュームデータ62として検査時点での最新のものを用いることで、検査時点での被検体の深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72を得ることができるため、的確に経過観察を行うことができる。
また、処理機能22による深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72の推定精度を向上させるよう、第1-第4の学習方法の入力データとして、撮影対象部位の浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42に加えて、同一撮影対象部位に対する第3の角度範囲(ただし第1の角度範囲よりも広い)のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データ(以下、深い入力投影データという)またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータ(以下、深い入力ボリュームデータという)を用いてもよい。この場合、浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42と、深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72との間で欠落する角度ぶんのデータを、深い入力投影データまたは深い入力ボリュームデータが補うことが期待される。
図8(a)は深い入力ボリュームデータ44を入力データとしてさらに用いる場合の処理機能22の学習時におけるデータフローの一例を示す説明図であり、(b)は運用時におけるデータフローの一例を示す説明図である。
図8に示す例では、取得機能21は、X線診断装置101または画像サーバ102から同一被検体の同一撮影対象部位に対する第3の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データまたはこれらの投影データを再構成したボリュームデータを取得する。
図8に示す例は、図7に示す例に対し、学習時の入力データとしてMRボリュームデータ43またはCTボリュームデータ43にかえて深い入力ボリュームデータ44を用い、運用時の入力データとしてMRボリュームデータ63またはCTボリュームデータ63にかえて被検体の深い入力ボリュームデータ64(第3の角度範囲で被検体をトモシンセシス撮影して取得された投影データを再構成したボリュームデータ)を用いる点を除き同一であるため、説明を省略する。
入力データとして深い入力投影データまたは深い入力ボリュームデータをさらに用いることで、浅い投影データ群41または浅いボリュームデータ42のみを入力データとする場合に比べて、より推定精度の高い、深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72を生成することができる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る医用画像処理装置を含むX線診断装置80の一構成例を示すブロック図である。
X線診断装置80は、被検体に対する第1の角度範囲のトモシンセシス撮影を行う撮影装置81と、医用画像処理装置10の一例としてのコンソール装置82とを備える。この第2実施形態に示すX線診断装置80は、自身で第1の角度範囲で被検体をトモシンセシス撮影した被検体の浅い投影データ群61またはこの自身で撮影した投影データ群61を再構成した被検体の浅いボリュームデータ62利用可能な点で第1実施形態に示す医用画像処理装置10と異なる。他の構成および作用については図1に示す医用画像処理装置10と実質的に異ならないため、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。また、学習済みモデル30の生成に係る処理については図1に示す医用画像処理装置10と同様であるため、学習時の説明は省略する。
撮影装置81は、たとえばX線TV装置の撮影系により構成され、撮影台に臥位で載置された被検体の撮影対象部位を第1の角度範囲でトモシンセシス撮影するためのX線管101a、X線検出器101b等の撮影系を有し、撮影により得た被検体の浅い投影データ群61をコンソール装置82に与える。撮影装置81は、撮影部の一例である。
医用画像処理装置10の一例としてのコンソール装置82の処理回路15xの再構成機能20は、被検体の浅い投影データ群61を再構成して被検体の浅いボリュームデータ62を生成する。
処理回路15xの取得機能21xは、撮影装置81から被検体の浅い投影データ群61を取得し、あるいは再構成機能20から被検体の浅いボリュームデータ62を取得する。処理機能22xは、学習済みモデル30を用いて、被検体の浅い投影データ群61または被検体の浅いボリュームデータ62にもとづいて、被検体の深い推定投影データ群71または深い推定ボリュームデータ72を出力する。通知機能23xは、コンソール装置82のディスプレイ12に通知画像を表示させる。第2実施形態においても、入力データとしてMRボリュームデータまたはCTボリュームデータをさらに用いてもよいし、深い入力投影データまたは深い入力ボリュームデータをさらに用いてもよい。
第2実施形態に係るX線診断装置80によっても、第1実施形態に係る医用画像処理装置10と同様に、被検体の撮影対象部位の浅い投影データまたは浅いボリュームデータにもとづいて、深い推定投影データまたは深い推定ボリュームデータを生成することができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、X線の入射角度が浅いトモシンセシス撮影にもとづく医用画像データにもとづいて、X線の入射角度が深いトモシンセシス撮影に対応する医用画像データを取得することができる。
なお、上記実施形態において、「プロセッサ」という文言は、たとえば、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、または、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(たとえば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびFPGA)等の回路を意味するものとする。プロセッサは、記憶媒体に保存されたプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
また、上記実施形態では処理回路の単一のプロセッサが各機能を実現する場合の例について示したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサが各機能を実現してもよい。また、プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶媒体が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 医用画像処理装置
13 記憶回路
15、15x 処理回路
21、21x 取得機能
22、22x 処理機能
23、23x 通知機能
24 出力機能
30 学習済みモデル
31 ニューラルネットワーク
32 パラメータデータ
32a 学習済みパラメータデータ
41 浅い投影データ群
42 浅いボリュームデータ
43 MRボリュームデータ、CTボリュームデータ
44 深い入力ボリュームデータ
51 深い理想投影データ群
52 深い理想ボリュームデータ
61 被検体の浅い投影データ群
62 被検体の浅いボリュームデータ
63 被検体のMRボリュームデータ、被検体のCTボリュームデータ
64 被検体の深い入力ボリュームデータ
71 深い推定投影データ群
72 深い推定ボリュームデータ
80 X線診断装置

Claims (7)

  1. 被検体に対する第1の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリューデータを第1の医用画像データとして取得する取得部と、
    前記第1の医用画像データにもとづいて、前記第1の角度範囲よりも広い第2の角度範囲の前記被検体に対するトモシンセシス撮影に対応する複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータを第2の医用画像データとして生成する学習済みモデルに対して、前記第1の医用画像データを入力することで、前記第2の医用画像データを生成する処理部と、
    を備えた医用画像処理装置。
  2. 前記学習済みモデルは、
    前記被検体のMRI撮影またはX線CT撮影にもとづくボリュームデータである第3の医用画像データにさらにもとづいて前記第2の医用画像データを生成し、
    前記取得部は、
    前記第3の医用画像データをさらに取得し、
    前記処理部は、
    前記学習済みモデルに対して前記第1の医用画像データと前記3の医用画像データとを入力することで、前記第2の医用画像データを生成する、
    請求項1記載の医用画像処理装置。
  3. 前記学習済みモデルは、
    前記第1の角度範囲よりも広い第3の角度範囲の前記被検体に対するトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データまたはこれらの投影データを再構成したボリュームデータである第3の医用画像データ、にさらにもとづいて前記第2の医用画像データを生成し、
    前記取得部は、
    前記第3の医用画像データをさらに取得し、
    前記処理部は、
    前記学習済みモデルに対して前記第1の医用画像データと前記3の医用画像データとを入力することで、前記第2の医用画像データを生成する、
    請求項1記載の医用画像処理装置。
  4. 前記第1の角度範囲と前記第2の角度範囲との差分に応じて、前記処理部が生成した前記第2の医用画像データの信頼性に関する情報を含む画像を生成して表示部に表示させる通知部、
    をさらに備えた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  5. X線診断装置で撮影された前記第2の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データまたはこれらを再構成したボリュームデータと、当該複数の投影データのうち前記第1の角度範囲に対応する複数の投影データまたはこれらを再構成したボリュームデータとを、前記学習済みモデルに使用するための学習用データセットとして出力する出力部、
    をさらに備えた請求項1ないし4のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  6. 被検体に対する第1の角度範囲のトモシンセシス撮影を行うことにより複数の投影データを生成する撮影部と、
    前記複数の投影データまたはこれらの投影データを再構成したボリューデータを第1の医用画像データとして取得する取得部と、
    前記第1の医用画像データにもとづいて、前記第1の角度範囲よりも広い第2の角度範囲の前記被検体に対するトモシンセシス撮影に対応する複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータを第2の医用画像データとして生成する学習済みモデルに対して、前記第1の医用画像データを入力することで、前記第2の医用画像データを生成する処理部と、
    を備えたX線診断装置。
  7. コンピュータに、
    被検体に対する第1の角度範囲のトモシンセシス撮影にもとづく複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリューデータを第1の医用画像データとして取得するステップと、
    前記第1の医用画像データにもとづいて、前記第1の角度範囲よりも広い第2の角度範囲の前記被検体に対するトモシンセシス撮影に対応する複数の投影データ、またはこれらの投影データを再構成したボリュームデータを第2の医用画像データとして生成する学習済みモデルに対して、前記第1の医用画像データを入力することで、前記第2の医用画像データを生成するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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