JP7162682B2 - 情報連携装置、情報連携システム、情報連携方法およびプログラム - Google Patents

情報連携装置、情報連携システム、情報連携方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報連携装置、情報連携システム、情報連携方法およびプログラムに関し、特に、チャット情報を管理するチャットサーバ内の情報を、アクションアイテム情報を管理する情報管理システムに反映させる情報連携装置、情報連携システム、情報連携方法およびプログラムに関する。
コンピュータシステムを用いたユーザ間の情報共有を促進させるツールとして、リアルタイムでのコミュニケーションを可能にするチャットの活用が進んでいる。このようなチャットを活用した情報管理技術として、特許文献1は、チャット機能を用いてやりとりされた複数のメッセージと、当該複数のメッセージそれぞれに対する送信元ユーザアカウントを特定可能な情報である複数の送信元情報とを記憶した記憶部を参照して、当該複数のメッセージを編集して得られた編集情報を生成するチャットサマリ参照制御方法を開示する。特許文献1のチャットサマリ参照制御方法は、複数の送信元に含まれるユーザアカウントに対してのみ、編集情報を提供する。これにより、議事録を提供する際に、提供先に応じて、実際のメッセージのやりとりの内容を開示するか否かを制御できる。
特開2015-185107号公報
しかしながら、議事録またはチャットログをテキストとして保存するだけでは、チャット中に発生したアクションアイテムが認識されず、あるいは認識されたとしてもチャット終了後に忘れられる危険がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、チャットを解析してアクションアイテムを自動的に取得し、取得したアクションアイテムをタスク管理システム等の情報管理システムに自動的に送信することにより、チャットにおいて発生したアクションアイテムの見落としの危険を低減することを目的とする。
本発明の第1の態様は、チャット情報を管理するチャットサーバ内の情報を、アクションアイテム情報を管理する情報管理システムに反映させる情報連携装置を提供する。情報連携装置は、チャットサーバとの間でネットワークを介して送受信されるチャットで扱われる情報を解析してアクションアイテム情報を取得し、アクションアイテム情報を情報管理システムに送信する制御部を備える。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様の情報連携装置と、情報連携装置との間で送受信されるチャット情報を管理するチャットサーバと、情報連携装置が前記チャット情報から抽出したアクションアイテム情報を受信し、前記アクションアイテム情報を管理する情報管理システムと、を備える情報連携システムを提供する。
本発明の第3の態様は、チャット情報を管理するチャットサーバ内の情報を、アクションアイテム情報を管理する情報管理システムに反映させる情報連携方法を提供する。情報連携方法は、チャットサーバからネットワークを介して受信したチャットを解析してアクションアイテム情報を取得するステップと、アクションアイテム情報を情報管理システムに送信する送信ステップと、を含む。
本発明の第4の態様は、本発明の第3の態様の情報連携方法を制御部に行わせるためのプログラムを提供する。
本発明により、チャットを解析してアクションアイテムを自動的に取得し、取得したアクションアイテムをタスク管理システム等の情報管理システムに自動的に送信することにより、チャットにおいて発生したアクションアイテムの見落としの危険を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る情報連携システムの構成を示す図である。 実施の形態1に係るAP連携装置の構成を示す図である。 チャットサーバの構成を示す図である。 バージョン管理サーバの構成を示す図である。 タスク管理サーバの構成を示す図である。 実施の形態1に係るデータベースサーバに格納される情報を示す図である。 AP連携装置の表示装置に表示されるチャット画面を例示する図である。 チャット内に入力することによって実行可能なコマンドの例を示す表である。 AP連携装置に入力されたチャットに含まれる情報の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係るデータベースサーバのデータ構造を示す図である。 実施の形態2に係る情報連携システムの構成を示す図である。 実施の形態2に係るAP連携装置の構成を示す図である。 実施の形態2に係るデータベースサーバに格納される情報を示す図である。 実施の形態2に係るデータベースサーバのデータ構造を示す図である。 AP連携装置の表示装置に表示されるデータ確認画面を示す図である。 実施の形態2に係る制御部による情報処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る制御部による情報処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る制御部による情報処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るAP連携装置の構成を示す図である。 図19の自動応答部の機能構成を示すブロック図である。 図19のAP連携装置によって行われる処理の流れを例示するフローチャートである。 質問者等のユーザに対して表示されるチャット画面またはメッセージ画面を例示する模式図である。 回答者に対して表示されるユーザインタフェース画面を例示する模式図である。
以下、本発明の実施の形態に係る分析装置について、図面を参照して説明する。各実施の形態において、同一の構成には同一の符号を付して、重複説明を省略する。
実施の形態1.
1.構成
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報連携システム100の構成を示す図である。情報連携システム100は、種々のアプリケーションプログラム(以下、「AP」という。)を連携させて動作させるためのシステムである。情報連携システム100は、チャットに関する情報を管理するチャットサーバ20と、ソフトウェアのソースコードのバージョンに関する情報を管理するバージョン管理サーバ30と、ソフトウェア開発のタスクに関する情報を管理するタスク管理サーバ40と、種々のAPを連携させるアプリケーションプログラム連携装置(AP連携装置)10と、データベースサーバ60と、を含む。AP連携装置10は、クライアント端末の中に実現され、情報連携システム100は、複数のAP連携装置10を含む。
チャットサーバ20と、バージョン管理サーバ30と、タスク管理サーバ40と、AP連携装置10と、データベースサーバ60とは、ネットワーク50を介して接続されており、ネットワーク50を介して互いにコマンドやデータを交換することができる。
1.1 AP連携装置
図2は、情報連携システム100を構成するAP連携装置10の構成を示す図である。AP連携装置10は、PC、タブレット、スマートフォン等の情報処理装置で構成される。AP連携装置10は、外部から情報を受け付ける入力部11と、外部へ情報を出力する出力部12と、AP連携装置10の全体動作を制御する制御部13と、情報を記憶する記憶部14と、ネットワーク50に接続するための通信インタフェース(I/F)15とを備える。
入力部11は、操作者による操作指示を受け付ける入力用インタフェースである。例えば、入力部11は、操作者から受け付けた入力指示や操作の内容を電気信号に変換して制御部13に伝達する。入力部11は、マウス、キーボード、タッチパネル、マイク等を含む。
出力部12は、種々の情報を出力する。出力部12は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プロジェクタ等の表示装置12aを含む。また、出力部12は、図示しないプリンタおよび音声を出力するスピーカを含んでもよい。
制御部13は、プログラムを実行することによって所定の機能を実現するCPUまたはMPUのような汎用プロセッサを含み、記憶部14に格納されたプログラム14a~14dを実行することによって各種の機能を実現する。制御部13は、ハードウェアとソフトウェアの協働により所定の機能を実現するものに限定されず、所定の機能を実現するための専用回路として設計されたFPGA、ASIC、DSP等のハードウェア回路で構成されてもよい。
記憶部14は、種々の情報を記録する記録媒体である。記憶部14は、例えば、フラッシュメモリ、SSDなどの半導体メモリ装置、ハードディスク等の磁気記憶装置、その他の記憶デバイス単独でまたはそれらを適宜組み合わせて実現される。記憶部14には、AP連携装置10の全体動作を制御する制御プログラム14aと、ユーザにチャット機能を提供するチャットAP14bとが格納される。
さらに、記憶部14には、バージョン管理AP14cが格納される。制御部13は、バージョン管理AP14cを呼び出して実行することによって、ユーザにバージョン管理機能を提供する。バージョン管理機能は、例えば、CVS、Subversion、Git等の集中型または分散型のバージョン管理システムによって実現される。
記憶部14には、タスク管理AP14dがさらに格納される。制御部13は、タスク管理AP14dを呼び出して実行することによって、ユーザにタスク管理機能を提供する。タスク管理機能は、例えば、JIRA(登録商標)、Redmine等のタスク管理システムによって実現される。
通信I/F15は、ネットワーク50を介して外部機器への通信接続を可能とするためのインタフェース回路である。通信I/F15は、IEEE802.3、IEEE802.11またはWi-Fi等の規格に従って通信を行う。
1.2 チャットサーバ
図3は、情報連携システム100を構成するチャットサーバ20の構成を示す図である。チャットサーバ20は、AP連携装置10と同様の構成を有し、例えば、1つまたは複数の情報処理装置で構成される。すなわち、チャットサーバ20は、外部から情報を受け付ける入力部21と、外部へ情報を出力する出力部22と、チャットサーバ20の全体動作を制御する制御部23と、制御プログラム24aを含む情報を記憶する記憶部24と、ネットワーク50に接続するための通信インタフェース(I/F)25とを備える。AP連携装置10が有するチャットAP14bとチャットサーバ20とは、協働することによってチャットシステムとして機能する。
1.3 バージョン管理サーバ
図4は、情報連携システム100を構成するバージョン管理サーバ30の構成を示す図である。バージョン管理サーバ30は、AP連携装置10と同様の構成を有し、例えば、1つまたは複数の情報処理装置で構成される。すなわち、バージョン管理サーバ30は、外部から情報を受け付ける入力部31と、外部へ情報を出力する出力部32と、バージョン管理サーバ30の全体動作を制御する制御部33と、制御プログラム34aを含む情報を記憶する記憶部34と、ネットワーク50に接続するための通信インタフェース(I/F)35とを備える。AP連携装置10が有するバージョン管理AP14cとバージョン管理サーバ30とは、協働することによってバージョン管理システムとして機能する。
1.4 タスク管理サーバ
図5は、情報連携システム100を構成するタスク管理サーバ40の構成を示す図である。タスク管理サーバ40は、AP連携装置10と同様の構成を有し、例えば、1つまたは複数の情報処理装置で構成される。すなわち、タスク管理サーバ40は、外部から情報を受け付ける入力部41と、外部へ情報を出力する出力部42と、タスク管理サーバ40の全体動作を制御する制御部43と、情報を記憶する記憶部44と、ネットワーク50に接続するための通信インタフェース(I/F)45とを備える。AP連携装置10が有するタスク管理AP14dとタスク管理サーバ40とは、協働することによってタスク管理システムとして機能する。
1.5 データベースサーバ
データベースサーバ60には、図6に示すように、後述のチャンネル情報61、トランザクション情報62、アクションアイテム情報63およびチャットログ64等の情報が格納される。なお、データベースサーバ60は、AP連携装置10と同様の構成を有してもよい。
2.動作
以下、情報連携システム100の動作について説明する。
ユーザは、まず、クライアント端末であるAP連携装置10を操作してチャットAP14bを実行する。チャットAP14bを実行してチャット機能を提供する制御部13(以下、単に「チャットAP14b」という。)は、ネットワーク50を介してチャットサーバ20にアクセスする。これにより、AP連携装置10の表示装置12aに、図7に示すようなチャット画面が表示される。
図7は、ユーザAが見ることのできるチャット画面を示している。図7のチャット画面には、ユーザA、BおよびCによる発言(チャット)701~710が示されている。ユーザAは、図7に示すチャンネルaに属するチャットの他、チャンネルb、cおよびdに属するチャットを行うことができる。チャンネルa~dは、例えばプロジェクト等の業務単位に応じて使い分けられる。ユーザAは、例えば図7の左上のチャンネルa~dの各タブをクリックすることによって、チャット画面を切り換えることができる。
ユーザA~Cは、チャット画面に、会話文の他に、コマンドを入力することができる。AP連携装置10の制御部13は、チャット内に入力された文字列を解釈し、コマンドが入力されたと解釈した場合、バージョン管理AP14cおよびタスク管理AP14dの少なくとも1つを操作する。これにより、ユーザA~Cは、コマンドを入力することによって、バージョン管理AP14cおよびタスク管理AP14dの少なくとも1つを操作することができる。
AP連携装置10では、チャンネルa~dは、チャンネルa~dにそれぞれ対応する情報を区別するためのメタデータとして管理される。例えば、チャンネルaに関して行われたチャットのログは、チャンネルa専用のフォルダまたはディレクトリの中に保存される。これに対応して、チャンネルa~dにそれぞれ対応する情報は、バージョン管理AP14cにおいては、それぞれ対応するリポジトリに格納される。例えば、チャンネルaでコミット命令コマンドが指定された場合、チャンネルaに対応するリポジトリのソースコードに対し修正およびコミットが行われる。
図8は、上記のようなチャット内に入力することによって実行可能なコマンドの例を示す表である。図8の表のNo.1およびNo.2の欄に記載されたトランザクション開始コマンド(コマンド形式は“begin.<トランザクション名>”)およびトランザクション終了コマンド(コマンド形式は“end”)は、チャットの目的や内容等に応じて、所望のまとまったチャット群をトランザクションとして管理するためのコマンドである。トランザクション開始コマンドからトランザクション終了コマンドまでのチャット群が、1つのトランザクションとして管理される。
図7に示した例では、ユーザAのチャット701の1行目に、トランザクション名を「打合せ1」とするトランザクション開始コマンド“begin.打合せ1”が入力されている。その後、ユーザAのチャット704の2行目にトランザクション終了コマンド“end”が入力されている。したがって、チャット701~704が、トランザクション名を「打合せ1」とするトランザクションとして管理される。同様に、ユーザAのチャット705の1行目に、トランザクション名を「打合せ2」とするトランザクション開始コマンド“begin.打合せ2”が入力されている。その後、ユーザBのチャット710の4行目にトランザクション終了コマンド“end”が入力されている。したがって、チャット705~710が、トランザクション名を「打合せ2」とするトランザクションとして管理される。
図8の表のNo.3の欄に記載されたコミット命令コマンド(コマンド形式は“code.commit.<ブランチ名>.<ファイルパス>(改行、以下略)”)は、チャットAP14bに、バージョン管理AP14cに対するコミット命令を送信させるためのコマンドである。チャットAP14bからのコミット命令を受信したバージョン管理AP14cは、コミットコマンドを実行する。コミットコマンドは、バージョン管理AP14cの機能として搭載されたコマンドであって、バージョン管理されているソースコードの修正およびコミットを行うコマンドである。
具体的には、コミット命令コマンドがチャットAP14bに入力されると、アクションアイテム取得部13aとして機能するAP連携装置10の制御部13(図2参照)は、コミット命令コマンドを解釈してその内容をアクションアイテムとして取得する。そして、バージョン管理AP14cは、コミット命令コマンドの内容を読み込み、ネットワーク50を介してバージョン管理サーバ30に対してコミット命令コマンドの内容を送信する。コミット命令コマンドの内容を受信したバージョン管理サーバ30の制御部33(図4参照)は、チェックアウトによって、コミット命令コマンドで指定されたブランチを作業対象のブランチとし、その後、コミット命令コマンドで指定された修正(削除および追加の少なくとも1つ)を実行し、コミットを実行する。このようにして、バージョン管理サーバ30上でコミットが実行される。
図7に示した例では、ユーザAのチャット705の3~5行目に、コミット命令コマンド“code.commit.branchX.src/file.c(改行)10.-.for(i=0;i<10;i++){(改行)10.+.for(int i=0;i<10;i++){”が入力されている。したがって、AP連携装置10の制御部13は、コミット命令コマンドの内容を、アクションアイテムとして取得する。さらに、送信部13bとして機能する制御部13は、取得したアクションアイテムを、ネットワーク50を介してバージョン管理サーバ30に送信する。バージョン管理サーバ30の制御部33は、チャンネルaに対応するリポジトリの、branchXというブランチの、srcというフォルダ下の、file.cというファイルに指定された修正およびコミットを実行する。すなわち、バージョン管理サーバ30の制御部33は、file.cの10行目の「for (i=0;i<10;i++){」を削除し、削除後の同ファイルの10行目に、「for (int i=0;i<10;i++){」を追加する、という修正を行い、修正の結果をコミットする。
図8の表のNo.4の欄に記載されたマージリクエスト命令コマンド(コマンド形式は“code.mr.<ブランチ名>.@<担当者>”)は、チャットAP14bに、バージョン管理AP14cに対するマージリクエスト命令を送信させるためのコマンドである。チャットAP14bからのマージリクエスト命令を受信したバージョン管理AP14cは、マージリクエストコマンドを実行する。マージリクエストコマンドは、バージョン管理AP14cの機能として搭載されたコマンドであって、対象ブランチについてマージを行うことを要求するマージリクエストをマージ担当者に送信するコマンドである。
図7に示した例では、ユーザBのチャット708に、マージリクエスト命令コマンド“code.mr.branchY.@C”が入力されている。これにより、AP連携装置10の制御部13は、マージリクエスト命令コマンドの内容を、アクションアイテムとして取得するとともにネットワーク50を介してバージョン管理サーバ30に送信する。バージョン管理サーバ30の制御部33は、branchYというブランチに関して、マージ担当者であるCにマージリクエストを送信する。これにより、マージ担当者Cが確認できるバージョン管理AP14cの画面に、マージリクエストを受信した旨が表示される。
図8の表のNo.5の欄に記載されたプロダクトバックログ追加命令コマンド(コマンド形式は“task.add.<プロダクトバックログ名>”)は、チャットAP14bに、タスク管理AP14dに対するプロダクトバックログ追加命令を送信させるためのコマンドである。プロダクトバックログ追加命令を受信したタスク管理AP14dは、プロダクトバックログ追加コマンドを実行する。プロダクトバックログ追加コマンドは、タスク管理AP14dの機能として搭載されたコマンドであって、優先順位が付されたタスクとしてのプロダクトバックログと、当該プロダクトバックログの識別番号とを登録するコマンドである。
図8の表のNo.6の欄に記載されたプロダクトバックログ削除命令コマンド(コマンド形式は“task.rm.<プロダクトバックログ識別番号>”)は、チャットAP14bに、タスク管理AP14dに対するプロダクトバックログ削除命令を送信させるためのコマンドである。プロダクトバックログ削除命令を受信したタスク管理AP14dは、プロダクトバックログ削除コマンドを実行する。プロダクトバックログ削除コマンドは、タスク管理AP14dの機能として搭載されたコマンドであって、識別番号で指定されたプロダクトバックログを削除するコマンドである。
図7に示した例では、ユーザCのチャット703の2行目(“task.add.XX.@C”)と、ユーザBのチャット710の2行目(“task.add.ZZ.@B”)とに、プロダクトバックログ追加命令コマンドが入力されている。
以上のコマンドは例示に過ぎず、AP連携装置10に搭載され、チャット内に入力することによって実行可能なコマンドは、上記のものに限定されない。例えば、チャットAP14b、バージョン管理AP14cおよびタスク管理AP14dにおいて実行可能な全てのコマンドに対応するコマンドがAP連携装置10に搭載され、チャット内に入力することによって実行可能なように設計されてもよい。
図9は、AP連携装置10に入力されたチャットに含まれる情報の処理を示すフローチャートである。まず、チャットAP14bにチャットが入力されると(S101でYes)、制御部13(図2参照)は、入力されたチャットをチャットログ64としてデータベースサーバ60に格納する(S102)。このようにして、チャットログ64には、入力されたチャットがアクションアイテム等のコマンドを含むものであるか否かを問わず、入力されたチャット全てが格納される。
次に、アクションアイテム取得部13aとして機能するAP連携装置10の制御部13(以下、単に「アクションアイテム取得部13a」という。)は、チャット内に、バージョン管理AP14cに送信されて管理されるべきアクションアイテム(以下、「バージョン管理アクションアイテム」という。)が入力されたか否かを判断する(S103)。図8に示した例を用いて説明すると、アクションアイテム取得部13aは、チャット内にコミット命令コマンドまたはマージリクエスト命令コマンドが入力されたか否かを判断する。
チャット内にバージョン管理アクションアイテムが入力されたと判断した場合(S103でYes)、制御部13は、入力されたバージョン管理アクションアイテムをアクションアイテム情報63(図6参照)としてデータベースサーバ60に格納する(S104)。
次に、送信部13bとして機能する制御部13は、入力されたバージョン管理アクションアイテムをバージョン管理AP14cに送信する(S105)。例えば、図8に示したコミット命令コマンドがチャットに入力されると、制御部13は、コミット命令をバージョン管理AP14cに送信する。コミット命令を受信したバージョン管理AP14cは、コミットコマンドを実行する。なお、ステップS104とステップS105とは順不同であり、上記の例と異なり、ステップS104はステップS105の後に実行されてもよい。
ステップS103において、チャット内にバージョン管理アクションアイテムが入力されていないと判断した場合、アクションアイテム取得部13aは、チャット内に、タスク管理AP14dに送信されて管理されるべきアクションアイテム(以下、「タスク管理アクションアイテム」という。)が入力されたか否かを判断する(S106)。図8に示した例を用いて説明すると、アクションアイテム取得部13aは、チャット内にプロダクトバックログ追加命令コマンドまたはプロダクトバックログ削除命令コマンドが入力されたか否かを判断する。
チャット内にタスク管理アクションアイテムが入力されたと判断した場合(S106でYes)、制御部13は、入力されたタスク管理アクションアイテムをアクションアイテム情報63(図6参照)としてデータベースサーバ60に格納する(S107)。
次に、送信部13bとして機能する制御部13は、入力されたタスク管理アクションアイテムをタスク管理AP14dに送信する(S108)。例えば、図8に示したプロダクトバックログ追加命令コマンドがチャットに入力されると、制御部13は、プロダクトバックログ追加命令をタスク管理AP14dに送信する。プロダクトバックログ追加命令を受信したタスク管理AP14dは、プロダクトバックログ追加コマンドを実行する。なお、ステップS107とステップS108とは順不同であり、上記の例と異なり、ステップS107はステップS108の後に実行されてもよい。
ステップS105を終えた場合、ステップS108を終えた場合、チャットが入力されなかった場合(S101でNo)、および、ステップS106においてチャット内にタスク管理アクションアイテムが入力されなかったと判断した場合、チャットに含まれる情報の処理動作(図9のフロー)を終える。
チャットを記憶するステップS102、アクションアイテムを記憶するステップS104およびS107において、記憶されるチャットおよびアクションアイテムは、チャットが属するチャンネルの情報を示すチャンネル情報61(図6および図7参照)に関連付けられて記憶される。さらに、チャット内でトランザクション開始コマンドが入力された場合は、トランザクション終了コマンドが入力されるまでに行われてチャットは、トランザクション名に関連付けられて記憶される。
ここでの各チャットを各トランザクションに関連付ける方法の一例として、AP連携装置10のチャットAP14bが、チャットに付与されるまたは含まれる図示しない種々の情報(例えば、チャットに記述される表面的な情報またはチャットの記述を受けて装置が変換する表面的ではない情報など)ごとにタグ付けを行って関連するトランザクションに紐付けを行ったり、階層分けを行ってトランザクションの配下に関連するチャットを配置したりすることが考えられる。タグ付けを行う場合は、例えば“begin.打合せ1”から始まったチャットのチャットログに、「打合せ1」を示すタグ情報(ラベル情報)を付して記憶する。階層分けを行う場合は、例えば“begin.打合せ1”から始まったチャットのチャットログは、「打合せ1」という新規フォルダまたはディレクトリの中に記憶される。
図10は、データベースサーバ60のデータ構造を示す図である。図10は、図6に示したチャンネル情報61、トランザクション情報62、アクションアイテム情報63およびチャットログ64が関連付けられてデータベースサーバ60に格納された際のデータ構造の例を示している。図10は、図7に示したようなチャットが行われた場合のデータ構造である。データベースサーバ60に格納されるデータの形式は、例えば、CSV形式、XML形式またはJSON形式である。
チャンネル情報61は、図10に示すように、チャンネルaやチャンネルb等、チャンネル毎に付された識別名を有する。各チャンネルは、トランザクション情報62を含む。
トランザクション情報62は、トランザクション毎に付された識別名を有する。トランザクションの識別名は、図8に示したトランザクション開始コマンドによって指定される。図10は、図7に示したようなチャットによって構成されたデータベースであるため、「打合せ1」および「打合せ2」という識別名の2つのトランザクションを示している。
各トランザクションは、アクションアイテム情報63およびチャットログ64を含む。識別名「打合せ1」を有するトランザクションは、図7に示したチャットに基づいて、アクションアイテム情報63として「アクションアイテム1-1」を有する。「アクションアイテム1-1」は、図7のチャット703のプロダクトバックログ追加命令コマンドによって宣言されたアクションアイテムであり、コマンドの引数であるプロダクトバックログ名等の情報を含む。
同様に、図10において識別名「打合せ2」を有するトランザクションは、アクションアイテム情報63として「アクションアイテム2-1」と、「アクションアイテム2-2」と、「アクションアイテム2-3」と、を有する。「アクションアイテム2-1」は、図7のチャット705において宣言されたコミット命令コマンドに関する情報を含む。「アクションアイテム2-2」は、図7のチャット708において宣言されたマージリクエスト命令コマンドに関する情報を含む。「アクションアイテム2-3」は、図7のチャット710において宣言されたプロダクトバックログ追加命令コマンドに関する情報を含む。
3.まとめ
以上のように、本発明の実施の形態1は、チャット情報を管理するチャットサーバ20内の情報を、アクションアイテム情報63を管理するバージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに反映させるAP連携装置10を提供する。AP連携装置10は、チャットサーバ20からネットワーク50を介して受信したチャットを解析してアクションアイテム情報を取得し、アクションアイテム情報をバージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに送信する制御部13を備える。
このような構成により、AP連携装置10は、チャットを解析してアクションアイテムを自動的に取得し、取得したアクションアイテムをバージョン管理AP14cおよびタスク管理AP14d等の情報管理システムに自動的に送信することができる。これにより、チャットにおいて発生したアクションアイテムをユーザが見落としたり忘れたりする危険を低減することができる。
実施の形態2.
図11は、実施の形態2に係る情報連携システム200の構成を示す図である。情報連携システム200は、チャットサーバ20と、バージョン管理サーバ30と、タスク管理サーバ40と、AP連携装置210と、データベースサーバ260と、を含む。これらの装置は、ネットワーク50を介して接続されている。
図12は、実施の形態2に係るAP連携装置210の構成を示す図である。AP連携装置210では、実施の形態1のAP連携装置10と比較して、制御部213の構成が異なる。すなわち、制御部213は、アクションアイテム取得部13aおよび送信部13bとして機能するのみならず、データ修正部213cおよび送信アクションアイテム決定部213dとしても機能する。
図13は、データベースサーバ260に格納される情報を示す図である。実施の形態1のデータベースサーバ60と比較すると、データベースサーバ260には、チャンネル情報61、トランザクション情報62、アクションアイテム情報63およびチャットログ64に加えて、後述の確認状態情報265およびデータ送信要否情報266も格納される。
図14は、データベースサーバ260のデータ構造を示す図である。図14は、図13に示したチャンネル情報61、トランザクション情報62、アクションアイテム情報63、チャットログ64、確認状態情報265およびデータ送信要否情報266が関連付けられてデータベースサーバ260に格納された際のデータ構造の例を示している。
データ修正部213cおよび送信アクションアイテム決定部213dの動作を、図15~18を用いて説明する。図15は、制御部213によってAP連携装置10の表示装置12aに表示されるデータ確認画面270を示す図である。図16~18は、制御部213による情報処理動作を示すフローチャートである。
実施の形態1と同様に、ユーザは、クライアント端末であるAP連携装置10を操作してチャットAP14bを実行し、図7に示したようなチャット画面にチャットを入力する。ユーザによるチャットの入力に応じて、図16に示すように、制御部213は、チャットログおよびアクションアイテム情報をデータベースサーバ260に格納する(S200)。
図17は、図16のステップS200の詳細な流れを示すフローチャートである。図17のフローは、実施の形態1の図9に示したフローと同様の構成を有するが、バージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dにアクションアイテムを送信するステップ(S105およびS108のようなステップ)は含まない。
すなわち、まず、チャットAP14bにチャットが入力されると(S201でYes)、制御部213は、入力されたチャットをチャットログ64としてデータベースサーバ260に格納する(S202)。次に、アクションアイテム取得部13aは、チャット内にバージョン管理アクションアイテムが入力されたと判断した場合(S203でYes)、入力されたバージョン管理アクションアイテムをアクションアイテム情報63(図13参照)としてデータベースサーバ260に格納する(S204)。ステップS204を終えると、図16のフローチャートのステップS210に進む。
図17のステップS203において、チャット内にバージョン管理アクションアイテムが入力されていないと判断した場合、アクションアイテム取得部13aは、チャット内にタスク管理アクションアイテムが入力されたか否かを判断する(S205)。チャット内にタスク管理アクションアイテムが入力されたと判断した場合(S205でYes)、アクションアイテム取得部13aは、入力されたタスク管理アクションアイテムをアクションアイテム情報63としてデータベースサーバ260に格納する(S206)。ステップS206を終えると、図16のフローチャートのステップS210に進む。
図16に示すように、データ修正部213c(図12参照)として機能する制御部213は、確認済みでない(未確認の)トランザクションのアクションアイテム情報63およびチャットログ64を、データベースサーバ260から取得する(S210)。トランザクションが確認済みか否かは、図15に示したデータ確認画面270上で行われるユーザの操作によって決定され、確認状態情報265としてデータベースサーバ260に格納される(図13および図14参照)。
次に、制御部213は、取得した未確認データをデータ確認画面270(図15参照)に表示できる形式に処理し、表示装置12a(図12参照)に表示する(S211)。
図15に示したデータ確認画面270には、各トランザクション毎に、アクションアイテム情報63およびチャットログ64が表示される。「打合せ1」という識別名を有するトランザクションを示すデータ確認画面270の部分には、図7に示したチャットに基づいて、アクションアイテム情報63として「アクションアイテム1-1」と、「打合せ1」のチャットログ64aが表示されている。「アクションアイテム1-1」が表示されている部分には、コマンド名、コマンドの引数等の「アクションアイテム1-1」の内容を詳細に表示してもよい。あるいは、当該部分をクリックした場合にこれらの詳細内容が表示されてもよい。
ユーザは、データ確認画面270の表示内容を確認し、「アクションアイテム1-1」の内容を修正したい場合は、例えばボタン272をクリックして修正内容を入力するウィンドウを表示させ、ウィンドウに修正内容を入力する。また、ユーザは、チャットログ64aの内容を修正したい場合は、例えばボタン273をクリックして修正内容を入力するウィンドウを表示させ、ウィンドウに修正内容を入力する。
図16に戻り、データ修正部213cとして機能する制御部213は、上記のようなユーザによる修正内容の入力に基づいて、データベースサーバ260のアクションアイテム情報63およびチャットログ64を修正する(S220)。
図18は、ステップS220の詳細な流れを示すフローチャートである。まず、データ修正部213cとして機能する制御部213は、ユーザによってデータの修正内容が入力されたか否かを判断する(S221)。データの修正内容が入力されていないと判断した場合(S221でNo)、図18のフローを終え、図16のステップS230に進む。
図18のステップS221においてデータの修正内容が入力されたと判断した場合、データ修正部213cとして機能する制御部213は、修正内容に従ってデータ、すなわちアクションアイテム情報63およびチャットログ64を修正する(S222)。次に、制御部213は、修正済みのデータをデータ確認画面270に反映させて表示装置12a(図12参照)に表示する(S223)。また、制御部213は、修正済みのデータをデータベースサーバ260に格納する(S224)。データベースサーバ260には修正前のデータとは別に修正済みのデータが格納されてもよいし、修正済みのデータが上書きされてもよい。なお、ステップS223とステップS224とは順不同であり、上記の例と異なり、ステップS223はステップS224の後に実行されてもよい。以上のステップを終えると、図18のフローを終え、図16のステップS230に進む。
図15に示すように、ユーザは、データ確認画面270において、アクションアイテムをバージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに送信するか否かを決定できる。例えば、「アクションアイテム1-1」を送信する必要があると判断した場合、ユーザは、送信要のチェックボックス274をクリック等によりチェックする。逆に、必要ないと判断した場合は、送信不要のチェックボックス275をチェックする。
図16に戻り、送信アクションアイテム決定部213d(図12参照)として機能する制御部213は、ユーザによる入力に基づいて、各アクションアイテムの送信要否を決定する(S230)。後述のステップS234では、ステップS230で「送信要」とされたアクションアイテムのみがバージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに送信される。すなわち、ステップS230では、バージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに送信するアクションアイテムのユーザによる選択が行われる。この選択に従い、制御部213は、アクションアイテムの中から、バージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに送信するアクションアイテムを決定する。
次に、制御部213は、全てのアクションアイテムにつき送信要否が決定されたトランザクションがあるか否かを判断する(S231)。当該トランザクションに属するアクションアイテムのうち、ステップS230において送信要否が決定されていないアクションアイテムが1つでもある場合、ステップS231でNoに進み、ステップS210に戻る。
全てのアクションアイテムにつき送信要否が決定されたトランザクションがある場合、制御部213は、当該トランザクションを確認済みにできるようにする(S232)。図15に示した例では、「打合せ1」という識別名のトランザクションにはアクションアイテムが1つのみあり、「送信要」とされている。したがって、制御部213は、「打合せ1」という識別名のトランザクションを確認済みにできるようにする。確認済みにできるようにするために、制御部213は、例えば、データ確認画面270に確認ボタン271を出現させ、あるいは、既に表示されている確認ボタン271をクリック可能にする。
ユーザは、確認ボタン271をクリック等することにより、トランザクションを確認済みにする。
次に、制御部213は、確認済みのトランザクションがあるか否かを判断する(S233)。確認済みのトランザクションがある場合はステップS234に進み、ない場合はステップS210に戻る。
ステップS234では、送信部13bとして機能する制御部213は、確認済みのトランザクションのアクションアイテムのうち、ステップS230で「送信要」とされたアクションアイテムをバージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに送信する。
以上のステップは、確認済みでないトランザクションがなくなるまで繰り返される(S235)。すなわち、データ確認画面270には、確認済みでないトランザクションが表示され続ける。
以上のように、実施の形態2に係るAP連携装置210は、ユーザによる入力に基づいて、バージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dへのアクションアイテム情報63の送信要否を決定する送信アクションアイテム決定部213dを備える。制御部213は、「送信要」とされたアクションアイテム情報63のみをバージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14dに送信する。
このような構成により、バージョン管理AP14cまたはタスク管理AP14d等の外部システムに送信される前に、アクションアイテム情報63の妥当性をユーザが確認することができる。これにより、アクションアイテム情報63が確認のないまま送信され、打合せ時点のユーザまたは打合せ参加者の認識と異なるアクションアイテムに従って開発が進む事態を防止することができる。
また、AP連携装置210では、このようなアクションアイテム情報63の確認をトランザクション毎に行うことができるため、ユーザが情報を見落とすリスクを低減でき、アクションアイテム情報63の管理のしやすさを向上させることができる。
実施の形態3.
図19は、実施の形態3に係るAP連携装置310の構成を示す図である。上記の実施形態では、ユーザによって入力されたチャットの中にコマンドが含まれていた場合、それに対応する別システムにアクションアイテムが登録されるというものであった。
チャットによるコミュニケーションが活発になると、チャットの流れが速く、複数の話題が同時並行で進み、回答者が問い合わせを認識できない場合がある。一方で、チャットによるコミュニケーションが活発になると、過去のチャットに既に出現したものと同様のアクションアイテムなどに関する問い合わせが何度も生じることが多い。そこで、チャットサーバのメッセージに対する回答を自動的または半自動的に生成する自動応答技術が注目される。
入力情報に対する自動応答技術に関しては、チャンネルごとにチャットのスレッドを分離する技術、予め用意された複数の回答パターンの中から質問等の入力情報に対する応答として最も適切なものを推測して回答する技術、およびチャットの内容の推論を実施してもっともらしい応答を機械的に生成する技術等が知られている。
しかしながら、従来の自動応答技術では、応答を機械的に生成して自動応答することでメッセージの取りこぼしや回答遅れを防ぐことは可能だが、会話として成立できる回答を機械的に生成することは困難である。
本実施の形態に係るAP連携装置310は、自動応答を利用することにより、複数のチャットが実行される状況においても回答者の負担および見落とし等を軽減することができる。
以下、このようなAP連携装置310の構成および機能について説明する。
図19は、実施の形態3に係るAP連携装置310の構成を示す図である。図2のAP連携装置10と比較すると、AP連携装置310の制御部13は、チャットサーバのメッセージに対する回答を自動的または半自動的に生成する自動応答部13cを更に備える。
図20は、図19の自動応答部13cの機能構成を示すブロック図である。自動応答部13cは、学習済みモデル301と、判断部302と、応対部303と、学習部304とを備える。
学習済みモデル301は、質問を含むチャット情報を入力すると、質問に対する回答候補を出力するように機械学習が行われたモデルである。例えば、学習部304が、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network、CNN)等のモデル(学習アルゴリズム)に対して、機械学習を行うことによって生成される。機械学習の一例は、予め用意された教師データを用いて、ユーザによって入力部11を用いて入力された問い合わせメッセージと、当該メッセージに対する回答を示す情報との関係を学習させる教師あり学習である。CNNのようなモデルの教師あり学習は、例えば誤差逆伝播法を利用して、学習部304によって行われる。図19に示した例と異なり、学習済みモデル301は、記憶部14に記憶され、制御部13によって実行されてもよい。
学習済みモデル301には、ユーザによって、入力部11を用いてメッセージが入力される。学習済みモデル301は、入力されたメッセージに対する回答候補を示す回答候補情報と、当該回答候補が適切である程度(尤もらしさ)を示す確度情報と、を判断部302に出力する。確度情報は、0~1の値を取り得るように正規化されていてもよい。入力部11から入力されたアクションアイテム情報などに関する問い合わせメッセージに対し、学習済みモデル301は、所持している回答パターンリストから入力情報と回答情報との関連度を計算し、確度が高い回答を導くものであってもよい。
問い合わせメッセージは、アクションアイテム情報の1つであってもよい。
判断部302は、学習済みモデル301から受け取った回答候補情報および確度情報を解釈する。判断部302は、回答候補の確度が所定の閾値以上である場合、当該回答候補を回答として応対部303に出力する。一方、判断部302は、回答候補の確度が所定の閾値未満である場合、当該回答候補を応対部303に出力する。
応対部303は、入力された情報の出力先を選択する処理部であり、判断部302による判断に基づいて、チャットで話しかけられた内容に対して応答する。応対部303は、判断部302から回答を受け取った場合、当該回答を出力部12に出力する。当該回答は、出力部12の表示装置12aに表示される。これにより、回答者は、当該回答を確認することができる。次に、回答者は、確認した回答に対する判断を、入力部11を介して自動応答部13cに入力する。入力された回答者の判断結果は、学習済みモデル301及び応対部303に入力される。
応対部303は、判断部302から回答候補を受け取った場合、当該回答候補を出力部12に出力する。当該回答候補は、出力部12の表示装置12aに表示される。これにより、回答者は、当該回答候補を確認することができる。次に、回答者は、確認した回答候補に対する判断を、入力部11を介して自動応答部13cに入力する。例えば、回答者は、確認した回答候補のうちの1つを回答として選択し、選択した回答を、入力部11を介して自動応答部13cに入力する。入力された回答者の判断結果は、学習済みモデル301及び応対部303に入力される。
応対部303は、回答者の判断結果を反映した回答を出力部12と学習部304とに出力する。ただし、判断部302によって確度が高い回答と判断され、既に質問者へ出力済みの回答については、出力部12に出力しなくてもよい。
学習部304は、上記のように、ユーザによって入力部11を用いて入力された問い合わせメッセージと、当該メッセージに対する回答者の判断結果との関係を学習する。学習部304は、応対部303に入力された回答者の判断結果を用いて、アクションアイテム情報などに関する問い合わせメッセージと回答者の判断結果との関連について逐次学習し、学習モデルを更新する。
図21は、AP連携装置310によって行われる処理の流れを例示するフローチャートである。
まず、ユーザによって、入力部11を用いて問い合わせを含むメッセージが学習済みモデル301に入力される(S311)。学習済みモデル301は、入力されたメッセージに対する回答候補を示す回答候補情報と、当該回答候補が適切である程度を示す確度情報と、を判断部302に出力する(S312)。
判断部302は、回答候補の確度が所定の閾値以上であるか否かを判断する(S313)。所定の閾値は、例えば0.5、0.8等のように予め設定される。回答候補の確度が所定の閾値以上である場合(S313でYes)、判断部302は、当該回答候補を回答として応対部303に出力し、応対部303は出力部12に回答を出力する(S314)。確度が所定の閾値以上である回答候補が複数ある場合は、判断部302は、複数の回答候補を応対部303に出力し、応対部303は出力部12に複数の回答候補を出力してもよい。
回答者は、出力部12の表示部12aに表示された回答を確認し、確認した回答に対する判断を、入力部11を介して応対部303に入力する(S315)。応対部303は、ステップS314で入力された回答と、ステップS315で入力された回答者の判断結果とが同一であるか否かを判断する(S316)。同一でない場合(S316でNo)、応対部303は、回答者の判断結果を学習部304に出力し、学習部304は当該判断結果を学習する(S319)。ステップS313において確度が所定の閾値以上である回答候補が複数あった場合は、回答者は、出力部12の表示部12aに表示された回答候補のうちの1つを回答として選択し、選択した回答を、入力部11を介して応対部303に入力してもよい。
ステップS313に戻り、回答候補の確度が所定の閾値未満である場合(S313でNo)、判断部302は、回答候補を応対部303に出力し、応対部303は出力部12に回答候補を出力する(S317)。回答者は、出力部12の表示部12aに表示された回答候補を確認し、確認した回答候補に対する判断を、入力部11を介して応対部303に入力する(S318)。ステップS318では、例えば、回答者は、表示部12aに表示された回答候補のうちの1つを回答として選択し、選択した回答を、入力部11を介して応対部303に入力する。応対部303は、回答者の判断結果を学習部304に出力し、学習部304は当該判断結果を学習する(S319)。
図22は、質問者等のユーザに対して表示されるチャット画面またはメッセージ画面を例示する模式図である。質問者に対して表示される画面には、質問者自身の質問メッセージと、回答者による回答メッセージとが表示されている。回答メッセージは、回答者が使用しているAP連携装置310の自動応答部13cによって自動的に生成および送信されている場合があるが、それは図22の質問者の画面からはわからないようになっている。
図23は、回答者に対して表示されるチャット画面またはメッセージ画面を含むユーザインタフェース画面を例示する模式図である。例えば、質問者は、AP連携装置310のうちの1つを使用し、回答者は、他のAP連携装置310を使用する(AP連携装置10についての図1参照)。回答者のユーザインタフェース画面には、質問者からの質問の内容と、質問に対する回答候補とが示される。回答者は、マウス、キーボード、タッチパネル等の入力部11を用いて、回答候補の中から最適と考える回答を選択することができる。
上記のように、AP連携装置310は、質問に対する回答または回答候補の確度が所定の閾値未満である場合は、回答の選択または回答を人である回答者に委ねる。これにより、AP連携装置310は、質問者に対し、人が自然に回答しているように回答を出力することができる。したがって、会話の相手である回答者が機械であることを質問者に気付かせないようにすることができる。これにより、機械によって回答されることを望まない質問者の気分を害することを防止することができる。また、AP連携装置310は、質問への自動応答により、回答者の回答作業をサポートすることができる。これにより、大規模なチャットシステムにおいても、少人数の回答者だけで多数の会話を維持することを可能にする。
本実施の形態では、チャットサーバ20(図1参照)およびチャットAP14b(図19参照)を利用し、チャットの中に質問者による質問が含まれていた場合に自動応答するAP連携装置310した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、質問者と回答者との会話を含む情報の通信は、質問者が用いるPC、タブレット、スマートフォン等の端末と、回答者が用いる端末との間で、サーバを介さずに行われてもよい。
本実施の形態では、S313において回答候補の確度が所定の閾値以上であるか否かを判断する判断部302について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、判断部302は、複数の回答候補のうち、最も確度が高い回答候補を回答として応対部303に出力するものであってもよい。
10 アプリケーションプログラム連携装置(情報連携装置)、11 入力部、12 出力部、12a 表示装置、13 制御部、14 記憶部、15 通信インタフェース、20 チャットサーバ、30 バージョン管理サーバ、40 タスク管理サーバ、50 ネットワーク、60 データベースサーバ、61 チャンネル情報、62 トランザクション情報、63 アクションアイテム情報、64 チャットログ、100 情報連携システム。

Claims (13)

  1. チャット情報を管理するチャットサーバ内の情報を、アクションアイテム情報を管理する情報管理システムに反映させる情報連携装置であって、
    前記チャットサーバとの間でネットワークを介して送受信されるチャットにおける所望の区切りをトランザクションと関連付けて管理し、前記チャットで扱われる情報を解析して前記アクションアイテム情報を取得し、前記アクションアイテム情報を前記情報管理システムに送信する制御部を備え、
    前記制御部は、
    チャンネルに属する前記チャットに入力された文字列から、前記トランザクションの開始を示すトランザクション開始コマンド、前記トランザクションの終了を示すトランザクション終了コマンド、及び前記アクションアイテム情報の取得を指示する命令コマンドの入力を解釈し、
    前記チャットのうち、前記トランザクション開始コマンドから前記トランザクション終了コマンドまでのチャット群を1つの前記トランザクションとして管理し、
    前記命令コマンドを解釈して前記命令コマンドに関連する前記アクションアイテム情報を取得する
    情報連携装置。
  2. 前記トランザクション開始コマンドを示す文字列であるコマンド形式は、前記トランザクションのトランザクション名を示す文字列を含み、
    前記制御部は、前記チャットに前記コマンド形式が入力された場合、入力された前記コマンド形式に含まれる前記トランザクション名を示す文字列を、前記入力されたコマンド形式によって区切られるトランザクションのトランザクション名として管理する、
    請求項1に記載の情報連携装置。
  3. 前記制御部は、
    前記アクションアイテム情報を前記トランザクションに関連付けて前記情報管理システムに送信する、
    請求項1又は2に記載の情報連携装置。
  4. 前記制御部は、ユーザから入力される入力情報に基づいて、前記アクションアイテム情報の中から前記情報管理システムに送信するアクションアイテム情報を決定し、決定されたアクションアイテム情報を前記情報管理システムに送信する、
    請求項1~3のいずれかに記載の情報連携装置。
  5. 前記制御部は、
    ユーザから入力される入力情報に基づいて、前記トランザクション毎に決定したアクションアイテム情報を前記情報管理システムに送信する、
    請求項1~のいずれかに記載の情報連携装置。
  6. 前記制御部は、前記情報管理システムにおいてリポジトリとして扱われる1つ以上のチャンネルと、前記トランザクションに関連付けられた前記アクションアイテム情報を含む前記チャットとを対応付けて管理する、請求項1~のいずれかに記載の情報連携装置。
  7. 前記チャンネルは、ソフトウェア開発における業務単位としてのプロジェクトごとに生成され、
    前記トランザクションは、前記プロジェクトにおける打合せごとに生成され、
    前記制御部は、
    前記アクションアイテム情報を前記打合せごとに前記情報管理システムに送信する、
    請求項に記載の情報連携装置。
  8. 前記アクションアイテム情報は、ソフトウェア開発のタスクを示す情報を含む、請求項1~のいずれかに記載の情報連携装置。
  9. 前記アクションアイテム情報は、ソースコードのバージョン管理を実行するための情報を含む、請求項1~のいずれかに記載の情報連携装置。
  10. 前記バージョン管理は、ソースコードの修正およびコミットの少なくとも1つを実行することを含む、請求項に記載の情報連携装置。
  11. コンピュータを情報連携装置として動作させて、チャット情報を管理するチャットサーバ内の情報を、アクションアイテム情報を管理する情報管理システムに反映させる情報連携方法であって、
    前記コンピュータが、前記チャットサーバとの間でネットワークを介して受信されるチャットにおける所望の区切りをトランザクションと関連付けて管理し、前記チャットで扱われる情報を解析して前記アクションアイテム情報を取得する取得ステップと、
    前記コンピュータが、前記アクションアイテム情報を前記情報管理システムに送信する送信ステップと、
    を含み、
    前記取得ステップは、
    チャンネルに属する前記チャットに入力された文字列から、前記トランザクションの開始を示すトランザクション開始コマンド、前記トランザクションの終了を示すトランザクション終了コマンド、及び前記アクションアイテム情報の取得を指示する命令コマンドの入力を解釈することと、
    前記チャットのうち、前記トランザクション開始コマンドから前記トランザクション終了コマンドまでのチャット群を1つの前記トランザクションとして管理することと、
    前記命令コマンドを解析して前記命令コマンドに関連する前記アクションアイテム情報を取得することと、
    を含む、情報連携方法。
  12. 前記情報連携方法は、前記コンピュータが、ユーザによる入力に基づいて、前記アクションアイテム情報の中から前記情報管理システムに送信するアクションアイテム情報を決定するステップを更に備え、
    前記送信ステップは、前記コンピュータが、決定されたアクションアイテム情報を前記情報管理システムに送信するステップである、
    請求項11に記載の情報連携方法。
  13. 請求項11又は12に記載の情報連携方法を制御部に行わせるためのプログラム。
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