JP7229185B2 - Activation device, system control device, activation method and activation program - Google Patents
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Description
本願は、起動装置、システム制御装置、起動方法および起動プログラムに関する。 TECHNICAL FIELD The present application relates to a boot device, a system control device, a boot method, and a boot program.
電力プラントシステム、浄水プラントシステムなどを監視制御するシステム制御装置には高いセキュリティ管理が求められている。このようなシステム制御装置の起動時の認証方法として二段階の認証方法がある。例えば、第1認証部でユーザーの属性を含めた認証情報で認証を行い、第2認証部ではユーザーの属性に応じた認証方式で認証を行う方法が開示されている。そして、この認証方法においては、認証に成功したユーザーに対してセキュリティポイントが付与され、そのセキュリティポイントに応じてユーザーのアクセス権の範囲が決定されている(例えば、特許文献1参照)。
High security management is required for system controllers that monitor and control power plant systems, water purification plant systems, and the like. There is a two-stage authentication method as an authentication method for starting such a system control device. For example, a method is disclosed in which a first authentication unit performs authentication using authentication information including user attributes, and a second authentication unit performs authentication using an authentication method according to user attributes. In this authentication method, a security point is given to a successfully authenticated user, and the scope of the user's access rights is determined according to the security point (see
各種プラントシステムのシステム制御装置には高いセキュリティ管理が求められると共に、異常な動作および不要な停止などが発生しない高い安定動作が要求さる。従来の起動時の認証方法においては、認証に成功したユーザーに対してはアクセス権が与えられるのみであり、そのアクセス権の範囲内であればユーザーはどのようなツールおよびプログラムでも起動することができる。そのため、アクセス権の範囲内であってもユーザーが複数のプログラムなどを同時に起動した際に、予期せぬプログラム同士の干渉、予期せぬ設定パラメータの変更などが生じる場合がある。その結果、システム制御装置の異常な動作および不要な停止などの問題を生じる恐れがある。 System controllers for various plant systems are required to have high security management and highly stable operation that prevents abnormal operations and unnecessary stoppages. In the conventional startup authentication method, access rights are only granted to users who are successfully authenticated, and users can launch any tools and programs within the scope of their access rights. can. Therefore, even within the scope of access rights, when a user starts multiple programs at the same time, unexpected interference between programs, unexpected changes in setting parameters, etc. may occur. As a result, problems such as abnormal operation and unnecessary stoppage of the system controller may occur.
本願は、上述の課題を解決するためになされたもので、複数のプログラムなどが同時に起動されて予期せぬプログラム同士の干渉、予期せぬ設定パラメータの変更などが生じない起動装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and to provide an activation device that does not cause unexpected interference between programs, unexpected changes in setting parameters, etc. when multiple programs are activated at the same time. With the goal.
本願の起動装置は、起動時にユーザーが入力した第1アカウント情報で認証を行う第1認証部と、第1認証部で認証が成功した後に、第1アカウント情報とは異なる前記ユーザーが入力した第2アカウント情報で認証を行う第2認証部と、第2認証部で認証が成功した第2アカウント情報に基づいてユーザーのレベルを判別し、判別されたユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動するツール起動部とを備えており、レベルに対応した1つのツールは、ユーザーのレベルに対応して事前に登録された複数のツールの中から選択された1つのツールのみである。 The activation device of the present application includes a first authentication unit that performs authentication using first account information entered by a user at the time of activation, and a second account information entered by the user that is different from the first account information after successful authentication by the first authentication unit. The user level is determined based on the second authentication unit that authenticates with two account information and the second account information that has been successfully authenticated by the second authentication unit, and one tool corresponding to the determined user level is activated. and a tool activating part, and one tool corresponding to the level is only one tool selected from a plurality of tools registered in advance corresponding to the user's level.
本願の起動装置においては、起動時にユーザーが入力した第1アカウント情報で認証を行う第1認証部と、第1認証部で認証が成功した後に、第1アカウント情報とは異なる前記ユーザーが入力した第2アカウント情報で認証を行う第2認証部と、第2認証部で認証が成功した第2アカウント情報に基づいてユーザーのレベルを判別し、判別されたユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動するツール起動部とを備えており、レベルに対応した1つのツールは、ユーザーのレベルに対応して事前に登録された複数のツールの中から選択された1つのツールのみであるので、複数のプログラムなどが同時に起動されることはない。そのため、起動後の異常な動作および不要な停止などの問題を回避することができる。
In the activation device of the present application, a first authentication unit performs authentication using first account information entered by a user at the time of activation, and after successful authentication by the first authentication unit , information entered by the user that is different from the first account information is provided. A second authentication section that authenticates with the second account information, and a user level is determined based on the second account information that has been successfully authenticated by the second authentication section, and one tool corresponding to the determined user level is provided. and a tool activation part to be activated, and one tool corresponding to the level is only one tool selected from a plurality of tools registered in advance corresponding to the user's level. programs, etc., are not started at the same time. Therefore, it is possible to avoid problems such as abnormal operation after startup and unnecessary stop.
以下、本願を実施するための実施の形態に係るシステム制御装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一符号は同一もしくは相当部分を示している。 Hereinafter, a system control device according to an embodiment for carrying out the present application will be described in detail with reference to the drawings. In each figure, the same reference numerals denote the same or corresponding parts.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るシステム制御装置の構成図である。本実施の形態のシステム制御装置は、例えば電力プラントシステム、浄水プラントシステムなどの監視制御に用いられる装置である。図1に示すシステム制御装置1は、制御対象となるプラントシステムを監視制御するための制御部2と、このシステム制御装置1を起動するための起動部3とを備えている。制御部2は、制御対象のプラントシステムを監視したり制御したりする各種機器を備えている。起動部3は、起動時にユーザーが入力したアカウント情報で認証を行う認証部4と、認証部4で認証が成功したアカウント情報に基づいてユーザーのレベルを判別し、判別されたユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動するツール起動部5と、認証部4で入力されたアカウント情報を認証するために必要な定義ファイルなどが記憶された記憶部6とを備えている。
FIG. 1 is a configuration diagram of a system control device according to
アカウント情報は、例えばユーザーを識別するためのID(Identification)と、このIDと組み合わされたパスワードである。また、定義ファイルは、アカウント情報と、ユーザーのレベル、起動するツールなどとの関係を定義して収録したファイルである。本実施の形態においては、ユーザーのレベルは、制御ユーザーレベルと管理ユーザーレベルとの2つとしている。制御ユーザーレベルと判定されたユーザー(以下、制御ユーザーと称する)は、制御部を作動させる制御プログラムを実行する権限を有するが、システム制御装置のOS(Operating System)レベルでの操作を行う権限は有さないユーザーである。一方、管理ユーザーレベルと判定されたユーザー(以下、管理ユーザーと称する)は、システム制御装置のOSレベルでの操作を行う権限を有するユーザーである。 Account information is, for example, an ID (Identification) for identifying a user and a password combined with this ID. A definition file is a file that defines and records the relationship between account information, user level, tools to be activated, and the like. In this embodiment, there are two user levels, a control user level and a management user level. A user determined to be at the control user level (hereinafter referred to as a control user) has the authority to execute the control program that operates the control unit, but does not have the authority to operate the system control device at the OS (Operating System) level. It is a user who does not have On the other hand, a user determined to be at the administrative user level (hereinafter referred to as an administrative user) is a user who has the authority to operate the system control device at the OS level.
ツール起動部5は、認証部4で認証が成功したユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動する。ここで、ツールとは、制御ユーザーが実行する権限を有する制御用のプログラム、管理ユーザーが操作する権限を有するOSレベルでの管理ツールなどである。
A
図2は、本実施の形態のシステム制御装置1における起動方法を示したフローチャートである。システム制御装置1では、電源がオンされるとステップS11において、OSが起動される。次に、システム制御装置1では、ステップS12において、認証アプリケーションが起動される。次に、システム制御装置1は、ステップS13において、ユーザーのアカウント情報を受け付ける。ステップS13において、システム制御装置1は、例えばIDとパスワードとの入力をユーザーに要求する。次に、システム制御装置1は、ステップS14において、入力されたアカウント情報と記憶部6に記憶された定義ファイルとの照合を行い、アカウント情報の認証を行う。ステップS14において、アカウント情報が認証されなかった場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS15に進み、認証されなかった回数が許容回数以下であるか否かを判定する。許容回数としては、例えば3回とする。ステップS15において、認証されなかった回数が許容回数以下の場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS13に戻って再度ユーザーのアカウント情報を受け付ける。ステップS15において、認証されなかった回数が許容回数を超えた場合(NO)、システム制御装置1は、アカウント情報を入力したユーザーはシステム制御装置1を起動することを許可されていないと判断し、ステップS16に進んでシステム制御装置1をシャットダウンする。
FIG. 2 is a flow chart showing the activation method in the
ステップS14において、アカウント情報が認証された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS17に進み、認証されたアカウント情報と定義ファイルとに基づいてユーザーのレベルを判定する。次に、システム制御装置1は、ステップS18において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルであるか否かを判定する。ステップS18において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルであると判定された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS21に進んで制御プログラムを起動する。ステップS18において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルでないと判定された場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS19に進み、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルであるか否かを判定する。ステップS19において、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルであると判定された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS20に進んで管理ツールを起動する。管理ツールとは、システム制御装置1を管理するツールであり、例えばOSのディスクトップ画面、システム制御装置1をメンテナンスするために用いられるメンテナンスプログラムなどである。ステップS19において、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルでないと判定された場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS14で一旦は認証したがアカウント情報を入力したユーザーはシステム制御装置1を起動することを許可されていないと判断し、ステップS16に進んでシステム制御装置1をシャットダウンする。なお、ステップS18とステップS19とにおけるユーザーレベルの判定は順番が入れ替わってもよい。
If the account information is authenticated in step S14 (YES), the
このように構成された、システム制御装置においては、起動時にアカウント情報を入力したユーザーが管理ユーザーおよび制御ユーザーのいずれかでない限りシステム制御装置を起動することができない。また、管理ユーザーは管理ツールしか起動することできず、制御ユーザーは制御プログラムしか起動することできないため、複数のプログラムなどが同時に起動されることはない。そのため、複数のプログラムなどが同時に起動されて予期せぬプログラム同士の干渉、予期せぬ設定パラメータの変更などが生じることもない。その結果、システム制御装置の異常な動作および不要な停止などの問題を回避することができる。 In the system controller configured in this manner, the system controller cannot be activated unless the user who entered the account information at the time of activation is either the administrative user or the control user. In addition, since the administrative user can only start the management tool and the control user can only start the control program, multiple programs cannot be started at the same time. Therefore, there is no possibility that a plurality of programs or the like are started at the same time, causing unexpected interference between programs, unexpected changes in setting parameters, and the like. As a result, problems such as abnormal operation and unnecessary shutdown of the system controller can be avoided.
また、本実施の形態のシステム制御装置の起動方法は、起動時に自動で立ち上がる認証アプリケーションで実施できるので、システム制御装置にこの認証アプリケーションを実行するための起動プログラムを追加することでこの起動方法を実現することができる。そのため、この起動方法を既設のシステム制御装置へ導入するためのコストを極力抑えることができる。 Further, since the activation method of the system control device of the present embodiment can be implemented by an authentication application that automatically starts up at the time of activation, this activation method can be implemented by adding a startup program for executing this authentication application to the system control device. can be realized. Therefore, the cost for introducing this startup method into an existing system control device can be minimized.
なお、制御部を作動させる制御プログラムは、制御ユーザーのレベルに対応して事前に登録された複数のプログラムが用意されているが、起動時に制御ユーザーが起動できる制御プログラムは、その中の1つである。起動時に制御ユーザーが起動できるプログラムは、事前に管理ユーザーが管理ツールを起動して複数のプログラムの中から1つのプログラムを設定することができる。なお、起動時に制御ユーザーが起動できるプログラムは、制御ユーザーのレベルに対応して事前に登録されたプログラムの中から管理ユーザーによって設定された1つのプログラムのみであることが好ましい。 As for the control program that operates the control unit, there are a number of pre-registered programs corresponding to the level of the control user, but the control program that the control user can start at startup is one of them. is. As for the programs that can be started by the control user at startup, the management user can set one program out of a plurality of programs by starting the management tool in advance. It is preferable that the program that can be started by the control user at startup is only one program set by the administrative user out of the programs registered in advance corresponding to the level of the control user.
また、管理ツールは、OSのディスクトップ画面、メンテナンスプログラムなどである。管理ユーザーは、この管理ツールを用いて、システム制御装置全体の管理、設定パラメータの変更、制御ユーザーが起動可能な制御プログラムの設定などを実施することができる。 Further, the management tool is an OS desktop screen, a maintenance program, and the like. A management user can use this management tool to manage the entire system controller, change setting parameters, and set control programs that can be started by the control user.
なお、本実施の形態においては、ユーザーのレベルを制御ユーザーレベルと管理ユーザーレベルとの2つとしているが、3つ以上であってもよい。例えば、制御ユーザーレベルおよび管理ユーザーレベルに加えて、監視ユーザーレベルを設定してもよい。監視ユーザーレベルと判定されたユーザーは、システム制御装置の稼働状況、各種機器の設定値および測定値などを監視するための監視プログラムしか起動することができないユーザーである。 In this embodiment, there are two user levels, a control user level and a management user level, but the number may be three or more. For example, a supervisory user level may be set in addition to a controlling user level and an administrative user level. A user determined to be a monitoring user level is a user who can only start a monitoring program for monitoring the operating status of the system control device, setting values and measured values of various devices.
実施の形態2.
図3は、実施の形態2に係るシステム制御装置の構成図である。本実施の形態のシステム制御装置は、起動時に多段認証をユーザーに要求するものである。図3に示すシステム制御装置1は、実施の形態1のシステム制御装置と同様に、制御部2とこのシステム制御装置1を起動するための起動部3とを備えている。起動部3は、起動時にユーザーが入力したアカウント情報で認証を行う認証部4と、認証部4で使用される認証アプリケーションと異なる第2認証アプリケーションでユーザーが入力した第2アカウント情報で認証を行う第2認証部7と、第2認証部7で認証が成功した第2アカウント情報に基づいてユーザーのレベルを判別し、判別されたユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動するツール起動部5と、認証部4で入力されたアカウント情報および第2認証部7で入力された第2アカウント情報を認証するために必要な定義ファイルなどが記憶された記憶部6とを備えている。本実施の形態のシステム制御装置1の認証部4は、起動時にユーザーが入力したアカウント情報で認証を行うと共に、入力されたアカウント情報に基づいてユーザーのレベルを判別する。
FIG. 3 is a configuration diagram of a system control device according to a second embodiment. The system control device according to the present embodiment requests the user for multi-step authentication at startup. The
第2認証アプリケーションは、認証部4で使用される認証アプリケーションとは異なるアプリケーションである。また、第2アカウント情報も、認証部4で認証に用いられるアカウント情報とは異なる情報である。
The second authentication application is an application different from the authentication application used by
本実施の形態におけるアカウント情報、ユーザーのレベル、起動するツールなどは実施の形態1と同様である。第2アカウント情報の体系は、認証部4での認証に用いられるアカウント情報と同じIDとパスワードとを組み合わせた体系であってもよいし、別の体系であってもよい。
Account information, user levels, tools to be activated, etc. in this embodiment are the same as those in the first embodiment. The system of the second account information may be a system combining the same ID and password as the account information used for authentication by the
図4および図5は、本実施の形態のシステム制御装置1における起動方法を示したフローチャートである。図4のフローチャートと図5のフローチャートとは、図4および図5に示したAおよびBの箇所でそれぞれ繋がった1つのフローチャートである。本実施の形態においては、起動時に多段認証を行うために、予め管理ツールで多段認証を行うことが設定されている。
4 and 5 are flowcharts showing the activation method in the
システム制御装置1では、電源がオンされるとステップS31において、OSが起動される。次に、システム制御装置1では、ステップS32において、起動時に多段認証を行うことを義務付ける多段認証設定アプリケーションと、1段目の認証に用いられる認証アプリケーションとが起動される。次に、システム制御装置1は、ステップS33において、ユーザーのアカウント情報を受け付ける。ステップS33において、システム制御装置1は、例えばIDとパスワードとの入力をユーザーに要求する。次に、システム制御装置1は、ステップS34において、入力されたアカウント情報と記憶部6に記憶された定義ファイルとの照合を行い、アカウント情報の認証を行う。ステップS34において、アカウント情報が認証されなかった場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS35に進み、認証されなかった回数が許容回数以下であるか否かを判定する。許容回数としては、例えば3回とする。ステップS35において、認証されなかった回数が許容回数以下の場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS33に戻って再度ユーザーのアカウント情報を受け付ける。ステップS35において、認証されなかった回数が許容回数を超えた場合(NO)、システム制御装置1は、アカウント情報を入力したユーザーはシステム制御装置1を起動することを許可されていないと判断し、ステップS36に進んでシステム制御装置1をシャットダウンする。
In the
ステップS34において、アカウント情報が認証された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS37に進み、認証されたアカウント情報と定義ファイルとに基づいてユーザーのレベルを判定する。次に、システム制御装置1は、ステップS38において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルであるか否かを判定する。ステップS38において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルであると判定された場合(YES)、システム制御装置1は、図5のステップS42に進んで2段目の認証に用いられる第2認証アプリケーションを起動する。ステップS38において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルでないと判定された場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS39に進んでユーザーのレベルが管理ユーザーレベルであるか否かを判定する。ステップS39において、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルであると判定された場合(YES)、システム制御装置1は、図5のステップS40に進む。ステップS39において、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルでないと判定された場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS34で一旦は認証したがアカウント情報を入力したユーザーはシステム制御装置1を起動することを許可されていないと判断し、ステップS36に進んでシステム制御装置1をシャットダウンする。
If the account information is authenticated in step S34 (YES), the
システム制御装置1は、図5のステップS40において、一連の起動処理が多段認証であるか否かを判定する。ステップS40において、一連の起動処理が多段認証でないと判定された場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS41に進んで管理ツールを起動する。ステップS40において、一連の起動処理が多段認証である判定された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS42に進む。システム制御装置1は、ステップS42において、2段目の認証に用いられる第2認証アプリケーションを起動する。次に、システム制御装置1は、ステップS43において、ユーザーの第2アカウント情報を受け付ける。次に、システム制御装置1は、ステップS44において、入力された第2アカウント情報と記憶部6に記憶された定義ファイルとの照合を行い、第2アカウント情報の認証を行う。ステップS44において、第2アカウント情報が認証されなかった場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS45に進み、認証されなかった回数が許容回数以下であるか否かを判定する。許容回数としては、例えば3回とする。ステップS45において、認証されなかった回数が許容回数以下の場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS43に戻って再度ユーザーの第2アカウント情報を受け付ける。ステップS45において、認証されなかった回数が許容回数を超えた場合(NO)、システム制御装置1は、アカウント情報を入力したユーザーはシステム制御装置1を起動することを許可されていないと判断し、ステップS46に進んでシステム制御装置1をシャットダウンする。
In step S40 of FIG. 5, the
ステップS44において、第2アカウント情報が認証された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS47に進んで認証された第2アカウント情報と定義ファイルとに基づいてユーザーのレベルを判定する。次に、システム制御装置1は、ステップS48において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルであるか否かを判定する。ステップS48において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルであると判定された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS51に進んで制御プログラムを起動する。ステップS48において、ユーザーのレベルが制御ユーザーレベルでないと判定された場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS49に進み、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルであるか否かを判定する。ステップS49において、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルであると判定された場合(YES)、システム制御装置1は、ステップS50に進んで管理ツールを起動する。ステップS49において、ユーザーのレベルが管理ユーザーレベルでないと判定された場合(NO)、システム制御装置1は、ステップS44で一旦は認証したが第2アカウント情報を入力したユーザーはシステム制御装置1を起動することを許可されていないと判断し、ステップS46において、システム制御装置1をシャットダウンする。
In step S44, if the second account information is authenticated (YES), the
このように構成された、システム制御装置においては、起動時に第2アカウント情報を入力したユーザーが、管理ユーザーおよび制御ユーザーのいずれかでない限りシステム制御装置を起動することができない。また、管理ユーザーは管理ツールしか起動することできず、制御ユーザーは制御プログラムしか起動することができないため、複数のプログラムなどが同時に起動されることはない。そのため、複数のプログラムなどが同時に起動されて予期せぬプログラム同士の干渉、予期せぬ設定パラメータの変更などが生じることもない。その結果、システム制御装置の異常な動作および不要な停止などの問題を回避することができる。 In the system controller configured in this manner, the system controller cannot be activated unless the user who entered the second account information at the time of activation is either the administrative user or the control user. Moreover, since the administrative user can only start the management tool and the control user can only start the control program, multiple programs cannot be started at the same time. Therefore, there is no possibility that a plurality of programs or the like are started at the same time, causing unexpected interference between programs, unexpected changes in setting parameters, and the like. As a result, problems such as abnormal operation and unnecessary shutdown of the system controller can be avoided.
また、本実施の形態のシステム制御装置は、起動時に多段認証を行っているので、セキュリティが向上する。なお、本実施の形態のシステム制御装置においては、2段認証の例を示したが、ステップS33からステップS42までの処理を繰り返すことで、3段以上の認証を行うことも可能である。 In addition, the system control device of this embodiment performs multi-stage authentication at startup, so security is improved. In addition, in the system control device of the present embodiment, an example of two-step authentication has been shown, but by repeating the processing from step S33 to step S42, three or more steps of authentication can be performed.
なお、本実施の形態においては、1段目の認証に用いられる認証アプリケーションと2段目の認証に用いられる第2認証アプリケーションとを別のアプリケーションとしているが、1つのアプリケーションであってもよい。1つの認証用のアプリケーションにおける一連のステップの中に2段階の認証を行うステップが設定されていてもよい。 In the present embodiment, the authentication application used for the first-stage authentication and the second authentication application used for the second-stage authentication are different applications, but they may be one application. A step of performing two-stage authentication may be set in a series of steps in one authentication application.
なお、起動部3は、ハードウェアの一例を図6に示すように、プロセッサ100と記憶装置101から構成される。記憶装置は、図示していないが、ランダムアクセスメモリなどの揮発性記憶装置と、フラッシュメモリなどの不揮発性の補助記憶装置とを具備する。また、フラッシュメモリの代わりにハードディスクの補助記憶装置を具備してもよい。プロセッサ100は、記憶装置101から入力されたプログラムを実行する。この場合、補助記憶装置から揮発性記憶装置を介してプロセッサ100にプログラムが入力される。また、プロセッサ100は、演算結果などのデータを記憶装置101の揮発性記憶装置に出力してもよいし、揮発性記憶装置を介して補助記憶装置にデータを保存してもよい。
The
本願は、様々な例示的な実施の形態が記載されているが、1つまたは複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、および機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
したがって、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
Although this application describes various exemplary embodiments, the various features, aspects, and functions described in one or more embodiments are limited to the application of particular embodiments. can be applied to the embodiments alone or in various combinations.
Therefore, countless modifications not illustrated are envisioned within the scope of the technology disclosed in the present application. For example, modification, addition or omission of at least one component, extraction of at least one component, and combination with components of other embodiments shall be included.
1 システム制御装置、2 制御部、 3 起動部、4 認証部、5 ツール起動部、6 記憶部、7 第2認証部、100 プロセッサ、101 記憶装置 1 system control device, 2 control unit, 3 activation unit, 4 authentication unit, 5 tool activation unit, 6 storage unit, 7 second authentication unit, 100 processor, 101 storage device
Claims (4)
前記第1認証部で認証が成功した後に、前記第1アカウント情報とは異なる前記ユーザーが入力した第2アカウント情報で認証を行う第2認証部と、
前記第2認証部で認証が成功した前記第2アカウント情報に基づいて前記ユーザーのレベルを判別し、判別された前記ユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動するツール起動部とを備え、
前記ユーザーのレベルに対応した1つのツールは、前記ユーザーのレベルに対応して事前に登録された複数のツールの中から選択された1つのツールのみであることを特徴とする起動装置。 a first authentication unit that authenticates with the first account information entered by the user at startup;
a second authentication unit that performs authentication using second account information entered by the user that is different from the first account information after successful authentication by the first authentication unit;
a tool activation unit that determines the level of the user based on the second account information successfully authenticated by the second authentication unit , and activates one tool corresponding to the determined level of the user ;
The activation device, wherein the one tool corresponding to the user's level is only one tool selected from a plurality of tools registered in advance corresponding to the user's level.
前記ユーザーのレベルは、制御ユーザーレベルと管理ユーザーレベルとに分かれており、前記制御ユーザーレベルに対応して事前に登録された前記複数のツールは前記制御部を作動させる制御プログラムであり、前記管理ユーザーレベルに対応して事前に登録された前記複数のツールは前記システム制御装置を管理する管理ツールであることを特徴とするシステム制御装置。 A system control device comprising: a control unit for controlling a system to be controlled; and the activation device according to claim 1 ,
The user level is divided into a control user level and a management user level, and the plurality of tools registered in advance corresponding to the control user level are control programs that operate the control unit, and the management A system controller, wherein said plurality of tools pre-registered corresponding to user levels are management tools for managing said system controller.
起動時にユーザーが入力した第1アカウント情報で認証を行う第1認証ステップと、
前記第1認証ステップで認証が成功した後に、前記第1アカウント情報とは異なる前記ユーザーが入力した第2アカウント情報で認証を行う第2認証ステップと、
前記第2認証ステップで認証が成功した前記第2アカウント情報に基づいて前記ユーザーのレベルを判別し、判別された前記ユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動するツール起動ステップとを備えた起動方法であって、
前記ユーザーのレベルに対応した1つのツールは、前記ユーザーのレベルに対応して事前に登録された複数のツールの中から選択された1つのツールのみであることを特徴とする起動方法。 An activation method executed by an activation device,
a first authentication step of authenticating with the first account information entered by the user at startup;
a second authentication step of performing authentication using second account information entered by the user, which is different from the first account information, after successful authentication in the first authentication step;
a tool activation step of determining the level of the user based on the second account information successfully authenticated in the second authentication step , and activating one tool corresponding to the determined level of the user; a method,
A starting method, wherein the one tool corresponding to the user's level is only one tool selected from a plurality of tools registered in advance corresponding to the user's level.
起動時にユーザーが入力した第1アカウント情報で認証を行う第1認証処理と、
前記第1認証処理で認証が成功した後に、前記第1アカウント情報とは異なる前記ユーザーが入力した第2アカウント情報で認証を行う第2認証処理と、
前記第2認証処理で認証が成功した前記第2アカウント情報に基づいて前記ユーザーのレベルを判別し、判別された前記ユーザーのレベルに対応した1つのツールを起動するツール起動処理とを前記コンピュータに実行させる起動プログラムであって、
前記ユーザーのレベルに対応した1つのツールは、前記ユーザーのレベルに対応して事前に登録された複数のツールの中から選択された1つのツールのみであることを特徴とする起動プログラム。 A boot program for causing a computer to function as a boot device,
a first authentication process for authenticating with the first account information entered by the user at startup;
a second authentication process of performing authentication with second account information entered by the user, which is different from the first account information, after successful authentication in the first authentication process;
a tool activation process for determining the level of the user based on the second account information successfully authenticated in the second authentication process and activating one tool corresponding to the determined level of the user; A startup program to be executed,
A starting program, wherein the one tool corresponding to the user's level is only one tool selected from a plurality of tools registered in advance corresponding to the user's level.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020003367A JP7229185B2 (en) | 2020-01-14 | 2020-01-14 | Activation device, system control device, activation method and activation program |
Applications Claiming Priority (1)
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