JP7233121B2 - heating cooker - Google Patents
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Description
本発明は、加熱調理器に関する。 The present invention relates to a heat cooker.
特許文献1には、調理する食材を収容する食材収容部(内鍋)を有する調理器本体と、食材収容部を開閉する蓋体とを備えた加熱調理器が開示されている。当該加熱調理器では、内鍋内の水蒸気を機外へ排出するため、第1蒸気排出通路および/または第2蒸気排出通路が蓋体に設けられている。
内鍋の内部の気体(蒸気)は非常に高温になるため、当該気体を機外に排出する際に当該気体の温度を低下させることが安全性の点で好ましい。そして、機外に排出する気体の温度を低下させるための機構を単純な構成で実現することが望まれる。特許文献1には、機外に排出する気体の温度を低下させるための機構の詳細について開示されていない。
Since the gas (steam) inside the inner pot reaches a very high temperature, it is preferable in terms of safety to lower the temperature of the gas when discharging the gas out of the machine. Further, it is desired to realize a mechanism for lowering the temperature of the gas discharged to the outside of the machine with a simple structure.
そこで、本発明は、安全性の点で有利な加熱調理器を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a heating cooker that is advantageous in terms of safety.
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての加熱調理器は、内鍋を加熱制御することで前記内鍋内の食材を調理する加熱調理器であって、前記内鍋を収容可能な収容部を有し、前記収容部に収容された前記内鍋を加熱制御する本体部と、前記本体部に取り付けられて前記内鍋の内部を閉空間にする蓋部と、を備え、前記蓋部は、前記内鍋の内部から機外へ気体を排出する排気機構を有し、前記排気機構は、前記内鍋の内部に連通する連通管と、前記連通管を開閉するための弁部材と、前記弁部材を覆うカバー部材と、を有し、前記カバー部材は、前記連通管を介して前記内鍋の内部から放出された気体を一時的に滞留させる第1室と、前記第1室から流出した気体を一時的に滞留させる第2室と、前記第1室と第2室とを仕切るための隔壁とを有し、前記第2室の気体を機外に排気するように構成され、前記隔壁は、前記連通管および前記弁部材側に位置する第1壁面と、前記第1壁面とは反対側の第2壁面とを有し、前記第1室から前記第2室に気体を流出させるための開口が前記第2壁面に設けられている、ことを特徴とする。 In order to achieve the above object, a heating cooker as one aspect of the present invention is a heating cooker that cooks ingredients in the inner pot by controlling heating of the inner pot, and is capable of accommodating the inner pot. a main body portion for controlling heating of the inner pot accommodated in the holding portion; and a lid portion attached to the main body portion for closing the inside of the inner pot, The lid portion has an exhaust mechanism for discharging gas from the inside of the inner pot to the outside of the machine, and the exhaust mechanism includes a communication pipe communicating with the inside of the inner pot and a valve member for opening and closing the communication pipe. and a cover member covering the valve member, wherein the cover member includes a first chamber in which gas released from the inner pot through the communication pipe is temporarily retained; It has a second chamber for temporarily retaining the gas flowing out of the chamber , and a partition wall for partitioning the first chamber and the second chamber , and is configured to exhaust the gas in the second chamber to the outside of the machine. The partition wall has a first wall surface located on the side of the communicating pipe and the valve member, and a second wall surface on the opposite side of the first wall surface. characterized in that an opening is provided in the second wall surface for allowing the to flow out .
本発明によれば、例えば、安全性の点で有利な加熱調理器を提供することができる。 According to the present invention, for example, it is possible to provide a heating cooker that is advantageous in terms of safety.
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。 Hereinafter, embodiments will be described in detail with reference to the accompanying drawings. It should be noted that the following embodiments do not limit the invention according to the claims, and not all combinations of features described in the embodiments are essential to the invention. Two or more of the features described in the embodiments may be combined arbitrarily. Also, the same or similar configurations are denoted by the same reference numerals, and redundant explanations are omitted.
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る加熱調理器100について説明する。まず、加熱調理器100の全体的な構成について、図1~図4を参照しながら説明する。図1~図2は、本実施形態の加熱調理器100全体の正面斜視図を示している。図1は、本体部1に対して蓋部2を取り付けた状態を示しており、図2は、本体部1から蓋部2を取り外した状態を示している。また、図3は、蓋部2を下方から見たときの斜視図を示しており、図4は、本体部1に対して蓋部2を取り付けた状態の加熱調理器100の断面図(図1の線A-AにおけるYZ断面図)を示している。なお、各図では、X軸方向を加熱調理器100の左右方向、Y軸方向を加熱調理器100の前後方向、Z軸方向を加熱調理器100の上下方向としている。以下の説明において「X軸方向」と記載している場合、それは+X方向および-X方向を含むものとして定義されうる。「Y軸方向」および「Z軸方向」についても同様である。
<First embodiment>
A
本実施形態の加熱調理器100は、電気圧力鍋とも呼ばれ、調理対象物としての食材が入れられた内鍋3を加熱制御することで内鍋3内の食材を調理する装置である。加熱調理器100は、図1~図2に示されるように、所定の加熱プログラムに従って内鍋3の加熱制御を行う本体部1と、本体部1の上部に着脱可能(取り外し可能)に取り付けられる蓋部2とを備える。本実施形態の加熱調理器100は、図2に示されるように、本体部1から蓋部2を完全に取り外すことができるように、即ち、本体部1と蓋部2とを互いに分離できるように構成されている。
The
次に、本体部1の構成について、図1~図2、図4を参照しながら説明する。本体部1は、内鍋3を収容可能な収容部10と、収容部10に収容された内鍋3を加熱する加熱部(ヒータ)11と、制御部12とを含みうる。収容部10は、図2や図4に示されるように、上側が開放された有底円筒の形状を有し、本体部1から蓋部2が取り外された状態で、上側開放部から内鍋3を出し入れ自在に構成されている。収容部10は、外鍋とも呼ばれ、例えば金属などによって形成されうる。収容部10の周縁部にはフランジ10aが設けられている。また、加熱部11は、図4に示されるように、例えば、収容部10に収容された内鍋3を誘導加熱するために収容部10の周囲(図4では下部)に配置された誘導加熱コイルを有する。制御部12は、例えばCPUなどのプロセッサおよびメモリを有し、内鍋3内の食材を調理するための所定の加熱プログラムに従って加熱部11(誘導加熱コイル)への給電を制御することにより、内鍋3の加熱処理(食材の調理)を制御する。図4では、制御部12は、本体部1の前部に配置されているが、本体部1の内部における任意の位置に配置することができる。
Next, the configuration of the
また、図1~図2に示されるように、本体部1の外面には、ユーザインタフェース部13が設けられる。ユーザインタフェース部13は、例えばボタンやダイヤルなど、内鍋3の加熱処理の内容(即ち、内鍋3に入れられた食材の調理内容)を設定・調整するためのユーザからの入力を受け付ける入力部、および/または、加熱処理(調理内容)の設定や状態を表示する表示部(ディスプレイなど)を含みうる。
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, a
次に、蓋部2の構成について、図1~図4を参照しながら説明する。蓋部2は、本体部1の上部に取り付けられ、本体部1の収容部10に対して開閉される。蓋部2は、本体部1の上部に装着される、配置される、或いは、設置されると理解されてもよい。本実施形態の場合、蓋部2は、内蓋14およびハンドル部15を備える。内蓋14は、収容部10(内鍋3)を開閉するための蓋であり、図3に示されるように、本体部1から取り外された蓋部2を下方から見たときに確認することができる。内蓋14は、蓋部2が本体部1の上部に取り付けられた場合、図4に示されるように、収容部10(内鍋3)の上側開放部を覆い、収容部10(内鍋3)を閉空間にするように構成され、後述する固定機構30により収容部10に固定されうる。ハンドル部15は、蓋部2の開閉動作を行うためにユーザが把持する部分であり、図1~図2に示されるように、左右方向(X軸方向)に延設するように蓋部2の上面に設けられうる。
Next, the configuration of the
また、蓋部2は、排気機構20と、固定機構30と、ロック機構40と、圧力通知機構50とを備える。
排気機構20は、内鍋3の内部の気体(蒸気)を、蓋部2の上面に設けられた排気孔23aから機外(外部)へ排出するための機構であり、制御部12によって制御されうる。例えば、排気機構20は、内鍋3内の食材の調理(内鍋3の加熱処理)が終了した場合などの所定のタイミングにおいて、制御部12の制御のもとで、蓋部2の上面の排気孔23aから内鍋3の内部の気体を機外へ排気する自動排気を行う。これにより、内鍋3の内部圧力を低減させて大気圧(機外の圧力)に近づけることができるため、本体部1から蓋部2を安全に取り外すことができる。また、排気機構20は、図1~図2に示されるように蓋部2の上面に設けられた排気ボタン16を有し、ユーザによる排気ボタン16の押下に応じて内鍋3の内部から機外へ気体を排気(強制排気)するように構成されてもよい。排気機構20の詳細な構成例については後述する。
The
The
固定機構30は、本体部1と本体部1の上部に取り付けられた蓋部2とを固定するための機構である。固定機構30は、本体部1の収容部10の内部を閉空間に維持するように収容部10に対して蓋部2の内蓋14を固定するための機構として理解されてもよい。本実施形態の場合、固定機構30は、例えば図4に示されるように、レバー31と、第1篏合部材32(第1固定部材)と、第2篏合部材33(第2固定部材)とを備えうる。レバー31は、ユーザによって操作される第1操作部(第1操作子)であり、ユーザ操作により固定位置PF1と解除位置PF2との間で移動可能に構成されうる。固定位置PF1は、本体部1と蓋部2とを固定する際に配置されるレバー31の位置であり、解除位置PF2は、本体部1と蓋部2との固定を解除する際に配置されるレバー31の位置である。第1篏合部材32および第2篏合部材33の各々は、蓋部2が本体部1に取り付けられた状態において、収容部10のフランジ10aと内蓋14との重なり部分に篏合可能に構成された部材である。第1篏合部材32および第2篏合部材33は、本体部1の収容部10および内蓋14を介して対向する位置(本実施形態では、収容部10の-Y方向側および+Y方向側)に配置されうる。
The fixing mechanism 30 is a mechanism for fixing the
第1篏合部材32は、図4に示されるように、コの字型の断面形状を有する部材であり、収容部10の-Y方向側に配置され、収容部10のフランジ10a(-Y方向側の一部)と内蓋14との重なり部分に篏合する。第1篏合部材32は、レバー31に連結しており、Y軸方向へのレバー31の移動に従ってY軸方向に移動するように構成される。具体的には、ユーザ操作によりレバー31が解除位置PF2から固定位置PF1に移動した場合、第1篏合部材32は、そのレバー31の移動に従って収容部10に近づく方向(+Y方向)に移動し、収容部10のフランジ10a(-Y方向側の一部)と内蓋14との重なり部分に篏合する。これにより、本体部1(収容部10)と蓋部2(内蓋14)とを固定することができる。一方、ユーザ操作によりレバー31が固定位置PF1から解除位置PF2に移動した場合、第1篏合部材32は、そのレバー31の移動に従って収容部10から離れる方向(-Y方向)に移動し、収容部10のフランジ10aと内蓋14との重なり部分への篏合を解除する。これにより、本体部1(収容部10)と蓋部2(内蓋14)との固定を解除することができる。
As shown in FIG. 4, the first
第2篏合部材33は、図4に示されるように、コの字型の断面形状を有する部材であり、収容部10の+Y方向側に配置され、収容部10のフランジ10a(+Y方向側の一部)と内蓋14との重なり部分に篏合する。第2篏合部材33は、第1篏合部材32と同様に、レバー31に連結しており、Y軸方向へのレバー31の移動に従ってY軸方向に移動するように構成される。具体的には、ユーザ操作によりレバー31が解除位置PF2から固定位置PF1に移動した場合、第2篏合部材33は、そのレバー31の移動に従って収容部10に近づく方向(-Y方向)に移動し、収容部10のフランジ10a(+Y方向側の一部)と内蓋14との重なり部分に篏合する。これにより、本体部1(収容部10)と蓋部2(内蓋14)とを固定することができる。一方、ユーザ操作によりレバー31が固定位置PF1から解除位置PF2に移動した場合、第2篏合部材33は、そのレバー31の移動に従って収容部10から離れる方向(+Y方向)に移動し、収容部10のフランジ10aと内蓋14との重なり部分への篏合を解除する。これにより、本体部1(収容部10)と蓋部2(内蓋14)との固定を解除することができる。
As shown in FIG. 4, the second
ロック機構40は、固定機構30による本体部1と蓋部2との固定をロックするための機構である。ロック機構40は、固定機構30のレバー31がユーザ操作によって固定位置PF1から解除位置PF2に移動することを制限するための制限機構として理解されてもよい。図1~図2では、解除位置PF2へのレバー31の移動の制限を解除する際にユーザによって操作される第2操作部(第2操作子)としてのスイッチ41(ノブ)が図示されている。スイッチ41は、通常時には位置PL1に配置されているが、ユーザ操作により位置PL2へスライド可能に構成される。ユーザ操作によりスイッチ41が位置PL2へスライドした場合に、解除位置PF2へのレバー31の移動の制限を解除することができる。
The locking mechanism 40 is a mechanism for locking the fixation of the
圧力通知機構50は、内鍋3の内部圧力に応じてZ軸方向に移動可能なピン部材51(圧力ピン)を有し、Z軸方向におけるピン部材51の位置によって、内鍋3の内部圧力が所定値(閾値)以上であるか否か(即ち、内鍋3の内部圧力が高い状態か否か)をユーザに通知するための機構である。本実施形態の場合、ピン部材51は、図1~図2に示されるように、上端部が蓋部2の上面から突出可能に配置されており、その突出量によって内鍋3の内部圧力が所定値以上か否かをユーザに通知することができる。
The pressure notification mechanism 50 has a pin member 51 (pressure pin) that can move in the Z-axis direction according to the internal pressure of the
例えば、圧力通知機構50のピン部材51は、Z軸方向に延設された部材であり、内鍋3の内部に連通する連通管の流路を塞ぐように当該流路を貫通し、Z軸方向にスライド可能に構成される。圧力通知機構50では、内鍋3の内部圧力が所定値未満である場合、ピン部材51は、自重により第1ピン位置(低圧位置)PN1に配置される。一方、内鍋3の内部圧力が所定値以上である場合、ピン部材51は、内鍋3の内部圧力によって+Z方向に押圧され、第1ピン位置PN1より+Z方向側の第2ピン位置(高圧位置)PN2に配置される。このとき、蓋部2の上面からのピン部材51の突出量は、第1ピン位置PN1より第2ピン位置PN2の方が大きくなるため、ユーザは、その突出量に基づいて、内鍋3の内部圧力が所定値以上であることを確認できる。なお、内鍋3の内部圧力が高い状態か否かを判断するための所定値は、ピン部材51の質量(重さ)によって規定され、任意に設定されうる。
For example, the pin member 51 of the pressure notification mechanism 50 is a member extending in the Z-axis direction, penetrates the flow path of the communicating pipe communicating with the inside of the
[排気機構の構成]
次に、蓋部2の排気機構20の構成例について、図4および図5A~図5Cを参照しながら説明する。図5A~図5Cは、排気機構20の構成を説明するための図であり、蓋部2(特に排気機構20)の分解例を示す図である。図5Aは、蓋部2の全体構成を示しており、図5Bは、蓋部2からカバー部材23を取り外した状態を示しており、図5Cは、蓋部2から排気弁22およびカバー部材23を取り外した状態を示している。図5Cでは、カバー部材23を更に細かく分解した状態も示している。本実施形態の排気機構20は、例えば図5Cに示されるように、連通管21と、排気弁22と、カバー部材23とを備えうる。
[Configuration of Exhaust Mechanism]
Next, a configuration example of the
連通管21は、内鍋3(収容部10)の内部に連通するように内蓋14に設けられた管である。図4を参照すると、連通管21の一方の端部は内鍋3の内部に配置され、他方の端部には排気弁22が配置される。
The
排気弁22は、連通管21の流路を開閉するための弁部材であり、例えば図4や図5Bに示されるように連通管21の上端部に配置される。排気弁22は、質量体(重り)を含み、自重により連通管21の流路を閉じる(塞ぐ)ように構成される。これにより、内鍋3の加熱処理において内鍋3の内部圧力を機外の圧力より高くすることができる。一方、排気弁22は、内鍋3の内部から気体(蒸気)を機外へ排出する場合、制御部12の制御のもと、連通管21の流路を開く(開放する)ように駆動される。これにより、内鍋3の内部の気体を連通管21から放出させることができる。
The
カバー部材23は、連通管21および排気弁22を覆うように構成された部材である。カバー部材23は、排気弁22が開いた場合に連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体(蒸気)を一時的に滞留させ、上面に設けられた排気孔23aから排出するように構成される。例えば、カバー部材23は、図5Cに示されるように、上面に排気孔23aを有する外装部材23bと、カバー部材23の内部空間を規定する隔壁部材23cとを備える。隔壁部材23cには、隔壁部材23を蓋部2に取り付けるための取付部材23d,23eがネジ等によって固定されている。この取付部材23d,23eにより、隔壁部材23cが、ゴムや樹脂などで形成されたシール部材23iを介して蓋部2に取り付けられる。外装部材23bは、隔壁部材23cの側部および上部を覆うように構成され、隔壁部材23cに取り付けられる。
The
本実施形態のカバー部材23は、第1室S1(第1空間)と第2室S2(第2空間)とを含むように構成される。ここで、カバー部材23の第1室S1および第2室S2について、図6を参照しながら説明する。図6は、排気弁22およびカバー部材23が蓋部2に取り付けられている状態の排気機構20の断面図(XY断面図)を示している。隔壁部材23cは、一部に開口23hを有する隔壁23gを有し、この隔壁23gによってカバー部材23の内部空間を第1室S1と第2室S2とに仕切って(区分けして)いる。第1室S1は、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体を一時的に滞留させる空間であり、第2室S2は、隔壁23gの開口23hを介して第1室S1から流出してきた気体を一時的に滞留させる空間である。また、排気孔23aは、外装部材23bの上面のうち、第2室S2を規定する部分(面)に設けられている。
The
このように構成されたカバー部材23では、図6の破線矢印で示されるように、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体(蒸気)を第1室S1に一時的に滞留させた後、隔壁23gの開口23hを介して第1室S1から流出した気体を第2室S2に一時的に滞留させ、排気孔23aを介して第2室S2から機外へ排出する。つまり、本実施形態のカバー部材23は、連通管21から排気孔23aに至る気体の流路がラビリンス形状を有するように構成されうる。この構成により、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体(蒸気)を、第1室S1および第2室S2の各々において(即ち、二段階で)温度を低下させてから、排気孔23aを介して機外へ排出することができる。その結果、本実施形態の加熱調理器100は、排気孔23aから排出される気体の温度を低下させることができるため、安全性の点で有利になりうる。
In the
また、カバー部材23は、例えば図6に示されるように、隔壁23gの開口23hを覆うように隔壁23gに対面して配置された板部材23fを備えてもよい。板部材23fは、隔壁23gの開口23hを塞がないように開口23hを覆う板状の部材であり、例えば第2室S2内に配置されうる。板部材23fは、金属等によって構成されうる。本実施形態の場合、板部材23fは、隔壁23gのうち開口23hが形成された面の+Y方向側において、当該面に対面するように、当該面から離間して配置されうる。また、板部材23fは、カバー部材23(隔壁部材23c)を蓋部2に取り付けるための取付部材23eの一部として構成されうる。このような板部材23fを更に設けることにより、連通管21から排気孔23aに至る気体の流路を更に複雑化したラビリンス形状にすることができる。つまり、気体(蒸気)の温度を低下させる効果を向上させて、排気孔23aから排出される気体の温度を更に低下させることができるため、安全性の点で更に有利になりうる。
Moreover, as shown in FIG. 6, for example, the
[排気機構の排気動作]
次に、排気機構20の排気動作について、図7A~図7B、図8A~図8Bおよび図9A~図9Bを参照しながら説明する。図7A~図7Bは、排気弁22により連通管21の流路を閉じている状態(以下では閉路状態と呼ぶことがある)を示している。図8A~図8Bは、制御部12の制御のもとで内鍋3の内部から機外へ自動的に排気する自動排気を行っている状態を示している。図9A~図9Bは、ユーザ操作により内鍋3の内部から機外へ強制的に排気する強制排気を行っている状態を示している。なお、図7A、図8Aおよび図9Aは、排気機構20の断面図(YZ断面図)を示しており、図4の範囲Rの拡大図である。当該断面図における破線矢印は、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体の流れを示している。また、図7B、図8Bおよび図9Bは、排気機構20の排気動作を説明するための内部構成図である。当該内部構成図では、排気機構20の排気動作を分かり易くするため、排気機構20の排気動作に関連する部材のみを図示し、それ以外の部材の図示を省略している。
[Exhaust operation of exhaust mechanism]
Next, the exhaust operation of the
閉路状態では、図7A~図7Bに示されるように、排気弁22が、その自重によって連通管21の流路を閉じて(塞いで)いるため、内鍋3の内部圧力を機外の圧力より高くすることができる。そして、制御部12は、所定のタイミングにおいて、内鍋3の内部から機外へ気体(蒸気)を自動的に排出する自動排気を行う。所定のタイミングは、例えば、内鍋3の加熱処理(内鍋3内の食材の調理)が終了した後の所定のタイミングでありうるが、当該加熱処理の途中のタイミングであってもよい。加熱処理が終了した後の所定のタイミングは、一例として、加熱処理の終了をユーザに通知するタイミング、加熱処理の終了をユーザに通知する直前のタイミング、或いは、加熱処理(食材の調理)が終了した直後のタイミングであってもよい。ここで、加熱処理とは、例えば、所定の加熱プログラムに従って内鍋3の加熱制御を行う処理のことであり、内鍋3内の食材の加熱、蒸らし、保温などを含みうる。
In the closed state, as shown in FIGS. 7A and 7B, the
自動排気は、図8A~図8Bに示されるように、駆動部24により排気弁22を駆動して連通管21の流路を開く(開放する)ことで、内鍋3の内部から機外へ気体(蒸気)を自動的に排出する処理である。排気機構20には、例えば図8Bに示されるように、駆動部24の動力(駆動力)を排気弁22に伝達するための伝達部材25が設けられており、駆動部24は、当該伝達部材25を駆動することにより、連通管21の流路を開くように排気弁22を駆動することができる。本実施形態の場合、駆動部24は、本体部1に設けられており、本体部1の上面から突出可能に設けられた突出部材24aと、突出部材24aを本体部1の上面から突出させるように突出部材24aを駆動するアクチュエータ24bとを含みうる。また、伝達部材25は、排気弁22(具体的には、排気弁22に設けられた突起部22a)の下面に当接するピン部材25aと、突出部材24aとピン部材25aとを連結する連結部材25bとを含みうる。
As shown in FIGS. 8A and 8B , the automatic exhaust is performed by driving the
制御部12は、自動排気を行う場合、図8Bに示されるように、アクチュエータ24bを動作させて突出部材24aを本体部1の上面から突出させ、連結部材25bを押し上げる。これにより、ピン部材25aが押し上げられ、それに伴って排気弁22も押し上げられるため、連通管21の流路を開き、連通管21を介して内鍋3の内部から気体(蒸気)を放出することができる。つまり、制御部12は、駆動部24(アクチュエータ24b)を制御することにより、排気弁22を駆動して連通管21の流路を開き、自動排気を行うことができる。
When performing automatic exhaust, the
強制排気は、図9A~図9Bに示されるように、ユーザ操作に応じて排気弁22を駆動して連通管21の流路を開く(開放する)ことで、内鍋3の内部から機外へ気体(蒸気)を強制的に排出する処理である。排気機構20は、ユーザ操作に応じて連通管21の流路を開くように排気弁22を駆動するための操作子(操作部)を有する。本実施形態の場合、排気機構20は、特に図9Bに示されるように、当該操作子として、蓋部2の上面に設けられた排気ボタン16と、ユーザによる排気ボタン16の操作を連結部材25bの駆動に変換する変換部材26とを含みうる。変換部材26は、一方の端部を力点とし、他方の端部を作用点とし、それらの端部の間に支点を有する梃部材として構成されうる。変換部材26の力点には、排気ボタン16が当接し、ユーザ操作による排気ボタン16の押下によって力が加えられる。また、変換部材26の作用点は、ユーザ操作による排気ボタン16の押下に応じて、連結部材25bに当接し、連結部材25bを押し上げるように作用しうる。ユーザは、強制排気を行う場合、排気ボタン16を押下する。このとき、図9Bに示されるように、ユーザによる排気ボタン16の押下に応じて変換部材26が連結部材25bを押し上げ、それに伴って排気弁22も押し上げられるため、連通管21の流路を開き、連通管21を介して内鍋3の内部から気体(蒸気)を放出することができる。
As shown in FIGS. 9A and 9B, the forced exhaust is performed by driving the
上述したように、本実施形態の加熱調理器100は、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体(蒸気)を、第1室S1および第2室S2の各々において(即ち、二段階で)温度を低下させてから、排気孔23aを介して機外へ排出するように構成されている。これにより、排気孔23aから排出される気体の温度を、単純な構成で且つより効率的に低下させることができるため、装置コストおよび安全性の点で有利になりうる。
As described above, the
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係る加熱調理器200について説明する。本実施形態は、第1実施形態を基本的に引き継ぐものであり、以下で言及すること以外は第1実施形態で説明したとおりである。
<Second embodiment>
A
図10~図11は、本実施形態の加熱調理器200全体の正面斜視図を示している。図10は、本体部1に対して蓋部2を取り付けた状態を示しており、図11は、本体部1から蓋部2を取り外した状態を示している。また、図12は、蓋部2を下方から見たときの斜視図を示している。本実施形態の加熱調理器200は、第1実施形態の加熱調理器100と同様に、調理対象物としての食材が入れられた内鍋3を加熱制御することで内鍋3内の食材を調理する装置であり、所定の加熱プログラムに従って内鍋3の加熱制御を行う本体部1と、本体部の上部に着脱可能(取り外し可能)に取り付けられる蓋部2とを備える。但し、本実施形態の加熱調理器200は、排気機構20および固定機構30の構成が第1実施形態の加熱調理器100と異なる。したがって、以下では、本実施形態の加熱調理器200における排気機構20および固定機構30の構成について説明する。
10 and 11 show front perspective views of the
まず、本実施形態の加熱調理器200における固定機構30の構成について説明する。固定機構30は、本体部1と蓋部2とを固定するための機構であり、本実施形態の場合、本体部1における収容部10のフランジ10aと、蓋部2における内蓋14の爪部14aとで構成されうる。収容部10のフランジ10aは、例えば図11に示されるように、収容部10の周縁部から半径方向に向かって突出した部分であり、周方向(Z軸周りの回転方向)に沿って間隔をあけて複数設けられている。また、内蓋14の爪部14aは、例えば図12に示されるように、収容部10のフランジ10aに係合する(篏合する、引っ掛かる)ように内蓋14の周縁部から突出した部分であり、収容部10のフランジ10aの位置に対応するように周方向に沿って間隔をあけて複数設けられている。このように構成された固定機構30を有する加熱調理器200では、内蓋14の各爪部14aを収容部10のフランジ10aの間に通しながら本体部1の上に蓋部2を配置し、図10に示す矢印ARの方向に本体部1に対して蓋部2を所定量だけ回転させることにより、収容部10の各フランジ10aと内蓋14の各爪部14aとを係合させ、本体部1と蓋部2とを固定することができる。
First, the configuration of the fixing mechanism 30 in the
次に、本実施形態の加熱調理器200における排気機構20の構成について説明する。排気機構20は、内鍋3の内部の気体(蒸気)を、蓋部2の上面に設けられた排気孔27aから機外(外部)へ排出するための機構である。例えば、排気機構20は、第1実施形態の加熱調理器100と同様に、内鍋3内の食材の調理が終了した場合などの所定のタイミングにおいて、制御部12の制御のもとで、蓋部2の上面の排気孔27aから内鍋3の内部の気体を機外へ排気する自動排気を行う。また、排気機構20は、図10~図11に示されるように蓋部2の上面に設けられた排気ボタン16を有し、ユーザによる排気ボタン16の押下に応じて内鍋3の内部から機外へ気体を排気する強制排気を行うように構成されてもよい。なお、本実施形態の排気機構20における排気動作(自動排気、強制排気)は、第1実施形態の排気機構20の排気動作と同様である。
Next, the configuration of the
図13A~図13Bは、本実施形態の排気機構20の構成を説明するための図であり、蓋部2(特に排気機構20)の分解例を示している。図13Aは、蓋部2からカバー部材27を取り外した状態を示しており、図13Bは、蓋部2から排気弁22およびカバー部材27を取り外した状態を示している。図13Bでは、カバー部材27を更に細かく分解した状態も示している。本実施形態の排気機構20は、例えば図13Bに示されるように、連通管21と、排気弁22と、カバー部材27とを備えうる。連通管21および排気弁22の構成は、第1実施形態の加熱調理器100と同様である。
13A and 13B are diagrams for explaining the configuration of the
カバー部材27は、連通管21および排気弁22を覆うように構成された部材である。カバー部材27は、排気弁22が開いた場合に連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体(蒸気)を一時的に滞留させ、上面に設けられた排気孔27aから排出するように構成される。具体的には、カバー部材27は、図13Bに示されるように、上側外装部材27bと、下側外装部材27cと、シール部材27dと、隔壁部材27eとを備える。
The
上側外装部材27bは、カバー部材27の上側部分を構成する部材であり、上面に排気孔27aを有するとともに、下側外装部材27cに取り付けられる。下側外装部材27cは、カバー部材27の下側部分を構成する部材であり、蓋部2の突出部2aに篏合する孔27fを有するとともに、上側外装部材27bを支持する支持機構27gを有する。支持機構27gは、上側外装部材27bが下側外装部材27cに取り付けられたときに上側外装部材27bの爪に引っ掛かるように付勢されたフック27g1を有し、当該フック27g1に連結しているボタン27g2を押すことでフック27g1による上側外装部材27bの支持を解除することができる。ここで、蓋部2の突出部2aは、図13Bに示されるように、カバー部材27を蓋部2に取り付けるために+Z方向に向かって突出した部分であり、当該突出部2aに連通管21、排気弁22およびピン部材25aが配置される。
The
シール部材27dは、ゴムや樹脂などで環状に形成され、下側外装部材27cの孔27fの内側に取り付けられる。シール部材27dは、蓋部2の突出部2aに下側外装部材27cの孔27fが篏合するようにカバー部材27が蓋部2に取り付けられた状態において突出部2aと下側外装部材27cの孔27fとを密封(密着)させるための部材として理解されてもよい。また、シール部材27dは、上側外装部材27bの内上面に接触するように構成されうる。このようなシール部材27dを用いることにより、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された気体(蒸気)がカバー部材27と蓋部2の突出部2aとの間から漏れることを低減し、当該気体をカバー部材27の内部に一時的に滞留させることができる。さらに、シール部材27dを用いることにより、蓋部2に対してカバー部材27を取り付けるための機構を別途設けることなく、蓋部2に対してカバー部材27を容易に着脱することが可能となる。
The
隔壁部材27eは、カバー部材27(シール部材27d)の内部空間を第1室S1(第1空間)と第2室S2(第2空間)とに仕切るための隔壁を有する部材である。ここで、図14を参照しながら、隔壁部材27eの構成および機能について説明する。図14は、蓋部2(突出部2a)に取り付けられたカバー部材27の断面模式図(YZ断面図)を示している。隔壁部材27eは、上側外装部材27bの排気孔27aを内側から覆うように上側外装部材27bの内上面に取り付けられおり、隔壁部材27eの外側を第1室S1、隔壁部材27eの内側を第2室S2として、カバー部材27の内側空間を仕切っている。また、隔壁部材27eは、第1室S1と第2室S2とを連通するための開口27hを、隔壁のうち連通管21および排気弁22側とは反対側に有する。具体的には、隔壁部材27eの隔壁は、連通管21および排気弁22側(-Y方向側)に位置する第1壁面W1と、第1壁面W1とは反対側(+Y方向側)に位置する第2壁面W2とを有し、開口27hは、第2壁面W2に設けられている。
The
このように構成された隔壁部材27eを有するカバー部材27では、連通管21から排気孔27aに至る気体の流路がラビリンス形状となる。そのため、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された蒸気は、図14の破線矢印で示されるように、第1室S1(隔壁部材27eの外側空間)で一時的に滞留した後、隔壁部材27eの開口27hを介して第1室S1から第2室S2(隔壁部材27eの内側空間)に流入し、第2室S2で一時的に滞留してから排気孔27aを介して機外へ排出される。つまり、本実施形態のカバー部材27は、連通管21を介して内鍋3の内部から放出された蒸気を第1室S1および第2室S2の各々において(即ち、二段階で)温度を低下させてから、排気孔27aを介して機外へ排出することができる。そのため、本実施形態の加熱調理器200は、排気孔27aから排出される気体の温度を低下させることができるため、安全性の点で有利になりうる。
In the
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。 The invention is not limited to the embodiments described above, and various modifications and variations are possible without departing from the spirit and scope of the invention.
1:本体部、2:蓋部、3:内鍋、10:収容部、11:加熱部、12:制御部、13:操作部、14:内蓋、20:排気機構、21:連通管、22:駆動弁(弁部材)、23,27:カバー部材 1: Main body, 2: Lid, 3: Inner pot, 10: Storage unit, 11: Heating unit, 12: Control unit, 13: Operation unit, 14: Inner lid, 20: Exhaust mechanism, 21: Communicating pipe, 22: driven valve (valve member), 23, 27: cover member
Claims (9)
前記内鍋を収容可能な収容部を有し、前記収容部に収容された前記内鍋を加熱制御する本体部と、
前記本体部に取り付けられて前記内鍋の内部を閉空間にする蓋部と、
を備え、
前記蓋部は、前記内鍋の内部から機外へ気体を排出する排気機構を有し、
前記排気機構は、前記内鍋の内部に連通する連通管と、前記連通管を開閉するための弁部材と、前記弁部材を覆うカバー部材と、を有し、
前記カバー部材は、前記連通管を介して前記内鍋の内部から放出された気体を一時的に滞留させる第1室と、前記第1室から流出した気体を一時的に滞留させる第2室と、前記第1室と第2室とを仕切るための隔壁とを有し、前記第2室の気体を機外に排気するように構成され、
前記隔壁は、前記連通管および前記弁部材側に位置する第1壁面と、前記第1壁面とは反対側の第2壁面とを有し、前記第1室から前記第2室に気体を流出させるための開口が前記第2壁面に設けられている、ことを特徴とする加熱調理器。 A heating cooker that cooks ingredients in the inner pot by controlling heating of the inner pot,
a body portion having a housing portion capable of housing the inner pot, and controlling heating of the inner pot housed in the housing portion;
a lid portion attached to the body portion to make the inside of the inner pot a closed space;
with
The lid portion has an exhaust mechanism for discharging gas from the inside of the inner pot to the outside of the machine,
The exhaust mechanism has a communicating pipe that communicates with the interior of the inner pot, a valve member that opens and closes the communicating pipe, and a cover member that covers the valve member,
The cover member includes a first chamber that temporarily retains the gas released from the inner pot through the communication pipe, and a second chamber that temporarily retains the gas that has flowed out of the first chamber. , a partition for partitioning the first chamber and the second chamber , configured to exhaust the gas in the second chamber to the outside of the machine ,
The partition wall has a first wall surface located on the side of the communicating pipe and the valve member, and a second wall surface opposite to the first wall surface, and allows gas to flow out from the first chamber to the second chamber. A heating cooker characterized in that an opening for allowing heating is provided in the second wall surface .
前記排気孔は、前記第2室を規定する面に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 The cover member has an exhaust hole for discharging the gas released from the inner pot through the communication pipe to the outside of the machine,
2. The heating cooker according to claim 1, wherein said exhaust hole is provided on a surface defining said second chamber.
前記制御部は、所定のタイミングで前記駆動部を制御することにより、前記弁部材を駆動して前記連通管を開く、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加熱調理器。 The heating cooker further comprises a drive unit for driving the valve member, and a control unit for controlling heat treatment of the inner pot,
4. The heating according to any one of claims 1 to 3 , wherein the control unit controls the driving unit at a predetermined timing to drive the valve member and open the communicating pipe. Cooking device.
前記駆動部は、前記伝達部材を介して前記弁部材を駆動する、ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の加熱調理器。 The exhaust mechanism further has a transmission member for transmitting power of the drive unit to the valve member,
The heating cooker according to any one of claims 4 to 6 , wherein the drive section drives the valve member via the transmission member.
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