JP7167680B2 - 空き容量算定システム - Google Patents

空き容量算定システム Download PDF

Info

Publication number
JP7167680B2
JP7167680B2 JP2018230349A JP2018230349A JP7167680B2 JP 7167680 B2 JP7167680 B2 JP 7167680B2 JP 2018230349 A JP2018230349 A JP 2018230349A JP 2018230349 A JP2018230349 A JP 2018230349A JP 7167680 B2 JP7167680 B2 JP 7167680B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bank
capacity
free
value
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018230349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020092581A (ja
Inventor
泰紀 戸佐間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2018230349A priority Critical patent/JP7167680B2/ja
Publication of JP2020092581A publication Critical patent/JP2020092581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7167680B2 publication Critical patent/JP7167680B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/16Electric power substations

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Description

この発明は、変電所等で電気の空き容量を算定する空き容量算定システムに関する。
電気事業者が電気を需要家に供給する際に、発電所からの電気と共に再生エネルギー発電事業者からの電気が使用される場合がある。再生エネルギー発電事業者からの連系の申し込みが電気事業者にあると、電気事業者側では連系することができるかどうかを決めることになる。この再生エネルギー発電事業者には、例えば太陽光にょる発電をする事業者などがある。
つまり、高圧配電線に連系する再生エネルギー案件の系統空き容量の算定と確認は、電気事業者の電力所が作成しGF公開している「空き容量算定シート」に対して、営業所にて最新の最小負荷・発電設備連系量を入力して行う。電気事業者は、こうした作業を、内容確認依頼を受ける都度に行っている。
一方、太陽光発電システムまたは太陽光発電設備について、再生エネルギー発電によるバンク逆潮流を予測する予測方式(例えば、特許文献1参照。)もある。
特開2017-108527号公報
先に述べたように、太陽光発電事業者からの連系の申し込みがあると、空き容量算定シートへの最小負荷・発電設備連系量の入力と確認とを行う。このとき、依頼時に添付されている営業所では、発変電所のバンク毎に作成している「バンク管理表」を見て行う。
しかし、空き容量算定シートへの最小負荷・発電設備連系量の入力の際には、複数枚の帳票を見て担当者が行うため、入力および確認に誤りが生じるおそれがあった。
一方、従来の予測方式は再生エネルギー発電によるバンク逆潮流を予測するが、空き容量の予測には至っていないので、この方式を採用することはできない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、発変電所等の空き容量を確実に確認することを可能にする空き容量算定システムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、各発変電所のバンクの負荷および分散電源の値が記入されている系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータを外部から参照可能に記憶している空き容量システムを利用する空き容量算定システムであって、指定された発変電所についてのバンクの負荷および分散電源の値を前記系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータから抽出し、空き容量を確認するためにあらかじめ作成されている確認シートの所定箇所に前記抽出した負荷および分散電源の値を記入し、前記確認シートに記入した値から前記発変電所の各バンクでの空き容量を算定し、前記各バンクの算定した空き容量を前記確認シートに記入する処理装置、を備えることを特徴とする空き容量算定システムである。
請求項1の発明では、容量算定システムは、系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータを外部から参照可能に記憶している空き容量システムを利用する。そして、処理装置は、指定された発変電所についてのバンクの負荷および分散電源の値を系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータから抽出し、空き容量を確認するためにあらかじめ作成されている確認シートの所定箇所に抽出した負荷および分散電源の値を記入する。この後、処理装置は、確認シートに記入した値から発変電所の各バンクでの空き容量を算定し、各バンクの算定した空き容量を確認シートに記入する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の空き容量算定システムにおいて、前記処理装置は、前記各バンクの空き容量を基に前記発変電所の空き容量を算定して前記確認シートに記入する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の空き容量算定システムにおいて、前記処理装置は、前記確認シートの所定箇所に前記負荷および分散電源の値を記入した後、この記入した値から前記各バンクの潮流を算定し、あらかじめ前記確認シートに記入されている前記各バンクの設備容量と、前記各バンクの算定した潮流とから各バンクの空き容量を算定する、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1~3のいずれか1項に記載の空き容量算定システムにおいて、前記処理装置は、前記確認シートに記入した負荷および分散電源の値から前記各バンクでの空き容量を算定した後、各空き容量の中で最小の値を選択し、選択した空き容量を前記発変電所の空き容量とする、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1~4のいずれか1項に記載の空き容量算定システムにおいて、前記空き容量システムは、前記系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータと共に、前記発変電所に対して上位の設備である上位系設備の空き容量の算出結果が記入されている空き容量マップ諸元のデータを外部から参照可能に記憶し、
前記処理装置は、前記上位系設備の各設備についての空き容量を前記空き容量マップ諸元のデータから抽出し、前記空き容量算定シートの所定箇所に抽出した空き容量の値を記入する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、発変電所の空き容量確認用としてあらかじめ作成されている確認シートに対して、空き容量システムの系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータを抽出して記入する。これにより、確認シートと系統アクセス情報公開諸元一覧表とを関連付けて、指定された発変電所の各バンクの空き容量を自動で確認シートに記入することを可能にする。
請求項2の発明によれば、各バンクの空き容量から、指定された発変電所の空き容量を自動で確認シートに記入することを可能にする。
請求項3の発明によれば、確認シートの所定箇所に負荷および分散電源の値を記入した後、この記入した値から潮流を算定する。そして、あらかじめ確認シートに記入されている設備容量と、算定した潮流とから各バンクの空き容量を算定するので、各バンクの空き容量を自動で算定して確認シートに記入することを可能にする。
請求項4の発明によれば、算出した各空き容量の中で最小の値を発変電所の空き容量とするので、発変電所の空き容量を簡単に、かつ自動で算定して、確認シートに記入することを可能にする。
請求項5の発明によれば、上位系設備の空き容量の値を確認シートに自動で記入することを可能にする。これにより、上位系設備について空き容量の確認を容易にすることを可能にする。
この発明の一実施の形態による空き容量算定システムを示す構成図である。 系統アクセス情報公開諸元一覧表の一例を示す図である。 空き容量マップ諸元の一例を示す図である。 営業所入力諸元の一例を示す図である。 確認シートの一例を示す図である。 確認シートの一例を示す図である。 確認シートの一例を示す図である。 上位系潮流図の一例を示す図である。 上位系潮流図の一部を示す図である。
次に、この発明の一実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態による空き容量算定システムを図1に示す。この空き容量算定システムは、空き容量システム10と、処理装置20とを備えている。そして、空き容量システム10と処理装置20とは通信網NWを経て互いにデータの送受信が可能なように接続されている。
空き容量システム10は電気事業者の例えば管理部門に設置されている。空き容量システム10は、太陽光発電のような分散電源が系統に連系するときに、送電線や変圧器等の設備に空きがあるかを公開している。こうした空き容量システム10は、第1の記憶部11、第2の記憶部12、潮流算出部13、空き容量算出部14、第3の記憶部15および入出力部16を備えている。
第1の記憶部11は、系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータを記憶している。系統アクセス情報公開諸元一覧表は、発変電所のバンクに関する負荷等の諸元を、全ての発変電所について所定の書式で記憶している。系統アクセス情報公開諸元一覧表の一例を図2に示す。この系統アクセス情報公開諸元一覧表には、発変電所のバンクに対応して、バンク負荷、バンク分散電源等の値がそれぞれ記憶されている。第1の記憶部11はこれらの値を必要に応じて更新する。
第2の記憶部12は、220kV等の超高圧系統での空き容量を表す空き容量一覧のデータを記憶している。第1の記憶部11と同様に、第2の記憶部12はこれらの値を必要に応じて更新する。
潮流算出部13は、第1の記憶部11が記憶している系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータを基に潮流を計算する。
容量算出部14は、第1の記憶部11の系統アクセス情報公開諸元一覧表と、第2の記憶部12の空き容量一覧と、潮流算出部13からの計算結果とを基にして、超高圧系統の空き容量のマップ諸元を表す空き容量マップ諸元のデータを算出する。空き容量マップ諸元のデータは上位系潮流図作成の際に利用される。容量算出部14は、算出結果である超高圧系統の空き容量マップ諸元のデータを第3の記憶部15に送る。
第3の記憶部15は、容量算出部14から空き容量マップ諸元のデータを受け取ると、このデータを記憶する。空き容量マップ諸元の一例を図3に示す。この空き容量マップ諸元には、変電所や送電線などに対応して、容量算出部14による算出結果つまり超高圧系統の空き容量が所定の形式でそれぞれ記憶されている。
入出力部16は、系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータおよび空き容量マップ諸元のデータの参照を可能にする。つまり、入出力部16は、処理装置20による2つのデータを外部から参照可能にする。
以上が空き容量システム10の構成である。このように、空き容量システム10は、系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータと、空き容量マップ諸元のデータとを記憶している。そして、空き容量システム10は、これらのデータを処理装置20などの外部装置が参照可能な状態にしている。
処理装置20は電気事業者の例えば営業部門に設置されている。処理装置20は主に配変バンク逆潮流・上位系確認シート(以下、単に「確認シート」と記す)を作成する。なお、配変とは配電用変圧器を略記したものである。確認シートは、再生エネルギー発電事業者の発電による逆潮流が設備容量を超えていないか、設備容量以内の発電機を連系できるか、もし、設備容量以上の分散型電源を連系する場合には、変圧器の取り替え等を確認するために使用される。こうした確認シートを作成する処理装置20は、入出力部21、表示部22、処理部23、操作部24およびデータ出力部25を備えている。
入出力部21は、系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータおよび空き容量マップ諸元のデータの参照を、空き容量システム10の入出力部16と共に可能にする。つまり、入出力部21は、空き容量システム10が記憶する2つのデータを参照可能にする。
操作部24は、営業部門の担当者によって操作されるマウスやキーボードのような装置である。操作部24には、確認シートを作成する際に必要とする各データが入力される。操作部24は入力されたデータを処理部23に送る。
表示部22は、操作部24に入力されたデータ等を、処理部23の制御によって表示するディスプレイのような装置である。これにより、表示部22は、確認シートを表示することで、担当者に対して確認シートを提示する。
データ出力部25は、各種のデータとして例えば処理部23が作成した確認シートを、処理部23の制御によって、プリンターなどのような外部の装置に出力する。これにより、データ出力部25は、確認シートを出力することで、担当者に対して確認シートを提示する。
処理部23は営業部門に関する各種の処理を行う。例えば、処理部23は確認シートを自動的に作成する。以下では、処理部23について述べると共にこの実施の形態による作用を併せて説明する。
処理部23は次のようにして確認シートを作成する。例えば系統のA(変)のNo.1配変に再生エネルギー発電の連系申込があると、担当者は操作部24を操作して申込内容を入力していく。なお、A(変)とはA変電所を略記したものである。操作部24により入力される申込内容は、
申込内容の種別
定格出力
連系電圧
連系する配変
などである。
申込内容の入力が終了すると、処理部23はA(変)における配変の空き容量を確認する。
つまり、処理部23は、入出力部21と空き容量システム10の入出力部16を経て、空き容量システム10の第1の記憶部11に記憶されている系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータを参照する。そして、処理部23は、入力された申込内容を基に系統アクセス情報公開諸元一覧表から、A(変)配変の負荷や電源を表す営業所入力諸元のデータを作成する。営業所入力諸元のデータの一例を図4に示す。ここでは、処理部23は、系統アクセス情報公開諸元一覧表の中で、A(変)の#1バンク(1B)と#3バンク(3B)とのバンク負荷およびバンク分散電源の値を参照して、営業所入力諸元のデータを作成する。具体的には、#1バンクおよび#3バンクのバンク負荷の合計である
2.5MW
5.5MW
の値と、#1バンクおよび#3バンクのバンク分散電源の合計である
3.0MW
0.1MW
の値とを参照して、営業所入力諸元のデータp1~p8を所定の書式で作成している。なお、系統アクセス情報公開諸元一覧表(図2)の中で参照した値を、太枠で囲って表している。
具体的には、#1バンクのバンク負荷の二次の値を、
2.5MW:A(変)1B二次 負荷L1実績
を表すデータp1とし、#1バンクのバンク負荷の三次の値を、
0MW:A(変)1B三次 負荷L1実績
を表すデータp2としている。#1バンクの分散電源の二次の値を、
3.0MW:A(変)1B二次 分散電源
を表すデータp3とし、#1バンクの分散電源の三次の値を、
0MW:A(変)1B三次 分散電源
を表すデータp4としている。
また、#3バンクのバンク負荷の二次の値を、
5.5MW:A(変)3B二次 負荷L1実績
を表すデータp5とし、#3バンクのバンク負荷の三次の値を、
0MW:A(変)3B三次 負荷L1実績
を表すデータp6としている。#3バンクの分散電源の二次の値を、
0.1MW:A(変)3B二次 分散電源
を表すデータp7とし、#3バンクの分散電源の三次の値を、
0MW:A(変)3B三次 分散電源
を表すデータp8としている。
営業所入力諸元のデータの作成が終了すると、処理部23は確認シートを作成する。処理部23が作成する確認シートの一例を図5~図7に示す。処理部23は、先に入力された申込内容を、確認シートの入力欄q1~q4に記入する。
次に、処理部23はA(変)の配変におけるバンク1B二次潮流(常時)および空き容量を算定する。処理部23は、営業所入力諸元のデータp1である、A(変)のバンク1B二次の負荷の値2.5MWを確認シートの入力欄1aに記入する。また、処理部23は、営業所入力諸元のデータp3である、A(変)のバンク1B二次の分散電源の値3.0MWを確認シートの入力欄1aに記入する。
この後、処理部23は、負荷の値2.5MWと分散電源の値3.0MWとから潮流の値を算定し、算定した値0.5MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値0.5MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値19.0MWとから、A(変)の配変におけるバンク1B二次の空き容量を算定し、算定した値18.5MWを確認シートの入力欄1aに記入する。なお、設備容量は諸元に記入されている計算式で得られたものである。以下も同様である。
同じようにして、処理部23はA(変)の配変におけるバンク1B三次潮流(常時)および空き容量を算定する。処理部23は、営業所入力諸元のデータp2である、A(変)のバンク1B三次の負荷の値0.0MWを確認シートの入力欄1bに記入する。また、処理部23は、営業所入力諸元のデータp4である、A(変)のバンク1B三次の分散電源の値0.0MWを確認シートの入力欄1bに記入する。
この後、処理部23は、負荷の値0.0MWと分散電源の値0.0MWとから潮流の値を算定し、算定した値0.0MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値0.0MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値0.0MWとから、A(変)の配変におけるバンク1B三次の空き容量を対象外として確認シートの入力欄1bに記入する。
次に、処理部23はA(変)の配変におけるバンク1B一次潮流(常時)および空き容量を算定する。処理部23は、先に算定したA(変)のバンク1B二次の潮流(常時)の値0.5MWを基にした値-0.5MWを負荷として確認シートの入力欄1cに記入する。また、処理部23は、先に算定したA(変)のバンク1B三次の潮流(常時)の値0.0MWを基にした値0.0MWを負荷として確認シートの入力欄1cに記入する。
この後、処理部23は、負荷の値-0.5MWおよび値0.0MWとから潮流の値を算定し、算定した値0.5MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値0.5MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値19.0MWとから、A(変)の配変におけるバンク1B一次の空き容量の値を算定し、算定した値18.5MWを確認シートの入力欄1cに記入する。
次に、処理部23はA(変)の配変における1台停止時潮流(二次)および空き容量を算定する。処理部23は、営業所入力諸元のデータp1である、A(変)のバンク1B二次の負荷の値2.5MWを確認シートの入力欄1dに記入し、営業所入力諸元のデータp5である、A(変)のバンク3B二次の負荷の値5.5MWを確認シートの入力欄1dに記入する。また、処理部23は、営業所入力諸元のデータp3である、A(変)のバンク1B二次の分散電源の値3.0MWを確認シートの入力欄1dに記入し、営業所入力諸元のデータp7である、A(変)のバンク3B二次の分散電源の値0.1MWを確認シートの入力欄1dに記入する。
この後、処理部23は、負荷の値2.5MWおよび5.5MWと分散電源の値3.0MWおよび0.1MWとから潮流の値を算定し、算定した値である4.9MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値4.9MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値19.0MWとから、A(変)の配変における1台停止時の空き容量を算定し、算定した値23.9MWを確認シートの入力欄1dに記入する。
次に、処理部23はA(変)の配変における1台停止時潮流(三次)および空き容量を算定する。処理部23は、営業所入力諸元のデータp2である、A(変)のバンク1B三次の負荷の値0.0MWを確認シートの入力欄1eに記入し、営業所入力諸元のデータp6である、A(変)のバンク3B三次の負荷の値0.0MWを確認シートの入力欄1eに記入する。また、処理部23は、営業所入力諸元のデータp4である、A(変)のバンク1B三次の分散電源の値0.0MWを確認シートの入力欄1eに記入し、営業所入力諸元のデータp8である、A(変)のバンク3B三次の分散電源の値0.0MWを確認シートの入力欄1eに記入する。
この後、処理部23は、2つの負荷の値0.0MWおよび0.0MWと2つの分散電源の値0.0MWおよび0.0MWとから潮流の値を算定し、算定した値0.0MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値0.0MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値0.0MWとから、A(変)の配変における1台停止時の空き容量を対象外として確認シートの入力欄1eに記入する。
次に、処理部23はA(変)の配変における1台停止時潮流(一次)および空き容量を算定する。処理部23は、先に算定したA(変)の配変における1台停止時潮流(二次)の値4.9MWを負荷として確認シートの入力欄1fに記入する。また、処理部23は、同じく先に算定したA(変)の配変における1台停止時潮流(三次)の値0.0MWを負荷として確認シートの入力欄1fに記入する。
この後、処理部23は、2つの負荷の値4.9MWと0.0MWとから潮流の値を算定し、算定した値4.9MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値4.9MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値19.0MWとから、A(変)の配変における1台停止時潮流(一次)の空き容量を算定し、算定した値23.9MWを確認シートの入力欄1fに記入する。
次に、処理部23は、A(変)配変における6kV母連の潮流および空き容量を算定する。処理部23は、先に算定したA(変)配変におけるバンク1Bの二次潮流(常時)の値-0.5MWを負荷として確認シートの入力欄1gに記入する。
この後、処理部23は、負荷の値-0.5MWを基に潮流の値を算定し、算定した値0.5MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値0.5MWと、あらかじめ算定した設備容量の値21.7MWとから、A(変)の配変における6kV母連の空き容量を算定し、算定した値21.2MWを確認シートの入力欄1gに記入する。
次に、処理部23は、A(変)配変における22kV母連の潮流および空き容量を算定する。処理部23は、先に算定したA(変)の配変におけるバンク1Bの三次潮流(常時)の値0.0MWを負荷として確認シートの入力欄1hに記入する。
この後、処理部23は、負荷の値0.0MWから潮流の値を算定し、算定した値0.0MWを確認シートに記入する。さらに、処理部23は、この潮流の値0.0MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値0.0MWとから、A(変)の配変における22kV母連の空き容量を対象外として確認シートの入力欄1hに記入する。
次に、処理部23は、算定して入力欄1a~1hに記入した各空き容量の値
入力欄1a:18.5MW
入力欄1b:対象外
入力欄1c:18.5MW
入力欄1d:23.9MW
入力欄1e:対象外
入力欄1f:23.9MW
入力欄1g:21.2MW
入力欄1h:対象外
の中から最小の値を選択し、選択した値18.5MWをA(変)配変の空き容量の確認結果とする。そして、処理部23は空き容量の確認結果の値18.5MWを、確認シートの入力欄r1(図5)に記入し、同時に表示部22を制御してA(変)配変の空き容量を担当者に表示する。また、処理部23は、データ出力部25を制御して、作成した確認シートを出力するようにしてもよい。
このように、処理部23は、系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータと確認シートとを連携することにより、各空き容量を自動で算出し、算出結果を基にA(変)配変の空き容量を自動で算出することができる。つまり、処理部23は、各バンクにおける負荷と分散電源との値を、系統アクセス情報公開諸元一覧表から自動で営業所入力諸元に抽出する。この後、処理部23は、営業所入力諸元を基に、各バンクにおいて負荷と分散電源とから潮流を算定する。そして、処理部23は、算定した潮流と、あらかじめ算定されている設備容量とから空き容量を算定する。
次に、処理部23は、上位系設備(送電線・連系変圧器等)の空き容量を確認する。つまり、処理部23は、空き容量システム10の第3の記憶部15に記憶されている空き容量マップ諸元から超高圧系統の空き容量の値35.0MWを抽出し、超高圧系統の空き容量の値として確認シートの入力欄2aに記入する。
次に、処理部23は先の入力欄1fに空き容量を記入する際に算出した、A(変)の配変における1台停止時潮流(一次)の値4.9MWを、上位系設備である110kV△△線の負荷として確認シートの入力欄2bに記入する。
この後、処理部23は、この負荷の値4.9MWと、あらかじめ算定されている設備容量の値199.0MWとを基に、110kV△△線における空き容量の値203.9MWを算定する。この後、処理部23は算定した空き容量の値203.9MWを入力欄2bに記入する。
次に、処理部23は、入力欄2a、2bに記入した空き容量の値
入力欄2a:35.0MW
入力欄2b:203.9MW
の中から最小の値を選択し、選択した値35.0MWを上位系設備(送電線・連系変圧器等)の空き容量の確認結果として、入力欄r2(図7)に記入して担当者に表示する。また、処理部23は、データ出力部25を制御して、作成した確認シートを出力するようにしてもよい。
ところで、処理部23は上位系潮流図を作成する。上位系潮流図の一例を図8に示す。処理部23は、系統図s1に併記されている基幹系統空き容量の表示欄s2に、空き容量マップ諸元のデータから該当する算出結果を抽出して記入する。なお、図8では詳細な系統図s1の記載を省略している。表示欄s2は系統図s1の中の幹線系統の数に応じて表示される。
幹線系統の表示欄s2に対する記入として例えば220kV□□連絡線空き容量である場合、処理部23は、空き容量マップ諸元から該当する20MWを抽出する。そして、処理部23は、220kV□□連絡線空き容量として、空き容量マップ諸元から抽出した20MWを、
220kV□□連絡線空き容量:20MW
のように記入する。
同じようにして、表示欄s2に対する記入として例えば□□(変)220/110kV連系Tr空き容量である場合、処理部23は、空き容量マップ諸元から該当する20MWを抽出する。そして、処理部23は、□□(変)220/110kV連系Tr空き容量として、抽出した20MWを、
□□(変)220/110kV連系Tr空き容量:20MW
のように記入する。
次に、処理部23は、上位系潮流図s1の例えば図9に示すように、A(変)について分散電源の合計として、例えば、
G 3.1
を記入し、負荷の合計として、例えば、
L 8.0
を記入する。なお、図9は上位系潮流図s1の中の一部を示したものである。
この後、処理部23は、表示部22を制御して上位系潮流図を表示し、必要に応じてデータ出力部25から出力する。
こうして、この実施の形態によれば、系統アクセス情報公開諸元一覧表および空き容量マップ諸元と、確認シートとを連携することにより、確認シートの分散電源の入力欄や負荷の入力欄に対する分散電源や負荷の入力を自動で行うことができる。これにより、確認シートを作成する際に人間系が介在しないので、空き容量を確実に確認することを可能にする。
10 空き容量システム
11 第1の記憶部
12 第2の記憶部
13 潮流算出部
14 空き容量算出部
15 第3の記憶部
16 入出力部
20 処理装置
21 入出力部
22 表示部
23 処理部
24 操作部
25 データ出力部
NW 通信網

Claims (5)

  1. 各発変電所のバンクの負荷および分散電源の値が記入されている系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータを外部から参照可能に記憶している空き容量システムを利用する空き容量算定システムであって、
    指定された発変電所についてのバンクの負荷および分散電源の値を前記系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータから抽出し、空き容量を確認するためにあらかじめ作成されている確認シートの所定箇所に前記抽出した負荷および分散電源の値を記入し、前記確認シートに記入した値から前記発変電所の各バンクでの空き容量を算定し、前記各バンクの算定した空き容量を前記確認シートに記入する処理装置、
    を備えることを特徴とする空き容量算定システム。
  2. 前記処理装置は、前記各バンクの空き容量を基に前記発変電所の空き容量を算定して前記確認シートに記入する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の空き容量算定システム。
  3. 前記処理装置は、前記確認シートの所定箇所に前記負荷および分散電源の値を記入した後、この記入した値から前記各バンクの潮流を算定し、あらかじめ前記確認シートに記入されている前記各バンクの設備容量と、前記各バンクの算定した潮流とから各バンクの空き容量を算定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の空き容量算定システム。
  4. 前記処理装置は、前記確認シートに記入した負荷および分散電源の値から前記各バンクでの空き容量を算定した後、各空き容量の中で最小の値を選択し、選択した空き容量を前記発変電所の空き容量とする、
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の空き容量算定システム。
  5. 前記空き容量システムは、前記系統アクセス情報公開諸元一覧表のデータと共に、前記発変電所に対して上位の設備である上位系設備の空き容量の算出結果が記入されている空き容量マップ諸元のデータを外部から参照可能に記憶し、
    前記処理装置は、前記上位系設備の各設備についての空き容量を前記空き容量マップ諸元のデータから抽出し、前記空き容量算定シートの所定箇所に抽出した空き容量の値を記入する、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の空き容量算定システム。
JP2018230349A 2018-12-07 2018-12-07 空き容量算定システム Active JP7167680B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018230349A JP7167680B2 (ja) 2018-12-07 2018-12-07 空き容量算定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018230349A JP7167680B2 (ja) 2018-12-07 2018-12-07 空き容量算定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020092581A JP2020092581A (ja) 2020-06-11
JP7167680B2 true JP7167680B2 (ja) 2022-11-09

Family

ID=71013247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018230349A Active JP7167680B2 (ja) 2018-12-07 2018-12-07 空き容量算定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7167680B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112039122B (zh) * 2020-09-24 2022-04-12 南方电网科学研究院有限责任公司 基于电网准入容量设计分布式电源并网的规划方法及装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095100A (ja) 2007-10-04 2009-04-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The 託送業務支援システム
JP2017108527A (ja) 2015-12-09 2017-06-15 中国電力株式会社 バンク逆潮流予測装置及び方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102193439B1 (ko) * 2013-09-06 2020-12-21 한국전력공사 분산형 전원 연계 가능 용량 산정 장치 및 방법

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095100A (ja) 2007-10-04 2009-04-30 Chugoku Electric Power Co Inc:The 託送業務支援システム
JP2017108527A (ja) 2015-12-09 2017-06-15 中国電力株式会社 バンク逆潮流予測装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020092581A (ja) 2020-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Arif et al. Networked microgrids for service restoration in resilient distribution systems
Razeghi et al. A generic microgrid controller: Concept, testing, and insights
US10296988B2 (en) Linear optimal power flow system and method
Pereira et al. A decomposition approach to automated generation/transmission expansion planning
Jupe et al. Coordinated output control of multiple distributed generation schemes
National Academies of Sciences et al. Analytic research foundations for the next-generation electric grid
Majumder Aggregation of microgrids with DC system
CN101179195A (zh) 配电网规划方案辅助决策系统
Daratha et al. Robust voltage regulation in unbalanced radial distribution system under uncertainty of distributed generation and loads
Das Load flow optimization and optimal power flow
Avila et al. Steady-state security assessment in distribution systems with high penetration of distributed energy resources
Sharma et al. Advanced techniques of power system restoration and practical applications in transmission grids
Behzadi et al. A convex micro-grid-based optimization model for planning of resilient and sustainable distribution systems considering feeders routing and siting/sizing of substations and DG units
JP7167680B2 (ja) 空き容量算定システム
Zenhom et al. A comprehensive review of renewables and electric vehicles hosting capacity in active distribution networks
Ramachandran Modeling of utility distribution feeder in OpenDSS with steady state impact analysis of distributed generation
Posada et al. Review of Smart Transformer-Based Meshed Hybrid Microgrids: Shaping, Topology and Energy Management Systems
Pereira et al. Composite generation-transmission expansion planning
Hartmann et al. Island mode operation in intelligent microgrid—Extensive analysis of a case study
Mokhtari et al. Distributed control and management of renewable electric energy resources for future grid requirements
Ziyat et al. Impact of Level 2 EV Charging on Phase Unbalance in Distribution Networks
Kumar et al. Improvement of transient response in grid‐tied photovoltaic systems using virtual inertia
Varganova et al. Algorithm for Automated Outdoor Switchgear Plans Designing in the “ORU CAD”
Girbau-Llistuella et al. Smart rural grid pilot in Spain
Ampofo et al. Active distribution network with efficient utilisation of distributed generation ancillary<? show [AQ ID= Q1]?> services

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7167680

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150