JP7150977B2 - 冷却セグメント、非燃焼加熱型香味吸引物品、非燃焼加熱型香味吸引物品の使用方法及び非燃焼加熱型香味吸引システム - Google Patents
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Description
支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含む非燃焼加熱型香味吸引物品用の冷却セグメントであって、
示差走査熱量測定(DSC)において、前記物質の25~200℃の範囲内に存在する吸熱ピークより求めた吸熱量が50mJ/mg以上である。
たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、
前記たばこ含有セグメントよりも下流に配置された冷却セグメントと、
を含む非燃焼加熱型香味吸引物品の使用方法であって、
前記冷却セグメントが、支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含み、
前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度が、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高い。
たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、
前記たばこ含有セグメントよりも下流に配置された冷却セグメントと、
を含む非燃焼加熱型香味吸引物品と、
前記たばこ含有セグメントを加熱する加熱装置と、
を備える非燃焼加熱型香味吸引システムであって、
前記冷却セグメントが、支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含み、
前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度が、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高くなるように、前記加熱装置で前記たばこ含有セグメントを加熱する。
本発明に係る冷却セグメントは、支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含む非燃焼加熱型香味吸引物品用の冷却セグメントである。冷却セグメントとは、非燃焼加熱型香味吸引物品において、たばこを含むたばこ含有セグメントより下流(吸口端側)に位置し、エアロゾル気化成分を冷却するセグメントを示す。ここで、示差走査熱量測定(DSC)において、前記物質の25~200℃の範囲内に存在する吸熱ピークより求めた吸熱量は50mJ/mg以上である。
第一の実施形態に係る冷却部材の一例を図1に示す。図1に示される冷却部材100は、支持体であるシート101上に物質からなる物質層102が設けられている。なお、図1では物質層102はシート101の一方の面上にのみ設けられているが、物質層102はシート101の両方の面上に設けられていてもよい。
第二の実施形態では、フィルタートウの繊維間に顆粒状の物質が充填されることで、フィルタートウ上に物質が担持されている。前記フィルタートウとしては特に限定されないが、例えば酢酸セルロース繊維からなるアセテート・トウ(アセテートフィルター)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ乳酸、ポリビニルアルコール、シリコン樹脂、ナイロン等の合成ポリマー素材や多糖類からなる繊維等が挙げられる。複数のトウは長手方向が一方向に整列するように配置されていてもよく、不規則な方向に向くように配置されていてもよい。
本発明に係る非燃焼加熱型香味吸引物品は、たばこ含有セグメントと、本発明に係る冷却セグメントと、を含む。前記非燃焼加熱型香味吸引物品は本発明に係る冷却セグメントを含むため、初期パフにおけるエアロゾル気化成分の温度を低減できる。本発明に係る非燃焼加熱型香味吸引物品は、たばこ含有セグメント及び冷却セグメント以外にも、他のセグメントを有していてもよい。
本発明に係る非燃焼加熱型香味吸引物品の使用方法は、たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、前記たばこ含有セグメントよりも下流(吸口端側)に配置された冷却セグメントと、を含む非燃焼加熱型香味吸引物品の使用方法である。ここで、前記冷却セグメントは、支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含む。また、前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度は、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高い。
(第一の実施形態)
本発明の第一の実施形態に係る非燃焼加熱型香味吸引システムは、本発明に係る非燃焼加熱型香味吸引物品と、たばこ含有セグメントを加熱する加熱装置と、を含む。前記非燃焼加熱型香味吸引システムは本発明に係る非燃焼加熱型香味吸引物品を含むため、初期パフにおけるエアロゾル気化成分の温度を低減できる。第一の実施形態に係る非燃焼加熱型香味吸引システムは、本発明に係る非燃焼加熱型香味吸引物品と、前記加熱装置とを含めば特に限定されず、他の構成を有していてもよい。
本発明の第二の実施形態に係る非燃焼加熱型香味吸引システムは、たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、前記たばこ含有セグメントよりも下流(吸口端側)に配置された冷却セグメントと、を含む非燃焼加熱型香味吸引物品と、前記たばこ含有セグメントを加熱する加熱装置と、を備える。ここで、前記冷却セグメントは、支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含む。また、前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度が、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高くなるように、前記加熱装置で前記たばこ含有セグメントを加熱する。
物質の吸熱量及び融点の測定は、示差走査熱量計(商品名:DSC7020、日立ハイテクサイエンス製)を用いて行った。物質の吸熱量については、25~200℃の範囲内に存在する吸熱ピークについて測定した。以下に、具体的な測定方法を示す。まず、測定試料を30℃まで加熱し、当該温度で30分保持した。その後、5℃/分の昇温速度で所定温度まで加熱して熱分析を行った。DSC測定結果のデータを図8~10に示す。
(冷却部材の作製)
支持体としての紙(坪量75のグラシン紙、OSTRICHDIA社製、長さ18mm)40g上に、物質としてのマイクロクリスタリンワックス(商品名:HiMic-2045、日本精蝋(株)製)100gを担持した冷却部材を作製した。具体的には、まず前記マイクロクリスタリンワックスを約150℃に温めて溶かした。その中にグラシン紙を完全に浸した。浸した紙を取り出し、空気中にて乾燥させ固化させた。その後所定の大きさに切った。紙上に形成されたマイクロクリスタリンワックスの層の厚みは約50μmであった。なお、前記マイクロクリスタリンワックスの吸熱量を前記方法により測定したところ、82.4mJ/mgであった。また、前記マイクロクリスタリンワックスの融点を前記方法により測定したところ、54℃であった。
市販の非燃焼加熱型香味吸引物品(商品名:マールボロ・ヒートスティック・バランスドレギュラー、フィリップ・モリス社製)を準備した。該非燃焼加熱型香味吸引物品は、図6に示される非燃焼加熱型香味吸引物品600において、冷却セグメント603とセンターホールセグメント604の順序が入れ替わっている以外は、図6に示される非燃焼加熱型香味吸引物品600と同様のセグメント構成を有する。該非燃焼加熱型香味吸引物品のたばこ含有セグメントに相当する部分は、たばこ、エアロゾル生成基材としてのグリセリンを含む。また、該非燃焼加熱型香味吸引物品の冷却セグメントに相当する部分には、冷却部材としてポリ乳酸からなるフィルムが捲縮されたものが配置されている。冷却セグメントに相当する部分からポリ乳酸からなるフィルムを取り出し、代わりに作製した前記冷却部材を捲縮して配置した。また、図6に示される第二の充填層612を取り出した。これにより、評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品を得た。
前記評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品の、冷却セグメントに相当する部分の吸口端側端部から7mm下流の位置に、熱電対を挿入した。該熱電対の挿入により形成された孔から空気が漏れないように、該孔を接着剤で塞いだ。前記市販の非燃焼加熱型香味吸引物品に対応した加熱装置(商品名:iQOS、フィリップ・モリス社製)を用いて、前記評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品のたばこ含有セグメントに相当する部分を40~140℃で加熱し、吸引を行った。吸引は1パフ当たり55ml/2秒とし(1パフは30秒間隔、すなわち2秒間吸引して28秒間待機すること)、計12パフ行った。吸引時間に対する、前記熱電対によって検出された温度の変化を示すグラフを図11に示す。
物質として、表1に示される物質を用いた以外は、実施例1と同様に冷却部材を作製した。また、実施例1と同様に前記物質の吸熱量及び融点を測定した。測定結果を表1に示す。前記冷却部材を用いた以外は、実施例1と同様に評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品を作製し、初期パフにおける冷却性能の評価を行った。結果を図11又は図12に示す。
市販の非燃焼加熱型香味吸引物品(商品名:マールボロ・ヒートスティック・バランスドレギュラー、フィリップ・モリス社製)の冷却セグメントに相当する部分からポリ乳酸からなるフィルムを取り出し、該フィルムについて実施例1と同様に吸熱量及び融点を測定した。測定結果を表1に示す。また、市販の非燃焼加熱型香味吸引物品(商品名:マールボロ・ヒートスティック・バランスドレギュラー、フィリップ・モリス社製)から図6に示される第二の充填層612を取り出し、評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品として用い、実施例1と同様に初期パフにおける冷却性能の評価を行った。結果を図13に示す。
市販の非燃焼加熱型香味吸引物品(商品名:マールボロ・ヒートスティック・バランスドレギュラー、フィリップ・モリス社製)の冷却セグメントに相当する部分からポリ乳酸からなるフィルムを取り出し、また図6に示される第二の充填層612を取り出して、評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品として用いた。また、前記評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品の、冷却セグメントに相当する部分の直前の位置に、熱電対を挿入した。これら以外は、実施例1と同様に初期パフにおける冷却性能の評価を行った。結果を図14に示す。
支持体としての酢酸セルロース繊維で構成されるアセテートフィルター34.3mg、物質としてのマイクロクリスタリンワックス(商品名:HiMic-1045、日本精蝋(株)製)の顆粒(平均粒径:1mm)10.4mgを準備した。前記アセテートフィルターの一方の面から、アセテート・トウの繊維間に前記顆粒を充填し、冷却部材を作製した。前記冷却部材を用いた以外は、実施例1と同様に評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品を作製し、初期パフにおける冷却性能の評価を行った。なお、前記冷却部材を市販の非燃焼加熱型香味吸引物品の冷却セグメントに相当する部分に配置する際に、アセテートフィルターの前記顆粒を充填した側の面が、たばこ含有セグメント側に向くように配置した。結果を図15に示す。
支持体としてのアセテートフィルター35.6mg、物質としてのポリ乳酸の顆粒(平均粒径:1mm)10.3mgを準備した。前記アセテートフィルターのアセテート・トウの繊維間に、前記ポリ乳酸の顆粒を充填し、冷却部材を作製した。前記冷却部材を用いた以外は、実施例7と同様に評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品を作製し、初期パフにおける冷却性能の評価を行った。結果を図15に示す。
物質の顆粒が充填されていないアセテートフィルター44.7mgを冷却部材として用いた以外は、実施例7と同様に評価用の非燃焼加熱型香味吸引物品を作製し、初期パフにおける冷却性能の評価を行った。結果を図15に示す。
本発明は以下の実施態様を含む。
[1]支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含む非燃焼加熱型香味吸引物品用の冷却セグメントであって、
示差走査熱量測定(DSC)において、前記物質の25~200℃の範囲内に存在する吸熱ピークより求めた吸熱量が50mJ/mg以上である冷却セグメント。
[2]示差走査熱量測定(DSC)により求められる、前記物質の融点が200℃以下である[1]に記載の冷却セグメント。
[3]前記支持体がシートである[1]又は[2]に記載の冷却セグメント。
[4]前記シート上に担持された物質の量が、前記シート100質量部に対して250質量部以下である[3]に記載の冷却セグメント。
[5]前記支持体がフィルタートウであり、前記物質の顆粒が前記フィルタートウの繊維間に充填されている[1]又は[2]に記載の冷却セグメント。
[6]前記フィルタートウの繊維間に充填された前記物質の顆粒の量が、前記フィルタートウ100質量部に対して100質量部以下である[5]に記載の冷却セグメント。
[7]たばこ含有セグメントと、[1]から[6]のいずれかに記載の冷却セグメントと、を含む非燃焼加熱型香味吸引物品。
[8][7]に記載の非燃焼加熱型香味吸引物品と、前記たばこ含有セグメントを加熱する加熱装置と、を含む非燃焼加熱型香味吸引システム。
[9]前記加熱装置による前記たばこ含有セグメントの加熱温度が50~400℃である[8]に記載の非燃焼加熱型香味吸引システム。
[10]たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、
前記たばこ含有セグメントよりも下流に配置された冷却セグメントと、
を含む非燃焼加熱型香味吸引物品の使用方法であって、
前記冷却セグメントが、支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含み、
前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度が、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高い非燃焼型加熱型香味吸引物品の使用方法。
[11]たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、
前記たばこ含有セグメントよりも下流に配置された冷却セグメントと、
を含む非燃焼加熱型香味吸引物品と、
前記たばこ含有セグメントを加熱する加熱装置と、
を備える非燃焼加熱型香味吸引システムであって、
前記冷却セグメントが、支持体と、前記支持体上に担持された物質と、を含む冷却部材を含み、
前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度が、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高くなるように、前記加熱装置で前記たばこ含有セグメントを加熱する非燃焼加熱型香味吸引システム。
101 シート
102 物質層
200、300、400、500 冷却セグメント
201、301、401、501 冷却部材
202、302、402、502 ラッパー
600 非燃焼加熱型香味吸引物品
601 たばこ含有セグメント
602 マウスピースセグメント
603 冷却セグメント
604 センターホールセグメント
605 フィルターセグメント
606 たばこ充填物
607 第一のラッパー
608 冷却部材
609 第二のラッパー
610 第一の充填層
611 第一のインナープラグラッパー
612 第二の充填層
613 第二のインナープラグラッパー
614 アウタープラグラッパー
615 マウスピースライニングペーパー
700 非燃焼加熱型香味吸引物品
701 加熱装置
702 ボディ
703 ヒーター
704 金属管
705 電池ユニット
706 制御ユニット
707 凹部
Claims (9)
- 支持体と、前記支持体上に担持された物質からなる物質層と、を含む冷却部材を含む非燃焼加熱型香味吸引物品用の冷却セグメントであって、
示差走査熱量測定(DSC)において、前記物質の25~200℃の範囲内に存在する吸熱ピークより求めた吸熱量が50mJ/mg以上であり、
前記物質層の厚さが30~100μmである冷却セグメント。 - 示差走査熱量測定(DSC)により求められる、前記物質の融点が200℃以下である請求項1に記載の冷却セグメント。
- 前記支持体がシートである請求項1又は2に記載の冷却セグメント。
- 前記シート上に担持された物質の量が、前記シート100質量部に対して250質量部以下である請求項3に記載の冷却セグメント。
- たばこ含有セグメントと、請求項1から4のいずれか一項に記載の冷却セグメントと、を含む非燃焼加熱型香味吸引物品。
- 請求項5に記載の非燃焼加熱型香味吸引物品と、前記たばこ含有セグメントを加熱する加熱装置と、を含む非燃焼加熱型香味吸引システム。
- 前記加熱装置による前記たばこ含有セグメントの加熱温度が50~400℃である請求項6に記載の非燃焼加熱型香味吸引システム。
- たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、
前記たばこ含有セグメントよりも下流に配置された冷却セグメントと、
を含む非燃焼加熱型香味吸引物品の使用方法であって、
前記冷却セグメントが、支持体と、前記支持体上に担持された物質からなる物質層と、を含む冷却部材を含み、
前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度が、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高く、
前記物質層の厚さが30~100μmである非燃焼型加熱型香味吸引物品の使用方法。 - たばこと、エアロゾルを生成するエアロゾル生成基材と、を含むたばこ含有セグメントと、
前記たばこ含有セグメントよりも下流に配置された冷却セグメントと、
を含む非燃焼加熱型香味吸引物品と、
前記たばこ含有セグメントを加熱する加熱装置と、
を備える非燃焼加熱型香味吸引システムであって、
前記冷却セグメントが、支持体と、前記支持体上に担持された物質からなる物質層と、を含む冷却部材を含み、
前記冷却セグメント直前における初回パフでの前記エアロゾルの温度が、示差走査熱量測定(DSC)により求められる前記物質の融点よりも高くなるように、前記加熱装置で前記たばこ含有セグメントを加熱し、
前記物質層の厚さが30~100μmである非燃焼加熱型香味吸引システム。
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