JP7163405B2 - リジェクトウェイトタイムの処理 - Google Patents

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Description

本開示は、無線通信に関し、具体的には、リジェクトウェイティングタイムを処理するための装置及び方法に関する。
ロングタームエボリューション(LTE)における例示の無線リソース制御(RRC)Connection Resume
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のLTEリリース13(Rel-13)では、無線デバイス(WD)(例えば、ユーザ端末(UE))を、RRC_IDLEと類似のしかしWDがアクセス層(AS)コンテキスト又はRRCコンテキストを記憶する点で異なるサスペンド状態においてネットワークによって停止させる機構が導入された。これは、RRC接続を最初から確立するのに代えて、RRC接続を再開することにより、WDが再びアクティブになる際のシグナリングを低減することを可能とする。シグナリングの低減は、例えばインターネットにアクセスするスマートフォンのためのレイテンシの削減、及び/又は、シグナリングの削減により得られる非常に小さいデータを送信するマシンタイプデバイスのためのバッテリ消費の削減などの、いくつかの利点を有しうる。
このようなRel-13のソリューションは、WDがRRCConnectionResumeRequestメッセージをネットワークへ送信し、応答として、WEがRRCConnectionResumeメッセージをネットワークから受信することに基づく。RRCConnectionResumeは、暗号化されなくてもよいが、完全性が保護されうる。
NRにおける及び場合によってはLTE Rel-15におけるRRC_INACTIVE
3GPPにおける5GのNew Radio(NR)の標準化活動の一部として、NRが、LTE Rel-13におけるサスペンド状態と同様の特性を有するRRC_INACTIVE状態をサポートすべきであることが検討されている。RRC_INACTIVEは、別個のRRC状態でありLTEでのようなRRC_IDLEの一部ではないという点で、後の状態と若干異なる特性を有する。さらに、CN/RAN接続(NG又はN2インタフェース)は、LTEではサスペンドされたが、RRC_INACTIVEのために維持されうる。図1は、NRにおける取り得る状態遷移の例を示している。
図1に示す状態の特性のいくつかは以下のようなものでありうる。
RRC_IDLE:
-WD固有の不連続受信(DRX)が上位レイヤによって設定されうる;
-ネットワークコンフィグに基づくWD制御のモビリティ;
-WDは:
-5G-SAE-一時移動加入者アイデンティティ(TMSI)を用いるコアネットワーク(CN)ページングのためにページングチャネルを監視し;
-隣接セル測定及びセル(再)選択を実行し;
-システム情報を取得する。
RRC_INACTIVE:
-WD固有のDRXが上位レイヤによって又はRRCレイヤによって設定されうる;
-ネットワークコンフィグに基づくWD制御のモビリティ;
-WDはASコンテキストを記憶する;
-WDは:
-5G-S-TMSIを用いたCNページングと、インフォメーション-無線ネットワーク一時識別子(I-RNTI)を用いた無線アクセスネットワーク(RAN)ページングのためにページングチャネルを監視し;
-隣接セル測定及びセル(再)選択を実行し;
-RANベースの通知エリアの周期的及びRANベースの通知エリアの外部に移動した際の更新を実行し;
-システム情報を取得する。
RRC_CONNECTED:
-WDは、ASコンテキストを記憶する;
-WDからの/WDへのユニキャストデータの転送;
-下位レイヤにおいて、WDは、WD固有のDRXで設定されうる;
-キャリアアグリゲーション(CA)をサポートするWDに対して、帯域幅の増加のために、プライマリサービングセル(SpCell)と集約される1つ以上のセカンダリセル(Scell)の使用;
-デュアルコネクティビティ(DC)をサポートするWDに対して、帯域幅の増加のために、マスタセルグループ(MCG)と集約される1つのセカンダリセルグループ(SCG)の使用;
-ネットワーク制御のモビリティ、すなわち、NR内での、および、エボルブドユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRAN)への/E-UTRANからのハンドオーバ;
-WDは:
-ページングチャネルを監視し;
-共有データチャネルに対してデータがスケジューリングされているかを判定するために、その共有データチャネルと関連付けられた制御チャネルを監視し;
-チャネル品質及びフィードバック情報を提供し;
-隣接セル測定及び測定報告を実行し;
-システム情報を取得する。
LTEにおけるリジェクトシナリオ(過負荷シナリオ)
LTEにおいて、ネットワークは、(図2に示すような)RRC Resume Requestへの応答として、例えば、過負荷条件の場合に、又は、(図3に示すような)RRC Connection Establishmentへの応答として、待ち時間を有するRRC Rejectメッセージを送信することができる。
以下に示すように、3GPP技術仕様(TS)36.331からの以下の抜粋により示される、Rejectメッセージは、待ち時間の値を含むことができ、そのメッセージを受信したことに応じて、WDは、T302と呼ばれるタイマを開始し、上位レイヤに通知する。TS36.331によれば、WDによるRRCConnectionRejectの受信は、WDが:
・タイマT300を停止し;
・媒体アクセス制御(MAC)をリセットし、MACコンフィグをリリースし;
・狭帯域インターネットオブシングズ(NB-IoT)を除き、タイマ値をwaitTimeに設定したタイマT302を開始し;
・WDがNB-IoTのWDである場合、又は
・extendedWaitTimeが存在し、WDが遅延耐性のあるアクセスをサポートしている場合、
・extendedWaitTimeを上位レイヤに転送し;
・deprioritisationReqが含まれ、WDが優先順位の降下(deprioritisation)を含んだRRC Connection Rejectをサポートする場合、
・シグナリングされたdeprioritisationTimerに設定したタイマ値を有するタイマT325を開始または再開し;
・T325が満了するまでdeprioritisationReqを記憶し;
・註:WDは、別途特定されない限り、(専用の又は共通のシグナリングによる)任意のセル再選択の絶対的な優先度割り当てによらずに、および、E-UTRAN又は他のRATにおけるRRC接続によらず、優先順位の降下要求を記憶する。
・RRCConnectionResumeRequestに応答してRRCConnectionRejectが受信された場合、
・rrc-SuspendIndicationが存在しない場合、
・記憶しているWDのASコンテキストおよびresumeIdentityを破棄し;
・上位レイヤに、サスペンド表示を伴わないRRC接続の再開の失敗について、そして、モバイル発信呼、モバイル発信シグナリング、モバイル終端アクセスに対する、そして、NB-IoTを除いてモバイル発信CSフォールバックに対するアクセス禁止(access barring)が適用可能であり、それに応じて手順が終了することを、通知し;
・それ以外の場合、
・SRB1をサスペンドし、
・上位レイヤに、サスペンド表示を伴うRRC接続の再開の失敗について、そして、モバイル発信呼、モバイル発信シグナリング、モバイル終端アクセスに対する、そして、NB-IoTを除いてモバイル発信CSフォールバックに対するアクセス禁止が適用可能であり、それに応じて手順が終了することを、通知し;
・それ以外の場合、
・上位レイヤに、RRC接続の確立の失敗について、そして、モバイル発信呼、モバイル発信シグナリング、モバイル終端アクセスに対する、およびNB-IoTを除いてモバイル発信CSフォールバックに対するアクセス禁止が適用可能であり、それに応じて手順が終了することを通知する、
ことができることを含みうる。
技術仕様において定義されているT302についての別の態様は、T302タイマを停止する基準であり、WDは、そのタイマの満了に応じて動作する。LTEでは、以下の3GPP TS36.331からの抜粋によって以下に示されるように、WDがRRCConnectionResumeまたはRRCConnectionSetupを受信した場合に、タイマが停止されうる。
3GPP TS36.331からの抜粋は以下の通りである。
WDによるRRCConnectionSetupの受信
・註:これに先立って、C-RNTIを割り当てるために下位レイヤシグナリングが用いられる。さらなる詳細のために、TS36.321を参照されたい;
・WDは、
1>RRCConnectionResumeRequestに応答して、RRCConnectionSetupが受信された場合、
2>記憶しているWDのASコンテキスト及びresumeIdentityを破棄し;
2>上位レイヤに対して、RRC接続の再開がフォールバックされたことを示し;
1>受信したradioResourceConfigDedicatedに従って、また、5.3.10に特定されるように、無線リソース設定手順を実行し;
1>記憶されている場合、idleModeMobilityControlInfoによって提供される、又は、他のRATから受け継がれた、セル再選択優先度情報を破棄し;
1>記憶されている場合、redirectedCarrierOffsetDedicatedによって提供される固有オフセットを破棄し;
1>タイマT300を停止し;
1>作動している場合、タイマT302を停止し;
1>作動している場合、タイマT303を停止し;
1>作動している場合、タイマT305を停止し;
1>作動している場合、タイマT306を停止し;
1>作動している場合、タイマT308を停止し;
1>5.3.3.7において特定される動作を実行し;
1>作動している場合、タイマT320を停止し;
1>作動している場合、タイマT350を停止し;
1>5.6.12.4において特定される動作を実行し;
1>5.6.16.2に特定されるように、設定されている場合、rclwi-Configurationをリリースし;
1>作動している場合、タイマT360を停止し;
1>作動している場合、タイマT322を停止し;
1>RRC_CONNECTEDに入り;
1>セル再選択手順を停止し;
1>現在のセルをPCellと見なし;
1>RRCConnectionSetupCompleteメッセージの内容を以下のように設定し;
2>RRCConnectionResumeRequestに応答してRRCConnectionSetupが受信された場合:
3>上位レイヤがS-TMSIを提供した場合:
4>s-TMSIを上位レイヤから受信した値に設定し;
2>selectedPLMN-Identityを、SystemInformationBlockType1(又は、NB-IoTにおけるSystemInformationBlockType1-NB)におけるplmn-IdentityListに含まれるPLMNから上位レイヤによって選択されたPLMN(TS23.122、TS24.301参照)に設定し;
2>上位レイヤが「Registered MME」を提供する場合:以下のようにして、registeredMMEを含めて設定する:
3>「Registered MME」のPLMNアイデンティティが上位レイヤによって選択されたPLMNと異なる場合:
4>plmnIdentityをregisteredMMEに含め、上位レイヤから受信した「Registered MME」のPLMNアイデンティティの値に設定し;
3>mmegi及びmmecを、上位レイヤから受信した値に設定し;
2>上位レイヤが「Registered MME」を提供した場合:
3>gummei-Typeを、含めると共に、上位レイヤによって提供された値に設定し;
2>WDがCIoT EPS最適化をサポートする場合:
3>上位レイヤから受信された場合に、attachWithoutPDN-Connectivityを含め;
3>上位レイヤから受信された場合に、up-CIoT-EPS-Optimisationを含め;
3>NB-IoTを除き、上位レイヤから受信された場合に、cp-CIoT-EPS-Optimisationを含め;
2>RNとして接続している場合:
3>rn-SubframeConfigReqを含め;
2>dedicatedInfoNASを、上位レイヤから受信した情報を含むように設定し;
2>NB-IoTを除き:
3>WDがVarRLF-Reportにおいて利用可能な無線リンク障害又はハンドオーバ障害情報を有する場合、かつ、VarRLF-Reportに格納されたplmn-IdentityListにRPLMNが含まれる場合:
4>rlf-InfoAvailableを含め;
3>WDがE-UTRAに利用可能なMBSFNのログに記録された測定値を有する場合、かつ、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListにRPLMNが含まれる場合:
4>logMeasAvailableMBSFNを含め;
3>それ以外に、WDがE-UTRAに利用可能なログに記録された測定値を有する場合、かつ、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListにRPLMNが含まれる場合:
4>logMeasAvailableを含め;
3>WDがVarConnEstFailReportにおいて利用可能な接続確立障害情報を有する場合、かつ、VarConnEstFailReportに格納されたplmn-IdentityにRPLMNが等しい場合:
4>connEstFailInfoAvailableを含め;
3>mobilityStateを含め、それを、RRC_CONNECTED状態に入る直前に、WDの(TS36.304に特定されるような)モビリティ状態に設定し;
3>WDがモビリティ履歴情報の記憶をサポートしており、WDがVarMobilityHistoryReportにおいて利用可能なモビリティ履歴情報を有する場合:
4>mobilityHistoryAvailを含め;
2>DCN-ID値(TS23.401参照)が上位レイヤから受信された場合、dcn-IDを含め;
2>WDが連続する上りリンク送信の間のULギャップを必要とする場合:
3>ue-CE-NeedULGapsを含め;
2>RRCConnectionSetupCompleteメッセージを、送信のために下位レイヤに付託して、それに応じて手順を終了する;
ことができる。
WDによるRRCConnectionResumeの受信
・WDは、
1>タイマT300を停止し;
1>E-UTRA PDCPで設定されていた場合に、E-UTRA PDCPで設定された全てのDRBに対して、PDCP状態を復元して、SRB2のためのPDCPエンティティを再確立し;
1>drb-ContinueROHCが含まれる場合:
2>下位レイヤに対して、記憶したWDのASコンテキストが使用されること及びdrb-ContinueROHCが設定されていることを示し;
2>ヘッダ圧縮プロトコルで構成されたDRBに対するヘッダ圧縮プロトコルコンテキストを継続し;
1>そうでない場合:
2>下位レイヤに対して、記憶したWDのASコンテキストが使用されることを示し;
2>ヘッダ圧縮プロトコルで構成されたDRBに対するヘッダ圧縮プロトコルコンテキストをリセットし;
1>記憶したWDのASコンテキストと、resumeIdentityとを破棄し;
1>受信したradioResourceConfigDedicatedに従って、そして、5.3.10において特定されるように、無線リソースコンフィグ手順を実行し;
註:無線リソースコンフィグ手順を実行する際に、物理レイヤコンフィグ及びMACメインコンフィグに対して、記憶したWDのASコンテキストからの記憶したRRCコンフィグが、再コンフィグのための基礎として使用される。
1>受信したRRCConnectionResumeメッセージがsk-Counterを含む場合:
2>TS38.331[5.3.5.8]において特定されるように、鍵更新手順を実行し;
1>受信したRRCConnectionResumeメッセージがnr-RadioBearerConfig1を含む場合:
2>TS38.331[5.3.5.6]において特定されるように、無線ベアラコンフィグを実行し;
1>受信したRRCConnectionResumeメッセージがnr-RadioBearerConfig2を含む場合:
2>TS38.331[5.3.5.6]において特定されるように、無線ベアラコンフィグを実行し;
1>SRB2と、もしあれば、NR PDCPで構成されたRBを含んだ全てのDRBを再開し;
1>記憶されている場合、idleModeMobilityControlInfoによって提供された又はたのRATから引き継がれたセル再選択優先度情報を破棄し;
1>記憶されている場合、redirectedCarrierOffsetDedicatedによって提供される固有オフセットを破棄し;
1>RRCConnectionResumeメッセージがmeasConfigを含む場合:
2>5.5.2において特定されるように、測定コンフィグ手順を実行し;
1>作動している場合、タイマT302を停止し;
1>作動している場合、タイマT303を停止し;
1>作動している場合、タイマT305を停止し;
1>作動している場合、タイマT306を停止し;
1>作動している場合、タイマT308を停止し;
1>5.3.3.7において特定される動作を実行し;
1>作動している場合、タイマT320を停止し;
1>作動している場合、タイマT350を停止し;
1>5.6.12.4において特定される動作を実行し;
1>作動している場合、タイマT360を停止し;
1>作動している場合、タイマT322を停止し;
1>現在のKeNBが関連付けられているKASME鍵に基づいて、TS33.401において特定されるように、RRCConnectionResumeメッセージにおいて示されるnextHopChainingCount値を用いて、KeNBを更新し;
1>nextHopChainingCount値を記憶し;
1>TS33.401において特定されるように、先にコンフィグされた完全性アルゴリズムと関連付けられるKRRCint鍵を導出し;
1>下位レイヤに、先にコンフィグされたアルゴリズム及びKRRCint鍵を用いて、RRCConnectionResumeメッセージの完全性保護を検証するように要求し;
1>RRCConnectionResumeメッセージの完全性保護チェックに失敗した場合:
2>5.3.12において特定されるように、リリース原因(release cause)を「other」として、RRC_CONNECTEDを脱したことに応じた動作を実行して、それに応じて手順を終了し;
1>TS33.401において特定されるように、事前にコンフィグされた暗号化アルゴリズムに関連付けられるKRRCenc鍵及びKUPenc鍵を導出し;
1>すぐに先にコンフィグされたアルゴリズム及びKRRCint鍵を用いて完全性保護を再開するように下位レイヤをコンフィグし、すなわち、完全性保護は、WDによって受信され送信される全ての後続のメッセージに適用されなければならず;
1>暗号化を再開し、暗号化アルゴリズム、KRRCenc鍵及びKUPenc鍵を適用するように下位レイヤをコンフィグし、すなわち、暗号化コンフィグが、WDによって受信され送信される全ての後続のメッセージに適用されなければならず;
1>RRC_CONNECTEDに入り;
1>上位レイヤに対して、サスペンドされていたRRC接続が再開されたことを示し;
1>セル再選択手順を停止し;
1>現在のセルをPCellと見なし;
1>RRCConnectionResumeCompleteメッセージの内容を以下のように設定し:
2>selectedPLMN-Identityを、SystemInformationBlockType1におけるplmn-IdentityListに含まれるPLMNから、上位レイヤによって選択された(TS23.122、TS24.301参照)PLMNに設定し;
2>dedicatedInfoNASを、上位レイヤから受信した情報を含むように設定し;
2>NB-IoTを除き:
3>WDがVarRLF-Reportにおいて利用可能な無線リンク障害又はハンドオーバ障害情報を有する場合、かつ、RPLMNがVarRLF-Reportに格納されたplmn-IdentityListに含まれる場合:
4>rlf-InfoAvailableを含め;
3>WDがE-UTRAに利用可能なMBSFNのログに記録された測定値を有する場合、かつ、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListにRPLMNが含まれる場合:
4>logMeasAvailableMBSFNを含め;
3>それ以外に、WDがE-UTRAに利用可能なログに記録された測定値を有する場合、かつ、VarLogMeasReportに格納されたplmn-IdentityListにRPLMNが含まれる場合:
4>logMeasAvailableを含め;
3>WDがVarConnEstFailReportにおいて利用可能な接続確立障害情報を有する場合、かつ、VarConnEstFailReportに格納されたplmn-IdentityにRPLMNが等しい場合:
4>connEstFailInfoAvailableを含め;
3>mobilityStateを含め、それを、RRC_CONNECTED状態に入る直前に、WDの(TS36.304に特定されるような)モビリティ状態に設定し;
3>WDがモビリティ履歴情報の記憶をサポートしており、WDがVarMobilityHistoryReportにおいて利用可能なモビリティ履歴情報を有する場合:
4>mobilityHistoryAvailを含め;
1>RRCConnectionResumeCompleteメッセージを、送信のために下位レイヤに付託し;
1>本手順を終了する、
ことができる。
ここで、以下の表1は、現在の仕様において定義されたテーブルの例である。
表1
7.3.1節 タイマ(参考情報)
Figure 0007163405000001
NRにおけるリジェクト手順の考察
NRのために、リジェクト手順も議論されている。RAN2#99bisでは、以下が検討された:
・RRC接続を再開しようとするINACTIVEにおけるWDは、WDをINACTIVEに戻すために(すなわちウェイトタイマを付してリジェクトされる)、(完全性保護を伴わない)SRB0を介して送信されたMSG4を受信することができる。
・INACTIVE関連のパラメータ/コンフィグは、(それが保護されていないメッセージであるため)SRB0を介して送信されたMSG4によって更新されるべきではない。
図4に、RRC_INACTIVEからRRC_INACTIVEへの遷移の例を図解している。
RRC NR使用に対するリジェクト手順の現在の実装
リジェクト手順は、現在検討されている。まず、LTEでのように、タイマT302は、以下のTS38.331の抜粋が示すように、RRCResumeRequest又はRRCSetupRequestのいずれかへの応答でありうるRRCRejectメッセージの受信に応じて開始されうる:WDによるRRCRejectの受信-WDは、
1>タイマT300を停止し;
1>MACをリセットし、MACコンフィグをリリースし;
1>waitTimeに設定されたタイマ値を有するタイマT302を開始し;
1>上位レイヤに、RRC接続の確立失敗とアクセス制御関連情報を通知し、それに応じて手順を終了する。
アクセス制御関連情報は、上位レイヤに通知されうる。
いくつかの実施形態は、有利に、リジェクト待ち時間、又は、ウェイトタイマに関連付けられた完全性エラーに対処するための方法及び装置を提供し、それらは、例えば、ネットワークの非効率な点を有利に回避又は削減しうる。
本開示の一態様によれば、無線デバイス(WD)における方法が提供される。本方法は、ネットワークノードから、リリースメッセージとサスペンドメッセージとのいずれかを受信することと、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果としてウェイトタイマを更新することとを含む。
本態様のいくつかの実施形態では、前記ウェイトタイマは、T302タイマである。本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果として前記ウェイトタイマを更新することは、さらに、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して前記ウェイトタイマを停止することを含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果として前記ウェイトタイマを更新することは、さらに、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかにおいて特定されたウェイト値に従って前記ウェイトタイマを更新することを含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果として前記ウェイトタイマを更新することは、さらに、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中の、前記ウェイトタイマが作動している場合には停止すべきであることを示すインジケータを特定したことに応答して、前記ウェイトタイマを停止することを含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果として前記ウェイトタイマを更新することは、さらに、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中に、前記ウェイトタイマがすでに作動している場合には継続して作動すべきことを示すインジケータがないことを特定したことに応答して、前記ウェイトタイマを停止することを含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果として前記ウェイトタイマを更新することは、さらに、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して、前記ウェイトタイマをリスタートすることを含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージとRRCサスペンドメッセージとのいずれかである。本態様のいくつかの実施形態では、前記ネットワークノードへレジューム要求メッセージを伝達することをさらに含み、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは当該レジューム要求メッセージの伝達の結果として受信される。
本開示の別の態様によれば、無線デバイス(WD)における方法は、ウェイトタイマが作動中に、下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出することと、前記完全性保護検証エラーの前記検出の結果として、前記ウェイトタイマを更新することとを含む。
本態様のいくつかの実施形態では、前記ウェイトタイマはT302タイマである。本態様のいくつかの実施形態では、前記完全性保護検証エラーの前記検出の結果として前記ウェイトタイマを更新することは、前記完全性保護検証エラーの前記検出に応答して前記ウェイトタイマを停止することをさらに含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記完全性保護検証エラーの前記検出の結果として前記ウェイトタイマを更新することは、前記完全性保護検証エラーの前記検出に応答して前記ウェイトタイマを再開することをさらに含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記ウェイトタイマが作動中に前記下位レイヤにおいて前記完全性保護検証エラーを検出することは、T300Xタイマが満了したことを検出することと、前記T300Xタイマが作動中に完全性チェック障害を検出したこととの少なくともいずれかを含む。
本開示のまた別の態様において、無線デバイス(WD)と通信するように構成されたネットワークノードにおける方法が提供される。本方法は、前記WDから、レジューム要求メッセージを受信することと、前記レジューム要求メッセージを受信したことの結果として、前記WDのウェイトタイマをコンフィグするリリースメッセージとサスペンドメッセージとのいずれかを前記WDに伝達することを決定することとを含む。
本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージとRRCサスペンドメッセージとのいずれかである。本態様のいくつかの実施形態では、前記ウェイトタイマはT302タイマである。本態様のいくつかの実施形態では、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定することは、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して停止するように前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることをさらに含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定することは、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかに含められたウェイト値に従って、前記ウェイトタイマを更新するように、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることをさらに含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定することは、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中で、前記ウェイトタイマが作動中である場合に停止すべきであることを示すインジケータを特定したことに応答して停止するように、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることをさらに含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定することは、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中で、前記ウェイトタイマが既に作動中である場合にその作動を継続すべきことを示すインジケータがないことを特定したことに応答して停止するように、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることをあらに含む。本態様のいくつかの実施形態では、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定することは、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して、前記ウェイトタイマを再開するように、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることをさらに含む。本態様のいくつかの実施形態では、本方法は、前記レジューム要求メッセージを受信したことの結果として、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを前記WDへ伝達することをさらに含む。
本開示のさらに別の態様によれば、ネットワークノードと通信するように構成された無線デバイス(WD)が提供される。WDは、処理回路を有し、当該処理回路は、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを前記ネットワークノードから受信し、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果としてウェイトタイマを更新する、ように構成される。
本態様のいくつかの実施形態では、前記ウェイトタイマはT302タイマである。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して前記ウェイトタイマを停止するように構成されることにより、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果として前記ウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかにおいて特定されたウェイト値に従って前記ウェイトタイマを更新するように構成されることにより、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果として前記ウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中で、前記ウェイトタイマが作動中である場合には停止すべきであることを示すインジケータを特定したことに応答して、前記ウェイトタイマを停止するように構成されることにより、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果として前記ウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中で、前記ウェイトタイマがすでに作動中である場合にその作動を継続すべきであることを示すインジケータがないことを特定したことに応答して、前記ウェイトタイマを停止するように構成されることにより、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果として前記ウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して前記ウェイトタイマを再開するように構成されることにより、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果として前記ウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ及びRRCサスペンドメッセージのいずれかである。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、レジューム要求メッセージを前記ネットワークノードへ伝達するようにさらに構成され、前記レジューム要求メッセージを伝送したことの結果として、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかが受信される。
本開示の他の態様によれば、ネットワークノードと通信するように構成された無線デバイス(WD)が提供される。当該WDは処理回路を有し、当該処理回路は、ウェイトタイマが作動中に下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出し、前記完全性保護検証エラーの前記検出の結果として、前記ウェイトタイマを更新する、ように構成される。
本態様のいくつかの実施形態では、前記ウェイトタイマはT302タイマである。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、完全性保護検証エラーの前記検出に応答して前記ウェイトタイマを停止するように構成されることにより、前記完全性保護検証エラーの前記検出の結果として、前記ウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記完全性保護検証エラーの前記検出に応答して前記ウェイトタイマを再開するように構成されることにより、前記完全性保護検証エラーの前記検出の結果として、前記ウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、T300Xタイマが満了したことを検出するか前記T300Xタイマが作動中に完全性チェック障害を検出するかの少なくともいずれかを行うように構成されることによって、前記ウェイトタイマが作動中に前記下位レイヤにおいて前記完全性保護検証エラーを検出するようにさらに構成される。
本開示のまた別の態様によれば、無線デバイス(WD)と通信するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、処理回路を有し、当該処理回路は、前記WDから、レジューム要求メッセージを受信し、前記WDのウェイトタイマをコンフィグするリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを前記WDへ伝達することを決定する、ように構成される。
本態様のいくつかの実施形態では、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ及びRRCサスペンドメッセージのいずれかである。本態様のいくつかの実施形態では、前記ウェイトタイマはT302タイマである。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して停止するように前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることにより、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかに含められるウェイト値に従って前記ウェイトタイマを更新するように前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするように構成されることにより、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中の、前記ウェイトタイマが作動している場合には停止されるべきであることを示すインジケータを特定したことに応答して停止するように前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするように構成されることにより、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの中に前記ウェイトタイマが既に作動している場合にその作動を継続すべきことを示すインジケータがないことを特定したことに応答して停止するように、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることにより、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して前記ウェイトタイマを再開するように前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグすることにより、前記WDの前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定するようにさらに構成される。本態様のいくつかの実施形態では、前記処理回路は、前記レジューム要求メッセージを受信した結果として、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを前記WDへ伝達するようにさらに構成される。
本実施形態およびその付随する利点及びその特徴のより徹底的な理解が、添付の図面と併せて考慮されるときに以下の詳細な説明を参照することにより、より簡単に理解されるだろう。
図1は、NRにおける例示のWDステートマシン及び状態遷移を示す図である。 図2は、ネットワークリジェクト又はリリースを引き起こすRRC接続レジュームを示す図である。 図3は、ネットワークリジェクトをもたらすRRC接続確立要求を示す図である。 図4は、リジェクトシナリオにおけるRRC_INACTIVEからRRC_INACTIVEへの遷移を示す図である。 図5は、RRCサスペンド又はRRCリリースメッセージをもたらすRRC接続レジューム要求を示す図である。 図6は、本開示における原理に従って、中間ネットワークを介してホストコンピュータへ接続される通信システムを示す、例示のネットワークアーキテクチャの概略図である。 図7は、本開示のいくつかの実施形態による少なくとも部分的な無線接続を経て、ホストコンピュータがネットワークノードを介して無線デバイスと通信するブロック図である。 図8は、本開示のいくつかの実施形態による、リジェクトウェイトタイムを処理する、ネットワークノードにおける例示の処理のフローチャートである。 図9は、本開示のいくつかの実施形態による、リジェクトウェイトタイムを処理する、無線デバイスにおける例示の処理のフローチャートである。 図10は、本開示のいくつかの実施形態による、ウェイトタイマを更新するための無線デバイスにおけるさらなる別の例示の処理のフローチャートである。
NRでは、WDがRRC_CONNECTEDに入った際に、すなわち、RRCSetup又は/及びRRCResumeメッセージを受信したことに応じて、タイマT302が停止されうる。
いくつかの以下の態様が、LTEのRRCと異なるNRのRRCのために検討されている:
-NRのRRCでは、ネットワークは、RRC_INACTIVE状態に戻るようにWDに直ちに命令するサスペンドメッセージで、WDからのResumeRequestに応答しうる。(例えば図3(LTE)を図5(NR)と比較して示されるように)LTEでは、接続の再開を試行するWDに対して直接サスペンドメッセージ(サスペンド表示を伴うRelease)を送信することはできない。
-NRのRRCでは、ネットワークは、WDにRRC_IDLEへ戻るようにWDに直ちに命令するリリースメッセージで、WDからのResumeRequestに応答しうる。また、このメッセージは、暗号化されうる。(例えば図3(LTE)を図5(NR)と比較して示されるように)LTEでは、接続の再開を試行するWDに直接リリースメッセージ(Release)を送信することはできない。
上述のシナリオは、例えば、周期的RNA(無線アクセスネットワーク通知エリア)タイマの満了によってトリガされうるRANエリアアップデートの間に有用でありうる。これは、例えば、Rel-16において、少量の/早期のデータ送信の間に、他のシナリオにおいても可能性がありうる。NRにおいて、禁止の処理に応じて、WDが、ウェイトタイマT302を作動中にRRC Resume手順を開始しうることが考えられうる。
したがって、上の差異、すなわち、NRにおける新しい取り得る応答(サスペンド又はリリース)によって、既存の手順に従うタイマT302は作動したままとなる。そして、ネットワークがすでにリリースメッセージ(又はサスペンド)を提供していたとしても、WDは、必要でないならば、T302の満了に応じた動作を実行しうる。
その結果、WDがあたかもネットワークが過負荷であるかのようにT302を作動させ続けうるが、ネットワークはもはや過負荷でないかもしれないこととなる。したがって、リリース又はサスペンドメッセージの受信後にWDが送信すべきいくつかの上りリンク(UL)データを有する場合、WDは、ネットワークがもはや過負荷でないにもかかわらずT302が作動しているため、それを行うことができないかもしれない。この場合、WDは、ネットワークにアクセスすることができないことがありうる。
別のシナリオは、WDが、T302の作動中にページングされることでありうる。この場合、WDは、呼び出し応答手順が高い優先度を有し、かつ、T302が作動中に実行されうることを仮定すれば、その呼び出しに応答しうる。この時点でネットワークがWDをサスペンド又は場合によってはリリースすると決定した場合、ネットワークの視点からは望ましいことではないかもしれないが、T302は作動し続ける。
したがって、本開示のいくつかの実施形態は、RRCインアクティブ手順の間に、ウェイトタイマを停止する及び/又はウェイトタイマの値を更新するためのWDにおける新しい仕組み又はトリガを導入する。このような方法で、WDは、ウェイトタイマがタイムアウトした場合に不必要に手順を実行する必要がなくなりうる。本仕組みは、例えばリリース又はサスペンドメッセージの受信に基づき、黙示的であってもよく、または、ネットワークは、期待されるWDの振る舞い、例えばタイマのリセット、タイマの停止、タイマの作動の継続、又はタイマの異なる値への設定などを、明示的にシグナリングしうる。
本開示の実施形態のいくつかの利点は、タイマを停止(一時停止、リセット、変更、継続、又は他の更新など)する新しい仕組み/トリガを使用することにより、タイマがタイムアウトした際に、ネットワークにおいてより多くのシグナリングを生成し、より多くのWDのバッテリを消費し、および、不必要な干渉を生成しうる手順を実行することを回避することが可能となり得ることを含みうる。実施形態のいくつかにおいて、過負荷状態に従ってウェイトタイマの値を更新するために、ネットワークへより多くの柔軟性を与えうる。これにより、他の重要でない通信に対する緊急の又は重要な通信を優先することが可能となりえ、これは、社会、緊急要員などに対して重要な利益を有しうる。例示の実施形態を詳細に説明する前に、実施形態が、主として、リジェクトウェイトタイムを処理することに関連する装置構成及び処理ステップの組み合わせに存在することに留意すべきでる。したがって、コンポーネントは、ここでの説明の利益を有する当業者にはすぐに分かる詳細を用いて開示を曖昧にしないように、必要に応じて、図面において従来のシンボルにより表現されており、本実施形態の理解に関するそれらの特定の詳細のみを示している。本説明を通じて、同様の番号は同様の要素を参照する。
ここで使用するように、「第1の」及び「第2の」、「トップ」及び「ボトム」などのような相関的な用語は、1つのエンティティ又はエレメントを他のエンティティ又はエレメントと、このようなエンティティ又はエレメント感の任意の物理的又は論理的な関係又は順序を必ずしも必要とせず又は黙示せずに、区別するためにのみ使用されうる。ここで使用する専門用語は、特定の実施形態を説明する目的のためのみのものであり、ここで説明するコンセプトの限定を意図したものではない。ここで使用されるように、単数形「a」、「an」及び「the」は、文脈が別途明確に示さない限りは複数形をも含むことが意図されている。ここで使用される際の用語「comprises」、「comprising」、「includes」及び/又は「including」は、言及された特徴、整数、ステップ、動作、エレメント、及び/又はコンポーネントを特定するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、エレメント、コンポーネント、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を排除しないことがさらに理解されるだろう。
ここで説明する実施形態では、結合用語「~と通信して(in communication with)」などが、例えば物理的接触、誘導、電磁放射、無線信号送信、赤外線信号送信、又は光学信号送信によって完遂されうる電気又はデータ通信を示すのに使用されうる。当業者であれば、複数のコンポーネントが相互運用され、変更や変形が、電気およびデータ通信を達成するのが可能であることを理解しているだろう。
ここで説明するいくつかの実施形態では、用語「結合」「接続」などが、接続を示すためにここで使用されうるが、必ずしも直接的でなくてもよく、有線及び/又は無線接続を含みうる。
ここで使用される用語「ネットワークノード」は、無線ネットワークに含まれる任意の種類のネットワークノードでありえ、無線ネットワークはさらに、基地局(BS)、無線基地局、基地送受信局(BTS)、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、gNodeB(gNB)、エボルブドNodeB(eNB又はeNodeB)、NodeB、マルチスタンダード無線(MSR) BSなどのMSR無線ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレーノード、リレーを制御するドナーノード、統合アクセス及びバックホール(IAB)ノード、無線アクセスポンと(AP)、送信点、送信ノード、遠隔無線ユニット(RRU)遠隔無線ヘッド(RRH)、コアネットワークノード(例えば移動管理エンティティ(MME)、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、協調ノード、測位ノード、MDTノードなど)、外部ノード(例えば、サードパーティノード、現在のネットワークの外部のノード)、分散アンテナシステム(DAS)におけるノード、スペクトルアクセスシステム(SAS)ノード、エレメント管理システム(EMS)などのいずれかを含みうる。ここで使用される用語「無線ノード」は、無線デバイス(WD)又は無線ネットワークノードなどの無線デバイス(WD)を表すのにも使用されうる。
いくつかの実施形態では、非制限的な用語、無線デバイス(WD)又はユーザ端末(UE)が、交換可能に使用される。ここでのWDは、無線デバイス(WD)などのネットワークノードや他のWDと無線信号を介して通信することができる任意の種類の無線デバイスでありうる。また、WDは、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイス対デバイス(D2D)WD、マシンタイプWD又はマシン対マシンタイプ通信(M2M)が可能なWD、低価格及び/又は低複雑度WD、WDが備えられたセンサ、タブレット、モバイルターミナル、スマートフォン、ラップトップ内蔵装置(LEE)、ラップトップ搭載装置(LME)、USBドングル、顧客構内設備(CPE)、インターネットオブシングズ(IoT)デバイス、又は狭帯域IoT(NB-IoT)デバイスなどでありうる。
また、いくつかの実施形態では、総称の用語「無線ネットワークノード」が用いられている。これは、基地局、無線基地局、基地送受信局、基地局制御装置、ネットワーク制御装置、RNC、エボルブドNodeB(eNB)、NodeB、gNB、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、リレーノード、IABノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、遠隔無線ユニット(RRU)遠隔無線ヘッド(RRH)のいずれかを含みうる、任意の種類の無線ネットワークノードでありうる。
なお、例えば3GPPのLTE及び/又はNew Radio(NR)のような1つの特定の無線システムからの専門用語が本開示において使用されうるが、これは、本開示の範囲を上述のシステムに制限するように見なされるべきではない。制限なく、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、全世界相互運用マイクロ波アクセス(WiMAX)、ウルトラワイドバンド(UWB)、移動体通信用グローバルシステム(GSM)を含んだ他の無線システムが、本開示の範囲内でカバーされるアイデアを採用することによって恩恵を受けうる。
さらに、ここで無線デバイス又はネットワークノードによって実行されると説明される機能は、複数の無線デバイス及び/又はネットワークノードに分散されてもよい。換言すれば、ここで説明するネットワークノード及び無線デバイスの機能は、単一の物理デバイスによる実行に限定されず、実際のところ、多数の物理デバイス間で分散されてもよい。
別途定義しない限り、ここで使用する(技術用語及び科学用語を含んだ)全ての用語が、本開示の属する分野における当業者によって共通して理解されるのと同じ意味を有する。ここで使用する用語が、本開示及び関連する技術の文脈におけるそれらの意味調和した意味を有し、明示的にここでそのように定義されない限りは、理想的な又は過剰に形式的な意味で解釈されないことがさらに理解されるだろう。
いくつかの実施形態では、方法が、NRにおけるRRC_INACTIVEのWDによって実行される動作として説明される。いくつかの実施形態はその場合に適用可能であるが、以下のような、実施形態が適用可能な他の追加の場合がありうる:
・手順がNRの代わりにLTEにおいて生じる全ての前のケース、LTEのRRC_INACTIVEのWDの場合。
・主として同じCN(5Gコアネットワーク)に接続されているLTEとNRとの間での、RRC_INACTIVE状態における無線アクセス技術(RAT)間手順:
・LTEのRRC_CONNECTED状態におけるWDがLTEのRRC_INACTIVE状態へとサスペンドされてT380を開始し、モビリティを実行してNRセルに在圏し(すなわち、NRのRRC_INACTIVE状態になる)、T380が作動中にNRにおいてレジュームを試みる。
・NRのRRC_CONNECTED状態におけるWDが、NRのRRC_INACTIVE状態へサスペンドされてT380を開始し、モビリティを実行してLTEのセルに在圏し(すなわち、LTEのRRC_INACTIVE状態に遷移し)、T380が作動中にLTEにおいてレジュームを試みる。
実施形態は、RRC接続のレジュームを実行する際のWD22におけるウェイトタイマの管理のための装置および方法を提供する。いくつかの実施形態では、ウェイトタイマを停止する(一時停止する、再開する、リセットする、変更する、又はその他の更新をするなど)のための新しい仕組み/トリガを用いて、ネットワークにおいてより多くのシグナリングを生成し、WD22のバッテリをより多く消費し、および、不必要な干渉を生成しうる、タイマがタイムアウトした際の手順を実行することを防ぐことが可能となりうる。実施形態のいくつかにおいて、ネットワークへのより多くの柔軟性が、例えば過負荷条件に従って、WD22のウェイトタイマの値を更新するために提供されうる。これによれば、社会や緊急応答者に対する重要な利益を有しうる、他の重要でない通信に対して、緊急通信又は重要な通信を優先することが可能となりうる。
参照番号によってエレメントが参照される図面に戻り、図6に、実施形態による、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク12とコアネットワーク14とを含んだ、LTE及び/又はNR(5G)などの標準をサポートしうる3GPPタイプのセルラネットワークのような、通信システム10の概略図を示す。アクセスネットワーク12は、それぞれが対応するカバレッジエリア18a、18b、18cを定める、NB、eNB、gNB、又は他のタイプの無線アクセスポイントなどの、複数のネットワークノード16a、16b、16c(まとめて、ネットワークノード16と呼ぶ)を有する。各ネットワークノード16a、16b、16cは、有線又は無線接続20を介してコアネットワーク14に接続可能である。カバレッジエリア18aに位置する第1の無線デバイス(WD)22aは、対応するネットワークノード16cに無線で接続され、ネットワークノード16cによって呼び出されるように構成される。カバレッジエリア18b内の第2のWD22bはネットワークノード16aに無線接続可能である。この例では、複数のWD22a、22b(まとめて無線デバイス22と呼ぶ)が示されているが、単一のWDがカバレッジエリア内にいる状況又は単一のWDが対応するネットワークノード16に接続している状況に等しく適用可能である。なお、便宜上、2つのWD22および3つのネットワークノード16のみを示しているが、通信システムはより多くのWD22及びネットワークノード16を含みうる。
また、WD22は、1つより多くのネットワークノード16及び1つより多くのタイプのネットワークノード16と、同時通信し及び/又は別個に通信するように構成されうる。例えば、WD22は、LTEをサポートしているネットワークノード16及びNRをサポートしている異なるネットワークノード16とのデュアルコネクティビティを有しうる。例として、WD22は、LTE/E-UTRANのためのeNBとNR/NG-RANのためのgNBと通信しうる。
通信システム10は、それ自身が、スタンドアロンサーバ、クラウド実装されたサーバ、分散サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにおいて、又はサーバファームにおける処理リソースとして具現化される、ホストコンピュータ24に接続されうる。ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダの所有又は制御下にありえ、又は、サービスプロバイダによってもしくはサービスプロバイダの代理で運用されうる。通信システム10とホストコンピュータ24との間の接続26、28は、コアネットワーク14からホストコンピュータ24へ直接延びてもよいし、オプションの中間ネットワーク30を介して延びてもよい。中間ネットワーク30は、公衆、プライベート又はホストされたネットワークのいずれか1つまたはその1つより多くについての組み合わせでありうる。中間ネットワーク30は、存在する場合、バックボーンネットワーク又はインターネットでありうる。いくつかの実施形態では、中間ネットワーク30は、2つ以上のサブネットワーク(不図示)を有しうる。
図6の通信システムは、全体として、接続されるWD22a、22bとホストコンピュータ24との間の接続性を可能とする。その接続性は、オーバ・ザ・トップ(OTT)接続を介すると説明されうる。ホストコンピュータ24と接続されるWD22a、22bは、仲介として、アクセスネットワーク12、コアネットワーク14、任意の中間ネットワーク30及び取り得るさらなるインフラストラクチャ(不図示)を用いて、OTT接続を介して、データ及び/又はシグナリングを通信するように構成される。OTT接続は、OTT接続が通過する参加中の通信デバイスの少なくとも一部が上りリンク通信及び下りリンク通信のルーティングを知らないという意味で、トランスペアレントでありうる。例えば、ネットワークノード16は、ホストコンピュータ24から発呼された、接続されるWD22aに転送されるべき(ハンドオーバされるべき)データを伴う着信下りリンク通信の過去のルーティングについて知らされなくてもよいし、知らされる必要もない。同様に、ネットワークノード16は、WD22aからホストコンピュータ24へ発呼される発信上りリンク通信の将来のルーティングを知っている必要はない。
ネットワークノード16は、WD22から、レジューム要求メッセージを受信し、レジューム要求メッセージを受信したことの結果として、リリースメッセージおよびサスペンドメッセージのいずれかをWD22に伝達することを決定するように構成されたコンフィグユニット32を含むように構成され、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかがWD22のウェイトタイマをコンフィグする。無線デバイス22は、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを、ネットワークノード16から受信し、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことの結果として、ウェイトタイマを更新するように構成されたタイマコントローラユニット34を含むように構成される。別の実施形態では、無線デバイス22は、ウェイトタイマが作動中に、下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出し、完全性保護検証エラーの検出の結果として、ウェイトタイマを更新するように構成されたタイマコントローラユニット34を含むように構成される。
ここで、実施形態による、先の段落で議論したWD22、ネットワークノード16及びホストコンピュータ24の例示の実装について、図7を参照して説明する。通信システム10において、ホストコンピュータ24は、通信システム10の異なる通信デバイスとの有線又は無線接続を設定して維持するように構成された通信インタフェース40を含んだコンピュータハードウェア(HW)38を有する。ホストコンピュータ24は、記憶及び/又は処理能力を有しうる処理回路42をさらに有する。処理回路42は、プロセッサ44及びメモリ46を含みうる。具体的には、中央演算装置などのプロセッサ及びメモリに加えて又はこれに代えて、処理回路42は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つ以上のプロセッサ並びに/もしくはプロセッサコア、及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)を有してもよい。プロセッサ44は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性メモリ、例えば、キャッシュ並びに/もしくはバッファメモリ、及び/又はRAM(ランダムアクセスメモリ)、及び/又はROM(リードオンリーメモリ)、及び/又は光学メモリ、及び/又はEPROM(消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)を含みうるメモリ46にアクセス(例えば、書き込み及び/又は読み出し)を行うように構成されうる。
処理回路42は、ここで説明する方法並びに/もしくは処理のいずれかを制御し、及び/又は、例えばホストコンピュータ24によってこのような方法並びに/もしくは処理を実行させるように構成されうる。プロセッサ44は、ここで説明したホストコンピュータ24の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ44と対応する。ホストコンピュータ24は、ここで説明したデータ、プログラムのソフトウェア、及び/又は他の情報を記憶するように構成されたメモリ46を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア48及び/又はホストアプリケーション50は、プロセッサ44及び/又は処理回路42によって実行される際に、プロセッサ44及び/又は処理回路42にホストコンピュータ24に関してここで説明した処理を実行させる命令を含みうる。命令は、ホストコンピュータ24と関連付けられたソフトウェアでありうる。
ソフトウェア48は、処理回路42によって実行可能でありうる。ソフトウェア48は、ホストアプリケーション50を含む。ホストアプリケーション50は、WD22とホストコンピュータ24とにおいて終端するOTT接続52を介して接続しているWD22などの遠隔ユーザへ、サービスを提供するように動作可能でありうる。遠隔のユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション50は、OTT接続52を用いて送信されるユーザデータを提供しうる。「ユーザデータ」は、説明した機能を実装するとここで説明したデータ及び情報でありうる。1つの実施形態では、ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダに制御及び機能を提供するために構成されてもよいし、サービスプロバイダによって又はサービスプロバイダに代わって運用されてもよい。ホストコンピュータ24の処理回路42は、ホストコンピュータ24が、ネットワークノード16及び/又は無線デバイス22の観測、監視、制御、それらへの送信及び/又はそれらからの受信することを可能としうる。ホストコンピュータ24の処理回路42は、サービスプロバイダが、ネットワークノード16及び/又は無線デバイス22の観測/監視/制御/これらへの送信/これらからの受信を行うことを可能とするように構成された通信ユニット54を含みうる。
通信システム10は、通信システム10において備えられ、ホストコンピュータ24と、そしてWD22と通信することを可能とするハードウェア58を有したネットワークノード16をさらに含む。ハードウェア58は、通信システム10の異なる通信デバイスのインタフェースと有線又は無線接続を設定して維持するための通信インタフェース60、および、少なくともネットワークノード16によってサービスが提供されるカバレッジエリア18に位置するWD22との無線接続64を、設定して維持するための無線インタフェース62を含みうる。無線インタフェース62は、例えば、1つ以上のRF送信器、1つ以上のRF受信器、及び/又は1つ以上のRF送受信器として形成され、又は、これらを含みうる。通信インタフェース60は、ホストコンピュータ24への接続66を促進するように構成されうる。接続66は、直接であってもよいし、通信システム10のコアネットワーク14を、及び/又は、通信システム10の外部の1つ以上の中間ネットワーク30を通ってもよい。
示される実施形態では、ネットワークノード16のハードウェア58は、さらに処理回路68を含む。処理回路68は、プロセッサ70およびメモリ72を含みうる。具体的には、中央演算装置などのプロセッサとメモリに加えて又はこれに代えて、処理回路68は、例えば、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つ以上のプロセッサ、及び/又はプロセッサコア、及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)を含んでもよい。プロセッサ70は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性のメモリ、例えば、キャッシュ並びに/もしくはバッファメモリ、及び/又はRAM(ランダムアクセスメモリ)、及び/又はROM(リードオンリーメモリ)、及び/又は光学メモリ、及び/又はEPROM(消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)メモリ72、にアクセス(例えば書き込み及び/又は読み出し)を行うように構成されうる。
このように、ネットワークノード16は、例えばメモリ72に内部的に記憶された、又は、外部接続を介してネットワークノード16によってアクセス可能な外部メモリ(例えばデータベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージデバイスなど)に記憶されたソフトウェア74を有する。ソフトウェア74は、処理回路68によって実行可能でありうる。処理回路68は、ここで説明した方法並びに/もしくは処理のいずれかを制御し、及び/又は、このような方法並びに/もしくは処理を、例えばネットワークノード16によって実行させるように構成されうる。プロセッサ70は、ネットワークノード16のここで説明する機能を実行するための1つ以上のプロセッサ70に対応する。メモリ72は、ここで説明する、データ、プログラムのソフトウェアコード、及び/又は他の情報を記憶するように構成される。いくつかの実施形態では、ソフトウェア74は、プロセッサ70及び/又は処理回路68によって実行される際に、ネットワークノード16に関してここで説明した処理をそのプロセッサ70及び/又は処理回路68に実行させる命令を含みうる。例えば、ネットワークノード16の処理回路68は、WD22からレジューム要求メッセージを受信し、レジューム要求メッセージを受信した結果として、WD22へリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを伝達することを決定し、そのリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかは、WD22のウェイトタイマをコンフィグするように構成されたコンフィグユニット32を含みうる。
いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ、RRCサスペンドメッセージ、およびサスペンド表示を伴うRRCリリースメッセージの何れかである。いくつかの実施形態では、ウェイトタイマはT302タイマであるいくつかの実施形態では、処理回路68は、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答して、ウェイトタイマを停止すること;リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中に、ウェイトタイマが作動中である場合に停止すべきであることを示すインジケータを特定したことに応答して、ウェイトタイマを停止すること;リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中に、ウェイトタイマが既に作動中である場合にはその作動を継続すべきことを示すインジケータがないことを特定したことに応答して、ウェイトタイマを停止すること;リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかにおいて特定されたウェイト値に従ってウェイトタイマを更新すること;リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答してウェイトタイマをリスタートすること;完全性保護検証エラーの検出の結果としてウェイトタイマを更新すること;の少なくともいずれかを行うように、WD22のウェイトタイマをコンフィグするために、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを決定するように構成される。
通信システム10は、既に参照しているWD22をさらに含む。WD22は、WD22が現在位置しているカバレッジエリア18を供しているネットワークノード16との無線接続64を設定して維持するように構成された無線インタフェース82を含みうるハードウェア80を有しうる。無線インタフェース82は、例えば、1つ以上のRF送信器、1つ以上のRF受信器、及び/又は、1つ以上の送受信器として形成され、又は、それらを含みうる。
WD22のハードウェア80は、さらに処理回路84を含む。処理回路84は、プロセッサ86およびメモリ88を含みうる。具体的には、中央演算装置などのプロセッサ及びメモリに加えて又はこれに代えて、処理回路84は、処理及び/又は制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つ以上のプロセッサ並びに/もしくはプロセッサコア、及び/又はFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)を有してもよい。プロセッサ86は、任意の種類の揮発性及び/又は不揮発性のメモリ、例えば、キャッシュ並びに/もしくはバッファメモリ、及び/又はRAM(ランダムアクセスメモリ)、及び/又はROM(リードオンリーメモリ)、及び/又は光学メモリ、及び/又はEPROM(消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)メモリ88、にアクセス(例えば書き込み及び/又は読み出し)を行うように構成されうる。
このように、WD22は、例えばメモリ88に内部的に記憶された、又は、WD22によってアクセス可能な外部メモリ(例えばデータベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージデバイスなど)に記憶されたソフトウェア90を有しうる。ソフトウェア90は、処理回路84によって実行可能でありうる。ソフトウェア90は、クライアントアプリケーション92を含みうる。クライアントアプリケーション92は、ホストコンピュータ24のサポートを受けて、WD22を介して、人間のユーザ又は人間でないユーザに対してサービスを提供するように動作可能でありうる。ホストコンピュータ24では、実行中のホストアプリケーション50が、WD22及びホストコンピュータ24において終端するOTT接続52を介して、実行中のクライアントアプリケーション92と通信しうる。サービスをユーザに提供する際には、クライアントアプリケーション92は、ホストアプリケーション50から要求データを受信し、その要求データに応答してユーザデータを提供しうる。OTT接続52は、要求データとユーザデータとの両方を転送しうる。クライアントアプリケーション92は、提供するユーザデータを生成するためにユーザと相互作用しうる。
処理回路84は、ここで説明する方法並びに/もしくは処理のいずれかを制御し、及び/又は、例えばWD22によってこのような方法並びに/もしくは処理を実行させるように構成されうる。プロセッサ86は、ここで説明したWD22の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ86と対応する。WD22は、ここで説明したデータ、プログラムのソフトウェア、及び/又は他の情報を記憶するように構成されたメモリ88を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア90及び/又はクライアントアプリケーション92は、プロセッサ86及び/又は処理回路84によって実行される際に、プロセッサ86及び/又は処理回路84にWD22に関してここで説明した処理を実行させる命令を含みうる。例えば、無線デバイス22の処理回路84は、リリースメッセージおよびサスペンドメッセージのいずれかをネットワークノード16から受信し;そのリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことに応じて、ウェイトタイマを更新するように構成されたタイマコントローラユニット34を含みうる。別の実施形態では、無線デバイス22の処理回路84は、ウェイトタイマが作動中に下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出し;完全性保護検証エラーの検出に応じて、ウェイトタイマを更新する、ように構成されたタイマコントローラユニット34を含みうる。
いくつかの実施形態では、処理回路84は、ネットワークノード16へ、レジューム要求メッセージを伝達し、そのレジューム要求メッセージを伝達した結果としてリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかが受信されるようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ、RRCサスペンドメッセージ、及びサスペンド表示を伴うRRCリリースメッセージの何れかである。いくつかの実施形態では、ウェイトタイマはT302タイマである。いくつかの実施形態では、処理回路84は、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答してウェイトタイマを停止すること;リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中で、ウェイトタイマが作動中である場合に停止すべきであることを示すインジケータを特定したことに応答して、ウェイトタイマを停止すること;リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中で、ウェイトタイマが既に作動中である場合にその作動を維持すべきことを示すインジケータがないことを特定したことに応答してウェイトタイマを停止すること;リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかにおいて特定されたウェイト値に従ってウェイトタイマを更新すること;及びリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答してウェイトタイマを再開すること;の少なくともいずれかを行うように構成されることで、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信した結果としてウェイトタイマを更新するように構成される。いくつかの実施形態では、処理回路84は、ウェイトタイマが作動中に下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出し;完全性保護検証エラーの検出の結果としてウェイトタイマを更新するようにさらに構成される。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード16、WD22、およびホストコンピュータ24の内部動作が図7に示されうる。そして、独立して、周囲のネットワークトポロジが図6のものでありうる。
図7において、OTT接続52は、ホストコンピュータ24と無線デバイス22との間のネットワークノード16を介した通信を図解するように、何らの中間的なデバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングを参照せずに、抽象的に描画されている。ネットワークインフラストラクチャが、WD22もしくはホストコンピュータ24を運用するサービスプロバイダまたはその両方から見えないように構成されうるルーティングを決定しうる。OTT接続52がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに決定を行い、それにより(例えば、負荷分散の理由又はネットワークの再構成に基づいて)動的にルーティングを変更してもよい。
WD22とネットワークノード16との間の無線接続64は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従う。その無線接続64が最後のセグメントを形成しうるOTT接続52を用いて、様々な実施形態のうちの1つ以上がWD22に提供されるOTTサービスの性質を改善する。より正確には、これらの実施形態のうちのいくつかの教示が、データレート、レイテンシ、及び/又は、電力消費を改善し、それにより、ユーザの待ち時間の削減、ファイルサイズの制限の緩和、より良い応答、バッテリ寿命の延長などの利益を提供しうる。
いくつかの実施形態では、データレート、レイテンシ、および1つ以上の実施形態が改善する他のファクタを監視する目的で、測定手順が提供されうる。さらに、測定結果の変化に応じて、ホストコンピュータ24とWD22との間のOTT接続52を再構成するためのオプションのネットワーク機能があってもよい。測定手順及び/又はOTT接続52を再構成するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ24のソフトウェア48において、WD22のソフトウェア90において、又はその両方において実装されうる。実施形態において、センサ(不図示)が、OTT接続52が経る通信デバイスに配置されてもよいし又はそれに関連して配置されてもよく;センサは、上で例示された監視される量の値を供給することにより、又は、ソフトウェア48、90がその監視される量を計算し又は推定しうる他の物理量の値を供給することにより、測定手順に参加しうる。OTT接続52の再構成は、メッセージフォーマット、再送設定、好ましいルーティングなどを含んでもよく;再構成は、ネットワークノード16に影響を及ぼす必要がなく、ネットワークノード16が知らない又は知覚できなくてもよい。いくつかのこのような手順及び機能は、本技術において知られると共に実践されうる。所定の実施形態では、測定は、ホストコンピュータ24のスループット、伝搬時間、レイテンシなどの測定を促進する独自のWDシグナリングを含みうる。いくつかの実施形態では、伝搬時間、誤差などを測定する間に、OTT接続52を用いて、ソフトウェア48、90がメッセージを、特に空の又は「ダミー」のメッセージを送信させることにより実装されうる。
このように、いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24は、ユーザデータを提供するように構成された処理回路42と、WD22への送信のためにセルラネットワークへそのユーザデータを転送するように構成された通信インタフェース40とを含む。いくつかの実施形態では、セルラネットワークは、無線インタフェース62を有するネットワークノード16をも含む。いくつかの実施形態では、ネットワークノード16は、及び/又は、ネットワークノード16の処理回路68は、WD22への送信を準備し/開始し/維持し/サポートし/終了するための、及び/又は、WD22からの送信信号の受信を準備し/終端し/維持し/サポートし/終了するためのここで説明する機能及び/又は方法を実行するように構成される。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24は、処理回路42と、WDからネットワークノード16への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェース40とを含む。いくつかの実施形態では、WD22は、ネットワークノード16への送信を準備し/開始し/維持し/サポートし/終了するための、及び/又は、ネットワークノード16からの送信信号の受信を準備し/終端し/維持し/サポートし/終了するためのここで説明する機能及び/又は方法を実行するように構成され、及び/又は、そのように構成された無線インタフェース82並びに/もしくは処理回路84を有する。
図6及び図7は、それぞれのプロセッサの内部にあるような、コンフィグユニット32及びタイマコントローラユニット34などの様々な「ユニット」を示しているが、ユニットの一部が処理回路内の対応するメモリに記憶されるようにこれらのユニットが実装されうることが考えられる。換言すれば、そのユニットは、ハードウェアで、又は、処理回路内のハードウェアとソフトウェアとの組み合わせで実装されうる。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、リジェクトウェイトタイムの対処のための、ネットワークノード16における例示の処理のフローチャートである。ネットワークノード16により実行される1つ以上のブロック及び/又は機能及び/又は方法は、例示の方法に従って、ネットワークノード16の1つ以上のエレメントにより、例えば処理回路68におけるコンフィグユニット32、プロセッサ70、無線インタフェース62などにより実行されうる。本方法は、WD22から、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、レジューム要求メッセージを受信すること(ブロックS134)を含む。本方法は、レジューム要求メッセージを受信した結果として、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかをWD22に伝送することを決定すること(ブロックS136)を含み、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかは、WD22のウェイトタイマをコンフィグする。
いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ及びRRCサスペンドメッセージのいずれかである。いくつかの実施形態では、ウェイトタイマはT302タイマである。いくつかの実施形態では、WD22のウェイトタイマをコンフィグするためにリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを決定することは、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答して、WD22のウェイトタイマを停止するようにコンフィグすることをさらに含む。いくつかの実施形態では、WD22のウェイトタイマをコンフィグするためにリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを決定することは、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかに含まれるウェイト値に従ってウェイトタイマを更新するように、WD22のウェイトタイマをコンフィグすることをさらに含む。
いくつかの実施形態では、WD22のウェイトタイマをコンフィグするためにリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを決定することは、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中で、ウェイトタイマが作動中である場合に停止すべきことを示すインジケータを特定したことに応答して、WD22のウェイトタイマを停止するようにコンフィグすることをさらに含む。いくつかの実施形態では、WD22のウェイトタイマをコンフィグするためにリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを決定することは、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中で、ウェイトタイマが既に作動中である場合にその作動を継続すべきことを示すインジケータがないことを特定したことに応答して、WD22のウェイトタイマを停止するようにコンフィグすることをさらに含む。いくつかの実施形態では、WD22のウェイトタイマをコンフィグするためにリリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを決定することは、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答してウェイトタイマをリスタートするように、WDのウェイトタイマをコンフィグすることをさらに含む。いくつかの実施形態では、方法は、レジューム要求メッセージを受信した結果として、コンフィグユニット32、処理回路68、及び/又は無線インタフェース62等を介して、WD22へ、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを伝達することをさらに含む。
図9は、本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイス22における例示の処理のフローチャートである。WD22により実行される1つ以上のブロック及び/又は機能及び/又は方法は、処理回路84におけるタイマコントローラユニット34、プロセッサ86、無線インタフェース82などのような、WD22の1つ以上のエレメントにより実行されうる。本方法は、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82などを介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを、WD22がネットワークノード16から受信すること(ブロックS138)を含む。本方法は、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことの結果として、ウェイトタイマを、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82などを介して、更新すること(ブロックS140)を含む。
いくつかの実施形態では、ウェイトタイマはT302タイマである。いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことの結果としてウェイトタイマを更新することは、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答して、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、ウェイトタイマを停止することをさらに含む。いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことの結果としてウェイトタイマを更新することは、さらに、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかにおいて特定されたウェイト値に従って、ウェイトタイマを更新することを含む。いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことの結果としてウェイトタイマを更新することは、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中で、ウェイトタイマが作動中である場合に停止すべきことを示すインジケータを特定したことに応答して、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、ウェイトタイマを停止することを含む。
いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことの結果としてウェイトタイマを更新することは、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの中で、ウェイトタイマが既に作動中である場合にその作動を継続すべきことを示すインジケータがないことを特定したことに応答して、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、ウェイトタイマを停止することをさらに含む。いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを受信したことの結果としてウェイトタイマを更新することは、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答して、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、ウェイトタイマをリスタートすることをさらに含む。いくつかの実施形態では、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ及びRRCサスペンドメッセージのいずれかである。いくつかの実施形態では、本方法は、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、ネットワークノード16へ、レジューム要求メッセージを伝達することをさらに含み、リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかは、レジューム要求メッセージを伝達した結果として受信される。
図10は、本開示の実施形態による、無線デバイス22におけるまた別の例示の処理のフローチャートである。WD22によって実行される1つ以上のブロック及び/又は機能及び/又は方法は、処理回路84におけるタイマコントローラユニット34、プロセッサ86、無線インタフェース82などのような、WD22の1つ以上のエレメントにより実行されうる。本方法は、WD22が、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82などを介して、ウェイトタイマが作動中に下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出すること(ブロックS142)を含む。本方法は、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、完全性保護検証エラーの検出の結果としてウェイトタイマを更新すること(ブロックS144)を含む。
いくつかの実施形態では、ウェイトタイマはT302タイマである。いくつかの実施形態では、完全性保護検証エラーの検出の結果としてウェイトタイマを更新することは、完全性保護検証エラーの検出に応答して、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、ウェイトタイマを停止することをさらに含む。いくつかの実施形態では、完全性保護検証エラーの検出の結果としてウェイトタイマを更新することは、完全性保護検証エラーの検出に応答して、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、ウェイトタイマをリスタートすることをさらに含む。いくつかの実施形態では、ウェイトタイマが作動中に下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出することは、T300Xタイマが満了したことを、タイマコントローラユニット34、処理回路84、及び/又は無線インタフェース82等を介して、検出することと、T300Xタイマが作動中に完全性チェック障害を検出することとの少なくともいずれかを含む。
本開示のいくつかの実施形態を説明したが、いくつかの実施形態のさらに詳細な説明を続ける。
本開示のいくつかの実施形態は、ウェイトタイマT302を停止し/更新するための新しいトリガ/仕組みを導入することに基づきうる。(RRC_CONNECTEDに入ったことに応じて、すなわち、WD22がレジュームメッセージ又はRRCセットアップメッセージを受信した際に)LTEにおいてT302が停止された既存のケースに加えて、本開示のいくつかの実施形態では、WD22がレジューム手続を実行している(例えばWD22がResumeRequestメッセージを送信した)後述の新しいケースにおいても、タイマを停止する:
-WD22がサスペンドメッセージを受信した場合;
-WD22がリリースメッセージを受信した場合;及び/又は、
-WD22が、タイマT302又はT300/T300X(これらのタイマはWD22がレジューム要求メッセージを送信する際に開始される)が作動中に、下位レイヤにおいて完全性保護検証エラーを検出した場合。
第1の実施形態では、WD22は、ウェイトタイマ(例えばT302)が作動中に(例えばWD22によってネットワークノード16へ)送信されたRRCレジューム要求へ応答した(例えばネットワークノード16からの)RRCリリースメッセージの受信に応じて、ウェイトタイマ(例えばタイマT302)が作動中の場合にそれを停止しうる。
第2の実施形態では、WD22は、ウェイトタイマ(例えばT302)が作動中に(例えばWD22によってネットワークノード16へ)送信されたRRCレジューム要求へ応答した(例えばネットワークノード16からの)RRCサスペンドメッセージの受信に応じて、ウェイトタイマ(例えばタイマT302)が作動中の場合にそれを停止しうる。この第2の実施形態の変形では、WD22は、(例えばネットワークノード16からの)(サスペンド表示を含んだ)RRCリリースメッセージの受信に応じて、ウェイトタイマ(例えばタイマT302)が作動中の場合にそれを停止しうる。
第3の実施形態では、WD22は、サスペンド又はリリースメッセージ又は(サスペンドコンフィグを含んだ)リリースメッセージにおいて、ウェイトタイマ(例えばT302)が作動中の場合に停止すべきことの特定の表示を受信したことに応じてタイマを停止しうる。
第4の実施形態では、WD22は、サスペンドメッセージ又はリリースメッセージ又は(サスペンド表示を含んだ)リリースメッセージにおいて、ウェイトタイマ(例えばT302)が作動中の場合に維持されるべきことの特定の表示がないことに応じて、タイマを停止しうる。
第5の実施形態では、WD22は、ウェイトタイマ(例えばT302)が作動中に、(WD22からのレジューム要求メッセージに応答して送信された)サスペンド又はリリースメッセージにおける待ち時間の値を(例えばネットワークノード16から)受信し、WD22は、更新動作を実行しうる。例えば、WD22は、新たに受信した値に従って、新しい値を適用し、ウェイトタイマ(例えばT302)を開始しうる。
第6の実施形態では、WD22は、(レジューム要求に応答した)サスペンド又はリリースメッセージを受信した際に、タイマ(例えばT302)をリセット又はリスタートしうる。
第7の実施形態では、WD22は、タイマ(例えばT302又はT300/T300X)が作動中に下位レイヤ(例えばPDCPレイヤ)において完全性保護検証エラーを検出し、WD22は、タイマを停止するか、タイマをリスタートするかのいずれかを行いうる。
上述の実施形態は、本開示のさらなる態様において、任意の形式で組み合わせることもできる。
本開示の実施形態のいくつかの例示の実装
第1及び第2の実施形態の例示の実装
第1の実施形態の1つの例によれば、WDが(例えばネットワークノード16から)RRCリリースメッセージを受信した結果として、WD22は、以下を実行しうる。
(a)記憶されたWD22のASコンテキスト及びI-RNTIを破棄し;
(b)タイマT302が作動中の場合は停止し;
(c)RRCリリースメッセージが受信された瞬間から、又は、オプションで下位レイヤがRRCリリースメッセージの受信の確認に成功したことを示すときはいずれか早い方から、Xms(Xの値は、設定可能であってもよく、又は、例えば60msに固定されてもよい)だけ、この項で定義された以下の動作を遅延させる。
第2の実施形態の1つの例によれば、WD22が(例えばネットワークノード16から)RRCサスペンドメッセージを受信した結果として、WD22は、以下を実行しうる:
(a)RRCサスペンドメッセージが受信された瞬間から、又は、オプションで下位レイヤがRRCサスペンドメッセージの受信の確認に成功したことを示すときはいずれか早い方から、Xms(Xの値は、設定可能であってもよく、又は、例えば60msに固定されてもよい)だけ、この項で定義された以下の動作を遅延させ;
(b)タイマT302が作動中の場合は停止し;
(c)RRCサスペンドメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合:
(i)idleModeMobilityControlInfoによって提供されるセル再選択優先度情報を記憶し;
(ii)t320が含まれる場合:t320の値に従って設定されたタイマ値を有するタイマT320を開始し;
(d)そうでない場合:システム情報においてブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用し;
(e)ネットワークによって提供された以下の情報を記憶し:resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran-PagingCycle、および、ran-NotificationAreaInfo;
(f)全てのシグナリング無線ベアラ(SRB)およびデータ無線ベアラ(DRB)のための無線リンク制御(RLC)エンティティを再確立し;
(g)RRCサスペンドメッセージがRRCResumeRequestに応答して受信された場合を除き:現在のRRCコンフィグ、現在のセキュリティコンテキスト、ロバストヘッダ圧縮(ROHC)状態を含んだPDCP状態、ソースプライマリセル(PCell)で使用されているC-RNTI、ソースPCellのcellIdentityOTTよび物理セルアイデンティティを含んだ、WD22のASコンテキストを記憶し;
(h)SRB0を除くすべてのSRB及びDRBをサスペンドし;
(i)タイマ値がperiodic-RNAU-timerに設定されたタイマT380を開始し;
(j)RRC接続のサスペンドを上位レイヤに示し;
(k)完全性保護及び暗号化をサスペンドするように下位レイヤをコンフィグし、
(l)RRC_INACTIVEに入り、TS38.304に規定される手順を実行する。
以下は、本開示の実施形態による例示のタイマを説明する例示の表(表2)である。具体的には、表2は、何がタイマを開始しうるか、何がタイマを停止しうるか、および、タイマの満了時に何が起きうるかを、以下のように示す:
表2
Figure 0007163405000002
第3の実施形態の例示の実装
第3の実施形態の1つの例によれば、WD22は、サスペンド又はリリースメッセージ又は(サスペンドコンフィグを伴う)リリースメッセージにおいて、ウェイトタイマT302が作動中である場合に停止されなければならないことの特定の表示を受信したことに応じて、ウェイトタイマを停止しうる。それ以外の場合、その表示が存在しない場合、WD22はタイマを停止しない。WD22が(例えばネットワークノード16から)RRCサスペンドメッセージを受信した結果として、WD22は以下を実行する:
a)RRCサスペンドメッセージが受信された瞬間から、又は、オプションで下位レイヤがRRCサスペンドメッセージの受信の確認に成功したことを示すときはいずれか早い方から、Xms(Xの値は、設定可能であってもよく、又は、例えば60msに固定されてもよい)だけ、この項で定義された以下の動作を遅延させ、
b)RRCサスペンドメッセージがタイマT302を停止することの表示を含む場合、タイマT302が作動中であれば停止し;
c)RRCサスペンドメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合:
(1)idleModeMobilityControlInfoによって提供されるセル再選択優先度情報を記憶し;
(2)t320が含まれる場合:t320の値に従って設定されたタイマ値を有するタイマT320を開始し;
d)それ以外の場合:
(1)システム情報においてブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用し;
e)ネットワークによって提供された以下の情報を記憶し:resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran-PagingCycle、および、ran-NotificationAreaInfo;
f)全てのSRB及びDRBに対してRLCエンティティを再確立し;
g)RRCサスペンドメッセージが、RRCResumeRequestに応答して受信された場合:
(1)現在のRRCコンフィグ、現在のセキュリティコンテキスト、RHOC状態を含んだPDCP状態、ソースPCellにおいて使用されているC-RNTI、ソースPCellのcellIdentity及び物理セルアイデンティティを含んだWD22のASコンテキストを記憶し;
h)SRB0を除く、全てのSRB及びDRBをサスペンドし;
i)タイマ値がperiodic-RNAU-timerに設定されたタイマT380を開始し;
j)RRC接続のサスペンドを上位レイヤに示し;
k)完全性保護及び暗号化をサスペンドするように下位レイヤをコンフィグし;
l)RRC_INACTIVEに入り、TS38.304に規定される手順を実行する。
第3の実施形態の別の例によれば、WD22が(例えばネットワークノード16から)RRCリリースメッセージを受信した結果として、WD22は以下を実行しうる:
a)記憶していたWD22のASコンテキスト及びI-RNTIを破棄し;
b)RRCリリースメッセージが、タイマT302を停止することの表示を含む場合、タイマT302が作動中である場合には停止し;
c)RRCリリースメッセージが受信された瞬間から、又は、オプションで下位レイヤがRRCリリースメッセージの受信の確認に成功したことを示すときはいずれか早い方から、Xms(Xの値は、設定可能であってもよく、又は、例えば60msに固定されてもよい)だけ、この項で定義された以下の動作を遅延させる。
第4の実施形態の例示の実装
第4の実施形態の1つの例によれば、WD22は、サスペンドメッセージ又はリリースメッセージ又は(サスペンドコンフィグを伴う)リリースメッセージにおいてウェイトタイマT302が作動中である場合に停止されなければならないことの特定の表示がないことに応じて、タイマを停止しうる。この例によれば、WD22が(例えばネットワークノード16から)RRCSuspendを受信した結果として、WD22は以下を実行しうる:
a)RRCサスペンドメッセージが受信された瞬間から、又は、オプションで下位レイヤがRRCサスペンドメッセージの受信の確認に成功したことを示すときはいずれか早い方から、Xms(Xの値は、設定可能であってもよく、又は、例えば60msに固定されてもよい)だけ、この項で定義された以下の動作を遅延させ;
b)RRCサスペンドメッセージがタイマT302を維持することの表示を含まない場合、タイマT302が作動中ならば停止し;
c)RRCサスペンドメッセージがidleModeMobilityControlInfoWD22お振込み汲む場合:
(1)idleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を記憶し;
(2)t320が含まれる場合:t320の値に従って設定されたタイマ値を有するタイマT320を開始し;
d)それ以外の場合:
(1)システム情報においてブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用し;
e)ネットワークによって提供された以下の情報を記憶し:resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran-PagingCycle、および、ran-NotificationAreaInfo;
f)全てのSRB及びDRBのためにRLCエンティティを再確立し;
g)RRCサスペンドメッセージがRRCResumeRequestに応じて受信された場合を除き:
(1)現在のRRCコンフィグ、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含んだPDCH状態、ソースPCellにおいて使用されているC-RNTI、ソースPCellのcellIdentity及び物理セルアイデンティティを含んだWD22のASコンテキストを記憶し;
h)SRB0を除き、全てのSRB及びDRBをサスペンドし;
i)タイマ値がperiodic-RNAU-timerに設定されたタイマT380を開始し;
j)RRC接続のサスペンドを上位レイヤに示し;
k)完全性保護及び暗号化をサスペンドするように下位レイヤをコンフィグし;
l)RRC_INACTIVEに入り、TS38.304に規定された手順を実行する。
第4の実施形態の別の例によれば、WD22が(例えばネットワークノード16から)RRCReleaseを受信した結果として、WD22は以下を実行しうる:
a)記憶しているWD22のASコンテキスト及びI-RNTIを破棄し;
b)RRCリリースメッセージがタイマT302を維持することの表示を含む場合、タイマT302が作動中である場合に停止し;
c)RRCリリースメッセージが受信された瞬間から、又は、オプションで下位レイヤがRRCリリースメッセージの受信の確認に成功したことを示すときはいずれか早い方から、Xms(Xの値は、設定可能であってもよく、又は、例えば60msに固定されてもよい)だけ、この項で定義された以下の動作を遅延させる。
第5の実施形態の例示の実装
第5の実施形態によれば、WD22は、ウェイトタイマT302が作動中に、(例えばネットワークノード16から)(レジューム要求に応答した)サスペンド又はリリースメッセージにおいて待ち時間の値を受信し、更新動作を実行する。すなわち、WD22は、新たに受信した値に従って、新しい値を適用して、ウェイトタイマT302を開始する。この例によれば、WD22が(例えばネットワークノード16から)RRCSuspendの結果として、WD22は、以下を実行しうる:
a)RRCサスペンドメッセージが受信された瞬間、又は、オプションで下位レイヤがRRCサスペンドメッセージの受信の確認に成功したことを示すときにはいずれか早い方から、Xms(Xの値は、設定可能であってもよく、又は、例えば60msに固定されてもよい)だけ、この項で定義された以下の動作を遅延させ;
b)RRCサスペンドメッセージが待ち時間を含む場合:
(1)タイマT302をその待ち時間の値に設定し;
(2)タイマT302を開始し;
c)RRCサスペンドメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合:
(1)idleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を記憶し;
(2)t320が含まれる場合:t320の値に従って設定されたタイマ値を有するタイマT320を開始し;
d)それ以外の場合:
(1)システム情報においてブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用し;
e)ネットワークによって提供された以下の情報を記憶し:resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran-PagingCycle、およびran-NotificationAreaInfo;
f)全てのSRB及びDRBのためにRLCエンティティを再確立し;
g)RRCResumeRequestに応答してRRCサスペンドメッセージが受信された場合を除き:
(1)現在のRRCコンフィグ、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含んだPDCP状態、ソースPCellで使用されているC-RNTI、PCellのcellIdentity及び物理セルアイデンティティを含んだWD22のASコンテキストを記憶し;
h)SRB0を除き、全てのSRB及びDRBをサスペンドし;
i)タイマ値がperiodic-RNAU-timerに設定されたタイマT380を開始し;
j)RRC接続のサスペンドを上位レイヤに示し;
k)完全性保護及び暗号化をサスペンドするように下位レイヤをコンフィグし;
l)RRC_INACTIVEに入り、TS38.304[21]に規定される手順を実行する。
第5の実施形態の別の例によれば、WD22が(例えばネットワークノード16から)RRCReleaseを受信した結果として、WD22は、以下を実行してもよい:
a)記憶されているWD22のASコンテキスト及びI-RNTIを破棄し;
b)RRCリリースメッセージが待ち時間を含む場合:
(1)待ち時間の値をタイマT302に設定し;
(2)タイマT302を開始し;
c)RRCリリースメッセージが受信された瞬間から、又はオプションとしてRRCリリースメッセージの受信の確認が成功したことを下位レイヤが示すときにはいずれか早い方からXmsだけ、この項で定義される以下の動作を遅延させる。
第6の実施形態の例示の実装
第6の実施形態の1つの例によれば、WD22は、(例えばネットワークノード16からの)(レジューム要求に応答して)サスペンド又はリリースメッセージを受信した際に、タイマT302をリセット又はリスタートする。例において、WD22がRRCサスペンドメッセージを受信した結果として、WD22は、以下を実行しうる:
a)RRCサスペンドメッセージが受信された瞬間又はオプションとしてRRCサスペンドメッセージの受信の確認に成功したことを下位レイヤが示すときにはいずれか早い方からXmsだけ、この項で定義した以下の動作を遅延させ;
b)作動中である場合、T302をリスタートし;
c)RRCサスペンドメッセージがidleModeMobilityControlInfoを含む場合:
idleModeMobilityControlInfoによって提供されたセル再選択優先度情報を記憶し;
(1)t320が含まれている場合、t320の値に従って設定されるタイマ値を有するタイマT320を開始し;
d)そうでない場合:
(1)システム情報においてブロードキャストされたセル再選択優先度情報を適用し;
e)ネットワークによって提供される以下の情報:resumeIdentity、nextHopChainingCount、ran-PagingCycle、およびran-NotificationAreaInfoを記憶し;
f)全てのSRB及びDRBのためのRLCエンティティを再確立し;
g)RRCResumeRequestに応答してRRCサスペンドメッセージが受信された場合を除き:
(1)現在のRRCコンフィグ、現在のセキュリティコンテキスト、ROHC状態を含んだPDCP状態、ソースPCellにおいて使用されているC-RNTI、ソースPCellのcellIdentity及び物理セルアイデンティティを含んだ、WD22のASコンテキストを記憶し;
h)SRB0を除き、全てのSRB及びDRBをサスペンドし;
i)periodic-RNAU-timerに設定されたタイマ値を有するタイマT380を開始し;
j)RRC接続のサスペンドを上位レイヤに示し;
k)完全性保護及び暗号化をサスペンドするように下位レイヤをコンフィグし;
l)RRC_INACTIVEに入り、TS38.304に規定される手順を実行する。
第6の実施形態の別の例では、WD22がRRCリリースメッセージを受信した結果として、WD22は以下を実行しうる:
a)記憶されているWD22のASコンテキスト及びI-RNTIを破棄し;
b)作動中である場合、T302をリスタートし;
c)RRCリリースメッセージが受信された瞬間又はオプションとしてRRCリリースメッセージの受信の確認に成功したことを下位レイヤが示すときにはいずれか早い方からXmsだけ、この項で定義した以下の動作を遅延させる。
第7の実施形態の例示の実装
第7の実施形態の1つの例において、WD22は、タイマT302又はT300/T300Xが作動中に、下位レイヤ(例えばPDCPレイヤ)において完全性保護検証エラーを検出し、タイマT302を停止するか、タイマT302をリスタートする。1つの例によれば、WD22は、T300Xタイマが満了したことを検出し、又は、T300Xが作動中に下位レイヤから完全性チェック障害を検出しうる。その結果、WD22は、以下を実行しうる:
a)作動中である場合にT302を停止し;
b)タイマT300Xが満了した場合又は完全性チェック障害表示を受信したことに応じて:5.3.11に規定されるようにRRC_IDLEへ行ったことに応じたリリース原因を伴うRRC Resume failureの動作を実行する。
いくつかの実施形態では、端末又は無線デバイス又はノードをコンフィグすることは、そのコンフィグ、例えば、少なくとも1つの設定及び/又は登録エントリ及び/又は動作モードを変更するように、その無線デバイス又はノードに指示すること、又はその無線デバイス又はノードをそのように動作させることを含みうる。端末又は無線デバイス又はノードは、例えば端末又は無線デバイスのメモリ内の情報又はデータに従って、それ自身をコンフィグするように構成されうる。他のデバイス又はノード又はネットワークによってノード又は端末又は無線デバイスをコンフィグすることは、他のデバイス又はノード又はネットワークによる無線デバイスへの、情報及び/又はデータ及び/又は命令、例えば(コンフィグデータでありうる及び/又はそれを含みうる)割り当てデータ、及び/又は、スケジューリングデータ、及び/又は、スケジューリンググラント、を指し、及び/又はそれらを送信することを含みうる。端末をコンフィグすることは、例えば本開示の実施形態によるウェイトタイマのためのパラメータを示すRRCメッセージを端末へ送信することを含みうる。
無線ノードのコンフィグ
無線ノード、特に、端末又はユーザ端末又はWD22をコンフィグすることは、無線ノードがそのコンフィグに従って動作するように適合される又はそのようにさせられる又はそのように設定される及び/又はそのように命令されることを指しうる。コンフィグは、他のデバイス、例えばネットワークノード16(例えば、基地局又はeNodeBのようなネットワークの無線ノード)又はネットワークによって行われてもよく、その場合、コンフィグされるべき無線ノードへコンフィグデータを送信することを含みうる。無線ノードは、ネットワーク又はネットワークノード16から受信されたコンフィグデータに基づいて、自身をコンフィグしうる。ネットワークノード16は、コンフィグのためのその1つ以上の回路を使用し、及び/又はそれを使用するように適合されうる。コンフィグデータは、コンフィグ情報並びに/もしくは1つ以上の対応する表示並びに/もしくはメッセージを含み、及び/又は、それらによって表現されうる。
一般的なコンフィグ
一般に、コンフィグは、設定を表すコンフィグデータを決定することと、さらなる無線ノード(又は、無線デバイス22に到達するまで繰り返されうる他のノード)へコンフィグデータを送信しうる1つ以上の他のノードへ、コンフィグデータを(平行的に及び/又は逐次的に)提供すること、例えば送信することとを含みうる。代わりに、又は追加的に、例えばネットワークノード16や他のデバイスによって、無線ノードをコンフィグすることは、例えばネットワークのより高いレベルのノードでありうるネットワークノード16のような他のノードから、コンフィグデータ及び/又はコンフィグデータに関するデータを受信することと、その無線ノードへ受信したコンフィグデータを送信することとを含みうる。したがって、コンフィグを決定することと無線ノードへコンフィグデータを送信することは、適切なインタフェース、例えばLTEの場合にはX2インタフェース又はNRに対する対応するインタフェースを介して通信することが可能でありうる、様々なネットワークノード又はエンティティによって実行されうる。端末(例えばWD22)をコンフィグすることは、端末のための下りリンク並びに/もしくは上りリンク送信、例えば下りリンクデータ並びに/もしくは下りリンク制御シグナリング並びに/もしくはDCI並びに/もしくは上りリンク制御やデータや通信シグナリング、のスケジューリングを、及び/又は、リソースの並びに/もしくはそのためのリソースプールをコンフィグすることを含みうる。具体的には、端末(例えばWD22)をコンフィグすることは、本開示の実施形態に従って、ウェイトタイマを更新するようにWD22をコンフィグすることを含みうる。
当業者によって理解されるように、ここで説明されたコンセプトは、方法、データ処理システム、コンピュータプログラムプロダクト、及び/又は、実行可能なコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ記憶媒体として具現化されうる。したがって、ここで説明したコンセプトは、全体としてハードウェアの実施形態、全体としてソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせの実施形態の、全てが一般的に「回路」又は「モジュール」とここで呼ばれる態様の形式をとりうる。ここで説明した任意の処理、ステップ、動作、及び/又は機能は、ソフトウェア及び/又はファームウェア及び/又はハードウェアで実装されうる対応するモジュールによって実行され、及び/又はそれと関連付けられうる。さらに、本開示は、コンピュータによって実行可能な媒体に実装されたコンピュータプログラムコードを有する有形のコンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラムプロダクトの形式をとりうる。ハードディスク、CD-ROM、電気ストレージデバイス、光学ストレージデバイス、又は磁気ストレージデバイスを含んだ、任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体が利用されうる。
いくつかの実施形態について、方法、システム、およびコンピュータプログラムプロダクトのフローチャート図及び/又はブロック図を参照してここで説明した。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、およびフローチャート図及び/又はブロック図におけるブロックの組み合わせが、コンピュータプログラム命令によって実装可能であることが理解されるだろう。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを作り出すように、(それにより特定用途用のコンピュータを作り出すための)汎用コンピュータ、特定用途用のコンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、そのコンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装するための手段を作り出すようにしうる。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶された命令が、フローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装する指示手段を含んだ製品を作り出すように、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置に特定の方法で機能するように指図することができるコンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に記憶されてもよい。
また、コンピュータプログラム命令は、そのコンピュータまたは他のプログラム可能装置において実行される命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックで特定された機能/動作を実装するためのステップを提供するように、コンピュータ実装された処理を作り出すための、一連の動作ステップをコンピュータまたは他のプログラム可能な装置で実行させるために、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に展開されうる。
ブロックにおいて言及された機能/動作は、動作の説明において言及された順序から離れて生じうることが理解されるべきである。例えば、含まれる機能/動作に応じて、連続して示される2つのブロックは、実際には、実態的に並行して実行されてもよく、また、そのブロックは、場合によっては、逆の順序で実行されてもよい。図の一部が通信の主要な方向を示すために通信パス上に矢印を含んでいるが、描画された矢印の反対方向において通信が発生してもよいことが理解されるべきである。
ここで説明したコンセプトの動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)やC++などのオブジェクト指向のプログラム言語で書かれうる。しかしながら、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラム言語などの従来の手続き型プログラム言語で書かれてもよい。プログラムコードは、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、ユーザのコンピュータで全てが、ユーザのコンピュータで一部が、実行されてもよいし、ユーザのコンピュータで一部がそして遠隔コンピュータで一部が、又は、遠隔コンピュータで全部が、実行されてもよい。後者のシナリオでは、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)を通じてユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いるインターネットを通じて)外部のコンピュータへの接続がなされてもよい。
上述の説明及び図面と組み合わせて、多くの様々な実施形態についてここで説明した。これらの実施形態の全ての組み合わせ及びサブコンビネーションを逐語的に説明し図解することは、過度に反復的で分かりにくくなることが理解されるだろう。したがって、全ての実施形態は、いずれかの方法及び/又は組み合わせで、組み合わせることが可能であり、図面を含む本明細書は、ここで説明した実施形態の、そして、それらを行い使用する方法及び処理の、全ての組み合わせ及びサブコンビネーションの完全な文書での説明を構成していると解さなければならず、このような組み合わせ及びサブコンビネーションのいずれかに対するクレームをサポートしているものである。
当業者によって理解されるように、ここで説明されたコンセプトは、方法、データ処理システム、及び/又はコンピュータプログラムプロダクトとして具現化されうる。したがって、ここで説明したコンセプトは、全体としてハードウェアの実施形態、全体としてソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせの実施形態の、全てが一般的に「回路」又は「モジュール」とここで呼ばれる態様の形式をとりうる。さらに、本開示は、コンピュータによって実行可能な媒体に実装されたコンピュータプログラムコードを有する有形のコンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラムプロダクトの形式をとりうる。ハードディスク、CD-ROM、電気ストレージデバイス、光学ストレージデバイス、又は磁気ストレージデバイスを含んだ、任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体が利用されうる。
いくつかの実施形態について、方法、システム、およびコンピュータプログラムプロダクトのフローチャート図及び/又はブロック図を参照してここで説明した。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、およびフローチャート図及び/又はブロック図におけるブロックの組み合わせが、コンピュータプログラム命令によって実装可能であることが理解されるだろう。これらのコンピュータプログラム命令は、マシンを作り出すように、汎用コンピュータ、特定用途用のコンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、そのコンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装するための手段を作り出すようにしうる。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶された命令が、フローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装する指示手段を含んだ製品を作り出すように、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置に特定の方法で機能するように指図することができるコンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に記憶されてもよい。
また、コンピュータプログラム命令は、そのコンピュータまたは他のプログラム可能装置において実行される命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つまたは複数のブロックで特定された機能/動作を実装するためのステップを提供するように、コンピュータ実装された処理を作り出すための、一連の動作ステップをコンピュータまたは他のプログラム可能な装置で実行させるために、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に展開されうる。
ブロックにおいて言及された機能/動作は、動作の説明において言及された順序から離れて生じうることが理解されるべきである。例えば、含まれる機能/動作に応じて、連続して示される2つのブロックは、実際には、実態的に並行して実行されてもよく、また、そのブロックは、場合によっては、逆の順序で実行されてもよい。図の一部が通信の主要な方向を示すために通信パス上に矢印を含んでいるが、描画された矢印の反対方向において通信が発生してもよいことが理解されるべきである。
ここで説明したコンセプトの動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)やC++などのオブジェクト指向のプログラム言語で書かれうる。しかしながら、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラム言語などの従来の手続き型プログラム言語で書かれてもよい。プログラムコードは、ユーザのコンピュータで全てが、ユーザのコンピュータで一部がそして遠隔コンピュータで一部が、又は、遠隔コンピュータで全部が、実行されてもよい。後者のシナリオでは、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)やワイドエリアネットワーク(WAN)を通じてユーザのコンピュータに接続されてもよく、又は、(例えば、インターネットサービスプロバイダを用いるインターネットを通じて)外部のコンピュータへの接続がなされてもよい。
多くの様々な実施形態について、上の説明及び図面に関連して、ここで説明した。これらの実施形態の全ての組み合わせ及びサブコンビネーションを文字通り説明及び図解することは過度に反復が多く、不明りょうにするものであることが理解されるだろう。したがって、任意の方法及び/又は組み合わせで全ての実施形態を組み合わせることができ、図面を含む本明細書は、ここで説明した実施形態の、そして、それらを実行し使用する方法及び処理の、全ての組み合わせ及びサブコンビネーションの完全な書面による説明を構成するものと解釈されなければならず、任意のこのような組み合わせ又はサブコンビネーションに対するクレームをサポートするものである。
当業者であれば、ここで説明された実施形態が、上でここに具体的に示され説明されたものに限定されないことを十分に理解しているだろう。さらに、上で反対の言及がない限り、添付の図面の全てが正確な縮尺でないことに留意すべきである。様々な変更及び変形が、上述の教示に照らして、以下の特許請求の範囲から逸脱することなく可能である。

Claims (17)

  1. 無線デバイス(WD(22))における方法であって、
    ネットワークノード(16)から、リリースメッセージとサスペンドメッセージとのいずれかを受信すること(S138)と、
    前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果としてウェイトタイマを更新すること(S140)と、
    を含み、
    前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信したことの結果として前記ウェイトタイマを更新することは、さらに、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して前記ウェイトタイマを再開することを含む方法。
  2. 前記ウェイトタイマは、T302タイマである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージとRRCサスペンドメッセージとのいずれかである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ネットワークノード(16)へレジューム要求メッセージを伝達することをさらに含み、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは当該レジューム要求メッセージの伝達の結果として受信される、請求項1からのいずれか1項に記載の方法。
  5. 無線デバイス(WD(22))と通信するように構成されたネットワークノード(16)における方法であって、
    前記WD(22)から、レジューム要求メッセージを受信すること(S134)と、
    前記レジューム要求メッセージを受信したことの結果として、前記WD(22)のウェイトタイマをコンフィグするリリースメッセージとサスペンドメッセージとのいずれかを前記WD(22)に伝達することを決定すること(S136)と、
    を含み、
    前記WD(22)の前記ウェイトタイマをコンフィグするために前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを決定することは、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して、前記ウェイトタイマを再開するように、前記WD(22)の前記ウェイトタイマをコンフィグすることをさらに含む方法。
  6. 前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージとRRCサスペンドメッセージとのいずれかである、請求項に記載の方法。
  7. 前記ウェイトタイマはT302タイマである、請求項又はに記載の方法。
  8. 前記レジューム要求メッセージを受信したことの結果として、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを前記WD(22)へ伝達することをさらに含む、請求項からのいずれか1項に記載の方法。
  9. ネットワークノード(16)と通信するように構成された無線デバイス(WD(22))であって、当該WD(22)は処理回路(84)を有し、当該処理回路(84)は、
    リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかを前記ネットワークノード(16)から受信し、
    前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答してウェイトタイマを再開するように構成されることにより、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果として前記ウェイトタイマを更新する、
    ように構成される無線デバイス。
  10. 前記ウェイトタイマはT302タイマである、請求項に記載の無線デバイス。
  11. 前記処理回路(84)は、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかの受信に応答して前記ウェイトタイマを停止するように構成されることにより、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを受信した結果として前記ウェイトタイマを更新するように構成される、請求項又は10に記載の無線デバイス。
  12. 前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ及びRRCサスペンドメッセージのいずれかである、請求項から11のいずれか1項に記載の無線デバイス。
  13. 前記処理回路(84)は、レジューム要求メッセージを前記ネットワークノード(16)へ伝達するようにさらに構成され、前記レジューム要求メッセージを伝送したことの結果として、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかが受信される、請求項から12のいずれか1項に記載の無線デバイス。
  14. 無線デバイス(WD(22))と通信するように構成されたネットワークノード(16)であって、当該ネットワークノード(16)は処理回路(68)を有し、当該処理回路(68)は、
    前記WD(22)から、レジューム要求メッセージを受信し、
    リリースメッセージ及びサスペンドメッセージのいずれかの受信に応答してウェイトタイマを再開するように前記WD(22)の前記ウェイトタイマをコンフィグすることにより、記ウェイトタイマをコンフィグする前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを前記WD(22)へ伝達することを決定する、
    ように構成される、ネットワークノード。
  15. 前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかは、無線リソース制御(RRC)リリースメッセージ及びRRCサスペンドメッセージのいずれかである、請求項14に記載のネットワークノード。
  16. 前記ウェイトタイマはT302タイマである、請求項14又は15に記載のネットワークノード。
  17. 前記処理回路(68)は、前記レジューム要求メッセージを受信した結果として、前記リリースメッセージ及び前記サスペンドメッセージの前記いずれかを前記WD(22)へ伝達するようにさらに構成される、請求項14から16のいずれか1項に記載のネットワークノード。
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