JP7206154B2 - shutter device - Google Patents
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Description
本発明は、シャッター装置に関する。 The present invention relates to a shutter device.
シャッターカーテンの駆動源であるモータの駆動を制御することでシャッターカーテンを全開位置、全閉位置及び採風位置のうちいずれかの位置に制御するシャッター装置がある(例えば、特許文献1)。上記シャッター装置は、シャッターカーテンを全開位置、全閉位置及び採風位置の各位置に制御するにあたって、全開位置、全閉位置及び採風位置のそれぞれの位置を、事前に設定する必要がある。 2. Description of the Related Art There is a shutter device that controls the shutter curtain to any one of a fully open position, a fully closed position, and a wind intake position by controlling the driving of a motor that is a driving source of the shutter curtain (for example, Patent Document 1). In order to control the shutter curtain to the fully open position, the fully closed position, and the wind sampling position, the shutter device needs to set the fully open position, the fully closed position, and the wind sampling position in advance.
上記シャッター装置は、開動作時におけるモータの過負荷状態を検知することにより全開位置を自動で設定可能である。ただし、全閉位置及び採風位置では、シャッターカーテンの構造上、モータの過負荷状態が顕著に表れず、モータの過負荷状態による設定が困難である。 The shutter device can automatically set the fully open position by detecting an overloaded state of the motor during the opening operation. However, at the fully closed position and the wind intake position, due to the structure of the shutter curtain, the overload condition of the motor does not appear remarkably, and setting according to the overload condition of the motor is difficult.
そのため、施工者やユーザは、シャッターカーテンの全閉位置及び採風位置の各位置を、リモコン装置を操作しながら手動で設定する設定操作を行う必要があり、施工者やユーザにとって設定操作が煩わしい。 Therefore, the builder or user needs to manually set the fully closed position and the wind intake position of the shutter curtain while operating the remote controller, which is troublesome for the builder or user.
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、全閉位置及び採風位置のうち、いずれかの位置を容易に設定することができるシャッター装置を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a shutter device that can be easily set to either the fully closed position or the wind sampling position.
本発明の一態様は、シャッターカーテンを開動作又は閉動作させて前記シャッターカーテンを全開位置、全閉位置及び採風位置のうちいずれかの位置に制御するシャッター制御装置を備え、前記シャッター制御装置は、前記全閉位置及び前記採風位置のうち、いずれか一方の位置が設定された場合には、前記一方の位置と前記全開位置との間の距離である第1距離に基づいて他方の位置を設定する設定部を備えるシャッター装置である。 One aspect of the present invention includes a shutter control device that opens or closes the shutter curtain and controls the shutter curtain to any one of a fully open position, a fully closed position, and a wind intake position, wherein the shutter control device , when one of the fully closed position and the wind sampling position is set, the other position is set based on the first distance, which is the distance between the one position and the fully open position. The shutter device includes a setting unit for setting.
以下、本実施形態に係るシャッター装置を、図面を用いて説明する。 Hereinafter, the shutter device according to this embodiment will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施形態に係るシャッター装置を備えたシャッターシステム1の概略構成の一例を示す図である。
図1に示すシャッターシステム1は、シャッター装置2及び操作装置3を備える。
FIG. 1 is a diagram showing an example of a schematic configuration of a
A
シャッター装置2は、建物の窓やドア等の開口部の開放又は閉鎖を行う電動シャッター装置である。シャッター装置2は、シャッターカーテン4、ガイドレール5a,5b及びシャッターボックス6を備える。
The
操作装置3は、操作対象であるシャッター装置2に有線又は無線で接続され、シャッター装置2と相互に通信可能である。操作装置3は、ユーザや作業者が操作可能であって、シャッター装置2に対して操作信号を入力する手段を備える、例えばリモコン装置である。
The
シャッターカーテン4は、上下方向に連結された長尺な複数のスラット4a及び最下端に設けられた巾木部4bを有する。
The
シャッターカーテン4は、採風シャッターのシャッターカーテン(以下、単に「採風シャッター」という。)である。例えば、シャッターカーテン4は、特許第6291225号や特許第6426421号、特許第6231965号等に記載されている構造を有してもよい。
一例として、図2に示すように、シャッターカーテン4は、上端部と下端部(巾木部4b)との間に複数のスラット4aが互いに回動可能に上下方向に連結されている。図2は、本実施形態に係るシャッターカーテン4(採風シャッター)の一例を示す図であり、可動羽42が開いている状態(以下、「採風状態」という。)における採風シャッターの断面図である。図2に示すように、各スラット4aは開口40を備えた固定羽41と、固定羽41に対して回動可能な可動羽42とを備え、上側のスラット4aの固定羽41の下端部と下側のスラット4aの可動羽42の上端部とが回動可能に連結されて上下方向に連なっている。シャッター装置2は、シャッターカーテン4が全閉状態(巾木部4bが床面や下枠に接触している状態)である場合において、シャッターカーテン4をわずかに下方移動させて上側の固定羽41で下側のスラット4aに設けた可動羽42を押圧することで、下側の可動羽42を回動させてシャッターカーテン4を採風状態に制御する。シャッターカーテン4が採風状態となることで、固定羽41の開口40を通して採光や通風ができるようになる。このように、上側のスラット4aと下側のスラット4aとの相対移動に基づいて、開口40が開閉される。この相対移動は、例えば、上側のスラット4aによって下側のスラット4aが押圧することで、行うことができる。
The
As an example, as shown in FIG. 2, the
巾木部4bは、最下端のスラット4aに接続された矩形断面を有する長尺部材である。
巾木部4bは、シャッターカーテン4が全開状態になる場合にマグサ(不図示)又はシャッターボックス6に接触するように突出形成されている。すなわち、巾木部4bは、シャッターカーテン4の全開状態時にはマグサ(不図示)又はシャッターボックス6に接触する。なお、シャッターカーテン4が全開状態のときのシャッターカーテン4の位置を、「全開位置Pu」という。
一方、巾木部4bは、シャッターカーテン4が全閉状態になる場合には、シャッター装置2の枠体の下枠や床面に接触する。なお、シャッターカーテン4が全閉状態のときのシャッターカーテン4の位置を、「全閉位置Pl」という。
上記マグサは、シャッターカーテン4が上昇することで形成されるシャッター装置2の開口部の見切り部材であって、シャッターボックス6の下部に設けられていてもよい。
The
The
On the other hand, when the
The magsa is a parting member for the opening of the
ガイドレール5a及びガイドレール5bは、シャッターカーテン4の幅方向の両端に一対で設けられ、底面に対して垂直に立設されている。ガイドレール5a及びガイドレール5bは、シャッターカーテン4を構成する各スラット4aの横ずれを規制する。
The
シャッターボックス6は、シャッター装置2の上部に設けられている。このシャッターボックス6は、シャッターカーテン4の巻き戻し(シャッターカーテン4の閉動作時)、又は、巻き取り(シャッターカーテン4の開動作時)を行う。
The
以下に、本実施形態に係るシャッターボックス6の概略構成の一例について説明する。図1に示すように、シャッターボックス6は、シャフト7、モータ8、出力部9及びシャッター制御装置10を備える。
An example of the schematic configuration of the
シャフト7は、シャッターカーテン4の上端部とモータ8とに連結されている。シャフト7は、モータ8によって正逆方向に回転駆動される。このシャフト7の回転に応じて、シャッターカーテン4の巻き戻し、又は、巻き取りが行われる。シャフト7に巻き取られたシャッターカーテン4は、シャッターボックス6内に収容されるようになっている。
Shaft 7 is connected to the upper end of
モータ8は、シャフト7を回転駆動することでシャッターカーテン4を開閉駆動する駆動源であって、例えば直流モータから構成されている。モータ8は、シャッター制御装置10からの駆動信号に基づいて正回転、逆回転、又は回転停止する。
The
出力部9は、モータ8の駆動状況を出力する機能を有する。出力部9は、例えばモータ8に内蔵されたエンコーダである。出力部9は、モータ8の回転に応じたパルス信号(以下、「位置パルス」という。)をシャッター制御装置10に出力する。例えば、出力部9は、モータ8が1回転すると1つの位置パルスをシャッター制御装置10に出力する。なお、出力部9は、エンコーダに限らず、例えばモータ8の回転角量を計測する等、巻取り軸やモータ8の回転量を把握できる構成であれば任意に選択できる。
The
シャッター制御装置10は、モータ8を制御してシャッターカーテン4を全開状態、全閉状態及び採風状態のうちいずれかの状態に制御する。
The
次に、本実施形態に係る操作装置3について、具体的に説明する。
操作装置3は、開スイッチ31、停止スイッチ32、閉スイッチ33及び採風スイッチ34を備える。
Next, the operating
The operating
操作装置3は、開スイッチ31が操作されると、シャッターカーテン4の開動作を指示する第1の操作信号をシャッター装置2に送信する。操作装置3は、停止スイッチ32が操作されると、シャッターカーテン4の開動作又は閉動作の停止を指示する停止信号をシャッター装置2に送信する。操作装置3は、閉スイッチ33が操作されると、シャッターカーテン4の閉動作を指示する第2の操作信号をシャッター装置2に送信する。
操作装置3は、採風スイッチ34が操作されると、シャッターカーテン4を採風状態にすることを指示する第3の操作信号をシャッター装置2に送信する。
When the open switch 31 is operated, the
When the
操作装置3は、ユーザによって所定の操作が行われると、設定信号をシャッター装置2に送信する。設定信号は、シャッターカーテン4の現在位置を全閉位置Pl又は採風位置Pwに設定させる信号である。採風位置Pwは、シャッターカーテン4が採風状態であるときのシャッターカーテン4の位置である。本実施形態では、設定信号がシャッターカーテン4の現在位置Pを全閉位置Plに設定させる信号である場合について説明する。
The
上記所定の操作は、開スイッチ31、停止スイッチ32、閉スイッチ33及び採風スイッチ34のうち、一つのスイッチの短押し操作とは異なる操作である。具体的には、上記所定の操作は、開スイッチ31、停止スイッチ32、閉スイッチ33及び採風スイッチ34のうち、二つ以上のスイッチの同時押し、又は、一つ以上のスイッチの長押しである。
The predetermined operation is an operation different from the short-press operation of one of the open switch 31, the
ただし、上記所定の操作は開スイッチ31、停止スイッチ32、閉スイッチ33及び採風スイッチ34のうち、二つ以上のスイッチの同時押し、又は、一つ以上のスイッチの長押しに限定されない。例えば、操作装置3は、初期設定ボタンを備えてもよい。そして、上記所定の操作は、前記初期設定ボタンの押下操作であってもよい。例えば、前記初期設定ボタンは、操作装置3の前面に設けられてもよいし、背面に設けられてもよい。また、前記初期設定ボタンが操作装置3の背面に設けられる場合には、例えば、前記初期設定ボタンは、背面カバーに覆われており、当該背面カバーを取り外すことにより操作可能となる。すなわち、前記初期設定ボタンは、背面カバーが取り外されると露出する位置に設けられている。
However, the predetermined operation is not limited to simultaneous pressing of two or more switches among the open switch 31, stop
また、前記初期設定ボタンは、電池を収納する電池ボックス内に設けられてもよい。この場合には、上記電池ボックスを操作装置3の背面側から覆うように操作装置3の本体ケースに取り付け可能に構成されている電池カバーを取り外すことで、前記初期設定ボタンは、ユーザにより操作可能に構成されている。すなわち、前記初期設定ボタンは、電池カバーが取り外されると露出する位置に設けられている。
ここで、操作装置3は、スマートフォンやタブレット端末等の携帯情報端末であってもよい。この場合には、上記所定の操作は、携帯情報端末のアプリケーション(例えば、スマートフォンアプリケーション)における初期設定用のコマンド操作であってもよい。
Also, the initial setting button may be provided in a battery box that houses a battery. In this case, the initial setting button can be operated by the user by removing the battery cover which is configured to be attachable to the main body case of the
Here, the
次に、本実施形態に係るシャッター制御装置10の概略構成について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係るシャッター制御装置10の概略構成図である。
Next, a schematic configuration of the
シャッター制御装置10は、通信部11、駆動部12及び制御部13を備える。
通信部11は、操作装置3と通信することで情報を送受する。通信部11の通信方式は、特に限定されないが、本実施形態では、短距離無線通信規格RF4CE(Radio Frequency for Consumer Electronics)やBluetooth(登録商標)等の無線通信方式が用いられる。
The
The
駆動部12は、制御部13からの指令に応じた駆動信号を生成してモータ8に出力することでモータ8を駆動、又は停止させる。
The
制御部13は、例えばCPU又はMPUなどのマイクロプロセッサ、MCUなどのマイクロコントローラや記憶装置などから構成され、操作装置3のスイッチの操作に応じてモータ8の駆動を制御する。
The
制御部13は、操作装置3からの操作信号に基づいて、モータ8の回転を制御することでシャッターカーテン4を開動作又は閉動作(以下、単に「開閉動作」という。)を実行する。これにより、制御部13は、シャッターカーテン4を全開位置Pu、全閉位置Pl又は採風位置Pwに制御することができる。
The
制御部13は、通信部11を介して操作装置3から第1の操作信号を受信した場合には、シャッターカーテン4をシャフト7に巻き取らせてシャッターカーテン4を開動作させる指令(以下、「開指令」という。)を駆動部12に対して出力する。これにより、駆動部12は、モータ8を正転させてシャッターカーテン4を全開位置Puまで開動作させることができる。
When the
また、制御部13は、通信部11を介して操作装置3から第2の操作信号を受信した場合には、駆動部12に対して開指令又は閉指令を駆動部12に出力することでシャッターカーテン4を全閉位置Plに向けてシャッターカーテン4を動作させる。閉指令は、シャッターカーテン4を閉動作させる指令である。
制御部13は、通信部11を介して操作装置3から第3の操作信号を受信した場合には、閉指令を駆動部12に出力し、シャッターカーテン4を採風位置Pwに向けてシャッターカーテン4を閉動作させる。
Further, when the
When the
また、制御部13は、操作装置3から停止信号を受信した場合、シャッターカーテン4の動作を停止させる指令(以下、「停止指令」という。)を駆動部12に対して出力する。これにより、駆動部12は、モータ8の回転を停止させて開閉動作を停止させる。
Further, when the
制御部13は、操作装置3からの設定信号を受信した場合には、設定モードに移行する。設定モードは、全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwを設定するモードである。
When receiving the setting signal from the
制御部13は、設定モードに移行すると、シャッターカーテン4の現在位置Pを全閉位置Plに設定する。また、制御部13は、設定モードにおいて、モータ8を制御することで開動作を行うとともにモータ8の過負荷状態を検知する過負荷検知を実行する。そして、制御部13は、設定モードにおいて、シャッターカーテン4の開動作時にモータ8の過負荷状態が検知された場合にはシャッターカーテン4の現在位置Pに基づいて全開位置Puを設定する。そして、制御部13は、全閉位置Plと全開位置Puとの間の距離である全開閉距離Xに基づいて採風位置Pwを設定する。
When shifting to the setting mode, the
以下において、本実施形態に係る設定モードの処理を実行するための制御部13の機能部を、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係る設定モードの処理を実行するための制御部13の機能ブロック図である。
The functional units of the
制御部13は、駆動制御部14、負荷検出部15、処理部16及び格納部17を備える。
The
駆動制御部14は、処理部16からの開動作指示信号を受信した場合には、駆動部12に開指令を出力してシャッターカーテン4の開動作を開始させる。そして、駆動制御部14は、当該開動作中において過負荷検知によりモータ8の過負荷状態が検知された場合には、停止指令を出力して当該開動作を停止させ、駆動部12に閉指令を出力してシャッターカーテン4の閉動作を開始させる。駆動制御部14は、当該閉動作中においてシャッターカーテン4が全閉位置Plに到達した場合には当該閉動作を停止させる。制御部13は、当該閉動作が停止されると設定モードを終了する。
When receiving the opening operation instruction signal from the
負荷検出部15は、モータ8にかかる負荷(以下、「モータ負荷」という。)を検出する。本実施形態に係る負荷検出部15は、カウンタ151及び負荷計測部152を備える。
The
カウンタ151は、位置パルスのパルス数をカウントする。なお、パルス数のカウント値nは、シャッターカーテン4の現在位置Pに相当する。
A
負荷計測部152は、出力部9から出力された位置パルスに基づいてモータ負荷を計測する。具体的には、例えば、負荷計測部152は、出力部9から出力された位置パルスのパルス幅Anをモータ負荷として、位置パルス毎(カウンタ151のカウント値n毎)に計測する。例えば、パルス幅Anは、モータ8が1回転したときの位置パルスのパルス幅である。
The
ここで、位置パルスは、モータ8の回転速度が遅くなるにつれてそのパルス幅が大きくなり、モータ8の回転速度が速くなるにつれてそのパルス幅が小さくなる。すなわち、シャッターカーテン4が全開位置Puに到達して、巾木部4bがマグサやシャッターボックス6に接触すると、モータ8に負荷がかかり、モータ8は過負荷状態となる。そのため、モータ8の回転速度が遅くなり、位置パルスのパルス幅が大きくなる。
Here, the pulse width of the position pulse increases as the rotational speed of the
したがって、負荷計測部152は、位置パルス毎(カウント値n毎)に、その位置パルスのパルス幅を測定することにより、モータ8のパルス幅Anをモータ負荷として算出する。負荷計測部152は、カウント値nとモータ負荷とを関連付けて処理部16に出力する。すなわち、負荷計測部152は、カウント値nとそのカウント値nに対応する位置パルスのパルス幅(モータ負荷)Anとを処理部16に出力する。さらに、負荷計測部152は、位置情報nと、その位置情報nに対応する位置パルスのパルス幅Anとを関連付けて負荷情報として格納部17に格納する。
Therefore, the
処理部16は、過負荷検知部161及び設定部162を備える。
The
過負荷検知部161は、設定モードにおけるシャッターカーテン4の開動作中において過負荷検知を実行する。過負荷検知とは、負荷検出部15から出力されるモータ負荷に基づいてモータ8が過負荷状態か否かを判定する処理である。例えば、過負荷検知部161は、モータ負荷又はモータ負荷の変化率が所定の閾値thを超えた場合には、モータ8が過負荷状態であると判定する。
The
設定部162は、設定モードにおいて、全閉位置Pl、全開位置Pu及び採風位置Pwを設定する。
設定部162は、操作装置3から設定信号を受信したときのシャッターカーテン4の現在位置Pを全閉位置Plに設定する。
The
The
設定部162は、開動作指示信号を駆動制御部14に出力してシャッターカーテン4の開動作を開始させる。そして、設定部162は、設定モードにおけるシャッターカーテン4の開動作中において過負荷検知によってモータ8の過負荷状態が検知された場合には、そのときのシャッターカーテン4の現在位置Pに基づいて全開位置Puを設定する。
例えば、設定部162は、過負荷検知によってモータ8の過負荷状態を検知されたときのカウント値nを全開位置Puに設定してもよい。
設定部162は、設定モードにおけるシャッターカーテン4の開動作中において出力部9から出力される位置パルスのカウント数nxを全開閉距離Xとして取得する。全開閉距離Xは、全閉位置Plと全開位置Puとの間の距離である。すなわち、全開閉距離Xは、シャッターカーテン4を全閉位置Plから全開位置Puまで移動させたときのカウント数nの変化量である。なお、全開閉距離Xは、本発明の「第1距離」の一例である。
The
For example, the
The
ここで、過負荷検知部161は、過負荷検知において、巾木部4bがマグサ又はシャッターボックス6に当接した位置(全開位置Pu)ではなく、全開位置Puからさらにシャッターカーテン4の開動作を行ってシャッターカーテン4を巻き締めした位置(以下、「巻き締め位置」という。)で、モータ8が過負荷状態を検知する場合がある。この場合には、巻き締め位置と全開位置Puとの間のずれΔHは、巻き締め位置と全開位置Puとの間の位置パルスのカウント数n1で表され、実験やシャッターカーテン4のサイズ等により予め求めることが可能である。したがって、設定部162は、第1の過負荷検知によってモータ8の過負荷状態を検知されたときのカウント値nからカウント数n1を減算又は加算することで全開位置Puに設定してもよい。
Here, in the overload detection, the
設定部162は、過負荷検知によってモータ8の過負荷状態を検知されたときのカウント値nを「0」にリセットし、「0」にリセットされたカウント値nを全開位置Puに設定してもよい。ただし、設定部162は、過負荷検知によってモータ8の過負荷状態を検知されたときのカウント値nを「0」にリセットし、「0」にリセットされたカウント値nを全開位置Puに設定し、全閉位置Plをnxに設定してもよい。
The
設定部162は、全開閉距離Xに基づいて採風位置Pwを設定する。例えば、設定部162は、全開閉距離Xに基づいて全閉位置Plと採風位置Pwとの間の距離である採風距離Yを算出する。そして、設定部162は、全開閉距離X及び採風距離Yから採風位置Pwを設定する。例えば、設定部162は、全開閉距離Xと採風距離Yとを加算した値を採風位置Pwに設定する。採風距離Yは、全閉位置Plと採風位置Pwとの間のパルス信号のカウント数nyである。なお、採風距離Yは、本発明の「第2距離」の一例である。
The
ここで、シャッターカーテン4のサイズによって、シャフト7によるシャッターカーテン4の巻径が異なる。また、モータ8が所定の角度だけ回転してもシャッターカーテン4の巻径によって、シャフト7から送り出されるシャッターカーテン4の長さが異なる。したがって、採風距離Yを固定値とすると、シャッターカーテン4のサイズによって、シャフト7から送り出されるシャッターカーテン4の長さが異なってしまい、シャッターカーテン4が採風状態にならない場合が起こり得る。
そこで、本実施形態の設定部162は、全開閉距離Xに応じて採風距離Yを設定する。なお、全開閉距離Xは、シャッターカーテン4のサイズに応じて変化する。したがって、設定部162は、全開閉距離Xに応じて採風距離Yを設定することで、シャッターカーテン4のサイズによる上記巻径を考慮した採風位置Pwを設定することができる。
Here, the winding diameter of the
Therefore, the
一例として、設定部162は、全開閉距離Xを変数とする二次関数により採風距離Yを求める。シャッターカーテン4のサイズに合った適切な採風距離Yは、シャッターカーテン4のサイズによる巻径の変化によって、線形ではなく全開閉距離Xを変数とする二次関数で表される。なお、シャッターカーテン4のサイズに合った適切な採風距離Yが、全開閉距離Xを変数とするに二次関数により表されるとの知見は、本発明者らによって得られたものである。
As an example, the
例えば、シャッターカーテン4には、サイズS1~S4の4つの商品サイズがあるとする。サイズS1は、全開閉距離X=X1,採風距離Y=Y1である。サイズS2は、全開閉距離X=X2,採風距離Y=Y2である。サイズS3は、全開閉距離X=X3,採風距離Y=Y3である。サイズS4は、全開閉距離X=X4,採風距離Y=Y4である。ここで、縦軸が採風倍率M(=(X+Y)/X)、横軸がXとした二次元のグラフ上に各サイズS1~S4での採風倍率Mをプロットすると、図5に示すように、採風倍率Mと変数Xとの関係は、直線Lで近似できる。採風距離Yを求める二次関数(Y=aX2+bX+c)は、直線Lの式から算出可能である。なお、直線Lは、実験等により算出される。すなわち、定数a、定数b及び定数cは直線Lの式により算出可能である。
For example, it is assumed that the
設定部162は、全開閉距離Xから採風距離Yを求めると、全開閉距離Xと採風距離Yとを加算した値を採風位置Pwに設定する。
After obtaining the wind sampling distance Y from the total opening/closing distance X, the
格納部17には、処理部16により設定された全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwの情報が格納される。
なお、設定部162は、設定信号を受信した場合において、格納部17にすでに全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwの情報が格納されている場合には、その格納されている全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwの情報を削除してもよい。例えば、設定部162は、操作装置3に対して所定の操作が行われた場合においてすでに全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwが設定されている場合には、その全開位置Pu、全閉位置Pl及び採風位置Pwの設定を初期化する初期化処理を実行してもよい。その場合には、初期化処理後において、設定モードが開始される。また、格納部17には、設定モードにおいて、位置情報nと、その位置情報nに対応する位置パルスのパルス幅Anとが関連付けられた情報、すなわち負荷情報が位置情報nごとに格納される。
例えば、格納部17は、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリやHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)である。
Information on the fully open position Pu, the fully closed position Pl, and the wind sampling position Pw set by the
When the
For example, the
次に、本実施形態に係る採風位置Pwの設定方法の一例について、図6及び図7を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る設定モードのフロー図である。図7は、本実施形態に係る採風位置Pwの設定方法を説明する図である。
まず、ユーザは、操作装置3を操作することで、シャッターカーテン4を全閉状態にする。ユーザは、シャッターカーテン4を全閉状態にすると、操作装置3に対して所定の操作を行う。操作装置3は、所定の操作が行われると、設定信号をシャッター装置2に送信する。例えば、設定信号は、第1の操作信号、第2の操作信号及び第3の操作信号のいずれとも異なる信号である。設定部162は、設定信号を操作装置3から受信した場合には(ステップS101)、現在位置Pを全閉位置Plに設定し(ステップS102)、設定した全閉位置Plを格納部17に格納する。そして、設定部162は、開動作指示信号を駆動制御部14に出力してシャッターカーテン4の開動作を開始させる(ステップS103)。カウンタ151は、シャッターカーテン4の開動作中において、全閉位置Plを基準として、位置パルスのカウント値nをカウントアップする。
Next, an example of a method for setting the wind sampling position Pw according to this embodiment will be described with reference to FIGS. 6 and 7. FIG. FIG. 6 is a flow chart of the setting mode according to this embodiment. FIG. 7 is a diagram illustrating a method of setting the wind sampling position Pw according to this embodiment.
First, the user operates the
過負荷検知部161は、ステップS103においてシャッターカーテン4の開動作が開始されると、カウント値nに対応するパルス幅Anに基づいて、モータ8が過負荷状態か否かを判定する過負荷検知を実行する(ステップS104)。例えば、過負荷検知部161は、カウント値nに対応するパルス幅Anをカウント値nごとに取得し、そのパルス幅An又はパルス幅Anの変化率が閾値th以上か否かを判定する。そして、過負荷検知部161は、パルス幅An又はパルス幅Anの変化率が閾値th以上であると判定した場合にはモータ8が過負荷状態であると判定する。一方、過負荷検知部161は、パルス幅An又はパルス幅Anの変化率が閾値th未満であると判定した場合にはモータ8が過負荷状態ではないと判定する。過負荷検知部161は、モータ8が過負荷状態ではないと判定した場合には、カウント値n=n+1のパルス幅Anに基づいてモータ8が過負荷状態か否かを再度判定する。したがって、ステップS104の処理は、開動作中においてモータ8が過負荷状態であると判定されるまで継続される。
When the opening operation of the
駆動制御部14は、ステップS104でモータ8が過負荷状態であると判定された場合にはモータ8の回転を停止させる(ステップS105)。
設定部162は、カウンタ151のカウント値nに基づいて、全閉位置Plから現在位置Pまでのパルス信号のパルス数を全開閉距離Xとして取得する(ステップS106)。すなわち、全開閉距離Xは、開動作中において得られたパルス信号のカウント数nxである。例えば、全開閉距離Xは、|現在位置P-全閉位置Pl|である。
If it is determined in step S104 that the
The
設定部162は、シャッターカーテン4の現在位置Pを全開位置Puに設定する(ステップS107)。例えば、設定部162は、現在のカウント値nを「0」に設定する。ここで、n=「0」は、全開位置Puを表す。したがって、カウント値nを「0」に設定することは、全開位置Puを設定することと同義である。なお、現在のカウント値nが「0」に設定されることで全開位置Puが設定された場合には、格納部17に格納されている全閉位置Plは全開位置Puを基準とした値に補正されてもよい。すなわち、格納部17に格納されている全閉位置Plは、カウント数nxに補正されてもよい。
The
設定部162は、ステップS106で得られた全開閉距離Xを、予め設定された二次関数(Y=aX2+bX+c)に代入することにより、全閉位置Plと採風位置Pwとの間の距離である採風距離Y(カウント数ny)を算出する(ステップS108)。そして、設定部162は、算出した採風距離YとステップS106で得られた全開閉距離Xとを加算した値を採風位置Pw(=nx+ny)に設定する(ステップS109)。
The
駆動制御部14は、ステップS105でモータ8の回転を停止させた後に、シャッターカーテン4の閉動作を実行する。そして、駆動制御部14は、シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達した場合には、シャッターカーテン4の閉動作を停止する(ステップS110)。シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達すると、設定モードが終了する。
なお、ステップS110の閉動作は、ステップS106の後に行われればよい。すなわち、全開位置Pu及び採風位置Pwの設定は、ステップS110の閉動作中に実施されてもよい。また、本実施形態では、全閉位置Pl、全開位置Pu及び採風位置Pwの順で設定したが、本発明は、全閉位置Pl、全開位置Pu及び採風位置Pwを設定する順序には特に限定されない。
The
Note that the closing operation in step S110 may be performed after step S106. That is, the fully open position Pu and the wind sampling position Pw may be set during the closing operation in step S110. Further, in the present embodiment, the fully closed position Pl, the fully open position Pu, and the wind sampling position Pw are set in this order, but the present invention is particularly limited to the order of setting the fully closed position Pl, the fully open position Pu, and the wind sampling position Pw. not.
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。 Although the embodiment of the present invention has been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to this embodiment, and design and the like are included within the scope of the gist of the present invention.
(変形例1)上記実施形態の設定モード(第1の設定モード)では、設定部162は、ユーザにより手動で設定された全閉位置Plから採風位置Pwを自動で設定したが、これに限定されない。例えば、設定部162は、ユーザにより手動で設定された採風位置Pwから全閉位置Plを自動で設定してもよい。以下に、ユーザにより手動で設定された採風位置Pwから全閉位置Plを自動で設定する方法について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、変形例1の設定モードのフロー図である。図9は、変形例1に係る全閉位置Plの設定方法を説明する図である。
(Modification 1) In the setting mode (first setting mode) of the above embodiment, the
まず、ユーザは、操作装置3を操作することで、シャッターカーテン4を採風状態にする。ユーザは、シャッターカーテン4を採風状態にすると、操作装置3に対して所定の操作を行う。操作装置3は、所定の操作が行われると、設定信号をシャッター装置2に送信する。設定部162は、設定信号を操作装置3から受信した場合には(ステップS201)、現在位置Pを採風位置Pwに設定し(ステップS202)、設定した採風位置Pwを格納部17に格納する。そして、設定部162は、開動作指示信号を駆動制御部14に出力してシャッターカーテン4の開動作を開始させる(ステップS203)。カウンタ151は、シャッターカーテン4の開動作中において、採風位置Pwを基準として、位置パルスのカウント値nをカウントアップする。
First, the user puts the
過負荷検知部161は、ステップS203においてシャッターカーテン4の開動作が開始されると、カウント値nに対応するパルス幅Anに基づいて、モータ8が過負荷状態か否かを判定する過負荷検知を実行する(ステップS204)。例えば、過負荷検知部161は、カウント値nに対応するパルス幅Anをカウント値nごとに取得し、そのパルス幅An又はパルス幅Anの変化率が閾値th以上か否かを判定する。そして、過負荷検知部161は、パルス幅An又はパルス幅Anの変化率が閾値th以上であると判定した場合にはモータ8が過負荷状態であると判定する。一方、過負荷検知部161は、パルス幅An又はパルス幅Anの変化率が閾値th未満であると判定した場合にはモータ8が過負荷状態ではないと判定する。過負荷検知部161は、モータ8が過負荷状態ではないと判定した場合には、カウント値n=n+1のパルス幅Anに基づいてモータ8が過負荷状態か否かを再度判定する。したがって、ステップS204の処理は、開動作中においてモータ8が過負荷状態であると判定されるまで継続される。
When the opening operation of the
駆動制御部14は、ステップS204でモータ8が過負荷状態であると判定された場合にはモータ8の回転を停止させる(ステップS205)。
設定部162は、カウンタ151のカウント値nに基づいて、採風位置Pwから現在位置Pまでの間で得られたパルス信号のパルス数を最大移動距離Z(=全開閉距離X+採風距離Y)として取得する(ステップS206)。すなわち、最大移動距離Zは、ステップS204における開動作中において得られたパルス信号のカウント数nzである。例えば、最大移動距離Zは、|現在位置P-採風位置Pw|である。なお、最大移動距離Zは、本発明の「第1距離」の一例である。
If it is determined in step S204 that the
Based on the count value n of the
設定部162は、シャッターカーテン4の現在位置Pを全開位置Puに設定する(ステップS207)。例えば、設定部162は、現在のカウント値nを「0」に設定する。なお、現在のカウント値nが「0」に設定されることで全開位置Puが設定された場合には、格納部17に格納されている採風位置Pwは全開位置Puを基準とした値に補正されてもよい。すなわち、格納部17に格納されている採風位置Pwは、カウント数nzに補正されてもよい。
The
設定部162は、ステップS206で得られた最大移動距離Zから全開閉距離X又は採風距離Yを算出する。ここで、図5に示すように、採風倍率M(=(X+Y)/X)と全開閉距離Xとの関係が一次関数で表されることから、全開閉距離Xは、最大移動距離Z(=X+Y)の二次関数(X=a´Z2+b´Z+c´)で表される。したがって、設定部162は、予め実験等で設定された二次関数(X=a´Z2+b´Z+c´)に、ステップS206で得られた最大移動距離Zを代入することにより、全開閉距離X(カウント数nx)を算出する(ステップS208)。そして、設定部162は、算出した全開閉距離Xを全閉位置Pl(=nx)に設定する(ステップS209)。なお、変形例1の全開閉距離Xは、本発明の「第3距離」の一例である。
The
駆動制御部14は、ステップS205でモータ8の回転を停止させた後に、シャッターカーテン4の閉動作を実行する。そして、駆動制御部14は、シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達した場合には、シャッターカーテン4の閉動作を停止する(ステップS210)。シャッターカーテン4が全閉位置Plに到達すると、設定モードが終了する。
なお、ステップS210の閉動作は、ステップS206の後に行われればよい。すなわち、全開位置Pu及び全閉位置Plの設定は、ステップS110の閉動作中に実施されてもよい。また、変形例1では、採風位置Pw、全開位置Pu及び全閉位置Plの順で設定したが、本発明は、採風位置Pw、全開位置Pu及び全閉位置Plを設定する順序には特に限定されない。
The
Note that the closing operation in step S210 may be performed after step S206. That is, the fully open position Pu and the fully closed position Pl may be set during the closing operation of step S110. Further, in
(変形例2)上記シャッター制御装置10は、ユーザにより手動で設定された全閉位置Plから採風位置Pwを自動で設定する第1の設定モードと、ユーザにより手動で設定された採風位置Pwから全閉位置Plを自動で設定する第2の設定モードとを有してもよい。第2の設定モードは、上述した変形例1の方法で全閉位置Plを設定するモードである。
具体的には、上記所定の操作は、互いに異なる第1の操作と第2の操作を有する。操作装置3は、ユーザによって第1の操作が行われると、第1の設定信号をシャッター装置2に送信する。第1の設定信号は、シャッターカーテン4の現在位置を全閉位置Plに設定させる信号である。操作装置3は、ユーザによって第2の操作が行われると、第2の設定信号をシャッター装置2に送信する。第2の設定信号は、シャッターカーテン4の現在位置を採風位置Pwに設定させる信号である。
シャッター制御装置10は、第1の設定信号を受信すると、第1の設定モードに移行する。そして、シャッター制御装置10が第1の設定モードに移行すると、設定部162は、上述した方法(例えば図6に示した方法)で採風距離Yを求め、採風距離Yに基づいて採風位置Pwを設定する。
シャッター制御装置10は、第2の設定信号を受信すると、第2の設定モードに移行する。そして、シャッター制御装置10が第2の設定モードに移行すると、変形例1で説明した方法で全開閉距離Xを求め、全開閉距離Xを全閉位置Plに設定する。
(Modification 2) The
Specifically, the predetermined operation includes a first operation and a second operation that are different from each other. The
Upon receiving the first setting signal, the
Upon receiving the second setting signal, the
(変形例3)上記設定部162は、実験等により設定された二次関数により、全開閉距離Xから採風距離Yを求めたが、これに限定されない。例えば、設定部162は、予め設定されたルックアップテーブルに基づき採風距離Yを決定してもよい。当該ルックテーブルは、例えば全開閉距離Xに基づいて、採風距離Yが決定できるように、実験的又は理論的に定めればよい。予め設定されたルックアップテーブルを用いる場合には、全開閉距離Xの各範囲(第1の距離範囲)と、第1の距離範囲毎に関連付けられた採風距離Yとを備えるルックアップテーブルを処理部16の不図示の記憶部に予め記憶されていてもよい。そして、設定部162は、ステップS106で得られた全開閉距離Xが該当する第1の距離範囲に対応する採風距離Yを上記ルックアップテーブルから取得し、取得した採風距離YとステップS106で得られた全開閉距離Xとの加算値を採風位置Pwに設定してもよい。
(Modification 3) Although the
(変形例4)上記設定部162は、実験等により設定された二次関数により、全開閉距離Xから採風距離Yを求めたが、これに限定されない。設定部162は、実験等により設定されたn次関数(nは1以上の整数)により、全開閉距離Xから採風距離Yを求めてもよい。例えば、設定部162は、実験等により設定された1次関数により、全開閉距離Xから採風距離Yを求めてもよい。
(Modification 4) Although the
(変形例5)変形例1又は変形例2の設定部162は、実験等により設定された二次関数により、最大移動距離Zから全開閉距離Xを求めたが、これに限定されない。例えば、設定部162は、予め設定されたルックアップテーブルに基づき全開閉距離Xを決定してもよい。当該ルックテーブルは、例えば最大移動距離Zに基づいて、全開閉距離Xが決定できるように、実験的又は理論的に定めればよい。予め設定されたルックアップテーブルを用いる場合には、最大移動距離Zの各範囲(第2の距離範囲)と、第2の距離範囲毎に関連付けられた全開閉距離Xとを備えるルックアップテーブルを処理部16の不図示の記憶部に予め記憶されていてもよい。そして、設定部162は、ステップS206で得られた最大移動距離Zが該当する第2の距離範囲に対応する全開閉距離Xを上記ルックアップテーブルから取得し、取得した全開閉距離Xを全閉位置Plに設定してもよい。
(Modification 5) Although the
(変形例6)上記実施形態において、シャッターカーテン4は、図2に示した構造に限定されず、例えば、開口として横長のスリットをもつ複数個のスラットを有してもよい。そして、この複数個のスラットはシャッターカーテンの移動に応じて上下に相対移動可能に構成され、当該スラットに設けられたスリットを、他のスラットの上下の相対移動によって開閉するものであってもよい。例えば、シャッターカーテン4は、特許第4770056号公報に記載されているように、横長のスリットを有し、スラットの上下の相対移動によってスリットを開閉する複数のスラットを持つシャッターカーテンであってもよい。
(Modification 6) In the above-described embodiment, the
以上、説明したように、上記実施形態に係るシャッター装置2は、全閉位置Pl及び採風位置Pwのうち、いずれか一方の位置が手動で設定された場合には、一方の位置と全開位置との間の距離である第1距離に基づいて他方の位置を設定する。
As described above, in the
このような構成によれば、全閉位置及び採風位置のうち、いずれかの一方の位置を手動で設定すれば他方の位置を自動で設定することができる。これにより、シャッター装置2は、全閉位置及び採風位置のうち、いずれかの位置を容易に設定することができる。
According to such a configuration, if one of the fully closed position and the wind sampling position is manually set, the other position can be automatically set. Thereby, the
なお、上述した処理部16の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。この場合、上記コンピュータは、CPU、GPUなどのプロセッサ及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えてもよい。そして、上記処理部16の全部または一部の機能をコンピュータで実現するためのプログラムを上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムを上記プロセッサに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。ここで、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
All or part of the
2 シャッター装置
10 シャッター制御装置
8 モータ
14 駆動制御部
16 処理部
161 過負荷検知部
162 設定部
2
Claims (6)
前記シャッター制御装置は、
前記全閉位置及び前記採風位置のうち、いずれか一方の位置が設定された場合には、前記一方の位置と前記全開位置との間の距離である第1距離に基づいて他方の位置を設定する設定部
を備えるシャッター装置。 a shutter control device that opens or closes the shutter curtain to control the shutter curtain to any one of a fully open position, a fully closed position, and a wind intake position;
The shutter control device is
When one of the fully closed position and the wind sampling position is set, the other position is set based on a first distance that is the distance between the one position and the fully open position. A shutter device comprising a setting unit for
前記シャッター制御装置は、
前記一方の位置が設定された場合には、前記モータを制御することで前記開動作を行う駆動制御部と、
前記開動作中において前記モータの過負荷状態を検知する過負荷検知を実行する過負荷検知部と、
を備え、
前記設定部は、前記開動作中の前記過負荷検知によって前記モータの過負荷状態が検知された場合には前記シャッターカーテンの現在位置に基づいて前記全開位置を設定する、
ことを特徴とする、請求項1に記載のシャッター装置。 further comprising a motor for opening and closing the shutter curtain;
The shutter control device is
a drive control unit that performs the opening operation by controlling the motor when the one position is set;
an overload detection unit that performs overload detection for detecting an overload state of the motor during the opening operation;
with
The setting unit sets the fully open position based on the current position of the shutter curtain when an overload state of the motor is detected by the overload detection during the opening operation.
2. The shutter device according to claim 1, characterized in that:
前記一方の位置が前記全閉位置であり、前記他方の位置が前記採風位置である場合には、前記全閉位置と前記全開位置との間の前記第1距離に基づいて、前記全閉位置と前記採風位置との間の距離である第2距離を算出し、前記第1距離と前記第2距離とから前記採風位置を設定する、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシャッター装置。 The setting unit
When the one position is the fully closed position and the other position is the wind sampling position, the fully closed position is determined based on the first distance between the fully closed position and the fully open position. calculating a second distance that is the distance between and the wind sampling position, and setting the wind sampling position from the first distance and the second distance;
3. The shutter device according to claim 1 or 2, characterized in that:
前記一方の位置が前記採風位置であり、前記他方の位置が前記全閉位置である場合には、前記採風位置と前記全開位置との間の前記第1距離に基づいて、前記全開位置と前記全閉位置との間の距離である第3距離を算出し、前記第3距離から前記全閉位置を設定する、
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載のシャッター装置。 The setting unit
When the one position is the wind sampling position and the other position is the fully closed position, based on the first distance between the wind sampling position and the fully open position, the fully open position and the calculating a third distance that is the distance from the fully closed position, and setting the fully closed position from the third distance;
3. The shutter device according to claim 1 or 2, characterized in that:
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