JP7171789B2 - 同期信号ブロックインデックスシグナリング - Google Patents

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Description

本出願は、無線通信に関し、より具体的には、セルラ通信システムにおいて同期信号ブロックインデックスシグナリングを提供するためのシステム、装置、及び方法に関する。
無線通信システムの使用が急速に増大している。近年、スマートフォンやタブレットコンピュータなどの無線デバイスは益々洗練されてきている。現在、多くのモバイルデバイス(すなわち、ユーザ機器デバイス、又はUE)は、電話への対応に加え、インターネット、電子メール、テキストメッセージング、及び全地球測位システム(GPS)を用いたナビゲーションへのアクセスを提供し、これらの機能を利用する洗練されたアプリケーションを動作させることができる。加えて、数多くの異なる無線通信技術及び標準が存在する。無線通信標準のいくつかの例として、GSM、(例えば、WCDMA又はTD-SCDMAエアインタフェースに関連する)UMTS、LTE、LTE Advanced(LTE-A)、HSPA、3GPP2 CDMA2000(例えば、1xRTT、1xEV-DO、HRPD、eHRPD)、IEEE802.11(WLAN又はWi-Fi)、BLUETOOTH(商標)などが挙げられる。
無線通信デバイスに導入される絶えず増えつつある特徴及び機能はまた、無線通信と無線通信デバイスの両方を改善する継続的な必要性を生んでいる。特に、ユーザ機器(UE)デバイスを介して、例えば無線セルラ通信で使用されるセルラ電話、基地局、及び中継局などの無線デバイスを介した送信信号及び受信信号の精度を保証することが重要である。加えて、UEデバイスの機能性を増大させることにより、UEデバイスの電池寿命に大きな負荷が課され得る。従って、通信を改善するためにUEデバイスが良好な送信及び受信能力を維持できるようにする一方で、UEデバイスの所要電力を削減することも非常に重要である。
カバレッジを増大させ、無線通信の想定される使用に対する増大する要求及び範囲により良く対応するために、上述の通信標準に加えて、第5世代(5G)新無線(NR)通信を含む、開発中の更なる無線通信技術が存在する。それに応じて、このような開発及び設計をサポートする、この分野における改善が望まれる。
本明細書では、セルラ通信システムにおいて同期信号ブロックインデックスシグナリングを提供するための装置、システム、及び方法の実施形態が提示される。
本明細書に記載される技術によれば、同期信号は、所定の周期的パターンに従って、セルラ通信システムにおいて提供されてもよい。周期的パターンによれば、各同期信号期間は、同期信号バーストセットと呼ばれる場合があり、各同期信号バーストセットは、1つ以上の同期信号バーストを含んでもよく、同期信号バーストは、次いで、1つ以上の同期信号ブロックに細分化されてもよい。
そのような所定の周期的パターンに従って同期信号を提供するセルラ基地局は、セルラ基地局によって送信された各同期信号ブロックのインデックス値をシグナリングするためのマルチレベル方式を利用することができ、この方式は、基地局が、どの公称同期信号ブロックが実際に基地局によって送信されるか、どのビームフォーミング構成を使用して各同期信号ブロックを送信するか、及び/又は様々な他の送信パラメータを選択することに関して、実質的な柔軟性を保持することを可能にすることができる。
この方式は、各同期信号ブロックが位置する同期信号バーストの明示的シグナリング、及び同期信号バースト内の各同期信号ブロックの相対位置の暗黙的シグナリングを含むことができる。特に、同期信号バースト内の同期信号ブロックの相対位置を示すための暗黙的シグナリング方式の使用により、例えば、同期信号バーストの同期信号ブロックのコンテンツが、そのような方式を使用するときに同一であることが可能であり得るため、無線デバイスが、同期信号バーストの複数の同期信号ブロックのコヒーレントな組み合わせを実行することを潜在的に可能にすることができる。
そのような方式に従って提供される同期信号ブロックを検出する無線デバイスは、例えば、マルチパートシグナリング方式に基づいて、検出された同期信号ブロックの同期信号ブロックインデックスを判定することができ得る。無線デバイスは、検出された同期信号ブロックの同期信号ブロックインデックスを判定することに基づいて、セルラ基地局によって提供されるセルの無線フレームレベルタイミング及び/又は他の特性を判定することができ得る。
加えて又は代わりに、無線デバイスは、無線デバイスによって検出された同期信号ブロックの同期信号ブロックインデックスの指示(インジケーション)をセルラ基地局に提供することができる。これにより、セルラ基地局が、無線デバイスとの後続の通信を実行する際に使用するための1つ以上の通信特性を決定することを支援することができる。そのような可能性の1つとして、セルラ基地局は、無線デバイスによって検出された同期信号ブロックの同期信号ブロックインデックスに基づいて、無線デバイスと通信するときに使用するビームフォーミング構成を決定することができる。例えば、セルラ基地局は、無線デバイスによって検出された同期信号ブロックを送信するために使用したものと同じビームフォーミング構成を使用してもよい。それは、無線デバイスがその特定の同期信号ブロックを検出する能力が、そのビームフォーミング構成が比較的良好な信号強度及び/又は品質を無線デバイスに提供することができるというインジケータであり得るためである。
本明細書に記載された技術は、基地局、アクセスポイント、セルラ電話、ポータブルメディアプレーヤ、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、及び様々な他のコンピューティングデバイスを含むがこれらに限られない、複数の異なるタイプのデバイス内に実装され、及び/又はそれらデバイスと共に使用されてもよいことに留意されたい。
この発明の概要は、この書類において説明される主題のいくつかの簡易的な概要を提供することを意図している。したがって、上記説明された特徴は、実施例にすぎず、いずれかの方式において本明細書で説明される主題の範囲及び趣旨を狭めると解釈されるべきでないことを理解されよう。本明細書で説明される主題の他の特徴、態様、及び利点は、以下の詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲から明らかになるであろう。
いくつかの実施形態に係る、例示的な(かつ簡略化された)無線通信システムを示す。
いくつかの実施形態に係る、例示的な無線ユーザ機器(UE)デバイスと通信する例示的な基地局を示す。
いくつかの実施形態に係る、例示的なUEのブロック図を示す。
いくつかの実施形態に係る、例示的な基地局のブロック図を示す。
いくつかの実施形態に係る、セルラ通信システムにおいて同期信号ブロックインデックスシグナリングを提供するための、例示的な可能な方法の態様を示す通信フロー図である。
いくつかの実施形態に係る、2つの例示的な可能な同期信号ブロック編成方式を示す。
いくつかの実施形態に係る、送信するための、同期信号ブロックの例示的な可能なネットワークの選択されたセットを示す。
いくつかの実施形態に係る、スクランブルコードを使用する、例示的な可能な同期信号ブロックインデックスシグナリング方式を示す。
いくつかの実施形態に係る、循環シフトを使用する、例示的な可能な同期信号ブロックインデックスシグナリング方式を示す。
いくつかの実施形態に係る、前の同期信号ブロック及び後続の同期信号ブロックと共に、無線デバイスによって検出された例示的な可能な同期信号ブロックを示す。
本明細書で説明される特徴は、様々な修正形態及び代替形態を許容するが、その特定の実施形態を図面において例として示し、ここで詳細に説明する。しかし、図面及びそれらに対する詳細な説明は、開示されている特定の形態に限定することを意図するものではなく、逆に、その意図は、添付の「特許請求の範囲」によって定義されるような本主題の趣旨及び範囲内に収まる、全ての修正、均等物、及び代替物を包含することである点を理解されたい。
略称
様々な略称が本出願を通して使用される。本出願を通じて出現し得る最も顕著に使用される頭字語の定義を以下に示す。
・UE:ユーザ機器
・RF:無線周波数
・BS:基地局
・GSM:移動体通信グローバルシステム
・UMTS:ユニバーサル移動体通信システム
・LTE:ロングタームエボリューション
・NR:新無線
・TX:送信/送信する
・RX:受信/受信する
・LAN:ローカルエリアネットワーク
・WLAN:無線LAN
・AP:アクセスポイント
・RAT:無線アクセス技術
・IEEE:米国電気電子学会
・Wi-Fi:IEEE802.11標準に基づく無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)RAT
用語
以下は本明細書で出現し得る用語集である。
記憶媒体-様々な種類の非一時的なメモリデバイス又は記憶デバイスのうちの任意のもの。用語「記憶媒体」は、インストール媒体、例えば、CD-ROM、フロッピーディスク又はテープデバイス、DRAM、DDR RAM、SRAM、EDO RAM、Rambus RAMなどの、コンピュータシステムメモリ又はランダムアクセスメモリ、フラッシュ、磁気媒体、例えばハードドライブ、又は光記憶装置などの、不揮発性メモリ、レジスタ、又はその他の同様の種類の記憶要素などを含むことが意図されている。記憶媒体は、他の種類の非一時的メモリ、並びにそれらの組み合わせも含んでもよい。加えて、記憶媒体は、プログラムが実行される第1のコンピュータシステム内に位置してもよく、又はインターネットなどのネットワークを通じて第1のコンピュータシステムに接続する、第2の異なるコンピュータシステム内に位置してもよい。後者の場合には、第2のコンピュータシステムは、第1のコンピュータシステムに、実行するためのプログラム命令を提供することができる。用語「記憶媒体」は、異なる位置、例えば、ネットワークを通じて接続された異なるコンピュータシステム内に存在することができる2つ以上の記憶媒体を含んでもよい。記憶媒体は、1つ以上のプロセッサによって実行することができるプログラム命令(例えば、コンピュータプログラムとして具現化された)を記憶してもよい。
搬送媒体-上述のような記憶媒体、並びにバス、ネットワークなどの物理的伝送媒体、及び/又は電気信号、電磁信号、若しくはデジタル信号などの信号を伝送する他の物理的伝送媒体。
コンピュータシステム(又はコンピュータ)-パーソナルコンピュータシステム(PC)、メインフレームコンピュータシステム、ワークステーション、ネットワーク機器、インターネット機器、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、テレビシステム、グリッドコンピューティングシステム、若しくは他のデバイス又はデバイスの組み合わせを含む、任意の様々な種類のコンピューティングシステム又は処理システム。一般に、用語「コンピュータシステム」は、記憶媒体からの命令を実行する少なくとも1つのプロセッサを有する任意のデバイス(又はデバイスの組み合わせ)を包含するように広く定義されてもよい。
ユーザ機器(UE)(又は、「UEデバイス」)-移動式又は携帯式であり、無線通信を実行する、様々な種類のコンピュータシステム又はデバイスのうちの任意のもの。UEデバイスの例としては、携帯電話又はスマートフォン(例えば、iPhone(商標)、Android(商標)ベースの電話)、タブレットコンピュータ(例えば、iPad(商標)、Samsung Galaxy(商標))、ポータブルゲームデバイス(例えば、Nintendo DS(商標)、PlayStation Portable(商標)、Gameboy Advance(商標)、iPhone(商標))、ウェアラブルデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマートグラス)、ラップトップ、PDA、ポータブルインターネットデバイス、音楽プレーヤ、データ記憶デバイス、又は他のハンドヘルドデバイスなどが挙げられる。一般に、用語「UE」又は「UEデバイス」は、ユーザによって容易に持ち運ばれ、無線通信が可能な、あらゆる電子デバイス、コンピューティングデバイス、及び/又は遠隔通信デバイス(あるいはデバイスの組み合わせ)を包含するように幅広く定義され得る。
無線デバイス-無線通信を実行する様々な種類のコンピュータシステム又はデバイスのうちの任意のもの。無線デバイスは、携帯式(若しくは移動式)とすることができる、又は特定の場所に定置若しくは固定することができる。UEは、無線デバイスの一例である。
通信デバイス-通信を実行する様々な種類のコンピュータシステム又はデバイスのうちの任意のものであって、通信は、有線又は無線とすることができる。通信デバイスは、携帯式(若しくは移動式)とすることができる、又は特定の位置に定置若しくは固定することができる。無線デバイスは、通信デバイスの一例である。UEは、通信デバイスの別の例である。
基地局(BS)-用語「基地局」は、その通常の意味の全てを有し、少なくとも、固定位置に設置され、無線電話システム又は無線システムの一部として通信するために使用される無線通信局を含む。
処理要素-デバイス内で、例えば、ユーザ機器デバイス内で、又はセルラネットワークデバイス内で機能を実行することが可能な、様々な要素若しくは要素の組み合わせを指す。処理要素は、例えば、プロセッサ及び関連するメモリ、個別のプロセッサコアの一部又は回路、プロセッサコア全体、プロセッサアレイ、ASIC(特定用途向け集積回路)などの回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのプログラム可能なハードウェア要素、並びに上述のものの任意の様々な組み合わせを含んでもよい。
Wi-Fi-用語「Wi-Fi」は、その通常の意味の全範囲を有するものであり、無線LAN(WLAN)アクセスポイントによってサービスが提供され、これらのアクセスポイントを通じてインターネットへの接続性を提供する、無線通信ネットワーク又はRATを少なくとも含む。最新のWi-Fiネットワーク(又は、WLANネットワーク)は、IEEE802.11標準に基づくものであり、「Wi-Fi」という名称で市販されている。Wi-Fi(WLAN)ネットワークは、セルラネットワークとは異なるものである。
自動的に-ユーザ入力が、アクション又は動作を直接指定若しくは実行することなく、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステムによって実行されるソフトウェア)又はデバイス(例えば、回路機構、プログラム可能なハードウェア要素、ASICなど)によって、それらのアクション又は動作が実行されることを指す。したがって、用語「自動的に」は、ユーザが入力を提供して操作を直接実行するような、ユーザによって手動で実行され又は指定される操作とは対照的である。自動手順は、ユーザが提供する入力によって開始されてもよいが、「自動的に」実行される後続のアクションはユーザによって指定されるものではなく、すなわち、実行するべき各アクションをユーザが指定する「手動で」は実行されない。例えば、ユーザが、各フィールドを選択し、情報を明示する入力を提供することによって(例えば、情報のタイピング、チェックボックスの選択、ラジオボタンの選択などによって)、電子フォームに記入することは、コンピュータシステムが、ユーザアクションに応じて、フォームを更新しなければならない場合であっても、手動でフォームに記入することである。フォームは、コンピュータシステムによって自動的に記入されてもよく、この場合、コンピュータシステム(例えば、コンピュータシステム上で実行されるソフトウェア)は、そのフィールドに対する回答を指定する何らのユーザ入力なしに、そのフォームのフィールドを分析して、フォームに記入する。上述のように、ユーザは、フォームの自動記入を呼び出すことができるが、フォームの実際の記入には関与しない(例えば、ユーザがフィールドに対する回答を手動で指定することはなく、むしろ、それらは自動的に完了される)。本明細書は、ユーザが取った動作に応じて自動的に実行される様々な動作の例を提供する。
ように構成されている-様々な構成要素が、タスクを実行する「ように構成されている」と説明され得る。そのようなコンテキストにおいて「ように構成されている」は、動作中のタスクを実行する「構造を有する」ことを一般的に意味する広範な説明である。このように、構成要素は、タスクを現在実行していない場合であっても、そのタスクを実行するように構成することができる(例えば、電気導体のセットは、2つのモジュールが接続されていなくても、モジュールを別のモジュールへ電気的に接続するように構成されていてもよい)。いくつかのコンテキストにおいて、「ように構成されている」は、動作中のタスクを実行する「回路を有する」ことを一般的に意味する広範な説明であってもよい。このように、構成要素は、現在オンでなくても、そのタスクを実行するように構成することができる。一般に、「構成されている」に対応する構造を形成する回路は、ハードウェア回路を含んでもよい。
本明細書の記載では、便宜上、タスクを実行するとして様々な構成要素を説明することができる。そのような説明は、語句「ように構成されている」を含むように解釈されるべきである。1つ以上のタスクを実行するように構成されている構成要素の説明は、米国特許法112条第6パラグラフのその構成要素についての解釈を引き起こさないことが、明確に意図されている。
図1及び図2-例示的な通信システム
図1は、いくつかの実施形態による、本開示の態様を実装することができる例示的な(かつ簡略化した)無線通信システムを示す。図1のシステムは、可能なシステムの単なる一例であり、実施形態は、要望に応じて、各種システム内のいずれかにおいて実施されてもよいことに留意されたい。
図示するように、例示的な無線通信システムは、伝送媒体を介して1つ以上の(例えば、任意の数の)ユーザデバイス106A、106Bなど~106Nと通信する基地局102を含む。本明細書では、ユーザデバイスの各々は「ユーザ機器」(UE)又はUEデバイスと称され得る。よって、ユーザデバイス106は、UE又はUEデバイスと称される。
基地局102は、無線基地局装置(base transceiver station、BTS)又はセルサイトであってよく、UE106A~106Nとの無線通信を可能にするハードウェア及び/又はソフトウェアを含んでもよい。基地局102がLTEのコンテキストにおいて実装される場合、それを代わりに、「eNodeB」又は「eNB」と称してもよい。基地局102が5G NRのコンテキストにおいて実装される場合、それを代わりに、「gNodeB」又は「gNB」と称してもよい。また、基地局102は、ネットワーク100(例えば、様々な可能性のうち、セルラサービスプロバイダのコアネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)などの電気通信ネットワーク、及び/又はインターネット)と通信するために装備されていてもよい。したがって、基地局102は、ユーザデバイス間の通信、及び/又はユーザデバイスとネットワーク100との間の通信を円滑にすることができる。基地局の通信エリア(又は、カバレッジエリア)を「セル」と称してもよい。また本明細書で使用する場合、UEの観点から、基地局は、UEのアップリンク通信及びダウンリンク通信に関する限り、ネットワークを表すと考えられる場合がある。したがって、ネットワーク内の1つ以上の基地局と通信するUEは、ネットワークと通信するUEと解釈されてもよい。
基地局102及びユーザデバイスは、無線通信技術とも呼ばれる様々な無線アクセス技術(RAT)、又はGSM、UMTS(WCDMA)、LTE、LTE-Advanced(LTE-A)、LAA/LTE-U、5G NR、3GPP2 CDMA2000(例えば1xRTT、1xEV-DO、HRPD、eHRPD)、Wi-Fi、WiMAXなどの遠隔通信標準のいずれかを使用して伝送媒体上で通信するように構成されていてもよい。
したがって、基地局102と同一の又は異なるセルラ通信標準に従って動作する同様の他の基地局は、1つ以上のセルラ通信標準を介して地理的エリアにわたって連続した又は、ほぼ連続したオーバーラップするサービスをUE106及び同様のデバイスに提供し得る、セルの1つ以上のネットワークとして提供され得る。
UE106は、複数の無線通信標準を使用して通信する能力を有することができることに留意されたい。例えば、UE106は、3GPPセルラ通信標準又は3GPP2セルラ通信標準のいずれか又は両方を使用して通信するように構成されることもある。いくつかの実施形態では、UE106は、少なくとも本明細書に記載されるような様々な方法に従って、同期信号を受信し、同期信号の同期信号ブロックインデックスシグナリングを解釈するように構成されてもよい。UE106は、更に又は代替的に、WLAN、BLUETOOTH(商標)、1つ以上のグローバルナビゲーション衛星システム(GNSS、例えばGPS又はGLONASS)、1つ及び/又は複数の移動体テレビ放送標準(例えばATSC-M/H又はDVB-H)などを使用して通信するように構成されていることもある。無線通信標準の他の組み合わせ(3つ以上の無線通信標準を含む)も可能である。
図2は、いくつかの実施形態による、基地局102と通信する例示的なユーザ機器106(例えば、デバイス106A~106Nのうちの1つ)を示す。UE106は、携帯電話、ハンドヘルドデバイス、ウェアラブルデバイス、コンピュータ若しくはタブレット、又は実質的に任意の種類の無線デバイスなどの、無線ネットワーク接続性を有するデバイスであってもよい。UE106は、メモリに記憶されたプログラム命令を実行するように構成されたプロセッサを含んでもよい。UE106は、そのような記憶された命令を実行することによって、本明細書で説明される方法の実施形態のいずれかを実行してもよい。代わりに、又は加えて、UE106は、本明細書で説明される方法の実施形態のいずれか、又は本明細書で説明される方法の実施形態のいずれかの任意の部分を実行するように構成された、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などのプログラム可能なハードウェア要素を含んでもよい。UE106は、複数の無線通信プロトコルのいずれかを用いて通信するように構成されていてもよい。例えば、UE106は、CDMA2000、LTE、LTE-A、5G NR、WLAN、又はGNSSのうちの2つ以上を使用して通信するように構成されていてもよい。無線通信標準の他の組み合わせも可能である。
UE106は、1つ以上のRAT標準に従った無線通信プロトコルの1つ以上を使用して通信するための1つ以上のアンテナを含んでもよい。いくつかの実施形態では、UE106は、複数の無線通信標準間で、受信チェーン及び/又は送信チェーンの1つ以上の部分を共用してもよい。共用される無線機は、無線通信を実行するための、単一のアンテナを含んでもよいし、(例えばMIMO用の)複数のアンテナを含んでもよい。概して、無線機は、ベースバンドプロセッサ、アナログRF信号処理回路(例えば、フィルタ、ミキサ、発振器、増幅器などを含む)、又はデジタル処理回路(例えば、デジタル変調と共に他のデジタル処理のための)の任意の組み合わせを含んでもよい。同様に、無線機は、上述したハードウェアを使用して1つ以上の受信チェーン及び送信チェーンを実装してもよい。
いくつかの実施形態では、UE106は、それを用いて通信するように構成されている各無線通信プロトコルについて送信チェーン及び/又は受信チェーン(例えば、別個のアンテナ及び他の無線機構成要素を含む)を含んでもよい。別の可能性として、UE106は、複数の無線通信プロトコルの間で共有される1つ以上の無線機、及び単一の無線通信プロトコルによって排他的に使用される1つ以上の無線機を含み得る。例えば、UE106は、LTE又はCDMA2000 1xRTT(又はLTE若しくはGSM)のいずれかを用いて通信するための共用無線機と、Wi-Fi及びBLUETOOTH(商標)の各々を使用して通信するための個別の無線機とを含んでもよい。他の構成も可能である。
図3-例示的なUEデバイスのブロック図
図3は、いくつかの実施形態による、例示的なUE106のブロック図を示す。図示するように、UE106は、様々な目的用の部分を含んでもよい、システムオンチップ(SOC)300を含んでもよい。例えば、図示するように、SOC300は、UE106用のプログラム命令を実行し得るプロセッサ(単数又は複数)302、及び、グラフィック処理を実行し表示信号をディスプレイ360へ供給し得る表示回路304を含んでもよい。プロセッサ(単数又は複数)302はまた、プロセッサ(単数又は複数)302からアドレスを受信し、それのアドレスをメモリ(例えば、メモリ306、読み出し専用メモリ(ROM)350、NANDフラッシュメモリ310)内の場所に変換するように構成されていてもよいメモリ管理ユニット(MMU)340に、及び/又は表示回路304、無線機330、コネクタI/F320、及び/又はディスプレイ360などの他の回路又はデバイスに接続されてもよい。MMU340は、メモリ保護及びページテーブル変換又はセットアップを実行するように構成されてもよい。いくつかの実施形態では、MMU340は、プロセッサ(単数又は複数)302の一部として含まれてもよい。
図示するように、SOC300は、UE106の様々な他の回路に接続されてもよい。例えば、UE106は、(例えばNANDフラッシュ310を含む)様々な種類のメモリ、(例えばコンピュータシステムと接続するための)コネクタインタフェース320、ディスプレイ360、及び(例えばLTE、LTE-A、NR、CDMA2000、BLUETOOTH(商標)、Wi-Fi、GPSなどのための)無線通信回路330を含んでもよい。UEデバイス106は、基地局及び/又は他のデバイスと無線通信を実行するための、少なくとも1つのアンテナ(例えば335a)を、及び場合によっては複数のアンテナ(例えばアンテナ335a及び335bによって図示される)を含んでもよい。アンテナ335a及び335bは一例として示されており、UEデバイス106はより少ない、又はより多くのアンテナを含んでもよい。全般的には、それら1つ以上のアンテナは、アンテナ335と総称される。例えば、UEデバイス106は、アンテナ(単数又は複数)335を使用して無線回路330を使用して無線通信を実行してもよい。上述のように、いくつかの実施形態では、UEは複数の無線通信標準を使用して無線で通信するように構成されていてもよい。
本明細書に後で更に説明するように、UE106は、UE106が同期信号を受信し、同期信号の同期信号ブロックインデックスシグナリングを解釈するための方法を実装するためのハードウェア及びソフトウェア構成要素を含んでもよい。UEデバイス106のプロセッサ(単数又は複数)302は、例えば記憶媒体(例えば非一時的コンピュータ可読記憶媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することにより、本明細書に記載される方法の一部、又は全部を実装するように構成されていてもよい。他の実施形態では、プロセッサ(単数又は複数)302は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、又はASIC(特定用途向け集積回路)などのプログラム可能なハードウェア要素として構成されていてもよい。更に、プロセッサ(単数又は複数)302は、同期信号を受信し、本明細書に開示される様々な実施形態による同期信号の同期信号ブロックインデックスシグナリングを解釈するために、図3に示すような他の構成要素と接続されてもよく、かつ/又は相互運用されてもよい。プロセッサ(単数又は複数)302はまた、UE106上で動作する様々な他のアプリケーション及び/又はエンドユーザアプリケーションを実装してもよい。
いくつかの実施形態では、無線機330は、様々な対応するRAT及び/又は標準のための通信制御に専用の別個のコントローラを含んでもよい。例えば、図3に示すように、無線機330は、Wi-Fiコントローラ352、セルラコントローラ(例えばNRコントローラ)354、及びBLUETOOTH(商標)コントローラ356を含んでもよく、少なくともいくつかの実施形態では、これらのコントローラの1つ以上又は全部が、互いに通信する、及びSOC300と(より具体的にはプロセッサ(単数又は複数)302と)通信する、それぞれの集積回路(略してIC又はチップ)として実装されてもよい。例えば、Wi-Fiコントローラ352はセル-ISMリンク又はWCIインタフェースを介してセルラコントローラ354と通信してもよく、及び/又はBLUETOOTH(商標)コントローラ356はセル-ISMリンクなどを介してセルラコントローラ354と通信してもよい。無線機330内には3つの個別のコントローラが示されているが、他の実施形態は、UEデバイス106において実装され得る様々な異なるRATのための、より少ない又はより多くの同様のコントローラを有する。
更に、コントローラが複数の無線アクセス技術に関連する機能を実装することができる実施形態も想定される。例えば、いくつかの実施形態によると、セルラコントローラ354は、セルラ通信を実行するためのハードウェア及び/又はソフトウェア構成要素に加えて、Wi-Fiプリアンブル検出を実行するための、例えば、UE106による、アンライセンススペクトルにおいて可能な通信に関連する可能性がある非ライセンス周波数帯域で送信されたWi-Fi物理層プリアンブルを検出するための、ハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素を含み得る。別の可能性として、セルラコントローラ354は、Wi-Fi物理層プリアンブル信号を生成するための、例えば、非ライセンス周波数帯域で発生する、UE106によるアップリンク通信の一部として送信するための、ハードウェア構成要素及び/又はソフトウェア構成要素を含んでもよい。
図4-例示的な基地局のブロック図
図4は、いくつかの実施形態による、例示的な基地局102のブロック図を示す。図4の基地局は、可能な基地局の1つの実施例にすぎないことに留意されたい。図示するように、基地局102は、基地局102に対してプログラム命令を実行することができるプロセッサ(単数又は複数)404を含んでもよい。プロセッサ(単数又は複数)404はまた、プロセッサ(単数又は複数)404からアドレスを受信し、それらのアドレスをメモリ(例えば、メモリ460及び読み出し専用メモリ(ROM)450)又は他の回路若しくはデバイス内の場所に変換するように構成されてもよいメモリ管理ユニット(MMU)440に接続されてもよい。
基地局102は、少なくとも1つのネットワークポート470を含んでもよい。ネットワークポート470は、電話ネットワークに接続し、図1及び図2において上記説明したようなUEデバイス106などの複数のデバイスに、電話ネットワークへのアクセスを提供するように構成されていてもよい。ネットワークポート470(又は追加のネットワークポート)は、更に又は代替的に、セルラネットワーク、例えばセルラサービスプロバイダのコアネットワークに接続するように構成されていてもよい。コアネットワークは、UEデバイス106などの複数のデバイスに、モビリティ関連サービス及び/又は他のサービスを提供することができる。一部の場合には、ネットワークポート470は、コアネットワークを介して電話網に連結することができ、かつ/又はコアネットワークは、(例えば、セルラサービスプロバイダによってサービス提供される他のUEデバイスとの間で)電話網を提供することができる。
基地局102は、少なくとも1つのアンテナ434、場合によっては、複数のアンテナを含んでもよい。アンテナ(単数又は複数)434は、無線送受信機として動作するように構成されていてもよく、無線機430によって、UEデバイス106と通信するように更に構成されていてもよい。アンテナ(単数又は複数)434は、通信チェーン432を介して、無線機430と通信する。通信チェーン432は、受信チェーン、送信チェーン、又はその両方であってもよい。無線機430は、NR、LTE、LTE-A、WCDMA、CDMA2000などを含むがこれに限定されない、様々な無線電気通信標準を介して通信するように設計されてもよい。基地局102のプロセッサ404は、例えば、記憶媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体)に記憶されたプログラム命令を実行することによって、本明細書で説明される方法のうちの一部又は全てを実装する及び/又は実装をサポートするように構成されていてもよい。代わりに、プロセッサ404は、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)などのプログラム可能なハードウェア要素として、若しくはASIC(特定用途向け集積回路)として、又はそれらの組み合わせとして構成されていてもよい。所定のRAT、例えばWi-Fiの場合、基地局102はアクセスポイント(AP)として設計されてもよく、この場合ネットワークポート470は、ワイドエリアネットワーク(単数又は複数)及び/又はローカルエリアネットワーク(単数又は複数)へのアクセスを提供するように実装されてもよく、例えば、少なくとも1つのイーサネットポートを含んでもよく、無線機430は、Wi-Fi標準に従って通信するように設計されてもよい。基地局102は、同期信号ブロックインデックスシグナリングを提供するために、本明細書に開示されるような様々な方法に従って動作することができる。
図5-同期信号ブロックインデックスシグナリング
同期信号は、一般に、無線デバイスがセルラ通信システムのセルに関するシステム情報を検出し取得するのを支援するために、セルラ通信システムにおいて使用されてもよい。様々な実施形態によれば、一次同期信号(primary synchronization signals、PSS)、二次同期信号(secondary synchronization signals、SSS)、物理ブロードキャストチャネル(physical broadcast channel、PBCH)、及び/又は様々な他の部分の任意のものを含み得る、複数種類の同期信号が存在し得る。同期信号は、様々な可能性の中でも、セルのタイミング同期(例えば、シンボル、タイムスロット、サブフレーム、及び/又は無線フレームレベルタイミング)、物理セル識別子(セルID)、及び/又はシステム情報の一部若しくは全部(例えば、マスタ情報ブロック(master information block、MIB)、1つ以上のシステム情報ブロック(system information blocks、SIB)など)などの、セル検出/アクセスの1つ以上の態様を提供/容易にすることができる。
同期信号は、一緒に又は異なる時間に提供されてもよく、所望に応じて、様々な送信パターンの任意のものに従って送信されてもよい。1つの可能性として(例えば、3GPP LTEに従って)、PSS、SSS、及びPBCHは、別個の周期的間隔で提供されてもよい。別の可能性として(例えば、3GPP NRに従って)、PSS、SSS、及びPBCHは、所望の送信パターンに従って送信される複数の同期信号ブロックのそれぞれにおいて、一緒に(例えば、連続するシンボルを使用して)提供されてもよい。いくつかの実施形態によれば、セルによって提供される同期信号の各周期的パターンは、同期信号バーストセットと呼ばれることがある。
これは、少なくとも場合によっては、無線デバイスが、同期信号バーストセット内のどの同期信号ブロックが無線デバイスによって検出されたかを判定するのに有用であり得る。例えば、そのような情報は、無線デバイスが、セルの無線フレームレベルタイミングを判定するのに役立つことができる。それは、更に又は代わりに、セルラ基地局が、同期信号バーストセット内のどの同期信号ブロックがそのセルに属している無線デバイスによって検出されたかを判定するのに有用であり得る。例えば、場合によっては、どの同期信号ブロックを無線デバイスが検出することができるかを判定することによって有用な情報を得ることができるように、同期信号バーストセット内の異なる同期信号ブロックの送信特性は、異なってもよい。
異なる同期信号ブロック送信間で異なってもよい1つのそのような可能な送信特性としては、同期信号ブロックのビーム方向を挙げることができる。いくつかの実施形態では、同期信号ブロックの一部又は全ては、全方向信号を使用して送信されてもよく、これは、いくつかの実施形態によれば、より低い周波数範囲(例えば、場合によっては、2GHzの配置)に配置されたセルに対して良好に機能することができる。別の可能性として、同期信号ブロックの一部又は全ては、ビームフォーミングすることができる。更に、異なるビームフォーミング構成を使用して、異なる同期信号ブロックを送信することが可能であり得る。例えば、各同期バーストセットの過程にわたって、セルのカバレッジエリアの様々な部分のそれぞれを対象にした送信を提供する掃引ビーム信号を提供することが可能であり得る。そのような構成は、いくつかの実施形態によれば、より高い周波数範囲(例えば、場合によってはミリ波/60GHzの配置)に配置されたセルに有用であり得る。
したがって、掃引ビーム信号構成が使用される(又は同期信号ブロックが異なる時間に異なるビーム構成を使用して別の方法で送信される)場合、セルラ基地局が、どの同期信号ブロック(したがって、どのビーム方向)を無線デバイスが最も効果的に検出することができるかを特定することができることが有用であり得る。
したがって、無線デバイスが、どの同期信号ブロックが無線デバイスによって検出されるかを判定する(及び潜在的に報告して返す)ことができるように、同期信号ブロックのためのシグナリングを提供することが有用であり得る。図5は、いくつかの実施形態による、基地局が同期信号を、それらの同期信号の同期信号ブロックインデックスをシグナリングすることを含めて、セルラ通信システム内の無線デバイスに提供するため、及び無線デバイスが、検出された同期信号ブロックの同期信号ブロックインデックスを判定し、その同期信号ブロックインデックスを報告して返すための、そのような方法を示す通信フロー図である。
図5の方法の態様は、本明細書中の様々な図に例示され、それらの図に関して説明されているUE106及びBS102などの無線デバイス及びセルラ基地局によって、又は、より一般的には、所望に応じて、他のデバイスの中でも上述の図に示されるコンピュータシステム若しくはデバイスのいずれかと併せて、実装することができる。図5の方法の少なくともいくつかの要素は、NR規格及び/又は3GPP規格と関連する通信の技術及び/又は特徴の使用に関係するように記載されているが、このような説明は、本開示を限定することを意図するものではなく、図5の方法の態様は、必要に応じて、任意の好適な無線通信システムにおいて使用され得ることに留意されたい。様々な実施形態では、図示された方法の要素のうちのいくつかを同時に実行してもよく、図示されたものとは異なる順序で実行してもよく、他の方法要素によって置換されてもよく、又は省略してもよい。要望に応じて、追加の方法要素も実行されてもよい。図示するように、図5の方法は、以下のように動作し得る。
いくつかの実施形態によれば、いくつかの又は全ての同期信号(synchronization signal、SS)送信パラメータは、場合により一部の特性がセルが配置される周波数帯域に依存して、予め決定されてもよい(例えば、所与のセルラ通信技術のための標準文書内で規定される、無線デバイス設計者、製造業者、及び/若しくは供給業者と合意して、ネットワークオペレータ及び/若しくはインフラストラクチャ供給業者によって予め固定される、又は他の方法で予め決定される)。例えば、いくつかの実施形態によれば、SSのSSバーストセット周期性などの特定の公称SS構成パラメータは、予め決定することができる。1つの可能性として、SSバーストセット周期性は、セルによって使用される無線フレーム長に対応することができる。いくつかの実施形態によれば、各SSバーストセットは、1つ以上の公称SSバースト(SSグループとも呼ばれることがある)を含んでもよく、公称SSバーストのそれぞれが、次いで、1つ以上の公称SSブロックを更に含んでもよい。各SSブロックは、一次同期信号、二次同期信号、及び物理ブロードキャストチャネルを含むことができる。いくつかの実施形態では、各SSバースト内の公称SSブロックの数は、予め決定することができる。いくつかの実施形態によれば、各公称SSバースト及びSSバースト内の各公称SSブロックの相対位置(タイミング)は、更に又は代わりに予め決定することができる。したがって、そのような所定の公称SS構成では、各公称SSブロックは、SSバーストセット内の所定の位置を有することができる。SSバーストセット周期性が無線フレーム長に対応する場合、したがって、どの公称SSブロックを無線デバイスが検出するかを判定することにより、無線デバイスがセルの無線フレームレベルタイミングを判定することを更に可能にすることができる。あるいは、そのような送信パラメータの一部又は全てをセルを提供するセルラ基地局によって動的に選択することも可能であり得る。
そのようなフレームワーク内では、BS102は、少なくともいくつかのSS送信パラメータのなんらかの制御を有することができる。したがって、502において、BS102は、1つ以上のSS送信パラメータを決定することができる。1つの可能性として、これは、各SSバーストセットのどの公称SSブロックがBS102によって送信されるかを決定することを含むことができる。各SSバーストセット内の公称SSブロック及びSSバーストの構成は予め決定することができるが、それらの公称SSブロック(及び潜在的にSSバースト全体)のどれが実際にBSによって送信されるかをBSが選択できる場合があり得る。例えば、場合によっては、BSは、1つ以上のスロットのアップリンク部分の間に生じるSSブロックを送信しないように選択してもよく、又は、それらのSSバーストを送信することなく良好なセルカバレッジを提供することができるとBSが判定した場合に、1つ以上のSSバースト全体を送信しないことを選択してもよい。
別の可能性として、1つ以上のSS送信パラメータを決定することは、BS102によって送信される各SSブロックをビームフォーミングするか否か、及びどのようにビームフォーミングするかを決定することを含むことができる。BS102は、任意の所望の構成に従って、異なるSSブロックに対して同じビームをスケジュールすることができ、及び/又は異なるSSブロックに対して異なるビームをスケジュールすることができる。この構成は、BS102が動作している周波数帯域(例えば、その伝搬特性)、BS102によって現在サービスを受けている無線デバイスの数(例えば、どれほどBSに負荷がかかっているか)、BS102のネットワークオペレータの構成プリファレンス、BS102の近傍の物理的地形などの、様々な可能な考慮事項のうちの任意のものに依存し得る。
BS102によって選択されるそのような送信パラメータは、BS102によって提供される同期信号を検出することができる無線デバイス(例えば、UE106を含む)に対して透明であってもよいことに留意されたい。換言すれば、少なくともいくつかの実施形態によれば、無線デバイスに、どの公称SSブロックが実際に送信されている若しくは送信されていないかを示す、又はBS102によってどのようにSSブロックがビームフォーミングされるかを示す必要はなくてもよい。
504において、BS102は、同期信号を送信することができる。同期信号は、所定の送信パラメータ及びBS102によって選択された送信パラメータに従って送信することができる。したがって、同期信号は、周期的パターンに従って送信されてもよく、それにより、各期間(例えば、各SSバーストセット)内で、1つ以上のSSブロックをそれぞれ含む1つ以上のSSバーストが送信される。いくつかの実施形態によれば、各SSバースト内のSSブロックの少なくとも一部分は、コンテンツが同一であってもよく、例えば、それにより、それらは、組み合わせゲインのためにコヒーレントに組み合わされて、SSブロックの正常な検出及び復号の可能性を改善することができる。各SSブロックは、SSブロックが含まれる公称SSバーストの(例えば、PBCH内の)明示的指示を含んでもよい。各SSバースト内のSSブロックはコンテンツが同一であってもよいため、BSは全ての公称SSブロックを送信しないように選択することができるため、及び/又は無線デバイスは必ずしもあらゆるSSブロックを検出することができなくてもよいため(例えば、異なるビーム方向に起因して、又は様々な他の理由の任意のもののために)、暗黙的シグナリング技術を使用して、SSバースト内の各SSブロックの相対位置を示すことができる。例えば、循環シフトの所定のパターンを各SSバーストに使用してもよく、それにより、SSバースト内の異なる各SSブロックのPBCHは、異なる数の循環シフトによってシフトされる。別の可能性として、スクランブルコードの所定のパターン(又は、より長いスクランブルコードの一部分)を各SSバーストに使用することができ、それにより、SSバースト内の異なる各SSブロックのPBCHは、異なるスクランブルコードを使用してスクランブルされる。そのような場合、無線デバイスは、循環シフト又はスクランブルコードの所定のパターンに従って、様々な可能な相対位置仮説(例えば、各SSバースト内の公称SSブロックの数に等しい数の仮説)を試験することによって、SSバースト内の検出されたSSブロックの相対位置を判定することができ得る。
506において、UE106は、BS102によって送信されたSSブロックを検出することができる。いくつかの実施形態によれば、SSブロックのPSS及び/又はSSS部分は、例えば、それらの部分に使用されるシーケンスの周期的特性及び/又は相関特性に基づいて、UE106によって検出されてもよい。いくつかの実施形態によれば、SSは、システム帯域幅の特定の中央部分などのBS102によって使用されるシステム帯域幅の特定の部分上で、BS102によって送信して、UE106によって受信することができる。
508において、UE106は、検出されたSSのSSブロックインデックスを判定することができる。SSブロックインデックスは、どの公称SSブロックがUE106によって検出されたかを特定することができ、したがって、前述のように、所与のSSバーストセット内の各公称SSブロックの位置/タイミングは予め決定することができるため、SSバーストセット内の検出されたSSブロックの位置/タイミングを特定することができる。
いくつかの実施形態によれば、SSブロックインデックスを判定することは、マルチパートプロセスであってもよい。1つのパートは、そのSSバースト内の検出されたSSブロックの相対位置/タイミングを判定することを含んでもよい。これは、例えば、各SSバースト内のSSブロックの相対位置/タイミングを示すために使用される暗黙的シグナリング方式に基づいて、複数の仮説を試験して、どの仮説(したがって相対位置)が真であるかを判定することを含んでもよい。例えば、循環シフトに基づく暗黙的シグナリング方式が使用される場合、UE106は、循環シフトの可能な数のそれぞれを使用して、検出されたSSブロックのPBCH部分を復号することを試みることができ、循環シフトのどの数がPBCHの正常な復号をもたらすかに基づいて、検出されたSSブロックの相対位置を判定することができる。同様に、スクランブルコードに基づく暗黙的シグナリング方式が使用される場合、UE106は、各可能なデスクランブルコードを使用して、検出されたSSブロックのPBCH部分を復号することを試みることができ、どのデスクランブルコードがPBCHの正常な復号をもたらすかに基づいて、検出されたSSブロックの相対位置を判定することができる。所望であれば(例えば、各SSバースト内に同一のコンテンツを有する複数のSSブロックが存在する場合)、UE106は、例えば、復号仮説に従ってそれぞれの対応するPBCH部分に対して適切な対応する循環シフト/スクランブルコードなどを使用して、復号仮説を試験する際に、複数のSSブロックのPBCH部分を組み合わせることができることに留意されたい。いくつかの実施形態によれば、復号化試行の回数は、例えば、SSバースト内のSSブロックのそれぞれの可能な相対位置に対して1つの仮説を試験することができるように、各SSバースト内のSSブロックの数に等しくてもよい。
別のパートは、SSブロックのSSバーストインデックスを判定することを含むことができる。少なくともいくつかの実施形態によれば、SSバーストインデックスは、所与のSSバースト内のすべてのSSブロックに対して、PBCH内に明示的に示されてもよい(例えば、所与のSSバースト内の各SSブロックが同一のコンテンツを有することができるため)。したがって、PBCHが正常に復号されると、UE106は、SSブロックのSSバーストインデックスを判定することができ得る。したがって、SSバーストインデックスとSSバースト内の検出されたSSブロックの相対位置との組み合わせにより、SSバーストセット内の検出されたSSブロックの位置/タイミングを一意に特定することができる、検出されたSSブロックのSSブロックインデックスを効果的に提供することができる。
510において、UE106は、検出されたSSブロックのSSブロックインデックスの指示をBS102に提供してもよい。前述したように、これにより、例えば、異なるビーム構成を使用して異なるSSブロックが送信される場合、UE106が検出して正常に復号することができたビーム構成に関して、BS102に情報を与えることができ、かつ/又は別の方法でBS102によって選択されたSS送信特性に基づいて有用な情報をBS102に提供することができる。例えば、いくつかの実施形態によれば、BS102は、UE106によって検出されたSSブロックのSSブロックインデックスの指示に少なくとも部分的に基づいて、UE106への1つ以上の後続の送信のためのビーム構成を選択することができる。
したがって、基地局によって送信されたSSブロックのSSブロックインデックスを示すためのマルチパートシグナリング方式を提供することが可能であり得る。少なくともいくつかの実施形態によれば、そのような方式は、異なるレベルの復号複雑性対潜在的組み合わせゲインを柔軟に可能にすることができる。例えば、より多数のSSブロックが各SSバーストに含まれる場合、これは、復号時に潜在的組み合わせゲインを増加させることができるが、復号複雑性が増大する犠牲を払う(例えば、より多数の仮説を試験する必要があることがあるため)。対照的に、より少数のSSブロックが各SSバーストに含まれる場合、これは、復号時に潜在的組み合わせゲインを制限することがあるが、また復号複雑性を低減することもできる(例えば、より少数の仮説を試験する必要があることがあるため)。更に、多くの場合では、各バーストセットは、複数のSSバーストを含んでもよく、各SSバーストは、複数のSSブロックを含んでもよく、SSバーストセット当たりに1つのSSバーストのみが使用される、又は各SSバーストが1つのSSブロックのみを含む特別な場合もまた可能であり得る。例えば、各バーストセットが、SSバーストセットのSSブロックの全てを含むことができる、1つの公称SSバーストを含む構成を選択することができる。別の可能性として、各バーストセットが複数の公称SSバーストを含むが、各公称SSバーストが単一の公称SSブロックを含む構成を選択することができる。
図6~図10-例示的な同期信号ブロックの編成及び構成
図6~図10及び以下の情報は、図5の方法に関する更なる考察及び可能な実装形態の詳細を例示するものとして提供され、本開示全体を限定することを意図していない。以下の本明細書で提供される詳細に対して多数の変形形態及び代替形態が、可能であり、本開示の範囲内と考えられるべきである。
図6は、いくつかの実施形態による、2つの例示的な可能な同期信号ブロック編成方式を示す。図示のように、例示した構成のそれぞれは、SSバーストセットとして編成され、SSバーストセットは、いくつかのSSバーストを含み、SSバーストのそれぞれは、次いで、いくつかのSSブロックを含む。各SSブロックは、一次同期信号、二次同期信号、及び物理ブロードキャストチャネルを含むことができる。第1の例示した構成610では、SSブロックは、SSバースト境界にわたって連続している(例えば、時間的に連続している)一方で、第2の例示した構成620では、SSブロックは、SSバースト境界にわたって連続していない(例えば、時間的に連続していない)。例示した構成のいずれかを使用することが可能であり得るが、様々な追加の可能性の中でも、少なくともいくつかの実施形態によれば、例えば、そのSSブロックインデックスに基づいて所与のSSブロックのバーストセット内の位置を一意に特定する無線デバイスの能力をサポートするために、選択された構成を予め決定する(例えば、標準文書内で規定される、又は別の方法で事前に合意される)ことが有益であり得ることに留意されたい。
各SSブロックの様々な部分を、様々な同期目的のために使用することができる。いくつかの実施形態によれば、PSSは、シンボルレベルのタイミングを提供し、SSブロックの境界を示すことができる。SSSは、セルのセルIDを示すことができる。PBCHは、SSバースト及び/又はブロックインデックス、無線フレームレベルタイミング、システム帯域幅、並びにシステムフレーム番号を提供することができる。各SSバーストセットは、固定された周期性値(例えば、1つの可能性として20ms)を有してもよく、これは、セルによって使用される無線フレーム長に対応する、又は別の方法で相関することができ、これにより、SSブロックのPBCH部分を使用してSSブロックを受信する無線デバイスによる無線フレームレベルタイミングの判定を容易にすることができることに留意されたい。
図6に例示した例示的方式は、少なくとも3つの公称SSバーストが各SSバーストセットに含まれ、3つの公称SSブロックが各SSバーストに含まれる構成を示しているが、これは例示目的のためだけのものであり、様々な数のうちの任意のものが、更に又は代わりにそのような各パラメータに対して可能であることに留意されたい。一般化として、各SSバーストセットが、M個のSSバーストを含み、式中、1<=M<=Nであり、各SSバーストがK個のSSブロックを含み、式中、1<=K<=Nであり、SSバーストセット当たりのSSブロックの総数は、N=KMである場合があり得る。Kの値は、帯域依存であり得るが、予め決定する(例えば、標準によって規定される)ことができる場合があり得る。M及びNの値は、予め決定されてもよい、又は予め決定されなくてもよい(例えば、ネットワークによって(例えば、基地局によって)構成されてもよく、及び/又は標準によって規定されてもよい)。
例示した各構成では、より一般的には所望であれば、SSバーストセットの開始に対する各SSブロックのタイミングオフセットは、予め決定することができることに留意されたい。例えば、SSバーストセットに対する各SSバーストのタイミングオフセットは、予め決定することができ、SSバースト内の各SSブロックのタイミングオフセットは、予め決定することができる。
図7は、いくつかの実施形態による、送信するための、同期信号ブロックの例示的な可能なネットワークの選択されたセットを示す。少なくともいくつかのセルラ通信技術(例えば、NR)は、例えば、アップリンク機会の前に複数のダウンリンクスロットを集約することができ、ミニスロットが可能であり得、同じサブフレーム内のアップリンク及びダウンリンクの両方のためにシンボルを提供することができるなどの、柔軟なスロット構造をサポートすることができる。加えて、データ通信のためのスロット構造及び数値学は、少なくとも場合によっては、SSの数値学とは異なる場合がある。
いくつかの実施形態によれば、基地局は全ての公称SSブロックが送信されるように選択しなくてもよいことが可能であり得る。これにより、例えば、柔軟なスロット構造を維持する、様々な理由の任意のもののために、基地局がSSブロック(及び/又はSSバースト全体)を送信することを選択的に回避することを可能にすることができる。
例示した方式では、SSブロックがSSバースト境界にわたって連続している構成が使用される。それぞれの図示したスロットがダウンリンク部分(例えば、ダウンリンク部分710)とアップリンク部分(例えば、アップリンク部分720)とを含むスロット構造を使用することもできる。図示のように、公称SSブロックの特定のもの(例えば、SSB3、6、及び10)は、アップリンク部分と重なり合ってもよい。この実施例では、基地局は、例えば、アップリンク時機を回避するために、これらの公称SSブロックの間に同期信号を送信しないことを選択してもよい。
SSブロックのそのような選択的送信は、基地局によってサービスを受ける無線デバイスに対して透明であってもよい。場合によっては、1つ以上の他の構成パラメータは、更に又は代わりに、基地局によってサービスを受ける無線デバイスに対して透明な方式で基地局によって選択されてもよい。例えば、基地局は、例えば、カバレッジ拡張のために、又は受信機ビーム掃引を可能にするために、異なるSSブロックに対して同じビームをスケジュールすることができ、又は、所望に応じて、異なるSSブロックに対して異なるビーム構成をスケジュールしてもよい。
図8は、いくつかの実施形態による、スクランブルコードを使用する、例示的な可能な同期信号ブロックインデックスシグナリング方式を示す。図示のように、この方式は、SSブロックがSSバースト境界にわたって連続しているSSバーストセット、及び/又はSSブロックがSSバースト境界にわたって連続していないSSバーストセットのために使用されてもよい。場合によっては、例示したように、各SSバースト内のSSブロックは、時間的に連続していてもよい。あるいは、図8には示されていないが、各SSバースト内のSSブロックの一部又は全てが時間的に連続していないことも可能であり得る。
SSブロックインデックスシグナリング方式は、複数のレベルのシグナリングを含んでもよい。1つのシグナリングレベルは、SSブロックのSSバーストインデックスの指示を含むことができる。これは、SSブロックのPBCHに含まれる情報ビットを用いて示されてもよい。前述したように、SSバースト内の最大K個のSSブロックのコヒーレントな組み合わせが可能であり得るように、PBCHコンテンツがSSバースト内のSSブロックに対して同じであってもよい場合があり得る。
第2のシグナリングレベルは、SSバースト内のSSブロックの位置の指示を含んでもよく、これは、例示した方式ではPBCHスクランブルコードを使用して提供されてもよい。この場合、SSバースト内のK個のSSブロックのそれぞれが異なるスクランブルコードを用いてスクランブルされるように、セル当たりK個の異なるスクランブルコードを使用することができる。したがって、スクランブルコードScr0を用いてSSバースト0のSSB0をスクランブルすることができ、スクランブルコードScr1を用いてSSバースト0のSSB1をスクランブルすることができ、スクランブルコードScr2を用いてSSバースト0のSSB2をスクランブルすることができる。所望であれば、同じスクランブルコードを異なるSSバーストに対して再使用することができ、例えば、それにより、例示したように、スクランブルコードScr0を用いてSSバースト1のSSB3をスクランブルすることができ、スクランブルコードScr1を用いてSSバースト1のSSB4をスクランブルすることができ、スクランブルコードScr2を用いてSSバースト1のSSB5をスクランブルすることができる、などとなる。
スクランブルコードは、様々な可能性の中でも、異なる擬似ノイズ(pseudo noise、PN)系列、又は長いPN系列の異なるシフト(セグメント)であってもよいことに留意されたい。PN系列は、M系列、Gold系列、Kasami系列などの、既存の系列のクラス(例えば、良好な相関特性を有する)から選択することができる。
図9は、いくつかの実施形態による、循環シフトを使用する、例示的な可能な同期信号ブロックインデックスシグナリング方式を示す。図8の方式と同様に、この方式は、SSブロックがSSバースト境界にわたって連続しているSSバーストセット、及び/又はSSブロックがSSバースト境界にわたって連続していないSSバーストセットのために使用されてもよい。場合によっては、例示したように、各SSバースト内のSSブロックは、時間的に連続していてもよい。あるいは、図9には示されていないが、各SSバースト内のSSブロックの一部又は全てが時間的に連続していないことも可能であり得る。
また、図8の方式と同様に、SSブロックインデックスシグナリング方式は、複数のレベルのシグナリングを含むことができる。1つのシグナリングレベルは、SSブロックのSSバーストインデックスの指示を含むことができる。これは、SSブロックのPBCHに含まれる情報ビットを用いて示されてもよい。前述したように、SSバースト内の最大K個のSSブロックのコヒーレントな組み合わせが可能であり得るように、PBCHコンテンツがSSバースト内のSSブロックに対して同じであってもよい場合があり得る。
第2のシグナリングレベルは、SSバースト内のSSブロックの位置の指示を含んでもよく、これは、例示した方式では循環シフトを使用して提供されてもよい。この場合、セル当たりK個の異なる循環シフトを使用することができ、それにより、SSバースト内のK個のSSブロックのそれぞれが、異なる数の循環シフトを使用してシフトされる。したがって、SSバースト0のSSB0は、0だけシフトされてもよく(シフトされなくてもよい)、SSバースト0のSSB1は、Lだけシフトされてもよく、SSバースト0のSSB2は、2Lだけシフトされてもよい。所望であれば、循環シフトパターンを異なるSSバーストに対して再使用することができ、例えば、それにより、例示したように、SSバースト1のSSB3は、0だけシフトされてもよく、SSバースト1のSSB4は、Lだけシフトされてもよく、SSバースト1のSSB5は、2Lだけシフトされてもよい、などどなる。
図10は、いくつかの実施形態による、前の同期信号ブロック及び後続の同期信号ブロックと共に、無線デバイスによって検出された例示的な可能な同期信号ブロックを示す。図示の例示的シナリオでは、各同期信号ブロックは、時間的に連続する様式で、PSS部分、続いてSSS部分、及びPBCH部分を含むことができる。しかしながら、そのような構成は、非限定的な実施例として提供され、任意の数の他の同期信号ブロック構成(例えば、異なる部分が含まれ、その部分が異なる順序で配置され、1つ以上の時間的ギャップが部分間に挿入される、など)も可能であることに留意されたい。
一例として、無線デバイスは、K=3を有するシステムにおいてyとして示されるPBCHを含むSSブロックを検出していてもよいと考える。この場合、無線デバイスは、PBCHを正常に復号するためにK回のPBCH復号化試行を実行してもよい。復号化試行は、そのSSバースト内の検出されたSSブロックに対する可能な相対位置決め仮説に対応することができる。この実施例ではK=3であるため、可能性としては、yが、y及びyも含むSSバースト内の第1のSSブロックであること、yが、y-1及びyも含むSSバースト内の第2のSSブロックであること、又はyが、y-2及びy-1も含むSSバースト内の第3のSSブロックであることが挙げられる。
スクランブルコードが使用されるシナリオでは、スクランブルコードは、s、s、及びsとして示されてもよい。したがって、受信機が、以下の式を使用して、同じSSバースト内の他のSSブロックからの組み合わせゲインを得ることを含めて、検出されたPSS/SSSブロックに対応するSSブロックインデックスに対して3つの仮説を試験することが可能であり得る。
Figure 0007171789000001
式中、「・」演算子は、2つのベクトル間の要素ごとの乗算を示す。
循環シフトが使用されるシナリオでは、L個の要素によるベクトルyの循環シフトは、y(L)で示すことができる。そのようなシナリオでは、受信機が、以下の式を使用して、同じSSバースト内の他のSSブロックからの組み合わせゲインを得ることを含めて、検出されたPSS/SSSブロックに対応するSSブロックインデックスに対して3つの仮説を試験することが可能であり得る。
Figure 0007171789000002
SSバースト当たりK個のSSブロックを有する一般的な場合には、受信機は、K回のPBCH復号化試行を行ってもよい。したがって、(K,M)の異なる値は、以下の特別な場合を含む、複雑性と組み合わせゲインとの異なるトレードオフをもたらし得る。K=1、M=Nは、SSブロックインデックスを判定するために必要な全ての情報がPBCH情報ビット内に含まれる特別な場合であり得、それにより、複数のPBCH仮説を試験する必要がない場合がある。K=N、M=1は、SSバーストセット内の全てのSSブロックのPBCHが同一のコンテンツを有するが、(例えば、スクランブルコード又は循環シフトによって)暗黙的に区別される特別な場合であり得、それにより、PBCH仮説試験の最大数が必要となる場合があるが、最大の組み合わせゲインを得ることができる。
前述したように、基地局によるSSブロックへのビーム方向マッピングは、基地局によってサービスを受ける無線デバイスに対して透明であってもよい。これにより、基地局が、異なるビーム方向を使用して異なるSSブロックを送信すること(例えば、高速TXビーム掃引のために)、及び/又は同じビーム方向を使用して異なるSSブロックを送信すること(例えば、より良好なカバレッジのため、又はRXビーム掃引を可能にするため)を決定することを可能にすることができる。それは、無線デバイスが、Kの値(例えば、これは、場合によっては帯域依存的に、仕様書で規定することができる)、及び潜在的に、バーストセット内の各公称SSバーストのタイミングオフセット(例えば、SSブロックがSSバースト境界にわたって連続していない場合)を知るのに十分であり得る。
また、図10に示すSSブロックの例示的な時分割多重SSブロックフォーマットは、例示目的のみのために提供され、他のSSブロックフォーマットもまた可能であることにも留意されたい。例えば、例示したフォーマットは、4つのシンボルを含み、その第1のシンボルは、PSSを含み、第2のシンボルは、SSSを含み、第3及び第4のシンボルは、PBCHを含むが、様々な可能性の中でも、異なる数のシンボルが使用されてもよく、PSS、SSS、及びPBCHは、異なる順序で多重化されてもよく、かつ/又はPBCHは、連続シンボル(例えば、図に示すように)又は非連続シンボル(例えば、SSブロック内の4つのシンボルがPBCHパート1、PSS、SSS、及びPBCHパート2を含むことができるように、PSSの前に1つ、SSSの後に1つ)を使用して提供されてもよい。
更なる例示的な実施形態が以下に提供される。
実施形態の1つのセットは、セルラ基地局によって、周期的パターンに従って、複数の同期信号(SS)ブロックであって、周期的パターンの各期間内で、1つ以上のSSブロックをそれぞれ含む1つ以上のSSバーストが送信され、各SSブロックは、その期間内のその位置を特定するSSブロックインデックスを有する、複数の同期信号(SS)ブロックを送信することと、セルラ基地局の通信範囲内の1つ以上の無線デバイスのそれぞれに関して、無線デバイスによって検出されたSSブロックのSSブロックインデックスの指示を受信することと、を含む、方法を含むことができる。
実施形態の別のセットは、無線デバイスによって、セルラ基地局からの同期信号(SS)ブロックを検出することと、セルラ基地局によってSSが送信される周期的パターンの周期内のSSブロックの位置を特定するSSブロックのSSブロックインデックスを判定することと、無線デバイスによって検出されたSSブロックのSSブロックインデックスの指示をセルラ基地局に送信することと、を含む、方法を含むことができる。
いくつかの実施形態によれば、周期的パターンの各期間内で、1つ以上のSSブロックをそれぞれ含む1つ以上のSSバーストが送信され、SSブロックのSSブロックインデックスを判定することは、検出されたSSブロックを含むSSバーストのSSバーストインデックスを判定することと、SSバースト内の検出されたSSブロックの相対位置を判定することと、を含む。
いくつかの実施形態によれば、SSバースト内の検出されたSSブロックの相対位置を判定することは、SSバースト内のSSブロックの数に等しい数の復号化試行を実行して、各可能な相対位置仮説を試験することを含む。
いくつかの実施形態によれば、方法は、無線デバイスによって、検出されたSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分と、検出されたSSブロックと同じSSバースト内の少なくとも1つの追加のSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分とのコヒーレントな組み合わせを実行することを更に含む。
いくつかの実施形態によれば、各SSブロックのSSブロックインデックスは、2パートシグナリング構成を使用して示され、1つのパートは、SSバースト内のSSブロックの相対位置を含み、別のパートは、各SSバーストの1つ以上のSSブロックのそれぞれに明示的に示されるSSバーストインデックス値を含む。
いくつかの実施形態によれば、SSバースト内の各SSブロックの相対位置は、SSバーストのSSブロックのために構成された循環シフトの所定のパターンを使用して暗黙的にシグナリングされる。
いくつかの実施形態によれば、SSバースト内の各SSブロックの相対位置は、SSバーストのSSブロックのために構成されたスクランブルコードの所定のパターンを使用して暗黙的にシグナリングされる。
いくつかの実施形態によれば、周期的パターンの各期間内で、複数のSSブロックをそれぞれ含む複数のSSバーストが送信され、各SSブロックは、一次同期信号部分、二次同期信号部分、及び物理ブロードキャストチャネル部分を含み、SSバースト内の各SSブロックは、少なくとも物理ブロードキャストチャネル部分内に同一のコンテンツを有する。
別の例示的な実施形態は、アンテナと、アンテナに接続された無線機と、無線機に動作可能に接続された処理要素と、を備える無線デバイスを含むことができ、このデバイスは、前述の実施例の任意の又は全ての部分を実装するように構成されている。
実施形態の更なる例示的なセットは、デバイスで実行された際に、デバイスに、前述の実施例のいずれかの任意の又は全ての部分を実装させるプログラム命令を含む、非一時的コンピュータアクセス可能記憶媒体を含むことができる。
実施形態の更なる例示的なセットは、前述の実施例のいずれかの任意の又は全ての部分を実行する命令を含む、コンピュータプログラムを含むことができる。
実施形態のまた別の例示的なセットは、前述の実施例のうちのいずれかの任意の又は全ての要素を実行する手段を備える、装置を含むことができる。
本発明の実施形態は、様々な形態のいずれかで実現されてもよい。例えば、いくつかの実施形態では、本発明はコンピュータに実行される方法、コンピュータ可読記憶媒体、又はコンピュータシステムとして実現されてもよい。他の実施形態では、本発明は、ASICなどの、1つ以上のカスタム設計されたハードウェアデバイスを使用して実現することができる。他の実施形態では、本発明は、FPGAなどの、1つ以上のプログラム可能なハードウェア要素を使用して実現することができる。
いくつかの実施形態では、非一時的コンピュータ可読記憶媒体(例えば非一時的記憶要素)は、プログラム命令及び/又はデータを記憶し、プログラム命令は、コンピュータシステムによって実行されたときに、そのコンピュータシステムに方法を、例えば、本明細書で説明した方法実施形態のいずれか、又は本明細書で説明した方法実施形態の任意の組み合わせ、又は本明細書で説明した方法実施形態の、いずれかの任意のサブセット、又はそのようなサブセットの任意の組み合わせ、を実行させるように構成されていてもよい。
いくつかの実施形態では、デバイス(例えばUE)は、プロセッサ(又はプロセッサのセット)及び記憶媒体(又は記憶要素)を含むように構成されていてもよく、記憶媒体はプログラム命令を記憶し、プロセッサは、記憶媒体からプログラム命令を読み出して実行するように構成されており、プログラム命令は本明細書で説明した様々な方法実施形態のいずれか(若しくは本明細書で説明した方法実施形態の任意の組み合わせ、又は本明細書で説明した方法実施形態のいずれかの任意のサブセット、又はそのようなサブセットの任意の組み合わせ)を実装するために実行可能である。デバイスは、様々な形態のいずれかにおいて実現されてもよい。
上記実施形態がかなり詳細に説明されてきたが、上記開示が完全に認識されると、多数の変形形態及び修正形態が当業者にとって明らかになる。以下の特許請求の範囲は、全てのそのような変形形態及び修正形態を包含すると解釈されることを意図している。

Claims (20)

  1. 無線デバイスであって、
    アンテナと、
    前記アンテナに動作可能に接続された無線機と、
    前記無線機に動作可能に接続されたプロセッサと、を備え、前記プロセッサは、前記無線デバイスに、
    セルラ基地局からの同期信号(SS)ブロックを検出することと、
    前記検出されたSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分のためのスクランブルコードを判定することであって、前記検出されたSSブロックを含む複数のSSブロックのそれぞれの相対位置は、前記複数のSSブロックのそれぞれの物理ブロードキャストチャネル部分のためのそれぞれのスクランブルコードを使用して暗黙的にシグナリングされ、前記複数のSSブロックの前記それぞれの相対位置のための前記それぞれのスクランブルコードは、より長いスクランブルコードのそれぞれの部分である、ことと、
    前記スクランブルコードに基づいて、前記検出されたSSブロックの相対位置を判定することと、
    前記検出されたSSブロックの前記相対位置に基づいて、前記検出されたSSブロックのSSブロックインデックスを判定することと、
    前記検出されたSSブロックの前記SSブロックインデックスのインジケーションを、前記セルラ基地局へ送信することと、
    を行わせるように構成される、無線デバイス。
  2. 請求項1に記載の無線デバイスであって、
    前記SSは、周期的パターンに従って前記セルラ基地局により送信され、
    前記周期的パターンの各期間において、複数のSSブロックをそれぞれが含む複数のSSバーストが送信され、各SSブロックは、一次同期信号部分、二次同期信号部分、及び物理ブロードキャストチャネル部分を含む、
    無線デバイス。
  3. 請求項2に記載の無線デバイスであって、SSバースト内の各SSブロックは、少なくとも前記物理ブロードキャストチャネル部分内に同一のコンテンツを有するが、スクランブルコードによって暗黙的に区別される、
    無線デバイス。
  4. 請求項1に記載の無線デバイスであって、前記プロセッサは、更に、前記無線デバイスに、
    前記検出されたSSブロックの前記SSブロックインデックスに少なくとも部分的に基づいて、前記セルラ基地局により提供されるセルの無線フレームレベルタイミングを判定すること
    を行わせるように構成される、無線デバイス。
  5. 請求項1に記載の無線デバイスであって、1以上のSSブロックをそれぞれが含む1以上のSSバーストが、周期的パターンの各期間において送信される、
    無線デバイス。
  6. 請求項1に記載の無線デバイスであって、前記プロセッサは、更に、前記無線デバイスに、
    前記検出されたSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分と、前記検出されたSSブロックと同じSSバースト内の少なくとも1つの追加のSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分とのコヒーレントな組み合わせを実行すること
    を行わせるように構成される、無線デバイス。
  7. 請求項1に記載の無線デバイスであって、各SSブロックの前記SSブロックインデックスは、2パートシグナリング構成を使用して示され、1つのパートは、SSバースト内の前記SSブロックの相対位置を含み、別のパートは、前記物理ブロードキャストチャネルにおいて明示的に示されるSSバーストインデックス値を含み、前記SSブロックインデックスを判定することは、前記SSバーストインデックス値に基づく、
    無線デバイス。
  8. 装置であって、
    プロセッサを備え、前記プロセッサは、無線デバイスに、
    セルラ基地局からの同期信号(SS)ブロックを検出することと、
    前記検出されたSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分のためのスクランブルコードを判定することであって、前記検出されたSSブロックを含む複数のSSブロックのそれぞれの相対位置は、前記複数のSSブロックのそれぞれの物理ブロードキャストチャネル部分のためのそれぞれのスクランブルコードを使用して暗黙的にシグナリングされ、前記複数のSSブロックの前記それぞれの相対位置のための前記それぞれのスクランブルコードは、より長いスクランブルコードのそれぞれの部分である、ことと、
    前記スクランブルコードに基づいて、前記検出されたSSブロックの相対位置を判定することと、
    前記検出されたSSブロックの前記相対位置に基づいて、前記検出されたSSブロックのSSブロックインデックスを判定することと、
    前記検出されたSSブロックの前記SSブロックインデックスのインジケーションを、前記セルラ基地局へ送信することと、
    を行わせるように構成される、装置。
  9. 請求項8に記載の装置であって、
    前記SSは、周期的パターンに従って前記セルラ基地局により送信され、
    前記周期的パターンの各期間において、複数のSSブロックをそれぞれが含む複数のSSバーストが送信され、各SSブロックは、一次同期信号部分、二次同期信号部分、及び物理ブロードキャストチャネル部分を含む、
    装置。
  10. 請求項9に記載の装置であって、SSバースト内の各SSブロックは、少なくとも前記物理ブロードキャストチャネル部分内に同一のコンテンツを有するが、スクランブルコードによって暗黙的に区別される、
    装置。
  11. 請求項8に記載の装置であって、前記プロセッサは、更に、前記無線デバイスに、
    前記検出されたSSブロックの前記SSブロックインデックスに少なくとも部分的に基づいて、前記セルラ基地局により提供されるセルの無線フレームレベルタイミングを判定すること
    を行わせるように構成される、装置。
  12. 請求項8に記載の装置であって、1以上のSSブロックをそれぞれが含む1以上のSSバーストが、周期的パターンの各期間において送信される、
    装置。
  13. 請求項8に記載の装置であって、前記プロセッサは、更に、前記無線デバイスに、
    前記検出されたSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分と、前記検出されたSSブロックと同じSSバースト内の少なくとも1つの追加のSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分とのコヒーレントな組み合わせを実行すること
    を行わせるように構成される、装置。
  14. 請求項8に記載の装置であって、各SSブロックの前記SSブロックインデックスは、2パートシグナリング構成を使用して示され、1つのパートは、SSバースト内の前記SSブロックの相対位置を含み、別のパートは、前記物理ブロードキャストチャネルにおいて明示的に示されるSSバーストインデックス値を含み、前記SSブロックインデックスを判定することは、前記SSバーストインデックス値に基づく、
    装置。
  15. 方法であって、
    無線デバイスによって、
    セルラ基地局からの同期信号(SS)ブロックを検出することと、
    前記検出されたSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分のためのスクランブルコードを判定することであって、前記検出されたSSブロックを含む複数のSSブロックのそれぞれの相対位置は、前記複数のSSブロックのそれぞれの物理ブロードキャストチャネル部分のためのそれぞれのスクランブルコードを使用して暗黙的にシグナリングされ、前記複数のSSブロックの前記それぞれの相対位置のための前記それぞれのスクランブルコードは、より長いスクランブルコードのそれぞれの部分である、ことと、
    前記スクランブルコードに基づいて、前記検出されたSSブロックの相対位置を判定することと、
    前記検出されたSSブロックの前記相対位置に基づいて、前記検出されたSSブロックのSSブロックインデックスを判定することと、
    前記検出されたSSブロックの前記SSブロックインデックスのインジケーションを、前記セルラ基地局へ送信することと、
    を備える、方法。
  16. 請求項15に記載の方法であって、
    前記SSは、周期的パターンに従って前記セルラ基地局により送信され、
    前記周期的パターンの各期間において、複数のSSブロックをそれぞれが含む複数のSSバーストが送信され、各SSブロックは、一次同期信号部分、二次同期信号部分、及び物理ブロードキャストチャネル部分を含む、
    方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、SSバースト内の各SSブロックは、少なくとも前記物理ブロードキャストチャネル部分内に同一のコンテンツを有するが、スクランブルコードによって暗黙的に区別される、
    方法。
  18. 請求項15に記載の方法であって、更に、
    前記検出されたSSブロックの前記SSブロックインデックスに少なくとも部分的に基づいて、前記セルラ基地局により提供されるセルの無線フレームレベルタイミングを判定すること
    を備える、方法。
  19. 請求項15に記載の方法であって、1以上のSSブロックをそれぞれが含む1以上のSSバーストが、周期的パターンの各期間において送信される、
    方法。
  20. 請求項15に記載の方法であって、更に、
    前記検出されたSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分と、前記検出されたSSブロックと同じSSバースト内の少なくとも1つの追加のSSブロックの物理ブロードキャストチャネル部分とのコヒーレントな組み合わせを実行すること
    を備える、方法。
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