JP7168207B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、情報検出部と、
検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、仮想空間補正部と、
を備えていることを特徴とする。
(a)ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、ステップと、
(b)検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、ステップと、
を有することを特徴とする。
コンピュータに、
(a)ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、ステップと、
(b)検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態1における、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムについて、図1~図5を参照しながら説明する。
最初に、図1を用いて、本実施の形態1における情報処理装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1における情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
具体的に示すブロック図である。図3(a)~(c)は、本発明の実施の形態1にて行われる仮想空間の回転角度の算出処理を説明する図であり、各図は一連の処理を示している。図4は、本発明の実施の形態1にて行われる仮想空間の回転処理を説明する図である。
b=a×k
次に、本実施の形態1における情報処理装置10の動作について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態1における情報処理装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1~図4を参酌する。また、本実施の形態1では、情報処理装置10を動作させることによって、情報処理方法が実施される。よって、本実施の形態1における情報処理方法の説明は、以下の情報処理装置10の動作説明に代える。
角度bを設定する(ステップA3)。
以上のように、情報処理装置10は、ユーザが顔を横に向けると、顔の向きと体の正面の向きとの差分に応じて、仮想空間の映像を補正する。例えば、ユーザが進行方向に対して顔を右に10度ひねると、情報処理装置は、元の位置よりも左に回転させた映像をヘッドマウントディスプレイ20に表示させる。
本実施の形態1におけるプログラムは、コンピュータに、図5に示すステップA1~A4を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態1における情報処理装置10と情報処理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、情報検出部11、及び仮想空間補正部12として機能し、処理を行なう。
次に、本発明の実施の形態2における、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムについて、図6及び図7を参照しながら説明する。
まず、本実施の形態2における情報処理装置は、図1及び図2に示した実施の形態1における情報処理装置10と同様の構成を有している。このため、以降の説明では、適宜図1及び図2を参照する。但し、本実施の形態2における情報処理装置は、情報検出部11及び仮想空間補正部12の機能の点で、実施の形態1における情報処理装置10と異なっている。以下、相違点を中心に説明する。
b=D×m÷n×k
次に、本実施の形態2における情報処理装置の動作について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態2における情報処理装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図6を参酌する。また、本実施の形態2では、情報処理装置を動作させることによって、情報処理方法が実施される。よって、本実施の形態2における情報処理方法の説明は、以下の情報処理装置の動作説明に代える。
間を水平面に沿って回転させる(ステップB4)。
以上のように、本実施の形態2では、情報処理装置は、ユーザが視線を横に向けると、視線の移動距離に応じて、仮想空間の映像を補正する。例えば、ユーザが進行方向に対して視線を右に移動させると、情報処理装置は、左に回転させた映像をヘッドマウントディスプレイ20に表示させる。
本実施の形態2におけるプログラムは、コンピュータに、図7に示すステップB1~B4を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態2における情報処理装置と情報処理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、情報検出部11、及び仮想空間補正部12として機能し、処理を行なう。
次に、本発明の実施の形態3における、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムについて、図8を参照しながら説明する。
まず、本実施の形態3における情報処理装置は、図1及び図2に示した実施の形態1における情報処理装置10と同様の構成を有している。このため、以降の説明では、適宜図1及び図2を参照する。但し、本実施の形態3における情報処理装置は、情報検出部11及び仮想空間補正部12の機能の点で、実施の形態1における情報処理装置10と異なっている。以下、相違点を中心に説明する。
の数3においても、kは変換係数である。
b=v÷p×k
次に、本実施の形態3における情報処理装置の動作について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態3における情報処理装置の動作を示すフロー図である。また、本実施の形態3では、情報処理装置を動作させることによって、情報処理方法が実施される。よって、本実施の形態3における情報処理方法の説明は、以下の情報処理装置の動作説明に代える。
以上のように、本実施の形態3では、情報処理装置は、ユーザが移動すると、進行速度に合わせて、ユーザが知覚しない程度に仮想空間の映像を補正する。この場合、ユーザは、真っ直ぐ進んでいるつもりでも、映像による錯覚によって曲がって進んでしまう。よって、本実施の形態3でも、仮想空間より現実空間が狭い場合に、ユーザは現実空間による制約を受けることなく、仮想空間内を行動することができる。つまり、本実施の形態3における情報処理装置によっても、仮想現実と現実との間の違和感の発生を抑制しつつ、現実空間による制約をより小さくすることができる。
本実施の形態3におけるプログラムは、コンピュータに、図8に示すステップC1~C6を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態2における情報処理装置と情報処理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、情報検出部11、及び仮想空間補正部12として機能し、処理を行なう。
ここで、上述した実施の形態1~3における変形例について説明する。本変形例では、情報検出部11は、ユーザの情報として、更に、ユーザの現実の空間における位置を検出する。具体的には、情報検出部11は、カメラ30から出力される画像データに基づいて、ユーザの現実の空間における位置を検出する。また、ヘッドマウントディスプレイ20に、GPS(Global Positioning System)受信機が搭載されている場合は、情報検出部11は、GPS受信機で検出されたGPS信号から、ユーザの現実の空間における位置を検出ることもできる。
ここで、実施の形態1~3におけるプログラムを実行することによって、情報処理装置を実現するコンピュータについて図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態1~3における情報処理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、情報検出部と、
検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、仮想空間補正部と、
を備えていることを特徴とする情報処理装置。
付記1に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記顔の向きを検出し、
前記仮想空間補正部が、前記体の正面の向きと前記顔の向きとが一致しない場合に、両者の差分に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記2に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、更に、前記進行速度を検出し、
前記仮想空間補正部が、前記進行速度が高い程、値が大きくなるように前記角度を設定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記1に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記視線を検出し、
前記仮想空間補正部が、検出された前記視線から、前記ヘッドマウントディスプレイの画面上における前記視線の移動距離を算出し、算出した前記移動距離に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記1に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、前記進行速度を検出し、
前記仮想空間補正部が、前記進行速度に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記1~5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、更に、前記ユーザの現実の空間における位置を検出し、
前記仮想空間補正部が、検出された前記ユーザの現実の空間における位置に応じて、前記仮想空間を回転させる際の角度を補正し、補正後の前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記6に記載の情報処理装置であって、
前記仮想空間補正部が、前記ユーザの現実の空間における位置から前記現実の空間の端までの距離を求め、求めた前記距離が小さい程、前記仮想空間を回転させる際の角度が大きくなるように補正する、
ことを特徴とする情報処理装置。
(a)ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、ステップと、
(b)検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法。
付記8に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記顔の向きを検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記体の正面の向きと前記顔の向きとが一致しない場合に、両者の差分に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。
付記9に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度が高い程、値が大きくなるように前記角度を設定する、
ことを特徴とする情報処理方法。
付記8に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記視線を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記視線から、前記ヘッドマウントディスプレイの画面上における前記視線の移動距離を算出し、算出した前記移動距離に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、その後、前記ユーザが前記視線の位置を基準位置に戻す際に、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。
付記8に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。
付記8~12のいずれかに記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記ユーザの現実の空間における位置を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記ユーザの現実の空間における位置に応じて、前記仮想空間を回転させる際の角度を補正し、補正後の前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。
付記13に記載の情報処理方法であって、
前記(b)のステップにおいて、前記ユーザの現実の空間における位置から前記現実の空間の端までの距離を求め、求めた前記距離が小さい程、前記仮想空間を回転させる際の角度が大きくなるように補正する、
ことを特徴とする情報処理方法。
コンピュータに、
(a)ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、ステップと、
(b)検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、ステップと、
を実行させるプログラム。
付記15に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記顔の向きを検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記体の正面の向きと前記顔の向きとが一致しない場合に、両者の差分に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とするプログラム。
付記16に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度が高い程、値が大きくなるように前記角度を設定する、
ことを特徴とするプログラム。
付記15に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記視線を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記視線から、前記ヘッドマウントディスプレイの画面上における前記視線の移動距離を算出し、算出した前記移動距離に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、その後、前記ユーザが前記視線の位置を基準位置に戻す際に、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とするプログラム。
付記15に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とするプログラム。
付記15~19のいずれかに記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記ユーザの現実の空間における位置を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記ユーザの現実の空間における位置に応じて、前記仮想空間を回転させる際の角度を補正し、補正後の前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とするプログラム。
付記20に記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、前記ユーザの現実の空間における位置から前記現実の空間の端までの距離を求め、求めた前記距離が小さい程、前記仮想空間を回転させる際の角度が大きくなるように補正する、
ことを特徴とするプログラム。
現実空間による制約をより小さくすることができる。本発明は、仮想現実を利用する、ゲーム、シミュレーション等の種々の分野に有用である。
11 情報検出部
12 仮想空間補正部
13 仮想空間構築部
14 データベース
20 ヘッドマウントディスプレイ
30 カメラ
40 仮想空間
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス
Claims (18)
- ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、情報検出部と、
検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、仮想空間補正部と、
を備え、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記視線を検出し、
前記仮想空間補正部が、検出された前記視線から、前記ヘッドマウントディスプレイの画面上における前記視線の移動距離を算出し、算出した前記移動距離に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記顔の向きを検出し、
前記仮想空間補正部が、前記体の正面の向きと前記顔の向きとが一致しない場合に、両者の差分に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、更に、前記進行速度を検出し、
前記仮想空間補正部が、前記進行速度が高い程、前記角度が大きくなるように、前記角度を設定する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、前記進行速度を検出し、
前記仮想空間補正部が、前記進行速度に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記情報検出部が、前記ユーザの情報として、更に、前記ユーザの現実の空間における位置を検出し、
前記仮想空間補正部が、検出された前記ユーザの現実の空間における位置に応じて、前記仮想空間を回転させる際の角度を補正し、補正後の前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項5に記載の情報処理装置であって、
前記仮想空間補正部が、前記ユーザの現実の空間における位置から前記ユーザが前記現実の空間において行動可能な範囲の境界までの距離を求め、求めた前記距離が小さい程、前記仮想空間を回転させる際の角度が大きくなるように補正する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - (a)ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、ステップと、
(b)検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、ステップと、
を有し、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記視線を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記視線から、前記ヘッドマウントディスプレイの画面上における前記視線の移動距離を算出し、算出した前記移動距離に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、その後、前記ユーザが前記視線の位置を基準位置に戻す際に、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項7に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記顔の向きを検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記体の正面の向きと前記顔の向きとが一致しない場合に、両者の差分に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項8に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度が高い程、前記角度が大きくなるように、前記角度を設定する、
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項7に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項7に記載の情報処理方法であって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記ユーザの現実の空間における位置を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記ユーザの現実の空間における位置に応じて、前記仮想空間を回転させる際の角度を補正し、補正後の前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項11に記載の情報処理方法であって、
前記(b)のステップにおいて、前記ユーザの現実の空間における位置から前記ユーザが前記現実の空間において行動可能な範囲の境界までの距離を求め、求めた前記距離が小さい程、前記仮想空間を回転させる際の角度が大きくなるように補正する、
ことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータに、
(a)ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの情報として、進行速度、体の正面の向き、顔の向き、及び視線のうちの少なくとも1つを検出する、ステップと、
(b)検出された前記ユーザの情報に基づいて、前記ヘッドマウントディスプレイに映し出される仮想空間を、前記仮想空間内での前記ユーザの位置を基準に、その水平面に沿って回転させる、ステップと、
を実行させ、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記視線を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記視線から、前記ヘッドマウントディスプレイの画面上における前記視線の移動距離を算出し、算出した前記移動距離に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、その後、前記ユーザが前記視線の位置を基準位置に戻す際に、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
プログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記体の正面の向き及び前記顔の向きを検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記体の正面の向きと前記顔の向きとが一致しない場合に、両者の差分に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項14に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度が高い程、前記角度が大きくなるように、前記角度を設定する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、前記進行速度を検出し、
前記(b)のステップにおいて、前記進行速度に基づいて、前記仮想空間を回転させる際の角度を設定し、設定した前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムであって、
前記(a)のステップにおいて、前記ユーザの情報として、更に、前記ユーザの現実の空間における位置を検出し、
前記(b)のステップにおいて、検出された前記ユーザの現実の空間における位置に応じて、前記仮想空間を回転させる際の角度を補正し、補正後の前記角度の分だけ前記仮想空間を回転させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項17に記載のプログラムであって、
前記(b)のステップにおいて、前記ユーザの現実の空間における位置から前記ユーザが前記現実の空間において行動可能な範囲の境界までの距離を求め、求めた前記距離が小さい程、前記仮想空間を回転させる際の角度が大きくなるように補正する、
ことを特徴とするプログラム。
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