JP7171156B1 - Memsスピーカ及びスピーカの取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、MEMSスピーカを提供する。【解決手段】MEMSスピーカは、基板、振動発音部、及び貫通孔が設けられたバッフル板を含み、バッフル板、基板及び振動発音部はともに囲んで発音キャビティを形成し、発音キャビティの体積は、発音キャビティの共振周波数がMEMSスピーカの予め設定された周波数と共振するように、発音キャビティの共振周波数を調整することに用いられ、貫通孔の体積はMEMSスピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整することに用いられる。本発明はさらにスピーカの取付構造を提供し、それは、スピーカ、固定部及びバッフル板を含み、スピーカ及び前記バッフル板はともに囲んで発音キャビティを形成し、固定部はスピーカに接続されてスピーカと固定封止構造を形成する。関連技術に比べて、本発明を用いた技術案では音圧レベルが高くかつ高調波歪みが小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、電気音響変換の分野に関し、特に携帯型モバイル電子製品に適用されるMEMSスピーカ及びスピーカの取付構造に関する。
スピーカは、例えば、携帯電話などの携帯型モバイル電子製品に広く適用され、オーディオ信号を音声に変換して再生することを実現し、携帯型モバイル電子製品の小型化は、スピーカの小型化がますます広がるように推進する。スピーカの音圧レベル(SPL)及び高調波歪み(THD)は、音響性能における重要な指標である。
しかしながら、関連技術のスピーカは、小型化によって、振動発音部の発音面積が小さく、高い音圧レベル(SPL)を得ることが困難であり、かつ小型化されたスピーカの共振周波数(f)が高い。小型化されたスピーカは、高い共振周波数(f)の共振状態で、音圧レベル(SPL)の変化幅が大きく、それに応じて感度が高くなる。したがって、スピーカは、共振周波数(f)に対応する1/2周波数における高調波歪み(THD)及び1/3周波数における高調波歪み(THD)が大きくなり、スピーカの音響効果が低い。小型化されたスピーカに対して、設計者は、一般的にスピーカに可撓膜を追加する方法を採用して周波数における共振ピークのピーク値を低下させて、高調波歪み(THD)を低下させるようにするが、この方法の効果が低く、設計要件を達成することが困難である。
したがって、上記技術問題を解決するために、新たなスピーカ及び関連設計方法を提供する必要がある。
本発明は、音圧レベルが高くかつ高調波歪みが小さいMEMSスピーカ及びスピーカの取付構造を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、第1局面において、本発明の実施例は、MEMSスピーカを提供し、それは、両端が開口状を呈しかつ中空を呈する基板と、電気信号の励起で人の耳の聴覚周波数範囲内の音波を放射するための振動発音部とを含み、前記振動発音部は、前記基板の一方の開口端に固定されて被覆され、前記振動発音部の振動により生成された音波は、古典的な音波定理に合致し、前記MEMSスピーカは、前記基板の他方の開口端に被覆されて固定されたバッフル板をさらに含み、前記バッフル板、前記基板及び前記振動発音部は、ともに囲んで発音キャビティを形成し、前記発音キャビティの体積は、前記発音キャビティの共振周波数が前記発音デバイスの予め設定された周波数と共振するように、前記発音キャビティの共振周波数を調整することに用いられ、前記バッフル板には、それを貫通する貫通孔が設けられ、前記発音キャビティは、前記貫通孔により外部と連通し、前記貫通孔の体積は、前記発音デバイスの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整することに用いられ
前記発音キャビティの前記振動発音部の振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記振動発音部の振動方向に垂直な長さはιであり、前記MEMSスピーカの音響強度透過係数はt であり、P は透過音圧であり、P は入射波の音圧であり、以下の式(1)を満たすことを特徴とする。
Figure 0007171156000002
(1)
ただし、kは、音響強度透過係数定数であり、
Figure 0007171156000003
Figure 0007171156000004
好ましくは、前記貫通孔は、1つ又は複数ある。
好ましくは、前記貫通孔の振動方向に垂直な断面は、円形、楕円形、正方形、長方形及び三角形のうちのいずれか一方である。
好ましくは、前記MEMSスピーカは、微小電気機械システムプロセスで製造された圧電スピーカである。
好ましくは、前記振動発音部は、電磁駆動又は圧電駆動又は静電駆動を用いたものである。
好ましくは、前記基板と前記バッフル板は、ボンディングプロセスを用いて接続される。
第2局面において、本発明の実施例は、電気信号の励起で人の耳の聴覚周波数範囲内の音波を放射するスピーカの取付構造をさらに提供し、それは、スピーカと、固定部と、バッフル板とを含み、前記固定部の一端が前記バッフルに固定接続されて収容空間を形成し、前記スピーカが前記収容空間に収容され、前記スピーカ及び前記バッフルがともに囲んで発音キャビティを形成し、前記発音キャビティの体積は、前記発音キャビティの共振周波数が前記スピーカの予め設定された周波数と共振するように、前記発音キャビティの共振周波数を調整することに用いられ、前記バッフルにはそれを貫通する貫通孔が設けられ、前記発音キャビティは、前記貫通孔により外部と連通し、前記貫通孔の体積は、前記スピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられ、前記固定部は、前記スピーカに固定接続されて封止構造を形成し、
前記発音キャビティの前記スピーカの振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記スピーカの振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記スピーカの振動方向に垂直な長さはιであり、前記スピーカの音響強度透過係数はt であり、P は透過音圧であり、P は入射波の音圧であり、以下の式(1)を満たすことを特徴とする。
Figure 0007171156000005
(1)
ただし、kは、音響強度透過係数定数であり、
Figure 0007171156000006
Figure 0007171156000007
好ましくは、前記固定部は、粘性物質により前記スピーカに固定接続されて封止構造を形成する。
好ましくは、前記粘性物質は、シリカゲルである。
好ましくは、前記固定部と前記バッフル板は、一体成形プロセスで製造される。
好ましくは、前記貫通孔は、一つ又は複数あり、前記貫通孔の振動方向に垂直な断面は、円形、楕円形、正方形、長方形及び三角形のうちのいずれか一方である。
好ましくは、前記スピーカは、MEMSスピーカである。
関連技術に比べて、本発明に提供されるスピーカは、バッフル板、基板及び振動発音部によりともに発音キャビティが囲まれてなり、バッフル板に貫通孔を設け、さらに発音キャビティの体積によりキャビティの共振周波数を調整し、貫通孔の体積は、スピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられる。当該構造によれば、設計者は、発音キャビティの体積及び貫通孔の体積を合理的に調整することができ、それによってスピーカの音圧レベルが高くかつ高調波歪みが小さくなる。本発明のスピーカ取付構造は、バッフル板に貫通孔を設けて、さらに発音キャビティの体積によりキャビティの共振周波数を調整し、貫通孔の体積が、スピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられる。当該構造によれば、設計者は、発音キャビティの体積及び貫通孔の体積を合理的に調整することができ、それによってスピーカの音圧レベルが高くかつ高調波歪みが小さくなる。
本発明の実施例における技術案をより明瞭に説明するために、以下、実施例に記載された使用が必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下に記載される図面は、本発明の一部の実施例に過ぎず、当業者にとって、創造的労力をかけない前提で、これらの図面より他の図面を得ることができる。
本発明の第1実施例のMEMSスピーカの構造概略図である。 関連技術のMEMSスピーカの適用構造概略図である。 本発明の第1実施例のMEMSスピーカの適用構造概略図である。 図3の適用原理図である。 関連技術のMEMSスピーカ及び本発明の第1実施例のMEMSスピーカの音圧レベルと周波数の関係の曲線図である。 関連技術のMEMSスピーカ及び本発明の第1実施例のMEMSスピーカの高調波歪みと周波数の関係の曲線図である。 本発明の第2実施例のスピーカの取付構造の構造概略図である、 本発明のスピーカ音響指標設計方法のフローチャートである。
以下、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の実施例における技術案を明瞭に、完全に説明する。当然ながら、説明される実施例は、本発明の一部の実施例に過ぎす、全ての実施例ではない。本発明における実施例に基づき、当業者は、創造的労力をかけない前提で、得た全ての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に含まれる。
(第1実施例)
本発明は、MEMSスピーカ100を提供する。図1~6を併せて参照し、図1は、本発明の第1実施例のMEMSスピーカの構造概略図である。
具体的には、前記MEMSスピーカ100は、振動発音部1と、両端が開口状を呈しかつ中空を呈する基板2と、バッフル板3とを含む。
前記振動発音部1は、電気信号の励起で人の耳の聴覚周波数範囲内の音波を放射するために用いられる。ここで、前記振動発音部1が振動して生成した音波は、古典的な音波定理に合致する。前記振動発音部1は、電磁駆動又は圧電駆動又は静電駆動を用いたものである。
前記振動発音部1は、前記基板2に接続されている。具体的には、前記振動発音部1は、前記基板2の一方の開口端に固定されて被覆される。
本第1実施例において、前記MEMSスピーカ100は、微小電気機械システムプロセスを採用して製造される。微小電気機械システム(Micro-Electro-Mechanical System、MEMSと略称する)は、微小電子機械システム、マイクロシステム、微小機械などとも呼ばれ、サイズが数ミリメートル乃至より小さい先端技術装置を指す。前記振動発音部1は、微小電気機械システムプロセスで製造された圧電スピーカである。微小電気機械システムプロセスを採用して製造された前記振動発音部1は、MEMSスピーカ100の小型化に有利である。当然のことながら、これに限定されず、従来のプロセスを採用して前記スピーカを製造することも可能であり、前記振動発音部1が従来の前記振動発音部1を採用することも可能である。例えば、本分野の一般的なスピーカ及び圧電セラミックシートである。
前記基板2は、前記発音キャビティ4を形成するために用いられる。
前記バッフル板3と前記基板2は、ボンディングプロセスを用いて接続される。前記バッフル板3は、前記基板2の他方の開口端に被覆されて固定される。前記バッフル板3、前記基板2及び前記振動発音部1は、ともに囲んで前記発音キャビティ4を形成する。前記発音キャビティ4の体積は、前記発音キャビティ4の共振周波数が前記MEMSスピーカ100の予め設定された周波数と共振するように、前記発音キャビティ4の共振周波数を調整するために用いられる。
前記バッフル板3には、それを貫通する貫通孔5が設けられている。前記発音キャビティ4は、前記貫通孔5により外部と連通する。前記貫通孔5の体積は、前記MEMSスピーカ100の動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられる。
前記貫通孔5は、1つ又は複数ある。本第1実施例において、前記貫通孔5は、1つである。
前記貫通孔5の前記振動発音部1の振動方向に垂直な横断面は、円形、楕円形、正方形、長方形及び三角形のいずれか一方である。本第1実施例において、前記貫通孔5の前記振動発音部1の振動方向に垂直な横断面は、円形である。
前記発音キャビティ4の体積と前記貫通孔5の体積は、前記MEMSスピーカ100の音響指標を調整することができ、具体的には、以下のとおりである。前記発音キャビティ4の前記振動発音部1の振動方向に垂直な断面積はSであり、前記貫通孔5の前記振動方向に垂直な断面積はSであり、前記貫通孔5の前記振動発音部1の振動方向に垂直な長さはιであり、前記MEMSスピーカ100の音響強度透過係数はtであり、Pは透過音圧であり、Pは入射波の音圧であり、以下の式(1)を満たす。
Figure 0007171156000008
(1)
ただし、kは、音響強度透過係数定数である。
Figure 0007171156000009
Figure 0007171156000010
図2~3を併せて参照し、図2は、関連技術のMEMSスピーカ200から発した音声が外耳道により伝播する簡略化概略図であり、MEMSスピーカ200が従来のMEMSスピーカである。キャビティ20は、音声の伝播キャビティであり、すなわち人体の外耳道である。キャビティ20の開口部は、音声受信部であり、すなわち人体の鼓膜である。
図3は、本発明の第1実施例に係るMEMSスピーカ100から発した音声が外耳道により伝播する簡略化概略図である。キャビティ30は、音声の伝播キャビティであり、すなわち人体の外耳道である。キャビティ30の開口部は、音声受信部であり、すなわち人体の鼓膜である。
図4を参照し、図4は、図3の適用原理図である。図3における音声伝播経路は、図4の原理図に簡略化することができる。ここで、Aは前記発音キャビティ4を示し、その断面積はSである。Bは前記貫通孔5を示し、その横断面積はSである。Cはキャビティ30を示し、その断面積はSである。
Aにおける入射波の音圧はPであり、AとBの境界面において、音圧Pに対応する音波は、反射及び透過され、その反射波の音圧がP1rであり、その透過波の音圧がP2tである。
Bにおける入射波の音圧はP2tであり、BとCの境界面において、音圧P2tに対応する音波は、反射及び透過され、その反射波の音圧がP2rである。
CにおけるPは、音圧P2tの透過音圧である。
設計者は発音キャビティ4の断面積S、貫通孔5の断面積S及び貫通孔の長さιにより前記MEMSスピーカ100の音圧レベル及び高調波歪みを調整できる原理は、以下のとおりである。
音響強度透過係数はtであり、以下の式を満たす。
Figure 0007171156000011
(1)。
かつ、S12及びS21は、それぞれ下記の式を満たす。
Figure 0007171156000012
Figure 0007171156000013
式(1)から分かるように、透過の音圧レベルの大きさは、断面積S及び断面積Sに関連し、さらに前記貫通孔5の長さι及び予め定められた周波数の波長λ(又は周波数f)に関連し、ここで、以下に示す数式7又は数式8(nは正の整数)である場合にのみ、音波は、全て透過することができる。それによって、設計者は、式(1)に基づいて断面積S、断面積S及び長さιの数値を調整して、予め定められた周波数の波長λ(又は周波数f)の音波音圧をフィルタリングするか又は低減することができ、このようにすると、当該予め定められた周波数での1/2周波数の高調波歪み(THD)及び1/3周波数の高調波歪み(THD)も対応的に弱められるか又は低減される。
Figure 0007171156000014
Figure 0007171156000015

本第1実施例において、前記振動発音部1の動作周波数範囲が周波数6000Hz~周波数20000Hzであることを例として、設計者は、式(1)の断面積S、断面積S及び長さιの数値の大きさにより、周波数20000Hzを超える音圧を低下させて、周波数6000Hz~周波数20000Hzの動作周波数範囲内の高調波歪み(THD)の大きさを低下させることができる。図5を参照し、図5は、関連技術のMEMSスピーカ及び本発明の第1実施例のMEMSスピーカの音圧レベルと周波数との関係の曲線図である。ここで、W2は、図2における関連技術のMEMSスピーカ200の音圧レベルと周波数との関係の曲線である。ここで、W2に基づいてMEMSスピーカ200自体の共振周波数f’を取得することができる。同時に、W1からキャビティ20により生じる共振周波数fを取得することもできる。
W1は、図3における本発明のMEMSスピーカ100の音圧レベルと周波数との関係の曲線である。ここで、W1に基づいてMEMSスピーカ100自体の共振周波数fを取得することができる。同時に、W2からキャビティ30により生じる共振周波数fを取得するとともに、前記発音キャビティ4及び前記貫通孔5によって形成されたキャビティにより生じる共振周波数fを取得することもできる。式(1)により断面積S、貫通孔5の断面積S及び貫通孔5の長さをιに調整することにより、共振周波数fと共振周波数fの周波数を非常に近接させることができ、共振周波数fと共振周波数fの共同作用により、周波数6000Hz~周波数20000Hzの動作周波数内の音圧レベル(SPL)を効果的に向上させる。
図6を参照し、図6は、関連技術のMEMSスピーカ及び本発明の第1実施例のMEMSスピーカの高調波歪みと周波数との関係の曲線図である。ここで、W3は、図2における関連技術のMEMSスピーカ200の高調波歪みと周波数との関係の曲線である。W4は、図3における本発明のMEMSスピーカ100の高調波歪みと周波数との関係の曲線である。図から得られるように、貫通孔5は式(1)においてフィルタ作用を果たすことができ、それによって周波数20000Hzの外高周波の音圧が反射されて貫通孔5を通過する音圧が低下する。それによって、6000Hzから20000Hzまでの動作周波数内の高調波歪み(THD)が効果的に低減される。
したがって、式(1)に基づいて断面積S、貫通孔5の断面積S及び貫通孔5の長さιを調整することによって、本発明のMEMSスピーカ100の音圧レベル(SPL)を効果的に向上させるとともに、高調波歪み(THD)を効果的に低減することができる。
(第2実施例)
本発明は、スピーカの取付構造400をさらに提供する。
図7を参照し、図7は、本発明の第2実施例のスピーカの取付構造400の構造概略図である。
スピーカの取付構造400は、電気信号の励起で人の耳の聴覚周波数範囲内の音波を放射するものであり、スピーカの取付構造400は、スピーカ8と、固定部6と、バッフル板3’とを含み、固定部6の一端がバッフル板3’に固定接続されて収容空間を形成し、スピーカ8が収容空間内に収容され、スピーカ8及びバッフル板3’は、ともに囲んで発音キャビティ4’を形成し、発音キャビティ4’の体積は、発音キャビティ4’の共振周波数がスピーカ8の予め設定された周波数と共振するように、前記発音キャビティ4’の共振周波数を調整するために用いられる。
固定部6は、スピーカ8に固定接続されて封止構造を形成し、固定部6は、粘性物質7によりスピーカ8に固定接続されて封止構造を形成する。当然のことながら、これに限定されず、他の実施例において、前記固定部6は、溶接方式によりスピーカ8に固定接続されて封止構造を形成することもできる。
バッフル板3’には、それを貫通する貫通孔5’が設けられており、発音キャビティ4’は、貫通孔5’により外部と連通し、貫通孔5’の体積は、スピーカ8の動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられる。
貫通孔5’は、1つ又は複数ある。貫通孔5’の振動方向に垂直な断面は、円形、楕円形、正方形、長方形及び三角形のうちのいずれか一方である。
本実施例におけるスピーカの取付構造は、スピーカの種類を限定せず、スピーカは、MEMSスピーカであってもよく、他のプロセスで製造されたスピーカであってもよい。
本第2実施例において、前記固定部6と前記バッフル板3’は、一体成形プロセスで製造される。当然のことながら、これに限定されず、前記固定部6と前記バッフル板3’は、分離してもよく、製造プロセスが異なってもよい。
前記固定部6を設けることは、スピーカの取付構造400の組立及び適用に有利である。
本第2実施例において、前記粘性物質7は、シリカゲルである。シリカゲルを前記粘性物質7とすることで、組み立ての封止効果が高くかつ操作プロセスが簡単になる。当然のことながら、これに限定されず、前記固定部6と前記スピーカ8を固定封止構造に形成する他の接着剤材料であってもよい。
(第3実施例)
第1実施例のMEMSスピーカ100の構造及び第2実施例のスピーカ取付構造400の構造によれば、設計者は、発音キャビティの体積及び貫通孔の体積を合理的に調整することができ、それによりスピーカの音圧レベルが高くかつ高調波歪みが小さい。具体的には、本発明は、さらにスピーカ音響指標の設計方法を提供する。
図8を参照し、図8は、本発明のスピーカ音響指標の設計方法のフローチャートである。前記スピーカ音響指標の設計方法は、前記MEMSスピーカ100又は前記スピーカ取付構造400に基づくものである。
MEMSスピーカ100を例として、スピーカ音響指標の設計方法は、以下のステップを含む。
ステップS1では、前記発音キャビティ4の共振周波数が前記発音デバイス100の前記予め設定された周波数と共振するまで、前記発音キャビティ4の体積を調整することによって、予め設定された周波数の音圧レベルを向上させる。
ステップS2では、S、S及びιの大きさを調整することによって、前記発音デバイス100の前記動作周波数範囲内の高調波歪みを低減する。
スピーカ取付構造400において、スピーカ音響指標の設計方法は、上記方法と基本的に同じであるため、説明を省略する。
本発明のスピーカ音響指標の設計方法を採用することによって、本発明のスピーカの音圧レベル(SPL)を効果的に向上させるとともに、高調波歪み(THD)を効果的に低減することができる。
関連技術に比べて、本発明によるスピーカでは、バッフル板、基板及び振動発音部によりともに発音キャビティが囲まれてなり、バッフル板に貫通孔を設け、さらに発音キャビティの体積によりキャビティの共振周波数を調整し、貫通孔の体積は、スピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられる。当該構造によれば、設計者は、発音キャビティの体積及び貫通孔の体積を合理的に調整することができ、それによりスピーカの音圧レベルが高くかつ高調波歪みが小さくなる。本発明のスピーカ取付構造では、バッフル板により貫通孔を設けて、さらに発音キャビティの体積によりキャビティの共振周波数を調整し、貫通孔の体積は、スピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられる。当該構造によれば、設計者は、発音キャビティの体積及び貫通孔の体積を合理的に調整することができ、それによりスピーカの音圧レベルが高くかつ高調波歪みが小さくなる。
上述したのは、本発明の実施形態であり、当業者にとって、本発明の創造的構想を逸脱しない前提で、種々の改良も行ってもよいが、これらは、いずれも本発明の保護範囲に含まれると理解されるべきである。

Claims (12)

  1. MEMSスピーカであって、両端が開口状を呈しかつ中空を呈する基板と、電気信号の励起で人の耳の聴覚周波数範囲内の音波を放射するための振動発音部とを含み、
    前記振動発音部は、前記基板の一方の開口端に固定されて被覆され、前記振動発音部の振動により生成された音波は、古典的な音波定理に合致し、
    前記MEMSスピーカは、前記基板の他方の開口端に被覆されて固定されたバッフル板をさらに含み、前記バッフル板、前記基板及び前記振動発音部は、ともに囲んで発音キャビティを形成し、
    前記発音キャビティの体積は、前記発音キャビティの共振周波数が前記MEMSスピーカの予め設定された周波数と共振するように、前記発音キャビティの共振周波数を調整することに用いられ、
    前記バッフル板には、それを貫通する貫通孔が設けられており、前記発音キャビティは、前記貫通孔により外部と連通し、前記貫通孔の体積は、前記MEMSスピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられ
    前記発音キャビティの前記振動発音部の振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記振動発音部の振動方向に垂直な長さはιであり、前記MEMSスピーカの音響強度透過係数はt であり、P は透過音圧であり、P は入射波の音圧であり、以下の式(1)を満たすことを特徴とするMEMSスピーカ。
    Figure 0007171156000016
    (1)
    ただし、kは、音響強度透過係数定数であり、
    Figure 0007171156000017
    Figure 0007171156000018
  2. 前記貫通孔は、1つ又は複数ある、ことを特徴とする請求項1に記載のMEMSスピーカ。
  3. 前記貫通孔の振動方向に垂直な断面は、円形、楕円形、正方形、長方形及び三角形のうちのいずれか一方である、ことを特徴とする請求項1に記載のMEMSスピーカ。
  4. 前記MEMSスピーカは、微小電気機械システムプロセスで製造された圧電スピーカである、ことを特徴とする請求項1に記載のMEMSスピーカ。
  5. 前記振動発音部は、電磁駆動、圧電駆動又は静電駆動を用いたものである、ことを特徴とする請求項1に記載のMEMSスピーカ。
  6. 前記基板と前記バッフル板は、ボンディングプロセスを用いて接続される、ことを特徴とする請求項1に記載のMEMSスピーカ。
  7. スピーカの取付構造であって、電気信号の励起で人の耳の聴覚周波数範囲内の音波を放射し、スピーカ、固定部及びバッフル板を含み、前記固定部の一端が前記バッフル板に固定接続されて収容空間を形成し、前記スピーカが前記収容空間に収容され、
    前記スピーカと前記バッフル板は、ともに囲んで発音キャビティを形成し、前記発音キャビティの体積は、前記発音キャビティの共振周波数が前記スピーカの予め設定された周波数と共振するように、前記発音キャビティの共振周波数を調整するために用いられ、
    前記バッフル板には、それを貫通する貫通孔が設けられ、前記発音キャビティは、前記貫通孔により外部と連通し、前記貫通孔の体積は、前記スピーカの動作周波数範囲内の音圧レベル及び高調波歪みを調整するために用いられ、
    前記固定部は、前記スピーカに固定接続されて封止構造を形成し、
    前記発音キャビティの前記スピーカの振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記スピーカの振動方向に垂直な断面積はS であり、前記貫通孔の前記スピーカの振動方向に垂直な長さはιであり、前記スピーカの音響強度透過係数はt であり、P は透過音圧であり、P は入射波の音圧であり、以下の式(1)を満たすことを特徴とするスピーカの取付構造。
    Figure 0007171156000019
    (1)
    ただし、kは、音響強度透過係数定数であり、
    Figure 0007171156000020
    Figure 0007171156000021
  8. 前記固定部は、粘性物質により前記スピーカに固定接続されて封止構造を形成する、ことを特徴とする請求項7に記載のスピーカの取付構造。
  9. 前記粘性物質は、シリカゲルである、ことを特徴とする請求項8に記載のスピーカの取付構造。
  10. 前記固定部と前記バッフル板は、一体成形プロセスで製造される、ことを特徴とする請求項7に記載のスピーカの取付構造。
  11. 前記貫通孔は、1つ又は複数あり、前記貫通孔の振動方向に垂直な断面は、円形、楕円形、正方形、長方形及び三角形のうちのいずれか一方である、ことを特徴とする請求項7に記載のスピーカの取付構造。
  12. 前記スピーカは、MEMSスピーカである、ことを特徴とする請求項7に記載のスピーカの取付構造。
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