JP7168771B2 - 電磁波送信装置及び電磁波通信システム - Google Patents
電磁波送信装置及び電磁波通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7168771B2 JP7168771B2 JP2021515921A JP2021515921A JP7168771B2 JP 7168771 B2 JP7168771 B2 JP 7168771B2 JP 2021515921 A JP2021515921 A JP 2021515921A JP 2021515921 A JP2021515921 A JP 2021515921A JP 7168771 B2 JP7168771 B2 JP 7168771B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- value
- electromagnetic wave
- signal
- voltage value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/0003—Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain
- H04B1/0007—Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain wherein the AD/DA conversion occurs at radiofrequency or intermediate frequency stage
- H04B1/0014—Software-defined radio [SDR] systems, i.e. systems wherein components typically implemented in hardware, e.g. filters or modulators/demodulators, are implented using software, e.g. by involving an AD or DA conversion stage such that at least part of the signal processing is performed in the digital domain wherein the AD/DA conversion occurs at radiofrequency or intermediate frequency stage using DSP [Digital Signal Processor] quadrature modulation and demodulation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/005—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission adapting radio receivers, transmitters andtransceivers for operation on two or more bands, i.e. frequency ranges
- H04B1/0053—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission adapting radio receivers, transmitters andtransceivers for operation on two or more bands, i.e. frequency ranges with common antenna for more than one band
- H04B1/006—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission adapting radio receivers, transmitters andtransceivers for operation on two or more bands, i.e. frequency ranges with common antenna for more than one band using switches for selecting the desired band
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/02—Transmitters
- H04B1/04—Circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/02—Transmitters
- H04B1/04—Circuits
- H04B1/0458—Arrangements for matching and coupling between power amplifier and antenna or between amplifying stages
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/02—Transmitters
- H04B1/04—Circuits
- H04B2001/0408—Circuits with power amplifiers
- H04B2001/0416—Circuits with power amplifiers having gain or transmission power control
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
また、特許文献2には、RTD等の連続発振のテラヘルツ波を用いたASK変調方式に関する技術が開示されている。具体的には、当該技術は、強度が可変な可変光を信号光として変調素子に重畳的に入射させ、信号強度に応じてテラヘルツ波の振幅を変調する技術とされている。
電圧-電流特性が極大値及び前記極大値よりも高電圧側に位置する極小値を有し、かつ、変調信号を示す電磁波を送信する送信部と、
デジタル信号を取得する取得部と、
前記デジタル信号を、前記極大値の電圧以上で前記極小値の電圧以下の電圧領域とされる第1電圧領域の2水準以上の第1電圧値、並びに、前記極大値の電圧未満の電圧領域とされる第2電圧領域の第2電圧値及び前記極小値の電圧より高電圧側の電圧領域とされる第3電圧領域の第3電圧値を用いて、前記変調信号に変調する変調部と、
を備え、
前記第1電圧領域の2水準以上の第1電圧値のうち任意の電圧値から前記第2電圧値を経由して前記第1電圧値の2水準以上の電圧値のうちいずれか1つの電圧値に遷移する第1信号と、前記任意の電圧値から前記第3電圧値を経由して前記いずれか1つの電圧値に遷移する第2信号とは、同じ信号であり、
前記変調部は、前記第1信号の総遷移電位差と前記第2信号の総遷移電位差とが異なる場合、前記第1信号及び前記第2信号のうち前記変調信号の総遷移電位差の小さい方を選択する、
電磁波送信装置である。
以下、本実施形態(本発明の一例)について説明する。まず、本実施形態の電磁波通信システム10(図1参照)の機能及び構成について図面を参照しながら説明する。次いで、本実施形態の電磁波通信システム10の動作について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態の効果については、動作についての説明の中で説明する。また、本明細書において参照するすべての図面では同様の機能を有する構成要素に同様の符号を付し、明細書では適宜説明を省略する。
図1は、本実施形態の電磁波通信システム10の概略図である。電磁波通信システム10は、電磁波送信装置20と、電磁波受信装置30とを備えている。電磁波通信システム10は、電磁波送信装置20により送信される電磁波Wを、電磁波受信装置30により受信する機能を有する。
図2Aは、本実施形態の電磁波送信装置20の概略図である。電磁波送信装置20は、多値変調された変調信号を示す電磁波Wを送信する機能を有する。電磁波送信装置20は、一例として、取得部22と、変換部24(変調部の一例)と、切り替え部26Aと、選択器26Bと、送信部28と、多値レベル設定部29Aと、同期レベル設定部29Bとを備えている。
本実施形態の取得部22は、一例として音、映像等のデジタル信号を取得する機能を有する。また、取得部22は、取得したデジタル信号を、変換部24に出力する機能を有する。
本実施形態の変換部24は、一例として、多値レベル変換部24Aと、同期信号レベル変換部24Bとを有する。
多値レベル変換部24Aは、取得部22からのデジタル信号(通信用データ)を入力とし、多値レベル設定に従い、多値レベルに変換して出力する機能を有する。ここで、多値レベル設定とは、後述する第1電圧領域RA内の2水準以上の電圧レベル(第1電圧値V2、V3、V4)、並びに、後述する第2電圧領域RBの電圧レベル(第2電圧値V1)及び後述する第3電圧領域の電圧値レベル(第3電圧値V5)の電圧レベルの設定を意味する(図3参照)。
同期信号レベル変換部24Bは、同期レベル設定に従い、所定の同期信号レベルを出力する機能を有する。ここで、同期レベル設定とは、第1電圧領域RA内の2水準以上の電圧レベル、並びに、第2電圧領域RBの電圧レベル及び第3電圧領域の電圧値レベルの電圧レベルの設定を意味する(図3参照)。
また、図2Bは、本実施形態の多値レベル変換部24Aを詳細に示す構成図である。多値レベル変換部24Aは、多値化部24B1と、多値化拡張部24B2と、電圧変換部24B3とを有する。多値化部24B1、多値化拡張部24B2及び電圧変換部24B3の詳細については、後述する。
そして、図2Bは、本実施形態の同期信号レベル変換部24Bも同一の構成となる。
切り替え部26Aは、選択器26Bによって選択されて送信部28に出力されるデータの切り替えタイミングを生成して、選択器26Bに入力する機能を有する。ここで、当該データとは、多値レベル変換部24Aが出力するデータ(以下、多値データという。)及び同期信号レベル変換部24Bが出力するデータ(以下、同期信号データという。)である。
選択器26Bは、切り替え部26Aが生成したデータの切り替えタイミングに従い、同期信号データと多値データとを異なるタイミングで送信部28に出力する機能を有する。
送信部28は、選択器26Bにより選択されて入力されるデータを電磁波W(本実施形態の場合は一例としてテラヘルツ波)として発振する機能を有する。そのため、送信部28は、テラヘルツ波を発振する素子を有する。本実施形態のテラヘルツ波を発振する素子は、一例としてRTDとされている。なお、テラヘルツ波を発振する素子であれば、当該素子はRTDでなくてもよい。
図3は、本実施形態のRTDの電圧-電流特性及び第1電圧領域RA内の3水準の第1電圧値V2、V3、V4並びに第2電圧領域RBの第2電圧値V1及び第3電圧領域RCの第3電圧値V5を示すグラフである。
RTDは、電圧-電流特性において、極大値及び前記極大値よりも高電圧側に位置する極小値を有する。ここで、当該極大値における電圧値を電圧値VOLとし、当該極小値における電圧値を電圧値VOHと定義する。そして、電圧値VOLから電圧値VOHに亘る電流のスペクトルは、微分負性抵抗特性を示す微分負性抵抗領域とされている。本明細書では、当該微分負性抵抗領域を第1電圧領域RAと定義する。すなわち、RTDは、その動作領域の電圧-電流特性に、微分負性抵抗特性を示す微分負性抵抗領域(第1電圧領域RA)を有する。また、本明細書では、電圧-電流特性のグラフにおける第1電圧領域RAの両側の電圧領域のうち電圧値VOLよりも低電圧側の領域を第2電圧領域RB、電圧値VOHよりも高電圧側の領域を第3電圧領域RCと定義する。そして、RTDは、第1電圧領域RA内の第1電圧値V2、V3、V4並びに第2電圧領域RBの第2電圧値V1及び第3電圧領域の第3電圧値V5の少なくとも一方の電圧値が印加されている場合に、電磁波Wを発振する素子として機能するようになっている。
電磁波受信装置30は、電磁波送信装置20が送信した電磁波Wを受信し、受信した電磁波Wをデジタル信号に復調するようになっている。例えば、デジタル信号が音をデジタル化した信号であれば、電磁波受信装置30は電磁波受信装置30により受信された電磁波Wのうちの同期信号データに基づき検出タイミングを生成し、音のデジタル信号を復調するようになっている。
次に、本実施形態の電磁波通信システム10の動作について図面を参照しながら説明する。以下、まず、全体の流れについて説明し、次いで多値変調の具体例を挙げて説明する。なお、電磁波通信システム10により一例として音に関する信号を通信する場合とする。また、前述のとおり、以下の説明とともに本実施形態の効果についても説明する。
本実施形態の動作の全体の流れについて図1並びに図2A及び図2Bを参照しながら説明する。
まず、取得部22は、外部装置(図示省略)から音に関するデジタル信号を取得し、取得したデジタル信号を変換部24(多値レベル変換部24A)に出力する。
ここで、図2Bに示されるように、多値レベル変換部24Aは、多値化部24B1と、多値化拡張部24B2と、電圧変換部24B3とを有するが、これらの動作の流れは以下のとおりである。
多値化部24B1は、デジタル信号(通信用データ)が入力されると、当該データを多値化してn値(n≧3、本実施形態の場合は一例としてn=4)を多値化拡張部24B2に出力する。
次いで、多値化拡張部24B2は、(例えば、多値(n+1)レベル設定値を用いてn値をn+1値に変換する。そして、多値化拡張部24B2は、非発振時の電圧出力を第2電圧領域RBの電圧レベル(第2電圧値V1)及び第3電圧領域の電圧値レベル(第3電圧値V5)のいずれか一方にすることを決定する。この場合、多値化拡張部24B2は、第2電圧領域RBの電圧レベル(第2電圧値V1)を経由した場合の後述する総遷移電位差、及び、第3電圧領域の電圧値レベル(第3電圧値V5)を経由した場合の総遷移電位差のうち小さい方を選択する。
次いで、電圧変換部24B3は、n+1値(一例として5値)を多値レベル設定値に従いn+1レベル(5レベル)の電圧に変換して選択器26Bに出力する。
また、同期信号レベル変換部24Bは、同期レベル設定部29Bによる同期レベル設定に従い、所定の同期信号レベルを出力する。
ここで、同期信号レベル変換部24Bは、図2Bに示される構成であり、多値レベル変換部24Aの動作と同一である。
次に、多値変調における変調信号の具体例について下記の例を参照しながら説明する。
まず、図3、図4及び図5を参照しながら第1例及び第2例について説明する。
図4及び図5は、それぞれ、本実施形態の電磁波送信装置20が送信する変調信号の一例であり、図4は第1例、図5は第2例である。ここで、図4及び図5における、Vは電圧値、tは時間を示す。電圧値Vの軸における、V1、V2、V3、V4、V5は、それぞれ第2電圧領域RBの第2電圧値、第1電圧領域RA内の3水準の第1電圧値、第3電圧領域RCの第3電圧値を示す。これらの変調信号のパターンは、多値データ及び同期信号データを含む。
なお、図4のVsync1、Vsync2及びVsync3並びに図5のVsync4及びVsync5は、変調信号のうち同期信号データに相当する部分を示す。また、図5の全体のパターンは、同期信号データに相当する部分とそれ以外の部分(変調データに相当する部分)とを含む変調信号を示す。すなわち、本実施形態では、送信部28は変調信号のうちの少なくとも一部として同期信号を送信する。
したがって、本実施形態の電磁波送信装置20は、比較技術に比べて、送信速度を高速化することができる。これに伴い、本実施形態の電磁波通信システム10は、比較技術に比べて、通信速度を高速化することができる。
しかしながら、図4に示されるように、本実施形態では、同期信号Vsync1、Vsync2、Vsync3に第2電圧領域RB及び第3電圧領域RC(図3参照)の少なくとも一方の電圧値を含む設定としている。そして、通常、非発振領域とされる第2電圧領域RB及び第3電圧領域RCの電圧値(第2電圧値V1及び第3電圧値V5)を含んだ電圧遷移は、例えば、通常の発振領域(第1電圧領域RAに相当)内のみの電圧値で電圧遷移する形態に比べて、S/N比を大きくすることができる。
したがって、本実施形態の電磁波送信装置20は、電磁波受信装置30に誤検出され難い信号を送信することができる。これに伴い、本実施形態の電磁波通信システム10は、同期信号の認識性の点で通信の安定性が高い。また、前述のとおり、本実施形態の電磁波送信装置20は比較技術に比べて送信速度を高速化することができることから、本実施形態の電磁波送信装置20は、比較技術に比べて、送信速度を高速化したうえで、電磁波受信装置30に誤検出され難い信号を送信することができる。
図4(第1例)における、同期信号Vsync3は、電圧値が最小電圧値(第1電圧値V2)及び最大電圧値(第3電圧値V5)の一方から他方に亘って遷移する特定のパターン(V2、V3、V4、V5の記載順で電圧値が遷移するパターン又はこの逆の記載順で電圧値が遷移するパターン)に設定されている。同期信号Vsync2は、電圧値が最小電圧値(第1電圧値V2)及び最大電圧値(第2電圧値V1)の一方から他方に亘って遷移する特定のパターン(V2 、V 1の記載順で電圧値が遷移するパターン又はこの逆の記載順で電圧値が遷移するパターン)に設定されている。なお、デジタル信号は、電圧値V2、V3、V4、V5用いて多値変調される。
したがって、本実施形態の電磁波送信装置20は、電磁波受信装置30に認識され易い同期信号を送信することができる。これに伴い、本実施形態の電磁波通信システム10は、同期信号の認識性の点で通信の安定性が高い。
したがって、本実施形態の電磁波送信装置20は、電磁波受信装置30に、変調信号のレベル電圧を認識させることができる。
ここで、第1電圧値V2、V3、V4のいずれか1つの電圧値から第2電圧値V1に遷移する信号(第1信号の一例)と、当該第1信号の場合と同じ第1電圧値V2、V3、V4のいずれか1つの電圧値から第3電圧値V5に遷移する信号(第2信号の一例)とは、同じ信号である。
そして、本実施形態の多値レベル変換部24A(変換部24)は、第1電圧値V2、V3、V4のいずれか1つの電圧値から第2電圧値V1及び第3電圧値V5のいずれか一方に信号を遷移させる場合、総遷移電位差が小さくなる方に信号を遷移させる。ここで、「総遷移電位差」とは、ある変調信号における遷移前(開始時)の電位から遷移後(終了時)の電位に亘って変動した電位差の総和をいう。具体的には、ある変調信号の遷移前の電圧値がV1で、その後、電圧値V4を経由して遷移後の電圧値がV3である場合の総遷移電位差は、V1とV4との電位差と、V4とV3との電位差との和となる。以上より、例えば、第1電圧値V2、V3、V4のいずれか1つの電圧値が第1電圧値V2で、かつ、電圧値V2と第2電圧値V1との電位差ΔV12が電圧値V2と第3電圧値V5との電位差ΔV25よりも小さい場合、多値レベル変換部24Aは総遷移電位差が小さくなる方とされる第2電圧値V1に信号を遷移させる。また、例えば、第1電圧値V2、V3、V4のいずれか1つの電圧値が第1電圧値V4で、かつ、電圧値V4と第2電圧値V1との電位差ΔV24が電圧値V4と第3電圧値V5との電位差ΔV45よりも大きい場合、多値レベル変換部24Aは総遷移電位差が小さくなる方とされる第3電圧値V5に信号を遷移させる。
したがって、本実施形態は、第1電圧領域RAの電圧値並びに第2電圧領域RB及び第3電圧領域の両方の電圧値を用いて変調信号を生成する場合に上記のようにして総遷移電位差を小さくすることにより、送信速度(通信速度)をより高速化することができる。
なお、上記の点、すなわち、第2電圧領域RBの第2電圧値V1及び第3電圧領域の第3電圧値V5のうちいずれの電圧値を用いて変調信号を生成するかについての具体例については、後述する第3例以降の例を用いて説明する。
次に、図6A及び図6Bを参照しながら第3例について説明する。ここで、図6Aは、本実施形態の電磁波送信装置20が送信する変調信号の他の一例(第3例)である。これに対して、図6Bは、比較形態の電磁波送信装置が送信する変調信号の一例(第比較1例)である。
ここで、図6A及び図6Bに示されるように、第1電圧領域RA内の3水準の第1電圧値V2、V3、V4並びに第2電圧領域RBの第2電圧値V1及び第3電圧領域の第3電圧値V5において、V1とV2との電位差をΔ12、V2とV3との電位差をΔ23、V3とV4との電位差をΔ34、V4とV5との電位差をΔ45とする。そして、具体的に、電位差Δ12、電位差Δ23、電位差Δ34、電位差Δ45は、それぞれ、15mV、10mV、20mV、25mVに設定されている。すなわち、本実施形態では、第1電圧値の2水準以上の各電圧値V2、V3、V4、第2電圧値V1及び第3電圧値V5は、それぞれ小さい値から順に並んだ場合に、各隣同士の電圧値の電位差(電位差Δ12、電位差Δ23、電位差Δ34、電位差Δ45)がそれぞれ異なる電位差となっている。また、第1電圧値の2水準以上の電圧値V2、V3、V4のそれぞれと第2電圧値V1との各電位差Δ12、Δ13、Δ14は、それぞれ、第1電圧値の2水準以上の電圧値V2、V3、V4のそれぞれと第3電圧値V5との各電位差Δ25、Δ35、Δ45と、異なる電位差となっている。
以上より、本実施形態は、第1電圧領域RAの電圧値並びに第2電圧領域RB及び第3電圧領域の両方の電圧値を用いて変調信号を生成する場合に、比較形態の第1比較例(図6B参照)ではなく第3例(図6A参照)を選択することで、送信速度(通信速度)をより高速化することができる。
次に、図7A及び図7Bを参照しながら第4例について説明する。ここで、図7Aは、本実施形態の電磁波送信装置20が送信する変調信号の他の一例(第4例)である。これに対して、図7Bは、比較形態の電磁波送信装置が送信する変調信号の一例(第2比較例)である。
ここで、図7A及び図7Bに示されるように、電位差Δ12、電位差Δ23、電位差Δ34、電位差Δ45は、それぞれ、15mV、10mV、20mV、5mVとなっている。すなわち、本実施形態では、第1電圧値の2水準以上の各電圧値V2、V3、V4、第2電圧値V1及び第3電圧値V5は、それぞれ小さい値から順に並んだ場合に、各隣同士の電圧値の電位差(電位差Δ12、電位差Δ23、電位差Δ34、電位差Δ45)がそれぞれ異なる電位差となっている。
図7Aの変調信号Vsync8(第1信号の一例)及び図7Bの変調信号Vsync9(第2信号の一例)は、いずれも遷移前の電圧値が電圧値V3であり、遷移後の電圧値も電圧値V3である。これらの変調信号Vsync8、Vsync9の異なる点は、図7Aの変調信号Vsync8は第2電圧領域RBの第2電圧値V1を経由するのに対し、図7Bの変調信号Vsync9は第3電圧領域の第3電圧値V5を経由する点である。いずれの変調信号Vsync8、Vsync9も、総遷移電位差は50mVである。
以上より、本実施形態では、第2電圧値V1及び第3電圧値V5のうち電圧値が大きい方である図7Bの変調信号Vsync9を選択する場合に比べて、RTDの発熱を抑制することができる。
次に、図8A及び図8Bを参照しながら第5例について説明する。ここで、図8Aは、本実施形態の電磁波送信装置20が送信する変調信号の他の一例(第5例)である。これに対して、図8Bは、比較形態の電磁波送信装置が送信する変調信号の一例(第3比較例)である。
ここで、図8A及び図8Bに示されるように、第1電圧値の2水準以上の電圧値V2、V3、V4のそれぞれと第2電圧値V1との各電位差Δ12、Δ13、Δ14は、それぞれ、第1電圧値の2水準以上の電圧値V2、V3、V4のそれぞれと第3電圧値V5との各電位差Δ25、Δ35、Δ45と、異なる電位差となっている。
以上より、本実施形態は、第1電圧領域RAの電圧値並びに第2電圧領域RB及び第3電圧領域の両方の電圧値を用いて変調信号を生成する場合に、比較形態の第3比較例(図8B参照)ではなく第5例(図8A参照)を選択することで、送信速度(通信速度)をより高速化することができる。また、本実施形態は、比較形態の第3比較例(図8B参照)を選択する場合に比べて、RTDの発熱を抑制することができる。
次に、本実施形態における、RTDの電圧-電流特性の各電圧値と、電圧-出力キャリアレベルとの関係について図9A~図9Bを参照しながら補足する。
図9Aは、本実施形態における、RTDの電圧-電流特性を示すグラフと、電圧(バイアス電圧)-出力レベル特性を示すグラフとの関係の第1例を示す図である。
RTDの電圧-電流特性を示すグラフは、前述の図3の説明のとおりである。
これに対して、電圧-出力レベル特性を示すグラフは、図9Aに示されるように、電圧に対して出力レベルが比例の関係ではなく、電圧値が大きくなるにつれて最小値から最大値に増加して再度最小値となる曲線となっている。
ここで、変換部24は、曲線で示される電圧-出力レベル特性に従い、第1電圧領域RAの2水準以上の第1電圧値(この場合は3電圧値)並びに第2電圧値及び第3電圧値が定められた出力キャリアレベルの関係となるように、それぞれに対応する出力キャリアレベルO1、O2、O3、O4に変換するようになっている。そして、本実施形態の第1例の場合、定められた出力キャリアレベルの関係とは、それぞれに対応する出力キャリアレベルO1、O2、O3、O4が出力レベルにおいて等間隔に並ぶ関係(O1とO2との差ΔO12、O2とO3との差ΔO23及びO3とO4との差ΔO34がそれぞれ等しい関係)に設定されている関係である(そのため、第1電圧領域RAの2水準以上の第1電圧値は等間隔に並んでいない)。
以上のとおりであるから、本実施形態の第1例の場合、通常は非発振領域として用いられる第2電圧領域RB及び第3電圧領域RCの少なくとも一方を含んだ変調データを生成するためのデータ遷移時間を短くできる。これに伴い、省電力化することができる。
次に、第2例について図9Bを参照しながら、第1例の場合と異なる点について説明する。
第2例の場合、定められた出力キャリアレベルの関係とは、それぞれに対応する出力キャリアレベルO1、O2、O3、O4が出力レベルにおいて、それぞれに対応する出力キャリアレベルO1、O2、O3、O4の最大値O4が、電圧-出力レベル特性の最大値よりも小さい値に設定されている関係である。そのため、第2例は、第1例の場合に比べて、出力キャリアレベルO4が正確に出力され易い。これは、RTDの電圧-出力レベル特性の曲線がRTDの電圧印加により発熱した場合に変動するためである。
第2例のその他の効果は、第1例の場合と同様である。
次に、第3例について図9Cを参照しながら、第1例の場合と異なる点について説明する。
第3例の場合、定められた出力キャリアレベルの関係とは、それぞれに対応する出力キャリアレベルO1、O2、O3、O4が出力レベルにおいて、それぞれに対応する出力キャリアレベルO1、O2、O3、O4の最小値O1が、電圧-出力レベル特性の最小値よりも大きい値に設定されている関係である。そのため、第3例は、第1例及び第2例の場合に比べて、出力キャリアレベルO1が正確に出力され易い。これは、RTDの電圧-出力レベル特性の曲線が最小値に近いほど(0に近いほど)ノイズにより揺らぐためである。
第3例のその他の効果は、第1例の場合と同様である。
次に、第4例について図9Dを参照しながら、第1例、第2例及び第3例の場合と異なる点について説明する。
第4例の場合、定められた出力キャリアレベルの関係とは、それぞれに対応する出力キャリアレベルO1、O2、O3、O4の最大値O4が、電圧-出力レベル特性の最大値よりも小さい値に設定され、かつ、最小値O1が、電圧-出力レベル特性の最小値よりも大きい値に設定されている関係である。すなわち、第4例は、第2例及び第3例を組み合せた例である。
以上より、第4例の効果は、第1例、第2例及び第3例の場合と同様である。
なお、本実施形態の説明では、同期信号のパターンを、図4のVsync1、Vsync2、Vsync3及び図5のVsync4、Vsync5を例として説明した。しかしながら、本発明の技術的範囲に属する形態としては、これらの同期信号のパターンのいずれか1つ又はその変形を含む形態であればよい。すなわち、同期信号は、(1)第2電圧領域RBの第2電圧値V1を含み、第3電圧領域RCの第3電圧値V5を含まない信号、(2)第2電圧領域RBの第2電圧値V1を含まず、第3電圧領域RCの第3電圧値V5を含む信号並びに(3)第2電圧領域RBの第2電圧値V1及び第3電圧領域RCの第3電圧値V5を含む信号のいずれか1つであればよい。
20 電磁波送信装置
22 取得部
24 変換部(変調部の一例)
24A 多値レベル変換部
24B 同期信号レベル変換部
24B1 多値化部
24B2 多値化拡張部
24B3 電圧変換部
26A 切り替え部
26B 選択器
28 送信部
30 電磁波受信装置
RA 第1電圧領域
RB 第2電圧領域
RC 第3電圧領域
V1 第2電圧値
V2、V3、V4 第1電圧値
V5 第3電圧値
W 電磁波(テラヘルツ波の一例)
Claims (10)
- 電圧-電流特性が極大値及び前記極大値よりも高電圧側に位置する極小値を有し、かつ、変調信号を示す電磁波を送信する送信部と、
デジタル信号を取得する取得部と、
前記デジタル信号を、前記極大値の電圧以上で前記極小値の電圧以下の電圧領域とされる第1電圧領域の2水準以上の第1電圧値、並びに、前記極大値の電圧未満の電圧領域とされる第2電圧領域の第2電圧値及び前記極小値の電圧より高電圧側の電圧領域とされる第3電圧領域の第3電圧値を用いて、前記変調信号に変調する変調部と、
を備え、
前記第1電圧領域の2水準以上の第1電圧値のうち任意の電圧値から前記第2電圧値を経由して前記第1電圧値の2水準以上の電圧値のうちいずれか1つの電圧値に遷移する第1信号と、前記任意の電圧値から前記第3電圧値を経由して前記いずれか1つの電圧値に遷移する第2信号とは、同じ信号であり、
前記変調部は、前記第1信号の総遷移電位差と前記第2信号の総遷移電位差とが異なる場合、前記第1信号及び前記第2信号のうち前記変調信号の総遷移電位差の小さい方を選択する、
電磁波送信装置。 - 前記第1電圧値の2水準以上の電圧値のそれぞれと前記第2電圧値との各電位差は、それぞれ、前記第1電圧値の2水準以上の電圧値のそれぞれと前記第3電圧値との各電位差と、異なる電位差である、
請求項1に記載の電磁波送信装置。 - 前記第1電圧値の2水準以上の各電圧値、前記第2電圧値及び前記第3電圧値は、それぞれ小さい値から順に並んだ場合に、各隣同士の電圧値の電位差がそれぞれ異なる電位差である、
請求項1又は2に記載の電磁波送信装置。 - 前記変調部は、前記第1信号の総遷移電位差と前記第2信号の総遷移電位差とが同じ場合、前記第1信号を選択する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の電磁波送信装置。 - 前記変調部は、曲線で示されるバイアス電圧-出力レベル特性に従い、前記第1電圧領域の2水準以上の第1電圧値並びに前記第2電圧値及び前記第3電圧値が定められた出力キャリアレベルの関係となるように、それぞれに対応する出力キャリアレベルに変換する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の電磁波送信装置。 - 前記定められた出力キャリアレベルの関係とは、前記それぞれに対応する出力キャリアレベルが出力レベルにおいて等間隔に並ぶ関係である、
請求項5に記載の電磁波送信装置。 - 前記バイアス電圧-出力レベル特性は、電圧値が大きくなるにつれて最小値から最大値に増加して再度最小値となる曲線であり、
前記それぞれに対応する出力キャリアレベルの最大値は、前記バイアス電圧-出力レベル特性の最大値よりも小さい値に設定されている、
請求項5又は6に記載の電磁波送信装置。 - 前記バイアス電圧-出力レベル特性は、電圧値が大きくなるにつれて最小値から最大値に増加して再度最小値となる曲線であり、
前記それぞれに対応する出力キャリアレベルの最小値は、前記バイアス電圧-出力レベル特性の最小値よりも大きい値に設定されている、
請求項5~7のいずれか1項に記載の電磁波送信装置。 - 前記電磁波は、テラヘルツ波である、
請求項1~8のいずれか1項に記載の電磁波送信装置。 - 請求項1~9のいずれか1項に記載の電磁波送信装置と、
前記電磁波送信装置が送信した電磁波を受信し、デジタル信号に復調する電磁波受信装置と、
を備える電磁波通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022172100A JP2022186968A (ja) | 2019-04-22 | 2022-10-27 | 電磁波送信装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019080688 | 2019-04-22 | ||
JP2019080688 | 2019-04-22 | ||
PCT/JP2020/014819 WO2020217881A1 (ja) | 2019-04-22 | 2020-03-31 | 電磁波送信装置及び電磁波通信システム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022172100A Division JP2022186968A (ja) | 2019-04-22 | 2022-10-27 | 電磁波送信装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2020217881A1 JPWO2020217881A1 (ja) | 2020-10-29 |
JPWO2020217881A5 JPWO2020217881A5 (ja) | 2022-01-26 |
JP7168771B2 true JP7168771B2 (ja) | 2022-11-09 |
Family
ID=72942352
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021515921A Active JP7168771B2 (ja) | 2019-04-22 | 2020-03-31 | 電磁波送信装置及び電磁波通信システム |
JP2022172100A Withdrawn JP2022186968A (ja) | 2019-04-22 | 2022-10-27 | 電磁波送信装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022172100A Withdrawn JP2022186968A (ja) | 2019-04-22 | 2022-10-27 | 電磁波送信装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11750229B2 (ja) |
JP (2) | JP7168771B2 (ja) |
WO (1) | WO2020217881A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022186968A (ja) * | 2019-04-22 | 2022-12-15 | パイオニア株式会社 | 電磁波送信装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012191520A (ja) | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Rohm Co Ltd | テラヘルツ無線通信方式 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5046242B2 (ja) | 2008-08-01 | 2012-10-10 | 国立大学法人東京工業大学 | テラヘルツ波変調装置、信号送信装置及び信号送信方法 |
KR20120073205A (ko) * | 2009-08-31 | 2012-07-04 | 소니 주식회사 | 신호 전송 장치, 전자기기, 및, 신호 전송 방법 |
WO2012112618A1 (en) * | 2011-02-14 | 2012-08-23 | The Regents Of The University Of California | Multi-band interconnect for inter-chip and intra-chip communications |
JP6454596B2 (ja) * | 2015-05-13 | 2019-01-16 | 株式会社日立製作所 | 無線機 |
JP6952127B2 (ja) * | 2017-04-07 | 2021-10-20 | オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. | 無線充電装置、被充電機器及びその制御方法 |
JP7116803B2 (ja) * | 2019-01-09 | 2022-08-10 | パイオニア株式会社 | 電磁波送信装置及び電磁波通信システム |
WO2020217881A1 (ja) * | 2019-04-22 | 2020-10-29 | パイオニア株式会社 | 電磁波送信装置及び電磁波通信システム |
US11496147B2 (en) * | 2020-09-24 | 2022-11-08 | Apple Inc. | Fractal digital to analog converter systems and methods |
-
2020
- 2020-03-31 WO PCT/JP2020/014819 patent/WO2020217881A1/ja active Application Filing
- 2020-03-31 US US17/605,984 patent/US11750229B2/en active Active
- 2020-03-31 JP JP2021515921A patent/JP7168771B2/ja active Active
-
2022
- 2022-10-27 JP JP2022172100A patent/JP2022186968A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012191520A (ja) | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Rohm Co Ltd | テラヘルツ無線通信方式 |
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
DIEBOLD, S. et al.,Modulation Schemes for Resonant Tunneling Diodes to Enhance the Data-Rate of Wireless Communications,2016 41st International Conference on Infrared, Millimeter and Terahertz Waves (IRMMW-THz),IEEE,2016年09月,インターネット<URL: https://ieeexplore.ieee.org/document/7758934>, <DOI: 10.1109/IRMMW-THz.2016.7758934> |
WANG, Jue et al.,15 Gbps Wireless Link Using W-band Resonant Tunnelling Diode Transmitter,2018 48th European Microwave Conference (EuMC),IEEE,2018年09月,インターネット<URL: https://ieeexplore.ieee.org/document/8541705>, <DOI: 10.23919/EuMC.2018.8541705> |
山本拓実 他,共鳴トンネルダイオード受信機を用いた直交振幅変調に基づく300GHz帯無線通信,電子情報通信学会2019年総合大会講演論文集 エレクトロニクス1,一般社団法人電子情報通信学会,2019年03月,p.188 |
杉山弘樹 他,高精度半導体結晶成長制御技術による共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器の実現,NTT技術ジャーナル,Vol.23, No.7,2011年07月,インターネット<URL: https://journal.ntt.co.jp/backnumber2/1107/files/jn201107012.pdf> |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022186968A (ja) * | 2019-04-22 | 2022-12-15 | パイオニア株式会社 | 電磁波送信装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2020217881A1 (ja) | 2020-10-29 |
WO2020217881A1 (ja) | 2020-10-29 |
US11750229B2 (en) | 2023-09-05 |
JP2022186968A (ja) | 2022-12-15 |
US20220209796A1 (en) | 2022-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2024123251A (ja) | 電磁波送信装置 | |
CN110771067B (zh) | 光接收装置、光发送装置、数据识别方法及多值通信系统 | |
JP2024123252A (ja) | 電磁波送信装置 | |
JP4635822B2 (ja) | 変調回路およびそれを用いた送信装置、受信装置および通信システム | |
DE69429779D1 (de) | Digitale kommunikationseinrichtung unter verwendung einer vierfachen differenzfrequenzumtastung | |
US20080247763A1 (en) | Chirped laser with passive filter element for differential phase shift keying generation | |
JP2022186968A (ja) | 電磁波送信装置 | |
US6600797B1 (en) | Phase frequency synchronism circuit and optical receiver | |
JPH01117434A (ja) | 4値fsk光通信方式 | |
JP2024147765A (ja) | 電磁波送信装置 | |
US7092641B2 (en) | Method and apparatus for optical transmission of wavelength-encoded modulation formats | |
GB2257319A (en) | Direct demodulation of optical binary fsk signals. | |
JP3220369U (ja) | 通信用送受信器における周波数シフト・キーイング変調と復調構造 | |
US6788743B1 (en) | Modulation of a primary data channel reference clock to form a separate data communication channel | |
JPWO2020217881A5 (ja) | ||
JP6249401B2 (ja) | 通信装置及び通信システム | |
CN112615711B (zh) | 一种非同步的保密通信系统 | |
US20130223850A1 (en) | Modulation method and apparatus for amplitude- or intensity-modulated communication systems | |
RU2745852C1 (ru) | ДЕТЕКТОР СИГНАЛОВ С АБСОЛЮТНОЙ ФАЗОВОЙ МАНИПУЛЯЦИЕЙ НА 180о | |
JP2002152142A (ja) | 信号変換回路及び光アクティブコネクタ | |
CN110661570B (zh) | 一种空间激光通信系统 | |
KR20110068255A (ko) | 차동 길이 변조 방법 및 장치 | |
JP2019080197A (ja) | 通信システム及び通信装置 | |
CN116800338A (zh) | 基于准相干调制技术的水下抗湍流无线光通信系统 | |
JP2003188826A (ja) | 光通信システム及び方法並びに光送受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211020 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220927 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221027 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7168771 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |