JP7231785B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
〔1.はじめに〕
従来、機械学習モデルに教師あり学習をさせるための教師データの作成を支援する技術が知られている。一般的に、教師あり学習をさせるための教師データは、正解データとラベルの組からなる。教師あり学習は、教師データとして入力(正解データ)とその正しい出力(ラベル)が与えられ、ある入力を受けると正しい出力ができるよう機械学習モデルを学習させることにより行われる。AI業界では、この教師データ(正解データとラベルの組)を作成する作業をアノテーションと呼ぶ。アノテーションの対象となるデータには、機械学習モデルの用途に応じて、画像、テキスト、音声などの種類が存在する。例えば、機械学習モデルの用途が画像認識である場合には、アノテーションの対象となるデータは画像である。
ここから、図1を用いて、実施形態に係る情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。実施形態に係るアノテーションの作業は、依頼者から依頼を受けた業者の作業者が、依頼を受けた画像の中から物体が撮像された領域を選択することにより行われる。図1では、依頼者がアノテーションを行った画像の領域(アノテーションが正確にされているデータ)と、作業者がアノテーションを行った画像の領域とを比較することにより、作業者によって作成された教師データの精度を評価する例について説明する。また、依頼者は、作業者による作業を管理する。そのため、以下では、依頼者のことを管理者と記載する場合がある。
まず、図2を用いて、実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。情報処理システム1には、作業者装置10と、管理者装置20と、情報処理装置100とが含まれてよい。作業者装置10と、管理者装置20と、情報処理装置100とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続されてよい。なお、情報処理システム1には、任意の数の作業者装置10と任意の数の管理者装置20と任意の数の情報処理装置100とが含まれてもよい。
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有してよい。なお、情報処理装置100は、情報処理装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示させるための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、例えば、作業者装置10や管理者装置20との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。具体的には、記憶部120は、複数の処理対象それぞれを識別可能な情報と複数の処理対象それぞれとを対応付けて記憶する。例えば、記憶部120は、処理対象の一例として、複数の画像それぞれを識別可能な情報(例えば、画像ID)と複数の画像それぞれとを対応付けて記憶する。また、記憶部120は、正解あり処理対象と正解の処理結果とを対応付けて記憶する。例えば、記憶部120は、処理対象の一例として、アノテーションの依頼者によって選択された正解の選択領域と正解あり画像とを対応付けて記憶する。
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
取得部131は、正解の処理結果が紐づけられた正解あり処理対象を含む複数の処理対象を取得する。具体的には、取得部131は、処理対象の一例として、アノテーション作業の対象となる画像を取得する。例えば、取得部131は、アノテーションの依頼者によって選択された正解の選択領域が紐づけられた正解あり画像を含む複数の画像を依頼者(管理者)によって利用される管理者装置20から取得する。
決定部132は、複数の処理対象のうち正解あり処理対象を作業者に処理させる順番を決定する。具体的には、決定部132は、取得部131によって複数の処理対象が取得されると、取得部131によって取得された複数の処理対象のうち正解あり処理対象を作業者に処理させる順番を決定する。例えば、決定部132は、取得部131によって複数の画像が取得されると、取得部131によって取得された複数の画像のうち正解あり画像を作業者に処理させる順番を決定する。
提供部133は、作業者が複数の処理対象に対する処理を行うための作業画面を作業者に対して提供する。具体的には、提供部133は、作業者が複数の処理対象に対する処理を行うための作業画面を作業者装置10に表示させる。より具体的には、提供部133は、作業者が複数の処理対象に対する処理を行うための作業画面に相当するコンテンツを作業者装置10に送信する。例えば、提供部133は、作業者が複数の画像に対する選択領域の選択処理を行うための作業画面に相当するコンテンツを作業者装置10に送信する。作業者装置10は、情報処理装置100から受信したコンテンツを画面に表示することで、作業画面を表示する。例えば、提供部133は、決定部132によって決定された処理順に複数の画像を1枚ずつ作業者装置10の画面に表示させる。例えば、提供部133は、後述する図4~図7に示す作業画面に相当するコンテンツを作業者装置10の画面に表示させる。
受付部134は、正解の処理結果が紐づけられた正解あり処理対象を含む複数の処理対象に対する処理結果を作業者が一部の処理対象に対する処理を完了するごとに作業者装置10から受け付ける。具体的には、受付部134は、正解の選択領域が紐づけられた正解あり画像を含む複数の画像に対する選択領域を作業者が一つの画像に対する領域の選択処理を完了するごとに作業者装置10から受け付ける。より具体的には、受付部134は、提供部133によって提供される作業画面を通じて、作業者が一つの画像に対する領域の選択処理を完了するごとに作業者による選択処理の処理結果を作業者装置10から受け付ける。
算出部135は、受付部134によって受け付けられた処理結果に対応する処理対象が正解あり処理対象である場合に、受付部134によって受け付けられた処理結果と正解の処理結果との比較に基づいて、作業者に対する評価を示す評価値を算出する。具体的には、算出部135は、受付部134によって処理結果が受け付けられると、記憶部120を参照して、処理結果に対応する処理対象を特定する。続いて、算出部135は、処理結果に対応する処理対象を特定すると、特定した処理対象が正解あり処理対象であるか否かを判定する。例えば、算出部135は、記憶部120を参照して、特定した処理対象と紐づけられた正解の処理結果が存在するか否かを判定する。算出部135は、特定した処理対象と紐づけられた正解の処理結果が存在すると判定した場合に、特定した処理対象が正解あり処理対象であると判定する。続いて、算出部135は、受付部134によって受け付けられた処理結果に対応する処理対象が正解あり処理対象であると判定した場合に、記憶部120を参照して、正解あり処理対象と紐づけられた正解の処理結果に関する情報を取得する。続いて、算出部135は、正解の処理結果に関する情報を取得すると、取得した正解の処理結果と受付部134によって受け付けられた処理結果との比較に基づいて、作業者に対する評価を示す評価値を算出する。
判定部136は、算出部135によって算出された評価値に基づいて、処理結果の品質が低下したか否かを判定する。具体的には、判定部136は、算出部135によって算出された評価値が評価閾値を下回った場合に、処理結果の品質が低下したと判定する。例えば、判定部136は、算出部135によって算出されたIoUの値が評価閾値を下回った場合に、処理結果の品質が低下したと判定する。
通知部137は、作業者による作業を管理する管理者に対してアラートを通知する。具体的には、通知部137は、判定部136によって品質が低下したと判定された場合に、管理者に対してアラートを通知する。通知部137によるアラートの通知処理について、図14を用いて詳しく説明する。図14は、実施形態に係る管理者装置の画面の一例を示す図である。
上述した実施形態に係る情報処理システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理システム1の他の実施形態について説明する。なお、実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
上述した実施形態では、決定部132が、複数の処理対象に対して所定間隔で正解あり処理対象を作業者に処理させるように順番を決定する例について説明したが、正解あり処理対象の処理順はこれに限られない。
上述した実施形態では、情報処理装置100が画像認識技術のうち物体検出を行う機械学習モデルの教師データの品質を評価する例について説明したが、情報処理装置100が評価する教師データの種類はこれに限られない。具体的には、上述した処理対象は、機械学習モデルの用途に応じて、画像以外に、テキストや音声であってよい。
上述した実施形態では、情報処理装置100が、図8に示すバウンディングボックスの選択によるアノテーションにより作成された教師データの品質を評価する例について説明したが、他の種類のアノテーションにより作成された教師データの品質を評価してよい。ここで、アノテーションの種類について、図9~図11を用いて詳しく説明する。図9~図11は、変形例に係るアノテーションの一例を示す図である。情報処理装置100は、図9~図11に示すアノテーションにより作成された教師データの品質を評価してよい。
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、受付部134と算出部135を備える。受付部134は、正解の処理結果が紐づけられた正解あり処理対象を含む複数の処理対象に対する処理結果を作業者が一部の処理対象に対する処理を完了するごとに受け付ける。算出部135は、受付部134によって受け付けられた処理結果に対応する処理対象が正解あり処理対象である場合に、受付部134によって受け付けられた処理結果と正解の処理結果との比較に基づいて、作業者に対する評価を示す評価値を算出する。
また、上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図14は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を備える。
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
10 作業者装置
20 管理者装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
130 制御部
131 取得部
132 決定部
133 提供部
134 受付部
135 算出部
136 判定部
137 通知部
Claims (14)
- 第1処理対象群に含まれる処理対象に対して第1作業者が教師あり学習に用いられる教師データを作成するための処理であるアノテーション処理を行った処理結果を前記第1処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する前記アノテーション処理が完了するごとに受け付け、第2処理対象群に含まれる処理対象に対して前記第1作業者とは異なる第2作業者が前記アノテーション処理を行った処理結果を前記第2処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する前記アノテーション処理が完了するごとに受け付ける受付部と、
前記第1作業者が前記第1処理対象群全体に対する作業を完了させる前に、前記第1作業者が完了させた前記第1処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する処理結果に基づいて、前記第1作業者の作業の品質を示す第1評価値を所定の方法で算出し、前記第2作業者が前記第2処理対象群全体に対する作業を完了させる前に、前記第2作業者が完了させた前記第2処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する処理結果に基づいて、前記第2作業者の作業の品質を示す第2評価値を所定の方法で算出する算出部と、
前記第1作業者及び前記第2作業者による作業を管理する管理者によって利用される管理者装置に対して、前記第1評価値に基づく情報を前記第1処理対象群全体に対する作業途中において表示し、前記第2評価値に基づく情報を前記第2処理対象群全体に対する作業途中において表示する管理画面を提供する管理画面提供部と、
を備える情報処理装置。 - 前記管理画面提供部は、
前記第1評価値と前記第2評価値を一画面の中に同時に表示する前記管理画面を提供する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記管理画面提供部は、
前記第1作業者及び前記第2作業者のうち、前記第1評価値又は前記第2評価値が低い作業者を前記管理者に対して視覚的に通知する情報を含む前記管理画面を提供する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 複数の作業者それぞれが複数の処理対象それぞれに対する処理を行うための作業画面を前記複数の作業者それぞれによって利用される作業者装置に表示させる作業画面提供部をさらに備え、
前記管理画面提供部は、
前記複数の作業者のうちいずれか一の作業者が前記作業画面で行う処理内容をリアルタイムに表示させる前記管理画面を提供する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 複数の作業者それぞれが複数の処理対象それぞれに対する処理を行うための作業画面を前記複数の作業者それぞれによって利用される作業者装置に表示させる作業画面提供部をさらに備え、
前記管理画面提供部は、
前記複数の作業者の中に前記作業画面で行う処理が停滞している停滞作業者が存在する場合、前記停滞作業者が前記作業画面で行う処理が停滞していることを示す停滞情報を表示させる前記管理画面を提供する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 複数の作業者それぞれが複数の処理対象それぞれに対する処理を行うための作業画面を前記複数の作業者それぞれによって利用される作業者装置に表示させる作業画面提供部をさらに備え、
前記作業画面提供部は、
前記複数の作業者による作業を管理する管理者と各作業者との間でのメッセージのやり取りが可能な領域を含む前記作業画面を前記作業者装置に表示させる、
請求項1~5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 自身に割り当てられた複数の処理対象の一つ一つに対して順次アノテーション作業を行う作業者について、管理者が複数の前記作業者を管理するための機能を提供する情報処理装置であって、
前記アノテーション作業は、教師あり学習に用いられる教師データを作成するための作業であり、
第1作業者が操作する第1作業者装置から、前記第1作業者に割り当てられた複数の処理対象のうち一部の処理対象に対して行われた前記アノテーション作業の結果である一部作業結果を受け付け、前記第1作業者とは異なる第2作業者が操作する第2作業者装置から、前記第2作業者に割り当てられた複数の処理対象のうち一部の処理対象に対して行われた前記アノテーション作業の結果である一部作業結果を受け付ける受付部と、
前記第1作業者による一部作業結果のうち少なくとも1つの処理対象に対して行われた作業結果に基づいて前記第1作業者の評価値を算出し、前記第2作業者による一部作業結果のうち少なくとも1つの処理対象に対して行われた作業結果に基づいて前記第2作業者の評価値を算出する算出部と、
前記第1作業者及び前記第2作業者を含む複数の作業者を管理する管理者が閲覧するための管理画面を提供する管理画面提供部と、を備え、
前記管理画面提供部が提供する前記管理画面には、前記受付部が前記第1作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に前記第1作業者の識別子に関連付けて前記第1作業者の評価値が表示され、前記受付部が前記第2作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に前記第2作業者の識別子に関連付けて前記第2作業者の評価値が表示される、
情報処理装置。 - 自身に割り当てられた複数の処理対象の一つ一つに対して順次アノテーション作業を行う作業者について、管理者が複数の前記作業者を管理するための機能を提供する情報処理装置であって、
前記アノテーション作業は、教師あり学習に用いられる教師データを作成するための作業であり、
第1作業者が操作する第1作業者装置から、前記第1作業者による前記アノテーション作業済の処理対象を受け付け、前記第1作業者とは異なる第2作業者が操作する第2作業者装置から、前記第2作業者による前記アノテーション作業済の処理対象を受け付ける受付部と、
前記第1作業者及び前記第2作業者を含む複数の作業者を管理する管理者が閲覧するための管理画面を提供する管理画面提供部と、を備え、
前記管理画面提供部が提供する前記管理画面には、前記受付部が前記作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に、
1)前記第1作業者に割り当てられた処理対象の総数に対する前記第1作業者によるアノテーション処理済の処理対象の数の割合から把握される前記第1作業者の進捗状況が、前記第1作業者の識別子に関連付けて表示され、
2)前記第2作業者に割り当てられた処理対象の総数に対する前記第2作業者によるアノテーション処理済の処理対象の数の割合から把握される前記第2作業者の進捗状況が、前記第2作業者の識別子に関連付けて表示される、
情報処理装置。 - コンピュータが実行する情報処理方法であって、
第1処理対象群に含まれる処理対象に対して第1作業者が教師あり学習に用いられる教師データを作成するための処理であるアノテーション処理を行った処理結果を前記第1処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する前記アノテーション処理が完了するごとに受け付け、第2処理対象群に含まれる処理対象に対して前記第1作業者とは異なる第2作業者が前記アノテーション処理を行った処理結果を前記第2処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する前記アノテーション処理が完了するごとに受け付ける受付工程と、
前記第1作業者が前記第1処理対象群全体に対する作業を完了させる前に、前記第1作業者が完了させた前記第1処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する処理結果に基づいて、前記第1作業者の作業の品質を示す第1評価値を所定の方法で算出し、前記第2作業者が前記第2処理対象群全体に対する作業を完了させる前に、前記第2作業者が完了させた前記第2処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する処理結果に基づいて、前記第2作業者の作業の品質を示す第2評価値を所定の方法で算出する算出工程と、
前記第1作業者及び前記第2作業者による作業を管理する管理者によって利用される管理者装置に対して、前記第1評価値に基づく情報を前記第1処理対象群全体に対する作業途中において表示し、前記第2評価値に基づく情報を前記第2処理対象群全体に対する作業途中において表示する管理画面を提供する管理画面提供工程と、
を含む情報処理方法。 - 自身に割り当てられた複数の処理対象の一つ一つに対して順次アノテーション作業を行う作業者について、管理者が複数の前記作業者を管理するための機能を提供する情報処理装置が実行するプログラムにより実現される情報処理方法であって、
前記アノテーション作業は、教師あり学習に用いられる教師データを作成するための作業であり、
第1作業者が操作する第1作業者装置から、前記第1作業者に割り当てられた複数の処理対象のうち一部の処理対象に対して行われた前記アノテーション作業の結果である一部作業結果を受け付け、前記第1作業者とは異なる第2作業者が操作する第2作業者装置から、前記第2作業者に割り当てられた複数の処理対象のうち一部の処理対象に対して行われた前記アノテーション作業の結果である一部作業結果を受け付ける受付工程と、
前記第1作業者による一部作業結果のうち少なくとも1つの処理対象に対して行われた作業結果に基づいて前記第1作業者の評価値を算出し、前記第2作業者による一部作業結果のうち少なくとも1つの処理対象に対して行われた作業結果に基づいて前記第2作業者の評価値を算出する算出工程と、
前記第1作業者及び前記第2作業者を含む複数の作業者を管理する管理者が閲覧するための管理画面を提供する管理画面提供工程と、を含み、
前記管理画面提供工程が提供する前記管理画面には、前記受付工程が前記第1作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に前記第1作業者の識別子に関連付けて前記第1作業者の評価値が表示され、前記受付工程が前記第2作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に前記第2作業者の識別子に関連付けて前記第2作業者の評価値が表示される、
情報処理方法。 - 自身に割り当てられた複数の処理対象の一つ一つに対して順次アノテーション作業を行う作業者について、管理者が複数の前記作業者を管理するための機能を提供する情報処理装置が実行するプログラムにより実現される情報処理方法であって、
前記アノテーション作業は、教師あり学習に用いられる教師データを作成するための作業であり、
第1作業者が操作する第1作業者装置から、前記第1作業者による前記アノテーション作業済の処理対象を受け付け、前記第1作業者とは異なる第2作業者が操作する第2作業者装置から、前記第2作業者による前記アノテーション作業済の処理対象を受け付ける受付工程と、
前記第1作業者及び前記第2作業者を含む複数の作業者を管理する管理者が閲覧するための管理画面を提供する管理画面提供工程と、を含み、
前記管理画面提供工程が提供する前記管理画面には、前記受付工程が前記作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に、
1)前記第1作業者に割り当てられた処理対象の総数に対する前記第1作業者によるアノテーション処理済の処理対象の数の割合から把握される前記第1作業者の進捗状況が、前記第1作業者の識別子に関連付けて表示され、
2)前記第2作業者に割り当てられた処理対象の総数に対する前記第2作業者によるアノテーション処理済の処理対象の数の割合から把握される前記第2作業者の進捗状況が、前記第2作業者の識別子に関連付けて表示される、
情報処理方法。 - 第1処理対象群に含まれる処理対象に対して第1作業者が教師あり学習に用いられる教師データを作成するための処理であるアノテーション処理を行った処理結果を前記第1処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する前記アノテーション処理が完了するごとに受け付け、第2処理対象群に含まれる処理対象に対して前記第1作業者とは異なる第2作業者が前記アノテーション処理を行った処理結果を前記第2処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する前記アノテーション処理が完了するごとに受け付ける受付手順と、
前記第1作業者が前記第1処理対象群全体に対する作業を完了させる前に、前記第1作業者が完了させた前記第1処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する処理結果に基づいて、前記第1作業者の作業の品質を示す第1評価値を所定の方法で算出し、前記第2作業者が前記第2処理対象群全体に対する作業を完了させる前に、前記第2作業者が完了させた前記第2処理対象群に含まれる一部の処理対象に対する処理結果に基づいて、前記第2作業者の作業の品質を示す第2評価値を所定の方法で算出する算出手順と、
前記第1作業者及び前記第2作業者による作業を管理する管理者によって利用される管理者装置に対して、前記第1評価値に基づく情報を前記第1処理対象群全体に対する作業途中において表示し、前記第2評価値に基づく情報を前記第2処理対象群全体に対する作業途中において表示する管理画面を提供する管理画面提供手順と、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。 - 自身に割り当てられた複数の処理対象の一つ一つに対して順次アノテーション作業を行う作業者について、管理者が複数の前記作業者を管理するための機能を提供する情報処理装置が実行する情報処理プログラムであって、
前記アノテーション作業は、教師あり学習に用いられる教師データを作成するための作業であり、
第1作業者が操作する第1作業者装置から、前記第1作業者に割り当てられた複数の処理対象のうち一部の処理対象に対して行われた前記アノテーション作業の結果である一部作業結果を受け付け、前記第1作業者とは異なる第2作業者が操作する第2作業者装置から、前記第2作業者に割り当てられた複数の処理対象のうち一部の処理対象に対して行われた前記アノテーション作業の結果である一部作業結果を受け付ける受付手順と、
前記第1作業者による一部作業結果のうち少なくとも1つの処理対象に対して行われた作業結果に基づいて前記第1作業者の評価値を算出し、前記第2作業者による一部作業結果のうち少なくとも1つの処理対象に対して行われた作業結果に基づいて前記第2作業者の評価値を算出する算出手順と、
前記第1作業者及び前記第2作業者を含む複数の作業者を管理する管理者が閲覧するための管理画面を提供する管理画面提供手順と、を含み、
前記管理画面提供手順が提供する前記管理画面には、前記受付手順が前記第1作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に前記第1作業者の識別子に関連付けて前記第1作業者の評価値が表示され、前記受付手順が前記第2作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に前記第2作業者の識別子に関連付けて前記第2作業者の評価値が表示される、
情報処理プログラム。 - 自身に割り当てられた複数の処理対象の一つ一つに対して順次アノテーション作業を行う作業者について、管理者が複数の前記作業者を管理するための機能を提供する情報処理装置が実行する情報処理プログラムであって、
前記アノテーション作業は、教師あり学習に用いられる教師データを作成するための作業であり、
第1作業者が操作する第1作業者装置から、前記第1作業者による前記アノテーション作業済の処理対象を受け付け、前記第1作業者とは異なる第2作業者が操作する第2作業者装置から、前記第2作業者による前記アノテーション作業済の処理対象を受け付ける受付手順と、
前記第1作業者及び前記第2作業者を含む複数の作業者を管理する管理者が閲覧するための管理画面を提供する管理画面提供手順と、を含み、
前記管理画面提供手順が提供する前記管理画面には、前記受付手順が前記作業者に割り当てられた複数の処理対象全てに対する作業結果を受け付ける前に、
1)前記第1作業者に割り当てられた処理対象の総数に対する前記第1作業者によるアノテーション処理済の処理対象の数の割合から把握される前記第1作業者の進捗状況が、前記第1作業者の識別子に関連付けて表示され、
2)前記第2作業者に割り当てられた処理対象の総数に対する前記第2作業者によるアノテーション処理済の処理対象の数の割合から把握される前記第2作業者の進捗状況が、前記第2作業者の識別子に関連付けて表示される、
情報処理プログラム。
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