JP7186689B2 - Plcプログラム開発支援装置 - Google Patents

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Description

本願は、PLC(Programmable Logic Controller)プログラム開発支援装置に関するものである。
従来のプラント監視制御装置におけるPLCプログラム開発支援装置では、作成したプログラムに対し、複数の設計項目のうちのユーザの所望の設計項目に第一の記号を付すことで、この第一の記号を付した特定の設計項目を一括して表示することができる。
したがって、ユーザにとっては、所望の設計項目に第一の記号を付しておくことにより、所望の設計項目を確認する際には、特定の設計項目として一括して表示されるため、特定の設計項目を検索するのみでよい。その結果、操作性を向上することができる。
特開2012-194694号公報(第5~8頁、第2図)
従来のPLCプログラム開発支援装置では、ユーザが作成したプログラムに対して設計項目を付与する場合、多くのチェックリストから所望の設計項目を手動で選択する必要がある。
しかしながら、PLCプログラム開発における未熟練者にとっては、必要な設計項目のみ抽出し、選択するのは、非常に困難であるという問題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、作成したプログラムに対して、自動で設計項目を付与できるPLCプログラム開発支援装置を提供することを目的とする。
本願に開示されるPLCプログラム開発支援装置は、プラント監視制御に用いられるプログラマブルロジックコントローラのプログラム開発を支援するPLCプログラム開発支援装置であって、制御の対象となる部品およびこの部品についての処理に対応するテンプレートプログラムを取得するテンプレートプログラム取得部、機場ごとに作成された過去の機場プログラムから、テンプレートプログラムと同一の機場プログラムを取得するとともに、当該機場プログラムの部品に関する情報である機場情報を取得する機場プログラム取得部、この機場プログラム取得部により取得された機場情報に関連する、機場プログラムの実行時の情報であるランタイム情報を取得するランタイム情報取得部、このランタイム情報取得部により取得されたランタイム情報を、部品の制御設計のための設計項目に成形する設計項目成形部、この設計項目成形部により成形された設計項目をテンプレートプログラムに付与する設計項目付与部を備えたものである。
本願に開示されるPLCプログラム開発支援装置によれば、作成したプログラムに対して、自動で設計項目を付与することができる。
実施の形態1によるPLCプログラム開発支援装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるPLCプログラム開発支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2によるPLCプログラム開発支援装置が用いられる監視制御装置のシステム構成を示す図である。 実施の形態2によるPLCプログラム開発支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3によるPLCプログラム開発支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3によるPLCプログラム開発支援装置で表示される設計項目の関係を示す図である。 実施の形態4によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4によるPLCプログラム開発支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1~実施の形態4によるPLCプログラム開発支援装置を構成するテンプレートプログラム管理装置および機場データ管理装置のハードウェア構成を示す図である。
実施の形態1.
実施の形態1では、部品名称とその部品に付属の特記処理に対応するテンプレートプログラムに対して、機場情報あるいは過去のランタイム情報を基に、当該テンプレートプログラムに、機能情報または非機能要件で構成される設計項目を自動付与できるようにしている。
ここで、部品とは、どの機場においても標準的に用いられるものであり、また、部品に付属の特記処理とは、機場の要件に合わせた特別な処理のことを指す。
例えば、「ポンプAに対し、ある警報が発生した場合にダイアログ表示を行う」という事象において、特記処理にあたるのは「警報発生時にダイアログ表示を行う」という処理である。
また、設計項目とは、部品に関するPLCの制御内容について設計を行なうためのもので、上述のように、機能情報または非機能要件で構成される。
図1は、実施の形態1によるPLCプログラム開発支援装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、PLCプログラム開発支援装置は、次のように構成されている。
開発用端末1は、例えば、パーソナルコンピュータのような端末である。テンプレートプログラム管理装置2は、開発用端末1と交信し、ユーザが入力したテンプレートプログラムを取得して管理する。機場データ管理装置3は、過去の機場データを管理し、解析するとともに、テンプレートプログラム管理装置2との間で情報の送受信を行う。
図2は、実施の形態1によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。
図2において、符号2、3は図1におけるものと同一のものである。
テンプレートプログラム管理装置2は、次のように構成されている。
テンプレートプログラム管理部21(テンプレートプログラム取得部)は、ユーザが開発用端末1を介して、入力した部品の名称と特記処理(例えば、警報鳴動処理が組み込まれたポンプ)に対応するテンプレートプログラムを受け付ける。テンプレートプログラム管理DB(database)22は、受け付けたテンプレートプログラムを格納する。設計項目付与部23は、ユーザが入力したテンプレートプログラムに、そのテンプレートプログラムに対応する設計項目を付与する。
機場データ管理装置3は、次のように構成されている。
機場プログラム管理DB31には、機場ごとの過去のプログラムが格納されている。
機場プログラム解析部32(機場プログラム取得部)は、テンプレートプログラム管理部21から送信されたテンプレートプログラムを機場プログラム管理DB31と比較し、同一のプログラムがあるかどうかを解析する。
機場情報DB33には、機場ごとの部品名称と特記処理の名称を含む機場情報(例えば、機場A、αエリア、βポンプなどの名称、警報名称および故障種別などの特記処理名称など)が格納されている。
ランタイムデータ取得部34(ランタイム情報取得部)は、機場プログラム解析部32で得られた機場情報をランタイム情報DB35と比較し、テンプレートプログラムに関係する後述のランタイム情報を抽出する。
ランタイム情報DB35には、プログラム実行時の情報であるランタイム情報(例えば、日時、警報情報、鳴動時間、警報発生時の挙動など)が格納されている。
設計項目管理部36(設計項目成形部)は、ランタイムデータ取得部34から得られたランタイム情報を、プログラム設計に用いられる設計項目(例えば、「βポンプにγ警報を発生させる」、「鳴動時間をt秒とする」、「警報発生時は~という挙動とする」)に成形する。
次に、動作について説明する。
PLCプログラム開発支援装置の動作を図3のフローチャートに基づいて説明する。
ユーザが、開発用端末1により、部品の名称と特記処理に対応するテンプレートプログラムを入力すると、テンプレートプログラム管理部21にてテンプレートプログラムを取得する(ステップST100)。
次いで、テンプレートプログラム管理部21で取得したテンプレートプログラムを機場プログラム解析部32に送信する(ステップST101)。
次いで、機場プログラム解析部32が、機場プログラム管理DB31に、ステップST101で取得したテンプレートプログラムを送信する(ステップST102)。
次に、機場プログラム管理DB31内に格納されている機場ごとのプログラム(以下、機場プログラムともいう。)とテンプレートプログラムで、同一のプログラムがないかどうか、機場プログラム管理DB31にて比較を行う(ステップST103)。
ステップST103で、同一のプログラムが見つかれば、機場プログラム管理DB31から機場プログラム解析部32に機場プログラムを送信する(ステップST104)。
ステップST103で、機場プログラム管理DB31内に同一のプログラムが見つからなければ、終了する。
機場プログラム解析部32は、送信された機場プログラムを解析し、部品に割り付けられたアドレスを取得する(ステップST105)。
ステップST105で得られたアドレスを、機場プログラム解析部32から機場情報DB33に送信する(ステップST106)。
機場情報DB33は、受信したアドレスに基づいた機場情報を取得し、機場プログラム解析部32に機場情報を送信する(ステップST107)。ここで、機場情報とは、部品名称と特記処理の名称などを指している。
機場プログラム解析部32は、ランタイムデータ取得部34に、ステップST107で取得した機場情報を送信する(ステップST108)。
ランタイムデータ取得部34は、受信した機場情報を、ランタイム情報DB35に送信する(ステップST109)。
次に、ランタイム情報DB35内に、送信された機場情報を含むものがないかどうか、ランタイム情報DB35にて比較を行う(ステップST110)。
ランタイム情報DB35内に、送信された機場情報を含むものがあれば、ランタイム情報DB35からランタイムデータ取得部34に、該当するランタイム情報を送信する(ステップST111)。
ステップST110で、ランタイム情報DB35内に機場情報を含むものがなければ、終了する。
次いで、ランタイムデータ取得部34から設計項目管理部36に、機場情報とランタイム情報を送信し、設計項目管理部36において、取得した情報を基に、設計項目に成形する(ステップST112)。
ステップST112で成形した設計項目を、機場データ管理装置3から設計項目付与部23に送信し、設計項目付与部23が、その設計項目をテンプレートプログラム管理部21から送信されたテンプレートプログラムに付与する(ステップST113)。
次に、ステップST113で生成された設計項目つきテンプレートプログラムを、テンプレートプログラム管理DB22に格納する(ステップST114)。
次に、実施の形態1を、具体例を用いて説明する。
ユーザが「警報鳴動処理が組み込まれたポンプ」のテンプレートプログラムを作成した場合、入力したテンプレートプログラムと同一の機場プログラムがないかどうかを、ステップST103で解析する。
同一のプログラムがあれば、機場プログラムを機場プログラム解析部32に送信し(ステップST104)、その機場プログラムを解析することで、部品に割り付けられているアドレス(デジタル信号DI×××)が取得できる(ステップST105)。
次いで、得られたアドレスを機場情報DB33に送信し(ステップST106)、アドレスに基づいて、機場情報DB33から対応する機場情報(例えば、機場A αエリア βポンプなどの名称、警報名称または故障種別などの特記処理名称など)を取得する(ステップST107)。
そして、得られた機場情報をもとに、ランタイム情報DB35内に、該当の機場情報が含まれていないかどうかを解析する(ステップST110)。
該当するランタイム情報があれば、そのランタイム情報(例えば、日時、警報情報、鳴動時間、警報発生時の挙動)をランタイムデータ取得部34に送信する(ステップST111)。
さらに、得られたランタイム情報を設計項目に成形する(例えば、「βポンプにγ警報を発生させる」、「鳴動時間をt秒とする」、「警報発生時は~という挙動とする」)(ステップST112)。
次に、成形できた設計項目をテンプレートプログラムに付与する(ステップST113)。
次いで、設計項目が付与されたテンプレートプログラムをテンプレートプログラム管理DB22に格納する(ステップST114)。
実施の形態1によれば、ユーザが、部品の名称と特記処理に対応するテンプレートプログラムを入力すると、そのテンプレートプログラムを使用した設計項目をテンプレートプログラムに自動的に付与することができる。
これにより、ユーザが特定の設計項目で検索すると、その設計項目を実現するために、どのようなテンプレートプログラムが用いられているかを知ることができる。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。
図4において、符号2、3、21~23、31~36は図2におけるものと同一のものである。図4では、機場データ管理装置3に、部品に割り付けられているアドレスの種別の解析、および通信規約からアドレスの範囲の確認を行い、テンプレートプログラムに付与するI/O(Input/Output)コメントの生成を行うI/Oコメント付与部37を設けている。
図5は、実施の形態2によるPLCプログラム開発支援装置が用いられる監視制御装置のシステム構成を示す図である。
図5において、監視制御装置のシステムとして、機器7の監視制御を行う監視制御装置4と、機器7の制御を行うPLC6と、監視制御装置4とPLC6の双方向で情報、制御指令の伝達を実現するプラント制御バス5とを有する。
実施の形態2の図4は、I/Oコメント付与部37を有する。
また、アドレスの種別について説明するために、図5に、PLCプログラム開発支援装置が用いられる監視制御装置のシステム構成を示す。
アドレスの種別は、大きく分けて3種類存在し、プラント制御バス5のアドレス、PLC6のプログラム内のアドレス、監視制御対象の機器7のアドレスがある。アドレスの頭文字を見ることで、3種類のアドレスのどれに該当するかが判別できるようになっている。
次に、図6を用いて、実施の形態2の動作について説明する。
図6に示されるフローチャートのうち、ステップST200~ステップST205は、図3のステップST100~ステップST105の処理と同じ処理であるため、その説明を省略する。
以下では、実施の形態1と異なる、ステップST206~ステップST211について説明する。
機場プログラム解析部32は、部品に割り付けられたアドレスを取得すると、I/Oコメント付与部37に、取得したアドレスとテンプレートプログラムを送信する(ステップST206)。
I/Oコメント付与部37において、受信したアドレスの種別の解析および通信規約からアドレスの範囲の確認を行う(ステップST207)。
次いで、I/Oコメント付与部37において、ステップST207で得られたアドレスの種別および上下限値を、テンプレートプログラムにI/Oコメントとして付与する(ステップST208)。
ステップST208で生成されたI/OコメントつきのテンプレートプログラムをI/Oコメント付与部37から設計項目管理部36に送信する(ステップST209)。
次いで、設計項目管理部36で成形された設計項目と、ステップST209で生成されたI/Oコメントつきのテンプレートプログラムを設計項目付与部23に送信し、設計項目をテンプレートプログラムに付与する(ステップST210)。
ステップST210で生成された設計項目と、I/Oコメントつきテンプレートプログラムをテンプレートプログラム管理DB22に格納する(ステップST211)。
次に、ステップST206~ステップST211の処理について、具体例を用いて説明する。
機場プログラム解析部32は、部品に割り付けられたアドレス(例えば、DI×××)を取得すると、I/Oコメント付与部37に取得したアドレスとテンプレートプログラムを送信する(ステップST206)。
次に、I/Oコメント付与部37において、受信したデジタル信号DI×××の解析を行うと、アドレスの頭文字が「DI」なので、プラント制御バスのアドレスであること、また通信規約のメモリマップを見ることで「DI」のアドレス値の範囲を知ることができる(ステップST207)。
ステップST207で得られた情報を、I/Oコメントとして、テンプレートプログラムに付与する(ステップST208)。
具体的なI/Oコメント例は、「βポンプの部品には制御バスのアドレスを入力してください。」あるいは「アドレスの範囲は100から200までの値を入力してください。」のようなものがある。
作成したI/Oコメントと、実施の形態1で作成した設計項目をテンプレートプログラムに付与し(ステップST210)、テンプレートプログラム管理DB22に格納する(ステップST211)。
実施の形態2によれば、ユーザがテンプレートプログラムにどのようなアドレスの種別を割り振ればよいのか、また割り振るアドレス値を瞬時に知ることができる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。
図7において、符号2、3、21~23、31~37は図4におけるものと同一のものである。図7では、テンプレートプログラム管理装置2に、部品名と部品に付与される設計項目を関係図として生成する関係図生成部24と、部品名とそのプログラムが格納された部品DB25と、関係図生成部24で生成された関係図の表示を行う関係図表示部26とを設けている。
図9は、実施の形態3によるPLCプログラム開発支援装置で表示される設計項目の関係を示す図である。
図9において、ポンプA8に付与される設計項目の関係を表わす図を示す。ポンプA8に付与される設計項目には、設計項目A&設計項目B9の両設計項目を含む場合、設計項目A10のみの場合、設計項目B11のみの場合、設計項目C12のみの場合がある。このように標準的に用いられる部品と部品に関わる設計項目を関係図として表している。
次に、図8のフローチャートに基づき、実施の形態3の動作について説明する。
ユーザが入力した部品名を関係図表示部26が取得する(ステップST300)。
次いで、関係図表示部26は、取得した部品名を関係図生成部24に送信する(ステップST301)。
関係図生成部24は、部品DB25に部品名(例えば、ポンプA)を送信する(ステップST302)。
部品DB25には、部品名に対応するプログラムが格納されており、部品DB25内を検索することで、受信した部品名に対応するプログラムを探し、関係図生成部24にプログラムを送信する(ステップST303)。
関係図生成部24は、受信した部品のプログラムをテンプレートプログラム管理DB22に送信する(ステップST304)。
テンプレートプログラム管理DB22内に、受信した部品のプログラムを含むテンプレートプログラムがないかどうかを解析する。該当するテンプレートプログラムがあれば、そのテンプレートプログラムに付与されている設計項目を関係図生成部24に送信する(ステップST305)。
テンプレートプログラム管理DB22内に、部品のプログラムが含まれているテンプレートプログラムが ステップST305で抽出されたもの以外にあるかどうかを解析する(ステップST306)。
テンプレートプログラムがある場合は、再度、ステップST305を実施し、付与されている設計項目を関係図生成部24に送信する。ない場合は、関係図生成部24で部品名に対応する設計項目の関係図を生成する(ステップST307)。
関係図としては、例えばツリー図などが挙げられ、具体的なツリー図を図9に示す。生成した関係図を関係図表示部26に送信する(ステップST308)。
関係図表示部26は、受信した関係図を表示する(ステップST309)。
実施の形態3によれば、ユーザは、表示された関係図を見るだけで、部品に付与できる設計項目を瞬時に理解することができる。
実施の形態4.
図10は、実施の形態4によるPLCプログラム開発支援装置の構成を示すブロック図である。
図10において、符号2、3、21~26、31~37は図7におけるものと同一のものである。図10では、テンプレートプログラム管理装置2に、テンプレートプログラム解析部27とテンプレートプログラム表示部28を設けている。テンプレートプログラム解析部27とテンプレートプログラム表示部28とは、テンプレートプログラム生成部を形成する。
テンプレートプログラム解析部27は、設計項目が付与されているテンプレートプログラムを、ユーザが選択した部品と設計項目のプログラムに分割する。テンプレートプログラム表示部28は、ユーザが選択した部品名と設計項目に対応するプログラムを結合し、新たなテンプレートプログラムの表示を行う。
次に、実施の形態4の動作について、図11のフローチャートに基づいて説明する。
ユーザが、表示された関係図の部品名と設計項目をクリックする(ステップST400)。
これにより、関係図表示部26に、クリックした部品名とユーザが選択した設計項目が送信される(ステップST401)。
関係図表示部26は、部品DB25に部品名を送信する(ステップST402)。
部品DB25は、受信した部品名が部品DB25内にあるかどうかを検索し、部品名に対応するプログラムを関係図表示部26に送信する(ステップST403)。
関係図表示部26は、テンプレートプログラム管理DB22に、ユーザが選択した設計項目を送信する(ステップST404)。
テンプレートプログラム管理DB22は、受信した設計項目が付与されているテンプレートプログラムが、テンプレートプログラム管理DB22内にあるかどうかを検索し、対応するテンプレートプログラムがあれば、関係図表示部26に送信する(ステップST405)。
次いで、関係図表示部26が、テンプレートプログラム管理DB22に送信していない設計項目はあるかどうか解析する(ステップST406)。
送信していない設計項目がある場合、ステップST404とステップST405を繰り返す。ない場合は、関係図表示部26が、取得した部品のプログラムとテンプレートプログラムとをテンプレートプログラム解析部27に送信する(ステップST407)。
次いで、関係図表示部26が、取得した部品のプログラムをテンプレートプログラム表示部28に送信する(ステップST408)。
テンプレートプログラム解析部27において、テンプレートプログラムと、部品のプログラムとを比較し、特記処理が部品の入出力のどちらにあるかを解析する(ステップST409)。
テンプレートプログラムを、特記処理と部品のプログラムとに分割する(ステップST410)。
特記処理の入出力情報とプログラムをテンプレートプログラム表示部28に送信する(ステップST411)。
次いで、入力部分の特記処理は部品の左側に、出力部分の特記処理は部品の右側にプログラム同士を結合する(ステップST412)。
テンプレートプログラム解析部27に、分割されていないテンプレートプログラムがあるかどうか解析する(ステップST413)。
分割されていないテンプレートプログラムがある場合は、ステップST409~ステップST412を繰り返す。
分割されていないテンプレートプログラムがない場合は、テンプレートプログラム表示部28にて、結合したプログラムを表示する(ステップST414)。
実施の形態4によれば、ユーザが作成していないテンプレートプログラムでも、関係図で部品名と設計項目をクリックすることにより、PLCプログラム開発支援装置に未登録のテンプレートプログラムを作成することができる。
なお、テンプレートプログラム管理装置2および機場データ管理装置3は、ハードウェアの一例を図12に示すように、プロセッサ100と記憶装置101から構成される。記憶装置は図示していないが、ランダムアクセスメモリ等の揮発性記憶装置と、フラッシュメモリ等の不揮発性の補助記憶装置とを具備する。また、フラッシュメモリの代わりにハードディスクの補助記憶装置を具備してもよい。プロセッサ100は、記憶装置101から入力されたプログラムを実行する。この場合、補助記憶装置から揮発性記憶装置を介してプロセッサ100にプログラムが入力される。また、プロセッサ100は、演算結果等のデータを記憶装置101の揮発性記憶装置に出力してもよいし、揮発性記憶装置を介して補助記憶装置にデータを保存してもよい。
本開示は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 開発用端末、2 テンプレートプログラム管理装置、3 機場データ管理装置、
4 監視制御装置、5 プラント制御バス、6 PLC、7 機器、8 ポンプA、
9 設計項目A&設計項目B、10 設計項目A、11 設計項目B、
12 設計項目C、21 テンプレートプログラム管理部、
22 テンプレートプログラム管理DB、23 設計項目付与部、
24 関係図生成部、25 部品DB、26 関係図表示部、
27 テンプレートプログラム解析部、28 テンプレートプログラム表示部、
31 機場プログラム管理DB、32 機場プログラム解析部、33 機場情報DB、
34 ランタイムデータ取得部、35 ランタイム情報DB、36 設計項目管理部、
37 I/Oコメント付与部、100 プロセッサ、101 記憶装置

Claims (4)

  1. プラント監視制御に用いられるプログラマブルロジックコントローラのプログラム開発を支援するPLCプログラム開発支援装置であって、
    制御の対象となる部品およびこの部品についての処理に対応するテンプレートプログラムを取得するテンプレートプログラム取得部、
    機場ごとに作成された過去の機場プログラムから、上記テンプレートプログラムと同一の機場プログラムを取得するとともに、当該機場プログラムの上記部品に関する情報である機場情報を取得する機場プログラム取得部、
    この機場プログラム取得部により取得された機場情報に関連する、上記機場プログラムの実行時の情報であるランタイム情報を取得するランタイム情報取得部、
    このランタイム情報取得部により取得された上記ランタイム情報を、上記部品の制御設計のための設計項目に成形する設計項目成形部、
    この設計項目成形部により成形された上記設計項目を上記テンプレートプログラムに付与する設計項目付与部を備えたことを特徴とするPLCプログラム開発支援装置。
  2. 上記テンプレートプログラムにI/Oコメントを付与するI/Oコメント付与部を備え、
    上記部品には、アドレスが割り付けられ、
    上記機場プログラム取得部は、上記機場プログラムを解析し、上記部品に割り付けられたアドレスを取得し、
    上記I/Oコメント付与部によって付与される上記I/Oコメントには、上記機場プログラム取得部によって取得された上記アドレスと、このアドレスの種別および上下限値とが含まれることを特徴とする請求項1に記載のPLCプログラム開発支援装置。
  3. 部品名の入力に応じて、当該部品が使用されているテンプレートプログラムを取得し、上記取得したテンプレートプログラムに付与されている設計項目を取得して、上記部品と上記設計項目との関係図を生成する関係図生成部、
    この関係図生成部により生成された上記関係図を表示する関係図表示部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のPLCプログラム開発支援装置
  4. 上記関係図表示部により表示された上記関係図上の上記部品および上記設計項目が選択されることにより、上記部品に対応して作成された部品プログラムと上記設計項目に関連する上記テンプレートプログラムとを抽出し、この抽出した上記部品プログラムおよび上記テンプレートプログラムに基づき、上記部品および上記設計項目に対応する新しいテンプレートプログラムを生成するテンプレートプログラム生成部を備えたことを特徴とする請求項3に記載のPLCプログラム開発支援装置。
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