JP7192385B2 - 蓄電システム、制御装置、及び蓄電システムの制御方法 - Google Patents

蓄電システム、制御装置、及び蓄電システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は蓄電システム、蓄電システムに適用される制御装置、及び蓄電システムの制御方法に関する。
太陽電池パネルを備えた太陽光発電装置が発電した電力を負荷に供給するシステムが知られている。太陽光発電のような自然エネルギーを用いた分散型電力は、自然現象に依存し発電量が左右されるため、商用電力系統からの電力も受け入れるようにシステムが構成されている。更に、太陽光発電では、発電中の出力変動が大きいため、二次電池を用いた出力の平滑化を行う蓄電システムが検討されている。
また、電力系統の安定化を行うためのリチウムイオン二次電池を用いた蓄電システムにおいて、リチウムイオン二次電池のサイクル寿命を延ばすために、待機期間中に、充電率(SOC:State Of Charge)を所定の低い値に維持することも検討されている。
特開2017-147803号公報
しかしながら、このような蓄電システムの運用を長期間続けると、二次電池が劣化し、その特性が徐々に変化する。すると、運用開始時に設定された運転条件では、日照時間中の所要の出力平滑化動作が行えなくなる場合がある。
本発明の一態様は、長期に亘り、適切に出力平滑化動作を行うことができる、太陽光発電装置を利用したシステムに適用する蓄電システムを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る蓄電システムは、太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される蓄電システムであって、二次電池と、前記負荷連結回路と前記二次電池との間に接続される二次電池用PCS(Power Conditioning System)と、制御装置とを備え、前記制御装置は、一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御する構成を備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される蓄電システムにおいて、前記蓄電システムが備える二次電池の充電率を制御する制御装置であって、一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御する構成を備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る蓄電システムの制御方法は、太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される、二次電池と、前記負荷連結回路と前記二次電池との間に接続される二次電池用PCSとを備えた蓄電システムの制御方法であって、一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御する構成を備える。
本発明の一態様に係る蓄電システムによれば、長期に亘り、適切に出力平滑化を行うことができる、太陽光発電装置を利用した電力供給システムに適用する蓄電システムを実現することができる。
本発明の一態様に係る制御装置によれば、長期に亘り、適切に出力平滑化を行うことができる、太陽光発電装置を利用した電力供給システムに適用する蓄電システムのための制御装置を実現することができる。
本発明の一態様に係る蓄電システムの制御方法によれば、長期に亘り、適切に出力平滑化を行うことができる、太陽光発電装置を利用した電力供給システムに適用する蓄電システムの制御方法を実現することができる。
本発明の実施形態1に係る蓄電システムを示す概略構成図である。 本発明の実施形態1に係る蓄電システムの特徴的な動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る蓄電システムが保持するデータの例である、日照時間(日の出時刻、日の入り時刻)を表すグラフである。 2次電池のSOCと開回路電圧(OCV)の関係を示すグラフである。 2次電池のSOCと内部抵抗の関係を示すグラフである。 本発明の実施形態1に係る蓄電システムの動作を示す図である。 本発明の実施形態1に係る蓄電システムにおける、開始時SOCの調整方法を説明するための図である。 本発明の実施形態1に係る蓄電システムにおける、開始時SOCの調整方法を説明するための図である。 2次電池の内部抵抗の評価方法を示すグラフである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(蓄電システムの構成)
図1は、実施形態1に係る蓄電システム100を示す図である。図1では、蓄電システム100と、その周辺の構成が併せて示される。
蓄電システム100は、負荷13が接続される負荷連結回路10に接続される。負荷連結回路10には、分散型電源である太陽光発電装置11が、太陽光発電用PCS12を介して接続されている。太陽光発電用PCS12は、太陽光発電装置11が発電する直流電力を、所定の電圧の交流電力として負荷連結回路10に供給する装置である。更に負荷連結回路10は、商用の交流電力系統20から変圧器21を介して、電力を受け入れる。
蓄電システム100は、二次電池110と、負荷連結回路10と二次電池110との間に接続される二次電池用PCS120とを備えている。二次電池用PCS120は、二次電池110と負荷連結回路10との間で電力の直流/交流変換を行う。二次電池用PCS120は、更に負荷連結回路10において負荷13に供給される電力の変動の監視と、二次電池110の充放電による平滑化動作を行う。また、二次電池用PCS120は、二次電池110が放電する際、所要の電圧の交流電力を負荷連結回路10に供給する。
さらに蓄電システム100は、二次電池110を制御する充電状態制御装置130(制御装置)を備えている。二次電池110としては、リチウムイオン電池が好適に用いられ得る。容量が大きく、また比較的大電流での充放電が可能であり、変動する太陽光発電装置11の出力を平滑化する目的に好適だからである。
(蓄電システムの基本動作)
蓄電システム100は、天候により変動しやすい太陽光発電装置11の出力を平滑化し、急激な変動を抑制するために設けられる。出力の急激な変動は、交流電力系統20の不安定化をもたらし、好ましくないからである。ここで平滑化は、例示として次のように行われる。
太陽光発電装置11の出力が、急激に増加した場合、負荷連結回路10から負荷13へ供給される電力が急増する。すると二次電池用PCS120が電力変動を検知し、負荷への供給電力の変動を抑制するように、二次電池110への充電を行う。急激に出力が低下したときも、同様にして二次電池110の放電を行う。
太陽光発電装置11の急激な出力の変動の判断は、例えば1分間に出力が変動し、それ以前の出力との差異が所定の割合を超えたことを基準とする。こうして、負荷連結回路10から負荷13へ供給される電力の変動を所定の範囲内に維持することで、太陽光発電装置11の出力の平滑化を実現する。このように、蓄電システム100は、太陽光発電装置11の分単位程度の出力変動を吸収し、出力の平滑化を行う。
このように、蓄電システム100が日照時間中に平滑化運転を実行すると、晴天下において、日照強度が徐々に増大する午前中には、二次電池のSOC(充電率)が徐々に増加する。逆に、日照強度が徐々に減少する午後には、二次電池のSOCが徐々に減少する。この様子は、蓄電システム100の一日のSOCの変動を示す図6に示されている。図6では、例として、日照時間の開始時点のSOCを30%とし、日中の最大のSOCが50%となった状況を示している。また、日照時間終了時点(時刻T1)では、おおよそ30%に戻っている。この例では、日中のSOCの増加幅Wは20%である。増加幅Wは、太陽光発電装置11、蓄電システム100の特性または太陽光発電装置11の発電状況により変動する。
(蓄電システムの特徴的な動作)
蓄電システム100は、特徴的な動作として、日照時間終了後の待機時間中に、次の日照時間が開始する時点での、SOCの設定を行う。そのため、図1に示されるように、蓄電システム100の充電状態制御装置130は、停止状態判定部131、SOC推定部132、待機SOC調整部133、内部抵抗算出部134、開始時SOC設定部135、調整開始時刻判定部136、開始時SOC調整部137、記憶部138とを備えている。以下に、図2のフローチャートが参照されつつ、実施形態1に係る蓄電システム100の特徴的な動作について説明がなされる。
日照時間が終了すると、出力平滑化のための二次電池110の充放電動作は行われなくなる。平滑化動作(充放電動作)が終了(時刻T1)してから、二次電池110の電圧が安定化するまでの所定時間が経過しているか否かを、停止状態判定部131が判断する(ステップS1)。ここで、所定時間とは例示として1時間である。所定時間が経過していないと判断される場合(S1においてNO)、ステップS1を繰り返す。所定時間が経過していないと判断される場合に、適宜の時間(例示として5分)待機してから、ステップS1を繰り返すようにしてもよい。
所定時間が経過したと判断される場合(S1においてYES)、SOC推定部132が、その時点(時刻T2)での二次電池110のSOCを推定する(ステップS2)。二次電池110のSOCの推定は、例示として、二次電池110の開回路電圧OCVを測定することで行われる。図4は、二次電池110のSOCと、開回路電圧OCVとの関係を示すグラフである。二次電池110のSOCは、開回路電圧OCVの関数であることが見て取れる。開回路電圧OCVと、SOCとの関係は、二次電池110の劣化状態に依存せずほぼ一定である。記憶部138は、二次電池110について、SOCと、開回路電圧OCVとのこのような関係をデータベースとして保持する。SOC推定部132は、測定した開回路電圧OCVから、このデータベースを参照してSOCを推定する。
続いて、待機SOC調整部133が、二次電池110のSOCが待機SOC(待機充電率)に等しくなるように調整を行う(ステップS3)。待機SOCは、その値に保持することで、二次電池110の劣化が抑制される(寿命が増大する)ようなSOCとする。ここでは、例示として、所定の待機SOCを10%とする。SOC推定部132が推定したSOCが所定の待機SOCよりも大きければ、待機SOC調整部133は、二次電池110の放電動作を、SOCが待機SOCと等しくなるまで行わせる。逆に、SOC推定部132が推定したSOCが所定の待機SOCよりも小さければ、待機SOC調整部133は、二次電池110の充電動作を、SOCが待機SOCと等しくなるまで行わせる。
SOCが待機SOCと等しいか否かの判断は、充放電中に、間欠的に開回路電圧OCVを測定し、開回路電圧OCVからSOCを推定することで行うことができる。あるいは、ステップS2で推定されたSOCから、SOCが待機SOCになるのに必要な充電量若しくは放電量を算出し、その電力量の充電または放電を行うことにより実施してもよい。こうして、時刻T2から時刻T3にかけて、二次電池110のSOCが待機SOCに等しくなるように調整される。
次に、内部抵抗算出部134が、二次電池110の内部抵抗Rを算出する(ステップS4)。内部抵抗の算出は、例示として以下の手法により行うことができる。第1電流I1で所定の放電時間Tdだけ放電した直後の第1電圧V1が測定される。更に、数分から数十分である所定の放置時間経過後、第1電流I1とは異なる第2電流I2で放電時間Tdだけ放電した直後の第2電圧V1が測定される。すると、第1電流I1と第2電流I2の電流値の差異に対する第1電圧V1と第2電圧V2の差分の比率である、(V1-V2)/(I2-I1)が、内部抵抗Rと見なせる。このように内部抵抗Rが、2通りの電流値で評価されることに限られず、3通り以上の電流値で評価され、算出精度が高められることも好ましい。内部抵抗Rの算出方法は、上記の手法に限らず、他の公知の手法、例えば、交流インピーダンス測定法等によってもよい。
なお、SOCと内部抵抗Rの関係は、例えば、図5に示されるものとなる。このように、内部抵抗Rの値は、SOCにより異なる。二次電池の劣化の無い初期状態での、SOCと内部抵抗Rの関係は、記憶部138がデータベースとして保持する。図2の動作フローにおいては、ステップS4での内部抵抗Rの評価は、SOCを待機SOCに固定した上で行われる(時刻T3と時刻T4の間)。
続いて、開始時SOC設定部135が、次の日照時間開始時の開始時SOC(開始時充電率)を算出する(ステップS5)。開始時SOCの算出は、以下の様に行われる。
ケース1(二次電池110の劣化が進んでいない場合):二次電池110の劣化が進んでいない蓄電システム100の運用当初は、開始時SOCの値を、初期設定値SOCiとする。図6に示されるように、実施形態1においては、例示として30%とした。このとき、増加幅Wは、20%であるので、一日のうちのピークSOCは50%となる。
二次電池110の充放電のための装置上の駆動電圧Vには、最大電圧Vuが設定されている。また、所要の平滑化を行うための、最大電流Imaxも蓄電システム100において設定されている。二次電池110の充放電のためには、内部抵抗Rによる電圧降下分を開回路電圧OCVに加算した電圧が必要となる。図4に示されるように、一般にSOCの増加に伴い、開回路電圧OCVが増加する。よって、一日の平滑化動作の運用を行うために必要な最大電圧Vmaxは、ピークSOCにおいて最大電流Imaxを流せる電圧であり、OCVu+Imax×Rに等しい。ここで、初期の設定でのピークSOC(例として50%)のときの開回路電圧OCVuが用いられた。
二次電池110の劣化が進んでいない蓄電システム100の運用当初では、内部抵抗Rが小さいため、運用を行うために必要な最大電圧Vmax=OCVu+Imax×Rが、装置上の最大電圧Vuを超えない。
ケース2(二次電池110の劣化が進んだ場合):上述の通り、二次電池110の劣化が進むと、内部抵抗Rが徐々に増加する。すると、二次電池110の充放電のために必要な最大電圧Vmax=OCVu+Imax×Rが、最大電圧Vuを超えてしまう事態が生じるようになる。そうなると、ピークSOC時に、所要の電流が流せなくなり、平滑化により吸収できる電力変動幅が低下してしまう。すると所要の平滑化動作が行えなくなり問題である。
開始時SOCの値を初期の設定値SOCiとしてよいケース1の運用が可能な内部抵抗Rの最大値は、(Vu-OCVu)/Imaxである。初期の設定でのピークSOC(例として50%)のときの内部抵抗Rに対して、この最大値の比率を閾値比率P1とする。
内部抵抗RがP1倍以上に増加すると、所要の平滑化動作が行えなくなることになる。
そこで、開始時SOC設定部135は、ステップS4で内部抵抗算出部134が算出した内部抵抗Rが、初期の値から増加した比率Pを計算する。この比率Pが、閾値比率P1を超えていなければケース1の運用をする。超えている場合は、必要な最大電圧OCV+Imax×Rの値が、Vuになるまで、ピークSOCの値をΔSOCだけ低下させる。ここで、開回路電圧OCV及び内部抵抗Rは、SOCの関数である。SOCと開回路電圧OCVの関係は図4に示された。二次電池110の劣化の無い初期の状態でのSOCと内部抵抗Rの関係は、図5に示された。劣化が生じている際の内部抵抗Rの値の推定は、ステップS4で算出された、内部抵抗Rが初期の状態から増加した比率Pから、いずれのSOCにおいても同様の比率Pで初期の内部抵抗値から増加していると仮定して概略値を算出することで可能である。開始時SOC設定部135は、記憶部138にデータベースとして保持された、これらの関係を参照してピークSOCの値を低下させたときの必要な最大電圧を計算し、ΔSOCを算出する。
こうして、ケース2では、図7に示されるように、開始時SOCの値が、初期設定値SOCiからΔSOCだけ低下した値SOCi-ΔSOCであるように決定される。
ケース3(二次電池110の劣化が更に進んだ場合):二次電池110の劣化が更に進むにつれて、ケース2で算出されるΔSOCの値が徐々に大きくなる。そうして開始時SOCの値が小さくなりすぎると、平滑動作開始時において、放電動作の余地が無くなってしまう。そこで、開始時SOCの値には、下限値SOCbが設けられる。
例えば、開始時SOCの下限値SOCbは、予め10%と定められる。このとき、増加幅Wは、20%であるので、ピークSOCは30%となる。ケース2の運用が可能な内部抵抗Rの最大値は、(Vu-OCVb)/Imaxとなる。ここで、開始時SOCを下限値SOCbとした際(ケース3の運用時)のピークSOCにおける開回路電圧OCVbを用いた。ケース2の運用が可能な内部抵抗Rの最大値と初期の内部抵抗Rに対する比率を閾値比率P2とする。内部抵抗RがP2倍以上に増加すると、SOCi-ΔSOCが、下限値SOCbを下回ってしまうことになる。
そこで、開始時SOC設定部135は、ステップS4で内部抵抗算出部134が算出した内部抵抗Rが、初期の値から増加した比率Pを計算する。この比率Pが、閾値比率P2を超えていればケース3の運用をする。
以上まとめると、開始時SOC設定部135は、ステップS4で内部抵抗算出部134が算出した内部抵抗Rの、初期の値との比率Pを算出する。比率Pが、閾値比率P1を超えない場合、開始時SOCの値を、初期設定値SOCiとする(ケース1)。比率Pが、閾値比率P1を超えて、閾値比率P2以下の場合、上記ΔSOCを算出し、開始時SOCの値を、SOCi-ΔSOCとする(ケース2)。比率Pが、閾値比率P2を超える場合、開始時SOCの値を下限値SOCbに設定する(ケース3)。こうして、開始時SOC設定部135は、二次電池110の劣化に応じた開始SOCの値を算出する。
その後、調整開始時刻判定部136が、二次電池110のSOCを、待機SOCから開始時SOCに移行するために、充放電(通常は充電)を開始する時刻を判定する。更に、判定した調整開始時刻T4まで、調整開始時刻判定部136が、待機SOCの状態での待機を維持させる(ステップS6)。
調整開始時刻T4は、次の通り算出される。図3に示されるような、記憶部138がデータベースとして保持する日の出時刻情報に基づいて、調整開始時刻判定部136は、日の出の時刻を平滑化動作を開始する時刻T5と判断する。さらに、調整開始時刻判定部136は、二次電池110が待機SOCから、開始時SOCに移行するために必要な充電時間を算出する。そうして、調整開始時刻判定部136は、平滑化動作を開始する時刻T5から、必要な充電時間を考慮した時刻T4を調整開始時刻とする。
調整開始時刻T4までの待機終了後、開始時SOC調整部137が、二次電池110の充電を行い、SOCを開始時SOCとする(ステップS7)。
以上により、ステップS1からステップS7までの一連の動作が完了する。
(効果)
実施形態1によれば、日照時間中に太陽光発電装置11の出力の平滑化を行う蓄電システムにおいて、日照時間中に所要の平滑化を行い得る適切な開始時の状態(開始時SOC)に、蓄電システム100の状態を保つことができる。しかも、開始時SOCは、蓄電システム100が備える二次電池110の劣化状態に応じて算出されるため、二次電池110が劣化し、初期状態とは特性が変動した場合においても、日照時間中の平滑化の機能が損なわれることが抑制される。
さらに、二次電池110の劣化状態は、二次電池110の内部抵抗Rにより評価されるため、平滑化の機能の維持を、適切に行うことができる。
また、二次電池110の劣化状態の検出は、出力の平滑化動作を行っていない待機時(夜間)に行うため、平滑化の動作を妨害することはない。さらに、二次電池110の劣化状態の検出は、毎回、所定の待機SOCの状態で行うため、検出間の誤差が少なく安定して検出が可能である。
さらに、二次電池110のSOCは、平滑化の行われていない待機期間中(夜間)に、所定の待機SOCに維持される。そのため、二次電池110の劣化が抑制される。また、二次電池110の寿命が改善する。
実施形態1において、停止状態判定部131は、蓄電システム100が平滑化の動作を停止してから所定時間経過したか否かの判断を、充放電の履歴より判断したが、更に、図3に示されるような日の入り時刻情報を、判断の基準に適宜加えることとしてもよい。
〔実施例〕
本実施例では、実施形態1の各動作における具体的な算出例を数値で示す。
二次電池110がリチウムイオン電池であって、その仕様が容量40Ah、最大電流Imax=80A、最大電圧Vu=4.10V、最小電圧3.00Vであった。二次電池110のSOCと開回路電圧OCV、内部抵抗Rの関係は、表1に示された通りであった。
Figure 0007192385000001
また、劣化の無い運用初期の開始時SOCは30%に設定された。日照時間におけるSOCのピークは50%であった。待機SOCは10%、下限SOCは10%と設定された。
ステップS2において、測定された開回路電圧OCVは、3.78Vであった。SOC推定部132は、記憶部138が保持するデータベース(表2参照)に基づいて、このときのSOCを30%と推定した。
ステップS3において、待機SOC調整部133は、SOCが待機SOCの10%よりも大きいと判断した。そこで待機SOC調整部133は、二次電池110の放電を開始させた。待機SOC調整部133は、記憶部138が保持するデータベース(表2参照)に基づいて、開回路電圧OCVが、待機SOC10%に対応する3.54Vに低下するまで、放電を行なわせた。
ステップS4において、内部抵抗算出部134は、第1電流20A、第2電流30A、第3電流40A、各放電時間Td=10秒、放置時間10分としたときの各電流を流し終えた直後の電圧を測定した。すると、図9に示されるように、最小自乗近似法により、電流に対する電圧の傾きは、-0.0017V/Aと算出された。よって、内部抵抗算出部134は内部抵抗Rが1.70mΩであると算出した。SOC30%のときの初期の内部抵抗を参照して(表2参照)、内部抵抗が初期状態から増加した比率がP=1.70/1.63=104%と計算された。
ケース1の運用が可能な内部抵抗Rの最大値(Vu-OCVu)/Imaxは、2.50mΩと計算される(Vu=4.10V、OCVu=3.90V、Imax=80A)。従って、SOC50%のときの内部抵抗Rの初期値1.42mΩからの閾値比率P1は、176%と算出される。比率Pが、176%を超えていれば、開始時SOCとして初期設定値SOCiのままでは、出力平滑化が適正に行われなくなる。
また、ケース2の運用が可能な内部抵抗Rの最大値(Vu-OCVb)/Imaxは、4.00mΩと計算される(Vu=4.10V、OCVb=3.78V、Imax=80A)。従って、SOC30%のときの内部抵抗Rの初期値1.52mΩからの閾値比率P2は、263%と算出される。比率Pが、263%を超えていれば、開始時SOCとして下限値SOCbである10%を適用することが、最も適正な運用となる。
内部抵抗Rの増大の比率Pは104%であったので、開始時SOC設定部135は、ケース1を適用して、開始時SOCを初期値SOCiである30%に設定した。
〔ソフトウェアによる実現例〕
蓄電システム100の充電状態制御装置130(停止状態判定部131、SOC推定部132、待機SOC調整部133、内部抵抗算出部134、開始時SOC設定部135、調整開始時刻判定部136、開始時SOC調整部137、記憶部138)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、蓄電システム100は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る蓄電システムは、太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される蓄電システムであって、二次電池と、前記負荷連結回路と前記二次電池との間に接続される二次電池用PCSと、制御装置とを備え、前記制御装置は、一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御する構成を備えている。
上記の構成によれば、長期に亘り、適切に出力平滑化を行うことができる、太陽光発電装置を利用した電力供給システムに適用する蓄電システムを実現することが実現できる。
本発明の態様2に係る蓄電システムは、上記態様1において、前記負荷連結回路には、電力系統からの電力が供給されていても良い。
上記の構成によれば、天候に依存し太陽光発電装置の発電量が左右されても負荷に電力を供給することが容易にできる負荷連結回路を用いたシステムに対応できるようになる。
本発明の態様3に係る蓄電システムは、上記態様1または2において、前記制御装置が、前記太陽光発電装置が待機している期間における前記二次電池の充電率が、所定の待機充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御する構成を備えていてもよい。
上記の構成によれば、二次電池の劣化が抑制され、より長期に亘り、適切に出力平滑化を行うことができる蓄電システムが実現できる。
本発明の態様4に係る蓄電システムは、上記態様3において、前記制御装置が、前記二次電池の充電率が前記所定の待機充電率とされている期間中に、前記二次電池の劣化状態を判定し、当該判定に基づいて、前記所定の開始時充電率の調整を行う構成を備えていてもよい。
上記の構成によれば、二次電池の劣化状態の検出を、出力の平滑化動作を行っていない待機時に行うため、平滑化の動作を妨害することはない。さらに、二次電池の劣化状態の検出を、毎回、所定の待機SOCの状態で行うため、検出間の誤差が少なく安定して検出が可能となる。
本発明の態様5に係る蓄電システムは、上記態様4において、前記劣化状態の判定が、前記二次電池の内部抵抗に基づいて行われる構成を備えていてもよい。
上記の構成によれば、二次電池の劣化状態の検出を適切に行うことができ、平滑化の機能の維持を、適切に行うことができる。
本発明の態様6に係る制御装置は、太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される蓄電システムにおいて、前記蓄電システムが備える二次電池の充電率を制御する制御装置であって、一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御する構成を備えている。
上記の構成によれば、長期に亘り、適切に出力平滑化を行うことができる、太陽光発電装置を利用した電力供給システムに適用する蓄電システムのための制御装置を実現することが実現できる。
本発明の態様7に係る蓄電システムの制御方法は、太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される、二次電池と、前記負荷連結回路と前記二次電池との間に接続される二次電池用PCSとを備えた蓄電システムの制御方法であって、一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御する構成を備えている。
上記の構成によれば、長期に亘り、適切に出力平滑化を行うことができる、太陽光発電装置を利用した電力供給システムに適用する蓄電システムの制御方法を実現することが実現できる。
10 負荷連結回路
11 太陽光発電装置
12 太陽光発電用PCS
13 負荷
20 交流電力系統
21 変圧器
100 蓄電システム
110 二次電池
120 二次電池用PCS
130 充電状態制御装置(制御装置)
131 停止状態判定部
132 SOC推定部
133 待機SOC調整部
134 内部抵抗算出部
135 開始時SOC設定部
136 調整開始時刻判定部
137 開始時SOC調整部
138 記憶部

Claims (5)

  1. 太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される蓄電システムであって、
    二次電池と、前記負荷連結回路と前記二次電池との間に接続される二次電池用PCSと、制御装置とを備え、
    前記制御装置は、一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御し、
    前記制御装置は、前記太陽光発電装置が待機している期間における前記二次電池の充電率が、所定の待機充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御し、
    前記制御装置は、前記二次電池の充電率が前記所定の待機充電率とされている期間中に、前記二次電池の劣化状態を判定し、当該判定に基づいて、前記所定の開始時充電率の調整を行うことを特徴とする、蓄電システム。
  2. 前記負荷連結回路には、電力系統からの電力が供給されることを特徴とする、請求項1に記載の蓄電システム。
  3. 前記劣化状態の判定は、前記二次電池の内部抵抗に基づいて行われることを特徴とする、請求項1または2に記載の蓄電システム。
  4. 太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される蓄電システムにおいて、前記蓄電システムが備える二次電池の充電率を制御する制御装置であって、
    一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御し、
    前記太陽光発電装置が待機している期間における前記二次電池の充電率が、所定の待機充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御し、
    前記二次電池の充電率が前記所定の待機充電率とされている期間中に、前記二次電池の劣化状態を判定し、当該判定に基づいて、前記所定の開始時充電率の調整を行うことを特徴とする、制御装置。
  5. 太陽光発電装置からの電力を負荷に対して供給する負荷連結回路に接続される、二次電池と、前記負荷連結回路と前記二次電池との間に接続される二次電池用PCSとを備えた蓄電システムの制御方法であって、
    一日のうちの前記太陽光発電装置の発電の開始時における前記二次電池の充電率が、前記二次電池の劣化に伴い調整される所定の開始時充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御し、
    前記太陽光発電装置が待機している期間における前記二次電池の充電率が、所定の待機充電率となるように、前記二次電池の充電率を制御し、
    前記二次電池の充電率が前記所定の待機充電率とされている期間中に、前記二次電池の劣化状態を判定し、当該判定に基づいて、前記所定の開始時充電率の調整を行うことを特徴とする、蓄電システムの制御方法。
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