JP7164456B2 - 判別装置、情報提供システム、判別方法、および情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、判別装置、情報提供システム、判別方法、および情報提供方法に関する。
従来から、画像や動画から人の動作を判別する研究が試みられており、研究分野も多岐に及んでいる。例えば特許文献1には、検知素子と複数のレンズとを有する受動センサと、ニューラルネットワークを用いて最適化された動作判別モデルとを用いて、被介護者、患者、高齢者等のベッドからの離床、転落、離脱を検知することが記載されている。
特許第4633865号公報
しかしながら、動作を判別する技術は、ユーザがベッドから落下有無を判別するだけではなく、他の分野にも適用できることが望ましい。例えば、ユーザがどのようなスポーツを行っているかを分析し、分析結果を活用する場面に適用することが考えられる。この場合、ユーザの動作等を分析するためには、スポーツを行うユーザを撮像可能なカメラを予め設置する必要があるが、そのカメラを設置する場所が限られるという問題がある。例えば、バスケットボール等の体育館の中を走るようなスポーツであれば、体育館全体を撮影できるように、カメラを多数設置する必要がある。また、屋外スポーツでは、テニスはテニスコート、サッカー等はコート全体を撮像できるようにする必要がある。さらに、マラソンや駅伝等である場合には、走行コースを全体的に撮像できるようにカメラを設置するか、走者に伴走しながら撮影しなければならず、簡単に実施はできない。また、カメラを設置できるスペースがない場合には、設置できない。そのため、カメラを用いずに、ユーザの運動状況について分析できることが望ましい。
上述の課題を鑑み、本発明は、カメラ等で撮像をしなくても、ユーザの運動状況を分析できる判別装置、情報提供システム、判別方法、および情報提供方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る判別装置は、ユーザに装着可能な活動量計から得られる測定結果を取得する第1取得部と、取得した測定結果に基づいて、測定結果に対応するスポーツの類型、スポーツの種別、スポーツの活動レベルのうち少なくともいずれか1つを判別する判別部と、を有する。
本発明の一態様に係る判別方法は、判別装置の第1取得部が、ユーザに装着可能な活動量計から得られる測定結果を取得し、前記判別装置の判別部が、取得した測定結果に基づいて、測定結果に対応するスポーツの類型、スポーツの種別、スポーツの活動レベルのうち少なくともいずれか1つを判別し、前記判別部が判別することは、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別を判別する場合、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別について、複数の候補とその候補に対する確率を判定することを含む
本発明の一態様に係る情報提供方法は、判別装置が、ユーザに装着可能な活動量計から得られる測定結果を取得し、取得した測定結果に基づいて、測定結果に対応するスポーツの類型、スポーツの種別、スポーツの活動レベルのうち少なくともいずれか1つを判別する工程と、情報提供装置が、前記判別装置から得られる判別結果に基づいて、前記測定結果の送信元である活動量計を利用するユーザに対するインセンティブ情報を前記ユーザの端末への送信または前記ユーザへ送付するためのデータを出力する工程とを含前記判別装置が判別する工程は、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別を判別する場合、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別について、複数の候補とその候補に対する確率を判定することを含む
本発明によれば、各ユーザが装着している活動量計測装置で計測された活動量計の情報から、各ユーザのスポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定できる。これにより、カメラ等を用いなくても、各ユーザの運動状況について分析できる。また、各ユーザのスポーツの判別結果を用いることで、各種のサービスの起点とすることもできる。
本発明の第1の実施形態に係る情報提供システムの概要の説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1における活動量計として用いられる端末の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報提供システムにおいて判別装置に判別部を生成するための処理に基づく機能ブロック図である。 学習用の活動量の変化を示すグラフである。 学習用の活動量の変化を示すグラフである。 学習用の活動量の変化を示すグラフである。 学習用の活動量の変化を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態に係る情報提供システムにおいて生成された判別部を用いてユーザのスポーツを判定するための処理に基づく機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報提供システムにおける判別部での処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1の概要の説明図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1は、複数の活動量計10(活動量計10-1、10-2)と、判別装置20と、情報提供装置30とから構成される。
活動量計10は、それぞれのユーザに装着される。
例えば、活動量計10-1はユーザ11-1、活動量計10-2はユーザ11-2、活動量計10-3はユーザ11-3に装着されており、各ユーザ11-1、11-2、…がスポーツを行っている際に、各ユーザ11-1、11-2、…の脈拍データ、加速度データ等の活動量を計測している。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1における活動量計として用いられる端末の一例を示す図である。
図2に示すように、活動量計10-1、10-2、…としては、手首等の身体の一部に装着可能なウェラブル端末12や、スマートフォンのような携帯端末13を用いることができる。ウェラブル端末12は、ユーザ11-1、11-2、…がスポーツを行っている間も、常に手首に装着されており、ユーザ11-1、11-2、…の歩数や速度、脈拍等の活動量の情報を取得できる。また、ウェラブル端末12は、GPS(Global Positioning System)等のGNSS(Global Navigation Satellite System)機能を備えており、ユーザの現在地の情報を取得できる。GNSS機能がユーザの位置を測定する位置測定部となる。また、ウェラブル端末12と携帯端末13とを連携させることで、各ユーザ11-1、11-2、…の活動量計測値は、例えばLTE(Long Term Evolution )等の移動通信網やインターネット15を介して、判別装置20に送信することができる。なお、活動量計10としては、ウェラブル端末12や携帯端末13に限らず、各種のものを用いることができる。また、移動通信網に直接接続できるウェラブル端末12を用いれば、ウェラブル端末12のデータを直接、判別装置20に送信できる。
図1において、判別装置20は、各ユーザ11-1、11-2、…の活動量計から得られた情報を予め収集して、スポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定するための判別部を生成する。そして、判別装置20は、各ユーザ11-1、11-2、…の活動量計10-1、10-2、…の情報が送られてくると、各ユーザ11-1、11-2、…が行っているスポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定する。
ここで、スポーツの種別は、スポーツ競技を特定する名称である。スポーツの種別の例としては、テニス、卓球、バドミントン、野球、ソフトボール、サッカー、フットサル、スキー、スノーボード、登山、ハイキング、水泳の自由形、平泳ぎ、バタフライ、短距離走、中距離走、競歩、駅伝競走、柔道、剣道、空手道等がある。
スポーツの類型は、スポーツの共通事項を元に分類したグループである。スポーツの類型の例としては、ラケットスポーツ、ベーススポーツ、サッカー系、雪上滑走競技、アウトドアスポーツ、水泳、競走、格闘技等がある。ラケットスポーツに含まれるスポーツは、テニス、卓球、バドミントン等である。ベーススポーツに含まれるスポーツは、野球、ソフトボール等である。サッカー系に含まれるスポーツは、サッカー、フットサル等である。雪上滑走競技に含まれるスポーツは、スキー、スノーボード等である。アウトドアスポーツに含まれるスポーツは、登山、ハイキング等である。水泳に含まれるスポーツは、自由形、平泳ぎ、バタフライ等である。競走に含まれるスポーツは、短距離走、中距離走、競歩、駅伝競走等である。格闘技に含まれるスポーツは、柔道、剣道、空手道等である。
判別装置20は、スポーツの種別を特定しにくい場合に、スポーツの類型を判別する。例えば、野球とソフトボールについては、活動量計の測定結果から判別しにくい場合があり、そのような場合には、スポーツの類型「ベーススポーツ」として判別する。また、判別装置20は、サッカーとフットサルについていずれであるかを判別しにくい場合があり、そのような場合には、スポーツの類型「サッカー系」として判別する。
スポーツの活動レベルは、運動している度合いをレベルとして表す。活動レベルとしては、レベル大、レベル中、レベル小のように、複数レベルのいずれであるかを表す情報である。例えば、スポーツの類型やスポーツの種別のうちいずれかを特定出来ない場合や、予めスポーツの類型やスポーツの種別として登録されたものとは異なる運動をした場合に該当する場合には、活動量計の測定結果から、運動を行った活動レベルを判定する。例えば、キャッチボールをした場合には、野球やソフトボールなどのいずれであるかを判別しにくい場合があるため、そのような場合には、活動レベルがいずれであるかを判定する。競技に関する練習をしている場合には、競技そのものを行っているとは限らないため、スポーツの類型やスポーツの種別が特定しにくい場合がある。このような場合であっても、活動レベルを判定することで、どの程度の運動を行っているかを把握することができる。
また、活動量計10-1、10-2、…からの情報に位置情報が含まれている場合には、この位置情報から、スポーツの種別の候補を判定することができる。つまり、ユーザの位置からその位置にあるスポーツ施設が判定できる。ユーザのいるスポーツ施設が特定できれば、そのユーザが行っているスポーツの種別の候補を判定できる。例えば、ユーザがゴルフ場にいれば、そのユーザが行っているスポーツは、ゴルフである可能性が高い。ユーザが体育館にいれば、そのユーザが行っているスポーツは、バレーボール、バスケットボール、バドミントンである可能性が高い。
判別装置20は、以上のようにして、スポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定している。このユーザのスポーツに関連する情報は、他のサービスの起点となる情報として利用することができる。
図1における情報提供装置30は、判別装置20から、スポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルの判定情報を取得する。そして、情報提供装置30は、判定されたスポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを用いて、他の種々のサービスを実現する。例えば、情報提供装置30は、判別装置20から得られる判別結果に基づいて、測定結果の送信元である活動量計を利用するユーザに対するインセンティブ情報をユーザの端末への送信またはユーザへ送付するためのデータを出力する。
つまり、ユーザが行っているスポーツの種別が判定できれば、そのユーザの興味を持っているスポーツが推定できる。そこで、特定されたスポーツに関する情報を、そのユーザに提供することが考えられる。
例えば、ユーザ11-1がゴルフを行っているのなら、そのユーザ11-1に対して、ゴルフの開催日程等をユーザの携帯端末に送信する。また、例えば、ゴルフの会員券の情報や、ゴルフコンペの情報を送付することが考えられる。
また、ユーザ11-3がサッカーを行っているのなら、そのユーザ11-3に対して、サッカー選手が出演する番組の情報や、サッカー選手が所属するチームの試合の開催日程等をユーザの携帯端末に送信する。また、例えば、サッカーをしたことが特定されたユーザに対し、サッカーのチケットをユーザに発送する、あるいはサッカーに関するグッズを送付することが考えられる。
また、スポーツのアプリケーションゲームに関するインセンティブを付与することが考えられる。例えば、サッカーのアプリケーションゲームをするユーザであって、そのユーザがサッカーをしたことが活動量計の測定結果を基に判別された場合には、そのユーザのアプリケーションゲームに対して、特別なアイテムを付与する。これにより、運動をするモチベーションが向上する。また、一般には、ゲームに課金することで特別なアイテムを入手できる場合があるが、課金と別の方法でアイテムを入手することができる機会が生まれる。
また、例えば、企業に勤めている人がスポーツをすることで、その判別結果を運動履歴として蓄積する。この履歴が一定基準を満たす場合には、企業側は、企業が加入している保険料を下げられるメリットがある。また、保険料を下げられたマージンの一部を社員(ユーザ)に還元する。例えば、この履歴が一定基準を満たす場合には、一定量の運動をしているため病気になりにくい社員であると判定し、その社員(ユーザ)にインセンティブを付与(例えば、蓄積したポイント数に応じて商品やサービスと交換することが可能なポイントサービスにおいて、一定ポイントを付与)することが考えられる。
なお、企業に勤めている人が行うスポーツは任意のものでもよいし、また、その会社が力を入れているスポーツであってもよい。
このように、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1では、ユーザ11-1、11-2、…が装着している活動量計10-1、10-2、…の情報から、各ユーザ11-1、11-2、…が行っているスポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定することができる。そして、判定されたスポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを用いて、各種のサービスを実現することができる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1における判別装置20でのスポーツの判別について説明する。
前述したように、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1は、過去の各ユーザ11-1、11-2、…の活動量計から得られた情報を収集して、スポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定するための判別部を生成している。まず、判別部の生成について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1において判別装置20に判別部を生成するための処理に基づく機能ブロック図である。図3において、制御部101は、プログラムに基づいて各種の処理を行う。制御部101は、学習用活動量計情報取得部102、判別器生成部103の機能を有する。
操作部104はユーザ入力を受け付ける。通信部105は、インターネット15を介して、他の機器との通信を行う。出力部106は、各種の情報を出力する。記憶部107は、各種のデータを記憶する。
学習用活動量計情報取得部102は、活動量計10-1、10-2、…からのデータを、学習用の活動量として取得する。活動量計から得られる情報の種類については、脈拍データ、加速度データ、位置情報など活動量計から入手される複数のデータ、または単体のデータである。
判別器生成部103は、学習用データを学習させるためのプログラムを有しており、学習用活動量計情報取得部102から取得された学習用の活動量の情報により学習を行い、判別部(図5における判別部203)を生成する。
出力部106は、学習済みモデルを出力する。出力の形式は、バイナリデータ、ソフトウェアモジュールなど第三者が利用する形式で出力されてもよい。またはWebサイト上で動作するソフトウェアモジュールとして出力されてもよい。
判別器生成部103の学習は、どのようなものを用いてもよく、例えば、AI(Artificial Intelligence)技術を用いた、機械学習、強化学習、複数の中間層を含むニューラルネットワークによるディープラーニング、のうちいずれかであってもよい。
図4Aから図4Dは、学習用の活動量の変化を示すグラフである。例えば、学習用の活動量として、図4A~図4Dに示すように、脈拍、X方向加速度、Y方向加速度、Z方向加速度が判別器生成部103で取得されたとする。
図4Aにおいて縦軸は脈拍数、横軸は時間を示す。図4B~図4Dにおいて縦軸は加速度、横軸は時間を示す。
判別器生成部103は、これらの活動量の測定データと、活動量計を取り付けて行われたスポーツの種別(例えば「テニス」)とのデータセットを用いて、測定データとスポーツの種別(例えばテニス)との関係性を表す条件を学習する。このデータセットは、判別器生成部103に対して多数入力される。
例えば、判別器生成部103は、学習の開始時においては、測定データの特徴量とスポーツの種別との相関関係は未知であるが、測定データに対するラベリング(スポーツの種別を付与する処理)が行なわれ、学習を進めるに従い、徐々に特徴を識別して相関関係を解釈する。学習が進行することにより、判別器生成部103は、撮像データの特徴量(脈拍の時間経過に伴う変化の度合い、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向のそれぞれについての加速度の時間経過に伴う変化の度合い、脈拍と、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向のそれぞれについての加速度との関係性等)とスポーツの種別との相関関係を表す条件を最適解に近づけることができる。このようなラベルを用いた学習では、教師あり学習として学習が行なわれることになる。
なお、判別器生成部103は、測定データにおける特徴量とスポーツの種別との関係性を表す条件を学習するようにしたが、測定データの特徴量を用いずに、測定データとスポーツの種別との関係性を表す条件を学習するようにしてもよい。また、判別器生成部103は、図4Aから図4Dに示したような4つの測定データをグラフとして表現した画像を、1つの画像として生成し(例えば、10分単位で1つの画像として生成)、その画像データに含まれるそれぞれの画素とスポーツの種別との関係性を表す条件を学習するようにしてもよい。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1において生成された判別部203を用いてユーザのスポーツを判定するための処理に基づく機能ブロック図である。図5において、制御部201、操作部204、通信部205、出力部206、および記憶部207は、図3における制御部101、操作部104、通信部105、出力部106、および記憶部107と同じものを用いてもよいし、異なるものを用いてもよい。
制御部201は、活動量計情報取得部202、判別部203の機能を有する。判別部203は、上述の判別器生成部103により、活動量計10-1、10-2、…からのデータから予め学習により生成されたものである。
活動量計情報取得部202は、各ユーザ11-1、11-2、…がスポーツを行っている際に送られてきた活動量計10-1、10-2、…からのデータを取得する。そして、判別部203は、活動量計10-1、10-2、…からの計測値から、各ユーザ11-1、11-2、…が行っているスポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定する。判別部203は、スポーツ類型またはスポーツの種別を判別する場合、スポーツ類型またはスポーツの種別について、複数の候補とその候補に対する確率を判定するようにしてもよい。
出力部206は、判別された情報を出力する。出力情報は文字コード、スポーツの名称など、情報処理装置の使用者、または情報処理装置の使用者から見た第三者が理解できる情報形式でもよい。
図6は、本発明の第1の実施形態に係る情報提供システム1における判別部203での処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)判別部203は、送られてきた活動量の計測結果を取得して、処理をステップS102に進める。
(ステップS102)判別部203は、送られてきた情報に、位置情報が含まれているか否かを判定して、処理をステップS103に進める。
(ステップS103)位置情報が含まれている場合には、判別部203は、その位置情報に対応するスポーツ施設の情報を記憶部207から検索し、位置情報に対応するスポーツ施設から、スポーツの種別の候補を判定して、処理をステップS104に進める。なお、位置情報に対応するスポーツ施設の情報は、記憶部207に記憶して検索する他、インターネット上のサイトから検索してもよい。また、スポーツ施設において設置されている競技場として、テニスコートが1面、サッカーコートが1面、野球場が1面、卓球台が5台、バスケットボール用コートが1面、水泳のプールが1面等の情報が、そのスポーツ施設のホームページ等に登録されている場合、これらの情報を読み出すことで、スポーツの種別の候補として用いる。そして、判別部203は、これらの候補毎にそれぞれについて確率を判定する。
(ステップS104)判別部203は、活動量計10-1、10-2、…の計測結果から、そのユーザが行っているスポーツの種別を判定する。位置情報が取得されている場合には、スポーツの種別の候補を参照する。
(ステップS105)判別部203は、スポーツの種別の判別が可能であったか否かを判定する。スポーツの種別の判定が可能であれば(ステップS105:Yes)、処理をステップS106に進める。スポーツの種別の判定が可能でなければ(ステップS105:No)、処理をステップS107に進める。
(ステップS106)スポーツの種別の判別が可能であれば、判別部203は、スポーツの種類の判別結果を出力して、処理をリターンする。
(ステップS107)スポーツの種類の判別が可能でなければ、判別部203は、活動量計10-1、10-2、…の計測結果から、そのユーザが行っているスポーツの類型を判定する。
(ステップS108)判別部203は、スポーツの類型の判別が可能であったか否かを判定する。スポーツの類型の判定が可能であれば(ステップS108:Yes)、処理をステップS109に進める。スポーツの類型の判定が可能でなければ(ステップS108:No)、処理をステップS110に進める。
(ステップS109)スポーツの類型の判別が可能であれば、判別部203は、スポーツの類型の判別結果を出力して、処理をリターンする。
(ステップS110)スポーツの類型の判別が可能でなければ、判別部203は、活動量計10-1、10-2、…の計測結果から、そのユーザが行っているスポーツの活動レベルを判定する。
(ステップS111)判別部203は、スポーツの活動レベルの判別が可能であったか否かを判定する。スポーツの活動レベルの判定が可能であれば(ステップS111:Yes)、処理をステップS112に進める。スポーツの活動レベルの判定が可能でなければ(ステップS111:No)、処理をステップS113に進める。
(ステップS112)スポーツ活動量の判別が可能であれば、判別部203は、スポーツの活動量を出力して、処理をリターンする。
(ステップS113)スポーツ活動量の判別が不可能であれば、判別部203は、判定不可を出力して、処理をリターンする。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、各ユーザ11-1、11-2、…が装着している活動量計10-1、10-2、…で計測された活動量計の情報から、各ユーザ11-1、11-2、…のスポーツの種別、スポーツの類型、スポーツの活動レベルを判定できる。これにより、カメラの設置等を行わずに、各ユーザ11-1、11-2、…の運動状況について分析できる。また、各ユーザ11-1、11-2、…のスポーツの判別結果を用いることで、各種のサービスの起点とできる。また、本実施形態においては、活動量計10-1、10-2、…から得られる情報を元に、ユーザの運動状況を判別するようにしている。これにより、カメラで撮像した結果を分析してユーザの動作を判別する場合に比べて、画像処理をする必要がないので、判別までの工数が増大してしまうことを防止することができる。
なお、上述の例では、ユーザの位置情報とユーザの活動量計の情報とを用いてユーザのスポーツの種別を判定しているが、更に、各種の情報を用いて、ユーザのスポーツの種別を判定するようにしてもよい。ユーザ登録時に、ユーザの趣味が記述されていれば、このユーザの趣味をスポーツの種別の判定に利用することができる。例えば、判別結果として類型「ラケットスポーツ」が得られた場合であって、趣味はテニスをすること等のユーザ登録がおこなわれている場合、そのユーザ登録された情報と、類型「ラケットスポーツ」とマッチングすることで、「テニス」として特定するようにしてもよい。
また、ユーザIDから、そのユーザが利用しているブログやSNSを特定し、そのブログ等に、「草野球に行ってきました」等の記述がある場合には、その情報を抽出し、候補として用いてもよい。これにより、判定精度を向上させることができる。
上述した実施形態における情報提供システム1の全部または一部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10(10-1、10-2、…)… 活動量計、20…判別装置、30…情報提供装置、102…学習用活動量計情報取得部、103…判別器生成部、202…活動量計情報取得部、203…判別部

Claims (6)

  1. ユーザに装着可能な活動量計から得られる測定結果を取得する第1取得部と、
    取得した測定結果に基づいて、測定結果に対応するスポーツの類型、スポーツの種別、スポーツの活動レベルのうち少なくともいずれか1つを判別する判別部と、
    を有し、
    前記判別部は、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別を判別する場合、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別について、複数の候補とその候補に対する確率を判定する
    判別装置。
  2. 前記ユーザの位置を測定する位置測定部から得られる位置情報を取得する第2取得部と、
    位置情報に対応する施設において実施可能なスポーツの種別の候補を記憶する記憶部とを有し、
    前記判別部は、記憶部を参照して、前記取得された位置情報に対応する施設におけるスポーツの種別の候補を取得し、取得したスポーツの種別の候補から判別する
    請求項1記載の判別装置。
  3. 前記判別部は、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別を判別する場合、活動量計の測定結果と、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別との関係を学習した学習済みモデルを用いて、前記取得される測定結果に対応する前記スポーツ類型または前記スポーツの種別を判定する
    請求項1または請求項に記載の判別装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の判別装置と、情報提供装置とを含む情報提供システムであって、
    前記情報提供装置は、
    前記判別装置から得られる判別結果に基づいて、前記測定結果の送信元である活動量計を利用するユーザに対するインセンティブ情報を前記ユーザの端末への送信または前記ユーザへ送付するためのデータを出力する
    情報提供システム。
  5. 判別装置の第1取得部が、ユーザに装着可能な活動量計から得られる測定結果を取得し、
    前記判別装置の判別部が、取得した測定結果に基づいて、測定結果に対応するスポーツの類型、スポーツの種別、スポーツの活動レベルのうち少なくともいずれか1つを判別し、
    前記判別部が判別することは、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別を判別する場合、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別について、複数の候補とその候補に対する確率を判定することを含む
    判別方法。
  6. 判別装置が、ユーザに装着可能な活動量計から得られる測定結果を取得し、取得した測定結果に基づいて、測定結果に対応するスポーツの類型、スポーツの種別、スポーツの活動レベルのうち少なくともいずれか1つを判別する工程と、
    情報提供装置が、前記判別装置から得られる判別結果に基づいて、前記測定結果の送信元である活動量計を利用するユーザに対するインセンティブ情報を前記ユーザの端末への送信または前記ユーザへ送付するためのデータを出力する工程と
    を含
    前記判別装置が判別する工程は、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別を判別する場合、前記スポーツの類型または前記スポーツの種別について、複数の候補とその候補に対する確率を判定することを含む
    情報提供方法。
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