JP7153758B1 - 非常用可変指向性アンテナシステム - Google Patents
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Description
また、従来のアンテナパネル1000は、雨や雪が付着することによる部品の特性変動を防止するために、給電回路1200と放射素子1300との全体が、防水性を有するカバー1400によって覆われている。そのため、従来のアンテナパネル1000を屋外に設置した場合、表面積が比較的に大きい反射板1100またはカバー1400が風圧の影響を受けやすい。加えて、従来のアンテナパネル1000は、総重量も比較的大きいので、従来のアンテナパネル1000が取り付けられる伸縮柱への負荷も大きくなる。
また、取り付け方向を変更することにより水平偏波と垂直偏波とのいずれにも対応することができるアンテナパネルを含む非常用可変指向性アンテナシステムを提供する。
さらに、屋外に設置された場合に雨や風による影響を受けにくくするために、比較的に軽量で受風面積の小さいアンテナパネルを含む非常用可変指向性アンテナシステムを提供する。
2つの放射素子が互いに平行に配置された互いに平行な第1のダイポールアンテナを2つと、該第1のダイポールアンテナにそれぞれ接続された給電回路とを含む第1のアンテナ部(3a)と、
前記2つの放射素子と平行に配置されている別の2つの放射素子が互いに平行に配置された互いに平行な第2のダイポールアンテナを2つ、と、該第2のダイポールアンテナにそれぞれ接続された給電回路とを含む第2のアンテナ部(3b)と、
前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とに接続され、駆動部(41)と制御部(42)とを含むチルト可変移相器(4)であって、該駆動部は、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とに対し、前記制御部からの制御信号に従う所定の給電位相で送信機からの出力をそれぞれ給電する、チルト可変移相器(4)と
を含む、少なくとも1つのアンテナパネル(3)と、
前記制御部に接続され、前記給電位相を前記制御部に与えるコントローラ(5)と
を含んでなる、非常用可変指向性アンテナシステム(1)を提供する。
ここで、前記コントローラは、有線または無線によって前記制御部に前記制御信号を送信している態様であることが好ましい。
また、前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとの長さ方向が垂直または水平になるように配置されている態様であることがより好ましい。
さらに、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とのそれぞれに取り付けられた反射板をさらに含み、該反射板は、前記2つの放射素子と前記別の2つの放射素子との長手方向にそれぞれ延在して互いに離間して配置された、複数の金属部材を含む態様であることが好ましい。ここで、前記放射素子を覆う防滴構造をさらに含む態様であることがより好ましい。
加えて、非常用可変指向性アンテナシステムは、複数のアンテナパネルを含む態様であることが好ましい。ここで、前記複数のアンテナパネルは互いに異なる方向に向けて配置されている態様であることや、複数の前記アンテナパネルを互いに90°異なる方向に向けて4面に配置して構成される態様であることがより好ましい。
また、指向性など必要に応じて、アンテナパネルの面数をN面(Nは1以上の整数)とした非常用可変指向性アンテナシステムを提供することができる。例えば、運用開始時にはアンテナパネルを4面含む非常用可変指向性アンテナシステムとして運用し、その後の必要に応じて、指向性を変更しつつ、アンテナパネルの面数を1面として運用する等の変更を柔軟に行うことができる。
なお、本願の出願当初の開示事項を維持するために、本願の出願当初の請求項1~8の記載内容を以下に追加する。
(請求項1)
2つの放射素子が互いに平行に離間して配置された互いに平行な第1のダイポールアンテナを2つと、該第1のダイポールアンテナにそれぞれ接続された給電回路とを含む第1のアンテナ部と、
前記2つの放射素子と平行に配置されている別の2つの放射素子が互いに平行に離間して配置された互いに平行な第2のダイポールアンテナを2つと、該第2のダイポールアンテナにそれぞれ接続された給電回路とを含む第2のアンテナ部と、
前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とに接続され、駆動部と制御部とを含むチルト可変移相器であって、該駆動部は、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とに対し、前記制御部からの制御信号に従う所定の給電位相で送信機からの出力をそれぞれ給電する、チルト可変移相器と
を含む、少なくとも1つのアンテナパネルと、
前記制御部に接続され、前記給電位相を前記制御部に与えるコントローラと
を含んでなる、非常用可変指向性アンテナシステム。
(請求項2)
前記コントローラは、有線または無線によって前記制御部に前記制御信号を送信している、請求項1に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
(請求項3)
前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとの長さ方向が垂直または水平になるように配置されている、請求項1または2に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
(請求項4)
前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とのそれぞれに取り付けられた反射板をさらに含み、該反射板は、前記2つの放射素子と前記別の2つの放射素子との長手方向にそれぞれ延在して互いに離間して配置された、複数の金属部材を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
(請求項5)
前記放射素子を覆う防滴構造をさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
(請求項6)
複数の前記アンテナパネルを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
(請求項7)
複数の前記アンテナパネルが互いに異なる方向に向けて配置されている、請求項1~6のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
(請求項8)
複数の前記アンテナパネルを互いに90°異なる方向に向けて4面に配置して構成される請求項1または2に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
2 取付部材
3、3’ アンテナパネル
3a 第1のアンテナ部
3b 第2のアンテナ部
3a’ 第3のアンテナ部
3b’ 第4のアンテナ部
31、31-1a、31-2a 反射板
32、32-1a、32-2a 放射素子
33、33a、33’a、33’b 給電回路
34a カバー
4、4a、4b、4c チルト可変移相器
41、41a、41b、41c 駆動部
42、42a、42b、42c 制御部
5 コントローラ
6 電力分配器
Claims (8)
- 2つの放射素子が互いに平行に離間して配置された互いに平行な第1のダイポールアンテナを2つと、該第1のダイポールアンテナにそれぞれ接続された給電回路とを含む第1のアンテナ部と、
前記2つの放射素子と平行に配置されている別の2つの放射素子が互いに平行に離間して配置された互いに平行な第2のダイポールアンテナを2つと、該第2のダイポールアンテナにそれぞれ接続された給電回路とを含む第2のアンテナ部と、
前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とに接続され、駆動部と制御部とを含むチルト可変移相器であって、該駆動部は、前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とに対し、前記制御部からの制御信号に従う所定の給電位相で送信機からの出力をそれぞれ給電する、チルト可変移相器と
を含む、少なくとも1つのアンテナパネルと、
前記制御部に接続され、前記給電位相を前記制御部に与えるコントローラと
を含んでなる、非常用可変指向性アンテナシステム。 - 前記コントローラは、有線または無線によって前記制御部に前記制御信号を送信している、請求項1に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
- 前記第1のダイポールアンテナと前記第2のダイポールアンテナとの長さ方向が垂直または水平になるように配置されている、請求項1または2に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
- 前記第1のアンテナ部と前記第2のアンテナ部とのそれぞれに取り付けられた反射板をさらに含み、該反射板は、前記2つの放射素子と前記別の2つの放射素子との長手方向にそれぞれ延在して互いに離間して配置された、複数の金属部材を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
- 前記給電回路を覆う防水用のカバーをさらに含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
- 複数の前記アンテナパネルを含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
- 複数の前記アンテナパネルが互いに異なる方向に向けて配置されている、請求項1~6のいずれか一項に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
- 複数の前記アンテナパネルを互いに90°異なる方向に向けて4面に配置して構成される請求項1または2に記載の非常用可変指向性アンテナシステム。
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JP2021067808A JP7153758B1 (ja) | 2021-04-13 | 2021-04-13 | 非常用可変指向性アンテナシステム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022162805A JP2022162805A (ja) | 2022-10-25 |
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ID=83600544
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5223139U (ja) * | 1975-08-06 | 1977-02-18 | ||
JPH06338717A (ja) * | 1993-03-30 | 1994-12-06 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置およびアンテナシステム |
JPH1065433A (ja) * | 1996-08-15 | 1998-03-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線基地局アンテナ |
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2021
- 2021-04-13 JP JP2021067808A patent/JP7153758B1/ja active Active
Patent Citations (3)
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JPH1065433A (ja) * | 1996-08-15 | 1998-03-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 無線基地局アンテナ |
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JP2022162805A (ja) | 2022-10-25 |
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