JP7158000B2 - caulking removal tool - Google Patents
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Description
本発明は、建造物の外壁材の目地に施工されているコーキング材を除去する際に用いる工具に関するものである。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a tool used for removing caulking material applied to joints of outer wall materials of a building.
従来より、建造物の外壁を外壁材(パネル、石材等)により仕上げる場合に、外壁材の目地にはコーキング材が施工されている。建造物に用いられるコンクリートは、水分量の変化、温度変化等により変形するため、その変形により外壁が破損する場合がある。このため、外壁の破損を防止するために、外壁材の間の目地には弾力性のあるコーキング材が施工されている。 Conventionally, when the outer wall of a building is finished with outer wall materials (panels, stones, etc.), caulking materials are applied to the joints of the outer wall materials. Concrete used in buildings deforms due to changes in water content, temperature, and the like, and the deformation may damage the outer walls. For this reason, in order to prevent damage to the outer wall, elastic caulking material is applied to the joints between the outer wall materials.
外壁材の間に施工されたコーキング材は経時的に老朽化するので、定期的に古いコーキング材を除去して新しいコーキング材に交換する必要がある。そして、コーキング材を除去するために、特許文献1,2等に示されるような除去工具が用いられていた。
Since the caulking material applied between exterior wall materials deteriorates over time, it is necessary to periodically remove the old caulking material and replace it with a new caulking material. In order to remove the caulking material, removal tools such as those disclosed in
しかしながら、従来のコーキング材除去工具においては、図45に示すような凹目地130の目地側面130aと、目地底面130bに強く付着したコーキング材131を除去する際に、多大な時間と労力を要していた。
However, the conventional caulking material removing tool requires a great deal of time and labor to remove the caulking
本発明は、上記問題点等を解決するためになされたものであり、外壁材の目地に施工されたコーキング材を容易に除去することができるコーキング材除去工具を提供することを目的としている。 The present invention has been made in order to solve the above problems, etc., and it is an object of the present invention to provide a caulking material removing tool that can easily remove the caulking material applied to the joints of the exterior wall material.
この目的を達成するために請求項1に記載のコーキング材除去工具は、尖った形状の刃部を有する除去部と、前記除去部に連結された送熱部とを備え、前記除去部は、平坦な底面を形成する底板部と、前記底板部の幅方向の両端部から上方にそれぞれ突出する側板部と、を有し、前記底板部及び前記側板部がそれぞれの先端部に平坦な底面に対して鋭角に傾斜した傾斜面を有することにより、前記刃部が尖った形状に形成されており、前記底板部の前記傾斜面が前記底面に対して鋭角に傾斜した角度と、前記側板部の前記傾斜面が前記底面に対して鋭角に傾斜した角度とが、同じ角度となるように形成されており、前記底板部の前記傾斜面は、前記側板部の前記傾斜面と連続した面を形成しており、前記底板部及び前記側板部は、それぞれ中空状に形成されており、前記底板部及び前記側板部のそれぞれの内部空間を形成する内周面は、前記刃部の外周面に沿うように形成されており、前記底板部及び前記側板部のそれぞれの内部空間と、前記送熱部の内部空間とは連通しており、前記送熱部の内部空間内で発生した熱が、前記除去部の前記底板部および前記側板部のそれぞれの内部空間まで送られて、前記刃部の外周面まで伝達されるように形成されている。
In order to achieve this object, the caulking material removing tool according to
請求項2に記載のコーキング材除去工具は、前方に突出した尖った形状の第1刃部と、幅方向の両端部にそれぞれ形成された尖った形状の第2刃部とを有する除去部と、前記除去部に連結された送熱部とを備え、前記除去部は、前記第1刃部を有する底面除去部と、前記底面除去部の幅方向の両端部にそれぞれ連結されており、前記第2刃部を有する側面除去部と、から構成されており、前記底面除去部は、平坦な底面に対して鋭角に傾斜した傾斜面を有しており、前記側面除去部は、平坦な側面に対して鋭角に傾斜して、前記除去部の幅方向の内側を向いた傾斜面を有しており、前記第1刃部は、前記底面除去部が前記傾斜面を有することにより尖った形状に形成されており、前記第2刃部は、前記側面除去部が前記傾斜面を有することにより尖った形状に形成されており、前記底面除去部及び前記側面除去部は、それぞれ中空状に形成されており、前記底面除去部の内部空間を形成する内周面は、前記第1刃部の外周面に沿うように形成されており、前記側面除去部の内部空間を形成する内周面は、前記第2刃部の外周面に沿うように形成されており、前記底面除去部及び前記側面除去部のそれぞれの内部空間と、前記送熱部の内部空間とは連通しており、前記送熱部の内部空間内で発生した熱が、前記底面除去部および前記側面除去部のそれぞれの内部空間まで送られて、前記第1刃部の外周面および前記第2刃部の外周面まで伝達されるように形成されており、前記底面除去部の幅方向の長さを変更することなく、前記底面除去部の幅方向の両端部にそれぞれ連結された2つの前記側面除去部の間の間隔を調節可能に構成されている。
The caulking material removing tool according to
請求項1および2に記載のコーキング材除去工具によれば、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができるコーキング材除去工具を提供することができる。
According to the caulking material removing tool according to
以下、本発明の第1の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1はコーキング材除去工具1の概略斜視図であり、図2はコーキング材除去工具1の側面図であり、図3はコーキング材除去工具1の上面図であり、図4は図2に示したコーキング材除去工具1のA-A線矢視断面図で、図5は図2に示したコーキング材除去工具1のB-B線矢視断面図で、図6は図3に示したコーキング材除去工具1のC-C線矢視断面図である。
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. 1 is a schematic perspective view of the caulking
コーキング材除去工具1は、図2,図3に示すように、コーキング材を除去する際に、凹目地(図45参照)に挿入させる除去部2と、ヒーター6(電気式ヒーター)、モータ7、ファン8を内部に収納する送熱部3から構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the caulking
また、除去部2は、図2に示すように、図2中左側に向かって尖った形状を有する刃部4と、刃部4と送熱部3の間に位置し、送熱部3に接合された略角筒状(図5参照)の胴体部5とから構成されている。なお、除去部2は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて一体形成されている。
As shown in FIG. 2 , the removing
刃部4は、図2に示すように、図2中左端部から図2中右側に向かうにつれて、除去部2の平坦な底面2aに対する、刃部4の傾斜面4aの傾きが徐々に大きくなるように、図2,3中左端部が尖って形成されている。
As shown in FIG. 2, the
このように、刃部4は、目地底面(図45参照)に付着したコーキング材を引き剥がし易くするために、図2,3中左端部が鋭利に尖って形成されている。
2 and 3, the
また、刃部4は、図3に示すように、除去部2の平坦な側面2b(図3中、上端面及び下端面)から図3中上下方向の中央側に向かうにつれて、側面2bに対する、刃部4の傾斜面4aの傾きが徐々に大きくなるように、図3中上端部と図3中下端部がそれぞれ尖って形成されている(図1参照)。
Further, as shown in FIG. 3, the
このように、刃部4は、目地側面(図45参照)に付着したコーキング材を引き剥がし易くするために、図3中上端部と図3中下端部がそれぞれ尖って形成されている。
As described above, the
また、図4に示すように、刃部4は、深い目地の側面に付着したコーキング材を引き剥がすことができるように、2つの側面2bから、それぞれ内側に長さ寸法L2の間だけ傾斜面4aの頂上部4dが一段高くなるように形成されている(図1参照)。
Further, as shown in FIG. 4, the
また、図6に示すように、刃部4の内部には、後述する熱風を吹き入れるための内部空間4bが形成され、内部空間4bの内周面4cは、刃部4の外周面に沿うように形成されている。
Further, as shown in FIG. 6, inside the
なお、除去部2の幅寸法L1(図3参照)は、凹目地に除去部2を挿入できるように、凹目地の幅寸法L7(図45参照)よりも小さくなるように設定されている。
The width dimension L1 (see FIG. 3) of the removed
胴体部5は、図5に示すように、図2中左右方向に対する垂直断面の外形が略凹状に形成され、内部空間5cを有する略角筒状の底板部5aと、底板部5aの図5中左右両端部から上方にそれぞれ突出した突出板部5bから構成されている。
As shown in FIG. 5, the
そして、図6に示すように、胴体部5の底板部5aの内部空間5cは、刃部4の内部空間4bに連通している(図2参照)。
As shown in FIG. 6, the
また、図2に示すように、胴体部5は、図2中右端部が送熱部3の図2中左端部に連結されている。
Further, as shown in FIG. 2, the right end of the
送熱部3は、図2に示すように、内部空間3bを有する中空箱形に形成され、送熱部3の図2中左側の側板部には、送熱部3の内部空間3bと、胴体部5の内部空間5c(図6参照)を連通させる貫通孔3a(図3参照)が形成されている。
As shown in FIG. 2, the
このように、送熱部3の内部空間3bは、胴体部5の内部空間5cを介して、刃部4の内部空間4bに連通しているため、送熱部3のヒーター6で熱せられた空気は、モータ7により駆動されたファン8により刃部4の内部空間4bにまで送られるようになっている。
Thus, the
なお、ヒーター6は、図2に示すように、図2中左右方向に貫通する貫通孔6aを有し、貫通孔6aの内周面には赤外線ランプ6bが取り付けられている。そして、ファン8により図2中左方向に向かって送られた風は、ヒーター6の貫通孔6aを通過する際に、赤外線ランプ6bから放出される赤外光により温度上昇するようになっている。
As shown in FIG. 2, the
前述のように、除去部2は熱伝導率の高い金属を用いて形成されているため、送熱部3から刃部4の内部空間4bに送られた熱風により、刃部4の外周面が温度上昇するようになっている。
As described above, since the removing
このため、コーキング材を除去するために、温度上昇した除去部2の刃部4を凹目地に挿入し、刃部4の外周面をコーキング材に接触させた際には、刃部4の熱によりコーキング材が軟化して除去しやすくなる。
For this reason, in order to remove the caulking material, when the
以上、説明したように、本実施形態のコーキング材除去工具1においては、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させているため、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
As described above, in the caulking
次に、第2の実施形態におけるコーキング材除去工具10について説明する。図7はコーキング材除去工具10の概略斜視図であり、図8はコーキング材除去工具10の側面図であり、図9はコーキング材除去工具10の上面図であり、図10は図9に示したコーキング材除去工具10のD-D線矢視断面図で、図11は図9に示したコーキング材除去工具10の一部を拡大して示す一部拡大上面図で、図12は図9に示したコーキング材除去工具10のE-E線矢視断面図で、図13は図9に示したコーキング材除去工具10のF-F線矢視断面図で、図14は図9に示したコーキング材除去工具10の側面除去部14の上面図で、図15は図9に示したコーキング材除去工具10の2つの側面除去部14の間の間隔を広げた状態を示す上面図である。
Next, the caulking
コーキング材除去工具10は、図7~図9に示すように、目地底に付着したコーキング材を引き剥がすための底面除去部11と、目地側面に付着したコーキング材を引き剥がすための2つの側面除去部14と、ヒーター6、モータ7、ファン8を内部に収納する送熱部3から構成されている。
As shown in FIGS. 7 to 9, the caulking
底面除去部11は、図8,9に示すように、図8中左側に向かって尖った形状を有する刃部12と、刃部12と送熱部3の間に位置し、平面形状が略十字状(図9参照)の接続部13とから構成されている。なお、底面除去部11は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて一体形成されている。
As shown in FIGS. 8 and 9, the bottom
刃部12は、図8,10に示すように、図8中左端部から図8中右側に向かうにつれて、刃部12の平坦な底面12aに対する傾斜面12bの傾きが徐々に大きくなるように、図8,9中左端部が尖って形成されている。
As shown in FIGS. 8 and 10, the
また、刃部12は、図10に示すように、内部に内部空間12cを有する中空状に形成され、内部空間12cの内周面12dは、刃部12の外周面に沿うように形成されている。
Further, as shown in FIG. 10, the
接続部13は、図11に示すように、図11中左右方向に伸びる胴体部13aと、胴体部13aの図11中左右方向の略中央部から図11中上下方向にそれぞれ突出する結合部13bから構成されている。
As shown in FIG. 11, the connecting
胴体部13aは、図10,12に示すように、内部空間13a1を有する角筒状に形成され、結合部13bは、図12,13に示すように、内部空間13b1(図12参照)を有する角筒状に形成され、内部空間13a1と内部空間13b1は連通している(図11参照)。
As shown in FIGS. 10 and 12, the
また、側面除去部14は、図14に示すように、平面形状が略T字状で、図14中左右方向に延びる刃部15と、刃部15の図14中左右方向の略中央部から、図14中下方向に延びる連結部16から構成されている。なお、側面除去部14は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて一体形成されている。
Further, as shown in FIG. 14, the side
刃部15の図14中左端部は、目地側面に付着したコーキング材を引き剥がし易くするために、平坦な外側側面15a(図14中上側の端面)から図14中下側に向かうにつれて傾斜面15dの傾きが徐々に大きくなるように尖って形成されている。
The left end portion of the
また、刃部15は、図14に示すように、内部に内部空間15b(図12参照)を有する中空板状に形成され、内部空間15bの内周面15cは、刃部15の外周面に沿うように形成されている。
Further, as shown in FIG. 14, the
また、連結部16は、図14に示すように、内部に内部空間16a(図12参照)を有する角筒状(図13参照)に形成されている。
Further, as shown in FIG. 14, the connecting
そして、図12に示すように、刃部15の内部空間15bと、連結部16の内部空間16aは連通している(図14参照)。
As shown in FIG. 12, the
また、図12に示すように、接続部13の結合部13b(図11参照)の内部空間13b1内に、側面除去部14の連結部16(図14参照)が嵌合し、結合部13bの内部空間13b1と、連結部16の内部空間16aが連通するようになっている。
Further, as shown in FIG. 12, the connecting portion 16 (see FIG. 14) of the side removed
また、図11に示すように、接続部13の結合部13bには、図11中右側の外周面から、内部空間13b1(図12参照)まで貫通するメネジ孔13b2(図13参照)が形成されている。
Further, as shown in FIG. 11, a female threaded hole 13b2 (see FIG. 13) is formed in the
また、図12,13に示すように、側面除去部14の連結部16には、図13中右側の外周面から、内部空間16aまで貫通する貫通孔16cが、図12中左右方向に並んで5つ形成されている。
As shown in FIGS. 12 and 13, through
そして、図13に示すように、接続部13の結合部13bのメネジ孔13b2にボルト17のオネジ部をねじ込んで、側面除去部14の連結部16の貫通孔16cを挿通させることにより、側面除去部14が、底面除去部11の接続部13に対して固定されるようになっている。
Then, as shown in FIG. 13, the male screw portion of the
そして、凹目地(図45参照)の幅に応じて、図15に示すように、接続部13の結合部13bの内部空間13b1(図12参照)内に、側面除去部14の連結部16(図14参照)を嵌入させる深さを変えることにより、2つの側面除去部14の間の間隔を調節できるようになっている。
Then, according to the width of the concave joint (see FIG. 45), as shown in FIG. 14), the spacing between the two
なお、接続部13の結合部13bの内部空間13b1(図12参照)内に、側面除去部14の連結部16(図14参照)を嵌入させる深さを変えた場合には、その変更に応じて、ボルト17のオネジ部を挿通させる連結部16の貫通孔16c(図12参照)を、図12中左右方向に並んで配置された別の貫通孔16cに変える必要がある。
In addition, when changing the depth to which the coupling portion 16 (see FIG. 14) of the side
このように、本実施形態のコーキング材除去工具10においては、凹目地の幅に応じて、2つの側面除去部14の間の間隔を調節することができるため、目地側面の両側に付着したコーキング材を除去するために、コーキング材除去工具10を左右に移動させる必要がなくなり、コーキング材の除去作業の作業効率を向上させることができる。
As described above, in the caulking
なお、底面除去部11の刃部12の幅寸法L3(図9参照)は、所定の幅よりも広くすると除去作業時における目地底での摩擦が大きくなり、コーキング材除去工具10が扱いづらくなり、スムーズにコーキング材を除去できなる場合があるが、凹目地の幅に応じて、2つの側面除去部14の間の間隔を調節した場合でも、コーキング材除去工具10が扱いづらくなることはない。
If the width L3 (see FIG. 9) of the
送熱部3は、図9に示すように、内部空間3bを有する中空状に形成され、送熱部3の図9中左側の側板部には、送熱部3の内部空間3bと、接続部13の胴体部13aの内部空間13a1(図10参照)を連通させる貫通孔3a(図11参照)が形成されている。
As shown in FIG. 9, the
このように、送熱部3の内部空間3bは、接続部13の胴体部13aの内部空間13a1を介して、底面除去部11の刃部12の内部空間12cに連通している(図10参照)。
In this manner, the
また、送熱部3の内部空間3bは、図9に示すように、接続部13の胴体部13aの内部空間13a1(図12参照)と、接続部13の結合部13bの内部空間13b1(図12参照)、及び側面除去部14の連結部16の内部空間16a(図12参照)を介して、側面除去部14の刃部15の内部空間15b(図12参照)に連通している。
As shown in FIG. 9, the
このため、送熱部3のヒーター6で熱せられた空気は、モータ7により駆動されたファン8により、底面除去部11の刃部12の内部空間12cと、側面除去部14の刃部15の内部空間15bにまで送られるようになっている(図9参照)。
Therefore, the air heated by the
前述のように、底面除去部11、及び側面除去部14は熱伝導率の高い金属を用いて形成されているため、送熱部3から底面除去部11の刃部12の内部空間12c、及び側面除去部14の刃部15の内部空間15bに送られた熱風により、刃部12及び刃部15のそれぞれの外周面が共に温度上昇するようになっている。
As described above, since the bottom surface removed
このため、コーキング材を除去するために、温度上昇した底面除去部11の刃部12、側面除去部14の刃部15を凹目地に挿入し、刃部12及び刃部15のそれぞれの外周面をコーキング材に接触させた際には、刃部12及び刃部15のそれぞれの熱によりコーキング材が軟化して除去しやすくなる。
Therefore, in order to remove the caulking material, the
本実施形態のコーキング材除去工具10においては、刃部12、及び刃部15をそれぞれ温度上昇させることによりコーキング材を軟化させているため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第3の実施形態におけるコーキング材除去工具20について説明する。図16は、第3の実施形態におけるコーキング材除去工具20の上面図であり、図17は図16に示したコーキング材除去工具20の側面除去部24の上面図であり、図18は図16に示したコーキング材除去工具20の一部を拡大して示す一部拡大上面図であり、図19は図18に示したコーキング材除去工具20のG-G線矢視断面図である。
Next, a caulking
図16に示すように、底面除去部21の接続部23は、図16中左右方向に伸びる角筒状の胴体部23aと、胴体部23aの図16中左右方向の略中央部から図16中上下方向にそれぞれ突出する円筒状(図19参照)の結合部23bから構成され、結合部23bの内周部にはメネジ部23b2(図18参照)が形成されている。なお、底面除去部21は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて一体形成されている。
As shown in FIG. 16, the
図17に示すように、側面除去部24は、平面形状が略T字状で、図17中左右方向に延びる中空板状の刃部25と、刃部25の図17中左右方向の略中央部から、図17中下方向に延びる円筒状(図19参照)の連結部26から構成され、連結部26の外周にはオネジ部26aが形成されている。なお、側面除去部24は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて一体形成されている。
As shown in FIG. 17, the side
そして、図18に示すように、側面除去部24の連結部26に形成されたオネジ部26aが、接続部23の結合部23bに形成されたメネジ部23b2(図19参照)にネジ締結されることにより、側面除去部24が、底面除去部21の接続部23に固定されるようになっている。
Then, as shown in FIG. 18, the male threaded
上述した第2の実施形態のコーキング材除去工具10においては、図11に示すように、接続部13の結合部13bのメネジ孔13b2にボルト17のオネジ部をねじ込んで、側面除去部14の連結部16の貫通孔16cに挿通させることにより、側面除去部14が、底面除去部11の接続部13に対して固定されるようになっていた。
In the caulking
一方、本実施形態におけるコーキング材除去工具20においては、上記のように、側面除去部24の連結部26のオネジ部26a(図18参照)が、接続部23の結合部23bのメネジ部23b2(図18参照)にネジ締結されることにより、側面除去部24が、底面除去部21の接続部23に固定されるようになっている。
On the other hand, in the caulking
したがって、凹目地の幅に応じて、接続部23の結合部23bのメネジ部23b2(図18参照)に、、側面除去部24の連結部26(図18参照)をねじ込む量を変えることにより、2つの側面除去部24(図16参照)の間の間隔を調節できるようになっている。
Therefore, by changing the screwing amount of the coupling portion 26 (see FIG. 18) of the side removed
このように、本実施形態のコーキング材除去工具20においては、凹目地の幅に応じて、2つの側面除去部24の間の間隔を調節することができるため、目地側面の両側に付着したコーキング材を除去するために、コーキング材除去工具20を左右に移動させる必要がなくなり、コーキング材の除去作業の作業効率を向上させることができる。
As described above, in the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具20においては、側面除去部24の連結部26(図18参照)、及び、底面除去部21の接続部23の結合部23b(図18参照)の構成が、上述した第2の実施形態のコーキング材除去工具10における、連結部16(図14参照)、及び、結合部13b(図11参照)の構成とそれぞれ異なるだけで、その他の構成は、上述した第2の実施形態のコーキング材除去工具10と同様である。
In the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具20においては、刃部22、及び刃部25をそれぞれ温度上昇させることによりコーキング材を軟化させているため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第4の実施形態におけるコーキング材除去工具30について説明する。図20は、第4の実施形態におけるコーキング材除去工具30の側面図である。
Next, a caulking
上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1においては、ヒーター6、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部3を備え、ヒーター6が放熱する熱を除去部2の刃部4の内部空間4b(図6参照)まで送風することにより、除去部2の刃部4の温度を上昇させていた。
The caulking
一方、本実施形態におけるコーキング材除去工具30においては、図20に示すように、バーナー31、点火器32、エジェクター33、ガスボンベ34(ガス供給機)、ガスホース35(ガス供給機)、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部37を備えている。
On the other hand, in the caulking
そして、点火器32(スパークプラグ等)によってバーナー31から放出されるガスが着火し、モータ7で駆動したファン8によりガスの燃焼熱を除去部2の刃部4まで送風することにより、刃部4の温度を上昇させている。
Then, the gas emitted from the
なお、エジェクター33は、ガスの燃焼に必要な空気を送熱部37の外部から、送熱部37の内部空間37b内に送り込むために設けられている。
In addition, the
また、本実施形態におけるコーキング材除去工具30においては、図20に示すように、送熱部37の上面側に、内部空間36aを有する円筒状のガスボンベ収納部36が連結されている。そして、送熱部37の内部空間37bと、ガスボンベ収納部36の内部空間36aは連通している。
Further, in the caulking
図20に示すように、ガスボンベ収納部36の内部空間36aにはバーナー31にガスを供給するためのガスボンベ34が収納されており、ガスボンベ34からバーナー31にガスホース35を介してガスが供給されている。
As shown in FIG. 20, a gas cylinder 34 for supplying gas to the
その他の構成は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具30においては、ガスの燃焼熱により、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させることができるため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第5の実施形態におけるコーキング材除去工具40について説明する。図21は、第5の実施形態におけるコーキング材除去工具40の側面図であり、図22はコーキング材除去工具40の上面図であり、図23は図21に示したコーキング材除去工具40のH-H線矢視断面図である。
Next, a caulking
上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1においては、ヒーター6、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部3を備え、ヒーター6が放熱する熱を除去部2の刃部4の内部空間4b(図6参照)まで送風することにより、除去部2の刃部4の温度を上昇させていた。
The caulking
一方、本実施形態におけるコーキング材除去工具40においては、図21に示すように、バーナー41、点火器42、エジェクター43、ガスボンベ44(ガス供給機)、ガスホース45(ガス供給機)を内部に収納した中空箱状の送熱部47を備えている。
On the other hand, in the caulking
図21に示すように、送熱部47の内部空間47aには、内部空間47aを図21中左右に仕切る仕切板46が設けられており、仕切板46よりも図21中右側にはガスボンベ44が配置され、仕切板46よりも図21中左側にはバーナー41、点火器42、エジェクター43が配置されている。
As shown in FIG. 21, the
また、図21に示すように、仕切板46にはガスホース45を通すことができる貫通孔46aが形成されている。そして、ガスホース45を介してガスボンベ44のガスがバーナー41に供給されている。
Further, as shown in FIG. 21, the
また、図21~23に示すように、除去部2の内部空間には、金属板48(熱伝導体)が収納されている。金属板48(熱伝導体)は、略平板状に形成され、図21中右端部が送熱部47の内部空間47a中に突出し、図21中左端部が除去部2の刃部4の内部空間4b(図6参照)まで挿入された状態で配置されている。
In addition, as shown in FIGS. 21 to 23, a metal plate 48 (heat conductor) is accommodated in the internal space of the
なお、金属板48は、銀や銅等の熱伝導率が高い金属により形成されている。また、図22に示すように、金属板48の先端部48a(図22中左端部)は、刃部4の内周面4c(図6参照)の図22中左端部に沿うように平面形状が円弧状に成形されている。
The
そして、点火器42(スパークプラグ等)によってバーナー41から放出されるガスが着火し、ガスの燃焼熱により送熱部47の内部空間47a内に配置された金属板48の図21中右端部が熱せられるようになっている。
Then, the gas emitted from the
上記のように、金属板48は熱伝導率が高い材料を用いて形成されているため、金属板48の図21中右端部の熱は、金属板48の図21中左端部まで伝達される。
As described above, since the
そして、金属板48の図21中左端部は、除去部2の刃部4の内部空間4bの内周面に接触するように配置されているため、金属板48の図21中左端部の熱が、熱伝導率の高い金属を用いて形成された刃部4に伝達され、刃部4の外周面も温度上昇するようになっている。
21 of the
その他の構成は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具40においては、ガスの燃焼熱により、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させることができるため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第6の実施形態におけるコーキング材除去工具50について説明する。図24は、第6の実施形態におけるコーキング材除去工具50の側面図であり、図25はコーキング材除去工具50の上面図であり、図26は図24に示したコーキング材除去工具50のI-I線矢視断面図である。
Next, a caulking
本実施形態におけるコーキング材除去工具50においては、図24,25に示すように、直流電源55(電源装置)を内部に収納した電源格納部51を備えると共に、図24中左端側が除去部52の刃部54の内部空間54bまで挿入され、図24中右端側が直流電源55の両端子に接続された枠状(図25参照)のニクロム線56(発熱線)を備えている。
As shown in FIGS. 24 and 25, the caulking
なお、図25に示すように、ニクロム線56における、除去部52の刃部54の内部空間54b(図24参照)内、及び、除去部52の胴体部53の内部空間53a(図26参照)内に収納されている部分はコイル状に巻かれている。
25, in the
そして、直流電源55に接続されたニクロム線56に電流が流れることにより、ニクロム線56がジュール熱により発熱するようになっている。
When current flows through the
ニクロム線56の図25中左端側は、除去部52の刃部54の内部空間54b(図24参照)まで挿入され、内部空間54bの内周面に接触するように配置されているため、ニクロム線56のジュール熱により、熱伝導率の高い金属を用いて形成された除去部52の刃部54の外周面も温度上昇するようになっている。
The left end side of the
なお、本実施形態におけるコーキング材除去工具50の除去部52は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1の除去部2(図2参照)と同じ外形形状を有しているが、除去部52の内部空間54b,53a(図24,図26参照)は、除去部2の内部空間4b,5c(図2,5参照)よりも狭くなるように形成されている。
The removing
すなわち、図26に示すように、除去部52の胴体部53の内部空間53aの高さ(図26中上下方向の長さ寸法L4)が、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1における、除去部2の胴体部5の内部空間5cの高さ(図5中上下方向の長さ寸法L5)よりも低くなるように形成されている。
That is, as shown in FIG. 26, the height of the internal space 53a of the
このように、除去部52の胴体部53の内部空間53aの高さは、ニクロム線56のコイル状に巻かれた部分の上端部と、除去部52の内部空間の内周面が接触するように、ニクロム線56のコイル状に巻かれた部分の高さと略同じになるように設定されている(図26参照)。
Thus, the height of the internal space 53a of the
そして、ニクロム線56のコイル状に巻かれた部分の上端部と、除去部52の内部空間の内周面が接触することにより、ニクロム線56と除去部52の内周面が接触する面積が増えるため、ニクロム線56のジュール熱が、除去部52の刃部54に伝達する効率を向上させることができる。
Since the upper end of the coiled portion of the
その他の構成は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具50においては、ニクロム線56のジュール熱により、除去部52の刃部54を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させることができるため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第7の実施形態におけるコーキング材除去工具60について説明する。図27は、第7の実施形態におけるコーキング材除去工具60の概略斜視図であり、図28は、コーキング材除去工具60の側面図であり、図29は、図28のコーキング材除去工具60の一部拡大側面図である。
Next, a caulking
本実施形態におけるコーキング材除去工具60は、図27,図28に示すように、2つの交流電源61を内部に収納した電源格納部62と、図28中左端側が除去部65の刃部66の内部空間66bまで挿入され、図28中右端側が電源格納部62の交流電源61の両端子に接続された2つのコイル体63を備えている。
As shown in FIGS. 27 and 28, the caulking
コイル体63は、図27に示すように、それぞれ6つのコイル64を備えており、6つのコイル64は、それぞれのコイル軸線が図28,29中上下方向に対して平行になるように、交流電源61の両端子間に並列に接続されている。
As shown in FIG. 27, each of the
そして、コイル64に交流電流が流れることにより、コイル64の周りに向き及び強度が変化する磁力線が発生し、その変化する磁力線の影響を受けて、コイル64に近接して配置された金属製の除去部65の内部に渦電流が発生する。
When an alternating current flows through the
そして、除去部65に渦電流が流れることにより、除去部65にジュール熱が発生して自己発熱するようになっている。除去部65は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて形成されているため、上記のジュール熱は除去部65の刃部66の外周面に伝達されるようになっている。
As an eddy current flows through the
なお、本実施形態におけるコーキング材除去工具60の除去部65は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1の除去部2(図2参照)と同じ外形形状を有しているが、除去部65の刃部66の内部空間66b,及び胴体部67の内部空間67a(図28,図29参照)は、除去部2の刃部4の内部空間4b,及び胴体部5の内部空間5c(図2,5参照)よりもそれぞれ狭くなるように形成されている。
The removing
すなわち、図28に示すように、除去部65の胴体部67の内部空間67aの高さ(図28中上下方向の長さ寸法)が、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1における、除去部2の胴体部5の内部空間5cの高さ(図5中上下方向の長さ寸法L5)よりも低くなるように形成されている。
That is, as shown in FIG. 28, the height of the
そして、除去部65の胴体部67の内部空間67aの高さは、コイル64の高さ(図28中上下方向の長さ寸法)よりも少しだけ高くなるように設定されている。
The height of the
このため、コイル64(図29中左端部に配置されたコイル64を除く)の上端部と、除去部65の胴体部67の内周面67bの図28中上側の面は近接し、コイル64(図29中左端部に配置されたコイル64を除く)の下端部と、除去部65の胴体部67の内周面67bの図28中下側の面も近接している。
For this reason, the upper end of the coils 64 (excluding the
また、図29中左端部に配置されたコイル64の上端部と、除去部65の刃部66の内周面66aの図29中上側の面は近接し、図29中左端部に配置されたコイル64の下端部と、除去部65の刃部66の内周面66aの図29中下側の面も近接している。
In addition, the upper end portion of the
このように、コイル64の上端部及び下端部と、除去部65の胴体部67の内周面67b、及び、刃部66の内周面66aが近接しているため、コイル64に近接して配置された金属製の除去部65の内部に渦電流が発生するようになっている。
In this way, since the upper and lower ends of the
その他の構成は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具60においては、除去部65に渦電流を発生させて、除去部65のジュール熱で除去部65の刃部66の外周面を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させることができるため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第8の実施形態におけるコーキング材除去工具70について説明する。図30は第8の実施形態におけるコーキング材除去工具70の側面図であり、図31はコーキング材除去工具70の上面図である。
Next, the caulking
上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1においては、ヒーター6、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部3を備えていたが、本実施形態におけるコーキング材除去工具70においては、図30、31に示すように、3つのレーザー発生装置71を収納するレーザー格納部72を備えている。
In the caulking
レーザー格納部72は、図30に示すように、内部空間72bを有する中空箱形に形成され、レーザー格納部72の図30中左側の側板部には、レーザー格納部72の内部空間72bと、胴体部5の内部空間5c(図6参照)を連通させる貫通孔72aが形成されている。
As shown in FIG. 30, the
3つのレーザー発生装置71から、それぞれ出射されたレーザー光73は、レーザー格納部72の貫通孔72a、及び除去部2の胴体部5の内部空間5c(図6参照)を通って、除去部2の刃部4の内周面4c(図6参照)に照射され、除去部2の刃部4は、照射されたレーザー光73により光加熱される。除去部2は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて形成されているため、レーザー光73による光加熱の熱は、内周面4cの光照射された部分だけでなく、除去部2の刃部4の外周面の全体に伝達されるようになっている。
その他の構成は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具70においては、除去部2の刃部4をレーザー光73による光加熱で温度上昇させることによりコーキング材を軟化させることができるため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第9の実施形態におけるコーキング材除去工具80について説明する。図32は、第9の実施形態におけるコーキング材除去工具80の側面図である。
Next, the caulking
上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1においては、ヒーター6、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部3を備えていたが、本実施形態におけるコーキング材除去工具80においては、図32に示すように、ヒーター6、モータ7、ファン8だけでなく、制御部81と温度通知手段82を内部に収納した送熱部83を備えている。
In the caulking
さらに、本実施形態のコーキング材除去工具80においては、除去部2の刃部4の内部空間4b(図6参照)内にサーミスタ等の温度検出器84が設けられ、温度検出器84により検出された内部空間4b内の温度情報84aは、制御部81及び温度通知手段82に向かって出力される。
Furthermore, in the caulking
そして、制御部81は、入力された刃部4の内部空間4b内の温度情報84aに基づいて、刃部4の内部空間4b内の温度と、制御部81が備える記憶媒体(不図示)に予め設定された設定温度を比較して、その比較結果に基づいて、ヒーター6に対して制御信号81aを出力している。
Then, based on the
そして、ヒーター6は、入力された制御信号81aに基づいて、刃部4の内部空間4b内の温度が予め設定された設定温度になるように、放熱する熱量を自動調節している。
Based on the
また、温度通知手段82は、入力された刃部4の内部空間4b内の温度情報84aに基づいて、画面表示や音声表示等の手段により、外部に内部空間4b内の温度を通知するようになっている。
Further, the
このように、本実施形態のコーキング材除去工具80においては、コーキング材の除去作業の作業者が、刃部4の内部空間4b内の温度を知ることができると共に、検出した内部空間4b内の温度情報に基づいて、内部空間4b内の温度を設定温度に自動調節できるため、刃部4が必要以上に熱くなりすぎることを防止し、発熱コストを低減することができる。
As described above, in the caulking
その他の構成は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具80においても、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させることができるため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第10の実施形態におけるコーキング材除去工具90について説明する。図33は、第10の実施形態におけるコーキング材除去工具90の概略斜視図であり、図34は、コーキング材除去工具90の側面図であり、図35は図34に示したコーキング材除去工具90のJ-J線矢視断面図である。
Next, the caulking
上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1においては、ヒーター6、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部3を備えていた。一方、本実施形態におけるコーキング材除去工具90においては、図34に示すように、ヒーター6、モータ7、ファン8だけでなく、内部空間91aを図34中上下に仕切る仕切板92と、仕切板92よりも上方に配置されたモータ93(冷却用送風機),ファン94(冷却用送風機)を収納した送熱部91を備えている。
The caulking
また、図34に示すように、送熱部91の図34中左側の側板部における、仕切板92よりも上方には、図34中左右方向に貫通し、開口形状が円形(図35参照)の貫通孔91bが形成されている。
Further, as shown in FIG. 34 , the left side plate portion of the
そして、モータ93により駆動されたファン94により、図34中左方向に向かって送られた風96(図33参照)が、貫通孔91bを通って送熱部91の外部に流れ出て、刃部4の方向に送られるようになっている。
Then, a
本実施形態のコーキング材除去工具90においては、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させている。
In the caulking
軟化させるまで温度上昇させたコーキング材を、凹目地から除去された直後に手で触れると火傷する恐れがあるが、ファン94から送熱部91の外部に送り出された風96(図33参照)が温度上昇したコーキング材に当たり、コーキング材を迅速に冷却できるようになっている。
If you touch the caulking material whose temperature has been raised until it is softened by hand immediately after it is removed from the concave joint, you may get burned, but the
このため、本実施形態のコーキング材除去工具90においては、コーキング材の除去作業の作業者が、除去された直後のコーキング材に触れて火傷することを防止することができる。
Therefore, in the caulking
その他の構成は、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具90においても、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させているため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
Also in the caulking
次に、第11の実施形態におけるコーキング材除去工具100について説明する。図36は、第11の実施形態におけるコーキング材除去工具100の側面図である。
Next, a caulking
上述した第10の実施形態のコーキング材除去工具90においては、ヒーター6、モータ7、ファン8、仕切板92、モータ93、ファン94を収納した送熱部91を備えていたが、本実施形態におけるコーキング材除去工具100においては、図36に示すように、ヒーター6、モータ7、ファン8、仕切板92、モータ93(冷却用送風機),ファン94(冷却用送風機)、及び冷却装置101を収納する送熱部102を備えている。
In the caulking
また、図36に示すように、送熱部102の図36中左側の側板部における、仕切板92よりも上方には、図36中左右方向に貫通し、開口形状が円形の貫通孔102aが形成されている。
Further, as shown in FIG. 36, a through
そして、モータ93により駆動されたファン94により、図36中左方向に向かって送られた風が、途中で冷却装置101により冷やされ、貫通孔102aを通って送熱部102の外部に流れ出て、刃部4の方向に送られるようになっている。
36 by the
冷却装置101は、図36に示すように、図36中左右方向に貫通する貫通孔101aを有し、貫通孔101aの内周面には、冷凍された保冷剤101bが貼り付けられている。このため、ファン94により図36中左方向に向かって送られた風は、冷却装置101の貫通孔101aを通過する際に、保冷剤101bの冷気により冷却されるようになっている。
As shown in FIG. 36, the
本実施形態のコーキング材除去工具100においては、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させている。
In the caulking
軟化させるまで温度上昇させたコーキング材を、凹目地から除去された直後に手で触れると火傷する恐れがあるが、ファン94から冷却装置101の貫通孔101a、及び、送熱部102の貫通孔102aを通って送熱部102の外部に送り出された冷風が、温度上昇したコーキング材に当たり、コーキング材を冷却できるようになっている。 If you touch the caulking material whose temperature has been raised until it is softened by hand immediately after it is removed from the concave joint, you may get burned. The cold air sent to the outside of the heat transfer section 102 through 102a hits the caulking material whose temperature has risen, thereby cooling the caulking material.
このため、本実施形態のコーキング材除去工具100においては、コーキング材の除去作業の作業者が、除去された直後のコーキング材に触れて火傷することを防止することができる。
Therefore, in the caulking
その他の構成は、上述した第10の実施形態のコーキング材除去工具90と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具100においても、除去部2の刃部4を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させているため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
次に、第12の実施形態におけるコーキング材除去工具110について説明する。図37はコーキング材除去工具110の概略斜視図であり、図38はコーキング材除去工具110の側面図であり、図39はコーキング材除去工具110の上面図であり、図40は図38に示したコーキング材除去工具110のK-K線矢視断面図で、図41は図38に示したコーキング材除去工具110のL-L線矢視断面図で、図42は図39に示したコーキング材除去工具110のM-M線矢視断面図で、図43は図38に示したコーキング材除去工具110のN-N線矢視断面図である。
Next, a caulking
コーキング材除去工具110は、図37~図39に示すように、コーキング材を除去する際に、凹目地(図45参照)に挿入させる除去部112と、ヒーター6(電気式ヒーター)、モータ7、ファン8を内部に収納する送熱部113から構成されている。
As shown in FIGS. 37 to 39, the caulking
除去部112は、図37に示すように、上方に開口するコの字状の角材の図38中左端部を斜めに切断したような形状に形成されており、図38中左側に向かって尖った形状を有する刃部114と、刃部114と送熱部113の間に位置し、図38中右端部が送熱部113に接合された胴体部115から構成されている。なお、除去部112は、銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて一体形成されている。
As shown in FIG. 37, the removed
刃部114は、図37,図40に示すように、平板状の底板部116と、底板部116の図40中左右方向の両端部からそれぞれ図40中上方に突出し、上端に傾斜した傾斜面117a(図38参照)を有する側板部117から構成されている。
As shown in FIGS. 37 and 40, the
図38に示すように、側板部117の傾斜面117aは、側板部117の平坦な底面に対して鋭角を成すように形成されているため、側板部117の図38中左端部は、鋭利に尖ったような形状に形成されている。
As shown in FIG. 38, the
また、図42に示すように、底板部116の図42中左端部には、底板部116の平坦な底面に対して鋭角を成すように傾斜した傾斜面116aが形成されているため、底板部116の図42中左端部は、鋭利に尖ったような形状に形成されている。
Further, as shown in FIG. 42, an
このように、底板部116の図42中左端部、及び側板部117の図38中左端部が、それぞれ鋭利に尖ったような形状に形成されているため、刃部114の図39中左端部は、幅方向(図39中上下方向)の全体に渡って鋭利に尖ったように形成されている。
42 of the
このように、刃部114は、目地底面(図45参照)に付着したコーキング材を引き剥がし易くするために、図39中左端部が鋭利に尖って形成されている。
Thus, the
また、胴体部115は、図37,図41に示すように、平板状の底板部118と、底板部118の図41中左右方向の両端部からそれぞれ図41中上方に突出し、上端に平坦な上面119a(図38参照)を有する側板部119から構成されている。
As shown in FIGS. 37 and 41, the
図40に示すように、刃部114の内部には、後述する熱風を吹き入れるための内部空間114aが、底板部116と側板部117のそれぞれの内部空間を連通するように形成され、内部空間114aの内周面114bは、刃部114の外周面に沿うように形成されている。
As shown in FIG. 40, inside the
また、図41に示すように、胴体部115の内部には、後述する熱風を吹き入れるための内部空間115aが、底板部118と側板部119のそれぞれの内部空間を連通するように形成され、内部空間115aの内周面115bは、胴体部115の外周面に沿うように形成されている。
As shown in FIG. 41, inside the
そして、図38,39に示すように、胴体部115の内部空間115a(図41参照)は、刃部114の内部空間114a(図40参照)に連通している。
38 and 39, the
送熱部113は、図38に示すように、内部空間113bを有する中空箱形に形成され、送熱部113の図38中左側の側板部には、送熱部113の内部空間113bと、胴体部115の内部空間115a(図41参照)を連通させる貫通孔113aが、上方に開口したコの字状の開口形状(図43参照)を有するように形成されている。
As shown in FIG. 38, the
このように、送熱部113の内部空間113bは、胴体部115の内部空間115aを介して、刃部114の内部空間114aに連通しているため、送熱部113のヒーター6で熱せられた空気は、モータ7により駆動されたファン8により刃部114の内部空間114aにまで送られるようになっている。
Thus, the
なお、ヒーター6は、図38に示すように、図38中左右方向に貫通する貫通孔6aを有し、貫通孔6aの内周面には赤外線ランプ6bが取り付けられている。そして、ファン8により図38中左方向に向かって送られた風は、ヒーター6の貫通孔6aを通過する際に、赤外線ランプ6bから放出される赤外光により温度上昇するようになっている。
As shown in FIG. 38, the
前述のように、除去部112は熱伝導率の高い金属を用いて形成されているため、送熱部113から刃部114の内部空間114aに送られた熱風により、刃部114の外周面が温度上昇するようになっている。
As described above, since the
このため、コーキング材を除去するために、温度上昇した除去部112の刃部114を凹目地に挿入し、刃部114の外周面をコーキング材に接触させた際には、刃部114の熱によりコーキング材が軟化して除去しやすくなる。
Therefore, in order to remove the caulking material, when the
なお、除去部112の幅寸法L6(図39参照)は、凹目地に除去部112を挿入できるように、凹目地の幅寸法L7(図45参照)よりも小さくなるように設定されている。
The width L6 (see FIG. 39) of the removed
以上、説明したように、本実施形態のコーキング材除去工具110においては、除去部112の刃部114を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させているため、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
As described above, in the caulking
また、本実施形態のコーキング材除去工具110においては、コの字状の角材の図38中左端部を斜めに切断するだけで除去部112を形成することができるため、上述した第1の実施形態のコーキング材除去工具1を製造する場合に比べて、製造コストを低減させることができると共に、製造期間を短縮させることができる。
In addition, in the caulking
次に、第13の実施形態におけるコーキング材除去工具120について説明する。図44は、第13の実施形態におけるコーキング材除去工具120の側面図である。
Next, a caulking
上述した第12の実施形態のコーキング材除去工具110においては、ヒーター6、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部113を備え、ヒーター6が放熱する熱を除去部112の刃部114の内部空間114a(図38参照)まで送風することにより、除去部112の刃部114の温度を上昇させていた。
The caulking
一方、本実施形態におけるコーキング材除去工具120においては、図44に示すように、バーナー31、点火器32、エジェクター33、ガスボンベ34(ガス供給機)、ガスホース35(ガス供給機)、モータ7、ファン8を内部に収納した送熱部123を備えている。
On the other hand, in the caulking
そして、点火器32(スパークプラグ等)によってバーナー31から放出されるガスが着火し、モータ7で駆動したファン8によりガスの燃焼熱を除去部112の刃部114の内部空間114aまで送風することにより、刃部114の外周面の温度を上昇させている。
Then, the gas emitted from the
なお、エジェクター33は、ガスの燃焼に必要な空気を送熱部123の外部から、送熱部123の内部空間123b内に送り込むために設けられている。
Note that the
また、本実施形態におけるコーキング材除去工具120においては、図44に示すように、送熱部123の上面側に、内部空間36aを有する円筒状のガスボンベ収納部36が連結されている。そして、送熱部123の内部空間123bと、ガスボンベ収納部36の内部空間36aは連通している。
Further, in the caulking
図44に示すように、ガスボンベ収納部36の内部空間36aにはバーナー31にガスを供給するためのガスボンベ34が収納されており、ガスボンベ34からバーナー31にガスホース35を介してガスが供給されている。
As shown in FIG. 44, a gas cylinder 34 for supplying gas to the
その他の構成は、上述した第12の実施形態のコーキング材除去工具110と同様である。
Other configurations are the same as those of the caulking
本実施形態のコーキング材除去工具120においては、ガスの燃焼熱により、除去部112の刃部114を温度上昇させることによりコーキング材を軟化させることができるため、上述した第12の実施形態のコーキング材除去工具110と同様に、凹目地の側面や底面に強く付着したコーキング材を除去する際に、多大な時間と労力を要することなく容易に除去することができる。
In the caulking
また、本実施形態のコーキング材除去工具120においては、上述した第12の実施形態のコーキング材除去工具110と同様に、コの字状の角材の図44中左端部を斜めに切断するだけで除去部112を形成することができるため、上述した第4の実施形態のコーキング材除去工具30を製造する場合に比べて、製造コストを低減させることができると共に、製造期間を短縮させることができる。
Further, in the caulking
なお、本発明の実施の形態について具体的に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その他にも各種の変更が可能なものである。 Although the embodiments of the present invention have been specifically described, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various other modifications can be made based on the technical idea of the present invention. It is possible.
また、前記第1~13の実施形態のコーキング材除去工具1~120においては、赤外線ランプ6bの赤外光(図2,8等参照)、バーナー31,41の燃焼熱(図20、21参照)、ニクロム線56のジュール熱(図24参照)、除去部65に渦電流が流れることによる、除去部65のジュール熱(図27参照)、レーザー光73による光加熱(図30参照)を用いて発熱していたが、このような構成に限定される必要はなく、他の発熱手段で発熱されるように構成されていてもよい。
Further, in the caulking
また、前記第1~13の実施形態のコーキング材除去工具1~120においては、除去部2,52,65,112(図2,24,28,37,44参照)、底面除去部11,21(図9,16参照)、及び側面除去部14,24(図9,16参照)が、それぞれ銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて一体形成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、除去部2,52,65,112、底面除去部11,21、及び側面除去部14,24が、それぞれ金属以外の熱伝導率の高い材料を用いて形成されていてもよい。
For example, the removed
また、例えば、除去部2,52,65,112の刃部4,54,66,114、底面除去部11,21の刃部12,22,側面除去部14,24の刃部15,25のみが、それぞれ銀や銅等の熱伝導率の高い金属を用いて形成されていてもよいし、それぞれ金属以外の熱伝導率の高い材料を用いて形成されていてもよい。
Further, for example, only the
また、前記第2の実施形態のコーキング材除去工具10においては、図9,15に示すように、接続部13の結合部13bの内部空間13b1(図12参照)内に、側面除去部14の連結部16を嵌入させる深さを変えることにより、2つの側面除去部14の間の間隔を調節できるようになっていたが、このような構成に限定される必要はなく、他の方法により2つの側面除去部14の間の間隔を調節できるようになっていてもよい。
Further, in the caulking
また、前記第3の実施形態のコーキング材除去工具20においては、図18に示すように、接続部23の結合部23bのメネジ部23b2に、側面除去部24の連結部26をねじ込む量を変えることにより、2つの側面除去部24(図16参照)の間の間隔を調節できるようになっていたが、このような構成に限定される必要はなく、他の方法により2つの側面除去部24の間の間隔を調節できるようになっていてもよい。
In addition, in the caulking
また、前記第5の実施形態のコーキング材除去工具40においては、図21に示すように、送熱部47の内部空間47a内で発生した熱が、熱伝導率が高い金属板48を介して、除去部2の刃部4に伝達されるように構成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、平板状の金属板48ではなく、枠状、棒状等の他の形状の熱伝導率が高い部材を用いて、送熱部47の内部空間47a内で発生した熱が、除去部2の刃部4に伝達されるように構成されていてもよい。
For example, the heat generated in the
また、前記第7の実施形態のコーキング材除去工具60においては、図27に示すように、6つのコイル64が並列に接続された2つのコイル体63、及び、2つの交流電源61を備えていたが、コイル64の数は6つに限定される必要はないし、コイル体63、及び交流電源61の数も2つに限定される必要はない。
27, the caulking
また、前記第8の実施形態のコーキング材除去工具70においては、図31に示すように、レーザー格納部72に3つのレーザー発生装置71が収納されていたが、レーザー発生装置71の数は3つに限定される必要はなく、2つ以下であってもよいし、4つ以上であってもよい。
Also, in the caulking
また、前記第10の実施形態のコーキング材除去工具90においては、図34に示すように、コーキング材を冷却するファン94、及びファン94を駆動するモータ93が送熱部91の内部空間91a内に収納されていたが、このような構成に限定される必要はなく、例えば、ファン94の風が除去された直後のコーキング材に当たるように、モータ93及びファン94が、送熱部91の外周面に取り付けられていてもよい。
Further, in the caulking
また、前記第10の実施形態のコーキング材除去工具90においては、図34に示すように、送熱部91の図34中左側の側板部に、開口形状が円形(図35参照)の貫通孔91bが形成されていたが、貫通孔91bの開口形状は円形に限定される必要はなく、他の開口形状であってもよい。
Further, in the caulking
また、前記第11の実施形態のコーキング材除去工具100においては、図36に示すように、送熱部102の図36中左側の側板部に、開口形状が円形の貫通孔102aが形成されていたが、貫通孔102aの開口形状は円形に限定される必要はなく、他の開口形状であってもよい。
Further, in the caulking
また、前記第11の実施形態のコーキング材除去工具100においては、図36に示すように、ファン94により図36中左方向に向かって送られた風は、冷却装置101の貫通孔101aを通過する際に、保冷剤101bの冷気により冷却されるようになっていたが、このような構成に限定される必要はなく、他の冷却方法を用いて冷却してもよい。例えば、ドライアイスを用いて冷却してもよい。
Further, in the caulking
また、前記第1,12の実施形態のコーキング材除去工具1,110においては、図9,38に示すように、ファン8により図9,38中左方向に向かって送られた風は、ヒーター6の貫通孔6aを通過する際に、赤外線ランプ6bから放出される赤外光により温度上昇していたが、赤外線ランプ6bに限定される必要はなく、例えば、通電させたニクロム線を貫通孔6aの内周面に取り付けて、ニクロム線のジュール熱によりファン8から送られた風を温度上昇させるようにしてもよい。
Further, in the caulking
また、前記第9の実施形態のコーキング材除去工具80(図32参照)においては、制御部81が、ヒーター6の放熱する熱量を自動調節し、温度通知手段82が、外部に刃部4の内部空間4b内の温度を通知するようになっていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking material removing tool 80 (see FIG. 32) of the ninth embodiment, the
例えば、前記第4,5の実施形態におけるコーキング材除去工具30,40(図20,図21参照)が、制御部81、温度通知手段82、及び温度検出器84を備え、温度検出器84が検出した刃部4の内部空間4b内の温度情報に基づいて、温度通知手段82が、刃部4の内部空間4b内の温度を外部に通知するようにそれぞれ構成されていてもよい。
For example, the caulking
また、例えば、前記第6の実施形態におけるコーキング材除去工具50(図24参照)が、制御部81、温度通知手段82、及び温度検出器84を備え、温度検出器84が検出した刃部54の内部空間54b内の温度情報に基づいて、温度通知手段82が、刃部54の内部空間54b内の温度を外部に通知し、温度検出器84が検出した刃部54の内部空間54b内の温度情報に基づいて、制御部81が、直流電源55の出力電圧を調節するように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removing tool 50 (see FIG. 24) in the sixth embodiment includes a
また、例えば、前記第7の実施形態におけるコーキング材除去工具60(図28参照)が、制御部81、温度通知手段82、及び温度検出器84を備え、温度検出器84が検出した刃部66の内部空間66b内の温度情報に基づいて、温度通知手段82が、刃部66の内部空間66b内の温度を外部に通知し、温度検出器84が検出した刃部66の内部空間66b内の温度情報に基づいて、制御部81が、交流電源61の出力電圧、及び/又は周波数を調節するように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removing tool 60 (see FIG. 28) in the seventh embodiment includes a
また、例えば、前記第8の実施形態におけるコーキング材除去工具70(図30参照)が、制御部81、温度通知手段82、及び温度検出器84を備え、温度検出器84が検出した刃部4の内部空間4b内の温度情報に基づいて、温度通知手段82が、刃部4の内部空間4b内の温度を外部に通知し、温度検出器84が検出した刃部4の内部空間4b内の温度情報に基づいて、制御部81が、レーザー発生装置71から出力されるレーザー光73の強度を調節するように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removing tool 70 (see FIG. 30) in the eighth embodiment includes a
また、例えば、前記第12の実施形態におけるコーキング材除去工具110(図38参照)が、制御部81、温度通知手段82、及び温度検出器84を備え、温度検出器84が検出した刃部114の内部空間114a内の温度情報に基づいて、制御部81が、ヒーター6の放熱する熱量を自動調節し、温度通知手段82が、外部に刃部114の内部空間114a内の温度を通知するようになっていてもよい。
Further, for example, the caulking material removing tool 110 (see FIG. 38) in the twelfth embodiment includes a
また、例えば、前記第13の実施形態におけるコーキング材除去工具120(図44参照)が、制御部81、温度通知手段82、及び温度検出器84を備え、温度検出器84が検出した刃部114の内部空間114a内の温度情報に基づいて、温度通知手段82が、刃部114の内部空間114a内の温度を外部に通知するようにそれぞれ構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removing tool 120 (see FIG. 44) in the thirteenth embodiment includes a
また、前記第10,11の実施形態のコーキング材除去工具90,100(図34、図36参照)においては、モータ93により駆動されたファン94により図34、36中左方向に向かって送られた風96(図33参照)が、貫通孔91b,102aを通って送熱部91、102の外部に流れ出て、刃部4の方向に送られ、温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、前記第4の実施形態におけるコーキング材除去工具30(図20参照)が、送熱部37の内部空間37b内における、バーナー31、点火器32等の発熱用の部材が配置された空間とは仕切られた空間内にモータ93、ファン94、及び冷却装置101(図36参照)を備え、モータ93により駆動されたファン94により図20中左方向に向かって送られた風が、送熱部37に形成された貫通孔を通って送熱部37の外部に流れ出て、刃部4の方向に送られ、除去された直後の温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていてもよい。
For example, the caulking material removing tool 30 (see FIG. 20) in the fourth embodiment is a space in which members for heat generation such as the
また、例えば、前記第5の実施形態におけるコーキング材除去工具40(図21参照)が、送熱部47の内部空間47a内における、バーナー41、点火器42等の発熱用の部材が配置された空間とは仕切られた空間内にモータ93、ファン94、及び冷却装置101(図36参照)を備え、モータ93により駆動されたファン94により図21中左方向に向かって送られた風が、送熱部47に形成された貫通孔を通って送熱部47の外部に流れ出て、刃部4の方向に送られ、除去された直後の温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removing tool 40 (see FIG. 21) in the fifth embodiment has heat generating members such as the
また、例えば、前記第6の実施形態におけるコーキング材除去工具50(図24参照)が、電源格納部51の内部空間内にモータ93、ファン94、及び冷却装置101(図36参照)を備え、モータ93により駆動されたファン94により図24中左方向に向かって送られた風が、電源格納部51に形成された貫通孔を通って電源格納部51の外部に流れ出て、刃部54の方向に送られ、除去された直後の温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removal tool 50 (see FIG. 24) in the sixth embodiment includes a
また、例えば、前記第7の実施形態におけるコーキング材除去工具60(図28参照)が、電源格納部62の内部空間内にモータ93、ファン94、及び冷却装置101(図36参照)を備え、モータ93により駆動されたファン94により図28中左方向に向かって送られた風が、電源格納部62に形成された貫通孔を通って電源格納部62の外部に流れ出て、刃部66の方向に送られ、除去された直後の温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removal tool 60 (see FIG. 28) in the seventh embodiment includes a
また、例えば、前記第8の実施形態におけるコーキング材除去工具70(図30参照)が、レーザー格納部72の内部空間内にモータ93、ファン94、及び冷却装置101(図36参照)を備え、モータ93により駆動されたファン94により図30中左方向に向かって送られた風が、レーザー格納部72に形成された貫通孔を通ってレーザー格納部72の外部に流れ出て、刃部4の方向に送られ、除去された直後の温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removal tool 70 (see FIG. 30) in the eighth embodiment includes a
また、例えば、前記第12の実施形態におけるコーキング材除去工具110(図38参照)が、送熱部113の内部空間内にモータ93、ファン94、及び冷却装置101(図36参照)を備え、モータ93により駆動されたファン94により図38中左方向に向かって送られた風が、送熱部113に形成された貫通孔を通って送熱部113の外部に流れ出て、刃部114の方向に送られ、除去された直後の温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていてもよい。
Further, for example, the caulking material removal tool 110 (see FIG. 38) in the twelfth embodiment includes a
例えば、前記第13の実施形態におけるコーキング材除去工具120(図44参照)が、送熱部123の内部空間123b内における、バーナー31、点火器32等の発熱用の部材が配置された空間とは仕切られた空間内にモータ93、ファン94、及び冷却装置101(図36参照)を備え、モータ93により駆動されたファン94により図44中左方向に向かって送られた風が、送熱部123に形成された貫通孔を通って送熱部123の外部に流れ出て、刃部114の方向に送られ、除去された直後の温度上昇したコーキング材を迅速に冷却できるように構成されていてもよい。
For example, the caulking material removing tool 120 (see FIG. 44) in the thirteenth embodiment is a space in which members for heat generation such as the
また、前記第1~4,12,13の実施形態のコーキング材除去工具1,10,20,30,110,120(図2,8,16,20,38,44参照)においては、除去部2,112、底面除去部11,21、側面除去部14,24がそれぞれ中空状に形成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、ヒーター6の赤外線ランプ6bから放出される赤外光の熱(図2,8,38参照)、及びバーナー31の燃焼熱(図20,44参照)が、刃部4,12,15,22,25,114(図2、9,16,20,38,44参照)のそれぞれの先端部まで十分に伝わる程度に、除去部2,112、底面除去部11,21、側面除去部14,24のそれぞれの熱伝導率が高い場合には、除去部2,112、底面除去部11,21、側面除去部14,24がそれぞれ中空状ではなく中実状に形成されていてもよい。
For example, the heat of the infrared light emitted from the
また、前記第6の実施形態のコーキング材除去工具50(図24参照)においては、直流電源55を内部に収納した電源格納部51を備えていたが、このような構成に限定される必要はなく、電源格納部51に交流電源が収納されて、交流電源に接続されたニクロム線56に電流が流れることにより、ニクロム線56がジュール熱により発熱するようになっていてもよい。
Further, although the caulking material removing tool 50 (see FIG. 24) of the sixth embodiment has the power
また、前記第6の実施形態におけるコーキング材除去工具50においては、図24に示すように、ニクロム線56の図24中左端側が、除去部52の刃部54の内部空間54bまで挿入され、内部空間54bの内周面に接触するように配置されていたが、このような構成に限定される必要はなく、ニクロム線56のジュール熱が、刃部4に十分に伝わるのであれば、ニクロム線56の図24中左端側が、内部空間54bの内周面に接触していなくてもよい。
Further, in the caulking
また、前記第2,3の実施形態のコーキング材除去工具10,20(図9,16参照)においては、刃部12,15,22,25をそれぞれ温度上昇させるために、ヒーター6の赤外線ランプ6bの赤外光(図9参照)を用いて発熱していたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、バーナー31,41の燃焼熱(図20、21参照)、ニクロム線56のジュール熱(図24参照)、除去部2に渦電流が流れることによる、除去部2のジュール熱(図27参照)、レーザー光73による光加熱(図30参照)を用いて発熱してもよい。
For example, the combustion heat of the
また、前記第3の実施形態におけるコーキング材除去工具20においては、図17に示すように、側面除去部24は、図17中左右方向に延びる刃部25と、刃部25の図17中左右方向の略中央部から、図17中下方向に延びる円筒状の連結部26から構成され、側面除去部24は一体形成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、側面除去部24(図17参照)が一体形成されず、連結部26が刃部25に対して、それぞれの内部空間が互いに連通するように着脱自在に連結されていてもよい。
For example, the side surface removal portion 24 (see FIG. 17) may not be integrally formed, and the
このように、連結部26が刃部25に対して着脱自在に連結されることにより、接続部23の結合部23bのメネジ部23b2(図18参照)に、連結部26をねじ込む際に、連結部26のねじ込みに連動して、刃部25が回動しないようにすることができる。
As described above, the connecting
そして、連結部26のねじ込みに連動して、刃部25が回動しないようにすることで、刃部25の尖った先端部が図16中左側に向くように、連結部26のねじ込み量を決める必要はなくなるため、2つの側面除去部24(図16参照)の間の間隔をより正確に調節できるようになる。
By preventing the
また、前記第2の実施形態におけるコーキング材除去工具10においては、図14に示すように、側面除去部14は、図14中左右方向に延びる刃部15と、刃部15の図14中左右方向の略中央部から、図14中下方向に延びる連結部16から構成され、側面除去部14は一体形成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、側面除去部14(図14参照)が一体形成されず、連結部16が刃部15に対して、それぞれの内部空間が互いに連通するように着脱自在に連結されていてもよい。
For example, the side surface removal portion 14 (see FIG. 14) may not be integrally formed, and the
また、前記第2の実施形態におけるコーキング材除去工具10においては、図9に示すように、底面除去部11は、図8中左側に向かって尖った形状を有する刃部12と、刃部12と送熱部3の間に位置し、平面形状が略十字状(図9参照)の接続部13とから構成され、底面除去部11は一体形成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、底面除去部11が一体形成されず、刃部12が接続部13に対して、それぞれの内部空間が互いに連通するように着脱自在に連結されていてもよい。
For example, the bottom
そして、刃部12が接続部13に対して着脱自在に連結されることにより、目地底面の幅寸法L7(図45参照)に応じて、その幅寸法L7と略同じ幅寸法L3(図9参照)を有する刃部12を選択して、選択した刃部12を接続部13に連結させることができる。
Then, by detachably connecting the
そして、目地底面の幅寸法L7(図45参照)に応じて、その幅寸法L7と略同じ幅寸法L3(図9参照)を有する刃部12を接続部13に連結させることにより、目地底面に付着したコーキング材を除去するために、コーキング材除去工具を左右に移動させる必要がなくなり、コーキング材の除去作業の作業効率を向上させることができる。
Then, according to the width dimension L7 (see FIG. 45) of the joint bottom surface, by connecting the
また、前記第3の実施形態におけるコーキング材除去工具20においては、図16に示すように、底面除去部21は、尖った形状を有する刃部22と、刃部22と送熱部3の間に位置し、平面形状が略十字状(図16参照)の接続部23とから構成され、底面除去部21は一体形成されていたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking
例えば、底面除去部21が一体形成されず、刃部22が接続部23に対して、それぞれの内部空間が互いに連通するように着脱自在に連結されていてもよい。
For example, the bottom
そして、刃部22が接続部23に対して着脱自在に連結されることにより、目地底面の幅寸法L7(図45参照)に応じて、その幅寸法L7と略同じ幅寸法L3(図9参照)を有する刃部22を選択して、選択した刃部22を接続部23に連結させることができる。
By detachably connecting the
そして、目地底面の幅寸法L7(図45参照)に応じて、その幅寸法L7と略同じ幅寸法L3(図9参照)を有する刃部22を接続部23に連結させることにより、目地底面に付着したコーキング材を除去するために、コーキング材除去工具を左右に移動させる必要がなくなり、コーキング材の除去作業の作業効率を向上させることができる。
Then, according to the width dimension L7 (see FIG. 45) of the joint bottom surface, by connecting the
また、前記第12の実施形態のコーキング材除去工具110(図37参照)においては、刃部114を温度上昇させるために、ヒーター6の赤外線ランプ6bの赤外光(図38参照)を用いて発熱していたが、このような構成に限定される必要はない。
Further, in the caulking material removing tool 110 (see FIG. 37) of the twelfth embodiment, the infrared light of the
例えば、ニクロム線56のジュール熱(図24参照)、除去部114に渦電流が流れることによる、除去部114のジュール熱(図27参照)、レーザー光73による光加熱(図30参照)を用いて発熱してもよい。
For example, Joule heat of the nichrome wire 56 (see FIG. 24), Joule heat of the removed
また、前記第13の実施形態のコーキング材除去工具120(図44参照)においては、ガスの燃焼熱が、ファン8により除去部112の刃部114まで送風されることにより、刃部114の温度が上昇していたが、このような構成に限定される必要はなく、例えば、ガスの燃焼熱が、熱伝導率が高い金属板48(図21参照)を介して、除去部112の刃部114に伝達されることにより、刃部114の温度が上昇するように構成されていてもよい。
In addition, in the caulking material removing tool 120 (see FIG. 44) of the thirteenth embodiment, the combustion heat of the gas is sent to the
1 コーキング材除去工具
2 除去部
2a 底面
2b 側面
3 送熱部
3a 貫通孔
3b 内部空間
4 刃部
4a 傾斜面
4b 内部空間
4c 内周面
4d 頂上部
5 胴体部
5a 底板部
5b 突出板部
5c 内部空間
6 ヒーター
6a 貫通孔
6b 赤外線ランプ
7 モータ
8 ファン
10 コーキング材除去工具
11 底面除去部
12 刃部
12a 底面
12b 傾斜面
12c 内部空間
12d 内周面
13 接続部
13a 胴体部
13a1 内部空間
13b 結合部
13b1 内部空間
13b2 メネジ孔
14 側面除去部
15 刃部
15a 外側側面
15b 内部空間
15c 内周面
15d 傾斜面
16 連結部
16a 内部空間
16c 貫通孔
17 ボルト
20 コーキング材除去工具
21 底面除去部
22 刃部
23 接続部
23a 胴体部
23b 結合部
23b2 メネジ部
24 側面除去部
25 刃部
25c 内周面
26 連結部
26a オネジ部
26b 内周面
30 コーキング材除去工具
31 バーナー
32 点火器
33 エジェクター
34 ガスボンベ
35 ガスホース
36 ガスボンベ収納部
36a 内部空間
37 送熱部
37b 内部空間
40 コーキング材除去工具
41 バーナー
42 点火器
43 エジェクター
44 ガスボンベ
45 ガスホース
46 仕切板
46a 貫通孔
47 送熱部
47a 内部空間
48 金属板
48a 先端部
50 コーキング材除去工具
51 電源格納部
51b 内部空間
52 除去部
53 胴体部
53a 内部空間
54 刃部
54b 内部空間
55 直流電源
56 ニクロム線
60 コーキング材除去工具
61 交流電源
62 電源格納部
62a 内部空間
63 コイル体
64 コイル
65 除去部
66 刃部
66a 内周面
66b 内部空間
67 胴体部
67a 内部空間
67b 内周面
70 コーキング材除去工具
71 レーザー発生装置
72 レーザー格納部
72a 貫通孔
72b 内部空間
73 レーザー光
80 コーキング材除去工具
81 制御部
81a 制御信号
82 温度通知手段
83 送熱部
84 温度検出器
84a 温度情報
90 コーキング材除去工具
91 送熱部
91a 内部空間
91b 貫通孔
92 仕切板
93 モータ
94 ファン
96 風
100 コーキング材除去工具
101 冷却装置
101a 貫通孔
101b 保冷剤
102 送熱部
102a 貫通孔
110 コーキング材除去工具
112 除去部
113 送熱部
113a 貫通孔
113b 内部空間
114 刃部
114a 内部空間
114b 内周面
115 胴体部
116 底板部
116a 傾斜面
117 側板部
117a 傾斜面
118 底板部
119 側板部
119a 上面
120 コーキング材除去工具
123 送熱部
123a 貫通孔
123b 内部空間
130 凹目地
130a 目地側面
130b 目地底面
131 コーキング材
132 コンクリート
133 外壁材
L1,L3,L6,L7 幅寸法
L2,L4,L5 長さ寸法
1 caulking material removal tool 2 removing portion 2a bottom surface 2b side surface 3 heat transfer portion 3a through hole 3b internal space 4 blade portion 4a inclined surface 4b internal space 4c inner peripheral surface 4d top portion 5 body portion 5a bottom plate portion 5b projecting plate portion 5c inside Space 6 Heater 6a Through hole 6b Infrared lamp 7 Motor 8 Fan 10 Caulking material removal tool 11 Bottom surface removal portion 12 Blade portion 12a Bottom surface 12b Inclined surface 12c Internal space 12d Internal peripheral surface 13 Connection portion 13a Body portion 13a1 Internal space 13b Coupling portion 13b1 Internal space 13b2 Female screw hole 14 Side surface removed portion 15 Blade portion 15a Outer side surface 15b Internal space 15c Internal peripheral surface 15d Inclined surface 16 Connection portion 16a Internal space 16c Through hole 17 Bolt 20 Caulking material removal tool 21 Bottom surface removed portion 22 Blade portion 23 Connection Portion 23a Body portion 23b Coupling portion 23b2 Female screw portion 24 Side removal portion 25 Blade portion 25c Inner peripheral surface 26 Connecting portion 26a Male screw portion 26b Inner peripheral surface 30 Caulking material removal tool 31 Burner 32 Ignitor 33 Ejector 34 Gas cylinder 35 Gas hose 36 Gas cylinder storage Part 36a Internal space 37 Heat transfer part 37b Internal space 40 Caulking material removal tool 41 Burner 42 Ignitor 43 Ejector 44 Gas cylinder 45 Gas hose 46 Partition plate 46a Through hole 47 Heat transfer part 47a Internal space 48 Metal plate 48a Tip part 50 Removal of caulking material Tool 51 Power supply storage part 51b Internal space 52 Removal part 53 Body part 53a Internal space 54 Blade part 54b Internal space 55 DC power supply 56 Nichrome wire 60 Caulking material removal tool 61 AC power supply 62 Power supply storage part 62a Internal space 63 Coil body 64 Coil 65 Removal part 66 blade part 66a inner peripheral surface 66b internal space 67 body part 67a internal space 67b inner peripheral surface 70 caulking material removing tool 71 laser generator 72 laser storage part 72a through hole 72b internal space 73 laser beam 80 caulking material removing tool 81 Control unit 81a Control signal 82 Temperature notification means 83 Heat transfer unit 84 Temperature detector 84a Temperature information 90 Caulking material removal tool 91 Heat transfer unit 91a Internal space 91b Through hole 92 Partition plate 93 Motor 94 Fan 96 Wind 100 Caulking material removal tool 101 Cooling device 101a Through hole 101b Cold insulator 102 Heat transfer part 102a Through hole 110 Caulking material removal tool 112 Removal part 113 Heat transfer part 113 a through hole 113b internal space 114 blade portion 114a internal space 114b inner peripheral surface 115 body portion 116 bottom plate portion 116a inclined surface 117 side plate portion 117a inclined surface 118 bottom plate portion 119 side plate portion 119a upper surface 120 caulking material removal tool 123 heat transfer portion 123a penetration Hole 123b Internal space 130 Recessed joint 130a Joint side 130b Joint bottom 131 Caulking material 132 Concrete 133 Exterior wall material L1, L3, L6, L7 Width dimension L2, L4, L5 Length dimension
Claims (2)
前記除去部に連結された送熱部とを備え、
前記除去部は、平坦な底面を形成する底板部と、前記底板部の幅方向の両端部から上方にそれぞれ突出する側板部と、を有し、
前記底板部及び前記側板部がそれぞれの先端部に平坦な底面に対して鋭角に傾斜した傾斜面を有することにより、前記刃部が尖った形状に形成されており、
前記底板部の前記傾斜面が前記底面に対して鋭角に傾斜した角度と、前記側板部の前記傾斜面が前記底面に対して鋭角に傾斜した角度とが、同じ角度となるように形成されており、
前記底板部の前記傾斜面は、前記側板部の前記傾斜面と連続した面を形成しており、
前記底板部及び前記側板部は、それぞれ中空状に形成されており、
前記底板部及び前記側板部のそれぞれの内部空間を形成する内周面は、前記刃部の外周面に沿うように形成されており、
前記底板部及び前記側板部のそれぞれの内部空間と、前記送熱部の内部空間とは連通しており、
前記送熱部の内部空間内で発生した熱が、前記除去部の前記底板部および前記側板部のそれぞれの内部空間まで送られて、前記刃部の外周面まで伝達されるように形成されたことを特徴とするコーキング材除去工具。 a removal unit having a sharp blade;
a heat transfer unit connected to the removal unit;
The removal section has a bottom plate portion that forms a flat bottom surface, and side plate portions that protrude upward from both ends of the bottom plate portion in the width direction,
The bottom plate portion and the side plate portion each have an inclined surface inclined at an acute angle with respect to the flat bottom surface at their tip portions, so that the blade portion is formed in a sharp shape,
The angle at which the inclined surface of the bottom plate portion is acutely inclined with respect to the bottom surface and the angle at which the inclined surface of the side plate portion is inclined at an acute angle with respect to the bottom surface are formed to be the same angle. cage,
The inclined surface of the bottom plate forms a surface continuous with the inclined surface of the side plate,
The bottom plate portion and the side plate portion are each formed in a hollow shape,
The inner peripheral surfaces forming the internal spaces of the bottom plate portion and the side plate portion are formed along the outer peripheral surface of the blade portion,
The internal spaces of the bottom plate portion and the side plate portion communicate with the internal space of the heat transfer portion,
The heat generated in the internal space of the heat transfer part is sent to the internal spaces of the bottom plate part and the side plate part of the removal part, and is transmitted to the outer peripheral surface of the blade part. A caulking material removing tool characterized by:
前記除去部に連結された送熱部とを備え、
前記除去部は、前記第1刃部を有する底面除去部と、前記底面除去部の幅方向の両端部にそれぞれ連結されており、前記第2刃部を有する側面除去部と、から構成されており、
前記底面除去部は、平坦な底面に対して鋭角に傾斜した傾斜面を有しており、
前記側面除去部は、平坦な側面に対して鋭角に傾斜して、前記除去部の幅方向の内側を向いた傾斜面を有しており、
前記第1刃部は、前記底面除去部が前記傾斜面を有することにより尖った形状に形成されており、
前記第2刃部は、前記側面除去部が前記傾斜面を有することにより尖った形状に形成されており、
前記底面除去部及び前記側面除去部は、それぞれ中空状に形成されており、
前記底面除去部の内部空間を形成する内周面は、前記第1刃部の外周面に沿うように形成されており、
前記側面除去部の内部空間を形成する内周面は、前記第2刃部の外周面に沿うように形成されており、
前記底面除去部及び前記側面除去部のそれぞれの内部空間と、前記送熱部の内部空間とは連通しており、
前記送熱部の内部空間内で発生した熱が、前記底面除去部および前記側面除去部のそれぞれの内部空間まで送られて、前記第1刃部の外周面および前記第2刃部の外周面まで伝達されるように形成されており、
前記底面除去部の幅方向の長さを変更することなく、前記底面除去部の幅方向の両端部にそれぞれ連結された2つの前記側面除去部の間の間隔を調節可能に構成されていることを特徴とするコーキング材除去工具。 a removing portion having a sharp first blade protruding forward and sharp second blades formed at both ends in the width direction;
a heat transfer unit connected to the removal unit;
The removing portion includes a bottom removing portion having the first blade, and a side removing portion having the second blade, which is connected to both ends of the bottom removing portion in the width direction. cage,
The bottom surface removed portion has an inclined surface inclined at an acute angle with respect to the flat bottom surface,
The side-removed portion has an inclined surface that is inclined at an acute angle with respect to the flat side surface and faces inward in the width direction of the removed portion,
The first blade portion is formed in a sharp shape by the bottom surface removal portion having the inclined surface,
The second blade portion is formed in a sharp shape by the side surface removal portion having the inclined surface,
The bottom surface removal portion and the side surface removal portion are each formed in a hollow shape,
The inner peripheral surface forming the internal space of the bottom surface removal portion is formed along the outer peripheral surface of the first blade portion,
The inner peripheral surface forming the internal space of the side surface removal portion is formed along the outer peripheral surface of the second blade portion,
The internal space of each of the bottom surface removed portion and the side surface removed portion and the internal space of the heat transfer portion communicate with each other,
The heat generated in the internal space of the heat transfer section is sent to the internal spaces of the bottom surface removal section and the side surface removal section, and the outer peripheral surface of the first blade section and the outer peripheral surface of the second blade section. is configured to be transmitted to
The space between the two side surface removal portions connected to both ends of the bottom surface removal portion in the width direction can be adjusted without changing the length of the bottom surface removal portion in the width direction. A caulking material removal tool characterized by:
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